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松本油脂製薬株式会社

MATSUMOTO YUSHI-SEIYAKU CO.,LTD.

証券コード 4365EDINETコード E00888化学上場日本基準決算 3月31日資本金 61億円法人番号 7122001020132
411億円売上高(FY2026
9.5%ROE
84.2%自己資本比率
93財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は411億円(前年比-4.8%)。営業利益は82億円(営業利益率19.9%)、当期純利益は80億円。総資産1,059億円に対し自己資本比率は84.2%、ROEは9.5%。化学の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは67億円の創出、現金及び現金同等物は341億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)24,3702026-09-03
PER8.8倍
PBR0.79倍
配当利回り1.85%
時価総額(概算)648億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高411億円-4.8%
営業利益82億円-12.1%
当期純利益80億円+17.7%
総資産1,059億円
純資産913億円
営業利益率19.9%
ROE9.5%
自己資本比率84.2%
EPS2,770.5円
BPS30,757.4円
1株配当450円
配当性向16.2%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

化学の分析 →
ROE9.5%中央値 6.6%
営業利益率19.9%中央値 7.0%
自己資本比率84.2%中央値 63.4%
健全性スコア93.0点中央値 66.0

帯は化学127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
450億338億225億113億0億2017: 314億20172018: 321億20182019: 328億20192020: 314億20202021: 296億20212022: 372億20222023: 396億20232024: 415億20242025: 431億20252026: 411億20262021: 13%2022: 16%2024: 21%2025: 22%2026: 20%25%0%
営業利益と当期純利益
95億71億48億24億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 39億20212022: 58億20222023: —20232024: 88億20242025: 93億20252026: 82億20262017: 40億2018: 38億2019: 45億2020: 39億2021: 34億2022: 55億2023: 72億2024: 75億2025: 68億2026: 80億85億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
85%64%43%21%0%2017 ROE: 9%2018 ROE: 8%2019 ROE: 9%2020 ROE: 7%2021 ROE: 6%2022 ROE: 9%2023 ROE: 11%2024 ROE: 11%2025 ROE: 9%2026 ROE: 10%2021 営業利益率: 13%2022 営業利益率: 16%2024 営業利益率: 21%2025 営業利益率: 22%2026 営業利益率: 20%2017 自己資本比率: 82%2018 自己資本比率: 83%2019 自己資本比率: 84%2020 自己資本比率: 85%2021 自己資本比率: 85%2022 自己資本比率: 83%2023 自己資本比率: 82%2024 自己資本比率: 82%2025 自己資本比率: 83%2026 自己資本比率: 84%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
80億60億40億20億0億2017: 49億20172018: 34億20182019: 46億20192020: 39億20202021: 50億20212022: 43億20222023: 54億20232024: 74億20242025: 78億20252026: 67億2026
1株当たり指標EPS1株配当
3000円2250円1500円750円0円2017 EPS: 1213円2018 EPS: 1183円2019 EPS: 1401円2020 EPS: 1202円2021 EPS: 1061円2022 EPS: 1697円2023 EPS: 2259円2024 EPS: 2586円2025 EPS: 2354円2026 EPS: 2771円2017 1株配当: 350円2018 1株配当: 300円2019 1株配当: 350円2020 1株配当: 300円2021 1株配当: 300円2022 1株配当: 350円2023 1株配当: 350円2024 1株配当: 400円2025 1株配当: 400円2026 1株配当: 450円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
1,059億円
負債・純資産
負債 146億円純資産 913億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026411億円82億円108億円80億円1,059億円913億円2,770.59.5%84.2%
FY2025431億円93億円97億円68億円952億円814億円2,354.28.9%83.4%
FY2024415億円88億円107億円75億円895億円753億円2,586.410.9%82.0%
FY2023396億円95億円72億円792億円665億円2,259.411.3%81.7%
FY2022372億円58億円77億円55億円762億円634億円1,697.29.0%83.0%
FY2021296億円39億円48億円34億円687億円583億円1,0616.1%84.8%
FY2020314億円54億円39億円647億円550億円1,201.67.2%84.8%
FY2019328億円64億円45億円631億円529億円1,401.28.9%83.6%
FY2018321億円58億円38億円599億円497億円1,183.47.9%82.7%
FY2017314億円59億円40億円572億円470億円1,213.48.7%82.0%
FY2016323億円50億円32億円529億円441億円920.47.1%83.0%
営業CF67億円
投資CF-54億円
財務CF-12億円
現金及び現金同等物341億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Japan388億円
Asia23億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1松本興産株式会社23.5%
2THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店)11.3%
3株式会社三菱UFJ銀行4.7%
4木 村 直 樹4.6%
5鰐 洲 みよ子4.3%
6有限会社木村3.7%
7株式会社NK3.5%
8木 村 芳 樹3.2%
9アイエフシー株式会社2.8%
10株式会社日本触媒2.7%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)199億円36億円44億円35億円18.1%84.3%1,217.9
FY2025中間(〜2024-09-30)223億円51億円45億円32億円22.8%1,101.3
FY2024中間212億円45億円60億円42億円21.4%1,446.4

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.4歳
平均年間給与755万円
平均勤続年数15.5年
男女の賃金の差異(全労働者)53.7%
男女の賃金の差異(正規雇用)100.6%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)1億円527百万円
監査役(社外監査役を除く)9百万円19百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容813
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社2社(株式会社マツモトユシ・インドネシア[インドネシア]、立松化工股份有限公司[台湾])、持分法適用関連会社1社(日本クエーカー・ケミカル株式会社)の計4社で構成され、界面活性剤、その他の2部門に関係する製品等の製造、販売を主な事業内容とし、事業活動を展開しております。当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。(界面活性剤)当部門においては、当社が製造・販売をするほか、持分法適用関連会社の日本クエーカー・ケミカル株式会社が鉄鋼金属工業用、製缶工業用界面活性剤の研究、販売を行っております。 また、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司は繊維工業用界面活性剤を製造し、自国内で販売しております。当社は上記2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国へ販売しております。 セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。(日本)当社(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司(その他)当部門においては、当社が繊維工業用その他の合成糊料、合成樹脂製マイクロスフェアーなどを製造、販売し、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司がそれぞれ繊維工業用糊料を製造し、自国内で販売しております。当社は上記の2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国への販売と、上記2社が製造工程上使用する合成糊料の中間体を上記2社に販売しております。セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。(日本)当社(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司 事業の系統図は次のとおりであります。 ※印は、持分法適用会社
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,164
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針当社グループは、界面活性剤の技術を中核に据えた研究開発型の企業です。従業員のおよそ3割が研究開発関連業務に従事し、繊維産業を中心とした各種産業のユーザーの製品の品質向上と生産性向上に欠かすことのできない、さまざまな製品を供給させていただいております。規模の拡大よりも、グローバル経済に対応できる「より強い」「より利益率の高い」企業になることを目指しております。 (2) 目標とする経営指標当社グループは、成長性と収益性の向上に努め、売上高及び売上高営業利益率を継続して高めていくことを目標にしております。また、株主利益の増大を図るために、1株当たり当期純利益も重要な指標としてとらえております。売上高及び1株当たり当期純利益の推移は「第1 企業の概況」の「主要な経営指標等の推移」に記載のとおりであります。売上高営業利益率は、2022年3月期15.5%、2023年3月期19.6%、2024年3月期21.1%、2025年3月期21.5%、2026年3月期19.9%と、高い数値で推移しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略当社グループは、界面活性剤分野のみならず、高分子分野におきましても独自の技術開発を続けることによって、現在の地位を築いてまいりましたが、現状の延長線のみの研究活動に安住することなく、新しい分野での技術開発を図ってまいります。当社グループの顧客層は広範囲な分野にわたっており、顧客ニーズを的確に把握することによって、これまで培ってきた技術力を大きく伸ばすことができると確信しております。すなわち、繊維向け油剤の開発から高分子マツモトマイクロスフェアー、金属加工油剤のDI缶用油剤にいたるまでの開発の系譜を深化・拡大してゆくということであります。 (4) 会社の対処すべき課題当社グループを取り巻く経営環境は、原材料価格やエネルギーコストの高騰、中東情勢をはじめとする地政学リスク、不安定な為替変動等、不透明要因が多く、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。このような状況下、当社グループといたしましては、今後も引き続き経営基盤の強化に取り組んでまいります。また、競争力のある新製品の開発、販路の拡大、品質管理体制・安定供給体制の維持、並びに社内の合理化に全社一丸となって取り組み、業績の拡充と収益率の向上に努める所存でございます。ここ数年、生産設備の増強に努めてまいりましたが、その有効活用と既存設備の見直しを引き続き検討してまいります。また研究開発につきましては、付加価値のより高い新素材・新用途の開発を行っておりますが、今後とも社会情勢の変化に対応すべく適材適所で機動的に事業の運営を図ってまいりたいと考えております。
事業等のリスク748
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 為替レートの変動について 当社グループはアジア地域を中心に世界各地で製品を販売しており、最近の海外売上高比率は高い水準で推移しております。 海外売上高の多くは米ドル建取引が占めており、売上債権について為替リスクを有しております。 当社グループでは、これらのリスクを認識した上で、外貨建債権債務の両建てによりリスクの相殺を行い、外貨から円貨への両替を行う場合は、当該リスクの影響を極力回避するレートで行なう等の努力を継続してまいりますが、リスクが完全に回避されるわけではありません。 (2) 原材料価格の市場変動の影響について 当社グループが使用する原料の主要部分は原油に由来しておりますが、原油価格については中東地域の情勢、需給バランス、為替レートの変動等、様々な要因により変動します。原油価格の上昇に伴う原材料価格の上昇は、当社グループの業績に影響を及ぼします。 当社グループでは、技術対応力による高品質製品の開発やコストダウンを推進し、利益確保を図ってまいります。 (3) 株価の下落について 当社グループは、投資有価証券として上場または非上場の株式を保有していますが、当該株式の時価または実質価額が帳簿価額を著しく下回ることとなった場合、当該株式の評価損の計上が必要となり、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,818
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調にある一方、物価上昇の継続、通商政策などアメリカの政策動向、金融資本市場の変動など依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループとしましては、世界的な経済環境の不安定さと変動リスクの長期化を踏まえ、引き続き高品質で価格競争力のある製品の開発を行うとともに、新規顧客・用途開拓活動の推進により収益の維持・向上を進めているところであります。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高41,069百万円(前年同期比4.8%減)、営業利益8,160百万円(前年同期比12.1%減)、経常利益10,815百万円(前年同期比11.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8,037百万円(前年同期比17.7%増)となりました。 売上高営業利益率は前連結会計年度より1.6ポイント減少して19.9%となりました。 総資産経常利益率は前連結会計年度より0.3ポイント増加して10.8%となりました。 経常利益が増加した主な要因は、営業外収益が増加したことによるものであります。 自己資本当期純利益率は前連結会計年度より0.6ポイント増加して9.5%となりました。 以上の結果、1株当たり当期純利益金額は2,770円53銭となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。① 日本 日本における当連結会計年度の外部顧客に対する売上高は38,761百万円(前年同期比4.1%減)、セグメント利益(営業利益)は7,970百万円(前年同期比11.6%減)となりました。 陰イオン界面活性剤の分野につきましては、海外向けは総じて低調でした。国内繊維向けも好調であったユニフォームの生産が一段落し、自動車産業向けも一部減少したため、前年をやや下回る結果になりました。この結果、外部顧客に対する売上高は3,572百万円(前年同期比4.5%減)となりました。 非イオン界面活性剤の分野につきましては、海外向けは総じて低調でした。国内繊維向けはユーザーの生産体制再編もあり、全体的に縮小傾向となり、トイレタリー向けも低調に推移しました。この結果、外部顧客に対する売上高は22,840百万円(前年同期比4.9%減)となりました。 陽・両性イオン界面活性剤の分野につきましては、国内繊維向けや家庭用洗剤向け及び海外向けは堅調に推移しました。この結果、外部顧客に対する売上高は874百万円(前年同期比7.5%増)となりました。 高分子・無機製品等の分野につきましては、海外向けは総じて低調でした。国内繊維向けもユーザーの廃業や衣料用途の低迷で前年を下回りました。また、非繊維工業関連についても自動車部品、香粧品分野等の低調が続き、前年同期を下回る販売となりました。この結果、外部顧客に対する売上高は11,474百万円(前年同期比3.3%減)となりました。 ② アジア アジアにおける当連結会計年度の外部顧客に対する売上高は2,307百万円(前年同期比14.8%減)、セグメント利益(営業利益)は196百万円(前年同期比32.3%減)となりました。 陰イオン界面活性剤の分野においては、繊維市況の低迷により加工剤の販売は低迷している中、輸出向け加工剤の受注が増加したため、外部顧客に対する売上高は11百万円(前年同期比77.6%増)となりました。 非イオン界面活性剤の分野につきましては、中東へのトーブ生地向けの受注が堅調ではありましたが、インドネシアの洪水被害を受けた顧客が一部の繊維油剤の発注を停止した影響もあり、外部顧客に対する売上高は427百万円(前年同期比21.1%減)となりました。 陽・両イオン界面活性剤の分野につきましては、繊維市況の低迷により柔軟剤関係が低調であったため、外部顧客に対する売上高は1百万円(前年同期比74.5%減)となりました。 高分子・無機製品等の分野につきましては、依然として続く世界的な衣料不況のため顧客の業績が低迷しており、外部顧客に対する売上高は1,866百万円(前年同期比13.4%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。① 生産実績当連結会計年度における生産をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)前年同期比(%)日本38,802△5.9アジア2,254△21.7合計41,056△6.9 (注) 金額は、販売価格によっております。 ② 受注実績当社グループは見込み生産を行っておりますので、該当事項はありません。 ③ 販売実績当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)外部顧客への販売高(百万円)前年同期比(%)日本38,761△4.1アジア2,307△14.8合計41,069△4.8 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)丸紅ケミックス株式会社13,86232.113,09531.9日本クエーカー・ケミカル株式会社4,70610.94,50811.0 (2) 財政状態当社グループの総資産は、前連結会計年度末に比べて11.3%増加し、105,916百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて10.0%増加し、72,714百万円となりました。これは、原材料及び貯蔵品が143百万円、商品及び製品が137百万円それぞれ減少したものの、有価証券が5,001百万円、現金及び預金が1,293百万円それぞれ増加したことなどによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べて14.2%増加し、33,201百万円となりました。これは、機械装置及び運搬具が496百万円減少したものの、投資有価証券が4,756万円増加したことなどによるものです。流動負債は、前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、10,899百万円となりました。これは、未払法人税等が705百万円、その他が144百万円それぞれ増加したものの、買掛金が977百万円減少したことなどによるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べて33.7%増加し、3,750百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が383百万円減少したものの、繰延税金負債が1,324百万円増加したことなどによるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて6.0%増加し、14,649百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12.2%増加し、91,267百万円となりました。これは、利益剰余金が6,877百万円、その他有価証券評価差額金が2,667百万円それぞれ増加したことなどによるものです。この結果自己資本比率は、前連結会計年度末の83.4%から84.2%となりました。自己資本比率は例年80%以上を維持しており、経営の高い安定性を示しているものと考えております。期末発行済株式数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の27,368円74銭から30,757円44銭となりました。1株当たり純資産額は、2022年3月期19,544円43銭、2023年3月期22,294円84銭、2024年3月期25,283円56銭と年々増加しており、継続的に株主利益の増大を図ってきた結果であると考えております。セグメントごとの財政状態は、次のとおりであります。① 日本日本における総資産は、前連結会計年度末に比べて11.8%増加し、100,803百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて10.5%増加し、69,158百万円となりました。これは、商品及び製品が144百万円、原材料及び貯蔵品が90百万円それぞれ減少したものの、有価証券が5,001百万円、現金及び預金が1,030百万円増加したことなどによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べて14.8%増加し、31,645百万円となりました。これは、機械及び装置が497百万円減少したものの、投資有価証券が4,703百万円増加したことなどによるものです。流動負債は、前連結会計年度末に比べて0.2%増加し、10,735百万円となりました。これは、買掛金が868百万円減少したものの、未払法人税等が721百万円、その他が168百万円それぞれ増加したことなどによるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べて46.1%増加し、3,832百万円となりました。これは、繰延税金負債が1,205百万円増加したことなどによるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて9.2%増加し、14,568百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12.3%増加し、86,235百万円となりました。これは、繰越利益剰余金が6,763百万円、その他有価証券評価差額金が2,667百万円それぞれ増加したことなどによるものです。この結果自己資本比率は、前連結会計年度末の85.2%から85.5%となりました。連結経営指標と同様に、自己資本比率は例年80%以上を維持しており、経営の高い安定性を示しているものと考えております。期末発行済株式数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の24,473円54銭から29,724円68銭となりました。1株当たり純資産額も連結経営指標と同様に年々増加しており、継続的に株主利益の増大を図ってきた結果であると考えております。② アジアアジアにおける総資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、4,344百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、3,717百万円となりました。これは、現金及び預金が263百万円増加したことなどによるものです。固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.3%増加し、626百万円となりました。これは、有形固定資産が9百万円増加したことなどによるものです。流動負債は、前連結会計年度末に比べて25.6%減少し、298百万円となりました。これは、買掛金が72百万円減少したことなどによるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べて0.4%減少し、38百万円となりました。これは、その他が2百万円減少したことなどによるものです。この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて23.4%減少し、337百万円となりました。純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4.3%増加し、4,006百万円となりました。これは、利益剰余金が100百万円増加したことなどによるものです。 (3) キャッシュ・フロー当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、1,293百万円増加し、当連結会計年度末には、34,125百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。営業活動によるキャッシュ・フローは6,658百万円の増加(前連結会計年度は7,767百万円の増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益11,442百万円、減価償却費1,014百万円、利息及び配当金の受取額888百万円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額2,671百万円、為替差益1,135百万円、仕入債務の減少額976百万円、受取利息及び受取配当金810百万円であります。投資活動によるキャッシュ・フローは5,350百万円の減少(前連結会計年度は9,055百万円の減少)となりました。収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入2,086百万円、定期預金の払戻による収入1,020百万円であり、支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出5,000百万円、投資有価証券の取得による支出2,316百万円、定期預金の預入による支出1,020百万円であります。財務活動によるキャッシュ・フローは1,168百万円の減少(前連結会計年度は1,242百万円の減少)となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額1,133百万円であります。当社グループの主要な資金需要は、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備の新設、改修等に係る投資であります。これらの必要資金は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金により賄うことを基本方針としております。当連結会計年度におきましては、主に日本における本社工場及び静岡工場での設備投資を実施してまいりましたが、今後も継続的にこれらの拠点における設備の新設・更新を行っていく予定であります。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
セグメント情報2,603
(セグメント情報等)【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の分配の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、主に界面活性剤を生産・販売しており、国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「アジア」の2つを報告セグメントとしております。各報告セグメントでは、界面活性剤のほか、その他の製品を生産・販売しております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計日本アジア売上高 陰イオン界面活性剤3,74263,748非イオン界面活性剤24,00454224,547陽・両性イオン界面活性剤8134817高分子・無機製品等11,8632,15414,017顧客との契約から生じる収益40,4232,70843,131 外部顧客への売上高40,4232,70843,131 セグメント間の内部 売上高又は振替高46112473計40,8842,72043,605セグメント利益9,0142909,304セグメント資産90,1444,28194,426セグメント負債13,33844013,779その他の項目 減価償却費1,000471,048 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額53942581 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計日本アジア売上高 陰イオン界面活性剤3,572113,584非イオン界面活性剤22,84042723,268陽・両性イオン界面活性剤8741875高分子・無機製品等11,4741,86613,341顧客との契約から生じる収益38,7612,30741,069 外部顧客への売上高38,7612,30741,069 セグメント間の内部 売上高又は振替高3552358計39,1172,30941,427セグメント利益7,9701968,167セグメント資産100,8034,344105,148セグメント負債14,56833714,906その他の項目 減価償却費953501,004 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額28245327 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円)売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計43,60541,427セグメント間取引消去△473△358連結財務諸表の売上高43,13141,069 (単位:百万円)利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計9,3048,167棚卸資産の調整額△23△7連結財務諸表の営業利益9,2818,160 (単位:百万円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計94,426105,148セグメント間取引消去△99△135棚卸資産の調整額△18△18その他の調整額880922連結財務諸表の資産合計95,189105,916 (単位:百万円)負債前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計13,77914,906セグメント間取引消去△99△135その他の調整額142△120連結財務諸表の負債合計13,82214,649 (単位:百万円)その他の項目報告セグメント計調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費1,0481,00410101,0591,014有形固定資産及び無形固定資産の増加額581327――581327 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 界面活性剤高分子・無機製品その他合計外部顧客への売上高29,11313,45456243,131 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本中国その他のアジアその他の地域合計13,38215,20610,1794,36343,131 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本台湾その他のアジア合計5,9441,390527,388 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名丸紅ケミックス株式会社13,862日本日本クエーカー・ケミカル株式会社4,706日本 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 (単位:百万円) 界面活性剤高分子・無機製品その他合計外部顧客への売上高27,72712,71262841,069 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本中国その他のアジアその他の地域合計12,92514,2379,1594,74741,069 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本台湾その他のアジア合計5,2681,396446,710 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名丸紅ケミックス株式会社13,095日本日本クエーカー・ケミカル株式会社4,508日本 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,340
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組の状況は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ガバナンス当社グループは、コーポレート・ガバナンス体制の下、法に則った透明な会社運営を行い、経営方針を着実に具現化していくことが、ステークホルダーの期待・要請への適切な対応、株主利益の最大化、ひいては持続可能な社会の発展につながっていくものと考えております。当社グループではサステナビリティに関する担当組織を、環境分野は公害対策委員会、人的資本その他の分野は管理部と位置づけております。管理部は、公害対策委員会と定期的に情報共有し、重要事項については、取締役会、監査役会に適宜報告・付議する体制を整備しております。 (2) 戦略①人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針当社グループは、多様性の確保が中長期的な企業価値の向上及び持続的成長に資するとの考えのもと、女性、外国人、中途採用者の管理職登用の実績を有しており、今後は女性の活躍推進を軸とし、さらなる多様性の確保に努めてまいります。また、人材育成につきましては、職場でのОJTを通じた教育に加え、能力や専門性の向上を目的とした研修制度を展開しております。具体的には、職責に応じた階層別研修の実施、専門性の向上を目的とした各種検定・資格の取得支援を展開しており、従業員一人ひとりのキャリアアップ実現に向けたサポート体制を整備しております。 ②社内環境整備に関する方針当社グループは、従業員の心身の健康増進及び優秀な人材確保による生産性の向上を目的とし、男性労働者の育児休業の取得推進に取り組んでおり、今後さらなる取得率の向上に努める所存です。 ③環境への取り組み当社グループでは、サステナビリティに関する取り組みとして、環境にやさしい機能製品の供給、および環境負荷の低減に向けた企業活動が重要と捉え、環境マネジメントシステムの認証を取得し、環境方針に基づいた環境関連活動を続けております。一方、こうした活動が適切に運用されないことによるリスクとして、環境への悪影響や社会的な信頼低下が起こり得るとの認識のもと、これらのリスクを継続的に改善、軽減していくことが、当社製品の需要拡大、社会的信用度の向上、資源・エネルギーの有効利用等の機会につながるものと考え、公害対策委員会を中心に環境活動の検討、推進に取り組んでおります。 (3) リスク管理当社グループでは、取締役会が整備・監督するリスク管理体制の下、「リスク管理規程」を定め、管理部がグループ全体の共通リスクを一元管理しております。また、リスクの類型によって管掌役員と所管部門を明確化し、経営層への確実な伝達と迅速かつ的確な対応を可能としております。このような体制の下、サステナビリティに関する重要なリスクについても、「リスク管理規程」に基づき、当社グループの事業活動に不確実性や経済損失をもたらす類別されたリスクについて、管理部がグループ各社を統括し、グループ横断的なリスク管理を行っております。また、公害対策委員会は、検討した環境面のリスクについて管理部と情報共有し、管理部は他の側面から識別されたリスク項目との比較・考慮を行い、識別すべきリスク項目の洗い出しを行っております。 (4) 指標及び目標①人的資本・多様性当社グループでは、上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、以下の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、以下の通りであります。なお、外国人の管理職登用に関する事項につきましては、積極的に取り組んでおりますが、将来的な帰化等、本人のプライバシーに関する事項が含まれるため、あえて指標や目標は設けず、実績の公表も控えております。また、中途採用者の管理職登用に関する事項につきましては、リーダー職以上に占める中途採用者の割合は既に約30%と高水準であることから指標を設けておりませんが、多様性確保の観点から、水準の維持・向上に努めてまいります。なお、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標については、当社においては、関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みが行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、次の指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。 指標目標実績(当連結会計年度)労働者に占める女性労働者の割合2030年3月までに15.0%以上12.0%リーダー職以上にある者に占める女性労働者の割合2030年3月までに 4.5%以上 2.9%男性労働者の育児休業取得率(注)2030年3月までに40.0%以上85.7% (注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出しております。 ②気候変動対応気候変動に関連するリスク・機会につきましては、現時点で開示に至っておりませんが、今後TCFD等を参考に慎重に情報収集を行い、経営体制及び戦略等の準備が整った段階で情報開示の検討を進めてまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要8,429
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、コーポレート・ガバナンスの基本は法に則った透明な会社運営を行うことによって、経営方針を着実に具現化し、ステークホルダーの利害を調整しつつ、株主利益の最大化と会社の安定した永続性を図ることであると考えております。 当社はコンプライアンスを強く意識し、企業規模に応じた組織を構築することで、迅速かつ適切な経営判断をくだしております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社の取締役は3名以上15名以内とする旨を定款で定めております。 当社は、監査役制度を採用しており、提出日(2026年6月22日)現在、取締役は7名(うち社外取締役2名)、監査役は3名(うち社外監査役2名)です。 当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び選任決議は累積投票によらない旨を定款で定めております。 取締役会は、月1回の定例取締役会の開催と、必要に応じて臨時取締役会を随時開催し、機動的に意思決定を行っております。また取締役、監査役および部長以上の役職者が原則週1回、全体会議を開催し、経営方針に則った業務執行状況およびコンプライアンスの確認を行っております。なお当社では、急激に変化する経営環境に対応するため、取締役の任期を1年としております。 監査役会は3名(うち社外監査役は2名)で構成されており、各々常時取締役会に出席するほか、常勤監査役はその他の重要会議にも出席して業務の執行状況を常に監視できる体制をとっております。 当社では、各分野の専門知識と管理能力に優れている取締役を選任しており、現体制の取締役会にて十分に事業活動の意思決定機関としての機能を果たしていると考えております。また、社外監査役を含む監査役会による監視体制が十分に機能しているものと認識しております。※当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役7名選任の件」及び「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、引き続き当社の取締役は7名(うち社外取締役2名)、監査役は3名(うち社外監査役2名)となります。 ③ 企業統治に関するその他の事項 当社の内部統制システムといたしましては、適法かつ効率的な業務の遂行のためには適正な内部統制の構築及び運用がきわめて重要であるとの認識から、内部統制システムの基本方針及び関連する社内諸規程を整備し、内部統制システムの構築に努めております。 リスク管理体制につきましては、「リスク管理規程」に基づき、当社グループの横断的なリスクマネジメント体制の整備、問題点の把握及び危機発生の対応を行っております。 組織横断的リスクへの対応は、代表取締役社長を本部長として対策本部を設置し、管理部を事務局として迅速な対応を行い、損害の拡大を防止し、これを最小限にとどめることとしております。各部門所轄業務に附属するリスクは、担当部門がこれにあたり、その状況はすべて取締役会・監査役会及び管理部に報告される体制を採っております。 当社グループの業務の適正については、法令・会計原則・税法その他の社会規範に照らし適正なものとし、子会社を担当する取締役は、子会社の法令の遵守並びにリスク管理体制を構築する責任を持ちます。子会社は、業務の推進状況及び地域社会の様相については随時子会社を担当する取締役に報告し、意思の疎通を図っております。 当社は、会社法第427条第1項に基づき、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役全員と会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、会社法425条第1項に定める額としております。 当社は会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社の取締役、監査役であり、被保険者は保険料を負担しておりません。当該保険契約により保険期間中に被保険者に対して提起された損害賠償請求にかかる訴訟費用及び損害賠償金等が補填されることとなります。 ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、当該被保険者が法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害の場合には補填の対象とならないなど、一定の免責事由があります。 ④ 取締役会の活動状況 当事業年度において当社は取締役会を原則月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。 区 分氏 名開催回数出席回数代表取締役社長木村 直樹1313代表取締役専務藤井 修治1313専務取締役川原 廣治1313取締役橘 興林1313取締役桂 嘉宏1313社外取締役辻 卓史1313社外取締役谷所 敬1313 取締役会では、世界経済が、米国の関税政策を巡る不確実性や米中対立、中東情勢緊迫化などの響等を受ける中、当社各事業領域の足元の業績進捗及び中長期的な企業価値向上への取り組みの状況を確認、監督するとともに、当社マネジメントシステムの点検と改善等について議論、審議を行いました。 ⑤ 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針 なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりです。 (財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針)1 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針 当社は、安定的かつ持続的な企業価値の向上が当社の経営にとって最優先課題と考え、その実現に日々努めております。したがいまして、当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値の様々な源泉及び当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を中長期的に確保・向上させる者でなければならないと考えております。 上場会社である当社の株式は、株主及び投資家の皆様による自由な取引に委ねられているため、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方は、最終的には株主の皆様のご意思に基づき決定されることを基本としており、会社の支配権の移転を伴う大量の買付けに応じるか否かの判断も、最終的には株主の皆様全体の意思に基づき行われるべきものと考えております。また、当社は、当社株券等の大量の買付けであっても、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益に資するものであればこれを否定するものではありません。 しかしながら、事前に当社取締役会の賛同を得ずに行われる株券等の大量の買付けの中には、その目的等から見て企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強制するおそれがあるもの、当社取締役会が代替案を提案するための必要十分な時間や情報を提供しないもの、当社が買収者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買収者との協議・交渉を必要とするものなど、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を毀損するおそれがあるものも想定されます。 当社は、このような当社の企業価値や株主の皆様の共同の利益に資さない株券等の大量の買付けを行う者が、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であり、このような者による株券等の大量の買付けに対しては、必要かつ相当な対抗措置を採ることにより、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を確保する必要があると考えております。 2 当社の基本方針の実現に資する特別な取組み一.当社の企業価値の源泉 当社は1926年の創業以来、界面活性剤メーカーとして紡糸・紡績油剤から糊付け、染色、最終仕上げ加工まで繊維産業の全ての生産工程に係わる薬剤を提供し、繊維産業の発展に大きく貢献してまいりました。 また、一般工業分野においても、長年蓄えてきた界面科学の技術を駆使して、様々な機能性工業薬品を開発し、多様な産業分野への市場開拓に力を注いでまいりました。 当社は、このような当社の企業価値の源泉は、①繊維産業のグローバル化に伴う新たな市場を開拓する力、②炭素繊維やアラミド繊維あるいは生分解性繊維等スーパー繊維といわれる先端技術への対応力や繊維産業向けの薬剤の高機能化に伴う技術開発力、③マイクロカプセル・マイクロビーズ等の超微粒子の分野において当社が占める高いマーケットシェア、④用途開発が進む一般工業用の界面活性剤・高分子製品の技術開発力及び⑤ISO9001及びISO14001により運用される生産体制や品質保証体制など、創業以来培ってまいりました有形無形の財産に加えて、お取引先様、お得意先様、当社従業員等との長年に亘る信頼関係の維持等にあるものと考えております。二.企業価値向上のための取組み 当社は、企業価値向上のための取組みといたしまして、当社の社是「顧客には良品廉価で満足を」が示すように、多様化するお取引先様、お得意様のニーズをいち早くとらえ、新たな価値ある製品をご提供できるよう豊富なスタッフによる研究開発・製造に努めてまいります。また、当社は界面活性剤分野のみならず、高分子分野におきましても独自の技術開発を行うことにより現在の地位を築いてまいりましたが、今後も技術開発力を高めていくことにより、海外顧客層の拡大を図り、グローバル経済への対応力を強化してまいります。さらに、当社及び当社グループの事業構成とその方向性を明確にし、選択と集中により経営資源の配分見直しを継続的に進め、資本効率を高める事業投資、設備投資を行い、将来に亘って拡大・発展させる布石を着実に打つことにより、今後の収益基盤の一層の安定と確立に努めてまいります。 海外におきましては、成長市場である中国及びアジア圏でのシェア拡大を重点課題として取り組むとともに、北米やヨーロッパにおいても積極的な展開を図ってまいります。 当社は、業績の伸びに応じて株主利益の増大を図ることを利益配分の基本方針とし、剰余金の配当を行っております。また、内部留保資金につきましては、企業体質の強化と将来の事業展開に備えて活用してまいります。 さらに、当社は、社会的責任への取組み強化も積極的に推進してまいります。法令遵守や企業倫理の一層の浸透に努めるとともに、社会的責任に対する真摯な姿勢・誠実な対応がお取引先様、お得意先様から信頼される会社であるための要件であることを自覚し、界面活性剤メーカーとして常に付加価値をお届けする研究開発及び品質保証体制の強化に努めてまいります。これらに加え、環境マネジメントの推進、コンプライアンス体制の確立、リスクマネジメント等の充実にも鋭意努力してまいります。コーポレート・ガバナンスにつきましては、意思決定のスピードアップと活力のある組織運営に努めており、1999年より変化する経営環境に迅速かつ緊張感を持って対応するため取締役の任期を1年としております。 今後とも界面活性剤メーカーとして安全で高品質な製品を提供することは勿論のこと、お取引先様、お得意先様に信頼され多様化するニーズに対応できる分野を開拓し、さらなる事業拡大と業績向上に向けて一層の努力を重ねてまいります。 当社は、これらの取組みが、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益の確保・向上につながるものと考えております。 3 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み 当社取締役会は、基本方針に照らし、不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、当社株券等の大量な買付けを行う際の一定のルールを設ける必要があると考えました。 そこで、当社は、2008年6月26日開催の当社第70回定時株主総会において、当社株券等の大量買付行為への対応策(買収防衛策)を導入し、その後、2011年6月29日開催の当社第73回定時株主総会、2014年6月27日開催の当社第76回定時株主総会、2017年6月29日開催の当社第79回定時株主総会、及び2020年6月26日開催の当社第82回定時株主総会、2023年6月28日開催の当社第85回定時株主総会において、それぞれ株主の皆様のご承認に基づき一部変更の上当該対応策を継続いたしましたが(以下、第85回定時株主総会における一部変更後の当社株券等の大量買付行為への対応策(買収防衛策)を「本プラン」といいます。)、本プランの有効期限は、2026年6月に開催の当社第88回定時株主総会の終了の時までとなっておりました。 当社は本プランの継続後も、社会・経済情勢環境の変化、経済産業省から2023年8月31日付で公表された「企業買収における行動指針」をはじめとする買収への対応方針に関する議論等の動向を踏まえ、当社の企業価値の向上ひいては株主の皆様の共同の利益の確保・向上のための当社の取組みについて引き続き検討を行ってまいりましたが、2026年5月18日開催の当社取締役会において、第88回定時株主総会において、株主の皆様のご承認が得られることを効力発生の条件として、本プランを一部変更の上、継続することを決議しております。 4 上記の各取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由一.基本方針の実現に資する特別な取組み(上記2)について 上記2「当社の基本方針の実現に資する特別な取組み」に記載した各取組みは、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を継続的かつ持続的に確保・向上させるための具体的取組みとして策定されたものであり、基本方針の実現に資するものです。 したがいまして、これらの各取組みは、基本方針に沿い、当社の株主の皆様の共同の利益を損なうものではなく、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではありません。二.基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み(上記3)についてⅠ 当該取組みが基本方針に沿うものであること 本プランは、当社株券等に対する大量買付行為が行われる際に、当該大量買付行為に応じるべきか否かを株主の皆様が判断し、あるいは当社取締役会が代替案を提
役員の報酬等1,052
(4) 【役員の報酬等】① 当該年度に係る取締役及び監査役の報酬等・取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項当社は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を取締役会にて決議しております。取締役の報酬の決定に際しては、企業価値の持続的な向上を図るため、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としております。具体的には、業務執行取締役及び監督機能を担う社外取締役の報酬は、いずれも基本報酬のみであり、月額支給の固定報酬制としております。その額につきましては、役位、職責、在任年数に応じて、他社水準、当社の業績、従業員給与の水準等を考慮しながら、総合的に勘案して決定するものとしております。 ・取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項取締役及び監査役の報酬の額は、1991年6月28日開催の第53回定時株主総会において、取締役の年間報酬総額の上限を375百万円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)、監査役の年間報酬総額の上限を75百万円として、決議しております。なお、当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は9名、監査役の員数は2名となっております。 ・取締役の個人別の報酬等の内容の決定に係る委任に関する事項個人別の報酬額につきましては、取締役会決議にもとづき、代表取締役社長木村直樹がその具体的内容について委任を受けており、その権限の内容は、各取締役の基本報酬の額であります。当該権限を委任した理由は、当社全体の業績を俯瞰しつつ各取締役の担当事業の評価を行うには代表取締役社長が最も適しているからであります。取締役会は、当該権限が客観性、公正性、透明性が確保された状態で行使されていることを確認しており、その内容が決定方針に沿うものであると判断しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬退職慰労金左記のうち、非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く)133133---5監査役(社外監査役を除く)99---1社外役員2929---4 ③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等 連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの総額(百万円)対象となる役員の員数(名)内容261使用人として従事した職務に対する給与
従業員の状況814
(2) 【従業員の状況】①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)日本330(93)アジア69(-)合計399(93) (注) 1.従業員数は、正社員のみの人員数であり、当社グループから当社グループ外への出向者を除く人員数であります。 2.正社員以外の雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。 3.正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)330(93)41.415.57,5493.2 セグメントの名称従業員数(名)日本330(93)合計330(93) (注) 1.従業員数は、正社員のみの人員数であり、当社から他社への出向者を除く人員数であります。2.正社員以外の雇用者数は( )内に年間の平均雇用人員を外数で記載しております。 3.正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。③労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④労働者の男女の賃金の差異の状況 提出会社の状況は以下の通りであります。当事業年度補足説明労働者の男女の賃金の差異 (%) (注)全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期雇用労働者53.7100.691.2― (注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、提出会社の女性管理職比率、男性育児休業等取得率、男女間賃金格差については、第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 に記載しております。
関係会社の状況347
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社マツモトユシ・インドネシアインドネシアチカラン15,150百万インドネシアルピア界面活性剤その他所有 65.0 役員の兼任1名当社より中間体を仕入当社に製品を販売(連結子会社) 立松化工股份有限公司台湾桃園市40百万台湾ドル界面活性剤その他所有55.0役員の兼任1名当社より中間体を仕入当社に製品を販売(持分法適用関連会社) 日本クエーカー・ケミカル株式会社大阪府八尾市150界面活性剤所有50.0役員の兼任2名当社に製造を委託当社より界面活性剤を仕入(その他の関係会社) 松本興産株式会社 大阪府八尾市47界面活性剤その他被所有23.5役員の兼任3名
配当政策359
3 【配当政策】当社は、業績の伸びに応じ株主利益の増大を図るということを利益配分の基本方針といたしております。当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としており、その決定機関は株主総会であります。なお当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。当事業年度の期末配当金につきましては、1株当たり450円としております。この結果、当事業年度の配当性向は16.5%となります。また内部留保資金につきましては、企業体質の一層の強化と将来の事業展開に備えます。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年6月25日定時株主総会決議(予定)1,305450
研究開発活動895
6 【研究開発活動】当社グループでは、界面活性剤の研究で培った界面化学の技術と高分子化学の技術を基礎にして、新素材、新用途の研究開発を行っており、技術分野としては繊維工業及び非繊維工業の研究開発に大別されています。繊維工業の研究開発では、糸から織物や編物に加工される一連の繊維製品生産工程を、順番に川上、川中、川下の工程に分けた場合に、川上工程分野においては、紡糸紡績工程での高機能化、高生産性等のユーザー要求にそれぞれ対応する原糸油剤の開発に注力しております。また、川中・川下工程分野においては、織布、染色、仕上げ工程でそれぞれ使用される繊維加工薬剤の開発を行っております。非繊維工業の研究開発においては、高分子分野では熱膨張性マイクロカプセル及びそれを加熱膨張して得られる中空粒子の開発と応用展開、香粧品・トイレタリー分野では新規界面活性剤の開発及び既存の界面活性剤の用途開発、樹脂フィルム分野では帯電防止剤及び防曇剤の開発、ゴム工業分野、特にタイヤ製造分野ではゴム用防着剤やタイヤ成型時の離型剤の開発、建材・セメント分野では機能性水溶性高分子の各種用途開発を進めております。なお、当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における研究開発費は775百万円であります。 当連結会計年度における研究開発活動により、以下のような成果がありました。なお、研究開発活動は日本でのみ行っております。繊維工業の研究開発においては、川上工程分野では、不織布用油剤、炭素繊維用油剤、スパンデックス用油剤、ポリエステル産業資材用油剤の開発に成果があり、川中・川下工程分野では、糊剤、精練剤、帯電防止剤の新製品開発に成果がありました。非繊維工業の研究開発においては、高分子分野では熱膨張性マイクロカプセルを使用することによる各種素材への高機能化付与に大きな成果がありました。また、香粧品・トイレタリーの分野では新規洗浄剤や乳化剤の開発、建材・セメント分野では新規セメント添加剤の開発、樹脂フィルム分野では高性能防曇剤の開発、ゴム工業分野ではゴム用防着剤や離型剤の新規開発に成果がありました。
主要な設備の状況749
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計本社及び本社工場(大阪府八尾市)(注)1日本生産設備等384553173(43)1031,215219(76)静岡工場(静岡県袋井市)日本生産設備1,7661,611311(68)253,71585(6)大阪工場(大阪府高石市)日本生産設備2179―823511(1) (注) 1.貸与中の建物12百万円(1,172㎡)を含んでおり、関連会社である日本クエーカー・ケミカル㈱に貸与されています。2.現在休止中の主要な設備はありません。3.帳簿価額のうち「その他」は工具器具備品、リース資産、建設仮勘定であります。4.書は、連結会社以外から賃借している土地の面積であります。5.従業員数の( )は、正社員以外の雇用者を外書しております。なお、正社員以外の雇用者には、契約社員、嘱託契約の従業員及び常用パートを含み、派遣社員を除いております。 (2) 国内子会社該当事項はありません。 (3) 在外子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計株式会社マツモトユシ・インドネシア本社工場(インドネシア、チカラン)アジア生産設備等13120(20)94444立松化工股份有限公司本社工場(台湾、桃園市)アジア生産設備等891711,135 (5)01,39625 (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。2.帳簿価額のうち「その他」は工具器具備品と建設仮勘定であります。
監査の状況1,771
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況有価証券報告書提出日現在、当社における監査役会は、3名の監査役(うち2名は社外監査役)で構成されており、重要な意思決定のプロセスや業務の執行状況を把握するため、取締役会及び経営会議等重要な会議に出席しております。また、稟議書等業務執行に係わる重要な文書を閲覧し、取締役及び使用人に説明を求めることができる体制をとっております。※当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査役は引き続き3名の監査役(うち2名は社外監査役)で構成されることになります。当事業年度において当社は監査役会を14回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。 区 分氏 名開催回数出席回数常勤監査役久下 修平1414社外監査役叶 智加羅1414社外監査役西本 清一1413 監査役会における具体的な検討内容としては、監査方針及び監査計画の決定、事業報告等の適法性の確認、監査報告書の作成、会計監査人の再任・不再任及び報酬決定同意の検討、各監査役の職務執行報告、会計監査人との連携等があげられます。また、常勤監査役の活動として、取締役会等その他重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、取締役等との意思疎通、会計監査人からの監査実施状況・結果報告の確認、実地棚卸立会、子会社の事業状況報告の確認、内部統制担当者との情報交換等を行っています。 ② 内部監査の状況内部監査実施のため、監査室(1名)を設けております。なお、監査事項ごとに各々適任者からなるチームを編成し、監査室を補佐しております。また、監査役会と監査室は相互に連携し、会計監査人である清稜監査法人から監査計画について説明を受けるとともに、会計監査結果報告書(四半期レビュー、期末監査毎)の受領と、監査結果についての意見交換を行っており、監査体制の充実に努めております。また、監査室は内部監査の結果を取締役会、監査役会に直接報告しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称 清稜監査法人 b.継続監査期間 35年間 c.業務を執行した公認会計士 加賀谷 剛 山本 啓介 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名であります。 e. 監査法人の選定方針と理由当社の監査役会は、会計監査人の監査体制、独立性、監査品質、継続監査年数、監査業務の遂行状況等を総合的に勘案し、監査法人を選任しております。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事項に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、監査役会が会計監査人を解任いたします。解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨と解任した理由を報告いたします。 f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役会は、監査法人に対して評価を行いましたが、監査が適切に行われており、特に指摘する事項が無い事を確認しております。 ④ 監査報酬の内容等 a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社190190連結子会社――――計190190 当社における非監査業務の内容は、英文財務諸表作成に関する助言等であります。 b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く) 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針該当事項はありませんが、監査日数、1日あたりの監査報酬額等を勘案した上で決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、過年度の監査計画における監査項目別、階層別監査時間の実績及び報酬額の妥当性を検討した結果、妥当であると判断したからであります。
株式の保有状況2,992
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の値上がり利益、株式の配当を受けることを目的として保有しているものを純投資目的である投資株式とし、取引関係の維持・強化等を目的として保有しているものを純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、取引関係の維持・強化等事業活動上の必要性を勘案し、今後の当社の発展に有効と認められる場合に限り、取引先企業等の株式を保有することとしております。 当社は、毎年、取締役会等において、個別銘柄毎に取得の経緯、含み損益、当社との取引高の状況、配当金受取額等を総合的に検証し、保有の適否及び株式数の見直し等を確認しております。 当社は、当事業年度では、2025年5月の取締役会において検証を行いました。当社では毎年、年度決算の承認を行う取締役会において個別銘柄の検証を行うこととしております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式98,261 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式194取引関係を更に強化するため (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ1,380,5271,380,527金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引関係の状況や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。有3,5892,776㈱日本触媒564,000564,000当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。有1,280982㈱ファルコホールディングス309,900272,000関係性の維持・強化及び医療機器業界等の情報収集のために増加保有しております。定量的な保有効果の記載は困難であるが、当社との関係性を総合的に検証し、保有しています。なお、関係性をさらに強化するために保有株式数を増加させております。有808631㈱ハイレックスコーポレーション285,000285,000取引関係等の維持・強化及び自動車業界等の情報収集のために保有しております。定量的な保有効果の記載については困難であるが、保有の合理性については、配当利回りや当社との取引関係等の観点から総合的に検証しております。有790448日本精化㈱201,600201,600当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。有489403三井化学㈱205,200102,600当社大阪工場は三井化学(株)大阪工場内にあり、当社製品である界面活性剤等の原料供給に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。なお、保有株式数の増加は株式分割によるものであります。有381342野村ホールディングス㈱300,000300,000金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。無361272 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)信越化学工業㈱52,50052,500当社製品である界面活性剤等の原料供給及び販売に係る取引関係を有し、関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、総合的なものであり、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。有328222㈱三井住友フィナンシャルグループ46,20046,200金融情勢等の情報の受領及び金融取引関係の維持・強化のために保有しております。保有効果は、長期にわたる信頼関係をベースとした取引等、多岐にわたるため、定量的な保有効果の記載については困難であるが、当社との取引状況の推移や配当金受取額等の観点から総合的に検証し、継続して保有しています。有231175 (注) 当社の株式の保有の有無については、銘柄が持分会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質所有株式数)を勘案し記載しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式124,541124,451非上場株式以外の株式215,849203,049 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式57―64非上場株式以外の株式102―4,105 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から 純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
沿革1,177
2 【沿革】 年月事項1939年3月1926年10月、大阪市内において、紡績業の発展に伴い、織布工程において不可欠の繊維工業用ヘット・ロート油等の製造販売を開始すべく松本商店を創業、規模の拡大に伴い合名会社を経て、資本金10万円をもって設立。1941年5月東京出張所、名古屋出張所を設置(1959年12月にそれぞれ東京営業所、名古屋営業所に昇格)。1942年1月切削油・防錆洗浄油等の製造販売を開始。1946年8月商工省より加工油脂生産工場の認定をうける。1948年10月本社・工場を現在地(大阪府八尾市)に移転。1950年4月尾道出張所を設置(1958年5月、広島営業所に昇格)。1952年6月非イオンおよび陽イオン界面活性剤の製造販売を開始。1957年9月合成化学糊「メチルセルロース」の製造販売を開始。1958年6月金沢出張所を設置(1960年12月、金沢営業所に昇格)。1958年12月大阪出張所を設置(1960年12月、大阪営業所に昇格)。1969年5月台湾に合弁会社「立松化工股份有限公司」(現、連結子会社)を設立。1970年9月米国クエーカー・ケミカル社との合弁会社「日本クエーカー・ケミカル有限会社(現、株式会社、持分法適用関連会社)」を設立。1970年12月鉄鋼金属用油剤の製造販売を開始。1974年6月本社に研究ビルを新設。1977年11月静岡工場新設。1979年3月熱膨張性マイクロカプセル「マツモトマイクロスフェアー」製造販売を開始。1980年4月「マツモトマイクロスフェアー」を応用した、盲人用立体コピーシステムの販売を開始。1987年11月工業用合成ダイヤモンド製造設備新設(1988年4月販売開始)。1991年11月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。1992年1月インドネシアに合弁会社「株式会社マツモトユシ・インドネシア」(現、連結子会社)を設立。1994年4月第二研究ビル新設。2004年12月ジャスダック証券取引所に株式を上場。2008年12月大阪工場新設。2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。2010年10月大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。2013年7月大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。2017年4月名古屋営業所、広島営業所を廃止し、大阪営業所及び金沢営業所に統合。2021年1月金沢営業所を廃止し、大阪営業所に統合。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

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2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
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2027年3月期通期業績予想及び配当予想に関するお知らせ業績予想 · 15:30
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臨時報告書臨時報告書 · S100YM58
内部統制報告書-第88期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YF0W
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四半期報告書-第86期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RLZP
内部統制報告書-第85期(2022/04/01-2023/03/31)内部統制報告書 · S100R67V
確認書確認書 · S100R65U
有価証券報告書-第85期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100R62L
四半期報告書-第85期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q8C6
四半期報告書-第85期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PKPO
四半期報告書-第85期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100OW5P
内部統制報告書-第84期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)内部統制報告書 · S100OHEG
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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