か
かどや製油株式会社
KADOYA SESAME MILLS INCORPORATED
400億円売上高(FY2026)
7.5%ROE
79.1%自己資本比率
74財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は400億円(前年比+1.5%)。営業利益は38億円(営業利益率9.5%)、当期純利益は27億円。総資産473億円に対し自己資本比率は79.1%、ROEは7.5%。食料品の中央値(ROE 7.5%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは57億円の創出、現金及び現金同等物は120億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)2,345円2026-09-04
PER23.8倍
PBR1.73倍
配当利回り5.84%
時価総額(概算)624億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高400億円+1.5%
営業利益38億円+20.6%
当期純利益27億円+15.6%
総資産473億円
純資産374億円
営業利益率9.5%
ROE7.5%
自己資本比率79.1%
EPS98.7円
BPS1,355.9円
1株配当137円
配当性向138.9%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE7.5%中央値 7.5%
営業利益率9.5%中央値 4.5%
自己資本比率79.1%中央値 61.2%
健全性スコア74.0点中央値 61.0点
帯は食料品(76社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 400億円 | 38億円 | 41億円 | 27億円 | 473億円 | 374億円 | 98.7 | 7.5% | 79.1% |
| FY2025 | 395億円 | 32億円 | 34億円 | 24億円 | 435億円 | 353億円 | 256.1 | 6.8% | 81.0% |
| FY2024 | 357億円 | 31億円 | 34億円 | 23億円 | 427億円 | 344億円 | 245.1 | 6.7% | 80.5% |
| FY2023 | 337億円 | — | 32億円 | 22億円 | 415億円 | 327億円 | 241.2 | 6.9% | 78.9% |
| FY2022 | 322億円 | 35億円 | 40億円 | 28億円 | 394億円 | 312億円 | 301 | 9.2% | 79.1% |
| FY2021 | 314億円 | 30億円 | 31億円 | 21億円 | 363億円 | 291億円 | 228.4 | 7.4% | 80.1% |
| FY2020 | 338億円 | — | 35億円 | 26億円 | 384億円 | 280億円 | 277.5 | 9.4% | 73.1% |
| FY2019 | 344億円 | — | 44億円 | 29億円 | 362億円 | 265億円 | 320.6 | 11.5% | 73.2% |
| FY2018 | 306億円 | — | 51億円 | 35億円 | 329億円 | 249億円 | 370.4 | 13.9% | 75.7% |
営業CF57億円
投資CF-7億円
財務CF-9億円
現金及び現金同等物120億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Sesame Oil314億円
Edible Sesame Seed86億円
その他16百万円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 三菱商事株式会社 | 26.9% |
| 2 | 三井物産株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 21.9% |
| 3 | 小澤物産株式会社 | 11.5% |
| 4 | 小澤商事株式会社 | 4.6% |
| 5 | 国分グループ本社株式会社 | 3.0% |
| 6 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 1.6% |
| 7 | 伊藤忠商事株式会社 | 1.4% |
| 8 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.9% |
| 9 | かどや製油従業員持株会 | 0.7% |
| 10 | 株式会社SBI証券 | 0.4% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 206億円 | 25億円 | 25億円 | 17億円 | 11.9% | 81.5% | 183.7 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 197億円 | 20億円 | 21億円 | 14億円 | 10.2% | — | 152.4 |
| FY2024中間 | 180億円 | 20億円 | 22億円 | 15億円 | 11.0% | — | 158.4 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢42.4歳
平均年間給与766万円
平均勤続年数15.5年
管理職に占める女性比率11.9%
男女の賃金の差異(全労働者)75.4%
男女の賃金の差異(正規雇用)83.3%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 3億円 | 5 | 64百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 24百万円 | 2 | 12百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容449字
3【事業の内容】当社グループは、当社及び子会社2社で構成されており、ごま油や食品ごまなどの製品を製造・販売しております。当社グループは、2025年4月に制定したパーパス・ビジョン・バリュー(PVV)に基づき、パーパスである「ごまの価値を極限まで高めることで世界に貢献する」方針のもと、家庭用はもとより加工食品の原料や外食産業の業務用など、様々な用途に応じたごまに関連する製品を展開しております。当社グループにおいて、当社はごま油事業及び食品ごま事業等を行っており、連結子会社であるカタギ食品株式会社は食品ごま事業を行っております。また、Kadoya America Inc.は事業開始に向けて準備を進めております。2026年3月31日現在の、当社グループの事業の系統図及び出資比率は次のとおりであります。 [事業系統図] [議決権の所有割合又は被所有割合] (注)1.㈱MCアグリアライアンスは、当社のその他の関係会社である三菱商事㈱の子会社であります。2.小澤商事㈱は、当社の主要株主であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,885字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、パーパス(ごまの価値を極限まで高めることで世界に貢献する)・ビジョン(ごまを通じて社会課題の解決に取り組み、社員と会社の両方が持続的に成長する)・バリュー(ごまのパイオニアであり続ける/お客様第一主義/誠実・公平・偽りなく行動/差別なく、異なる考え方・文化・社会に敬意を払い続ける/自ら挑み、常に変化を生む)に基づき、当社グループのファンを基盤として中長期的に企業価値を向上させていく「ファンベース経営」を実践することでステークホルダーへの価値提供と企業価値向上を目指しております。 (2)中長期的な経営戦略当社グループは2028年度を最終年度とする中期経営計画に基づき、以下のような施策を着実に実行してまいります。 ・ファンの声を起点にした新商品/チャネルの開発・脱脂ごまに含まれるタンパク質の活用による新たな収益の柱の創造・商品力/ブランド力を活かした米国市場における更なる成長・DX推進による生産効率化(コストダウン)の追求・サプライチェーン上に存在する社会課題への解決に向けた取組・成長実現のための基盤となるコーポレート機能の強化 (3)経営上の目標とする指標当社グループは、如何なる経営環境下であっても「ごま製品の安定供給」という社会的責任を果たす観点から継続的に利益を確保できる経営体質の確立を目指しており、中期経営計画において資本効率性指標である「ROE(目標:中長期的に8%以上)」を重要指標としております。 (4)経営環境及び対処すべき課題①経営環境及び対処すべき課題当社グループを取り巻く事業環境は、エネルギー費・物流費等の上昇、為替変動、消費行動の変化に加え、気候変動や地政学リスクの高まりなどにより、事業運営の不確実性が一層高まっているものと認識しております。当社グループが今後対処すべき主な課題は、以下のとおりであります。 a 収益力の向上原材料価格や各種コストの上昇が継続する中、収益力の確保・向上は最も重要な経営課題の一つであると認識しております。このため、適正価格の実現、付加価値商品の育成、販売施策の高度化に取り組むとともに、国内外の成長機会を見極めながら、経営資源配分の最適化を進めてまいります。 b ブランド価値の向上当社グループが持続的に成長していくためには、ごまの価値を分かりやすく伝え、継続的な支持を得ていくことが重要であると考えております。パーパス・ビジョン・バリュー(PVV)に基づく一貫した理念体系のもと、ファンベース経営を通じてステークホルダーとの接点を強化し、品質、安全・安心、健康価値及び社会的価値を含めたブランド価値の向上に取り組んでまいります。 c 生産・研究開発・人的資本を中心とした経営基盤の強化品質の維持向上及び安定供給責任を果たすため、生産体制の最適化や品質保証体制の強化が引き続き重要な課題であると認識しております。あわせて、研究開発機能の強化、人材育成、DXの推進を通じ、変化する事業環境に柔軟に対応できる経営基盤の構築に取り組んでまいります。 d 持続可能な原料調達体制の強化主要原材料であるごまの安定調達及び品質確保は、当社グループの事業継続と競争力の観点から、継続的に取り組むべき事項であると考えております。調達先の多様化や産地との連携強化を進めるとともに、サプライチェーン全体を通じた品質管理や人権・環境への配慮を一層推進してまいります。 ②公正取引委員会からの排除措置命令及び課徴金納付命令の受領、並びに同命令に対する取消訴訟の提起について当社は、2024年3月に独占禁止法違反の疑いにより公正取引委員会の立入検査を受け、2025年5月14日に同委員会から排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。当社は、これら一連の命令について公正取引委員会との間に見解の相違があることから、取消しを求めて訴訟を提起しております。当該訴訟はその後2件に併合され、現在も係属中であります。なお、当社は、当該事象の発生に関わらず、かねてから社内教育の実施や内部統制の改善・運用等を行う等、継続的なコンプライアンス体制の強化に努めております。また、2025年1月には独占禁止法遵守規程等を定めており、今後も、コンプライアンスの遵守を徹底してまいります。
事業等のリスク4,761字
3【事業等のリスク】当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、主に以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)地政学・通商環境等に関するリスク当社グループは、原材料調達及び製品販売の両面において海外との取引が多く、地政学的リスクや国際通商環境の変化により事業活動が影響を受ける可能性があります。 ① 原料に関する影響当社グループが使用するごま種子は海外依存度が高く、主要生産国を中心とした地政学的要因、輸出入規制、検疫条件の変更等により、原料価格の変動や調達安定性に影響が生じる可能性があります。原料価格上昇分については価格転嫁を基本とするものの、転嫁が不十分となった場合には収益性に影響を及ぼす可能性があります。 ② 資材に関する影響国際情勢の不安定化や各国の政策変更により、包装資材、物流関連資材等の国際調達環境が悪化した場合、調達コストの上昇や供給遅延が発生し、製造原価の増加につながる可能性があります。 ③ 輸出・輸入に関する影響当社グループは海外市場、特に米国市場を成長分野と位置づけておりますが、通商政策の変更や関税措置の導入等により、製品価格の上昇や需要構造の変化が生じ、当社グループの販売数量や収益に影響を及ぼす可能性があります。一方で、競合他社との関税条件の差異等により、当社グループにとって有利に働く可能性もあります。当社グループは、既存の産地に捉われない調達先の多様化、新規産地及び供給サプライヤーの探索、現地有力サプライヤーとの関係構築等を進めるとともに、為替相場や仕入価格の変動状況を注視し、調達・販売両面で柔軟な対応を行ってまいります。なお、地政学的リスク及び通商環境の変化は不確実性が高く、当該リスクが顕在化する時期及び業績・財政状態への影響を合理的に見積もることは困難であると認識しております。 (2)品質と安全に関するリスク当社グループは、提供する製品やサービスの品質維持・向上のため、社長直轄部署である内部監査部門や品質保証部による自己点検、第三者機関による外部監査を活用しております。製品の安全確保に関しては、小豆島工場、袖ケ浦工場及び連結子会社のカタギ食品寝屋川工場で食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000を取得、運用を通じて安全衛生管理を推進しております。また、リスク発生予防のため、リスクの洗い出しや社外コンサルタントを起用した管理体制の見直し、従業員教育等にも取り組んでおります。更に、中期経営計画の見直しで掲げた「新規事業への注力」に伴い、新カテゴリー製品の内製化や新規設備投資が想定されますが、開発初期段階より品質保証部が携わりリスク低減を図り、新たに外部へ委託する際は、品質、安全リスクの増加が懸念されるため、品質保証部によりグループ内と同レベルで品質監査を行います。一方で、万が一問題が発生した場合の対応マニュアル整備、生産物賠償責任保険・生産物回収費用保険の付保を行っております。しかしながら、予見不可能な要因により、当社グループが提供する製品やサービスについて、品質・安全にかかわる問題が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。その程度につきましては発生事案の問題の性質により異なることから、見積りは困難であると認識しております。 (3)国内における自然災害に関するリスク当社グループは、地震や大型台風等の大規模な自然災害が起きた場合に、生産設備の毀損あるいは事業中断により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、香川県小豆島工場、千葉県袖ケ浦工場、大阪府寝屋川工場の複数の生産拠点を保有し、大規模災害に備えております。また、自然災害が起きた際の行動指針や役割分担を定めた「自然災害・事故等対応マニュアル」を整備し、災害被害の抑制・軽減を図る他、損失の発生に備え、小豆島工場、袖ケ浦工場及び寝屋川工場の地震災害や原料の水災害等を付保範囲に含む保険に加入しております。なお、当該リスクについて、コントロールすることが不可能な性質であることから、リスクの顕在化する時期及び可能性の予測は困難であると認識しております。また、当社グループの業績及び財政状態に与える影響の程度につきましては、当該リスク発生の規模により異なることから、見積りは困難であると認識しております。 (4)国内景気、人口減少に関するリスク当社グループの事業の大部分は、日本国内において展開しており、国内景気等による消費動向が事業に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、日本は少子・高齢化が進んでおり、このまま人口の減少が続きますと、市場の縮小に伴い製品販売数量が減少する可能性や、更なる企業成長のための基盤と考える人材の確保が困難となる可能性があります。当社グループでは、このような可能性を踏まえて、製品販売においては、ごま油の新たな需要創出、新たな高付加価値製品の開発、新規事業の開拓や海外市場展開の推進等の対策を講じておりますが、景気動向の悪化や当社グループ製品への需要低下等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、人材の確保においては、外国人採用等の多様性を意識した人材の採用や、働きやすい就業環境の整備や人材育成、キャリアアップ支援等による人材の定着に取り組んでおりますが、十分な人材を確保できなかった場合は、事業計画推進の支障となる等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、国内景気については、政府の施策や国外の経済状況等の様々な要因から影響を受けるため、当該リスクの顕在化する時期、可能性及び当社グループの業績及び財政状態に与える影響の予測は困難であると認識しております。また、人口減少の影響におきましては、当社グループの業績及び財政状態に与える影響について、特段の施策を講じなかった場合には、人口減少の程度と概ね比例し、リスクが顕在化するものと認識しております。 (5)法律等の諸規制・コンプライアンスに関するリスク当社グループは、「食品衛生法」、「食品表示法」、「製造物責任法」等の食品製造業に係る特有の法律のほか、事業活動を行うにあたり、国内外の様々な法令・規制の適用を受けております。また、米国に子会社を設置したことにより、米国における食品関連規制、取引・契約に関する法令、輸出入・通関、税務、労務等の法令・規制の適用も受けております。当社グループでは、国内外の法令遵守に向けた内部規程の整備、社内教育の実施、専門家の活用等を通じ、コンプライアンス体制の強化に継続的に取り組んでおります。しかしながら、法令・規制の変更や解釈の相違、各国・地域特有の制度への対応の不十分さ等により、予期せぬ法令違反や係争、行政対応等が生じた場合には、制裁金・追徴課税・訴訟対応等の追加的なコスト負担や、事業活動の制限等が発生する可能性があります。特に海外拠点においては、税務上の取扱い、雇用・労務に起因する紛争・訴訟等が生じる可能性があり、これらが顕在化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、これらの法律等の諸規制・コンプライアンスに関するリスクについては、規制環境や事業活動の状況が随時変化するため、その顕在化する時期や可能性の程度、ならびに当社グループの業績及び財政状態に与える影響を事前に合理的に見積もることは困難であると認識しております。(6)サイバーセキュリティに関するリスク当社グループは、サイバーセキュリティに関するリスクへの対応として、次の取組を推進しております。1.関連規程と対応策の継続的改善社内外におけるサイバー攻撃やシステム障害等の発生状況を踏まえ、情報資産管理や情報システムの利用に関する規程を継続的に見直し、対応策の改善に取り組んでおります。2.セキュリティ教育の継続的実施役職員に対し、規程改定時の周知に加え、標的型攻撃や不正アクセス等を想定した教育・訓練を継続的に実施し、人的要因に起因するセキュリティリスクの低減を図っております。3.セキュリティの仕組み強化ネットワーク防御、認証基盤の強化、ウイルス・不正侵入の検知及び隔離対策等の基本的なセキュリティ機能を整備するとともに、外部サービスや委託先を含めたシステム利用形態を踏まえ、監視体制の強化に取り組んでおります。しかしながら、近年、サイバー攻撃の手法は巧妙化・高度化しており、外部サービスや物流・基幹業務に関わるシステムを含め、第三者による不正アクセスやランサムウェア攻撃、システム障害等が発生した場合には、情報漏えい、業務停止、取引先・顧客対応等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、これらのリスクに備え、サイバーセキュリティ保険への加入等により、リスクの移転も図っておりますが、サイバー攻撃の発生時期や手法は予測が困難であり、当該リスクが顕在化する時期及び可能性を事前に見積もることは困難であると認識しております。また、当該リスクが顕在化した場合の業績及び財政状態に与える影響の程度については、発生する事象の内容や規模により大きく異なることから、現時点で合理的に見積もることは困難であると認識しております。 (7)関連当事者との取引に係る独立性に関するリスク当社において、三菱商事株式会社、三井物産株式会社、株式会社MCアグリアライアンス、小澤物産株式会社及び小澤商事株式会社は、関連当事者に該当しております。当社と各社の間には主に以下の取引関係があります。 ・三菱商事株式会社 : 主要販売代理店 ・三井物産株式会社 : 主要販売代理店及び主要仕入先 ・株式会社MCアグリアライアンス : 主要仕入先 ・小澤物産株式会社 : 資材等の仕入先 ・小澤商事株式会社 : 製品の保管荷役及び運送委託なお、各社との取引条件については、第三者と比較検討を実施した結果において、公正な取引条件で実施しており、独立性は担保しております。また、主要販売代理店及び主要仕入先として、三菱商事株式会社、三井物産株式会社及び株式会社MCアグリアライアンスの取引高の金額が大きいため、取引関係が解消した場合等には、ただちに代わりの企業を探すことが困難となることが予想されますが、その可能性は小さいものと判断しております。一方で、当社の監査体制の強化を目的として三菱商事株式会社より1名、三井物産株式会社より1名、小澤物産株式会社と小澤商事株式会社の役員を兼務する者1名を当社社外監査役としておりますが、同様に当社の独立性に影響を及ぼすリスクはないと考えております。以上により、上記各社との関係性が当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性は極めて僅少であると認識しております。 (8)感染症に関するリスク当社グループは、感染症のまん延が生じた場合には、顧客、取引先及び従業員等の安全を最優先とした上で、全社的な感染症対策のもと、安定的な製品の供給体制の確保に注力しますが、従業員の感染や物流機能の不安定化等に伴う事業活動の制限や、経済活動の停滞に伴う景気悪化等も予想され、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、リスクが顕在化する時期及び経営成績に与える影響を事前に見積もることは困難であると認識しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,933字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性から、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に、重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 業績等の概要(1)業績①当連結会計年度の経営成績の概況当社グループは、中期経営計画の達成に向けて、2025年4月に策定したパーパス・ビジョン・バリューを経営の判断軸とし、「ファンベース経営」の本格的な推進に努めてまいりました。当連結会計年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続いた一方、物価上昇は個人消費の下押し要因となりました。世界経済では米国の関税政策の影響が顕在化する中、金融政策の動向や地政学的リスク等により、原油価格を含む資源価格の変動など、先行き不透明な状況が継続しております。食品業界においては、原材料価格、エネルギーコスト、人件費及び物流費の高止まりを背景に価格改定が続く一方、個人消費には持ち直しの動きがみられました。外食需要は、一部で中国団体客キャンセルの影響がみられたものの、インバウンド需要が堅調に推移したことから緩やかに増加しました。このような環境下、当社グループの当連結会計年度の売上高は、販売数量が前期比2.9%増加した一方、販売単価が同1.4%低下し、数量増を主因として前期比1.4%増の40,030百万円となりました。利益面では、副資材代や人件費の増加があったものの、主原料価格の低下等により売上原価は前期を下回り、製品単価あたりの収益性改善に寄与しました。また、販売費及び一般管理費は、広告宣伝費が実施時期の後ろ倒し等により減少した一方、脱脂ごまのアップサイクル事業や新商品開発を含む研究開発体制の強化、人的投資の拡充等を、将来成長に向けた投資として実行したことにより前期比で増加しました。以上の結果、当連結会計年度の業績は、営業利益3,818百万円(前期比651百万円増)、経常利益4,060百万円(同666百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,724百万円(同367百万円増)となり、増収増益を確保しました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。1)ごま油事業家庭用では、「かどやファン」の拡大とブランド価値向上を目的に、純正ごま油と調合ごま油の違いを訴求したWeb動画広告及びTVCMを配信しました。あわせて、キッチンカーを活用し、各地で他食品メーカーとのコラボレーションによるメニューを通じて、純正ごま油の使い方や価値を体験的に伝える取り組みを行うことで、価格訴求に依存しない需要創出を推進し、販売数量は前期比で増加しました。業務用では、一部で中国団体客減少の影響がみられ、インバウンド需要も不透明感が残る局面となったものの、外食チェーン向けの新規採用や既存取引の拡大が進み、加工食品・給食向けを中心とした加工ユーザー向け販売も底堅く推移した結果、販売数量は前期比で増加しました。輸出用では、米国の関税政策の影響や物価上昇による市況変動の影響を受けたものの、需要動向に応じた販売対応に加え、当社ブランドに対する指名買い需要を背景に、販売数量は前期比で増加しました。以上の結果、ごま油事業全体では販売数量が前期比3.0%増、売上高は31,401百万円(前期比320百万円増)となりました。費用面では研究開発費や人件費の増加があったものの、数量増と原価改善効果により、セグメント利益は3,625百万円(前期比750百万円増)となりました。 2)食品ごま事業食品ごま事業では、加工ユーザー向けを中心に高付加価値商品の提案を進め、採算性を重視した販売対応を行いました。高付加価値商品のねりごまを中心に需要は安定して推移しました。その結果、販売数量は前期比2.3%増、売上高は8,611百万円(前期比342百万円増)となりました。高付加価値商品の販売拡大による増収があった一方、費用面では原料コストが高水準で推移した影響による原料代の増加や副資材代の増加があり、セグメント利益は184百万円(前期比53百万円減)となりました。 ②中期経営計画関連の当連結会計年度における取組当社グループは、2025年度を最終年度とする5ヶ年の中期経営計画について、2023年11月に外部環境の変化を踏まえ最終年度を2028年度に延長しております。当連結会計年度は、中期経営計画の実効性を高めるべく、「経営基盤の再整理」と「成長に向けた打ち手の具体化」に重点を置いた取り組みを進めました。 1)国内事業・商品開発当社グループは、用途区分(家庭用・業務用)を軸とする市場で事業を展開してきた一方、使用シーンに着目すると未開拓の市場機会が存在すると認識しております。飲食店における卓上化施策を推進し、ごま油を「かけて使う」食文化の浸透を図ることで、食卓領域における新たな需要創出に取り組んでおります。また、商品戦略ではボトル形状に代表されるブランド価値最大化を基本方針とし、品質や使用価値に見合った商品展開及び情報発信を推進しております。個包装ごま油を発売したほか、新商品の早期発売に向けた開発を進めております。2)海外事業北米市場を中長期的な成長ドライバーと位置づけ、米国に現地法人 Kadoya America Inc. を設立し、販売及びマーケティング体制の強化等を目的に事業基盤整備を進めております。さらに、将来的な需要拡大を見据え供給体制のあり方も検討するとともに、中南米、APAC、EMEAなど各地域において成長機会の見込めるターゲット市場を見極め、販売領域拡大の体制整備を進めております。 3)事業運営成長領域への対応力強化を目的として、たんぱく事業及びブランド戦略に関する全社横断での推進体制を整備いたしました。たんぱく事業では市場・技術面の検証を進めた一方、アレルゲン対応や用途開発に時間を要したため、初期投資を抑えた段階的立ち上げへと方針を見直し、用途開発及び高付加価値化を通じて中期的な収益基盤構築に取り組んでおります。また、IR活動の見直しにより、投資家属性を意識したメッセージ設計のもと、キャッシュの使途、成長投資及び株主還元に関する考え方を数値で説明し、DOEを指標とする配当方針の導入決定、株式分割の実施決議等を通じ株主基盤の拡充に向けた対応を進めました。 (2)経営上の目標の達成状況当社グループは中期経営計画において、企業価値の向上のため資本効率性指標であるROE8%以上の維持・継続という中長期的な目標を定めております。同計画による新たな事業戦略及び経営基盤の再構築等のもと、経営課題及び財務目標の達成に取り組んでまいります。なお、当連結会計年度のROEは7.5%となりました。 生産、受注及び販売の実績①生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)ごま油(トン)54,133101.8内訳 (ごま油(トン))(29,028)103.1(脱脂ごま(トン))(25,105)100.3食品ごま(トン)11,880100.9合計(トン)66,014101.6(注)1.ごま油生産数量には、輸入原料油、脱脂ごまを含みます。2.ごま油生産数量は、生産内容が異なるため内訳を記載しております。 ②商品仕入実績当連結会計年度の商品仕入実績は次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)その他(百万円)1427.4合計(百万円)1427.4 ③受注実績当社は受注生産は行っておりません。 ④販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)ごま油(百万円)31,401101.0食品ごま(百万円)8,611104.1報告セグメント計(百万円)40,013101.6その他(百万円)1616.7合計(百万円)40,030101.4 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)財政状態の分析(流動資産)当連結会計年度末の流動資産におきましては、前連結会計年度末に比べ4,035百万円増加し、34,404百万円となりました。これは商品及び製品が275百万円減少するなどの減少要因があったものの、現金及び預金が4,101百万円、売掛金が404百万円増加したこと等によるものであります。 (固定資産)当連結会計年度末の固定資産におきましては、前連結会計年度末に比べ225百万円減少し、12,941百万円となりました。これは投資有価証券が357百万円増加するなどの増加要因があったものの、袖ケ浦工場の減価償却等により有形固定資産が782百万円減少したこと等によるものであります。以上の結果、当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,809百万円増加し、47,346百万円となりました。 (流動負債)当連結会計年度末の流動負債におきましては、前連結会計年度末に比べ1,644百万円増加し、7,663百万円となりました。これは支払手形及び買掛金が829百万円、未払金が486百万円増加したこと等によるものであります。 (固定負債)当連結会計年度末の固定負債におきましては、前連結会計年度末に比べ10百万円減少し、2,241百万円となりました。これは繰延税金負債が79百万円増加するなどの増加要因があったものの、退職給付に係る負債が85百万円減少したこと等によるものであります。以上の結果、当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,634百万円増加し、9,905百万円となりました。 (純資産)当連結会計年度末の純資産におきましては、前連結会計年度末に比べ2,174百万円増加し、37,440百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益2,724百万円の計上と配当金の支払い921百万円の加減算により利益剰余金が1,802百万円増加したこと等によるものであります。 (セグメントごとの分析)当連結会計年度末のごま油セグメントの資産は、前連結会計年度末に比べ1,033百万円減少し、22,692百万円となりました。これは棚卸資産の減少等によるものであります。また、食品ごまセグメントの資産は前連結会計年度末に比べ608百万円増加し、8,430百万円となりました。 (2)経営成績の分析(売上高)売上高は、前連結会計年度に比べ1.4%増加し、40,030百万円となりました。主な内訳はごま油31,401百万円、食品ごま8,611百万円、その他16百万円であります。 (売上原価)売上原価は、前連結会計年度に比べ2.0%減少し、28,712百万円となりました。 (売上総利益)売上総利益におきましては、前連結会計年度に比べ1,170百万円増加し11,317百万円となり、売上高総利益率は前連結会計年度に比べ2.6ポイント増加し、28.3%となりました。 (販売費及び一般管理費)販売費及び一般管理費におきましては、前連結会計年度に比べ518百万円増加し7,498百万円となりました。主な内訳は、運送費及び保管料1,652百万円、給料及び手当1,419百万円、広告宣伝費638百万円、手数料751百万円、賞与引当金繰入額554百万円、販売手数料347百万円であります。 (営業利益)売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益におきましては、前連結会計年度に比べ651百万円増加し3,818百万円となり、売上高営業利益率は前連結会計年度に比べ1.5ポイント増加し、9.5%となりました。 (営業外収益・費用)営業外損益は、営業外収益256百万円から営業外費用14百万円差し引いた純額が、前連結会計年度に比べ14百万円増加し、242百万円の利益となりました。 (経常利益)営業利益に営業外収益・費用を加減算した経常利益におきましては、前連結会計年度に比べ666百万円増加し4,060百万円となり、売上高経常利益率は前連結会計年度に比べ1.5ポイント増加し、10.1%となりました。 (特別利益・損失)特別損益におきましては、減損損失を112百万円計上したこと等により、特別利益から特別損失を差し引いた純額は、前連結会計年度に比べ102百万円減少し、112百万円の損失となりました。 (税金等調整前当期純利益)経常利益から特別利益・損失を加減算した税金等調整前当期純利益におきましては、前連結会計年度末に比べ563百万円増加し、3,947百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益)法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計が1,223百万円となった結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ367百万円増加し2,724百万円となり、売上高当期純利益率は前連結会計年度に比べ0.8ポイント増加し6.8%となりました。なお、1株当たりの当期純利益は98円66銭(株式分割後)、ROE(自己資本当期純利益率)は7.5%、総資産経常利益率は8.9%となりました。 (3)キャッシュ・フローの分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ4,101百万円増加し、11,983百万円となりました。なお、当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、5,688百万円の収入(前期比5,304百万円収入増)となりました。これは法人税等の支払額1,130百万円など減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益3,947百万円、減価償却費1,066百万円、仕入債務の増加額826百万円などの増加要因があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、671百万円の支出(前期比412百万円支出増)となりました。これは工場の設備投資等に関する有形固定資産の取得による支出が375百万円あったこと等によるものであります。なお、いずれの支出も原資は自己資金によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、920百万円の支出(前期比4百万円支出減)となりました。これは配当金の支払いが920百万円あったこと等によるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性)資金需要当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、生産活動(原材料の購入や労務費、設備の修繕費等)及び販売活動(人件費や販売促進費の支払等)等による運転資金需要や、設備投資に関する設備資金需要になります。なお、設備投資については、生産活動維持のための設備更新のほか、市場拡大に備えた生産能力増強等について、市場環境や販売動向を注視した上で行う方針です。 資金調達当社グループの資金需要に対しては、原則として、営業活動によるキャッシュ・フローにおいて獲得した自己資金により充当する方針にあります。但し、原料価格の上昇や大規模設備投資等による一時的な資金不足が生じた場合には、金融機関からの短期借入による調達を行います。なお、当社では資金の流動性担保のため、取引銀行3行と当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております。これらの契約に基づく当連結会計年度末における当座貸越極度額は9,000百万円、コミットメントライン契約における借入未実行残高は3,000百万円になります。 株主還元当社グループは、株主の皆様への利益還元を経営の重点政策の一つとして位置付けており、期末配当の年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針とし、「連結の親会社株主に帰属する当期純利益の40%」または「連結株主資本配当率(DOE)3.5%」のいずれか高い方を目処とし、継続した配当を行えるよう努力してまいります。
セグメント情報2,493字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、製品の区分別のセグメントから構成されており、「ごま油事業」及び「食品ごま事業」の2つを報告セグメントとしております。「ごま油事業」は、家庭用及び業務用のごま油やごま油の副生成物である脱脂ごま等の製造及び販売を行っております。「食品ごま事業」は、家庭用及び業務用のいりごまやねりごま等の製造及び販売を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額連結財務諸表計上額(注2) ごま油食品ごま計売上高 顧客との契約から生じる収益31,0818,26939,3509939,450-39,450その他の収益-------外部顧客への売上高31,0818,26939,3509939,450-39,450計31,0818,26939,3509939,450-39,450セグメント利益2,8742373,112543,166-3,166セグメント資産23,7267,82231,5483131,57911,95643,536その他の項目 減価償却費9631651,129-1,129-1,129有形固定資産及び無形固定資産の増加額9628124-124110235(注)1.「その他」の区分には、「仕入商品販売」を含んでおります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額連結財務諸表計上額(注2) ごま油食品ごま計売上高 顧客との契約から生じる収益31,4018,61140,0131640,030-40,030その他の収益-------外部顧客への売上高31,4018,61140,0131640,030-40,030計31,4018,61140,0131640,030-40,030セグメント利益3,6251843,80983,818-3,818セグメント資産22,6928,43031,122431,12716,21847,346その他の項目 減価償却費9181471,065-1,065-1,065減損損失112-112-112-112有形固定資産及び無形固定資産の増加額15447201-201126327(注)1.「その他」の区分には、「仕入商品販売」を含んでおります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、建設仮勘定の増加額は含めておりません。 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)(単位:百万円) 売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計39,35040,013「その他」の区分の売上高9916連結財務諸表の売上高39,45040,030 (単位:百万円) 利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計3,1123,809「その他」の区分の利益548連結財務諸表の営業利益3,1663,818 (単位:百万円) 資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計31,54831,122「その他」の区分の資産314全社資産(注)11,95616,218連結財務諸表の資産合計43,53647,346(注)全社資産は、報告セグメントに帰属しない共用固定資産及び投資その他の資産であります。 (単位:百万円) その他の項目報告セグメント計その他調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度有形固定資産及び無形固定資産の増加額124201--110126235327(注)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、共用有形固定資産及び無形固定資産であります。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) ごま油食品ごまその他合計外部顧客への売上高31,0818,2699939,450 2.地域ごとの情報(1) 売上高(単位:百万円) 日本アメリカその他の北米、欧州等合計31,7825,6592,00739,450(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産海外に所在する有形固定資産はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) ごま油食品ごまその他合計外部顧客への売上高31,4018,6111640,030 2.地域ごとの情報(1) 売上高(単位:百万円) 日本アメリカその他の北米、欧州等合計32,6135,4591,95740,030(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,463字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】(1)サステナビリティ基本方針当社グループは以下のとおりサステナビリティ基本方針を策定し、ごま事業を通じて持続可能な社会の実現に取り組んでおります。具体的には、「ごまの生産者支援」、「気候変動対応」及び「職場環境の向上・多様性の重視・人材の育成」を重要テーマとしております。 (2)ガバナンス体制当社グループは、2026年4月にサステナビリティ推進室を新設し、全社的なサステナビリティの取り組みの強化、各テーマに対する全社目標の設定及びPDCA管理を推進しております。 (3)リスク管理当社グループは、主要原料であるごま種子について、そのほぼ全量を海外から調達しております。このため、ごま原料の調達においては、生産国の天候、作付状況や経済情勢といった市場環境の変化、戦争の勃発や政情不安等の地政学的リスク、国際情勢の変化等の影響を受ける可能性があります。また、気候変動や天候不順等によるごまの収穫量の変動、農家による他作物への転作や生産意欲の低下に起因する原料供給量の減少及び原料相場の高騰等により、原料コストの上昇や安定供給への影響が生じる可能性があると認識しております。さらに、台風・豪雨等の自然災害により、生産拠点の操業やサプライチェーンに影響が生じる可能性があると認識しております。当社グループでは、関係部門が連携し、商社等を通じて原料産地、原料相場、需給環境及び産地動向等に関する情報収集を継続的に実施しております。原料価格や需給環境、産地動向等に関する重要な変化については、経営会議及び取締役会等において随時報告し、対応方針を検討しております。また、特定の産地に依存しないよう、原料調達先の分散や調達方法の多様化に取り組むとともに、取引先やパートナー企業と連携し、調達リスクの低減に努めております。気候変動に起因する自然災害等のリスクについては、原料産地や天候動向に関する情報収集を継続するとともに、生産拠点の操業やサプライチェーンへの影響を踏まえ、事業継続体制の整備に取り組んでおります。 (4)サステナビリティ課題への取組当社グループは、ごま原料の安定的かつ持続的な調達を実現するため、原料産地における供給基盤の強化及び外部環境の変化に対応可能な調達体制の構築に取り組んでおります。具体的には、南米、アフリカ等のごまの生産農家に対し、現地のサプライヤーやパートナー企業等と協力し、栽培指導やごまの品質改善への取組を行っております。これらの取組を通じて、単位面積当たりの収量向上や品質の安定化を図るとともに、ごまという作物の価値向上に資する取組を進めることで、生産者の収益性の改善、生計安定及び生産意欲の向上につなげております。 また、ごま原料の安定調達という観点から、特定の産地への依存を回避し、外部環境の変化に対応可能な原料調達体制を構築するため、原料調達地域の多角化や調達方法の検討を進めております。気候変動への対応については、原料産地における天候動向や収穫量への影響を把握するとともに、台風・豪雨等の自然災害が生産拠点やサプライチェーンに与える影響を踏まえ、設備体制及び操業体制の整備、複数の生産拠点を活用した事業継続体制の検討及び運用に取り組んでおります。なお、現時点において、ごま原料の安定調達及び気候変動が事業に与える影響に関する定量的な共通指標又は数値目標は設定しておりませんが、原料産地、原料相場、需給環境、産地動向及び気候変動に伴う影響等を継続的に把握し、必要に応じて対応方針を検討しております。今後も、サステナビリティ推進室及び関係部門が連携し、サステナビリティの各テーマに対する全社目標の設定及びPDCA管理を進める中で、ごま原料の安定調達及び気候変動対応等に関する指標及び目標の設定の要否について検討してまいります。 (5)人的資本に関する戦略及び指標・目標人的資本に関する戦略及び指標・目標については、次のとおりであります。なお、各連結子会社の規模・制度の違い等から一律記載は困難であるため、原則として連結グループにおいて主要な事業を営む提出会社単体の記載を行っております。 1.人的資本に対する基本的な考え方当社グループは、持続的な企業価値向上のためには人的資本が重要課題であるとの観点から、2025年度に策定したPVVを前提に、組織・人事施策全体について整理を行い、人材育成への投資を強化しました。 2.人材育成に向けた取組2025年度においては、6か月間の全社管理職研修、全社管理職を対象としたPVVワークショップと各職場分科会、オンライン学習プラットフォーム(Udemy Business)導入、360度サーベイなどを実行し、管理職層を中心とした人材育成策の実行と組織活性化を図りました。 3.人事制度の改定2025年度においては、PVVに基づく人材マネジメントの実現に向けた重点施策の一つとして、等級制度・評価制度・報酬制度の改定を行いました。改定後の人事制度については、2026年4月1日付で運用を開始しています。本改定では、社員一人ひとりが会社の方針やPVVと方向をそろえ、自らの役割を果たしながら成果につながる挑戦や行動を行うことを重視しています。成果だけでなく、役割に向き合う姿勢や挑戦のプロセスも評価対象とし、上述の管理職研修等を通し、主体的な行動と成長を後押しする目標管理体制を整えております。あわせて、過去実績や在籍年数に偏らず、役割と責任に基づく等級・処遇に整理し、制度全体の分かりやすさと一貫性を高めています。 4.働き方・職場環境の整備人材が能力を発揮できる環境づくりの一環として、労働時間管理や職場環境に関する制度および運用の見直しを行いました。工場を含む各職場の実態を踏まえながら、適切な労働時間管理の徹底に向けた対応を行っており、今後も継続的に取り組んでいく考えです。 5.心の健康と職場基盤の強化当社は、従業員の心身の状態および組織の健全性を把握するため、ストレスチェックおよびエンゲージメントサーベイを実施しております。当該サーベイについては、従業員の状態把握にとどまらず、仕事の設計やマネジメントの在り方が組織に与えている影響を把握する観点から、人的資本に関する指標の一つとして位置付けております。サーベイ結果は、組織ごとの課題認識や業務配分・マネジメントの改善に活用し、経営および各部門における意思決定に反映させております。 6.人的資本に関するガバナンス体制当社グループは、人的資本に関する取組を重要な経営施策の一つと位置づけ、関係部門が連携して各種施策の検討及び推進を行っております。2025年度においては、PVVの策定を踏まえ、人材育成、人事制度、働き方、職場環境等に関する人事施策について、経営会議等において必要に応じて議論を行い、2026年度以降の人材マネジメントの運用定着に向けた整理及び検討を進めております。これらの取組を通じて、人的資本の強化及び社員と会社の持続的な成長に資する基盤整備を進めております。 7.人的資本に関する指標及び目標当社は、人材育成方針及び社内環境整備方針に関する指標として、複数の項目を設定しており、組織の状態を把握するための指標として活用しております。多様性に関する指標としては、女性管理職比率を下記に記載しているほか、男性育児休業取得率及び男女間賃金差異を開示しており、現時点では目標値は設定せず、実績値の推移を継続的に把握しています。各指標については前年との比較を通じて変化を確認し、必要に応じた対応の検討を行っています。今後は、2026年4月より運用を開始した人事制度の運用状況を踏まえ、目標設定の要否を検討してまいります。また、人材の確保及び育成の状況を確認するため、離職率(自己都合)についても継続的に把握しています。〈女性管理職比率の推移〉 2021年3月末2022年3月末2023年3月末2024年3月末2025年3月末2026年3月末9.7%10.5%10.8%8.6%10.6%11.9%なお、当社は2026年4月に導入した人事制度において、管理職の定義を全社的に見直しております。これに伴い、管理職として集計される範囲が従来と異なることから、今後の女性管理職比率等の指標については、従来の基準との単純比較が困難となる可能性があります。
コーポレート・ガバナンスの概要7,157字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】(1)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、事業の継続的発展と企業価値向上のため、経営の透明性と健全性を確保する体制の確立に取り組んでおります。そのため、法令及び内部規程類を遵守し、各役員が経営情報を共有することで、取締役会の適正な意思決定機能を確保するとともに、監査役監査及び社長直属の監査室による内部監査を通じて、適法かつ適正で効率的な経営及び業務の保全に努めております。また、積極的なIR活動や会社説明会を通じて、株主・投資家に「開かれた、透明感のある企業」として認識していただくよう努めております。 (2)企業統治の体制の概要と当該体制を採用する理由有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在、当社の監査役は5名(うち、4名が社外監査役)であり、独立・公正な立場で取締役の職務執行に対する監査を行っております。当社の監査役会は、必要に応じて経営陣と意見交換会を開催するなど、取締役会以外においても意見を述べる機会を設け、外部的視点からの経営の監督機能を果たしており、経営の透明性と健全性を確保できているものと判断しております。 ①企業統治の体制の概要について、提出日(2026年6月19日)現在に設置する主な機関の名称及び構成員の概要は以下のとおりであります(権限について、議長及び委員長は「◎」と表示)。 氏名役職名機関名称取締役会監査役会経営会議コンプライアンス委員会指名報酬諮問委員会取締役久米 敦司代表取締役会長◎ ○ ◎北川 淳一代表取締役社長○ ◎◎○長澤 昇取締役副社長執行役員海外販売本部長○ ○ 井尻 尚宏取締役専務執行役員生産本部長○ ○ 齋藤 聖美取締役(注1)○ ○大西 賢取締役(注1)○ ○竹田 真取締役(注1)○ ○監査役山内 文明常勤監査役(注2) ◎○ 富山 文雄常勤監査役 ○○ 秋元 建夫監査役(注2) ○ 武川 聡監査役(注2) ○ 横尾 俊弘監査役(注2) ○ その他佐藤 幹央常務執行役員経営企画部長コーポレート本部長 ○○(注4) 髙橋 宏史常務執行役員研究開発本部長 ○ 濵上 希宝執行役員コーポレート本部人事部長 ○○ 内山 政弘執行役員国内販売本部長 ○ 大西 里香品質保証部長 ○ 大平 佳男ブランドマーケティング部長 ○ 長谷川 治SCM本部長 ○ 丸林 幸司監査室長 ○○ 湯前 博之国内販売本部戦略企画室長 ○ 加藤 雅之SCM本部SCM推進部長 ○ 人数計7514(注3)6(注5)5(注)1.取締役齋藤聖美、大西賢及び竹田真は社外取締役であります。 2.監査役山内文明、秋元建夫、武川聡及び横尾俊弘は社外監査役であります。 3.経営会議の構成員には上記の他に社長が指名する者を含みます。 4.コンプライアンス委員会の構成員のうち、佐藤幹央は委員長代行であります。 5.コンプライアンス委員会の構成員には上記の他に社外の顧問弁護士を含みます。 ③取締役会月1回の定例取締役会、必要に応じて臨時取締役会を開催します。業務執行上の重要事項に関する意思決定及び取締役の職務執行状況の監督を行います。 ④監査役会各監査役は、取締役会に出席し、意見を述べるほか、会計監査人との情報共有等の連携を行い、会社の業務全般にわたって取締役の職務執行を監査します。 ⑤経営会議当社の経営会議は、会長、社長、執行役員、本部長、社長直轄部門の部長、常勤監査役、及び社長が指名する者をもって構成されます。経営会議は社長の諮問機関とし、取締役会に付議する経営方針及び経営戦略に関わる重要事項について、事前の議論・審議等を行います。 ⑥コンプライアンス委員会当社のコンプライアンス委員会は、委員長とその他委員3名以上、計4名以上の委員をもって構成し、委員長は社長もしくは社長が選任した者が担います。法令(法律、政令、社内規程・規則など)を遵守する公正で誠実な経営を実践することを目的としており、社内通報制度の窓口の一つとなり、法令違反行為を確認した際には、事実関係の調査や原因の究明、再発防止策の社長への提言等を行います。また、コンプライアンスに関する重要事案が生じた場合には、経営会議・取締役会への報告を行います。 ⑦指名報酬諮問委員会当社の指名報酬諮問委員会は、代表取締役会長、代表取締役社長、独立社外取締役のうち、取締役会の決議によって選任された取締役で構成します。委員は3名以上で構成し、その過半数を独立社外取締役とします。また、委員長は指名報酬諮問委員会の決議により選任されます。指名報酬諮問委員会では、取締役の指名等に関わる事項として、取締役の選任・解任、代表取締役の選任・解任、役付取締役の選任・解職及び後継者計画に関する事項等について審議を行うほか、取締役の報酬等に関わる事項として、取締役の個人別の報酬等の決定方針及び取締役の個人別の報酬等の内容等について審議を行い、取締役会に対して答申または意見の申述を行います。 (3)企業統治に関するその他の事項①業務の適正を確保するための体制 当社の業務の適正を確保するための体制は以下のとおりであります。 a取締役・従業員の職務執行が法令・定款に適合することを確保するための体制ⅰ)経営理念、企業行動憲章、コンプライアンス規程等のコンプライアンス体制に係る規程を、取締役及び従業員が法令・定款及び社会規範を遵守した行動をとるための行動規範とする。ⅱ)コンプライアンス体制の運用と徹底を図るため、コンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンスの取組を横断的に統括する。また、コンプライアンス委員会が中心となって取締役及び従業員に対しコンプライアンス教育・啓発を行う。ⅲ)法令違反その他のコンプライアンスに関する事実についての社内報告体制として、コンプライアンス委員会または会社の指定する弁護士を情報受領者とする内部通報システムを整備し、内部通報規程に基づきその運用を行う。ⅳ)監査役、及び内部監査部門として業務執行部門から独立した監査室は、連携して各部門の業務プロセス等を監査し、不正の発見・防止とプロセスの改善に努める。また、監査役及び監査室は、コンプライアンス委員会と連携の上、コンプライアンスの状況を監査する。ⅴ)反社会的勢力に対しては、企業行動憲章に基づき、毅然とした態度で対処し、一切の関係を遮断する。 b取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制取締役の職務執行に係る情報は、文書または電磁的媒体に記録し、情報資産管理規程その他関係規程に従い、適切に保存及び管理する。 c損失の危険の管理に関する規程その他の体制リスク管理体制の基礎として経営危機管理規程を定め、同規程に従ったリスク管理体制を構築する。万一不測の事態が発生した場合には、社長を本部長とする対策本部を設置し、会社の指定する弁護士等社外専門家の助言を得ながら迅速な対応を行い、損害の拡大防止と、損害を最小限に止める体制を整備する。 d取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制の基礎として、月1回の定例取締役会を開催するほか、必要に応じて適宜臨時の取締役会を開催するものとし、当社の経営方針及び経営戦略に関わる重要事項については、事前に経営会議で議論し、その審議を経て執行決定を行う。ⅱ)取締役会の決定に基づく業務執行については、組織規程、職務分掌規程、職務権限規程等において、それぞれの責任者及びその責任、執行手続の詳細について定め、これらの規程に従って執行する。ⅲ)執行役員制度の導入により、取締役会の機能を強化するとともに、業務執行を円滑に行う。 e当社並びに親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制当社と関係会社とは、法令及び社会規範を遵守した適切な取引を行う。「関係会社管理規程」に基づき子会社の管理体制を整備するとともに、必要に応じて当社の役員が子会社の役員を兼務し、子会社の業務運営の状況を把握、改善を行う。監査室は、当社及び子会社の業務の状況について、定期的に監査を行う。 f監査役がその職務を補助すべき従業員を置くことを求めた場合における当該従業員に関する事項及び当該従業員の取締役からの独立性に関する事項監査役は、監査室所属の従業員に監査業務に必要な事項を命令することができるものとし、監査役より監査業務に必要な命令を受けた従業員は、その命令に関して取締役等の指揮命令を受けないものとする。 g当社及び子会社の取締役及び従業員が監査役に報告をするための体制、その他の監査役への報告に関する体制ⅰ)取締役は、取締役会等において、担当する業務の執行状況を出席した監査役に報告する。ⅱ)上記ⅰ)に関わらず、監査役はいつでも必要に応じて、当社及び子会社の取締役及び従業員に対して報告を求めることができる。ⅲ)取締役及び従業員は、会社に重大な損失を与えるおそれのある事実、または取締役及び従業員の職務執行に関して法令違反もしくは不正な行為を発見したときは、すみやかに監査役に報告する。ⅳ)子会社の取締役及び従業員並びに子会社の取締役及び従業員から上記記載の事項につき報告を受けた者は、取締役または監査役に対して報告をする。ⅴ)当社は、上記の報告を取締役または監査役に行った者に対し、当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを行わない。 h監査役の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項ⅰ)当社は、監査役がその職務の執行につき、費用の前払等を請求したときは、請求にかかる費用または債務が当該監査役の職務の執行に関係しないと認められる場合を除き、速やかに当該費用または債務を処理する。ⅱ)監査役が職務執行に必要であると判断した場合、弁護士、公認会計士等の専門家に意見・アドバイスを依頼するなど必要な監査費用を認める。 iその他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査役会は、経営陣と定期的に意見交換会を開催し、また監査室との連携を図り、適切な意思疎通及び効果的な監査業務の遂行を図る。 j財務報告の適正性を確保するための体制社長の指示の下、監査室及び経理財務部を主たる部門として、財務報告の適正性及び信頼性を確保するための体制を構築し、その体制の整備・運用状況を定期的に評価し、必要に応じて改善を進める。また、取締役会は、財務報告に係る内部統制に関して適切に監督を行う。 k反社会的勢力排除に向けた体制整備に関する内容当社及びその特別利害関係者、株主、取引先等は、反社会的勢力と一切の関係を遮断している。当社における方針・基準等については、「経営理念」「企業行動憲章」「具体的行動に際しての指針」において定めており、主要な社内会議等の機会をとらえて繰り返しその内容の周知徹底を図っている。 ②会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組の最近1年間における実施状況月1回の取締役会、必要に応じて臨時取締役会を開催したほか、経営会議を月1回開催し、重要案件について迅速・適切な意思決定をいたしました。また、IR活動につきましては、適時開示を行い、積極的なIR活動や会社説明会を通じて株主、投資家に「開かれた、透明感のある企業」として認識いただくように努めております。さらに、コンプライアンスについては、会社の指定する弁護士等社外専門家の助言を取り入れ、経営に法的統制が働く仕組みを構築しております。 ③取締役の定数当社の取締役は12名以内とする旨定款に定めております。 ④取締役の選任の決議要件当社は、株主総会における取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。 ⑤株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑥自己株式の取得当社は、経済環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己株式を取得することができる旨を定款に定めております。 ⑦中間配当当社は、株主への利益還元をより機動的に行うため、取締役会の決議によって、毎年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主または登録株式質権者に対して会社法第454条第5項に定める中間配当をすることができる旨を定款に定めております。 ⑧責任限定契約の内容の概要当社と各社外取締役及び各監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、同法第425条第1項各号に定める金額の合計額としております。なお、当該責任限定が認められるのは、当該社外取締役または監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。 ⑨役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約(以下、「D&O保険契約」という。)を締結しております。D&O保険契約は被保険者の行った業務に起因して損害賠償請求された損害等を填補するものであります(ただし、保険約款で定められた免責事由に該当するものを除く)。当社の全ての取締役及び監査役(社外を含む)は当該保険契約の被保険者の対象となります。 ⑩取締役会の構成有価証券報告書提出日現在、当社の取締役会は7名で構成され、そのうち3名は社外取締役で非常勤であります。なお、提出日時点の取締役会の構成については、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要」の「(2)企業統治の体制の概要と当該体制を採用する理由」に記載のとおりであります。 ⑪取締役の開催頻度・出席状況当事業年度末時点における取締役会は7名で構成され、そのうち3名は社外取締役で非常勤でありました。月1回の定例取締役会、必要に応じて臨時取締役会を開催します。個々の取締役の出
役員の報酬等2,374字
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社の役員の報酬は、短期の業績連動報酬である役員賞与、役員株式報酬及び固定報酬である基本報酬により構成されております。役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針について、短期の業績連動報酬である役員賞与は連結の親会社株主に帰属する当期純利益と連動した所定の計算式により算定しております。非金銭報酬等である役員株式報酬は役員株式給付規程に則り算定しております。固定報酬である基本報酬の金額とその個人別内訳及び短期の業績連動報酬である役員賞与の個人別内訳は、指名報酬諮問委員会の意見を踏まえ、株主総会で決議を受けた報酬限度額の範囲内で、取締役会より一任された代表取締役社長北川淳一が決定しております。なお、役員賞与の個人別金額の決定においては、役職別に割り振られたポイント数を勘案しております。また、当該一任の決議については、毎年株主総会後に行う取締役会において、審議のもと行っております。 なお、指名報酬諮問委員会では、取締役の報酬等の決定プロセスの公正性や透明性、客観性等を担保するため、取締役の個人別の報酬に関する決定方針等の審議を行っております。指名報酬諮問委員会は代表取締役会長、代表取締役社長及び独立社外取締役のうち、取締役会の決議によって選任された3人以上の取締役で構成され、その過半数は独立社外取締役であります。取締役会は、指名報酬諮問委員会における審議プロセス、提言内容等を確認しており、取締役の個人別の報酬額の内容が当該決定方針に沿うものであると判断しております。短期の業績連動報酬である役員賞与の算定方法については、連結の親会社株主に帰属する当期純利益を指標に支給額を決定しております。なお、当該指標を選択した理由は、内部留保となる当期純利益が会社の最終の成績を表すものと判断したためです。また、当連結会計年度においては、親会社株主に帰属する当期純利益の目標2,150百万円に対し、実績は2,724百万円となりました。役員株式報酬は、取締役の報酬と当社の株式価値の連動性をより明確にし、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高める目的として導入したものです。当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託(以下、「本信託」といいます。)を通じて取得され、取締役に対して、当社が定める役員株式給付規程に従って、当社株式及び当社株式を時価で換算した金額相当の金銭(以下、「当社株式等」といいます。)が本信託を通じて給付される株式報酬制度であり、取締役が当社株式等の給付を受ける時期は、原則として取締役の退任時となります。支給額の決定に関しては、取締役会の決議で許容される範囲において、毎年の定時株主総会日現在における取締役に対して、前年の定時株主総会日から当年の定時株主総会日までの期間における職務執行の対価として、「1ポイント=1株」相当のポイントを付与します。また、当該ポイントについては、職務執行期間の開始する日における役位に応じて、支給され、役位ごとの内訳は代表取締役会長及び代表取締役社長1,395ポイント、取締役副社長執行役員837ポイント、取締役専務執行役員792ポイント、取締役常務執行役員699ポイント、取締役執行役員558ポイントとなります。なお、当該ポイント数につきましては、2026年4月1日付で行った株式分割(普通株式1株につき3株)を考慮した値となっております。当社の役員の報酬等に関する株主総会の決議については、2016年6月28日開催の定時株主総会において、取締役及び監査役の報酬限度額(取締役は年額600百万円以内、監査役は年額100百万円以内)の決議を受けております。決議日時点での報酬の支給対象となる役員の人数は取締役8名、監査役4名であり、提出日(2026年6月19日)時点での報酬の支給対象となる役員の人数については、取締役7名、監査役5名となります。なお、当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、報酬の支給対象となる役員の人数は、取締役7名、監査役5名となります。また、2018年6月26日開催の定時株主総会において、役員株式報酬制度導入に関する決議を受けております。決議日時点での報酬の支給対象となる役員の人数は取締役9名であります。なお、2021年6月22日開催の定時株主総会において、会社法の一部を改正する法律(令和元年法律第70号)の2021年3月1日施行に伴い、取締役に対する株式報酬の報酬枠(1事業年度あたり7,200ポイントを上限)等に関する決議を受けております。決議日時点での報酬の支給対象となる役員の人数は取締役5名であり、提出日(2026年6月19日)時点の支給対象となる役員の人数は4名であります。 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬役員株式報酬(BBT)左記のうち、非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く。)322153160995監査役(社外監査役を除く。)2424---2社外役員7878---8(注)1.員数には、2025年6月26日開催の第68回定時株主総会をもって退任した取締役1名、監査役1名及び社外監査役1名を含んでおります。2.取締役(社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の内訳は、役員株式報酬(BBT)9百万円であります。 ③報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等該当事項ありません。
従業員の状況1,271字
(2)【従業員の状況】①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)ごま油166(-)食品ごま179(25)報告セグメント計345(25)その他-(-)全社(共通)185(16)合計530(41)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員、非常勤嘱託を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)407(25)42.415.57,655,3726.9 セグメントの名称従業員数(人)ごま油166(-)食品ごま56(9)報告セグメント計222(9)その他-(-)全社(共通)185(16)合計407(25)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(アルバイト、人材会社からの派遣社員、非常勤嘱託を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。 ③労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異a提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者11.9100.075.483.352.7 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、当社は2026年4月に導入した人事制度において、管理職の定義を全社的に見直しております。これに伴い、管理職として集計される範囲が従来と異なることから、今後の女性管理職比率等の指標については、従来の基準との単純比較が困難となる可能性があります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 b連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況342字
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社)カタギ食品株式会社大阪府寝屋川市30百万円家庭用食品ごま、加工ごま製品の製造・販売100.00原材料等の供給資金の貸付役員の兼任あり(連結子会社)Kadoya America Inc.米国カリフォルニア州750,000米ドル米国におけるごま製品の販売・マーケティング及び、事業開発等100.00役員の兼任あり(その他の関係会社)三菱商事株式会社(注)東京都千代田区213,824百万円総合商社26.89製品の販売代理(その他の関係会社)三井物産株式会社(注)東京都千代田区344,163百万円総合商社21.92原材料の仕入製品の販売代理(注)有価証券報告書を提出しております。
配当政策488字
3【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重点政策の一つとして位置付けており、剰余金配当は、「連結の親会社株主に帰属する当期純利益の40%」または「連結株主資本配当率(DOE)3.5%」のいずれか高い方を目処とし、継続した配当を行えるよう努力してまいります。なお、当社は、期末配当の年1回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、剰余金の配当の決定機関は株主総会であります。当事業年度の配当につきましては、基本方針に基づき、1株当たり137円の配当を実施することを予定しております。この場合の、配当性向は46.3%(連結)となります。内部留保資金につきましては、将来の事業拡大を見据えた企業体質の強化と、事業基盤の拡大に備えるために有効投資してまいりたいと考えております。また、当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当をすることができる旨を定款に定めております。なお、当事業年度の剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たりの配当額(円)2026年6月25日1,262137定時株主総会決議(予定)
研究開発活動874字
6【研究開発活動】当社グループは多くの消費者に自然の恵みを活かした、健康的で豊かな食生活に貢献できる魅力のある製品を開発、提供することを研究開発活動の基本方針としております。当社グループの研究開発の取り組みとしては、製品に対する顧客要望やマーケット情報をもとに新製品の開発や企画を行っています。特に、ごま油製造技術による生産性向上、品質及び歩留まりの改善、香味の改善、品質管理の高度化を目指しています。また、ごま油の香味・鮮度による品質管理の高度化や特定産地への依存リスクの低減も進めています。さらに、副産物による新規事業開発や機能性ごま油の開発等を通じ、ごまの価値の極大化に取り組んでいます。なお、ごま油の副産物を利用したたんぱく事業では市場・技術面の検証を進め、健康機能性・栄養素訴求・焙煎香味訴求・調理機能性など、より高付加価値化を目指した用途開発を進めております。そのため、事業化計画についても研究開発と歩調を合わせ、初期投資を抑え段階的な生産量立ち上げへと方針を見直し、事業成長を堅実に達成すべく収益基盤構築に取り組んでおります。当社グループは、「価値あるごま製品を提供することで、健康でより豊かな食生活に貢献する。」という経営理念に基づき、ごまのおいしさや健康、新たな価値を創造するための試験や分析、研究を行い、当社グループ独自の研究開発活動を推進します。なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は238百万円となっております。当社グループはセグメント共有の研究開発を行っているため、研究開発費の総額、研究開発活動は特定のセグメントに区分しておりません。最近における研究開発活動の主なテーマと開発目標は次のとおりであります。 主要テーマ開発目標ごま油製造技術生産性向上実現・品質及び歩留まり改善・香味改善・品質管理高度化ごま油香味・鮮度品質管理の高度化・特定産地への依存リスク低減製造工程から出る副産物の利活用ごま製品の製造副産物に由来する素材の探索、用途開発及び高付加価値化の実現商品開発新たなごま油市場の創造・機能性ごま油の開発
主要な設備の状況862字
2【主要な設備の状況】(1)提出会社当社は、国内に2カ所の工場、7カ所に支店及び営業所を有しております。そのうち、主要な設備は、以下のとおりであります。2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積㎡)リース資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)小豆島工場(香川県小豆郡)ごま油食品ごま共通生産設備1,388571517(60,270)-512,529177袖ケ浦工場(千葉県袖ケ浦市)ごま油生産設備2,5651,0252,042(85,279)33155,68238本社(東京都品川区)共通統轄業務施設1298--133271129東京支店(東京都品川区)ごま油食品ごま販売設備等-0--0028仙台支店(仙台市青葉区)ごま油食品ごま販売設備等30--035名古屋支店(名古屋市中区)ごま油食品ごま販売設備等0---015大阪支店(大阪府吹田市)ごま油食品ごま販売設備等2---0311広島支店(広島市西区)ごま油食品ごま販売設備等1---016福岡支店(福岡市博多区)ごま油食品ごま販売設備等1---016札幌営業所(札幌市中央区)ごま油食品ごま販売設備等0---002(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおりません。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積㎡)リース資産(百万円)その他(百万円)合計(百万円)カタギ食品㈱本社・工場・支店他(大阪府寝屋川市他)食品ごま生産設備他24592468(3,441)-10816123(注)帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおりません。 (3)在外子会社在外子会社の設備については、重要性が無いため、記載を省略しております。
監査の状況3,521字
(3)【監査の状況】①監査役会の構成有価証券報告書提出日(2026年6月19日)現在、当社の監査役会は、常勤監査役2名、非常勤監査役3名の合計5名で構成され、そのうち4名は社外監査役であります。なお、当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査役会は引き続き、常勤監査役2名、非常勤監査役3名の合計5名(うち、社外監査役4名)で構成されることになります。なお、提出日時点の監査役会の構成については、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要」の「(2)企業統治の体制の概要と当該体制を採用する理由」に記載のとおりであります。 ②監査役会の開催頻度・出席状況当事業年度末時点における監査役会は常勤監査役2名及び非常勤監査役3名の合計5名で構成され、そのうち4名は社外監査役でありました。当事業年度において監査役会を原則月1回(当事業年度においては12回)開催しており、個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。役職名氏名出席回数常勤監査役(注2)山内 文明12回/12回(出席率100%)常勤監査役(注1)富山 文雄10回/10回(出席率100%)監査役(注2)秋元 建夫12回/12回(出席率100%)監査役(注2)武川 聡12回/12回(出席率100%)監査役(注1.2)横尾 俊弘10回/10回(出席率100%)(注)1.常勤監査役の富山文雄及び非常勤監査役の横尾俊弘は、2025年6月26日開催の第68回定時株主総会にて選任された後の監査役会への出席回数を記載しております。2.常勤監査役の山内文明、非常勤監査役秋元建夫、武川聡及び横尾俊弘は社外監査役であります。③監査役及び監査役会の活動状況各監査役は期初に策定する活動方針及び監査計画に基づき、常勤監査役の山内文明及び富山文雄は常勤者としての特性を踏まえ、監査環境の整備及び社内の情報の収集に積極的に努め、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視・検証するとともに、取締役会、経営会議等重要会議への出席、重要な書類の閲覧、(グループ企業も含めた)国内拠点・工場等への往査、期末決算監査等を担い他の監査役と情報の共有及び意思の疎通を図っております。非常勤監査役の秋元建夫、武川聡、横尾俊弘は、代表取締役との意見交換会・取締役会等重要な会議へ出席し、忌憚のない質問や意見具申を行うとともに、重要拠点への往査等を実施しております。 当事業年度の具体的な監査重点項目は以下のとおりです。・コンプライアンス強化活動への取組状況・労働安全・食品安全への取組状況・組織風土改革と人事政策への取組状況・中期経営計画の遂行状況・新基幹システムの構築・導入の遂行状況 また監査役監査(一部常勤監査役のみを含む)」の主な取組事項は以下のとおりです。・社外取締役との連携を強化する為、監査役と社外取締役の連絡会議を当事業年度に於いて4回開催しました。・内部監査部門である監査室とは情報交換会(毎月開催)などを通じて、連携の維持・強化に努めました。・会計監査人とは当事業年度に於いて7回連絡会を開催しました。監査室長も同席して、四半期レビュー、年間監査計画や監査実施状況に関する定例報告、「監査上の主要な検討事項」に関する意見交換、内部統制システムの整備と運用状況に関する情報共有等を通じて連携し、三様監査の体制強化に努めました。・「内部統制システムに係る監査の実施基準」に準拠し、執行側による内部統制体制整備状況の監視・監督を通じてその維持・強化に努めました。・「取締役職務執行確認書」を取締役全員に提出願い取締役の職務執行状況について確認しました。・取締役、執行役員、各本部長、社長直轄部署の部門長等と月次で面談し、内部統制の整備状況や中期経営計画の進捗等についての意見交換を実施しました。 なお、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)経営環境及び対処すべき課題」に記載のとおり、当社は2025年5月に公正取引委員会から独占禁止法に基づく排除措置命令及び課徴金納付命令を受けました。当社は、これら一連の命令について公正取引委員会との間に見解の相違があることから、取消しを求めて訴訟を提起しており、現在も係属中であります。監査役会としては、訴訟が係属する中でも独占禁止法を含む法令遵守状況について、引き続き注視してまいります。 ④内部監査の状況内部監査につきましては社長直属の監査室を設置し、その人員は3名であり、監査計画に基づき定期的に内部監査業務を執行しております。監査室は監査役と連携して監査計画を練っており、監査の結果については、情報を共有し、必要に応じて監査室長が監査役会に出席し、協議を行う体制を確保しております。なお、監査室長は取締役会へ原則、毎回参加しており、適宜直接報告を行える仕組みを構築しております。また、監査室長は監査役会との連絡や情報交換を適宜行える連携体制を構築しております。 ⑤会計監査の状況a会計監査人の名称会計監査につきましては、有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結しており、監査法人及びその業務執行社員と当社の間には、特別な利害関係はありません。 b継続監査期間1989年以降 c業務を執行した公認会計士当期において業務を執行した公認会計士は以下のとおりです。指定有限責任社員 古谷大二郎、能勢直子 d監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務及び内部統制監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、その他11名であります。 e監査法人の選定方針と理由監査役会は、監査法人の品質管理及び監査チームの専門性や独立性のほか、監査報酬等を総合的に勘案し、監査法人の選定を行っております。また、これまでの監査の経験から当社の事業内容を理解する有限責任監査法人トーマツを当社の会計監査人に選任しております。なお、会計監査人の解任または不再任の決定の方針につきましては、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると判断される場合には、監査役全員の同意に基づき、監査役会が会計監査人を解任いたします。また、上記の場合のほか、公認会計士法等の法令違反による監督官庁からの処分を受けた場合、その他、会計監査人の監査品質、品質管理、独立性、当社評価項目による評価結果の観点から、監査を遂行するに不十分であると判断した場合、監査役会は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。 f監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、公益社団法人日本監査役協会が公表した「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」(2017年10月改正)を参考とした評価項目を作成し、評価を行っております。 ⑥監査報酬の内容等a監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社37-38-連結子会社----計37-38-上記の額以外に、当連結会計年度において、当社の監査証明業務に基づく前連結会計年度に係る追加報酬額を2百万円支払っております。 b監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイトトーマツグループ)に属する組織に対する報酬(aを除く)(前連結会計年度)該当事項はありません。(当連結会計年度)該当事項はありません。 cその他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前連結会計年度)該当事項はありません。(当連結会計年度)該当事項はありません。 d監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査公認会計士等より監査計画の提示・説明を受けた後、その具体的内容(監査日程・監査項目・報酬金額等)について協議し、当社の規模・特性等を勘案したうえ、監査役会の同意を得て決定しております。 e監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人から説明を受けた当事業年度の会計監査計画の監査日数や人員配置などの内容、前事業年度の監査実績の検証と評価、会計監査人の監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積りの算出根拠を精査した結果、会計監査人の報酬等の額について、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況1,890字
(5)【株式の保有状況】①投資株式の区分の基準及び考え方当社の保有する投資株式は、全て純投資目的以外の目的である投資株式であり、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、投資先との業務上の関係性の有無や投資の動機(ESG投資を目的)等により判断しております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容投資株式ごとに取得価額と期末株価、配当金を調査するとともに、その内容が芳しくなかった投資株式について相手先の財務状況、当社との取引状況の検証を実施します。これらの結果を元に年に1回取締役会において保有株式ごとに保有継続のリスクを検討の上で保有継続の可否を検討します。 b銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式211非上場株式以外の株式32,023 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式27取引先持株会を通じた株式の取得(注)上記の銘柄数(銘柄)及び株式数の増加に係る取得価額の合計額には、期末までに全株式を売却した1銘柄及び当該銘柄に係る期中の株式取得価額0百万円を含んでおります。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式12 c特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)日清食品ホールディングス㈱543,327540,677投資先は当社製品の取り扱い先であり、良好な取引関係の維持発展を目的として、株式を保有しております。また、当株式の保有目的となる業務提携等はありません。当事業年度においては、業務用製品の取引を継続しており、良好な取引関係を維持しております。また、セグメント情報と関連付けた定量的な保有効果の記載は困難であるものの、年に1回、取得価額と期末株価、配当金を調査するとともに、その内容が芳しくなかった場合には、投資先の財務状況及び当社との取引状況の検証を実施し、取締役会において保有継続の可否を検討することとしております。なお、株式数の増加は加入する取引先持株会を通しての株式の購入によるものです。有1,6321,650 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)キユーピー㈱73,80073,800投資先は当社製品の取り扱い先であり、良好な取引関係の維持発展を目的として、株式を保有しております。また、当株式の保有目的となる業務提携等はありません。当事業年度においては、業務用製品の取引を継続しており、良好な取引関係を維持しております。また、セグメント情報と関連付けた定量的な保有効果の記載は困難であるものの、年に1回、取得価額と期末株価、配当金を調査するとともに、その内容が芳しくなかった場合には、投資先の財務状況及び当社との取引状況の検証を実施し、取締役会において保有継続の可否を検討することとしております。無297215加藤産業㈱13,97513,975投資先は当社製品の取り扱い先であり、良好な取引関係の維持発展を目的として、株式を保有しております。また、当株式の保有目的となる業務提携等はありません。当事業年度においては、当社製品の流通業者として、取引を継続しており、良好な取引関係を維持しております。また、セグメント情報と関連付けた定量的な保有効果の記載は困難であるものの、年に1回、取得価額と期末株価、配当金を調査するとともに、その内容が芳しくなかった場合には、投資先の財務状況及び当社との取引状況の検証を実施し、取締役会において保有継続の可否を検討することとしております。無9368㈱大光-4,136良好な取引関係の維持発展を目的として株式を保有しておりましたが、保有の合理性を再検討した結果、当事業年度中に全て売却しております。無-2
沿革1,219字
2【沿革】1858年香川県小豆島で加登屋製油所を安政5年(1858年)に創業、ごま油の製造販売を開始。1957年5月加登屋製油所は事業の拡大を図るため、同製油所側と株式会社小澤商店(同製油所の東日本地区の代理店。現・小澤物産株式会社)側が共同で出資を行い、新たに株式会社組織として加登屋製油株式会社を設立。本社を東京都品川区西大崎一丁目357番地に設置。1961年9月販売拠点として、大阪支店開設。1961年10月事業の拡大に備え、小豆島土庄港に工場用地を取得し、新工場を竣工。1967年2月福岡支店開設。1969年4月札幌支店(現・札幌営業所)、仙台支店、名古屋支店開設。1973年10月広島支店開設。1976年4月商号を「かどや製油株式会社」に変更。1991年8月本社を品川区西五反田八丁目2番8号に移転。1993年11月日本証券業協会に株式を店頭登録。1995年5月本社東京営業部が東京支店として独立。2000年8月ISO9002を認証取得。(2003年8月にISO9001に移行。)2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。2012年3月東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2012年4月コーシャ認証を小豆島工場にて取得。(2024年3月に袖ケ浦工場の認証取得。)2012年6月大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)における株式を上場廃止。2013年4月東京証券取引所市場第一部に株式を上場。2015年9月FSSC22000を小豆島工場にて認証取得。(2015年8月にISO9001を認証返上。)2016年4月ハラール認証を小豆島工場にて取得。(2024年9月に袖ケ浦工場の認証取得。)2017年11月カタギ食品株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し子会社化。2020年2月事業の拡大等に備え、千葉県袖ケ浦市に工場用地を取得し、袖ケ浦工場竣工。2021年2月FSSC22000を袖ケ浦工場にて認証取得。2022年3月仙台支店とカタギ食品株式会社仙台営業所を統合移転し、仙台市青葉区に新事務所を開設。福岡支店とカタギ食品株式会社福岡営業所を、現・福岡支店に事務所を統合。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行。2023年2月本社・東京支店を品川区北品川五丁目1番18号に移転。2023年4月本社・東京支店にカタギ食品株式会社東京支店の事務所を移転。2024年7月研究基盤強化を目的として、袖ケ浦工場に研究開発機能を集約。2025年12月米国において、販売・マーケティング並びに事業開発を目的とするKadoya America Inc. (現・連結子会社)を設立。
EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。
TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
一部報道についてその他 · 20:30
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
PDF2027年3月期 第1四半期決算補足説明資料その他 · 15:30
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(食料品・売上高順)
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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