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リガク・ホールディングス株式会社

EDINET CODE E39892

証券コード 268AEDINETコード E39892精密機器上場IFRS決算 12月31日資本金 5億円法人番号 7010001214351
942億円売上高(FY2025
13.4%ROE
47.7%自己資本比率
82財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結IFRS

FY2025の売上高は942億円(前年比+3.9%)。営業利益は167億円(営業利益率17.7%)、当期純利益は114億円。総資産1,852億円に対し自己資本比率は47.7%、ROEは13.4%。精密機器の中央値(ROE 9.7%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは94億円の創出、現金及び現金同等物は243億円。従業員数は1,971人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)1,6252026-09-04
PER32.4倍
PBR4.16倍
配当利回り1.16%
時価総額(概算)3,674億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高942億円+3.9%
営業利益167億円-9.0%
当期純利益114億円-16.3%
総資産1,852億円
純資産884億円
営業利益率17.7%
ROE13.4%
自己資本比率47.7%
EPS50.2円
BPS391円
1株配当18.8円
配当性向37.5%
従業員数1,971人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

精密機器の分析 →
ROE13.4%中央値 9.7%
営業利益率17.7%中央値 9.2%
自己資本比率47.7%中央値 65.7%
健全性スコア82.0点中央値 74.0

帯は精密機器32社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

4期分
売上高と営業利益率
950億713億475億238億0億2022: 627億20222023: 799億20232024: 907億20242025: 942億20252024: 20%2025: 18%25%0%
営業利益と当期純利益
200億150億100億50億0億2022: —20222023: —20232024: 184億20242025: 167億20252022: 9億2023: 109億2024: 136億2025: 114億150億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
50%38%25%13%0%2022 ROE: 2%2023 ROE: 18%2024 ROE: 19%2025 ROE: 13%2024 営業利益率: 20%2025 営業利益率: 18%2022 自己資本比率: 36%2023 自己資本比率: 40%2024 自己資本比率: 46%2025 自己資本比率: 48%2022202320242025
営業キャッシュ・フロー
150億113億75億38億0億2022: 74億20222023: 117億20232024: 146億20242025: 94億2025
1株当たり指標EPS1株配当
65円49円33円16円0円2022 EPS: 4円2023 EPS: 48円2024 EPS: 60円2025 EPS: 50円2024 1株配当: 3円2025 1株配当: 19円2022202320242025
貸借対照表の構成
資産
1,852億円
負債・純資産
負債 968億円純資産 884億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025942億円167億円160億円114億円1,852億円884億円50.213.4%47.7%
FY2024907億円184億円180億円136億円1,775億円818億円60.418.5%46.1%
FY2023799億円109億円1,631億円653億円48.418.4%40.1%
FY2022627億円9億円1,485億円4.11.8%35.7%
営業CF94億円
投資CF-66億円
財務CF-66億円
現金及び現金同等物243億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1Atom Investment, L.P.42.1%
2志村 晶12.2%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.4%
4INDUS SELECT MASTER FUND, LTD.(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.9%
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.6%
6NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.5%
7INDUS JAPAN LONG ONLY MASTER FUND, LTD(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.2%
8GIC PRIVATE LIMITED - C(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.1%
9ORBIS INSTITUTIONAL FUNDS LIMITED-ORBIS INSTITUTIONAL GLOBAL EQUITY (OFO) FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.0%
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE USL NON-TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.0%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-06-30)408億円57億円54億円38億円14.0%16.7
FY2024中間428億円87億円84億円65億円20.3%28.9

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢48.4歳
平均年間給与1,008万円
平均勤続年数9.5年
管理職に占める女性比率23.6%
男女の賃金の差異(全労働者)67%
男女の賃金の差異(正規雇用)68.5%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円354百万円
監査役(社外監査役を除く)0円0
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容5,923
3 【事業の内容】(1) 当社グループの事業の概要当社グループは、理科学機器の専門メーカーとして、1951年の創業から約75年にわたるグループの歴史を通して、国内のみならず90ヵ国を超える世界各国において、X線回折、蛍光X線分析、X線イメージング等、X線技術を中心とした分析・計測機器の開発、製造、販売、サービス等の事業を展開し、当社グループは現在、当社及び国内外の連結子会社18社で構成されております。X線には、可視光線よりもはるかに短い波長(高いエネルギー)により物質を透過し、さらにX線を照射した物質との相互作用により二次X線である散乱X線や蛍光X線を発生させる特性があります。これらのX線の物理特性から得られる情報を測定・分析することにより、ナノスケールの微細構造を非破壊で解析し、物質の組成、結晶構造、含有元素等を特定・評価することができます。これらのX線の物理特性を分析技術として応用し、製品化したX線分析・計測機器は、様々な材料の研究開発や生産プロセスにおける品質管理、半導体製造のためのプロセス・コントロール、ライフサイエンスの発展に寄与する医薬品の研究開発等、アカデミア、産業分野を問わず、幅広く利用され、科学技術の発展に伴うX線分析ソリューションへの需要の高まりにより、その市場が拡大しております。 (2) 当社グループの事業の内容① 用語の意味当社グループの事業の説明では多くの専門用語が使用されますので、「第2 事業の状況 6 研究開発活動」に記載している用語を含めて、以下に示す一覧表にて説明いたします。用語意味3D NANDメモリメモリセルを平面だけでなく、垂直にも並べた3次元構造のNAND型フラッシュメモリのことを指す。メモリセルを3次元構造に並べることで、チップ面積を増加させることなく大容量化することができる。IC境界補正いくつかのICチップを組み合わせて1つの大きな検出器を作成する際に、各チップ間の境界で検出されるデータを補正し、全体として一つの正しいイメージを表示する仕組みを指す。SiCシリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物半導体材料を指す。X線透過(イメージング)X線画像及びX線を用いた断層撮影法を指す。X線回折(XRD)結晶試料にX線を照射した際、X線が原子の周りにある電子によって散乱し、干渉した結果により起こる回折パターンから試料の結晶構造情報を得る手法を指す。粉末試料、加工材料試料等を解析することができる。X線透過装置様々な機械部品、電子基板、電子部品等のサンプルにX線を照射し、そのX線透過像から内部の構造や欠陥を非破壊で観察する装置を指す。X線トポグラフ(トポグラフィ装置)結晶試料にX線を照射して回折するX線の強度を記録し、2次元マッピング画像として撮影・観察する、イメージング技術による非破壊評価の手法を指す。様々な結晶材料内の欠陥を視覚化し、品質をモニタリングする際に用いられる。蛍光X線分析(XRF)波長分散型(WDX)とエネルギー分散型(EDX)に大別され、物質にX線を照射したときに発生する蛍光X線を利用して、定性分析や定量分析を行う元素分析手法のことを指す。光学系光線の性質を利用して、それを集中、発散、反射、屈折させるためのレンズ、反射鏡、プリズム等の器具や装置の総称を指す。散乱データの可視化プロジェクトX線回折で検出される散乱データが何を意味するかが分かるように、イメージとして可視化する仕組みを指す。電子回折結晶試料に電子線を照射するときに起こる回折パターンから試料の結晶構造情報を得る手法を指す。分光素子光学機器や光学系を構成する、入射した光線を波長毎に分けるレンズ、反射鏡、プリズム、フィルター、回折格子等を指す。ラマン分光分析試料にレーザー光を照射した際に発生するラマン散乱光を検出し、試料の化合物状態や結晶構造の情報を得ることでその分析を行う手法を指す。 ② 分析・計測機器の開発、製造、販売及びサービス当社グループは、X線技術を中心とした分析・計測機器の開発、製造、販売、サービス等の事業を展開しております。当社グループは、X線発生装置、光学素子、X線検出器、解析ソフトウェア等、X線分析・計測機器の能力を左右する要素技術の研究開発に重点的に投資し、そうした要素技術をパーツ製品化した要素部品を自社で生産することにより、製品の高性能化、開発サイクルの短縮化、量産効果等を実現するアドバンテージを有しております。当社グループの研究開発は、PhD学位保持者をはじめ、高度な専門性を有する約300名のX線技術者をグループ内に擁し、加えて世界各国の著名な研究機関とも緊密なパートナーシップを構築しております。こうして生まれる他社とは差別化された高度なX線要素技術力は、それらの要素部品を搭載する製品の技術優位性と市場競争力の源泉となっております。当社グループは、自ら設計・開発するこれらの要素部品やそうした要素部品を搭載する分析・計測機器を製造するために必要となる機械部品や電子部品等を部品メーカーから直接あるいは商社を経由して仕入れするとともに、部品の製造や製品の組立ての一部を協力会社に外注委託しております。当社グループは、これらの部品や製品を仕入れし、それらから製造する分析・計測機器を大学や研究機関、企業の研究部門や品質管理部門及び製造部門等に販売しております。また、当社グループが販売する製品は精密機械であり、高い精度を長く保持し、万一障害が発生した場合に迅速な修復対応を求める顧客のニーズに応えるため、既納製品に対する消耗品・交換部品の供給、ハードウェアやソフトウェアのアップグレード、修理・点検、予防保守契約、機器の移設サポート等のアフター・サービスを提供しております。当社グループは、これらの顧客への製品の販売やアフター・サービスの提供を、地域に応じて直接あるいは代理店を起用して行っております。 ③ 当社グループの事業の区分と各内容当社グループの事業は「理科学機器の製造・販売」の単一セグメントですが、その製品カテゴリーによる区分として、多目的分析機器事業、半導体プロセス・コントロール機器事業、部品・サービス事業の3つを設定しております。それぞれの事業の内容は以下のとおりです。 イ 多目的分析機器事業多目的分析機器事業では、以下のX線技術を利用する分析・計測機器の開発と販売を行っております。X線技術概要主要な製品X線回折結晶試料にX線を照射した際に生じる回折パターンから試料の結晶構造情報を得る手法を用いて、物質の組成や結晶構造を分析します。X線回折機器は、様々な材料の研究開発や生産プロセスにおける品質管理、医薬品の研究開発等に利用されております。全自動多目的X線回折装置 SmartLab超高速・超高精度単結晶X線構造解析装置XtaLAB Synergy-S蛍光X線分析分析の分解能に優れる波長分散型と測定の迅速性に優れるエネルギー分散型の機器を開発・販売しております。物質にX線を照射した際に生じる元素特有の蛍光X線を利用して元素情報を得る手法を用いて、物質の含有元素の定性・定量分析を行っております。蛍光X線分析機器は、様々な材料の研究開発や生産プロセスにおける品質管理、有害元素の適切な管理による環境規制への準拠等に利用されております。走査型蛍光X線分析装置ZSX Primus IV X線イメージングX線の物質透過性を利用して、工業材料や工業製品の内部構造を非破壊で画像化します。X線イメージング機器(X線CT)は、工業材料や工業製品の研究開発や生産プロセスにおける品質管理に利用されております。工業用デスクトップ3DマイクロX線CTCT Lab HX ロ 半導体プロセス・コントロール機器事業半導体プロセス・コントロール機器は、蛍光X線(XRF)、X線反射率(XRR)、X線回折(XRD)等の分析手法を組み合わせて、半導体ウェーハの汚染検査、薄膜評価、膜厚・密度測定、組成・結晶性評価、3次元形状測定等、半導体製造における様々なパラメータを測定し、プロセスをコントロールする工程で利用されております。個々のデバイスの欠陥を検知する半導体検査(Inspection)機器に対して、当社グループの製品は、デバイスの製造プロセスの品質を計測し、その改善に寄与することでデバイス製造の歩留まりの改善をもたらす、より高付加価値で、そのために高い需要成長が予測されている半導体計測(Metrology)機器です。当社グループの半導体X線計測機器は、世界大手の半導体メーカーのインライン品質管理や半導体製造機器メーカーの研究開発・品質管理等で役立てられております。主要な製品薄膜評価用蛍光X線分析装置WaferX310インラインX線膜厚・密度モニターXTRAIA MF-3000インラインHRXRD/XRR計測ツールXTRAIA XD-3300透過X線CD計測ツールXTRAIA CD-3200T ハ 部品・サービス事業部品・サービス事業では、以下に掲げる様々な事業を展開しております。事業概要主要な製品サービス顧客に販売した製品のアフター・サービスとして、消耗品・交換部品の供給、ハードウェアやソフトウェアのアップグレード、修理・点検、予防保守契約、機器の移設サポート等を提供しております。これらのアフター・サービスを製品のライフサイクルにわたって継続的に提供することを通して、長期的な顧客との信頼関係と定着率の高い顧客基盤の構築に貢献するとともに、販売製品のインストールベースの着実な増加がもたらすストック型のビジネスモデルを確立しております。-要素部品当社グループは、X線分析・計測機器の能力を左右するX線発生装置、光学素子、X線検出器、解析ソフトウェア等、その高度なX線要素技術力をパーツ製品化した各種要素部品について、自社の製品に搭載するほか、それを評価する他社の技術ニーズにも応えて、一部を外販しております。例えば、当社グループの先端多層膜ミラーは、半導体製造のためのEUVマスク検査機器に不可欠な技術パーツとして半導体製造機器メーカーに供給されております。EUV多層膜ミラー その他の分析機器当社グループでは、X線技術を利用する分析・計測機器のほかに、熱分析・発生ガス分析装置、携帯型ラマン分光分析装置、水銀測定装置、動物用イメージング・モダリティ装置等の開発・販売を行っております。示差熱・熱重量同時測定装置TG-DTA 8122 (3) 当社グループの概要等当社グループは当社とその国内外の連結子会社18社で構成され、当社グループを構成しているこれらの各社の役割・取扱製品等は以下のとおりです。当社グループの事業は「理科学機器の製造・販売」の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。グループ会社名(略称)有する機能事業を展開する国・地域役割又は取扱製品経営管理開発製造販売サービスその他所在地:日本RH〇 全世界グループ会社経営管理RC 〇〇〇〇 全世界理科学機器及びその要素技術製品RLC 〇日本精密機器の梱包及び運送NIC 〇〇〇〇 全世界水銀分析計所在地:米州RAH〇〇〇〇〇 全世界理科学機器及びその要素技術製品RdB 〇 中南米理科学機器(販売支援)所在地:欧州・中東RESE 〇〇 欧州・中東・アフリカ理科学機器RUK 〇〇 イギリス理科学機器RFR 〇〇 フランス理科学機器RITE 〇〇〇 全世界理科学機器の要素技術製品ROP 〇〇 ポーランド理科学機器(単結晶X線構造解析装置)MILabs 〇〇〇〇 全世界理科学機器(前臨床イメージング装置)RSI 〇〇 イスラエル理科学機器(半導体X線計測装置)所在地:アジア太平洋・中国RAPP〇 〇〇 アジア太平洋理科学機器(販売支援)RBC 〇〇 中国理科学機器(販売支援)RSHC 〇〇 中国理科学機器RPDA 〇 アジア太平洋理科学機器及びその要素技術部品RIPL 〇〇 インド理科学機器(販売支援)RTTW 〇〇 アジア太平洋理科学機器(販売支援) 本項目及び「第2 事業の状況 6 研究開発活動」で記載している当社グループの各会社名は以下のとおりです。会社名略称リガク・ホールディングス株式会社(当社)RH株式会社リガクRC理学ロジスティクス株式会社RLC日本インスツルメンツ株式会社NICRigaku Americas Holding, Inc.RAHRigaku do Brasil Ltda.RdBRigaku Europe SERESERigaku UK, Ltd.RUKRigaku France S.A.R.L.RFRRigaku Innovative Technologies Europe s.r.o.RITERigaku Polska Sp.z o.o.ROPMILabs B.V.MILabsRigaku Semiconductor Instruments Ltd.RSIRigaku Asia Pacific PTE Ltd.RAPP理学電企儀器(北京)有限公司RBC理学電企(上海)儀器有限公司RSHCRigaku Portable Devices Asia LimitedRPDARigaku India Private Ltd.RIPL理学股分有限公司 (注)1RTTWRigaku Innovative Technologies, Inc. (注)2RITApplied Rigaku Technologies, Inc. (注)2ARTRigaku Analytical Devices, Inc. (注)2RADNewton Scientific, Inc. (注)2NSI (注)1.理学股分有限公司は、2025年5月5日付で設立しております。2.RIT、ART、RAD及びNSIは、2023年12月にRAHへ吸収合併しましたが、RAHの中の部門として残っているため、当略称は部門としての略称として使用しております。 事業の系統図は以下のとおりです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等11,762
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (1) 会社の経営の基本方針① 当社グループが目指す姿 ~A One-of-a-Kind Global Technology Company~当社グループは、新しい時代環境に適応し、事業環境の変化を捉えて成長することで社会に貢献していくことを目指して、2022年に当社グループの「Mission, Vision and Values(注1)」を制定いたしました。当社グループは、この「Mission, Vision and Values(注1)」に則り、X線技術を中心とした最先端の分析ソリューションを顧客や社会に提供し、様々な活動分野で生まれる技術イノベーションを支援していくことを通して、「視るチカラで、世界を変える」を実践し、企業理念である「科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献する」を追求しております。また、当社グループは、かかる経営の基本方針に則り、持続可能な社会の実現に貢献し、それによる企業グループとしての持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、強みとする技術資産、人材資産及び顧客資産を最大活用します。さらに、そうした社会への貢献とあわせて、世界各地の拠点が有する多様性を武器に「グローバル・ワン・リガク(注2)」の総合力を結集し、それらを最大活用することで、優れた技術力をベースとしたリガクらしいユニークな成長モデルを創造する「A One-of-a-Kind Global Technology Company」を目指しております。 A One-of-a-Kind Global Technology Company(注) 1.「Mission, Vision and Values」の詳細は、ウェブサイトをご参照ください。https://rigaku-holdings.com/group/2.リガクで働く全世界の多様性を持つ仲間がグローバル企業としての全体最適を共有・尊重し、役割に応じてそれぞれが持つ能力を結集した「One Team」で、その統合された能力を最大発揮するリガクの企業スピリット。 ② 事業ポートフォリオ戦略の基本方針当社グループは、理科学機器の専門メーカー(注3)として、事業ポートフォリオに「多目的分析機器」、「半導体プロセス・コントロール機器」、「部品・サービス」の3つの製品カテゴリーを持ち、当社グループの経営資源は、これらに集中配分しております。当社グループは、この事業ポートフォリオ戦略の基本方針に基づいてさらなる選択と集中の推進を図り、X線技術を利用したソリューション力をより一層強化するための外部とのパートナーシップの確立やM&A投資、さらにX線を補完する他の分析技術分野への参入・事業拡大等の機会に対しても、これらを排除することなく、選別的に取り上げていきます。(注) 3.リガクの開示上の事業セグメントは「理科学機器の製造・販売」の単一セグメント。 (2) 経営環境① 当社グループが事業を行う市場の動向とそれぞれの市場における地位当社グループの事業において主要な市場となるX線回折機器(XRD)、蛍光X線分析機器(XRF)及び半導体X線計測機器の市場の動向とそれぞれの市場における地位につきまして、以下に説明いたします。X線回折機器(XRD)のグローバル市場の規模は、2024年の965百万米ドルから2027年には1,086百万米ドルに成長すると予想されており、これらから同期間における年間平均成長率は4.0%と算定されております(注1)。また、蛍光X線分析機器(XRF)のグローバル市場の規模は、2024年の1,364百万米ドルから2027年には1,579百万米ドルに成長すると予想されており、これらから同期間における年間平均成長率は5.0%と算定されております(注1)。これらのX線回折機器(XRD)と蛍光X線分析機器(XRF)のグローバル市場の規模からそれらの合計値をベースに算定される2024年から2027年までの年間平均成長率は4.6%であり、堅調な成長が予想されております(注1)。当社グループは、その主力製品であるX線回折機器(XRD)において、国内では2024年に76%と第1位の市場シェア(注2)を、またグローバルでは2024年に26%と第2位の市場シェア(注3)を、それぞれ獲得しております。さらに、半導体X線計測機器の需要につきましては、2024年に約498百万米ドルとされているグローバル市場の規模が2027年には643百万米ドルに拡大すると予想されており(注4)、これらから同期間における年間平均成長率を8.9%と算出することができます(注5)。当社グループは、半導体X線計測機器のグローバル市場において2024年に38%の市場シェアを有するマーケット・リーダーとなっております(注6)。(注) 1.Strategic Directions International, Inc.「SDi Global Assessment Report 2025」に基づく機器販売額とサービス等の関連売上高を含むグローバル市場規模及びその年間平均成長率。2.株式会社アールアンドディ「科学機器年鑑 2025年版」に基づく機器販売額による2024年国内市場シェア。3.Strategic Directions International, Inc.「SDi Global Assessment Report 2025」に基づく機器販売額とサービス等の関連売上高を含む2024年グローバル市場シェア。4.Yole Group「Wafer Fab Equipment Market Monitor - Q4 2025」におけるX-Ray Metrology(総売上高(USDMM)、暦年)の市場規模を参照。5.Yole Group「Wafer Fab Equipment Market Monitor - Q4 2025」におけるX-Ray Metrology(総売上高(USDMM)、暦年)の市場規模を参照して算出。6.Yole Group「Wafer Fab Equipment Market Monitor - Q4 2025」におけるX-Ray Metrology(総売上高(USDMM)、暦年、販売企業毎)の販売企業毎の売上高を参照して算出。 ② 市場ニーズの変化に伴う技術イノベーションの進展X線技術を利用した分析・計測機器は、様々な材料の研究開発や生産プロセスにおける品質管理、半導体製造のためのプロセス・コントロール、ライフサイエンスの発展に寄与する医薬品の研究開発等、アカデミア、産業分野を問わず、幅広く利用され、科学技術の発展に伴うX線分析ソリューションへの需要の高まりにより、その市場が拡大しております。さらに、人類社会の豊かで便利な暮らしへの欲求、また健康や環境保全の追求は、それらの新しいニーズに応えるための技術イノベーションを様々な活動分野で促進しております。こうした市場ニーズの変化に伴う技術イノベーションの進展は、X線技術の新たなアプリケーションの開発を通じて当社グループがさらに成長と発展を続けていくための好機となっております。当社グループの提供ソリューションが貢献できる、先端的な技術イノベーションへのニーズが高い分野として、次の例を挙げることができます。先端的な技術イノベーションへのニーズが高い分野 X線技術を中心とした当社グループの既存の技術の深掘りとその周辺領域にある新しい技術の獲得、市場需要の成長性に加えてプレゼンスの浸透による販売シェアの拡大余地が大きい海外市場におけるさらなる成長の加速、足下で引き合いが増している上記のような先端的な技術イノベーションへのニーズが高い分野における新しいソリューションの提供機会の取り込み等により、将来に向けた事業拡大の機会と潜在性は豊富にあるものと考えております。 (3) 当社グループの強み① 差別化された高度なX線要素技術力当社グループは、X線発生装置、光学素子、X線検出器、解析ソフトウェア等、X線分析・計測機器の能力を左右する要素技術の研究開発に重点的に投資し、そうした要素技術をパーツ製品化した要素部品を自社で生産することにより、製品の高性能化、開発サイクルの短縮化、量産効果等を実現するアドバンテージを有しております。当社グループの研究開発は、PhD学位保持者をはじめ、高度な専門性を有する約300名のX線技術者をグループ内に擁し、加えて世界各国の著名な研究機関とも緊密なパートナーシップを構築しております。こうして生まれる他社とは差別化された高度なX線要素技術力は、それらの要素部品を搭載する製品の技術優位性と市場競争力の源泉となっております。さらに、当社グループの要素部品は、自社の製品に搭載するほか、その高度なX線要素技術力を評価する他社の技術ニーズにも応えて、一部を外販しております。例えば、当社グループの先端多層膜ミラーは、半導体製造のためのEUVマスク検査機器に不可欠な技術パーツとして半導体製造機器メーカーに供給されております。また、自動化/ロボティクス、AI(人工知能)/マシンラーニング等の新たな能力についても、外部とのパートナーシップの確立等を通じてその獲得を図り、X線要素技術力とともに、当社グループの成長を加速する原動力としていきます。当社グループは、その製品の技術優位性と市場競争力をさらに強固なものとするため、「グローバル・ワン・リガク」の技術開発力を結集し、それらを最大活用する一方、外部研究機関との協働を積極的に推し進めて、当社グループの強みの源泉であるX線要素技術への重点的な研究開発投資を継続していきます リガクのX線要素技術 ② 強固な顧客基盤X線回折機器(XRD)、蛍光X線分析機器(XRF)、X線イメージング機器(X線CT)を製品ラインアップに持つ多目的分析機器は、当社グループの歴史的な事業ドメインであり、大学・研究機関等のアカデミア/ガバメントや産業分野の幅広いエンドマーケットの多様な研究開発ニーズに応えることで、国内外に1万超の製品ユーザーを数える強固な顧客基盤を構築し、なかでも主力製品であるX線回折機器(XRD)では、国内市場においては圧倒的No.1シェアを、グローバル市場においてもNo.1に迫る高いシェアを、それぞれ獲得しております。 多目的分析機器エンドマーケット別売上収益構成(2025/12期)X線回折機器(XRD)市場シェア(2024)国内(注1)グローバル(注2) (注) 1.株式会社アールアンドディ「科学機器年鑑 2025年版」2.Strategic Directions International, Inc.「SDi Global Assessment Report 2025」 (4) 会社の中長期的な経営戦略(成長戦略)① Lab to Fab 戦略の推進当社グループは、強みとする卓越したX線要素技術の開発力と内製力、強固な顧客基盤と各業界の技術動向に対する深い知見、さらに顧客とのパートナーシップに基づく共同開発とそれを通じて顧客の顕在・潜在ニーズを解決するソリューション提供力等を活かし、大学・研究機関や産業分野の研究開発部門(Lab)との協働から発展して、社会が必要とする新たな分析技術・手法を確立し、それらを産業分野の生産プロセス(Fab)における標準技術として導入し、幅広く展開していく「Lab to Fab 戦略」の推進により、事業領域を拡大しております。この「Lab to Fab 戦略」は、当社グループが持つ固有の強みを活かして、3つのPillarから成る戦略をグローバル・スケールで展開することで当社グループの成長をドライブする中長期的な経営戦略の中心となっております。 リガクの成長戦略コンセプト(3本の矢) A. Pillar 1「多目的分析機器」~先端的なX線分析ソリューションの提供と海外市場における成長の加速~当社グループは、その歴史的な事業ドメインである多目的分析機器について、大学・研究機関等のアカデミア/ガバメントや産業分野の幅広いエンドマーケットに構築する強固な顧客基盤と高い顧客ロイヤルティをレバレッジとして、卓越したX線要素技術力を武器に得意分野である新材料の発見・開発に貢献する先端的なX線分析ソリューションを提供し、高度化する顧客の研究開発ニーズに応えることで、市場のサイクルと米国政策の影響を受けて成長の踊り場となった2025年から、再びその売上収益と利益率を拡大基調に回帰させていくことを計画しております。当社グループは、市場需要の成長性に加えてプレゼンスの浸透による販売シェアの拡大余地が大きい海外市場における成長をさらに加速するため、セールス、サービス、アプリケーション・サイエンティスト等の要員やラボ等、海外のコマーシャル・インフラへの積極的な投資と「グローバル・ワン・リガク」のチーム力の発揮により、グローバル市場での販売シェアをさらに伸ばし、多目的分析機器の分野でX線回折機器(XRD)市場と蛍光X線分析機器(XRF)市場の年平均成長率4.6%(2024年~2027年)(注1)を上回る平均年率約7%の売上収益成長を目指しております。多目的分析機器の業績推移と売上収益成長計画 (注) 1.Strategic Directions International, Inc.「SDi Global Assessment Report 2025」 B. Pillar 2「半導体プロセス・コントロール事業」~半導体の技術進化に貢献するX線技術の応用を通じた事業領域の拡大~a. 半導体X線計測機器市場における高成長と分散ポートフォリオの構築「Lab to Fab 戦略」の推進とその成果により、当社グループの製品は、半導体製造におけるプロセス・コントロールでその採用が拡がり、近年高成長を遂げております。当社グループは現在、半導体X線計測機器市場でグローバル・リーダーの地位を確立しております。また、当社グループは、半導体設備投資額でグローバル上位10社(注2)のうち、全社との間で取引関係を有しているほか、メモリ、ロジック、パワーデバイス等、アプリケーション
事業等のリスク19,524
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。当社グループにおけるリスク管理体制に関し、後掲の「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」において、取締役会、監査役会、経営会議、指名評価報酬委員会、サステナビリティ推進委員会、コンプライアンス委員会、リスク管理委員会の構成と活動状況について詳述しております。 <業界・市場に関するリスク>1.国内外の市場の動向に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループが販売するX線分析機器は、国内外の半導体・電子部品、ライフサイエンス、化学等の幅広い産業分野や大学・研究機関で使用されており、当社グループの製品やサービスの需要はこれらの各産業等の市場動向や対象となる国・地域の経済情勢の影響を受けます。とりわけ、その需要は、研究開発予算及び設備投資計画の内容や、その資金源となる企業の業績、資金調達の状況や各国政府の予算編成、補助金政策等に影響されます。特に米国においては、近時、学術・研究用途に使用される研究機器に対する学術資金の投資が削減され、当社グループの顧客である大学・公的研究機関等による製品購入が減少しております。これらの動向によっては当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。品質検査用の装置の需要は、一般に設備投資額の増減の影響を受けます。当社グループが販売している品質検査用の装置は、一度導入されると工場の稼働率の影響は受けにくいため、変動リスクは限定的であり、過去の傾向を踏まえても設備投資額の増減による業績への影響は大きくないと判断しておりますが、設備投資額の水準が著しく悪化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。一方、当社グループの主力事業として近年成長している半導体プロセス・コントロール機器の需要は、半導体業界の動向の影響を受けます。半導体デバイスは、急速かつ複雑な技術革新と製品の陳腐化の影響を受け、その需要は、主にマクロ経済と業界動向に基づく需要の変化に大きく影響されます。そのため、当社グループの事業は、半導体メモリ分野に代表される大幅な景気変動の影響を受ける可能性があります。当社グループが販売する半導体プロセス・コントロール機器はメモリ等の特定のアプリケーション向けに集中しないようバランスを考慮しており、また、半導体製造に関する研究開発投資は全体として今後も堅調に推移すると考えておりますが、半導体を利用した最終製品の需要が著しく減少した場合、又は想定どおりに成長しなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、日本や米国等による半導体製造に対する補助金支給等の政策は、製造設備開発の促進を通じて、当社の半導体プロセス・コントロール機器に対する需要の増加をもたらしてきました。しかしながら、このような政府の政策が縮小又は終了した場合、製造設備開発が減少し、その結果、当社の半導体プロセス・コントロール機器への需要が減少する可能性があります。 2.競合(価格/非価格競争)の激化に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループが販売している科学分析機器は顧客が求める性能や利便性を備えていることが購買条件です。個別商談においては競合により販売価格を下げるケースもありますが、販売価格を下げたことをもって売上が大きく伸びる製品ではないため、基本的には赤字販売は行わない方針としております。また、当社グループは、常に先端技術を開発し、かつ顧客の利便性に配慮した製品を提供することで、競合他社、新興企業や新興国との競争に対応する方針としております。しかしながら、価格や技術の競争が激化し、当社グループが顧客の要求や業界・市場動向の変化にうまく対応できず競合他社に遅れを取った場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、昨今の物価上昇を受け、販売価格の引き上げによる採算の確保・向上を図っております。しかしながら、コストの上昇を転嫁するに足りる販売価格の引き上げが実行できない場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。加えて、X線分析機器の業界では、ある業者の機器が顧客の製品ラインに選定された場合、その保守やアップグレード等の継続的な取引関係が構築される傾向がありますが、その場合、当該顧客が他の業者との取引を切り替えることは費用の観点を含めて困難な場合があります。このような構造から、当社グループが、競合他社の機器を使用している先を潜在顧客として市場シェアを拡大することが困難なおそれがあります。 <事業活動に関するリスク>3.海外での事業活動に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:直近1~3年、影響度:中)当社グループは、海外に多くのグループ会社を保有し、また、一部の地域については販売代理店を通じた販売を行っており、製品を米州・欧州・中東・中国その他のアジア等の海外の顧客にも販売しております。日本以外の研究・生産拠点は米国・欧州・イスラエルに分布しており、その他、米国・欧州・中国・台湾・シンガポール・インド・ブラジルに販売とサービスの拠点を有します。これまでは、当該地域における当社グループの事業活動に重大な悪影響を及ぼす事態は生じておりませんが、海外で事業活動を行うにあたっては、地政学的リスク、為替の変動、輸出入管理規制の動向、各国政府の補助金政策動向、許認可等の取得状況、法規制の新設又は変更、税制の変更、販売代理店への依存、サプライチェーン及び販売代理店を含む海外オペレーションのガバナンス及びモニタリングリスク等が内在しております。予期していないこれらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループのガバナンスに関しては、グローバル企業としての強みを最大限に発揮し、各社がそれぞれの利益を最大化する部分最適化の枠組みを超えて、グループ全体としての最大の成果を追求するために「グローバル・ワン・リガク」体制を採用しております。「グローバル・ワン・リガク」体制を採用するにあたり、各ユニット内及びユニットをまたぐ各種会議体の多層コミュニケーションによりガバナンス体制を浸透させております。また、各社の取締役会を基本的に毎月(一部は四半期ごとに)開催することで、市場動向、業績、内部監査指摘事項の対応状況等をモニタリングしております。各グループ会社の取締役会には当社から取締役(非常勤)を派遣しており、毎月(ないし四半期ごと)の取締役会を通じて業績面、内部管理面から多面的に情報収集・分析によるモニタリングと課題への対応を行っております。また、グループ会社には共通の行動規範(Code of Conduct)とグループ会社管理規程(権限体系)を導入しており、これらにより遵守すべき事項や責任を明確にしております。しかしながら、これらの当社グループによる施策が奏功せず、ガバナンス上の問題が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 4.取引先・製品・技術への依存に関するリスク(仕入先への生産依存) (顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループでは半導体や関連製品の不足による原材料や部品の仕入れ難が一時期見られましたが、当社グループのみの現象ではなく、科学分析機器のみならず幅広い業界で見られた現象でありました。当社グループでは、同様の事態が再発した場合に備えて、極力複数社購買等によるリスク分散を図っております。技術面や仕入れ面で特定の会社に大きく依存している購買先はありません。しかしながら、原材料や部品の仕入れ難が再度発生した場合には、代替先からより高価格の原材料や部品を購入しなければならなくなる可能性があり、また仕入先の予期せぬ変更により、製品設計の変更を実施することになる可能性があるほか、輸送能力の不足が生じた場合にも追加費用や遅延が発生し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 5.法令・規制に関するリスク(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループの事業は、事業自体に関して許認可が必要とされるものではありませんが、主力のX線分析機器においては各国毎に安全基準や取り扱いについての届出や登録が必要です。また、当社グループが事業活動を行っている国・地域により電気規格や環境汚染物質の使用制限等があり、基準を満たしている必要があります。そのほか、各国及び地域における安全保障、外国貿易管理、競争政策、腐敗防止、労働及び税制等に関連する様々な法律及び規制の対象となっております。本書提出日現在では中国向けの輸出規制を含め、法令・規制による事業上の重大な影響はありませんが、予期していない法令・規制の新設や変更等により、当社グループの事業の一部が制限され、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。規格や環境規制に関しては、該当製品について規制を満たしている製品を開発することで対応しております。輸出規制に関しては、軍事転用リスクへの懸念を踏まえた安全保障の強化を目的として、日本政府による2025年10月の制度改正により、補完的輸出規制(キャッチオール規制)を含む輸出管理制度が見直され、軍事転用の可能性のある品目の管理が強化される等、規制が一段と強化されました。これを受け、当社グループでは貿易管理部による当社グループの製品の輸出プロセスについて適切なデュー・ディリジェンスを実施し、外国為替及び輸出貿易管理令等を遵守する体制を継続的に整備・運用しております。また、当社グループは最新の輸出規制動向に関する社内教育・研修を定期的に実施するとともに、専門部門による監査を通じて輸出手続の運営や規制遵守状況を点検・改善し、必要に応じて経済産業省や外部専門機関の知見を取り入れることで、実務対応の精度向上に努めております。しかしながら、これらの施策が奏功せず、法令・規制上の問題が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 6.外注管理に関するリスク(顕在化の可能性:低、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループでは、外注先を自社工場の延長線にあるパートナーと位置付けており、品質、コスト及び納期が要求水準を満たしているかのモニタリングが必要であると認識しております。予期していない外注先でのトラブル等により当社の製造プロセス全体が中断又は遅延する等のおそれがあり、その結果、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、外注先については、品質管理を最優先に連携して対応しており、課題のある外注先には数人で訪問して課題把握と改善指導をする品質パトロールという制度により、外注先の管理を行っております。また、コンプライアンスやサステナビリティの観点から、外注先が取引相手として相応しいかという点の確認を行っております。しかしながら、これらの当社グループによる施策が奏功せず、外注先での問題が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 7.原材料の価格高騰や供給停止に関するリスク(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)レアメタルを含む当社製品の製造に使用する主要な原材料は、限られた購買先からしか調達できません。当社は購買先と強固な関係を築いておりますが、購買先が当社の要求水準を満たさない場合には、原材料の供給不足が生じる可能性があります。原材料の供給不足により、高い価格の市場品の購入を余儀なくされ、また他社の製品に切り替えるために設計変更費用が発生するおそれがあります。当社グループは、厳しい供給不足の事態が発生した場合には、採算性の良い事業・製品について優先的に部品を確保し、会社全体への影響を極力抑えるよう対応する方針としておりますが、想定を超える原材料の長引く供給不足や急激な価格高騰が起こった場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 8.コスト(設備)に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:直近1~3年、影響度:中)当社グループにおいては、製品を生産するにあたり、専用ライン等の大型の設備投資は通常必要となりませんが、重要部品を生産するための加工機や半導体事業向けの部品・製品等を生産するために、クリーン・ルームへの投資が必要です。クリーン・ルームについては、極力設備を有する先への外注・組立て委託により能力拡大を図っておりますが、要素部品として自社生産が望ましい検出器等は、自社でクリーン・ルームを整備しております。また、近年の売上の成長に伴い、生産能力の拡大に関しては、山梨工場、大阪工場や外部パートナーの生産スペースの拡張、その他生産性向上のための各種施策の実施とあわせて、生産キャパシティを増加させる投資計画を実施しており、2027年までに2022年度比で倍増させることを目標に設定しております。生産キャパシティ拡大後には、事業継続計画(BCP)やグローバルな地政学的な観点、及び物流コストの最適化を踏まえて、海外での生産能力の拡大を検討する予定です。また、加工機については、外注化が困難なもの、当社グループの技術やノウハウが集約されており自社生産が望ましいものに限定し、加工機への投資を抑えていく方針です。かかる設備投資について、想定外の設備投資費用が嵩んだ場合や、生産能力の拡大が大幅に遅れた場合等には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 9.品質に関するリスク(顕在化の可能性:中、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:高)当社グループの製品は高度な分析・検査装置であり、仕様どおりに機能することが購買要因となるため、当社グループでは品質の確保を最重要課題の一つと位置付けております。また、X線の漏洩防止や取扱いにおける注意喚起といった安全性の確保は極めて重要となります。そのため、品質保証部と生産本部を中心にKPIを設定して品質の向上・改善に取り組んでおります。具体的には、客先での初期不良(納入時の不良、1年間の保証期間内の不良)、自社での不良(生産工程での不良、外注先での不良)に分けて不良の要因を分析して改善に結び付ける施策を行っております。また、不良の発生、改善の進捗、KPIに対する実績等の状況を、週次で品質保証部が経営者層や関係者に報告しております。しかしながら、このような取組みにもかかわらず品質不良や製品安全への懸念等が発生する場合には、当社グループの信頼性やブランド力の低下に繋がり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの製品に欠陥や安全性に関する懸念が発生した場合、顧客からの信頼を毀損する可能性があるほか、当社又は当社顧客に対して損害賠償請求がなされ、多額の訴訟費用の負担や顧客への補償を求められる可能性もあります。 10.研究開発に関するリスク(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループが属する市場や業界においては、新しい技術や、それを採用した製品を継続的に市場に投入することが長期的な成長要因となるため、新しい技術の開発は当社グループにとっての生命線となっております。予期していない市場動向の変化や当社グループの技術を代替しうる技術革新が起こった場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、市場動向を反映した迅速な製品開発と、X線コア技術の深化を目指す長期的開発を並行して進めております。開発リソースに関しては、新卒や中途で優秀な学生・研究者等の人材を採用する他、国内外の研究機関・大学・企業と提携した研究開発を多数手掛けております。また、当社グループは、技術を有する企業について積極的にM&Aを実施しており、海外のグループ会社の半数以上はM&Aによりグループ会社化したものです。このように、当社グループは、今後も幅広いオープン・イノベーションの文化を維持して世の中に貢献する技術や製品を生み出していく方針ですが、技術の発展に追いつけず、又は顧客のニーズを満たす新製品の開発に成功できない場合には、市場シェアや収益が低下し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 11.知的財産権に関するリスク(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループの事業は技術が競争力の源泉であり、積極的に特許・意匠・商標の登録を行っております。しかしながら、知的財産権に対する十分な保護が得られない法域もあり、当社グループの知的財産が他社により不正利用されるおそれもあります。他社との間に知的財産紛争が生じた場合、解決までに相当な時間と費用を要し、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループではより多くの新しい特許性を有する技術を開発すべく、知的財産部が中心となって出願や権利化活動を行っております。知的財産部では、競合分野での他社特許の動向を監視しており、他社特許侵害をしていないかの確認を行うとともに、必要に応じて他社特許への異議申し立てや特許回避技術の開発を促しております。本書提出日現在において、第三者特許を利用して当社グループの主要な技術・製品・事業が行われている事実、又は当社グループが第三者の知的財産を侵害しているとの主張を受けている事実はありませんが、当社が第三者の知的財産権を侵害していると第三者が判断した場合、当該第三者から差止命令又は損害賠償請求を受ける可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 <政治・社会情勢・環境に関するリスク>12.国際情勢に関するリスク(顕在化の可能性:高、顕在化の時期:直近1~3年、影響度:中)当社グループは世界的に事業展開を行っているため、当社グループの事業は国際情勢や地政学的リスク、例えばサプライチェーン分断による調達・物流・販売規制等の影響を受けます。予期していない地政学的リスクが発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。中国による両用品目の対日輸出規制強化や、米国によるAI・半導体をめぐる対中輸出規制の継続は、当社ビジネスに少なからず影響を及ぼしうるリスク要因であると認識しております。米国商務省産業安全保障局による規制の強化により特定の顧客への米国原産
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,812
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりです。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における我が国の経済状況は、堅調な雇用・所得環境を背景とした内需の拡大に支えられ回復基調を維持したものの、外需の弱さや物価上昇に伴う不透明感から、成長は緩やかなものとなりました。株価は、米国を中心とした半導体需要の拡大を背景に、半導体関連・電子部品・データセンター関連等が強く買われ、また、円安進行により輸出企業の業績期待が高まり、自動車や機械等外需セクターの株価を押し上げ、年末に向けて史上最高値圏に迫る展開となりました。海外におきましては、ロシア・ウクライナ戦争の長期化、トランプ政権による追加関税をはじめとした各種政策、米中間の重要鉱物や半導体関連製品等への輸出規制や関税措置、中東情勢の高い緊張状態等、地政学的な不確実性は依然として高い水準で推移し、世界経済及び企業活動に影響を与えました。このような環境下ではありましたが、新材料開発等の技術革新への戦略投資は継続し、当連結会計年度の後半では、米国を除く地域で分析機器への需要が成長軌道に戻ってきました。また世界の半導体市場は引き続きAIやデータセンター向け等の先端技術への需要が市場を牽引しており、当社グループのソリューションに対し高い需要を生み出しております。これらの需要を的確に捕捉したことで、第4四半期において対前年同期比及び対第3四半期比で大幅な売上増を実現することができ、第3四半期累計で対前年同期比マイナス成長であった状況から、通期では対前期比3.9%の成長まで回復することができました。当連結会計年度における各事業別の売上収益の状況は以下のとおりです。・ 多目的分析機器事業においては、米州や中国での売上収益が減少したことで、通期で対前期比2.2%の減収となりました。主たる要因は、米国ではトランプ政策の影響が特にアカデミア及びガバメントの市場で生じたこと、中国では前年上半期の売上収益に大きく貢献した補正予算案件が剥落したこと、そしてEV向けSiC需要急増の2025年からの反動がグローバルで生じたことによります。しかしながら欧州、日本、その他のアジア地域で特に第4四半期で高い成長を実現し、全体の回復に寄与しました。・ 半導体プロセス・コントロール機器事業においては、半導体市場における分析・計測需要が量産目的から開発目的にシフトしたことから、売上や高利益率の案件が第4四半期に集中しましたが、確実にクローズすることができ、売上収益は通期で対前期比19.0%の増収となりました。高いAI需要を背景とした、DRAM及び3D NANDの需要拡大による半導体メモリ向け及び次世代技術開発案件を中心とした半導体製造装置向けの販売が大きく増加しました。・ 部品・サービス事業においては、EUV用多層膜ミラーの需要低下に伴う顧客在庫調整の長期化による売上減がありましたが、サービス及びその他分析機器は堅調に売上を伸長させ、対前期比で同水準となりました。営業利益に関しましては、製造キャパシティの増強を行ったことや戦略的な研究開発投資を継続した一方で、半導体プロセス・コントロール機器事業における製品・地域ミックス変化の影響、利益率の高いEUVの需要減、トランプ政策の影響を受けた米国サービス売上減等により、通期で対前期比9.0%の減益となりました。以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益は94,193百万円(前期比3.9%増)、営業利益は16,709百万円(同9.0%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は11,401百万円(同16.3%減)となりました。 なお、2025年12月期第1四半期連結会計期間より、従来、販売費及び一般管理費で計上していた販売先での修理・納入等フィールドサービス関連費用(労務費・旅費等)を、売上原価で計上する方法に変更しております。この変更は、システム改修が完了したことを契機として、売上収益と売上原価の対応関係を明確にし、経営成績をより適切に表示するために行ったものです。前年同期における当該費用2,923百万円については販売費及び一般管理費に含まれております。 当社グループは、「理科学機器の製造・販売」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末から7,662百万円増加し、185,209百万円となりました。主な要因は、売上収益増加等で営業債権及びその他の債権が8,159百万円増加、山梨工場増設に伴う設備投資等で有形固定資産が3,332百万円増加、現金及び現金同等物が3,716百万円減少したこと等によるものです。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末から1,035百万円増加し、96,812百万円となりました。主な要因は、売上収益増加に伴う仕入増加等で営業債務及びその他の債務が1,883百万円増加、賞与引当金の増加等で短期従業員給付が359百万円増加、4,000百万円の借入金返済、2,168百万円の山梨工場増設に伴う新規借入及び2,000百万円の運転資金の借入等で借入金が168百万円増加、売上収益の実現で流動負債の契約負債が1,473百万円減少したこと等によるものです。当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ6,627百万円増加し、88,396百万円となりました。主な要因は、当期利益の計上により11,401百万円増加、自己株式の取得により4,030百万円減少したこと等によるものです。以上の結果、当連結会計年度末の自己資本比率は前連結会計年度末から1.7ポイント増加し、47.7%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は24,275百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,716百万円の減少となりました。当連結会計年度における各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりです。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動による資金の増加は9,387百万円(前年同期は14,604百万円の資金の増加)となりました。これは主に、税引前当期利益15,971百万円(前年同期は17,977百万円)、減価償却費及び償却費5,127百万円(前年同期は4,868百万円)があった一方で、12月単月の売上が大幅に増加したことによる営業債権及びその他の債権額の増加8,007百万円(前年同期は554百万円の増加)、法人所得税の支払額4,648百万円(前年同期は5,674百万円)があったこと等によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動による資金の減少は6,628百万円(前年同期は6,053百万円の資金の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,829百万円(前年同期は5,867百万円)、無形資産の取得による支出824百万円(前年同期は495百万円)があったこと等によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動による資金の減少は6,595百万円(前年同期は2,442百万円の資金の減少)となりました。これは主に、新株予約権の行使による収入1,315百万円(前年同期は無し)があった一方で、自己株式の取得による支出4,043百万円(前年同期は4百万円)、配当金の支払額2,827百万円(前年同期は無し)があったこと等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況a 生産実績当連結会計年度における生産実績を示すと、以下のとおりです。 セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)理科学機器の製造・販売41,312116.8 (注) 金額は、売上原価によっております。 b 仕入実績当連結会計年度における仕入実績を示すと、以下のとおりです。 セグメントの名称仕入高(百万円)前期比(%)理科学機器の製造・販売41,071113.2 (注) 金額は、仕入価格によっております。 c 受注実績当連結会計年度における受注実績を示すと、以下のとおりです。 セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)理科学機器の製造・販売88,861110.126,72782.7 d 販売実績当連結会計年度における販売実績を示すと、以下のとおりです。 セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)理科学機器の製造・販売94,193103.9 (注) 販売先の販売割合が総販売実績額の10%以上を占める販売先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による主要な経営指標に基づく当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)売上収益90,652百万円94,193百万円売上収益成長率13.5%3.9%営業利益18,367百万円16,709百万円調整後営業利益(注)120,917百万円18,664百万円調整後営業利益率(注)123.1%19.8%調整後EBITDA(注)223,462百万円21,707百万円調整後EBITDAマージン(注)225.9%23.0%Net Debt/調整後EBITDAレシオ(注)31.4倍1.7倍研究開発費比率(注)47.5%7.8%CAPEX比率(注)57.0%7.1% 売上収益、売上収益成長率及び営業利益につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。調整後営業利益(注1)は18,664百万円(前期比10.8%減)、調整後EBITDAマージン(注2)は23.0%(前期比2.8ポイント減)、Net Debt/調整後EBITDAレシオ(注3)は1.7倍(前期比0.3ポイント増)となり、調整後EBITDAは前期より減少した一方で、先行投資に伴う借入金及びリース負債の増加が影響し、レバレッジ指標が上昇する結果となりました。研究開発費は当社の成長の源泉となるため戦略的な研究開発投資を継続し、対前期比で7.6%増えたものの、売上の成長率も大きく、研究開発費比率(注4)は7.8%となり対前期比で0.3ポイント上昇しました。CAPEXは主に山梨工場増設に伴う設備投資等でCAPEX比率(注5)7.1%の支出になり、対前期比で同水準となりました。 (注) 1.調整後営業利益=営業利益+PPA償却費+減損損失+一時費用(IFRS導入費用、コンサルティング・フィー、中国免除申請関連費用、上場関連費用等) 調整後営業利益率=調整後営業利益/売上収益2.調整後EBITDA=税金等調整前当期利益+減価償却費及び償却費+減損損失-受取利息及び配当金+支払利息+一時費用 調整後EBITDAマージン=調整後EBITDA/売上収益3.Net Debt/調整後EBITDAレシオ=(短期借入金+長期借入金+リース負債(流動)+リース負債(固定)- 現金及び現金同等物)/ 調整後EBITDA4.研究開発費比率=研究開発費/売上収益5.CAPEX比率=CAPEX/売上収益 CAPEXは使用権資産を除いた設備投資の金額により算出 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。また、流動性リスクを管理するために、以下の指標を用いて、それぞれの数値の変化を毎月モニタリングし、原因を分析することにより流動性リスクを管理しております。 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)DSO(注)172日101日DIO(注)2219日184日DPO(注)374日72日Net Debt/EBITDAレシオ(注)41.44倍1.74倍 当社グループは、売上増加に対応するために設備資金の借入調達により生産能力の拡張投資を実行しておりますが、その他の必要な資金は、運転資金の改善やグループ内での資金集約等の資金効率化を通じて、原則として手元資金で賄うことを基本方針としております。さらに必要な資金繰りに対しては、金融機関とのコミットメントライン契約を活用いたします。(注) 1.DSO=売掛債権残高/売上収益(12ヶ月)*3652.DIO=棚卸資産残高/売上原価(12ヶ月)*3653.DPO=買掛債務残高/売上原価(12ヶ月)*3654.EBITDA=税金等調整前当期利益+減価償却費及び償却費-受取利息及び配当金+支払利息 Net Debt/EBITDAレシオ=(短期借入金+長期借入金+リース負債(流動)+リース負債(固定)- 現金及び現金同等物)/ EBITDA ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRS会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「同 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組5,517
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中における将来に関する事項は、当社グループが当連結会計年度末において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (1)サステナビリティ全般1951年の設立以来、当社グループの使命は、科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献することにあります。顧客をはじめとした多様なステークホルダーと共存する上で、サステナビリティに関する取り組みは必要不可欠なものだと考えております。当社グループは、「科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献する」という企業理念のもと、当社グループの有する技術を集約した製品を通じて、社会全体のサステナビリティ推進に貢献しております。 ① ガバナンス当社グループでは、その経営方針に沿ってサステナビリティ経営を実現することを目的として、サステナビリティ推進委員会を設置し、サステナビリティ分野の経営課題、リスク及び機会、実施方針、計画について審議し、進捗状況をモニタリングしております。同委員会は取締役会の諮問機関としての役割を担い、当社及び株式会社リガクの代表取締役社長を委員長とし、当社及び株式会社リガクの取締役、エグゼクティブオフィサー、その他当社グループ会社の役職員で構成されております。また、同委員会の傘下には、サステナビリティに関する活動の会社横断的な定着を目的として、サステナビリティ推進連絡会を設置しております。 ② 戦略当社グループは、企業理念を「科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献する」とし、社是に「顧客を大切にする 人を大切にする 技術を大切にする」を掲げてきました。世界的な環境問題が私たちの日常生活や社会・経済の持続可能性に影響を与える中、当社グループは重要課題(マテリアリティ)の特定を以下のとおり行い、サステナビリティ推進委員会や経営会議等での議論を通じ、2023年7月取締役会にて承認されました。 持続可能な社会発展への貢献・技術進歩への貢献- 脱炭素社会への貢献- 半導体・デジタル産業への貢献- 健康・医療分野への貢献企業の社会的責任・人的資本への投資及び多様な人材の採用と定着・製品の信頼性向上・環境負荷の最小化ガバナンス・リーダーシップとコーポレートガバナンス 当社グループのマテリアリティの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。https://rigaku-holdings.com/sustainability/#materiality ③ リスク管理当社グループの経営におけるサステナビリティに関するリスク及び機会については、取締役会の監督のもと、サステナビリティ推進委員会にて特定を行い、経営会議及びサステナビリティ推進委員会の連携をもって評価・管理する体制をとっております。サステナビリティ関連を含め、全社横断的に対応が必要となるリスクについては、取締役会の諮問機関であるリスク管理委員会が特定・評価し、必要な措置を講じる体制となっております。当社グループにおけるリスク管理体制に関しては、後掲の「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」において、取締役会、監査役会、経営会議、指名評価報酬委員会、サステナビリティ推進委員会、コンプライアンス委員会、リスク管理委員会の構成と活動状況について詳述しております。 (2)気候変動当社グループは、持続可能な未来に向けた取り組みに力を注ぎ、気候変動がビジネスにもたらすリスク及び機会の分析を行うとともに、気候変動に対応する自社の目標を定めております。また、TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures; 気候関連財務情報開示タスクフォース)による提言に賛同し、関連情報の開示に努めております。 ① ガバナンス当社グループは、社会課題の解決による持続可能な社会の実現と、中長期的な企業価値向上の両立を図ることの重要性を考慮し、サステナビリティの観点を踏まえた経営を推進するため「サステナビリティ推進委員会(委員長:代表取締役社長)」を設置しました。同委員会は、サステナビリティ関連のリスク及び機会を踏まえ、サステナビリティの基本方針や戦略・計画の策定、目標とすべき指標の設定等について審議を行うとともに、取組状況のモニタリング等を実施しております。 ② 戦略当社グループは、2100年における世界の気温上昇が1.5℃上昇、4℃上昇の世界観を想定してシナリオ分析を実施し、様々な気候変動によるリスク及び機会の中から、当社に関連する項目の洗い出しを行いました。リスクとしては、顧客要求や関連規制の厳格化に伴う開発・調達コスト等の増加、関連規制への対応の遅れによる当社製品の需要減等が特定されました。一方で、低炭素化のための新技術開発に貢献する製品需要の増加や、顧客との対話・他社との協業を通じた新市場の開拓等を機会と捉えており、低炭素排出に向かう社会環境変化に対応できる開発・販売体制の維持・強化や、顧客・サプライチェーンとのエンゲージメント強化に取り組んでまいります。 ③ リスク管理当社グループは、気候変動関連のリスク及び機会の識別、優先的に対応すべきリスク及び機会の絞り込みについて、主にサステナビリティ推進委員会で検討を行い、その対応状況をモニタリングして取締役会へ報告しております。また、気候変動関連の重要なリスクについてはリスク管理委員会へも報告を行い、全社リスクとの連携を図っております。 ④ 指標及び目標当社グループは、2021年度のScope1、2を基準値として、2050年におけるカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、当社グループのScope1、2削減目標を設定しております。「2030年度Scope1、2 50%削減(2021年度比)」https://rigaku-holdings.com/sustainability/environment/sustainable-energy-initiatives/ (3)人的資本① 戦略1. 人財育成方針当社グループは、従業員の主体的なキャリアデザインや能力・キャリア開発を支援しており、「リガク・コンピテンシー」の浸透と促進やジョブ型人事制度の導入を進めております。リガク・コンピテンシーでは、その求める人財について、セルフスタートで変革をリードできる人財、多様性に富んだチームで成果を出せる人財、市場の先を行き、イノベーションを生み出せる人財、継続的に学習し、自己変革を続けられる人財と定義しております。これらは、従業員一人ひとりの成長やキャリアを支える行動のヒントとなるとともに、グローバル市場での持続的成長と顧客への付加価値提供を実現するために不可欠な取り組みとなっております。また、ジョブ型人事制度については、グローバル共通の等級制度、役割定義、職務記述書を通じて、期待される役割を明確化するとともに、環境変化の中で主体的にキャリアをデザインするためのスキルの習得を期待しており、外部講師を招いたキャリア自律セミナーや研修によって理解・浸透を図っております。 2. 社内環境整備多様性と公平性、健康管理に重点を置いた施策を展開しており、ワークライフバランス向上の支援やグローバルで実施する社員エンゲージメント調査、階層別研修や従業員の自律的なキャリア形成を促す社内公募制度等、全ての従業員がその能力を十分に発揮できる環境整備に努めております。健康管理については、健康管理システムにより健康管理体制を推進し、社員が自身の健康状態を容易に把握できるようにすることで意識の醸成を図っております。 ② 指標及び目標人的資本におけるKPIとしては、従業員、管理職に占める女性割合の向上を図るとともに、定期的に行う社員エンゲージメント調査結果を通じて、重点課題の特定や全社施策、部門別施策の策定と実行、進捗確認を継続的に行っております。当社においては、人的資本に関連する指標のデータ管理とともに、具体的な取組みが行われているものの、連結グループに属する全ての会社でのデータ整備がまだ十分といえない状況です。このため、次の指標に関する実績及び目標値は、当社リガク・ホールディングス株式会社(RH)と主要な事業を営む連結子会社である株式会社リガク(RC)のものを記載しております。 項目区分2023年度実績2024年度実績2025年度実績目標値女性管理職比率RH単体13.33%18.00%23.64%前年実績以上RC単体1.53%2.32%2.79%前年実績以上女性正社員比率RH単体40.16%45.04%46.55%前年実績以上RC単体13.10%14.55%13.28%前年実績以上女性取締役比率RH単体20.00%25.00%28.57%2027年迄に30%RC単体0.00%0.00%0.00%前年実績以上障がい者雇用率RH単体0.75%2.26%3.11%前年実績以上RC単体1.38%1.80%2.19%前年実績以上離職率RH単体1.20%0.00%2.73%前年実績より改善RC単体2.71%1.37%1.12%前年実績より改善 (4)知的財産① ガバナンス中期経営計画に掲げる「Lab to Fab戦略」を中心とした全社戦略を支える知的財産戦略として、グローバルR&Dユニットリーダーを委員長とし、RC事業部門及び同X線研究所の代表が参加する知的財産委員会を設置しております。同委員会は知的財産の最高決定機関として、「Lab to Fab戦略」や「顧客課題」を踏まえた発明・創作の磨き上げ、戦略的な活用、並びに要素技術の社内展開について議論しております。各分野の専門知識を結集し、事業・研究・知的財産の三位一体による戦略的な知的財産活動を推進しております。 ② 戦略中期経営計画に掲げる3つのPillarから成る成長戦略のもと、知的財産戦略を立案し、実行しております。リガクの成長戦略コンセプト(3本の矢) 中期経営計画に対応した知的財産戦略 1. Pillar 1 自社技術を多面的に保護することによる知的財産ポートフォリオ拡充創出された発明等に関して、事業戦略との整合性を高めた知的財産の創出・選別を行うとともに、網羅的かつ確実な権利取得を推進する・知的財産委員会を活用した知的財産戦略に関する議論の高度化・報奨制度及び社内表彰制度を通じた知的財産創出文化の醸成2. Pillar 2 半導体でのLab to Fab戦略の推進・半導体分野への新規事業領域拡大(シェア拡大、新規領域への参入)に備えた特許網構築による競争優位性の確立及び知的財産情報を用いた新規事業領域の探索・競争が激しい半導体メーカーを顧客とする事業では、知的財産リスクが高いため、知的財産面での営業支援や契約対応を通じて、事業・知的財産リスクの最小化を図る3. Pillar 3 Lab to Fab戦略の拡大展開を通じた新たな価値創出及びイノベーションの推進・知的財産インテリジェンス活動による事業戦略立案支援・Fabにつながる新規ビジネス創出活動の支援 報奨制度及び社内表彰制度による知的財産創出文化の醸成高度な知的財産マインドを持つ人材を継続的に育成・輩出するため、報奨制度や発明表彰制度を定めております。当社は、2023年に両制度を全面的に改定し、以降、特許出願件数は2023年から連続して増加しております。この取組みの一環として、2025年には、当社入社後に初めて特許出願を行った発明者を対象とする初出願賞を新設しました。初出願賞をはじめ、多数出願賞、新たな機能・製品・事業に貢献する特許網構築の基礎となる重要特許への表彰となる発明特別賞の受賞者は合計32名となりました。 知的財産の確保当社は、グローバル・スケールでビジネスを拡大しており、グローバル市場における特許網による参入障壁の構築を進めております。近年における当社の日本特許出願に対する外国特許出願率は9割を超えており、製品を販売する主要国を中心に、19カ国・地域に784件の特許権、15カ国・地域に347件の商標権を保有しております(2025年12月末日時点)。さらに、当社で開発、製造、販売するX線測定装置に関する発明を権利化するだけではなく、顧客において用いられる解析技術に関する発明も権利化することで、幅広いソリューションの提案が可能となります。 知的財産インテリジェンス活動による事業戦略立案支援当社では、社内外の知的財産情報を分析することで、新規ビジネス領域を特定し、既存事業領域における新用途開拓の支援等の知的財産インテリジェンス活動を行っております。2025年には先端材料に関する分析や、新技術を搭載した装置が適用可能な開発領域の探索を実施しました。 これらの取り組みを知的財産戦略として全社一体で推し進めていること、特許・商標・意匠・営業秘密等の複数の知的財産を戦略的に組み合わせる知財ミックスによるブランド強化を図っていること等が評価され、2025年4月に当社グループの株式会社リガクが令和7年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰 知財活用企業(特許)」を受賞しております。
コーポレート・ガバナンスの概要11,890
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方当社グループは、「科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献する」を創業以来の企業理念としております。また、顧客・ビジネスパートナー、仲間(従業員)、地域社会、株主その他のステークホルダーから信頼を得て良好で円滑な関係を維持しつつ、様々な社会課題の解決に取り組むことが、持続可能な社会の実現につながり、ひいては中長期的な企業価値の向上に資すると考え、そのための行動準則として「Rigaku MVV(Mission/Vision/Values)」及び「リガク・グループ行動規範」を定めております。当社グループは、この企業理念・行動準則に則り、持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を図る観点から、次の基本的な考え方に沿って意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を有効に活用し、実効性のあるコーポレート・ガバナンス体制の構築に努めます。 イ.様々なステークホルダーの利益を考慮し、ステークホルダーと適切に協働することロ.株主の権利を尊重し、平等性を確保することハ.会社情報を適切に開示し、透明性を確保することニ.取締役会等が受託者責任・説明責任を踏まえ、求められている役割・責務を適切に果たすことホ.中長期的な投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行うこと ② Rigaku MVV(Mission/Vision/Values)当社グループは、新しい時代環境に適応し、事業環境の変化を捉えて成長することで社会に貢献していくことを目指して、従来からの社是とモットーを維持しつつ、2022年に以下に示すRigaku MVV(Mission/Vision/Values)を制定いたしました。当社グループは、Rigaku MVVを全ての役職員が共有し、これに従い行動する当社グループの企業活動の指針として、それに基づいたグローバル経営を行い、科学技術を通じて発展することで、これからも社会に貢献してまいります。 イ.企業理念科学技術の進歩を通して人類社会の発展に貢献するロ.社是顧客を大切にする 人を大切にする 技術を大切にするハ.Rigaku Visionリガクが展開する事業に関わる各ステークホルダーを「顧客」「仲間」「社会」「株主」と定め、各ステークホルダーに対して私たちが果たすべき使命と責任、そして提供するべき価値を具体的に示しました。顧客仲間社会株主私たちは、顧客の持続的な発展に貢献する製品・サービスの提供を約束します。私たちは、グローバル・ワン・リガクで働くすべての人が、協力し、相互に働きやすい環境を作ることを約束します。私たちは、社会の一員として、持続可能な発展のために行動することを約束します。私たちは、すべての資源を活用し、継続的に企業価値を高めることを約束します。・ 顧客の課題解決に挑戦し、高い要求に対応できるよう変化し続けます。・ 誠実かつ迅速に、顧客にとって価値のある解決策とアフターサポートを提供します。・ 安心してご利用いただける安全で高品質な製品を提供し、安全を最優先に行動します。・ すべての顧客及びビジネスパートナーと対等で良好な関係を築きます。・ 安全で整理整頓され、安心して働ける環境を提供します。・ すべての人の個性と多様性を尊重し、ひとりひとりが活躍できるように支援します。・ すべての人に公正な評価と処遇を与えます。・ すべての人に成長の機会を与え、能力を高める環境を提供します。・ 安全を第一に考え、地域の皆様に安心していただけるように活動します。・ 私たちの技術で、世界の技術革新を後押しします。・ 未来を担う子供たちの教育のために、知識と経験を届けます。・ 製品の企画段階から考慮し、調達、製造、輸送、使用、リサイクル・廃棄に至るまで、環境への影響を最小限に抑えます。・ 企業活動の情報を適時、公平に開示し、透明性を確保します。・ 新たな技術の獲得及び研究開発に対し適切に投資します。・ 社会環境の変化を先取りし、迅速に対応します。・ 法令及び社会的な規範を遵守した企業活動を行います。・ このRigaku Visionに則った企業活動を行い、適正な利益を株主に還元します。 ③ 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、株主総会、取締役会、監査役会を設置しております。当社は2024年3月の当社定款の変更により監査役設置会社から監査役会設置会社に移行しておりますが、重要な意思決定を担い、業務執行の監督機関である取締役会と、取締役会から独立した監査機関である監査役会から成る機関設計の下、取締役会による業務執行の監督と、取締役会から独立し、独任制の監査役で構成される監査役会による監査を通じて、経営の監督・監視機能がより高く発揮されることで、コーポレート・ガバナンスの実効性を担保することが可能となると判断し、当該体制を採用しております。また、当社は、取締役会の迅速かつ機動的な意思決定を支援し、それによりコーポレート・ガバナンス体制の拡充を図る目的から、任意の会議体・委員会として、経営会議、指名評価報酬委員会、サステナビリティ推進委員会、コンプライアンス委員会及びリスク管理委員会を設置しております。 (取締役会)取締役会は、川上潤(代表取締役社長)を議長とし、尾形潔(取締役副社長)、富岡隆臣(社外取締役(非常勤))、廣瀬光雄(独立社外取締役(非常勤))、ANDREA KNOBLICH(独立社外取締役(非常勤))、田口倫彰(独立社外取締役(非常勤))、江端貴子(独立社外取締役(非常勤))の7名で構成され、監査役会からも磯貝龍太(社外監査役(常勤))、松尾知良(社外監査役(非常勤))、神澤裕(社外監査役(非常勤))の3名が出席しております。取締役会は原則として毎月1回開催するとともに、必要に応じて随時開催しております。取締役会では、法令及び定款に定められた事項並びに重要な業務執行に関する事項を審議・決定するとともに、エグゼクティブオフィサーによる職務執行を含む経営全般に対する監督を行っております。取締役会は、より広い見地からの意思決定と客観的な業務執行の監督を行うため、7名の取締役のうち5名を社外取締役(うち4名を独立社外取締役)としております。なお、2026年3月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役7名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、社外取締役廣瀬光雄氏が退任し、社外取締役佐々木一郎氏が就任します。当事業年度において、当社は取締役会を19回開催しております。各取締役の出席状況は以下のとおりです。氏名役職名開催回数出席回数(出席率)川上 潤代表取締役社長19回19回(100.0%)尾形 潔取締役19回19回(100.0%)富岡 隆臣社外取締役(非常勤)19回18回(95.0%)廣瀬 光雄独立社外取締役(非常勤)19回19回(100.0%)ANDREA KNOBLICH独立社外取締役(非常勤)19回19回(100.0%)田口 倫彰独立社外取締役(非常勤)19回19回(100.0%)江端 貴子独立社外取締役(非常勤)19回19回(100.0%) 当事業年度の取締役会における具体的な検討内容としては、中期経営計画に基づく戦略の進捗状況、重点施策の検討及び進捗報告、年度予算の策定及び進捗報告、組織・人事関連を含むコーポレート・ガバナンスの強化、社内規程等の制定及び改訂等について、情報交換及び意見交換を行っております。 (監査役会)監査役会は、磯貝龍太(社外監査役(常勤))、松尾知良(社外監査役(非常勤))、神澤裕(社外監査役(非常勤))の3名で構成されております。監査役会は原則として毎月1回開催するとともに、必要に応じて随時開催しております。監査役会では、監査計画の策定、監査の進捗状況、監査結果の検討等、監査役相互の情報共有を図っております。また、監査役は、内部監査人及び会計監査人と定期的に会合を開催して情報共有を行い、相互に連携を図っております。監査役は、取締役会をはじめとした重要な会議に出席するほか、業務執行に関する重要な文書の閲覧、会計監査人からの報告等を通じて、取締役の職務執行を監査しております。また、監査役の万一の欠員に備えるため、補欠監査役1名を選任しております。なお、2026年3月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、社外監査役磯貝龍太氏が退任し、社外監査役岡山知弘氏及び社外監査役清田英孝氏が就任します。 (経営会議)経営会議は、取締役会への付議・報告事案に関する当該事案の担当エグゼクティブオフィサーから社長への事前説明及び当該事案に対して他の関係エグゼクティブオフィサーから意見を徴するため、社長の諮問機関として、社長のほか、副社長を含む当社エグゼクティブオフィサー(海外リージョンリーダーを除く。)及び株式会社リガクエグゼクティブオフィサーで構成されております。原則として毎月1回開催するとともに、必要に応じて随時開催しております。 (指名評価報酬委員会)当社は、役員人事・報酬に関する方針の明確化及び決定プロセスの透明性の確保のため、取締役会の諮問機関として、任意の指名評価報酬委員会を設置しております。指名評価報酬委員会は、田口倫彰(独立社外取締役(非常勤))を委員長とし、川上潤(代表取締役社長)、富岡隆臣(社外取締役(非常勤))、廣瀬光雄(独立社外取締役(非常勤))、及びANDREA KNOBLICH(独立社外取締役(非常勤))の5名で構成されます。原則として年に2回以上開催するとともに、必要に応じて随時開催しております。なお、2026年3月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役7名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、社外取締役廣瀬光雄氏が退任し、社外取締役江端貴子氏が新たに指名評価報酬委員会の構成員となります。 当事業年度において、当社は指名評価報酬委員会を11回開催しております。各委員の出席状況は以下のとおりです。氏名役職名開催回数出席回数(出席率)田口 倫彰社外取締役(非常勤)11回11回(100.0%)富岡 隆臣社外取締役(非常勤)11回11回(100.0%)川上 潤代表取締役社長11回11回(100.0%)廣瀬 光雄社外取締役(非常勤)11回11回(100.0%)ANDREA KNOBLICH社外取締役(非常勤)11回11回(100.0%) 当事業年度の指名評価報酬委員会における具体的な検討内容としては、取締役及びエグゼクティブオフィサーの選解任案の審議、取締役及びエグゼクティブオフィサーの報酬体系の審議、個別の取締役及びエグゼクティブオフィサーの報酬額に関する審議・決定等を行っております。 (サステナビリティ推進委員会)当社の持続可能な成長を目的として、いくつかのサステナビリティ関連活動を推進しており、それらの審議・承認・指導を行うためにサステナビリティ推進委員会を設置しております。サステナビリティ推進委員会は、川上潤(代表取締役社長)を委員長とし、当社の取締役及びエグゼクティブオフィサー6名(尾形潔、三木晃彦、平塚俊治、山田千尋、富田真司、吉岡憲治)、株式会社リガクの取締役及びエグゼクティブオフィサー5名(宮島孝行、池下昭弘、若佐谷賢治、藤本康三郎、村上隆)及び当社グループの役職員3名(株式会社リガク 品質保証部長 杉田耕司、生産本部 EHS・ファシリティ部長 澤田崇、理学ロジスティクス株式会社 代表取締役社長 中村栄作)の15名で構成されており、半期に一度の頻度で開催されております。また、サステナビリティ推進委員会の下にサステナビリティ推進連絡会があり、サステナビリティ関連活動を会社横断的に定着させるべく活動しております。 (コンプライアンス委員会)当社は、当社グループにおける法令遵守の徹底及び行動規範遵守の風土醸成を目的として、取締役会の諮問機関としてコンプライアンス委員会を設置しております。同委員会は、川上潤(代表取締役社長)を委員長、平塚俊治(グローバル人事担当エグゼクティブオフィサー)を副委員長とし、人事、法務、経理、情報システム、知的財産業務を担当するエグゼクティブオフィサー等の中から取締役会が選任した者(三木晃彦、山田千尋、友光徹治、大澤暁)により構成されており、原則として年に2回の頻度で開催されております。 (リスク管理委員会)当社は、当社グループの事業活動や経営成績に重要な影響を及ぼす可能性がある、市場動向や競争環境、購買や外注の安定性確保、法令や規制の遵守とその変更対応、製品の品質と安全、政治・経済・社会情勢、自然災害やパンデミック、人材確保と人権・労務対応、経理・財務・内部統制等、多岐にわたるリスクを全社的・統合的に管理するため、取締役会の諮問機関としてリスク管理委員会を設置しております。同委員会は、山田千尋(エグゼクティブオフィサージェネラルカウンセル)を委員長、吉岡憲治(エグゼクティブオフィサー経営企画部長)を副委員長とし、当社の取締役及びエグゼクティブオフィサー5名(川上潤、尾形潔、藤本康三郎、平塚俊治、三木晃彦)、株式会社リガクのエグゼクティブオフィサー1名(若佐谷賢治)の8名で構成されており、原則として年に2回の頻度で開催されております。 設置する機関の構成員(2026年3月24日(有価証券報告書提出日)現在)取締役会、監査役会、経営会議、指名評価報酬委員会、サステナビリティ推進委員会、コンプライアンス委員会、リスク管理委員会の構成員は以下のとおりです(◎は議長・委員長、〇は構成員、※は陪席者を示しております。)。氏名当社における地位取締役会監査役会経営会議指名評価報酬委員会サステナビリティ推進委員会コンプライアンス委員会リスク管理委員会川上 潤代表取締役社長◎ ◎〇◎◎〇尾形 潔取締役〇 〇 〇 〇富岡 隆臣社外取締役(非常勤)〇 〇 廣瀬 光雄社外取締役(非常勤)〇 〇 ANDREA KNOBLICH社外取締役(非常勤)〇 〇 田口 倫彰社外取締役(非常勤)〇 ◎ 江端 貴子社外取締役(非常勤)〇 磯貝 龍太社外監査役(常勤)〇◎※ ※※松尾 知良社外監査役(非常勤)〇〇※ ※※神澤 裕社外監査役(非常勤)〇〇※ ※※当社エグゼクティブオフィサー
役員の報酬等2,689
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項取締役の報酬等は、株主総会で承認された報酬総額の範囲内において、取締役の報酬の妥当性と決定プロセスの透明性を担保するため、取締役会が任意の諮問機関である指名評価報酬委員会の審議を経て決定しております。当該委員は取締役会により選定し、議長は独立社外取締役が務めるとともに委員の過半数は独立社外取締役で構成されております。取締役の個別報酬は、取締役会の委任を受けた指名評価報酬委員会が決定しております。監査役の報酬については、監査役会の協議により決定しております。 a 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針(ⅰ)基本方針当社の取締役の報酬等は、企業価値の持続的な向上および中長期的な成長の実現に向け、取締役の職責および役割に見合った水準とするとともに、経営責任の明確化および業績との連動性を確保することを基本方針とする。また、報酬水準および構成(各報酬の割合を含む。)については、当社の業績、経営環境、同業他社の動向等を総合的に勘案し、指名評価報酬委員会における審議を経た上で、透明性および客観性の高い制度設計とする。 (ⅱ)報酬の構成取締役(社外取締役を除く。)の報酬等は、以下の3種類により構成する。固定報酬業績連動報酬中期インセンティブとしての株式報酬(譲渡制限付株式ユニット(RSU))これにより、短期および中長期の業績並びに企業価値向上へのインセンティブを適切に付与する。 (ⅲ)固定報酬固定報酬は、役位、職責、経験等を踏まえ、市場水準を勘案して設定し、定額を月毎に支給している。 (ⅳ)業績連動報酬業績連動報酬は、業務執行取締役の各事業年度における目標達成、業績向上へのインセンティブとして、事業年度ごとに設定した業績評価指標の目標達成度等に応じて算出した額を、毎年4月から翌年3月までの期間に定期同額で現金報酬として支給する。業績評価指標には、グループ連結の売上高とEBITDA等を用い、これらの目標に対する達成度を総合的に勘案するものとする。業績連動報酬の業績評価指標、目標値及び目標値の達成度に応じて算出する支給額は、指名評価報酬委員会の審議を経て決定する。 (ⅴ)株式報酬(譲渡制限付株式ユニット:RSU)株式報酬は、取締役に当社の中期的な企業価値向上に対する意識を一層高めることを目的として、中期インセンティブとして付与する。RSUに係る報酬総額の上限については、2026年3月25日開催予定の定時株主総会において、株数を年間上限100,000株、金額を年間上限2億円として株主の承認を得ることを予定している。RSUの具体的な内容、付与条件、その他必要な事項については、当該株主総会終了後に開催する取締役会において、別途定める株式報酬規程に基づき決定する。 (ⅵ)社外取締役の報酬社外取締役の報酬は、その独立性および監督機能を重視し、固定報酬のみとする。 (ⅶ)報酬等の決定方法取締役の報酬等の内容については、株主総会で決議された報酬の範囲内において、本方針に基づき、指名評価報酬委員会における審議または取締役会からの委任に基づく決議を経て決定する。 (ⅷ)指名評価報酬委員会当社は、取締役会の諮問機関として指名評価報酬委員会を設置する。同委員会は、委員長を独立社外取締役とし、委員の過半数を独立社外取締役で構成する。同委員会は、取締役の報酬等の決定方針および取締役の評価等について審議を行い、その結果を取締役会に答申する。また、取締役会からの委任に基づき、取締役の個別の報酬水準については、同委員会の決議により決定することができるものとする。 (ⅸ)ストックオプションに関する取扱いなお、業務執行取締役および社外取締役の一部には、上場前にストックオプションが付与されているが、当該ストックオプションについては、今後新たな付与を行う予定はない。 (ⅹ)監査役に関する補足本方針は取締役(社外取締役を含む)を対象とするものであり、監査役の報酬については本方針の対象外とする。監査役の報酬は、会社法第387条の規定に基づき、株主総会で定められた報酬の範囲内において、監査役の協議により決定する。 b 報酬決定手続、指名・報酬諮問委員会及び取締役会の活動内容当社は、2024年3月29日開催の定時株主総会において、取締役の報酬限度額は年額総額5億円と決議しております。同総会終結時点の取締役の員数は8名です。指名評価報酬委員会の活動状況については、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」をご参照ください。同様に、監査役の報酬限度額は年額総額5千万円と決議しております。同総会終結時点の監査役の員数は3名です。なお、当社は2026年3月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)において「監査役の報酬額改定の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査役の報酬限度額は年額総額8千万円以内となる予定です。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数 役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬ストック・オプション取締役(社外取締役を除く。)162,43382,65079,783-3監査役(社外監査役を除く。)00--0社外役員(取締役・監査役)66,00066,000--8 (注)当事業年度末日時点の取締役は7名(うち社外取締役は5名)、監査役は3名(うち社外監査役は3名)です。上記の支給員数と相違しておりますのは、2025年3月27日に退任した取締役が1名含まれているためです。なお、当社は、2026年3月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役7名選任の件」及び「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、対象となる役員の員数は、取締役(社外取締役を除く。)2名、監査役(社外監査役を除く。)0名、社外役員(取締役・監査役)9名となる予定です。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額氏名 役職報酬等の総額 (千円)報酬等の種類別の総額(千円)固定報酬業績連動報酬ストック・オプション川上 潤代表取締役社長101,58550,40051,185- (注)連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
従業員の状況1,868
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)全社(共通)1,971(255)合計1,971(255) (注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数です。2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用人員数(派遣社員、パートタイマー、アルバイトを含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。3.当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。 (2) 提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)126(6)48.49.510,084 (注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数です。2.従業員数は就業人員であり、臨時雇用人員数(派遣社員、パートタイマー、アルバイトを含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。3.平均勤続年数は、当社グループ在籍年数を記載しております。4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。5.当社は単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数の記載はしておりません。 (3) 労働組合の状況当社グループにおける労働組合は、株式会社リガクにおいて、JMITUリガク支部(オープンショップ)、JAM大阪リガク労働組合(大阪工場、ユニオンショップ)が組織されております。その他の連結会社においては、労働組合は組織されておりません。なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社 管理職に占める女性労働者の割合(注)223.64%男性労働者の育児休業取得率(注)3100.00% 労働者の男女の賃金の差異(男性の賃金に対する女性の賃金の割合)(注)1、(注)2 全ての労働者67.04% うち正規雇用労働者68.46% うちパートタイマー・有期雇用労働者94.98% (注) 1.賃金の内訳は基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、通勤手当等を除きます。正規雇用労働者に含まれるのは期間の定めなくフルタイムで勤務する労働者であり社外への出向者を含みます。パートタイマー及び有期雇用労働者には派遣社員を含みません。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。 ② 連結子会社(株式会社リガク) 管理職に占める女性労働者の割合(注)22.79%男性労働者の育児休業取得率(注)361.11% 労働者の男女の賃金の差異(男性の賃金に対する女性の賃金の割合)(注)1、(注)2 全ての労働者56.83% うち正規雇用労働者77.67% うちパートタイマー・有期雇用労働者66.27% (注) 1.賃金の内訳は基本給、超過労働に対する報酬、賞与等を含み、通勤手当等を除きます。正規雇用労働者に含まれるのは期間の定めなくフルタイムで勤務する労働者であり社外への出向者を含みます。パートタイマー及び有期雇用労働者には派遣社員を含みません。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。4.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)又は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づく各指標の公表をしない連結子会社は、当該連結子会社に係る各指標の数値の記載を省略しております。
関係会社の状況2,006
4 【関係会社の状況】名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社リガク(注)1、6東京都昭島市100理科学機器及び関連機器の開発・製造・販売・サービス100.0役員の兼任等経営指導理学ロジスティクス株式会社東京都昭島市10各種包装及び精密機器の運送100.0(100.0)役員の兼任等経営指導日本インスツルメンツ株式会社京都府京都市南区20水銀分析計の開発・製造・販売・サービス100.0(100.0)経営指導Rigaku Americas Holding, Inc.(注)1、6米国テキサス州3,130米ドル理科学機器及びその要素技術製品の開発・製造・販売・サービス100.0役員の兼任等経営指導Rigaku do Brasil Ltda.ブラジル連邦共和国サンパウロ市334,993ブラジルレアル中南米における営業活動推進100.0(100.0)経営指導Rigaku Innovative Technologies Europe s.r.o.チェコ共和国プラハ市200,000チェコ・コルナ理科学機器の先端技術の開発・製造100.0経営指導Rigaku Asia Pacific PTE Ltd.シンガポール共和国975アジア・パシフィック地域の統括・管理及びX線分析装置等の販売・サービス100.0役員の兼任等経営指導理学電企儀器(北京)有限公司(注)1中華人民共和国北京市5,000,000中国人民元理科学機器の販売・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導理学電企(上海)儀器有限公司(注)1中華人民共和国上海市5,000,000中国人民元理科学機器の販売・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導Rigaku Portable Devices Asia Limited中華人民共和国香港特別行政区2香港ドルアジア・パシフィック地域での販売・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導Rigaku India Private Ltd.インド共和国ムンバイ市1,000,000インドルピーインド地域でのX線分析装置等の営業活動・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導Rigaku Europe SEドイツ連邦共和国ノイ・イーゼンブルク市120,000ユーロ欧州・中東・アフリカ地域でのX線分析装置等の販売・サービス100.0役員の兼任等経営指導Rigaku UK, Ltd.英国マーシーサイド州150,000ポンド英国でのX線分析装置等の販売・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導Rigaku France S.A.R.L仏国ストラスブール市60,000ユーロ仏国でのX線分析装置等の販売・サービス100.0(100.0)役員の兼任等経営指導Rigaku Polska Sp. z o.o.ポーランド共和国ヴロツワフ市376,250ズウォティ単結晶X線構造解析装置の製造・販売100.0役員の兼任等経営指導Rigaku Semiconductor Instruments Ltd.イスラエル国ミグダルホーエメック3,018米ドル半導体デバイス並びに関連分野向けのX線装置等の開発・製造100.0役員の兼任等経営指導MILabs B.V.(注)1ネーデルランド王国ハウテン37,906ユーロ生体用分析機器の開発・製造・販売100.0役員の兼任等経営指導理学股分有限公司台湾新竹県40,000,000新台湾ドル台湾でのX線分析装置等の販売・サービス100.0役員の兼任等経営指導 (注) 1.特定子会社です。2.「資本金」欄は、百万円未満(外貨建てのものは表示単位未満)を切り捨て表示しております。3.「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数を記載しております。4.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。5.役員の兼任等には、当社の従業員が関係会社の役員を兼任している場合を含んでおります。 6.株式会社リガク及びRigaku Americas Holding, Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は以下のとおりです。 主要な損益情報等 株式会社リガク(2025年12月期) (1)売上高 68,744百万円 (2)当期利益 6,404百万円 (3)資本合計 22,783百万円 (4)資産合計 65,993百万円 主要な損益情報等 Rigaku Americas Holding, Inc.(2025年12月期) (1)売上高 26,284百万円 (2)当期利益 3,365百万円 (3)資本合計 24,894百万円 (4)資産合計 33,131百万円
配当政策570
3 【配当政策】当社は、中長期の経営視点から成長投資の推進と財務健全性の確保とのバランスを考慮しつつ、各期の業績に応じて株主への配当を実施していくことを、資本政策の基本的な方針としております。配当性向は各期連結利益の30%を目処とし、その水準の維持と向上に努める一方、内部留保資金の使途は、借入金の返済と事業基盤拡充のための設備投資資金、新規製品創出のための研究開発投資資金等に充当するほか、M&Aをはじめ、中・長期的な視野に立った新たなる成長事業領域への展開を目指す資金として有効に活用して参ります。当事業年度の剰余金の配当につきましては、中間配当は1株当たり9.40円を2025年8月7日開催の取締役会で決議して実施し、期末配当は1株当たり9.40円を2026年3月3日開催の取締役会で決議して実施しております。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めており、毎事業年度における配当の回数につきましては、年2回の配当を基本方針としております。期末配当及び中間配当の決定機関は取締役会です。(注)基準日が当事業年度に属する取締役会決議による剰余金の配当は、以下のとおりです。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年8月7日取締役会決議2,1559.402026年3月3日取締役会決議2,1259.40
研究開発活動6,488
6 【研究開発活動】当社グループの研究開発を進めるにあたって、先ずは顧客や学会との綿密な接触によって、潜在的なニーズを把握することに努めております。それに基づいた既に長年を通じて磨き上げてきた要素技術を長期的な視野をもって、更に深化させます。その要素技術を使って、製品・ソリューションを開発し、顧客のニーズにこたえます。特に製品化・システム化の際はスピード感を持って、早い開発サイクルで進めることを重要視しております。当社グループの研究開発は、当社グループの強みであり、製品競争力の源泉であるX線源、光学素子、検出器、解析ソフトウェア等のX線要素技術の優位性を、それらの強化投資によりさらに強固なものとし、かかるX線要素技術の優位性を原動力とした、他社が真似ることのできない革新的な製品・サービスを生み出すことにより、科学技術イノベーションに対する顧客や社会のニーズに応えていくことを、その方針としております。また、X線分析機器の将来を見据えて、これまでにない革新的な製品・サービスを生み出すための技術基盤となるX線による先端解析技術の研究やX線の新応用分野の開拓、その他X線技術を深掘りした先進的な研究に取り組んでおります。さらに、当社グループの研究開発活動が結実した独自技術に関する知的財産権の保護、管理及び活用により当該独自技術の知的財産権の確実な保全を図る一方、先進的な研究に取り組む国内外の大学・研究機関や独創的な技術力を有する企業との提携、あるいはそれらのM&Aを通じて、当社グループの技術力を強化するオープン・イノベーションを積極的に推進しております。当社グループは、グローバル・ワン・リガクの技術開発力をグローバルで活用する一方、外部研究機関等との協働も進め、研究開発費比率(注)を引き上げることを経営の目標としております。2025年12月期における当社グループが支出した研究開発費の総額は7,355百万円で、研究開発費比率は7.8%となりました。(注) 研究開発費比率=研究開発費/売上収益当社グループの研究開発体制は、X線による先端解析技術の研究やX線要素技術の開発・製品化を担うグローバルR&Dユニット傘下のRCX線研究所、RIT及びRITE、そしてグローバルな製品戦略に基づく製品の開発・競争力強化を担うグローバルプロダクトユニット傘下のRCプロダクト本部XRD、ライフサイエンス、XRF、X線イメージング、熱分析及び要素部品、RC薄膜デバイス事業部、ART、NSI、NIC、RSI並びにMILabsの各組織で構成されております。 当社グループにおける主な研究開発活動は以下のとおりです。 研究開発体制研究開発活動国内X線研究所先端解析技術研究部長期的な視点から、将来の技術基盤となるX線による先端解析技術の研究やX線の新応用分野の開拓、その他X線技術を深掘りした革新的かつ先端的な研究に取り組んでおります。X線研究所X線発生装置開発部検出器開発部製品の実用化に直結するX線源や検出器等のX線要素技術の開発・製品化を行っております。各製品の競争力強化に寄与するためのX線要素技術の高性能化を推進しております。グローバルプロダクトユニット(RC各製品所管・設計部門)所管製品の競争力強化や新分野への進出を図るため、新製品の開発や既存製品の機能向上・新機能追加等に関わる開発を推進しております。国内・海外子会社自社事業の強化を目指した開発や当社グループのX線の製品に搭載される要素部品の開発を行っております。 当連結会計年度の研究開発活動の主要課題・成果は以下のとおりです。(1) 研究開発の主要課題研究分野主要課題粉末・薄膜解析X線回折・散乱を用いた構造解析の主要分野であり、電子部品、電池材料、医薬品、セメント、化学製品等の幅広い産業分野において必要とされる高度な材料構造解析技術を開発し、複雑化する材料開発に役立てることができる評価方法を提供しております。近年はLab to Fabを体現するSemi規格製品や自動化機能を有する製品の開発にも力を入れております。ライフサイエンス従来からの強みであるX線を用いた単結晶構造解析の製品の機能強化に向けた開発に加えて、電子線を用いた回折装置を開発することで微小サイズの結晶を解析する技術を提供しております。X線では不可能とされていた、溶液中のタンパク質を結晶化することなく観察できる装置を開発し、複数の大学や研究者と提携して具体的なアプリケーションの提供に向けて取り組んでおります。蛍光X線分析当社グループが展開する蛍光X線分析事業は、材料中の元素組成及び微量元素を迅速かつ簡便に測定できる分析手法として、幅広い産業分野で需要が拡大しております。一方で、同市場には多くの分析機器メーカーが参入しており、技術競争が一段と激化しております。このような事業環境のもと、当社グループは他社が容易に到達できない精度・感度の実現を競争優位性の源泉と位置づけ、継続的な技術革新に取り組んでおります。具体的には、分光素子、検出器といった主要コンポーネントの性能向上を継続的に推進するとともに、従来の分析装置にはない新たな付加価値機能を備えた製品開発を進めております。これらの取り組みにより、当社グループは蛍光X線分析分野における技術的リードの強化と市場シェア拡大を図り、中長期的な企業価値向上につなげてまいります。X線透過(イメージング)分析高電圧化と高分解能化を進めることが、当社グループのX線透過(イメージング)分野における課題と考え、これらに対応するための技術の開発を推進しております。高電圧化は、当社グループの従来製品では困難な電子材料等の重元素材料の透過及びCT撮影を実現するため、高電圧X線源とそれに対応した検出器の開発を行っております。高分解能化は、材料内部のより微細な構造や欠陥を感度良く検出するための高感度検出器やX線レンズの開発を行っております。薄膜デバイス半導体デバイスは、コンピューターやスマートフォンだけでなく、自動車や家電等生活のあらゆる分野に浸透しております。さらに、スマートグリッド等エネルギーの効率的活用にも重要な役割を果たしており、今日では人類のより良い生活にとって欠かすことのできないものとなっております。半導体デバイスは、引き続きその使用量の増大が見込まれているとともに、技術開発や製造プロセス管理が求める技術要求は高度化の一途を辿っており、これまでの光や電子線では応えることが困難となる微細化・積層化・新材料の採用等に対して、透過性、非破壊、微小部計測等のX線の特長を活かした計測技術を継続的に進化させることで対応し、半導体産業の発展に寄与してまいります。熱分析当社グループの熱分析分野では、最先端の感度性能等を持つ製品の開発を引き続き推進するとともに、品質管理での利用や海外顧客のニーズに即した製品のラインアップの充実に向けて取り組んでおります。自動化ロボットや搬送機を使って、分析対象の試料を自動的に装置の中に取り入れるシステムの開発を進めております。特に粉末・薄膜回折や蛍光X線分析において、自動化に対する顧客のニーズが高い状況にあります。自動化ソリューションの提供により、工場やラボのオートメーション化をサポートし、顧客の効率性向上を支えてまいります。自社で技術を持たない場合には、積極的に外部パートナーとのコラボレーションによって、ソリューションの開発を進めております。 (2) 研究開発の主要成果主要製品・サービス実用化概要検出器XSPA-400ER2023年3月より出荷開始高いエネルギー分解能により試料由来の蛍光X線をカットし、バックグラウンド成分を低減することで、従来機よりも高感度な測定を実現させております。0、1、2次元に対応しているため、一般的なX線回折パターンの取得からデバイリングの形状測定まで、対応することができます。また、全てのピクセル形状が同一であるため、IC境界補正が不要となり、一様な画像の取得も可能となっております。X線トポグラフXRTmicronHybrid2023年3月より出荷開始XRTmicronは開発から約10年が経っておりますが、SiCによるパワーデバイスの本格活用が始まっており、年間10台程度と高額機ながら堅調な販売実績を上げております。他方で、ユーザーから短時間測定へのニーズが高まっており、これに対応するため、当社グループのピクセル型検出器を活用した高速測定と高分解能測定の切換えが可能な装置(XRTmicron Hybrid)を開発しております。これにより、分解能において劣るものの、10倍以上の高速化を実現し、6インチウェーハを2~3分の短時間で測定することを可能とし、研究開発用途のみならず生産現場での利用も視野に入れております。波長分散型蛍光X線装置Supermini2002024年7月1日より出荷開始波長分散型蛍光X線分析では通常、試料を真空雰囲気下で測定しますが、液体試料等真空雰囲気に投入できない試料については、ヘリウム雰囲気での測定が必要です。そこで、試料室を大気雰囲気、分光室を真空雰囲気で測定可能とする隔壁機構を開発しました。これにより、真空雰囲気下で測定できない試料についても、ヘリウムガスを使用せずに測定することが可能となりました。本機構は、特に真空雰囲気下で測定できないオイルや微粒粉末のコークス等を扱う石油業界において活用されております。ヘリウムガス使用のための設備やスペースの削減、ガス置換に要する時間短縮によるスループット向上に加えて、近年不足が懸念され価格が高騰しているヘリウムガスへの支出が不要となることで、顧客の利便性向上に大きく寄与しております。さらに、本機構は環境省からの要請である「ヘリウム使用の削減やヘリウムを使用しない測定方法への変更」にも応えるものであり、環境面での貢献も果たしております。溶液分子投影装置MoleQlyze2024年11月より販売開始バイオ医薬品(抗体医薬等)はタンパク質で構成されており、その機能は分子レベルの三次元構造と密接に関連しております。特に、タンパク質の構造変化(ダイナミクス)を理解することは、医薬品としての作用機序の理解につながります。タンパク質の構造解析には単結晶X線構造解析やクライオ電子顕微鏡法等の手法がありますが、結晶化や凍結といった前処理が必要であり、溶液中における本来の状態をそのまま可視化することには制約がありました。当社は、溶液中のタンパク質を対象とした分子構造を可視化する新手法として「電子密度トポグラフィー法」を開発しました。本手法により、バイオ医薬品等のタンパク質溶液をそのまま測定し、溶液中における構造を解析することが可能となりました。2024年11月には米国ボストンにデモ測定が可能なラボを開設し、2025年8月には1号機となる装置を納入いたしました。メガファーマをはじめとするバイオ医薬品関連企業から国内外で多数の引き合いをいただいており、デモ拠点での受託分析を通じて顧客接点を拡大し、装置販売へ展開してまいります。 マイクロスポット高分解能X線回折システムXTRAIA XD-33002025年7月より本格商業生産開始生成AI・データセンター需要を背景に、半導体はかつてないスピードで微細化・三次元化が進み、HBM(High Bandwidth Memory)、3D DRAM等の次世代メモリや2nm世代以降のロジック半導体へのニーズが高まっております。これらのデバイスでは性能確保のため、Si/SiGe(シリコンゲルマニウム)プロセスを用いたナノスケール積層構造(超格子構造)の採用が進んでおります。その高度化した内部構造を適切に制御するには、Si/SiGeの組成や膜厚を正確に把握できる計測技術が欠かせません。これが製品の性能や歩留まりを高める鍵となります。XTRAIA XD-3300は、こうした課題に応えるべく、独自のX線光学系と高度な解析ソフトウェアにより、ウェーハ上の複雑な超格子構造の解析を、非破壊、高スループット、高精度で可能にします。全反射蛍光X線(TXRF)分析装置XHEMIS TX-30002025年8月より販売開始半導体製造におけるウェーハ表面の汚染分析は、プロセス微細化で厳しくなる品質基準のもとでも不良品率を低減するだけでなく、数百工程に及ぶ製造ラインの安定稼働や製品品質の信頼性確保に欠かすことができません。その代表的な分析手法であるTXRFで、リガクの技術は事実上の業界標準の地位を築き、長年にわたり業界の品質基準を牽引してきました。最新モデル「XHEMIS TX-3000」は従来機能をさらに進化させ、計測精度・操作性・生産性を飛躍的に高めております。本ハイエンド機の投入により大手半導体メーカーでの採用拡大が進み、この製品セグメントは半導体市場の持続的成長を支える安定的な基盤として毎年二桁程度の成長が期待されます。微小部蛍光X線分析装置Qualana2025年9月のJASIS展にて発表Qualanaは、最小20µmに集光したX線を試料に照射し、局所的な元素情報を得る微小部蛍光X線分析装置です。小さな部品や素材の組成・膜厚分布といった管理分析、故障品の解析、異物の探索等に力を発揮します。電子デバイスや電池、材料科学、化学、考古学、法科学等、多種多様なアプリケーションでの活躍が期待できます。2026年春の販売開始を予定しております。QualanaはX線レンズと試料観察カメラの両方を試料直上に配置する光学系を採用しており、試料の高さが変わっても画像上で指定した照射位置がズレることはありません。電子基板のような凹凸のある試料に対しても、測定したい場所を精確に分析することができます。半導体製造工程向け計測装置XTRAIA MF-34002025年12月より販売開始半導体製造工程でウェーハの膜厚と組成を計測する「XTRAIA MF-3400」の販売を開始しました。本装置は、次世代メモリチップやAI向け高速デバイスの量産に不可欠な材料の評価を高精度に行うことができ、急拡大する半導体市場の生産性の向上に大きく貢献します。X線の強さを約2倍に高め、新しい搬送システムと組み合わせることで、1時間あたりのウェーハ測定枚数が大幅に増加しました。本装置は、X線を使った3つの分析機能(蛍光X線、X線反射率、X線回折)を搭載しております。極薄膜の組成、膜厚、結晶性等の目的に応じた最適な測定解析
主要な設備の状況1,222
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりです。なお、帳簿価額はIFRS会計基準に基づき表示しております。なお、当社グループは、「理科学機器の製造・販売」の単一セグメントであるため、セグメント情報別の記載を省略しております。 (1) 提出会社 2025年12月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(東京都昭島市)事務所---1,1861,186126〔6〕 (注) 1.「その他」には、使用権資産を含めております。2.現在休止中の主要な設備はありません。3.臨時雇用人員数(派遣社員、パートタイマー、アルバイトを含む。)は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。4.帳簿価額には建設仮勘定は含まれておりません。 (2) 国内子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計株式会社リガク本社他(東京都昭島市他)工場・製造設備・研究開発装置・デモ装置6,1096551,876(73,128)7,62116,262973〔232〕理学ロジスティクス株式会社本社(東京都昭島市)車両335-397822〔6〕日本インスツルメンツ株式会社本社(京都府京都市南区)研究開発用装置・備品390-40444437〔11〕 (注) 1.「その他」には、使用権資産を含めております。2.現在休止中の主要な設備はありません。3.臨時雇用人員数(派遣社員、パートタイマー、アルバイトを含む。)は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。4.帳簿価額には建設仮勘定は含まれておりません。 (3) 在外子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計Rigaku Americas Holding, Inc.本社(米国 テキサス州)事務所・生産設備1,2372,149344(36,353)1,4365,167378Rigaku Europe SE本社(ドイツ連邦共和国ノイ・イーゼンブルク市)事務所・販促用装置-6-1,0241,030109Rigaku Semiconductor Instruments Ltd.本社(イスラエル国 ミグダルホーエメック)事務所・生産設備175--12129656Rigaku Polska Sp. z o.o.本社(ポーランド共和国ヴロツワフ市)事務所・生産設備217-20622691 (注) 1.「その他」には、使用権資産を含めております。2.現在休止中の主要な設備はありません。3.在外子会社には臨時雇用人員はおりません。4.帳簿価額には建設仮勘定は含まれておりません。
監査の状況3,593
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況a 監査役監査の組織、人員及び手続有価証券報告書提出日現在、当社は常勤監査役(社外監査役)1名及び非常勤監査役(社外監査役)2名で構成されており、監査役会設置会社として、監査役会を運営しております。監査役の3名はいずれも金融業界(銀行並びに証券会社)の出身です。その職歴から培った豊富で専門的な経験から財務・会計、内部統制、ガバナンス等に関して相当程度の知見を有し、加えて非常勤の監査役はグローバルな知見と他社での企業経営や監査役経験を有しており、監査役としての職務を適切に遂行できると判断して選任しております。監査役監査における監査方針、職務分担及び監査計画を定めており、監査の目的、質、量及び重要度等に応じ、取締役会等重要会議への出席、取締役社長決裁稟議書等業務執行に関する重要書類の入手・閲覧、取締役、使用人及び会計監査人からの報告や聴取、工場への実査といった複数の監査手法を実践しております。 b 監査役、監査役会の活動状況各監査役は、取締役、内部監査室その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査環境の整備に努めております。具体的には、取締役会への出席に加え、職務分担に応じて経営会議、リスク管理委員会、コンプライアンス委員会等重要な会議にも出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めております。この他にも、国内子会社の監査役との意思疎通及び情報交換を目的とした子会社監査役連絡会を、社外取締役との意思疎通や情報交換を目的とした社外取締役連絡会を、それぞれ開催しております。また、取締役社長決裁稟議書等重要な決裁書類を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査いたしており、事業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要な内部統制システムについても、取締役及び使用人等からその構築及び運用の状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしております。以上の監査活動の過程を通じて、会社業務において適法性を欠く事実又は適法性を欠くおそれがある事実を認めた時は、その改善を行うよう取締役に助言、勧告する他、必要に応じ取締役会に報告しております。監査役会は原則、毎月1回以上、開催しており、重要な会議への出席や重要書類の入手・閲覧、役職員への聴取といった常勤監査役による監査活動を通じて得られた情報を、非常勤監査役と共有するとともに、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けております。また、取締役社長に対し、その職務の執行状況や今後の業務執行における方向性や課題等について聴取しております。監査役監査、内部監査及び会計監査による監査活動を通じて得られた情報やリスク認識を共有する場として、三様監査連絡会を定期的に開催し、監査結果や監査上の主要検討項目等について聴取しております。当事業年度における監査役会出席状況につきましては、以下のとおりです。 2025年12月期の監査役会への出席状況役職名氏名監査役会開催回数出席回数(出席率)監査役(常勤)磯貝 龍太1313(100.0%)監査役(非常勤)松尾 知良1313(100.0%)監査役(非常勤)神澤 裕1313(100.0%) ② 内部監査の状況a 内部監査の組織人員及び手続内部監査室は社長直轄部門として内部監査機能を担っており、室長を含む5名で業務上の課題抽出・改善を主な目的として各部門、子会社の監査を行っております。手続き面では年度の内部監査計画を策定し、当該計画に基づく監査活動を行うと同時に有効性を高める上で監査役や会計監査人と情報・意見交換を適宜行っております。監査結果については社長及び取締役会への報告を定期的に行い、指摘事項の改善を通じ会社全体の法令遵守・リスク管理体制の整備、ガバナンスの向上を図っております。 b 内部監査、監査役及び会計監査人の相互連携 内部監査室はその活動及び結果について監査役と適宜情報・意見交換を行い、また必要に応じ会計監査人とも相互連携しております。 c 内部監査の有効性を確保するための取組み上記のとおり内部監査活動及び結果について社長及び取締役会、監査役への報告、また三様監査等を通じた監査役、会計監査人との都度あるいは定期的な情報・意見交換による内部監査の有効性確保を図っております。 ③ 会計監査の状況a 監査法人の名称PwC Japan有限責任監査法人 b 継続監査期間2021年12月期以降の5年間 c 業務を執行した公認会計士塩谷 岳志佐々木 崇 d 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名、その他26名です。 e 監査法人の選定方針と理由当社では、監査法人の選定方針について、外部機関によるレビュー・検査結果で問題がないこと、ガバナンス・品質管理体制・職業倫理を徹底させるための体制が整備されていること、独立性を有すること、専門性を有すること、監査報酬の内容が適切であること、監査役や取締役等とのコミュニケーションが図られていたか、海外ネットワークファームとの連携等を総合的に判断することとしております。上記方針に基づき、当社監査役会において、PwC Japan有限責任監査法人を総合的に勘案した結果、適任と判断しております。 f 監査役及び監査役会による監査法人の評価監査役及び監査役会は、上記の会計監査に対し、監査法人における監査の相当性について評価し、同法人による職務が適正に遂行されていることを確認しております。なお、当該相当性評価につきましては、その対象を当社単体・当社グループ連結及び株式会社リガク単体とし、期中及び期末の同法人による監査報告会への参加による報告内容の聴取、質疑応答及び報告資料の閲覧等により、以下の観点を基に評価しております。(監査方法の相当性)(ⅰ) 監査計画の妥当性(日程・時間・範囲 / 当期の重点監査項目 / 内部統制問題点への対応 / 子会社監査 / 連結の範囲)(ⅱ) 期中の監査実施状況(監査計画に沿った監査 / 実施状況の確認 / 監査環境の阻害要因)(監査結果の相当性)(ⅰ) 監査報告受領及び「無限定適正意見」である旨の確認(ⅱ) 期末監査結果説明書(監査計画に沿った監査 / 重点監査項目(重要な虚偽表示リスク)の監査 / その他主たる重要な監査手続 / 監査の過程で識別した虚偽表示の集計 / 内部統制の重要な不備の有無 / 監査上の重要な発見事項 / その他の検討事項 / 経営者確認書) ④ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社973686-連結子会社----計973686- 前連結会計年度における当社の非監査業務の内容は、新規上場に係るコンフォートレター作成業務です。 b 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(aを除く。)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-1--連結子会社627738計628738 当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、税務をはじめとする各種アドバイザリー業務等です。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針当社は、監査報酬の決定に際しては、監査公認会計士等より年間計画の提示を受け、その監査内容、監査工数等について当社の規模・業務特性に照らして妥当性の確認を行い、当該監査工数に応じた報酬額について監査公認会計士等と協議の上決定することとしております。なお、当該決定においては、監査役会の同意を得ております。 e 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人の報酬等について、社内関係部門及び会計監査人から必要な資料を入手し、報告を受けた上で、会計監査人の過年度の職務執行状況及び報酬実績を確認し、当事業年度における会計監査人の監査計画及び報酬見積りにおいて、算出根拠の適正性、監査人の独立性、監査品質の確保等の観点から、その妥当性について必要な検証を行い、審議した結果、これらについて適切であるものと判断し、会社法第399条第1項の同意を行いました。
株式の保有状況268
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式は、専ら株価の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受ける目的で所有するもの、純投資目的以外の目的(政策保有目的)である投資株式は、中長期的な取引関係強化、企業価値の創出に資すると判断して所有するものと区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
沿革3,370
2 【沿革】当社は2020年12月に株式会社リガクの買収を目的として設立されましたが、当社グループの主要な事業会社である株式会社リガクは1951年12月に設立されました。そのため、株式会社リガク設立から、当社による株式会社リガクの完全子会社化以前までと、それ以降現在に至るまでの2つに沿革を分けて記載しております。 (株式会社リガクの設立から当社による株式会社リガクの完全子会社化以前まで)年月概要1951年12月東京都千代田区有楽町に国産のX線装置の製造・販売を事業目的とした理学電機㈱(現 ㈱リガク)を設立 1952年回転対陰極型X線発生装置を開発 1954年自動記録式X線回折装置を開発 1957年自動記録式熱分析装置を開発1960年2月東京都昭島市松原町に拝島工場を新設1961年5月大阪府高槻市赤大路町に理学電機工業㈱(現 ㈱リガク)を設立1971年10月米国マサチューセッツ州に理学電機㈱(現 ㈱リガク)営業所 Rigaku USA(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)を設立1972年3月Rigaku USA(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)を支店化1972年7月Rigaku USAをRigaku USA, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)として法人化1975年7月東京都西多摩郡羽村町に㈱理学流通サービスセンター(現 理学ロジスティクス㈱)(現 連結子会社)を設立1978年6月東京都文京区本郷に日本インスツルメンツ㈱(現 連結子会社)を設立 1978年超強力X線発生装置(RU-1500)を開発1980年5月東京都西多摩郡瑞穂町に㈱理学瑞穂製作所(現 ㈱リガク)を設立1983年7月大阪府高槻市赤大路町に理学サービス㈱(現 ㈱リガク)を設立1985年4月㈱理学瑞穂製作所(現 ㈱リガク)を東京都武蔵村山市伊奈平に移転1986年9月東京都昭島市松原町に㈱リガク(旧 リガク)(現 ㈱リガク)(現 連結子会社)を設立1989年2月東京都昭島市松原町に理学メカトロニクス㈱(現 ㈱リガク)を設立1990年10月山梨県北杜市須玉町に須玉工場を新設1992年4月東京都昭島市松原町に㈱リガク X線研究所を新設1996年4月米国テキサス州のMolecular Structure Corporationを買収2000年3月Osmic, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)(現 連結子会社)を買収2001年3月Rigaku USA Inc.がMolecular Structure Corporationを統合し、Rigaku/MSC, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)に名称変更2004年4月理学電機㈱(現 ㈱リガク)が㈱リガク(旧 リガク)(現 ㈱リガク)を統合し、㈱リガクへ名称変更2006年3月Osmic, Inc.がRigaku Innovative Technologies, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)へ名称変更2008年5月チェコ共和国プラハ市にRigaku Innovative Technologies Europe s.r.o.(現 連結子会社)を設立2008年10月㈱リガクが理学電機工業㈱を統合2009年3月中国北京市に理学電企儀器(北京)有限公司(現 連結子会社)を設立2009年4月米国テキサス州にApplied Rigaku Technologies, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)を設立 年月概要2009年4月㈱理学瑞穂製作所が㈱リガク 山梨工場内に移転し、㈱リガク山梨に名称変更2010年2月米国のNewton Scientific Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)を買収2010年3月中国香港にRigaku Asia and Pacific, Ltd.(現 Rigaku Portable Devices Asia Limited)(現 連結子会社)を設立2010年5月ドイツベルリンにRigaku Europe SE(現 連結子会社)を設立2011年10月米国カリフォルニア州にRigaku Raman Technologies, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)を設立2013年6月ブラジル共和国サンパウロ市にRigaku Latin America Ltda.を設立2014年1月米国テキサス州にRigaku Americas Holdings Company, Inc.(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)(現 連結子会社)を設立2015年4月ポーランド共和国ヴロツワフにRigaku Polska Sp. z o.o.(現 連結子会社)を設立2016年6月シンガポールにRigaku Asia Pacific PTE Ltd.(現 連結子会社)を設立2019年7月イスラエルのXwinSys Technology Development Ltd.(現 連結子会社、2024年12月Rigaku Semiconductor Instruments LTD.に社名変更)を買収2020年12月Atom Investment, L.P.が東京都千代田区丸の内にアトム・ホールディングス㈱(現 当社)を設立2021年3月アトム・ホールディングス㈱が㈱リガクの株式の過半を取得し、リガク・ホールディングス㈱へ名称変更 (当社による株式会社リガクの完全子会社化以降)年月概要2021年4月株式交換により、当社が㈱リガクを完全子会社化2021年6月本社を東京都昭島市松原町に移転2021年8月㈱リガクがオランダのMILabs B.V.(現 連結子会社)を買収2022年1月㈱リガクが理学メカトロニクス㈱(現 ㈱リガク)及び理学サービス㈱(現 ㈱リガク)を統合2022年4月Rigaku Europe SEが英国マーシーサイド州にRigaku UK, Ltd.(現 連結子会社)を設立2022年7月㈱リガクが㈱リガク山梨(現 ㈱リガク)を統合2023年1月Rigaku Europe SEが仏国ストラスブール市にRigaku France S.A.R.L(現 連結子会社)を設立2023年4月 Rigaku Latin America Ltda.を閉鎖2023年8月理学電企儀器(北京)有限公司が中国上海市に理学電企(上海)儀器有限公司(現 連結子会社)を設立2023年9月Rigaku Americas Corporation(現 Rigaku Americas Holding, Inc.)が、ブラジルサンパウロ市にRigaku do Brasil Ltda.(現 連結子会社)を設立2023年9月Rigaku Asia Pacific PTE Ltd.が印国ムンバイ市にRigaku India Private Ltd.(現 連結子会社)を設立2023年12月Rigaku Americas Corporation, Rigaku Innovative Technologies, Inc., Applied Rigaku Technologies, Inc., Newton Scientific, Inc.及びRigaku Analytical Devices, Inc.はRigaku Americas Holding, Inc.に吸収合併2024年1月 ㈱リガクが台湾に支店として理学科技台灣分公司を設立2024年3月Rigaku Americas Holding, Inc.が、Rigaku do Brasil Ltda.(現 連結子会社)に出資完了し、中南米営業部門を移管2024年10月東京証券取引所プライム市場に株式を上場2025年5月台湾新竹県に理学股分有限公司(現 連結子会社)を設立

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

5
主要株主の異動に関するお知らせその他 · 17:30
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(開示事項の経過)主要株主である筆頭株主の異動及びその他の関係会社の異動に関するお知らせその他 · 09:00
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主要株主の異動に関するお知らせその他 · 19:00
PDF
2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 15:30
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2026年12月期第2四半期決算説明資料決算説明資料 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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半期報告書-第6期(2026/01/01-2026/12/31)半期報告書 · 2026-12-31期 · S100YWTA
確認書確認書 · S100YWTB
臨時報告書臨時報告書 · S100YVY4
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訂正臨時報告書臨時報告書 · S100Y9C3
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有価証券報告書-第5期(2025/01/01-2025/12/31)有価証券報告書 · 2025-12-31期 · S100XTB1
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臨時報告書臨時報告書 · S100XB98
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自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WUUA
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確認書確認書 · S100WJ6O
臨時報告書臨時報告書 · S100VJXT
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有価証券報告書-第4期(2024/01/01-2024/12/31)有価証券報告書 · 2024-12-31期 · S100VHDH
確認書確認書 · S100VHFO
臨時報告書臨時報告書 · S100V9RB
臨時報告書臨時報告書 · S100UTI3
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100UJPM
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100UJRD
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100UID9
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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