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田岡化学工業株式会社

TAOKA CHEMICAL COMPANY, LIMITED

証券コード 4113EDINETコード E00810化学上場日本基準決算 3月31日資本金 16億円法人番号 9120001056384
332億円売上高(FY2026
8.1%ROE
63.2%自己資本比率
66財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は332億円(前年比+10.9%)。営業利益は20億円(営業利益率6.2%)、当期純利益は15億円。総資産309億円に対し自己資本比率は63.2%、ROEは8.1%。化学の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは21億円の創出、現金及び現金同等物は29億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)7952026-09-04
PER7.4倍
PBR0.58倍
配当利回り4.53%
時価総額(概算)112億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高332億円+10.9%
営業利益20億円+8.4%
当期純利益15億円+3.7%
総資産309億円
純資産196億円
営業利益率6.2%
ROE8.1%
自己資本比率63.2%
EPS107円
BPS1,364.4円
1株配当36円
配当性向33.6%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

化学の分析 →
ROE8.1%中央値 6.6%
営業利益率6.2%中央値 7.0%
自己資本比率63.2%中央値 63.4%
健全性スコア66.0点中央値 66.0

帯は化学127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
350億263億175億88億0億2017: 210億20172018: 218億20182019: 245億20192020: 257億20202021: 321億20212022: 324億20222023: 302億20232024: 285億20242025: 299億20252026: 332億20262021: 13%2022: 8%2024: 4%2025: 6%2026: 6%15%0%
営業利益と当期純利益
45億34億23億11億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 40億20212022: 27億20222023: —20232024: 11億20242025: 19億20252026: 20億20262017: 13億2018: 14億2019: 18億2020: 19億2021: 26億2022: 21億2023: 3億2024: 8億2025: 15億2026: 15億30億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
65%49%33%16%0%2017 ROE: 16%2018 ROE: 15%2019 ROE: 17%2020 ROE: 16%2021 ROE: 19%2022 ROE: 13%2023 ROE: 2%2024 ROE: 5%2025 ROE: 8%2026 ROE: 8%2021 営業利益率: 13%2022 営業利益率: 8%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 6%2026 営業利益率: 6%2017 自己資本比率: 47%2018 自己資本比率: 46%2019 自己資本比率: 50%2020 自己資本比率: 53%2021 自己資本比率: 55%2022 自己資本比率: 52%2023 自己資本比率: 53%2024 自己資本比率: 58%2025 自己資本比率: 61%2026 自己資本比率: 63%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
55億38億20億3億-15億2017: 19億20172018: 31億20182019: 36億20192020: 28億20202021: 52億20212022: -13億20222023: 15億20232024: 36億20242025: 44億20252026: 21億2026
1株当たり指標EPS1株配当
450円338円225円113円0円2017 EPS: 440円2018 EPS: 95円2019 EPS: 127円2020 EPS: 132円2021 EPS: 183円2022 EPS: 144円2023 EPS: 22円2024 EPS: 57円2025 EPS: 103円2026 EPS: 107円2017 1株配当: 10円2018 1株配当: 45円2019 1株配当: 100円2020 1株配当: 120円2021 1株配当: 160円2022 1株配当: 108円2023 1株配当: 27円2024 1株配当: 18円2025 1株配当: 31円2026 1株配当: 36円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
309億円
負債・純資産
負債 114億円純資産 196億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026332億円20億円21億円15億円309億円196億円1078.1%63.2%
FY2025299億円19億円20億円15億円304億円185億円103.28.3%60.8%
FY2024285億円11億円11億円8億円297億円172億円57.34.9%57.9%
FY2023302億円5億円3億円311億円166億円21.71.9%53.3%
FY2022324億円27億円28億円21億円324億円167億円14412.9%51.7%
FY2021321億円40億円41億円26億円280億円152億円182.518.5%54.5%
FY2020257億円27億円19億円245億円130億円132.415.6%53.0%
FY2019245億円26億円18億円228億円114億円126.917.1%50.0%
FY2018218億円21億円14億円211億円98億円95.114.9%46.4%
FY2017210億円18億円13億円182億円85億円440.215.9%46.9%
FY2016209億円18億円11億円180億円73億円387.116.1%40.6%
営業CF21億円
投資CF-9億円
財務CF-12億円
現金及び現金同等物29億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Chemistry326億円
Analytical Services6億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1住友化学株式会社50.6%
2MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.6%
3NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.6%
4田岡従業員持株会1.2%
5楽天証券株式会社共有口1.1%
6株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.1%
7増谷 行紀1.0%
8RE FUND 107-CLIENT AC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.9%
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505225 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.7%
10JPモルガン証券株式会社0.7%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)177億円14億円14億円11億円7.9%60.9%73.4
FY2025中間(〜2024-09-30)151億円9億円9億円6億円6.0%44.6
FY2024中間148億円6億円6億円5億円3.9%32.1

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢40.8歳
平均年間給与714万円
平均勤続年数14.3年
管理職に占める女性比率11.5%
男女の賃金の差異(全労働者)81.8%
男女の賃金の差異(正規雇用)83.1%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容252
3 【事業の内容】当社グループは、当社および関係会社7社で構成され、その主な事業内容と当社および主な関係会社は次のとおりです。セグメント事業事業内容当社および主な関係会社化学工業精密化学品農薬中間体 当社電子材料樹脂原料機能材接着剤 当社ゴム薬品 タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド 田岡化工材料(上海)有限公司樹脂添加剤加工樹脂 当社 田岡化工材料(上海)有限公司ワニス可塑剤その他工業薬品化学分析受託事業各種化学分析の受託 株式会社田岡化学分析センター 事業の系統図は次のとおりです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,360
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。なお、業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報や合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により、大きく異なる可能性があります。 (1) 経営理念「田岡化学は、化学技術を基盤として時代が求める新たな価値を創造し、生み出された化学製品を社会に供給することで、快適で豊かな暮らしの実現と社会の持続的な発展に貢献します。」 (2) 経営環境当連結会計年度の世界経済は、米国の不透明な通商政策に対する懸念が見られたものの、世界的な生成AI関連需要の拡大に伴う活発な設備投資が経済をけん引しました。一方で地政学リスクの長期化や中国の景気減速、欧米での金融政策の先行き不透明感等から、国や地域により景況感にばらつきが見られる動きとなりました。国内においては、賃上げの浸透や設備投資の回復が日本経済を下支えした一方で、輸出の混乱や、円安等による物価上昇により、景気は総じて緩やかな回復基調に留まりました。このような状況のなか、当社は2025年度より新中期経営計画(TCG as one 2027)の取り組みを推進しておりますが、年度後半からの樹脂原料の販売減少を受け、前年度対比では増収増益となったものの、当初予想と比べ、減収減益となりました。 (3) 中期経営計画中期経営計画については当社のホームページ(https://www.taoka-chem.co.jp/ir/midplan.html)にも詳しく記載していますのでご参照ください。(中長期ビジョン)田岡化学グループは、2025 年度を初年度とした中期経営計画 「TCG as one 2027(Taoka Chemical Group as one 2027) 」を策定いたしました。当社グループは、本中期経営計画において中長期で当社グループが目指すべき姿を定め、中期経営計画の実現を通じて、グループ一丸となって事業規模の拡大を図り、企業価値の向上を目指してまいります。 当社グループは、長年培ってきた有機合成技術を基に、暮らしと環境のイノベーションに貢献することを会社の使命とし、中長期ビジョンを連結売上高500億円、営業利益40億円、ROIC(投下資本利益率)10%以上としております。(中期経営計画スローガン)”TCG as one 2027”(TCGはTaoka Chemical Group の略)「田岡化学グループ」が一丸となって中長期ビジョンの実現に向けて中期経営計画を推進していきます。(経営指標:KPI Key Performance Indicator)経営指標は、売上高目標を400億円、ROIC10%以上、定常投資として3か年累計で100億円、さらに戦略投資として60億円を計上し、新製品売上高率は20%を目標とします。これらのうちROICと戦略投資を経営課題としています。(経営課題)・ROIC既存事業の深耕、新規開発品の早期上市、新規事業の開拓、海外事業の拡大等、全事業部門での収益向上に取組みます。・戦略投資既存プラントの縮小・撤退を含めた再構築とともに、効率化を追求して生産数量の最大化を図る一方で、成長投資としてマルチプラントの新設を計画します。(基本戦略)コンプライアンスの徹底と安全・安定操業継続を最優先したうえで、以下の基本戦略を設定します。①収益力の向上・新規開発品目の導入と低採算品目の損益改善対策の実行による総合的な収益力の向上の達成②生産体制の拡充・新製品の早期導入に向けたプラント再編計画・将来の人員不足に備えた工場自動化の推進・生産終了工場跡地の活用③研究開発の強化・新製品売上高率20%・効率的な研究開発体制の構築・持続的成長の為の研究開発における総合力の強化④DX推進・マテリアルズインフォマティクスの導入による研究開発の効率化、高速化・設備、保全管理への活用・原料購買関連のビッグデータ活用⑤従業員エンゲージメントの向上・働きやすい職場風土の醸成・自ら学び自ら成長する社員のキャリアを支援・多様な価値観を認め合い創造性を発揮・健康経営の推進⑥サステナビリティ製品の開発・生分解性・バイオマス可塑剤の開発・プラスチックリサイクル活用研究(光学樹脂レンズ廃材の再利用等)・高機能絶縁材料の開発(電動車用) (4)2025年度見通しの振り返り2025年度は、下半期から樹脂原料の出荷が減少し、売上高及び利益面において、残念ながら当初想定の見通しを達成することはできませんでした。 (5)2026年度の見通し2026年度の当社グループの業績は、農薬中間体の販売増による増収が見込まれる一方で、樹脂原料における2025年度後半からの出荷の減少により、2026年度は大幅な減益の見込みです。昨今の中東情勢の混乱も踏まえ、当社は以下のとおり取り組みを進めてまいります。・新規開発品・受託製品の早期導入を促進し、工場の稼働率向上を図ります。・原料価格が大幅に上昇するとともに供給制限をも強いられる中、顧客需要への影響を最小限に抑制する最適生産の維持に努めます。・原燃料価格に応じ、タイムリーな販売価格への反映に努めます。当社グループは、引き続き中期経営計画「TCG as one 2027」の下、収益構造の底上げを追求し、全ての事業においてのROIC・営業利益率の改善を目指し、企業価値の持続的向上に取組んでまいります。なお、業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいていますが、実際の業績は今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。
事業等のリスク2,902
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。ただし、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、これらに限定されるものではありません。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。当社グループではこのようなリスクを最小化するとともに、これらのリスクを機会として活かすためのリスク管理体制の整備・充実に努めています。詳細は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 (ロ)当社および当社グループ会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制」に記載しています。 (経営戦略に関わるリスク)(1) 特定の取引先等への高い依存度に対するリスク当社グループの売上高のうち、一部の取引先に対しての依存度が高く、それらの会社とは、納入数量、価格等に関する長期納入契約等は結んでいません。取引先の製法転換等による製品の需要減退が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、2025年度後半より樹脂原料の販売が減少しております。具体的対策としては、生産品目の高付加価値新製品へのスムーズなシフト、生産性向上や製法の変更等、更なる合理化による徹底的なコスト競争力の強化、顧客需要に対応した各機動工場の最適生産体制を構築していきます。 (2) 原材料の価格の変動や調達によるリスク当社グループは、原油・ナフサ価格に連動する石油化学製品のほか数多くの原料を国内外から直接または間接的に調達しています。原油価格の高騰や異常気象、感染症のまん延等、予測困難な問題によりさらなる原材料価格の上昇および調達が困難となった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。足元ではイラン情勢を中心とした国際的な混乱により、将来の不確実性が高まっており、原料価格が高騰しております。タイムリーに製品価格へ転嫁するように努力しておりますが、影響を完全に回避するものではありません。 (3) 国内および海外市場での需要変動によるリスク当社グループは、直接的または間接的に製品を国内外に供給しているため、日本国内やアジアをはじめとする主要市場の景気動向から影響を受け、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 為替相場の変動によるリスク当社グループは、原材料の調達、製品販売における外貨建て取引等を行っており、為替リスクが存在します。当社は、海外からの原材料の調達が海外への製品販売を上回っているため、外国通貨に対して、円安になると当社に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当社では、外貨建て営業債権の一部は日本円に両替せず、外貨建て営業債務の支払いに充当していますが、為替リスクをすべて回避できる保証はありません。また、海外の関係会社の経営成績は、連結財務諸表作成のために円換算しています。換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。その場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 研究開発におけるリスク当社グループの研究開発は、中長期的な視点も織り込んで取り組んでいます。その範囲は既存製品群の改良研究から新規分野における研究まで多方面にわたっていますが、研究開発という性格上、開発のスピードやタイミング、競争相手の存在等からの影響も受けるため、必ずしもその成果が直接的に経営成績へ反映されない場合があります。なお、具体的な研究開発活動は「第2 事業の状況 6研究開発活動」をご覧ください。 (事業継続に関わるリスク)(1) 事故・災害のリスク当社グループは、生産設備における定期検査、要員の教育、防災訓練等、適宜実施していますが、工場における火災等の事故や停電、地震、洪水等が生産活動へ影響することを完全に排除できる保証はありません。 (2) 製品の品質当社グループは、世界的に認められている厳格な品質管理基準に従って、各種製品を製造していますが、すべての製品について予期し得ない重大な品質問題が発生しないという保証はありません。製造物責任賠償については、PL保険に加入し、万一の事故に備えていますが、賠償額が保険の補償範囲を超える大規模な製造物責任につながるような品質問題が発生した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 知的財産権当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し事業の競争力を強化してきましたが、当社グループ独自の技術・製品とノウハウの一部は、厳正な管理を行っているものの、第三者が類似製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。また、将来、知的財産に係る紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされる可能性があります。 (4) 海外生産拠点における事業展開に関するリスク当社グループは、海外に生産拠点や販売拠点を有し活動していますが、進出先において、予期しない法律または規制・制度等の変更、当社グループにとって不利な政治的または経済的要因、テロ、戦争その他の要因による社会的混乱等の発生により財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 訴訟当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、係争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあり、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 工場立地上のリスク当社グループの工場を取り巻く立地環境は、結果的に市街地となっています。騒音、臭気問題等に対して対策は取っているものの、それらに対するクレームや住民による反会社運動、係争事件への発展による賠償義務等予期できないリスクが存在し、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。 (7) コンピューターシステムのリスク当社グループは、会社運営の全般に亘ってコンピューターによる業務処理を実施しており、地震・火災等の災害によるハードウェアやネットワークの損傷、ならびに外部からのコンピューターウイルス攻撃やハッキングによるシステムトラブルやデータ破壊に対して、外部との接続制限、侵入防止、マルウエア感染防止、バックアップの確保、従業員の教育などの各種対策を取っています。しかしシステムトラブル、データ破壊、更には情報の盗難・漏洩等を完全に防げる保証はありません。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,449
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況① 経営成績の状況当連結会計年度の世界経済は、米国の不透明な通商政策に対する懸念が見られたものの、世界的な生成AI関連需要の拡大に伴う活発な設備投資が経済をけん引しました。一方で地政学リスクの長期化や中国の景気減速、欧米での金融政策の先行き不透明感等から、国や地域により景況感にばらつきが見られる動きとなりました。国内においては、賃上げの浸透や設備投資の回復が日本経済を下支えした一方で、米国通商政策による輸出の混乱や、円安等による物価上昇により、景気は総じて緩やかな回復基調に留まりました。当連結会計年度の当社グループの売上高は、樹脂原料の出荷増加が寄与し331億92百万円(前連結会計年度比32億62百万円、10.9%増)となりました。損益面におきましては、営業利益は20億46百万円(同1億59百万円、8.4%増)、経常利益は20億96百万円(同1億32百万円、6.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億33百万円(同55百万円、3.7%増)となりました。 セグメント別の売上高の概況区 分前連結会計年度当連結会計年度増 減金額構成比金額構成比金額増減率 百万円%百万円%百万円% 精密化学品事業13,23344.216,53549.83,30225.0 機能材事業3,47611.63,42210.3△54△1.6 樹脂添加剤事業12,60342.112,67638.2720.6化学工業セグメント29,31297.932,63298.33,32011.3化学分析受託事業6182.15601.7△59△9.5合 計29,930100.033,192100.03,26210.9 <化学工業セグメント>当セグメントの売上高は、326億32百万円となり、前連結会計年度と比べて33億20百万円の増収となりました。 (精密化学品事業)医農薬中間体の販売は減少しましたが、樹脂原料の販売の増加により、売上高は165億35百万円となり、前連結会計年度と比べて33億2百万円の増収となりました。 (機能材事業)ゴム薬品の販売の減少により、売上高は34億22百万円となり、前連結会計年度と比べて54百万円の減収となりました。 (樹脂添加剤事業)可塑剤の販売が増加したため、売上高は126億76百万円となり、前連結会計年度と比べて72百万円の増収となりました。 <化学分析受託事業セグメント>当セグメントの売上高は、土壌調査や石綿分析などで減少したため、5億60百万円となり、前連結会計年度と比べて59百万円の減収となりました。 ② 財政状態の状況(資産)流動資産は、売掛金や商品及び製品の増加等により、前連結会計年度末と比べて11億34百万円増加し、173億60百万円となりました。固定資産は、前連結会計年度末と比べて6億14百万円減少し、135億67百万円となりました。この結果、当連結会計年度末の総資産額は309億28百万円となり、前連結会計年度末と比べて5億20百万円の増加となりました。(負債)流動負債は、買掛金等の増加により、前連結会計年度末と比べて3億52百万円増加し、86億34百万円となりました。固定負債は、長期借入金の減少により、前連結会計年度末と比べて8億82百万円減少し、27億44百万円となりました。この結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べて5億30百万円減少し、113億78百万円となりました。(純資産)当連結会計年度末の純資産額は、前連結会計年度末と比べて10億51百万円増加し、195億50百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度に比べて45百万円減少し、29億37百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益20億60百万円、減価償却費18億21百万円でしたが、棚卸資産の増加5億87百万円や法人税等の支払額6億19百万円などにより20億59百万円の収入(前連結会計年度は43億71百万円の収入)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、9億25百万円の支出(前連結会計年度は14億18百万円の支出)となりました。主なものは、有形固定資産取得による支出9億18百万円です。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、12億19百万円の支出(前連結会計年度は9億97百万円の支出)となりました。主なものは、長期借入金の返済による支出6億20百万円、配当金の支払額5億73百万円等です。 ④ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称前連結会計年度当連結会計年度増減率金額(百万円)金額(百万円)(%) 精密化学品事業11,10811,5534.0 機能材事業2,7482,8092.2 樹脂添加剤事業9,36210,1508.4化学工業セグメント23,21924,5125.6化学分析受託事業---合 計23,21924,5125.6 (注) 1 金額は、販売価格で表示しています。2 セグメント間の取引については、相殺消去しています。b. 受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。なお、化学工業セグメントは、受注生産は行っていません。セグメントの名称前連結会計年度当連結会計年度増減率金額(百万円)金額(百万円)(%)化学分析受託事業 受注高601558△7.2受注残高2725△7.2 (注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しています。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。セグメントの名称前連結会計年度当連結会計年度増 減金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)増減率(%)精密化学品事業13,23344.216,53549.83,30225.0機能材事業3,47611.63,42210.3△54△1.6樹脂添加剤事業12,60342.112,67638.2720.6化学工業セグメント29,31297.932,63298.33,32011.3化学分析受託事業6182.15601.7△59△9.5合 計29,930100.033,192100.03,26210.9 (注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しています。2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下の通りです。相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)三菱瓦斯化学株式会社7,04323.511,80235.6住友化学株式会社4,46014.93,57210.8住友電工ウインテック株式会社3,26110.93,2749.9 (2) 経営者の視点における経営成績等の状況に関する分析・検討内容本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績 前連結会計年度(百万円)当連結会計年度(百万円)増 減(百万円)増減率(%)売上高29,93033,1923,26210.9営業利益1,8872,0461598.4経常利益1,9642,0961326.7当期純利益1,4781,533553.7 (売上高)当連結会計年度の売上高は、樹脂原料の出荷増加が寄与し前連結会計年度に比べ32億62百万円の増収となり、331億92百万円となりました。 (営業利益)営業利益の主な増減要因は下記の通りです。なお、当社グループでは全社での営業利益分析を行っています。当連結会計年度の営業利益は、全般的な交易条件の悪化による2億2千万円の減益、樹脂原料などを中心に数量差による12億7千万円の増益、新多目的プラント稼働開始により、償却費や労務費などの固定費の増加による5億7千万円の減益、前期在庫の流れ込み等によるその他差3億3万円の減益により、結果として、前連結会計年度に比べ1億59百万円の増益の20億46百万円となりました。(営業外損益)当連結会計年度の営業外収益は、為替差益が減少したことにより、前連結会計年度より15百万円減少の71百万円となりました。営業外費用は支払補償費が増加したことから、前連結会計年度より11百万円増加の21百万円となりました。(特別損失)当連結会計年度の特別損失は、経常的な固定資産の除却などによる固定資産除却損35百万円の計上です。 ② 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 」に記載の通りです。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報(資本の財源及び資金の流動性に係る情報)当社グループは、国内外における事業遂行のための設備投資計画等に照らして必要な長期資金を金融機関等からの借入により調達しています。また、短期的な運転資金は銀行借入による調達や自己資金を充当することとしています。調達にあたっては、必要な資金を適切な時期に過不足なく機動的に調達することを旨とし、資金の安定確保と金融費用の極小化を目指すこととしています。資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理については、当社は、年度毎に資金繰り計画を作成するとともに、資金繰り表を日々更新したり、銀行と当座貸越契約を締結することで管理しています。資金の配分方針については、適正な手元現金および現金同等物の水準を定め、企業価値向上に資する資金の配分に努めており、水準を超える部分については、成長投資、株主還元等への原資といたします。なお、2025年度の投資キャッシュ・フローは9億25百万円となり、銀行借入による調達や自己資金を充当しています。株主還元については、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針として位置づけ、財務体質の強化と今後の事業展開への対応を図るために必要な内部留保を確保しつつも、安定配当を実施していくことを基本方針としています。当社の配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。(キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容) 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載の通りです。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、過去の実績や当連結会計年度の状況に応じて合理的に考えられる方法に基づき、貸倒引当金、賞与引当金、退職給付に係る負債、繰延税金資産等に関する見積りおよび判断を行っています。これら見積り等については、見積り特有の不確実性を伴うため、実際の結果は見積りと異なる場合がございます。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5〔経理の状況〕の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。また、以下の会計上の見積りについては、経営者の判断が、財政状態および経営成績に重要な影響を及ぼすと考えています。(繰延税金資産)繰延税金資産の回収可能性は、将来の税金負担額を軽減する効果を有するかどうかで判断しています。当該判断は、収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性、タックス・プランニングに基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性および将来加算一時差異の十分性のいずれかを満たしているかどうかにより判断しています。収益力に基づく一時差異等加減算前課税所得の十分性を判断するにあたっては、一時差異等の解消見込年度および繰戻・繰越期間における課税所得を見積っています。当該見積りおよび当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等の見直しが必要となった場合、認識する繰延税金資産および法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。(固定資産の減損損失)当社グループは、投資の決定単位である各社の事業別に資産のグルーピングを行っており、遊休資産等については、個々の資産を1つの単位として資産のグルーピングを行っています。減損の兆候がある資産グループについては、当該資産グループから得られる割引前キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しています。減損の兆候の把握、減損損失の認識および測定に当たっては慎重に検討していますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、追加の減損損失が発生する可能性があります。
セグメント情報2,086
(セグメント情報等)【セグメント情報】1 報告セグメントの概要(1) 報告セグメントの決定方法当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類当社の報告セグメントは、精密化学品、機能材、樹脂添加剤の製造販売を行う「化学工業」および環境分析と材料分析を行う「化学分析受託事業」を報告セグメントとしています。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一です。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:百万円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2化学工業化学分析受託事業売上高 外部顧客への売上高29,31261829,930-29,930 セグメント間の内部 売上高又は振替高-7575△75-計29,31269330,005△7529,930セグメント利益1,864231,88711,887セグメント資産30,19812230,3198830,407その他の項目 減価償却費1,487-1,487-1,487 有形固定資産および 無形固定資産の増加額1,130-1,130-1,130 (注) 1 調整額は以下の通りです。 (1) 「セグメント利益」の調整額1百万円は、セグメント間取引の消去に伴う調整額です。 (2) 「セグメント資産」の調整額は連結会社での長期投資資金(投資有価証券)88百万円です。2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:百万円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2化学工業化学分析受託事業売上高 外部顧客への売上高32,63256033,192-33,192 セグメント間の内部 売上高又は振替高-8282△82-計32,63264233,274△8233,192セグメント利益2,04602,047△12,046セグメント資産30,70110530,80612230,928その他の項目 減価償却費1,821-1,821-1,821 有形固定資産および 無形固定資産の増加額1,240-1,240-1,240 (注) 1 調整額は以下の通りです。 (1) 「セグメント利益」の調整額△1百万円は、セグメント間取引の消去に伴う調整額です。 (2) 「セグメント資産」の調整額は連結会社での長期投資資金(投資有価証券)122百万円です。2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1 製品およびサービスごとの情報製品およびサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しています。 2 地域ごとの情報(1) 売上高(単位:百万円)アジア北米欧州合計日本中国その他計25,5223,1681,20229,89328929,930 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しています。 3 主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名三菱瓦斯化学株式会社7,043化学工業、化学分析受託事業住友化学株式会社4,460化学工業、化学分析受託事業住友電工ウインテック株式会社3,261化学工業 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 製品およびサービスごとの情報製品およびサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しています。 2 地域ごとの情報(1) 売上高(単位:百万円)アジア北米欧州合計日本中国その他計28,9253,0351,20333,163181133,192 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しています。 3 主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名三菱瓦斯化学株式会社11,802化学工業、化学分析受託事業住友化学株式会社3,572化学工業、化学分析受託事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,992
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。(基本的な考え方)当社グループは、当社自身がサステナブルな企業であり続けること、良き企業市民として社会のサステナブルな発展に貢献することにより社会的責任を果たすことを、当社経営の重要な目標と位置づけています。こうした考えにもとづき、サステナビリティに関する諸課題に取り組んでいます。(ガバナンス・リスク管理)当社グループは、中長期的な企業価値向上の観点から、サステナビリティに関する取り組みを全社的に検討・推進する組織として、「サステナビリティ委員会」を設けています。本委員会は、当社のサステナビリティに関わる施策を計画・推進し、当該計画と推進状況を取締役会に適宜報告し、その指導・監督を受ける体制としています。(注1、2) このような体制のもと、当社の中長期的なサステナビリティに関する重要な課題を検討しました。重要な課題のうち、気候変動問題への対応と、人的資本への投資に関しては、以下に記載の通りです。これら以外の重要な課題であるコンプライアンス、レスポンシブルケア、リスククライシスマネジメント、内部統制、コーポレートガバナンス等については、当有価証券報告書および統合報告書等において開示していますのでご参照ください。(注) 1.当社のサステナビリティに関する体制は、当有価証券報告書「コーポレートガバナンスの状況等」において、体制図を開示していますのでご参照ください。2.統合報告書2025年度版は、https://www.taoka-chem.co.jp/sustainability/library.htmlに掲載しています。 (1) 気候変動問題への対応(戦略)当社は、親会社の住友化学株式会社が推進する気候変動対応への取り組み方針に則り、自社のGHG排出削減を目的として、SBT推進委員会を設置し、2030年度を目標設定年度とする取り組みを推進しています。具体的なGHG排出削減の取り組みとして、①ボイラー、変電設備、ポンプ、熱交換器等エネルギー消費の大きい設備の高効率機器への更新、②製品の製法・設備の改良による生産効率向上によるエネルギー効率化、③太陽光発電の導入、④全社の照明のLED化、エアコン等の更新によるエネルギー高効率機器への変換、⑤再生可能エネルギーを含むエネルギー源の見直し、等があります。中長期的な取り組みとして全社的に実行し、適宜進捗状況を確認し、必要に応じて取り組み方法を見直す等により、着実に目標を達成していきたいと考えています。(指標及び目標)GHG排出量(Scope1+2)当社グループは、GHG排出量(Scope1+2)に関して、2030年度に2017年度比で15%削減することを目標と掲げています。また、エチレン換算製品生産量当たりの原油換算エネルギー原単位、及びCO2発生量原単位を1%/年の比率で削減します。なお、2024年度実績は、基準年の2.26万トンから1.81万トンへGHG排出量削減となりましたが、生産量減に起因しています。2025年度は生産量増により目標は達成しておりますが2024年度より増加の見込みです。引き続きGHG排出量削減の諸取り組みを進め、2030年の目標達成を目指してまいります。 (2) 人的資本への投資(多様性の確保を含む人材育成方針および社内環境整備方針)当社グループでは、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標については、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組みが行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われてはいないため、連結グループにおける記載が困難です。このため、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しています。(戦略)ビジネス環境の変化のスピードが加速し、事業構造が高度化、複雑化していくなかで当社の競争力と持続的な成長の源泉となる「人材」の重要性はかつてなく高まっており、当社では多様な人材を確保し、一人ひとりが働きがいを感じながら勤務できる制度や環境を整え、持てる能力・資質を最大限に引き出して育成していくことを最重要の事業戦略のひとつと位置付けています。この基本戦略のもと、当社においては社員が健康であることをベースとして、働きやすい職場風土の醸成、自ら学び自ら成長する社員のキャリアを支援、多様な価値観を認め合い創造性を発揮することで、当社の成長がひいては社会の発展に貢献していくこととしています。 当社は、中期経営計画において、基本戦略のもと、社員が健康であることをベースとして、働きやすい職場風土の醸成、自ら学び自ら成長する社員のキャリアを支援、多様な価値観を認め合い創造性を発揮することで、当社の成長がひいては社会の発展に貢献していくことに取り組んでおります。 ① 働きやすい職場風土の醸成働きやすい職場とは、上司と部下、同僚との人間関係が良好であるとともに、社員一人ひとりの業務量が適正(生産性が高く仕事が進められる)であることによって、職場の成果が最大化し、社員と会社双方に良い効果をもたらすものと考えています。そのためにも会社は社員の声にしっかりと耳を傾けて働きやすい職場風土を作っていくとともに、他部署との交流によって会社全体に活気を生み出し、新たな価値の創造へとつなげていきたいと思います。(取組)・公平公正な人事諸制度施策のもと自らの役割を認識するなかで個々人が成果をあげていくことによって、所属する部門の目標の達成や会社業績の向上につなげていくことはもちろん、自分自身の自己実現(働きがいやりがい)の実現につなげるよう取り組んでいます。・人権尊重は事業継続のための基盤の一つと位置づけ、「企業行動憲章」において、法令および社会倫理の遵守。人権問題には、階層別研修や講演会を開催して認識を深めるよう取り組むとともに、各種ハラスメント防止には、就業規則においてハラスメント禁止を明確にし、定期的に社内教育を実施、また相談窓口の設置等、各種措置を講じております。・コミュニケーションの活性化に取り組んでいます。「タウンホールミーティングの開催」「ビジネスカジュアル」「さん付け運動」「全社文体行事の開催」 ② 自ら学び自ら成長する社員のキャリアを支援社員一人ひとりと会社がともに企業価値を高めていくことを目標とした研修・育成施策の充実により、自身のキャリアを自ら描き、経験学習サイクルを回していくことができる「自立・自律」した社員を目指すべき姿として人材育成を進めています。そのため、2024年度に年間8.4万円/人だった教育投資額について、中期経営計画最終年の2027年度には年間15万円/人に増やし、社員一人ひとりの成長につなげるよう取り組んでいます。また、優秀な社員の確保に向け、学校との関係性の強化や、新卒に拘らず、経験者採用も含めた採用方針を進めております。 ③ 多様な価値観を認め合い創造性を発揮社員が主体的に事業活動に参画し、プロの仕事人として自律的にキャリアを実現できるようダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進するとともに、多様な「個」を活かした組織づくりを通じて、社員個人と会社が共に成長することで、豊かな生活の実現を目指し取り組んでいます。性別、年齢、障がいの有無や国籍に依らない多様な人材が互いの個を尊重して活躍できる、そのような会社を目指しています。(取組)・グローバル経営の一層の推進を図るうえで必要な能力・資質をもった人材については、国籍を問わず採用し登用することを基本方針としており、2025年5月時点で日本国内で勤務する外国出身者は6名(うち管理社員4名)となっております。・退職した社員の再雇用や系列転換制度、有期雇用者の正社員登用や障がい者雇用の推進等働きやすい職場づくりなどを進めています。・仕事と、育児や介護、趣味、学習、休養、地域活動といった仕事以外の生活との調和を取るだけでなく、その両方を充実させることで仕事以外の生活から仕事への波及効果も期待し、「安心して働き続けられる休暇・休業制度」や「柔軟な働き方を実現するコアタイムのないフレックスタイム制度、短時間勤務制度、在宅勤務制度」、「副業」などさまざまな取り組みを行っています。 ④ 健康経営の推進個人の成長や人生観・仕事観の実現には、土台として健康があると考えております。当社が考える‘健康’とは、単に病気でない、ということだけではなく、心身の健康を基盤として、働きがい・生きがいを持って日々の仕事に取り組むことができてこそ‘真の健康’であると考えています。社員が自ら前向きに健康であり続けようとする「きっかけづくり」に注力することで、さらに健康人材を育成していきます。(取組)・従業員の健康保持・増進のため、定期健康診断項目の追加、生活習慣病健診対象年齢の引き下げ、自己負担健診項目費用補助金支給など、当社診療所とともに様々な健康推進支援を積極的に行うとともに、会社と産業医、診療所医師が情報共有し、症状の改善や重篤化の防止に努めております。・ストレスチェックの実施により、診療所、産業医との面談指導により従業員の心身症状の改善に努めています。ほか、専門医による研修会を実施し、ラインケアの充実に取り組んでいます。 (指標及び目標)人的資本に関する指標及び目標については、第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等に記載のとおりです。
コーポレート・ガバナンスの概要6,517
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、持続的な成長により企業価値を向上させ、もって株主を含む全てのステークホルダーに対する責任を果たすため、常に最良のコーポレート・ガバナンスを追求し、その充実に継続的に取り組むため意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を十分有効に活用し、迅速・果断な意思決定により経営の活力を増大させるため、次の基本的な考え方に沿って取り組むこととしています。 (イ) 株主の権利を尊重し、平等性を確保する。(ロ) 株主を含む全てのステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。(ハ) 会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。(二) 独立役員の役割を尊重し、取締役会による監督機能の実効性を確保する。(ホ) 会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を期待する株主との間で建設的な対話を行う。 ② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由当社の提出日現在における企業統治の体制の模式図は、以下の通りです。 (イ) 企業統治の体制の概要当社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員である取締役4名のうち3名が社外取締役です。現在の経営体制は、本報告書提出日現在で監査等委員以外の取締役7名(うち社外取締役1名)および監査等委員である取締役4名(うち3名社外取締役)です。 回数(2025年度) 取締役会13回構成員:取締役11名(うち社外取締役4名)開催頻度:原則月1回法令、定款、取締役会規程に基づき、経営方針、事業戦略、経営上の重要事項を決定するとともに、各取締役などから職務執行状況、財務・業績報告を受け、取締役および各部署の職務執行を監督しています。経営会議23回構成員:常勤取締役6名開催頻度:原則月2回経営会議規則に基づき、予算、経営計画、起業計画等、経営上重要な事項の審議を行っています。監査等委員会13回構成員:取締役(監査等委員)4名(うち社外取締役3名)開催頻度:原則月1回監査等委員会規則に基づき、監査に関する重要な事項について、報告、協議・審議・決議しています。 回数(2025年度) 役員指名諮問委員会2回構成員:取締役社長、取締役(監査等委員)代表取締役が人選した取締役候補者について、代表取締役および取締役会に適切な助言を行っています。役員報酬諮問委員会4回構成員:取締役社長、取締役(監査等委員)取締役(監査等委員を除く)の報酬について審議し、代表取締役および取締役会に対し、答申しています。取締役会(監査等委員)の報酬に関して審議しています。社外役員間審議委員会0回構成員:社外取締役親会社グループと当社グループとの間の利益相反する事項が含まれる場合に、取締役会より諮問を受け、少数株主利益の保護の観点から審議し、意見を決議の上、取締役会にて報告します。なお、2025年度については該当する事案がありませんでした。サステナビリティ委員会1回取締役会のもと、当社のサステナビリティに関わる施策を立案・推進しています。また、サステナビリティに関わる各委員会を統括しています。内部統制委員会1回(注1)当社グループにおける内部統制システムの不断の充実を図るため、内部統制システムに関する諸施策を審議し、その実施状況を監督しています。コンプライアンス委員会3回当社グループコンプライアンス方針および活動計画の報告・審議、内部通報への対応等を行っています。リスク・クライシスマネジメント委員会1回大規模災害、パンデミック、治安悪化、その他複数の事業所もしくは部署にまたがる個別のリスク・クライシスの対処方針等を審議しています。レスポンシブル・ケア委員会1回レスポンシブル・ケア基本方針や長期計画、具体施策の策定等を行い、レスポンシブル・ケア活動を長期的視野から総合的に推進しています。SBT推進委員会0回温室効果ガス削減目標の一つであるScience Based Targets(SBTと略す)を達成すべく住友化学グループの一員として参画、当社独自の目標も定めその達成に向け長期的視野から総合的に諸施策を推進しています。教育委員会2回経営理念や経営基本方針を実現するため、社員一人ひとりと会社がともに企業価値を高めていくことを目標とした当社グループにおける研修・育成施策を審議・策定し人材育成を推進しています。 提出日現在の機関ごとの構成員は次の通りです。(◎は議長もしくは委員長、〇は委員を表す。)職名氏名取締役会経営会議(注2)役員指名諮問委員会役員報酬諮問委員会社外役員間審議委員会(注3)監査等委員会サステナビリティ委員会内部統制委員会コンプライアンス委員会リスク・クライシスマネジメント委員会レスポンシブル・ケア委員会SBT推進委員会教育委員会取締役社長(代表取締役)岩崎 明◎○◎◎ ◎◎◎◎◎ 常務取締役松尾 俊二〇○ ○○○○○〇 常務取締役伊美 勝治〇○ ○○○○○◎ 常務取締役伊瀨 基之〇○ ○○○○○〇 取締役岡嶋 謙〇○ ○○○○○ ◎取締役福田 加奈子〇 取締役田辺 陽〇 〇 取締役(監査等委員)乾 禄治〇○○○ ◎(注4)(注4)(注4)(注4)(注4) 取締役(監査等委員)小西 弘之〇 ○○○○ 取締役(監査等委員)藤咲 雄司〇 ○○○○ 取締役(監査等委員)矢倉 昌子〇 ○○○○ (注1) 内部統制委員会の開催時期見直しにより、2025年度の開催は1回。(注2) 「経営会議」は、当社の経営上の重要な事項を審議することが目的であるため、議長もしくは委員長はいません。(注3) 「社外役員間審議委員会」の委員長は、社外取締役の互選により決定されます。(注4) 「オブザーバー」として出席しています。 (ロ) 当該体制を採用する理由当社は、変化する社会・経済情勢の下、株主の皆様を中心とした様々なステークホルダーの利益に適うようにすることが、コーポレート・ガバナンスの基本であると認識しており、これを実現するため、上記体制を採用しています。今後もより一層のコーポレート・ガバナンスの充実に向け、重要な意思決定の迅速化、コンプライアンス体制および内部統制の充実・強化に取り組んでいく所存です。 ③ 企業統治に関するその他の事項(イ) 内部統制システムの整備の状況(当社および当社グループ会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制)取締役は、法令および定款ならびに株主総会の決議を遵守し、取締役が負うべき善良な管理者としての注意を払う義務および忠実にその職務を行う義務を負います。取締役会は、取締役会において決定した「内部統制システムの整備に関する基本方針」に従い、当社および当社グループ会社の取締役が適切に「内部統制システム」を構築し、それを運用しているかを監督する義務を負います。当社は、金融商品取引法に定める財務報告の信頼性および適正性を確保するため、内部統制報告制度を構築するとともに、内部統制全般を統括する委員会を設置して、当社グループ会社を含めた財務報告に係る内部統制システムの適切な運営を図ります。当社は、経営基本方針に則り、コンプライアンスに関する教育を行う等、当社および当社グループ会社の取締役および従業員の遵法意識の徹底、健全な企業風土の醸成に努めます。当社は、コンプライアンスを統括する委員会を設置して、当社および当社グループ会社のコンプライアンスの状況を調査・監督し、必要なときは改善を勧告します。当社は、コンプライアンス違反やそのおそれがある場合の通報を受け付けるための内部通報窓口を設置して、事態の迅速な把握と是正に努めます。当社は、内部監査部署を設置し、当社および当社グループ会社の事業遂行上の業務の適正、有効性を検証します。 (当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制)当社は、文書(電磁的方法により記録したものを含む。)の保存期間、管理の方法その他についての規程を策定し、当該規程に従い適切に保存および管理します。 (当社および当社グループ会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制)取締役会は、当社および当社グループ会社から成る企業集団の事業の方針、事業計画、経理・財務、研究・開発等に関する重要事項について、目標を適切に定め、また、それらの進捗を管理します。取締役は、取締役会が決定した経営戦略に基づき、担当業務における具体的目標および効率的な達成の方法を定めています。当社は、取締役で構成する経営会議を原則月2回開催し、経営上重要な事項について審議を行い、業務執行に関する重要な事項については取締役会に付議します。取締役は、IT等を活用した当社および当社グループ会社から成る企業集団の経営情報システムを構築して、経営情報の迅速かつ適正な把握に努めます。 (ロ) 当社および当社グループ会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制当社は、当社および当社グループ会社の損失の危険(以下、「リスク」という)に関する意識の浸透、その早期発見および顕在化の未然防止、緊急事態発生時の対応策の整備等に積極的に取り組んでいくこととし、各部門所管業務に付随するリスク対応についてはそれぞれの担当部署にて行い、組織横断的リスク状況の監視ならびに全社的対応は総務人事室が行うものとします。当社は、当社および当社グループ会社の全社的なリスクマネジメントを統括する委員会を設置して、リスクマネジメントに関する方針を定めるとともに、各部署のリスクマネジメントに関する計画の立案・実行を支援します。 (ハ) 当社および当社の親会社ならびに子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制当社は、当社のグループ会社で構成する企業集団が共有または相互に認識したグループ戦略のもとで事業遂行を図り、かつ、企業集団における業務の適正性を確保するため、グループ運営に関連する規程の整備や役員等の派遣を通じて連結経営を推進します。当社は、国内外の主要な子会社に対して、当社と同等のコンプライアンス体制を導入するよう求めるものとします。当社の内部監査部署は、定期的に子会社の内部監査を実施し、取締役から報告を受けることにより事業遂行上の業務およびその管理・監督の状況とその正否および適否を検査します。それにより当該子会社の不正または錯誤の発生を予防し、かつ、経営の改善に資するものとします。当社は、親会社である住友化学株式会社との関係において、戦略的連関を図る一方、他の株主との関係にも十分配慮した経営をおこなっていくものとします。 (二) 責任限定契約の状況当社は、各取締役(業務執行取締役であるものを除く)との間に、会社法第423条第1項に定める損害賠償責任を締結しています。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は会社法第425条第1項に定める金額としています。 (ホ) 役員等賠償責任保険契約当社は、当社取締役を被保険者として、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じうる損害を当該保険により塡補することとしています。ただし、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償対象外とすることにしており、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じています。 (へ) 取締役の定数当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)は10名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款で定めています。 (ト) 取締役選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨およびその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款で定めています。 (チ) 株主総会決議事項を取締役会で決議できることとした事項当社は、機動的な資本政策の遂行を可能にするため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に特段の定めがある場合を除き、取締役会決議によって定めることとする旨を定款で定めています。 (リ) 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めています。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものです。 (ヌ) 支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針当社は、事業運営にあたっては、独自の経営判断と自己責任で自主的な経営を行うことを基本方針としています。住友化学グループとの取引条件については、市場価格、総原価を勘案して毎期価格交渉の上、一般的取引条件と同様に決定しています。また、親子上場会社間の取引のガバナンス強化に鑑み、2020年3月に社外取締役から構成される社外役員間審議委員会を設置し、取締役会決議事項のうち、親会社グループと当社グループ間で利益相反が含まれる場合、取締役会は、当該委員会に諮問し、その審議の結果の報告を受けることと致しました。 ④ 取締役会の活動状況 当事業年度において当社は取締役会を原則月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりです。氏名開催回数出席回数佐々木 康彰3回3回岩崎 明13回13回松尾 俊二13回13回伊美 勝治13回13回伊瀨 基之13回13回岡嶋 謙13回13回福田 加奈子13回13回田辺 陽13回13回乾 禄治13回13回小西 弘之13回13回藤咲 雄司13回13回矢倉 昌子13回13回 取締役会における具体的な検討内容は、株主総会に関する事項(株主総会の招集および議案等、株主総会の議長順序)、取締役に関する事項(代表取締役の選定、役付取締役の選定、取締役の分担業務)、組織及び人事に関する事項(重要人事)、経理・財務に関する事項(事業報告、計算書類等の承認、剰余金の処分、各四半期決算、関係会社の債務保証)、事業の方針および事業計画に関する事項(年度予算、合弁会社設立等)、重要な対外公表に関する事項、内部統制システムの整備に関する事項、その他業務執行に関する重要な事項(サステナビリティ、改正法令への対
役員の報酬等1,960
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項A.取締役(監査等委員を除く。以下同じ)の個人別の報酬等の内容についての決定に関する方針当社は、2021年2月26日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬の内容に係る決定方針を決議しております。取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は以下の通りです。a.基本方針当社の取締役(監査等委員を除く。)の報酬等は、固定報酬である「基本報酬」、業績連動報酬等である「賞与」の2つから構成する。基本報酬および業績連動報酬等(賞与)の水準は役員報酬の客観性、適正性を確保する観点から、外部第三者機関による調査等の客観的データに基づく当社と同程度の事業規模や関連する業種・業態に属する企業の報酬水準、各役位の職責内容、過去の支払い実績等を勘案して適正な水準となるよう設定する。b.基本報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む)基本報酬は、月例の固定報酬とし、各取締役の報酬額は役位の職責内容や従事職務、中長期的な会社業績などを反映させて決定する。c.業績連動報酬等(賞与)内容および額の決定に関する方針業績連動報酬等(賞与)は各取締役の毎年の事業計画達成へのインセンティブとするのに最も客観的かつ妥当な指標として、連結営業利益にリンクした算出フォーミュラを定めて算出された額を原則として毎年一回、一定の時期に現金で支給する。d.基本報酬と業績連動報酬等(賞与)の割合に関する方針基本報酬と業績連動報酬等(賞与)の支給割合は、毎年の事業計画達成へのインセンティブを高めると同時に、その行動が短期的、部分最適に偏らぬよう設定する。e.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項取締役の報酬等の決定にあたり、その透明性と公正性を一層高めるため、監査等委員である取締役を主要な構成員とする、役員報酬諮問委員会が役員報酬制度、役員報酬支給基準および基本報酬と業績連動報酬等(賞与)の割合等に関し、代表取締役および取締役会に適切な助言を行うこととする。各取締役の個人別の報酬額は取締役会の授権を受けた代表取締役社長が役員報酬諮問委員会の答申を踏まえて決定する。B.取締役の個人別の報酬等の内容の決定に係る委任に関する事項取締役(監査等委員を除く。)の個人別の報酬額の具体的内容の決定に関し、代表取締役社長岩崎 明氏に委任した理由は、社長として、各取締役の業務執行状況全般を掌握しうる立場にあるためです。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分人数(人)固定報酬(百万円)業績連動報酬(百万円)合計(百万円)取締役(監査等委員を除く。)(社外取締役を除く。)711117128取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。)118―18社外役員426026 (注) 1 2025年度の取締役(監査等委員を除く。)報酬につきましては、2025年5月に開催された「役員報酬諮問委員会」の助言を受け、2025年6月23日開催の取締役会決議により授権を受けた取締役社長が決定しています。2 上記の人数には2025年6月23日開催の第125期定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員を除く)1名を含んでおります。3 取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。4 取締役(監査等委員を除く。)の報酬限度額(10名以内)は、2016年6月24日開催の第116期定時株主総会において、年額200百万円以内(うち社外取締役分は年額10百万円以内)と決議いただいております。なお、当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員を除く。)の員数は7名であり、そのうち1名は社外取締役であります。5 取締役(監査等委員)の報酬限度額(5名以内)は、2017年6月23日開催の第117期定時株主総会において、年額50百万円以内と決議いただいております。なお、当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員)の員数は4名であります。6 業績連動報酬等の算定に用いた業績指標に関する実績:前事業年度(2024年度)の連結営業利益(18億87百万円)7 上記の取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する方針に従い、役員報酬諮問委員会の助言に基づき、取締役の個人別の報酬等が決定されておりますので、当該報酬等がこの方針に沿うものであると判断しております。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載していません。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与該当事項はありません。
従業員の状況3,057
(2) 【従業員の状況】① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)化学工業444 化学分析受託事業38 合計482 (注) 1 従業員数は就業人員です。2 臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満のため、その平均雇用人員数の記載を省略しています。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)41240.814.37,141,7814.01 セグメントの名称従業員数(名)化学工業412 合計412 (注) 1 従業員数は就業人員です。2 臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満のため、その平均雇用人員数の記載を省略しています。3 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。 ③ 労働組合の状況当社の労働組合は、1946年2月に田岡合成労働組合(1972年4月に田岡化学労働組合と改称)として結成され、「日本化学エネルギー産業労働組合連合会」に加盟しています。2026年3月31日現在における組合員数は293人です。労使は協調的態度のもとに、円満な関係を持続しています。 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 ア 提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1、4、5)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1、3)正規雇用労働者(注4)パート・有期労働者(注5)全労働者正規雇用労働者(注4)パート・有期労働者(注5)11.560.0―81.883.174.0 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下、「女性活躍推進法」という)の規定に基づき算出したものです。また、「管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合」は、2026年5月現在の割合です。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下、「育児・介護休業法」という)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。また、「男性労働者の育児休業取得率」の取得率は2025年度の取得率です。なお、パート・有期労働者のうち配偶者が出産した男性労働者は0名です。3 「労働者の男女の賃金の額の差異」の詳細については、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (2) 従業員の状況 ■賃金の額の差異についての補足説明」に記載しています。4 正規雇用労働者:出向者については、当社から社外への出向者を含む、他社から当社への出向者を除く。5 パート・有期労働者:パートタイマー、嘱託を含み、派遣社員を除く。 イ 連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注1、4、5、6)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注1、3)正規雇用労働者(注5)パート・有期労働者(注6)全労働者正規雇用労働者(注3、5)パート・有期労働者(注4、6)株式会社田岡化学分析センター―――――― (注) 1 女性活躍推進法の規定に基づき算出したものです。2 育児・介護休業法の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。また、「男性労働者の育児休業取得率」の取得率は2025年度の取得率です。なお、2025年度において配偶者が出産した男性労働者は0名です。3 女性活躍推進法及び育児・介護休業法に基づく情報公表を行っていない指標については「―」としています。4 管理的地位にある労働者はいません。5 正規雇用労働者:出向者については、当社から社外への出向者を含む、他社から当社への出向者を除く。6 パート・有期労働者:パートタイマー、嘱託を含み、派遣社員を除く。 ■賃金の額の差異についての補足説明:<正規雇用労働者>当社の生産部門においては、交替勤務制を採っており、交替勤務者については休日・深夜労働等により交替勤務手当が支給されています。(現時点における女性の交替勤務従事者は161名中2名)そのほか、女性社員(制度対象者)の育児休業、育児短時間勤務制度の利用率は100%で、利用者の給与は減額となることや、管理的地位のある労働者の男女比率も賃金の額の差異に影響しています。当社としては、製造職場を含めて女性が働きやすい職場環境・制度の整備を推進し、①に掲げるKPI目標の達成に取り組んでいきます。<パート・有期労働者>パート・有期労働者の賃金についてはその職務内容等に応じて個別に設定しています。内訳の約半数を占めているのは、フルタイムの定年退職後再雇用嘱託社員であり、当社の年齢構成上、該当者は男性が多数となっています。一方、女性はノンフルタイムの勤務者が多くなっている為、フルタイムの定年後再雇用嘱託とノンフルタイムの職務内容はジョブサイズ・勤務時間が異なり、前者の方が比較的賃金水準が高いため、賃金格差に影響しています。① 当社は、KPIとして「2020年度から5年間の目標として、a.課長相当職以上の女性社員の割合を、3ポイント(9.6%⇒13%)以上増加させる。b.製造部門(間接補助業務を除く)に女性スタッフもしくは管理社員を1名以上配置」を掲げ、当該目標の達成に鋭意取り組んでいます。② 男性の育児休業取得率女性活躍推進法に基づく行動計画として男性の育児休業取得率(当事業年度中に配偶者が出産した従業員のうち、当事業年度中に育児休業を取得した男性従業員の割合)を2020年度から5か年目標として7%以上と掲げ、育児休業制度のニーズを調査し、拡充した制度「育児休業(一部)有給化」を導入しました。取得促進を図るため、男性社員の育児休業取得率90%以上を目標に鋭意取り組んでいます。※ 男性労働者の育児休業取得率の算出方法分母 当事業年度において配偶者が出産した労働者数分子 当事業年度において育児休業等をした男性労働者数及び育児目的休暇を利用した男性労働者数の合計の割合 ③ 男女間賃金格差(提出会社)(2025年度)男女の賃金の額の差異(男性の賃金の額に対する女性の賃金の額の割合)全労働者81.8%正規雇用労働者83.1%パート・有期労働者74.0% 対象期間:2025年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)賃金:基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、退職手当、通勤手当等を除く。正規雇用労働者:出向者については、当社から社外への出向者を含み、他社から当社への出向者を除く。パート・有期労働者:パートタイマー、嘱託を含み、派遣社員を除く。 * 人的資本への投資に関する指標及び目標については、当社の統合報告書2025年度版において開示していますのでご参照ください(h
関係会社の状況535
4 【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合(%)関係内容(親会社) 被所有 住友化学株式会社(注2)東京都中央区90,179総合化学工業(50.62)(注1)[0.29]役員の兼任等…有当社は同社に製品を販売しています。当社は同社から原材料を購入しています。(連結子会社) 所有 株式会社田岡化学分析センター大阪市淀川区30各種環境分析等100役員の兼任等…有当社は同社に用地や建物や工具、器具及び備品等を賃貸しています。タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド (注3)インド共和国チェンナイ市千インドルピー200,000瞬間接着剤、ゴム薬品の製造・販売等100役員の兼任等…有当社は同社に債務保証を行っています。当社は同社から製品や原材料を購入しています。田岡化工材料(上海)有限公司(注3)中華人民共和国上海市千人民元16,939絶縁被覆材料、化学品原料・製品の輸出入、販売100役員の兼任等…有当社は同社に債務保証を行っています。当社は同社に製品を販売しています。 (注) 1 議決権の所有(被所有)割合の[ ]内は、間接所有割合で内数です。2 有価証券報告書の提出会社です。3 特定子会社です。
配当政策521
3 【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針として位置づけ、財務体質の強化と今後の事業展開への対応を図るために必要な内部留保を確保しつつも、配当性向30%程度を維持することを本中期での基本方針としております。なお、機動的な資金政策および配当政策を実施するため、当社の剰余金の配当等を決定する機関は取締役会とする旨を定款に定めております。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこととしています。当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議によって剰余金の配当を行うことができる旨を定款に定めています。この方針に基づき、当事業年度の期末配当金につきましては、2026年5月15日開催の取締役会において1株当たり18円、効力発生日(支払開始日)は2026年6月10日とさせていただきました。これにより、中間配当金18円を含めた年間配当金は1株につき36円となります。(連結配当性向33.6%)。(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりです。決議配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月29日取締役会25818.002026年5月15日取締役会25818.00
研究開発活動661
6 【研究開発活動】当社グループは、高い研究開発力を活かし、既存事業の拡大・発展とともに新規事業創出に取り組んでいます。新規事業に関しては、NEXT事業開発・IP戦略部を中心としたマーケティング活動を強化するとともに、当社の強みを活かした新たな事業開発を推進しています。 セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりです。<化学工業セグメント>当連結会計年度の化学工業セグメントの研究開発トピックスは、下記の通りとなります。光学レンズ用樹脂モノマーに関しては、開発に際して着色の少ない新規製法による製品を提供し、顧客から高評価を得ました。また、樹脂の成型工程で発生する廃樹脂を化学分解し、樹脂モノマーとして再利用できるようにするケミカルリサイクル技術の開発にも注力しています。可塑剤に関しては、バイオマスや生分解性樹脂の伸長を睨んで、バイオ可塑剤(TBIO+ ティビオプラス)の開発を行い、多くのお客様にご評価いただいています。バイオ可塑剤(TBIO+)は第76回工業技術賞(一般社団法人大阪工研協会)を受賞しました。瞬間接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム用添加剤に関しては、それぞれグローバルニーズに視点を置いた新規品目の開発を行っており、海外マーケットの開拓も併せて取り組んでいます。また、ナノグラフェンの技術を応用し、シンチレータ材料の開発に取り組んでいます。当連結会計年度末における化学工業セグメントの研究開発人員は65名であり、研究開発費は843百万円です。 <化学分析受託事業セグメント>特記事項はありません。
主要な設備の状況1,042
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計淀川工場(大阪市淀川区)化学工業生産設備1,0161,576786 (33,981)3723,750146研究所(大阪市淀川区)化学工業その他設備400*121525457本社 *4(大阪市淀川区)*3化学工業その他設備3961*120560358播磨工場(播磨地区)(兵庫県加古郡播磨町)化学工業生産設備等3,0913,766435 (38,187)2097,502132播磨工場(愛媛地区)(愛媛県新居浜市)化学工業生産設備1946*2[ 1,128]1666営業本部東京支店(東京都中央区)*3化学工業その他設備1--0113 (2) 国内子会社2026年3月31日現在子会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計株式会社田岡化学分析センター(大阪市淀川区、 兵庫県加古郡播磨町)化学分析受託事業その他設備-( 12)-( 0)*5-( 85)-( 97)38 (3) 在外子会社2026年3月31日現在子会社事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド(インド共和国チェンナイ市)化学工業生産設備18110*2 [ 9,527]1314129田岡化工材料(上海)有限公司(中華人民共和国上海市)*3化学工業その他設備---003 (注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。2 帳簿価額のうち「その他」は、リース資産ならびに工具、器具及び備品および建設仮勘定の合計です。3 国内子会社の帳簿価額のうち、( )は、提出会社からの借用資産で外数で記載しています。4 平均臨時雇用者数は、臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、記載を省略しています。5 *1の土地は提出会社の淀川工場に含んでいます。6 *2は借地であり、賃借している土地の面積は[]で外書きしています。7 *3は建物を賃借しています。8 *4は淀川工場・研究所の本社管轄の設備を含んでいます。9 *5の土地は提出会社の淀川工場および播磨工場(播磨地区)に含んでいます。
監査の状況3,417
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会の状況当社の監査等委員である取締役(4名、有価証券報告書提出日現在)は、監査等委員会で定めた監査の方針、業務の分担等に従い、取締役会(年間13回)、経営会議(年間23回)、その他重要会議に出席するほか、必要に応じて代表取締役および業務執行の取締役(計5名)、理事(9名)、関係部門等から事業内容、課題、リスク等の報告を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、当社およびグループ会社において業務ならびに財産の状況の調査等を実施しています。また、監査等委員である社外取締役(3名、有価証券報告書提出日現在)は、独立の立場に基づき監査を行うとともに、取締役会や監査等委員会では、それぞれの専門的知見やバックグラウンドを活かす形で意見を述べています。なお、小西弘之は、国税庁職員ならびに税理士としての、藤咲雄司は他社での経営経験者としての、矢倉昌子は弁護士としての、それぞれ豊富な経験と幅広い見識を有しています。<監査等委員会の出席状況>当事業年度において、当社は監査等委員会を13回開催しており、1回あたりの開催時間は約1時間程度でした。個々の監査等委員の出席状況は以下のとおりです。氏 名出席回数乾 禄 治 (常勤)(現任)13回/13回(出席率100%)小 西 弘 之(社外)(現任)13回/13回(出席率100%)藤 咲 雄 司(社外)(現任)13回/13回(出席率100%)矢 倉 昌 子(社外)(現任)13回/13回(出席率100%) 監査等委員会における年間の決議事項は、以下のとおりです。・監査報告書作成、監査等委員会運営方法、常勤監査等委員・特定監査等委員選定、年間監査方針・計画・職務分担・取締役(監査等委員以外)選任に関する意見決定、取締役(監査等委員)選任議案に対する同意、取締役報酬に関する意見決定・会計監査人再任、会計監査人報酬に関する同意監査等委員会における年間の協議事項は、以下のとおりです。・年間監査等委員会開催予定・監査等委員報酬配分監査等委員会における主な報告事項は、以下のとおりです。・月次監査活動報告・年間および四半期決算報告・年間予算案報告、中期経営計画取組進捗状況報告・当社の親会社並びにその子会社から成る企業集団との取引の概況監査等委員会における当該年度の主な討議内容は、以下のとおりです。・他社事例を参考とした、事業リスク、情報システムリスク、不正リスクなどの確認、対応策検討・人的資本の充実、人材育成、人材確保対策の妥当性・資本コストや株価を意識した経営の実現、ROIC改善策の実施状況・少数株主の保護と利益相反取引の監視 ② 内部監査の状況a. 組織、人員および実施手続き当社における内部監査は、取締役社長直轄で、専任者3名を擁する「内部統制・監査部」が実施しています。監査対象は当社および関係会社の業務全般で、実施手続きは以下のとおりです。・計画:内部監査規程にもとづき、監査対象の事業環境、業務上の重要リスク、および不正リスク等を考慮し、年度監査計画を策定し、取締役社長承認を得ています。・実施:法令遵守、財務報告の信頼性、業務の有効性・効率性、資産の保全の視点から業務プロセス、および内部統制の整備・運用状況を確認し、リスクの低減状況および内部統制の有効性を検証しています。・報告:被監査部門長および担当取締役あてに監査目的、範囲、結果を含む監査報告書を提出します。・是正:被監査部門と指摘事項のリスク、原因、対策を合意し、指摘事項については、被監査部門と改善対応策を協議の上、改善状況のフォローアップを実施しています。監査結果および改善状況を含む内部監査の実施状況については、取締役会および内部統制委員会に報告するとともに年度監査報告書を取締役社長に提出しています。また、内部統制・監査部は、財務報告に係る内部統制について、独立した立場から整備・運用状況の有効性評価を実施し、その結果を内部統制委員会へ報告しています。b. 監査等委員会および会計監査人との連携以下のとおり三様監査の連携強化を図っています。・監査等委員会と個別監査の実行状況の共有、評価の意見、関連情報の交換等の連携を行います。・会計監査人と財務報告に係る内部統制評価に関する評価範囲、方法について協議しています。・必要に応じて、監査等委員会、会計監査人、および内部統制・監査部による情報共有、意見交換を実施しています。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人b.継続監査期間24年間c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 中畑 孝英、中村 武浩d.監査業務に係る補助者の構成監査業務に係る補助者は、監査法人の選定基準に基づき決定されており、具体的には、公認会計士7名、公認会計士試験合格者3名、その他10名です。e.会計監査人と監査等委員会の連携内部統制システムの実効性を高めるために、監査等委員会は会計監査人と連携し、定期的に会計監査の実施状況や監査結果の報告を受け、課題やリスクについて意見交換を行い、妥当性についての確認を行っています。当事業年度には、会計監査人との会合を5回行いました。f.監査法人の選定方針と理由会計監査人の選任および再任に関する決定は、会社法第399条の2に基づき、当社の監査等委員会が行っています。監査等委員会は、日本監査役協会が公表している「会計監査人の選解任等に関する議案の内容の決定権行使に関する監査役の対応指針」および「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考とし、適切に判断しています。また、監査等委員会は、会社法第340条に定める事由による会計監査人の解任のほか、会計監査人の独立性、その職務の遂行状況等に鑑み会計監査人が継続して職務を遂行することに関し、重大な疑義が生じた場合には、会社法第399条の2に定める手続きに従い、会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。当社が有限責任 あずさ監査法人を選定した理由は、監査法人の品質管理、独立性、監査報酬等の内容・水準、監査等委員とのコミュニケーション、経営者等との関係、海外のネットワーク、不正リスクへの対応等の観点から総合的に勘案し、申し分ないものと判断したためです。g.監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員および監査等委員会は、監査法人に対して、評価を行っています。監査等委員会は、監査等委員会の評価基準(欠格事由の有無、独立性、品質管理体制、監査体制、監査報酬水準、監査実施状況および関連部署からの聴取)に基づき判断した結果、有限責任 あずさ監査法人による会計監査は、適正に行われていることを確認しており、再任が妥当であると評価しています。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬の内容区 分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社26―27―連結子会社――――計26―27― b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に対する報酬(a.を除く)区 分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社―2―1連結子会社4―5―計4251 前連結会計年度当社における非監査業務の内容は、税務関連業務です。当連結会計年度当社における非監査業務の内容は、税務関連業務です。c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。d.監査報酬の決定方針監査内容、監査時間、監査品質および報酬見積りの算出根拠等を勘案し適切に検証した上で、会社法第399条に基づく監査等委員会の同意を行うこととしています。e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬に対して、当社監査等委員会が、会社法第399条第1項の同意を行った理由は、会計監査人の監査計画の内容、過去の職務遂行状況および今期報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行い妥当であると判断したためです。
株式の保有状況1,415
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動と配当を目的として保有する株式を純投資目的である株式、それ以外の目的で保有する株式を純投資以外の目的で保有する株式としています。なお、原則として当社は、純投資目的である株式は保有いたしません。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、円滑な事業運営、取引関係の維持・強化などを目的として、中長期的な経済合理性や将来見通しを総合的に勘案した上で、必要と判断される場合に限り、株式を政策的に保有します。保有する株式については、事業環境の変化・リターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来の見通しなどを踏まえ、毎年取締役会において対外的な保有のねらい・合理性についての具体的な説明を行い、保有の適否を検証する等適宜見直し致します。なお保有の必要性がないと判断された場合には市場動向をみながら売却する方針としています。個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容は、円滑な事業運営、取引関係の維持・強化などを目的として、保有する株式については、事業の変化・リターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来見通しなどから勘案し検証しています。b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式2121非上場株式以外の株式21 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社カネカ14,10014,100主に同社の子会社であるセメダイン株式会社と接着剤の販売などの事業上の取引があり、良好な取引関係の維持を目的として保有しています。なお、株式数は増加していません。(注)無6854リケンテクノス株式会社32,00032,000主に可塑剤の販売などの事業上の取引があり、良好な取引関係の維持を目的として保有しています。なお、株式数は増加していません。(注)無5333 (注) 2026年4月28日開催の取締役会において、保有目的や取引金額などの定量的な保有効果の検証を行っています。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革1,192
2 【沿革】1919年4月田岡商店を創業1922年11月合成染料の製造に着手1934年10月田岡染料製造株式会社を設立1939年2月第二工場を新設(2010年3月閉鎖、用地を売却)1944年11月田岡合成工業株式会社に商号を変更1946年12月田岡染料製造株式会社に商号を復帰1949年12月大阪証券取引所に株式を上場1955年5月住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)が資本参加1959年11月合成ゴム用増粘剤(ゴム用粘着剤)の製造を開始1961年7月瞬間接着剤の製造を開始1972年1月田岡化学工業株式会社に商号を変更1977年8月株式会社田岡化学分析センターを設立1978年11月豊中包装株式会社を設立(2004年全株式譲渡)1986年4月東京営業所(現 営業本部東京支店)を開設 田岡サービス株式会社を設立(2014年4月に田岡淀川ジェネラルサービス株式会社に社名変更)1992年5月本社社屋の完成(現 事務研究棟)1994年4月中華人民共和国に合弁会社 田岡化学(天津)有限公司を設立(2005年5月出資持分を譲渡)1997年8月多目的合成工場の完成1999年8月中華人民共和国に合弁会社 杭州国岡化工有限公司を設立(2008年10月出資持分を譲渡)2000年10月三建化工株式会社と合併(播磨工場(現 播磨工場(播磨地区))および愛媛工場(現 播磨工場(愛媛地区))を設置)2002年8月中華人民共和国に田岡(天津)有機化学有限公司を設立(2014年1月清算) インド共和国に合弁会社アナボンド タオカ インド プライベート リミテッドを設立(現 タオカ ケミカル インド プライベート リミテッド、2006年10月に100%子会社)2004年12月播磨工場(播磨地区) 紙用加工樹脂の工場新設2005年12月淀川工場 精密中間体マルチ工場の完成2010年6月播磨工場(播磨地区) 新事務棟社屋の完成2013年1月シンガポール共和国にタオカ ケミカル シンガポール プライベート リミテッドを設立2013年2月田岡播磨ジェネラルサービス株式会社を設立2013年7月大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所に株式を上場2017年7月播磨工場(播磨地区) 新多目的工場の完成2019年10月中華人民共和国に田岡化工材料(上海)有限公司を設立2020年9月営業本部および本社部門を大阪市淀川区新高に移転、本社とする2022年3月播磨工場(播磨地区) 新多目的プラント(N-2)の完成2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行2022年10月合弁会社MTオプティクス株式会社を設立 事務研究棟(大阪市淀川区) 淀川工場(大阪市淀川区) 播磨工場(播磨地区、兵庫県加古郡播磨町) 本社(大阪市淀川区)

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

1
2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
確認書確認書 · S100YZ36
訂正有価証券報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · S100YY8G
臨時報告書臨時報告書 · S100YN5W
確認書確認書 · S100YCNZ
内部統制報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YCOF
有価証券報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YCNV
確認書確認書 · S100X03I
半期報告書-第126期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X038
臨時報告書臨時報告書 · S100VYRV
内部統制報告書-第125期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100VYR5
確認書確認書 · S100VYRK
有価証券報告書-第125期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100VYZR
確認書確認書 · S100UN37
半期報告書-第125期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UO8B
臨時報告書臨時報告書 · S100TOY5
内部統制報告書-第124期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TOY7
確認書確認書 · S100TOY2
有価証券報告書-第124期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TPAL
確認書確認書 · S100SQ54
四半期報告書-第124期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SQ53
確認書確認書 · S100S428
四半期報告書-第124期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S420
確認書確認書 · S100RIZF
四半期報告書-第124期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RIZC
内部統制報告書-第123期(2022/04/01-2023/03/31)内部統制報告書 · S100R281
有価証券報告書-第123期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100QYXJ
確認書確認書 · S100QYTT
四半期報告書-第123期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q30U
四半期報告書-第123期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PHIU
四半期報告書-第123期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100OURA
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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