ナ
株式会社ナカニシ
NAKANISHI INC.
812億円売上高(FY2025)
-2.0%ROE
71.0%自己資本比率
71財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2025の売上高は812億円(前年比+5.4%)。営業利益は141億円(営業利益率17.4%)、当期純利益は-24億円。総資産1,602億円に対し自己資本比率は71.0%、ROEは-2.0%。精密機器の中央値(ROE 9.7%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは166億円の創出、現金及び現金同等物は460億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)3,125円2026-09-04
PER—
PBR2.28倍
配当利回り1.73%
時価総額(概算)2,250億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高812億円+5.4%
営業利益141億円-3.5%
当期純利益-24億円-128.0%
総資産1,602億円
純資産1,141億円
営業利益率17.4%
ROE-2.0%
自己資本比率71.0%
EPS-28.7円
BPS1,368.9円
1株配当54円
配当性向—
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE-2.0%中央値 9.7%
営業利益率17.4%中央値 9.2%
自己資本比率71.0%中央値 65.7%
健全性スコア71.0点中央値 74.0点
帯は精密機器(32社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 812億円 | 141億円 | 169億円 | -24億円 | 1,602億円 | 1,141億円 | -28.7 | -2.0% | 71.0% |
| FY2024 | 770億円 | 146億円 | 173億円 | 86億円 | 1,583億円 | 1,212億円 | 101.4 | 7.3% | 76.3% |
| FY2023 | 597億円 | 143億円 | 172億円 | 228億円 | 1,408億円 | 1,132億円 | 267.6 | 22.4% | 80.1% |
| FY2022 | 487億円 | — | 176億円 | 125億円 | 1,026億円 | 910億円 | 145.5 | 14.4% | 88.4% |
| FY2021 | 449億円 | 138億円 | 140億円 | 101億円 | 945億円 | 829億円 | 116.7 | 12.7% | 87.5% |
| FY2020 | 331億円 | 85億円 | 86億円 | 65億円 | 825億円 | 763億円 | 74.5 | 8.7% | 92.3% |
| FY2019 | 354億円 | — | 98億円 | 71億円 | 775億円 | 725億円 | 82 | 10.2% | 93.2% |
| FY2018 | 365億円 | — | 107億円 | 76億円 | 733億円 | 671億円 | 87.6 | 11.7% | 91.4% |
| FY2017 | 343億円 | — | 104億円 | 73億円 | 695億円 | 630億円 | 84.8 | 12.4% | 90.4% |
| FY2016 | 318億円 | — | 76億円 | 53億円 | 619億円 | 559億円 | 61.2 | 9.8% | 90.0% |
| FY2015 | 319億円 | — | 99億円 | 62億円 | 585億円 | 528億円 | 71.2 | 12.1% | 90.2% |
営業CF166億円
投資CF-87億円
財務CF7億円
現金及び現金同等物460億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Dental Products482億円
DCIProducts205億円
Industrial Products69億円
Surgical Products55億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | ナカニシE&N株式会社 | 5.5% |
| 2 | 中西千代 | 5.3% |
| 3 | 公益財団法人NSKナカニシ財団 | 4.5% |
| 4 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.9% |
| 5 | 株式会社オフィスナカニシ | 3.8% |
| 6 | ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.6% |
| 7 | 中西英一 | 3.4% |
| 8 | 中西賢介 | 3.3% |
| 9 | 株式会社足利銀行 | 2.7% |
| 10 | ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.7% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025中間(〜2025-06-30) | 392億円 | 76億円 | 69億円 | 35億円 | 19.4% | — | 41.8 |
| FY2024中間(〜2024-06-30) | 386億円 | 83億円 | 105億円 | 70億円 | 21.5% | — | 82.9 |
| FY2023中間 | 283億円 | 80億円 | 110億円 | 80億円 | 28.4% | — | 93.7 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢41歳
平均年間給与568万円
平均勤続年数11.8年
管理職に占める女性比率6.7%
男女の賃金の差異(全労働者)77.6%
男女の賃金の差異(正規雇用)71.4%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 3億円 | 3 | 1億円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 5百万円 | 1 | 5百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容929字
3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社28社で構成されており、歯科医療用機器、歯科チェア、一般産業用切削・研削器の製造・販売を主たる業務としております。 当社グループの事業における位置付け及び報告セグメントとの関連は、次のとおりであります。 歯科事業 当事業においては、治療用ハンドピース、技工用マイクロモーター&ハンドピース、外科用ハンドピース及び滅菌器等の製造・販売をしております。[主な関係会社]当社、NSK-AMERICA CORP.、NSK EUROPE GmbH、NSK FRANCE S.A.S.、上海弩速克国際貿易有限公司、NSK OCEANIA PTY.LTD.、NSK UNITED KINGDOM LTD.、NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.、NSK Dental Italy s.r.l.、NSK DENTAL KOREA CO.,LTD.、NSK NAKANISHI AMERICA LATINA LTDA.、Integration Diagnostics Sweden AB、四川中西歯科制造有限公司及び桂林市鋭鋒医療器械有限公司 DCI事業 当事業においては、歯科チェア等の製造・販売をしております。[主な関係会社]DCI International, LLC 外科事業 当事業においては、脳神経外科をはじめとする外科領域で必需品となっている骨切削機器等の製造・販売をしております。[主な関係会社]当社、NSK-AMERICA CORP.、NSK EUROPE GmbH、上海弩速克国際貿易有限公司、NSK UNITED KINGDOM LTD.、NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.及び四川中西歯科制造有限公司 機工事業 当事業においては、手作業用グラインダー及び機械装着用スピンドル等の製造・販売をしております。[主な関係会社]当社、NSK-AMERICA CORP.及びNakanishi Jaeger GmbH 事業の系統図は、次の通りであります。(注) ※印は非連結子会社で持分法非適用会社であります。 その他に連結子会社3社、非連結子会社10社あります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,300字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)会社の経営の基本方針 当社グループは、1930年の創業以来「顧客のニーズにより新製品を開発し、堅牢、優美にして廉価な製品づくりで社会の信頼に応える」を経営の基本に据え、歯科医療分野、外科医療分野及び一般産業分野において、常に新しいニーズを的確に把握し新製品の開発を行い、国内はもとより世界135ヵ国以上でご愛顧いただいております。 また品質基本方針として、「品質第一を基本とし全員参加の品質管理により顧客の満足と信頼に応える」を掲げ1997年にISO9001(品質マネジメントシステムに関する国際規格)の認証を取得すると共に1999年にはISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)の認証も取得し、全社員による徹底した品質保証体制と顧客満足を第一とする設計開発・製造・サービス体制を図っております。更に製品の生産、使用、廃棄に至るまでの各段階において地球にやさしい環境への配慮をし、また、欧州の廃棄電気・電子機器(WEEE)指令、電気電子機器含有特定危険物質制限(ROHS)指令に適応させると共に、欧米における販売・サービスの強化を図り、今後も世界のナカニシとしてブランド力のアップへと邁進してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、創業100周年を迎える2030年に向け、グローバル市場において、革新的「削るテクノロジー」による新製品を次々と生み出し、全世界の人々の健康寿命の延伸に大きく貢献できるONLY ONEの医療機器メーカーになることを目指しています。 当社グループの長期ビジョンにおける事業展開のキーワードは、「超高齢化」です。超高齢社会において、「健康寿命の延伸」が最重要課題であり、その解は「歯の健康」と「体の健康」にあります。また、超高齢化により「労働人口の減少」が、日本、欧州、中国などの経済成長のボトルネックになりつつあり、その解の一つは「工場の自動化」にあると考えています。これらの社会ニーズに対して、ナカニシの“革新的「削るテクノロジー」”により、革新的な新製品とサービスを生み出し、大きく社会に貢献し、企業価値を高めて参ります。 また、当社グループは、長期ビジョンに基づき、持続的な成長を実現するために、2025年より中期経営計画NV2030(2025年~2030年)をスタートさせております。NV2030では、以下の重点施策を推進しています。1.歯科事業 ・歯科用ハンドピース等の主力製品におけるブランド力および販売力の一層の強化 ・OEMおよびDSOビジネスの拡大を通じた、安定的かつ継続的な収益の確保 ・予防歯科・訪問診療関連製品等の拡充による、製品ラインアップの強化 ・新興国市場における価格競争を見据えた、コスト競争力を意識した製品展開 ・グローバルアフターサービス体制の強化による、顧客満足度向上2. DCI事業 ・競争力のある製品ラインアップの拡充 ・DSOを含む販売チャネルの多様化を通じた、市場プレゼンスの向上 ・歯科用ハンドピースとのバンドル販売相乗効果の最大化3.外科事業 ・既存製品の改良および新製品投入を通じた、競争力のある製品群の構築 ・国内および北米市場を中心とした販売体制の強化 ・外部経営資源の活用(提携・M&A等)も視野に入れた事業拡大4.機工事業 ・精密・微細加工分野に特化した、高付加価値スピンドル製品の開発・販売強化 ・既存製品の更新および用途拡張による、安定的な事業基盤の維持 ・欧州を中心としたグローバル展開の推進と、グループ内技術・販売シナジーの創出 (3)目標とする経営指標 当社グループでは、創業100周年を見据えた中期経営計画において、2027年および2030年を目標年次として、売上高、EBITDA、収益性および資本効率等を重要な経営指標として位置付けております。具体的には、2027年を目標として、連結売上高880億円~950億円、EBITDA220億円~250億円2030年を目標として、連結売上高1,000億円~1,200億円、EBITDA250億円~330億円を目指しております。 また、資本効率の観点からROE12%を目標水準とし、株主還元については総還元性向70%を基本方針としております。加えて、事業環境の変化に柔軟に対応するため、手元流動性比率については概ね8カ月程度を目安とした財務運営を行ってまいります。 (4)経営環境及び会社の対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、地政学的リスクの高まりや為替相場の変動、各国における医療機器規制の動向等により、事業環境の不透明感が継続しております。また、設備投資や医療機器需要については、地域や市場分野によって回復の度合いに差がみられるなど、先行きには引き続き不確実性が残る状況にあります。このような経営環境の中で、当社グループは、国内外の経済動向や市場環境を注視しつつ、事業ポートフォリオの最適化、競争力のある製品の継続的な投入およびグローバルオペレーションの高度化を通じて、変化に柔軟に対応できる経営体制の構築に取り組んでまいります。 あわせて、品質・安全性の確保、コスト競争力の強化および人材基盤の充実を図ることで、グローバルな競争環境において持続的な成長を目指してまいります。
事業等のリスク2,811字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性があるリスクの一部を以下に挙げていますが、全てのリスクを網羅している訳ではありません。当社グループの事業は、現時点では未知であったり、特筆すべき又は重要と認識していない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 なお、以下に挙げた事項は、当連結会計年度末現在入手し得る情報に基づいて当社が判断したものであります。 (1)輸出比率が高いことによるリスク 当社グループはグローバルに事業を展開しており、海外売上高の比率が相対的に高い傾向にあります。当社グループの外貨建取引及び外貨建資産等は、連結財務諸表作成時に円換算するため、為替レートの変動は、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)法的規制 当社グループの主力製品である医療機器は、日本国内では医薬品医療機器等法、欧州ではMDR(欧州医療機器規則)、米国ではFDA(米国食品医薬品局)規制といったように、各国にて医療面および環境面などにおける法的規制を受けております。従いまして、今後これらの規制が変更された場合に、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)品質問題 当社グループは、製品の特性に応じて最適な品質を確保できるよう、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001に基づいた品質保証体制を確立し、更に医療機器につきましては、ISO13485(医療機器に関する品質マネジメントシステム)やGMP(製造管理及び品質管理規則)などの規格にも対応し、厳格な品質管理のもと生産活動を行っております。しかしながら、将来的に予期せぬ不具合が発生する可能性は皆無ではなく、この場合において、当社グループの業績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)企業買収に関するリスク 当社グループでは、事業の持続的な成長の実現のために、既存事業とのシナジー効果が期待できる企業に対するM&Aを実施しております。M&Aにあたっては、市場動向や顧客のニーズに加えて、対象企業の財務内容や契約関係等について、詳細なデュー・ディリジェンスを通じた事前調査を行い、十分にリスクを検討した上で決定しておりますが、事業環境の悪化等により予想どおりの収益が得られない場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)訴訟に関するリスク 当社グループにかかわる訴訟リスクとして大きく分けて知的財産にかかわるリスクと医療事故・製造者責任にかかわるリスクがあり、それらを通じて財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 知的財産に関しましては、自社の知的財産を権利化することにより第三者から防護するとともに、情報セキュリティを推進し、秘匿すべきノウハウ等の社外への流出防止を図る一方、第三者の知的財産権については、継続的に調査を行うことにより侵害の予防に努めておりますが、以下に掲げるようなリスクがあります。・特定の国、地域においては、知的財産権に対する意識の欠如などの固有の理由により、第三者の侵害行為を効果的に取締まることができず、これによる売上低下、価格競争など、当社グループの業績及び財務状況に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。・当社グループの製品について、予期しない第三者から知的財産権の侵害を理由に訴訟を提起され、当社グループの主張が認められなかった場合、当社グループは多額の損害賠償金、製造差止めなどの不利益を受ける可能性があります。・当社グループの保有する知的財産権が、第三者から異議申立てなどの法的手段により無効にされ、第三者が同一事業分野へ参入してきた場合、当社グループの売上低下、価格競争など、業績及び財務状況に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。・当社グループは、第三者が、当社グループの保有する知的財産権を侵害した場合、訴訟等に多額の費用を費やす可能性があるとともに、当社グループの主張が認められなかった場合、以後の事業展開に大きな影響を及ぼす可能性があります。・当社グループの製品の中には、第三者から許諾された特許の使用を前提にした製品がありますが、今後も、当社グループが許容できる条件で、第三者から使用許諾を受けられる保証はなく、不利な条件で和解したり、事業展開に大きな影響を及ぼす可能性があります。 医療事故訴訟、製造者責任にかかわる訴訟リスクに関しましては、当社グループは医療機器の設計、開発、製造段階で製品の安全性の確保に全力で努めておりますが、使用時の偶発的な不具合などにより他者に損害を与え賠償責任を請求されるリスクがあります。将来的に法令もしくは規制による訴訟等のリスクにさらされることも考えられ、その際も当社グループの経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6)情報セキュリティに関するリスク 当社グループでは情報セキュリティ基本方針を策定し、情報セキュリティ管理のための組織体制を構築するとともに、各リスクへの対策を運用し、情報セキュリティの確保と維持に努めております。さらに、従業員への教育を継続的に実施し、情報セキュリティへの意識向上に取り組んでおります。しかしながら、これらの取り組み及ばず、サイバー攻撃やウイルス感染等による業務システムの停止、情報の漏洩、情報システムの障害等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)大規模な自然災害・感染症等に関するリスク 当社グループでは、有事に備えた危機管理体制の整備に努め対策を講じておりますが、台風、地震、津波等の自然災害及び新型コロナウイルスや新型インフルエンザ等の感染症が想定を大きく上回る規模で発生及び流行し、当該地域の工場及び事務所の稼働が長期にわたって困難になった場合及び顧客の属する業界に影響を及ぼした場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 (8)地政学的リスクおよび経済安全保障に関するリスク 当社グループは、グローバルに事業を展開していることから、特定地域における地政学的緊張の高まり、テロ行為、政権交代による政策変更等の影響を受ける可能性があります。 また、近年強化されつつある経済安全保障の観点からの各国規制や制裁措置、戦略物資に係る輸出規制、調達制限等により、原材料や部品の安定調達、生産活動、販売活動に影響が生じる可能性があります。これらの事象が顕在化した場合には、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,956字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要① 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、アメリカでは緩やかな成長が続いているものの、物価高や政策の不透明さの影響により、企業や消費者の景気に対する不安が強まっています。ヨーロッパにおいても回復傾向は見られるものの、ドイツやフランスなど主要国の低迷、地政学的リスク、政策の不透明さが成長の足かせとなっています。 一方、国内経済は設備投資が堅調に推移しているものの、個人消費は弱く、物価高の影響により停滞が続いています。 このような事業環境の中、売上高については4つの事業すべて増収となりました。また、利益面については、EBITDA、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも減益となりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は、81,179,143千円(前年同期比5.4%増)、EBITDAは、19,899,423千円(前年同期比2.7%減)、営業利益は、14,089,536千円(前年同期比3.5%減)、経常利益は、16,933,969千円(前年同期比2.0%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は、2,398,213千円(前年同期8,577,872千円の利益)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。 (歯科事業) 歯科事業の売上高については、国内、北米及びアジアで減収となったものの、欧州において増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は、48,197,285千円(前年同期比3.6%増)、セグメントEBITDAは、19,238,663千円(前年同期比0.5%減)、セグメント営業利益は、16,852,762千円(前年同期比1.3%減)となりました。 (DCI事業) DCI事業の売上高については、DSO(Dental Service Organization)への販売が一服したものの、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は20,538,007千円(前年同期比5.6%増)、セグメントEBITDAは1,866,563千円(前年同期比23.7%減)、セグメント営業損失は490,483千円(前年同期90,106千円の利益)となりました。 (外科事業) 外科事業の売上高については、国内、北米、欧州及びアジアの全ての地域で、前年同期に比べて増収となりました。利益面についても、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて増益となりました。 この結果、売上高は、5,537,559千円(前年同期比28.1%増)、セグメントEBITDAは、2,837,091千円(前年同期比19.2%増)、セグメント営業利益は、2,667,290千円(前年同期比18.5%増)となりました。 (機工事業) 機工事業の売上高については、国内及び欧州で減収となったものの、北米及びアジアで増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメントEBITDA及びセグメント営業利益ともに、前年同期に比べて減益となりました。 この結果、売上高は、6,906,290千円(前年同期比2.5%増)、セグメントEBITDAは、1,180,483千円(前年同期比17.7%減)、セグメント営業利益は、817,321千円(前年同期比1.0%減)となりました。 ② 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末の総資産の残高は、160,155,463千円で、前連結会計年度末に比べ1,855,920千円増加いたしました。主な要因は、現金及び預金が15,266,774千円並びに建物及び構築物が2,348,840千円増加した一方で、のれんが15,998,745千円減少したこと等によるものです。 負債の残高は、46,081,022千円で、前連結会計年度末に比べ8,980,841千円増加いたしました。主な要因は、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)が14,192,705千円増加した一方で、短期借入金が6,148,430千円減少したこと等によるものです。 純資産の残高は、114,074,441千円で、前連結会計年度末に比べ7,124,920千円減少いたしました。主な要因は、利益剰余金が6,547,017千円減少し、並びに自己株式が2,921,187千円増加したこと等によるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ10,740,004千円増加し、45,964,061千円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、16,649,420千円の収入(前年同期は15,302,565千円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益3,278,621千円の計上により資金が増加した一方で、法人税等の支払額5,721,196千円により資金を支出したこと等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、8,682,539千円の支出(前年同期は7,941,650千円の支出)となりました。主な支出は、有形固定資産の取得による支出4,394,084千円等であります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、679,155千円の収入(前年同期は598,510千円の収入)となりました。主な収入は、長期借入れによる収入18,000,000千円であります。主な支出は、短期借入金の返済による支出13,500,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比(%)歯科事業(本)2,810,967118.8DCI事業 (台)8,491103.1外科事業(本)25,629194.9機工事業(本)82,978103.8合計--(注) 生産実績は、生産本数及び台数で表示しております。 b.受注実績当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)歯科事業50,755,032114.09,016,452139.6DCI事業20,966,655109.31,805,872131.1外科事業5,779,194136.0508,521190.5機工事業7,421,452112.5899,914233.9合計84,922,335113.912,230,760144.1 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)前年同期比(%)歯科事業(千円)48,197,285103.6DCI事業 (千円)20,538,007105.6外科事業(千円)5,537,559128.1機工事業(千円)6,906,290102.5合計(千円)81,179,143105.4(注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。相手先前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)Henry Schein, Inc.12,439,14216.110,653,18013.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針及び見積りについては、第5[経理の状況]-1[連結財務諸表等]-(1)[連結財務諸表]-[注記事項]-「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご参照ください。 ② 経営成績等の分析 当社グループの当連結会計年度の売上高は、81,179,143千円(前年同期比5.4%増)となりました。 当社グループの海外売上高の比率は、前連結会計年度87.9%、当連結会計年度88.4%と、高い比率となっております。そのため、為替の変動が当社グループの経営成績に影響を及ぼします。当社グループが採用した前連結会計年度の平均為替レートは、1米ドル151.44円、1ユーロ163.80円であり、当連結会計年度の平均為替レートは、1米ドル150.43円、1ユーロ169.18円であり、それぞれ、1.01円の円高(前年同期比0.7%円高)、5.38円の円安(前年同期比3.3%円安)となっております。この影響により、当社グループの当連結会計年度の売上高は、275,072千円増加しております(前年同期比4.0%増の影響)。 下記は、実績レートと前連結会計年度の平均為替レートを採用した場合の比較であります。(実績レートの売上高)セグメントの名称前連結会計年度(千円)当連結会計年度(千円)増減(千円)前年同期比(%)歯科事業46,527,00848,197,2851,670,2763.6DCI事業19,454,75320,538,0071,083,2545.6外科事業4,321,6795,537,5591,215,87928.1機工事業6,738,0046,906,290168,2852.5合計77,041,44681,179,1434,137,6965.4 (当連結会計年度の平均為替レートを前連結会計年度で採用した場合の売上高)セグメントの名称前連結会計年度(千円)当連結会計年度(千円)増減(千円)前年同期比(%)歯科事業46,852,96848,197,2851,344,3162.9DCI事業19,325,00320,538,0071,213,0046.3外科事業4,332,1495,537,5591,205,40927.8機工事業6,806,3976,906,29099,8921.5為替の影響△275,072-275,072-合計77,041,44681,179,1434,137,6965.4 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。 当社グループの資金運営は、営業キャッシュ・フローで獲得した資金を主な財源としております。また、当社グループは、事業活動を行うための資金の調達に際し、低コストで安定的な資金の確保を重視しております。 なお、当連結会計年度末における借入金等の有利子負債の残高は、26,772,785千円であります。 また、当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、45,964,061千円であります。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、2030年12月を最終年度とする中期経営計画「NV2030」を推進しており、同計画において売上高1,000億円~1,200億円、EBITDA250億円~330億円の達成を目指してまいります。
セグメント情報3,804字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1 報告セグメントの概要報告セグメントの決定方法 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、製品の種類、販売市場等の類似性を基に「歯科事業」、「DCI事業」、「外科事業」及び「機工事業」の4つを報告セグメントとしております。 各報告セグメントに属する主要製品報告セグメント主要製品歯科事業治療用ハンドピース、技工用マイクロモーター&ハンドピース、口腔外科用ハンドピース、滅菌器、部品その他DCI事業デンタルチェアー、デンタルユニット用パーツ外科事業医療用マイクロモーター&ハンドピース、部品その他機工事業手作業用グラインダー、機械装着用モーター&スピンドル、部品、商品(先端工具) 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載の通りであります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 歯科事業DCI事業外科事業機工事業計売上高 外部顧客への売上高46,527,00819,454,7534,321,6796,738,00477,041,446-77,041,446セグメント間の内部売上高又は振替高214,311---214,311△214,311-計46,741,32019,454,7534,321,6796,738,00477,255,758△214,31177,041,446セグメント利益17,081,39690,1062,250,531825,25020,247,285△5,651,09214,596,193セグメント資産35,241,51046,798,2051,663,9338,189,80891,893,45766,406,085158,299,542その他の項目 減価償却費2,029,3281,089,251128,622446,1823,693,384515,3804,208,765有形固定資産及び無形固定資産の増加額2,912,54679,678506,461610,1634,108,8491,226,9135,335,763(注)1.調整額は、以下の通りであります。(1)セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。(2)セグメント資産の調整額は、報告セグメントに含まれない有価証券、投資等であります。(3)その他の項目の減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに属しない本社の建物の償却費であります。(4)その他の項目の固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに属しない本社の建物の設備投資額であります。2.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益との調整を行っております。3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、企業結合による資産の増加は含めておりません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 歯科事業DCI事業外科事業機工事業計売上高 外部顧客への売上高48,197,28520,538,0075,537,5596,906,29081,179,143-81,179,143セグメント間の内部売上高又は振替高386,197---386,197△386,197-計48,583,48220,538,0075,537,5596,906,29081,565,340△386,19781,179,143セグメント利益16,852,762△490,4832,667,290817,32119,846,891△5,757,35514,089,536セグメント資産36,984,57231,083,7892,309,2088,556,79878,934,36981,221,094160,155,463その他の項目 減価償却費2,177,1581,099,868169,800363,1613,809,990533,9764,343,965有形固定資産及び無形固定資産の増加額3,177,01084,310529,000583,8174,374,138928,0875,302,225(注)1.調整額は、以下の通りであります。(1)セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。(2)セグメント資産の調整額は、報告セグメントに含まれない有価証券、投資等であります。(3)その他の項目の減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに属しない本社の建物の償却費であります。(4)その他の項目の固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに属しない本社の建物の設備投資額であります。2.セグメント利益は連結財務諸表の営業利益との調整を行っております。3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、企業結合による資産の増加は含めておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:千円) 日本北アメリカアジアヨーロッパその他合計9,324,97731,144,6488,502,34820,017,0898,052,38377,041,446(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:千円) 日本北アメリカアジアヨーロッパその他合計19,521,5652,326,711112,1602,928,252241,40725,130,098 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Henry Schein, Inc.12,439,142歯科事業、DCI事業 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:千円) 日本北アメリカアジアヨーロッパその他合計9,385,52932,575,9198,665,96621,274,0839,277,64381,179,143(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産(単位:千円) 日本北アメリカアジアヨーロッパその他合計20,373,9092,052,214823,2263,380,361232,63126,862,343 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名Henry Schein, Inc.10,653,180歯科事業、DCI事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他全社・消去合計 歯科事業DCI事業外科事業機工事業合計減損損失193,983--2,730,0182,924,002--2,924,002 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他全社・消去合計 歯科事業DCI事業外科事業機工事業合計減損損失-13,766,854--13,766,854-8,05313,774,907 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他全社・消去合計 歯科事業DCI事業外科事業機工事業合計当期償却額226,8921,265,618-162,8951,655,407--1,655,407当期末残高1,891,07319,498,709--21,389,783--21,389,783 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他全社・消去合計 歯科事業DCI事業外科事業機工事業合計当期償却額208,7421,257,177--1,465,920--1,465,920当期末残高1,728,2833,662,754--5,391,037--5,391,037 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組4,072字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)ガバナンス 当社は、サステナビリティに関する事項について各委員会、マネジメントシステム及び担当部門において各施策に取り組み、管理部門が統括管理を行っております。取締役会は各取り組み状況について報告を受け、サステナビリティを含む事業全般のリスク及び機会について監督するとともに、重要性が高い事項の審議及び意思決定を行っています。 (2)戦略 当社はグループの価値観「Our Core」において、「革新的『削るテクノロジー』による『美しい進歩』の創造」をミッションに掲げており、新しい技術を生み出すことで医療の発展や人々の豊かな暮らしの実現に貢献することを目指しています。超高齢化という世界的な潮流において「健康寿命の延伸」は人類共通の課題となりました。この「健康寿命の延伸」の解のひとつは「歯の健康」であり「体の健康」であると当社は考えます。また、超高齢化に伴う労働人口減少の解のひとつは「工場の自動化」であると考えています。当社は事業活動を通じてこれらの社会課題に対するソリューションを提供するとともに、持続可能な社会の実現にも貢献していくために、以下のサステナビリティ重点テーマを特定し、各施策を実行しています。 (3)リスク管理 世界情勢の変化や事業のグローバル化などにより事業を取り巻く環境は急速に変化しており、事業活動に影響を及ぼすリスクも多様化しています。このような状況のなか、当社では、サステナビリティ関連のリスクを含めた、事業活動に重大な影響を与えるリスクの最小化に向けた取り組みを適宜実施しています。また、自然災害などの不測の事態が発生した際に備えて、事業の継続、あるいは早期復旧するための事業継続管理にも取り組んでいます。 当社の経営に重大な影響を与える可能性のある不測の事態が発生した場合は速やかに経営陣に報告され、各責任者が関連部署と連携して適切に対応する体制を構築しています。また、重要なリスクについては個別のマネジメントシステム、委員会、会議体を設置し、リスクの把握と適切な対処に取り組んでいます。 (4)人的資本① 戦略イ)人財育成 企業は人の集まりであり、当社に集う人たちの総合力こそが、当社の力の源泉です。人的資源は、当社にとって最も重要な資源であり、一番価値のある財産だと考えています。人的資源は当社の可能性を実現するそのものであり、価値交換の質は人的資源の質にかかっています。当社は、当社のスタイル(流儀)である、「エキサイティング・クオリティ・オープン・オネスト」を貫き、常にワクワク感や充実感、また、達成感や喜びを共に分かち合えるダイナミックなチームを形成しながら、楽しく、思う存分自分の価値を発揮する人たちの集まりです。 当社は、従業員一人ひとりが常に心掛け行動をするあり方である「私たちのモットー自分の価値を高めよう」を人財育成の基本方針とし、自分の価値を最大化する人財育成に日々取り組んでいます。ロ)多様性と機会均等 当社は多様な個性の集まりです。個性は一人ひとりがもつ特性であり、国籍、文化、年齢、性別、学歴、仕事歴、ライフスタイルなどさまざまな背景からなる個性を結集し切磋琢磨しながら融合させ、未知なるパワーへと変えていくことができれば、どのような状況も乗り越えていくことが可能となります。当社は、文化・習慣・言語・民族などの多様性を尊重するとともに、性別や年齢、障がいの有無などに関わらず、公平な人財の登用や活用を積極的に推進し、『「思いと努力の共有」と「個性の結集」でブレイクスルーするダイナミックなチーム』を通じて、誰もが活躍できるための取り組みを進め、新しい価値の創造を目指し続けています。ハ)働きやすい職場環境 ナカニシ長期ビジョンVISION2030に掲げる“ダントツの「最優良グローバル医療機器メーカー」になること”を念頭に、当社で働く誰しもが、いきいきと働き、職場で活躍し続けることができるよう、職場環境の改善や人事制度の整備を進め、“ダントツに働きがいのある職場”の実現に取り組んでいます。二)安全衛生 当社は、企業理念において「安全性は生産性や効率性に優先する」を掲げ、従業員や当社の業務に協力するために勤務する人々の安全と健康が確保された快適な作業環境を形成することを目的とした「安全衛生管理規程」を策定しています。職場環境の改善、心身にわたる健康増進を積極的かつ継続的に進め、災害や疾病のない明るく活気ある職場づくりを推進しています。同規程に基づき、作業者の負担低減と働きやすさの向上に向けた改善活動を進めています。ホ)健康経営 当社では、健康経営を推進するうえでの理念である「ナカニシ健康経営宣言」に基づき、健康増進活動をより積極的に推進するに当たり「歯」・「体」・「心」の健康に着目し、健康課題を設定し展開しています。 ② 人的資本に関する指標及び目標指標目標2025年度実績女性管理職比率2027年10%以上5.4%障がい者雇用率法定雇用率以上2.8%男性育児休業取得率2027年まで毎期50%以上87.5%歯科検診受診率毎期100%98.6%う歯精検受診率2027年100%55.1%がん早期発見につながる精密検査受診率2027年100%胃/肺/大腸 71.4%子宮/乳 95.6%前立腺 77.8%高ストレス者割合2027年10%以下14.0%エンゲージメント偏差値2027年50以上50.0就業中の死亡事故発生件数毎期0件0件注1.連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。注2.障がい者雇用率は毎期6月1日時点のものを記載しております。注3.う歯精検受診率及びがん早期発見につながる精密検査受診率は、前年度の対象者に関する2025年3月31日時点の精検受診率を記載しております。 (5)気候変動① ガバナンス 当社では、気候変動をはじめとするサステナビリティ関連の重要課題に関し、代表取締役社長執行役員が適切に監督を行うための体制を構築しています。特に、気候変動や資源循環などの重要課題(経営上のリスク・機会)については、環境推進事務局を主管する担当役員や全社環境活動を横断的に統括する環境管理責任者、並びに推進事務局のEMS課から、経営陣に適宜報告を行い、重要事項の審議・決定が行われ、経営戦略に反映されています。今後も、気候変動を含む課題についての議論を行いながら、経営にかかわる重要事項については、定期的に経営陣が参加する関連会議の中で審議・決定していきます。 ② 戦略 当社は、環境中期計画「グリーンプラン2030」を策定し、国内生産拠点で2030年度を目標に自社で直接消費する温室効果ガス排出量を、2019年比で100%削減することに取り組んでいます。 気候変動に対する2℃シナリオ(移行的変化)では、温室効果ガスの削減が加速し、エネルギー規制の強化が進むことや、エネルギーコストの高騰によるリスクが想定される一方で、省エネ設備や製品への移行、脱炭素エネルギー技術などの需要拡大、EV車の普及加速という機会も期待できます。4℃シナリオ(物理的変化)では、地球温暖化が進むことによって、特に洪水や台風などの災害発生による物理リスクが大きくなることが想定されます。一方、事業機会では環境に配慮した製品に関連した製品・サービスの創出や、工場操業における資源の効率的利用を挙げています。 これらの想定されるリスクと事業機会については、中長期視点で推測し、当社の事業戦略・事業活動に活かしていきます。 ③ リスク管理 当社の気候変動に関するリスク管理は、推進事務局のEMS課で定期的にリスクの検討・評価を行いながら、具体的な運用(リスクの発見・情報伝達・評価・対応の仕組みなど)に取り組んでおります。 また、その中で経営に大きな影響を及ぼす案件については、事業遂行上の経営判断において、当社の持続的成長や企業価値への影響、許容できるリスク範囲などの考え方に基づいて、適宜経営層と環境推進事務局を主管する担当役員、推進事務局であるEMS課で検討を進めながら対応策や予防措置の検討を行っています。 当社では、自然環境に恵まれた地域でものづくりを行っており、気候変動に対する方策を講じなければ、原価上昇や事業機会の損失、自然災害などにより事業継続に大きな「リスク」があると考えています。一方で、これらに先手を打って対応することで「機会」を生み出すこともできると考えています。気候変動を含む環境リスク案件については、経営層、環境推進事務局を主管する担当役員、関連部門長と環境推進事務局間で情報を共有し管理していきます。 ④ 指標及び目標 当社は、国内生産拠点の事業活動から排出する温室効果ガス排出量を捉え、2030年を目標達成年度として位置づけ、スコープ1とスコープ2の温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。事業活動による温室効果ガス排出(スコープ1・スコープ2)は、再生可能エネルギーの導入や操業時におけるエネルギーの効率的利用などを推進することで、2019年度比で2030年までに「カーボンニュートラル」にすることを目指します。 今後は、現地法人を含むエネルギー使用実績の把握や、生産委託先に対する温室効果ガス削減のお願い、サーキュラエコノミーへの対応を進めながら、事業活動以外での間接的な温室効果ガス排出量(スコープ3)の削減に向けた、施策を模索していきます。指標目標2024年度実績国内生産拠点の温室効果ガス排出量スコープ1・スコープ22030年 カーボンニュートラルカーボンニュートラル達成
コーポレート・ガバナンスの概要4,156字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、株主をはじめとしたステークホルダーに信頼されるグローバル企業として企業価値を高めていくことを経営の基本方針とし、コーポレート・ガバナンス体制の強化・充実を推進することにより、企業価値の向上を目指しております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由a 企業統治の体制の概要・当社は、会社法上の機関設計として監査役会設置会社を採用しており、取締役会、監査役会及び会計監査人を設置しております。また、取締役会の諮問機関として、指名・報酬委員会を設置しております。・取締役会は、取締役6名(うち社外取締役3名)で構成しており、経営意思決定機関として当社グループの重要事項について審議、意思決定を行っております。議 長:代表取締役 中西英一構成員:代表取締役 中西賢介、取締役 鈴木正孝、社外取締役 野長瀬裕二、社外取締役 荒木由季子、社外取締役 汐見千佳・監査役会は、監査役3名(うち社外監査役2名)で構成しており、取締役の職務の執行を含む経営活動の監査を行っております。議 長:常勤監査役 播田仁構成員:社外監査役 澤田雄二、社外監査役 馬来義弘・指名・報酬委員会は、取締役の指名・報酬等に関する手続きの公正性・透明性・客観性を強化し、コーポレート・ガバナンス体制のより一層の充実を図ることを目的として設置しており、取締役の指名・報酬に関する審議及び取締役会への答申を行っております。※当社は、2026年3月30日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役6名選任の件」及び「監査役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役は6名(うち社外取締役3名)、監査役は3名(うち社外監査役2名)となります。また、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項として「代表取締役および役付取締役選定の件」が付議される予定です。これらが承認可決された場合の取締役会・監査役会の構成員及び執行役員については、後記「(2)役員の状況①」のとおりです。b 当該体制を採用する理由当社の社外取締役3名及び社外監査役2名は、当社と人的関係、資本的関係、または取引関係その他の利害関係はなく、独立した立場から経営に対する監督及び監査が行われております。取締役会における適切かつ効率的な意思決定を実現するため、社外取締役はそれぞれの見識に基づいた助言を行っております。また、社外監査役は専門的見地から業務執行の適法性等を監査し、経営に対する監視機能を果たしております。以上のことから、取締役会と、監査役・監査役会からなる監査役制度のもとで内部統制機能の強化を図ることが適当と判断しております。<コーポレート・ガバナンス体制図> ③ 企業統治に関するその他の事項内部統制システムの整備の状況当社は、取締役会において定めた「内部統制システムの基本方針」に基づき、内部統制システム及びリスク管理体制の整備を行っております。a 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制当社は、当社グループの取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合し、適正・適切に行われる体制を構築し維持するため、コンプライアンス重視の企業経営を行う。また、当社グループの取締役及び使用人に対し、コンプライアンスに関する啓蒙活動等を行うことにより、コンプライアンスに対する意識が醸成される社内風土作りに努める。b 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制取締役の職務の執行に係る文書その他の情報は「文書管理規程」に則り適切に保存し、管理する。c 損失の危険の管理に関する規程その他の体制当社グループのリスクを評価しリスク管理の徹底を図るため、リスク管理規程に基づき、当社グループ全体のリスクを網羅的・統括的に管理する。d 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制取締役会は、重要事項の決定及び取締役の業務執行状況の監督等を行う。e 会社及びその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制当社グループ各社は、グループ全体の企業価値向上のため「関係会社管理規程」等に則り、連携を密にし、当社が子会社に対して適切な管理・指導を行い、グループ全体の業務の適正化を図る。f 監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合は、監査役の意向を尊重し、必要に応じた人員を配置する。g 取締役及び使用人が監査役に報告するための体制、その他の監査役への報告に関する体制取締役及び使用人は、法令等の違反行為等、当社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実については、遅滞なく当社の監査役又は監査役会に対して報告を行う。h 監査役に報告した者が当該報告をしたことを理由として不利な取り扱いを受けないことを確保するための体制監査役へ報告を行った当社グループの役員及び使用人に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止し、その旨を当社グループの役員及び使用人に周知徹底する。i 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査役がその職務の執行について当社に対して会社法第388条に基づく費用の前払い等の請求をしたときは、担当部署において審議の上、当該請求に係る費用又は債務が当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかにこれに応じることとする。j その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査役が重要な意思決定の過程等を把握することができるよう、業務執行に関する文書を閲覧し、また、各取締役とも情報交換を行い、報告連絡が十分機能する体制を整える。k 反社会的勢力排除に向けた体制市民社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力や団体には毅然とした態度で対応し、一切関係を持たない。 ④ 責任限定契約の内容の概要当社は、会社法第427条第1項に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨を定款に規定しており、各社外取締役及び各社外監査役との間で責任限定契約を締結しております。当該契約による損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額としております。 ⑤ 役員等を被保険者として締結している役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は取締役及び監査役を被保険者として、役員等賠償責任保険契約を締結しており、被保険者である役員がその職務の執行に関し、責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害が補填されます。また、保険料は全額会社が負担しております。故意または重過失に起因する損害賠償請求は当該保険により補填されません。 ⑥ 取締役の定数当社の取締役は10名以内とする旨を定款に定めております。 ⑦ 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもっておこなう旨を定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらない旨を定款に定めております。 ⑧ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項a 自己株式の取得当社は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己株式を取得することができる旨を定款に定めております。b 中間配当当社は、資本政策の機動性を確保するため、取締役会決議により6月30日を基準日として中間配当することができる旨を定款に定めております。c 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、定款に別段の定めがある場合を除き議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。d 取締役及び監査役の責任免除当社は、職務執行にあたり、期待される役割を十分発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、取締役及び監査役の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。 ⑨ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を10回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。役職名氏 名出席回数代表取締役社長執行役員中西 英一9回のうち9回に出席代表取締役副社長執行役員中西 賢介9回のうち9回に出席取締役専務執行役員鈴木 正孝9回のうち9回に出席社外取締役野長瀬 裕二9回のうち9回に出席社外取締役荒木 由季子9回のうち9回に出席社外取締役汐見 千佳9回のうち9回に出席取締役会における具体的な検討内容として、法令で定められた事項、重要な業務執行に関する事項等に関して意思決定を行うほか、重要な業務の執行状況について報告を受けております。また、新中期経営計画(NV2030)の内容、M&A戦略、サステナビリティに関する取組及び重要な経営課題に関して議論・検討を行いました。 ⑩ 指名・報酬委員会の活動状況当事業年度において当社は指名・報酬委員会を5回開催しており、個々の指名・報酬委員の出席状況については次のとおりであります。役職名氏 名出席回数代表取締役社長執行役員中西 英一5回のうち5回に出席社外取締役野長瀬 裕二5回のうち5回に出席社外取締役荒木 由季子5回のうち5回に出席指名・報酬委員会における具体的な検討内容として、取締役の選定、取締役の報酬の方針、報酬体系及び個別報酬額等に関して審議を行いました。
役員の報酬等2,183字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 取締役の報酬限度額は、2007年3月28日開催の第55期定時株主総会において年額500,000千円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議しております。提出日現在において、この支給枠に基づく報酬等の支給対象となる取締役は6名であります。 また、2010年3月30日開催の第58期定時株主総会において、上記報酬限度額内にて取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬として新株予約権を発行することにつき決議し、2023年3月30日開催の第71期定時株主総会において上記報酬限度額内にて取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬として譲渡制限付株式報酬を付与することにつき決議しております。本決議に係る取締役(社外取締役を除く)は3名であります。 監査役の報酬限度額は、2017年3月30日開催の第65期定時株主総会において年額40,000千円以内と決議しております。提出日現在において、この支給枠に基づく支給対象となる監査役は3名であります。 役員報酬の基本方針 当社は、2023年2月9日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることから、当該方針に沿うものであると判断しております。 取締役の個人別の報酬の内容に係る決定方針の内容の概要は次のとおりです。 当社の取締役(社外取締役を除く)の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう、株主利益を鑑みた報酬体系とする。個々の取締役の報酬決定に際しては、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針し、固定報酬、業績連動報酬及び非金銭報酬により構成する。また、社外取締役の報酬は、業務執行から独立した立場であることから、固定報酬のみとする。1. 固定報酬に関する方針固定報酬は、各取締役の職責や執行の状況及び会社の業績等を総合的に勘案して決定する。2. 業績連動報酬等に関する方針業績連動報酬は、各取締役の職責に応じた目標の執行状況(業績指標)に基づき決定する。業績指標は売上高、EBITDA、ROEとする。3. 非金銭報酬等に関する方針非金銭報酬は、株式報酬型ストックオプション及び譲渡制限付株式報酬で構成し、付与数は役位、職責等に基づき決定する。4. 報酬等の割合に関する方針報酬等の割合については、企業価値の持続的な向上に寄与するために、最も適切な支給割合となることを方針とする。5. 報酬等の付与時期や条件に関する方針各方針に基づき、固定報酬は毎月支給し、業績連動報酬は年1回支給する。株式報酬型ストックオプション及び譲渡制限付株式報酬は年1回付与する。6. 報酬等の決定の委任に関する事項取締役の個人別の報酬等の内容は、指名・報酬委員会が審議を行い、その答申を得たうえで代表取締役社長執行役員が決定する。 取締役の報酬等の額は、上記の報酬限度額の範囲内で、各取締役の職責や執行の状況及び会社の業績や経済情勢を考慮の上、取締役会にて決定しております。また、その具体的な報酬等の額につきましては、株主総会にて決議された金額の範囲内で、指名・報酬委員会の審議を経て、取締役会の一任を受けた代表取締役社長執行役員が各取締役の職責や執行の状況及び会社の業績や経済情勢を考慮の上決定いたします。当事業年度におきましては、2024年3月28日開催の取締役会において代表取締役社長執行役員 中西英一への一任を決定しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ、各取締役の成果や活動状況を適切に把握、判断するには代表取締役社長執行役員が最も適していると判断した為です。なお、当該一任された権限が適切に行使されるよう、取締役会における決議は毎年行うものとしております。 業績連動報酬は、各取締役の職責に応じた目標の執行状況(業績指標)に基づき決定しており、業績指標は売上高、EBITDA、ROEとしております。当該指標を選択した理由は、当社の持続的な成長及び企業価値の向上のために重要な指標であると考えているためです。当連結会計年度の実績は売上高81,179百万円、EBITDAは19,899百万円、ROEは△2.0%です。 監査役の報酬等の額は、株主総会の決議により承認された報酬限度額の範囲内で、監査役の協議により決定しております。なお、監査役につきましては、独立性の確保の観点から固定報酬のみとしております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬等非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く。)300,596195,63772,21532,7433監査役(社外監査役を除く。)4,5004,500--1社外役員30,36430,364--6(注)上記員数及び報酬の額には、2025年3月21日任期満了により退任した社外監査役1名を含んでおります。
従業員の状況958字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)歯科事業991(188)DCI事業412(-)外科事業186(38)機工事業227(28)全社(共通)388(16)合計2,204(270)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員(パートタイマー及び嘱託)は、年間平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)1,107(270)41.011.85,682,289 セグメントの名称従業員数(名)歯科事業514(188)外科事業175(38)機工事業106(28)全社(共通)312(16)合計1,107(270)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員(パートタイマー及び嘱託)は、年間平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は概ね良好であります。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者うちパート・有期労働者6.787.077.671.491.4(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2005年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況1,764字
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社)NSK-AMERICA CORP.(注)2、5アメリカ合衆国イリノイ州ホフマン・エステイト市3,594千米ドル歯科事業外科事業機工事業100.0当社製品の販売NSK EUROPE GmbH(注)2ドイツ連邦共和国ヘッセン州エッシュボーン市25千ユーロ歯科事業外科事業100.0(100.0)当社製品の販売NSK EURO HOLDINGS S.A.ルクセンブルク大公国56千ユーロ歯科事業100.0役員の兼任2名NSK FRANCE S.A.S.(注)2フランス共和国パリ市1,945千ユーロ歯科事業100.0(70.0)当社製品の販売NSK UNITED KINGDOM LTD.イギリスハートフォードシール州20千ポンド歯科事業100.0(100.0)当社製品の販売上海弩速克国際貿易有限公司(注)2中華人民共和国上海市128,749千元歯科事業外科事業100.0当社製品の販売NSK OCEANIA PTY.LTD.オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州100千豪ドル歯科事業100.0当社製品の販売NSK-NAKANISHIDENTAL SPAIN S.A.(注)2スペイン国マドリード州600千ユーロ歯科事業100.0(100.0)当社製品の販売NSK Dental Italy s.r.l.(注)2イタリア共和国ヴィツェンツァ市1,000千ユーロ歯科事業100.0滅菌器の開発、製造及び販売当社製品の販売NSK DENTAL KOREA CO.,LTD.大韓民国ソウル市50,000千ウォン歯科事業100.0当社製品の販売NSK NAKANISHI AMERICA LATINA LTDA.ブラジル連邦共和国サンタカタリーナ州ジョインヴィレ市450千ブラジルレアル歯科事業99.0当社製品の販売Integration Diagnostics Sweden AB(注)2スウェーデン王国ヨーテボリ市35,056千スウェーデンクローナ歯科事業100.0インプラントの振動テスターの開発、製造及び販売当社製品の販売NSK America Holdings inc.(注)2アメリカ合衆国デラウェア州 5,000千米ドル 歯科事業を営む会社への資本参加100.0北米子会社への出資 名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容 Nakanishi Jaeger GmbH(注)2 ドイツ連邦共和国ヘッセン州25千ユーロ機工事業100.0機工事業製品の開発、製造及び販売DCI International, LLC(注)2、5アメリカ合衆国オレゴン州 5,771千米ドル DCI事業100.0(100.0)デンタルチェアー及び歯科医院用各種部品の製造及び販売 四川中西歯科設備制造有限公司 中華人民共和国四川省4,000千元歯科事業100.0(100.0)当社製品のノックダウン生産 桂林市鋭鋒医療器械有限公司 中華人民共和国桂林市3,250千元歯科事業100.0(100.0)超音波スケーラー等、歯科事業製品の開発・製造・販売(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当しております。3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社は、ありません。4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合であります。5.DCI International, LLC、NSK EUROPE GmbH及びNSK-AMERICA CORP.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は次のとおりであります。 売上高(千円)経常損益(千円)当期純損益(千円)純資産額(千円)総資産額(千円)DCI International, LLC20,538,0072,140,5502,140,5509,512,70412,264,969NSK-AMERICA CORP.10,531,620517,098434,8185,286,5988,273,906
配当政策651字
3【配当政策】 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題のひとつと位置付けており、事業基盤の強化や成長領域への投資を適正かつ積極的に推進しつつ、株主の皆様への利益還元をバランスよく行ってまいります。将来の成長投資に必要となる内部留保を考慮した上で、中期的な利益還元の基準を総還元性向(*)50%として、機動的な自己株式の取得と安定的かつ継続的な増配を行うよう努めてまいります。 *総還元性向 =(配当総額+自己株式取得総額)÷ 親会社株主に帰属する当期純利益 当社の剰余金の配当は、中間配当と期末配当の年2回の配当実施を基本方針としております。 これらの剰余金の配当の決定機関は期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 当事業年度の期末配当につきましては、当期の業績等を踏まえて、1株につき28円を予定しております。これにより、中間配当26円と合わせた年間配当は1株当たり54円を予定しております。 内部留保金につきましては、主に設備投資に充当し、今後の新製品開発、生産合理化に活用することにより事業の拡大に努めてまいります。 当社は、「取締役会の決議により、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度の剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年8月8日取締役会2,167,801262025年3月30日定時株主総会(予定)2,325,25328
研究開発活動871字
6【研究開発活動】 当社グループは、歯科医院、技工所、研究機関及びユーザーからの多様なニーズに対応するため、新製品、製造技術、管理技術及び製造設備等の研究開発を行っております。 当社グループの研究開発は当社が中心となり、市場にあった製品開発を積極的に行っております。当連結会計年度における研究開発費は、4,003,046千円となっております。 (歯科事業) 歯科用エアータービンやコントラアングルなど従来からある高速回転切削機器だけでなく、現在、予防歯科治療において中心的な役割を果たしている超音波スケーラーや歯面清掃器など、非回転系新技術を活用する製品分野においても積極的な研究開発により、ラインナップの充実を図っております。また、口腔外科用としても、超音波技術を活用した骨切削機器を開発し、インプラント治療の効率アップに大きく貢献しております。さらに、当社グループのキーテクノロジーである精密マイクロモーターでは、長年の技術の蓄積のある電子駆動回路により、歯科の様々な分野において、製品開発を行っております。 (DCI事業) 創業以来培った歯科機材パーツメーカーとしてのノウハウを活かし、歯科用チェアユニット、歯科機材パーツ等の製品開発を行っております。また、ナカニシ技術の優位性を生かした新製品の開発、製品改良にも取り組んでまいります。 (外科事業) 外科用製品は、コアテクノロジーである超高速回転を用いて、脳神経外科をはじめとする外科領域で必需品となっている骨切削機器の研究開発を中心としています。幅広い診療科での使用ニーズや患者の負担を軽減する低侵襲手術に対応するため、既存製品の性能強化や刃具も含めたラインナップの拡充などを中心に行っています。また、骨手術に関連した手術手技の発展のため、当社が有する技術とノウハウを用いた探究も行っています。 (機工事業) 機工事業製品は、小型、精密化する電子・医療機器等の小型精密部品加工に対して、最適な加工条件を提供できる、高精度、高回転及び顧客要望特注スピンドルの製品開発を行っております。
主要な設備の状況1,823字
2【主要な設備の状況】(1)提出会社2025年12月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社・工場(栃木県鹿沼市)歯科事業外科事業機工事業本社機能施設組立用設備部品加工設備修理用設備15,571,1652,308,7361,499,797(167,955)952,13920,331,838971[264]東京事務所(東京都台東区)歯科事業外科事業機工事業販売用施設17,4670-(-)8,93926,40684大阪事務所(大阪府大阪市北区)歯科事業外科事業機工事業販売用施設10,603--(-)68411,28713(注)1 従業員数の[ ]は、臨時従業員数(パートタイマー及び嘱託)を外書しております。2 帳簿価額の「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定であります。 (2)在外子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計NSK-AMERICACORP.アメリカ合衆国イリノイ州歯科事業外科事業機工事業販売用施設修理用設備461,6834,042755,506(15,945)116,8571,338,08995NSK EUROPE GmbHドイツ連邦共和国ヘッセン州歯科事業外科事業販売用施設修理用設備945,589213518,470(9,698)11,4251,475,70045NSK FRANCE S.A.S.フランス共和国パリ市歯科事業販売用施設修理用設備107,1041,231-(-)44,299152,63536NSK UNITED KINGDOM LTD.イギリスハートフォードシール州歯科事業外科事業販売用施設修理用設備615,5194,055-(-)31,471651,04641上海弩速克国際貿易有限公司中華人民共和国上海市歯科事業外科事業販売用施設修理用設備9302,161-(-)9594,05133NSK OCEANIA PTY.LTD.オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州歯科事業販売用施設修理用設備186,2998,644-(-)19,895214,83821NSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.スペイン国マドリード州歯科事業外科事業販売用施設修理用設備71,472--(-)14,40585,87723NSK Dental Italy s.r.l.イタリア共和国ヴィツェンツァ市歯科事業製造用設備修理用設備販売用施設5,56062,693-(-)39,090107,34570NSK DENTAL KOREA CO.,LTD.大韓民国ソウル市歯科事業販売用施設修理用設備405--(-)4,9985,40412NSKNAKANISHIAMERICALATINALTDA.ブラジル連邦共和国サンタカタリーナ州ジョインヴィレ市歯科事業販売用施設修理用設備13,6051,444-(-)2,74217,79219 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計Integration Diagnostics Sweden ABスウェーデン王国ヨーテボリ市歯科事業製造用設備販売用施設---(-)15,49815,49815Nakanishi Jaeger GmbHドイツ連邦共和国ヘッセン州機工事業製造用設備修理用設備販売用施設565,133145,618112,703(9,327)68,803892,258116DCI International, LLCアメリカ合衆国オレゴン州DCI事業製造用設備修理用設備販売用施設392,75048,512-(-)272,861714,124412 四川中西歯 科設備制造 有限公司中華人民共和国四川省歯科事業外科事業製造用設備修理用設備販売用施設-36,963-(-)71737,68016桂林市鋭鋒医療器械有限公司中華人民共和国桂林市歯科事業製造用設備修理用設備販売用施設-5,312-(-)770,778776,090143(注)帳簿価額の「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定であります。
監査の状況2,285字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況 当社の監査役会は3名であり、常勤監査役1名と非常勤監査役2名(社外監査役)により構成されております。 当事業年度において当社は監査役会を6回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。地位氏名開催回数出席回数常勤監査役播田仁4回4回社外監査役澤田雄二6回6回社外監査役馬来義弘6回6回(注)1.表中の開催回数が異なるのは、就任時期の違いによるものです。2.社外監査役澤田雄二氏は、2026年3月30日開催の定時株主総会終結の時をもって監査役を退任する予定です。 監査役会における具体的な検討内容は、監査方針・監査実施計画の決定、監査方法及び業務分担の決定、会計監査人の選任に関する決定、会計監査人の報酬等に関する同意、監査役選任議案に対する同意、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性の確認、監査報告書の作成などであります。 監査役の主な活動としては、取締役会に出席し、議事運営及び議事内容を確認し客観的な発言を行いました。また、会計監査人と定期的に会合を持ち、監査計画、四半期及び期末の監査実施結果について報告を受けるとともに、重点監査領域について意見交換を行うなど密に連携を図りました。 常勤監査役は、監査役会で定めた監査方針、監査実施計画、業務分担等に従い、経営会議等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、当社及び子会社の業務及び財産の状況の調査を行いました。 ② 内部監査の状況 内部監査室は3名の体制で、社内の各種帳簿の閲覧及び内部監査を実施し、業務活動の適正、効率性を監視するとともに、システムの有効性についても監査しております。また、監査役及び会計監査人と定期的にミーティングを実施し、情報、意見交換を行うことで監査業務の適正性・実効性を図っております。内部監査結果や内部監査室の活動報告については、適宜、社長及び監査役へ報告するほか、取締役会や監査役会に対して定期的に報告を行っております。 ③ 会計監査の状況a. 監査法人名称EY新日本有限責任監査法人 b. 継続監査期間28年間 c. 業務を執行した公認会計士須山 誠一郎飯田 圭一 d. 監査業務に係る補助者の構成公認会計士 3名その他 14名 e. 監査法人の選定方針と理由選定については、当社の会計監査人の評価・選定基準に照らして、会計監査人に必要とされる独立性、専門性および監査品質管理等を総合的に勘案することを方針としております。解任または不再任については、職務の執行に支障がある場合、その他解任または不再任の必要があると認められた場合は、会計監査人の解任または不再任に関する議案を決定し、取締役会は当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項の各号に定める項目に該当すると認められる場合、監査役全員の同意に基づき監査役会が会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。 f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、当社の会計監査人の評価基準に基づき協議し、評価を行っております。この評価は、品質管理、独立性、専門性、監査報酬、コミュニケーション、グループ監査内容、不正リスクの配慮等の区分ごとに評価基準を設定し、この基準を満たしているかを監査役会において協議した上で、評価が行われます。 ④ 監査報酬の内容等a. 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社40,962-42,262-連結子会社----計40,962-42,262- b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst&Young)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社-31,434-12,325連結子会社43,23715,01336,7433,565計43,23746,44736,74315,891(前連結会計年度) 提出会社における非監査業務の内容は、税務関連の業務委託及びM&Aアドバイザーに対する報酬・手数料等であります。 連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連の業務委託等であります。(当連結会計年度) 提出会社における非監査業務の内容は、税務関連の業務委託等であります。 連結子会社における非監査業務の内容は、税務関連の業務委託等であります。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d. 監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、当社の規模・特性・監査日数等を勘案した上で決定しております。 e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査役会は日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、前事業年度の監査実績の分析・評価を行い、当事業年度の監査計画における監査時間、配員計画および報酬額の見積りの相当性などを確認し検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況1,423字
(5)【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、事業機会の創出や取引・協業関係の構築・維持・強化のために保有する株式を「政策保有株式」に区分し、その他投資の価値の増加を主な目的として保有する株式を「純投資目的株式」に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容保有目的が純投資目的以外の株式を取得する際には、取得意義や経済合理性の観点を踏まえ取得是非を判断すると共に、取得後は定期的に保有継続の合理性を検証し、見直しの結果、保有意義が希薄化した場合には売却により縮減を進めることを基本方針とします。 b. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式116,684非上場株式以外の株式21,289,500 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)株式会社めぶきフィナンシャルグループ750,000750,000主要取引金融機関であり、資金調達や営業情報の提供を受けており、同社グループとの良好な取引関係を維持・強化するため。有778,500481,725株式会社松風280,000280,000歯科事業の販売先として密接な関係にあり、当社の持続的な成長と企業価値向上を図るため。有511,000618,520(注) 銘柄ごとの定量的な保有効果の記載は困難であるため記載しておりませんが、保有の合理性を「a. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載のとおり検証し、必要な対応を実施しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式26002600非上場株式以外の株式142,497,648142,743,147 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式500--非上場株式以外の株式58,106-1,781,081(注) 非上場株式については、市場価格がないことから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革2,876字
2【沿革】年月沿革1981年6月有限会社中西歯科器械製作所を株式会社に改組1982年6月工業用高速回転機器の製造・販売を開始1984年7月アメリカ合衆国における販売網、及びサービスの拠点としてNSK-AMERICA CORP.をイリノイ州シャンバーグ市(シカゴ近郊)に設立(現・連結子会社)1988年2月生産品目及び数量の増大に伴い、生産設備の増強を図るため、下日向工場を鹿沼市下日向に新設1990年2月下日向工場に1棟(1,650㎡)を増築1995年1月設計・開発・生産技術の強化を図るため、下日向工場に1棟(3,200㎡)を増築1996年1月工業用高速回転機器の営業規模の拡大に伴い、株式会社中西歯科器械製作所の社名を株式会社ナカニシに変更するとともに、当社の販売代理店である株式会社ナカニシの社名を株式会社エヌエスケーナカニシに変更1996年7月製造・販売を統合し、効率向上を図るため、株式会社エヌエスケーナカニシを吸収合併1997年4月品質管理の徹底を図るため、国際標準化機構(ISO9001)の認証を取得1999年1月環境に配慮した企業活動の定着を図るため、環境マネジメントシステムの国際規格(ISO14001)の認証を取得2000年7月日本証券業協会に株式を店頭登録2001年7月製品の部品加工から組立、出荷までの一貫生産と物流における生産性向上を目的に、新本社工場を下日向工場の敷地内に建設2003年3月西日本地域の販売体制の強化ならびにサービス部門の充実を図るため大阪市に大阪事務所を開設ドイツ、ベネルクス及び東欧諸国における販売ならびにサービスの拠点としてNSK EUROPE GmbHをドイツ連邦共和国ヘッセン州フランクフルト市に設立(現・連結子会社)2004年11月ルクセンブルク大公国に欧州子会社を統括するNSK EURO HOLDINGS S.A.を設立(現・連結子会社)2004年12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場2005年3月中国における代理店への販売支援、情報収集サービス業務を目的に中華人民共和国上海市に上海弩速克国際貿易有限公司を設立(現・連結子会社)2005年6月フランス市場における当社製品の販売を当社主導にて行うため、販売代理店の株式を取得し、社名をNSK FRANCE S.A.S.に変更(現・連結子会社)2005年9月部品の一次加工の設備増強と生産性の向上を図るためCNC工場を本社工場敷地内に建設2005年12月決算期を2月21日から12月31日へ変更を行い、当社グループの決算期を12月31日に統一2006年9月オセアニア市場における販売ならびにサービスの拠点としてNSK OCEANIA PTY.LTD.(現・連結子会社)をオーストラリア連邦シドニー市に、NSK OCEANIA LTD.をニュージーランドオークランドに設立2007年1月イギリス、スコットランド、アイルランドにおける販売及びアフターサービスの拠点としてNSK UNITED KINGDOM LTD.をイギリスに設立(現・連結子会社)2007年5月ロシアにNSK RUS & CIS駐在員事務所を開設2008年1月スペイン、ポルトガルにおける歯科製品の販売を促進するため、スペイン国マドリッド州にNSK-NAKANISHI DENTAL SPAIN S.A.を設立(現・連結子会社)2008年3月欧州市場へ迅速かつ効率的な製品供給を目的にNSK EURO HOLDINGS S.A.がドイツ連邦共和国ヘッセン州エッシュボーン市に集中倉庫を設立し、NSK EUROPE GmbHが同市に移転し事務所を併設2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に株式上場2010年10月大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場2011年6月NSK-AMERICA CORP.は、倉庫機能の拡大のため、イリノイ州ホフマン・エステイト市(シカゴ近郊)に新社屋を建設し移転2012年3月シンガポール共和国にNSK NAKANISHI ASIA PTE.LTD.を設立 年月沿革2013年7月歯科用回転機器と不可分な関係にある滅菌器メーカーであるイタリア共和国のDENTAL X S.p.Aの株式を取得(現・連結子会社)南米市場における歯科製品関連事業の業績拡大を目的にNSK NAKANISHI AMERICA LATINA LTDA.をブラジル連邦共和国に設立(現・連結子会社)東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場2014年3月大韓民国にNSK DENTAL KOREA CO.,LTD.を設立(現・連結子会社)2017年1月アラブ首長国連邦にNSK MIDDLE EAST FZCOを設立2017年4月2018年3月2018年11月新本社R&Dセンター(RD1)を竣工新工場A1を竣工インプラント治療分野の強化を図るため、Integration Diagnostics Sweden ABを子会社化(現・連結子会社)2019年1月2019年10月 2020年7月2020年10月2021年11月 2022年4月2022年12月2023年8月 2023年10月 2025年12月イタリアにおける歯科製品の販売を促進するため、DENTAL X S.p.Aに販売部門を設立イタリアにおけるブランド力の強化のため、DENTAL X S.p.AをNSK Dental Italy s.r.l.に社名変更(現・連結子会社)ロシア連邦にNSK RUS LLCを設立アメリカ合衆国デンタルチェアーメーカーDCI International, LLCへ出資(現・連結子会社)スウェーデン、ノルウェー、デンマークにおける歯科製品の販売を促進するため、Integration Diagnostics Sweden AB(現・連結子会社)がTS Dental Sales ABより営業権を譲受け、販売部門を設立東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQからスタンダード市場に移行ヨーロッパにおける機工事業の強化を図るため、Alfred Jäger GmbHを子会社化(現・連結子会社)持分法適用関連会社であったアメリカ合衆国デンタルチェアーメーカーDCI International, LLCの株式を全株式取得し、完全子会社化(現・連結子会社)中国市場の拡大ならびにオーラルハイジーン分野の強化のため、桂林市鋭鋒医療器械有限公司を子会社化(現・連結子会社)トルコ共和国にNSK TURKEY DENTAL VE MEDİKAL TİCARET LİMİTED ŞİRKETİを設立
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
自己株式立会外買付(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ自己株式 · 10:30
PDF自己株式立会外買付(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ自己株式 · 16:30
PDF2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 14:00
PDF第2四半期連結業績予想と実績値との差異および通期業績予想の修正(上方修正)に関するお知らせ業績予想 · 14:00
PDF自己株式の取得枠拡大に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)自己株式 · 14:00
PDF株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更、ならびに配当予想の修正に関するお知らせ配当 · 14:00
PDF自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 14:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(精密機器・売上高順)
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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