中
株式会社中村屋
NAKAMURAYA CO.,LTD.
414億円売上高(FY2018)
2.8%ROE
60.1%自己資本比率
—財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2018の売上高は414億円(前年比-1.3%)。総資産436億円に対し自己資本比率は60.1%、ROEは2.8%。食料品の中央値(ROE 7.5%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは6億円の創出、現金及び現金同等物は31億円。従業員数は822人。直近のFY2026中間期は売上高125億円(前年同期比-1.7%)、純利益-13億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)3,200円2026-09-04
PER26.1倍
PBR0.73倍
配当利回り2.66%
時価総額(概算)191億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高414億円-1.3%
営業利益—
当期純利益7億円-81.1%
総資産436億円
純資産262億円
営業利益率—
ROE2.8%
自己資本比率60.1%
EPS122.7円
BPS4,398.6円
1株配当85円
配当性向69.3%
従業員数822人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE2.8%中央値 7.5%
営業利益率—中央値 4.5%
自己資本比率60.1%中央値 61.2%
健全性スコア—中央値 61.0点
帯は食料品(76社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 414億円 | — | 10億円 | 7億円 | 436億円 | 262億円 | 122.7 | 2.8% | 60.1% |
| FY2017 | 419億円 | — | 16億円 | 39億円 | 432億円 | 257億円 | 649.8 | 16.2% | 59.6% |
| FY2016 | 414億円 | — | 13億円 | 7億円 | 402億円 | 218億円 | 125.5 | 3.3% | 54.3% |
営業CF6億円
投資CF79百万円
財務CF-7億円
現金及び現金同等物31億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Confectionery262億円
Grocery102億円
Leasing9億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 中村屋取引先持株会 | 11.4% |
| 2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.8% |
| 3 | 株式会社みずほ銀行 | 4.9% |
| 4 | 三井不動産株式会社 | 3.1% |
| 5 | 株式会社ニップン | 2.3% |
| 6 | 日本カストディ銀行(信託口) | 2.2% |
| 7 | 日東富士製粉株式会社 | 2.2% |
| 8 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.0% |
| 9 | 中村屋従業員持株会 | 1.7% |
| 10 | 株式会社セブン-イレブン・ジャパン | 1.2% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 125億円 | -19億円 | -18億円 | -13億円 | -15.4% | 56.6% | -229.8 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 127億円 | -19億円 | -18億円 | -12億円 | -14.6% | — | -210.7 |
| FY2024中間 | 127億円 | -23億円 | -22億円 | -16億円 | -17.7% | — | -265.8 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢43歳
平均年間給与607万円
平均勤続年数19年
管理職に占める女性比率16.8%
男女の賃金の差異(全労働者)55.5%
男女の賃金の差異(正規雇用)69.2%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 1億円 | 4 | 27百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 15百万円 | 1 | 15百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容237字
3 【事業の内容】当社が営んでいる主な事業内容は、次のとおりであります。なお、区分方法についてはセグメント情報における事業区分と同一であります。 (1) 菓子事業当社が和菓子類、洋菓子類及び中華まん類を製造販売しております。(2) 食品事業当社が業務用食材類、市販用食品類及び調理缶詰類を製造販売するほか、レストランの経営を行っております。(3) 不動産賃貸事業当社が商業ビル及び土地の賃貸事業を行っております。 以上の事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,953字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針当社は、創業者の商業経営哲学を現在に受け継ぎ新たな歴史を築いていくために、理念体系を経営判断や日々の仕事の拠りどころとし、お客様にとって価値のある商品・サービスを提案することで社会の役に立つことを経営の基本としております。 中村屋の理念体系・経営理念「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」お客様が求める不変の価値と時代の変化に応じて変わる新たな価値を、中村屋で働く全員の力で実現し、お客様とともに喜び、ともに成長・発展してまいります。・ミッションお客様に対して「独自性を磨き、どこよりもおいしい商品を提供することで、感動と笑顔をお届けする」従業員に対して「ひとりひとりが覚悟と熱意をもって仕事に挑戦し、成長することで働く喜びが生まれる 風土をつくる」社会に対して「持続可能な社会の実現に貢献し、ステークホルダーとの信頼を築く」 ・ビジョン「中村屋は、創意工夫と挑戦で、これからのくらしに溶け込む、喜んでもらえる食を提案する」・ブランドステートメント(中村屋の約束)「変わらない「おいしい」を、いつもあたらしく。」 (2) 目標とする経営指標2027年3月期の業績目標につきましては、下記の目標達成を目指し、企業価値の向上を図ってまいります。経営指標目標●売上高377億円●営業利益14億円●営業利益率3.7% (3) 中長期的な会社の経営戦略① 基本方針当社は直近の業績動向や外部環境の変化を踏まえ、2022年度を初年度とする3ヵ年計画「2022年-2024年 中期経営計画」の見直しを図り、新たに、事業戦略の実行、それを支えるインフラ整備、組織文化の構築を促進「中期経営計画-中村屋2027ビジョン-」を策定いたしました。中期的な方向性として、4つの基本方針を掲げております。・理念経営の実践意思決定においては理念を判断軸にする・バリューチェーン・インフラの再構築企画・開発から生産、物流、販売に至るバリューチェーンの再構築戦略実行をモニタリングするインフラの整備・ブランド・人財育成への投資独自価値の体現や顧客接点の強化によるブランドイメージの向上戦略実行を担う人財育成や企業文化の醸成・「くらしに溶け込む食」による価値創造「選択と集中」と「独自価値の体現」による、顧客ニーズに合った食の提供 ② セグメント別事業戦略の骨子 ア.菓子事業中華まんビジネスにおいて、冬の季節商品から脱却し年間の定番商品を目指します。菓子類ビジネスにおいて、高付加価値な菓子で日常に彩りを添えていきます。 イ.食品事業市販食品及び業務用食品ビジネスにおいて、様々な「中食」の提案でゆとりある食生活に貢献します。レストランビジネスにおいて、ブランド発信の舞台として顧客の良体験を創出します。 ウ.不動産賃貸事業新宿中村屋ビルなど保有する土地資産を最大限活用し、安定的な収益確保による経営の安定化に努めます。 (4) 経営環境及び対処すべき課題景気は緩やかな回復傾向が見られるものの、原材料価格の高止まりや労働力不足の深刻化、中東情勢の悪化による原油供給の不安定化、米国の貿易政策などによる世界経済の不確実性の高まりなど、当社を取り巻く環境は、今後も先行きの不透明な状況が続くものと思われます。このような状況の中、当社は、2023年に策定した「中期経営計画−中村屋2027ビジョン−」で掲げた戦略を、これまでの進捗状況をふまえてブラッシュアップし、経営目標達成に向けた取組みを加速していきます。具体的には、中華まんビジネスでは、中華まんが年間を通じて「手軽に食べられる食」として定着するための商品力やプロモーションを強化するとともに、発酵・包餡技術を活かした新商品の開発を進めます。食品ビジネスでは、中価格帯のアイテムの拡充や新たな需要を狙った商品の発売、培った調理技術や商品価値を訴求するプロモーションの実施などにより、レトルト食品の展開拡大を図ります。菓子ビジネスにおいては、どら焼類をはじめとする餡を使ったスイーツの開発・拡販を進め、日常使いの ‘デイリー菓子’ の売場拡大に注力していきます。また、2025年11月に上市したオフィス常設型の社食サービス「Office Stand By You」においては、展示会への出展など認知拡大に努め、新たなビジネスモデルを構築していきます。加えて、2025年度に更新した基幹システムなどを活用し、業務の標準化・効率化をさらに進めていきます。以上の取組みを通じて成長力の高い企業へと変革させ、企業価値の向上を実現していきます。
事業等のリスク2,268字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、事態の発生回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、当社の事業に関連するリスクを全て網羅するものではありません。 (1) 食の安全・安心に関するリスクについて当社は、お客様に満足していただける価値ある商品とサービスをお届けするために、企画開発から原材料調達、生産、販売まで一貫した品質保証体制を確立し、日常の管理を万全な体制で取り組むとともに、品質監査体制においても、生産工場にFSSC22000等の食品安全規格を導入し食品安全マネジメントシステムを運用しております。さらに、分析評価技術研究センターにおいて、アレルギー物質検査や残留農薬検査及び残留動物用医薬品検査を実施することで、食の安全・安心を最優先課題とした自主管理体制及び安全確保の強化に努めておりますが、取り組みの範囲を超えた事象が発生した場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料の調達価格変動に関するリスクについて当社で製造販売しております主力商品の原材料につきまして、安全かつ安定的な供給先の確保、計画的在庫の備蓄、事前の価格交渉、適正な為替決済等を行い、価格変動リスクを可能な限り抑えております。しかしながら、産地の天候不順や自然災害等の不測の事態が発生した場合や、海外からの輸入に依存している原材料において、各種の衛生問題発生による輸入規制や、投機等による価格の高騰など想定を超えた状況が発生した場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外仕入れに関する商品のカントリーリスクについて当社の一部商品につきましては、海外より原材料調達を行っております。しかしながら、この原材料調達については、様々なカントリーリスクが考えられるため、調達が困難となり、一部商品の供給を停止せざるを得ない状況が発生する可能性があります。 (4) 取引先への依存リスクについて当社の多くの商品につきましては、協力会社に生産委託しております。生産委託は長期にわたる信頼関係による取引が続いており、安定的な製品供給が確保されると判断しておりますが、これらの委託先にて充分な生産ができない場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社は多数の得意先を有しておりますが、特定の販売先が売上高に占める割合が高い状況にあります。販売先とは今後も良好かつ緊密な関係を維持し、取引を拡大していく方針ですが、販売先の営業方針等により、当社との取引が相当程度減少した場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 気候変動に関するリスクについて当社は、主力商品のほか、多くの季節性商品を販売しており、気候変動による冷夏・暖冬・長雨といった異常気象により、販売実績だけでなく、商品供給の停滞による在庫過剰と、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 自然災害に関するリスクについて当社では、全国の販売店舗での営業展開や製造工場での生産を実施しております。これらの地域において地震や台風などの自然災害が発生した場合に備えて、防災や事故対応マニュアルの整備、防災訓練の実施、安否確認システムの導入と地震災害に対する事業継続計画(BCP)の策定など社内体制を整備し、緊急時に備えてはおりますが、危機管理対策の想定範囲を超えた天変地異の発生には対応できるとは限りません。その場合には当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 金利変動に関するリスクについて当社は、必要資金の一部を金融機関からの借入れによって調達しております。将来の金利変動に対しては、常に対応策を講じているものの、急速かつ大幅な金利変動があれば金利負担の増加などにより、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 有価証券時価下落等のリスクについて当社は、売却可能な有価証券を保有しております。これらの有価証券のうち、時価を有するものについては、全て時価にて評価されており、市場における著しい時価変動等があれば、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 情報システムに関するリスクについて当社は、生産、販売、管理等の情報をコンピュータにより管理をしており、運用につきましては、ウイルス感染によるシステム障害やハッキングなどによる被害及び外部への社内情報の漏洩が生じないよう最大限の対策を実施しております。しかしながら、予期し得ない事象により当社のシステムに障害の発生や、外部へ社内情報が漏洩する可能性があり、対応費用等、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 不動産賃貸事業に関するリスクについて当社は、商業ビルの賃貸事業を行っておりますが、商業ビル需要も景気の動向に影響を受けやすい傾向にあります。経済情勢の低迷により商業ビル需要が悪化した場合は、当社の不動産賃貸事業に悪影響を及ぼし、また、所有資産の価値の低下につながる可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,997字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(経営成績等の状況の概要)当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況当期におけるわが国経済は、インバウンド需要や所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、原材料の高騰や地政学リスクの継続、実質プラス成長となった個人消費についても、長引く物価高と実質賃金の伸び悩みにより節約志向が根強く続くなど、依然として経営環境は厳しい状況に置かれています。このような状況の中、当社は経営理念「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」のもと、「中期経営計画-中村屋2027ビジョン-」に掲げた戦略に基づき、経営目標達成に向けた取組みを進めました。具体的には、中華まんビジネスにおいて、電子レンジでそのまま温められる個包装の簡便性を訴求し、通年販売の強化及び需要の掘り起こしを行いました。菓子ビジネスでは、日常使いの‘デイリー菓子’について、どら焼類の製法見直しによる品質改良で増収を図るとともに、親しい間柄で贈り合うカジュアルギフトの需要拡大に対応しました。食品ビジネスでは、消費者のニーズに合わせた商品開発を積極的に行い、嗜好や利用シーンの変化に対応すべく、主力のレトルトカレーや中華調理用ソースの改良や品揃え強化を行うとともに、業務用販路において拡大する中食業態への提案を強化し、売上確保に努めました。また新宿中村屋本店では、季節商品の販売や賞味会の開催により、多くのお客様にご来店いただきました。これらの取組みに加え、原材料価格の高騰をはじめとする様々な利益圧迫要因に対し、原材料の調達方法や商品の価格・規格の見直しを実施するとともに、アイテムの絞り込みによる製造コスト低減や工場稼働率の平準化を推進し、収益体質の強化を図りました。以上のような取組みを行った結果、当事業年度における売上高は、37,351,144千円、前年同期に対し103,518千円、0.3%の増収となりました。利益面につきましては、営業利益は1,323,784千円、前年同期に対し253,367千円、23.7%の増益、経常利益は1,599,155千円、前年同期に対し322,091千円、25.2%の増益、当期純利益は917,517千円、前年同期に対し32,569千円、3.7%の増益となりました。セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。 ① 菓子事業菓子類では、ギフト商品の品質改良を行うとともに、主力商品「月の菓」の規格変更や新商品「月の菓 栗」などの新発売により、カジュアルギフトの品揃え強化を図りました。日常使いの‘デイリー菓子’類では、どら焼類のリニューアルを実施し、メディアでも紹介され話題となった「逸品どら焼」を中心に拡販に努めました。また、次期中核商品の育成に向けて、「小倉粒あんもなか」「焼きかりんとう饅頭」「あんこパイ」「ミルクまん」など、製餡技術を活かし素材や製法にこだわった商品のラインナップを強化し、展開しました。中華まん類では、量販店販路中心に個包装のまま電子レンジで温められる「肉まん」「あんまん」などを積極的に訴求し、年間を通じた拡販に努めました。さらに春夏期には「辛肉まん」、秋冬期には「濃厚チーズ肉まん」「てりやきチキンまん」を発売し、既存のお客様だけではなく、普段購入されないお客様にも様々な用途で楽しんでいただけるよう取り組みました。また、店頭でのレンジ試食販売やレンジ体験イベントなど、簡便さの訴求・認知向上に向けたプロモーション施策を実施しました。コンビニエンスストア販路では、「肉まん」「ピザまん」など基本商品類の改良による商品力向上と価格改定を実施しました。また売場の展開強化として、新商品「じゃがまるくん」「チーズ肉まん」やキャラクターコラボ商品を発売しました。その他、新たな顧客層・ニーズの可能性を探るため、スチーマーで販売する「チーズベーグル」を展開しました。新宿中村屋本店「スイーツ&デリカBonna」では、季節商品の販売や百貨店の催事出店などを積極的に展開し、新たな中村屋ファンの獲得とブランドイメージの発信に努めました。ブランド展開では、キャラメルスイーツ専門店「CARAMEL MONDAY」において、季節限定商品の発売やターミナル駅・商業施設での催事出店を継続的に実施することで、ブランド認知度の向上ならびに土産需要への対応を図り、売上拡大に努めました。また、新たな顧客層へのアプローチを目的として、量販店販路にて、姉妹ブランド「CARAMEL MONDAYの朝」の展開を開始しました。以上のような営業活動を行った結果、菓子事業全体の売上高は26,219,920千円、前年同期に対し613,650千円、2.3%の減収となったものの、営業利益は2,673,355千円、前年同期に対し128,004千円、5.0%の増益となりました。② 食品事業市販食品では、より多様化する消費者のニーズに対応するための取組みを進めました。レトルト食品類においては、老舗レストランの調理技術でソースにこだわり抜いた「シェフが仕立てた」シリーズを投入し、新たなユーザーの獲得に努めました。また、発売以来ご好評をいただいている、味わいの濃さ・深さを追求した「THE 濃厚」シリーズでは、新商品「芳醇マイルド」を発売し、商品ラインナップの拡充を図りました。中華調理用ソースでは、辛さと香りを自在に調節できる新商品「辛香自在麻婆豆腐」を発売し、お客様に新たな価値を提供しました。業務用食品では、レストランで培った調理技術を活かし、中食・内食販路へ向けた開発・提案を継続して推進しました。コンビニエンスストア向けのカレーでは、お取引先の施策に対応した商品を供給することでさらなる拡販を図りました。また、専門店小売業チェーン向けではPB商品のレトルトカレーを新発売し、売上の拡大に大きく貢献しました。外食販路においては、カフェチェーン向けに調理技術を活かしたコラボメニューを開発し、拡販を推進しました。直営レストランでは、新宿中村屋本店「カジュアルダイニングGranna」「レストラン&カフェManna」において、季節商品の販売や賞味会の開催を通じて、お客様により多くご来店いただけるよう努めました。「オリーブハウス」においても、旬の食材を取り入れた季節感あふれるメニューを提供することで、お客様の満足度を高め、集客力の向上を図りました。以上のような営業活動を行った結果、食品事業全体の売上高は10,218,687千円、前年同期に対し721,590千円、7.6%の増収、営業利益は644,389千円、前年同期に対し190,936千円、42.1%の増益となりました。③ 不動産賃貸事業不動産賃貸事業では、商業ビル「新宿中村屋ビル」において快適で賑わいのある商業空間の提供に努め、満室稼働の維持につなげました。また、武蔵工場の敷地の一部の事業用定期借地権や、旧東京事業所跡地の一般定期借地権による地代収入により、安定した売上を確保しました。以上のような営業活動を行いましたが、一部店舗の賃料改定の影響により、売上高は912,537千円、前年同期に対し4,422千円、0.5%の減収、営業利益は427,830千円、前年同期に対し24,751千円、5.5%の減益となりました。 (2) 当期の財政状態の概況資産、負債及び純資産の状況当事業年度末における総資産は、建物の減少691,465千円、原材料及び貯蔵品の減少535,987千円等があったものの、長期性預金の増加4,000,000千円、投資有価証券の増加2,019,847千円、土地の増加1,437,635千円等により、前事業年度末に比べ6,585,106千円増加し、50,094,059千円となりました。負債は、退職給付引当金の減少168,519千円、資産除去債務の減少150,758千円等があったものの、長期前受収益の増加3,155,108千円、短期借入金の増加1,000,000千円等により、前事業年度末に比べ4,870,701千円増加し、21,341,707千円となりました。純資産は、その他有価証券評価差額金の増加1,392,483千円等により、前事業年度末に比べ1,714,404千円増加し、28,752,352千円となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況当事業年度末の現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ、238,519千円増加し、2,854,185千円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、6,191,551千円の収入(前事業年度は5,165,354千円の収入)となりました。これは主に、前払年金費用の増加405,342千円等があったものの、長期前受収益の増加額3,155,108千円、減価償却費1,809,822千円、税引前当期純利益1,485,581千円等があったことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、6,261,436千円の支出(前事業年度は653,747千円の支出)となりました。これは主に、長期性預金の預入による支出4,000,000千円、有形固定資産の取得による支出2,273,145千円等があったことによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、308,384千円の収入(前事業年度は3,032,451千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額402,379千円等があったものの、短期借入金の増加額1,000,000千円等があったことによるものです。 (4) 生産、受注及び販売の状況① 生産実績当事業年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)菓子事業14,855,8445.1食品事業4,315,4201.8合計19,171,2644.3 (注) 金額は製造原価によっております。 ② 受注状況当社は受注生産をしておりません。 ③ 販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)菓子事業26,219,920△2.3食品事業10,218,6877.6不動産賃貸事業912,537△0.5合計37,351,1440.3 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合相手先前事業年度当事業年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)㈱セブン-イレブン・ジャパン14,373,35638.614,326,20138.4 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容① 経営成績の分析(売上高)売上高は37,351,144千円、前事業年度と比較し103,518千円、0.3%の増収となりました。菓子事業では、ギフト商品の品質改良や、主力商品の規格変更、新商品「月の菓 栗」などの新発売により品揃え強化を図りました。日常使いのデイリー菓子類ではどら焼き類のリニューアルを実施し、メディアでも紹介され話題となった「逸品どら焼き」を中心に拡販に努めました。また、次期中核商品の育成に向けて「小倉粒あんもなか」「焼きかりんとう饅頭」「あんこパイ」「ミルクまん」など、製餡技術を活かし素材や製法にこだわった商品のラインナップを強化し展開しました。中華まん類では、量販店を中心に春夏期には「辛肉まん」秋冬期には「濃厚チーズ肉まん」「てりやきチキンまん」を発売し、既存のお客様だけではなく、普段購入されないお客様にも様々な用途でお楽しみいただけるように取組み、年間を通じた販売に注力しました。また、コンビニエンスストア販路では、中華まんの基幹商品に加えバラエティ商品や人気キャラクターとのコラボレーション商品を期間限定で発売し、売場展開強化と顧客層の拡大に努めました。しかしながら、販促キャンペーンの回数減少や前期に行った直営店舗閉鎖の影響から、前事業年度と比較し613,650千円、2.3%の減収となりました。食品事業では、発売以来ご好評をいただいている、味わいの濃さ・深さを追求した「THE濃厚」シリーズに、新商品「芳醇マイルド」を発売し、商品ラインナップの拡充を図りました。中華調理用ソースでは、辛さと香りを自在に調節できる新商品「辛香自在麻婆豆腐」を発売しお客様へ新たな価値を提供しました。業務用食品では、レストランで培った調理技術を活かし、中食・内食販路へ向けた開発・提案を継続して推進しました。各販路については、各施策に対応した商品の供給やPB商品のレトルトカレーの新発売、また、調理技術を活かしたコラボメニューの開発など拡販を推進しました。また、直営レストランでは、新宿中村屋本店「カジュアルダイニングGranna」「レストラン&カフェManna」において、季節商品の販売や賞味会の開催を通じて、お客様により多くご来店いただけるように努め、「オリーブハウス」においても、旬の食材を取り入れた季節感あふれるメニューを提供することで、お客様の満足度を高め、集客力の向上を図りました。以上のような営業活動を行った結果、前事業年度と比較し721,590千円、7.6%の増収となりました。不動産賃貸事業では、新宿中村屋ビルの満室稼働に加え、武蔵工場の敷地の一部の事業用定期借地権や、旧東京事業所跡地の一般定期借地権による地代収入による安定した売上を確保いたしましたが、一部店舗の賃料改定の影響により、前事業年度と比較し4,422千円、0.5%の減収となりました。(売上原価)売上原価は原材料価格や輸送費の高騰など様々なコストアップ要因に対し、価格改定や商品規格の見直しによる価値向上を実施するとともに、自社工場の平準化生産や商品の絞り込みによる効率化を推進した結果、対売上高比率は62.6%と前事業年度と比較し0.6ポイントの低減となりました。(販売費及び一般管理費)販売費及び一般管理費は、各事業の商品絞り込みによるリソースの集中化を図るとともに、多様な働き方を推進した結果、対売上高比率は33.9%、前事業年度と同率となりました。(特別損益)特別損益は、固定資産売却益5千円、投資有価証券売却益233,985千円、資産除去債務戻入益93,185千円を特別利益に、固定資産売却損337千円、固定資産除却損7,721千円、減損損失6,456千円、関係会社株式評価損405,035千円、工場再編関連費用21,199千円を特別損失に計上し、当期純利益は917,517千円(前事業年度は当期純利益884,947千円)となりました。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ 資本の財源及び流動性についての分析当社の資金の状況は、当事業年度末には2,854,185千円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、長期前受収益の増加等により、資金の収入は6,191,551千円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、長期性預金の預入による支出等により、資金の支出は6,261,436千円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加等により、資金の収入は308,384千円となりました。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、主として自己資金によって充当し、必要に応じて外部から資金調達を行っております。 (2) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りは不確実性を伴うため、実際の結果は異なることがあります。また、財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組4,087字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) サスティナビリティ全般① ガバナンス当社は、「真の価値を追求し、その喜びを分かち合う」という経営理念のもと、企業活動を通じて、環境・社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献することを目的として、2023年2月に代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。さまざまな社会課題の中から、当社とステークホルダーにとっての重要度を分析し、5つのマテリアリティを抽出するとともに、推進体制として、環境部会、品質安全部会、人財部会を設置し、評価指標の達成に向けて取組みを進めております。マテリアリティや評価指標については、取締役会で審議されるとともに、定期的に取組みの進捗状況を報告し、監督を受ける体制としております。 ② 戦略当社は、抽出したマテリアリティに関する基本的な考え方と方針を定め、活動を推進しております。(地球温暖化・気候変動の抑制)中村屋は、人びとが喜びを分かち合える持続可能な社会の実現に貢献するため、地球温暖化・気候変動の抑制に取り組みます。(地球温暖化・気候変動の抑制方針)私たちは、中村屋で働く一人ひとりの環境問題への意識向上を図り、全ての企業活動において、温室効果ガスの削減に努めます。(循環型社会の実現)中村屋は、地球にやさしく笑顔溢れる社会の実現に貢献するため、循環型社会の実現に取り組みます。(循環型社会実現方針)私たちは、企業活動で生じる食品廃棄物について、リデュース(ごみの減量)・リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の3Rを推進し、ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)を目指します。(食の安全・安心の確保)中村屋は安全・安心な商品やサービスを開発・提供し、お客様に感動と笑顔をお届けするために、品質保証体制の継続的改善と品質重視の文化醸成に取り組みます。(品質方針)中村屋は、企画・開発から生産・営業まですべてのバリューチェーンの業務プロセスにおいて、そこにかかわるすべての人が、お客様視点に立った品質保証を優先し実行することで、おいしさとともに、信頼され満足いただける安全・安心な商品・サービスをお届けします。(従業員が働きやすい会社の実現)中村屋は、従業員一人ひとりが覚悟と熱意をもって仕事に挑戦し、成長することで働く喜びが生まれる職場環境を目指します。(社内環境整備方針)私たちは、多様な働き方が出来る制度・仕組みを整えるとともに、快適に働ける職場環境を提供します。(多様な人財の活用)中村屋は、多様性を尊重した上で、挑戦する人が成長し、持てる力を存分に発揮できる風土を醸成するとともに、一人ひとりが働く喜びを実感できるような、人財活用・育成を目指します。(人財育成方針)私たちは、一人ひとりの挑戦や成長を支援する制度・仕組みをつくり、真の価値を創造する担い手を育成します。 ③ リスク管理当社は、「コンプライアンス・リスク管理委員会」において、リスク環境の変化に対応するため、危機管理基本規程に基づく、リスクアンケートを定期的に実施し、重要なリスクの選定と対応すべきリスクの優先づけを行い、対応策を講じることとしております。 ④ 指標及び目標当社では、5つのマテリアリティに基づき、評価指標を設定し、目標達成に向けて取組みを推進しております。戦略指標2025年度目標2025年度実績2026年度目標地球温暖化・気候変動の抑制CO2排出量2018年度比23%削減2018年度比30.5%削減2018年度比31%削減循環型社会の実現食品廃棄物売上げ100万円あたりの重量2015年度比30%削減2015年度比36.3%削減2015年度比40%削減食の安全・安心の確保「食品安全マネジメントシステム運用」※1内部監査の実施食品安全教育の実施実施率100%内部監査の実施食品安全教育の実施従業員が働きやすい会社の実現サーベイ結果(良い職場の実感)2024年度比1.10%アップ2024年度比2.14%ダウン2025年度比2.74%アップ多様な人財の活用サーベイ結果(働く喜びの実感)2024年度比1.20%アップ2024年度比1.62%ダウン2025年度比2.75%アップ ※1 食品安全マネジメントシステム規格のFSSC22000に基づいた運用 (2) 気候変動当社では、気候変動問題を重要な課題の一つとして認識し、2023年度よりTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に沿った気候変動への対応に着手しております。 ① ガバナンス当社では、地球温暖化・気候変動の抑制をサステナビリティに関するマテリアリティの一つとして、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会の下部組織である環境部会にて取組みを進めておりますが、TCFD提言で要請されている気候変動に係る情報開示については、「コーポレート・ガバナンス推進委員会」にて、その枠組みを策定し、サステナビリティ委員会に提案する形を取っております。気候変動に係るリスクと機会については、最終的に取締役会で審議されるとともに、定期的に進捗状況を取締役会に報告し、監督を受ける体制としております。 ② 戦略気候変動に伴って将来生じる可能性のあるリスク・機会について、確からしさと影響の大きさ2つの視点から特定するとともに、重要度を評価しました。このうち、重要度が高く試算可能なリスクを対象とし、2030年(短期)、2050年(中期)、2100年(長期)時点での財務影響を算定しました。当社では、特に重要度の高いリスクの軽減及び機会の創出に向けて対応策を明確化し、 1.5℃/2℃、4℃シナリオに対して、レジリエンスを有するように努めています。◆重要なリスクと機会主なリスク・機会当社への影響重要度時期※対応策1.5℃/2℃シナリオ4℃シナリオ移行リスク炭素税の導入・化石燃料由来の燃料、電気 料金コスト上昇に伴う、 操業コストの上昇中~高 短中期・工場、事業所での 省エネの取組み促進(設備更新、LED化、 空調効率化)・再生可能エネルギー の利用促進・容器包装の軽量化・ 素材変更消費者意識変化・環境配慮型商品の需要増加 による対応コストの発生中~高 ・コストに配慮した 環境配慮型商品の 新規開発・販売・認証取得の原材料・ 包装資材の使用物理的リスク台風・豪雨・洪水等の増加・激甚化・原材料仕入コストの増加 中~高中長期・調達先ならびに在庫 拠点の複数化・リスクを考慮した 拠点再編の推進・天候被害による工場・ 事業所の操業停止 高・物流機能の停止 高平均気温の上昇、気候パターンの不安定化・農作物の収穫量減少に 伴う、仕入原価の増加 中~高・原材料の調達先の 複数化・原材料国内在庫の確保機会消費者意識変化・光熱費高騰に際して、 消費者側のエネルギー コストが掛からない商品の 需要増加高 短中期・需要に対応した商品 開発と供給体制の 構築、推進台風・豪雨・洪水等の増加・激甚化・防災意識の高まりにより、 長期保存可能食品の需要 増加 高中長期 ※時期:2030年(短期)、2050年(中期)、2100年(長期) ◆事業インパクト評価特定されたリスクのうち、重要度が高く、試算可能なリスクについて、移行リスクとして炭素税導入による追加コスト、物理的リスクとして洪水発生時の拠点の浸水による追加コスト・被害額を試算しました。試算に当たっては、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と国際エネルギー機関(IEA)の情報に基づき、1.5℃/2℃上昇、4℃上昇を想定したシナリオを使用しました。(a)炭素税導入による追加コスト[移行リスク]国際エネルギー機関(IEA)の情報に基づき、単体の事業所等のエネルギー消費に伴い排出される温室効果ガス排出量に応じて課税される追加コストを試算しました。その結果、影響が最大となる1.5℃上昇シナリオで追加コストが大きくなり、2050年の影響は、約778百万円、2025年度売上に対して最大約2.08%となりました。(b)洪水発生時の工場・営業所の浸水による追加コスト[物理的リスク]気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が提供する将来予測データを用いて、当社の工場・営業所が洪水で浸水被害を受けた場合の追加コスト・被害額(事業を継続するのに必要な代替オフィスの借り上げ費、事業停止による売上減少額、浸水による建物・償却・在庫資産の毀損額)を試算しました。その結果、4℃上昇シナリオで財務影響が最も大きくなり、2100年の影響は約2,531百万円、2025年度の売上に対して6.78%となりました。 ③ リスク管理当社では、気候変動関連のリスク管理については、「コーポレート・ガバナンス推進委員会」において、TCFD提言に沿って、外部アドバイザーの助言を受けながら、気候関連リスクとリスクに対応する対応策を洗い出しております。その内容は、サステナビリティ委員会を介し、定期的に取締役会へ報告し、監督を受ける体制としております。また、特定したリスクは、確からしさと影響の大きさから重要度を評価し、重要と評価されたリスクと対応策については、取締役会に報告し、全社的なリスクとともに危機管理基本規程に基づき、「コンプライアンス・リスク管理委員会」にて管理することとしております。 ④ 指標及び目標当社では、気候関連のリスクと機会をマネジメントするため、2030年度における温室効果ガス排出量(Scope1及びScope2の総量)を2018年度比で38%削減することを目標としています。今後は、2050年カーボンニュートラルに向けて、当社事業に伴う温室効果ガス排出量の更なる削減に努めてまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要7,000字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスの体制・コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、株主をはじめとして、顧客、取引先、従業員、地域社会等ステークホルダーに対する責任を踏まえ、企業として持続的成長と企業価値の向上を目指すために、コーポレート・ガバナンスの基本的な考えであります「透明性のある経営」、「適法・公正な経営」及び「効率的な経営」の実現に努めます。・コーポレート・ガバナンスの概要当社は監査役会設置会社制度を採用しております。コーポレート・ガバナンスを一層充実させるため、2016年6月29日開催の定時株主総会で新たに社外取締役1名を選任し、社外取締役2名体制とし、取締役会の意思決定の有効性を客観的に確保し、当社の経営全般へ独立した立場からの助言機能・監督機能の強化を図っております。取締役会は原則月1回開催し、法令、定款及び取締役会規程に基づき、重要事項の決議をしております。また、常勤取締役で構成する経営会議の中で経営の方向性を審議しております。執行役員制度をより一層充実させ、事業部ごとの責任を明確化するとともに、権限委譲による業務執行機能のスピードアップを図っております。また、取締役会の任意の諮問機関として、過半数を独立社外取締役で構成する指名委員会及び報酬委員会を設置し、プロセスの客観性と透明性の確保を図っております。適法・公正な経営を行うことを目的として、代表取締役社長を委員長とし、常勤役員で構成するコンプライアンス・リスク管理委員会を設置しております。実務は、部長職で構成するコンプライアンス・リスク管理担当者委員会にて、規程類の整備、階層別コンプライアンス研修、財務報告に係る内部統制の管理、事業継続計画の策定等を推進するとともに、内部通報制度としてヘルプライン制度を運用しております。重要案件は、コンプライアンス・リスク管理委員会に報告し、決議することとしております。2018年4月に内部監査室を設置し、コンプライアンスへの適合性の検証等を行っております。 ・内部統制システムの整備の状況内部統制システムの整備状況の具体的な内容は以下のとおりになります。(イ)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・コンプライアンスに重点を置いた「中村屋行動規範」を制定し、全役職員に周知徹底する。・「コンプライアンス・リスク管理組織規程」に基づき、適法・公正な経営を行うことを目的としてコンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、コンプライアンスに関する体制を構築する。・各個別法に対応した規程・マニュアルを整備する。また、階層別にコンプライアンス教育・研修を継続的に実施する。・内部通報制度として、「中村屋ヘルプライン規程」に基づき、ヘルプライン制度を運用し、それにより内部統制システムの強化を図る。・内部監査室を設置し、コンプライアンスへの適合性を検証する。・財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法に基づく、有効かつ適切な内部統制を構築し、その運用状況の有効性を評価し、コンプライアンス・リスク管理委員会へ報告する。・市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは一切の関係を持たず、また、不当な要求に対しては、毅然とした姿勢で組織的に対応する。(ロ)取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・取締役の職務執行に係る情報は、「文書管理規程」及び「情報セキュリティ管理規程」等諸規程に基づき、保管・管理する。また、取締役及び監査役の職務執行にあたって閲覧が容易な状態で保管・管理する。(ハ)損失の危険の管理に関する規程その他の体制・「危機管理基本規程」に基づき、想定されるリスクに備えるとともに、有事が発生した場合には、迅速かつ適切な対応を図る。 ・代表取締役社長を委員長とするコンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、当社を取り巻くリスクに迅速かつ的確に対応できる体制を構築する。 ・当社は、お客様に満足していただける価値ある商品をお届けするために生産工場にFSSC22000等の規格を導入し、食品安全マネジメントシステムを運用する。・不測の事態や危機の発生時に当社の事業の継続を図るため、事業継続計画を策定し、その運用を図る。(ニ)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・執行役員制度をより一層充実させ、部門ごとの責任を明確化する。その上で経営監視機能の向上と権限委譲による業務執行機能のスピードアップを図る。 ・「稟議規程」に基づき、重要性に応じた意思決定を行い、また執行役員会を設置し、情報の共有化及び意思決定の迅速化を図る。 ・常勤取締役で構成する経営会議の中で重要案件を審議し、業務執行のスピードアップを図る。(ホ)取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を13回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催日数出席回数島田 裕之1313鈴木 達也33鍵山 敏彦1313弘中 雅裕1010中山 弘子1312藤本 聡1313 取締役会では、重要案件の決定や業績報告が行われております。(ヘ)監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項及び当該使用人の取締役からの独立性に関する事項・監査役の職務を補助する組織を設置し、その構成員(「監査役スタッフ」と呼称する。)をもって監査役の職務を補助すべき使用人とする。 ・監査役スタッフの人事等については、監査役との事前協議を行う。・監査役スタッフは、監査に関する取締役等の指揮命令を受けない。(ト)監査役の職務を補助すべき使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項・取締役及び使用人は、監査役スタッフの業務が円滑に行われるよう、監査環境の整備に協力する。 (チ)取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制 ・内部監査室が内部監査に関する状況を定期的に監査役に報告する体制を構築する。・取締役、執行役員、内部監査人は会社に重大な損失を及ぼす恐れのある事象の発生、または違法・不正行為を発見したときは監査役に報告する。・当社の内部通報制度の運用により、法令、定款、または社内規程に違反する重大な事実、その他コンプライアンス上の重大な問題に係る通報について、監査役への適切な報告体制を確保する。・当社の内部通報制度の運用により、監査役の職務の執行に必要な範囲に係る場合及び通報者が監査役への通報を希望する場合は監査役に報告する。 なお、当該通報者に対して、当該通報をしたことを理由とする不利益な取扱いを行うことを禁止し、その旨を取締役及び使用人に周知徹底する。 (リ)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制・監査役は執行役員会、コンプライアンス・リスク管理委員会等に出席するとともに、必要に応じ担当役員にその説明を求めることができる。 ・監査役と会計監査人及び内部監査人が意見交換し、連携した監査体制を構築する。・代表取締役は監査役及び会計監査人と定期的な意見交換を行う。・監査役がその職務の執行について生ずる費用の前払いまたは支出した費用等の償還、負担した債務の弁済を請求した場合、その費用等が監査役の職務の執行で生じたものでないことを証明できる場合を除き、担当部署においてこれを処理する。 ② 自己株式の取得当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能にすることを目的とするものです。 ③ 取締役の定数当社の取締役は、10名以内とする旨を定款に定めております。 ④ 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。また、選任決議は累積投票によらない旨を定款に定めております。 ⑤ 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を図ることを目的とするものです。 ⑥ 取締役及び監査役の責任免除当社は、取締役及び監査役がそれぞれの業務遂行に当たり、役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。また、当社は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の責任について、社外取締役及び社外監査役が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、法令が規定する額を限度とする旨の契約を社外取締役及び社外監査役と締結しております。 ⑦ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要等当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社の取締役、監査役及び執行役員であり、被保険者は保険料を負担しておりません。当該保険契約により、被保険者が会社の役員としての業務につき行った行為(不作為を含む。)に起因して、保険期間中に被保険者に対して提起された損害賠償請求にかかる訴訟費用及び損害賠償金等が填補されることとなります。ただし、当該保険契約では、填補する額について限度額を設けることや、当該被保険者が法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害の場合には填補の対象とならないこと等により、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。 ⑧ 会社の支配に関する基本方針についてア.会社の支配に関する基本方針の内容上場会社である当社の株式は、株式市場を通じて多数の株主、投資家の皆様による自由な取引が認められているものであり、当社の株式に対する大規模な買付行為や買付提案がなされた場合においても、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものである限り、これを一概に否定するものではありません。しかしながら、わが国の資本市場における株式の大規模な買付行為や買付提案の中には、その目的等からみて企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主の皆様に株式の売却を事実上強要する恐れがあるもの、対象会社の取締役会や株主の皆様が買付の条件について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買付者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買付者との交渉を必要とするもの等、対象会社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さないものも少なくありません。当社は、上記の例を含め、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を毀損する恐れのある大規模な買付等を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者としては適切でないと考えております。イ.基本方針の実現に資する取組みの概要当社は、2023年に策定した「中期経営計画-中村屋2027ビジョン-」で掲げた戦略に基づき、経営目標達成に向けた取組みを進めております。具体的には、中華まんビジネスでは、中華まんが年間を通じて「手軽に食べられる食」として定着するための取組みを続けるとともに、発酵・包餡技術を活かした新商品を開発・発売しております。食品ビジネスにおいては、事業拡大に向けた営業戦略の見直しや新定番となるレトルト食品の創出に努めるとともに、調理技術の効果的な活用と原材料高騰への対応を目的とした規格の見直しを行っております。菓子ビジネスにおいては、日常使いの‘デイリー菓子’定着に向けてラインナップの充実を進めるとともに、利益改善のための商品政策の見直しや物流・営業体制の効率化に取り組んでおります。また、「ものづくり」に関する技能伝承のためのマイスター制度や社内コミュニケーションの促進によってエンゲージメントを高め、人的資本の最大化を図り、戦略を着実に実行しております。さらに、食の安全・安心を確保するための品質保証体制の強化を進めております。以上の取組みを通じて利益体質のビジネスモデルに変革させ、企業としての価値向上および財務的な体力の強化を実現しております。ウ.会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み当社は、2023年5月22日開催の取締役会において、「当社株式の大規模買付行為に関する対応策」の一部を変更(以下、変更後の対応策を「本プラン」といいます。)し、継続することを決議し、2023年6月29日開催の当社第102回定時株主総会において株主の皆様にご承認いただき継続しております。その概要は以下のとおりです。(イ)当社株式の大規模買付行為等本プランの対象となる当社株式の買付けとは、特定株主グループの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当社株券等の買付けその他の取得行為、もしくは、結果として特定株主グループの議決権割合が20%以上となる当社株券等の買付けその他の取得行為、またはこれらに類似する行為をいい、かかる行為を自ら単独でまたは他の者と共同ないし協調して行うまたは行おうとする者を大規模買付者といいます。(ロ)大規模買付ルール大規模買付ルールとは、事前に大規模買付者が取締役会に対して必要かつ十分な情報を提供し、取締役会による一定の評価期間が経過した後に大規模買付行為を開始するというものです。(ハ)大規模買付行為がなされた場合の対応大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合には、当社取締役会は、仮に当該大規模買付行為に反対であったとしても、当該買付提案についての反対意見を表明したり、代替案を提示するなど、株主の皆様を説得するに留め、原則として当該大規模買付行為に対する対抗措置は講じません。ただし、大規模買付ルールを遵守しない場合や、遵守されている場合であっても、当該大規模買付行為が
役員の報酬等1,669字
(4) 【役員の報酬等】① 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針当社は、2024年4月30日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を一部改定しており、その概要は以下のとおりになります。(ア)基本方針当社の取締役の報酬は、同業種他社等の報酬水準、従業員給与等とのバランスを勘案し、持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう、適切な報酬水準とすることを基本方針としております。取締役の報酬は、健全なインセンティブの一つとして機能することを目的に業績連動制度を採用し、役位に応じ、基本報酬(固定報酬、業績連動報酬)及び業績連動賞与により構成されております。社外取締役の報酬は、固定報酬のみとしております。(イ)固定報酬固定報酬は、役員報酬の基本方針に基づき策定した役員報酬基準により、役位に応じた報酬を支給しております。(ウ)業績連動報酬・業績連動賞与に係る指標業績連動報酬に係る指標は、全社の営業利益であり、役員報酬基準に基づき、役位に応じて、算定した報酬を支給しております。また、業績連動賞与に係る指標は、当期純利益であり、役員報酬基準で定められた支給財源及び達成度合に応じて、個人別の支給額を決定しております。(エ)交付時期基本報酬は、年額報酬を12等分して毎月支給しております。また、業績連動賞与は、毎年7月に支給します。(オ)報酬種類ごとの割合基本報酬の支給割合の決定の方針は、固定報酬を約8割、業績連動報酬を約2割の比率としております。また、業績連動賞与は、基本報酬と算定方法が異なることもあり、支給割合の方針には加えないこととしております。(カ)報酬等の決定に関する事項当社は取締役会の諮問機関として、過半数を独立社外取締役で構成する報酬委員会を設置しております。同委員会において、取締役の個人別報酬決定の手続き、役員報酬基準及び業績連動報酬の適正性等につき審議し、取締役会に答申することとしております。取締役会は、その内容を踏まえ取締役の報酬等を決議することとしております。② 取締役の個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断した理由取締役の個人別の報酬等の内容の決定に当たっては、過半数を独立社外取締役で構成する報酬委員会にて、取締役の個人別報酬決定の手続き、役員報酬基準及び業績連動報酬の適正性等につき審議し、取締役会に答申し、取締役会にて決定するプロセスを経ているため、取締役会も決定方針に沿うものであると判断しております。③ 取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項当社の役員の報酬等に関する株主総会決議は、2007年6月28日の第86回定時株主総会であり、その内容は、月額報酬を年額報酬に改め、取締役9名に対し取締役の報酬総額を年額240,000千円以内、監査役4名に対し監査役の報酬総額を年額48,000千円以内で支給することとしております。④ 業績連動報酬等に関する事項当社は、強い収益体質を構築するため、本業の利益を示す営業利益と最終的な利益を示す純利益を重視し、指標として採用しております。当事業年度における業績連動報酬に係る指標の実績は、2024年度の営業利益1,070,417千円と各人別の担当業績であります。また、当事業年度における業績連動賞与に係る指標の実績は、2024年度の純利益実績884,947千円であります。⑤ 提出会社の役員の報酬等(ア)提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬賞与退職慰労金取締役(社外取締役を除く。)106,42591,82914,596--4監査役(社外監査役を除く。)15,00015,000---1社外役員20,99020,990---4 (イ)提出会社の役員ごとの報酬等報酬の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況679字
(2) 【従業員の状況】① 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)780(437)43196,0744.9 セグメントの名称従業員数(名)菓子事業514(137)食品事業105(252)不動産賃貸事業2(―)全社(共通)159(48)合計780(437) (注) 1.従業員は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ② 労働組合の状況当社に、全中村屋労働組合があります。なお、労使関係は安定しており特記すべき事項はありません。 ③ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者16.850.055.569.282.7 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況166字
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容TNH(HK) Holding Co.,Ltd.香港1,210万米ドルその他30%- (注)有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 当社は上記以外に関連会社1社を有しておりますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。
配当政策558字
3 【配当政策】事業活動で得られました利益の配分につきましては、株主の皆様への長期にわたり安定的かつ継続的な配当を重視するとともに、今後の事業展開を勘案した株主資本の充実により企業体質の強化を図ることを基本方針としております。当社の剰余金の配当は、年1回の期末配当を基本的な方針としており、配当の決定機関は株主総会であります。当事業年度の期末配当金につきましては、企業体質の強化並びに今後の事業展開などを勘案するとともに株主の皆様への安定的かつ継続的な配当を考慮の上、普通配当として1株に当たり75円00銭(通期)を、2026年6月26日開催予定の定時株主総会で決議して実施する予定であります。内部留保につきましては、財務体質の充実強化を図りながら長期安定的な経営基盤の確立に向けた今後の研究開発、環境保全、品質保証をはじめ、市場ニーズに応えられる生産設備の増強、商品力・サービスの向上、情報・物流システムへの投資、新規市場開拓、新規事業分野への展開など将来にわたっての企業価値向上につなげられるよう活用してまいります。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月26日定時株主総会決議(予定)428,59575.00
研究開発活動724字
6 【研究開発活動】当社は、長期的な企業成長の基盤となる基礎技術研究並びに事業戦略上急務と考えられる応用技術研究と開発研究に取り組んでおります。その中で、研究陣容の強化、研究設備の拡充に努めて参りましたが、当事業年度においても引き続いて社外機関との交流にも力を入れることにより、さらに充実した研究開発を進めております。なお、当事業年度における研究開発費は、738,468千円となり、そのほとんどが菓子事業における研究開発費用であります。 当事業年度の主な研究概要は、次のとおりであります。 (1) 商品開発当社の主力商品である中華まん類の新・改良商品の開発に不可欠な醗酵技術の研究及び酵母の機能研究を独自に進めるとともに、社外の研究機関との交流による新技術の開発・導入を積極的に推進し、基礎技術の蓄積に努めています。特に、コンビニエンスストア向け戦略商品である中華まん等の開発・改良を鋭意推進し、原材料の適正化とライン化対応に積極的に取り組み、品質並びに売上の向上に寄与しています。また、新たなファストフード商材の開発も推進しており、新規販路の開拓・拡大に結びつけるよう新商品開発に努めております。 (2) 基礎及び応用技術研究製品・商品の品質保証体制を確立するため、その基礎となる品質評価技術(理化学検査、微生物検査、官能検査)及び品質保持技術(品質劣化要因の解明とその防止等)の向上、並びに関連情報の収集を推進し、より高品質で安全性の高い製品・商品の提供に寄与するとともに、お客様に満足していただけるよう、潜在ニーズの発掘と独創性の発揮による製品・商品の開発をめざし、加工技術に関する情報収集と新技術を応用した商品開発を積極的に行っております。
主要な設備の状況1,104字
2 【主要な設備の状況】2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計神奈川工場(神奈川県海老名市)菓子事業菓子製造設備215,030152,27050,075(17,730)-233,702651,07643(45)埼玉工場(埼玉県久喜市)菓子事業菓子製造設備851,947532,53628,266(15,003)2,330137,0561,552,134101(43)つくば工場(茨城県牛久市)菓子事業菓子製造設備358,090311,370863,287(30,766)89,3774,4371,626,56059(3)神奈川工場(神奈川県海老名市)食品事業食品製造設備14,218156,2051,437,635(12,504)-2231,608,28245(70)武蔵工場(埼玉県入間市)菓子事業不動産賃貸事業菓子製造設備賃貸用土地4,103,248657,0163,080,834(82,597)619,98624,5208,485,60367(11)新宿中村屋ビル店舗(東京都新宿区)食品事業他販売設備他27,3046,153--13,30346,76037(63)大阪営業所他(兵庫県伊丹市他)菓子事業販売設備42,7564,5081,074,326(3,269)-16,1331,137,72328(10)直売店(東京都新宿区他)菓子事業販売設備9,361163--5,25714,7813(11)レストラン店舗(東京都新宿区他)食品事業販売設備0855--085517(117)旧東京事業所(東京都渋谷区)不動産賃貸事業賃貸用土地--8,770(8,557)--8,770-(-)東京事業所(東京都新宿区)全社事務所設備19,238998-39,844103,629163,710346(61)テストキッチン(東京都府中市)食品事業食品試作設備0251---2516(1)研究開発室(神奈川県海老名市)全社研究開発設備51,732100,059--10,680162,47126(2)新宿中村屋ビル(東京都新宿区)不動産賃貸事業賃貸ビル1,528,580-7,967,000(728)-2,8319,498,4112(-) (注) 1.帳簿価額の内「その他」には、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の金額が含まれております。2.従業員数の( )内は、臨時従業員を外数で記載しております。3.神奈川工場の土地の一部を賃借しておりましたが、2025年5月に購入いたしました。
監査の状況1,840字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社監査役会は、常勤監査役1名と社外監査役2名で構成されております。各監査役の状況及び当該事業年度に開催した監査役会への出席率は以下のとおりです。役職名氏名経験及び能力出席率常勤監査役齊藤 正樹営業部門、経営企画室及び内部監査室等多岐にわたる豊富な知識と実績を有しております。100%(13回中13回)社外監査役日向 研長年に亘る金融機関の役員としての経験から、財務・会計及び経営に関する相当の見識を有しております。100%(13回中13回)社外監査役小川 直樹弁護士として企業法務に関する専門知識と経験及びそれに基づく幅広い知見を有しております。100%(13回中13回) 当社における監査役監査は、監査役会で決定された監査方針、監査計画に基づき実施しております。監査役の主な活動としては、取締役会に出席し経営全般または個別案件に関する客観的な発言を行っております。常勤監査役は、執行役員会やコンプライアンス・リスク管理委員会他重要会議にも出席し業務の執行状況を監査しております。また、代表取締役と年4回、監査法人と年11回、内部監査室と年12回、経理担当役員等と年12回他、ミーティングを実施し意見交換、情報共有、課題の確認等を行っております。なお、主な活動のうち、具体的には、設備投資における重要案件の実施状況、設備の稼働状況の確認、労務管理の状況や休日取得・残業実施の状況確認等を行い、必要に応じて執行側へ提言を行っています。また、財務報告におけるリスクである繰延税金資産の回収可能性や固定資産の評価(減損)について、経理担当役員及び監査法人と議論を重ね、重点的に監査を行うとともに監査上の主要な検討事項(KAM)について監査法人と協議を行っております。 ② 内部監査の状況当社の内部監査については、内部監査室が3名体制で、監査役及び監査法人と情報交換を行うなど連携を図り、独立した立場から内部監査計画に基づき、内部統制の整備及び運用状況を検討、評価し、必要に応じてその改善を促す提言・助言を行っております。また、内部監査の実効性を確保するための取組みとして、代表取締役、取締役会並びに監査役及び監査役会に対して年1回以上、直接報告する機会を設けています。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称Mooreみらい監査法人 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(監査公認会計士等に対する報酬除く)該当事項はありません。 c.継続監査期間43年間業務執行社員のローテーション及びインターバルについては、法令に基づき、適切に実施されており、独立性は確保されております。 d.業務を執行した公認会計士吉村 智明 宇田川 和彦 e.監査業務に係る補助者の構成公認会計士6名その他8名 f.監査人の選任・再任の方針及び理由日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人の品質管理、独立性、専門性、監査体制、監査計画並びに監査報酬等を総合的に評価し、選定について判断しております。 g.監査役及び監査役会による監査人の評価監査役会は、日本監査役協会の「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、会計監査人の監査体制及び職務遂行状況等を総合的に評価しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)34,000-34,000- b.監査公認会計士等と同一のネットワークによる報酬該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する報酬につきましては、監査計画の範囲・内容・日数などの妥当性を勘案し、監査役会の同意を得たうえで決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由日本監査役協会の公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、取締役、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告を通じて、会計監査人の職務執行状況、監査計画の内容及び報酬額の妥当性等を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況2,722字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式(純投資目的である投資株式)と取引関係の維持・発展等を目的とするいわゆる政策投資目的とする株式(純投資目的以外の目的である投資株式)と区分し、当社は純投資目的以外の目的である投資株式を保有しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、毎年1回、取締役会にて、政策保有株式について、保有目的の適切性及び保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を精査し、保有の適否を検証しております。検証の結果、保有の妥当性が認められないと判断される株式については、縮減の対象として対応を進めております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式731,645非上場株式以外の株式258,518,084 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式514,119取引先持株会を通じた購入 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式3261,612 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ467,610467,610財務取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有1,215,786940,364㈱みずほフィナンシャルグループ182,768182,768財務取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有1,112,509740,393三井不動産㈱546,000546,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有903,903726,453㈱セブン&アイ・ホールディングス310,909306,506営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。取引先持株会を通じた購入。有660,215662,973松井建設㈱390,000390,000企業価値向上のための有益な情報収集先企業として、良好な関係の維持・強化。有618,150347,100三菱商事㈱113,700113,700営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。無604,543298,633㈱ニップン219,800219,800購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有596,317476,966キユーピー㈱133,100133,100購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有536,526388,652㈱三井住友フィナンシャルグループ94,78294,782財務取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有474,479359,698㈱ADEKA110,500110,500購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有398,905297,135日東富士製粉㈱50,00050,000購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有361,000334,500片倉工業㈱119,000119,000企業価値向上のための有益な情報収集先企業として、良好な関係の維持・強化。有328,440262,990キーコーヒー㈱93,50093,500営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有184,850190,927イオン㈱75,18224,823営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。取引先持株会を通じた購入。株式分割による株式数の増加。無141,68193,088松田産業㈱20,00020,000購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有124,40069,500㈱三越伊勢丹ホールディングス40,79339,750営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。取引先持株会を通じた購入。無116,40485,044伊藤ハム米久ホールディングス㈱6,0006,000購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有34,44025,110㈱キューソー流通システム12,10012,100営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有33,86821,453㈱久世15,00015,000営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有29,62528,020エイチ・ツー・オーリテイリング㈱8,9318,660営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。取引先持株会を通じた購入。無21,30019,581レオン自動機㈱5,2505,250営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有7,5866,605キリンホールディングス㈱2,5392,539購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有6,4115,275京浜急行電鉄㈱2,5982,468営業取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。取引先持株会を通じた購入。無3,9623,734ミヨシ油脂㈱1,0001,000購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有2,2371,688スーパーバッグ㈱244244購買取引における企業価値向上のための効率的・安定的関係の維持強化。有547554大成建設㈱-10,000-無-66,090SOMPOホールディングス㈱-8,250-無-37,298ミニストップ㈱-4,630-無-8,413 (注) 定量的な保有効果については記載が困難であります。保有の合理性は、取締役会により検証しております。
沿革3,109字
2 【沿革】 1901年12月 本郷東大正門前に相馬愛蔵個人経営の各種パン製造販売店中村屋創業1909年8月 新宿(現本店所在地)に移転し、本店とする1909年9月 日本菓子の製造を開始1923年4月 株式会社組織に改組、商号を株式会社中村屋とする(資本金15万円)1927年6月 喫茶部を開設、「カリーライス」「ボルシチ」を発売、この年、「月餅」「支那饅頭(現中華まん)」「松の実カステラ」など新製品発売1937年2月 「中村屋」の文字(中村不折の書)を商標登録1937年3月 中村屋のマーク(相馬安雄のデザイン)を商標登録1937年3月 本店敷地内の新工場竣工(鉄筋コンクリート造 地下1階、地上5階建)1938年4月 水羊羹の製造方法に関する特許を取得1940年6月 「カレーパン」を発売1948年9月 多摩川食品株式会社(旧航空食工業株式会社 資本金70万円)を吸収合併(この合併で資本金は110万円となる)1948年12月 当社、和菓子職人が独立し、当社専属の和菓子工場、黒光製菓株式会社設立1951年9月 東京都渋谷区笹塚一丁目50番9号に笹塚工場新設1953年2月 東京証券市場店頭に当社株式を公開1957年3月 東京証券取引所に当社株式を上場1958年12月 本社社屋増改築1959年10月 エース食品株式会社(1958年7月設立)に資本参加し、社名を株式会社中村屋食品と改称、当社の子会社とする(1997年4月 株式会社ハピーモアと合併)1963年11月 大阪市東淀川区加島町1212番地に大阪出張所開設(1965年9月豊中市に移転、1971年10月営業所に改組、1999年2月兵庫県伊丹市(現在地)に移転)1967年2月 大阪証券取引所に当社株式を上場1968年11月 神奈川県海老名市東柏ケ谷四丁目4番1号に神奈川工場新設1970年6月 千葉県松戸市新作字舟付225番地の1に東営業所開設(2004年9月野田市山崎に移転)1971年10月 名古屋営業所、静岡出張所及び埼玉県深谷市に北出張所開設1971年11月 札幌出張所開設(1974年9月に札幌市北区北11条に移転)1972年2月 東京、大阪両証券取引所市場第一部に指定替え1972年10月 埼玉県所沢市に西出張所開設(1974年4月営業所に改組、1974年10月入間市に移転、1986年8月所沢市に移転、2000年3月閉鎖)1973年6月 福岡市中央区那の津五丁目3番18号に福岡出張所開設(1974年11月福岡市博多区へ移転)1973年10月 黒光製菓株式会社に資本参加、当社の子会社とする1973年10月 笹塚工場1号棟建て替え、事務センター開設(1980年4月笹塚工場を東京工場に改称)1973年10月 名古屋営業所を名古屋市中村区に移転1977年10月 株式会社ハピーモアに出資、当社の子会社とする1979年7月 本社社屋改装(呼称 シェモア新宿中村屋)1979年10月 埼玉県南埼玉郡菖蒲町昭和沼17番地に埼玉工場新設(現久喜市)1981年4月 東京工場増改築1981年10月 札幌出張所及び福岡出張所を、それぞれ営業所に改組1982年4月 静岡出張所を静岡営業所に改組(1982年6月静岡市宮竹に移転)1982年10月 北出張所を北営業所に改組(2001年3月熊谷市に移転)1983年11月 神奈川県海老名市東柏ケ谷四丁目4番1号に神奈川第二工場新設(1989年3月神奈川第二工場を神奈川食品工場に改称、1992年3月食品工場に再改称)1987年8月 大阪証券取引所貸借銘柄に選定1988年9月 神奈川県海老名市東柏ケ谷四丁目4番1号に中央研究所新設(1995年3月研究開発室に改称)1989年9月 埼玉県南埼玉郡菖蒲町昭和沼17番地に中華まんじゅう工場棟新設(現久喜市)1990年9月 東京証券取引所貸借銘柄に選定1990年11月 笹塚NAビル着工(地下2階、地上18階)1991年3月 宮城県仙台市に仙台出張所を開設(2008年3月閉鎖) 1991年12月 株式会社エヌエーシーに出資、当社の子会社とする(1998年5月商号を株式会社エヌエーシーシステムに変更、2019年2月譲渡)1992年10月 サントリー株式会社との共同出資により株式会社レストランテ・バモラ設立、当社の子会社とする(1997年10月解散)1993年2月 株式会社エヌエーシーが笹塚NAビル(地下2階、地上18階建)、レストラン棟(地下1階、地上3階建)竣工1994年6月 食品工場生産設備増設1998年2月 株式会社エヌエーシーが笹塚NAビル敷地内の3階建レストラン棟を事務棟に改装し、NAビル別館とする1998年10月 茨城県牛久市桂町2200番46につくば工場新設1999年11月 株式会社中村屋フードサービスの株式を譲り受け、当社の子会社とする(1999年12月解散)2001年9月 東京工場の生産機能を他工場へ移転2001年12月 創業100周年を迎える2003年5月 食品工場のレトルト食品工程で厚生労働省の総合衛生管理製造過程(HACCP)認証を取得2003年10月 静岡営業所を出張所に再改組、静岡市駿河区中田三丁目1番4-1号に移転2004年8月 東京事業所に「菓子試作開発室」を設置2005年10月 株式会社エヌエーシーシステム(2005年10月商号を株式会社エヌエーシービルに変更)は、不動産の管理、スポーツ事業等の部門を株式会社エヌエーシーシステムとして会社分割を行い、当社は、同日付で、株式会社エヌエーシービルを吸収合併2009年9月 福岡営業所を福岡市博多区博多駅南五丁目8番37号に移転2011年10月 新宿中村屋本店ビル建替えに伴い本店休業2011年11月 新宿高野ビルに「新宿中村屋レストラン(仮店舗)」を開店2012年10月 名古屋営業所を名古屋市中村区井深町9番58号に移転2013年1月 「新宿中村屋ビル」建替えに着工2014年4月 連結子会社である株式会社ハピーモアから全事業譲受(株式会社ハピーモアは解散)2014年10月 商業ビル「新宿中村屋ビル」を開業、テナント8店、当社店舗3店・美術館をオープン2016年1月 札幌営業所を札幌市中央区北一条西二十丁目1番27号に移転2016年10月 当社の単元株式数を1,000株から100株に変更し、同時に10:1の株式併合を実施2017年1月 笹塚NAビルを売却2017年3月 北営業所を埼玉県北本市中央四丁目13番1号に移転2017年3月 静岡出張所を閉鎖2017年4月 連結子会社である黒光製菓株式会社から全事業譲受(黒光製菓株式会社は解散)2018年7月 埼玉県入間市大字狭山台字武蔵野234番に武蔵工場新設2019年1月 武蔵工場敷地内に工場見学施設「中華まんミュージアム」をオープン2019年2月 連結子会社である株式会社エヌエーシーシステムの全株式を譲渡2019年4月 東営業所を閉鎖2020年3月 名古屋営業所及び南営業所を閉鎖2020年7月 旧黒光製菓株式会社の敷地を売却2021年8月 東京事業所を新宿区西新宿六丁目24番1号に移転2022年3月 札幌営業所を閉鎖2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行2023年10月 東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ移行2024年5月 北営業所を閉鎖2026年3月 神奈川工場の菓子・パン類を製造する建物を閉鎖し、生産機能の一部を埼玉工場へ移転
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