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株式会社エフオン

EF-ON INC.

証券コード 9514EDINETコード E05470電気・ガス業上場日本基準決算 6月30日資本金 23億円法人番号 9010001028064
176億円売上高(FY2025
3.8%ROE
41.9%自己資本比率
50財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は176億円(前年比+0.7%)。営業利益は13億円(営業利益率7.5%)、当期純利益は7億円。総資産446億円に対し自己資本比率は41.9%、ROEは3.8%。電気・ガス業の中央値(ROE 8.7%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは30億円の創出、現金及び現金同等物は54億円。従業員数は284人。直近のFY2026中間期は売上高98億円(前年同期比+11.3%)、純利益3億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3402026-09-04
PER10.2倍
PBR0.38倍
配当利回り2.35%
時価総額(概算)72億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高176億円+0.7%
営業利益13億円+120.0%
当期純利益7億円+151.2%
総資産446億円
純資産187億円
営業利益率7.5%
ROE3.8%
自己資本比率41.9%
EPS33.3円
BPS883.2円
1株配当8円
配当性向24.1%
従業員数284人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

電気・ガス業の分析 →
ROE3.8%中央値 8.7%
営業利益率7.5%中央値 7.0%
自己資本比率41.9%中央値 35.4%
健全性スコア50.0点中央値 54.0

帯は電気・ガス業22社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

10期分
売上高と営業利益率
200億150億100億50億0億2016: 62億20162017: 99億20172018: 110億20182019: 110億20192020: 122億20202021: 131億20212022: 133億20222023: 169億20232024: 175億20242025: 176億20252021: 20%2022: 10%2023: 8%2024: 3%2025: 8%20%0%
営業利益と当期純利益
30億23億15億8億0億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 26億20212022: 13億20222023: 14億20232024: 6億20242025: 13億20252016: 19億2017: 20億2018: 24億2019: 21億2020: 18億2021: 17億2022: 9億2023: 8億2024: 3億2025: 7億25億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
45%34%23%11%0%2016 ROE: 29%2017 ROE: 24%2018 ROE: 22%2019 ROE: 16%2020 ROE: 12%2021 ROE: 10%2022 ROE: 5%2023 ROE: 5%2024 ROE: 2%2025 ROE: 4%2021 営業利益率: 20%2022 営業利益率: 10%2023 営業利益率: 8%2024 営業利益率: 3%2025 営業利益率: 8%2016 自己資本比率: 34%2017 自己資本比率: 42%2018 自己資本比率: 42%2019 自己資本比率: 42%2020 自己資本比率: 39%2021 自己資本比率: 37%2022 自己資本比率: 37%2023 自己資本比率: 40%2024 自己資本比率: 40%2025 自己資本比率: 42%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
50億38億25億13億0億2016: 20億20162017: 45億20172018: 38億20182019: 29億20192020: 28億20202021: 41億20212022: 28億20222023: 37億20232024: 26億20242025: 30億2025
1株当たり指標EPS1株配当
150円113円75円38円0円2016 EPS: 108円2017 EPS: 95円2018 EPS: 111円2019 EPS: 96円2020 EPS: 81円2021 EPS: 77円2022 EPS: 41円2023 EPS: 38円2024 EPS: 13円2025 EPS: 33円2016 1株配当: 5円2017 1株配当: 8円2018 1株配当: 8円2019 1株配当: 8円2020 1株配当: 8円2021 1株配当: 8円2022 1株配当: 8円2023 1株配当: 8円2024 1株配当: 8円2025 1株配当: 8円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
446億円
負債・純資産
負債 259億円純資産 187億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025176億円13億円11億円7億円446億円187億円33.33.8%41.9%
FY2024175億円6億円3億円3億円453億円182億円13.11.5%40.3%
FY2023169億円14億円13億円8億円457億円182億円38.44.6%39.8%
FY2022133億円13億円12億円9億円472億円175億円41.55.2%37.1%
FY2021131億円26億円24億円17億円456億円169億円77.410.4%37.1%
FY2020122億円28億円18億円398億円154億円81.212.0%38.7%
FY2019110億円26億円21億円334億円139億円96.416.2%41.5%
FY2018110億円29億円24億円282億円119億円110.622.2%42.1%
FY201799億円23億円20億円224億円94億円9523.9%42.0%
FY201662億円12億円19億円219億円74億円107.929.1%33.8%
営業CF30億円
投資CF-7億円
財務CF-21億円
現金及び現金同等物54億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Green Energy139億円
Electricity Retail Business35億円
Saving Energy Support Service2億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本テクノ株式会社32.6%
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.7%
3株式会社UH57.4%
4株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.5%
5光通信株式会社2.1%
6CACEIS BANK, LUXEMBOURG BRANCH / UCITS - FULL TAX(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.3%
7株式会社UH Partners 21.2%
8BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.1%
9安部 貢0.7%
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.6%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-12-31)98億円6億円3億円3億円6.0%42.9%12.7
FY2025中間(〜2024-12-31)88億円6億円5億円4億円6.9%18.8
FY2024中間89億円5億円3億円3億円5.2%13.8

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢46歳
平均年間給与662万円
平均勤続年数6.6年
管理職に占める女性比率40%
男女の賃金の差異(全労働者)70.3%
男女の賃金の差異(正規雇用)59.6%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円628百万円
監査役(社外監査役を除く)14百万円114百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容2,032
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社7社、非連結子会社4社によって構成された総合エネルギー・サービス企業(ESCO=Energy Service Company)です。 当社グループは、顧客企業の省エネルギーを支援することを目的とした事業である「省エネルギー支援サービス事業」と再生可能エネルギーによる発電事業である「グリーンエナジー事業」及び「電力小売事業」を営んでおり、各事業の事業内容及び当社グループの各社の事業に係る位置づけは次のとおりです。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 1)省エネルギー支援サービス事業について 省エネルギー支援サービス事業とは、企業等の顧客設備の省エネルギー及び再生可能エネルギーの導入を支援するサービスです。顧客企業のエネルギー使用実態を調べ、省エネルギーの診断を行うとともに、診断結果に基づいて、実際の省エネルギー対策設備及びシステムの設計や施工、その後の運用までを一貫して行います。また、総合エネルギーマネジメントとして、顧客企業のエネルギー使用状況の把握、削減計画の策定、運用・設備改善の実施、削減状況の測定といったサービスのほか、再生可能エネルギーの導入支援、二酸化炭素の管理・削減のコンサルティング等のサービスを提供しております。 2)グリーンエナジー事業について グリーンエナジー事業は、再生可能な自然エネルギーを電力に転換する事業です。二酸化炭素の排出削減等の社会的な環境改善ニーズに対応し、再生可能エネルギーの中で特に木質バイオマス(注1)をエネルギー源とした環境価値の高い発電所の開発、建設及び運営を行います。当社グループでは、現在、FIT(注2)の設備認定を受けたエフオン日田、エフオン豊後大野、エフオン壬生、エフオン新宮の木質バイオマス発電所が稼働しております。なお、2023年1月よりエフオン白河がFIP制度(フィードインプレミアム(Feed-in Premium))(注3)に移行しております。木質バイオマス発電所の運営及び木質バイオマス燃料供給に関しては、その専門会社としてエフバイオスが当たり、廃木質材や森林資源の有効活用を通じてグリーンエナジー事業の中核を担っております。我が国の国土はその相当部分に未利用の林産資源があり、当社グループではこの活用に注目し資材として高強度のエンジニアリングウッドの開発や新たな樹種の資源化を推進しております。このため、山林事業において植林・育林・素材生産のサイクルを維持する山林経営を軸に、森林資源の可視化や二酸化炭素吸収量の測定のほか各種の調査研究に取組んでおります。(注1)木質バイオマスバイオマスとは、生物資源(bio)の量的(mass)を表す概念で「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」とされています。木質バイオマスは、樹木に由来する有機物であって、エネルギー源として利用できるものをいいます。当社グループが手掛ける新エネルギーによる発電事業は、製材所や木工加工メーカー等から排出される廃材や、建築解体現場から排出される建築廃材等を、選別、破砕した木質チップを発電用燃料とするものです。バイオマス資源は、植物が光合成によって空気中の二酸化炭素を取り込んで成長するため、バイオマスの燃焼により放出される二酸化炭素は、地球規模において二酸化炭素のバランスを崩さない「カーボン・ニュートラル」であるとされています。また、バイオマス資源は、石油などの化石燃料とは違い、適正な管理を行えば半永久的に枯渇することなく利用可能な「再生可能資源」として注目されています。(注2)FIT…固定価格買取制度(Feed-in Tariff)(注3)FIP制度(フィードインプレミアム(Feed-in Premium))再生可能エネルギー電気の導入促進を図るため2012年に施行されたFIT制度(固定価格買取制度 Feed-in Tariff)が電力市場とは切り離されていることから、電力の需要と供給のバランスにより価格が決まる電力市場の価格と連動した発電を促す制度として2022年4月に開始された制度。再生可能エネルギー発電事業者に対し市場価格とFIT価格との差額を一定の条件のもとプレミアム(補助額)として支給するもの。 3)電力小売事業について 電力小売事業は、電力の需要と供給を最適化しエネルギーの社会全体の効率性を改善することを目的として、電力の小売及び市場取引を行う事業です。当社グループの木質バイオマス発電所で発電された環境負荷の低い電力を顧客に供給しております。 当社グループにおける各事業と事業会社の関係は次のとおりです。事業系統図(当連結会計年度における事業の状況)
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,293
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「エネルギーの黒子であろう」という企業理念のもとで、「人のための省エネ、人々のための再エネ」をベースコンセプトに、効率的なエネルギー利用と自然由来のエネルギー供給を通じて現代の課題に取り組んでおります。 省エネルギーの推進と国産再生可能エネルギーの利用により、温暖化ガスの発生量の低減、一次エネルギー純輸入量の削減、人間とそれ以外の自然環境との両立を継続することを目指してまいります。当社グループの推進する木質バイオマス発電は、森林資源や林業の活用、協力が不可欠であり、バイオマス利用の積極化を推進することで資源の有効利用、地域経済の活性化に取組んでおります。 また、森を育て、木の素材としての価値を最大限活用するとともに、用材に不適な間伐材や端材をエネルギーとして有効利用することで、持続的な社会の実現に貢献してまいります。(2)経営戦略等 当社グループでは、国内産の木質チップを燃料として二酸化炭素の排出量の極めて少ない木質バイオマス発電による再生可能エネルギー電気の製造販売を主軸とした事業展開をしております。再生可能エネルギーは循環して繰返し再生産が可能なエネルギーであることから、発電所の立地する地域経済の活性化や山林保全に寄与するとともに、持続可能な循環型の社会の構築に貢献するものと考えております。 当社グループの木質バイオマス発電所は、現行、FIT・FIP制度に基づく電力販売を実施しておりますが、本制度は新設発電所で送電開始から20年間の販売方式を担保するもので、当該期間の安定的な燃料確保を進めることが重要な施策であると認識しています。我が国の国土は約70%が山林であると言われておりますが、一方でその山林、立木所有者が高齢の域にあり、また、地域によっては伐採する事業者も同様に次世代の後継に苦慮していること、そのことから林産事業者の経験、ノウハウ等が次世代に継承されず断絶の恐れのあること等が問題となっております。山林経営は、その運営上、かなりの長期間にわたり事業の継続が必要であり、木材素材の販売に加え間伐材や低品位木材を燃料として活用できる点では当社グループの事業との関連性は極めて重要なものであると考えております。このため、当社グループでは山林経営に着手し山林事業の収益性の確保を機械化を中心に効率的に実現させてまいります。 また、発電所のFIT・FIP制度の適用期限後について、制度外での環境負荷の少ないクリーンな電気を直接顧客へと供給する方法として、電力小売事業を展開し本来の再生可能エネルギー電気の活用を促進、拡大していくことが必要と考えております。 こうした中、当社グループでは以下の活動を通じて、さらなる事業の発展と社会貢献を果たしていくことを中長期の経営戦略としています。 「省エネルギー支援サービス事業」においては単なる機器の更新だけではなく、生産・業務システムとしてのエネルギー効率改善を支援してまいります。行政の求める省エネ基準を満たし助成制度を利活用することにより、国全体のエネルギーの節約に貢献するとともに顧客にとっては初期投資額の抑制を実現する提案をサービスの要点として展開してまいります。 「グリーンエナジー事業」においては、山林経営を含め木質バイオマス関連分野への投資を拡大してまいります。次世代の担い手である若い人たちに林業という産業の魅力と意義を継承し、発電事業はもとより山林事業の収益性の確保を実現することで長期の事業基盤を整備してまいります。 「電力小売事業」においては、当社グループ発電所で発電した再生可能エネルギー電気を環境価値とともに顧客へ供給する活動を通じて、持続可能なエネルギーの利用を促進してまいります。 近年、気候変動に係る温暖化ガス排出に関する意識の高まりから世界各国企業に対して、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)からの提言が公表されるなど、企業が取組むべき持続可能な社会の実現に向けた戦略、行動課題や進捗、評価等の情報開示について、関心が高まりつつあります。当社グループでは、省エネルギー支援、木質バイオマス発電、山林経営、電力小売りの各事業を通じて、持続可能な自然由来の再生可能エネルギー電気の供給と消費エネルギーの抑制に貢献する事業を営んでおり、気候変動を重要な社会課題ととらえています。TCFD提言に則り気候変動のリスクや機会、シナリオ等について分析と議論を進め、今後、当社グループ取組や戦略について順次公表するよう努めてまいります。 当社グループは、環境に優しく国産の持続可能な資源によるエネルギー創出に資するべく、既存設備については発電所のさらなるオペレーティング技術の向上、適切な設備保守、最適燃料使用比率の追及をテーマに人材育成や地元の林業、木材関係者らとの協力体制の整備、強化を図ってまいります。新たな発電所の開発については、開発案件の立地調査、燃料調達ネットワークの構築等に精力的に取組み、継続的な開発着手を遂行してまいります。二酸化炭素フリーで安定的な電力の供給と地元関連産業の活性化を推進していくことが社会貢献につながり企業価値の向上に資するものと考えております。 (3)経営環境 当社グループの営む事業の主力は、主に国内産の木質チップの燃焼により得られる電力の製造とその環境付加価値を含む電力の販売です。木質チップ発電所の高稼働を維持するとともに、さらなる電力小売り契約量の拡充を目指してまいります。 これらの事業を安定的かつ持続可能に、また、顧客やその他のステークホルダーの環境保全にとって意義のある取組とするため、国内の山林資源の流通促進を強化していく必要があるものと考えております。山林事業においては、育林、伐採、加工を効率的かつ機能的に遂行するため人員や機材を拡充し業容を充実させてまいります。これらの事業全体を一体的に組立て、それぞれが収益を生む事業として育成していくことが喫緊の課題と認識しております。 近年、地球環境の維持を目的として企業活動に対し計画的な環境維持施策の推進が求められております。当社グループの営む事業が、こうしたニーズに対応できるよう事業環境の整備推進を積極的に進めてまいります。(省エネルギー支援サービス事業) 省エネルギー支援サービス事業では、顧客の要望する省エネルギー施策の実現に向け、生産設備の老朽化対応としての省エネルギーを推進した設備の導入、更新等の建設工事を含めた売上獲得に注力してまいります。次期の見通しでは外部売上高の増収、セグメント全体としての利益については一定程度の水準を維持してまいります。 (グリーンエナジー事業) グリーンエナジー事業では、エフオン新宮発電所の稼働率を回復しグループ発電所すべての安定的な高稼働を維持してまいります。また、山林経営を通じて木質マテリアルの循環型で持続可能な事業への展開を発展させてまいります。事業環境の様々な変化に対応するため、グループ各発電所の木質チップ燃料使用量全体の低減や、木質バイオマス発電所の運営ノウハウの蓄積に努めるとともに、山林資源の効率的な利用を向上させてまいります。チップ加工設備を有するエフオン豊後大野、エフオン壬生発電所、エフオン新宮発電所地域での原木の受入量を増加させ、未利用木質チップの内製化を推進してまいります。5基の木質バイオマス発電所の相互協力体制を強化し、グループ発電所のスケールメリットを活用したコスト削減やメンテナンス情報を共有、蓄積化することで、さらなる運営ノウハウの研鑽を推進していく方針です。 (電力小売事業) 電力小売事業では、グループ子会社の発電する環境負荷の低い電力を通じて、持続可能な社会への貢献を目指しております。当社グループでは、山林事業で生じる森林資源を有効活用し、その一環として、これまで利用が難しかった一部の素材不適格な木材を、木質バイオマス発電の燃料として利用しています。これにより、顧客の利用する電気エネルギーの温室効果ガス排出量を低減することに貢献いたします。 また、伐採した跡地に新たに植林を行うことで、空気中の二酸化炭素の削減と酸素の供給を促進し、これらが循環的に作用することで持続可能なエネルギーの創出を実現しております。さらに、環境負荷の低い電力を一定期間継続してご提供できるメニューを開発するとともに、顧客の事業活動が自然環境に与える影響を緩和する方策についても、積極的に推進してまいります。 私たちは、これらの取組を通じて、お客様とともに、より良い未来を築いていきたいと考えております。 これらの活動を通じて2026年6月期の業績については、連結売上高19,500百万円、連結営業利益1,760百万円、連結経常利益1,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,070百万円を見込んでおります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの主力事業である電力小売事業とグリーンエナジー事業のさらなる飛躍のため、木質バイオマス発電所の安定的な高稼働と環境付加価値を含む電力販売の拡充を進めてまいります。 木質バイオマス発電所運営に関しては燃料調達に係る経費の削減に努めるとともに必要量の確保により事業収益を向上させていくことが喫緊の課題と認識しています。また、収益面で苦戦している山林事業で施業地の獲得拡大及び機械化を進め、生産量の向上と経費の合理的な削減が課題であると認識しています。 このため、これらを担う専門的な人員の確保、教育、業務の実践を継続することが重要な経営課題であると認識しております。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、事業分野毎の収益性だけでなく、グループ全体での収益を最大化することが重要であると認識しております。これまで蓄積した省エネルギーや木質バイオマス発電所運営に関するノウハウを活用、展開することで、さらなる業績の拡大を目指してまいります。このため、連結での売上高及び営業利益率を重要な経営指標と考えております。
事業等のリスク4,490
3【事業等のリスク】 「事業等のリスク」には、当社グループの財政状態、経営成績並びに現在及び将来の事業等に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが入手可能な情報等に基づいて判断したものです。① 省エネルギー支援サービス事業について 省エネルギー支援サービス事業は、対象施設全体のエネルギー使用状況に関する調査・診断、コンサルティングから施工、維持管理、その後の効果の測定・検証の提供までを一貫して行います。実施した省エネルギー対策について、設備の安定稼動のためメーカー及びメンテナンス会社と十二分に協議を重ね、保守・点検を実施しております。しかしながら、当社グループの想定外の理由に伴い、計画した保守・点検業務を行うことができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② グリーンエナジー事業(再生可能エネルギーによる発電事業)について 当社グループの運営する発電所は、主に2012年7月に施行されたFITに基づく発電事業を営んでおります。この制度を背景として、現在、木質バイオマス発電所を大分県日田市及び豊後大野市、栃木県下都賀郡、和歌山県新宮市で操業しております。FITの電力買取条件については、調達価格等算定委員会にて調達買取価格等について検討がなされ年度ごとに見直しが行われます。同制度にて発電設備認定を受け決定された調達期間(日田発電所は2013年3月認定を起点として約14年、豊後大野発電所は2016年7月送電開始を起点として20年、壬生発電所は2016年度FIT認定、送電開始を起点として20年、新宮発電所は2018年度FIT認定、送電開始を起点として20年)及び調達買取価格は調達期間中に変更されることはありませんが、新設発電所の調達買取価格は、同制度の適用決定時期により当初計画された事業計画の価格と乖離する可能性があります。その場合、当社グループの事業計画に影響を及ぼす可能性があります。また、政策の転換等により既存の発電所が同制度の適用を受けられなくなった場合、同じく当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅰ 木質バイオマス燃料の確保について 木質バイオマス発電所の運営においては、安定的な燃料を確保することが重要です。当社グループが燃料として使用する木質バイオマス燃料は、伐採木材、製材所や木工加工メーカー等から排出される廃材、建築解体現場から排出される建築廃材等を粉砕加工したものです。当社グループは、木質バイオマス燃料製造会社(以下、「燃料製造会社」)から木質バイオマス燃料を購入いたしますが、自然災害等の不測の事態により燃料製造会社から木質バイオマス燃料の供給が中断する場合や燃料価格の高止まり又は著しい高騰等の事象が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅱ 木質バイオマス燃料の品質の確保について 木質バイオマス発電所の運営においては、安定的な燃料量を確保することと共に、その品質の安定化が重要です。当社グループは、調達する木質バイオマス燃料の品質に関し燃料製造会社と契約書や合意書を取り交わしておりますが、想定された規格に満たない品質の燃料、もしくは燃料に異物が混入した場合には、発電設備に損傷を与える可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅲ 設備の安定稼動について 木質バイオマス発電所の運営においては、設備が安定稼動するようにメーカー及びメンテナンス会社と十二分に協議を重ね、保守・点検を実施し、運営を行っております。しかしながら当社グループの想定外の事態が発生し設備が損傷した場合、計画した発電を行うことができず当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⅳ FITの木質バイオマス発電事業の売上総利益率について FITの木質バイオマス発電では、未利用木材、一般木材、リサイクル木材の混合割合により電力販売単価が変動します。電力販売単価の計算は、これらの木質チップの熱価量、水分量、購入量等により定められた方法によりバイオマス比率を計算し、電力量の加重平均により求めます。これらの要素は燃料が自然由来のものであるため常に変動することから、ある特定の期間の売上総利益率が変動する可能性があります。 ⅴ FIPの木質バイオマス発電事業について 当社グループのエフオン白河発電所は、2023年1月にFIPに移行いたしました(FIP有効期間:白河発電所は2013年3月認定を起点として約14年)。FIPの売電価格は一般社団法人日本卸電力取引所の取引価格を参照してプレミアム価格が決定されるため、同取引価格が大きく変動した場合プレミアム価格も変動し当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ 電力小売事業ⅰ 電力取引について 電力小売事業は、「電気事業法」に基づく事業であり、同法やその他電力小売事業に関連する法条例の改正により電力の販売や購入に関する制度が改定され事業基盤の構造に重大な変化が生じた場合、また、電力取引の元となる一般社団法人日本卸電力取引所の取引価格が大きく変動した場合のほか、一般送配電事業者との送受電取引において結果として計画値と大幅に異なる電力量の取引が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。ⅱ 電力先物取引について 電力小売事業では、市場価格で調達する電力が価格変動の影響を受けます。特に市場価格が高騰した場合、電力仕入額が増加しキャッシュ・フローを悪化させるため、販売契約電力量の一定量について株式会社東京商品取引所(以下「TOCOM」という)を通じた電力先物取引で調達の安定化を図っております。このため期末日時点での市場価格と未到来の電力先物取引価格の差が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。ⅲ 電力の需給について 電力小売事業者は販売電力の需給バランス(販売量と仕入量)の同調を義務付けられており、事前に計画した需給量と実際の需給量に乖離が生じた場合、差分精算(インバランス料)により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害及び不測の事故等について 当社グループが保有する木質バイオマス発電所やその他の事業用設備について、自然災害、人為的なミス、テロ、燃料供給の中断又はその他の不測の事態により、事業運営や事業計画に支障を来たし、ひいては顧客企業、周辺地域に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの所有する山林事業施業地について、地滑り、山火事、その他の災害により林産物が毀損する事態が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 国のエネルギー政策の転換又は国際社会情勢の変化について 現在、我が国はエネルギー政策基本法に基づき省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入を進めております。国際社会においては、気候変動に関する国際連合枠組条約に基づき、温室効果ガスの削減に関し実効性のある取組みを推進するとともに、目標値が定められ目標を達成するための国内対策の義務を負うこととなりました。 我が国のエネルギー政策は、今後様々な分野で変革が進行すると予想されます。これらの基本方針や施策の変更により、当社グループの事業運営や業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 法的規制について 当社グループの事業の一部は、「電気事業法」による規制を受けており、本法規を遵守する義務があります。 当社グループがこれら法律及び規制を遵守できなかった場合には、当社グループの事業運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、当社の役員、従業員及び子会社従業員に対するインセンティブを目的としてストックオプション制度を導入しております。会社法第236条、第238条及び第240条の規定に基づく新株予約権を当社の役員、従業員及び子会社従業員に対して付与する場合があり、付与される新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。 ⑧ 大株主の状況について 当社の筆頭株主である日本テクノ㈱は2025年6月30日現在、当社の発行済株式総数の32.58%を所有しております。このことから同社による当社株主総会での議決権行使が、当社の事業運営等のガバナンスに影響を与える可能性があります。しかしながら、今後の新たな省エネルギー及び再生可能エネルギーに関するビジネス展開を拡充していく点で、同社との協調関係を構築することは当社の企業価値向上に資するものであり、株主の皆様の利益向上にもつながるものと考えております。なお、当社の事業活動において、同社からの制約は無く、事業運営上の独立性は確保されていると認識しております。 ⑨ 有利子負債依存度について 当社グループは、運転資金、設備投資資金について金融機関及びリース会社から調達しております。このため総資産に占める有利子負債(借入金)の割合が2025年6月30日現在で49.4%と高い水準にあります。今後、有利子負債依存度が高い状態で金利が上昇した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ シンジケートローンについて 当社の子会社の一部は、発電所建設資金の調達を行うためシンジケートローン契約を締結しております。当該契約には財務制限条項が付されており、これらの条項に抵触し、当該債務の一括返済を求められた場合、当社グループの財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑪ 感染症の拡大について 現段階で治療法の確立していない感染症等に当社グループの役員、従業員及び子会社従業員が罹患した場合、さらなる感染症拡大防止措置として罹患者と接触のあった者の隔離のため、事業運営に支障を来たし当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、そのような感染症等が当社グループの事業所地域に広範囲に広がった場合、当社グループの各事業所が必要とする部材、燃料等の物流が停滞する、ないし行政の命令・要請等による業務の制限等により事業運営に支障を来たし当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ その他の偶発的なリスクについて 当社グループは、得意先の信用不安等のリスクに備えていますが、その他の要因も含め偶発的な事象に起因する取引先の事業環境等の変化により、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,381
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況(経営成績) 当連結会計年度におけるわが国経済は、異常気象が常態化し農作物の収穫に影響を与えたことや継続する円安傾向から様々な物品の値上がりが続き、国民生活は厳しさが増す状況が続きました。こうした中、物価上昇に応える賃上げ要求に対し大手企業を中心に賃金の上昇がみられたものの、企業の経営面ではコスト上昇分の製品・商品・サービス等への価格転嫁や人手不足の解消のほか、対米関税の先行き等から今後の業績見通しに関する不安感が増大する状況が継続しております。 当業界においては、日本卸電力取引市場の取引単価は比較的低い水準で安定的に推移いたしました。このため、市場価格連動で電力需給契約を締結している顧客は、メリットを享受することが出来ました。一方、一般需要家の電力料金については、電力価格が上昇する夏季、冬季に政府による価格激変緩和措置が実施され一定の支援が継続いたしました。このほか業界全体の流れとしては、第7次エネルギー基本計画においてエネルギー自給率の向上を目指し脱炭素電源の最大限の活用の必要から、原子力発電に対する方針の活用に転換することとなりました。しかし、原子力発電所の再稼働は容易ではなく、今後とも多くの課題を克服する必要が生ずるものと思われます。 このような状況のもと、当社の省エネルギー支援サービス事業に関しては、売上高、セグメント利益が前連結会計年度と比較してやや減少したものの、今後も引続き顧客の要望にしっかりと応えてまいります。 グリーンエナジー事業における発電事業においては、エフオン新宮発電所が燃料調達不足により発電出力を抑制した運転をしたことから売上高は減収となりましたが、その他の発電所の稼働状況は極めて順調に推移し利益面では大幅に改善し増益となりました。また、本セグメントのセグメント情報の内部売上高又は振替高はグループ内発電所の発電した電力のうち、親会社エフオンの電力小売事業で外部顧客あてに販売した電力の仕入れに該当するものであり、前期に比べ大幅に増加しております。 当社の営む電力小売事業では、電力販売契約数の獲得に注力し大幅に売上高を伸ばしたことで販売強化に基づく人員増強に係る販売管理費の増加を克服し収益面においても増益となりました。 これらの結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高17,599百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益1,320百万円(前年同期比119.9%増)、経常利益1,103百万円(前年同期比218.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は706百万円(前年同期比151.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 (省エネルギー支援サービス事業) 当連結会計年度においては、新規受注、継続プロジェクトの業績はやや減少したものの堅調に推移しており一定の利益水準を維持しております。 当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高では204百万円(前年同期比4.3%減)、セグメント利益は38百万円(前年同期比24.5%減)となりました。 (グリーンエナジー事業) 当連結会計年度におけるグリーンエナジー事業は、エフオン新宮発電所が燃料不足による出力抑制で通常出力の約60%で稼働したことでグループ発電所全体での送電量が大幅に減少いたしました。一方、木質チップ燃料に関し燃料調達量及びコストは高い状態が継続いたしましたが、一部の発電所では前期と比較して未利用木材の調達が好転し収益改善に寄与いたしました。このほか、収益改善に寄与した項目では、エフオン日田発電所が2年連続稼働を行っておりグループ全体のメンテナンス費用の負担額が大幅に減少したこと、山林事業における伐採委託に係る費用、燃料調達に係る海上輸送費、港湾荷役費が遠方からの調達を控えたため減少しております。 当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高で16,218百万円(前年同期比3.4%減)、セグメント利益1,214百万円(前年同期比93.5%増)となりました。 (電力小売事業) 当連結会計年度においては、顧客に販売する契約電力量の拡充に尽力し売上高を大幅に伸ばすことが出来ました。電力需給契約は毎年4月から翌年3月を契約期間とすることが多く、契約期間中の獲得は難しいため本事業セグメントを担う人員増により人件費を含めた販売管理費増加が先行し減益となっておりましたが、当連結会計年度の最終四半期において一定量の契約数が確保でき黒字化を達成いたしました。今後ともグループ発電所が発電する電力をトレーサビリティ付の非化石証書と合わせグリーン電力として顧客へ販売する取り組みを推進するとともに、販売契約電力量の拡充を推進してまいります。 当連結会計年度の本事業セグメントの業績は、売上高で3,604百万円(前年同期比61.9%増)、セグメント利益130百万円(前年同期比1,881.5%増)となりました。 (財政状態)(資産) 当連結会計年度末における資産合計は、現預金、貯蔵品等の棚卸資産が増加したほか、電力小売事業に係る売掛金が増加いたしました。一方、固定資産では山林事業に係る土地が増加したものの、その他の主に発電所に係る資産は減価償却費の計上により減少しております。これらにより、資産合計は前連結会計年度より686百万円減少し、44,576百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、電力事業の業容拡大に基づき未払金、当期純利益の増加により未払法人税等が大幅に増加しておりますが、借入金の返済により長期借入金が減少し、全体としての負債の合計は、前連結会計年度より1,136百万円減少し25,891百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加のほか、株式報酬制度導入に係る自己株式の取得により、前連結会計年度より450百万円増加し、18,684百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ192百万円増加し、5,402百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は2,985百万円(前年同期2,578百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益が大幅に増加したほか、電力小売事業に係る売掛金の増加による売上債権の増減額や子会社発電所設備や山林事業に係る施業機械設備の減価償却費、木質チップ燃料及び定期メンテナンスに係る部品等の棚卸資産の増減によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、682百万円(前年同期630百万円の支出)となりました。主に山林事業の施業地拡大に伴う土地、立木の増加のほか、子会社発電所の設備改修に係る有形固定資産の取得による支出です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,110百万円(前年同期745百万円の支出)となりました。主な要因は、各発電所の発電所建設資金に係る長期借入金の返済による支出です。 ③ 生産、受注及び販売の実績(生産実績) 省エネルギー支援サービス事業では、サービスの提供にあたり製品の生産は行っておりませんので、生産実績について記載すべき事項はありません。グリーンエナジー事業における生産は、それぞれの事業における発電所の発電であり、その実績は次のとおりです。セグメントの名称発電実績(MWh)前年同期比(%)グリーンエナジー事業560,84695.1合計560,84695.1(注) グリーンエナジー事業の発電実績は、エフオン日田、エフオン白河、エフオン豊後大野、エフオン壬生、エフオン新宮の5基の発電所より送電された電力です。 (受注実績) 省エネルギー支援サービス事業においては、顧客の需要に応じてサービスを提供いたします。また、グリーンエナジー事業においても、顧客の需要に応じてサービスを提供いたします。いずれも、受注販売の方式を採用しておりませんので、受注実績について記載すべき事項はありません。 (販売実績) 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)省エネルギー支援サービス事業204△4.3グリーンエナジー事業13,855△8.3電力小売事業3,53964.0合計17,5990.7(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売高に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)九州電力送配電株式会社6,14735.16,52537.1東京電力パワーグリッド株式会社3,88622.24,14423.6関西電力送配電株式会社3,68721.12,38613.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容(経営成績等) 当連結会計年度の省エネルギー支援サービス事業においては、省エネルギー設備の維持を管理する契約で外部顧客あて売上高は前期同様の水準で推移いたしました。本事業セグメントでは、温暖化ガスの排出量削減の機運を反映し設備の改善、更新等の施工工事請負へと変化してきております。顧客の求めるエネルギー利用の効率化のほか、施工工事全体のコスト低減、工事品質の管理といった分野において、当社グループがこれまで培ったノウハウを十分に発揮し信頼を獲得できるよう万全の体制で臨んでおります。しかしながら、当連結会計年度の経営環境は、資材・エネルギー価格の高止まりのほか、労働力不足等の要素が素材や部品の調達、施工に影響を及ぼしております。 グリーンエナジー事業においては、エフオン新宮発電所において木質チップ燃料の調達に課題を抱えております。同発電所の蒸気を利用した木材乾燥サービスを通じて、地元製材事業者との協業を推進し燃料調達の新たな窓口を開拓してまいります。その他の発電所では未利用材の調達量及び品質が前期に比べ改善し収益向上に寄与いたしました。山林事業では、施業地の取得や効率化のための設備機器の拡充のほか、次世代を担う人員の確保・育成に尽力しております。当社グループの発電所の近隣を含め全国で約4,800ha(東京ドーム1,000個分程度)の施業地を確保し、事業部全体で85名が施業、搬出、植林、計画、材積・CO2吸収量推計、事務等の業務に従事しております。 電力小売事業においては、当社グループの発電所が発電するFIT・FIP電力をグリーン電力として顧客へ販売する取組を拡大させております。当連結会計年度では、2025年4月に電力販売契約を大幅に積上げ事業収益の改善に努めた結果、増収増益を達成しております。 当社グループでは、我が国の豊かな自然環境から生ずる木材素材を有効に活用するため、山林事業で植林・育林・素材生産のサイクルを維持し木材マテリアルとしての価値のほか、素材不適格木材は木質バイオマス発電により再生可能エネルギーへと変換して、温暖化ガス排出量の極めて低い電力を顧客へとお届けする持続可能な事業を確実なものへと発展させてまいります。 これらの結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりの結果となりました。 (当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因) 当連結会計年度においては、エフオン新宮発電所の木質チップ燃料の調達難により、発電所の出力を抑制する対応を取りました。発電所稼働率は、約60%と通常時に比べ低下したことで売上高が減ずる結果となりました。そのため当社グループは安定的な高稼働を維持するため、新規サプライヤーとの契約強化、物流コストの最適化、山林事業による自給率の向上を推進します。 また当社グループでは、主力となる木質バイオマス発電の安定的な高稼働を維持する事業基盤構築のため、グループの持つノウハウや設備機器、インフラを効率的に活用し、さらなる発展へとつなげてまいります。そのため、入口となる木材資源の有効利用を山林事業が、また、出口となる環境負荷の低い電力の販売を電力小売事業が担い持続可能なサイクルを整備していくことが社会に貢献し企業価値の向上につながるものと考えております。 こうした経営戦略を実践していく過程では、気候温暖化対策に関する顧客企業の価値観の方向性や、国の政策としてのエネルギーミックス、森林環境保全や都市インフラ再構築に関する木材利用の環境価値の枠組みのほか、持続可能な社会の構築に関する意識改革等の施策が重要な要因となると考えます。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、当連結会計年度の収益増加による資金収入が相当程度回復し営業活動によるキャッシュ・フローが増加いたしました。一方で財務活動における新たな借入金は前連結会計年度と比較して大幅に減少し、期末時点の現金及び現金同等物はやや増加する結果にとどまりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が大幅に増加し資金の増加に寄与した一方、電力小売事業の拡大に伴う売上債権の増加や発電事業の燃料棚卸資産の増加による資金の支出も増加いたしました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、主に山林事業に係る施業地や施業設備機器の取得を継続的に行っており前連結会計年度と同様、設備投資に係る支出を実施しております。 また、財務活動によるキャッシュ・フローでは長期借入れによる収入が減少し全体としての支出は、長期借入金の返済により資金の支出が増加いたしました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、木質バイオマス発電所の安定稼働に必要な施策や山林事業の領域拡大に必要な投資支出と、グループ全体の出入のバランスを考慮し事業の継続発展に遂行上必要な資金の確保維持を推進してまいります。 ③ 重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
セグメント情報2,950
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績評価をするために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 当社の事業区分は、当社の内部管理上採用している区分をベースに、顧客企業のエネルギー使用実態の調査・診断及び省エネルギー設備の施工・運用等を行う「省エネルギー支援サービス事業」と、木質バイオマス等の新エネルギーによる発電を行う「グリーンエナジー事業」及び「電力小売事業」の3つを報告セグメントとしております。 当連結会計年度から、従来報告セグメントに含めていなかった「その他」について量的な重要性が増したため、報告セグメント「電力小売事業」として記載する方法に変更しております。 なお、前連結会計年度のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表の作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメント合計 省エネルギー支援サービス事業グリーンエナジー事業電力小売事業売上高 顧客との契約から生じる収益21315,0792,07417,366一時点で移転される財227020725一定の期間にわたり移転される財19114,3762,07416,641その他(注)-2283106外部顧客への売上高21315,1012,15817,473セグメント間の内部売上高又は振替高-1,680671,748計21316,7822,22519,221セグメント利益516276685セグメント資産3642,34923942,625その他の項目 減価償却費52,26632,275有形固定資産及び無形固定資産の増加額-752-752(注) 「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」等により、国が定める値引き単価による電気料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金83百万円を「その他」に区分しております。 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメント合計 省エネルギー支援サービス事業グリーンエナジー事業電力小売事業売上高 顧客との契約から生じる収益20413,8303,49717,532一時点で移転される財227480770一定の期間にわたり移転される財18113,0813,49716,761その他(注)-254166外部顧客への売上高20413,8553,53917,599セグメント間の内部売上高又は振替高-2,362652,428計20416,2183,60420,027セグメント利益381,2141301,383セグメント資産6341,85259942,515その他の項目 減価償却費02,27022,273有形固定資産及び無形固定資産の増加額-9071909(注) 「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」に基づき実施される「電気・ガス価格激変緩和対策事業」等により、国が定める値引き単価による電気料金の値引きを行っており、その原資として受領する補助金41百万円を「その他」に区分しております。 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)(単位:百万円) 売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計19,22120,027セグメント間取引消去△1,748△2,428連結財務諸表の売上高17,47317,599 (単位:百万円) 利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計6851,383未実現利益消去--全社費用(注)△85△62連結財務諸表の営業利益6001,320(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。(単位:百万円) 資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計42,62542,515全社資産(注)2,6372,061連結財務諸表の資産合計45,26244,576(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の余資運用資金(現預金)及び管理部門の資産等です。(単位:百万円) その他の項目報告セグメント計調整額(注)連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費2,2752,2731072,2862,280有形固定資産及び無形固定資産の増加額75290971-824909(注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に本社の設備投資等であります。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦以外への外部顧客への売上がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名九州電力送配電株式会社6,147グリーンエナジー事業東京電力パワーグリッド株式会社3,886グリーンエナジー事業関西電力送配電株式会社3,687グリーンエナジー事業 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦以外への外部顧客への売上がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名九州電力送配電株式会社6,525グリーンエナジー事業東京電力パワーグリッド株式会社4,144グリーンエナジー事業関西電力送配電株式会社2,386グリーンエナジー事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組9,577
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、資源、エネルギーの利用と供給の両面から、現代の社会が求める合理性と安全を追求し、持続可能な地球環境の実現と当社の企業価値増大の両立を目指しています。 (1)サステナビリティ全般① ガバナンス 当社グループは、2022年10月、「サステナビリティ推進委員会」及び「サステナビリティ推進会議」を設置し、当社のサステナビリティの実現に向けて、マテリアリティに取り組んでいます。 代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」は、社内取締役から構成され、グループのサステナビリティ方針、リスクと機会、中長期的な戦略、目標等について年2回以上にわたり審議を行い、審議結果を取締役会に上程しています。 当連結会計年度の実施状況は以下のとおりであります。 サステナビリティ推進委員会実施状況区分開催年月検討内容第1回2025年6月・第29期の取組報告・エフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会第2回2025年6月・第30期の取組報告(案) 取締役を議長とする「サステナビリティ推進会議」は、役職員から構成され、取締役会とサステナビリティ推進委員会で決定された方針の下、マテリアリティへの対応について計画を策定実行するとともに、各部門からの情報を集約し、目標に対する進捗状況の把握等も担っています。サステナビリティ推進会議は年4回以上開催し、会議結果をサステナビリティ推進委員会に報告しています。 当連結会計年度の実施状況は以下のとおりであります。 区分開催年月検討内容第1回2025年6月・第29期の取組報告・エフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会第2回2025年6月・第30期の取組報告(案)について第3回2025年6月・サステナビリティ推進委員会の結果報告(第29期の取組報告及びエフオングループのサステナビリティに関するリスクと機会について)第4回2025年6月・サステナビリティ推進委員会の結果報告(第30期の取組内容(案)について) 今期のサステナビリティ推進委員会及びサステナビリティ推進会議では、サステナビリティに関するリスクと機会として、直近の国内動向による当社グループへの影響について検討しました。影響について検討した直近の国内動向に関する概要は以下のとおりです。 国内動向影響を与えうる主な項目GX2040ビジョンの成立GX産業立地の推進、カーボン・プライシングの導入第7次エネルギー基本計画の閣議決定脱炭素電源の拡大(電源構成)、次世代エネルギーの確保地球温暖化対策計画の閣議決定温室効果ガス削減目標(2035年度、2040年度)建築基準法の改正(令和4年改正、令和7年施行)建築確認・検査対象の非木造建築物との統一化、建築物の木造化を促進する防火規定の合理化 今後もこのようなリスクと機会に関する検討を継続し、来期において中長期的な戦略等の見直しを行ってまいります。 ② 戦略a.サステナビリティ方針 当社グループの描く2050年の世界観(VISION2050)及び当社グループの事業特性、さらにはサステナビリティ推進に関する国内外の動向等を踏まえ、以下のようにサステナビリティ方針を策定しました。 サステナビリティ方針 Sustainability Policyエフオングループは、資源、エネルギーの利用と供給の両面から、現代の社会が求める合理性と安全を追求し、持続可能な地球環境の実現に貢献します b.マテリアリティと対応策 国際基準やガイドライン、当社グループ及び重要なステークホルダー双方の視点による様々な社会課題の評価結果等を踏まえて当社グループのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。 特定したマテリアリティとそれらを解決して新たな価値を創造するために、当社が行う対応策は次のとおりであります。 ア.地域と産業の持続的発展に貢献マテリアリティ対応策森林資源の持続的かつ循環的な活用・地域産木材の活用・苗木育成、植林・建築廃材の利活用・資源循環利用による発電事業と山林事業の一体的経営安定的な再生可能エネルギーの供給・木質バイオマス発電の発電量拡大・社有林拡大・発電用燃料の安定調達地域活性化への貢献・地域人材の採用・関係企業との連携・地域売電・地域産木材の販売・地域からの燃料調達 イ.人と地球環境の未来に貢献マテリアリティ対応策事業活動に関わる人々の人権尊重・人権方針の策定・e-ラーニングによる人権関連研修脱炭素社会への貢献・再生可能エネルギーの供給拡大・省エネによるエネルギー需要量最小化と再エネによるCO2排出量最小化の同時推進・社有林拡大、森林管理高度化によるCO2吸収量の増加・カーボン・クレジットの創出・温室効果ガスの削減森林生態系の保全・水源涵養・環境林の保全・水源涵養保安林の管理・地域特性に応じた樹種の選定、育成、植林・植林面積・本数の拡大 ウ.事業運営基盤の強化マテリアリティ対応策多様な人的資本の強化・人材育成方針及び社内環境整備方針の策定・多様性確保のための目標設定労働安全衛生の確保・安全衛生方針の策定・安全衛生教育・安全衛生の継続的な改善リスクマネジメントの強化・事業継続計画(BCP)・サイバーセキュリティ対策・化学物質の管理 上記、ウ.事業運営基盤の強化に関するマテリアリティであるリスクマネジメントの強化への対応として、今期は南海トラフ地震に係るBCPを策定しました。 これは南海トラフ地震の影響が大きいと考えられる和歌山県新宮市における山林事業の事業継続計画を定めたものです。 ③ リスク管理 サステナビリティに関連するリスクについては、サステナビリティ推進委員会において識別を行い、内部統制委員会でその管理を行い、取締役会に報告しています。また、サステナビリティに関連するリスク対策の実行は、サステナビリティ推進会議にて行うものとし、その実施状況を内部統制委員会に報告します。 ④ 指標及び目標 サステナビリティ推進状況を管理するために設定した主な指標及び目標とそれに対する実績は以下のとおりであります。 なお、気候関連及び人的資本・多様性に関する指標及び目標は、「(2)気候変動関連情報開示タスクフォース(TCFD)に沿った情報開示④指標及び目標」、「(4)「人的資本・多様性」に関する事項②指標及び目標」に記載しています。 指標単位2024年度実績目標状況経営山林面積ha5,4608,000未達社有車のハイブリッド化割合等%軽油燃料促進剤の効果検証中モーダルシフト、軽油燃料促進剤、ハイブリッド車の導入検討達成自社植林面積ha87.4850.00達成 (2)気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に沿った情報開示 気候変動は、最も重要な社会課題の一つであり、エネルギー事業や山林事業を営む当社グループにとっても、解決すべき経営課題です。2022年9月、当社は気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言への賛同を表明しました。また、取り組むべきマテリアリティの一つとして、脱炭素社会への貢献を掲げています。 ① ガバナンス 気候関連のリスクと機会については、「(1)サステナビリティ全般①ガバナンス」に記載のガバナンス体制のもと、取締役会による監視と代表取締役社長を委員長とした「サステナビリティ推進委員会」による評価と管理を行っています。 ② 戦略<前提となるシナリオ> 当社では、脱炭素社会実現に向けた厳しい規制が課され気候変動の進展を抑えられた世界を想定した1.5℃シナリオと、規制が強化されず気候変動が進み台風や集中豪雨等の自然災害が激甚化する世界を想定した4℃シナリオを想定し、リスクと機会及び対応策について検討を行いました。 1.5℃の世界では、2050年まで道のりとして、政策と法の執行及びテクノロジーの進展などにより、カーボン・ニュートラルが達成されるシナリオを検討しました。 カーボン・ニュートラルとなる2050年までには、化石燃料の使用が削減され、再生可能エネルギー発電が拡大するとともに、大型車両はハイブリッド化を経て電動化が進むことが予測されます。 この際、最終的にカーボン・ニュートラルを達成するにはオフセットが必要となり、森林由来カーボン・クレジットが重要な役割を果たすものと考えられます。 <影響度の定義> 当社への事業にあたえる影響 大:30億円以上、中:30億円未満、5億円以上、小:5億円未満 <シナリオ分析に基づく当社のリスクと機会> 気候変動に関わる制度、市場、気象などの変化は、当社の事業活動にとってリスクとなりうる一方で、当社の事業構成上、大きな事業機会であると考えています。当社ではサステナビリティ推進会議の下、TCFD開示作業部会を設け、2022年10月より2023年2月まで、上記前提によるシナリオ分析に基づき気候変動の移行機会とリスク及び物理リスクの定性評価及び定量評価を行い、その結果についてサステナビリティ推進会議に報告し、サステナビリティ推進委員会、取締役会にて特定をしました。この際、1.5℃シナリオは、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)のWEO2022(NZE)、4℃シナリオは、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)第5次評価報告書(RCP8.5)、第6次評価報告書(SSP5-8.5)を利用して分析しました。特定した主なリスクと機会、当社への影響と対応策は下記の通りです。 移行機会とリスク区分事業環境機会/リスク当社への影響内容2030年2050年政策と法・規制強化によりカーボン・プライシングの導入が進み、非化石エネルギー、クレジット取引、脱炭素関連事業の市場が拡大する機会・脱炭素規制強化による再エネ需要の拡大・木質バイオマス発電事業、電力小売事業の売上増加中大・カーボン・プライシングの導入による森林の新たな付加価値の向上・社有林の森林由来クレジットの販売による収益拡大中大リスク・気候変動、脱炭素対策規制への対応・燃料輸送コストの増加、対策設備・重機導入コストの増加小中市場機会・環境保護意識の向上に伴う、中高層建築物等への国産木材の需要拡大・木材価格の上昇及び販売量の増加による収益拡大中中リスク・木質バイオマス発電所の増加を受けた、燃料チップ調達環境の変化・燃料チップ調達コストの増加中大テクノロジー・技術革新を受けた発電コスト低減により非化石電源の導入が進む機会・省エネ(素材、技術、手法等)の技術革新・省エネ事業範囲、機会の拡大による売上増加中大・早生樹(※1)、エリートツリー(※2)の普及・販売量の増加による収益拡大小中・技術開発により、エネルギー利用効率化や林業のイノベーションが進むリスク・競合する再エネ電気の発電コスト低下・FIT・FIP後の木質バイオマス発電事業、電力小売事業の売上減少小大評判・社会の意識変化により、気候変動への取組状況が企業評価に影響機会・森林再生・環境貢献型企業に対する評価の高まり・企業価値、ブランド力の向上中大・省エネ、木質バイオマス発電・電力小売り、山林事業の売上増加リスク・再エネ定義の見直し・木質バイオマス発電の持続可能性評価の厳格化中大※1.早生樹:「早く」「成長する」「樹種」の総称です。一般的には、スギやヒノキに比べて初期の樹高成長量や伐期までの材積成長量の大きな樹種を指します。10年から25年位の比較的短伐期での収穫が可能で、センダン・ユリノキ・チャンチンモドキ・コウヨウザン等の種類があります。(出典:近畿中国森林管理局)※2.エリートツリー:各地の山で選抜された精英樹(第1世代)の中でも、特に優れたものを交配した苗木の中から選ばれた、第2世代以降の精英樹の総称です。主に成長性が改良されており、特に初期成長の早さが特徴です。材質や通直性にも優れています。(出典:森林総合研究所) <対応策>(政策と法、市場、テクノロジー)・純国産木材活用による森林資源循環型の再生可能エネルギーとして、木質バイオマス発電事業と電力小売事業を積極的に展開・エネルギー消費量削減に寄与する革新技術の早期導入による、省エネルギー支援事業強化・社有林の拡大と維持管理、苗木生産、植林を推進し、森林由来クレジットの創出・林業就業者の人材育成を進めるほか、高性能林業機械、ICT、早生樹・エリートツリーの導入を進め、山林経営を効率化・効率化された社有林から燃料調達量の拡大を進め、FIT・FIP後を見据えた燃料調達と発電コスト低減・各拠点で使用する重機・大型トラックのハイブリッド化、電動化や電力の再エネ化等による、GHG排出量の削減 (評判)・ステークホルダーへの情報開示による、企業価値向上・純国産木材由来の木質バイオマス発電と山林の一体的な経営による、資源の循環再生や持続可能性に関する発信の強化 物理リスク区分事業環境リスク当社への影響内容2030年2050年急性的・気候変動に起因する水害等の自然災害の増加リスク・異常気象による自然災害リスクの拡大・送電機会の損失、復旧や対策建設費の増加中中・燃料チップ調達障害、調達コスト増 <対応策>・事業継続計画(BCP)による対策強化・燃料調達網の強化 ③ リスク管理 気候関連リスクについては、「(1)サステナビリティ全般③リスク管理」に記載の、サステナビリティに関連するリスクの一部として管理しています。 ④ 指標及び目標a.エフオングループ トランジション戦略 当社グループは、カーボン・ニュートラルに向けて、発電を除くスコープ1+2を2030年度50%削減(2021年度比)、2050年度ネットゼロを目標に「エフオングループ トランジション戦略」を策定しました。 ア)木質バイオマス発電の発電量拡大により当社の成長と社会のカーボン・ニュートラルへの貢献 2021年度実績2030年度目標GHG排出量4,595t-CO22021年度比(注)50%削減(2050年までにカーボン・ニュートラルを達成)木質バイオマス発電量5億kWh10億kWhエフオングループ トランジション戦略(注)発電燃料である木質チップ由来の排出量を
コーポレート・ガバナンスの概要6,944
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 当社は会社法等の法令で求められる業務の適正性を確保するための体制を整備するための「基本方針」を2006年5月15日開催の取締役会において決議しております。会社法の一部を改正する法律(平成26年法律第90号)の施行により「基本方針」を2015年5月7日開催の取締役会にて以下のとおり改定いたしました。当社グループの定める内部統制に関する「基本方針」の概要及びその運用状況の概要は以下のとおりです。① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社及び当社の連結子会社(以下「当社グループ」という)は、株主をはじめとするステークホルダーより信頼を得る企業を目指すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上の最も重要な課題の一つとして位置付けております。 具体的には、経営の健全性、効率性及び透明性を高める観点より、経営の意思決定、業務執行及び監督、さらには内部統制等について適切な体制を整備、構築し、必要な施策を実施しております。これらの基本的な方針は次のとおりです。 内部統制に関する当社グループの取り組み 当社グループは、本基本方針に従い、会社法及び会社法施行規則が定めるところの株式会社の業務の適正を確保するための体制、金融商品取引法が定めるところの財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制、その他企業価値の維持向上を図るための体制(以下、総称して「内部統制システム」という)を整備する。 当社グループは、代表取締役社長を中心として、取締役及び使用人(以下「役職員」という)全員で内部統制を推進していくとともに、内部統制委員会を設置し、内部統制システムが有効に機能するように努める。 内部統制システムの整備に関する基本方針(ⅰ)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制a.法令・定款及び社会規範(以下「法令等」という)を遵守した行動の基準とするため、関係部署の管理の下で規則・規程等の整備・運用を図る。b.法令等遵守に係る事項につき、関連規則・規程等の浸透を図り、役職員の啓蒙に努める。c.法令等に照らし疑義のある行為等について使用人が直接情報提供を行う手段として、ヘルプラインを設置・運営し、法令違反等の不正行為を早期に発見するとともに、通報した使用人が、当該報告を行ったことを理由として、不利な取扱いを受けないようにする。d.当社グループは、企業の社会的責任を十分認識し、反社会的な勢力に対しては、組織として毅然とした態度で臨み、不当要求を拒絶し、それらの勢力との取引や資金提供などの一切の関係を遮断する。 (ⅱ)職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制a.取締役は、各々の業務執行又は意思決定における判断基準・判断理由を明確にするため、その職務執行に係る情報を記録する。当社グループは、法令等及び関連諸規則に従い、所定の部署がこれを適切に保管し、取締役及び監査役の迅速な職務遂行のために常時閲覧可能な体制を整える。b.使用人の職務遂行に係る情報についても、法令等及び関連規則等に従い、取締役の職務執行に係る情報と同様に取り扱うものとする。c.当社グループは、情報漏洩防止のため、社内情報の取扱い並びに文書及び電磁的記録の保管方法を定め、セキュリティを万全なものとする。d.情報管理責任者及び関係部署は、連携して適時適切な情報開示に努める。 (ⅲ)損失の危険を管理する規程その他の体制a.内部統制委員会は、リスクに関する規程に従い、リスクを網羅的・総括的に管理する。b.役職員は、有形無形を問わず、資産の取得・使用・処分の各段階におけるフローを確立し、資産の保全に努める。 (ⅳ)当社グループの取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制a.取締役会は、業務執行取締役の管掌責任の明確化を図るため、各業務執行取締役の管掌業務を定める。b.業務執行取締役は、代表取締役社長諮問機関である経営会議を定期的に開催し、事業活動の統合調整と業務執行の意思統一を図る。c.当社グループは、役職員の職務執行の効率化を図るため、職務権限及び意思決定ルールを策定し、各部署の業務分掌を明確にする。 (ⅴ)企業集団における業務の適正を確保するための体制a.子会社管理規程など関連規則等を制定し、グループ全体の状況を常時把握する部署を当社内に設置して財産の状況及びその他の重要事項を取締役会に報告するなど、子会社管理制度の確立を図る。b.当社グループは、業務フロー、会計システム等を含め、連携して制度の統一化を図る。c.当社グループの各監査役間の連携を図り、必要に応じて情報交換・意見交換を行う。d.内部監査室は、当社グループの業務の執行状況について、定期的に監査を行う。 (ⅵ)監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びにその使用人の取締役からの独立性及び監査役の当該使用人に対する指示の実効性確保に関する事項a.代表取締役は監査役会からの職務を補助すべき使用人設置の要求に対しては、監査役会と監査の実効性の確保の観点から協議の上、使用人を配置する。b.監査役を補助すべき使用人は専任とし、監査役の指揮命令のもと職務を遂行する。c.監査役を補助すべき使用人の任命・人事異動・人事考課等に関しては、監査役会の事前の同意を得るものとする。 (ⅶ)当社グループの役職員が当社監査役会又は当社監査役への報告に関する体制a.当社グループの役職員は、当社若しくは当社連結子会社に著しい損害を与える事実又はその恐れの発生、法令違反等の不正行為、その他これらに準ずる事実又はその恐れの発生について、当社監査役に遅滞なく報告をする。また、当社グループの役職員からかかる報告を受けた者は、当該報告を受けた内容を当社監査役に遅滞なく報告をする。b.監査役は、当社グループの役職員に対し、必要に応じた業務執行内容の報告、説明又は資料提出等を求めることができる。c.内部監査室は、当社監査役に内部監査の結果を報告する。d.監査役への報告をした役職員が、当該報告を行ったことを理由として、不利な取扱いを受けないようにする。 (ⅷ)監査役の職務の執行について生じる費用又は償還の処理に係る方針に関する事項監査役がその職務の執行について生じる合理的な費用の前払又は償還等の請求をしたときは、速やかに当該費用又は債務を処理する。 (ⅸ)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制a.監査役は、定期的に開催される代表取締役社長との意見交換会、当社グループが保有する設備の見学等により、当社グループの最新情報を取得することができる。b.監査役は、当社グループの最新の状況を把握するために、定期的に社内会議に出席し、また必要に応じて当社グループの役職員に意見交換及び情報提供を求めることができる。c.監査役は、その職務の遂行に必要な場合に、弁護士・公認会計士・税理士等の外部専門家から意見を求めることができる。 (ⅹ)財務報告の信頼性を確保するための体制a.当社グループは、有識者と連携の上、関係諸法令、関連諸規程及び一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、会社の財政状態及び経営成績に関し真実の報告を行う。b.当社グループは、金融庁策定『財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準』等に基づき、財務報告の信頼性を確保するために必要な事項を実施する。 上記業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要は、2015年5月7日付当社取締役会において決議した「内部統制基本方針」に基づき、関連諸規程の整備を実施しております。 また、旧来の「内部統制基本方針」に規定されている内部統制委員会は代表取締役社長を委員長としております。当事業年度において3回開催され、事業年度末には常勤監査役が内部統制報告書を監査し、内部統制システムが有効に機能していることの確認を行っております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ 企業統治の体制の概要 当社は取締役会及び監査役制度を採用しております。当社の取締役は12名以内、監査役は4名以内とする旨及び取締役、監査役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び取締役の選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。また、事業年度における取締役の経営責任をよりいっそう明確にし、株主の皆様からの信任の機会を増やすため、取締役の任期を1年とする旨定款に定めております。 取締役には会社法第2条第15号に定める社外取締役を3名、監査役には会社法第2条第16号に定める社外監査役を2名選任しております。 取締役会は、取締役9名(うち社外取締役3名)で構成され、経営方針、その他の経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行状況を監督する機関として運用されております。取締役会規則に基づき、定例取締役会を月1回開催しており、社外取締役も出席いたします。また、取締役会には3名の監査役も出席し、業務の執行状況について、法令・定款に違反していないかどうかのチェックを行うとともに、必要に応じて意見を述べております。 監査役会は、常勤監査役1名及び非常勤監査役2名(うち社外監査役2名)により構成され、前述の取締役会への出席の他、業務、財務の状況の調査等を通じて、取締役の業務執行についての監査を行っております。 なお、取締役会、監査役会を構成する者の氏名は、後記(2)「役員の状況」に記載の通りです。このほか当社は、島﨑知格、長澤睦、小池久士、藤井康太朗、須藤博、松尾康行の常勤取締役6名及び矢田真一の常勤監査役1名からなる会議を機動的に開催し、取締役会の決議事項及び重要事項について事前審議を行っております。 ロ 企業統治の体制を採用する理由 当社グループを取り巻く事業環境の変化に業務執行取締役が迅速に対応し、その業務執行に関する監視及び経営に関する重要事項等の審議に際し、独立性を担保し客観的、中立的な立場からの助言、提言を適切に発揮する社外取締役、社外監査役を配することで企業統治の透明性確保、向上が十分に機能する体制と考えています。 ③ 企業統治に関するその他の事項 当社の内部統制については、基本方針に基づき代表取締役社長島﨑知格を委員長、小池久士、長澤睦、藤井康太朗、須藤博、松尾康行の常勤取締役を常任委員として合計6名の内部統制委員会を設置し、統括的なリスク管理業務及びその評価を実施し取締役会へ報告しております。また、当社グループ役職員すべてが遵守すべき事項についてコンプライアンスに関する規程、行動規範、マニュアル等を定め定期的な教育研修を通じて周知徹底するとともに、内部通報制度を設け内部及び外部(顧問弁護士)を窓口として、法条例・諸規程等に違反する行為を早期に発見、是正するようコンプライアンス体制の充実を図っております。コンプライアンスの向上、啓もう等に資することを目的として、小池久士取締役を委員長、佐古麻衣子、松村映子、青木想の各社外取締役を常任委員、グループの各部門より選出した委員によるコンプライアンス委員会を取締役会直下に配し、コンプライアンスの維持及び体制の実効性分析、コンプライアンスの向上に関する施策の評価、及び意見の聴取等を実践し取締役会に報告することとしています。このほか、社内外の両視点からのチェック機能を有効に活かすべく、「会計監査人監査」「監査役監査」「内部監査室監査」の三様監査体制を構築し業務執行の監視を強化しております。 これらの活動、評価、教育、監視等は、グループ内の諸業務を網羅しているほか、子会社の業務の適正を確保するため、子会社の取締役には親会社の取締役、グループ内従業員のみを配しグループ全体の経営の健全性を担保しております。 そして適時開示については、情報管理責任者に常務取締役を選任し、管理部門に経験豊かなスタッフを置くことにより財務関連のほか、重要な決定事実及び発生事実に関する情報を適時、適切な開示ができるよう整備しております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制は以下のとおりです。 ④ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。 ⑤ 自己株式の取得 当社は、経済情勢の変化に対応して財政政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって自己株式を取得できる旨を定款に定めております。 ⑥ 剰余金の配当等の決定機関 当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものです。 ⑦ 取締役及び監査役の責任軽減 当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって取締役(取締役であった者を含む)及び監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度内において免除することができる旨を定款で定めております。これは取締役及び監査役がその期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものです。 ⑧ 会計監査人の責任軽減 当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の会計監査人(会計監査人であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度内において免除することができる旨、また、会計監査人との間で会社法に定める最低責任限度額を限度とする契約を締結することができる旨を定款で定めております。これは会計監査人がその期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的とするものです。 ⑨ 責任限定契約の内容の概要 当社と社外取締役及び社外監査役は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項に定める責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく責任限度額は、会社法第
役員の報酬等1,401
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社は、2021年2月10日開催の取締役会において、取締役の個人別報酬等の内容に係る決定方針(以下、決定方針という。)を決議しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針についての概要は以下のとおりです。 当社の取締役の個人別の報酬等は、株主総会において決議された金額の範囲内で取締役会に委任された代表取締役社長が個別面談の上、経済情勢、当社の業績、各々の経営能力、貢献度、支給実績等を総合的に考慮して当社役員に求められる役割と職責に相応しい報酬額を算定し、取締役会において審議・決定しております。取締役会は報酬額の妥当性、公平性、透明性を重視して吟味、審査を行い報酬額の決定に関する監督を実施しております。報酬等を与える時期又は条件については、取締役会で決議するものとしております。 なお、当社の監査役の個人別の報酬については、株主総会において決議された金額の範囲内で監査役の協議によって決定しております。 取締役の金銭報酬の額は、2018年9月26日開催の定時株主総会において年額240百万円以内(うち、社外取締役分40百万円以内)と決議いただいております。(但し、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。)当該株主総会終結時点の取締役の員数は、8名(うち、社外取締役は3名)です。また、株式報酬について2021年9月28日開催の定時株主総会において年額48百万円以内、取得株式数80,000株以内で、当社株式を取引所市場から取得し取締役(社外取締役を除く。)に対し退任時に交付する制度の導入を決議いただいております。 いずれの報酬に関しても、上述の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に沿うものであります。なお、株式報酬の当連結会計年度における支給はありません。 監査役の報酬限度額は、2018年9月26日開催の定時株主総会において年額40百万円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は3名です。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数a.提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬退職慰労金非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く)167141--266監査役(社外監査役を除く)1414---1社外役員1414---6(注)1.取締役、監査役の報酬のいずれも月額固定報酬であり、賞与、業績連動型報酬、退職慰労金等の報酬制度は採用しておりません。2.非金銭報酬等の額は株式給付引当金繰入額であり、その対象となっている取締役の数は6名です。 b.提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等 連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため記載をしておりません。 c.使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの 使用人兼務役員が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況1,337
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年6月30日現在セグメントの名称従業員数(人)省エネルギー支援サービス事業1(-)グリーンエナジー事業256(12)電力小売事業11(-)全社(共通)16(1)合計284(13)(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものです。 (2)提出会社の状況 2025年6月30日現在従業員数(人)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)30(3)46.06.606,619 セグメントの名称従業員数(人)省エネルギー支援サービス事業1(-)グリーンエナジー事業2(2)電力小売事業11(-)全社(共通)16(1)合計30(3)(注)1.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の事業に区分できない管理部門に所属しているものです。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者40.0-70.359.6-(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 算定に該当する従業員が在籍していない場合は、「-」を記載しております。 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱エフバイオス9.175.089.494.413.2(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況1,054
4【関係会社の状況】2025年6月30日現在 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容連結子会社 株式会社エフオン日田(注)1,2大分県日田市495木質バイオマス発電事業100.00事務処理委託、事務所賃借、役員兼務、借入債務被保証株式会社エフオン白河(注)1,2福島県白河市441木質バイオマス発電事業100.00事務処理委託、事務所賃借、役員兼務、借入債務被保証株式会社エフオン豊後大野(注)1,2大分県豊後大野市450木質バイオマス発電事業100.00事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証株式会社エフオン壬生(注)2栃木県下都賀郡1木質バイオマス発電事業100.00事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証株式会社エフオン新宮(注)2和歌山県新宮市1木質バイオマス発電事業100.00事務処理委託、役員兼務、事務所賃借、借入債務被保証株式会社エフバイオス東京都千代田区10バイオマス燃料販売及び発電所運営受託業務100.00事務処理委託、事務所賃借、役員兼務ソレイユ日田株式会社大分県日田市10太陽光発電設備管理及び不動産賃貸事業100.00事務処理委託その他の関係会社 日本テクノ株式会社東京都新宿区571高圧受変電設備の保安管理業、電力販売業(32.58)-(注)1.特定子会社です。2.株式会社エフオン日田、株式会社エフオン白河、株式会社エフオン豊後大野、株式会社エフオン壬生、株式会社エフオン新宮については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等株式会社エフオン日田 株式会社エフオン白河 株式会社エフオン豊後大野売上高2,406百万円 売上高2,457百万円 売上高4,118百万円経常利益449百万円 経常利益373百万円 経常利益392百万円当期純利益402百万円 当期純利益329百万円 当期純利益300百万円純資産額2,463百万円 純資産額1,966百万円 純資産額1,950百万円総資産額3,119百万円 総資産額2,359百万円 総資産額6,807百万円 株式会社エフオン壬生 株式会社エフオン新宮売上高4,153百万円 売上高2,395百万円経常利益326百万円 経常利益△555百万円当期純利益237百万円 当期純利益△614百万円純資産額521百万円 純資産額△1,177百万円総資産額10,473百万円 総資産額12,278百万円
配当政策454
3【配当政策】 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と認識しております。当事業年度は、1株につき8円の配当を実施いたします。次期以降につきましては、事業年度毎の利益の状況、また、現在建設中若しくは計画中の新たな木質バイオマス発電所への設備投資等を考慮しつつ安定した配当を継続できるよう努力し、株主の皆様への利益還元に努めてまいる所存です。 なお、内部留保資金につきましては、企業体質の強化及び将来の事業展開のための財源として利用してまいりたいと考えております。 また、当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定める旨定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものです。 なお、基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年8月7日1738取締役会決議
研究開発活動21
6【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況1,155
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備の状況は、次のとおりです。(1)提出会社① 当社が顧客の敷地内にて所有する省エネルギー支援サービス事業用の設備(2025年6月30日現在)該当事項はありません。 ② 当社が本社及び事業所にて所有する自社用の設備(2025年6月30日現在)事業所名セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)賃借事務所面積(㎡)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)合計本社(東京都千代田区)全社本社設備4618-5616(1)1,304本社(東京都千代田区)省エネルギー支援サービス事業本社設備-----1(-)-本社(東京都千代田区)グリーンエナジー事業本社設備-----2(2)-本社(東京都千代田区)電力小売事業本社設備-1--111(-)-大分事業所(大分県国東市)グリーンエナジー事業支社設備13--10(3,329)23-(-)-本社(栃木県下都賀郡)グリーンエナジー事業土地---45(1,836)45-(-)-合計602856(5,165)12730(3)1,304(注) 従業員数は、就業人員数を記載しており、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は( )外数で記載しております。 (2)国内子会社(2025年6月30日現在)会社名事業所(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)その他合計株式会社エフオン日田大分県日田市グリーンエナジー事業発電所4762232241(22,060)12957-(-)株式会社エフオン白河福島県白河市グリーンエナジー事業発電所30528312184(35,093)5790-(-)株式会社エフオン豊後大野大分県豊後大野市グリーンエナジー事業発電所1,8872,8725359(65,415)05,125-(-)株式会社エフオン壬生栃木県下都賀郡グリーンエナジー事業発電所2,8445,037111,043(66,755)-8,936-(-)株式会社エフオン新宮和歌山県新宮市グリーンエナジー事業発電所4,0196,45813805(242,788)-11,296-(-)株式会社エフバイオス東京都千代田区グリーンエナジー事業燃料施設土地73783081,325(40,013,194)-2,902254(10)ソレイユ日田株式会社大分県日田市グリーンエナジー事業土地---145(49,674)-145-(-)(注) 従業員数は、就業人員数を記載しており、臨時雇用者数(パートタイマー、契約社員、季節従業員を含んでおります。)は( )外数で記載しております。
監査の状況2,323
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況 当社における監査役会は常勤監査役1名及び非常勤社外監査役2名で構成されております。なお、社外監査役のうち望月英仁氏につきましては、公認会計士資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。また、各監査役は、監査役会で定めた監査役監査基準に則り、監査方針、監査計画及び職務分担等に従い、取締役会の出席、業務監査及び会計監査等を通じて、取締役の職務執行並びに当社グループ会社の業務や財政状況を監査しています。 当事業年度における監査役会の開催状況は以下の通りです。監査役会は、常勤監査役を議長として毎月1回開催し、必要に応じて随時、臨時に開催しています。 役 職氏 名開催回数出席回数常勤監査役矢田 真一1313非常勤(社外)監査役望月 英仁1312 牧浦 秀治1313 監査役会における具体的な検討内容としては、サステナビリティに関する活動も対象に監査方針や監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の選任、会計監査人の報酬、株主総会付議事項等について審議しました。 常勤監査役は、取締役会に加え経営会議、営業部門、開発部門及び管理部門の重要な業務会議に出席し、社員面談、重要書類閲覧並びに子会社往査等を通じて業務の状況の把握に努め、内部監査部門や内部統制部門と情報交換の会議を行い、会計監査人より四半期及び期末決算監査報告を受け、監査品質や財務報告内部統制に係る意見交換を実施しています。非常勤監査役は、取締役会に出席し、常勤監査役からの報告を受け、代表取締役を含む取締役や社外取締役との意見交換を実施し、会計監査人より期末決算報告を聴取し質疑する等して、取締役の職務の執行状況を監査し経営監視機能を果たしています。 ② 内部監査の状況 内部監査は、業務部門から独立した代表取締役社長に直属する部署として直接報告を行う内部監査室を設置しております。内部監査室は、内部監査スタッフ2名を中心に内部監査規程に則って毎年度計画に基づく内部監査を実施し、内部監査スタッフとは別の法務部門1名と連携してコンプライアンスの状況を監査し、代表取締役社長及び取締役会へ結果報告、被監査部門への勧告を行っております。改善状況についてはフォローアップ監査により、その進捗状況を確認しております。 なお、監査役と定期的にミーティングを開催し、監査計画、監査実施状況、改善方法等について意見交換を行うほか、内部監査報告書の閲覧等により状況の把握に努めております。内部監査部門としては、リスクマネジメント及び内部統制システムの改善に向けて業務活動を評価するうえで、監査役への事前相談及び事後報告を実施し情報の共有化を図っております。なお、内部監査項目によっては必要の都度、常勤監査役が監査に立合っております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称東陽監査法人 b.継続監査期間19年間上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。 c.業務を執行した公認会計士桐山 武志早﨑 信 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士10名、その他6名で監査業務にあたっております。 e.監査法人の選定方針と理由 監査役会は、監査法人としての独立性、専門性及び職務遂行能力ならびに品質管理体制及び当社の事業活動に対する理解に基づく監査体制を有すること等を総合的に勘案して監査法人を選定しております。また、監査計画並びに監査費用が合理的かつ妥当であること等を確認し、組織的監査体制及び審査体制が整備されていることから同監査法人が適任であると判断しております。 なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。また、監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、監査役会の決議により、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に付議いたします。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、監査法人の専門性、独立性、監査体制、監査に係る品質管理の問題の有無、監査報酬のほか、監査役及び経営者等との関係等諸般の要素を勘案し、監査結果は相当であり再任する旨の評価を行いました。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社29-29-連結子会社----計29-29- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く) 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の規模・業務の特性等の要素を勘案して決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、取締役、社内関連部門及び会計監査人からの必要資料の入手や報告の徴収を通じて、会計監査人の監査計画の内容、従前の事業年度における職務執行状況や報酬見積りの算出根拠の妥当性を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況24
(5)【株式の保有状況】 該当事項はありません。
沿革1,780
2【沿革】年月事項1997年5月東京都千代田区一番町16において、日本初のESCO事業専業の会社として設立2003年9月本社を東京都中央区京橋二丁目9番2号に移転2004年2月グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社日田ウッドパワーを設立2004年2月グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社白河ウッドパワーを設立2004年3月経済産業省資源エネルギー庁に特定規模電気事業開始を届出2004年8月電力小売事業に関する子会社として株式会社エナジーサービス・アセット・マネジメントを設立2005年3月東京証券取引所マザーズに株式を上場2005年4月株式会社エナジーサービス・アセット・マネジメントの社名を株式会社フェスコパワーステーション滋賀に変更2005年12月省エネルギー支援サービス事業に関するメンテナンス事業会社として株式会社フェスコメンテナンスを設立2006年10月株式会社白河ウッドパワーにおいて木質バイオマス発電所の商業運転開始2006年11月株式会社日田ウッドパワーにおいて木質バイオマス発電所の商業運転開始2007年12月株式会社フェスコメンテナンスを株式会社ファーストエスコを存続会社として合併2008年1月グリーンエナジー事業における発電用燃料の収集を目的として株式会社バイオネンサービスを設立2008年6月本社を東京都中央区京橋二丁目10番2号に移転2009年4月電力ビジネス事業部門を新設分割し、株式を譲渡することで、電力小売事業から撤退2010年4月株式会社バイオネンサービスを、株式会社ファーストバイオスへ商号変更2010年12月日本テクノ株式会社に株式会社フェスコパワーステーション滋賀の株式全てを譲渡2011年5月本社を東京都中央区八重洲二丁目7番12号に移転2011年6月日本テクノ株式会社に株式会社白河ウッドパワーの株式50%を譲渡2012年6月グリーンエナジー事業に関する子会社としてアールイー福島株式会社を設立2012年7月グリーンエナジー事業に関する子会社としてソレイユ日田株式会社を設立2012年8月グリーンエナジー事業に関する子会社としてアールイー大分株式会社を設立2013年5月ソレイユ日田株式会社において太陽光発電所の商業運転開始2013年7月日本テクノ株式会社より株式会社白河ウッドパワーの株式50%を取得、連結子会社化2014年10月アールイー福島株式会社を、アールイー鹿沼株式会社へ商号変更2015年11月東京証券取引所市場第二部へ市場変更2016年2月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定2016年4月「エフオン(EF-ON)」ブランドの発足株式会社ファーストバイオスを、株式会社エフバイオスへ商号変更株式会社日田ウッドパワーを、株式会社エフオン日田へ商号変更株式会社白河ウッドパワーを、株式会社エフオン白河へ商号変更アールイー大分株式会社を、株式会社エフオン豊後大野へ商号変更2016年6月ソレイユ日田株式会社において太陽光発電設備を譲渡2016年7月アールイー鹿沼株式会社を、株式会社エフオン壬生へ商号変更2016年8月株式会社エフオン豊後大野において木質バイオマス発電所の商業運転開始2016年10月株式会社ファーストエスコを、株式会社エフオンへ商号変更2016年11月グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第五を設立2017年4月本社を東京都中央区京橋三丁目1番1号に移転2017年11月株式会社エフオン第五を、株式会社エフオン新宮へ商号変更2018年11月グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン大分を設立グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン福島を設立2019年1月2019年11月グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第六を設立グリーンエナジー事業に関する子会社として株式会社エフオン第七を設立2020年1月株式会社エフオン壬生において木質バイオマス発電所の商業運転開始2021年12月本社を東京都千代田区丸の内一丁目9番2号に移転2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行2022年8月株式会社エフオン新宮において木質バイオマス発電所の商業運転開始2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

4
営業外収益(電力先物差益及びデリバティブ評価益)の計上に関するお知らせその他 · 15:40
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2026年6月期通期連結業績の予想値と実績の差異等に関するお知らせ業績予想 · 15:40
PDF
2026年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:40
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株主提案に対する当社取締役会の意見に関するお知らせその他 · 15:40
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(電気・ガス業・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
確認書確認書 · S100XJUG
半期報告書-第30期(2025/07/01-2026/06/30)半期報告書 · 2026-06-30期 · S100XJUE
訂正確認書確認書 · S100WSTR
訂正有価証券報告書-第29期(2024/07/01-2025/06/30)有価証券報告書 · S100WSTO
臨時報告書臨時報告書 · S100WRS0
内部統制報告書-第29期(2024/07/01-2025/06/30)内部統制報告書 · S100WRAM
確認書確認書 · S100WRAF
有価証券報告書-第29期(2024/07/01-2025/06/30)有価証券報告書 · 2025-06-30期 · S100WRA0
半期報告書-第29期(2024/07/01-2025/06/30)半期報告書 · 2024-12-31期 · S100V7UB
確認書確認書 · S100V7UH
確認書確認書 · S100UHMT
訂正有価証券報告書-第28期(2023/07/01-2024/06/30)有価証券報告書 · S100UHL8
臨時報告書臨時報告書 · S100UFRE
内部統制報告書-第28期(2023/07/01-2024/06/30)内部統制報告書 · S100UFRC
有価証券報告書-第28期(2023/07/01-2024/06/30)有価証券報告書 · 2024-06-30期 · S100UFR8
確認書確認書 · S100UFRA
確認書確認書 · S100TF1C
四半期報告書-第28期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TF19
確認書確認書 · S100SVOA
四半期報告書-第28期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SVNX
確認書確認書 · S100SA1V
四半期報告書-第28期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100SA19
内部統制報告書-第27期(2022/07/01-2023/06/30)内部統制報告書 · S100RWG4
確認書確認書 · S100RWG2
有価証券報告書-第27期(2022/07/01-2023/06/30)有価証券報告書 · 2023-06-30期 · S100RWG0
四半期報告書-第27期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)四半期報告書 · 2023-03-31期 · S100QQND
四半期報告書-第27期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q5S1
四半期報告書-第27期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PLAW
内部統制報告書-第26期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)内部統制報告書 · S100P8JV
有価証券報告書-第26期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)有価証券報告書 · 2022-06-30期 · S100P8JR
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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