コ
コタ株式会社
COTA CO.,LTD.
94億円売上高(FY2025)
11.7%ROE
75.3%自己資本比率
95財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2025の売上高は94億円(前年比+2.6%)。営業利益は18億円(営業利益率19.5%)、当期純利益は13億円。総資産149億円に対し自己資本比率は75.3%、ROEは11.7%。化学の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは10億円の創出、現金及び現金同等物は32億円。従業員数は390人。直近のFY2026中間期は売上高35億円(前年同期比-1.5%)、純利益1億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,243円2026-09-04
PER26.6倍
PBR3.08倍
配当利回り1.61%
時価総額(概算)345億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高94億円+2.6%
営業利益18億円-4.7%
当期純利益13億円-3.3%
総資産149億円
純資産112億円
営業利益率19.5%
ROE11.7%
自己資本比率75.3%
EPS46.8円
BPS403.9円
1株配当20円
配当性向42.7%
従業員数390人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE11.7%中央値 6.6%
営業利益率19.5%中央値 7.0%
自己資本比率75.3%中央値 63.4%
健全性スコア95.0点中央値 66.0点
帯は化学(127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 94億円 | 18億円 | 18億円 | 13億円 | 149億円 | 112億円 | 46.8 | 11.7% | 75.3% |
| FY2024 | 91億円 | 19億円 | 20億円 | 13億円 | 148億円 | 110億円 | 47.8 | 12.7% | 74.6% |
| FY2023 | 88億円 | — | 21億円 | 16億円 | 137億円 | 102億円 | 54.7 | 15.8% | 74.3% |
| FY2022 | 87億円 | 22億円 | 22億円 | 14億円 | 131億円 | 95億円 | 59.6 | 15.4% | 72.9% |
| FY2021 | 73億円 | 16億円 | 17億円 | 12億円 | 116億円 | 86億円 | 49.1 | 14.3% | 74.0% |
| FY2020 | 70億円 | — | 15億円 | 10億円 | 104億円 | 77億円 | 43.5 | 14.0% | 74.8% |
| FY2019 | 66億円 | — | 14億円 | 10億円 | 94億円 | 70億円 | 40.1 | 13.6% | 74.5% |
| FY2018 | 63億円 | — | 13億円 | 10億円 | 94億円 | 71億円 | 39.3 | 13.7% | 76.3% |
| FY2017 | 66億円 | — | 12億円 | 9億円 | 91億円 | 70億円 | 37.4 | 12.9% | 77.4% |
| FY2016 | 65億円 | — | 11億円 | 8億円 | 83億円 | 64億円 | 36.3 | 12.5% | 77.0% |
営業CF10億円
投資CF-4億円
財務CF-11億円
現金及び現金同等物32億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.1% |
| 2 | 株式会社英和商事 | 6.3% |
| 3 | 小田 博英 | 3.3% |
| 4 | 斎藤 三映子 | 2.5% |
| 5 | 片山 正規 | 2.5% |
| 6 | 加藤 賢二 | 2.2% |
| 7 | 大成化工株式会社 | 2.2% |
| 8 | 小田 将博 | 2.2% |
| 9 | 西角 亜沙美 | 2.2% |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.8% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 35億円 | 2億円 | 2億円 | 1億円 | 4.3% | 81.2% | 4.8 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 36億円 | 2億円 | 2億円 | 1億円 | 5.5% | — | 4.4 |
| FY2024中間 | 34億円 | 3億円 | 3億円 | 2億円 | 7.6% | — | 6.6 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢34.7歳
平均年間給与557万円
平均勤続年数10.4年
男女の賃金の差異(全労働者)69.2%
男女の賃金の差異(正規雇用)69.5%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 3億円 | 7 | 41百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 8百万円 | 1 | 8百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容2,636字
3 【事業の内容】当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。(1) 事業概要当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売を主な事業としております。そして、当社製品は美容室内で美容師が使用することを前提とした製品(美容室専売品)であることから、小売店舗(スーパーマーケット、ドラッグストア等)が取り扱う製品(市販品)と比べ、品質及び付加価値の高いものとなっております。当社が製造、販売する区分、主要品目及び主力ブランドは以下のとおりであります。区分主要品目主力ブランドトイレタリーシャンプー・トリートメント等 「コタ アイ ケア」整髪料ローション・スプレー・フォーム・ワックス等 「コタスタイリング ベース」カラー剤ヘアカラー・ヘアマニキュア等 「コタカラー モカレド」 区分主要品目主力ブランド育毛剤薬用育毛促進剤等 「コタエイジング グロウセラム」パーマ剤ウェーブ剤・ストレート剤・カーリング料等 「コタウェーブ リジカル」その他販売促進用品等― (2) 事業領域及び販売ルート当社の製品は、美容師が美容室に来店されたお客様に使われるプロ用の製品で、「美容室専売品」と言われており、スーパーマーケットやドラッグストア、インターネット等では販売されておりません。また、当社が取り扱う「美容室専売品」は、市販品とは別の市場が形成され、参入しているメーカーも異なっております。なお、販売ルートにつきましては、当社から全国各地の代理店に販売する「代理店ルート」と、当社が直接美容室に販売する「直販ルート」の2つを採用しており、代理店へは営業第一部が、美容室へは営業第二部(全国各地にある12の支店)がそれぞれ販売を担当しております。当社の事業領域及び販売ルートは以下のとおりであります。 (3) 営業活動の特徴(独自のビジネスモデル)① トイレタリーの販売を中心とした店販(てんぱん)戦略「店販」とは、美容室に来店されたお客様に対して、髪のプロである美容師のカウンセリングを通じてヘアケアやヘアスタイルのアドバイスを行い、必要かつ最適な製品をお勧めして対面による店舗販売を行うことであります。来店されたお客様がご自宅で使用できるシャンプーやトリートメント(トイレタリー)等の製品が、店販の対象となります。美容室に来店されたお客様には、カットやパーマ、ヘアカラー等の技術サービスを受けていただくだけではなく、美容師からヘアケアやヘアスタイリングのアドバイスも受けていただきます。そして、美容室と同じ製品をご使用いただくことにより、美容師がつくり上げたヘアスタイルをご自宅でも再現することができ、満足していただくことができます。その結果、美容室の客単価が向上し、お客様の再来店にもつながるという相乗効果が期待できますので、当社では創業以来、この「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」を展開しております。なお、業界におきましても店販の効果が少しずつ認知され始め、一部メーカーにも店販に取り組む動きが見られますが、店販を推進するためにはメーカー、美容室ともに「技術志向」の認識を変える「意識改革」が必要であり、その意味では、店販が業界に浸透するまでにはまだ時間を要すると思われます。 ② 旬報店(じゅんぽうてん)システムを軸としたコンサルティング・セールス「旬報店システム」とは、「コンサルティング・セールス」の根幹となる美容室の経営改善システムであり、旬報店とは、お取引先美容室のうち「旬報店システム」を導入していただいている美容室であります。そして当社では、旬報店からの営業データ(売上高、来店客数等)を分析し、その結果をフィードバックするだけではなく、業績向上に向けた具体的な改善策を提案する等の経営アドバイスを行っております。また、1ヶ月の営業データを10日ごと、つまり上旬、中旬、下旬に分けて送っていただいていたことから、「旬報店」と呼んでおりますが、現在では、ほとんどの旬報店において営業データの収集や当社が分析した結果の提供を、インターネットを通じてリアルタイムに行えるようになっております。なお、このようなデータ分析と経営アドバイスにつきましては、当社の製品をすべて使用していただくという前提で行っておりますので、コンサルティング料のようなフィーは一切いただいておらず、無償で提供しております。このような、営業データをいただきながらコンサルティングをしていくという営業スタイルは、業界の中でも当社独自のビジネスモデルとなっております。同業他社では、カットやヘアカラー等の美容技術の提案・指導を主とした営業活動を行っておりますが、当社ではそのような技術志向の営業活動ではなく、美容室の経営全般に関する指導を主とした経営志向の企画提案型営業活動を行っており、同業他社にはない当社独自の営業スタイルとなっております。 (4) ブランド価値を高める独自戦略(非正規販売対策)非正規販売とは、当社のお取引先である美容室を経由しない、インターネットや小売店での当社製品の販売のことであります。「美容室専売品」である当社のシャンプーやトリートメント、整髪料等は、美容室でのカウンセリングを通じた対面による店舗販売(店販)を前提に開発された製品であります。そのような特長を持つ当社製品がインターネットや小売店でも販売されているのは、これまで、お取引先美容室が来店された消費者の皆様に店販を推進され続けていることが背景にあります。そのため、当社が非正規販売を放置いたしますと、美容室で購入されていた消費者がインターネットや小売店で購入できるため、美容師の店販に対するモチベーションが低下し販売されなくなります。その結果、美容室は業績向上が望めなくなり、当社とお取引を継続するメリットがなくなりますので、当社は大切なお取引先を失うこととなります。さらに、インターネットでは、当社製品の偽造品の販売や定価以上で販売される等の事例まで発生しております。つまり、非正規販売はお取引先美容室だけではなく消費者の皆様にも看過できない非常に大きな悪影響を与え続けていることから、創業当時より非正規販売対策に徹底して取り組んでおり、それが当社の着実な成長の一因にもなっていると認識しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,655字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、社内で合理的な根拠に基づく適切な検討を経たものであります。 (1) 経営方針当社では「共有すること」を大切にしており、ステークホルダーの皆様と当社が目指す未来である「コタビジョン」を共有することで、もっと強く、もっと「いい会社」になれると考えております。また、当社は「美容業界の近代化」を目的として創業いたしました。「美容業界の近代化」とは、美容室の経営を近代化するということであります。つまり、経営者一代限りで消滅する個人的会社経営ではなく、「会社に関わるすべての人々の幸せを求める」という経営本来のあり方を目指していただくことであり、そのために、お取引先美容室の業績を向上させることで生産性を高め、利益を計上し、労働環境の整備や人材を採用・育成し続けるといった「会社の永続を目的とした経営管理体制づくり」のことであります。そして、当社は「世の中の美容室を一軒でも多く近代経営に導く」こと、「世の中の女性を一人でも多く髪から美しくする」ことをミッションとしており、具体的な戦略として美容室の経営改善システムである「旬報店システム」を軸とした美容室の経営コンサルティング(コンサルティング・セールス)を行い、トイレタリー(シャンプー、トリートメント等)の販売を中心とした「店販」を戦術として、独自のビジネスモデルを展開しており、成長・繁栄につながるさまざまな提案を美容室に行っております。それらにより、美容室の業績向上を図るとともに、メーカーとして「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現を十分にサポートできる製品を提供することで、永続的にステークホルダーの皆様の期待に応えていくことを経営方針としております。 (2) 経営環境美容業界におきましては、美容室経営の二極分化が進んでおり、多くの美容室では来店客数の減少や客単価の伸び悩み、生産性の低下等、依然として厳しい状況が続いております。このような状況の中、当社におきましては「女性は髪からもっと美しくなれる」というコーポレートスローガンのもと、美容室でのカウンセリングを通じて、来店客に対して付加価値の高いヘアケア提案を行っております。特に、ヘアケアの基本であるシャンプー及びトリートメントの主力ブランド「コタ アイ ケア」を中心に美容室での販売を推進することで、多くの「女性のキレイ」を髪から応援しております。また、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」をベースに、独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を引き続き展開し、美容室の業績向上に向けた提案や経営に関する支援を行っております。当社はメーカーとして、高品質・高付加価値な製品を提供するだけではなく、お取引先美容室との間で「経営の近代化」に向けた考え方を共有し、お取引先美容室の現状に合わせた経営サポートも行うことで、同業他社との差別化を図り、市場の成長率を上回りながら着実に成長を続けております。 (注) 当社売上高は、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を遡って適用した後の数値となっております。 (3) 目標とする経営指標当社では会社の着実な成長と永続という観点から、売上高経常利益率、ROE(自己資本当期純利益率)の2つの指標に目標値を定めております。これらの目標値を継続的かつ安定的に上回ることに主眼をおいており、具体的には次のとおりであります。・売上高経常利益率・・・15%以上・ROE・・・・・・・・10%以上回次第43期第44期第45期第46期第47期(予)決算年月2022年3月2023年3月2024年3月2025年3月2026年3月売上高経常利益率(%)25.124.021.419.620.1ROE(%)15.415.812.711.711.8 (4) 中長期的な会社の経営戦略当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値向上のために、独自の「コーポレート・ガバナンス ガイドライン」を制定し、実行しております。「コーポレート・ガバナンス ガイドライン」は、当社が目指す未来である「コタビジョン」を構成する「コタベーシック」(経営の基本的な考え方)及び「コタプリンシプル」(事業活動の方向性・行動指針)をステークホルダーの皆様と共有し、最良のコーポレート・ガバナンスを実現することを目的としております。「コタベーシック」は、「創業精神」と3つの理念である「創業理念」、「経営理念」、「基本理念」から構成されており、「コタプリンシプル」は、「2つのミッション」とそれを実現するための「独自のビジネスモデル」と「コーポレートスローガン」、それらを支える「製品」から成り立っております。当社は「コタビジョン」に基づいたコーポレート・ガバナンスを充実させることで経営の健全性及び透明性を確保し、ステークホルダーの皆様からの期待と信頼に係る責任を十分に果たしながら、永続・発展できる企業を目指しております。 また、「コタビジョン」に基づいた研究開発、生産、営業活動を行うことが中長期的にも重要であることを踏まえ、具体的には次のような施策に取り組んでまいります。 ① 経営方針に基づいた事業活動の展開上記「(1) 経営方針」に従い、美容室の来店客に対するカウンセリングや店販の推進等の具体的施策を引き続き積極的に提案し、お取引先美容室の業績向上による経営の近代化を図るとともに、それを十分にサポートできる製品開発に取り組んでまいります。 ② 独自のビジネスモデルの推進による着実な成長当社では、同業他社にはない独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を引き続き推進し、同業他社との差別化を図り、お取引先美容室の業績向上に注力してまいります。ビジネスモデルを通じてお取引先美容室の発展・繁栄に寄与することにより、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」を実現することが、当社の着実な成長につながると考えております。 (5) 会社が対処すべき課題美容業界におきましては、美容室経営の二極分化が進んでおり、多くの美容室では来店客数の減少や客単価の伸び悩み、生産性の低下等、今後も厳しい状況が続くことが予想されますが、独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を展開し、美容室の業績向上に資することができる当社にとっては、こうしたビジネス環境は追い風であると認識しております。この追い風を確実に当社の業績へつなげるべく、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 人的資本の充実会社が着実に成長し永続していくためには、次の世代を担う人材(後継者)の育成が不可欠であります。社内外研修の充実を図り、当社が目指す未来である「コタビジョン」を明瞭かつ的確に伝えるとともに、多様な人材を確保し、将来の会社経営を担う人材育成に一層努めてまいります。 ② ビジネスモデルの徹底当社の業績を支える根幹は、独自のビジネスモデルを通じた美容室の業績向上にあります。「店販」を戦術として、成長・繁栄につながるさまざまな提案を美容室に行うとともに、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」を共有できる新規旬報店の開拓及び既存旬報店の成長に努めてまいります。 ③ 積極的なIR活動の推進と投資家との対話これまでのIR活動をベースに、対象者、対象地域及び手法等を適宜、改善しながら推進することで、投資家層への浸透を図るとともに潜在的株主の裾野を広げ、株主数の増加、知名度の向上につなげてまいります。また、会社の意思決定の公正性を確保し、実効的なコーポレート・ガバナンスを実現する観点から、主体的な情報開示と投資家との対話のさらなる充実を図ってまいります。 ④ 非正規販売対策の推進当社製品(シャンプー、トリートメント、整髪料等)は、美容室でのカウンセリングを通じた対面による店舗販売を原則とする製品であります。従いまして、正規取扱美容室を経由しないインターネットや小売店等での非正規販売では、お客様一人一人の髪の状態に適した製品を選択することができません。また、近年では定価を超える価格での販売や偽造品の販売等の事例も発生しており、これを放置しては結果として当社製品のブランド価値の低下を招くとともに、美容室の業績及び消費者にも悪影響を与えることから、非正規販売を完全否定するための対策をより一層進めてまいります。
事業等のリスク2,990字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、社内で合理的な根拠に基づく適切な検討を経たものであります。 (7つの重要課題(マテリアリティ)と事業等のリスクについて)当社は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) サステナビリティ全般 ② 戦略」に記載のとおり、当社の存在意義と社会的要請から、当社にとって重要性の高い7つの重要課題(マテリアリティ)を特定しております。この7つの重要課題に対するリスクを検討し、課題解決に向けた取り組みを進めております。 7つの重要課題(マテリアリティ) 主要なリスク① ビジネスモデルの徹底 美容室及び代理店の業績低下② 安心・安全、高品質な製品づくり 製品の開発技術力の低下 法規制の新設又は改正知的財産権の侵害原材料の調達難や在庫不足 製造拠点の不足や製品供給力の低下 製品の品質の低下 ③ 人的資本の充実人材の確保及び育成の不足「コタビジョン」の共有度合いの低下 コンプライアンス意識の低下④ 投資家との対話コミュニケーション不足「コタビジョン」の共有度合いの低下⑤ 非正規販売対策 製品ブランド価値の低下 製品に対する信用及びレピュテーションの低下美容室の業績低下⑥ コーポレート・ガバナンスの充実役員又は従業員による不正又は不祥事の発生⑦ 地球環境の保全環境に関する法規制の強化等 ① ビジネスモデルの徹底 当社は、「美容業界(美容室経営)の近代化」を目指すため、当社独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を展開しております。しかしながら、何らかの要因により、ビジネスモデルを徹底・展開できない事態が生じた場合には、美容室の業績低下、代理店の業績低下が想定され、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 安心・安全、高品質な製品づくり 当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業を行っております。高付加価値な製品づくりにおいては、業界動向や競争環境の変化、顧客のニーズをつかむとともに、製品の開発技術力を高めていく必要があります。また、製品の安心・安全な供給には、品質管理の徹底のみならず、安定的な原材料の調達や在庫の確保、製造拠点等の検討が必要となります。こうした開発技術力の向上や課題解決のため、当社の研究開発は、製品開発、基礎研究、薬事、知的財産の構成で運営しております。しかしながら、これらの課題に対応ができず、メーカーとしての安心・安全、高品質な製品づくりの体制に大きな支障が出る事態が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 人的資本の充実 当社では、新卒採用及び経験者採用等により必要な人材の確保を図るとともに、当社が目指す未来である「コタビジョン」に基づき、長期的な視点で人材育成に取り組んでおります。また、教育専門部署を設置しており、従業員一人一人の能力を高め最大限引き出していくために、「コタビジョン」を深く理解し共有するための社内研修等を実施し、優秀な人材の確保及び育成に努めております。しかしながら、採用環境の変化等により求める人材を確保できない事態又は何らかの要因により「コタビジョン」の共有を深められず、優秀な人材の確保及び育成を図れない事態が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 投資家との対話 当社では、当社が目指す未来である「コタビジョン」を通じて、ステークホルダーの皆様とコタという会社を共有できれば、コタはもっと強く、もっと「いい会社」になれると考えております。持続的な成長と企業価値の向上を図る上で、ステークホルダーの皆様との良好・円滑な信頼関係を構築し、投資家との責任ある対話を行い、コミュニケーションの充実に努めております。しかしながら、何らかの要因により、投資家との間で誤解が生じ、十分なコミュニケーションが図れない事態が生じた場合には、当社に対する信用の低下を招き、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 非正規販売対策 当社製品(シャンプー、トリートメント、整髪料等)は美容室専売品であり、美容室において施術時に使用されるとともに、美容室でのカウンセリングを通じた対面による店舗販売(店販)を原則とする製品でありますが、インターネットや小売店等で販売されている事例が見受けられます。これを当社では、正規の販売ルート・販売方法ではない「非正規販売」と位置づけ、非正規販売対策委員会及び担当部署を設置し、非正規販売の監視及び調査のほか、法令違反の疑いがある非正規販売については行政機関に相談する等、非正規販売を完全に否定するための毅然とした対応・措置を講じております。しかしながら、何らかの要因により当社の製品がインターネットや小売店等で大量に販売される事態が生じた場合には、当社製品のブランド力や信用の低下、美容室の業績低下を招き、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ コーポレート・ガバナンスの充実 当社は、「コーポレート・ガバナンス ガイドライン」を定め、当社が目指す未来である「コタビジョン」をステークホルダーの皆様と共有し、最良のコーポレート・ガバナンスを実現することを目的としております。また、「コタビジョン」に基づいたコーポレート・ガバナンスを充実させることで経営の健全性及び透明性を確保し、ステークホルダーの皆様からの期待と信頼に係る責任を十分に果たしながら、永続・発展できる企業を目指しております。しかしながら、何らかの要因により「コタビジョン」の共有を深められない事態が生じた場合には、役員又は従業員による不正や不祥事の発生等、予期せぬ事態が生じる可能性が高まり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 地球環境の保全 当社では、「髪が美しくなれば美意識も磨かれていく。そうすれば、人や自然に対しても美しい心で接することができ、環境を気遣う意識へとつながる」と考え、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現のため、ステークホルダーの皆様とともに持続的な成長に向け、全社を挙げて地球環境負荷の低減及び環境保護に努めております。しかしながら、急速に地球環境に関する法規制が強化され又は新たに整備される等した場合、もしくは当社の対応が遅れた場合には、当社の事業活動への制限又は信用の低下を招き、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 その他、上記以外にも事業活動を継続していく上で、経済情勢の変化や天災、紛争、疫病の発生及び蔓延、消費者嗜好の変化、情報セキュリティ等、様々なリスクが考えられます。 当社では、こうしたリスクを回避又は影響を最小限に抑えるため、リスク管理体制の強化に取り組んでおりますが、想定を上回る事態が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,574字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当社は、「女性は髪からもっと美しくなれる」というコーポレートスローガンのもと、美容室でのカウンセリングを通じて、来店客に対して付加価値の高いヘアケア提案を行いました。特に、ヘアケアの基本であるシャンプー及びトリートメントの主力ブランド「コタ アイ ケア」を中心に美容室での販売を推進することで、多くの「女性のキレイ」を髪から応援しております。また、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」をベースに、独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を引き続き展開し、美容室の業績向上に向けた提案や経営に関する支援を行いました。売上高につきましては、2023年5月に発売した「コタエイジング バウンスアップ」の反動減があったものの、2024年8月に発売した整髪料の新製品「コタクチュール ベース」の販売が好調であったことにより、前期実績を上回りました。また、売上原価につきましては増収により増加し、販売費及び一般管理費につきましては、人件費等の増加により、前期実績を上回りました。これらの結果、当事業年度につきましては、売上高は9,376百万円(前期比2.6%増)と27期連続の増収(過去最高)、営業利益は1,831百万円(前期比4.7%減)、経常利益は1,834百万円(前期比6.1%減)、当期純利益は1,304百万円(前期比3.3%減)となりました。 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第43期の期首から適用しており、第42期については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。 なお、当社は美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っておりませんが、売上高の内訳は以下のとおりであります。区分前事業年度当事業年度増減額(百万円)増減率(%)金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)トイレタリー7,12173.56,85468.8△267△3.8整髪料1,66117.22,19522.053332.1カラー剤2592.72862.92710.5育毛剤4544.74524.5△1△0.3パーマ剤981.0991.011.1その他860.9810.8△4△5.0小計9,681100.09,970100.02893.0売上高控除△544-△593-△49-合計9,136-9,376-2392.6 当社は、2つのミッションである「世の中の美容室を一軒でも多く近代経営に導く」と「世の中の女性を一人でも多く髪から美しくする」を実現するために、トイレタリーの販売を中心とした「店販」を推進しながら、美容室の経営改善システムである「旬報店システム」を軸とした美容室の経営コンサルティング(コンサルティング・セールス)を展開することで、成長・繁栄につながるさまざまな提案を美容室に行っております。そのため売上高に占めるトイレタリーの割合は、同業他社に比べ高いことが特徴であります。 なお、総資産は、前事業年度から76百万円増加し、14,877百万円となりました。主な要因としては、現金及び預金が527百万円減少し、売掛金が194百万円、商品及び製品が189百万円、土地が129百万円、ソフトウエア仮勘定が105百万円増加したことによるものであります。負債は、前事業年度から90百万円減少し、3,670百万円となりました。主な要因としては、未払金が78百万円増加し、未払消費税等が83百万円、退職給付引当金が56百万円、未払法人税等が42百万円減少したことによるものであります。純資産は、前事業年度から167百万円増加し、11,207百万円となりました。主な要因としては、自己株式が623百万円増加し、利益剰余金が791百万円増加したことによるものであります。なお、自己資本比率は、75.3%(前事業年度74.6%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から527百万円減少し、3,167百万円(前期比14.3%減)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により得られた資金は、998百万円(前期比1,169百万円減)となりました。収入の主な要因としては、税引前当期純利益1,834百万円、減価償却費367百万円によるものであります。支出の主な要因としては、法人税等の支払額589百万円、棚卸資産の増加297百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は、389百万円(前期比822百万円減)となりました。収入の主な要因としては、定期預金の払戻による収入4,000百万円によるものであります。支出の主な要因としては、定期預金の預入による支出4,000百万円、有形固定資産の取得による支出317百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は、1,136百万円(前期比650百万円増)となりました。支出の主な要因としては、自己株式の取得による支出623百万円、配当金の支払額513百万円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりませんが、区分別に示すと以下のとおりであります。a. 生産実績当事業年度における生産実績は、以下のとおりであります。区分金額(百万円)前期比(%)トイレタリー6,912101.6整髪料2,076151.5カラー剤271111.8育毛剤465121.4パーマ剤8693.1合計9,812110.4 (注) 上記の金額は、「代理店納入価×生産本数」により算出しております。 b. 受注実績当社は、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 c. 販売実績当事業年度における販売実績は、以下のとおりであります。区分金額(百万円)前期比(%)トイレタリー6,85496.2整髪料2,195132.1カラー剤286110.5育毛剤45299.7パーマ剤99101.1その他8195.0小計9,970103.0売上高控除△593-合計9,376102.6 (注) 1 総販売実績に対する売上高の割合が10%を超える販売先はありません。2 「その他」の区分は、美容室で利用される販売促進用品等であります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、社内で合理的な根拠に基づく適切な検討を経たものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。当社は、この財務諸表の作成にあたって「第5 経理の状況」に記載のとおり、有価証券及び棚卸資産の評価、減価償却資産の耐用年数の設定、退職給付引当金の認識、繰延税金資産や資産除去債務の計上等に関し、過去の実績や状況に照らして合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社の当事業年度の経営成績等は、以下のとおりであります。(売上高、売上総利益)売上高は、前事業年度と比較して239百万円増収の9,376百万円(前期比2.6%増)となりました。区分別の売上高は、トイレタリーが267百万円減収の6,854百万円、整髪料が533百万円増収の2,195百万円、カラー剤が27百万円増収の286百万円、育毛剤が1百万円減収の452百万円、パーマ剤が1百万円増収の99百万円、その他が4百万円減収の81百万円となりました。一方で、売上原価率は前事業年度と比較して、原材料費は高止まりしているものの、引き続き原価管理の見直しや一部製品の値上げ効果もあり、0.2ポイント上昇の30.4%となりました。売上総利益は、前事業年度と比較して146百万円増益の6,521百万円(前期比2.3%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)販売費及び一般管理費は、人件費等の増加により、前事業年度と比較して236百万円増加の4,689百万円(前期比5.3%増)となりました。営業利益は、売上総利益の増加額を販売費及び一般管理費の増加額が上回ったことから、前事業年度と比較して89百万円減益の1,831百万円(前期比4.7%減)となりました。 (営業外損益、経常利益、特別損益、税引前当期純利益)営業外収益は、前事業年度と比較して4百万円減少の29百万円(前期比14.0%減)となり、営業外費用は、前事業年度と比較して24百万円増加の27百万円(前期比702.4%増)となりました。経常利益は、前事業年度と比較して119百万円減益の1,834百万円(前期比6.1%減)となりました。特別損益については、当事業年度において計上すべき科目はありません。この結果、税引前当期純利益は、前事業年度と比較して119百万円減益の1,834百万円(前期比6.1%減)となりました。 (当期純利益)当期純利益は、前事業年度と比較して44百万円減益の1,304百万円(前期比3.3%減)となりました。1株当たり当期純利益は、前事業年度と比較して0.97円減少の46.81円となりました。 なお、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」に記載のとおり、当社は会社の着実な成長と永続という観点から、売上高経常利益率15%以上、ROE10%以上を目標値として定め、継続的かつ安定的に上回ることを目指しております。当事業年度につきましては、上記の要因から売上高経常利益率は19.6%と高い水準で目標値を上回りました。また、収益の構造上、総資産回転率及び財務レバレッジが比較的安定していることに加え、売上高当期純利益率が13.9%となったことから、ROEは11.7%となり、目標値を上回りました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析(資金の主要な使途)当社は、持続的な企業価値の向上を実現するため、会社の着実な成長と適正な利益水準の維持、適正な経営資源の配分に努めております。経営環境の急激な変化や不測の事態に備え、必要に応じて成長投資資金を調達できる強固な財務基盤の構築及び維持に努めることを基本方針としております。具体的には、営業活動によって得られた資金を、成長投資、手許資金、株主還元に適切なバランスで配分することを意識しております。成長投資としては運転資金、人材獲得及び育成費用、設備投資、研究開発費等に、手許資金としては今後の事業規模の拡大や研究開発・工場設備への投資、財務基盤の強化、安定的な配当を継続するための原資に、株主還元としては配当金の支払い等に充当しております。 (資金調達の方法及び状況)当社は、当事業年度末において、現金及び預金5,167百万円を有しており、当事業年度末の自己資本比率は75.3%と引き続き良好な財務体質を保っていることから、研究開発や工場設備への投資、コンサルティング・セールスを展開する営業体制の強化等に必要となる資金については、手許資金を活用することを基本としております。一方で、手許資金を上回る資金調達が必要となる場合には、対象となる投資等の規模や目的、時期等を十分に勘案し、資本市場や金融機関からの調達を検討する等、柔軟に調達手段を選択することとしております。なお、有利子負債はありません。 ④ 戦略的現状と見通し当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられました。一方で、原材料・エネルギー価格の高騰や円安に伴う物価上昇による個人消費への影響が懸念される等、先行きは不透明な状況が続いております。このような経営環境において、美容室の業績向上に資することができる独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」と「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」を展開することで、お取引先美容室のより一層の業績向上に取り組み、美容業界の発展と近代化に引き続き注力する考えであります。2026年3月期につきましては、引き続き、店販戦略の主力である「コタ アイ ケア」を中心としたトイレタリーを推進し、拡販を図るとともに、さらなる成長のための人材の獲得と育成、給与水準の引上げ等を中心とした販売費及び一般管理費の増加等を見込んでおります。
サステナビリティに関する考え方及び取組8,254字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、社内で合理的な根拠に基づく適切な検討を経たものであります。 (1) 基本的な考え方当社は創業以来、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」を通じた企業の永続・発展を志し、着実な成長路線を歩みながら、人に社会に環境にとって「いい会社」であり続けることを目指しております。また、当社では創業理念である「美を愛する心 文化を愛する心 平和を愛する心」に基づき、事業を通じて業界の発展と近代化に貢献することで、美容文化の醸成を通じて豊かで持続可能な社会の実現にも取り組んでおります。従いまして、サステナビリティをめぐる課題への対応が、中長期的な企業価値や収益機会の向上につながる重要な経営課題であることを踏まえ、全役員、全従業員、さらにはお客様、株主、お取引業者、地域社会等、当社を取り巻くステークホルダーの皆様とコタという会社を「共有」したいと考えております。当社が目指す未来である「コタビジョン」を通じて、ステークホルダーの皆様とコタという会社を「共有」できればコタはもっと強く、もっと「いい会社」になれると考えており、「コタビジョン」に基づいたコーポレート・ガバナンスを充実させることで経営の健全性及び透明性を確保し、ステークホルダーの皆様からの期待と信頼に係る責任を十分に果たしながら、永続・発展できる企業を目指しております。 (2) サステナビリティ全般① ガバナンス当社におけるサステナビリティに関連するリスク及び機会の監視及び管理に責任を有するガバナンス組織は、取締役会であります。この取締役会の責任は、「コーポレート・ガバナンス ガイドライン」及び経営危機対策規程において定めております。 具体的には、識別されたリスク及び機会について各委員会等及び担当部門から社内取締役、常務取締役、代表取締役社長へ適時に報告・共有を図るプロセスを踏まえてリスク及び機会のモニタリングを行っております。また、経営上重要な事項は社内稟議手続きを経て定時取締役会に上程され、対応策の決定及び指示を行っております。 サステナビリティに関するガバナンス体制 ② 戦略当社は、当社の存在意義と社会的要請の両立を経営の最重要要素に据えて、サステナビリティの推進に積極的に取り組んでおります。当社の存在意義とは、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現であり、「美容業界(美容室経営)の近代化」につながるかどうかを事業活動における判断基準としております。社会的要請(持続可能な企業活動)には、ステークホルダーの皆様と当社を「共有」することで、多様化するこれらの要請に対し、適時適切に取り組み、企業価値の向上に努めております。当社の存在意義と社会的要請から、当社にとって重要性の高い7つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、課題解決に向けた取り組みを一層進めてまいります。 コタベーシック7つの重要課題(マテリアリティ) 当社の存在意義・創業精神 美容業界(美容室経営)の近代化① ビジネスモデルの徹底 独自のビジネスモデルである「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」及び「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」の実践を通して、美容室の業績向上に努めます。・創業理念 美を愛する心文化を愛する心平和を愛する心② 安心・安全、高品質な製品づくり髪から女性を美しくする高付加価値で「安心・安全」な製品の開発及び品質管理に努め、製品の安定的な供給に努めます。社会的要請(持続可能な企業活動)・経営理念 私たちは創業理念を深く心に刻み、世のため、人のために事業を継続させます ・基本理念 「いい会社」を目指し続ける ③ 人的資本の充実 従業員の生産性向上に向けた人材育成方針と、将来的な企業の成長を担う人材の獲得と維持のための社内環境整備方針を定め、より共有を深める体制の充実に努めます。 ④ 投資家との対話 当社が目指す未来である「コタビジョン」を通じて、ステークホルダーの皆様とコタという会社を「共有」できれば、コタはもっと強く、もっと「いい会社」になれると考えており、持続的な成長と企業価値の向上を図る上で、ステークホルダーの皆様との良好・円滑な信頼関係を構築し、投資家との責任ある対話を行い、コミュニケーションの充実に努めます。 ⑤ 非正規販売対策 美容室専売品である当社製品が、インターネットや小売店等で販売されている事例が見受けられます。これを当社では、正規の販売ルート・販売方法ではない「非正規販売」と位置づけ、非正規販売を完全に否定するための毅然とした対応に努めます。⑥ コーポレート・ガバナンスの充実 さまざまな経営環境の変化に的確に対応するための「意思決定の迅速化」及び法令・ルールを厳格に遵守した「経営における健全性・透明性の確保」を追求し、永続・発展できる企業を目指します。⑦ 地球環境の保全 当社では「髪が美しくなれば美意識も磨かれていく。そうすれば、人や自然に対しても美しい心で接することができ、環境を気遣う意識へとつながる」と考え、創業精神である「美容業界(美容室経営)の近代化」の実現のため、ステークホルダーの皆様とともに持続的な成長に向け、全社を挙げて環境負荷の低減及び環境保護に努めます。 ③ リスク管理サステナビリティ全般に関連するリスク及び機会の識別及び評価は、経営企画部が中心となり、各委員会等及び担当部門と連携して行っております。識別、評価されたリスク及び機会は、上記「(2) サステナビリティ全般 ① ガバナンス」に記載のプロセスを通じてモニタリングを行っております。 ④ 指標及び目標当社は「コタビジョン」をステークホルダーの皆様と共有することを大切にしております。指標や目標にとらわれず、「コタビジョン」の共有度合いを高めることが課題解決につながると考えていることから、現段階では指標及び目標は設定しておりません。 (3) 気候変動への取り組み① ガバナンス気候変動に関するリスク及び機会の識別、評価及び対応を含むガバナンスについては、上記「(2) サステナビリティ全般 ① ガバナンス」に記載のとおりであります。 ② 戦略当社は、気候変動に関して外部環境の変化や様々な状況下におけるリスク及び機会を考慮するため、1.5℃シナリオと4℃シナリオを用いて、政策や市場動向の移行(移行リスク・機会)に関する分析と、気温上昇などによる物理的変化(物理リスク・機会)に関する分析を実施しております。 ・1.5℃シナリオ 気候変動の影響を抑制するためにカーボンニュートラル実現を目指した取り組みが活発化し、世界の平均気温を産業革命期以前と比較して1.5℃の上昇に抑えることを目指したシナリオ。1.5℃目標達成に向けた気候変動対策の推進により、各種規制が強化され、市場・消費者の環境意識も高まり、移行リスクが顕在化する。 ・4℃シナリオ 気候変動対策が現状から進展せず、世界の平均気温が産業革命期以前と比較して今世紀末頃に約4℃上昇するとされるシナリオ。物理リスクにおける異常気象の激甚化や海面上昇リスクによる影響が大きくなると想定されている。 (気候変動におけるリスク及び機会)リスク・機会の別シナリオ社会の変化リスク・機会の内容顕在化時期事業への影響度対応策 リスク1.5℃森林保護活動の高まりパーム油及びパーム油を由来とする原料の価格高騰、製造コスト及び原価率の上昇中期大・代替品の調達ルートの確保・製品の処方変更の検討炭素税等のカーボンプライシングの導入サプライヤーに対する炭素税の賦課による調達コスト及び原価率の上昇中期大・炭素税導入に関する動向把握・代替品の調達ルートの調査及び情報収集環境負荷が低い商品の需要増加バイオマスプラスチックの採用による調達コスト及び原価率の上昇中期大・樹脂量を削減する方策の検討環境配慮型ではない製品の売上低下中期中・環境配慮型の原料及び包装資材の調達と採用、原料点数を減らす等、製品の処方変更の検討再生可能エネルギーの普及原材料の調達コストの上昇、電気や熱等の利用コスト及び原価率の上昇中期中・省エネ設備の導入石化由来製品の規制石化由来プラスチックの使用規制による調達コスト及び原価率の上昇中期中・プラスチックリサイクル業との連携による低コスト化及び新規素材、新規技術の探索・環境配慮型の原料及び包装資材への変更4℃災害の激甚化サプライチェーン機能の停止による原材料の調達難、生産活動及び製品供給の遅延・停止短期大・新規調達ルートの情報収集及び確保・BCP(事業継続計画)の作成・在庫水準の引き上げ・協力会社との製造協定締結・在庫拠点の分散化 機会1.5℃再生可能エネルギーの普及環境に配慮した原材料の使用(集約)が進み、それに伴う調達コストの低下長期中・当該原材料を活用した製品の開発及び販売促進4℃平均気温の上昇冷感製品の需要増加、美容室のメニューの多様化及び洗髪習慣の変化(シャンプー回数の増加)中期小・冷感製品の開発及び販売促進・美容室へのコンサルティングの強化 (注) 1 顕在化時期の「短期」は1~2年、「中期」は3~9年、「長期」は10年以上を示しております。2 事業への影響度の「大」は大きな影響がある、「中」は一定程度の影響がある、「小」は軽微な影響があるを示しております。 ③ リスク管理当社では、気候変動に伴うリスク及び機会について、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオごとに洗い出し作業を行い特定いたしました。その特定したリスク及び機会のうち、製造及び供給といったメーカーとしての観点、時間軸の観点、財務的観点を総合的に勘案して優先順位(重要度)の高いものを識別及び評価しております。当該リスク及び機会については、環境開示小委員会(注)で識別及び評価を行っております。 識別及び評価した結果については、2025年6月において内部統制委員会及び取締役会へ報告・共有しております。なお、気候変動に伴うリスク及び機会を管理するプロセスについては、上記「(2) サステナビリティ全般 ① ガバナンス」に記載のプロセスを通じてモニタリングを行っております。 (注)環境開示小委員会とは、情報開示委員会又は環境委員会の委員の横断的な組織をいいます。 (環境開示小委員会の参加者の所属部門) 広報・IR部、経営企画部、経理部、総務部、研究部、生産部 (環境開示小委員会での主な検討事項) ・気候変動に関するリスク及び機会の識別及び評価 ・GHG(温室効果ガス)排出量の算定と進捗状況の確認 ・ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)をはじめとする気候変動に関する枠組みの情報収集 ・有価証券報告書等における開示内容の検討 ④ 指標及び目標当事業年度より、Scope1・2のGHG排出量の測定を開始しております。なお、今後につきましては、Scope1・2のGHG排出量の推移とともに、削減目標及び削減策について検討を重ねたいと考えております。 (Scope1・2の実績と推移)(単位:t-CO²e) 第45期第46期Scope1 377380Scope2 844791合計 1,2221,172 (4) 人的資本経営の取り組み① ガバナンス人的資本に関するリスク及び機会の識別、評価及び対応を含むガバナンスについては、上記「(2) サステナビリティ全般 ① ガバナンス」に記載のとおりであります。 ② 戦略当社では全役員、全従業員が共有し、目指している会社のあり方として、「『いい会社』を目指し続ける」という基本理念を定めております。 当社がイメージする「いい会社」とは、売上高の規模が大きかったり、立派な建物であったりする会社ではなく、また、決して短期間でつくり上げられるものでもなく、役員・従業員全員の日々の言動や思考の長期的な積み重ねによってつくられていくものであると考えております。このような考え方が役員・従業員の高い道徳観や倫理観の醸成につながり、ひいては当社と出会えて良かったと思えるような「いい会社」であり続けられる基礎になると考えております。 当社では、さらに「いい会社」へステップアップするために、目先の損得ではなく善悪による判断基準により、常に全員が考え行動するように努めており、従業員の生産性向上に向けた人材育成方針と、将来的な企業の成長を担う人材の獲得と維持のための社内環境整備方針を次のとおり定めております。当社が持続的に成長を続けていくためには、これらの方針に基づいて共有を深めていくことが重要と考えております。 イ 人材育成方針 当社では、人材育成を重要課題の一つとして捉え、当社が目指す未来である「コタビジョン」を基に、長期的な視点で人材育成に取り組んでおります。教育専門部署を設置しており、従業員一人一人の能力を高め最大限引き出していくために、「コタビジョン」を深く理解するための研修をはじめ、役職別研修、コンプライアンス研修、ダイバーシティ研修及び社内IR説明会(注)等を実施し、意欲と能力を十分に伸ばす機会を提供しております。 (注)当社では、定期的に代表取締役社長が全部署に対して、会社の業績や考え方、今後の方向性等、会社について幅広く共有することに加え、社長が各部署へのメッセージや当社の従業員としてのあり方、判断基準等を従業員に直接伝える機会を設けております。このような取り組みを当社では「社内IR説明会」と称しております。 (2025年3月期における社内研修の実施状況) 研修名延べ参加人数主な研修内容 1新入社員研修33名コタビジョンの理解等2新入社員入社半年研修 (注)240名役員講演、営業方針等3Ⅰ等級研修 (注)3240名代表取締役社長が発信する「共有すれば強くなる」の考察、ハラスメント、情報セキュリティ等4入社2年目研修43名成功体験等の棚卸と今後の課題設定5入社3年目研修23名自身の役割や期待の理解等6入社4年目研修18名組織内での役割や将来ビジョンの構築等7新主任研修13名主任の役割及びマネジメントの基本等8役職者研修 (注)4109名代表取締役社長が発信する「共有すれば強くなる」の考察、ハラスメント、情報セキュリティ等9部課長研修35名代表取締役社長が講師となり、事例に基づいた考え方や部課長の役割等の共有10営業部門 役職者研修6
コーポレート・ガバナンスの概要2,900字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方イ 当社は、当社が目指す未来である「コタビジョン」を構成する「コタベーシック(経営の基本的な考え方)」及び「コタプリンシプル(事業活動の方向性・行動指針)」をステークホルダーの皆様と共有し、最良のコーポレート・ガバナンスの実現に取り組んでまいります。ロ 当社は、「コタビジョン」に基づいたコーポレート・ガバナンスを充実させることで経営の健全性及び透明性を確保し、ステークホルダーの皆様からの期待と信頼に係る責任を十分に果たしながら、永続・発展できる企業を目指します。ハ 当社の役員及び従業員は、「コタビジョン」を行動原則としてこれを実践します。また、取締役会は各種会議及び研修等の機会を通じて、「コタビジョン」を当社の役員及び従業員に広く浸透させます。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、取締役会及び監査役会による企業統治を図っております。取締役会は、組織体制及び事業規模等に鑑み機動性を重視し、2025年6月23日現在、常勤取締役7名(代表取締役社長小田博英、廣瀬俊二、平田律雄、河村省吾、吉田茂治、西村充弘、沖村英明)、社外取締役4名(原正和、山中智香、本城蓮華、大沢祐子)で構成されております。当社では、迅速な経営判断を目的に毎月の定時取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催しており、法定の決議事項に加えて重要な業務執行に関する事項について決議しております。なお、当事業年度については、取締役会を17回開催しております。監査役会は、2025年6月23日現在、常勤監査役1名(荒田均)、社外監査役2名(田邊宏嗣、里見良子)で構成されております。具体的な職務として、取締役会等の重要な会議へ出席し、取締役の業務執行について毎月の監査役会及び必要に応じて開催する臨時監査役会で協議を行うことにより、適法性を確保しております。なお、当事業年度については、監査役会を14回開催しております。当社は、コーポレート・ガバナンスの充実が、持続的な成長と中長期的な企業価値向上に向けての経営体制を構築する重要な課題の一つであると認識し、当該体制を採用しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ 内部統制システムの整備状況、リスク管理体制の整備状況当社の内部統制システムといたしましては、従業員による日常の業務活動において組織及び規程等により、その職務分掌・権限・責任を明示するとともに効率的な部門間牽制を行っております。リスク管理体制の整備状況といたしましては、会社においてリスクが発生したときの対策について、経営危機対策規程を定め、運用しております。ロ 責任限定契約の締結状況当社は、会社法第427条第1項に基づき、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、会社法第425条第1項に定める額としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該取締役及び監査役が責任の原因となった職務の遂行について、善意かつ重大な過失がないときに限られます。ハ 役員等賠償責任保険契約の締結状況当社は、役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約では、被保険者である役員等がその職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害について填補することとされております。ただし、故意による法令違反に起因して生じた損害は填補されない等、一定の免責事由があります。当該保険契約の被保険者は当社取締役及び当社監査役であり、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。 ④ 取締役会の活動状況当社は、当事業年度において取締役会を17回開催しており(うち臨時開催5回)、個々の取締役の出席状況は次のとおりであります。氏名出席回数小 田 博 英17回/17回廣 瀬 俊 二17回/17回平 田 律 雄17回/17回河 村 省 吾17回/17回吉 田 茂 治17回/17回西 村 充 弘17回/17回沖 村 英 明17回/17回原 正 和17回/17回山 中 智 香17回/17回西 尾 久美子4回/4回本 城 蓮 華17回/17回大 沢 祐 子13回/13回 (注)1 西尾久美子氏は、2024年6月21日開催の第45回定時株主総会終結の時をもって、任期満了により取締役を退任したため出席回数は退任までに開催された取締役会を対象としております。2 取締役大沢祐子は、2024年6月21日付で就任したため出席回数は就任後に開催された取締役会を対象としております。取締役会においては、会社の業務執行状況、その他必要と認める事項についての報告を行うとともに、新製品の開発・販売、重要なイベントの開催に加え、当事業年度においては、支店の移転、次期基幹システムの検討、給与水準の引上げ、人事異動・組織変更についての検討を行いました。 ⑤ 取締役会で決議できる株主総会決議事項イ 自己の株式の取得当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。ロ 中間配当当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。ハ 取締役、監査役の責任免除当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。 ⑥ 取締役の定数当社の取締役は18名以内とする旨を定款で定めております。 ⑦ 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めております。また、取締役の選任決議については、累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。 ⑧ 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。
役員の報酬等2,145字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、取締役会において取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しております。当社における取締役の報酬等は、当社が目指す未来である「コタビジョン」を実践し、持続的な成長と株価及び業績との相関性を重視した報酬体系とすることを基本方針としております。取締役の報酬等の算定及び決定方法は、取締役会の委任に基づき、定時株主総会において決議された報酬額を上限として、常務取締役2名が各取締役の職責や成果、会社の業績に関する経営指標を十分に勘案して報酬案を策定し、代表取締役社長小田博英が決定いたします。これらの権限を委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ、各取締役の担当業務について評価を行う方法として最も適切であると判断したためであります。取締役の報酬等の内容は、現金報酬を100%とし、固定報酬として基本報酬、変動報酬として賞与及び退職慰労金によって構成しております。〈報酬構成比率の目安〉 a.基本報酬基本報酬は、取締役就任初年度に、本人の経験及び見識を勘案して決定いたします。その後は、売上高経常利益率及びROE(自己資本当期純利益率)等の前期の業績のほか、各取締役の役位・職責・成果並びに従業員の昇給率等を総合的に勘案し、増額または減額を決定いたします。b.賞与賞与は、基本報酬の2ヶ月分を目安として、売上高、売上高経常利益率及びROE等の前期の業績のほか、各取締役の役位・職責・成果を勘案して決定いたします。社外取締役については、業務執行から独立した立場にあることに鑑み、基本報酬の1ヶ月分を目安として、期待される役割に対して職責を果たしているかを勘案して決定いたします。また、支給の有無については、当期の売上高経常利益率15%以上及びROE8%以上(以下、「基準比率」といいます。)の達成を基準とし、代表取締役社長が決定いたします。c.退職慰労金退職慰労金は、算出基準を定めた「役員退職慰労金規程」に基づいて決定いたします。その性質は、毎月の役員報酬の一部を積み立てるものであり、報酬の後払い的性格を有するものです。事業年度ごとの積み立て金額は、当該事業年度の基準比率の達成を基準として、次のとおりとしております。ⅰ 算出金額を全額積み立てた場合でも基準比率の達成が見込めるとき算出金額を全額積み立てるⅱ 算出金額を全額積み立てた場合に、基準比率の達成が見込めないとき 基準比率を達成する範囲内で算出金額を各役員で按分して積み立てるⅲ 引当金の積み立てを行わずとも、基準比率の達成が見込めないとき 引当金の積み立ては行わないⅳ ⅰ~ⅲの場合において、当該事業年度の決算が確定することにより引当金の積み立てに過不足があることが明らかになった場合は、これを翌事業年度の引当金に加算または減算するなお、支給に関しては算出基準の範囲を超えて支給する功労加算金等の追加は行わず、不支給または減額とする場合があるほか、支給後に不支給事由に該当することが判明した場合は、支給された退職慰労金の全部または一部を返還しなければならないことを規定しております。代表取締役社長により決定された取締役の個別の基本報酬は、月額として末日締、当月25日に支給いたします。賞与を支給する場合は、3月末日に支給いたします。退職慰労金は、株主総会決議後に「役員退職慰労金規程」の定めに従って支給いたします。 取締役会は、取締役の個人別の報酬等は、取締役会において決定した報酬の決定方針のとおりの手続き及び基準に従って支給されており、決定方針に沿うものと判断しております。取締役の報酬は、2022年6月17日開催の第43回定時株主総会において、年額500百万円以内(うち社外取締役は50百万円以内)と決議されております。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は12名(うち社外取締役は4名)です。監査役の報酬は、2008年6月24日開催の第29回定時株主総会において、年額40百万円以内と決議しております。当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は3名(うち社外監査役は2名)です。監査役の報酬は、定時株主総会において決議された報酬額を上限として、監査役会にて協議され決定しております。 ② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)基本報酬賞与退職慰労金取締役(社外取締役を除く。)289,777193,55535,07261,1497監査役(社外監査役を除く。)7,6256,6502277481社外役員41,59832,7884,0994,7108 ③ 役員ごとの報酬等の総額等氏名報酬等の総額(千円)役員区分会社区分報酬等の種類別の総額(千円)基本報酬賞与退職慰労金小田 博英104,117取締役提出会社62,51512,30829,293 (注)報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与使用人兼務役員が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況797字
5 【従業員の状況】(1) 提出会社の状況2025年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)39034.710.45,566 (注) 1 上記従業員数は就業人員であり、臨時社員(無期契約社員及び有期契約社員)11名は含んでおりません。2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3 当社は、美容室向けの頭髪用化粧品及び医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた記載はしておりません。 (2) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (3) 男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度男性労働者の育児休業取得率(%)(注1)労働者の男女の賃金の差異(%)(注2)全従業員正社員臨時社員・嘱託社員57.169.269.596.8 (注) 1 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号、以下「女性活躍推進法」という。)の規定に基づき算出したものであります。 3 当社では、男女で賃金の差は設けておらず、正社員における差異は、一般職において女性比率が高いことに加え、勤続年数の長い社員における男性比率が高いこと、男性の管理職比率が高いことによるものであります。4 臨時社員(無期契約社員及び有期契約社員)における短時間労働者については、正社員の所定労働時間(1日7.5時間)で換算した人員数を基に平均年間賃金を算出しております。
関係会社の状況22字
4 【関係会社の状況】該当事項はありません。
配当政策591字
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対する長期・安定的な株主還元を重要な経営課題の一つと考えております。将来の事業展開への備えと財務体質の強化のために必要な内部留保に配慮しつつ、継続的・安定的な配当を実施することを目指すとともに、株主価値の向上を図ること等を目的とした株式分割、自己株式の取得等については、市場環境や資本効率等を総合的に勘案したうえで実施することを基本方針としております。この方針に基づき、内部留保資金の使途につきましては、今後の事業規模の拡大や研究開発・工場設備への投資、財務基盤の強化、安定的な配当を継続するための原資等として備え、必要に応じて活用したいと考えております。また、剰余金の配当につきましては、配当性向30%を目途として、継続的・安定的に実施できるよう努めております。当事業年度の期末配当につきましては、2024年5月8日に発表いたしました1株当たり普通配当20円としております。この結果、当事業年度の配当性向は42.7%、純資産配当率は5.0%となります。なお、当社は取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年6月20日定時株主総会554,98920
研究開発活動1,064字
6 【研究開発活動】当社の研究開発活動は時代とともに変化する市場ニーズに適合し、環境、人体、頭髪にやさしい高品質な製品開発に重点を置いております。具体的には社内に設置している製品開発委員会及び研究部において市場動向、価格、原料、品質、コンセプト等を検討し、開発を進める体制をとっております。また、産学連携を含めた素材研究や基礎研究を行い、新たな製品開発に応用できる探索を行っております。現在、研究開発は、製品開発、基礎研究、薬事、知的財産の構成で運営しております。 (製品開発)コタクチュール ベース「コタクチュール ベース」は、毛髪に潤いとツヤを与えるウォーター層とオイル層の2層から成るアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)です。毛髪を補修する成分には、水に溶ける成分と油に溶ける成分があります。双方の毛髪補修成分を最適なバランスで配合した処方設計のため高い製品性能を有しております。なお、本製品の処方技術に関する特許を取得しております。特許に関する詳細は、2025年5月8日に公表いたしました「アウトバストリートメントにおける特許権取得のお知らせ」をご参照ください。 コタカール イー「コタカール イー」は、ヘアアイロンで仕上げたようなカールスタイルを、ご自宅でのハンドブローだけで再現できる特長を持つシステアミン系カーリング料です。エンドユーザーが気軽にカールメニューを受けていただける薬液となっております。 (基礎研究)現在の基礎研究の重点課題は以下の2点であり、外部研究機関、大学の協力を得ながら研究を行っております。① 界面活性剤による頭皮の「かゆみ」への影響とその軽減方法② 頭髪及び頭皮の老化現象に対する物性評価の測定方法の確立①につきましては、シャンプーをはじめ多くの化粧品に配合する界面活性剤が頭皮にどのような影響を与えるのかについて調査し、かゆみの軽減方法の確立を目的とした基礎研究を進めております。なお、かゆみの軽減方法について特許権を取得し、研究成果については第62回日本油化学会年会にて学会発表いたしました。②につきましては、加齢に伴う頭髪及び頭皮への影響を調査し、市場の拡大が見込まれるエイジングケア製品の開発につながる基礎研究を進めております。なお、本基礎研究について第29回糖化ストレス研究会にて学会発表いたしました。これらを中長期的テーマとして基礎研究を継続し、さらなる高品質な製品開発に努めてまいります。なお、当事業年度に支出した研究開発費の総額は509百万円であります。
主要な設備の状況582字
2 【主要な設備の状況】2025年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械及び装置土地その他合計面積(㎡)金額本社・物流倉庫 他(京都府久世郡久御山町)本社機能物流設備 他516,03623,6526,606(3,775)1,533,88030,5182,104,087112京都工場・保管倉庫(京都府久世郡久御山町)生産設備原料保管設備618,330253,0133,713343,6327,2181,222,19578COTA KYOTOLab(京都府久世郡久御山町)研究開発設備848,0862,0091,160202,21722,6511,074,96538東京支店 他12ヵ所(東京都渋谷区 他)販売設備研修設備489,641---29,630519,271162合計2,472,094278,67511,480(3,775)2,079,73190,0194,920,520390 (注) 1 帳簿価額の「その他」は、車両運搬具、工具、器具及び備品の合計であります。2 建物及び土地の一部を賃借しております。年間賃借料は287,714千円であります。なお、賃借している土地の面積は( )で外書きしております。3 従業員数は就業人員であり、臨時社員(無期契約社員及び有期契約社員)11名は含んでおりません。
監査の状況2,616字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況a.監査役監査の組織及び人員(a) 当社は、監査役会設置会社であり、常勤監査役1名、社外監査役2名で構成されております。(b) 各監査役の経験及び能力氏名経験及び能力常勤監査役荒 田 均事業会社における豊富な経験から財務及び会計に精通し、幅広い見識を有しております。社外監査役田 邊 宏 嗣公認会計士及び税理士として企業会計と税務に精通し、その豊富な経験と幅広い見識を有しております。社外監査役里 見 良 子公認会計士及び税理士として企業会計と税務に精通し、その豊富な経験と幅広い見識を有しております。 b.監査役及び監査役会の活動状況(a) 監査役会の開催及び出席状況当社は、当事業年度において監査役会を14回開催しており(うち臨時開催2回)、個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。氏名出席回数瀧 村 明 泰8回/8回村 田 智 之14回/14回竹 仲 勲14回/14回田 邊 宏 嗣6回/6回 (注)1 瀧村明泰氏は、2024年10月31日をもって辞任したため出席回数は辞任までに開催された監査役会を対象としております。2 監査役田邊宏嗣は、2024年10月31日付で就任したため出席回数は就任後に開催された監査役会を対象としております。(b) 常勤監査役の活動状況常勤社外監査役の村田智之は、代表取締役社長との面談を毎月1回定期的に実施し、経営方針を確認するとともに会社が対処すべき課題、会社を取り巻くリスク等について協議し、調査するとともにその内容は社外監査役にも適時に共有しております。また、取締役が参加している社内の重要な会議に出席して監査し、必要に応じて意見を述べております。その他、内部監査部門との緊密な連携のもと、事業所の監査を行うとともに、必要に応じて会計監査に随行しております。(c) 社外監査役の活動状況社外監査役の村田智之、竹仲勲及び田邊宏嗣は、すべての事業所を分担して往査するほか、毎月の監査役会において常勤監査役及び内部監査部門からの報告を受け監査に関する意見を述べております。また、村田智之及び田邊宏嗣は情報開示委員会に出席し、その専門的知見を活かして監査し、意見を述べております。 c.監査役会の具体的な検討内容経営各層の管理の仕組み及び運営に着目し、これを適法性、効率性の視点に立って監査することにより、経営管理の改善・向上に資することを基本方針としております。監査役会の具体的な検討内容は次のとおりであります。(a) 業務監査・会社法内部統制システムの整備(法令遵守、損失危険管理、情報保存管理及び効率性確保体制)状況と企業の社会的責任に鑑みた業務執行状況・金融商品取引法財務報告に係る内部統制環境整備状況・コーポレート・ガバナンス環境の整備状況・経営方針等に基づいた効率的な業務執行及びリスク管理の実施状況 (b) 会計監査・計算関係書類及び事業報告並びにこれらの附属明細書・会計監査人の監査の方法及び結果・会計監査人の職務の遂行が適正に実施されることを確認するための体制に関する事項監査役3名は、取締役会等の重要な会議に出席し、取締役の業務執行について監査役会で協議を行うことにより適法性を確保しております。また、村田智之は公認会計士及び税理士の資格を、竹仲勲は税理士の資格を、田邊宏嗣は公認会計士及び税理士の資格を有しており、その専門的な知識・経験等から当社経営に関する的確な助言を行っております。 ② 内部監査の状況イ 内部監査代表取締役社長直轄の独立した業務監査部門である内部監査室(4名)が、各部門での業務活動が適正かつ効率的に行われているかを日常的に監査しております。重要事項につきましては、代表取締役社長からの特命による監査等を実施することにより、内部監査システムの充実を図っております。ロ 監査の連携並びに内部統制部門との関係内部統制部門である内部監査室、監査役及び会計監査人での三者合同会議を定期的に開催することで、内外の経営環境に存在するリスクを監視し、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。ハ 内部監査の実効性を確保するための取り組み内部監査室は、監査の結果について代表取締役社長へ報告するとともに、取締役会においては必要に応じて報告を行い、監査役会においては毎月1回以上報告を行っております。 ③ 会計監査の状況イ 監査法人の名称監査法人和宏事務所ロ 継続監査期間1992年7月以降ハ 業務を執行した公認会計士南 幸治大嶋 豊ニ 監査業務に係る補助者の構成公認会計士 3名ホ 監査法人の選定方針と理由当社の監査法人については、当社の業務内容に精通しており効果的な監査業務を実施できること、審査体制が整備されていること、監査期間及び監査費用等が合理的かつ妥当であること、その他監査実績等を総合的に勘案し、選定しております。ヘ 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、監査法人が定期的に代表取締役社長及び担当取締役とのミーティング、監査役及び内部監査室との会議に参加し、会社の状況把握に努めていることや、会計監査については、経理部等の担当者へ直接確認を行っていることを勘案し、網羅的に実質的な監査が行われているものと評価しております。 ④ 監査報酬の内容等イ 監査公認会計士等に対する報酬の内容前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)17,000-17,000- ロ 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イを除く)該当事項はありません。ハ その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。ニ 監査報酬の決定方針監査日程等を勘案した上で決定しております。ホ 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査役会は、取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、取締役や会計監査人から必要な資料の提出及び説明を受けた上で、監査計画の内容が適正な監査を確保するために十分なものか、前事業年度の職務遂行状況が適正なものであったか、監査計画の内容や世間相場を勘案し、監査報酬額の妥当性についてそれぞれ検証し、会社法第399条第1項の同意をしております。
株式の保有状況908字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、主に安定的な配当収入を得る目的の株式を純投資目的である投資株式とし、取引先(販売先、仕入先、金融機関)への政策的投資を目的とした株式を純投資目的以外の目的である投資株式と区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、原則として株式の保有により関係強化が見込まれる等の合理的な理由がある取引先(販売先、仕入先、金融機関)に限り、政策的投資を行う方針としております。保有の合理性の検証は年1回取締役会にて行うこととし、当該取引先との取引の解消又は取引先の業績の悪化により保有株式の減損処理が見込まれる場合には、適宜売却を検討することとしております。なお、株主総会の招集等によって取引先の決算書を入手した際は、その都度、取締役を中心としたメンバーで決算内容を確認しており、必要に応じて取締役会で検証する体制をとっております。当事業年度末時点で保有する株式について、上記の基準を元に保有の適否に関する検証を行いましたが、該当する株式はなく、保有は適切であると判断いたしました。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式440,734非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式はすべて非上場株式であるため、記載しておりません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式21,10321,185 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式30--
沿革2,012字
2 【沿革】年月概要1979年9月業務用頭髪化粧品の製造及び販売を目的として、京都府久世郡久御山町に小田製薬株式会社を設立。1980年7月京都府久世郡久御山町に本社工場竣工。1980年9月薬事法(現 医薬品医療機器等法)に基づく化粧品製造業の許可取得。1980年12月薬事法(現 医薬品医療機器等法)に基づく医薬部外品製造業の許可取得。1984年7月本社工場北側に物流倉庫竣工。1985年4月京都府久世郡久御山町に情報研修室を開設。1987年4月名古屋市東区に名古屋営業所を開設。1988年3月本社工場南側に工場を増設。1988年4月金沢市に金沢営業所を開設。1988年10月東京都渋谷区に東京支店を開設。1988年10月名古屋営業所を名古屋支店に呼称変更。1989年5月鹿児島市に鹿児島営業所を開設。1990年4月情報研修室を京都営業所に呼称変更。1990年8月金沢市に金沢営業所自社ビルを竣工し、前営業所より移転。1991年10月本社敷地内に営業棟を竣工。1992年10月熊本市(現 熊本市南区)に熊本営業所を開設。1996年11月岡山市(現 岡山市北区)に岡山営業所を開設。1999年4月大阪市浪速区に大阪営業所を開設。2001年1月商号を「小田製薬株式会社」から「コタ株式会社」へ変更。2002年4月仙台市泉区に仙台営業所を開設。2002年9月大阪証券取引所市場第二部へ株式を上場。2004年3月東京都渋谷区に東京支店を移転し、研修スタジオを設置。2005年3月本社敷地内に社屋(研修センター含む)を竣工。2005年4月金沢営業所を金沢支店に呼称変更。2005年7月名古屋市名東区に名古屋支店を移転し、研修スタジオを設置。2006年8月岡山市(現 岡山市北区)に岡山営業所を移転。2006年10月大阪市西区に大阪営業所を移転。2006年12月京都市伏見区に京都営業所を移転。2007年6月横浜市中区に横浜営業所を開設し、研修スタジオを設置。2007年12月本社敷地内に社屋を竣工し、研究設備を拡充。2008年7月千葉市中央区に千葉営業所を開設し、研修スタジオを設置。2008年12月鹿児島市に鹿児島営業所を移転し、研修スタジオを設置。2009年11月石川県石川郡野々市町(現 石川県野々市市)に金沢支店を移転し、研修スタジオを設置。2010年3月熊本市(現 熊本市中央区)に熊本営業所を移転し、研修スタジオを設置。2011年3月仙台市青葉区に仙台営業所を移転し、研修スタジオを設置。2011年4月大阪営業所を大阪支店に呼称変更。2011年12月京都府久世郡久御山町に京都営業所を移転。2012年3月京都府久世郡久御山町に京都工場を竣工。2013年4月岡山市南区に岡山営業所を移転し、研修スタジオを設置。2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。 年月概要2013年8月横浜営業所を拡張。2014年3月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。2014年12月東京都渋谷区に「コタ パーク スタジオ(研修スタジオ)」を開設。2015年6月東京支店を拡張。2017年11月京都市下京区に「COTA KYOTO スタジオ オフィス(オフィス併設型研修スタジオ)」を開設し、京都営業所、教育研修室(現 教育研修部)を移転。2019年9月京都市下京区に営業第一部、京都営業所を移転。2020年4月仙台営業所、横浜営業所、千葉営業所、京都営業所、岡山営業所、熊本営業所、鹿児島営業所を仙台支店、横浜支店、千葉支店、京都支店、岡山支店、熊本支店、鹿児島支店に呼称変更。2021年2月名古屋市中区に「COTA NAGOYA スタジオ オフィス(オフィス併設型研修スタジオ)」を開設し、名古屋支店を移転。2021年6月東京都渋谷区に「COTA TOKYO スタジオ オフィス(オフィス併設型研修スタジオ)」を開設し、東京支店を移転。2021年11月大阪府枚方市に「コタ株式会社 枚方農園」を開設。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2022年6月京都府久世郡久御山町に「COTA KYOTO Lab(研究開発施設)」を竣工。2023年3月大阪市中央区に「COTA ОSAKA スタジオ オフィス(オフィス併設型研修スタジオ)」を開設し、大阪支店を移転。2023年4月福岡市博多区に福岡支店を開設。2023年6月福岡市博多区に「COTA FUKUОKA スタジオ オフィス(オフィス併設型研修スタジオ)」を開設。2024年8月京都市下京区に京都支店、京都府久世郡久御山町に営業第一部を移転。2024年10月仙台支店を拡張。 (注)研修スタジオ及び研修センターとは、美容師、代理店営業社員及び当社営業社員向けの教育施設のことであります。
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