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株式会社ディスコ

DISCO CORPORATION

証券コード 6146EDINETコード E01506機械上場日本基準決算 3月31日資本金 224億円法人番号 6010801007501
4,369億円売上高(FY2026
25.1%ROE
78.9%自己資本比率
100財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は4,369億円(前年比+11.1%)。営業利益は1,850億円(営業利益率42.3%)、当期純利益は1,355億円。総資産7,434億円に対し自己資本比率は78.9%、ROEは25.1%。機械の中央値(ROE 7.7%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは1,335億円の創出、現金及び現金同等物は1,846億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)54,4602026-09-04
PER43.6倍
PBR10.07倍
配当利回り0.93%
時価総額(概算)5.73兆円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高4,369億円+11.1%
営業利益1,850億円+10.9%
当期純利益1,355億円+9.4%
総資産7,434億円
純資産5,881億円
営業利益率42.3%
ROE25.1%
自己資本比率78.9%
EPS1,249.8円
BPS5,408.1円
1株配当505円
配当性向40.4%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

機械の分析 →
ROE25.1%中央値 7.7%
営業利益率42.3%中央値 7.9%
自己資本比率78.9%中央値 66.4%
健全性スコア100.0点中央値 67.0

帯は機械133社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
4,500億3,375億2,250億1,125億0億2017: 1,342億20172018: 1,674億20182019: 1,475億20192020: 1,411億20202021: 1,829億20212022: 2,538億20222023: 2,841億20232024: 3,076億20242025: 3,933億20252026: 4,369億20262021: 29%2022: 36%2024: 40%2025: 42%2026: 42%45%0%
営業利益と当期純利益
2,000億1,500億1,000億500億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 531億20212022: 915億20222023: —20232024: 1,215億20242025: 1,668億20252026: 1,850億20262017: 242億2018: 372億2019: 288億2020: 277億2021: 391億2022: 662億2023: 829億2024: 842億2025: 1,239億2026: 1,355億1,500億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
85%64%43%21%0%2017 ROE: 14%2018 ROE: 19%2019 ROE: 14%2020 ROE: 13%2021 ROE: 16%2022 ROE: 24%2023 ROE: 26%2024 ROE: 22%2025 ROE: 28%2026 ROE: 25%2021 営業利益率: 29%2022 営業利益率: 36%2024 営業利益率: 40%2025 営業利益率: 42%2026 営業利益率: 42%2017 自己資本比率: 80%2018 自己資本比率: 80%2019 自己資本比率: 85%2020 自己資本比率: 82%2021 自己資本比率: 76%2022 自己資本比率: 72%2023 自己資本比率: 74%2024 自己資本比率: 73%2025 自己資本比率: 75%2026 自己資本比率: 79%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
1,500億1,125億750億375億0億2017: 329億20172018: 507億20182019: 273億20192020: 313億20202021: 567億20212022: 837億20222023: 818億20232024: 975億20242025: 1,204億20252026: 1,335億2026
1株当たり指標EPS1株配当
2000円1500円1000円500円0円2017 EPS: 676円2018 EPS: 1036円2019 EPS: 802円2020 EPS: 770円2021 EPS: 1085円2022 EPS: 1835円2023 EPS: 765円2024 EPS: 777円2025 EPS: 1143円2026 EPS: 1250円2017 1株配当: 374円2018 1株配当: 389円2019 1株配当: 322円2020 1株配当: 438円2021 1株配当: 677円2022 1株配当: 808円2023 1株配当: 916円2024 1株配当: 307円2025 1株配当: 413円2026 1株配当: 505円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
7,434億円
負債・純資産
負債 1,553億円純資産 5,881億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20264,369億円1,850億円1,849億円1,355億円7,434億円5,881億円1,249.825.1%78.9%
FY20253,933億円1,668億円1,689億円1,239億円6,541億円4,927億円1,143.327.6%75.1%
FY20243,076億円1,215億円1,224億円842億円5,561億円4,066億円777.322.4%72.9%
FY20232,841億円1,123億円829億円4,688億円3,480億円765.525.9%74.0%
FY20222,538億円915億円924億円662億円4,045億円2,938億円1,83524.3%72.3%
FY20211,829億円531億円536億円391億円3,290億円2,524億円1,085.516.4%76.3%
FY20201,411億円383億円277億円2,743億円2,269億円769.612.7%82.2%
FY20191,475億円390億円288億円2,582億円2,201億円802.413.6%84.8%
FY20181,674億円527億円372億円2,563億円2,053億円1,035.719.3%79.7%
FY20171,342億円317億円242億円2,257億円1,813億円675.813.9%79.9%
FY20161,279億円307億円231億円2,080億円1,680億円646.114.5%80.4%
営業CF1,335億円
投資CF-1,358億円
財務CF-450億円
現金及び現金同等物1,846億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.8%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)8.3%
3株式会社ダイイチホールディングス5.5%
4株式会社ダイイチ企業4.7%
5株式会社OctagonLab4.6%
6STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.6%
7関家 一馬1.9%
8THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.9%
9株式会社ブルーオーシャン1.6%
10JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.2%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)1,945億円789億円795億円559億円40.5%79.2%515.7
FY2025中間(〜2024-09-30)1,790億円760億円751億円534億円42.4%493.2
FY2024中間1,263億円450億円463億円327億円35.6%302

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢37.2歳
平均年間給与1,880万円
平均勤続年数10.6年
管理職に占める女性比率7.4%
男女の賃金の差異(全労働者)57%
男女の賃金の差異(正規雇用)63.3%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
執行役16億円63億円
社外取締役1億円1012百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容542
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社23社、関連会社2社により構成されており、事業は、半導体製造装置(精密加工装置)、精密加工ツールの製造・販売を主に、これらに附帯する保守・サービス等を行っております。当社グループの事業内容及び主要な会社は、次のとおりであります。 事業内容主要な製品主要な会社精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売 上記に係る保守・サービス〔精密加工装置〕ダイシングソーレーザソーグラインダポリッシャサーフェースプレーナ 〔精密加工ツール〕ダイシングブレードグラインディングホイールドライポリッシングホイール砥石応用製品〔製造〕当社㈱ダイイチコンポーネンツ 〔販売・サービス〕当社㈱ダイイチコンポーネンツ㈱ディスコKKMファクトリーズDISCO HI-TEC AMERICA,INC.DISCO HI-TEC(SINGAPORE)PTE LTDDISCO HI-TEC EUROPE GmbHDISCO HI-TEC CHINA CO.,LTD.DISCO HI-TEC TAIWAN CO.,LTD.DISCO HI-TEC KOREA Corporation 当社グループの主要な事業活動の系統図は、次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等5,539
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針とサステナビリティの追求1997年に制定した当社グループの企業理念である「DISCO VALUES」では、ディスコが社会において果たそうとする役割、つまり社会的使命(Mission)と、このMissionの実現に向けて確実に前進していくために、目標とする企業像(Target)を明らかにしています。 <Mission>高度なKiru・Kezuru・Migaku技術によって遠い科学を身近な快適につなぐ <Target>わたしたちの技術とサービスが国際的標準となり、世界各地で喜ばれるようになる 企業活動すべてを一級のものとしわたしたちの存在が社会・ステークホルダーから歓迎されるようになる 当社グループは、「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」をビジネステーマとして定め、「切る」、「削る」、「磨く」という3つの技術領域から逸脱することなく、これらの技術をより使いやすい形にして社会に提供し続けることにより、人々の暮らしの豊かさや快適さに帰結させていくことを自らの社会的使命(Mission)としています。また、一般的に企業の成長とされる売上やシェア、規模の拡大などは成長と捉えず、Missionの実現性が向上することや、「従業員」「顧客」「株主」などのステークホルダーとの価値交換性が向上したかどうか、つまり昨年よりも今年、当社グループがより社会に役立ったかどうかを「成長」と定義しています。ゆえに、サステナビリティは1997年の「DISCO VALUES」制定以来、追求してきた当社グループの存在意義そのものであると考えています。2002年には、日常の企業活動・業務を行う上で、役員・従業員を含む当社グループの構成員が、上記のMission、Target等に沿った行動や判断ができるように、200を超える、より具体的なステートメントを追加しました。そして、今日に至るまで、構成員が「DISCO VALUES」を理解し、日々実践・実現出来るように全社的な研修や職場単位での勉強会等を通じた浸透活動を継続的に実施しています。また、これら企業理念を徹底する文化を醸成する一方で、企業としての組織能力を高めるために、各組織及び各構成員が自律的に最良な機能を果たすために有効なWill会計(独自の管理会計)やPIM(Performance Innovation Management)と称する全社的な業務の改善、効率化を促進する活動をグループ全社で推進しています。 (2) ビジネスモデル当社グループの事業は、「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」というビジネステーマ領域内における精密加工装置(装置)、精密加工ツール(消耗品)の製造・販売と、これらに附帯するアフターサービス(保守・サービス)等です。また、顧客は半導体や電子部品等の設計・製造に携わり主にハイテク業界に属しています。事業の特徴は「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」を核として、単に製品を販売するのではなく、装置、消耗品、そして、装置と消耗品を組み合わせ最適な加工条件を導き出すアプリケーション技術、さらに導入後の安定稼働を支えるアフターサービスという4つの要素を通じて、顧客の加工課題に対するトータルソリューション(総合的な解決策)を提供する点です。ビジネステーマの「高度な」とは、より難易度の高い精密加工を表現していますが、この精密加工の技術領域では、装置に取り付ける精密加工ツールの回転数や送り速度といった加工条件の僅かな違いにより、加工結果が大きく異なります。これを解決するのが、1960年代から開発しているアプリケーション技術です。最適な装置と消耗品の選択と、この細かな加工条件設定は、「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」に精通したエンジニアでないと難しく、顧客において実施することは容易ではありません。そこで、当社グループは、顧客から加工対象物を預かり、テストカットと呼ぶ無償の加工検証を実施します。このテストカットでは、蓄積した精密加工のノウハウに基づくアプリケーション技術を駆使して、専門のエンジニアが試行錯誤しながら顧客の技術課題の解決を試みます。そして、技術課題を解決した上でテストカットの結果を顧客にフィードバックします。このテストカットは、経営戦略の打ち手として下記の様々な効果をもたらすとともに、次の打ち手に繋がる役割を果たしています。 ① 顧客満足と付加価値の高い製品開発顧客は、当社グループからテストカットのフィードバックを受け、その結果のみならず使用される製品、加工プロセス、加工条件等を予め把握できるため、安心して購買を決断することができます。従って、このテストカットは、当社グループのビジネスモデルの入り口としての役割を果たしています。また、数多くのテストカットを通じて、ハイテク業界の技術トレンドを早期に捉え、それに対応した付加価値の高い製品を開発し市場に投入します。 ② エンジニアの育成とノウハウの蓄積「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」という非常にニッチな技術領域を熟知するエンジニアは採用市場において稀なため、時間をかけて技術者を育成する必要があります。高シェアを背景に数多くのテストカットを受託することにより、エンジニアを養成する機会を創出し、難解な技術課題にも対応できる人的資本の育成と強化に取り組んでいます。また、このように時間を費やし育成したエンジニアが数多く在籍することが事業の強化に直結しています。さらに、当社グループと同等のアプリケーション技術を実施するには、60年以上に亘り実施したテストカット、それを通じて得た膨大な量の検証データとノウハウ、そのノウハウを理解し使いこなせるエンジニアが必要です。これらの環境整備は、時間的投資抜きには難しく、新興企業から見ると非常に高い参入障壁となります。加えて、装置等の製品は、戦略的に主要部品を内製化しており、容易な模倣を防ぐとともにコスト低減を実現しています。 そして、このように創出された利益を、単一事業ドメインである「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」の開発に集中投入することにより、さらなる技術力の高度化と競合との差異の拡大に取り組んでいます。このビジネスモデルは、「会社を強くする」とともに、当社グループの目指す姿、つまり、変化の速いハイテク業界において顧客から「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」に関することは「まずディスコに相談してみよう」と信頼いただける存在になるための経営戦略の柱といえます。 (3) Fab Important戦略当社グループは、製造拠点を単なる生産コストの源ではなく、技術革新・市場対応力・企業競争力の起点と捉える「Fab Important戦略」を展開しています。これは、製造拠点を戦略資産と位置づける当社グループ独自の価値創出モデルです。半導体業界では、製造投資の最小化を目的とする「ファブレス」志向が一般的ですが、当社グループはあえて自社内に製造機能を保有し、次のような優位性の獲得を目指しています。 ① 開発と製造の一体化による高速PDCA製造現場を自社で持つことで、装置の仕様変更・プロセス条件の変更・改善要望などを、リアルタイムで開発部門に伝達可能となり、技術の改良や市場対応のスピードが飛躍的に向上します。この「開発製造同居体制」によって、他社にはない競争力を実現しています。 ② 顧客への高度な適応性と信頼獲得自社製造拠点での迅速な対応により、顧客ごとの仕様変更や多品種少量生産への柔軟な対応が可能になります。これにより、顧客の製造現場と伴走するパートナーとしての立場を確立し、高度な信頼関係を構築しています。 ③ 長期視点からの技術力の積み上げ外部委託による製造では難しいノウハウの蓄積や技術の内製化により、製造技術と開発技術の統合的な深化が進みます。これにより、地政学リスクや納期変動などの外部リスクを回避し、サプライチェーンの強靭性と中長期の競争優位性を確保しています。 この「Fab Important戦略」は、単なる製造拠点の保有にとどまらず、「つくる力」を競争力の本質として捉える当社グループを象徴する経営戦略です。開発・製造・営業部門の垣根を超えた連携を通じて、当社グループの強みをさらに深化させます。 (4) 中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標Missionの実現を目指す上での中長期のマイルストーンとして「DISCO VISION 2030」を策定しています。この「DISCO VISION 2030」は、その策定にあたって、「DISCO VISION 2020」の活動の振り返りを行い、進化を目指して未来からの視点で描かれており、売上高や利益などの定量的な要素に偏らず、定性的な要素も含めた内容になっています。事業や組織、人的資源といった「企業を構成する主要な要素:エレメントアングル」と、「従業員」「顧客」「株主」「取引先」「地域社会」など「ステークホルダーとの関係性:ステークホルダーアングル」から、当社グループの2030年度末の到達点をより立体的に定義しています。中長期の経営指標に関しては、下記の2つの定量的目標を維持する態勢を構築することを掲げています。 ・4年累計連結経常利益率20%以上当社グループの大部分の顧客が所属する半導体業界では、業界特有の需給バランスにより市況が変動するシリコンサイクルと呼ばれる景気変動の波があります。これにより、単年の成果よりも的確に会社の成長を計ることができると考え、この4年累計連結経常利益率を重要業績指標と位置づけています。 ・4年累計RORA(Return On Risk Assets)20%以上棚卸資産や固定資産などの、換金性の低い資産の効率性を表す指標を用いて、事業における本質的な資産効率の向上を目指しています。なお、下記の計算式により算定しています。 また、前記のステークホルダーに対する取り組み等の定性的な分野についても、定期的に実施しているCS(顧客満足度)調査やSS(サプライヤー満足度)調査、ES(従業員満足度)調査を活用し、「DISCO VISION 2030」の達成状況を確認しています。 (5) 経営環境及び会社の対処すべき課題今後は、情報通信技術の進展等によりAI、IoT、自動運転技術等に関連する分野での当社グループの「Kiru・Kezuru・Migaku技術」の用途の拡大が見込まれます。加えて、脱炭素社会への移行を背景とした半導体需要の高まりによって、中長期的に当社グループの製品需要が拡大すると考えています。このような状況下においても、引き続き、当社グループのミッション:「高度なKiru ・Kezuru ・Migaku 技術によって 遠い科学を身近な快適につなぐ」の実現性の向上とステークホルダーとの価値交換性の向上を軸に事業活動を行います。 ① ミッションの実現性の向上前記の中長期的な当社グループの製品の需要を取り込むために、装置、消耗品、そして、装置と消耗品を組み合わせ最適な加工条件を導き出すアプリケーション技術、これら3つの技術力を背景に、トータルソリューション(総合的な解決力)の迅速な提供に必要なリソースの最適化や仕組みづくりを進め、「Kiru・Kezuru・Migakuの探究ならばディスコ」と先端技術に携わる人々から認められる状態を追求します。そのためには、継続的な技術開発が必要ですので、研究開発設備の投資等のための財務的・経営的基盤作りに注力します。 ② ステークホルダーとの価値交換性の向上当社グループは、前記のミッションの実現性の向上のためには、従業員・顧客・サプライヤー・株主など、すべてのステークホルダーとの価値交換が充実し、お互いの満足感が高まる状態を継続的に目指すことが必要と考えています。そして、これらのためには、経営基盤を支えるコーポレートガバナンスのさらなる高度化が必要です。そこで、社外取締役比率の向上や女性取締役の選任による取締役会における多様性の確保等を行い、誠実かつ良質なガバナンスの実現と継続的な向上を目指します。また、当社グループが社会の一員としてステークホルダーとの価値交換性を高めるためには、まず、ステークホルダーに直接働きかける従業員の満足度を高めることが重要と考えています。継続的に、従業員の働きがいの向上を含めた従業員満足度向上のための諸施策に取り組みます。そして、環境の側面では、バリューチェーンにおける環境負荷の低減を目指すべく、2021年度に新たな温室効果ガスの削減目標として、以下の中長期目標を設定しました。中期目標:「2030年度までに自社操業に関連する排出量(Scope1+2)のカーボンニュートラル実現を目指す」長期目標:「2050年度までにサプライチェーン全体の排出量(Scope1+2+3)のカーボンニュートラル実現を目指す」前記の重要課題を含め、全企業活動を通じサステナブルな社会の実現に貢献する企業を目指します。
事業等のリスク2,443
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 半導体市場等の変動による影響当社グループは世界中の半導体メーカや電子部品メーカ向けに製品を製造・販売しているため、お客さまの設備投資動向や生産動向の影響を受けます。特に半導体は、需給のバランスによって変化する市場であり、半導体メーカの業績はこうした動き、いわゆるシリコンサイクルの影響を受けます。そのためダウンサイクルや予期せぬ市場変動によってお客さまが設備投資凍結や減産などを行った場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。この需給の変動への対策が、変化への対応力のある組織づくりです。前記のWill会計(当社独自の管理会計)、PIM(Performance Innovation Management)と称する改善活動の継続的な取り組みは、コストダウンやミスの低減等が利益率の向上に寄与しダウンサイクルへの備えとなるだけでなく、一人ひとりが自ら考え、より良い解決策を実行する人財の育成、延いては、変化に柔軟に対応する企業文化の醸成に繋がっております。 (2) 新技術の誕生による影響当社グループは主に半導体シリコンウェーハ加工用の半導体切断・研削装置や精密ダイヤモンド砥石を製造・販売しております。今後、精密ダイヤモンド砥石に替わる加工技術が誕生した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。当社グループは精密ダイヤモンド砥石では切断が難しい素材向けなどに、レーザやプラズマを用いた加工技術等の開発を進めております。 (3) 災害等の発生による影響当社グループは東京都大田区内に本社・R&Dセンター及び羽田R&Dセンター、広島県及び長野県に生産拠点を有しております。今後それらの地区に大規模な災害や大規模な感染症の流行などが発生した場合、本社機能や製品生産に影響を与える可能性があります。当社グループは組織的に継続した対策を実行するために代表執行役社長をチェアマンとする役員で構成され、平時よりBCMS (Business Continuity Management System:事業継続マネジメントシステム)に関する重要事項の審議を行うBCMコミッティーを設置・運営するとともに、BCM(Business Continuity Management:事業継続管理)専門の部署を設置しております。そして、BCMにおける最も重要な対策は「従業員一人ひとりが自分の身を守れること」であると考え、自然災害や感染症などのリスクを想定し、従業員への啓発や身を守るための行動促進に努めています。例えば、感染症は、治療よりもまず感染しないことが重要と考え、パンデミックへの備えと啓発活動の一環として、独自のパンデミックレベルを設定し、レベル別の行動基準の遵守を従業員に義務づけております。また、地震に関しては、本社・R&Dセンターや各生産拠点において免震構造を採用、全ての精密加工ツール・精密加工装置を免震構造棟で生産できる体制を整えております。 (4) 原材料・部材の調達原材料・部材の需給逼迫や災害に起因する原材料・部材の調達難が生産に影響を与える可能性があります。これに対して、当社グループでは重要な原材料・部材を中心に政策的な在庫の確保、仕入先との関係強化等の対策を実施しております。 (5) 為替の変動当社グループは国内で製品を製造し、世界中の半導体メーカ、電子部品メーカへ輸出しており、地域、お客さまによっては米ドルなどの外貨建ての決済ニーズがあります。そのため、為替変動は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。これに対して、為替感応度の分析を行い業績に与える影響を把握し、リスクが顕在化した際に迅速に意思決定出来る体制を整えております。 (6) 環境規制に関連するリスク当社グループは、気候変動問題、水質、化学物質、廃棄物等多様な環境問題に対し環境法及び規制の影響を受けており、年々それらの規制が厳しくなっております。環境法等の厳格化に対応するため、追加的義務並びにコスト増加が発生するリスクがあり、当社グループの財務状況に影響を及ぼす可能性があるため、法令遵守のみならず、環境リスク低減に努めています。なお、当社が目指す環境中期目標は、気候変動、化学物質/汚染予防、水資源、その他の資源(購入品/廃棄物)、生物多様性の観点を含めて「環境ビジョン」として策定しております。 (7) 情報セキュリティに関連するリスク 近年、社会的にコンピュータウイルスによるサイバー攻撃、大規模な情報漏えい、ビジネスメール詐欺などの脅威が深刻化しています。このような環境下において、当社グループにおいてサイバー攻撃、情報漏洩等が発生した場合、競争力や技術的優位性の毀損、製品の生産・出荷を含む業務の停止、社会的信用の低下、損害賠償の発生等により、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、このような脅威に備え、取締役会に常設の情報セキュリティ委員会を設置し監督体制を構築するとともに、方針・規程等を策定し、社内周知及び教育を徹底しています。さらに、情報セキュリティ及び個人情報保護に関する内部監査を実施するなどインシデントの発生防止と情報資産の適切な管理・保護に努めています。 (8) その他上記に挙げたリスクに加え、世界及び各地域における経済情勢、自然災害、戦争・テロ、金融・資本市場、法令や政府による規制、製品の欠陥、仕入先の供給体制、知的財産権などの影響を受けます。これらの諸要因により、場合によっては当社グループの業績が悪影響を受ける可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,071
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当連結会計年度(以下、当期)の半導体市場は、生成AIの需要拡大を背景にデータセンタ向け投資が引き続き拡大し、先端ロジックやHBM(High Bandwidth Memory:高帯域幅メモリ)などの高性能半導体向け需要は高水準で推移しました。PC・スマートフォン向け需要にも緩やかな回復が見られた一方、パワー半導体向けはEV需要の鈍化を背景に低調な動きが見られるなど、用途別に強弱が見られました。このような市場環境のもと、精密加工装置の出荷は高性能半導体向けの高付加価値製品を中心に好調に推移し、消耗品である精密加工ツールの出荷も顧客の設備稼働率等に連動して高水準の推移となりました。これらの結果、通期の出荷額、売上高ともに6期連続で過去最高を更新しました。業績は、製品および用途構成の変化に伴う僅かなGP率低下や人件費・研究開発費の増加があったものの、売上高の増加および高付加価値製品の収益寄与により、増収増益となりました。 出荷額 4,428億24百万円 (前期比 10.3%増)売上高 4,368億89百万円 (前期比 11.1%増)営業利益 1,849億89百万円 (前期比 10.9%増) 営業利益率 42.3%経常利益 1,849億36百万円 (前期比 9.5%増) 経常利益率 42.3%親会社株主に帰属する当期純利益 1,355億21百万円 (前期比 9.4%増) 純利益率 31.0% なお、当期時点で「4年累計経常利益率」は41.4%(前期は40.0%)となり、当社の目指すべき目標の一つである「4年累計経常利益率20%以上」を10期連続で達成しました。 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末(以下、前期末)と比べ893億23百万円増加し7,434億10百万円となりました。これは、主に現金及び預金、売掛金を中心とした流動資産が増加したことや、製造用の土地建物等への設備投資により有形固定資産が増加したことによるものです。負債は、前期末と比べ60億98百万円減少し1,552億85百万円となりました。これは、主に電子記録債務や未払法人税等が減少したことによるものです。純資産は、前期末と比べ954億22百万円増加し5,881億25百万円となりました。 これらの資本構成の結果、各指標は以下のとおりとなりました。総資産利益率(ROA) 19.4% (前期比 1.1ポイント低下)自己資本利益率(ROE) 25.1% (前期比 2.5ポイント低下)4年累計RORA(Return On Risk Assets) 51.2% (前期比 0.4ポイント上昇)自己資本比率 78.9% (前期末比 3.8ポイント上昇) (2) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績生産の実績については、販売実績と傾向が類似しているため、記載を省略しております。 ② 受注実績受注の実績については、短期の受注動向が顧客の投資動向により大きく変動する傾向にあり、中長期の会社業績を予測するための指標として必ずしも適切ではないため、記載しておりません。 ③ 販売実績当社グループは精密加工システム事業の単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)精密加工システム事業(百万円)436,889111.1合計(百万円)436,889111.1 (注)主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.--48,24011.0 (注)前連結会計年度については販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しています。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報① キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容営業活動によるキャッシュ・フローは、1,335億43百万円となりました。(前期比 10.9%増)これは、主に税金等調整前当期純利益や減価償却費の計上によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは、1,357億69百万円となりました。(前期比 99.7%増)これは、主に定期預金の預入や工場設備用の土地建物などの有形固定資産の取得による支出によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは、450億35百万円となりました。(前期比 18.0%増)これは、主に配当金の支払いによるものです。 これらの結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、1,845億75百万円となりました。(前期末から445億91百万円の減少)また、「営業活動によるキャッシュ・フロー」と「投資活動によるキャッシュ・フロー」を合算した「フリー・キャッシュ・フロー」は定期預金の預入による支出1,000億円等の影響もあり、22億25百万円のマイナスとなりました。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループは、運転資金、設備資金についてはまず営業キャッシュ・フローで獲得した資金を投入し、不足分について必要な資金を調達しております。これらの自己資金は、機動的な事業経営、柔軟な研究開発活動を目的として、会社の対応力向上のために活用しております。なお、今後の必要資金については、運転資金728億円、設備拡張資金164億円、技術購入予備費320億円、税金・配当の支払い等349億円を想定しております。また、株主還元としては、「配当による還元」を基本方針としております。基本の配当性向は25%(業績連動)とし、年度末時点で将来に備えた投資資金を勘案した上で余剰資金が発生した場合、その余剰資金の3分の1を追加配当として還元いたします。余剰資金が発生した場合、その時点で全てを還元すると、その年度においては配当額が多額となる一方、次年度には大幅な減配となります。これを防ぐため、配当額をある程度平準化して安定的に支払うためにも余剰資金は毎年3分の1ずつ還元しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成においては、会計方針の適用や会計上の見積り及び仮定の設定を行っています。これらの見積り及び仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいています。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直され、これらの見直しによる影響は、当該見積りを見直した連結会計年度及び将来の連結会計年度において認識しております。 ① 棚卸資産の評価棚卸資産は、取得原価をもって貸借対照表価額とし、期末における正味売却価額が取得原価より下落している場合には、当該正味売却価額をもって貸借対照表価額としています。また、滞留期間や将来の販売予測に基づいて営業循環過程から外れた棚卸資産を識別し、処分見込価額等まで帳簿価額を切り下げております。棚卸資産の評価は、経営者が最善と判断した見積りに基づいて実施しておりますが、客先の設備投資動向や生産動向の影響による将来の需給バランスや市況の変化等により、正味売却価額や将来の販売予測等に変更が生じた場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。なお、当連結会計年度の連結貸借対照表に計上されている商品及び製品390億22百万円、仕掛品431億7百万円には、当社グループの主要な製品の1つである精密加工装置が653億11百万円含まれております。 ② 退職給付債務の測定退職給付債務は、割引率や将来の退職率・死亡率・昇給率などの計算基礎に基づき算定しており、これらの仮定の合理性については、外部の年金数理人からの助言を得ています。これらの仮定は、経営者が最善と判断した見積りにより決定しておりますが、関連法令の改正等により計算基礎に変更が生じた場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 繰延税金資産の回収可能性繰延税金資産は、将来の課税所得の見積額及び実行可能なタックス・プランニング等を踏まえ、経営者が最善と判断した見積りに基づいて金額を算定しておりますが、将来の課税所得の見積額は業績等により変動するため、実際の課税所得の金額が見積りと異なった場合や、タックス・プランニング等に変更が生じた場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。 ④ 固定資産の減損減損損失の認識において使用される将来キャッシュ・フロー、成長率、割引率等の前提条件については、一定の仮定に基づき設定しております。これらの仮定は、経営者が最善と判断した見積りに基づいて決定しておりますが、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や、将来キャッシュ・フロー等の前提条件に変更が生じた場合には、固定資産の減損処理を行い、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
セグメント情報1,169
(セグメント情報等)【セグメント情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本中国韓国台湾アジア米州欧州合計41,043125,37542,34174,40433,88848,38327,876393,313 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。2.米州のうち、米国は45,554百万円であります。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高であって、連結損益及び包括利益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本中国韓国台湾アジア米州欧州合計45,606134,97533,069117,37844,11534,90326,839436,889 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。2.米州のうち、米国は33,677百万円であります。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.48,240 (注) 売上高には、当該顧客と同一の企業集団に属する顧客に対する売上高を含めております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】当社グループは単一セグメントであるため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組16,585
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループは、企業理念である「DISCO VALUES」において、ディスコが社会において果たそうとする役割、つまり社会的使命(Mission)を「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術によって遠い科学を身近な快適につなぐ」と定め、このMissionの実現性の向上とステークホルダーとの「価値交換性の向上」を成長と定義しています。この「価値交換性の向上」とは、より一層ステークホルダーの役に立ち、ステークホルダーとディスコが互いの満足感を高めることを意味しています。そして、全ての企業活動における「DISCO VALUES」の実践が、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上、サステナブルな社会の実現に貢献すると考えています。 (1) ガバナンス 当社グループはサステナビリティに関する重要事項について、経営会議及び取締役会で審議・決議しています。また、1995年以降、執行役を中心に構成する常設の経営機構であるパイロット会議において、月1回2時間、当社グループの基本戦略である「DISCO VALUES」の策定や改定をはじめ、組織文化等の広義のコーポレートガバナンス課題、中長期のサステナビリティ戦略、マテリアリティの審議等の組織経営課題を集中的に討議しています。なお、このパイロット会議は、常勤の監査委員がオブザーブ参加しています。Missionの実現を目指す上での中長期のマイルストーンである「DISCO VISION」は中期経営計画に相当するものであり、サステナビリティ課題も織り込んで策定しています。その進捗については、毎月経営会議(執行役会)において報告・議論が行われ、課題が認識された場合には施策の修正等を議論しています。また、進捗は、取締役会において報告されています。 (2) 戦略① 価値観の共有と徹底当社グループのサステナビリティ戦略の中核は、「DISCO VALUES」です。この「DISCO VALUES」は、Mission、Targetといった大局的な方向性を定めるものから、前記の「成長」の定義を定める基本原則、実務的な場面においてMission、Targetに沿った判断や行動ができるように日常化すべき価値観を言語化したマネジメント ガイドラインズ、倫理規程、ディスコらしい製品をつくる上での起点となるコンセプトを定めたディスコズ プロダクト アイデンティティ等の複数の編から構成されています。また、前記のマネジメント ガイドラインズは「経営全般」「人的資源」「商品」「創る」「造る」「カネ」「買う」「売る」「組織」「社会との関係づくり」「企業文化」等の複数の章と200以上のステートメントから構成され、人的資本、製造資本、財務資本、知的資本、社会・関係資本、自然資本に関する経営の考え(当社の価値観)が示されています。そして、1995年から継続するパイロット会議において、経営陣が各自の言葉で討議し構築したこれらの価値観を当社グループ全体に共有し徹底することによって、当社グループのサステナビリティ戦略の基盤づくりを推進しています。 <価値観の共有と浸透のために>a.「DISCO VALUES」の浸透活動「DISCO VALUES」の学習と一体感の高い組織づくりを狙いとして、「ディスコ ラウンドアップ システム」という、階層別のワークショップ形式の研修を実施しており、従業員は入社時に加えて、年1回このワークショップを受講します。また、部署毎、チーム毎などの職場単位で、「バリュー スタディミーティング」という「DISCO VALUES」の勉強会を実施しています。b.社長タウンミーティング毎月、本社、そして製造拠点である広島県の呉工場、桑畑工場、長野県の茅野工場に代表執行役社長が赴き、約2時間、当社グループの価値観、経営戦略、マネジメントの考え、不正防止等のコンプライアンスの徹底、従業員に求めるアクション等についてのプレゼンテーションを行う、社長タウンミーティングを実施しています。また、ライブ中継及び録画配信し、リモートでも視聴可能な環境を構築しています。従業員からの質問等に対しては、代表執行役社長が次回以降のタウンミーティングにおいて回答し、会社の価値観・方針等に対する理解を促進しています。 ② 「DISCO VISION」前記のグループ全体での価値観の共有や徹底という基盤づくりの上で、「DISCO VISION 2030」に織り込まれたサステナビリティ重要課題や、その他の施策を推進しています。なお、サステナビリティ重要課題は、下表のとおりです。 (3) リスク管理サステナビリティ課題に関するリスクは、中期経営計画にあたる「DISCO VISION」の策定時に考慮しています。具体的には、まず、パイロット会議において、専門部署から報告された近年のサステナビリティ課題を認識した上で、事業課題やサステナビリティ課題について、リスクや機会の観点から重要性評価を行い特定した重要課題を「DISCO VISION」の草案に反映します。この「DISCO VISION」は、経営会議、取締役会の審議を経て決定され、その後は毎月の取締役会において進捗が報告されます。その他、人的資本に関する改善点やリスクに関しては適宜、経営会議やESコミッティ等で審議されています。また、気候変動等の自然資本に関するリスクは、適宜、経営会議において審議され、取締役会に常設される環境委員会に付議・報告されます。加えて、その他の新たなサステナビリティ関連のリスクは、専門部署から経営陣に報告される体制を構築しています。 (4) 指標及び目標<気候変動への対応>・中期目標「2030年度までに自社操業に関連する排出量(Scope1+2)のカーボンニュートラル実現を目指す」・長期目標「2050年度までにサプライチェーン全体の排出量(Scope1+2+3)のカーボンニュートラル実現を目指す」 サステナビリティに関する重要課題及びトラッキング指標と目標は、「DISCO VISION 2030」に織り込まれています。また、その詳細は2 「サステナビリティに関する考え方及び取組」 (2) 戦略 ② 「DISCO VISION」に重要課題と合わせて記載しております。 (5) テーマ別<人材戦略に関する基本方針等>・戦略① 基本的な考え方当社グループの企業理念である「DISCO VALUES」マネジメントガイドラインズの「人的資源」という章において、「企業の実態をつくるのは、そこで活動する人であり、企業の質を決定づけるのは人的資源の質である」と明記しています。つまり、従業員はイノベーションを生み出し、顧客をはじめとする全てのステークホルダーとの関係性を構築する存在であり、当社グループの持続的な成長を支える、きわめて重要な資本であると定義しています。そして、一人ひとりが能力を発揮するための人的資本への投資は、長期的な企業価値向上のための投資であると考えています。また、当社グループの事業を取り巻くハイテク業界は変化が激しく、組織としての「変化への対応力」の強化が重要と捉えています。そして、その原動力となる従業員にも「進化する力」を求めています。「DISCO VALUES」では、進化という言葉を「強くなる、より良くあるために変化すること」と定義しています。この進化力によりKiru・Kezuru・Migaku技術をより高度なものとし、顧客の課題を解決し、競合他社に対する優位性を確保することを目指しています。 i) 従業員満足志向(Employee Satisfaction Oriented)従業員の進化を促進し、会社と従業員との価値交換性を高めるための土台づくりとして、従業員の働きがい・働きやすさ・健康を重視するマネジメントを行っています。ⅱ) 指標及び目標従業員満足志向を重視したマネジメントのモニタリングのため2003年よりES(従業員満足度)調査を実施しており、調査で得られた従業員満足度を人的資本戦略上の重要指標として位置付けています。社内で実施するES調査は、100を超える設問を設定する年1回のES本調査、40を超える設問を設定する年2回の簡易ES調査の計3回実施しています。従業員は、5段階評価で各設問に回答し、その集計結果は、執行役で構成するESコミッティにおいて報告され、改善点やリスクの芽が見つかった場合は、その場で対策を議論しています。加えて、外部調査として他社との比較ベンチマーキングを目的に、Great Place to Work® Institute Japanが実施する「働きがいのある会社」ランキングにも参加しており、内部調査と外部調査を合わせて、年4回の調査を実施しています。これにより、調査結果を踏まえた課題把握と改善施策の実行を迅速に行い、改善サイクルの高度化を図っています。 図表1は、ES調査の結果と連結業績の推移です。ES調査の結果は、ES本調査の設問「当社で働いていることに満足している」への肯定回答率を表しています。永年の従業員満足を土台とする人的資本戦略が事業の成長と近時の好業績を支えています。指標目標実績(当連結会計年度)従業員満足度(ES)調査 肯定回答率80%以上96.5%(注)1.2. (注) 1.ES本調査の設問「当社で働いていることに満足している」への肯定回答率を表しています。2.持分法適用関連会社1社は含まれておりません。 ■図表1 ES(従業員満足度)調査の結果と連結業績 ② 施策と方針従業員の働きがいを高め、「進化」を促すための戦略を以下の主要な施策や方針によって構成しています。 i) 関係の質向上(信頼関係重視)当社グループは、従業員同士の関係性(関係の質)が良好であってこそ業務上のアウトプットの質の向上に繋がるという考え方を大切にしています。従業員満足度を高め、各従業員の意志や自由を重要視する当社グループの人的資本戦略が狙い通りに機能するためには、この関係の質、すなわち従業員同士の信頼関係の構築が重要と考えています。この考え方を働きがい向上のためのプログラムや、新人研修等への教育体系に組み込み、従業員の理解を促しています。加えて、職場内での雑談やランチ会奨励など人間関係・信頼関係構築のための各種プログラムに時間的・資金的投資を行っています。 ⅱ) Will経営(従業員一人ひとりの意志を反映させるための仕組み)当社グループは、業務選択の自由、異動配属の自由、勤務事業所の自由選択制等、従業員の内的動機すなわち、「こうしたい」という自己の意志(Will)に基づき働き方を決定できる制度を構築しています。 <個人Will会計>Willという名前の社内通貨を用いて業務やサービス、備品等を全て金額換算し、収支を管理する当社グループ独自の管理会計を運用しています。この制度の下で、従業員は自分のやりたい開発や業務に従事し、社内通貨Willの収入を得ます。また、Willを支払うことにより、役職等の権限を有していなくても他者に業務を依頼することができます。この管理会計では一人ひとりの業務上のパフォーマンスが収支として定量的に見える化されるため、自己のパフォーマンスを客観的に把握することができます。また、この制度のもとでは、上司からの業務命令による業務の割り当て等の一方的なマネジメントは極力排除され、従業員同士の合意形成があってはじめて業務が行われます。これにより、従業員に、同僚との関係性や自己の信頼を意識させ、成果や他者からの評価に向き合うことが促されます。さらに、業務上のミスや開発の失敗に対しては、上司からの叱責という形ではなく、個人Will会計上の損失という形で責任を取ります。これにより上司からの過度な叱責によるモチベーション低下や信頼関係の毀損等を防ぐことができます。一方、成果はWillの収入という形で現れ、個人Will会計上の収支は自身の賞与に反映されます。さらに、会社が推進したい施策も、業務命令という形ではなく、より多額のWillが得られる仕組み等の個人Will会計を活用した動機づけによって推進しています。また、社長タウンミーティングや部長タウンミーティング等で発信されるオピニオンへの共感という形で、各自が納得することによって一人ひとりの行動を誘因するマネジメントを実施しています。 <キャリア・教育プログラム>従業員自らの強い意志(内的動機)が個性や能力を発揮させるとの考えと、個人Will会計のもとで、自分の意志でキャリアデザインする「選択と自己責任によるキャリア形成」を基本方針としており、それを可能とする制度を整備しています。(主な制度)・個人Will会計 やりたい業務にチャレンジし、経験を積み、スキルを磨きます。・異動の自由 自己のキャリアデザインのために部署異動を希望する場合は、自分で、所属したい部署と交渉し合意形成ができれば異動することができます。その際に、現所属部署は慰留はできますが、異動を阻止することはできません。・アプリケーション大学 新卒総合職入社者は、新人研修後に「アプリケーション大学」に配属されます。主に、当社製品の装置と消耗品を組み合わせ最適な加工条件を導き出すアプリケーション技術を学び、複数の卒業要件を修得しながら、将来の配属先を探します。具体的には、個人Will会計の下、各自が能動的に各部署にコンタクトを取り、複数の部署の業務に従事しWillを稼ぎながら、興味のある部署を見つけ、部署との合意形成ができれば、その部署に配属となります。・研修制度 新入社員研修や階層別の研修のほか、オンデマンドeラーニング600種類以上、対面・ウェビナーでの研修400項目以上を整備しています。これらはWillを支払うことにより自分が受講したい研修を自由に受講できます。支払われた受講費は、研修を開発・実施する従業員のWillの収入となることから、より受講される研修を目指し内容をブラッシュアップするため、質の高い社内教育の提供に繋がっています。 このように、Will経営のもとで従業員の自由な意志表示を可能とすることにより、イノベーションの促進、生産性の向上、人財の配置などを全体最適
コーポレート・ガバナンスの概要13,700
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方株主、取引先、地域社会、従業員などのステークホルダーにとって納得性の高い経営を実現することがコーポレート・ガバナンスに対する当社の基本的な考えです。そしてこの納得性の高い経営を実現するために、当社、特に経営者は「ディスコの社会的地位の向上」及び「ステークホルダーとの最良の価値交換の実現」を追究し続ける必要があると考えております。② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、より一層のガバナンスの高度化を図るために、指名委員会等設置会社を採用しております。 ≪コーポレート・ガバナンス体制の概要≫当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は以下のとおりです。 ≪取締役会の責務・構成≫2022年6月の指名委員会等設置会社への移行後、「執行」と「監督」の役割を明確に分離し、取締役会の役割をグループの大局的な方向付けと業務執行に対する監督・モニタリングに特化することで、取締役会の監督機能を継続的に強化しております。また、監督機能の強化を実現するため、取締役会の構成は社外取締役を過半数とする等、経営の「執行」のモニタリングに適した体制とし、経営の機動性を高めるために、執行役への権限委譲を進めております。そして、法定の指名委員会、報酬委員会、監査委員会に加え代表執行役を評価するための任意設置の委員会である代表執行役評価委員会を設置するとともに、取締役会の監督機能の補助を行い、監督機能全般の強化を図るため取締役会に常設の専門委員会(情報セキュリティ委員会、倫理委員会、環境委員会)を設置し、経営トップの評価等ガバナンス上で重要な審議を、客観性・透明性高く実施しております。当社では、今後の業容の拡大等も視野に取締役の員数を定款において「16名以内」と定め、取締役会はスリムな体制を旨とし、ガバナンス強化に鑑み社外取締役が過半数の構成を基準としております。その上で、事業に伴う知識、経験、能力のバランスに配慮しつつ、イノベーションや技術に関する知見等に加え、国際性やジェンダーダイバーシティを含む多様性の確保に努めております。さらにジェンダーダイバーシティについては、「女性取締役比率30%以上」を目標としております。また、取締役候補者の決定等の役員人事案及び選解任基準の審議を担う指名委員会においても、ジェンダーダイバーシティの観点を取り入れた審議を促進することを目的に、女性の取締役を委員に選定しております。なお、社外取締役については、全員が当社の独立性判断基準を満たしております。 ≪法定3委員会の責務・構成≫■指名委員会株主総会に提出する取締役候補者の決定等の役員人事案及び選解任基準の審議をします。構成は3名の委員のうち過半数を社外取締役とし、委員長は社外取締役が担います。■報酬委員会企業価値向上に向けた役員のインセンティブの在り方等、役員報酬制度について課題と方向性を審議し、様々な客観的指標を適宜活用しながら、個別報酬額等を決定します。構成は3名の委員のうち過半数を社外取締役とし、委員長は社外取締役が担います。なお、執行側を代表する立場として取締役代表執行役を委員に選定しておりますが、代表執行役の報酬決定に際しては審議の場から退席し、客観的な審議の実効性を高めることとしております。■監査委員会執行役及び取締役の職務執行の監査、内部統制システムの整備状況の監査及び会計監査人の選解任に関する評価を行い、監査を通じた取締役会の監督機能を担っております。また、内部監査部門及びグループ各社の監査役と連携して、グループ全体を網羅する監査体制を構築しております。構成については、委員長を含む全ての委員を社外取締役で構成しており、うち1名は常勤の監査委員としております。また、当社スキル・マトリックスの観点より、当社事業・業界経験・知識を有する者や、財務・会計、法務及びコーポレート・ガバナンスに関する十分な知見を有する者をバランスよく選定し、監査委員会の実効性を確保しております。 ≪任意設置の委員会の責務・構成≫■代表執行役評価委員会代表執行役のコアマネジメント施策、業績等の状況を評価し、評価結果を代表執行役に通知、取締役会に報告するとともに、必要に応じて代表執行役の解職を取締役会へ勧告し、取締役会における代表執行役の選定・解職の審議機能の強化のための役割を担っております。社外取締役全員で構成し、代表執行役の業務執行の適切性を評価しております。■専門委員会取締役会の監督機能の補助を行い、監督機能全般の強化を図るため、取締役会に常設の専門委員会(情報セキュリティ委員会、倫理委員会、環境委員会)を設置しております。 ≪取締役会及び各委員会の構成≫(◎は委員長、○は委員)有価証券報告書提出日(2026年6月16日)現在取締役会の構成員役職法定委員会任意の委員会指名委員会報酬委員会監査委員会代表執行役評価委員会専門委員会(取締役会常設)情報セキュリティ委員会倫理委員会環境委員会関家 一馬取締役、代表執行役社長 CEO○○ ◎◎○吉永 晃取締役、代表執行役副社長 ○○○田村 隆夫取締役、執行役常務 ○○◎時丸 和好社外取締役 ◎(常勤)◎○○○隠樹 紀子社外取締役 ○○○○○松尾 亜紀子社外取締役○◎ ○○○○小林 英津子社外取締役◎○ ○○○○Christina L.Ahmadjian社外取締役 ○○○○○村上 敦士社外取締役 ○○○○○ (注)情報セキュリティ委員会の委員には、上表に記載の取締役のほか、執行役 西村 豊を選定しております。 2026年6月24日開催予定の定時株主総会及びその後の取締役会終了後取締役会の構成員役職法定委員会任意の委員会指名委員会報酬委員会監査委員会代表執行役評価委員会専門委員会(取締役会常設)情報セキュリティ委員会倫理委員会環境委員会関家 一馬取締役、代表執行役社長 CEO○○ ◎◎○吉永 晃取締役、代表執行役副社長 ○○○田村 隆夫取締役、執行役常務 ○○◎時丸 和好社外取締役 ◎(常勤)◎○○○隠樹 紀子社外取締役 ○○○○○松尾 亜紀子社外取締役○◎ ○○○○小林 英津子社外取締役◎○ ○○○○Christina L.Ahmadjian社外取締役 ○○○○○村上 敦士社外取締役 ○○○○○佐野 秀司社外取締役 ○○○○○ (注)情報セキュリティ委員会の委員には、上表に記載の取締役のほか、執行役 西村 豊を選定する予定です。 当事業年度における個々の代表執行役評価委員の出席状況は、次のとおりです。代表執行役評価委員会の構成員役職出席状況稲﨑 一郎代表執行役評価委員(社外取締役)100%(1回/1回)田村 進一代表執行役評価委員(社外取締役)100%(1回/1回)山口 裕正代表執行役評価委員(社外取締役)100%(1回/1回)時丸 和好代表執行役評価委員長(社外取締役)100%(9回/9回)隠樹 紀子代表執行役評価委員(社外取締役)100%(9回/9回)松尾 亜紀子代表執行役評価委員(社外取締役)100%(9回/9回)小林 英津子代表執行役評価委員(社外取締役)100%(9回/9回)茂木 美樹代表執行役評価委員(社外取締役)100%(1回/1回)Christina L. Ahmadjian代表執行役評価委員(社外取締役)100%(8回/8回)村上 敦士代表執行役評価委員(社外取締役)87.5%(7回/8回) (注)1.表中、2025年6月24日開催の定時株主総会終結の時をもって退任した取締役は背景をグレーで表示しております。2.2025年4月から2026年3月までに開催された代表執行役評価委員会は9回であります。3.代表執行役評価委員Christina L. Ahmadjian氏および村上 敦士氏の就任以降開催された代表執行役評価委員会は8回となっております。4.稲﨑 一郎氏、田村 進一氏、山口 裕正氏および茂木 美樹氏は、2025年6月24日開催の定時株主総会終結の時をもって取締役を退任しているため、当該時点までに開催された代表執行役評価委員会に関する出席状況を記載しております。 ≪取締役のスキル・マトリックス≫当社の取締役会は、事業に伴う知識、経験、能力のバランスに配慮しつつ、イノベーションや技術に関する知見等に加え、国際性やジェンダーダイバーシティを含む多様性の確保に努めます。さらに、ジェンダーダイバーシティについては、「女性取締役比率30%以上」を目標とします。また、各取締役の知識、経験に加え、DISCO VISION 2030に掲げる「全企業活動を通じサステナブルな社会の実現に貢献する企業となっている」などの重要な経営戦略に照らし、必要となるスキルを加え、特定しております。なお、このスキル・マトリックスは、外部環境や当社の状況を踏まえ、適宜見直しを行ってまいります。氏名ジェンダー経営当社事業/業界経験・知識イノベーション/技術国際ビジネス/国際的経験財務・会計法務リスク管理ESG(環境・社会・ガバナンス)男性女性関家 一馬○ ○○○○○○○○吉永 晃○ ○○○○○○○○田村 隆夫○ ○○ ○○○○○時丸 和好○ ○ ○○○○隠樹 紀子 ○ ○ ○○ ○松尾 亜紀子 ○ ○○ ○小林 英津子 ○ ○○ ○Christina L. Ahmadjian ○○ ○ ○村上 敦士○ ○ ○○○○○佐野 秀司○ ○ ○ ○○ (注)1.表中、社外取締役は背景をグレーで表示しております。2.2026年6月24日開催予定の定時株主総会及びその後の取締役会終了後の取締役構成にて記載しております。 「取締役のスキル・マトリックス」に定めるスキルの定義スキル定義経営企業経営の経験(取締役・執行役・執行役員)または経営学に係る知見を有していること※ただし、社外取締役の経験のみは除く当社事業/業界経験・知識半導体業界に係る知見・経験を有していることイノベーション/技術技術・生産・品質に係る高度な専門的知見または優れた研究実績を有していること国際ビジネス/国際的経験・国際的な企業における経営・事業運営経験・国際的な機関における組織運営経験・国際的な企業または機関における勤務経験・優れた研究実績上記のいずれかを有していること財務・会計・金融機関における業務経験・公認会計士等の資格保有・事業会社(関係会社などを含む)において財務責任者としての役割を経験・資本市場との対話に係る知見・経験上記のいずれかを有していること法務・企業法務・コンプライアンス・ガバナンスに係る知見・経験・弁護士等の法律関係の国家資格上記のいずれかを有していることリスク管理・リスク管理に係る知見・経験・リスク管理に関する委員会(役員クラス)のメンバーを務めた経験上記のいずれかを有していることESG(環境・社会・ガバナンス)気候変動、人的資本、ガバナンス等、サステナビリティに係る知見・経験を有していること ③ リスク管理体制の整備の状況当社は企業経営として、効率的な事業運営を行う「事業経営」と、それを支える企業文化や価値観を絶えず共有し続けるための「組織経営」があると考えております。企業として効率性を追求することは非常に重要ですが、短期的な業績の追求が行き過ぎることによって様々な弊害が生じます。また、企業不祥事や事故発生の背景には、企業文化に問題があるケースが多いと言われています。当社では「企業文化の良質化」を目的とする全社的プロジェクトDFP(ディスコ・フューチャー・プロジェクト)に1995年から「経営の主要業務」として継続的に取り組んでおります。「DISCO VALUES」と呼ぶ価値観の体系を構築し、経営者から一般従業員にいたるまで、グループ全体で良質な企業文化の構築・浸透に力を注いでおります。リスク管理活動を統轄する組織として代表執行役を委員長とした「全社リスクマネジメント委員会」を設置しております。また、専門的な領域におけるリスク管理を監督するため、取締役会に常設の専門委員会として、情報セキュリティ委員会、倫理委員会、環境委員会を設置しております。各部門は、年度方針に基づき、平時からリスクの顕在化の未然防止策の継続的見直しや改善を行っております。 ④ 内部統制システムの整備の状況当社では、取締役会の決議により「内部統制システム整備の基本方針」を次のとおり定めております。≪内部統制システム整備の基本方針≫当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、以下のとおり、当社の業務の適正を確保するための体制を定める。当該体制は、既に社内に導入、運営しているものであるが、その目的、意義を充分理解し、今後も継続して実現性の向上及び体制の改善、充実を図る。① 執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(イ)当社は、「DISCO VALUES」(「社会性」と「普遍性」を基礎として当社の価値観、即ち進むべき方向や企業としてのあるべき姿を体系的に示すもの)のもとに取締役、執行役、社員など構成員全員が良好な価値観を共有し、「DISCO VISION」(2030年度末までに実現したい当社の企業像、即ち到達すべき目標地点を示すもの)の達成と、社会的存在としての企業の使命を全うしていくことを目指す。そのため、代表執行役社長をはじめとする執行役が率先して「DISCO VALUES」の浸透活動を進めるとともに、構成員全員が日々の経営、事業活動にその内容を確実に反映させることにより透明性、公正性の高い企業を築く。(ロ)当社は、「DISCO VALUES」のなかに示された当社の目指すもの、在り方に関する本質的な理解、浸透を進めるとともに、これに沿わないものや反するものを確実に回避するため、倫理的分野のより具体的な規範を「倫理規程」として定める。そしてその確実な浸透を実現するため、重要な経営方針の一つとして、構成員全員が倫理を意識した行動を日常的に実践できるレベルを達成する。(ハ)遵法経営確立のため内部通報制度を策定し、法令上疑義のある行為について、直接それを報告・告発できる手段として倫理調査委員会(社外弁護士事務所で構成)や法務部門等を窓口とするホットラインを設けるとともに、報告等がなされた場合の内部調査、再発防止策の策定・実施、社内教育等を確
役員の報酬等6,809
(4) 【役員の報酬等】役員の報酬等の額またはその算定方法にかかる決定に関する方針は、報酬委員会において決定しております。① 報酬等の額またはその算定方法にかかる決定に関する方針の内容及び決定方法(イ)報酬の目的(報酬哲学)当社では、報酬哲学として次の報酬原則を定めております。・株主価値向上とサステナブルな社会の実現への貢献を促進するとともに、執行役(取締役を兼務する者を含む)が株主との利益を共有する報酬制度であること・ディスコの事業戦略上の業績目標の達成を動機付ける報酬制度であること・競争力ある報酬水準を提供することにより、当社の価値観であるDISCO VALUESを共有し、企業の成長に貢献する優秀な人材が共に働いていきたいと思う報酬水準であること・報酬制度の決定プロセスは、客観性・透明性の高いものであること(ロ)報酬水準報酬水準については、目的の3つ目にあるとおり、同輩企業群(半導体製造装置メーカや半導体・電子部品メーカ、その他ベンチマークとなりえる優良企業群)と比較して「競争力ある、遜色のない水準」を目指しております。具体的には、外資系大手コンサルティング会社のWTW(ウイリス・タワーズワトソン)が毎年行う経営者報酬データベースに参加して、同輩企業群の役位別報酬の中位値程度を目安として決定しております。(ハ)非業務執行取締役の報酬社外取締役等の非業務執行取締役の報酬については、その役割が業務執行の監督であることから、業績との連動は行わず、基本報酬のみを支給しております。(ニ)執行役(取締役を兼務する者を含む)の報酬ミックス執行役(取締役を兼務する者を含む)の報酬は、(ⅰ)基本報酬、(ⅱ)役員賞与、(ⅲ)通常型ストックオプション、(ⅳ)譲渡制限付株式報酬の4種類で構成しております。このうち、(ⅰ)のみが固定報酬で、(ⅱ)~(ⅳ)は全て変動報酬(業績連動及び評価連動)です。変動報酬である役員賞与において、単年連結経常利益率30%及び4年累計連結経常利益率20%を達成した場合は、下図のとおり固定報酬と変動報酬の比率は、1.0対3.75(変動報酬の内訳は役員賞与2.25:通常型ストックオプション0.3~0.5:譲渡制限付株式報酬0.6~1.0)になります。また、その場合の役員賞与の内訳として利益連動賞与と個人評価賞与の比率は、4対1となります。なお、役員賞与は、業績評価指標に用いる単年連結経常利益率と4年累計連結経常利益率に連動するため、基本報酬を1.0とした場合、役員賞与の比率は0~6.9375の幅で変動します。※個人評価が標準的な評価(表4「個人評価賞与 定性評価係数」において個人評価「C」)かつESG評価係数が1.0の場合(ⅰ)基本報酬ベース部分の役員本給と役職・役割に応じた手当から構成され、各執行役(取締役を兼務する者を含む)の役職や役割に応じて報酬委員会で決議したテーブル(表1)に基づき算定しております。(ⅱ)役員賞与役員賞与は、短期インセンティブとして位置付け、2018年3月期より「業績連動給与」を導入し、2026年3月期よりESG指標の紐づけを開始しました。執行役(取締役を兼務する者を含む)に対し、役員賞与として以下の方式に基づいて算定される利益連動賞与(業績連動給与)及び個人評価賞与を支給します。単年連結経常利益率30%以上であり、標準的な個人評価(個人評価賞与 定性評価係数「C」)かつESG評価係数が1.0の場合の支給比率は、利益連動賞与(業績連動給与)4に対して、個人評価賞与は1となっております。 1.算定方式「単年連結経常利益率20%以上」及び「4年累計連結経常利益率20%以上」、これらの事業戦略上の業績指標達成を動機付けることを目的に、前記の計算式に基づき賞与額(千円未満四捨五入)を算出します。なお、利益連動賞与役位別基準額は、表1の基本報酬に基づいて算出した額に0.4を乗じることで求められます。2.業績指標を選択した理由前記のとおり、報酬の目的の一つとして、「ディスコの事業戦略上の業績目標の達成を動機付ける報酬制度であること」と掲げていることから、下記2つの事業戦略上の業績目標達成を動機付ける報酬制度としております。・単年連結経常利益率20%以上当社は、売上高等の規模を追うことなく、会社の成長を支える十分な「能力と構造」を備えることを目指しており、その達成度を計るための指標として単年連結経常利益率を採用しております。一般的には、「単年経常利益率10%以上」が優良企業のメルクマールとされておりますが、当社の企業理念である「DISCO VALUES」に掲げる「一級の企業活動」にふさわしい目標値としております。・4年累計連結経常利益率20%以上当社の大部分のお客様が所属する半導体業界では業界特有の需給バランスにより市況が変動するシリコンサイクルと呼ばれる景気変動の波があります。これにより、単年の成果よりも的確に会社の成長を計ることができると考え、この4年累計連結経常利益率を重要業績指標と位置づけております。役員賞与に係る業績指標実績値推移 (小数第二位以下切捨て)区分第85期2023.4.1~2024.3.31第86期2024.4.1~2025.3.31第87期(当連結会計年度)2025.4.1~2026.3.31単年連結経常利益率39.7%42.9%42.3%4年累計連結経常利益率37.0%40.0%41.4% 3.留意事項・本利益連動賞与は、法人税法第34条第1項第3号に規定する業績連動給与であり、支給対象は同号に規定する業務執行役員である執行役(取締役を兼任する者を含む)です。社外取締役は含まれません。・法人税法第34条第1項第3号イに規定する「職務執行期間開始日以後に終了する事業年度の利益の状況を示す指標」は、単年連結経常利益率及び4年累計連結経常利益率とします。・本利益連動賞与には、単年連結経常利益率50%以上、かつ4年累計連結経常利益率20%以上の場合に設計上の最大値となるよう、表5のとおり「役位別上限額」が設けられております。当該「役位別上限額」が、支給する利益連動賞与の支給限度に係る法人税法第34条第1項第3号イ(1)に規定する「確定した額」となります。1.算定方式個人の定性評価と会社の業績から導かれる係数に応じて、前記の役員賞与の計算式により賞与額(千円未満四捨五入)を算出します。業績評価指標のみを基準とする利益連動賞与とは異なり、個人評価賞与は、各執行役(取締役を兼務する者を含む)に係る8段階の定性評価も併せて反映し賞与額を算定します。なお、個人評価賞与役位別基準額は、表1の基本報酬に基づいて算出した額に0.1を乗じることで求められます。2.留意事項・定性評価が下位3段階の場合は、個人評価賞与は支給しません。・業績不振の場合は、個人評価賞与は支給しません。(単年連結経常利益率5%未満を目処)ESG評価は、GHG排出量削減率(Scope1,2)、従業員満足度(ES)調査結果およびMSCI ESGレーティングの3つの評価指標を用いて行います。表6に基づき導かれる係数①から③を乗じて求められたESG評価係数を前記Ⅱ「個人評価賞与」に乗じることにより、賞与額を算出します。なお、ESG評価係数は、最小値0.512~上限1.5の幅で変動します。 (ⅲ)通常型ストックオプション通常型ストックオプションは、中期インセンティブとして位置付け、役位ごとに基準額を設定し、権利付与の2年後から6年間権利行使可能としております。なお、通常型ストックオプションは、各執行役(取締役を兼務する者を含む)への付与個数は以下の計算式に基づいて算定されます。※ オプション評価理論に基づき算出される新株予約権の発行時点における新株予約権の公正なオプション価値 (ⅳ)譲渡制限付株式報酬当社は、2004年に退職慰労金制度を廃止し、株式報酬型ストックオプション制度を採用していました。さらに、この制度を廃止し、執行役(取締役を兼務する者を含む)を対象とした譲渡制限付株式報酬制度を導入しました。経営陣に現物株式を長期インセンティブ報酬として付与し、現物株式を保有させることによって、株主とのより一層の価値共有を進めることを目的としております。本制度による譲渡制限期間は割当日より50年間です。ただし、取締役および執行役のいずれも正当な理由による退任等が生じた場合には譲渡制限を解除します。なお、各執行役(取締役を兼務する者を含む)への割当株数は以下の計算式に基づいて算定されます。 ※1 割当決議日前営業日の終値※2 当社定款第8条において当社の単元株式数を100株と規定していることから、計算の結果、割当株数に100株未満の端数が生じる場合は、これを100株単位に切り上げます。 表1 基本報酬 役位別基準額※1(単位:千円)執行役役位基準額 取締役加算額※2 代表権加算額 COO加算額※3 CEO加算額※3執行役会長56,100 2,100 6,900 9,900 7,200執行役社長53,400 執行役副社長43,800++++執行役専務37,500執行役常務32,400 執行役22,200 ※1:役位ごとに定めた基準額に役割に応じた額を加算し算出します。※2:執行役が取締役を兼務する場合は、加算します。※3:CEOがCOOを兼務する場合、またはCOOを置かず、CEOのみを置く場合には、COO加算額のみを加算します。 表2 単年指標係数 表3 累計指標係数 表4 個人評価賞与 定性評価係数単年連結経常利益率※4単年指標係数 4年累計連結経常利益率※6累計指標係数 個人評価定性評価係数5%未満0 20%未満1.0 S3.55%以上0.50~5.00※5 20%以上1.5 A2.5※4:単年連結経常利益率(%)=単年連結経常利益÷連結売上高×100※5:単年連結経常利益率(%)×0.1(小数第三位以下切捨て)※6:4年累計連結経常利益率=直近4年間の連結経常利益累計額÷直近4年間の連結売上高累計額B+2.0B1.5C1.0D~F0 表5 利益連動賞与 役位別上限額(単位:千円) 役位代表権取締役兼務上限額 執行役会長ありあり216,900※7 執行役会長なしあり174,600 執行役社長ありあり216,900※8 執行役副社長ありあり158,400 執行役副社長なしあり137,700 執行役専務なしあり118,800 執行役専務なしなし112,500 執行役常務なしあり103,500 執行役常務なしなし97,200 ※7:CEOを兼務している場合 ※8:COOを兼務またはCOOを置かずCEOのみを置く場合執行役なしあり72,900 執行役なしなし66,600 表6 ESG評価係数※9指標GHG排出量削減率(Scope1,2)従業員満足度(ES)調査結果MSCI ESGレーティング※11目標値各年度目標値達成※10肯定回答率80%以上A以上評価テーブル達成状況(各年度目標値対比)係数①肯定回答率係数②レーティング係数③10%以上達成1.295%以上1.2AAA1.25%以上10%未満達成1.190~94%以上1.1AA1.1目標値以上5%未満達成1.080~89%以上1.0A1.05%未満未達0.970~79%以上0.9BBB0.95%以上未達0.80~69%以上0.8CCC、B、BB0.8 ※9:係数①から③を乗じることによって求められ、最小値0.512~上限1.5の幅で変動します。※10:目標最終年度(2030年度分)は、カーボンニュートラル達成の場合、係数1.2とします。※11:当該事業年度3月末時点のものを用いることとします。 (ホ)マルス・クローバック当社は、執行役による重大な法令・社内規程違反又は不正行為に起因する財務諸表の修正が必要と認められた場合、本人の作為・不作為にかかわらず当該事象に帰責性のある執行役(以下、対象執行役)に対し、取締役会の決議を経て、以下の措置を取ります。(ⅰ)報酬の減額、不支給又は没収(マルス)当社から対象執行役に対して支給予定の固定報酬及び権利確定前のインセンティブ報酬(賞与、通常型ストックオプション、譲渡制限付株式報酬)の全部又は一部について、減額若しくは不支給又は没収の措置を取ります。(ⅱ)報酬の返還請求(クローバック)当社から対象執行役に対して支給した権利確定後のインセンティブ報酬(賞与、通常型ストックオプション、譲渡制限付株式報酬)のうち、対象執行役の行為がクローバック条項適用事由に該当することを取締役会が決議した事業年度およびその直前3事業年度にかかる報酬について、対象執行役(退任後を含む)又はその相続人に対して返還を請求します。 (ヘ)役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の決定権限当社の役員の報酬等に関する事項は、報酬委員会において決定しております。報酬委員会は委員長1名、委員2名以上で構成し、委員長は、社外取締役が就任しております。委員及び委員長は取締役会で選定決議しております。有価証券報告書提出日(2026年6月16日)現在においては、社外取締役2名、取締役代表執行役社長1名の計3名となっており、2026年6月24日開催予定の定時株主総会及びその後の取締役会終了後においても、引き続き、社外取締役2名、取締役代表執行役社長1名の計3名となる予定です。当事業年度の報酬委員会は計7回開催しました。委員会の活動の詳細は、以下のとおりです。開催年月審議・決議内容2025年4月・2024年度分(2025年6月支給)執行役賞与の個人別支給額の決議・2025年度執行役賞与算定方法の決議・執行役毎賞与上限額の審議2025年6月・執行役賞与の役位別利益連動部分上限額の決議・2025年7月からの取締役・執行役の個別月額報酬の決議2025年7月・執行役に付与予定の通常型ストックオプションの個人別付与個数の決議・通常型ストックオプションの内容決定の決議・執行役に付与予定の譲渡制限付株式の個人別付与株数および当該株式の割当てに際して支給する金銭債権の決議・第3回株式報酬型ストックオプションの行使期間開始報告・役員国内旅費規程改定の決議2025年11月・外資系大手コンサルティング会社のWTW(ウイリス・タワーズワトソン)からの経営者報酬環境の最新状況説明および他社報酬水準比較・役員慶弔規程改定の決議2026年2月・株式保有ガイドライン改定の審議・譲渡制
従業員の状況2,383
(2) 【従業員の状況】① 連結会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)5,547〔1,846〕 (注) 1.従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員数は〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.臨時従業員数には、契約社員(嘱託、準社員及びパートタイマー等の臨時社員)を含み、人材会社からの派遣社員は除いております。3.当社グループは単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)3,687〔1,814〕37.210.618,795,64112.4 (注) 1.従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業員数は〔 〕内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.臨時従業員数には、契約社員(嘱託、準社員及びパートタイマー等の臨時社員)を含み、人材会社からの派遣社員は除いております。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4.当社は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ③ 労働組合の状況当社では、現在労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異国内外の連結子会社を含む連結ベースの女性管理職比率の目標と実績及び多様性に関する取組みについては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (5) テーマ別 <人材戦略に関する基本方針等> ② 施策と方針 ⅷ) ダイバーシティ」に記載しております。 (イ) 提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.3.全労働者(注)4.正規雇用労働者(注)5.パート・有期労働者7.497.657.063.358.4 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.パート社員及び育児・介護等による短時間勤務者については、正社員の所定労働時間(1日当たり7時間45分)で換算した人員数で算出しております。4.全労働者は、正規雇用労働者とパート・有期労働者を含んでおります。5.正規雇用労働者は、正規雇用の労働者及びフルタイムの無期化した非正規雇用の労働者を含んでおります。6.上記表中の数値全てに関して、出向者については、当社から社外への出向者を除き、他社から当社への出向者を含んでおります。 (参考) 総合職、事務職、技能職における職群ごとの賃金等に関する内容は、下記のとおりです。各職群の各等級において、男女の賃金の額の差異に著しい差異はありません。 (1) 総合職等級平均年間給与(円)従業員数(名)男女の賃金の額の差異男性女性男性女性114,140,60712,842,77157110290.8%218,516,71217,051,2703867092.1%321,632,28821,081,0713733997.5%424,790,29521,645,7752121187.3%527,136,33827,936,885915103.0% (2) 事務職等級平均年間給与(円)(注)2.従業員数(名)男女の賃金の額の差異男性女性男性女性1--01-2-11,604,1870111-310,579,25914,431,512274136.4%411,618,59115,789,169249135.9%5--11396.8%622,110,11022,930,69424103.7%7--01- (3) 技能職(注)1.等級平均年間給与(円)(注)2.従業員数(名)男女の賃金の額の差異男性女性男性女性1--16264.3%211,422,35713,149,14711233115.1%314,224,80413,729,0302373996.5%415,586,38013,119,2505334784.2%519,009,79318,214,843267695.8%621,121,52418,671,74173388.4%725,875,869-220-830,486,929-90- (注) 1.技能職とは、試作を含む生産・製造の各工程、製品の据付・保守その他サービス、倉庫・物流、設備・機器の保守、車両の運転、清掃等の定型的熟練作業及び総合職の補助業務を行う職群です。2.男女のいずれかの人数が1名の場合は、個人の年間給与が明らかになってしまうことを避けるため男女別の平均年間給与を非開示としています。 (ロ) 連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況1,203
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金または出資金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等有無資金援助(百万円)主たる営業上の取引設備の賃貸借業務提携等(連結子会社) ㈱ダイイチコンポーネンツ東京都大田区20百万円電動機、発電機、静止形電源装置、自動制御機器等電気機械器具の製造及び販売100.0有―なし建物・設備・備品の賃貸なし㈱ディスコKKMファクトリーズ東京都大田区490百万円当社製造の半導体製造装置等を利用した半導体部品、電子部品の製造請負100.0有―製品販売設備・備品の賃貸なしDISCO HI-TEC AMERICA,INC.アメリカ合衆国1,000千米ドル当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検100.0有―製品販売なしなしDISCO HI-TEC(SINGAPORE) PTE LTD(注)1.2.シンガポール国900千Sドル当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検100.0有―製品販売なしなしDISCO HI-TEC EUROPE GmbHドイツ国1,278千ユーロ当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検100.0有―製品販売なしなしDISCO HI-TEC CHINA CO.,LTD.(注)1.2.中国8,000千米ドル当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検100.0有―製品販売なしなしDISCO HI-TEC TAIWAN CO.,LTD.(注)1.2.台湾30,000千NTドル当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検100.0有―製品販売なしなしDISCO HI-TEC KOREA Corporation韓国1,500百万ウォン当社製造の半導体製造装置等の販売及び保守点検90.0有―製品に係る保守・サービスなしなしその他9社 (持分法適用関連会社) 1社 (注) 1.特定子会社に該当しております。2.DISCO HI-TEC (SINGAPORE) PTE LTD、DISCO HI-TEC CHINA CO.,LTD.及びDISCO HI-TEC TAIWAN CO.,LTD.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 DISCO HI-TEC(SINGAPORE) PTE LTDDISCO HI-TECCHINA CO.,LTD.DISCO HI-TECTAIWAN CO.,LTD.(1) 売上高54,819百万円126,019百万円103,673百万円(2) 経常利益1,919百万円11,686百万円11,001百万円(3) 当期純利益1,382百万円8,749百万円8,795百万円(4) 純資産額10,217百万円13,702百万円13,400百万円(5) 総資産額25,513百万円48,146百万円39,593百万円
配当政策944
3 【配当政策】当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当金を支払うことができる。」旨を定款に定めており、期末配当金と併せて年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当金については株主総会、中間配当金については取締役会であります。当社は、株主の皆様への利益還元重視の姿勢をより明確にするため、2006年2月17日開催の取締役会において配当政策を業績連動型に改め、2012年5月10日開催の取締役会において、より積極的な利益還元を行うため、配当政策を「連結半期純利益の25%」といたしました。ただし、利益水準にかかわらず、安定配当として半期10円(年20円)の配当金を維持いたします。また、年度末時点で、赤字の場合を除き、配当及び法人税等支払い後の現預金残高が技術資源購入資金(技術特許購入、ベンチャーへの出資等)及び設備拡張資金、有利子負債返済資金等の予定必要資金額を超過した場合は、余剰資金の3分の1を目処に配当として上乗せいたします。なお、3期連続で連結純利益が赤字になる場合は、上記安定配当の年20円を見直しする可能性があります。 なお、当社は2022年6月29日開催の定時株主総会において、機動的な配当政策を図ることを目的として「剰余金の配当等会社法第459条第1項各号で定める事項については、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議によって定めることができる」旨の定款変更を行いました。しかしながら、本規定によらず、期末配当金の決定機関は、今後も原則株主総会とし、災害等の不測の事態が原因で株主総会の開催が困難であると判断される場合に限り、取締役会において決定する方針です。 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。期末配当に関する配当金の総額40,781百万円及び1株当たり配当額376円については、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月29日取締役会決議13,9871292026年6月24日定時株主総会決議(予定)40,781376
研究開発活動292
6 【研究開発活動】当連結会計年度の研究開発費総額は34,156百万円となりました。当社グループは、主に半導体や電子部品などの微細加工に使用される精密加工装置や精密加工ツール(消耗品)、アプリケーション技術に関する研究開発活動を行っております。近年、最終製品の小型化、高性能化に伴い顧客から精密加工のニーズは増え続けていることから、高度なKiru・Kezuru・Migakuに関するアブレイシブ技術やレーザ技術、ソフトウェア技術などに携わるエンジニアを積極的に採用しております。また、シリコン以外の素材加工のニーズも増えていることからそれらに対応した研究開発も積極的に行っております。
主要な設備の状況929
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。(1) 提出会社 (2026年3月31日現在)事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計本社・R&Dセンター(東京都大田区)・研究開発設備・販売業務設備・その他設備19,8112,89044,077(28)11,50078,2792,186〔103〕羽田R&Dセンター(東京都大田区)・研究開発設備・その他設備8,4387009,251(32)4,69823,089―〔―〕呉工場(広島県呉市)・精密加工ツール生産設備・砥石応用製品生産設備1,5771,0841,191(16)4794,332151〔418〕桑畑工場(広島県呉市)・精密加工装置生産設備・精密加工ツール生産設備31,3536,1951,647(161)2,99142,188894〔1,010〕茅野工場(長野県茅野市)・精密加工装置生産設備・電動機他生産設備22,6092,250525(99)3,63829,024360〔267〕 (2) 在外子会社 (2026年3月31日現在)会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計DISCO HI-TECAMERICA,INC.本社他(アメリカ合衆国)販売業務設備2,9651,701645(21)1,0966,408261〔1〕DISCO HI-TECEUROPE GmbH本社(ドイツ国)販売業務設備4,0541,699654(10)1926,601127〔4〕DISCO HI-TEC(SINGAPORE)PTE LTD本社(シンガポール国)販売業務設備1,7501,200―(―)1193,069123〔4〕 (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定等の合計であります。2.現在休止中の主要な設備はありません。3.従業員数の〔 〕は、臨時従業員数を外書しております。4.羽田R&Dセンターの従業員は本社・R&Dセンター所属のため、当該事業所の従業員数に含めております。
監査の状況4,780
(3) 【監査の状況】① 監査委員会監査の状況■監査委員会の組織・人員監査委員会は、有価証券報告書提出日(2026年6月16日)現在において社外取締役4名(男性2名、女性2名)で構成されており、経営者や特定の利害関係者の利益に偏ることなく監査の公平性や中立性を維持する体制を十分整えております。2026年6月24日開催予定の定時株主総会及びその後の取締役会終了後は、社外取締役5名(男性3名、女性2名)で構成されることとなり、各構成員の主な知見・経験は、次のとおりです。監査委員会の構成員役職主な知見・経験財務及び会計に関する相当程度の知見時丸 和好常勤監査委員(社外取締役)金融および法務・リスク管理関係の業務に長年携わってきた経験から、財務・会計に関する相当程度の知見と、法務・リスク管理に関する高い見識を有しております。保有隠樹 紀子監査委員(社外取締役)長年にわたり証券アナリストとして活躍されてきた経験から、財務・会計に関する相当程度の知見を有しております。保有Christina L.Ahmadjian監査委員(社外取締役)企業経営、コーポレート・ガバナンスおよび組織文化の研究者としての豊富な経験と高い見識を有しているとともに、数多くの企業において社外取締役として経営に関与した経験を有しております。―村上 敦士監査委員(社外取締役)金融機関において、企画・国際業務やリテール等、オールラウンドに金融業務に携わり、専務執行役員としてグローバルコマーシャルバンキングを管掌した経験に加え、2社において代表取締役社長を務める等、経営者としての豊富な経験および幅広い知識ならびに財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、米国ニューヨーク州の弁護士資格を保有しております。保有佐野 秀司監査委員(社外取締役)金融業務に長年携わり、ホールセールや業務監査および審査等を担当されてきた豊富な経験から、財務・会計に関する相当程度の知見を有するほか、リスク管理に関する高い経験を有しております。保有 ■当事業年度における監査方針・内部統制システムの整備・運用状況の監視・検証の充実・財務報告に係る内部統制の整備・運用状況に関する監視・検証の充実・コーポレート・ガバナンスの実効性を確保するための日常監査業務の充実、内部監査室、内部統制チーム、品質保証部、EHS推進グループ(注)との連携強化・経営判断原則に則った経営の監視・検証等、経営的視点に立った監査の充実・海外を含む連結子会社・関連会社に関する経営方針の浸透度、業績動向の的確な把握による監査の充実・サステナビリティへの取組状況、環境経営推進体制の整備・運用状況の確認・会計監査人との密接な連携及びその独立性・職業的専門家としての適正性の監視 (注) EHS推進グループは、サステナビリティの中でも、EHS(環境、健康・衛生、安全)の観点より、環境管理および労働安全衛生に関する業務を担う組織であり、かつ全社環境委員会事務局も担っております。 ■当事業年度における活動状況監査委員会は、期初に監査方針、監査計画、役割分担を決め、各監査委員はそれに従って、内部監査室等の内部統制部門と連携の上、取締役会、経営会議、全社環境委員会、営業戦略会議、海外現地法人会議、幹部会等の重要会議に出席し、取締役・執行役等からその職務の執行に関する事項(内部統制システムの整備・運用状況を含む)の報告を受け、本社・事業所・工場に関して、業務及び財産の状況を調査しました。監査委員会は、原則として毎月1回定期開催するほか、必要に応じて随時開催しており、当事業年度は15回開催しました。監査委員会は、会計監査人との連携の重要性を認識し、会計監査人の実施する棚卸実査に立会いしたほか、密接な情報交換に努め、監査計画、期中レビュー結果及び決算実施説明書等の説明を受けて内容を確認しております。監査上の主要な検討事項(KAM)については、会計監査人より説明を受けて、その検討状況を確認しており、監査報告の通知を受けるに当たっては、監査の方針・方法・結果が相当であるかを監視・検証しております。当事業年度は6回の会合を持ちました。また、監査委員会は、監査計画、監査体制、独立性、職業的専門性、職務遂行状況等について、会計監査人及び社内関係部署から説明を受け、監査報酬水準の適正性を含め、会計監査人の評価を行っております。常勤監査委員の活動として、年間の監査計画に基づき、本社・事業所・工場に関して、業務及び財産の状況を調査するとともに、上記の重要会議に出席し、経営状況・意思決定プロセスについて常時把握しております。また、重要な決裁書類等を閲覧しているほか、内部監査室、財務報告に係る内部統制監査担当部署及び会計監査人と定期的に会合を持ち、積極的な意見交換・情報交換を行っております。 ■当事業年度における具体的な検討内容監査委員会における具体的な検討内容は、以下のとおりです。・監査方針・監査実施計画・活動予定・会計監査人に対する会計監査等の報酬額・内部監査室との連携強化・品質保証部との連携強化・EHS推進グループとの連携強化・内部統制チームとの連携強化・常勤監査委員からの調査状況の報告・会計監査人からの非保証業務提供・監査委員の活動状況・会計監査人の監査の方法及び結果・監査委員会監査報告書の作成・会計監査人の選任継続 等 ■当事業年度における個々の監査委員の出席状況対象期間開催回数監査委員会の構成員役職2025年6月24日開催の定時株主総会終結の時まで4回山口 裕正監査委員時丸 和好監査委員長(常勤)隠樹 紀子監査委員松尾 亜紀子監査委員茂木 美樹監査委員2025年6月24日開催の取締役会において監査委員に選定以降11回時丸 和好監査委員長(常勤)隠樹 紀子監査委員Christina L.Ahmadjian監査委員村上 敦士監査委員 監査委員会の構成員出席状況山口 裕正100%(4回/4回)時丸 和好100%(15回/15回)隠樹 紀子100%(15回/15回)松尾 亜紀子100%(4回/4回)茂木 美樹100%(4回/4回)Christina L.Ahmadjian100%(11回/11回)村上 敦士90.9%(10回/11回) (注)1.表中、2025年6月24日開催の定時株主総会終結の時をもって退任した取締役は背景をグレーで表示しております。2.2025年4月から2026年3月までに開催された監査委員会は15回であります。3.監査委員Christina L. Ahmadjian氏および村上 敦士氏の就任以降開催された監査委員会は11回となっております。4.山口 裕正氏および茂木 美樹氏は、2025年6月24日開催の定時株主総会終結の時をもって取締役を退任しているため、当該時点までに開催された監査委員会に関する出席状況を記載しております。 ② 内部監査の状況監査委員は、内部監査室(2名)に対し、監査委員が行う監査業務に必要な事項を遂行させることができ、内部監査室は、監査委員に対し、内部監査の実施状況はもとより、会社に著しい損害を及ぼすおそれがある事実、内部通報制度に基づく情報など、予め定めた監査委員会に対する報告事項について、適切かつ迅速に報告しております。また、内部監査室による内部監査は、不正・不祥事を未然に防ぐ適切な環境やシステムの整備・運用に寄与すべく、当社およびグループ会社の各部門の業務全般に亘って監査を実施しており、その結果は、直接、取締役会に報告する仕組みはないものの、代表執行役及び監査委員全員を含む取締役に報告されております。監査の結果、指摘事項があり代表執行役より業務改善指示が発令された場合、これを受理した被監査部門長は、改善の内容及び実施計画等を付した回答書を作成し、その回答書は上記のレポートラインで報告されます。なお、事業所及び海外現地法人等への監査については、内部監査室が年間計画のもと往査し、監査委員はその結果の報告を受けるほか、必要に応じ随時往査しております。 ③ 会計監査の状況(イ)監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人(ロ)継続監査期間23年間継続監査期間は、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人が2003年に新日本監査法人から業務を引き継いで以降の期間を開示しております。なお、それ以前の期間においては、1996年より新日本監査法人の前身であるセンチュリー監査法人が当社の財務諸表監査を行っています。(ハ)業務を執行した公認会計士永井 勝川口 真樹(ニ)監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士16名、その他40名です。(ホ)監査法人の選定方針と理由会計監査人の能力、組織及び体制、監査品質、独立性等を総合的に勘案して判断しております。当社は、有限責任 あずさ監査法人が、独立した会計監査人としてふさわしい業務遂行能力を有しており、またすべての監査業務は、高度な専門性を有する審査員によって客観的に評価されるとともにその適正性の審査を受けているため、適切な品質管理体制を有していると判断しております。なお、監査委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。(ヘ)監査委員会による監査法人の評価当社の監査委員会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、独立した会計監査人としてふさわしい業務遂行能力及び品質管理体制を有しているかの観点から行っております。 ④ 監査報酬の内容等(イ)監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社40―551連結子会社―――18計40―5520 (当連結会計年度)当社および連結子会社における非監査業務の内容は、サステナビリティに関連する開示支援業務です。 (ロ)監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に対する報酬((イ)を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社―7―38連結子会社81848676計819286115 (前連結会計年度)当社および連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務等です。(当連結会計年度)当社における非監査業務の内容は、サステナビリティに関連する開示支援業務等です。また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務等です。 (ハ)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。(ニ)監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、監査公認会計士等の独立性を損なわないような体系を保持することを前提として、監査日数、当社の規模・業務の特性等の要素を勘案して決定しております。また、監査報酬は監査委員会の同意を得て決定することとしております。(ホ)監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、従前の事業年度における業務遂行状況や報酬見積りの算出根拠などに基づき審議した結果、妥当であると判断したためです。
株式の保有状況585
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする株式を、保有目的が純投資目的である投資株式と位置づけております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(イ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、非上場株式以外の株式を保有していないため、記載を省略しております。 (ロ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式29非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 (ハ)特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革1,775
2 【沿革】年月事項1937年5月工業用砥石を製造、販売する目的で第一製砥所(個人営業)を創業。1940年3月組織を有限会社第一製砥所に変更(設立)。1958年11月有限会社第一製砥所を株式会社第一製砥所に改組。1969年12月米国販売拠点として、DISCO ABRASIVE SYSTEMS,INC.(現 DISCO HI-TEC AMERICA,INC.)を設立。(現 連結子会社)1970年9月精密切断装置を開発、販売を開始。1975年2月半導体用ダイシングソーを開発、販売を開始。精密ダイヤモンド工具へ進出。1977年4月「株式会社ディスコ」に商号変更。1979年2月東南アジア販売拠点としてシンガポール駐在員事務所(現 DISCO HI-TEC(SINGAP0RE)PTE LTD)を開設。(現 連結子会社)1979年9月欧州販売拠点として、Helmut Seier氏との共同出資によるDISCO SEIER AGをスイスに設立。1980年1月精密平面研削装置を開発、販売を開始。1982年3月DISCO DEUTSCHLAND GmbH(現 DISCO HI-TEC EUROPE GmbH)を設立。(現 連結子会社)1983年1月株式会社ディスコ技研(後の株式会社ディスコ エンジニアリング サービス)設立。1983年12月本社を東京都大田区に移転し、隣接地に研究開発拠点として本社工場を新設。1984年3月産業用ダイヤモンド工具へ進出。1985年11月株式会社ディスコ エンジニアリング サービスに、保守・サービス業務を移管。1989年10月社団法人日本証券業協会より店頭売買銘柄としての登録承認を受け、株式を公開。1990年12月DISCO HI-TEC EUROPE GmbHを当社100%子会社とし、欧州販売拠点をスイスから移転。1994年11月国際標準化機構が定める品質システムISO9002を精密ダイヤ製造部門で取得。1995年8月国際標準化機構が定める品質システムISO9001をPS事業部(現 全拠点に該当)で取得。1996年4月中国サービス拠点として上海駐在員事務所(現 DISCO HI-TEC CHINA CO.,LTD.)を開設。(現 連結子会社)1998年2月国際標準化機構が定める環境マネジメントシステムISO14001を広島事業所(呉工場及び桑畑工場)で取得。1999年12月東京証券取引所市場第一部に株式を上場。2002年8月精密切断装置としてレーザソーを開発、販売を開始。2003年11月全自動グラインダ/ポリッシャ装置を開発、販売を開始。2004年11月本社及び研究開発拠点として本社・R&Dセンターを東京都大田区大森北に新設し、移転。2005年1月株式会社ディスコ エンジニアリング サービスを吸収合併。2006年8月株式会社ダイイチコンポーネンツを設立。(現 連結子会社)2006年8月国際標準化機構が定める環境マネジメントシステムISO14001を国内全拠点で取得。2007年8月台湾販売拠点として DISCO HI-TEC TAIWAN CO.,LTD.を設立。(現 連結子会社)2008年11月本社・R&DセンターB棟を建設。2010年1月広島事業所の桑畑工場においてA棟を建設。2010年6月長野県茅野市の茅野工場においてA棟を建設。2012年1月広島事業所の呉工場においてC棟を建設。2012年5月国際標準化機構が定める事業継続マネジメントシステムISO22301:2012を本社及び広島事業所(呉工場及び桑畑工場)で取得。2012年6月シンガポールオフィスの新社屋、DISCO HI-TEC Singapore One-Stop Solution Centerを建設。2015年1月広島事業所の桑畑工場においてA棟Bゾーンを建設。2018年4月長野事業所を開設。2019年1月広島事業所の桑畑工場においてA棟Cゾーンを建設。2021年1月長野事業所の茅野工場においてB棟を建設。2021年8月広島事業所の桑畑工場においてA棟Dゾーンを建設。2022年3月羽田R&Dセンターを開設。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

6
譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行の払込完了に関するお知らせその他 · 16:00
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当社執行役に対するストックオプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせその他 · 16:00
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2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 16:00
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2027年3月期第1四半期業績予想値と実績値との差異ならびに第2四半期業績予想および配当予想に関するお知らせ業績予想 · 16:00
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譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行に関するお知らせその他 · 16:00
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当社執行役に対するストックオプション(新株予約権)の募集事項に関するお知らせその他 · 16:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100YV1S
臨時報告書臨時報告書 · S100YRV5
臨時報告書臨時報告書 · S100YRV8
臨時報告書臨時報告書 · S100YKBJ
内部統制報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YC6O
確認書確認書 · S100YC6K
有価証券報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YC6I
半期報告書-第87期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100WXF1
確認書確認書 · S100WXF6
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100WG31
臨時報告書臨時報告書 · S100WDOS
臨時報告書臨時報告書 · S100WDOU
臨時報告書臨時報告書 · S100W539
内部統制報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W0K7
確認書確認書 · S100W0KA
有価証券報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W0JY
確認書確認書 · S100ULEA
半期報告書-第86期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100ULE8
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100U5BN
臨時報告書臨時報告書 · S100U2J6
臨時報告書臨時報告書 · S100U2J5
臨時報告書臨時報告書 · S100TQ6R
確認書確認書 · S100TNLJ
内部統制報告書-第85期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TNLO
有価証券報告書-第85期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TNLG
確認書確認書 · S100SOMD
四半期報告書-第85期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SOM9
確認書確認書 · S100S25F
四半期報告書-第85期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S25D
確認書確認書 · S100RGDH
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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