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西

西部ガスホールディングス株式会社

EDINET CODE E04523

証券コード 9536EDINETコード E04523電気・ガス業上場日本基準決算 3月31日資本金 206億円法人番号 6290001014048
2,618億円売上高(FY2026
6.5%ROE
24.7%自己資本比率
40財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は2,618億円(前年比+2.9%)。営業利益は125億円(営業利益率4.8%)、当期純利益は71億円。総資産4,658億円に対し自己資本比率は24.7%、ROEは6.5%。電気・ガス業の中央値(ROE 8.7%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは253億円の創出、現金及び現金同等物は228億円。従業員数は3,725人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)2,5032026-09-04
PER12.8倍
PBR0.78倍
配当利回り2.80%
時価総額(概算)692億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高2,618億円+2.9%
営業利益125億円+18.4%
当期純利益71億円+12.3%
総資産4,658億円
純資産1,233億円
営業利益率4.8%
ROE6.5%
自己資本比率24.7%
EPS196.2円
BPS3,202円
1株配当70円
配当性向35.7%
従業員数3,725人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

電気・ガス業の分析 →
ROE6.5%中央値 8.7%
営業利益率4.8%中央値 7.0%
自己資本比率24.7%中央値 35.4%
健全性スコア40.0点中央値 54.0

帯は電気・ガス業22社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
3,000億2,250億1,500億750億0億2017: 1,681億20172018: 1,966億20182019: 2,035億20192020: 2,044億20202021: 1,920億20212022: 2,153億20222023: 2,663億20232024: 2,563億20242025: 2,544億20252026: 2,618億20262021: 3%2022: 0%2024: 4%2025: 4%2026: 5%5%0%
営業利益と当期純利益
150億113億75億38億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 49億20212022: 5億20222023: —20232024: 97億20242025: 105億20252026: 125億20262017: 34億2018: 59億2019: 55億2020: 47億2021: 18億2022: 5億2023: 132億2024: 62億2025: 64億2026: 71億150億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
25%19%13%6%0%2017 ROE: 5%2018 ROE: 8%2019 ROE: 7%2020 ROE: 6%2021 ROE: 2%2022 ROE: 1%2023 ROE: 16%2024 ROE: 7%2025 ROE: 6%2026 ROE: 7%2021 営業利益率: 3%2022 営業利益率: 0%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 4%2026 営業利益率: 5%2017 自己資本比率: 20%2018 自己資本比率: 21%2019 自己資本比率: 21%2020 自己資本比率: 20%2021 自己資本比率: 21%2022 自己資本比率: 19%2023 自己資本比率: 21%2024 自己資本比率: 23%2025 自己資本比率: 23%2026 自己資本比率: 25%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
400億300億200億100億0億2017: 235億20172018: 283億20182019: 190億20192020: 180億20202021: 207億20212022: 105億20222023: 217億20232024: 221億20242025: 386億20252026: 253億2026
1株当たり指標EPS1株配当
400円300円200円100円0円2017 EPS: 9円2018 EPS: 160円2019 EPS: 148円2020 EPS: 127円2021 EPS: 48円2022 EPS: 13円2023 EPS: 357円2024 EPS: 166円2025 EPS: 172円2026 EPS: 196円2017 1株配当: 7円2018 1株配当: 39円2019 1株配当: 70円2020 1株配当: 70円2021 1株配当: 70円2022 1株配当: 70円2023 1株配当: 70円2024 1株配当: 70円2025 1株配当: 70円2026 1株配当: 70円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
4,658億円
負債・純資産
負債 3,425億円純資産 1,233億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20262,618億円125億円126億円71億円4,658億円1,233億円196.26.5%24.7%
FY20252,544億円105億円106億円64億円4,478億円1,117億円171.86.3%23.2%
FY20242,563億円97億円104億円62億円4,318億円1,056億円166.26.6%22.8%
FY20232,663億円118億円132億円4,143億円937億円356.916.4%21.0%
FY20222,153億円5億円6億円5億円3,957億円806億円13.40.6%18.8%
FY20211,920億円49億円46億円18億円3,899億円861億円48.52.3%20.5%
FY20202,044億円75億円47億円3,758億円806億円126.76.2%19.9%
FY20192,035億円98億円55億円3,704億円826億円148.17.2%20.8%
FY20181,966億円108億円59億円3,547億円810億円159.88.2%21.4%
FY20171,681億円93億円34億円3,515億円750億円9.35.1%19.8%
FY20161,904億円122億円22億円3,412億円689億円63.3%19.3%
営業CF253億円
投資CF-338億円
財務CF29億円
現金及び現金同等物228億円
SEGMENTS

セグメント別売上

GAS1,511億円
Real Estate420億円
Electric Power And Other Energy306億円
LPG215億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities164億円
その他164億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.7%
2株式会社西日本シティ銀行4.9%
3株式会社福岡銀行4.9%
4日本生命保険相互会社4.8%
5SG共栄会3.5%
6株式会社十八親和銀行3.2%
7西部瓦斯持株会2.4%
8株式会社三井住友銀行2.4%
9東邦瓦斯株式会社1.7%
10株式会社クボタ1.6%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)1,286億円51億円55億円37億円4.0%23.9%100.7
FY2025中間(〜2024-09-30)1,123億円17億円21億円11億円1.5%30.1
FY2024中間1,212億円26億円32億円22億円2.2%59.9

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.5歳
平均年間給与656万円
平均勤続年数13.8年
管理職に占める女性比率2.2%
男女の賃金の差異(全労働者)69.4%
男女の賃金の差異(正規雇用)71.8%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,900
3【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社45社、持分法適用関連会社5社及びその他の子会社・関連会社で構成され、ガス、LPG、電力・その他エネルギー、不動産等の事業を行っている。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりである。なお、次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一である。また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなる。 (ガス)西部瓦斯㈱(連結子会社)は、ガスの製造、供給及び販売を行っている。また、都市ガス販売に付随して、お客さまからのお申し込みによるお客さま負担の内管工事を行うほか、メーカーからガス機器を購入し、ガスを使われるお客さま等へ販売している。ひびきエル・エヌ・ジー㈱(連結子会社)及び九州ガス圧送㈱(連結子会社)は、西部瓦斯㈱(連結子会社)等よりガスの製造を受託している。西部瓦斯熊本㈱(連結子会社)、西部瓦斯長崎㈱(連結子会社)及び西部瓦斯佐世保㈱(連結子会社)は、西部瓦斯㈱(連結子会社)から購入したLNGによって製造したガスにより、ガスの販売を行っている。久留米ガス㈱(連結子会社)及び大牟田瓦斯㈱(連結子会社)は、西部瓦斯㈱(連結子会社)等から購入した製品ガスにより、ガスの供給及び販売を行っている。筑後ガス圧送㈱(連結子会社)は、西部瓦斯㈱(連結子会社)から購入した製品ガス及び西部瓦斯㈱(連結子会社)から購入したLNGによって製造したガスにより、ガスの供給及び販売を行っている。西部ガス・カスタマーサービス㈱(連結子会社)は、西部瓦斯㈱(連結子会社)のガス消費機器調査業務、内管検査業務、ガスメーターの検針業務及びガス料金の収納業務を行っている。西部ガスリビング㈱(連結子会社)は、ガス機器の販売を行っている。PETROVIETNAM LOW PRESSURE GAS DISTRIBUTION JOINT STOCK COMPANY(持分法適用関連会社)は、ベトナムにおいて産業用ガス等の販売を行っている。(LPG)西部ガスエネルギー㈱(連結子会社)は、LPG及びLPG用ガス機器の販売並びにこれに伴う工事の施工等を行っている。また、西部瓦斯㈱(連結子会社)に対して都市ガス原料用LPGを販売している。(電力・その他エネルギー)西部ガステクノソリューション㈱(連結子会社)は熱供給事業を行っており、その熱源の一部として、西部瓦斯㈱(連結子会社)からガスを購入している。また、西部瓦斯㈱(連結子会社)等のガス設備の設計・施工業務等を行っている。エネ・シード㈱(連結子会社)及びエネ・シードひびき㈱(連結子会社)は、太陽光等再生可能エネルギーによる発電事業を行っている。TSH Birdsboro LLC(持分法適用関連会社)は、米国においてガス火力発電事業への出資を行っている。ひびき発電(同)(持分法適用関連会社)は、ガス火力発電事業を行っている。(不動産)㈱エストラスト(連結子会社)は、不動産分譲事業及び不動産賃貸事業を行っている。西部ガス都市開発㈱(連結子会社)は、当社等に対して不動産賃貸を行っている。九州八重洲㈱(連結子会社)は、住宅建築、宅地開発及び不動産の売買を行っている。SG ENRICH CO.,LTD.(連結子会社)は、タイにおいて住宅建築、宅地開発及び不動産の販売を行っている。(その他)SGインキュベート第2号投資事業有限責任組合(連結子会社)、SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合(連結子会社)及びSGインキュベート第3号投資事業有限責任組合(連結子会社)は、投資事業を行っている。西部ガス情報システム㈱(連結子会社)は、当社等に対してコンピュータによる情報処理サービス等を提供している。㈱八仙閣(連結子会社)は、飲食店の経営を行っている。エスジーケミカル㈱(連結子会社)は、炭素材、塗料・化成品の製造及び販売を行っている。西部ガスシェアードサービス㈱(連結子会社)は、当社等に対して経理・人事の業務を受託している。グリーンランドリゾート㈱(持分法適用関連会社)は、遊園地及びゴルフ場の経営を行っている。㈱マルタイ(持分法適用関連会社)は、即席めんの製造及び販売を行っている。 事業系統図以上の事項を事業系統図によって示すと、次のとおりである。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,095
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 会社の経営の基本方針及び中長期的な経営戦略当社グループは、創業100周年を迎える2030年に向けた「西部ガスグループビジョン2030」を2021年11月に公表し、未来を変える価値創造や持続可能で豊かな社会の実現に向けて、各施策に鋭意取り組んでいる。当社グループを取り巻く事業環境は、人口減少・少子高齢化はもとより、カーボンニュートラルやサステナビリティの潮流加速、エネルギー情勢の変化、デジタルの急速な発展等、大きく変化している。これらの環境変化や事業機会に応じて、グループ一体となった取り組みを推進するため、2025~2027年度の3年間を対象期間とするグループ中期経営計画「ACT2027」を2025年3月に発表した。 ■グループ中期経営計画「ACT2027」の概要「ACT2027」では、ガスと電力を中心とするエネルギー事業の成長の加速と、不動産事業の安定的な収益確保により、利益を最大化するとともに、グループ経営管理の高度化による資本効率の向上に取り組んでいく。 (2) 目標とする経営指標「ACT2027」の目標とする経営指標は次のとおりである。 達成時期 目標経常利益 2025~2027 年度合計 380億円ROE 2027 年度 8.0%程度ROIC 2027 年度 2.3%程度 2030 年代前半 3.0%程度自己資本比率 2027 年度 23.0%以上 (3) 優先的に対処すべき課題「ACT2027」では、全ての戦略を支える人的資本を強化し、「サステナビリティ経営」「グループネットワーク経営」「資本コスト経営」を推進するため、9つの重点取り組みを設定している。 ①カーボンニュートラルへの取り組み推進・天然ガスによるトランジション需要の獲得を最重要課題と捉え、天然ガスの普及拡大・高度利用、ひびき発電所の稼働等を通じた「エネルギーの低炭素化」に向けた取り組みを推進していく。・e-methane導入に向けた実証事業や水素活用等の「ガスの脱炭素化」への取り組みを推進するとともに、PPA事業の推進や電源種の多様化等による再エネ電源取扱量の拡大を通じて「電源の脱炭素化」にも注力していく。 ②エネルギーサプライチェーン・レジリエンスの強化・国際情勢の不安定化や自然災害の頻発・激甚化が進むなか、更なるエネルギーサプライチェーンの強化とレジリエンスの向上に取り組み、ガスの安定供給を通じてお客さま・地域社会の安全・安心を支え続けていく。 ③未来に向けた新たな価値の共創・グループのお客さま価値最大化に向け「エネルギー周辺領域」を中心に新たな価値の創造を推進するとともに、財務規律に基づいた戦略的なM&A等により、将来の成長の柱となり得る事業の創出にチャレンジしていく。 ④コーポレートガバナンスの強化・多様なステークホルダーからの信頼向上に向け、経営の透明性・公平性を担保するためのグループガバナンスの推進や、統合報告書の発行等による情報開示の充実・ステークホルダーとの対話に取り組み、コーポレートガバナンスを強化していく。 ⑤地域やお客さまとの「つながり」強化・エネルギー事業を通じて長年培ってきた地域とのつながりを活かして、不動産事業の推進やまちづくり、地域のお困りごと解決に取り組み、当社グループの成長の源泉となる地域活性化と地域・お客さまとの更なるつながり強化を実現していく。・グループの強みであるリアルなお客さま接点(フロントライン)に、デジタルプラットフォームの強化を通じた接点を融合してお客さまとのつながりを強化し、グループLTV(Life Time Value)を最大化するとともに、住まい・生活・食分野を中心により豊かな暮らしに貢献するサービスをグループ各社が連携して提供していく。 ⑥企業変革に向けたDX戦略の推進・データ・デジタル技術とヒトを掛け合わせ、「サービス・業務プロセス」と「組織風土・マインド」を変革し続け、お客さまの利便性やサービスの向上等を通じて、グループの競争力を強化していく。 ⑦事業ポートフォリオマネジメントの高度化・事業管理単位・責任体制の再構築と、ROICを活用したポートフォリオマネジメントにより資本コストを意識した戦略的な経営資源配分を実施していく。 ⑧ROICツリーマネジメントの推進・ROICツリーを活用したマネジメントを導入し、グループ全従業員参加型で改善活動を推進していく。・ROICを構成要素に分解、改善に寄与するドライバーを特定し、KPIと重点施策を定めて取り組みを実行していく。 ⑨人的資本経営の強化・「人財」への投資強化により、従業員エンゲージメントを向上し、企業価値を最大化するとともに、多様な人財が幸せに働くことができる環境を整備し、従業員を大切にする企業風土を醸成していく。
事業等のリスク6,149
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 当社グループの事業全体に係るリスク① 社会情勢や景気の変動等の社会環境の変化国内外における経済、金融、社会情勢の変化や景気変動、大規模な感染症の流行等により、売上高の減少や取引先の倒産等の事象が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性がある。当社グループは、環境変化に迅速かつ適切に対応するため、来るべき社会におけるありたい姿を描き、その実現に向けた戦略を「西部ガスグループビジョン2030」として策定している。また、ビジョンの実現に向けて注力する取り組みをグループ中期経営計画「ACT2027(2025~2027年度)」にまとめ、ガスと電力を中心とするエネルギー事業の成長の加速と不動産事業の安定的な収益確保に取り組むことで利益を最大化するとともに、グループ経営管理の高度化により、資本効率の向上を図っていく。 ② 事業戦略達成の遅れ 当社グループは、利益の最大化と資本効率の向上を図るため新たにグループ中期経営計画「ACT2027(2025~2027年度)」を策定し、複数の事業戦略に取り組んでいく。事業戦略策定にあたっては様々なリスク事象を考慮しているが、想定外の経済環境、社会環境の変化等により、当初想定した成果をもたらさない可能性がある。また事業戦略達成にあたってはグループ会社への経営支援や経営基盤の強化が重要な役割を果たすが、その実行の遅れは事業計画の達成に大きな影響を与える可能性がある。経営支援や経営基盤の強化については、経営戦略部、エネルギー統括部及び不動産統括部が中心となって、グループ内における人事交流やグループ事業発展のための専門的な知識・経験を有する人財の積極的な採用等、グループ事業の連携及び統制の強化を図っていく。 ③ 企業の社会的責任の変化や、法令・制度等の変更リスク企業を取り巻く環境の変化により、気候変動をはじめとするサステナビリティ課題への取り組み不足や取り組み内容の開示不足は、ステークホルダーからの不信を招き当社グループの持続的成長を阻害する恐れがある。また、エネルギー関連の政策や国内外の法令や制度等の変更に対して、当社の対応が遅れたり、不足することによって、当社グループの事業運営や業績に多大な影響が生じる可能性がある。当社グループの中核であるエネルギー事業は、地域社会の低炭素・脱炭素に大きく影響するものであり、当社グループのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みは最優先課題である。この課題解決に向け「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」に2030年目標数値や実現を目指す3つの柱「天然ガスシフト」「ガスの脱炭素化」「電源の脱炭素化」を掲げ、着実に実行するために、具体的な取り組みを「カーボンニュートラルアクションプラン」にまとめ、目標達成を目指して取り組んでいる。 ④ 大規模な災害、テロ、感染症等の発生地震、台風等の大規模な自然災害やテロが発生した場合、LNG基地等のガス製造設備や導管等の供給設備に損害が生じ、当社グループの事業運営に重大な支障をきたす恐れがある。さらに、復旧に時間がかかる場合、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があるほか、社会活動に影響を及ぼす可能性がある。そのため、設備の一元的な管理及び計画的な改善による耐震性の向上、災害保険等の各種保険への加入、大規模災害や事故発生時の事業継続計画(BCP)の策定や見直し等の取り組みを進めている。また、感染症の蔓延により、都市ガスを含む当社グループ事業の継続が困難になることで、重大な損害が発生するリスクがある。そのため、新型インフルエンザ等対策に関する業務計画に基づき、感染症が国内外に蔓延した場合においても、都市ガスの供給や当社グループ事業を維持するよう対策を講じている。 ⑤ 金利上昇リスク市場金利の上昇により、資金調達コストが上昇することによって、当社グループの業績が影響を受ける可能性がある。金利上昇リスクについては、固定金利のウエイトを高くする等により、リスクを抑制している。 ⑥ 投資未回収もしくは損失の計上 当社グループは、事業構造の多様化・強靭化に向けたグループ変革に継続的に取り組んでおり、ガスエネルギー事業や不動産事業等へ成長投資を行っている。大規模な投資を行った後の国内外の経済情勢の変化等により、適切な回収がされず投資時に見込んだ将来の収支予測を達成できない場合、減損損失や評価損の計上等により、当社グループの業績が影響を受ける可能性がある。当社グループは、このようなリスクを低減するため、投資を行うにあたっては、投資評価委員会において採算性及びリスク評価を行い、その結果を踏まえて経営会議・取締役会に諮る等、慎重な経営判断の下に投資を決定している。また、投資後は、定期的に検証を実施し、必要に応じて事業等の見直しや協業及び支援等の対策を実施している。 ⑦ 基幹ITシステムの停止、誤作動、情報漏洩 当社グループは、社会経済活動を支える重要なインフラを担っており、基幹システムの機能維持や情報セキュリティの確保は、当社グループの社会的責任として真摯に取り組むべき重要なテーマと考えている。ガス製造・供給システムやお客さま情報システム等の基幹システムの機能に重大な障害が発生した場合、ガスの製造と供給やガス料金計算及びお客さま受付をはじめとした各種業務が滞ることになり、お客さまや社会に多大なご迷惑をおかけし、当社にとって有形無形の損害が発生する可能性がある。そのため、不測の事態でも業務への影響を最小限にとどめるよう、情報関連子会社と緊密な連携を図っている。また、当社グループは、様々な経営及び事業に関する重要情報や多数の顧客情報等の個人情報を保有している。万一これらの情報がサイバー攻撃やITシステムの不備及び情報の持ち出し等で外部に漏洩した場合は、当社の事業に重大な影響を与え、あるいは社会的信用を低下させる可能性がある。そのため、個人情報保護規程、情報セキュリティガイド等を制定し、全従業員に対して情報セキュリティ教育を実施する等、情報漏洩の対策を推進している。さらに、サイバー攻撃に対する各種セキュリティ対策を行うとともに、関係機関等との情報共有・分析、事案発生時の対応訓練等を継続的に実施している。 ⑧ コンプライアンスリスク 法令・定款及び企業倫理・社会規範に反する行為が発生した場合には、その対応に直接的に要する費用のみならず、社会的信用の失墜等の有形無形の損害が発生する可能性がある。そのため、グループガバナンス委員会で策定されたコンプライアンス基本方針に基づき、様々な意識啓発・教育を行い、当社グループ全体のコンプライアンスの統制を強化し、社内監査を定期的に実施している。 (2) 主要事業に係るリスク(a)エネルギー事業⑨ 気候や経済環境の変動によるエネルギー需要への影響気候変動による猛暑や暖冬の影響により、給湯・暖房用を中心としたガス需要量の減少が見込まれ、ガスエネルギー事業の売上に影響を及ぼす可能性がある。さらに、中長期的には「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向け、化石燃料の中でCO2排出量が比較的少ない天然ガスやLPGであっても、競争力低下により既存のガス需要が縮小するリスクがある。そのため、気候変動の影響が少ない産業用やコージェネレーション向けのガス販売を強化するとともに、業務用や産業用のお客さまへのカーボン・オフセット都市ガス(LPG含む)の販売を拡大し、環境価値を付加した商品で差別化を図っている。また、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」に則り、トランジション(移行期)においては、石油・石炭から天然ガスへのシフトによる低炭素化を促進し、メタネーション技術の導入によるガス自体の脱炭素化及び再生可能エネルギーの普及拡大による電源の脱炭素化を推進していく。 ⑩ 競争激化ガスエネルギー事業は、ガス小売全面自由化以降、他エネルギー事業者や新規参入事業者との競争が一段と激化している。今後さらに競争が進展した場合、当社グループの経営成績や財務状況に影響を及ぼす可能性がある。そのため、当社グループは、小売電気事業にてガスと電気のセット販売を積極的に展開し、顧客基盤の維持・拡大を図る。また、お客さまのニーズを汲み取った魅力ある付加価値サービスの充実や、最適なエネルギーシステムの導入に加え運転・保守管理等のエネルギーソリューションサービスを提供することで、エネルギー消費における当社グループのサービスのシェア拡大を目指す。 ⑪ 原料価格高騰リスクLNGは海外より調達しているので為替や原油価格の変動によってはコストの増加に繋がる可能性があるため、LNGの調達元との契約更改や価格見直しにより、調達コストの低減に努めている。 ⑫ 原燃料調達に関するトラブル当社グループは、LNG等の原燃料の多くを海外からの輸入に依存しているため、調達先における設備・操業上のトラブル、自然災害、国際情勢の緊張や紛争等のカントリーリスク、輸送ルートの制約等により、原燃料が計画どおり調達できない可能性がある。これに対し、調達先の分散化、迅速なスポット調達の体制構築等により、調達の安定性及び柔軟性の確保に努めている。 ⑬ ガスの製造及び供給に関するトラブル当社グループは、「お客さまの安全・安心の確保と安定供給は、エネルギー事業者にとっての最大の責務」と考え、保安対策や防災機能の充実・強化に取り組んでいる。しかし、製造・供給・消費の各段階において、ガス漏えいや爆発等のガス事故やトラブルが発生した場合、直接的な損害に止まらず、社会的責任の発生等、重大な影響を及ぼし、当社グループの事業運営に支障をきたす可能性がある。そのため、重大な事故やトラブルを想定した実践的な訓練等による対応力の強化や、ガス導管網の整備、安全性の高いガス機器の普及等、保安の確保と安定供給に向けた対策を行っている。 ⑭ 海外事業展開当社グループでは、電力その他エネルギー分野における成長拡大の一手法として、海外事業展開は有効な手段と考えている。そこで、海外エネルギー事業への投資のほか、アジアの玄関口に位置するひびきLNG基地を活用したLNG出荷事業の拡大を推進している。海外事業においては、当該国における政治的又は経済的要因、社会情勢の悪化等により当社グループの業績が影響を受ける可能性がある。そのため、専門コンサルタントやアドバイザーの活用等、早期に情報収集をすることで様々なリスクの低減を図っている。 ⑮ 電力調達価格変動リスク電力調達は日本卸電力取引市場や発電事業者等からの調達であるが、猛暑や寒波等による電力需要の逼迫及び自然災害や発電所トラブル等による供給力の減少等により需給バランスが悪化し、日本卸電力取引所からの電力調達価格が高騰する可能性がある。このような事態が生じると当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。そのため、当社グループは、発電事業者等との相対契約や電力先物取引により調達コストの固定化を図っている。今後は、ひびき発電所や再生エネルギー事業の拡大等により安定電源を確保していく。 (b)不動産事業⑯ 事業環境の変化等による採算の悪化 当社グループは、不動産事業をガスエネルギー事業に次ぐ収益の柱として成長分野と位置付け事業の拡大に取り組んでいる。不動産事業は、戸建分譲事業、マンション分譲事業ともに順調に推移しており、2019年度からは海外不動産事業を開始している。また、賃貸事業はこれまで住宅やオフィス、物流倉庫等一定数の収益不動産を蓄積し、不動産事業全体の収益拡大と事業の安定性向上を図っている。しかし、不動産業界は、景気動向、金利動向、不動産市況、新規供給物件動向、不動産販売価格動向、不動産税制等の影響を受けやすい。景気見通しの悪化や、大幅な金利の上昇、供給過剰による販売価格の下落発生等、諸情勢に変化があった場合には、消費者購買心理の悪化、地価の下落、賃貸価格の下落が生じ、業績等に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、その場合には、当社グループが保有する不動産の評価額の引き下げが必要となる可能性がある。 そのため、当社グループは、競合物件の販売状況や近隣の市況を十分に勘案し各社の投資判断基準及び撤退基準を基にした取得用地の検討、近隣の販売状況や建築資材高騰等の外的要因から収益性を厳格に評価したうえ事業化判断を行っている。 また、進行中のプロジェクトや保有する不動産の収益性については適宜モニタリングを実施し、収益性が悪化する兆候を検知した場合は、改善策の策定・実施、事業撤退、売却等適切な対処を実施している。 ⑰ 海外事業展開不動産事業においては、2019年に現地デベロッパーとの合弁により開始したタイ国における戸建分譲販売事業を皮切りに、海外における事業展開を進めている。海外事業は、当該国の社会や経済環境の変動、法規制及び税制の変更、人権問題や内乱又は紛争等のカントリーリスク等の影響を受ける恐れがあり、その結果、プロジェクトの中止、遅延、採算の悪化が生じる可能性がある。このようなリスクを低減するため、プロジェクト開始にあたっては、外部コンサルタントやファイナンシャルアドバイザーの活用、早期の情報収集のほか、現地の市場や法規制等に精通した現地企業を提携先として選定することを実施している。提携先の選定に当たっても、当該提携先の財務状態や提携関係等により、現地での事業展開に影響を受ける恐れがあることから、調査の徹底を図っている。さらに、プロジェクトの進行過程においても、当社グループは、提携先からを含め随時必要な情報収集に努め、リスクの変化等を把握し、必要に応じて事業計画の見直しを行っている。 ⑱ 住宅の品質管理及び保証物件の品質管理には、グループごとに独自の標準仕様書、品質管理基準書等を定め検査確認を行い、万全を期しているが、販売した物件に重大な瑕疵があるとされた場合には、直接的な原因が当社以外の責任によるものであったとしても、売主として契約不適合責任を負う可能性がある。その結果、保証工事費の増加や、当社の信用の毀損等により、当社グループの業績に影響を与える可能性がある。そのため、当社グループは、外部の与信調査機関のデータベース活用による施工会社の信用調査、リスク発生時に備えた保険(建設工事保険、住宅瑕疵担保責任保険等)への加入等の対策を実施している。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,202
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されている。経営者の視点による当連結会計年度の経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する分析等は次のとおりである。本項に記載した将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 1.経営成績の状況当期におけるわが国経済は、物価上昇の影響を受けつつも個人消費に持ち直しの動きが見られる等、景気は緩やかに回復した。一方、国際情勢の変化により地政学リスクが顕在化し、先行きについては不透明感が高まる状況となった。エネルギー業界においては、脱炭素化の加速に向けた取り組みの強化や、国際エネルギー市場の動向を踏まえた安定供給の確保が課題である。このような状況において、当社グループは、2025年度~2027年度を対象とする中期経営計画「ACT2027」のもと、ガスと電力を中心とするエネルギー事業の成長の加速と不動産事業の安定的な収益確保により、利益を最大化するとともに、グループ経営管理の高度化による資本効率の向上に取り組んでいる。 特に西部ガスグループの中核をなす都市ガス、LPG、LNGのガスエネルギー事業においては、地域に根差した事業体制のもと、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、カーボン・オフセット都市ガスの普及拡大、メタネーション実証事業やISOタンクコンテナ開発等に取り組んでいる。また、国内の天然ガス需要への対応による低炭素化社会への貢献や安定供給の更なる向上を可能とするため、LNGタンク増設等によるひびきLNG基地の能力増強を決定した。 第2の収益の柱と位置付ける不動産事業においては、まちづくり・再開発・建物建築等の計画段階から、ディベロッパーさま・ハウスメーカーさま等に西部ガスグループのソリューション力を活かした提案を行い、西部ガスグループを真のパートナーとして選んでいただき、ガスエネルギー事業とのシナジー効果を生み出せるように取り組んでいる。また、大型賃貸用物流施設開発を実施し、新たな不動産領域への参入も果たした。 国際エネルギー事業においては、ひびきLNG基地の立地条件の優位性や拡張性を活かし、LNG船による再出荷、LNG船のガスアップ/クールダウンやLNGの一時貯蔵/積替等に取り組み、着実に実績を積み重ねてきた。また、ひびきLNG基地の能力増強の決定は、基地を活用したグローバルビジネスの推進を可能とする。 その他の分野では、ベンチャー企業をはじめとする成長企業への出資等を行うファンドの運営、ひびき発電所の営業運転を開始する等、当社グループの強みと経営資源を最大限活用しながら、ガスエネルギー以外の事業拡大による事業構造の多様化・強靭化に向けたグループ変革を推進した。 このような事業活動の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は前期に比べ2.9%増の261,823百万円、営業利益は同18.4%増の12,463百万円、経常利益は同18.6%増の12,583百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.3%増の7,147百万円となった。 セグメント別の状況は次のとおりである。(1) ガス当連結会計年度の都市ガス販売量は前期に比べ1.8%減の913,410千㎥となった。このうち家庭用ガス販売量については、平均気温が高かったこと等により前期に比べ2.7%減の200,962千㎥となった。業務用ガス販売量については、既存顧客の稼働減等により前期に比べ1.4%減の592,840千㎥となった。他の事業者への卸供給ガス販売量については、卸供給先の需要減により前期に比べ2.6%減の119,608千㎥となった。以上のような都市ガス販売量の結果と原料費調整によるガス料金単価の下方調整の影響等により、売上高は前期に比べ3.5%減の153,490百万円となったものの、セグメント利益はひびきLNG基地の減価償却費が減少したこと等により、同39.3%増の7,914百万円となった。 (2) LPG売上高はLPG販売単価の下落等により前期に比べ2.9%減の26,098百万円となったものの、セグメント利益はLPG購入単価の下落等により、1百万円(前期はセグメント損失217百万円)となった。 (3) 電力・その他エネルギー売上高は電力販売事業や国際エネルギー事業における販売量の増加等により前期に比べ35.0%増の31,419百万円となり、セグメント利益は売上高の増加等により、同441.8%増の1,235百万円となった。 (4) 不動産売上高は分譲マンション販売価格の上昇等により前期に比べ15.4%増の47,700百万円となったものの、セグメント利益は海外事業における売上原価が増加したこと等により、同20.1%減の3,329百万円となった。 (5) その他その他の事業には、食関連事業(食品販売事業、飲食店事業)、情報処理事業等が含まれている。売上高は情報処理事業の売上増加等により前期に比べ6.1%増の23,603百万円となったものの、セグメント利益は販売費及び一般管理費が増加したこと等により、同79.1%減の60百万円となった。 (注)1.セグメント別売上高及びセグメント利益には、セグメント間の内部取引に係る金額を含んでいる。2.本報告書では、ガス販売量は、毎月の検針による使用量の計量に基づいたものを45MJ(メガジュール)/㎥で表記している。 セグメント別の売上高及びその構成比は次のとおりである。 区分前連結会計年度当連結会計年度 金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%) ガス159,10958.3153,49054.4 LPG26,8649.926,0989.2 電力・その他エネルギー23,2748.531,41911.1 不動産41,31715.147,70016.9 その他22,2568.223,6038.4 計272,821100.0282,312100.0 2.財政状態の状況(1) 資産当連結会計年度末における資産の残高は465,845百万円となり、前連結会計年度末に比べ18,071百万円増加した。固定資産の残高は351,533百万円であり、前連結会計年度末に比べ28,148百万円増加した。これは、株価上昇に伴い投資有価証券が増加したこと等によるものである。流動資産の残高は114,312百万円であり、前連結会計年度末に比べ10,076百万円減少した。これは、現金及び預金の減少等によるものである。 セグメント別の状況は次のとおりである。① ガス固定資産の取得等により、資産合計は190,907百万円(前期比12,974百万円 7.3%増)となった。 ② LPG固定資産の減価償却が進んだこと等により、資産合計は21,874百万円(前期比1,100百万円 4.8%減)となった。 ③ 電力・その他エネルギー長期貸付金が増加したこと等により、資産合計は49,256百万円(前期比8,681百万円 21.4%増)となった。 ④ 不動産販売用不動産の減少等により、資産合計は136,944百万円(前期比7,892百万円 5.4%減)となった。 ⑤ その他固定資産の取得等により、資産合計は27,541百万円(前期比558百万円 2.1%増)となった。 (注)セグメント別資産には、セグメント間の内部取引に係る金額を含んでいる。 (2) 負債当連結会計年度末における負債の残高は342,514百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,449百万円増加した。固定負債の残高は220,837百万円であり、前連結会計年度末に比べ7,758百万円増加した。これは、長期借入金が増加したこと等によるものである。流動負債の残高は121,676百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,309百万円減少した。これは、支払手形及び買掛金が減少したこと等によるものである。なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は288,195百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,375百万円増加した。 (3) 純資産当連結会計年度末における純資産の残高は123,331百万円であり、前連結会計年度末に比べ11,622百万円増加した。これは株価上昇に伴いその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものである。なお、当連結会計年度末における自己資本比率は、24.7%(前連結会計年度末は23.2%)となった。 3.キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,521百万円減の22,834百万円となった。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりである。 (1) 営業活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度に営業活動により増加した資金は、25,329百万円となり、前連結会計年度に比べ13,228百万円の収入の減少となった。これは、仕入債務の増減額が減少したこと等によるものである。 (2) 投資活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度に投資活動により減少した資金は、33,812百万円となり、前連結会計年度に比べ3,860百万円の支出の増加となった。これは、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものである。 (3) 財務活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度に財務活動により増加した資金は、2,898百万円となり、前連結会計年度に比べ9,598百万円の収入の増加となった。これは、短期借入金の純増減額が増加したこと等によるものである。 4.生産、受注及び販売の実績当社グループにおいては、ガスセグメントが生産及び販売活動の中心となっており、外部顧客に対する売上高及び営業費用の大半を占めている。また、当該セグメント以外のセグメントが生産及び販売する製品・サービスは広範囲かつ多種多様であり、受注形態をとらないものも多い。このため、以下は、ガスセグメントにおける生産、受注及び販売の実績について記載している。 (1) 生産実績当連結会計年度における生産実績は次のとおりである。 品名 数量(千m3) 前期比(%) ガス928,908△1.6 (2) 受注実績ガスについては、その性質上受注生産は行っていない。 (3) 販売実績当連結会計年度におけるガスの販売実績は次のとおりである。項目数量(千m3) 金額(百万円) 前期比(%)前期比(%) 家庭用200,962△2.748,541△4.2 業務用592,840△1.460,223△6.2 卸供給119,608△2.610,619△9.1 計913,410△1.8119,384△5.7 期末ガス小売お客さま 件数(千件)874△0.0 期末ガスメーター 取付個数(千個)1,1470.5 5.経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループの主要な原材料であるLNGは、海外から輸入しているため為替や原油価格の変動により大きな影響を受ける。そのリスクをヘッジする手段として為替予約や原料価格に関するスワップ等を検討している。また、都市ガス事業においては、原料価格の変動は原料費調整により、タイムラグは生じるもののガス販売価格に反映して対応することが可能である。また、当社グループの売上高の大半を占めているガスによる売上高は、気温・水温等の変動により、大きな影響を受ける。このため、当社グループは、金融機関等とのデリバティブ契約の締結等、そのリスクの軽減を検討している。さらに、都市ガス事業は、需要拡大や安定供給のためにガス導管の敷設等の多大な設備投資が必要であるため、社債や借入金等の残高が多く、金利変動の影響が大きい。このため、金利の固定化等により、そのリスクを軽減している。 6.資本の財源及び資金の流動性(1) 資金需要当社グループの運転資金需要の主なものは、ガス事業における原料LNG購入費用のほか、製造費、供給販売費及び一般管理費等の営業費用である。また、投資を目的とした資金需要は、ガス事業における製造設備(LNG貯槽等)、供給設備(導管等)投資及び電力・その他エネルギー事業や不動産事業等成長を見込める分野への投資等によるものである。なお、当社グループ内で運転資金が不足する子会社については、融資等による支援を行っている。 (2) 財務政策当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資及びグループ事業拡大に向けた投資資金については、金融機関からの長期借入と社債の発行による調達を基本としている。また、当社は、当社グループ内でキャッシュ・マネジメント・サービスを実施しており、資金調達の一元化、余剰資金の活用等により、当社グループ全体の有利子負債の削減に努めている。なお、金融機関には十分な借入枠を有しているため、当社グループの事業の維持拡大、運営に必要な運転資金、設備投資資金の調達は、今後も可能であると考えている。 7.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載している。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づき見積り及び判断を行っているが、見積り特有の不確実性があるために実際の結果は異なる場合がある。また、当社グループにおける重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載している。 8.目標とする経営指標の実績当社グループは、2028年3月期を最終年度とするグループ中期経営計画「ACT2027」において、「経常利益」、「ROE」、「ROIC」、「自己資本比率」を、目標とする経営指標と定めた。当連結会計年度における当該指標は次のとおりである。「経常利益」は12,583百万円(前期10,611百万円)となった。「ROE」は6.5%(前期6.3%)となった。「ROIC」は2.3%(前期2.1%)となった。「自己資本比率」は24.7%(前期23.2%)となった。 なお、グループ中期経営計画「ACT2027」の目標とする経営指標は次のとおりである。項 目達成時期経営指標経常利益(3年合計)2025~2027年度合計380億円ROE2027年度8.0%程度ROIC2027年度2.3%程度2030年代前半3.0%程度自己資本比率2027年度23.0%以上
セグメント情報4,332
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものである。当社グループは、主に都市ガス事業(附随する工事及び器具販売を含む)、LPG事業、電力・その他エネルギー事業及び不動産事業を行っており、製品・サービス別のセグメントである「ガス事業」、「LPG事業」、「電力・その他エネルギー事業」及び「不動産事業」の4つを報告セグメントとしている。また、当連結会計年度より、「西部ガスグループ中期経営計画(2025~2027年度) ACT2027」に掲げる「資本コ スト経営」を推進する方針を踏まえ、一部の事業について帰属する報告セグメントの見直しを行った。この結果、「ガス事業」は、都市ガス販売、都市ガス機器販売、ガス配管工事、LNG販売、リフォーム事業等を行っている。「LPG事業」は、LPG販売、LPG機器販売並びにこれに伴う工事施工等を行っている。「電力・その他エネルギー事業」は、電力販売、熱供給事業、太陽光発電事業等を行っている。「不動産事業」は、不動産販売・賃貸及び管理、住宅建築、宅地開発等を行っている。なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分に基づき作成したものを記載している。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一である。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値である。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいている。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 ガスLPG電力・その他エネルギー不動産計売上高 外部顧客への売上高156,64421,79922,50936,364237,31716,979254,296146254,442セグメント間の内部売上高又は振替高2,4655,0647654,95213,2485,27718,525△18,525-計159,10926,86423,27441,317250,56522,256272,821△18,379254,442セグメント利益又は損失(△)5,682△2172284,1709,86228810,15137910,530セグメント資産177,93322,97440,574144,836386,32026,982413,30234,471447,774その他の項目 減価償却費12,6781,0771,0972,01416,86877817,64662418,270減損損失-54-173227-227-227のれんの償却額-42--42-42-42持分法適用会社への投資額5,465-6,749-12,2154,21516,431-16,431有形固定資産及び無形固定資産の増加額10,4841,3839147,99620,7791,08121,8603,34025,201(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品販売事業、情報処理事業、飲食店事業等を含んでいる。2.調整額は以下のとおりである。(1) セグメント利益又は損失の調整額379百万円には、セグメント間取引消去又は振替高339百万円及び各報告セグメントに配分していない全社収益及び全社費用40百万円が含まれている。全社収益は、各グループ会社からの経営支援料等であり、全社費用は、報告セグメントに帰属しないグループ運営に係る費用等である。(2) セグメント資産の調整額34,471百万円には、セグメント間消去又は振替高△211,073百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産245,545百万円が含まれている。全社資産は、主に持株会社である当社における余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、グループ金融及び管理部門に係る資産等である。(3) 減価償却費の調整額624百万円には、セグメント間取引消去又は振替高△145百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産の減価償却費770百万円が含まれている。(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額3,340百万円には、セグメント間消去又は振替高425百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産の増加額2,914百万円が含まれている。3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っている。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 ガスLPG電力・その他エネルギー不動産計売上高 外部顧客への売上高151,13321,53530,62142,006245,29616,369261,666157261,823セグメント間の内部売上高又は振替高2,3574,5637985,69313,4127,23320,646△20,646-計153,49026,09831,41947,700258,70823,603282,312△20,488261,823セグメント利益7,91411,2353,32912,4816012,541△7712,463セグメント資産190,90721,87449,256136,944398,98227,541426,52339,322465,845その他の項目 減価償却費10,0351,0191,1172,18014,35381515,16851815,687減損損失--23927851846565-565のれんの償却額-52--52-52-52持分法適用会社への投資額5,063-6,468-11,5314,47016,002-16,002有形固定資産及び無形固定資産の増加額17,7421,1582,5994,85126,35193227,2844,97032,254(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品販売事業、情報処理事業、飲食店事業等を含んでいる。2.調整額は以下のとおりである。(1) セグメント利益の調整額△77百万円には、セグメント間取引消去又は振替高419百万円及び各報告セグメントに配分していない全社収益及び全社費用△496百万円が含まれている。全社収益は、各グループ会社からの経営支援料等であり、全社費用は、報告セグメントに帰属しないグループ運営に係る費用等である。(2) セグメント資産の調整額39,322百万円には、セグメント間消去又は振替高△224,455百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産263,777百万円が含まれている。全社資産は、主に持株会社である当社における余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、グループ金融及び管理部門に係る資産等である。(3) 減価償却費の調整額518百万円には、セグメント間取引消去又は振替高△114百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産の減価償却費633百万円が含まれている。(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額4,970百万円には、セグメント間消去又は振替高△196百万円及び各報告セグメントに帰属しない全社資産の増加額5,166百万円が含まれている。3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っている。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」を参照。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため記載を省略している。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客がいないため、記載していない。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報「3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報」を参照。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため記載を省略している。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める顧客がいないため、記載していない。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) ガスLPG電力・その他エネルギー不動産その他全社・消去合計減損損失-54-173--227 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) ガスLPG電力・その他エネルギー不動産その他全社・消去合計減損損失--23927846-565 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) ガスLPG電力・その他エネルギー不動産その他全社・消去合計当期償却額-42----42当期末残高-171----171 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) ガスLPG電力・その他エネルギー不動産その他全社・消去合計当期償却額-52----52当期末残高-300----300 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はない。
サステナビリティに関する考え方及び取組7,483
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 当社グループは、2021年11月に策定した「西部ガスグループビジョン2030」において、“2030年のありたい姿”として、「つながりをチカラに未来を変える価値の創造に挑み、持続可能で豊かな社会の実現をリードする」ことを掲げている。また、同ビジョンで掲げた「サステナビリティ経営の推進」にあたり、社会の持続可能性の実現及び当社グループの長期的な価値創造に向けて、企業として最優先に取り組むべき課題を2022年にマテリアリティとして特定した。 2025年における新たな中期経営計画の策定にあわせ、当該マテリアリティについて点検を実施し、当社ガスグループを取り巻く経営環境の変化を踏まえて見直しを行った。※当該マテリアリティは、「西部ガスグループビジョン2030」及び中期経営計画と連動した形で整理しており、当社グループのサステナビリティに関する方針・戦略ならびに各種取り組みの基盤として位置づけている。 ※マテリアリティに関する「リスク及び機会」の整理ならびに行動計画は、当社ウェブサイトに掲載している。 URL: https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/materiality/ マテリアリティ(重要領域)サブマテリアリティ戦略1:地域のカーボンニュートラルの実現価値創造領域1地域のカーボンニュートラル気候変動への対応エネルギーへのアクセス価値創造領域2地域の安全・安心とレジリエンス安定供給と安全性確保戦略2:サステナブルな暮らしや地域社会を支える価値の共創価値創造領域3サステナブルで活力あふれる地域社会サステナブルなくらしの推進地域のビジネスと経済の発展戦略1・2の基盤となるバリューチェーンと地域コミュニティの発展価値創造領域4地域の社会課題解決とコミュニティの発展地域コミュニティへの参画価値創造領域5サステナブルなバリューチェーン資源循環の推進持続可能な調達の推進戦略3:未来志向で価値創造の基盤を強化価値創造領域6価値を生み出し続ける人と風土従業員エンゲージメントの向上経営戦略に連動する人財施策の実践挑戦を通じた成長支援価値創造を加速する組織基盤の強化価値創造領域7信頼され続ける組織グループガバナンスとコンプライアンスの強化リスクマネジメントの強化当社グループは、特定したマテリアリティへの取り組みを推進するため、以下のとおりサステナビリティに関する基本方針を定めている。 当社グループは、サステナビリティを巡る課題が、事業リスク減少のみならず機会にもつながる経営上の重要課題であるとの認識のもと、「地域貢献」・「責任」・「和」という経営理念及び「西部ガスグループ企業行動指針」に基づき、これらの課題に真摯に取り組む。・あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを大切に、真に価値ある企業市民として地域社会との共生を実現する。・企業価値の向上を目指すとともに、社会的責任と使命を果たし、持続可能な社会の発展に率先して取り組む。 (1)ガバナンス 当社グループは、サステナビリティに関する取り組みを推進するため、社長執行役員を委員長とし、当社及びグループ会社の関連部門長をメンバーとする「サステナビリティ委員会」を設置し、マテリアリティへの対応をはじめとするサステナビリティに関する重要課題について協議を行い、各種施策の立案及び推進を図っている。 サステナビリティ委員会における協議内容は、原則として年2回、経営会議へ報告を行い、経営会議においては、当社グループのサステナビリティの機会に関連する戦略や事業計画、ならびにサステナビリティのリスク及び機会を踏まえたリスクマネジメント方針等の見直し・指示等を行っている。 取締役会は経営会議から当該内容の報告を受け、社外取締役による独立的・客観的な立場からの意見も踏まえながら、サステナビリティを巡る重要事項等について適宜・適切に検討し、監督を行える体制を整えている。 当社は、2021年5月にサステナビリティ委員会を発足し、マテリアリティ行動計画や方針策定及び見直し、関係方針の整備、ならびに階層別の浸透活動に取り組んできた。2025年度は本委員会を3回開催し、TCFDシナリオ分析の更新、人権方針策定に向けた検討及び人権尊重の推進体制の検討を行った。あわせて、全従業員を対象としたサステナビリティ意識啓発のための取り組み(共感活動※)や2026年度統合報告書発行に関する検討を行った。※「共感活動」…全従業員を対象にサステナビリティに対する意識の向上を図る取り組みであり、2025年度の主な活動は、経営層向けの統合報告書に関するディスカッション、社内外向けの対話活動や活動記事のウェブサイト公開、従業員向けにサステナブルなアクションを促す取り組み等を実施した。参照URL:https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/management/ (2)リスク管理①サステナビリティを巡るリスク及び機会の識別・評価・管理に係る過程■リスク及び機会を識別・評価する過程 社長執行役員を委員長とするサステナビリティ委員会では、「環境・社会(人々)へのインパクト」及び「当社グループの長期にわたる価値創造へのインパクト」の2つの視点に基づき、サステナビリティを巡る関連部門及びグループ会社に係るリスク及び機会を識別し、当社グループのリスク管理規程ならびに時間軸(短期・中期・長期)を考慮し、重要度の評価及び優先順位付けを行っている。■リスク及び機会を管理する過程 関連部門及びグループ会社は、識別・評価されたサステナビリティを巡るリスク及び機会に関して指標及び目標を設定し、それらを行動計画に反映している。この行動計画については、設定した指標に基づき進捗状況をモニタリングし、必要に応じて目標の見直しを行うことにより、当該リスク及び機会を管理している。 サステナビリティ委員会は、識別・評価されたサステナビリティを巡るリスク及び機会について関連部門及びグループ会社からの取り組み状況ならびに設定した目標に関する報告を、原則として年2回受け、審議を行ったうえで、その結果を経営会議へ報告している。 経営会議の議長である社長執行役員は、サステナビリティ委員会からの報告を基に経営戦略や財務計画等への反映を審議し決定する。その後決定された内容を取締役会に報告することで、取締役会による監督を受けている。 ②西部ガスグループのリスクマネジメントへの統合 サステナビリティを巡るリスク及び機会は、前述の通りサステナビリティ委員会において識別・評価される。その後、識別・評価されたリスクは、サステナビリティ委員会からグループガバナンス委員会へ報告され、他のリスクと同様に当社グループのリスク管理規程に基づきグループガバナンス委員会で審議(評価)され、重要なリスクと特定された場合は、当社グループのリスクマネジメントへ統合される。※全社リスクマネジメントの詳細は、「内部統制に係る体制整備の基本方針」を参照。 参照URL:https://hd.saibugas.co.jp/group/governance/ ③サステナビリティを巡る課題に関するガバナンス・リスク管理体制図 (3)重要なサステナビリティ項目 上記、ガバナンス及びリスク管理を通して識別された当社グループにおける重要なサステナビリティ項目については、(ⅰ)気候変動、(ⅱ)人的資本/多様性である。 それぞれの項目に係る当社グループの戦略ならびに指標及び目標については以下のとおりである。 (ⅰ)気候変動《気候変動に関する戦略》 当社グループでは、気候変動が事業活動に影響を及ぼすリスクであると同時に、新たな事業機会の創出もつながる重要な経営課題であるという認識の下、以下の方針を策定し、気候変動への取り組みを実施している。 気候変動への取り組みを積極的にまた能動的に行うことは、中長期的な当社の企業価値向上に繋がるものであると考え、ステークホルダーと適切に協働し、自社のみならず社会全体への価値提供を目指している。また、こうした取り組みを通して、SDGsやパリ協定で掲げられた目標達成への貢献を目指している。 当社グループは、TCFD提言が気候変動問題に関する情報開示や、リスクへの適切な対応を行う重要な枠組みであると考え、2021年10月26日にTCFD提言に賛同した。当社グループは、TCFDの枠組みに沿って、移行リスク・物理的リスク及び機会という観点から検討し、下記の通りそれぞれ特定した。リスク及び機会を特定した後に、政府の「脱炭素政策の進展」という軸と「エネルギー業界の産業構造の変化」という軸の2つの軸から複数のシナリオを適用し、当社グループのレジリエンスを検証した上で、対応策を策定した。 選択したシナリオにおける事業環境の想定は次のとおりである。■1.5℃シナリオ(参考:IEA NZE2050)・国の政策や産業構造変革が加速度的に進展し、エネルギーは極限まで電化され、電化できない熱エネルギー分野においては、環境負荷の低い天然ガスや脱炭素メタンが使用されている。・電源構成における再生可能エネルギーの占める割合が大幅に増加しており、メタネーション等の新技術の研究開発が活発に行われている。・海外においても同様に石油・石炭から天然ガスへの燃料転換が進むとともに、電化が進むことでGHG排出量削減が推進されている。・当社グループの事業エリア(九州)における暴風雨・洪水や気温上昇に関する対応は現状よりやや改善が見込まれるものの、気候変動の物理的リスクの程度は現状のまま推移する。■4.0℃シナリオ(参考:IEA STEPS/IPCC RCP8.5)・国の政策が乏しく産業構造の変換には至っておらず、エネルギーの電化は現状と変わらない状況である。・エネルギーの需給バランスは現状と変化はなく、引き続き石炭・石油が燃料として使用されており、天然ガスの需要は増加する可能性がある。・電源構成における再生可能エネルギーの割合は一定程度増加するものの、メタネーション等の新技術の研究開発は進まない。・海外においても気候変動政策は現状のまま推移している。・当社の事業エリア(九州)においては、暴風雨や洪水の頻度と強度が増加し、物理的リスクが顕在化する可能性が高まる。これに伴い、気候変動の物理的リスクの程度は現状よりも深刻化すると予想される。 当社グループは、エネルギー事業を取り巻くリスク及び機会を特定し、2030年までの短中期と2050年までの中長期に分けて評価・対応を検討している。各シナリオにおけるリスク及び機会ならびに対応策は以下のとおりである。なお、当社グループは、2022年12月に「西部ガスグループカーボンニュートラルアクションプラン」を策定し、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを具体化し、気候変動への対策、脱炭素社会への移行に向けて、気候変動に対する移行計画を取りまとめている。参照URL:https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/environment/tcfd/transitionplans/ 《気候変動に関する指標及び目標》 当社グループは、気候関連のリスクを軽減・適応するため、また気候関連の機会を最大化するため以下の目標を設定した。「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」 移行期である2030年までの数値目標及び指標 目標1:CO2排出削減貢献量 150万トン 指標:当社グループ及びお客さま先GHG排出量 目標2:再エネ電源取扱量 20万kW 指標:再エネ電源取扱量 目標3:ガスのカーボンニュートラル化率 5%以上 指標:供給するガス全体に占めるカーボンニュートラル化したガスの割合当社グループのTCFD提言に則した取り組み(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標及び目標)の詳細は、下記URLを参照。 https://hd.saibugas.co.jp/sustainability/environment/tcfd/ (ⅱ)人的資本/多様性《人的資本/多様性に関する方針》 当社グループにおける、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおりである。 1.人財の育成に関する方針(人財の多様性の確保を含む) ①人財育成方針 当社グループは、すべての従業員が学びたいときに学び、挑戦し、活躍できる環境をつくり出すことで、一人ひとりの能力と可能性を最大限引き出し、未来を変える価値の創造に挑む「人財」を育成する。 この方針に基づき、資格・役割に応じて「階層別」「役割別」「キャリア」「ダイバーシティ推進」等の研修を行い、役割意識の高い人財育成に努め、グループ全体を俯瞰した適所適材の視点で計画的な人財育成を実施する。 ②ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)方針■西部ガスグループダイバーシティ宣言 当社グループは、従業員一人ひとりが属性だけでなく異なる価値観・経験・想い等をもった価値ある存在として、自分の考えを自由に発し、互いに認め合い、切磋琢磨しながら未来を切り拓く挑戦を積み重ね、新たな価値を生み出すことを可能とする社内環境を整備する。また、その環境のもと自らの力を最大限発揮できる活気あふれる組織の実現を目指す。■グループDE&I行動指針○個の尊重一人ひとりを個人として尊重し、あらゆる差別を排除し、グループ全体の共通認識とするよう努める。○差別排除国籍、人種、民族、年齢、性別、性的指向・性自認、障がい、学歴、宗教、個人的価値観等に基づくいかなる差別も行わない。○理解と支援多様な従業員それぞれが抱えている問題への理解を深め、無意識な認識の偏りや無知を克服しつつ、必要な支援を行う。○多様性確保グループのダイバーシティを高めるとともに、意思決定において多様な意見が反映されるように努める。○共創共栄共に暮らす地域コミュニティの一員であるとの意識を持ち、すべての方々と尊重し合える関係づくりに努める。 2.社内環境整備に関する方針 ①労働慣行方針 当社グループは、人権尊重の取り組みをグループ全体で推進し、その責務を果たすため、すべて
コーポレート・ガバナンスの概要5,083
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社グループは、公正かつ誠実な事業活動を通じて企業としての社会的責任を果たすとともに、急速に変化していく事業環境に適確に対応し、株主さま、お客さま、地域社会等ステークホルダーの皆さまの信頼に十分にお応えできるよう、ガバナンス体制の強化に努めている。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由a.取締役会取締役会については、業務執行の意思決定と取締役の職務執行の監督を行うため、適切な運営に努めている。経営に係る重要な事項に関しては、事前に社長を議長とする経営会議で審議の上、取締役会で決議し、執行している。取締役は取締役会規程に従い、業務の執行状況について取締役会に報告している。また、取締役会の経営意思決定機能と監督機能を強化するため、社外取締役4名を招聘している。また、当社は執行役員制度を導入しており、取締役会による業務執行にかかる迅速な意思決定を確実かつ効率的に実施するため、代表取締役と取締役の一部が執行役員を兼務している。なお、取締役会の構成員については、(2)役員の状況に記載のとおりである。 b.指名・報酬等に関する諮問委員会指名・報酬等に関する諮問委員会については、取締役の選解任や報酬等に関する事項を審議するため、その客観性及び透明性を確保する観点から、独立社外取締役が過半数を占める構成としている。2026年6月19日(有価証券報告書提出日)現在の構成員は、以下のとおりである。(構成員)委員長:代表取締役会長 道永幸典、加藤卓二、部谷由二、池内比呂子、髙田聖大、五島久※部谷由二、池内比呂子、髙田聖大、五島久は独立社外取締役である。なお、当社は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名選任の件」及び「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、構成員は、以下のとおりとなる。(構成員)委員長:代表取締役会長 道永幸典、加藤卓二、髙田聖大、五島久、西村香織、中村直子※髙田聖大、五島久、西村香織、中村直子は独立社外取締役である。 c.経営会議取締役会で決定された基本方針に基づき、重要な業務の執行に関し社長執行役員の職務を補佐し、業務の効率的運営を期するとともに、長期的かつ総合的な経営政策等を確立するため経営会議を設置している。2026年6月19日(有価証券報告書提出日)現在の構成員は、以下のとおりである。(構成員)議長:社長執行役員 加藤卓二、上野俊幸、森田省吾、御手洗淳、石丸浩、生越晴茂、吉田浩、相川洋松田和久、村島弘二郎、野﨑恵造、石井宏典、吉村雄大、堀之内浩、沼野良成、有吉雅英なお、当社は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名選任の件」及び「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、構成員は、以下のとおりとなる。(構成員)議長:社長執行役員 加藤卓二、上野俊幸、森田省吾、御手洗淳、生越晴茂、石丸浩、吉田浩、相川洋松田和久、村島弘二郎、野﨑恵造、石井宏典、吉村雄大、堀之内浩、沼野良成、有吉雅英 d.監査等委員会当社は、コーポレート・ガバナンスの一層の強化を図るため、監査等委員会設置会社の体制を採用しており、取締役12名(うち社外取締役4名)で構成される取締役会と、監査等委員である取締役6名(うち社外取締役4名)で構成される監査等委員会を中心とした統治体制をとっている。なお、取締役会、監査等委員会の構成員については、(2)役員の状況に記載のとおりである。 e.グループガバナンス委員会当社は、内部統制システムを適切に整備・運用することを目的に、グループガバナンス委員会規程を定めるとともに、社長を委員長とするグループガバナンス委員会を設置し、当社及び関係会社の重要事項の報告や審議等を行っている。2026年6月19日(有価証券報告書提出日)現在の構成員は、以下のとおりである。(構成員)委員長:代表取締役社長 加藤卓二、上野俊幸、森田省吾、御手洗淳、前田慶太、沼野良成、有吉雅英なお、当社は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名選任の件」及び「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、構成員は、以下のとおりとなる。(構成員)委員長:代表取締役社長 加藤卓二、上野俊幸、森田省吾、御手洗淳、生越晴茂、沼野良成、有吉雅英 このように、経営に対する意思決定・監督機能、及び業務執行機能のより一層の強化を図ることを通じて、健全かつ効率的な経営判断・業務執行を行い企業価値の更なる向上を図るため、現在のガバナンス体制を採用している。 コーポレート・ガバナンス体制図 適時開示に係る社内体制 ③ 企業統治に関するその他の事項a.内部統制システムの整備・運用管理当社は、内部統制システムを適切に整備・運用することを目的に、グループガバナンス委員会規程を定めるとともに、社長を委員長とするグループガバナンス委員会を設置し、重要事項の報告や審議等を行う。内部統制システムの整備・運用状況の内部監査を定期的に行い社長に報告している。 b.リスク管理体制の整備の状況リスク管理については、リスク管理規程を定め、業務遂行に伴うリスクを定期的に把握するとともに、継続的にその対応策の有効性評価や改善を行い、リスクの低減を図る体制を整備している。また、経営で管理する重要リスクを定め、グループガバナンス委員会において全社的に管理する。特に、当社グループ事業や社会への影響が甚大である災害その他非常の場合の措置については、保安規程や防災に関する計画等を定め、迅速かつ適切に対処するよう教育や訓練を実施している。 c.コンプライアンス体制の整備の状況当社では、広範な企業活動がさらに価値あるものとして社会から認められ、一層の信頼を得るべく経営理念に基づく西部ガスグループ企業行動指針を制定するとともに西部ガスグループコンプライアンス基本方針及びコンプライアンス規程を定め、従業員に対してコンプライアンスの徹底を図っている。また、グループ従業員が職務執行に関して重大な不正行為や会社に著しい損害を及ぼすおそれがある事実を発見した場合に、通常の報告ルートのほかに内部通報や相談を行うことができる窓口を設置している。 d.子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況当社は、関係会社事前承認等規程を定め、子会社の経営状態の定期的な把握や経営に係る重要事項についての事前協議を行うとともに、重要度に応じた助言を実施している。また、社長を委員長とするグループガバナンス委員会を設置し、重要事項の報告や審議等を行うとともに、同委員会の決定に基づき、子会社の規模や業態に応じたリスク管理及び権限や組織等の体制が適切に整備・運用されるよう助言や支援を行い、さらに、子会社の規模や業態に応じたコンプライアンス体制が適切に整備・運用されるように支援を行うとともに、子会社の内部統制システムの整備・運用状況について、子会社の重要度に応じて内部監査を行っている。 e.責任限定契約の内容の概要当社と各社外取締役は、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当社契約に基づく賠償責任限度額は法令に定める最低責任限度額である。 f.役員等を被保険者として締結している役員等賠償責任保険契約の概要当社は、役員等を被保険者とする役員賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が負担することになる損害賠償金・争訟費用等を当該保険契約により補填する。当該保険契約の被保険者は当社及び子会社の取締役、監査役、執行役員及び重要な使用人であり、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担している。 g.取締役の定数当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は13名以内、当社の監査等委員である取締役は7名以内とする旨を定款で定めている。 h.取締役の選任決議要件当社は、取締役の選任決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主さまが出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨、定款で定めている。 i.取締役会にて決議できる株主総会決議事項当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めている。また、株主さまへの安定的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨、定款に定めている。 j.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める特別決議について、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主さまが出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めている。 k.取締役会、指名・報酬等に関する諮問委員会の活動状況(取締役会の活動状況)取締役会は、経営の基本方針・計画や重要な業務執行の決定を行っているほか、業務執行状況の報告を受ける等により、取締役の業務執行の監督を行っている。なお、具体的な検討内容としては、重要な業務執行計画や組織再編、自己株式取得や株主優待制度新設等株主還元施策、九州大学箱崎キャンパス跡地再開発事業への出資計画、海外不動産事業を含む多額の資産の取得・処分等、法令及び定款、取締役会規程に定められた事項、当社及び子会社のリスク管理に関する事項、財務報告に係る内部統制に関する事項、グループネットワーク経営、資本コスト経営、人的資本経営も含めた中期経営計画の各種施策、カーボンニュートラルへの取り組みを含むサステナビリティ課題への取り組み状況等である。 当期の取締役会は13回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりである。役職氏名開催回数出席回数代表取締役会長道永 幸典13回13回代表取締役社長加藤 卓二13回13回代表取締役上野 俊幸11回(注)211回(注)2取締役山下 秋史2回(注)10回(注)1取締役森田 省吾13回13回取締役御手洗 淳13回13回取締役前田 慶太11回(注)211回(注)2取締役豊田 康弘2回(注)10回(注)1取締役 監査等委員(常勤)沼野 良成13回13回取締役 監査等委員(常勤)有吉 雅英11回(注)211回(注)2取締役 監査等委員(常勤)下田 正浩2回(注)12回(注)1取締役 監査等委員(社外)部谷 由二13回13回取締役 監査等委員(社外)池内 比呂子13回13回取締役 監査等委員(社外)髙田 聖大13回12回取締役 監査等委員(社外)五島 久13回13回(注)1.山下秋史氏、豊田康弘氏、下田正浩氏の出席状況は、2025年6月25日の取締役退任前に開催された 取締役会を対象としている。 2.上野俊幸氏、前田慶太氏、有吉雅英氏の出席状況は、2025年6月25日の取締役就任後に開催された 取締役会を対象としている。 (指名・報酬等に関する諮問委員会の活動状況)指名・報酬等に関する諮問委員会は、取締役会の諮問機関として、社外取締役の助言を求めることを目的として設置している。なお、具体的な検討内容は、取締役候補者に関する事項、代表取締役・役付取締役の選定に関する事項、取締役の報酬等に関する事項等である。 当期の指名・報酬等に関する諮問委員会は2回開催しており、個々の委員の出席状況については次のとおりである。役職氏名開催回数出席回数代表取締役会長道永 幸典2回2回代表取締役社長加藤 卓二2回2回取締役 監査等委員(社外)部谷 由二2回2回取締役 監査等委員(社外)池内 比呂子2回2回取締役 監査等委員(社外)髙田 聖大2回2回取締役 監査等委員(社外)五島 久2回2回
役員の報酬等1,950
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本①において同じ。)の個人別の報酬等の内容に関する決定方針を定めており、その概要は、以下のとおりである。・取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして機能するよう株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬決定に際しては、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。・取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬(金銭報酬)及び業績連動型株式報酬(業績連動報酬等・非金銭報酬等)により構成されており、その内、業績連動型株式報酬の構成割合は、業績目標が達成された際に付与されるポイント(1ポイント=1株)を金銭に換算した場合、おおむね1割に相当するよう設定している。基本報酬(金銭報酬)は、当社の経営環境、世間水準等を考慮した上で、それぞれの役位に期待すべき役割・責務等を総合的に勘案して決定する。・取締役の報酬は、客観性及び透明性を確保する観点から、社外取締役が過半数を占める指名・報酬等に関する諮問委員会での審議を踏まえ、株主総会において承認された限度額(年額3億7,200万円以内)で決定する。 なお、決定方針は、同諮問委員会での審議を踏まえ、取締役会にて決議している。 また、当社においては、取締役会の委任決議に基づき代表取締役会長道永幸典氏が取締役の個人別の報酬額の具体的内容を決定している。その権限の内容は、各取締役の基本報酬(金銭報酬)の配分の決定である。これらの権限を委任した理由は、同氏が当社グループを取り巻く事業環境、経営状況を最も熟知し、総合的に取締役の報酬額を決定できると判断したためである。 取締役会は、当該権限が同氏によって適切に行使されるよう社外取締役が過半数を占める指名・報酬等に関する諮問委員会での審議を踏まえる等の措置を講じており、当該手続きを経て取締役の個人別の報酬額が決定されていることから、取締役会はその内容が決定方針に沿うものであると判断している。監査等委員である取締役の報酬は、株主総会において決議している限度額の枠内(年額9,600万円以内)で、その職務の性質を踏まえ固定報酬のみで構成され、監査等委員である取締役の協議により決定している。 ② 業績連動型株式報酬取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、本②において同じ。)の報酬には、取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、中長期的な業績と企業価値の向上に貢献する意識をより一層高めることを目的として業績連動型株式報酬制度(株式給付信託)を導入している。本制度は、当社が定めた役員株式給付規程に基づき、各事業年度に応じたポイントを付与し、退任時に当該付与ポイント相当の当社株式等を給付する仕組みであり、業績連動は、グループ中期経営計画で対外的に公表している連結経常利益合計目標(※1)の単年度平均(※2)を指標として、その達成状況(当連結会計年度実績125億8,300万円)に応じて、株主総会において承認された限度額(※3)及びポイント限度(※4)の範囲内でポイント付与等を行っている。※1 2025~2027年度グループ中期経営計画連結経常利益合計目標380億円※2 当事業年度に係る指標(目標)連結経常利益126億6,600万円※3 業績連動型株式報酬限度額 連続する3事業年度で1億9,700万円※4 ポイント制度 連続する3事業年度で88,300ポイント ③ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動型株式報酬取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)171147239取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)4242-4社外役員2828-4(注)1.上記には、第132回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役3名、監査等委員2名の在任中の報酬等の額が含まれている。2.役員報酬限度額は、取締役(監査等委員である取締役を除く)分年額3億7,200万円以内、監査等委員である取締役分年額9,600万円以内である(2018年6月27日定時株主総会決議)。3.取締役(監査等委員である取締役を除く)には、2019年6月26日開催の第126回定時株主総会決議に基づき、業績連動型株式報酬制度を導入している。なお、上記の業績連動型株式報酬の額は、非金銭報酬等に該当する。④ 役員ごとの連結報酬等の総額等連結報酬等の総額が1億円以上である者は該当がないため、記載していない。
従業員の状況2,996
(2)【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)ガス2,282[637]LPG310[54]電力・その他エネルギー160[21]不動産256[238]報告セグメント計3,008[950]その他557[515]全社(共通)160[35]合計3,725[1,500](注)1.従業員数は就業人員数を記載しており、当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)から当社グループ外への出向者を含まない。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当連結会計年度の平均雇用人員数である。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、持株会社である当社の就業人員である。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)160[35]41.513.86,555,3643.6(注)1.従業員数は常勤の就業人員数を記載しており、当社から社外への出向者を含まない。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当事業年度の平均雇用人員数である。3. 平均勤続年数は、純粋持株会社体制移行前の西部瓦斯株式会社における勤続年数を通算して記載している。4.平均年間給与は、通期在籍者を対象として算出し、賞与及び基準外賃金を含んでいる。なお、管理職の地位にある者を算定対象に含まない。5.当社の従業員数は全てセグメントの「全社(共通)」に含まれるため、合計人数のみ記載している。6.従業員数の減少は、主に連結子会社からの受入出向者が減少したことによるものである。 ③ 最大人員会社の状況 ア 当事業年度における従業員数が最も多い会社西部瓦斯㈱ 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)856[217]42.019.76,284,0711.3(注)1.従業員数は常勤の就業人員数を記載しており、当社から社外への出向者を含まない。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当事業年度の平均雇用人員数である。3.平均年間給与は、通期在籍者を対象として算出し、賞与及び基準外賃金を含んでいる。なお、管理職の地位にある者を算定対象に含まない。 イ 上記アの次に従業員数が多い会社西部ガスエネルギー㈱ 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)216[39]38.810.75,133,6873.8(注)1.従業員数は常勤の就業人員数を記載しており、当社から社外への出向者を含まない。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当事業年度の平均雇用人員数である。3.平均年間給与は、通期在籍者を対象として算出し、賞与及び基準外賃金を含んでいる。なお、管理職の地位にある者を算定対象に含まない。 ④ 労働組合の状況 労働組合との間に特記すべき事項はない。 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 ア 提出会社 2026年3月31日現在管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)2男性労働者の育児休業取得率(%) 労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)2全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.2100.069.471.862.1(注)1.提出会社である西部ガスホールディングス㈱は、子会社である西部瓦斯㈱等からの出向者で構成されているため、受入出向者を対象に集計している。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。3. 男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異の対象期間は、当事業年度(2025年4月1日~2026年3月31日)である。4.男性労働者の育児休業取得率は、育児休業等の取得割合(当事業年度において雇用する男性労働者のうち育児休業等を取得した者の数÷当事業年度において雇用する男性労働者のうち配偶者が出産した者の数×100)により算出している。5. 労働者の男女の賃金の額の差異は、女性労働者の平均年間賃金÷男性労働者の平均年間賃金×100として算出している。また、平均年間賃金は、総賃金(賞与及び基準外賃金を含む)÷人員数として算出している。6.パート・有期労働者は、臨時従業員(再雇用従業員、契約従業員、パートタイマー)を対象に算出している。なお、パートタイマーについてはフルタイム換算をせず実際に支給した賃金に基づき算出している。 イ 連結子会社 2026年3月31日現在名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)2男性労働者の育児休業取得率 (%) 労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)2全労働者 正規雇用 労働者パート・有期労働者西部瓦斯㈱3.598.173.179.673.2西部ガスエネルギー㈱10.890.071.972.071.4西部ガス都市開発㈱0.0100.054.868.856.4西部ガスリビング㈱12.9-78.678.776.3西部ガス情報システム㈱6.3100.063.762.1-西部ガステクノソリューション㈱3.9100.093.380.3128.3西部ガス・カスタマーサービス㈱7.775.080.681.187.4西部ガスリアルライフ福岡㈱0.0100.065.866.858.0西部ガスリアルライフ北九州㈱6.3-78.378.043.3西部ガスリアルライフ熊本㈱0.0-78.977.181.4西部ガス設備工業㈱9.1100.073.670.360.6㈱八仙閣7.750.059.6105.689.8エスジーグリーンハウス㈱0.0-45.286.1117.8西部ガスライフサポート㈱16.7-75.686.698.8㈱ファイブ0.0-56.784.375.0㈱エストラスト9.1-72.683.870.9(注)1.出向者は出向元の従業員として集計しているため、ア提出会社の数値を含んでいる。2. 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。3.男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異の対象期間は、当事業年度(2025年4月1日~2026年3月31日)である。4.男性労働者の育児休業取得率は、育児休業等の取得割合(当事業年度において雇用する男性労働者のうち育児休業等を取得した者の数÷当事業年度において雇用する男性労働者のうち配偶者が出産した者の数×100)により算出している。5. 労働者の男女の賃金の額の差異は、女性労働者の平均年間賃金÷男性労働者の平均年間賃金×100として算出している。また、平均年間賃金は、総賃金(賞与及び基準外賃金を含む)÷人員数として算出している。6.パート・有期労働者は、臨時従業員(再雇用従業員、契約従業員、パートタイマー)を対象に算出している。なお、パートタイマーについてはフルタイム換算をせず実際に支給した賃金に基づき算出している。
関係会社の状況1,763
4【関係会社の状況】名 称住 所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関 係 内 容(連結子会社) ひびきエル・エヌ・ジー㈱(注)2北九州市若松区6,000ガス90.0 西部瓦斯㈱(注)2,7福岡市博多区490ガス100.0当社が経営支援、情報システムサービス等を提供役員の兼任等 兼任 6人債務保証あり久留米ガス㈱福岡県久留米市490ガス85.2役員の兼任等 兼任 1人西部ガスリビング㈱福岡市東区480ガス100.0 九州ガス圧送㈱福岡県大牟田市450ガス100.0 西部瓦斯熊本㈱熊本県熊本市310ガス100.0当社が経営支援、情報システムサービス等を提供役員の兼任等 兼任 1人西部瓦斯長崎㈱長崎県長崎市310ガス100.0当社が経営支援、情報システムサービス等を提供役員の兼任等 兼任 1人西部瓦斯佐世保㈱長崎県佐世保市310ガス100.0当社が経営支援、情報システムサービス等を提供役員の兼任等 兼任 1人大牟田瓦斯㈱福岡県大牟田市200ガス99.9役員の兼任等 兼任 1人筑後ガス圧送㈱福岡県久留米市200ガス100.0債務保証あり西部ガス・カスタマーサービス㈱福岡市東区180ガス100.0 西部ガスエネルギー㈱福岡県糟屋郡粕屋町480LPG100.0役員の兼任等 兼任 1人西部ガステクノソリューション㈱福岡市東区450電力・その他エネルギー100.0 エネ・シード㈱福岡市博多区100電力・その他エネルギー100.0 エネ・シードひびき㈱福岡市博多区100電力・その他エネルギー51.0(51.0) ㈱エストラスト(注)3山口県下関市736不動産51.9 西部ガス都市開発㈱福岡市博多区400不動産100.0役員の兼任等 兼任 1人九州八重洲㈱福岡市博多区180不動産100.0 SG ENRICH CO.,LTD.(注)6タイノンタブリー305,000千THB不動産34.3(34.3)[35.6]役員の兼任等 兼任 1人債務保証ありSGインキュベート第2号投資事業有限責任組合(注)2福岡市博多区2,510その他100.0(0.3) SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合福岡市博多区2,000その他100.0(0.3) 西部ガス情報システム㈱福岡市博多区400その他100.0 SGインキュベート第3号投資事業有限責任組合福岡市博多区600その他100.0(0.5) 名 称住 所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関 係 内 容㈱八仙閣福岡市博多区100その他100.0 エスジーケミカル㈱福岡県大牟田市100その他100.0 西部ガスシェアードサービス㈱福岡市博多区100その他100.0 その他 19社 (持分法適用関連会社) PETROVIETNAM LOW PRESSURE GAS DISTRIBUTION JOINTSTOCK COMPANYベトナムホーチミン9,899億VNDガス21.0(21.0) TSH Birdsboro LLCアメリカデラウェア68,700千USD電力・その他エネルギー33.3(33.3) ひびき発電(同)北九州市若松区10電力・その他エネルギー20.0(20.0) グリーンランドリゾート㈱(注)3熊本県荒尾市4,180その他24.4(9.8)役員の兼任等 兼任 1人㈱マルタイ(注)3福岡市西区1,989その他33.5 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載している。2.特定子会社に該当する。3.有価証券報告書の提出会社である。4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で、内数表示している。5.議決権の所有割合の[ ]内は、同意している者の所有割合で、外数表示している。6.議決権の所有割合は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため連結子会社としている。7.西部瓦斯㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10% を超えている。 主要な損益情報等 (1)売上高 160,074百万円 (2)経常利益 7,442百万円 (3)当期純利益 5,085百万円 (4)純資産額 37,114百万円 (5)総資産額 166,736百万円
配当政策598
3【配当政策】当社は、西部ガスグループの安定的な経営基盤の確保と安定配当の継続を基本とした利益配分を実施するなかで、業績及びファイナンスの実施状況等を勘案した上で、株式の分割を行う等、株主への利益還元に努めてきた。当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としている。配当の決定機関は、期末配当は株主総会、中間配当は取締役会である。当事業年度の配当については、業績等を総合的に考慮し、1株当たり70円の配当を実施することを予定している。この結果、当期は配当性向396.8%(前期76.6%)、自己資本利益率1.0%(前期5.2%)、純資産配当率3.7%(前期3.9%)となる予定である。また、当期の内部留保資金については、今後の設備投資の一部に充当し、製造供給基盤の整備を推進する。当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めている。なお、第133期に係る剰余金の配当は以下のとおりである。期末配当に関する配当金の総額1,261百万円及び1株当たり配当額35円については、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の決議事項となっている。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月30日1,27635.00取締役会決議2026年6月24日1,26135.00定時株主総会決議(予定)
研究開発活動612
6【研究開発活動】当社グループでは、2021年11月に策定した「西部ガスグループビジョン2030」において、2030年に思い描く社会の一つとして「カーボンニュートラル・循環型の社会」を掲げており、脱炭素化に資する技術の研究開発を中心に、取り組みを進めている。当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は74百万円であり、カーボンニュートラル関連の技術開発がその大半を占めている。 具体的な取り組み(1) 国立大学法人九州大学との組織対応型連携の推進2021年7月より、国立大学法人九州大学と「カーボンニュートラル化社会実現を支える技術の開発」に関する組織対応型連携契約を締結し、様々な取り組みを推進している。これまでに、カーボンニュートラル関連技術を所有する研究室との共同研究を2件、カーボンニュートラル実現に寄与する有望技術の発掘を目的とした研究助成を22件実施している。 (2) ひびきLNG基地におけるメタネーション実証事業ガスの脱炭素化に対し有望な選択肢であるメタネーション技術について、ひびきLNG基地において合成したe-methaneを当社の既存インフラを活用して供給する実証事業に取り組んだ。なお、本実証事業は環境省の令和5年度「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(二次公募)」の採択を受け実施した。本実証事業等を通じて将来的なe-methane導入に向けた知見の蓄積を進める。
主要な設備の状況1,109
2【主要な設備の状況】当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、次のとおりである。(1) 提出会社2026年3月31日現在 会社名・事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地(面積千㎡)建物機械装置導管及びガスメーターその他合計本社(福岡市博多区)全社その他の設備他 (事業所設備他)9,723(591)1,12019-10,43121,295160[35](注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、構築物、リース資産、無形固定資産等の合計である。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当事業年度の平均雇用人員数である。 (2) 国内子会社2026年3月31日現在 会社名・事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地(面積千㎡)建物機械装置導管及びガスメーターその他合計ひびきエル・エヌ・ジー㈱(北九州市若松区)ガス製造設備他(LNGタンク他)-1,6832,191-7,18811,06358[0]西部瓦斯長崎㈱(長崎県長崎市)ガス製造設備他(工場用地他)3,688(92)3581,170-7585,976113[28]西部瓦斯佐世保㈱(長崎県佐世保市)ガス製造設備他(工場用地他)2,381(37)201694-1163,39380[13]西部瓦斯㈱(福岡市博多区他)ガス供給設備他(ガス導管他)16,755(626)1,1052,09049,41613,35482,723856[217]西部ガスエネルギー㈱(福岡県糟屋郡粕屋町他)LPGその他の設備他(本社土地他)3,801(136)9233,598-1,4669,789216[39]エネ・シード㈱(福岡市博多区他)電力・その他エネルギーその他の設備他(太陽光発電設備他)197(192)-4,694-3765,2699[0]西部ガステクノソリューション㈱(福岡市東区他)電力・その他エネルギーその他の設備他(冷蔵倉庫他)2,233(14)4312,237-9125,814143[66]西部ガス都市開発㈱(福岡市博多区他)不動産その他の設備他(賃貸用不動産他)34,920(241)31,685273-3,62570,504107[81]西部ガスライフサポート㈱(福岡市早良区他)その他その他の設備他(介護付有料老人ホーム他)1,641(3)1,748--3333,72357[30](注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、構築物、工具器具備品、建設仮勘定、無形固定資産等の合計である。2.従業員数欄の[外書]は、臨時従業員の当連結会計年度の平均雇用人員数である。
監査の状況2,869
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況2026年6月19日(有価証券報告書提出日)現在、当社の監査等委員会は、6名の監査等委員(うち4名は社外監査等委員)で構成されている。監査等委員会は、監査計画に基づき実施する調査や代表取締役等との意見交換、取締役会等の重要な会議への出席等を通じて、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職務執行、当社グループの業務及び財産・会計の状況を監査している。なお、当期の監査計画では以下の5項目を主要な監査項目と定め監査を行った。・取締役の職務執行の適法性及び妥当性・企業集団としての内部統制システムの構築・運用状況・ガバナンス体制の状況(重要リスク管理体制の状況)・グループ中期経営計画『ACT2027』の取り組み状況・グループ戦略の構築・進捗状況特に、中期経営計画の柱であるエネルギー事業及び不動産事業については、担当部門と意見交換を行い必要な助言・提言を行ったまた、監査等委員会での具体的な検討事項は、監査計画及び監査報告の内容、会計監査人の選解任及び報酬、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の選解任及び報酬、株主総会議案や報告の内容等である。 当期は監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりである。役職氏名開催回数出席回数監査等委員(常勤)沼野 良成11回(注)211回(注)2監査等委員(常勤)有吉 雅英11回(注)211回(注)2監査等委員(常勤)下田 正浩3回(注)13回(注)1監査等委員(常勤)御手洗 淳3回(注)13回(注)1監査等委員(社外)部谷 由二14回14回監査等委員(社外)池内 比呂子14回14回監査等委員(社外)髙田 聖大14回11回監査等委員(社外)五島 久14回12回(注)1.下田正浩氏と御手洗淳氏の出席状況は、2025年6月25日の監査等委員退任前に開催された監査等委員会を対象としている。2.沼野良成氏と有吉雅英氏の出席状況は、2025年6月25日の監査等委員就任後に開催された監査等委員会を対象としている。 常勤の監査等委員は、監査計画に基づき、社内の各部門及び子会社の業務・財産の状況を調査するとともに、取締役会や経営会議その他重要な会議に出席し、監査等委員会にて社外監査等委員に報告している。また、内部監査部門、内部統制部門、主要な子会社監査役及び会計監査人との意見交換を定期的に行っている。非常勤である社外監査等委員は、豊富な経験及び幅広い見識に基づき、独立した立場から、意思決定の適正性や監査・監督機能強化等の観点より適宜助言・提言を行っている。また、社外監査等委員である部谷由二氏は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有している。また、監査等委員会を支える人材・体制の確保として、監査等委員会事務局を設置し、専任スタッフが監査等委員による指揮命令のもと職務の補助を行っている。なお、当社は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、監査等委員会は引き続き6名の監査等委員(うち4名は社外監査等委員)で構成されることとなる。また、社外監査等委員である中村直子氏は、財務及び会計に関する相当程度の知見を有している。 ② 内部監査の状況当社における内部監査組織は、社長直轄の監査部があり、10名のスタッフを配置している。監査部は監査計画等に基づき、業務活動が適正かつ効率的に行われ、内部統制が達成されているかについて、監査を行っている。内部監査の結果は、社長、取締役会、監査等委員会及び経営会議に直接報告するとともに、内部統制部門及び被監査部門長等にも報告し、さらに改善指導を継続的に実施している。また、監査部、監査等委員会及び会計監査人は相互に効率的かつ効果的な監査が行えるよう、監査計画や監査報告等の定期的な会合のほか、必要に応じて情報交換を行い、共有化を通じ相互連携の強化に努めている。 ③ 会計監査の状況当期の会計監査については、有限責任監査法人トーマツが実施した。継続監査期間は19年であり、当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、上田知範氏(継続監査年数2年)、吉田一平氏(同1年)、及び永江孝幸氏(同2年)である。また、会計監査業務に係る補助者は、公認会計士8名、公認会計士試験合格者等5名、その他13名である。当社は会計監査人の選定等にあたり、監査等委員会の会計監査人の解任又は不再任の決定の方針及び会計監査人選定基準により、会計監査人が会社法第340条の第1項各号に定める項目に該当しないことを確認した上で、品質管理体制、独立性及び監査報酬等を考慮することとしている。なお、会計監査人評価基準により、監査チームの専門性、監査等委員会及び経営者との関係等を加えて総合的に評価した結果、有限責任監査法人トーマツが適任であり、問題はないものと認識している。 ④ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円) 提出会社39239- 連結子会社743763計11351153(前連結会計年度)当社における非監査業務の内容は、マテリアリティ見直しに関する助言・指導業務である。また、連結子会社における非監査業務の内容は、託送収支計算書に関する手続き業務等である。(当連結会計年度)連結子会社における非監査業務の内容は、託送収支計算書に関する手続き業務等である。 b 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Deloitte Touche Tohmatsu Limitedのメンバーファーム)に対する報酬(aを除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円) 提出会社-54-4 連結子会社---8計-54-12(前連結会計年度)当社における非監査業務の内容は、ROIC経営導入に係るコンサルタント業務である。(当連結会計年度)当社における非監査業務の内容は、業務効率化に係るアドバイザリー業務である。また、連結子会社における非監査業務の内容は、品質強化アドバイザリー業務である。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はない。 d 監査報酬の決定方針該当事項はないが、監査日数等を勘案したうえで決定している。 e 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠等を確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等の額は妥当であると判断し、会社法第399条第1項及び第3項の同意を行っている。
株式の保有状況4,393
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、「純投資目的である投資株式は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式」、「純投資目的以外の目的である投資株式は、純投資目的以外の目的」の基準に基づいて区分している。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、資金調達の安定化や事業運営の強化・円滑化等、ガスの需要拡大や供給・設備技術分野の普及及び保安の確保等を図っていくうえで有益と判断される株式を保有しており、保有目的の適切性、保有に伴う収益性を取締役会で検証し、継続して保有する妥当性を判断している。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式581,957非上場株式以外の株式1526,415 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式10事業運営の強化・円滑化のため (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式288非上場株式以外の株式42,223 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ふくおかフィナンシャルグループ1,663,0851,663,085地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に資金調達の安定化を目的としている。無(注2)9,8006,537㈱西日本フィナンシャルホールディングス1,873,0001,873,000地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に資金調達の安定化を目的としている。無(注2)6,9413,914東邦瓦斯㈱491,000491,000業界内の有力企業であり、主にガスセグメントにおける事業運営の強化・円滑化を目的としている。有2,4722,030㈱クラフティア (旧:㈱九電工)253,000253,000地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。有2,3641,216西日本鉄道㈱353,000353,000地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。有1,062758大東建託㈱(注3)250,00050,000当社グループの重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。無919765新コスモス電機㈱130,000130,000当社グループの重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。有597328広島ガス㈱1,420,0001,420,000業界内の有力企業であり、主にガスセグメントにおける事業運営の強化・円滑化を目的としている。有568485インフロニア・ホールディングス㈱234,840234,840当社グループの重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。無506283九州旅客鉄道㈱113,400113,400地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。有426413㈱佐賀銀行86,80086,800地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に資金調達の安定化を目的としている。有405200昭和鉄工㈱34,50034,500当社グループの重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。無224135㈱筑邦銀行58,20058,200地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に資金調達の安定化を目的としている。有10879㈱スターフライヤー8,0008,000地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。無1520 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)タカラスタンダード㈱754686当社グループの重要な取引先であり、主に事業運営の強化・円滑化を目的としている。また、持株会入会のため数量が増加している。無21 みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱クボタ895,000895,000退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。有2,1991,638㈱三井住友フィナンシャルグループ374,400374,400退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無(注2)1,8741,420㈱正興電機製作所554,900554,900退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。有1,180637㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ373,200373,200退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無(注2)970750リンナイ㈱180,600180,600退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。有660624㈱みずほフィナンシャルグループ39,48839,488退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無(注2)240159㈱佐賀銀行35,00035,000退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。有16380日鉄鉱業㈱(注4)56,25011,250退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無13974㈱RKB毎日ホールディングス15,84015,840退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。有9373日本タングステン㈱37,45637,456退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無7545TOPPANホールディングス㈱17,97517,975退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無7372㈱栗本鐵工所(注5)39,4507,890退職給付信託に拠出、議決権行使の指図権は留保。無6035(注)1.定量的な保有効果については、記載が困難である。保有の合理性は、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を総合的に検証している。2.保有先企業は当社の株式を保有していないが、同社子会社が当社の株式を保有している。3.大東建託㈱は、2025年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施している。4.日鉄鉱業㈱は、2025年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施している。5.㈱栗本鐵工所は、2025年10月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実施している。6.特定投資株式とみなし保有株式に同一銘柄の株式が含まれているが、それぞれ株式数及び貸借対照表計上 額は合算していない。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式59,84447,062 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式288-7,218 ④ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針㈱三井住友フィナンシャルグループ1,497,9007,4982023年3月期当社グループの重要な取引先であり、当該株式は主に資金調達の安定化を目的として保有していたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことに加え、配当利回りが高いこと等から純投資目的に変更している。今後、配当利回りが当社の投資判断基準を上回る場合は継続保有し、下回る場合は売却することを基本方針とし、株価動向等も踏まえ適宜判断する。三井住友トラスト・グループ㈱162,2007952024年3月期当社グループの重要な取引先であり、当該株式は主に資金調達の安定化を目的として保有していたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことに加え、配当利回りが高いこと等から純投資目的に変更している。今後、配当利回りが当社の投資判断基準を上回る場合は継続保有し、下回る場合は売却することを基本方針とし、株価動向等も踏まえ適宜判断する。愛知時計電機㈱363,3001,0572025年3月期当社グループの重要な取引先であり、当該株式は主に事業運営の強化・円滑化を目的として保有していたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことに加え、配当利回りが高いこと等から純投資目的に変更している。今後、配当利回りが当社の投資判断基準を上回る場合は継続保有し、下回る場合は売却することを基本方針とし、株価動向等も踏まえ適宜判断する。 銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針第一交通産業㈱80,000582025年3月期地域経済の発展に貢献している重要な取引先であり、当該株式は主に事業運営の強化・円滑化を目的として保有していたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことに加え、配当利回りが高いこと等から純投資目的に変更している。今後、配当利回りが当社の投資判断基準を上回る場合は継続保有し、下回る場合は売却することを基本方針とし、株価動向等も踏まえ適宜判断する。鳥越製粉㈱394,6004342026年3月期当社グループの重要な取引先であり、当該株式は主に事業運営の強化・円滑化を目的として保有していたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことに加え、配当利回りが高いこと等から純投資目的に変更している。今後、配当利回りが当社の投資判断基準を上回る場合は継続保有し、下回る場合は売却することを基本方針とし、株価動向等も踏まえ適宜判断する。
沿革1,200
2【沿革】1930年12月東邦瓦斯株式会社から福岡、熊本、佐世保、長崎各市の供給区域を分離して、本社を福岡市におき、資本金1千万円をもって西部瓦斯株式会社を設立。1943年7月九州瓦斯株式会社(供給区域小倉、門司、八幡、若松、戸畑及び島原の各市)を吸収合併。1947年1月旧熊本工場(現萩原供給所)が操業を開始。1949年6月福岡証券取引所に株式を上場。1949年7月西部瓦斯副産株式会社(現西部ガスエネルギー株式会社)を設立。1950年4月大阪証券取引所(現東京証券取引所)に株式を上場。1951年10月旧福北工場が操業を開始。1964年4月供給ガスの熱量変更。(1㎥当たり15.06978メガジュール(3,600キロカロリー)から18.837225メガジュール(4,500キロカロリー)へ)1971年9月旧長崎工場が操業を開始。1971年10月株式会社シティーサービス(現西部ガス都市開発株式会社)を設立。1974年1月東京証券取引所に株式を上場。1977年10月旧北九州工場が操業を開始。1984年4月西部ガスリビング販売株式会社(現西部ガスリビング株式会社)を設立。1986年7月旧北九州工場に原料としてLNGの導入を開始。1988年8月福岡市博多区千代に本社を移転。1989年3月北九州地区から天然ガス転換を開始。(1㎥当たり18.837225メガジュール(4,500キロカロリー)から46.04655メガジュール(11,000キロカロリー)へ)1993年10月旧福北工場にLNG基地を新設し、マレーシアからLNGの導入を開始。1994年10月ガスお客さま数が、100万戸を突破。2000年4月熊本第2製造所(現熊本工場)が操業を開始。2001年10月旧熊本工場(現萩原供給所)で九州ガス圧送株式会社から製品ガスの受入れを開始。2003年3月長崎新工場(現長崎工場)が操業を開始。2005年7月2011年10月 2014年11月2021年4月 2022年4月長崎地区を最後に全社で天然ガス転換作業を完了。供給ガスの熱量変更。(福岡地区・北九州地区は、1㎥当たり46.04655メガジュール(11,000キロカロリー)から45メガジュール(10,750キロカロリー)へ。熊本地区・長崎地区・佐世保地区・島原地区は、1㎥当たり46.04655メガジュール(11,000キロカロリー)から46メガジュール(10,990キロカロリー)へ)ひびきLNG基地が運用を開始。西部瓦斯株式会社から西部ガスホールディングス株式会社に商号変更するとともに、西部瓦斯株式会社、西部瓦斯熊本株式会社、西部瓦斯長崎株式会社、西部瓦斯佐世保株式会社に会社分割し、事業を承継。ひびき発電合同会社を設立。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。2026年3月ひびき発電所が営業運転を開始。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

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2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 16:30
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