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科研製薬株式会社

KAKEN PHARMACEUTIAL CO., LTD.

証券コード 4521EDINETコード E00935医薬品上場日本基準決算 3月31日資本金 239億円法人番号 4010001000003
769億円売上高(FY2026
1.4%ROE
82.8%自己資本比率
47財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は769億円(前年比-18.3%)。営業利益は-9億円(営業利益率-1.2%)、当期純利益は21億円。総資産1,782億円に対し自己資本比率は82.8%、ROEは1.4%。医薬品の中央値(ROE 5.9%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは-111億円の流出、現金及び現金同等物は507億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3,9202026-09-04
PER69.3倍
PBR1.01倍
配当利回り4.85%
時価総額(概算)1,379億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高769億円-18.3%
営業利益-9億円-104.3%
当期純利益21億円-84.6%
総資産1,782億円
純資産1,476億円
営業利益率-1.2%
ROE1.4%
自己資本比率82.8%
EPS56.6円
BPS3,898.2円
1株配当190円
配当性向335.9%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

医薬品の分析 →
ROE1.4%中央値 5.9%
営業利益率-1.2%中央値 7.9%
自己資本比率82.8%中央値 65.4%
健全性スコア47.0点中央値 65.0

帯は医薬品30社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
1,500億1,125億750億375億0億2017: 1,015億20172018: 984億20182019: 942億20192020: 892億20202021: 750億20212022: 760億20222023: 730億20232024: 720億20242025: 940億20252026: 769億20262021: 24%2022: 22%2024: 13%2025: 22%2026: -1%25%-2%
営業利益と当期純利益
250億185億121億56億-9億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 178億20212022: 171億20222023: —20232024: 95億20242025: 210億20252026: -9億20262017: 220億2018: 190億2019: 178億2020: 194億2021: 134億2022: 95億2023: 54億2024: 80億2025: 139億2026: 21億250億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
85%63%42%20%-2%2017 ROE: 23%2018 ROE: 18%2019 ROE: 15%2020 ROE: 16%2021 ROE: 10%2022 ROE: 7%2023 ROE: 4%2024 ROE: 6%2025 ROE: 9%2026 ROE: 1%2021 営業利益率: 24%2022 営業利益率: 22%2024 営業利益率: 13%2025 営業利益率: 22%2026 営業利益率: -1%2017 自己資本比率: 76%2018 自己資本比率: 75%2019 自己資本比率: 78%2020 自己資本比率: 81%2021 自己資本比率: 83%2022 自己資本比率: 83%2023 自己資本比率: 82%2024 自己資本比率: 84%2025 自己資本比率: 80%2026 自己資本比率: 83%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
300億188億75億-37億-150億2017: 153億20172018: 217億20182019: 211億20192020: 275億20202021: 144億20212022: 133億20222023: 93億20232024: 26億20242025: 298億20252026: -111億2026
1株当たり指標EPS1株配当
550円413円275円138円0円2017 EPS: 537円2018 EPS: 471円2019 EPS: 446円2020 EPS: 495円2021 EPS: 347円2022 EPS: 251円2023 EPS: 145円2024 EPS: 213円2025 EPS: 365円2026 EPS: 57円2017 1株配当: 150円2018 1株配当: 150円2019 1株配当: 150円2020 1株配当: 150円2021 1株配当: 150円2022 1株配当: 150円2023 1株配当: 150円2024 1株配当: 150円2025 1株配当: 190円2026 1株配当: 190円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
1,782億円
負債・純資産
負債 306億円純資産 1,476億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026769億円-9億円-2億円21億円1,782億円1,476億円56.61.4%82.8%
FY2025940億円210億円213億円139億円1,904億円1,526億円365.49.4%80.2%
FY2024720億円95億円100億円80億円1,716億円1,438億円212.75.7%83.8%
FY2023730億円87億円54億円1,663億円1,368億円144.84.0%81.9%
FY2022760億円171億円175億円95億円1,652億円1,383億円251.47.0%83.4%
FY2021750億円178億円182億円134億円1,633億円1,363億円347.410.1%83.4%
FY2020892億円269億円194億円1,579億円1,285億円494.915.5%81.4%
FY2019942億円250億円178億円1,560億円1,211億円445.815.1%77.7%
FY2018984億円279億円190億円1,524億円1,139億円470.517.6%74.7%
FY20171,015億円310億円220億円1,351億円1,027億円536.722.9%76.0%
FY20161,097億円354億円211億円1,330億円899億円510.525.3%67.6%
営業CF-111億円
投資CF3億円
財務CF-88億円
現金及び現金同等物507億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Medicine743億円
Real Estate25億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.2%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.7%
3農林中央金庫4.8%
4ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーレギュラーアカウント (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)4.8%
5株式会社みずほ銀行3.9%
6東レ株式会社3.0%
7ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.5%
8ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.3%
9杏林製薬株式会社2.2%
10科研製薬従業員持株会1.6%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)394億円2億円6億円10億円0.5%83.4%26.2
FY2025中間(〜2024-09-30)514億円196億円198億円143億円38.1%377.2
FY2024中間362億円55億円57億円41億円15.2%108.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.9歳
平均年間給与875万円
平均勤続年数17.3年
管理職に占める女性比率7.2%
男女の賃金の差異(全労働者)75.3%
男女の賃金の差異(正規雇用)78.1%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)3億円646百万円
監査役(社外監査役を除く)48百万円224百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容318
3 【事業の内容】当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、当社と連結子会社4社で構成されており、薬業及び不動産事業を事業として取り組んでおります。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、次の2事業は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)」と同一の区分であります。 区分主要な事業会社名薬業医薬品、医療機器及び農業薬品の製造・販売当社科研ファルマ㈱アーサム㈱KAKEN INVESTMENTS INC.アーディ社不動産事業不動産賃貸当社 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)事業遂行上の影響が小さい連結子会社については、事業の系統図への記載を省略しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,947
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる」を企業理念として、株主の皆様から負託された企業活動を行うにあたり、経営の基本方針として次の三つの方針を掲げております。この基本方針に則り、企業価値の最大化をはかり、ステークホルダーの信頼と期待に応えてまいります。① 患者さんと医療関係者のニーズに即した、有用な医薬品の創製・提供につとめる。② 医薬品企業としての社会的責任を自覚し、高い倫理観をもって企業活動を行い、社会から信頼される企業をめざす。③ 社員がその仕事に歓びと誇りをもち、活力あふれる存在感のある企業をめざす。 (2) 経営環境製薬業界を取り巻く環境は日々急速に変化し、厳しさを増しております。国内医薬品事業におきましては、高齢化社会の進行等によって国の医療財政が逼迫する中、薬価制度の抜本改革をはじめとする様々な医療費抑制策が進められており、長期収載品の選定療養制度が導入されるなど、当連結会計年度においても引き続き厳しい事業環境にあります。このような環境の中、当社グループは、2022年を起点とする10か年の経営計画において、製薬業界を取り巻く厳しい状況や、それに伴う当社グループの長期的課題を分析し、2031年ビジョンとして「画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業」「皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業」を掲げました。また、当社グループは、ビジョン実現のための戦略として「研究開発」「海外展開」「経営基盤」の3つのTransformationを策定し、研究開発への積極的な戦略投資、高い有効性と安全性を有し世界に通用する医薬品を効率良く創出・販売できる体制の構築、挑戦と変革を追求し続ける人材の育成等を進めております。農業薬品事業におきましては、主力品である微生物由来の天然物質農薬「ポリオキシン」の成長戦略を柱とした価値の最大化をはかっております。以上の戦略を通じて経営計画達成に向けて取り組んでおります。なお、経営環境の変化や計画の進捗等を踏まえ、2025年4月8日に「長期経営計画2031」の一部見直しを発表いたしました。主な変更内容は、①画期的・革新的新薬の継続的な上市のための戦略投資金額の増額、②財務規律の維持、③株主還元の強化であります。詳細につきましては当社グループのウェブサイトをご参照ください。https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html (3) 中期経営戦略2022年を起点とする10か年の経営計画においては、製薬業界を取り巻く厳しい状況や、それに伴う当社グループの長期的課題を分析し、当社グループの2031年ビジョンとそのビジョンの実現に向けた戦略を掲げております。≪2031年ビジョン≫ 1. 画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業 2. 皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業≪ビジョンの実現に向けた戦略 ~3つのTransformation~≫ (1)研究開発Transformation① 自社研究基盤の活用② 新規診療領域への展開③ 新たなモダリティへの挑戦④ 研究開発への積極的投資 (2)海外展開Transformation① 自社創薬と製品・開発品の導入による海外展開品の充実② 海外自社展開(開発・販売)による製品の価値最大化(3)経営基盤Transformation① プロフェッショナルとして変革を追求し続ける人材の育成及び就業環境整備② データとデジタル技術を活用して変革し続ける企業風土の醸成③ 患者さんファーストのための製品価値最大化及び高品質な医薬品の安定的な生産体制の構築 また、2031年度経営数値目標として、連結売上高1,000億円、連結営業利益285億円、連結ROE10%以上をめざします。(経営環境の変化や計画の進捗等を踏まえ、2025年4月8日に「長期経営計画2031」の一部見直しを発表いたしました。主な変更内容は、①画期的・革新的新薬の継続的な上市のための戦略投資金額の増額、②財務規律の維持、③株主還元の強化であります。詳細につきましては当社グループのウェブサイトをご参照ください。https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html ) (4) 会社の対処すべき課題当社グループが企業価値の最大化をめざし、社会から信頼される企業であり続けるため、対処すべき当面の課題は、次のとおりであります。① 研究開発及び導出入活動への重点投資当社グループの成長には新薬の継続的な上市が不可欠である一方、新薬創出の難易度の高まりによる研究開発費用の増加や導出入活動の競争激化による投資金額の増大が見込まれます。このような状況の下、資源投入の集中と研究開発の効率化をめざし、資本効率や投資体力を勘案した資源投入、3領域(免疫系・神経系・感染症)を柱とした研究開発テーマへの集中投資、国内外の企業・研究機関との共同研究や戦略的提携等を積極的に進めることにより、パイプラインの充実をはかり、世界に通用する画期的新薬の継続的な上市をめざしてまいります。また、アーディ社を米国市場での自社販売拠点とし、グローバルな医療ニーズに応えるための基盤構築を加速させて海外展開や適応拡大にも積極的に取り組んでまいります。② 営業基盤の強化営業面では、皮膚科領域、整形外科領域等の当社グループが強みを持つ領域でのプレゼンスをより一層高め、各領域における製品価値の最大化をはかってまいります。また、製品特性と領域に沿った人員配置・組織開発・教育研修を進め、積極的にICTを活用してリアルとデジタルを融合させることにより、医療現場のニーズの変化や制度の変更に柔軟に対応した付加価値の高い情報を提供してまいります。2025年3月には医療関係者向けウェブサイトをリニューアルし、会員制コンテンツを含む「KAKEN Medical Pro」を開設いたしました。デジタル技術を介した情報提供プラットフォームとして、医療関係者の皆様のニーズに即したソリューションを創出してまいります。③ 人材育成人材育成は企業経営の根幹であり、社員一人ひとりの成長が当社グループの持続的成長につながると考えております。イノベーティブなチャレンジの奨励と人を活かすマネジメントを推進することにより全社員の生産性を高め、次世代のリーダーやグローバルで成果を出せる人材の育成を行ってまいります。また、新たな働き方に対して柔軟に対応し、全社員のエンゲージメントを高めて持てる力を十分に発揮できるよう、働く環境の整備を進めてまいります。
事業等のリスク2,032
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 法的規制、医療費抑制策等の行政動向に関するリスク国内医薬品事業は、薬事行政のもと様々な規制を受けております。また、薬価基準の改定やジェネリック医薬品使用促進策等の医療費抑制策として様々な医療制度改革が進展しております。これらの関連法規の改正や医療制度、健康保険に関わる行政施策の動向によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 新薬開発に関わるリスク医薬品の研究開発には、多額の資金と十数年という長い開発期間を要しますが、それが新製品や新技術として結実する確率は決して高くありません。有効性と安全性を確認しながら慎重に開発を進めてまいりますが、当初期待した有効性が証明できない場合や安全性の面で問題が明らかとなった場合等には、途中で開発中止となる可能性があります。このような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 副作用の発現によるリスク医薬品は、十分な安全性試験と厳しい審査を経てから承認、販売されます。しかし、開発段階で行われる臨床試験は試験的投与であり、限られた数の患者さんが対象となります。そのため、市販後にも臨床試験を補完する「市販後調査」が行われますが、予測されなかった副作用が発現し、製品回収や販売中止を余儀なくされた場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4) 他社との競争に伴うリスク製薬業界は競争の激しい業界であり、販売している医薬品と同様の効能・効果を持つ他社の競合品との販売競争や特許切れ後に発売される他社のジェネリック医薬品との販売競争は、当社製品の売上高を減少させる原因となり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (5) 知的財産権に関するリスク当社グループでは、知的財産権を適切に管理し、第三者からの侵害に注意を払っていますが、第三者から侵害を受けた場合には、その保護のために、訴訟を提起する場合もあります。その動向によっては当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの事業が第三者の知的財産権に抵触することのないように注意を払っていますが、万が一抵触した場合は、係争やこれによる損害賠償、当該事業の中止に繋がるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 訴訟のリスク国内外で継続して事業活動を行うにあたり、医薬品の副作用、製造物責任、労務、環境、公正取引に関する問題等に関して訴訟を提起される場合があります。その場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7) 製品供給が遅滞または休止するリスク自社及び製品調達先における生産設備の不具合あるいは原材料の入手の遅れ等により、製品供給が遅滞または休止した場合や、品質上の問題の発生により製品回収等を行うことになった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (8) 海外展開に関するリスク当社グループは、海外展開戦略に基づき米国市場での自社販売体制を構築しており、今後もグローバルな医療ニーズに応えるための基盤構築を進めていきます。海外展開には継続的に多額の投資が必要となりますが、各国の規制や制度の変更、政治的・経済的な情勢の変化、外交関係の悪化等のリスクを完全に回避することができない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (9) ITセキュリティ及び情報管理に関するリスク当社グループは、各種情報システムを使用しているため、システム障害やコンピューターウイルス、サイバー攻撃等により、業務が阻害される可能性があります。また、個人情報を含め多くの機密情報を保有していますが、これらが社外に漏洩した場合、損害賠償、行政処分、社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (10) 大規模な災害等に関するリスク地震、台風等の自然災害や火災等の事故、パンデミック等が発生し、当社グループの事業所及び取引先等が大規模な被害を受け、事業活動が停滞した場合や災害等により損害を被った設備等の修復のために多額の費用が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,751
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】2025年3月26日に行われたアーディ社との企業結合について、前連結会計年度末において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当社グループの当連結会計年度の業績は、減収減益となりました。売上高は76,871百万円(対前年同期比18.3%減)、営業損失は899百万円(前年同期は営業利益21,034百万円)、経常損失は206百万円(前年同期は経常利益21,279百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,144百万円(対前年同期比84.6%減)となりました。なお、研究開発費につきましては、20,585百万円(対前年同期比9.9%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。薬業売上高は74,328百万円(対前年同期比18.8%減)となりました。なお、海外売上高は12,840百万円(対前年同期比51.7%減)となりました。 不動産事業不動産事業の主たる収入は文京グリーンコート関連の賃貸料であります。売上高は2,543百万円(対前年同期比2.5%増)となりました。 当連結会計年度末の総資産は、前期末比15,159百万円減少し、178,217百万円となりました。これは主に、法人税等の支払により現預金が減少したことによるものであります。当連結会計年度末の負債合計は、前期末比10,144百万円減少し、30,597百万円となりました。これは主に、未払法人税等の減少によるものであります。正味運転資本(流動資産から流動負債を控除した金額)は、73,248百万円であり、流動比率は452.1%で財務の健全性は保たれております。当連結会計年度末の純資産合計は、前期末比5,015百万円減少し、147,619百万円となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。自己資本比率は、82.8%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前年同期に比べ19,380百万円減少し、50,705百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、11,079百万円の支出(前年同期は29,780百万円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払額の増加によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、315百万円の収入(前年同期は19,650百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産売却額の増加によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ3,471百万円支出が増加し、8,841百万円の支出となりました。これは主に、自己株式処分による収入の減少によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)薬業36,272△9.7不動産事業--合計36,272△9.7 (注) 金額は、販売価格によっております。 b. 仕入実績当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)薬業22,910△0.6不動産事業--合計22,910△0.6 (注) 金額は、仕入価格によっております。 c. 受注実績当社グループは、主として販売計画に基づく生産計画によって生産を行っており、受注生産は行っておりません。 d. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)薬業74,328△18.8不動産事業2,543+2.5合計76,871△18.3 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。相手先前連結会計年度当連結会計年度金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)アルフレッサ㈱13,34814.212,50916.3㈱メディセオ10,66611.310,47713.6㈱スズケン10,10910.89,33312.1ニューマブ社10,28510.9-- (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。a. 経営成績の状況国内医薬品事業におきましては、高齢化社会の進行等によって国の医療財政が逼迫する中、薬価制度の抜本改革をはじめとする様々な医療費抑制策が進められており、長期収載品の選定療養制度が導入されるなど、当連結会計年度においても引き続き厳しい事業環境にあります。このような環境の中、当社グループは、2022年を起点とする10か年の経営計画において、製薬業界を取り巻く厳しい状況や、それに伴う当社グループの長期的課題を分析し、2031年ビジョンとして「画期的新薬の迅速な創出・提供により健康寿命延伸に貢献し続ける企業」「皮膚科、整形外科領域を中心にグローバルに展開する創薬企業」を掲げました。また、当社グループは、ビジョン実現のための戦略として「研究開発」「海外展開」「経営基盤」の3つのTransformationを策定し、研究開発への積極的な戦略投資、高い有効性と安全性を有し世界に通用する医薬品を効率良く創出・販売できる体制の構築、挑戦と変革を追求し続ける人材の育成等を進めております。農業薬品事業におきましては、主力品である微生物由来の天然物質農薬「ポリオキシン」の成長戦略を柱とした価値の最大化をはかっております。以上の戦略を通じて経営計画達成に向けて取り組んでおります。なお、経営環境の変化や計画の進捗等を踏まえ、2025年4月8日に「長期経営計画2031」の一部見直しを発表いたしました。主な変更内容は、①画期的・革新的新薬の継続的な上市のための戦略投資金額の増額、②財務規律の維持、③株主還元の強化であります。詳細につきましては当社グループのウェブサイトをご参照ください。https://www.kaken.co.jp/invest/policy/long_term.html 当連結会計年度における事業の主な進捗は以下のとおりであります。〔研究開発〕・当社グループが、難治性脈管奇形を対象疾患として開発を進めている「KP-001」の国内第Ⅲ相検証的試験において、主要評価項目を達成いたしました。また、安全性に関しても開発上の問題となる副作用は認められませんでした。今後は、現在実施中の国内第Ⅲ相長期投与試験の結果を踏まえ、2026年度上期中の製造販売承認申請を予定しております。・当社グループは、Numab Therapeutics AG(以下、「ニューマブ社」という。)と炎症性腸疾患を対象疾患とする新規多重特異性抗体医薬「NM81」の戦略的なライセンス及び共同開発契約を締結いたしました。本契約締結により、当社グループが2024年11月に締結した共同研究契約に附随するオプション権に基づくアジアの特定の地域における「NM81」の販売権を取得するとともに、両社で「NM81」の共同開発を推進いたします。また、ニューマブ社が製品の事業化に成功した場合、当社グループはニューマブ社から一定額までの対価を受け取ります。・当社グループが、既存治療で効果不十分なアタマジラミ症を対象疾患として開発を進めている「KAR」の国内第Ⅲ相試験において、主要評価項目を達成いたしました。また、安全性に関しても開発上の問題となる副作用や重篤な副作用は認められなかったため、2026年度上期中の製造販売承認申請を予定しております。 〔導入関連〕・2024年10月に、当社グループが三洋化成工業㈱(以下、「三洋化成」という。)と日本における独占的販売権に関するライセンス契約を締結しておりました日本初の遺伝子組み換え技術を用いた新規の創傷治癒材「シルクエラスチン創傷用シート」に関し、三洋化成が製造販売承認を取得いたしました。 ・㈱ツーセルが創製し、再生医療等製品としての承認をめざしている同種(他家)滑膜間葉系幹細胞由来三次元人工組織「gMSC1」に関するライセンス契約を締結いたしました。本契約締結により、当社グループは日本国内の整形外科領域における共同開発権、独占的販売権を取得いたしました。・Astria Therapeutics, Inc.(現、BioCryst Pharmaceuticals, Inc. 以下、「バイオクリスト社」という。)が遺伝性血管性浮腫の長期予防を目的として開発中の「ナベニバルト」について、日本における開発及び商業化に関するライセンス契約を締結いたしました。本契約締結により、当社グループは日本における「ナベニバルト」の独占的な開発及び販売の権利を取得いたしました。・当社グループは、KalVista Pharmaceuticals Ltd.(以下、「カルビスタ社」という。)が製造販売承認を取得した、遺伝性血管性浮腫急性発作治療用血漿カリクレイン阻害薬「エクテリー」(一般名:セベトラルスタット)の国内での販売を開始いたしました。・当社グループが、日本での皮膚科領域の疾患に対する治療剤としての独占的な開発、製造及び販売の権利を取得している「ESK-001」について、Alumis Inc.(以下、「アルミス社」という。)が第Ⅲ相臨床試験の結果を2026年米国皮膚科学会年次総会において発表いたしました。当社グループは、国内での製造販売承認に向けた準備を進めてまいります。 〔海外展開〕・爪白癬治療剤「Jublia」(日本販売名:クレナフィン)について、欧州の導出先であるAlmirall S.A.が、ドイツの連邦医薬品医療機器研究所より製造販売承認を取得いたしました。今回のドイツでの承認取得は、イタリアに続いて欧州で2か国目になります。・原発性腋窩多汗症治療剤「エクロック」について、韓国の導出先であるDong-Wha Pharm. Co.,Ltd.が韓国で発売いたしました。 〔その他〕・当社の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有することにより、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めることを目的として、従業員に対して自社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」の運用を開始いたしました。・連結子会社である科研ファルマ㈱が、爪白癬治療剤「クレナフィン」のオーソライズド・ジェネリック(以下、「AG」という。)を発売いたしました。 b.経営成績の分析当社グループの当連結会計年度の業績は、減収減益となりました。売上高は、前連結会計年度の増収要因であった「NM26」の知的財産譲渡及び販売提携オプション契約に係る契約一時金収入(8,600万米ドル)、「STAT6阻害剤」に関するライセンス契約締結に基づく契約一時金収入(3,000万米ドル)の反動や、「クレナフィン」のAGへの置き換えが進んだこと等により減収となりました。利益につきましては、カルビスタ社との「エクテリー」(一般名:セベトラルスタット)の日本での販売に関する提携及びライセンス契約締結、㈱ツーセルとの「gMSC1」に関するライセンス契約締結、バイオクリスト社が開発中の「ナベニバルト」の日本における開発及び商業化に関するライセンス契約締結、ニューマブ社との「NM81」の戦略的なライセンス及び共同開発契約締結等による研究開発費の増加もあり、減益となりました。売上高は76,871百万円(対前年同期比18.3%減)、営業損失は899百万円(前年同期は営業利益21,034百万円)、経常損失は206百万円(前年同期は経常利益21,279百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,144百万円(対前年同期比84.6%減)となりました。 主要科目の状況は、次のとおりであります。(売上高)薬業1) 医薬品・医療機器〔国内売上〕医薬品・医療機器につきましては、「エクロック」等の売上増加や「エクテリー」(一般名:セベトラルスタット)の販売開始による売上が増加したものの、「クレナフィン」のAGへの置き換えが進んだこと等により、結果として減収となりました。〔海外売上〕前連結会計年度の増収要因であった「NM26」の知的財産譲渡及び販売提携オプション契約及び「STAT6阻害剤」に関するライセンス契約締結に基づく契約一時金収入の反動等により、減収となりました。2)農業薬品 農業薬品につきましては、除草剤「メタミホップ」等の売上が増加したことにより、増収となりました。この結果、売上高は74,328百万円(対前年同期比18.8%減)となりました。なお、海外売上高は12,840百万円(対前年同期比51.7%減)となりました。不動産事業不動産事業の主たる収入は文京グリーンコート関連の賃貸料であります。売上高は2,543百万円(対前年同期比2.5%増)となりました。 (売上原価)当社グループの売上原価は、主に工場の製造原価、仕入商品原価、不動産事業の役務収益原価から構成されます。売上原価は36,879百万円であり、売上高に対する売上原価の比率は、前連結会計年度37.8%、当連結会計年度48.0%と増加いたしました。 (販売費及び一般管理費)販売費及び一般管理費につきましては、主に人件費、研究開発費、営業活動費用であり、当連結会計年度は40,891百万円と前連結会計年度比9.1%増加いたしました。 c.財政状態の分析財政状態の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、50,705百万円であり、事業運営上適切な水準であるとともに、外部環境の急激な変化にも一定程度耐えうる流動性を確保できていると考えております。当社グループの主要な資金需要は、開発パイプライン拡充のための研究開発費用及びM&A・導入費用、当社製品製造のための原材料購入費用及び製造費用、商品仕入費用、研究・生産・営業効率を向上させるための設備投資費用であります。持続的な成長のための資金需要には、財務健全性を考慮したうえで積極的に対応していく方針であります。これら資金需要への対応は、営業キャッシュ・フローにより積み上げられた自己資金によることを基本としておりますが、追加的に資金が必要な場合は、金融機関からの借入等をはじめとした資金調達手段を実施できる体制も整えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
セグメント情報3,454
(セグメント情報等)【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、医薬品、医療機器及び農業薬品の製造・販売並びに不動産賃貸の事業を営んでおり、業種別に事業に従事する経営スタイルを採用しております。また、各事業の運営は、事業ごとに主体的に行われ、包括的な事業戦略を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社グループは、事業の運営を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、「薬業」及び「不動産事業」の2つを報告セグメントとしております。 「薬業」は、医薬品、医療機器及び農業薬品の製造・販売を主とし、「不動産事業」は、文京グリーンコート関連の不動産賃貸を主としております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益、資産及びその他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」における記載と同一であります。また、報告セグメントの利益は、営業利益であります。なお、共用資産については、各報告セグメントに配分しておりませんが、関連する費用については、合理的な基準に基づき各報告セグメントに配分しております。前連結会計年度のセグメント情報は、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額によっております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産及びその他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 報告セグメント調整額(百万円)(注)1連結財務諸表計上額(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)売上高 商品及び製品の販売71,137-71,137-71,137 製品の販売等に関する ライセンス契約 20,416-20,416-20,416 顧客との契約から生じる 収益91,553-91,553-91,553 その他の収益-2,4812,481-2,481 外部顧客への売上高91,5532,48194,035-94,035 セグメント間の内部売上高 又は振替高-----計91,5532,48194,035-94,035セグメント利益19,6591,37521,034-21,034セグメント資産103,17511,285114,46078,916193,377その他の項目 減価償却費 (注)23,0863403,426-3,426 のれんの償却額79-79-79 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 (注)220,2255620,281-20,281 (注) 1 セグメント資産の調整額78,916百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金であります。2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 報告セグメント調整額(百万円)(注)1連結財務諸表計上額(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)売上高 商品及び製品の販売72,547-72,547-72,547 製品の販売等に関する ライセンス契約 1,781-1,781-1,781 顧客との契約から生じる 収益74,328-74,328-74,328 その他の収益-2,5432,543-2,543 外部顧客への売上高74,3282,54376,871-76,871 セグメント間の内部売上高 又は振替高-----計74,3282,54376,871-76,871セグメント利益又は損失(△)△2,2771,377△899-△899セグメント資産106,2259,368115,59362,623178,217その他の項目 減価償却費 (注)23,4173613,779-3,779 のれんの償却額268-268-268 有形固定資産及び無形固定 資産の増加額 (注)26,23996,249-6,249 (注) 1 セグメント資産の調整額62,623百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない余資運用資金であります。2 減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 売上高日本(百万円)北米(百万円)欧州(百万円)アジア(百万円)その他(百万円)合計(百万円)67,4264,13318,1483,80851894,035 (注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 2.欧州のうち、スイスは13,379百万円であります。(2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報顧客の名称又は氏名売上高(百万円)関連するセグメント名アルフレッサ㈱13,348薬業㈱メディセオ10,666薬業ニューマブ社10,285薬業㈱スズケン10,109薬業 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報(1) 売上高日本(百万円)北米(百万円)欧州(百万円)アジア(百万円)その他(百万円)合計(百万円)64,0309,417892,85447976,871 (注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 2.北米のうち、アメリカは9,017百万円であります。(2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3 主要な顧客ごとの情報顧客の名称又は氏名売上高(百万円)関連するセグメント名アルフレッサ㈱12,509薬業㈱メディセオ10,477薬業㈱スズケン9,333薬業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 報告セグメントその他(百万円)全社・消去(百万円)合計(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)減損損失1,488-1,488--1,488 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 報告セグメントその他(百万円)全社・消去(百万円)合計(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)減損損失843-843--843 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 報告セグメントその他(百万円)全社・消去(百万円)合計(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)当期償却額79-79--79当期末残高5,459-5,459--5,459 (注) 「薬業」セグメントにおいて、のれんの減損損失が46百万円発生しております。また、連結財務諸表「注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおり、2025年3月26日付でアーディ社株式を取得し、連結の範囲に含めております。当該事象による前連結会計年度ののれんの増加額は、4,648百万円であります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 報告セグメントその他(百万円)全社・消去(百万円)合計(百万円)薬業(百万円)不動産事業(百万円)計(百万円)当期償却額268-268--268当期末残高5,399-5,399--5,399 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組7,685
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 サステナビリティ基本方針当社グループは、いまだ満たされない医療ニーズに応える医薬品や環境にやさしい農業薬品の提供を通じて、自社の持続的成長をめざすとともに社会の持続的な発展に貢献いたします。その実現のため、経営理念の「3つのよろこび」を追求し、ステークホルダーとともに多くの笑顔を創出してまいります。 ―「3つのよろこび」の追求―・医療現場のニーズをとらえ、ユニークな着眼点により新たな治療選択肢の提供につとめ、「患者さんのよろこび」を追求します。・医薬品の提供を通じて、社会からの要請にも応える柔軟で持続可能な経営を推進し、「社会のよろこび」を追求します。・社員一人ひとりが多くの人を笑顔にするための仕事に誇りを持ち、新たな価値を創出できる、「社員のよろこび」を追求します。 当社グループはこの基本方針を実現するため、以下の取り組みを推進いたします。 (1) ガバナンス当社グループでは、サステナビリティ経営を推進するため、総務部担当取締役を委員長とする「サステナビリティ委員会」を設置しております。サステナビリティ委員会は、原則1年に2回開催し、気候変動問題を含む環境、人権、ガバナンス、人的資本、サプライチェーン等に関する当社グループのマテリアリティ(重要課題)の抽出及び整理を行うとともに、課題解決に向けた具体的な取り組みを審議・検討し、その結果を取締役会に報告しております。取締役会では、サステナビリティ委員会から報告された事項に対する進捗等の監督を行っております。2025年度はサステナビリティ委員会を2回開催し、委員会で審議した結果を取締役会に上程・報告いたしました。主な審議内容は以下のとおりであります。① 第6回サステナビリティ委員会(2025年9月開催)・サステナビリティ推進体制の変更に関する審議・マテリアリティのKPI達成に向けた進捗状況に関する審議・CDPスコア、FTSE ESGレーティング等の報告② 第7回サステナビリティ委員会(2026年2月開催)・マテリアリティのKPI達成に向けた進捗状況に関する審議・サステナビリティの社内浸透に関する審議・サステナビリティ情報開示の高度化に関する審議 (2) マテリアリティマテリアリティは、事業内容、経営計画、各種フレームワーク(GRIスタンダード・SASBスタンダード・S&P Global・ISO26000など)、ESGの評価項目(FTSE・MSCIなど)を勘案して社会課題を抽出し、「科研製薬の事業との関連性」と「ステークホルダーへの影響度」の2軸から絞り込み、選定いたします。サステナビリティ委員会にて選定されたマテリアリティは、取締役会で審議・特定され、取締役会はその進捗等について監督をしてまいります。 当社グループは、企業理念の実践を通して社会に価値を提供し、持続可能な社会の実現に資することが、当社グループの持続的な成長につながるものと考えております。そのための課題や取り組みを明らかにするため、今後の当社グループの価値創造に関わるマテリアリティとして以下の12項目を特定しております。 ≪事業に関わるマテリアリティ≫① アンメットメディカルニーズを満たす画期的新薬の創出② 医療/医薬品へのアクセス拡大③ 医薬品の安定的・持続的供給④ 医薬品情報の適切な提供⑤ 持続可能な農業への貢献 ≪事業基盤に関わるマテリアリティ≫⑥ 環境経営の推進⑦ コーポレートガバナンスの強化⑧ コンプライアンスの推進⑨ サステナビリティの実現に向けたステークホルダーとの関係強化⑩ 人権の尊重⑪ 働きがいのある職場の実現⑫ 人財育成の強化 マテリアリティ項目①~⑤は、「事業に関わるマテリアリティ」として当社グループの事業内容及び経営計画に直接関連するマテリアリティであります。「①アンメットメディカルニーズを満たす画期的新薬の創出」は、「長期経営計画2031」の3つのTransformationのうち「研究開発Transformation」に対応するマテリアリティであり、新薬開発型企業として健康寿命延伸に継続的に貢献してまいります。「②医療/医薬品へのアクセス拡大」は主に「海外展開Transformation」に対応するマテリアリティであり、医薬品のグローバル展開やドラッグロス・ドラッグラグ解消に向けた取り組みを進めてまいります。「③医薬品の安定的・持続的供給」と「④医薬品情報の適切な提供」は製薬企業として事業を行う上での重要な責務と捉えております。また、「⑤持続可能な農業への貢献」を掲げ、農業薬品事業の主力品である微生物由来の天然物質農薬の普及により、食の安全・安心確保、環境と調和のとれた持続可能な農業の発展に貢献してまいります。マテリアリティ項目⑥~⑫は「事業基盤に関わるマテリアリティ」として当社グループの成長を支える基盤に関するマテリアリティと位置付けております。当社グループは、環境経営の推進、コーポレートガバナンスの強化、人的資本の充実に重点的に取り組み、持続的な成長を支えるための強固な事業基盤の構築を進めてまいります。 (3) 戦略 ① 気候変動当社グループは、日本製薬団体連合会(日薬連)が策定した「低炭素社会実行計画」に参加しており、日薬連の掲げた長期ビジョン「2050年CO2排出量ネットゼロ」及び2030年度目標「CO2排出量を2013年度比46%削減」に賛同するとともに、当社グループがより厳しく設定した「2030年度CO2排出量を2016年度比で51%削減する」という目標の達成に向けて、CO2排出量削減に取り組んでおります。当社グループのCO2排出量削減目標年度である2030年度及び、日薬連の掲げる「CO2排出量ネットゼロ」の達成目標年である2050年を対象に、脱炭素に向けてより野心的な気候変動対策の実施が想定される「1.5℃シナリオ(一部2℃シナリオも併用)」と、現状を上回る気候変動対策が行われず異常気象の激甚化が想定される「4℃シナリオ」を参考に、定性・定量の両面からリスク及び機会の考察を行いました。シナリオ分析の結果、両シナリオにおいて当社グループ事業活動に大きな財務的影響を及ぼす気候関連リスクは想定されず、機会としては当社グループ医薬品及び農業薬品の需要が増加する可能性が示されました。当社グループは優れた医薬品の提供により、患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる製薬企業として、その社会的責任を認識し、今後も企業活動のあらゆる場面において地球環境の保全、維持向上に取り組んでまいります。 ② 人的資本当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材育成及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。 人材育成及び社内環境整備に関する方針当社グループは長期経営計画2031に基づく経営戦略として「3つのTransformation(①研究開発、②海外展開、③経営基盤)」を掲げております。この経営戦略の実現に向けた人事戦略として「プロフェッショナルとして常に新たな挑戦をし、変革を追求し続ける人材の育成」と「当社グループに最適な人事制度と就業環境の整備による社員のエンゲージメント向上」を基本方針として取り組んでおります。 ≪人材育成上の重要課題≫上述の基本方針と当社グループの現状を踏まえ、重要課題として以下を認識しております。1. 医薬品事業の厳しい競争環境下、多様な人材のモチベーション向上とリテンションをはかり、社員一人ひとりの能力を発揮させるための社内環境を整備する2. 長期経営計画2031が設定する高い事業目標に挑戦する意欲を持つ人材のモチベーションを顕在化させ、積極的な登用をはかる3. 能力の面では、特に以下の重点項目について、教育研修、成長機会の提供、社内では不足する高度なスキルあるいは経験を持つ人材のキャリア採用を組み合わせ、長期経営計画2031を実現するために必須な組織開発をはかる1) 研究開発Transformation:新規疾患領域や新規モダリティを含む、アンメットメディカルニーズの解決に寄与するパイプライン拡充と推進のため、探索、評価、臨床開発、事業開発等の能力強化と補充2) 海外展開Transformation:特に、海外自社開発の体制作りを担う臨床開発、薬事、CMC等の能力強化と補充3) 経営基盤Transformation:MRの生産性向上のため、デジタルツール活用を含む医薬品情報提供スキルの強化;品質保証と安定供給のため、生産・品質保証部門におけるデジタル技術やシステム連携の活用スキルの獲得;全社共通課題として、時代の要請であるDX戦略の企画・推進のスキル獲得 ≪上記重要課題ごとの具体的な取り組み≫1. 社内環境の整備女性活躍はもとより、子育て世代の社員、介護に関わる社員、転勤を伴う社員、シニア世代の社員など、さまざまなライフステージにある社員一人ひとりが「働きがいを感じる会社」となるために、社内環境、就業環境の整備につとめてまいります。具体的には以下の環境整備に取り組んでおります。1) コンプライアンスの徹底当社グループは科研製薬行動規準に則り、コンプライアンスを守る環境作りに注力しております。特に不当な差別・嫌がらせ等の禁止、ハラスメントの禁止については、管理職を対象としたコンプライアンスセミナーの開催や、社内ポータルを活用した社員に向けた継続的な啓発活動、通報・相談窓口の周知等を徹底し、ハラスメントの防止につとめております。2) ワーク&ライフバランスの推進・社員の柔軟な働き方をサポートするために、フレックスタイム制(生産部門の一部とMRを除く)と在宅勤務制度を導入しております。・心身共に健康的にメリハリある働き方を促すために、年次有給休暇やアニバーサリー休暇(特別有給休暇)を取得しやすい風土づくりに取り組んでおります。・転勤を伴う社員に対しては、各々の家庭事情に少しでも適合できるように、社宅制度と単身赴任制度の整備を行いました。3) 子育て・介護への支援・子育てや家族の介護によって通常の就業が困難な社員が、少しでも安心して働けるように、育児及び介護休業制度や時短勤務制度の整備を進めております。・「家族の看護や子のならし保育、不妊治療目的、等」の事由で積立年次有給休暇を取得できる制度や、時短勤務者もフレックスタイム制を可能とする制度を導入しております。・男性社員も育児休業を取得しやすい環境整備の一環として、育児休業期間の一部(最大5日間)を有給とする制度の導入とともに、管理者向けの社内研修や啓発活動につとめております。4) 従業員エンゲージメントの向上社員の「働きがい」を把握するための指標として、従業員エンゲージメントレベルの測定を2023年度から実施しております。社員が自身の仕事や会社についてどのように捉えているかを会社として把握し、効果的な人事施策の推進に取り組んでまいります。5) 健康経営の推進当社グループは企業経営の根幹は人材にあるとの考えのもと、経営理念である「3つのよろこび」を実現するためには、社員一人ひとりの心身の健康が不可欠であると考えております。社員の健康の保持・増進のための環境整備に積極的に取り組むため、当社グループは2023年に「KAKEN健康経営宣言」を策定し、健康経営推進体制のもと、健康保険組合、安全衛生委員会、産業保健スタッフらと連携しながら健康経営を推進しております。その結果、2024年度から3年連続で「健康経営優良法人」の認定を取得しております。 2. モチベーションの顕在化と積極的な登用挑戦を奨励する企業文化の醸成の観点からも、高度なスキルや専門的能力を有する、あるいはその能力を積極的に獲得し高い成果を導き出す人材に対して、相応の人事評価、昇格・昇進による積極的な登用、また適性に応じた人材配置を現行人事制度の中で推進してまいります。 3. 能力向上と組織開発能力面の重点項目に対して、各スペシャリストの育成と、社員一人ひとりの多様な能力開発及びリスキリングの機会を提供するために、オンライン学習サービスのツールを2023年度から導入し、全社でDXスキル等の底上げをはかるとともに、学びに積極的な人材の能力開発に寄与しております。また、社内外の研修プログラムを活用して、各階層別教育研修や管理職マネジメント研修の実施内容の充実化をはかり、人材育成の取り組みを強化しております。 (4) リスク管理当社グループは企業理念の実現、経営計画を達成するうえで阻害要因となるリスクを適切に管理し、社会的責任を果たし、かつ持続可能な企業価値の向上に資することを目的として、リスクマネジメントに取り組んでおります。全社的なリスクマネジメントは「リスク管理委員会」で行っておりますが、サステナビリティに関連するリスク項目については、サステナビリティ委員会がより詳細な検討を行っております。サステナビリティ委員会では、当社グループの企業活動が社会に与える影響、当社グループに与える財務的影響及び発生可能性を踏まえて優先的に対応すべきリスク項目を絞り込み、定期的なモニタリングを行っております。サステナビリティ経営における重要なリスク項目の対応状況は、サステナビリティ委員会が取締役会に報告し、取締役会がこれを監督いたします。当社グループは、気候変動リスクについても持続的な成長のため対応すべきマテリアリティに関連するリスク項目の一つであると認識しており、企業活動のあらゆる場面において地球環境の保全、維持向上に取り組んでおります。 (5) 指標及び目標① 気候変動当社グループは、日本製薬団体連合会(日薬連)が策定した「低炭素社会実行計画」に参加しており、日薬連の掲げた長期ビジョン「2050年CO2排出量ネットゼロ」に賛同し、当社グループが設定した「2030年度CO2排出量を2016年度比で51%削減する」という目標の達成に向けて、CO2排出量削減に取り組んでおります。目標達成のため、エネルギー使用量の9割以上を占める静岡事業所及び京都事業所では、高効率機器の導入を積極的に進め、継続的な省エネルギー活動を展開しております。本社、営業オフィス及び営業所では、蛍光灯からLED照明への
コーポレート・ガバナンスの概要5,896
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は「患者さんのよろこび」、「社会のよろこび」、「社員のよろこび」の3つのよろこびを経営理念として掲げております。その中のひとつである「社会のよろこび」とは、“医薬品企業としての社会的責任を自覚し、高い倫理観をもって企業活動を行い、社会から信頼される企業をめざす”ということであり、「コーポレート・ガバナンスの充実」や「経営の透明性とステークホルダーへの説明責任」は、経営上最も重要な課題のひとつと位置づけております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.会社の機関の基本説明当社は、会社の規模、経営監視機能等を総合的に判断して、監査役会設置会社を選択しております。社外監査役2名を含む4名の監査役が取締役会などの重要な会議に出席して意見を述べており、社外監査役は中立的な立場からの意見を述べていることなどから、現在の監査体制で経営監視機能は十分に機能していると考えております。また、当社は意思決定の迅速化、監督機能と業務執行機能の明確化に向け、執行役員制度を導入しております。経営の意思決定機関である取締役会は、月1回の定例取締役会のほか必要に応じて臨時取締役会を開催しております。取締役のうち3名は社外取締役であり、さらに社外監査役を含む監査役や執行役員も出席し、経営方針の徹底及び意思決定の公正・透明化をはかることができる体制としております。 ロ.当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は次のとおりであります。 ハ.会社の機関の内容及び内部統制システム整備の状況(取締役会)取締役会は、取締役8名(堀内裕之、鈴土雅、綿貫充、梅田泰弘、奥山明美、髙木正一郎、井上康知、石川さと子)で構成されており、うち社外取締役は、3名(髙木正一郎、井上康知、石川さと子)であります。なお、代表取締役社長堀内裕之が議長を務めております。社外取締役と当社とは、会社法第427条第1項の定めに基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令の定める最低限度額となっております。月1回の定例取締役会のほか、必要に応じ臨時取締役会を開催しており、経営の意思決定機関として法令・定款等に定められた取締役会審議事項に関する決議を行うほか、経営戦略、経営計画、その他の経営の重要事項が審議され、業務執行状況についても随時報告されております。当事業年度の取締役会は19回開催されており、個々の取締役の出席状況については、次のとおりであります。氏名開催回数出席回数堀内 裕之1919鈴土 雅1919綿貫 充1919梅田 泰弘 1919奥山 明美 ※21515髙木 正一郎1919井上 康知1919石川 さと子 1919松浦 真洋 ※1 4 4 ※1 松浦真洋は、2025年6月27日開催の定時株主総会の終結の時をもって取締役を退任しておりますので、退任までの期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。※2 奥山明美は、2025年6月27日開催の定時株主総会において取締役に就任しておりますので、就任後に開催された取締役会の出席状況を記載しております。 取締役会には、監査役も出席し、意見を述べております。また、経営方針の徹底のために、執行役員も参加しております。なお、当社は、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役8名選任の件」を提案しており、当該議案が可決されますと、取締役8名(うち社外取締役3名)となる予定であります。(経営会議)当社は、取締役会で定められた経営基本方針に基づき、経営に関する重要事項について、関係する取締役及び執行役員等が協議する機関として、経営会議を設置しております。経営会議には、監査役も出席しております。現在は、取締役の堀内裕之、鈴土雅、綿貫充、梅田泰弘、奥山明美及び経営企画部長等で構成されております。(執行役員)当社は、経営の意思決定の迅速化と監督機能及び業務執行機能の明確化に向けて、執行役員制度を導入しております。執行役員は取締役会により選任され、取締役会及び担当取締役の統括の下に、委任された業務を執行しております。(監査役・監査役会)当社は、監査役制度を採用し、監査役は4名で、2名が常勤監査役(石黒一守、石田直行)、2名は社外監査役(松本洋明、小山雅博)であります。社外監査役2名は、当社と会社法第427条第1項の定めに基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令の定める最低限度額となっております。また、他に補欠社外監査役1名を選任しております。監査役は取締役会等の重要会議に出席し、職務執行を監査することで経営の意思決定と執行についての公正性・透明性の確保につとめております。監査役会につきましては、定例的に1ヶ月に1回開催しております。会計監査人との定期的な会合を実施し、積極的な意見及び情報交換を行う等、公正な監査が実施できる体制づくりを行っております。なお、当社は、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が可決されますと、監査役4名(うち社外監査役2名)となる予定であります。(指名報酬委員会)当社は、取締役会の諮問機関として、取締役及び監査役等の指名並びに取締役等の報酬について審議する指名報酬委員会を設置しております。指名報酬委員は3名で、現在は、取締役堀内裕之と社外取締役2名(髙木正一郎、石川さと子)で構成されております。指名報酬委員会では、取締役等の役員の人事に関する審議、並びに取締役等役員の基本報酬、業績等を踏まえた賞与及び株式報酬に関する審議等を行い、取締役会に助言・提言しており、当事業年度の指名報酬委員会は5回開催され、全委員が5回全てに出席いたしました。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システム構築の基本方針当社は、取締役会において、以下の内部統制システム構築の基本方針を決議しております。1.法令遵守体制・取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制1)当社グループの取締役、執行役員及び従業員等の職務執行が法令及び定款に適合することを確保するため、グループ全体に共通した行為規範である「科研製薬企業行動規準」及び「科研製薬企業行動指針」を定め、これを遵守し行動するとともに、その啓発をはかる。2)コンプライアンス担当役員を任命し、法務部を所管部署としてコンプライアンスの実践に継続的に取り組む。 2.情報保存管理体制・取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する事項株主総会、取締役会、経営会議など、取締役又は執行役員の出席する重要な会議について議事録を作成するほか、取締役及び執行役員の職務執行に係る重要な情報については、法令及び社内規程の定めるところにより、保存・管理を行い、必要な関係者が閲覧、謄写できる体制を整える。 3.リスク管理体制・損失の危険の管理に関する規程その他の体制・子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制1)リスク管理担当役員を任命し、総務部を所管部署として当社グループのリスクを把握・管理できる体制を構築する。2)リスク分類を行い、それぞれの責任部署を定め管理する。3)当社グループの経営上重大なリスクの対応については、取締役会にて経営判断し、責任部署で管理する。4)業務監査室は当社グループのリスク管理状況を監査し、社長・取締役会・監査役会に報告する。 4.効率性確保のための体制・取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制・子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制1)取締役会を毎月1回開催し、法令・定款に定められた取締役会審議事項に関する決議のほか、当社グループの経営の重要事項を審議する。2)各取締役の担当業務及び各執行役員に執行委任する業務を取締役会で決定する。各取締役及び執行役員は、担当する業務を効率的に執行する。3)子会社は、定期的に財務報告に係る事項を当社に報告するとともに、子会社の取締役又は監査役は、必要に応じて子会社の取締役会の審議における重要事項を取締役会に報告する。4)経営会議等において、当社グループの経営に関する重要事項について、関係する取締役及び執行役員等が協議することにより、経営及び業務執行の全体としての効率化につとめる。 5.監査役スタッフに関する体制・監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項・当該使用人の取締役からの独立性に関する事項・監査役の職務を補助すべき使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項1)監査役会に関する事務は総務部が行うものとする。2)監査役から監査役の職務を補助すべき使用人(以下、「監査役スタッフ」という。)を置くことの求めがあった場合は、取締役は監査役と協議の上、専任又は兼任の監査役スタッフを総務部に配置する。3)監査役スタッフの知識・能力、員数又は従事体制について、監査役から改善等を求められた場合、取締役は監査役と協議の上、適切に対応する。4)監査役は、監査役スタッフに対して直接指揮命令することができる。5)監査役スタッフの考課及び異動については、監査役会の意見を聴取し、これを尊重するものとする。 6.監査役への報告体制・取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制・子会社の取締役、監査役、業務を執行する社員及び使用人等又はこれらの者から報告を受けた者が当社の監査役に報告をするための体制・監査役へ報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取り扱いを受けないことを確保するための体制1)当社グループの取締役、執行役員及び従業員等は、当社の監査役に対して、当社グループに重大な影響を及ぼす事項を、直接的または間接的を問わず、報告するものとする。2)当社グループの取締役、執行役員及び従業員等は、監査役から報告を求められた場合、速やかに対応する。3)監査役に対して前2号の報告をしたことを理由とする不利な取り扱いを禁止する。 7.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制・監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項・その他会社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制1)監査役の職務の執行について生ずる費用は、監査役の職務の執行に制約が生じないよう、予め定められた社内手続きに基づいて処理する。なお、緊急の必要により予め社内手続きを経ることができないときは、監査役が必要な職務の執行を先行することを妨げないものとする。2)代表取締役は、監査役と定期的会合で意見交換を行う。3)監査役は取締役会のほか、経営会議その他の重要な会議に出席することができるものとする。4)業務監査室は、監査役と緊密な連携を保ち、監査結果を監査役に報告するものとする。 なお、財務報告に係る内部統制については、経理部担当取締役を委員長とした財務報告に係る内部統制委員会を設置し、全社的に財務報告に係る内部統制の整備及び運用を行っております。当該委員会で検討した事項は、社長及び検討事項に関係する担当取締役に提案又は報告し、重要事項は取締役会に付議又は報告しております。当社は、取締役及び監査役を被保険者とする会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約は、被保険者がその職務の遂行に関し負う責任及び当該責任追及を受けることにより生じることのある損害を填補することとしております。保険料は全額当社が負担しております。なお、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償対象外とすることにより、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じております。 ロ.リスク管理体制の整備状況当社は、リスク管理規程を制定し、リスクの掌握、対策及び教育等のリスク管理を部門・部署毎に実施するとともに、取締役会において任命されたリスク管理担当役員を委員長としたリスク管理委員会を組織し、全社的にリスク管理を実施する体制としております。なお、リスク管理委員会において審議した重要事項は、取締役会に付議又は報告しております。 ハ.取締役会で決議できる株主総会決議事項1.中間配当の決定機関当社は、中間配当及び期末配当の年2回を基本方針としているため、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として会社法第454条第5項の規定による中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 2.自己の株式の取得の決定機関当社は、自己の株式の取得について、経済情勢の変化に対応して財務政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能にするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引又は公開買付けの方法により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。 ニ.取締役の定数当社の取締役は10名以内とする旨を定款で定めております。 ホ.取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、またその決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。 ヘ.株主総会の特別決議要件当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。
役員の報酬等3,369
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針につきまして、次のとおり取締役会で決議しております。また、取締役会としては、e.に記載の手続を経て当事業年度の取締役個人別の報酬額が決定されていることから、その内容が決定方針に沿うものであると判断しております。 a.基本方針当社の取締役報酬は、持続的な成長に向けたインセンティブとすることを目的として、基本報酬と賞与及び株式報酬により構成され、職責のほか中長期業績や過去の支給実績などを総合的に勘案して決定することを基本方針としております。また、基本報酬は、固定報酬とし、賞与及び株式報酬は、業績連動型としております。ただし、社外取締役は独立した立場で経営の監督・監視機能を担う役割のため賞与、株式報酬の支給はありません。 b.基本報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。)当社の取締役の基本報酬は、月例の固定報酬とし、役位、職責、他社水準、当社の業績、従業員給与の水準も考慮しながら、総合的に勘案して決定しております。また、基本報酬の総額は、株主総会で承認された範囲内としております。 c.業績連動報酬等並びに非金銭報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針(報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針を含む。)業績連動報酬は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるため業績指標(KPI)を反映した現金報酬とし、各期の売上高、調整後営業利益、導入・M&A件数、パイプライン数に関する指標の達成度を按分した係数に基づき算出された額を賞与として、株主総会で承認を得た後に支給いたします。 取締役(社外取締役を除く)賞与に関する指標ウエイト評価指標①売上高30%②調整後営業利益※30%③導入・M&A件数20%④パイプライン数20% ※導入一時金等を営業利益に加算したもの 非金銭報酬は、業績連動型株式報酬制度である株式給付信託(BBT)により株式報酬として支給いたします。株式報酬は、役員株式給付規程に従い相対的TSR(TSR:Total Shareholder Return[株主総利回り]の略。キャピタルゲインと配当を合わせた、株主にとっての総合投資利回り。)、調整後ROE、PoC取得済みパイプライン数、従業員エンゲージメントに関する指標の達成度を按分した係数により算定され、退任時に株式等を給付する中長期業績連動型としており、企業価値の向上や持続的な成長に資するものといたします。また、株式報酬の総額は、株主総会で承認された範囲内としております。 株式報酬(BBT)に関する指標ウエイト相対的TSR(3年間)*「配当込みTOPIX-17 医薬品」と比較25%調整後ROE*導入一時金等の70%(税を考慮)を分子の純利益に足し戻した数値で算定25%PoC取得済みパイプライン数*PoC取得済み:治験において新薬等の有効性が実証されていること25%従業員エンゲージメント*従業員の「働きがい」を把握するための指標として、測定項目の肯定回答率を使用25% なお、2007年6月28日開催の第87回定時株主総会において、取締役の基本報酬は年額330百万円以内、監査役の基本報酬は年額70百万円以内と決議されております。また、業績連動型株式報酬については、2022年6月29日開催の第102回定時株主総会において、取締役に対する給付の対象となる当社株式数は、1事業年度当たり20,000株を上限とすることが決議されております。 d.金銭報酬の額、業績連動報酬等の額または非金銭報酬等の額の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針取締役の種類別の報酬割合につきましては、当社と同程度の事業規模や関連する業種・業態に属する企業をベンチマークとする報酬水準及びこれまでの実績水準等を踏まえ、指名報酬委員会において検討を行います。取締役会(e.の委任を受けた代表取締役社長)は指名報酬委員会の答申内容を尊重し、当該答申で示された種類別の報酬割合を考慮して取締役の個人別の報酬等の内容を決定しております。なお、報酬等の種類ごとの比率の目安は、基本報酬:業績連動報酬等:非金銭報酬等=60:25:15としております(KPIを100%達成の場合)。当事業年度においては2026年3月及び4月に取締役の報酬について指名報酬委員会を開催し、上記基準により個人別の基本報酬、及び業績連動型報酬の原案に関する審議を行っております。役 位基本報酬業績連動報酬等非金銭報酬等 代表取締役60%25%15% 常務取締役60%25%15% 取 締 役60%25%15% e.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項個人別の報酬額につきましては、取締役会決議に基づき代表取締役社長堀内裕之がその具体的内容について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役の基本報酬の額及び各取締役の担当事業の業績を踏まえた賞与並びに株式報酬の評価配分といたします。なお、この権限を委任した理由は、当社全体の業績を俯瞰しつつ各取締役の担当部門の評価を行うには代表取締役社長が最も適しているからであります。取締役会は、当該権限が代表取締役社長によって適切に行使されるよう、過半数を社外取締役で構成する指名報酬委員会に原案を諮問し答申を得るものとし、上記の委任を受けた代表取締役社長は、当該答申の内容を考慮した上で決定しております。 <業績連動報酬等の額又は数の算定に用いた業績指標に関する実績>賞与に関する指標(連結子会社を含む)第106期実績経営計画経営数値目標 売上高 ※1(百万円)76,87188,000パイプライン数 ※2(点)2917 ※1 売上高については、「長期経営計画2031」において2026年度業績目標としていた売上高(80,000百万円)を数値目標としておりましたが、当該目標については2024年度に達成したため、2025年度の期初に設定した連結業績予想の売上高を数値目標としております。※2 パイプライン数については、2025年4月8日に公表した「長期経営計画2031」の一部見直しにおいて、パイプライン数目標を「フェーズⅠ以降プロジェクトを常時6品目以上」から「常時8品目以上」に変更いたしました。そのため、見直し前に目安としていたパイプライン数目標である「フェーズⅠ=3件、フェーズⅡ=2件、フェーズⅢ=1件」に、フェーズⅡ及びフェーズⅢを1件ずつ加え、「フェーズⅠ=3件、フェーズⅡ=3件、フェーズⅢ=2件」といたしました。これに毎年3月末を基準に、フェーズⅠ=1点、フェーズⅡ=2点、フェーズⅢ=4点を付与して評価するため、その合計である17点を目標値に設定しております。株式報酬(BBT)に関する指標(連結子会社を含む)第106期実績株式報酬における基準値 ※3相対的TSR(3年間)(%)95.0配当込みTOPIX-17医薬品の成長率(=100.0%)従業員エンゲージメントの肯定回答率 ※4(%)70.570.0 ※3 各指標において標準評価となる達成度を示す値であり、達成度に応じて係数も変動いたします。※4 当社グループの従業員のうち、日本国内で就業している者が対象。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数 役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)基本報酬賞与株式報酬取締役(社外取締役を除く)27818755356監査役(社外監査役を除く)4848――2社外役員3737――5 (注) 株式報酬は、当事業年度における役員株式給付引当金繰入額であります。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等 氏名連結報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分連結報酬等の種類別の額(百万円)基本報酬賞与株式報酬堀内 裕之106取締役提出会社692214 (注) 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
従業員の状況1,247
(2) 【従業員の状況】 ① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)薬業1,113〔184〕不動産事業1〔―〕合計1,114〔184〕 (注) 1 従業員数は就業人員であります。2 シニアスタッフ(定年後再雇用者)、嘱託社員、エリア従業員(無期転換制度に基づく無期雇用転換者)は従業員数より除いております。3 臨時雇用人員(シニアスタッフ、臨時従業員等)数は、〔 〕内に年間の平均人員数を外数で記載しております。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,08641.917.38,748,0604.6〔181〕 セグメントの名称従業員数(名)薬業1,085〔181〕不動産事業1〔―〕合計1,086〔181〕 (注) 1 従業員数は就業人員であります。2 シニアスタッフ(定年後再雇用者)、嘱託社員、エリア従業員(無期転換制度に基づく無期雇用転換者)は従業員数より除いております。3 臨時雇用人員(シニアスタッフ、臨時従業員等)数は、〔 〕内に年間の平均人員数を外数で記載しております。4 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況2026年3月31日現在、当社の組合員数は、830名であり上部団体である「JEC連合」に加盟しております。また、連結子会社には、労働組合はありません。なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 イ 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者7.282.975.378.182.4労働者の男女の賃金の差異は、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を算出したものであります。なお、提出会社の労働者の賃金は、性別に関係なく、同一の基準を適用しております。 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ロ 連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況389
4 【関係会社の状況】名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 科研ファルマ㈱東京都文京区15薬業100.0当社製品等の販売及び購入役員の兼任等…有アーサム㈱東京都文京区100薬業100.0当社医薬品の研究開発役員の兼任等…有KAKEN INVESTMENTS INC.米国デラウェア州1USドル薬業100.0持株会社役員の兼任等…有アーディ社米国ニュージャージー州15,015千USドル薬業100.0(100.0)医薬品の開発及び販売役員の兼任等…有 (注) 1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有であります。3 有価証券届出書又は有価証券報告書の提出会社に該当しておりません。4 特定子会社に該当しておりません。
配当政策771
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対する継続的な利益還元を重要な経営目標と位置づけております。他産業に比べ事業リスクの高い医薬品産業におきましては、より充実した自己資本が求められますが、当社は株主還元とのバランスに配慮しながら、業績水準に応じた柔軟な配当政策をとっております。当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本とし、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。当事業年度の剰余金の配当につきましては、上記の基本方針に基づき、中間配当は、1株当たり95円としました。期末配当については、2026年6月26日開催予定の定時株主総会にて1株当たり95円と決議する予定であり年間配当は190円となります。内部留保は研究開発、海外展開及び経営基盤の整備へ重点投資し、企業価値の最大化をはかってまいります。また、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。なお、当社は連結配当規制適用会社であります。 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、次のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月10日取締役会決議 (注)13,61695.002026年6月26日定時株主総会決議(予定)(注)23,61695.00 (注)1 配当金の総額には、株式給付信託(BBT)及び株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金が18百万円含まれております。(注)2 配当金の総額には、株式給付信託(BBT)及び株式給付信託(J-ESOP)の信託財産として、株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式に対する配当金が18百万円含まれております。
研究開発活動1,174
6 【研究開発活動】 当社グループは、世界に通用する画期的新薬を継続的に上市すべく、研究員一人ひとりの自由な発想をもとに、国内外の企業との共同研究開発や技術導入などにより、積極的な研究開発活動を展開しております。当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は20,585百万円であります。 セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。(1) 薬業医薬品の研究開発(基礎的研究及び臨床試験の実施等)を中心に、農業薬品の開発も行っております。当連結会計年度の研究開発等の状況は次のとおりであります。臨床開発段階のものといたしまして、アーバー・ファーマシューティカルズ社(現、アズリティ社)から導入したアタマジラミ症治療剤「イベルメクチン0.5%外用剤(KAR)」は、国内第Ⅲ相試験の結果、主要評価項目を達成いたしました。安全性に関しても開発上の問題となる副作用や重篤な副作用はみられなかったため、2026年度上期中の製造販売承認申請を予定しております。 難治性脈管奇形治療剤「KP-001」は、国内第Ⅲ相検証的試験の結果、主要評価項目を達成いたしました。安全性に関しても開発上の問題となる副作用はみられなかったため、今後は、現在実施中の国内第Ⅲ相長期投与試験の結果を踏まえ、2026年度上期中の製造販売承認申請を予定しております。 また、米国において国内第Ⅲ相試験を開始いたしました。シーマベイ・セラピューティクス社(現、ギリアド・サイエンシズ社)から導入した原発性胆汁性胆管炎治療剤「KC-8025(Seladelpar)」は、国内第Ⅲ相試験を実施中であります。アルミス社から導入した尋常性乾癬治療剤「ESK-001」は、アルミス社が日本を含む国際共同第Ⅲ相試験(アルミス社が実施)の結果、主要評価項目を達成いたしました。さらに、汎発型膿疱性乾癬/乾癬性紅皮症を対象とした国内第Ⅲ相試験を開始いたしました。アストリア・セラピューティクス社(現、バイオクリスト社)から導入した遺伝性血管性浮腫の長期予防剤「ナベニバルト」は国際共同第Ⅲ相試験を実施中であります。自社創薬のがん免疫療法剤「KP-483」及び末梢性神経障害性疼痛治療剤「KP-910」は、第Ⅰ相試験の段階であります。また、ジョンソン・エンド・ジョンソン社に導出した「KP-723」は、当社で第Ⅰ相試験の終了までを担当いたします。㈱ツーセルとライセンス契約した「gMSC1」は共同開発を開始し、国内第Ⅲ相試験に向けて準備中であります。なお、スプルース・バイオサイエンシズ社から導入した先天性副腎過形成症治療剤「チルダセルフォント」は、開発を中止いたしました。当連結会計年度の研究開発費は20,585百万円であります。 (2) 不動産事業研究開発活動は行っておりません。
主要な設備の状況944
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計静岡事業所(静岡県藤枝市)薬業生産・研究開発施設・設備7,0994,757117(152,862)1,95213,926243〔104〕京都事業所(京都市山科区)薬業研究開発施設・設備7950310(7,139)4731,57993〔4〕本社(東京都文京区)薬業管理販売設備2307―(―)202441361〔50〕大阪オフィス (大阪市中央区)薬業不動産事業販売設備及び賃貸建物等1,1592337(1,010)101,510150〔13〕文京グリーンコート(東京都文京区)不動産事業賃貸建物等5,4861131(35,051)375,6571〔―〕文京グリーンコートテラス(東京都文京区) 不動産事業賃貸建物等90161,779(2,893)02,688―〔―〕 (注) 1 前連結会計年度の有価証券報告書に記載しておりました高田馬場ビル(東京都豊島区)は、2026年2月に売却しております。 2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。3 大阪オフィスは、営業所等の設備及び従業員数を含めております。4 大阪オフィスの一部は、連結子会社以外の者へ賃貸しております。5 文京グリーンコートの一部は、当社グループが使用しております。6 文京グリーンコートテラスは、賃貸マンションであります。7 現在休止中の主要な設備はありません。8 シニアスタッフ(定年後再雇用者)、嘱託社員、エリア従業員(無期転換制度に基づく無期雇用転換者)は従業員数より除いております。 9 臨時雇用人員(シニアスタッフ、臨時従業員等)数は、〔 〕内に外数で記載しております。 (2) 国内子会社 2026年3月31日現在における国内子会社の各事業所の設備は、重要性がないため記載を省略しております。 (3) 在外子会社 2026年3月31日現在における在外子会社の各事業所の設備は、重要性がないため記載を省略しております。
監査の状況3,483
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社の監査役は4名で、2名が常勤監査役、2名は社外監査役であります。監査役会は、定例的に1ヶ月に1回開催しております。現在監査役スタッフは置いておりませんが、総務部が監査役及び監査役会を補助する体制をとっております。各監査役の状況及び当事業年度に開催した監査役会の出席率は次のとおりであります。役職名氏名経歴等当事業年度の監査役会出席率常勤監査役石黒 一守営業部門における豊富な業務経験と東京支店等支店長としての実績、それに基づく当社グループの事業に関する広範な知識と見識を有しております。13/13回(100%)常勤監査役石田 直行営業部門、人事部における豊富な業務経験と実績、それに基づく当社グループの事業に関する広範な知識と見識を有しております。13/13回(100%)社外監査役松本 洋明税理士資格を有しているほか、国税庁での豊富な経験と実績を有しており、税務・会計に関する相当程度の知見を有しております。13/13回(100%)社外監査役小山 雅博金融業界での豊富な経験並びに経営者としての実績及びそこで培った見識を有しております。13/13回(100%) 当事業年度における監査役会の具体的な検討事項及び監査役による監査活動の概要は次のとおりであります。これらの監査活動により認識した事項について、必要に応じて代表取締役、担当取締役、執行部門と会合を持ち、課題提起、意見交換を実施いたしました。1. 取締役会及びその他重要な会議への出席と会議資料の閲覧等・取締役会(19回)への出席、意見陳述(全監査役)及び議事録記載内容の検証(常勤監査役)。・その他重要会議への出席、意見陳述(常勤監査役)。経営会議、部長連絡会議、企画会議、内部統制委員会、リスク管理委員会、社内各部門の重要会議等。 2.取締役、執行役員、使用人等からの報告聴取(社長との面談含む)・常勤監査役による社内各部署の資料閲覧と部署長ヒアリングによる業務執行状況等の把握(本社、静岡及び京都事業所の全ての部、室、営業オフィス)。・常勤監査役と取締役、執行役員との各担当部署等に関する意見交換会の実施(各1回の定期面談及び必要に応じて随時)。・全監査役と社長の面談(2回)による経営方針、内部統制、その他重要事項に関する意見交換の実施。 3.重要な決裁書類の閲覧・常勤監査役は書類を閲覧し、必要に応じて説明を求め、又は意見を述べる(稟議書、重要な契約書、その他重要書類)。 4.取締役による競業・利益相反取引、無償の利益供与及び連結子会社又は株主等との非通例取引に関する調査・実施項目に該当する取引等があった又はあったと疑われる場合、監査役はこれを監視、検証する。 5.業務監査室等との連携による組織的かつ効率的監査・業務監査室と緊密に連携し、監査役監査の実効性に役立てるため以下を実施する。 業務監査室による監査役会への監査計画説明と定期報告(2回)及び必要に応じた報告。 必要に応じた情報交換の実施(11回・常勤監査役)。 6.会計監査人との連携、情報交換・監査計画書を受領し、定期会合(2回・全監査役)により財務報告に係る内部統制、KAM等に関する報告を受ける。・必要に応じた随時情報交換の実施(常勤監査役)。 7.期中、期末監査及び実地棚卸等・会計監査人による静岡(2回)及び京都事業所(1回)、営業オフィス監査(3営業オフィス各1回)に常勤監査役が同行し、評価、講評を聴取(往査による2項実施を兼ねる)。・工場、物流センター等の棚卸立会(常勤監査役・計4回3ヶ所)。・工場、研究部門の固定資産実査立会(常勤監査役・2回)。 8.半期決算監査・半期決算に関する会計監査人から監査役会への報告聴取。・半期報告書等の作成及び開示に関して書類閲覧、開示委員会出席等を実施(常勤監査役)。 9.期末決算監査・期末決算に関する会計監査人から監査役会への報告聴取。・期末決算に関する書類の作成及び開示に関して書類閲覧、開示委員会出席等を実施(常勤監査役)。・株主総会提出議案の監査を実施。・各監査役作成の監査報告書に基づき、監査役会での審議の上、監査役会監査役報告書を作成。 10.企業集団における監査・監査役会にて、国内連結子会社(科研ファルマ㈱、アーサム㈱)の子会社監査役から報告聴取を受け、意見交換を実施(全監査役)。・米国連結子会社(アーディ社)への往査。 11.製薬業固有の監査への対応・各法規制(GCP、GLP、GMP、GPSP、GQP、GVP等)対応状況について、担当部署長のヒアリング時に説明聴取。 ② 内部監査の状況当社は、不正、誤謬の未然防止、正確な企業情報の提供、資産の保全、業務活動の改善向上をはかり、経営の効率の増進に資すること、及び内部統制を中心に経営の質を向上させることを目的に、内部監査の組織として、社長直轄の業務監査室を設置しております。業務監査室の人員は4名であります。業務監査室の活動については、取締役会に年2回、監査役会に年2回定期的に報告する体制を構築しております。また、社長、監査役、会計監査人と適時意見交換を行うなど、緊密な関係を保ち、積極的に意見及び情報の交換を行い、経営に貢献できる監査を実施するようにつとめるとともに、業務監査室は、リスク管理委員会、財務報告に係る内部統制委員会等にオブザーバーとして出席し、内部統制部門による組織運営の効率化に寄与しております。 ③ 会計監査の状況a. 監査法人の名称アーク有限責任監査法人 b. 継続監査期間1976年3月期以降 c. 業務を執行した公認会計士瓜生 憲史二口 嘉保 d. 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、公認会計士試験合格者6名、その他4名であります。 e. 監査法人の選定方針と理由当社の監査役会は、取締役及び社内各部署から必要な情報を入手するとともにアーク有限責任監査法人の評価を行い、監査体制、品質管理体制等について審議した結果、同法人の再任が適当と判断いたしました。監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。 f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価は、公益社団法人日本監査役協会「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」(2023年12月21日改正)を参考に「監査法人の再任に係る判断基準」を作成し、それに基づいて同法人の品質管理、職業倫理及び独立性、監査実施者の採用・教育・訓練と評価・選任、品質管理システムの監視等について報告を求め、必要に応じて説明を求めることで行っております。 ④ 監査報酬の内容等a. 監査公認会計士等に対する報酬 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社41―4216連結子会社――――計41―4216 (当連結会計年度) 当社における非監査業務の内容は主に国際財務報告基準(IFRS)に関する指導・助言業務等であります。 b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KRESTON GLOBAL)に対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d. 監査報酬の決定方針当社は、監査日数や業務内容等の妥当性を勘案して監査報酬を決定しております。 e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、妥当であると判断したためであります。
株式の保有状況3,782
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、次のとおり考えております。純投資目的とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする場合であり、純投資目的以外とは、事業戦略上の必要性、及び取引関係の維持・強化などを勘案し、中長期的な観点から当社グループの企業価値向上に資することを目的とする場合であります。なお、当社は、純投資目的である投資株式については原則保有いたしません。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、事業戦略上の必要性及び取引関係の維持・強化などを勘案し、中長期的な観点から当社グループの企業価値の向上に資すると判断した場合に限り、政策保有株式を保有いたしますが、保有する意義が乏しいと判断した銘柄は、適宜縮減対象としてまいります。この考え方に基づき、2024年5月に今後5年内に2024年3月末比で30%相当を縮減する方針を策定いたしました。また、毎年取締役会において、保有の意義、保有目的の妥当性、取得経緯そして保有に伴う便益やリスクを資本コスト、取引状況及び株式価値の変動または配当等による経済性等を含め、定性・定量の両面から総合的に検証し、個別の政策保有株式ごとに保有を継続した場合のメリットとリスク等を判断しており、当事業年度につきましては、2025年12月の取締役会にて検証を実施いたしました。なお、当事業年度においては、1銘柄の全数及び4銘柄の一部を売却いたしました結果、縮減方針に対する進捗率は、56.0%となりました。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式 3 12非上場株式以外の株式 2117,998 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式以外の株式5 3,115 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)芙蓉総合リース㈱906,000302,000各種リース等の取引円滑化や取引拡大を勘案し、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有3,8573,496杏林製薬㈱1,602,4001,602,400「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載のとおり、同社製品のコ・プロモーション契約を締結しており、医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有2,6352,406キッコーマン㈱1,500,0001,840,000原材料仕入に係る取引円滑化や原材料購入先等での協業関係構築のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有2,1522,651東レ㈱1,303,0002,900,000「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載のとおり、同社製品の国内製造販売契約を締結しており、医薬品の研究開発及び商品仕入に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有1,4332,946㈱メディパルホールディングス380,838380,838医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有1,118889㈱みずほフィナンシャルグループ171,600214,400主要取引金融機関として取引の円滑化、金融関連情報の継続的な提供を受けるために保有しております。有1,044868㈱滋賀銀行95,96095,960金融機関として取引の円滑化、金融関連情報の継続的な提供を受けるために保有しております。有893504生化学工業㈱1,207,1471,207,147「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載のとおり、同社製品の国内独占的販売契約を締結しており、医薬品仕入に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有880892日産化学㈱134,700134,700農業薬品の安定的な原体販売及び医薬品の研究開発に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有807598日本新薬㈱125,700125,700原材料仕入に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有642477岩谷産業㈱236,200400,800事業所における製造用設備購入や定期保守作業に係る取引円滑化のために保有しております。有473598㈱いよぎんホールディングス164,000164,000金融機関として取引の円滑化、金融関連情報の継続的な提供を受けるために保有しております。有464288アルフレッサホールディングス㈱143,740143,740医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有363303ダイト㈱193,60096,800同社製品の国内独占的販売契約を締結しており、医薬品仕入に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有279211 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)三井住友トラストグループ㈱50,60050,600金融機関として取引の円滑化、金融関連情報の継続的な提供を受けるために保有しております。有248188㈱ニッピ20,00020,000原材料仕入に係る取引円滑化や協業関係への発展のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有242114東邦ホールディングス㈱40,75040,750医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有194181㈱スズケン25,30025,300医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有150124㈱ほくやく・竹山ホールディングス63,36563,365医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有5856クミアイ化学工業㈱59,86559,865農業薬品原体販売及び製造や農薬の取り扱いにおいて協力関係を維持・発展するために保有しております。有4649㈱バイタルケーエスケー・ホールディングス6,6156,615医薬品販売に係る取引円滑化のため、当社の持続成長や企業価値向上から総合的に判断し保有しております。有98理研計器㈱―170,000事業所における製造用設備購入に係る取引円滑化のために保有しておりましたが、当事業年度に売却しております。有―437 (注) 1 定量的な保有効果については秘密保持の観点から記載を控えております。保有の合理性・必要性については、現在及び将来の保有の意義、取引状況、株式価値の変動または配当等による経済性等を含めて検証しております。2 当社株式の保有の有無については、銘柄が持株会社の場合はその主要な子会社の保有分(実質保有株式数)を勘案し記載しております。3 芙蓉総合リース㈱は、2025年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。4 ㈱滋賀銀行は、2026年4月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割しており、提出日現在(2026年6月25日)の株式数は、479,800株となります。5 ダイト㈱は、2025年6月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割しております。6 「―」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。みなし保有株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東レ㈱800,000800,000退職給付信託契約に基づく議決権行使の指図権有880812 (注) 1 貸借対照表計上額の上位銘柄を選定する段階で、特定投資株式とみなし保有株式を合算しておりません。2 定量的な保有効果については秘密保持の観点から記載を控えております。保有の合理性・必要性については、現在及び将来の保有の意義、取引状況、株式価値の変動または配当等による経済性等を含めて検証しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
沿革1,397
2 【沿革】 1948年3月「財団法人理化学研究所の措置に関する法律」に基づき、財団法人組織を株式会社に改組し、「株式会社科学研究所」として発足。1952年8月「株式会社科学研究所」の生産部門が分離独立し、「科研化学株式会社」として発足。1961年10月東京証券取引所の市場第二部に上場。1962年8月東京証券取引所の市場第一部に上場。1962年12月静岡県藤枝市に発酵工場として静岡工場竣工。1969年11月製品発送センターを設置。1970年7月全国7営業所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)を支店に昇格。1982年10月科研薬化工株式会社と合併し、商号を「科研製薬株式会社」に変更。1983年5月静岡工場内に合成・製剤工場竣工。1983年7月大阪府摂津市に西部物流センター竣工。1984年7月静岡工場内にGLP棟竣工。1986年12月子会社科研不動産サービス株式会社を設立。1987年6月千葉県野田市に東部物流センター竣工。1988年5月子会社科研ファルマ株式会社を設立(現、連結子会社)。1989年8月関連会社エイコーフィルター株式会社の株式を一部買増取得し、子会社となる。1990年4月子会社科研物流株式会社を設立。1991年8月千葉県浦安市に本社事務所竣工(現在地より仮移転)。1992年10月関連会社藤科興業株式会社(株式会社フジカ)の株式を一部買増取得し、子会社となる。1998年3月東京都文京区の文京グリーンコート竣工にともない現在地に本社移転。1999年3月関連会社株式会社エヌ・ケー・キューレックスに持分法を適用。2000年4月滋賀県大津市の滋賀工場を閉鎖し、静岡県藤枝市にある静岡工場に統合。2000年8月大阪府摂津市の西部物流センターを閉鎖し、滋賀県大津市の滋賀工場跡地に移転。2003年5月大阪府枚方市に西部物流センターを移転(アウトソーシング)。2004年9月子会社エイコーフィルター株式会社の当社全保有株式を近藤工業株式会社へ譲渡。2005年11月埼玉県行田市に東部物流センターを移転(アウトソーシング)。2005年12月持分法適用関連会社である株式会社エヌ・ケー・キューレックスが解散。2006年2月子会社科研不動産サービス株式会社は子会社科研物流株式会社を吸収合併。2012年3月子会社科研不動産サービス株式会社は子会社株式会社フジカを吸収合併。 2016年3月子会社科研不動産サービス株式会社を吸収合併。2016年5月静岡工場内に新外用棟竣工。2018年10月静岡工場内に品質管理棟竣工。2021年12月ARTham Therapeutics株式会社(以下、「アーサム㈱」という。)を買収(現、連結子会社)。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2023年4月全国5支店(北日本・関東・中部・関西・西日本)を再編し、第1統括営業部、第2統括営業部、第3統括営業部を新設。2025年3月Aadi Subsidiary, Inc.(Aadi Bioscience, Inc. 以下、「アーディ社」という。)を買収(現、連結子会社)。2025年5月静岡工場内に発酵原薬棟竣工。2026年4月3統括営業部(第1統括営業部、第2統括営業部、第3統括営業部)を再編し、東日本統括営業部、西日本統括営業部を新設。

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
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2027年3月期第1四半期決算 決算短信補足資料決算短信 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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