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株式会社レゾナック・ホールディングス

Resonac Holdings Corporation

証券コード 4004EDINETコード E00751化学上場IFRS決算 12月31日資本金 1,821億円法人番号 9010401014548
1.35兆円売上高(FY2025
4.3%ROE
33.2%自己資本比率
40財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結IFRS

FY2025の売上高は1.35兆円(前年比-3.0%)。営業利益は467億円(営業利益率3.5%)、当期純利益は290億円。総資産2.11兆円に対し自己資本比率は33.2%、ROEは4.3%。化学の中央値(ROE 6.6%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは1,303億円の創出、現金及び現金同等物は2,620億円。従業員数は21,525人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)15,5302026-09-04
PER96.8倍
PBR4.02倍
配当利回り0.42%
時価総額(概算)2.81兆円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高1.35兆円-3.0%
営業利益467億円-47.6%
当期純利益290億円-60.5%
総資産2.11兆円
純資産7,276億円
営業利益率3.5%
ROE4.3%
自己資本比率33.2%
EPS160.5円
BPS3,861.4円
1株配当65円
配当性向40.5%
従業員数21,525人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

化学の分析 →
ROE4.3%中央値 6.6%
営業利益率3.5%中央値 7.0%
自己資本比率33.2%中央値 63.4%
健全性スコア40.0点中央値 66.0

帯は化学127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
15,000億11,250億7,500億3,750億0億2016: 6,712億20162017: 7,804億20172018: 9,921億20182019: 9,065億20192020: 9,737億20202021: 14,196億20212022: 13,926億20222023: 12,889億20232024: 13,893億20242025: 13,471億20252020: -2%2021: 6%2024: 6%2025: 4%7%-2%
営業利益と当期純利益
900億625億350億75億-200億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: -194億20202021: 872億20212022: —20222023: —20232024: 890億20242025: 467億20252016: 123億2017: 374億2018: 1,115億2019: 731億2020: -763億2021: -121億2022: 324億2023: -65億2024: 735億2025: 290億1,500億-800億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
50%33%15%-3%-20%2016 ROE: 4%2017 ROE: 12%2018 ROE: 28%2019 ROE: 16%2020 ROE: -17%2021 ROE: -3%2022 ROE: 6%2023 ROE: -1%2024 ROE: 12%2025 ROE: 4%2020 営業利益率: -2%2021 営業利益率: 6%2024 営業利益率: 6%2025 営業利益率: 4%2016 自己資本比率: 32%2017 自己資本比率: 34%2018 自己資本比率: 42%2019 自己資本比率: 46%2020 自己資本比率: 18%2021 自己資本比率: 24%2022 自己資本比率: 26%2023 自己資本比率: 27%2024 自己資本比率: 30%2025 自己資本比率: 33%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
2,000億1,500億1,000億500億0億2016: 689億20162017: 672億20172018: 1,498億20182019: 786億20192020: 1,093億20202021: 1,153億20212022: 994億20222023: 1,187億20232024: 1,653億20242025: 1,303億2025
1株当たり指標EPS1株配当
800円463円125円-212円-550円2016 EPS: 86円2017 EPS: 262円2018 EPS: 758円2019 EPS: 501円2020 EPS: -523円2021 EPS: -77円2022 EPS: 179円2023 EPS: -36円2024 EPS: 407円2025 EPS: 160円2017 1株配当: 80円2018 1株配当: 120円2019 1株配当: 130円2020 1株配当: 65円2021 1株配当: 65円2022 1株配当: 65円2023 1株配当: 65円2024 1株配当: 65円2025 1株配当: 65円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
2.11兆円
負債・純資産
負債 1.38兆円純資産 7,276億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20251.35兆円467億円450億円290億円2.11兆円7,276億円160.54.3%33.2%
FY20241.39兆円890億円697億円735億円2.17兆円6,584億円406.612.0%29.7%
FY20231.29兆円-148億円-65億円2.05兆円5,787億円-35.9-1.2%27.2%
FY20221.39兆円617億円324億円2.11兆円5,747億円1796.1%26.3%
FY20211.42兆円872億円869億円-121億円2.14兆円8,185億円-77.4-2.6%24.0%
FY20209,737億円-194億円-440億円-763億円2.20兆円7,181億円-523.1-16.9%18.4%
FY20199,065億円1,193億円731億円1.08兆円5,194億円50115.5%46.4%
FY20189,921億円1,788億円1,115億円1.07兆円4,653億円758.227.9%41.5%
FY20177,804億円639億円374億円1.03兆円3,690億円262.411.5%34.3%
FY20166,712億円387億円123億円9,327億円3,112億円86.34.1%31.8%
FY20157,757億円321億円9億円9,405億円3,081億円6.50.3%31.5%
営業CF1,303億円
投資CF-871億円
財務CF-699億円
現金及び現金同等物2,620億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)17.3%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.8%
3STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)4.8%
4STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行)3.2%
5JPモルガン証券株式会社3.2%
6富国生命保険相互会社2.5%
7BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.2%
8STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.0%
9ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM1.7%
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.5%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-06-30)6,421億円326億円304億円197億円5.1%108.7
FY2024中間(〜2024-06-30)6,685億円280億円305億円384億円4.2%212.6
FY2023中間6,161億円-132億円-114億円-198億円-2.1%-109.4

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢46.3歳
平均年間給与1,132万円
平均勤続年数16.2年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
社外取締役82百万円614百万円
社外監査役50百万円317百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容493
3【事業の内容】 当社は持株会社として、当社グループの戦略立案及びグループ全体の統括管理を行っております。当社グループは、当社及び関係会社134社から構成され、各事業区分における主要製品・商品等と当社及び主な関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。なお、以下の事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメント情報におけるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.セグメント情報」をご参照ください。 (注)1.一部の関係会社の事業内容は、複数の事業区分に跨っております。 2.※は関連会社等であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結財務諸表の数値に基づいて判断することとなります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,517
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.経営方針(1)中長期的な会社の経営戦略 2023年1月、旧昭和電工㈱と旧日立化成㈱(旧昭和電工マテリアルズ㈱)は統合し、レゾナックグループとして新たなスタートを切りました。 <経営理念> 当社は以下を経営理念と定めております。存在意義(パーパス) 「化学の力で社会を変える」私たちが大切にする価値観(バリュー) 「プロフェッショナルとしての成果へのこだわり」 「機敏さと柔軟性」 「枠を超えるオープンマインド」 「未来への先見性と高い倫理観」 レゾナックグループは、パーパス「化学の力で社会を変える」のもと、先端材料パートナーとして時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献します。長期ビジョンの目指す姿実現に向けて、サステナビリティを経営の根幹に据えることが必要と考え、執行体制を構築し、マテリアリティの特定やKGI・KPIの設定を行い、グローバルでの浸透を図っております。 <レゾナックが目指す姿> 当社は、人々が幸せに暮らせる社会と美しい地球を次世代に手渡すために共創し「世界トップクラスの機能性化学メーカー」を目指します。その実現に向け、グループ一丸となって事業に取り組むとともに、人材育成の強化、人事評価の透明性や実力主義の徹底を進めてまいります。その姿として、質的な面、計数的な面それぞれを兼ね添えた「世界で戦える会社」、イノベーションと事業開発力で「持続可能なグローバル社会に貢献する会社」、さまざまなステークホルダーからも注目されるような「共創型人材創出企業」となることを掲げ、実現してまいります。 (2)長期数値目標 2025年実績目標売上収益 1.35兆円1兆円超EBITDAマージン 15.1%20%ROIC 6.2%10%ネットD/Eレシオ 0.83倍1.0倍以下 目標数値の達成により、TSR(株主総利回り)は中長期的に化学業界で上位25%の水準を目指します。 2.経営環境及び当社グループの対処すべき課題世界経済は、各国のインフレ率推移やアメリカの通商政策の動向等による先行き不透明感は残るものの、需要の持ち直しを背景に、緩やかな回復が続くことが想定されます。 このような状況下、当社は半導体需要の成長を背景に、コア成長事業である半導体・電子材料への積極的な設備投資を続けるとともに、引き続き事業ポートフォリオ改革、諸施策を進めてまいります。企業価値最大化のためには、石油化学を中心とする伝統的な総合化学メーカーから、顧客のニーズに応じた機能を発揮する機能性化学メーカーへの変貌を遂げることと、それを支える共創型で自律的な人材の育成が不可欠であり、そのための施策に精力的に取り組んでいます。また、従業員のエンゲージメントを高め、様々な社会課題や顧客のニーズを把握し、社内外のステークホルダーとの共創を推進することを通して、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となり、イノベーションを生み出していきます。私たちは、パーパスに込められたサステナビリティの理念を根幹におき、先端材料の提供を通じた省エネルギーや環境負荷の低減、高度循環型社会の実現に貢献してまいります。 なお「コーポレート・ガバナンス基本方針」については当社ホームページをご参照ください。https://www.resonac.com/jp/corporate/governance.html
事業等のリスク10,630
3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があると考えられる主要なリスクには、以下のものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、リスクを最小化するためにリスク管理体制の整備・充実に努めており、詳細は以下「(1)リスクマネジメントの取組み」に記載しております。 なお、これらの事項は当連結会計年度末現在において判断したものであり、当社グループに関する全てのリスクを網羅しているものではありません。 また、米国の諸施策及びウクライナや中東における不安定な政治情勢等による事業への影響について、今後も注視してまいります。 (1) リスクマネジメントの取組み ①リスクマネジメント体制 当社グループでは、事業経営に与えるリスクとその影響を明確化し、経営資源の適正配分を実現するため、ISO31000に準拠したリスクマネジメント体制を整備しております。 CEOが議長を務めるリスクマネジメント委員会を設置し、リスクマネジメント体制及びグループの重要リスクやその対応策など、トップマネジメントによる組織横断的な審議を行っております。リスクマネジメント委員会での審議事項は経営会議で審議・承認された後、取締役会でも報告され、取締役によるリスクマネジメント体制の妥当性及び有効性の評価や推進状況の監督等が行われます。 また、国内の事業部・事業所及び主要なグループ会社に、各部門のリスクの識別やリスクの対応策の推進などの実行責任を負うリスクオーナー、リスクオフィサー、リスクマネージャーを配置するとともに、各CXO組織は、各部門によるリスク評価や対応策について、全社を横断し俯瞰する視点からレビューや支援などを行い、相互に連携を図りながら、経営と現場が一体となって統合的なリスクマネジメントを推進する体制を構築しております。 〔リスクマネジメント体制図〕 ②当社で管理するリスクの区分と対応方針 リスクは外部環境リスクとオペレーショナルリスク、ハザードリスクに区分することができます。企業価値の持続的成長のためには、従来の安全・コンプライアンス重視の“守りのリスクマネジメント”だけでなく、適切なリスクテイクを促す“攻めのリスクマネジメント”が必要であり、リスクを総合的に判断し、経営戦略に反映してまいります。 ③リスク棚卸の実践 年に1回、課・グループといった組織単位で事業活動の潜在リスクを含めた網羅的なリスクの洗い出しと評価(リスク棚卸)を実施しております。リスク棚卸の結果は、事業部・事業所・グループ会社の拠点単位でトップによるレビューを行い、システムに登録されます。登録されたリスクの中から、発生頻度と影響度の観点から分類を行い、重要度や優先度の非常に高いリスクを重要リスクとして位置づけ、リスクマネジメント委員会へ報告し、グループの重要リスクとその対応策などを審議します。④全社重大リスクテーマの特定・更新と優先順位付け 当社では、従前から継続して取り組んでいる、年次の「リスク棚卸」(ボトムアップ・リスクアプローチ)に加え、2024年から、経営会議メンバーによる「全社重大リスクテーマの特定・更新」(トップダウン・リスクアプローチ)のプロセスを導入し毎年更新しております。全社重大リスクテーマの特定と優先順位づけを行い経営陣の膝詰めの議論により、全社重大リスクを発生可能性と事業への影響でプロットし、Sランクリスク(会社経営上の最重要リスク)及びAランクリスク(会社目標達成上の重要リスク)に特定し優先順位付けを行っております。これらリスクに関し、Sランクリスクは、最も厳重な監視や即時の対応策の実施、Aランクリスクは、定期的なレビューと迅速な対応計画の準備を行っております。 (2) 個別事業の経営成績における大幅な変動 当社グループは、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル、クラサスケミカルの各セグメントの事業領域において様々な製品の製造・販売を行っております。主要事業において想定されるリスクとして以下のようなものがありますが、リスクはこれらの事業に限定されるものではありません。 ①半導体・電子材料セグメント 当社グループの半導体・電子材料セグメントの各種製品は、モバイル機器、データセンタ、パワーモジュール、ITインフラストラクチャ、電気自動車や先進運転支援システム搭載車などに使用され、世界のマクロ経済や業界動向等に基づく最終製品需要の変化により、その需要は大きく影響を受けます。また、これらの市場は、急激な技術変化や製品の陳腐化による価格低下などの影響を受ける国際的競争が厳しい事業です。更に、市場ニーズに合致した製品を適時・適切に開発・提供するため、グローバルなサプライチェーン網を整備しておりますが、地政学リスク等による原材料・エネルギー・物流コストの高騰、サプライチェーンの寸断などの可能性があります。 こうしたことから、需要や競争環境の大幅な変動、サプライチェーン上の重大なリスクの発生、あるいは、為替の大幅な変動などの場合には、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 そのため、顧客のニーズや市況動向の把握に努め、新製品や技術の開発及び製造プロセスの改善などに取り組むとともに、リスクの早期検知及び顧客への安定供給を実現すべく、サプライチェーン・マネジメント体制の強靭化に継続的に取り組んでおります。 ②モビリティセグメント 当社グループは、地球環境保護を目的とした燃費・CO2排出量の規制強化及び地政学的リスクの高まりなど、グローバルなモビリティ市場の動向に影響を受けます。モビリティ市場は、カーボンニュートラルの実現やCASE(※)の進展などに伴い、自動車の電動化、軽量化、電装化、安全性・快適性向上のための商品開発が求められており、中長期的な拡大が見込める有望な市場です。一方、競合他社、新規参入者との競争環境も激化しており、新たな技術・製品の開発や開発リードタイム短縮など顧客の要求水準やニーズの変化への対応が遅れるリスクに加え、新しい技術・製品により、既存事業が陳腐化し、市場競争力を失い、販売価格が下落することがあります。また、EVシフトによる内燃機関車市場の縮小により、既存事業の収益性が低下するリスクもあります。こうしたことから、需要や競争環境の大幅な変動などにより、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 そこで、当社グループでは、当社グループが有する材料技術を活用することでモビリティの基本性能である「走る・曲がる・止まる」を大幅に向上させる材料や部品、及びそのモジュール化などのソリューションを提供することで、既存顧客における採用モデル拡大や新規顧客開拓を一層推進します。※CASE(Connected:コネクテッド、Autonomous:自動運転、Shared & Service:シェアリング/サービス、Electric:電動化) ③ケミカルセグメント〔グラファイト事業:黒鉛電極〕 当社グループは、北米及び欧州において黒鉛電極を生産するとともに、アジア市場においては日本を中心とした生産・供給体制のもと、グローバルに製品の販売を行っております。 このような事業構造のもと、日本及び世界経済の大きな変調等により黒鉛電極の需要が急激に減少した場合には、需給バランスの悪化により、販売価格と原材料調達価格との間に十分なスプレッドを確保できず、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、特定地域における生産・供給体制への依存度が高まることにより、当該地域における事業環境の変化や操業上の問題が生じた場合には、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 〔グラファイト事業:負極材〕 当社グループの負極材はEVやハイブリッド車用のリチウムイオン電池を中心に販売しておりますが、EVやハイブリッド車の成長鈍化による影響を受ける可能性があります。また、負極材の主な原料調達先は中国であり、中国の輸出規制強化等によりサプライチェーンが影響を受ける可能性があります。 こうしたことから、定置型蓄電池や民生用品向けの市場の開拓、原料調達先の多様化に努めております。 ④クラサスケミカルセグメント〔石油化学事業〕 当社グループは、大量の原料用ナフサ等を購入(輸入を含む)しており、原油価格の変動や需給バランス、為替等の要因によりナフサ価格等が変動し、販売価格との間に十分なスプレッドが確保できない場合には、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。また、石油化学事業の収益は、需給バランスによるところが大きく、他社による大型プラントの建設等により需給が緩和した場合や、日本及び世界経済の大きな変調により需要が急激に減少した場合には、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。さらに、気候変動影響への懸念による世界的なカーボンニュートラル化推進への対応のスケジュールによって、要求される投資や費用支出が影響を受ける可能性があります。このようなリスクに対して、コストダウンの推進や販売方法の見直し等収益の安定化に努めております。 ⑤グローバルな事業活動 当社グループは、アジア、北米、欧州等にて生産及び販売活動を行っておりますが、海外での事業活動には、予期しえない法律又は規制の変更、政治・経済情勢の変化、テロ・戦争等による社会的混乱等、国内における事業運営とは異なるリスクが存在します。ウクライナ及び中東における不安定な政治情勢が長期化し、その影響が他の地域へ波及することにより、原燃料価格や物流コストの更なる上昇に繋がるリスクがある他、経済安全保障をめぐる国際情勢の変化によるサプライチェーンの途絶などの可能性もあります。 こうしたリスクにより、当社グループの事業活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 ⑥企業買収、資本提携及び事業再編 当社グループは、事業領域の拡大や収益性向上を目的として国内外における企業買収、資本提携及び事業再編を実施しております。当社グループでは、買収検討の対象企業のデューデリジェンスを慎重に行い、買収後の事業統合の計画を入念に検証することでリスクの低減に努めておりますが、当社グループ及び出資先企業を取り巻く事業環境の変化により、当初期待していた成果が得られない場合には、のれん及び無形資産の減損等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、不採算事業からの撤退や関係会社の整理等の事業再編を行った場合、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (3) 財務状況及びキャッシュ・フローの予想以上の変動①為替相場の大幅な変動 当社グループは、輸出入等を中心とした外貨建取引については、為替予約等を通じてリスクの最小化に努めておりますが、為替相場に大幅な変動が生じた場合、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があります。特に、米ドルをはじめとする他の通貨に対する急激な円高は、国内から海外市場に輸出される製品の価格競争力を弱め、一方、円安は、海外から輸入する原材料価格を上昇させ、それぞれ当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 また、為替相場の変動は、海外グループ会社の財務諸表の円貨への換算を通しても、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②金融市場の動向や調達環境の変化 金融市場の動向や当社グループの財務指標の悪化が、一部借入金等の財務制限条項への抵触による期限前弁済を含め、当社グループの資金調達や支払金利に対して影響を与え、これらを通して、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、当初想定された業績及び財務状況並びに財務指標等が実現されない場合には、信用格付けが引き下げられる可能性があり、その結果、既存の債務の借り換えや新規借入れの条件にも影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対して、財務体質の改善・強化に加えて、取引金融機関とのコミットメントライン契約等による流動性の確保、返済・償還額の平準化や固定金利・変動金利のバランス等を考慮した適切な資金調達に努めております。 ③退職給付債務 当社グループの退職給付債務及び退職給付費用は、年金数理計算上使用される各種の基礎率と年金資産の運用利回り等に基づき算出されており、年金資産の時価の変動、金利動向、退職金・年金制度の変更等が、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ④固定資産の減損 当社グループの連結財政状態計算書に表示されるのれん、無形資産、土地等の固定資産について、事業環境の悪化による収益性の低下や、保有資産時価の著しい下落等が生じた場合、固定資産に減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 また、日立化成㈱に対するTOBの結果、のれん及び無形資産の金額が増加しており、当社グループの業績が悪化した場合、減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 ⑤繰延税金資産 当社グループは、将来減算一時差異等に対して、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産は、将来の課税所得に関する予測等に基づき回収可能性を検討して計上しておりますが、将来の課税所得が予測と異なり回収可能性の見直しが必要となった場合、また、税率変更を含む税制の改正等があった場合には、繰延税金資産の修正が必要となり、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (4) 特有の法的規制 当社グループが行っている事業は国内外の各種の法規制を受けます。その規制内容は、「石油コンビナート等災害防止法」「消防法」「高圧ガス保安法」「労働安全衛生法」等の保安・安全に係るもの、「大気汚染防止法」「水質汚濁防止法」「廃棄物処理法」「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」「毒物及び劇物取締法」等の環境や化学物質に係るもの等があり、当社グループはこれら法規制の遵守を徹底しております。特に製造設備等に関連する法規制については、グループで法規制情報を共有するとともに、設備の新設・変更等に際し遵守状況を確認しております。しかしながら、万一遵守できなかった場合は、当社グループの活動が制限される可能性があります。また、これら法規制が一段と強化された場合には、コストの増加につながり、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (5) 重要な訴訟事件 当社グループは、法令及び契約等の遵守に努めておりますが、広範な事業活動の中で、訴訟の提起を受ける可能性があります。 (6) その他①研究開発 当社グループは、川中の素材技術と川下のアプリケーション技術を併せもつハイブリッド型の先端材料企業グループとして、技術融合によるイノベーションの実現に重点を置いております。川中素材の「作る化学」と、川下アプリケーションの「混ぜる化学」、そして評価・シミュレーション、構造解析、計算科学の「考える化学」、この3つの技術の融合によって市場に幅広い機能を提供し続けて事業を強化・創出する研究開発に注力しております。これらの研究開発活動の結果が目標と大きく乖離するような場合には、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 ②知的財産 当社グループは、産業財産権やノウハウ等の知的財産権が事業の競争力に重要な役割を果たしていることを認識し、自社権利の取得、活用及び保護、並びに他社権利の尊重に努めております。しかしながら、自社権利を適切に取得、活用できなかったり不当に侵害されたりした場合、又は、第三者の知的財産権を侵害する事象が発生した場合、若しくは保有するノウハウ等が不当に第三者へ流出した場合、事業活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 ③品質保証・製造物責任 当社グループは、「品質保証・品質管理規程」の制定や、品質保証を所管・統括・推進する組織の整備、ISO9001等の積極的な取得により、品質管理に万全を期すべく努めております。しかしながら、重大な製品欠陥や製造物責任訴訟の提起といった事象が発生した場合、社会的信用の失墜を招き、顧客に対する補償などによって、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 このようなリスクに対して、当社グループは、確実な工程管理を行うための設備維持、適切な測定機器設置、作業マニュアル整備、従業員教育等に努め、必要十分な検査実施による不良品流出防止の体制を構築するとともに、国内外を対象とした生産物賠償責任保険に加入しリスク顕在時の影響の極小化に努めております。 ④事故・災害 当社グループは、安全・安定操業の徹底を図り、製造設備の停止や設備に起因する事故などによる潜在的なマイナス要因を最小化するため、製造設備について定期的な点検を実施しております。しかしながら、事故、大規模な自然災害等の発生により、製造設備で人的・物的被害が生じた場合、当社グループの社会的信用が低下し、事故災害への対策費用や生産活動停止による機会損失により、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 このようなリスクに対して、リスクアセスメントを含む適切なリスクマネジメントを実施し、事故防止及び事故発生時の被害の極小化を図っております。 ⑤環境に対する影響 当社グループは、製品の開発から製造、流通、使用を経て廃棄に至る全ライフサイクルにおける「環境・安全・健康」を確保することを目的とした「レスポンシブル・ケア」活動を推進しております。しかしながら、周囲の環境に影響を及ぼすような事象が発生した場合には、社会的信用の失墜を招き、補償などを含む対策費用、生産活動の停止による機会損失及び顧客に対する補償などによって、当社グループの経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 このようなリスクに対して、全事業場において網羅的なリスク棚卸による環境リスク評価を行い、環境施設の安全対策を進めるとともに、経年劣化が原因による環境汚染防止のための点検・補修等を計画的に実施しております。また近年益々高まっている環境問題に対する社会的要求や将来的な環境法規制の強化へ適応するために、経営成績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 ⑥感染症の蔓延 世界的な感染症の流行が発生した場合、製造拠点における生産停止や営業拠点を始めとするサプライチェーンでの当社製品供給の停滞により、当社グループの経営成績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 世界的な感染症の流行に対しては、グループ従業員、協力企業従業員の健康を最優先事項とし、健康経営や産業保健の施策企画・実行統率を管掌するCHRO部門が統括産業医の意見を踏まえ、リスクマネジメント部と連携し、当社グループ従業員への注意喚起、感染防止対策の指示を行います。平時より基本的な感染症対策を中心に、従業員の健康と事業活動の両立に
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,031
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(経営成績等の概要)(1)経営成績全般 当連結会計年度(2025年1月~12月)の世界経済は、米国の通商政策等による影響が懸念されるなか、全体としては緩やかに回復しました。半導体業界については、AI等の先端用途を中心に着実な成長が見られました。国内経済は、個人消費や企業の設備投資に持ち直しの動きが見られ、全体として緩やかに回復しました。 当連結会計年度における売上収益は、半導体・電子材料セグメントは販売数量増により増収となりましたが、その他の4セグメントでは減収となり、総じて減収となる1兆3,471億25百万円となりました。コア営業利益は、半導体・電子材料セグメントは増収に伴い増益となりました。その他の4セグメントは減益となりましたが、全体としては増益となる1,091億45百万円となりました。営業利益は、旧本社土地建物の固定資産売却益があった前期に対し、Fiamm Energy Technology S.p.A.などの複数事業譲渡の意思決定に伴う減損損失の計上等により、減益となる466億76百万円となりました。営業利益の減益等により、親会社の所有者に帰属する当期利益は、290億31百万円となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益1,391,4801,347,125△44,355△3.2%コア営業利益92,145109,14517,00018.4%営業利益89,03646,676△42,360△47.6%親会社の所有者に帰属する当期利益73,50329,031△44,472△60.5%(注) コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益(その他の収益、その他の費用及び減損損失(売上原価、販売費及び一般管理費に含まれます。))を除いて算出しております。 (2) セグメントの経営成績 当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、当連結会計年度の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.セグメント情報」をご参照ください。 [半導体・電子材料セグメント] 当セグメントでは、半導体前工程材料は、NANDの需要の回復ペースが緩やかなことや、排ガス処理装置事業の事業譲渡の影響等で若干の減収となりました。半導体後工程材料は、主にAI等の先端半導体向けの販売数量増加により増収となりました。デバイスソリューションは、HDメディアはデータセンター向け需要が堅調に推移し増収、SiCエピタキシャルウェハーはEV市場の成長鈍化を受けて横ばいとなりました。 この結果、当セグメントは前期比で増収増益となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益445,139506,33661,19713.7%コア営業利益73,718108,36534,64747.0% [モビリティセグメント] 当セグメントでは、当1~3月期の二次電池外装材・食品包装材等の事業譲渡の影響や、一部国内顧客の需要減により、前期比で減収減益となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益200,311178,430△21,881△10.9%コア営業利益6,3434,396△1,947△30.7% [イノベーション材料セグメント] 当セグメントでは、一部製品の需要が自動車市場低迷の影響等で減少し、前期比で減収減益となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益97,00192,202△4,799△4.9%コア営業利益11,26810,352△916△8.1% [ケミカルセグメント] 当セグメントでは、化学品は、炭酸ガスの数量増加や一部製品の値上げにより増収増益となりました。グラファイトは、黒鉛電極の市況低迷の影響を受け販売数量、販売価格ともに下落し減収、赤字拡大となりました。 この結果、当セグメントでは前期比で減収減益となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益202,730174,358△28,372△14.0%コア営業利益1,751△5,484△7,235- [クラサスケミカルセグメント] 当セグメントでは、ナフサ価格下落に伴う販売価格の下落により減収、製品市況の下落や在庫受払差の悪化によりコア営業利益が減益となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減増減率売上収益329,680300,302△29,378△8.9%コア営業利益8,6144,698△3,916△45.5% (生産、受注及び販売の実績)(1)生産実績 当社グループの生産品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、セグメントごとに生産規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。このため生産の状況については、「経営成績等の概要 (2) セグメントの経営成績」におけるセグメントの経営成績に関連付けて示しております。(2)受注実績 当連結会計年度において受注実績は、金額に重要性がないため記載を省略しております。 (3)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)半導体・電子材料506,33613.7モビリティ178,430△10.9イノベーション材料92,202△4.9ケミカル174,358△14.0クラサスケミカル300,302△8.9報告セグメント計1,251,628△1.8その他95,497△18.1 合計1,347,125△3.2 (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない製造・販売等の事業を含んでおります。2 セグメント間の取引については、相殺消去しております。3 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)(1)財政状態の分析 当連結会計年度末の資産合計は、現金及び現金同等物やのれん等の無形資産が減少したことなどにより、前期末に比べ659億3百万円減少の2兆1,067億23百万円となりました。負債合計は有利子負債が減少したほか、その他の金融負債も減少したことにより前期末に比べ1,015億10百万円減少の1兆3,791億10百万円となりました。資本合計は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が増加し、前期末に比べ356億7百万円増加の7,276億13百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度末当連結会計年度末増減資産合計2,172,6262,106,723△65,903負債合計1,480,6201,379,110△101,510資本合計692,006727,61335,607 (2)キャッシュ・フローの状況の分析営業活動によるキャッシュ・フローは、当期利益の減少等により、前連結会計年度に比べ333億67百万円の収入減少となる1,302億86百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出の増加等により、前連結会計年度に比べ348億17百万円の支出増加となる871億23百万円の支出となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ681億84百万円の収入減少となる431億63百万円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出の減少があったものの、前期は転換社債型新株予約権付社債の発行による収入があったこと等の影響により、前連結会計年度に比べ494億27百万円の支出増加となる698億95百万円の支出となりました。この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、為替変動の影響等も含め、前連結会計年度末に比べ326億85百万円減少となる2,619億71百万円となりました。 (単位:百万円) 2024年通期2025年通期増減営業活動によるキャッシュ・フロー163,653130,286△33,367投資活動によるキャッシュ・フロー△52,306△87,123△34,817フリー・キャッシュ・フロー111,34743,163△68,184財務活動によるキャッシュ・フロー△20,468△69,895△49,427現金及び現金同等物の期末残高294,656261,971△32,685 (3)資本の財源及び資金の流動性当社グループは、必要な資金について、自己資金の利用に加え、長期資金を主に設備投資計画等に基づき銀行借入及び社債の発行等によって調達するとともに、短期的な運転資金を銀行借入及びコマーシャル・ペーパーの発行等により調達しております。当連結会計年度においては、㈱日本格付研究所より50%の資本性が認められている劣後ローンのうち1,375億円をシニアローン等で期限前弁済したことにより、ネットD/Eレシオが0.83倍とやや上昇しています。企業価値向上のため、コア成長事業向けを中心とした設備投資を積極的に行うとともに、引き続き財務体質強化を進めてまいります。 当社グループは、事業活動における収益力の向上に加え、運転資金の効率化等により、フリー・キャッシュ・フローの拡大を進めております。また、グループ各社の資金集約化等により、資金の効率的な活用も行っております。資金の流動性については、当連結会計年度末に保有している2,619億71百万円の現金及び現金同等物に加え、600億円のコミットメント・ラインを確保しており、資金需要にタイムリーに対応ができる状態を維持しております。 (4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年実績目標売上収益 1.35兆円1兆円超EBITDAマージン 15.1%20%ROIC 6.2%10%ネットD/Eレシオ 0.83倍1.0倍以下 目標数値の達成により、TSR(株主総利回り)は中長期的に化学業界で上位25%の水準をめざします。 各種指標の算定式指標算定式EBITDAマージン(コア営業利益 + 減価償却費及び償却費)÷ 売上収益ROIC(コア営業利益 ± 持分法投資損益 - 法人所得税費用)÷(有利子負債 + 資本合計)ネットD/Eレシオ{(借入金 + コマーシャル・ペーパー + 社債 + リース負債) - 現金及び現金同等物 - 劣後ローン × 50%}÷(親会社の所有者に帰属する持分 + 劣後ローン × 50%)※劣後ローン(借入金に含まれます。)の50%の資本性は、2024年7月29日付の㈱日本格付研究所の格付に基づきます。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下、「連結財務諸表規則」といいます。)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、当連結会計年度における資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える将来に関する見積りを実施する必要があります。経営者は、これらの見積りについて、当連結会計年度末時点において過去の実績やその他の様々な要因を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、将来においてこれらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表作成において採用する重要性のある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性のある会計方針についての概要」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 2.作成の基礎 (4)見積り及び判断の利用」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組17,568
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般に関わる開示 当社は、パーパス「化学の力で社会を変える」のもと、社会や環境に貢献するために共創し、世界トップクラスの機能性化学メーカーになるという目指す姿を定めています。その実現に向けて、サステナビリティを経営の根幹に据えることが必要と考え、執行体制を構築し、マテリアリティの特定やKGI・KPIの設定を行い、グローバルでの浸透を図っています。 <レゾナックが目指す姿> 私たちは、人々が幸せに暮らせる社会と美しい地球を次世代に手渡すために共創し、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」を目指します ① サステナビリティ全般に関するガバナンス 当社グループのサステナビリティは、CEOが統括、CSuOが推進責任を担い、方針や計画をはじめとする重要事項については、経営会議での審議・決定の上、取締役会に付議・報告する体制としています。CEOを含む最高職務責任者(CXO)と各事業領域を統括する事業責任者(BU長)が集まるサステナビリティ推進会議を年6回開催し、幅広いアジェンダを議論しています。毎回必ずいずれかの事業における取り組み(例:TCFDシナリオ分析に沿った気候変動による事業機会・リスクの分析、Resonac Pride 製品・サービスの検討、顧客のサステナビリティ戦略分析など)を議論しています。 また、同会議の下に複数のプロジェクトを設置し、具体的な課題に対して機動的かつ組織横断的に対応する体制としています。さらに同会議での審議事項を組織運営に結び付け、従業員に浸透させるため、事業部門・CXO部門にサステナビリティパートナーを設定しています。サステナビリティパートナーを通じたコミュニケーションにより、各部門の現状や課題、関心を把握するとともに、各部門でのサステナビリティの取り組みを促進しています。また、サステナビリティパートナー同士の横のコミュニケーションの場を設けることで、対面する業界の違いを超えた顧客要求の変化や対応などについて情報交換や議論を活発に行っています。 サステナビリティ推進会議で議論した重要事項については都度、経営会議で審議・決定の上、取締役会に付議・報告しており、サステナビリティに関する方針や計画の妥当性・有効性など取締役会から適宜必要な指示・助言を受け、監督される体制です。 また、当社は、役員報酬のうちの短期業績連動項目へサステナビリティ評価項目を入れ、報酬に連動させています。2025年度のサステナビリティ評価は、従業員エンゲージメントスコア、パーパス・バリューの実践度スコア、及びResonac Pride 製品・サービス認定数の達成状況などに応じて決定しました。目標管理制度(MBO)を通じて、従業員の評価とも連携する仕組みとなっています。 サステナビリティ推進体制(2026年3月25日現在) ② サステナビリティ全般に関する戦略 当社グループのサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)は、パーパスを起点として社会からの期待と当社にとっての重要度の両面から検討した長期ビジョン達成に向けた経営課題です。マテリアリティとその機会とリスク、そして施策とKPIは現場の意思を反映し、サステナビリティ推進会議で全経営陣が議論して決定しました。取締役会に報告し、社内外のステークホルダーとも意見交換しながら不断の見直しをしています。社会と環境のサステナビリティに貢献しながら、長期的に成長できる環境を整えていくことで、企業価値を最大化していきます。 ③ サステナビリティ全般に関するリスク管理 マテリアリティに紐づく機会とリスクについては、サステナビリティ推進会議で議論し、当社の経営環境を踏まえて、施策や非財務KPIに反映しております。検討した機会とリスク、生み出そうとしている価値の一覧は、下図のとおりです。 なお、サステナビリティの各テーマを含む、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があるリスク情報は、全社的に展開するリスク棚卸を通じて、リスクマネジメントシステムに一元的に登録されます。重要度や優先度の非常に高いリスク(重要リスク)については、専門委員会(リスクマネジメント委員会)で審議します。重要事項は経営会議で審議・決定の上、取締役会に報告されます。詳細は「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ サステナビリティ全般に関する指標と目標 3つのマテリアリティを16の構成要素に分解し、各々の施策と重要項目(非財務KPI)と2025年目標を定めて、取り組みを進めてきました。非財務KPIの半期ごとの進捗や課題をサステナビリティ推進会議において審議、確認することで、マテリアリティへの取り組みを着実に推進するとともに、適宜見直しております。 サステナビリティの取り組みのうち、社会にとって喫緊の課題であり、かつ機能性化学企業として重要度の高い気候変動と自然関連、そして共創型人材を当社の価値の源泉として位置づけ、注力している人的資本の取り組みを重要事項とし、「(2)TCFD及びTNFD提言に沿った情報開示」及び「(3)人的資本に関する情報開示」に記載しております。 マテリアリティ構成要素重要項目(非財務KPI)2025年目標2025年実績イノベーションと事業を通じた共創力&競争力の向上と社会価値の創造事業を通じた社会価値の創出Resonac Pride 製品・サービス*1各事業部における主要製品のオープンプロセスによる認定・社外有識者(サステナビリティアドバイザー)からのご意見収集など、オープンプロセスにより対象5事業の製品の認定完了(24~25年で全事業1製品・サービスの認定完了)CFP*2への取り組み主要製品のCFP算出・対象製品100%算出完了マーケティング課題解決型マーケティングの浸透による大型案件創出新規テーマ創出プロジェクトを事業領域ごとに始動・CTO組織との新規テーマ創出プロジェクト「新規創出HUB」にて、4領域を注力領域として創出活動を開始。共通クライテリアの運用開始デジタルプラットフォームの活用デジタルマーケティングを活用した海外・地域情報発信強化・Linkedin等を活用した米国半導体市場へのナーチャリング施策を開始CRM*3ツール上の顧客データと案件情報を活用した営業の効率化と事業拡大への貢献・国内外拠点と連携し新規需要案件創出・新規案件や営業活動に関連するデータの可視化を実現し、事業拡大支援と間接業務の効率化を推進オープンイノベーション・R&D・知的財産戦略社内外との共創オープンイノベーションや社外協業テーマ割合向上/論文・社外発表件数の対前年増加・オープンイノベーション・社外協業:75件(2024年56件)・論文・社外発表:262件(2024年196件)R&D戦略と知財戦略の強化CFP算出割合向上及びMC(市場的価値)・TR(技術的価値)など知財指標の向上・CFP算出割合 81%(2024年32%)・知財指標 MC:0.82(2024年0.76)、TR:1.15(2024年1.09)人材育成リーダーとプロフェッショナルの適正比率での配置/共創の場の完成・一部組織へのプロジェクト型組織適用を決定。ピープルマネージャーとプロジェクトマネージャーに役割を分離・再配置を実施・共創の舞台での大規模イベント150件を含め450件以上の開催・交流デジタル変革データドリブン経営・財務KPI第一階層を自動収集できるレベルのマスターデータの整備完了・温室効果ガス(GHG)可視化・データの取得プロセス構築完了・データ活用基盤を構築し、各組織のデータ利活用ニーズに応じて、随時マスタ収集・整備を推進・温室効果ガス(GHG)可視化・データの取得において各種データ精度向上及び事業所業務効率化を目的とした、業務システム改善完了DX推進とプロフェッショナルの育成・IT/DXビジネスパートナーの活動知見の横展開と事業部側でのBPRプロジェクト推進活動の自走化開始・CDO組織人材のスキル・コンピテンシーを活用した人材配置最適化の実現・業務プロセス改善効果の目標達成と横展開・2025年に策定したIT戦略に基づきIT人材モデルをアップデート。スキルベース人材マネジメント実現に向けた人材DB構築の企画構想フェーズが完了IT/デジタルリテラシー向上業務におけるIT/デジタルツールの活用定着・基礎知識習得、日々の業務への適用などのレベル定義とそのレベルに合わせた「生成AI,データ処理,RPA」教育を全社展開し、従業員のIT/デジタルリテラシーの向上に寄与 マテリアリティ構成要素重要項目(非財務KPI)2025年目標2025年実績責任ある事業運営による信頼の醸成安全・安全文化の醸成・重大労働災害*4発生件数・休業災害度数率・重大設備事故*5発生件数・事故災害ゼロに向けた安全文化の確立・重大労働災害0件(連結・協力企業含む)・休業災害度数率0.1以下(国内連結・従業員)・重大設備事故0件(連結)・安全文化の確立施策実施(トップの安全メッセージ配信、コーポレートによる事業所訪問、困りごと支援、安全教育実施、レゾナック安全文化診断方法構築、対話型安全巡視(SCP*6)の展開)・重大労働災害1件(連結・協力企業含む)・休業災害度数率0.39(国内連結・従業員)・重大設備事故0件(連結)品質保証・重大製品事故*7件数・重大品質コンプライアンス違反件数・重大製品事故0件(連結)・重大品質コンプライアンス違反0件(連結)・重大製品事故1件(連結)・重大品質コンプライアンス違反0件(連結)化学品管理プロダクトスチュワードシップ推進優先評価対象物質のリスク評価実施率100%(国内連結)*当社が選定した物質を対象として安全性要約書を発行することにより評価・優先評価対象物質のリスク評価実施率100%・既存の安全性要約書について 改定要否の確認実施・ 安全性要約書の定期見直しに関するルール制定環境・温室効果ガス排出量の削減・産業廃棄物埋立量の削減・重大環境事故*8発生件数・温室効果ガス(GHG)排出量 2013年比30%削減(Scope1+2)(連結)(2030年目標)・廃棄物埋立量を2024年比で削減(連結)・重大環境事故0件(連結)・Scope1+2:2024年 2013年比8.3%削減(連結)・産業廃棄物埋立量:2024年8,655トン(2023年10,845トン)(連結)・重大環境事故0件(連結)人権人権尊重人権デューデリジェンス(DD)運用体制の確立・人権推進体制再構築完了・欧州電池規制対応DD完了(段階的に高リスク地域・事業を中心にサプライヤー向けDDを開始)調達サプライヤーとのコミュニケーションの質の向上・CSRアンケートの回答率 90%以上を維持・基準点以上のサプライヤーの比率向上85%以上(2028年目標 90%以上)・CSRアンケート回収率93%(2024年93%)・基準点以上のサプライヤー比率90%(2024年91%)コンプライアンス・「私たちの行動規範」の浸透・グローバル・コンプライアンス・スタンダードの徹底・内部通報の件数増加・「私たちの行動規範」の浸透度向上・海外グループ会社への規程導入100%・内部通報制度の周知による通報件数の増加・浸透施策を計画通り推進・海外グループ会社への規程導入100%・重大なコンプライアンス違反0件・内部通報件数:127件(2024年101件)リスクマネジメント・統合リスクマネジメント体制の運営・セカンドディフェンスラインの機能強化・新統合リスクマネジメント体制の構築・グループ内部統制基盤の拡充・海外展開着手とリスクデータの一元化・全社重要リスクのモニタリング基盤にAI・多言語対応・テンプレート化を実装し、高度化・サイバー攻撃初動フローを実インシデントの行動データを使って実務レベルで再構築。BCPを整備・トライアルでのリスク棚卸を展開。BCMユースケース導入とAIによるBCPチェック精度向上で、現場評価の高い効率的なBCP運用を実現自律的で創造的な人材の活躍と文化の醸成「(3)人的資本に関する情報開示 ②人的資本に関する指標及び目標」をご参照ください。 *1 Resonac Pride 製品・サービスの認定当社は、バリューチェーンの川上から川下に至るまでの幅広い領域において、当社の製品・サービスが顧客や社会にどのような価値を、どの程度提供できたかを可視化することを重要と考えております。認定にあたっては、パーパスに基づき社会に変化をもたらすことで顧客や社会に提供した価値に加え、当社が重視する4つのバリューの発揮状況の妥当性、製品環境アセスメントやレピュテーションを含むリスク評価、売上・利益計画や市場シェアなどの将来性・インパクト、さらには世界共通の目標であるSDGsとの関連性といった観点から、第三者の視点を取り入れて総合的に評価しております。*2 CFP(Carbon Footprint of Products):製品ライフサイクル全体又は対象領域において排出されるGHG排出量を、CO2に換算して算出したもの*3 CRM(Customer Relationship Management):顧客関係管理*4 障害認定の対象(労働基準法障害等級1~7級)となる場合、又は死亡を重大労働災害と定義する*5 火災、漏えい、設備損傷等のうち、以下を伴うものを重大設備事故と定義する①事業所内で休業災害以上が発生②事業所外で緊急搬送、避難勧告、環境汚染等が発生し、社会的影響が大きい*6 SCP(Safety Communication Program):管理監督者が行う指摘を目的としない安全巡視活動。管理者自らが、現場の状況観察や現場の方との会話を通じてリスクを認識し、問題解決の責任をもつことを求めております。*7 定義は当社事故基準による*8 定義は当社事故基準による (2)TCFD*及びTNFD提言に沿った情報開示(TCFD及びTNFD提言が推奨する4つの開示項目に沿った情報開示) 当社グループは、長期ビジョンの主要戦略を実行するため、気候変動対策を含むサステナビリティ重要課題を特定し、社内浸透を進めることを明確に定めております。2019年には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に賛同し、2024年には自然
コーポレート・ガバナンスの概要7,753
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方) 当社は、先端材料パートナーとして時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献し、「化学の力で社会を変える」というパーパスを実現するために、それを支えるコーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組むことが重要と考えます。 コーポレート・ガバナンスの充実に向けては、経営の健全性、実効性及び透明性を確保し、迅速な意思決定を行うとともに、経営基盤・技術基盤の強化、社員の能力・モチベーション向上など、バリューを発揮し当社がもつリソースを最大限活用することで企業価値向上を図る仕組みの構築を行います。 (企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由)① 会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況 1)監督・意思決定機能の状況 当社は、監査役会設置会社制度を採用することにより、経営の公正性及び透明性の向上を図り、効率的企業経営を行っております。 当社は、純粋持株会社として、グループ戦略機能及び上場法人機能に特化し、経営課題に機動的に対応しつつ、業務提携やM&Aを含めグループ全体を俯瞰した経営資源の適切な配分を行っております。 当社は、経営の監督機能と業務執行機能の役割分担を明確にするため執行役員制度を導入し、最高職務責任者(CXO)と事業責任者(BU長)に業務執行に関する権限を付与しております。また、取締役会の機能の独立性、客観性と説明責任を強化するため、取締役会の諮問機関として委員の過半数を独立社外取締役で構成する指名諮問委員会、報酬諮問委員会を設置しております。 イ 取締役会 取締役会は社外取締役4名(うち女性1名)を含む9名(うち女性2名)で構成され、構成員は「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりであります。当期は取締役会を合計12回開催し、全取締役及び全監査役が、在任中のすべての取締役会に出席しております。なお、取締役会議長は、森川宏平氏であります。 取締役会は、原則月1回の頻度で開催され、業務執行の機動性を向上させるため、重要な業務執行の決定の一部を社長以下の執行役員に委任するとともに、経営の基本方針、内部統制システム整備の基本方針等の審議・決定並びに取締役及び執行役員の職務の執行の監督を重点的に行っており、「議決案件」と「報告事項」に加えて、監督機能の深耕に係る議論を目的とした「審議事項」を設定しております。議決案件、報告事項ではサステナビリティ、コンプライアンス、リスクマネジメント、人材育成、R&D戦略、次年度予算、取締役会の実効性評価などのテーマを取り扱い、審議事項では、取締役会の構成員に求められるスキルの在り方や取締役会の在り方について議論を行いました。また、経営環境の変化に迅速に対応した経営体制を機動的に構築するとともに、取締役の経営責任をより明確にするため、取締役の任期は1年としております。 ロ 監査役会 監査役会は社外監査役3名(うち女性2名)を含む5名で構成され、構成員は「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりであります。当期は監査役会を合計14回開催し、全監査役がすべての監査役会に出席しております。なお、監査役会議長は、常勤監査役加藤俊晴氏であります。 監査役は、監査役会が定めた監査方針のもと、取締役会その他重要な会議への出席、重要な決裁書等の閲覧、本社、主要な事業所及びグループ会社に関して業務及び財産状況の調査などを通じ、取締役の職務遂行の監査を実施しております。また、常勤監査役は、事業会社である㈱レゾナックの監査役を兼務しております。 ハ 指名諮問委員会 取締役候補者の指名に係る事項を審議の上、取締役会に答申しております。 2025年4月から2026年3月の期間においては6回開催し、次の構成員がすべての回に出席しております。 髙橋秀仁(代表取締役社長)、今井のり(取締役) 常石哲男(委員長、社外取締役)、安川健司(社外取締役)、大西賢(社外取締役)、榊原泉(社外取締役) ニ 報酬諮問委員会 取締役、執行役員の報酬に係る事項を審議の上、取締役会に答申しております。 2025年4月から2026年3月の期間においては5回開催し、次の構成員がすべての回に出席しております。 髙橋秀仁(代表取締役社長)、染宮秀樹(取締役) 安川健司(委員長、社外取締役)、常石哲男(社外取締役)、大西賢(社外取締役)、榊原泉(社外取締役) ホ 経営会議 経営会議は各機能領域を統括する最高職務責任者(CXO)と各事業領域を統括する事業責任者(BU長)16名で構成されております。なお、経営会議議長は、代表取締役社長髙橋秀仁氏であります。 当社グループの重要な事項に関して、社長が必要な諮問を行うため、また、取締役会の前置機関として、経営会議を設置しており、原則として月2回の頻度で開催しております。 経営会議へ上程する投資案件は、リスクに係わる事前審査やタスクチームの検討により、事前のリスク分析や成果・進捗管理を行っております。 ヘ サステナビリティ推進会議 サステナビリティ推進会議はCEOを含む最高職務責任者(CXO)と各事業領域を統括する事業責任者(BU長)16名で構成されており、議長は、代表取締役社長髙橋秀仁氏であります。年6回の頻度で開催しております。 2)業務執行機能の状況 イ 業務執行の状況①当社は、各機能領域を統括する最高職務責任者(CXO)と各事業領域を統括する事業責任者(BU長)を設置し、各々の職務権限、分掌業務を明確にすることで、業務を適切かつ効率的に行っております。②当社グループの重要な事項に関して、社長が必要な諮問を行うため、また、取締役会の前置機関として、経営会議を設置しております。③当社グループの目指す方向を長期ビジョン、グループ経営方針等で定め、当社グループ全体の課題及び目標値を、年間予算として設定し、これに基づく業績管理を行っております。④適切な情報管理、業務の標準化・効率化及び内部統制の強化等の観点から、最高デジタル情報責任者(CDIO)が管掌する組織を設置し、最適なITシステムを構築し、運用しております。⑤なお、適切な業務執行上必要な特定事項について、リスクマネジメント委員会、コンプライアンス委員会、サステナビリティ推進会議等を設置し、それぞれの事項に関して調査、研究、審議などを行っております。 ロ サステナビリティ活動 当社グループは、サステナビリティを経営の根幹に据え、取り組みを進めております。詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご覧ください。 ハ ディスクロージャーの充実 「私たちの行動規範」で「持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために、公正で透明性の高い情報開示を適時、適切に行います。」と規定し、これに基づきディスクロージャー基本方針を定めております。株主様や他のステークホルダーの皆様に当社をご理解いただくための有用な情報は、「適時開示規則」に該当しない情報であっても、リリースを行い、当社のホームページに開示しております。適時開示やIRに関する総合施策・基本計画の検討、IR活動を実践する組織としてIR部を設置しております。また、決算内容の確認を行う会議体としてIR推進会議を設置しております。 ② 内部統制システム、リスク管理体制等の整備状況 取締役会が決議した内部統制システムの整備に係る基本方針は、次のとおりであります。 当社は、本基本方針に基づき、引き続き、適切な内部統制システムの維持・整備に努めてまいります。当社グループは、「業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)」の整備に関して、その基本方針を以下のとおり定め、適切に運用する。 1.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制(1)当社は、取締役会議事録等取締役の職務の執行に係る情報は、社内規程類にしたがって取り扱い、保存、管理す る。(2)監査役は、必要ある都度、保存及び管理されている情報の開示・提供を受けることができる。2.損失の危険の管理に関する規程その他の体制(1)当社グループはリスクマネジメントに関する規程を定め、その体制と責任範囲を明確にする。(2)当社グループを取り巻くリスクとその影響を認識のうえ経営判断を行うため、各種リスクの評価を含むリスクマ ネジメント全体の企画、実行の総括を行う専任部署を設置する。(3)頻度と影響度の重要性により抽出された重点リスクはリスクマネジメント委員会でその対策の方向性や妥当性に ついて審議を行い、経営会議・取締役会に報告する。(4)個別重要案件は戦略リスク、オペレーショナルリスク、ハザードリスクの各面から経営会議等の経営幹部による会議体において重点的な審議を実施する。3.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(1)取締役会は、業務執行の機動性を向上させるため、執行役員を設置し、重要な業務執行の決定の一部を社長以下 の執行役員に委任するとともに、経営の基本方針、内部統制システム整備の基本方針等の審議・決定ならびに取 締役および執行役員の職務の執行の監督を重点的に行う。(2)各機能領域を統括する最高職務責任者(CXO)と各事業領域を統括する事業責任者(BU長)を設置し、各々の職 務権限、分掌業務を明確にすることで、業務を適切かつ効率的に行う。(3)当社グループの重要な事項に関して、社長が必要な諮問を行うため、また、取締役会の前置機関として、経営会 議を設置する。(4)当社グループの目指す方向を長期ビジョン、グループ経営方針等で定め、当社グループ全体の課題および目標値 を、年間予算として設定し、これに基づく業績管理を行う。(5)適切な情報管理、業務の標準化・効率化および内部統制の強化等の観点から、最高デジタル情報責任者(CDIO) を配置し、最適なITシステムを構築し、運用する。(6)当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われているかを検証するため、内部監査に関する規程を定め、 各部署を対象に内部監査部門による監査を行う。4.使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(1)当社グループで働く全ての従業員が守るべき行動・ルールを定める「私たちの行動規範」を制定するとともに、 コンプライアンスの強化のためにグループとして遵守すべき標準的な事項を「グローバル・コンプライアンス・ スタンダード」等で規定する。(2)「グローバル・コンプライアンス・スタンダード」に基づき、各組織にコンプライアンス責任者を配置するとと もに、グループのコンプライアンス全体を総括する専任部署を設置する。(3)当社グループのコンプライアンスに関する活動計画の策定、施策実施状況の評価はグループコンプライアンス委 員会にて議論する。(4)財務報告の信頼性を確保するための内部統制体制を整備・運用するとともに、毎年、その有効性を評価し、必要 な是正を行う。(5)コンプライアンスに関する相談・通報窓口を設け、秘密の厳守を徹底し、弁護士等の協力を得て、通報者の不利 益にならないよう配慮しながら適切かつ迅速に対応する。5.企業集団における業務の適正を確保するための体制(1)当社グループはグループ経営理念としてパーパス(企業としての存在意義)とバリュー(私たちが大切にする価 値観)を定め、浸透を図る。(2)持株会社取締役会によるグループ全体に対する監督のもと、持株会社である当社と、事業会社である(株)レゾ ナックは、経営陣を兼任し、両社の経営会議および管理部門を一体的に運営することで、効率的かつ効果的な経 営を行う。(3)グループ会社管理の基本方針を「グループ経営規程」に定める。また、グループ会社の重要事項は当社の経営会 議・取締役会での審議を行うとともに、財務状況等の経営情報について、当社への報告を義務づける。(4)当社は、グループ経営の基本的な考え方として、グループ会社を所管する事業部門等による連結経営を行うとと もに、機能別の役割に応じた支援を行う。(5)当社グループ全体に適用される経営に関する基本的な考え方を定めた規程類を整備・運用し、これら規程類のグ ループ各社における共有および遵守の徹底を図る。6.監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項(1)監査役の職務を補助するため、監査役室を設置する。(2)内部監査部門は、監査計画の策定及び実施に関して、監査役と連携する。7.監査役の職務を補助すべき使用人の取締役からの独立性、指示の実効性に関する事項(1)監査役室スタッフの人事異動や評価等は、監査役の承認のうえで行う。当該使用人はもっぱら監査役の指揮命令 に従う。(2)監査役室に所属する使用人を懲戒に処する場合、予め監査役の承認を得る。(3)取締役は、監査役室に所属する使用人が監査役の職務を補助することにつき不当な制約を加えない。8.監査役への報告に関する体制(1)監査役は経営会議等の当社の重要な会議に出席することができる。(2)取締役が著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直ちに監査役に報告する。(3)当社は、監査役が取締役の重要な意思決定や職務の執行状況を把握するために、取締役会や経営会議等の重要な 会議での付議事項の説明、決裁書・月次決算資料および内部監査報告書等職務の執行に関する重要な文書の供 覧、社内関係部署の必要な説明等により、監査役に定常的に報告を行う。(4)内部監査部門による当社及び事業会社を含むグループ会社に対する内部監査の計画・進捗・結果については、遅 滞なく監査役に報告する。9.監査役への報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 当社は、監査役へ報告を行った者が当該報告をしたことを理由に不当な取り扱いを受けないよう必要な規程の整備を行う。10.当社の監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費 用又は債務の処理に係る方針に関する事項 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該監査役の職務の執行について生ずる費用の支払その他の事務は監査役室が担当する。当社は、監査役から費用の前払その他支払に関する請求があったときは、当該請求に係る費用又は債務が当該監査役の職務の執行に
役員の報酬等11,194
(4)【役員の報酬等】① 役員報酬等の内容 1)役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)基本報酬短期業績連動報酬(STI)株式報酬Ⅰ(PSU)株式報酬Ⅱ(RS)業績連動型非業績連動取締役1,2223811645121442011うち社外取締役8277---56監査役127127----5うち社外監査役5050----3 (注)1 上記基本報酬及びSTIの額は、2025年度に支払った報酬等の合計額(全額金銭報酬)であります。 2 短期業績連動報酬(STI)、株式報酬Ⅰ(PSU)及び業績連動型株式報酬Ⅱ(RS)が業績連動報酬等に該当し、株式報酬Ⅰ(PSU)及び株式報酬Ⅱ(RS)が非金銭報酬等に該当します。 3 STIの額は、2024年度の業績等の結果を踏まえて、2025年3月に支払った報酬等の合計額(全額金銭報酬)です。 4 株式報酬Ⅰ(PSU)の額は、2025年度に費用計上した金額の合計額です。PSUは3年間のTSR(株主総利回り)評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を、3年間のTSR評価期間終了後、速やかに交付するものです(決定された数の一定割合(50%)は時価相当額の現金で支給します)。PSUの運用においては、みずほ信託銀行株式会社の株式給付信託(BBT)を活用しております。 5 株式報酬Ⅱ(RS)の額は、2025年度に費用計上した金額の合計額です。業務執行取締役に対するRSは業績連動型であり、毎期のサステナビリティ評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を、退任時までの譲渡制限を付して交付するものです(決定された数の一定割合(30%)はポイントとして留保し、退任時に時価相当額の現金で支給します)。取締役会議長及び社外取締役に対しては、毎期、事業年度終了後に業績条件を付さないRSを交付し、退任時に譲渡制限を解除します(現金換価支給は行いません)。RSの運用においては、みずほ信託銀行株式会社の株式給付信託(BBT-RS)を活用しております。 6 2022年度以降の取締役の報酬額は、2022年3月30日開催の第113回定時株主総会において、以下のとおり決議しています。STI及びLTIは取締役(社外取締役を除きます)が対象となります。役員区分株主総会決議日金銭報酬(基本報酬+STI)株式報酬(LTI:BBT)役員の員数拠出金額交付ポイント取締役2022年3月30日第113回定時株主総会年額8.5億円以内(うち社外取締役:1億円)3事業年度13.5億円以内1事業年度41万ポイント以内10名(うち社外取締役4名) 7 2025年度以降の取締役の報酬額は、2025年3月26日開催の第116回定時株主総会において、以下のとおり決議しております。STI及びBBTは業務執行取締役が対象となります。BBT-RSは、新たに導入した譲渡制限付株式(RS)に係るみずほ信託銀行株式会社の株式給付信託で全ての取締役(非業務執行取締役及び社外取締役を含みます)が対象となります。役員区分株主総会決議日金銭報酬(基本報酬+STI)株式報酬(LTI:BBT及びBBT-RS)役員の員数拠出金額交付ポイント取締役2025年3月26日第116回定時株主総会年額11億円以内(うち社外取締役:1.5億円)3事業年度22億円以内(うち社外取締役:1億円)1事業年度41万ポイント以内(うち社外取締役:2万ポイント)9名(うち社外取締役:4名) 8 監査役の報酬額は、2005年3月30日開催の第96回定時株主総会において、月額1,200万円以内と決議しております。同株主総会終結時点の監査役の員数は、社外監査役2名を含む4名であります。 2)個人別の報酬等の総額(社長CEO又は連結報酬等が1億円以上の者に限る)当事業年度に係る主な職位・氏名報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)会社区分基本報酬年次賞与(STI)株式報酬Ⅰ(PSU)株式報酬Ⅱ(RS)業績連動型非業績連動代表取締役社長CEO髙橋 秀仁5171008024197-当社取締役会議長森川 宏平18354-114-15当社取締役CFO染宮 秀樹15750286316-当社取締役CSO/CRO眞岡 朋光15750286316-当社取締役CHRO今井 のり15150285716-当社 3)業績連動報酬の算定方法と評価結果 a. 短期業績連動報酬(STI: Short-Term Incentive) ・業務執行取締役に対する2024年度STI(2025年3月支給分)は、下記算定式及び評価に基づき、役職別基準額に対して144.0%の支給となりました。 STI個人別支給額 = 役職別基準額 ×(①全社業績評価係数 + ②個人業績評価係数) ① 全社業績評価係数(評価ウエイト:70%) 2024年度STIの全社業績評価係数は、以下のとおり、99.0%となりました。 KPI2024年度目標実績(a)評価係数(b)評価ウエイト(a×b)加重評価係数EBITDA(額)MaximumTargetThreshold1,935億円1,382億円1,106億円1,907億円194.9%20%39.0%EBITDA(率)MaximumTargetThreshold13.5%10.4%8.8%13.7%200%30%60.0%ROICMaximumTargetThreshold10%6~7%4.5%2.7%0%20%0% 合計評価ウエイト70%全社評価係数99.0% (注) 評価係数(a)は、業績結果(実績)に応じて、Threshold未達の場合は0%、Threshold達成時はEBITDA(額・率)が50%・ROICが25%、Target達成時は100%、Maximum達成時は200%(上限)となります。 ② 個人業績評価係数(評価ウエイト:30%) 個人別に設定した長期ビジョンやサステナビリティに係る戦略目標、後継者・経営幹部の育成目標、経営理念に基づく企業文化醸成のための取組目標等について評価した結果、2024年度STIの個人業績評価係数は、全業務執行取締役について45.0%となりました。 b. パフォーマンス・シェア・ユニット(PSU: Performance Share Unit) ・当事業年度に評価が確定する2023年度PSUは、3年間の当社TSR(株主総利回り)について、化学・繊維業界企業22社における順位(%ileランク)を算定し、その結果に応じて役職別に交付する当社株式等の数を決定するものです。 個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × TSR評価係数 ・2023年度PSUのTSR評価係数(実績値)は、2023年1月~2025年12月の3年間の当社TSR(301.4%)及び化学・繊維業界企業22社における順位(100%ile(22社の1位を上回る))に基づき、200%となりました。 c. 業績連動型RS(RS: Restricted Stock) ・当事業年度より導入した業績連動型RSは、毎期のサステナビリティ評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を退任時までの譲渡制限を付して交付するものです。 個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × サステナビリティ評価係数 ・2025年度のサステナビリティ評価係数(実績値)は、以下①~③の結果を踏まえて、105%となりました。① 従業員エンゲージメントスコア:60%(対前年比+3%ポイント)② パーパス実践度スコア:56%(対前年比△1%ポイント) バリュー実践度スコア:63%(対前年比±0%ポイント)、③ Resonac Pride製品・サービスの認定数:7(全ての事業で認定取得)(注)認定評価の客観性・公正性を担保するため、対象となる当社製品・サービスの社会・環境及び顧客への提供価値を定量的に算出した上で、顧客・投資家や地域行政を含む多様なステークホルダーとの対話、及びサステナビリティアドバイザー(社外有識者3名)による多角的なリスク評価・アドバイスを反映し、サステナビリティ推進会議での審議を経て決定しております。詳細は当社Webサイト(https://www.resonac.com/jp/sustainability/management/sdgs.html)をご参照ください。 4)Pay for Performanceの状況(過去4年間の株価(TSR)と社長CEO報酬) ・当社の過去4年間における社長CEO(髙橋秀仁)の連結報酬等の額と株主総利回り(TSR)との関係は以下のとおりです。 ・髙橋が社長CEOに就任して以降、当社は事業ポートフォリオの見直しや成長事業への集中投資を急ピッチで推し進め、業績や株価は着実に向上しております。その結果、2025年に支給された2024年度STIは支給率144%・2022年度PSUは支給率185.5%となりました。また、当社は、2025年度より、世界で戦える優秀な経営人材の獲得・保持を目的として報酬水準・報酬体系を改定し、特に企業価値向上に向けたインセンティブとして、株式報酬を大幅に拡充しております。 社長CEOの実績報酬と当社TSR(株主総利回り) (注1)社長CEO実績報酬は「2)個人別の報酬等の総額」に記載する連結報酬等の額を適用しております(STIは前期業績等を踏まえて当該事業年度に支払われた額、LTIは当該事業年度における費用計上額となります)。 (注2)当社TSRは現社長CEO就任時の株価(2021年12月末株価終値)を100とした場合の指数です。TOPIX成長率(配当込み)は同じく2021年12月末時点を100とした場合の指数です。 ② 報酬諮問委員会の運営状況等 1)報酬諮問委員会の役割・権限等 ・取締役の個人別の報酬等の額及び交付する株式の数の決定については、取締役会の監督機能強化の視点から、独立社外取締役を構成員の過半数とし、独立社外取締役が委員長を務める報酬諮問委員会に委任しております。 ・報酬諮問委員会の主な役割・権限は以下のとおりであります。 <報酬諮問委員会の主な役割・権限>決議事項審議又は確認事項・取締役の個人別の基本報酬の額・取締役のSTIに係る業績指標の目標及び評価、並びに個人別支給額・取締役の株式報酬(PSU及びRS)に係る役職別の基準ポイント、業績指標の目標及び評価、並びに個人別の確定ポイント・交付株式数等・役員報酬等の決定方針・執行役員(取締役非兼務)の個人別の報酬等の内容・役員報酬等に係る会社の重要な規則・手続等の制定、改正、廃止、並びに重要な公表資料等における記載内容 2)報酬諮問委員会等の運営状況 ・2025年4月から2026年3月の期間においては報酬諮問委員会を5回開催し、取締役会より諮問又は委任を受けた下記内容について審議・決定しました(報酬諮問委員会を構成する各役員の役職・氏名及び出席状況は「(1)コーポレート・ガバナンスの概要」の欄に記載)。 ・報酬諮問委員会における審議・決定に際しては、その役割・権限を適切に行使するため、「役員報酬等の決定方針」との整合性並びに経営環境の変化や株主・投資家の皆様からのご意見等を踏まえるとともに、グローバルに豊富な経験・知見を有する第三者機関(タワーズワトソン株式会社)より審議に必要な情報や助言等を得ています。当期間においては5回中2回の報酬諮問委員会に同社の報酬コンサルタントが同席しました。報酬諮問委員会は、当期間において審議又は決定した内容を適時・適切に取締役会に報告し、取締役会は、かかる内容の合理性・妥当性について確認を行っております。 <当期間の報酬諮問委員会における主な確認・審議・決議事項>開催月確認・審議・決議事項2025年4月・第116回定時株主総会における報酬改定議案の承認を経て、改定後の「役員報酬等の決定方針」に基づき、2025年度の各取締役の個人別の基準報酬額及びLTIの基準交付ポイントを決定しました。7月・個人業績(STIに係る業績指標)の目標設定及び評価プロセスについて、報酬諮問委員会による意思決定をより円滑に進めるための運用方法を検討しました。11月・役員報酬に関する国内外の企業の最新動向を収集・分析し、近時のトレンドを確認しました。・業務執行取締役及び執行役員の報酬水準・報酬構成について、グローバル事業を中核に据える大手製造業企業と比較検討のうえ、その妥当性を検証し、改定後の報酬制度が適切であることを確認しました(2026年度は改定を行わないことを確認)。・社外取締役の報酬水準・報酬構成について、グローバル事業を中核に据える大手企業(全産業)と比較検討のうえ、その妥当性を検証し、改定後の報酬制度が適切であることを確認しました(2026年度は改定を行わないことを確認)。2026年1月3月・2026年度の各取締役の個人別の基準報酬額及びLTIの基準交付ポイントを決定しました。・2023年度PSUについて、2023年1月~2025年12月の3年間のTSR評価を踏まえて、各取締役に対して支給する当社株式の数及び金銭の額を決定しました。・2025年度STIに係る業績指標(全社業績及び個人業績)の評価及び2025年度業績連動型RSに係る業績指標(サステナビリティ指標)の評価について議論を行い、各取締役に対して支給するSTIの額及び譲渡制限付株式の数等を決定しました。個人業績評価については、対象となる各取締役(社長CEO、CFO、CSO/CRO、CHRO)について社長CEOによる一次評価(社長CEO自身については自己評価)を踏まえ、その妥当性を審議・確認の上、最終評価を決定しました。・2026年度STIに係る業績指標(全社業績及び個人業績)の目標及び2026年度業績連動型RSに係る業績指標(サステナビリティ指標)の目標について議論を行い、決定しました。個人業績目標については対象となる各取締役(社長CEO、CFO、CSO/CRO、CHRO)から説明を受け、その妥当性を審議・確認しました。・2025年度事業報告及び有価証券報告書に記載する役員報酬等の内容について、株主・投資家に対する情報開示の充実化や分かりやすさの視点から、その適切性を確認しました。 3)当事業年度の報酬の妥当性・相当性 ・当事業年度の取締役の個人別の報酬等の内容の決定にあたっては、上記
従業員の状況1,675
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)半導体・電子材料8,439モビリティ5,379イノベーション材料1,703ケミカル2,553クラサスケミカル830報告セグメント計18,904その他2,621合計21,525(注)1 従業員数は就業人員であり、連結会社外への出向者を除き、連結会社外から受け入れた出向者を含みます。また、執行役員を含みません。2 平均臨時雇用者数については、従業員数に対する比率が100分の10未満であるため、記載を省略しております。3 全社共通研究に係る従業員については、「その他」に含めて表示しております。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)346(25)46.316.211,319,076(注)1 従業員数は就業人員であり、社外への出向者を除き、社外から受け入れた出向者を含みます。また、執行役員を含みません。2 臨時雇用者数(契約社員、嘱託社員を含む。)は、当事業年度の末人員を( )外数で記載しております。 3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 4 提出会社の従業員は、すべて「その他」に所属しております。 (3)労働組合の状況 当社グループにおける主要な労働組合として、レゾナック労働組合(2025年12月31日現在組合員数8,556名)があります。事業会社の㈱レゾナックは、レゾナック労働組合と労働協約を締結し、健全かつ良好な労使関係を構築しております。その他グループ会社の労使関係も安定しており、特筆すべき事項はありません。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、「女性活躍推進法」といいます。)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下、「育児・介護休業法」といいます。)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 ②連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)2男性労働者の育児休業取得率 (%) (注)2、3労働者の男女の賃金の差異(%) (注)2全労働者正規雇用労働者非正規雇用 労働者㈱レゾナック6.910073.875.467.6㈱レゾナック・オートモーティブプロダクツ3.5080.590.497.3㈱レゾナック・テクノサービス2.91467.680.063.5㈱レゾナック・グラファイト・ジャパン(注)40.010077.684.548.5㈱レゾナック・ハードディスク3.65776.176.1-㈱レゾナック・セラミックス(注)4-6774.079.057.0㈱レゾナック・ガスプロダクツ4.17581.381.3-サンアロマー㈱(注)59.411184.185.859.9クラサスケミカル㈱7.810078.280.552.6㈱レゾナック軽金属(注)49.0----(注)1 女性活躍推進法及び育児・介護休業法に基づく情報公表を行っていない指標については「-」と記載しております。2 女性活躍推進法の規定に基づき算出したものであります。3 次の会社においては雇用管理区分ごとの実績を公表しております。㈱レゾナック・テクノサービス:S職 0%、K職 20%㈱レゾナック・セラミックス:S職/D職 100%、K職 33%㈱レゾナック・ガスプロダクツ:経営職(P/L職) -%、総合基幹職(S職) -%、総合基幹職(K職) 75%サンアロマー㈱:総合基幹職(D職・S職) 125%、総合基幹職(K職) 100%クラサスケミカル㈱:総合基幹職(D職・S職) 100%、総合基幹職(K職) 100%4 2026年1月時点の実績を記載しております。5 2026年2月時点の実績を記載しております。
関係会社の状況3,491
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)主な関係内容(子会社) ㈱レゾナック東京都港区15,554半導体・電子材料、モビリティ部材、機能材料、化学品などの研究・開発・製造・販売100.0当社は、同社に経営管理、土地・建物の賃貸、資金の貸付を行い、また、同社から資金の借入を行っています。㈱レゾナック・ハードディスク千葉県市原市450ハードディスクの製造販売100.0(100.0)当社は、同社に資金の貸付を行っています。Resonac HD Singapore Pte. Ltd.シンガポール112,900千シンガポールドルハードディスクの製造販売100.0(100.0)-力森諾科材料(東莞)有限公司中国広東省215,434千人民元配線板用感光性フィルム、電気絶縁用ワニス、ディスプレイ用回路接続フィルムの製造販売100.0(100.0)-力森諾科材料(蘇州)有限公司中国江蘇省428,132千人民元半導体用エポキシ封止材、配線板用感光性フィルムの製造販売、ダイボンディングペーストの製造販売100.0(100.0)-力森諾科電子材料(香港)有限公司中国香港68,499千香港ドル配線板用銅張積層板の製造販売100.0(100.0)当社は、同社から資金の借入を行っています。台湾力森諾科半導体材料股份有限公司台湾台南市702,797千NTドル半導体回路平坦化用研磨材料、配線板用銅張積層板の製造及び配線板用感光性フィルムの加工100.0(100.0)当社は、同社に資金の貸付を行っています。Resonac Korea Corporation大韓民国京畿道1,058,520千ウォン半導体回路平坦化用研磨材料の製造、配線板用感光性フィルムの加工及び半導体材料等の販売、情報電子化学品等の購入・販売100.0(100.0)-Resonac Materials Johor Sdn. Bhd.マレーシアジョホール州150,000千リンギット配線板用感光性フィルム、電気絶縁用ワニスの製造販売100.0(100.0)-力森諾科材料(上海)有限公司中国上海28,354千人民元半導体材料等の輸出入及び販売100.0(100.0)-台湾力森諾科国際股份有限公司台湾台北市10,000千NTドル半導体材料等の販売100.0(100.0)-㈱レゾナック・オートモーティブプロダクツ福岡県田川市400自動車用樹脂成形品の製造100.0(100.0)-㈱レゾナック・ブレーキ茨城県筑西市460摩擦材の製造100.0(100.0)-Resonac Materials (Thailand) Co., Ltd.タイチャチューンサオ2,180,000千バーツ粉末冶金製品、摩擦材の製造販売100.0(100.0)-Resonac Automotive Products (Thailand) Co., Ltd.タイラヨーン166,000千バーツ自動車用樹脂成形品の製造販売51.0(51.0)-Resonac Powdered Metals America, Inc.米国インディアナ州34,300千米ドル粉末冶金製品の製造販売100.0(100.0)-力森諾科高分子材料(上海)有限公司中国上海市1,500合成樹脂、樹脂成形材料の製造販売100.0(100.0)-Resonac Shotic Malaysia Sdn. Bhd.マレーシアジョホール州61,500千リンギットアルミニウム連続鋳造棒及び鍛造品の製造販売100.0(100.0)当社は、同社に資金の貸付を行っています。サンアロマー㈱東京都品川区6,200ポリプロピレンの製造販売65.0(65.0)-鶴崎共同動力㈱大分県大分市2,985大分石油化学コンビナートにおける蒸気、電力、用水の供給及び排水、廃棄物処理50.6(50.6)-㈱レゾナック・ガスプロダクツ川崎市幸区2,079液化炭酸ガス、ドライアイス、産業ガス、ガス関連機器等の製造販売100.0(100.0)当社は、同社から資金の借入を行っています。㈱レゾナック・グラファイト・ジャパン長野県大町市110黒鉛電極の製造販売100.0(100.0)当社は、同社から資金の借入を行っています。Resonac Graphite America Inc.米国サウスカロライナ州50,000千米ドル黒鉛電極の製造販売100.0(100.0)-Resonac Graphite Spain S.A.U.スペインガリシア州12,795千ユーロ黒鉛電極の製造販売100.0(100.0)-Resonac Graphite Germany GmbHドイツバイエルン州25千ユーロ黒鉛電極の販売・原材料の調達100.0(100.0)-力森諾科(中国)投資有限公司中国上海1,109,478千人民元中国における投資及びグループ会社の統括、管理支援、事業拡大支援並びに半導体材料、モビリティ部材等の販売100.0(100.0)-Resonac Asia Pacific Pte. Ltd.シンガポール1,000千米ドルアセアン及びインドのグループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売100.0(100.0)-Resonac America, Inc.米国カリフォルニア州1,200千米ドル北中米グループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売100.0(100.0)当社は、同社から資金の借入を行っています。Resonac Europe GmbHドイツヘッセン州25千ユーロ欧州グループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売100.0(100.0)当社は、同社に資金の貸付を行っています。㈱レゾナック・ビジネスサービス東京都大田区140車両/事務機器等のリース・福利施設管理・間接材購買支援・金融/出納業務の受託100.0(100.0)当社及び一部の子会社は、同社に各種シェアード業務や資金プーリングを委託しています。㈱レゾナック・テクノサービス茨城県日立市140合成、分析、安全データシート作成等の業務受託及びFRP成形品、HPLCカラム、発泡ポリエチレンフォーム製品、コーテッドサンド、フェノール樹脂成形材料の製造販売100.0(100.0)-㈱レゾナック建材横浜市神奈川区250建築・土木資材の製造販売100.0(100.0)当社は、同社に資金の貸付を行っています。クラサスケミカル㈱大分県大分市110基礎石油化学製品、有機化学製品の製造販売100.0-その他68社----- 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)主な関係内容(関連会社等) HD MicroSystems L.L.C.米国ニュージャージー州14,000千米ドル半導体用ポリイミドの製造販売50.0(50.0)-日本ポリエチレン㈱東京都千代田区7,500合成樹脂の製造販売42.0(42.0)-㈱レゾナックユニバーサル東京都港区250合成結晶ゼオライトの製造販売50.0(50.0)-その他30社----- (注)1 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有割合であります。2 上記関係会社のうち、連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過会社はありません。3 ㈱レゾナックは特定子会社に該当しております。4 関連会社等には共同支配企業を含んでおります。5 連結子会社のうち、㈱レゾナックの単体の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除きます。)は、当社の連結売上収益の10%を超えております。㈱レゾナックの主要な損益情報等(日本基準)は、以下のとおりであります。主要な損益情報等 (1)売上高 443,022百万円(2)経常利益 60,426百万円(3)当期純利益 30,948百万円(4)純資産額 307,846百万円(5)総資産額 749,141百万円6 連結子会社のうち、クラサスケミカル㈱の単体の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除きます。)は、当社の連結売上収益の10%を超えております。クラサスケミカル㈱の主要な損益情報等(日本基準)は、以下のとおりであります。主要な損益情報等 (1)売上高 264,648百万円(2)経常利益 1,852百万円(3)当期純利益 1,694百万円(4)純資産額 62,337百万円(5)総資産額 157,557百万円
配当政策506
3【配当政策】 当社は、配当の実施を株主各位に対する重要な責務と考えており、配当については、各事業年度の収益状況及び今後の事業展開に備えるための内部留保を勘案し決定することを基本としております。 内部留保については、成長事業の育成加速など利益の持続的拡大につながる設備投資や研究開発投資及び財務体質の改善に充当していきます。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 当社は、「取締役会の決議により、毎年6月30日を基準日として中間配当をすることができる。」旨を定款に定めております。 当事業年度については、営業成績及び今後の事業競争力と財務体質強化等を勘案し、2025年6月30日を基準日とする中間配当は無配としましたが、同12月31日を基準日とする1株につき65円の配当を実施する予定であります。 当事業年度の剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円) 2026年3月26日定時株主総会決議(予定)11,79165
研究開発活動5,687
6【研究開発活動】当社グループは、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」へと変革することを目指し、技術の染み出しによるイノベーションの実現、事業本部を横断する技術開発の牽引、社会を変える長期R&Dの推進、という3つのミッションを掲げ、私たちの強み(コアコンピタンス)である、「作る化学」「混ぜる化学」「考える化学」の技術共鳴(レゾナンス)によるシナジー創出を図りながら、最短かつ確実に社会課題にお応えできるよう、研究開発活動に取り組んでおります。またオープンイノベーションやM&Aを活用し、必要な技術を社内外から積極的に導入していくことで、将来の成長を牽引する事業の早期の成果顕現、多様な技術・事業を通じたSDGsへの貢献に注力しております。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、46,458百万円であります。 セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。 (半導体・電子材料)半導体・電子材料分野では、次世代事業のコアとなる基礎・基盤技術の研究開発、事業部門協働による新製品・新事業創出、社会を変える長期R&Dを目的として、研究開発部門との密接な連携の下に研究開発を推進しております。一例としては、半導体デバイスの微細な回路形成を実現する半導体前工程材料(電子材料用高純度ガス、半導体回路平坦化用研磨材料(CMPスラリー))、半導体後工程材料(エポキシ封止材、ダイボンディング材料、銅張積層板、感光性フィルム、感光性ソルダーレジスト)、デバイスソリューション(HDメディア、SiCエピタキシャルウェハー(以下、「SiCエピウェハー」といいます。))等の付加価値を高める開発をしました。半導体前工程では、当社グループは各種エッチングガス、クリーニングガス、成膜材料、CMP、洗浄剤、さらには超高純度溶剤といった半導体製造プロセス材料の開発と市場展開を進めてまいりました。今後も、低環境負荷かつ高性能化に資する材料技術の研究開発を継続し、持続可能な半導体産業の発展に貢献してまいります。一方、半導体後工程では、AI半導体をはじめとした高性能デバイス向けに、パッケージ基板用積層材料(MCL)の供給確保、絶縁接着フィルム(NCF)及び放熱シート(TIM)の生産能力を増強し、市場での競争力を一層強化してまいります。先端半導体パッケージ製造向けに、高解像度の感光性フィルムを新たに開発し、有機インターポーザーにおける線幅・配線間隔1.5マイクロメートルの微細銅配線形成を実現しております。この高解像度技術は、計算情報科学研究センター、先端融合研究所、感光性材料開発部、パッケージングソリューションセンターの4部門が連携し、新規ポリマー樹脂を創出することで達成したものであり、当社グループの総合的な材料開発力を象徴する成果です。次世代半導体パッケージでは、従来より進めてきた日本・米国の企業を中心とした共創コンソーシアム「JOINT2」「US-JOINT」の取り組みを発展させ、日本、米国、シンガポールなどの材料・装置・設計企業27社による新たな共創型評価プラットフォーム「JOINT3」を設立いたしました。下館事業所(南結城)内に活動拠点を開設し、2026年中の稼働開始に向けて準備を進めております。当社グループは、前工程から後工程まで一貫した材料技術と共創ネットワークを強みに、急速に進化する半導体産業のニーズに応える先端パッケージ技術の確立と、持続可能な産業発展への貢献をこれからも続けてまいります。HDメディアでは、唯一のハードディスク外販メーカーとして、市場をリードする新技術の開発を継続しております。世界に先駆けて実用化した垂直磁気記録方式の高性能化を進めるとともに、次世代ハードディスク向け高密度記録方式であるシングルド記録(瓦書記録)、マイクロ波アシスト記録、熱アシスト記録の開発により更なる高性能化に向けた取り組みを行っており、熱アシスト磁気記録に対応した次世代ハードディスクに関して米国シーゲイト・テクノロジー社と共同開発を進めております。シングルド記録方式では、アルミ基板を用いて当社グループの最新磁性層設計及び結晶微細化技術を導入することで、業界最高の記録容量となる1枚あたり3.1テラバイトの製品を出荷しております。SiCでは、パワー半導体向けSiCエピウェハーの世界最大級の外販メーカーとして、電動車(以下、「xEV」といいます。)、交通インフラ、産業機器などに用いられるSiCパワーデバイスの高性能化・高信頼性化に貢献しております。独自のエピタキシャル成長技術により、低欠陥化と高均質化を高水準で両立させ、6インチ(150mm)に加え8インチ(200mm)SiCエピウェハーの量産対応を進めております。2026年稼働予定の山形新建屋建設をはじめ、国内複数拠点において生産体制を強化し、急拡大する市場需要に対して安定供給を実現しております。第2世代ハイグレードエピは欠陥密度を大幅に低減し、高級車や鉄道用途などで要求される高電流デバイスの信頼性向上に寄与しております。これらの技術成果は高く評価され、第24回GSC賞「経済産業大臣賞」を受賞しました。また、カーボンニュートラル社会の実現に向け、SiCパワーデバイス用エピウェハーの更なる普及を進めるとともに、東北大学との共同研究により、CO2及びシリコンスラッジを活用したSiC原料化技術の開発を推進し、更なるCO2排出削減にも取り組んでおります。当連結会計年度における半導体・電子材料セグメントの研究開発費は、22,747百万円であります。 (モビリティ)モビリティ分野では、「走る・曲がる・止まる」というモビリティの基本性能の向上を目指し、材料技術や加工技術、シミュレーション技術を活用してモビリティのイノベーションに貢献します。また、顧客との共創を推進し、持続的な成長を実現します。環境規制強化やカーボンニュートラルに向けた社会的要請の高まりを事業機会と捉え、有機・無機・金属材料及びその組合せ技術を活かした分野で成長を目指します。特筆すべき技術開発の代表例として、EV向け高性能ディスクブレーキパッドを開発中で、欧州Tier1ブレーキシステムメーカーへサンプル提供を進めております。このブレーキパッドは高い制動力と耐摩耗性を持ち、環境負荷が低く、静粛性にも優れております。また、カーボンニュートラル実現に向けた取り組み例として、計算科学を活用しリサイクル材の高含有を実現したアルミニウム合金を開発しております。当連結会計年度におけるモビリティセグメントの研究開発費は、3,930百万円であります。 (イノベーション材料)イノベーション材料分野では、広範多岐にわたる需要、個々のお客様の要望に迅速に応え、お客様の新製品開発の鍵となる材料をタイムリーに提案することを目的として、光機能材料、エネルギー領域、インフラケミカルズ、高機能ゲル、及びセラミックスの研究開発を推進しております。テレビなどの大型液晶ディスプレイ、スマートフォン端末などの有機ELに使用される各種製品は、市場で高い評価を受けております。市場が中国シフトする中で2020年6月に増設を完了した上海においても生産・供給を開始し、現地需要の取り込みに向けお客様の要望に即した新規開発品を複数市場に投入しております。また、電子材料、光学材料や歯科材料などに使用されるイソシアネートモノマー「カレンズMOI」や機能性アクリレート・メタクリレート「ファンクリルFAシリーズ」の開発、生産能力の強化を行い、販売を継続しております。特に「ファンクリルFA500シリーズ(脂環式モノマー)」の耐熱性及び高信頼性の特徴を生かし、電子部品材料用途への横展開を行い、事業拡大を図っております。エネルギー領域では、電力モーターの高性能化に伴う高電圧・耐サージ性に対応できる、xEV向け高耐熱絶縁ワニスの技術開発を継続して進めております。また、リチウムイオン電池負極材用水系バインダー樹脂「ポリゾールLBシリーズ」につきましては、その低抵抗性や優れた温度特性などが評価され、急速充電対応が求められるHEV用途への国内納入を開始いたしました。今後は、市場動向を注視しつつ、xEV向けリチウムイオン電池全般への展開を推進してまいります。インフラケミカルズでは、耐用年数が寿命を迎えた下水道管補修用不飽和ポリエステル樹脂「リゴラック」の光硬化タイプに注力しております。下水道管補修市場においては、熱硬化タイプから環境負荷が小さく、短時間施工が可能な光硬化タイプへの転換が進んでおり、この変化に対し樹脂技術で貢献してまいります。高速液体クロマトグラフィー用「ショウデックスカラム」では、グループ会社の㈱レゾナック・テクノサービスで販売している「Gelpack」を2026年1月より「Shodex」ブランドに統合することを決定いたしました。より統一された製品戦略のもと、分離材事業のさらなる強化を推進してまいります。環境関連では国際的に規制強化が進むPFASやハロゲン酸化物の高感度分析を可能とする各種カラムの市場展開を推進しております。今後もバイオ・医薬分野、迅速・省溶媒、高感度・高分離に重点を置いたゲル(充填剤)やカラムの研究開発を促進してまいります。セラミックス関連では、電子デバイス、パワーデバイス市場向けには、デバイスの高密度化、高性能化に対応した高い放熱性と電気絶縁性を併せ持つフィラー材料(アルミナ、窒化ホウ素等)の開発を行っております。また、スマートフォンなど多くの電子機器に用いられる積層セラミックコンデンサー(MLCC)の更なる小型化・高容量化に貢献すべく、酸化チタンの微粒子化に向けた課題をお客様との共創により解決し、量産化を実現しました。当連結会計年度におけるイノベーション材料セグメントの研究開発費は、2,815百万円であります。 (ケミカル)ケミカル分野では、基礎化学品でさまざまな産業の起点・インフラとなる製品、機能性素材を提供するとともに、製造工場のCO2排出量削減などカーボンニュートラルに向けた技術開発に取り組んでおります。機能性素材では、接着用途やコーティング用途でラテックス素材の新設計による機能付与を進めており、お客様での作業性改善等の期待が高くなっております。化粧品原料では、新製品の開発に加えて、既存の製品での新たな価値を見出しており、お客様での新規化粧品企画の重要成分としての評価・利用が進んでおります。カーボンニュートラルの取り組みとして、社会的な強いニーズを受けてプラスチックリサイクルの処理能力強化、派生製品への展開を進めてまいります。長期R&Dの取り組みとして、内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)による戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」において、岐阜大学、三菱化工機㈱とともに、アンモニア燃焼器用改質器ユニット及び燃料電池用改質器ユニットの研究開発で協働し、アンモニア分解技術を活用した化学品事業のビジネスモデルの創出を目指します。また、日本製鉄㈱、日鉄エンジニアリング㈱、富山大学の4者で、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」といいます。)が公募した「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発」において、「CO2由来メタノール経由青酸、グリシン製造の研究開発」に取り組んでおります。当連結会計年度におけるケミカルセグメントの研究開発費は、1,781百万円であります。 (クラサスケミカル)クラサスケミカル分野では、オレフィン事業、有機化学品事業、合成樹脂事業の3事業を営んでおり、主要な誘導品事業であるアセチル製品群の更なるコスト競争力の強化と生産性の向上を目的とした触媒性能の向上、運転条件の最適化に取り組んでおります。コア技術である触媒技術を活用し、最先端の技術開発を完成させ、事業強化に貢献します。また、人々の暮らしに欠かすことができない石油化学産業で、カーボンニュートラルと循環型社会の構築をリードし、サステナブルな社会の実現に貢献することを基本方針としております。そのため、研究開発は当社グループにとって重要課題の一つであると認識しており、十分な人員、資金を配することで新たな競争力の源泉を確立し、地域・社会と共生する共創型グリーンコンビナートを目指していきたいと考えております。長期的な取り組みとして、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発プロジェクト」において、日本製鉄㈱とともに、低圧・低濃度のCO2を低コストで分離回収するための技術開発、及び回収したCO2を原料に化学品を製造する技術検証に取り組んでおります。当連結会計年度におけるクラサスケミカルセグメントの研究開発費は、1,516百万円であります。 (その他)計算科学・情報科学の技術力強化と材料開発への適用に積極的に取り組んでまいりました。材料検査において、ディープラーニングを活用した画像解析技術を導入し、検査精度の向上と自動化による検査時間の短縮を推進し、AI画像解析で精度を約4割改善しました。共創の舞台では、宇宙空間での高機能半導体材料の研究・開発・製造に関して、微小重力及び低軌道の真空条件下で、半導体や半導体パッケージング向けの次世代半導体材料製造の可能性を探ります。また、宇宙線に起因する電子機器の誤動作(ソフトエラー)を低減する半導体封止材の評価実験を国際宇宙ステーション(ISS)で開始しました。当連結会計年度における報告セグメントに含まれない「その他」の研究開発費は全社共通を含め13,669百万円であります。
主要な設備の状況2,779
2【主要な設備の状況】(1)提出会社2025年12月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)土地(面積千㎡) 建物及び構築物機械装置、運搬具及び工具器具備品使用権資産建設仮勘定合計本社(東京都港区)全社事務所121,703(4,027)1,29311,835-155,594346(注)1 国内子会社に賃貸中の設備を含んでおります。2 IFRSに基づく帳簿価額にて記載しております。 (2)国内子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)土地(面積千㎡)建物及び構築物機械装置、運搬具及び工具器具備品使用権資産建設仮勘定合計㈱レゾナック東長原事業所(福島県会津若松市)半導体・電子材料、イノベーション材料化学品製造設備等67(150)2,0952,209-4544,825125山崎事業所(茨城県日立市)半導体・電子材料、イノベーション材料、ケミカル半導体用材料製造設備等5,350(448)12,57010,3571,9293,95034,1551,037下館事業所(茨城県筑西市)半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料配線板用材料製造設備等9,406(684)9,88713,1014076,32639,1271,484川崎事業所(川崎市川崎区)半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル、その他化学品製造設備等-11,77021,7523,2812,38039,182920千葉事業所(千葉県市原市)半導体・電子材料SiCエピタキシャルウェハー製造設備、ハードディスク製造設備等-4,4158,168-8,26320,84697五井事業所(千葉県市原市)半導体・電子材料、イノベーション材料半導体用材料製造設備等5,372(304)5,4074,2331,4043,63320,049684彦根事業所(滋賀県彦根市)半導体・電子材料、モビリティSiCエピタキシャルウェハー製造設備、合成樹脂製品製造設備等1,534(82)1,9342,91954796,871270喜多方事業所(福島県喜多方市)モビリティアルミニウム合金加工品製造設備-2,7292,4952021,7497,17631小山事業所(栃木県小山市)モビリティアルミニウム押出品、加工品製造設備等-3,5168,035467,14618,744363松戸事業所(千葉県松戸市)モビリティ粉末冶金製品製造設備9,975(158)8171,776-14612,714410横浜事業所(横浜市神奈川区)イノベーション材料、その他アルミナ製造設備、研究設備等-10,0021,6854701,29313,450255 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)土地(面積千㎡)建物及び構築物機械装置、運搬具及び工具器具備品使用権資産建設仮勘定合計㈱レゾナック先端融合研究所(茨城県つくば市)その他研究設備924(43)8372,59733874,749115本社(東京都港区)半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル、その他事務所、福利厚生施設等68(5)2,9594,0671,1472,04310,283962鶴崎共同動力㈱本社鶴崎事業所(大分県大分市)クラサスケミカル汽力発電設備79(92)1,2856,53945748,48158㈱レゾナック・ハードディスク山形工場(山形県東根市)半導体・電子材料ハードディスク製造設備-1,6356,4211,85172410,631514㈱レゾナック・グラファイト・ジャパン大町工場(長野県大町市)ケミカル黒鉛電極製造設備380(413)5,9215,82415820412,487336㈱レゾナック・ガスプロダクツ本社工場(神奈川県川崎市)ケミカル化学品製造設備1,510(21)1,5472,4025011476,107244サンアロマー㈱大分工場(大分県大分市)クラサスケミカルポリプロピレン製造設備-1,1312,6841,1683285,311211クラサスケミカル㈱大分コンビナート(大分県大分市)クラサスケミカル石油化学製品製造設備33,201(1,148)4,0336,91624577245,167561(注)1 セグメントの名称のうち「その他」には全社共通研究に係る資産が含まれております。2 IFRSに基づく帳簿価額にて記載しております。3 複数の事業所を有する会社は、代表的な事業所名(所在地)を記載しております。 (3)在外子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)土地(面積千㎡)建物及び構築物機械装置、運搬具及び工具器具備品使用権資産建設仮勘定合計Resonac HD Singapore Pte. Ltd.本社工場(シンガポール)半導体・電子材料ハードディスク製造設備-5,6137,6971,5292,46617,305891Resonac Graphite America Inc.本社工場(米国)ケミカル黒鉛電極製造設備268(591)4,43532,200-8,92745,830191Resonac Graphite Spain S.A.U.本社工場(スペイン)ケミカル黒鉛電極製造設備5,009(362)2,3548,774983,56119,796194Resonac Graphite Austria GmbH本社工場(オーストリア)ケミカル黒鉛電極製造設備1,841(171)5677,314311,34611,099187力森諾科材料(蘇州)有限公司本社工場(中国)半導体・電子材料配線板用感光性フィルム製造設備等-4,0957,2202869911,700639台湾力森諾科半導体材料股份有限公司本社工場(台湾)半導体・電子材料研磨材料・基板材料製造設備等-10,70313,9151,27115326,042394Resonac Korea Corporation本社工場(韓国)半導体・電子材料半導体用材料製造設備等250(8)2,7738501661094,148167Resonac Materials (Thailand) Co., Ltd.本社工場(タイ)半導体・電子材料、モビリティ粉末冶金製品製造設備等865(174)1,2881,8126741734,812687(注)1 IFRSに基づく帳簿価額にて記載しております。2 複数の事業所を有する会社は、代表的な事業所名(所在地)を記載しております。
監査の状況4,587
(3)【監査の状況】① 監査機能の状況 1)監査役監査の状況a.組織・人員当社の監査役会は、常勤監査役2名と社外監査役3名(うち女性2名)を含む監査役の合計5名で構成しております。なお、常勤監査役加藤俊晴氏は、当社財務、経理部門に長年携わるとともに、最高財務責任者(CFO)を務め、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。常勤監査役片寄光雄氏は、当社統合前の日立化成㈱において最高技術責任者(CTO)を務め、統合後は機能材料事業本部長を務めるなど、技術及び事業運営に関する相当程度の知見を有しております。また、社外監査役矢嶋雅子氏は、国際経験豊かな弁護士としての経験を通じて、国際的な法的要件に関する豊富な知識や企業法務に関する高い見識を有しております。社外監査役宮坂泰行氏は、公認会計士として国内外で監査に携わり、企業財務及び会計に関する高度な専門性と豊富な経験を有しております。社外監査役遠田聖子氏は、大手監査法人の監査部門や外資系企業の日本法人にて、財務経理や倫理コンプライアンス部門の責任者としての豊富な経験と高い見識を有しております。また、監査役室を設置し、監査役の職務遂行を補佐するため適正な能力、経験を有する専任スタッフを配置しております。監査役室スタッフの人事、業績評価等に関しては、監査役の同意を得るものとし、監査役スタッフとしての独立性を高め、監査役会の実効性を確保しております。 b.監査役の活動状況 常勤監査役は、取締役会、経営会議、その他の重要な会議への出席、取締役等へのヒアリング、本社や主要な事業所の監査、重要な決裁書類の閲覧等により、業務執行の適正性を確認するとともに、内部監査部門及び会計監査人との定期的な情報交換等を通して、情報の収集並びに監査の実効性確保に努めております。また、グループ会社の監査を充実し、主要な関係会社の監査役とも連携し、連結経営体制の強化に取組んでおります。 社外監査役は、監査役会での活動に加え、取締役会に参加するほか、取締役等へのヒアリング、主要な事業所及び子会社の監査等により、業務執行の適正性を確認するとともに、その専門的な知見を踏まえた提言を行っております。 c.監査役会の活動状況 監査役会は原則として月1回開催しており、当事業年度の開催回数は14回で、1回あたりの所要時間は約2.5時間でした。 当事業年度における個々の監査役の出席状況については次のとおりです。 氏 名出席状況常勤監査役加藤 俊晴100%(14回/14回)常勤監査役片寄 光雄100%(14回/14回)監査役(社外)矢嶋 雅子100%(14回/14回)監査役(社外)宮坂 泰行100%(14回/14回)監査役(社外)遠田 聖子100%(14回/14回) 監査役会は、法令、条例及び社内諸規程の遵守状況、内部統制システムの構築・運用状況、経営上の重要課題への対応状況等を監査の重点項目とし、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて意見を表明しております。また、会計監査人や内部監査部門との「三様監査会」に加え、会計監査人と社外取締役との三者による「懇談会」を定期的に開催するなど、緊密な意見交換を行い、監査役会の実効性向上につなげております。監査上の主要な検討事項(KAM:Key Audit Matters)に関しては、会計監査人から、のれん等の減損リスクを含めた重要な項目に関して説明を受け、その記載内容について議論を行うとともに、情報開示の適切性・整合性等を確認しました。 当事業年度における、監査役会の付議事項は次のとおりです。決議 10件:監査方針と計画、常勤監査役・特定監査役選任、会計監査人再任、会計監査人の監査報酬に対する同意、監査役選任議案に関する監査役会の同意、監査役会の監査報告書等協議・審議 6件:年間監査活動計画、監査役会の実効性評価、監査役の報酬等報告 44件:往査実施状況報告、監査活動状況・重要書類閲覧状況報告、経営会議等の重要案件の概要報告等 d.監査役会の実効性評価 監査役会では、経営理念に基づく健全かつ持続的な企業価値の向上に貢献していくため、各監査役による監査役会活動に対する自己評価アンケートにより実効性評価を実施しております。 その自己評価について、監査役会において議論・検証を行った結果、監査役会は有効に機能しており、実効的な監査が実施されていると評価しました。加えて、当事業年度は、更なる監査役会の実効性と監査品質の向上を目指し、外部アドバイザリーによるアセスメントを実施し、他社の監査水準との客観的な比較検証を行うことで自社の監査水準を確認しました。また、外部アドバイザリーによる実効性評価の分析結果及び外部アドバイザリーの知見に基づく議論も踏まえ、翌事業年度の取組みに関する検討を行いました。 2)内部監査 当社は、内部監査を専門に行う組織として内部監査部(24名)を設置しております。また、中国及び北中米、東南アジアの地域統括会社内に専任の監査組織を設け、各地域での内部監査を協同して行い実効性の向上に努めております。 当社内部監査規程に基づき関係会社は3年、事業会社レゾナックの事業部門・当社及び事業会社の機能領域は4年を基本サイクルとして年次監査計画を立案し社長承認を得て、当社グループのガバナンス、コンプライアンス、内部統制システムの状況、業務執行状況を監査しております。また、当社財務報告に係る内部統制規程に基づき、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の有効性の評価及び報告を実施しております。 当事業年度、内部監査部は関係会社監査19件、事業会社レゾナックの事業部門・当社及び事業会社レゾナックの機能領域監査16件を実施しました。 個々の監査によって検出されたエラーや潜在的リスクについて改善の提言を行い、対象組織に改善計画の策定及び実行を求め、改善結果についてのフォローアップを行い再発防止に努めることで内部統制の維持向上を図っております。経理財務部門、環境安全部、コンプライアンス部門等業務執行の監査・モニタリングを行う内部統制部門とは、指摘事項の改善検討会等で定期的に課題認識を共有し改善の早期化と横展開の要請、内部統制担当部門の自律的な行動を支援することで、グループ全体の内部統制水準の向上に向けて連携を図っております。 会計監査人及び常勤監査役とは、それぞれの監査の独立性に配慮しつつ、リスク認識を共有し年間監査計画及び監査結果、財務報告に係る内部統制の評価状況につき定期的な報告会を通じて相互に連携を図っております。また会計監査人から常勤監査役への四半期毎の報告の際には、内部監査部長等が同席しております。 内部監査部は、個々の内部監査結果については監査報告書に指摘事項に対する改善計画を添えて社長及び管掌のBU長/事業部長及び各CXO、常勤監査役に適時に報告しております。更に、内部監査の実施状況及び監査結果の要約を四半期毎に社長及びCFOへ報告を行っております。また、経営会議及び取締役会、監査役会へも監査結果の報告及び財務報告に係る内部統制の評価結果について、定期的に報告を行っております。 3)会計監査の状況a.監査法人の名称 有限責任 あずさ監査法人 b.継続監査期間 18年 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 武久善栄指定有限責任社員 岩宮晋伍指定有限責任社員 中島悠史 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査に係る補助者は公認会計士34名、その他81名であります。 e.監査法人の選定方針と理由 監査役会は、会計監査人の選任・評価に関する基準を定め、これに基づき監査業務に求められる適格性・能力、監査実施体制、品質管理体制、監査報酬の妥当性等を勘案して、会計監査人を決定しております。 会計監査人が会社法第340条第1項各号に定めるいずれかの事由に該当すると認められる場合、監査役会は、監査役全員の同意により会計監査人を解任します。また、会計監査人が監査業務を適切に遂行できないと判断されるとき、その他その必要があると判断されるとき、監査役会は、会計監査人の解任又は不再任の議案の内容を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出します。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 監査役は、監査役会が定める会計監査人の選任・評価に関する基準に基づき、会計監査人の評価を行っております。また、社内関係部署からの会計監査人再任の適否に関する定期的な聴取、監査業務の品質管理の状況、外部機関による検査等の結果、経営者及び関係部署とのコミュニケーションの状況、国内外の子会社への監査の状況、不正リスクに対する職業的懐疑心の発揮状況等を勘案して、会計監査人の職務執行を評価しております。 ②監査報酬の内容等 1)監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社140541132連結子会社12512201計265553333 (前連結会計年度) 当社における非監査業務の内容は、会計基準のコンバージョン検討に関する助言業務等であり、連結子会社における非監査業務の内容は、合意された手続業務であります。 (当連結会計年度) 当社における非監査業務の内容は、社債発行に伴うコンフォートレター作成業務であり、連結子会社における非監査業務の内容は、合意された手続業務であります。 2)監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGメンバーファーム)に対する報酬(1)を除きます)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社----連結子会社229240319200計229240319200 (前連結会計年度) 連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連業務等であります。 (当連結会計年度) 連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連業務等であります。 3)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 (前連結会計年度) 記載すべき重要な事項はありません。 (当連結会計年度) 記載すべき重要な事項はありません。 4)監査報酬の決定方針 該当事項はありませんが、監査時間等を勘案して決定した上で、会社法第399条に基づく監査役会の同意を得ております。 5)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人及び社内関係部署からの必要な資料の入手や報告を通じて、監査項目別監査時間及び監査内容などを確認し、報酬額の見積りの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬額につき、会社法第399条第1項に定める同意を行っております。
株式の保有状況1,356
(5)【株式の保有状況】①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有している投資株式を「純投資目的」、また経済合理性や取引関係の維持強化等の観点から当社の中長期的な企業価値向上に資する投資株式を「純投資目的以外」として区分しております。 ②保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社グループは、原則として政策保有株式を保有しない方針とし、現在保有する政策保有株式の縮減を進めます。純投資目的以外の目的である投資株式については、取締役会は、毎年、個別の保有株式(上場株式)についての収益性・事業性評価結果に基づき、資本コストに見合っているか等の検証を行います。 当社は、2025年11月の取締役会において、当社グループにおける全保有株式(上場株式)の売却が2025年6月末をもって完了した旨を報告しております。 ③保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式1)㈱レゾナックにおける株式の保有状況 当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である㈱レゾナックについては以下のとおりであります。 銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式511,751非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式196研究開発促進のための投資非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式127非上場株式以外の株式1166 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報イ 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ヤクルト本社-60,000営業取引関係のため継続して保有しておりましたが、縮減を進め、当事業年度に全て売却しております。無-179 ロ みなし保有株式 該当事項はありません。 2)提出会社における株式の保有状況銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式10非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報イ 特定投資株式 該当事項はありません。 ロ みなし保有株式 該当事項はありません。 ④保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革1,369
2【沿革】 当社は、1939年6月1日、日本電気工業株式会社と昭和肥料株式会社との合併により発足しました。 日本電気工業株式会社は、その発祥を1908年に遡り、水力発電を利用してアルミニウム、研削材、黒鉛電極、工業薬品等の製造販売を手がけ、1934年にはわが国で初めてアルミニウム製錬の工業化を達成しました。 一方、昭和肥料株式会社は、化学肥料の製造販売を目的として設立され、1931年にはわが国最初の国産法硫安の製造に成功しました。 2023年には昭和電工マテリアルズ株式会社(旧日立化成株式会社)との統合を果たしました。 統合新会社のパーパスとして「化学の力で社会を変える」ことを掲げ、バリューとして「プロフェッショナルとしての成果へのこだわり」「機敏さと柔軟性」「枠を超えるオープンマインド」「未来への先見性と高い倫理観」を定めました。 当社は、人々が幸せに暮らせる社会と美しい地球を次世代に手渡すために共創し、「世界トップクラスの機能性化学メーカー」を目指します。当社は、先端材料パートナーとして、時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献してまいります。 1908年12月当社の創業者森矗昶氏、沃度の製造販売を目的として総房水産㈱(日本沃度㈱の母体)を設立1921年4月高田アルミニューム器具製作所設立(後の昭和アルミニウム㈱)1926年10月日本沃度㈱設立1928年10月昭和肥料㈱設立1934年3月日本沃度㈱を日本電気工業㈱と改称1937年11月理研琥珀工業㈱設立(後の昭和高分子㈱)1939年6月日本電気工業㈱、昭和肥料㈱の両社合併、昭和電工㈱設立1949年5月1962年10月東京証券取引所等に上場日立化成工業㈱設立(後の日立化成㈱)1966年2月千鳥工場(現川崎事業所)開設1969年4月大分石油化学コンビナート営業運転開始1988年7月ザ・ビー・オー・シー グループ社 エアコ・カーボン事業部黒鉛電極事業を買収(現社名:Resonac Graphite America Inc.)2001年3月昭和アルミニウム㈱を合併2003年1月三菱化学㈱グループのハードディスク事業を買収(現社名:Resonac HD Singapore Pte. Ltd.)2003年7月東京証券取引所に上場を一本化2009年7月富士通㈱のハードディスク事業を買収(現社名:㈱レゾナック・ハードディスク)2009年12月昭和炭酸㈱を完全子会社化(現社名:㈱レゾナック・ガスプロダクツ)2010年7月昭和高分子㈱を合併2016年9月合成樹脂ポリプロピレン事業会社サンアロマー㈱を連結子会社化2017年10月黒鉛電極事業を営むSGL GE Holding GmbHを買収(現社名:Resonac Europe GmbH)2020年4月日立化成㈱を買収(後の昭和電工マテリアルズ㈱)2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2023年1月持株会社体制に移行し、商号を㈱レゾナック・ホールディングスに変更連結子会社である昭和電工マテリアルズ㈱の商号を㈱レゾナックに変更し、当社の全事業を承継2025年1月石油化学事業を子会社クラサスケミカル㈱(2024年8月設立)が承継

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

6
主要株主の異動に関するお知らせその他 · 11:30
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クラサスケミカル(石油化学事業)のパーシャル・スピンオフの実行に関する決議のお知らせその他 · 15:30
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2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 15:30
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2026年12月期 中間期決算説明資料決算説明資料 · 15:30
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通期連結業績予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 15:30
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株式給付信託(BBT、BBT-RS及びJ-ESOP)に係る追加拠出に伴う自己株式の処分に関するお知らせ自己株式 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(化学・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
確認書確認書 · S100YV5M
半期報告書-第118期(2026/01/01-2026/12/31)半期報告書 · 2026-12-31期 · S100YV5I
訂正発行登録書発行登録書 · S100YUV0
臨時報告書臨時報告書 · S100YUUX
訂正発行登録書発行登録書 · S100XVG1
臨時報告書臨時報告書 · S100XVFY
確認書確認書 · S100XTTE
内部統制報告書-第117期(2025/01/01-2025/12/31)内部統制報告書 · S100XTTC
有価証券報告書-第117期(2025/01/01-2025/12/31)有価証券報告書 · 2025-12-31期 · S100XTT8
発行登録追補書類(株券、社債券等)発行登録追補書類(株券、社債券等) · S100X64X
確認書確認書 · S100WHWY
半期報告書-第117期(2025/01/01-2025/12/31)半期報告書 · 2025-12-31期 · S100WHWU
訂正発行登録書発行登録書 · S100WGI0
臨時報告書臨時報告書 · S100WGEU
訂正発行登録書発行登録書 · S100VITE
臨時報告書臨時報告書 · S100VIAP
内部統制報告書-第116期(2024/01/01-2024/12/31)内部統制報告書 · S100VHAE
確認書確認書 · S100VHAG
有価証券報告書-第116期(2024/01/01-2024/12/31)有価証券報告書 · 2024-12-31期 · S100VHA9
訂正有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100V8KM
発行登録追補書類(株券、社債券等)発行登録追補書類(株券、社債券等) · S100UW86
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100USE9
半期報告書-第116期(2024/01/01-2024/12/31)半期報告書 · 2024-12-31期 · S100U6OY
確認書確認書 · S100U6P0
確認書確認書 · S100TFRI
四半期報告書-第116期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TFRF
訂正発行登録書発行登録書 · S100TBIO
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100TBIN
訂正発行登録書発行登録書 · S100TBDR
臨時報告書臨時報告書 · S100TBDO
i

財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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