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株式会社ダイブグループ

Dive Group inc.

証券コード 151AEDINETコード E39476サービス業上場日本基準決算 6月30日資本金 27百万円法人番号 6011101046603
138億円売上高(FY2025
21.8%ROE
51.2%自己資本比率
68財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025単体日本基準

FY2025の売上高は138億円(前年比+11.5%)。営業利益は8億円(営業利益率5.5%)、当期純利益は5億円。総資産44億円に対し自己資本比率は51.2%、ROEは21.8%。サービス業の中央値(ROE 10.9%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは3億円の創出、現金及び現金同等物は21億円。従業員数は159人。直近のFY2026中間期は売上高77億円(前年同期比+8.3%)、純利益4億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)6572026-09-04
PER12.1倍
PBR2.42倍
配当利回り
時価総額(概算)55億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高138億円+11.5%
営業利益8億円+39.4%
当期純利益5億円+41.6%
総資産44億円
純資産23億円
営業利益率5.5%
ROE21.8%
自己資本比率51.2%
EPS54.1円
BPS271円
1株配当
配当性向
従業員数159人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

サービス業の分析 →
ROE21.8%中央値 10.9%
営業利益率5.5%中央値 6.7%
自己資本比率51.2%中央値 51.9%
健全性スコア68.0点中央値 62.0

帯はサービス業192社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

6期分
売上高と営業利益率
150億113億75億38億0億2020: 77億20202021: 28億20212022: 40億20222023: 83億20232024: 124億20242025: 138億20252023: 2%2024: 4%2025: 6%6%0%
営業利益と当期純利益
8億6億4億2億0億2020: —20202021: —20212022: —20222023: 1億20232024: 5億20242025: 8億20252020: 1億2021: -3億2022: 0億2023: 2億2024: 3億2025: 5億5億-3億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
55%34%13%-9%-30%2020 ROE: 7%2021 ROE: -28%2022 ROE: 2%2023 ROE: 19%2024 ROE: 23%2025 ROE: 22%2023 営業利益率: 2%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 6%2020 自己資本比率: 41%2021 自己資本比率: 37%2022 自己資本比率: 34%2023 自己資本比率: 31%2024 自己資本比率: 44%2025 自己資本比率: 51%202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
7億5億3億2億0億2020: —20202021: —20212022: 2億20222023: 6億20232024: 6億20242025: 3億2025
1株当たり指標EPS1株配当
150円-25円-200円-375円-550円2020 EPS: 144円2021 EPS: -537円2022 EPS: 5円2023 EPS: 70円2024 EPS: 129円2025 EPS: 54円202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
44億円
負債・純資産
負債 22億円純資産 23億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025138億円8億円8億円5億円44億円23億円54.121.8%51.2%
FY2024124億円5億円5億円3億円43億円19億円128.622.5%43.9%
FY202383億円1億円1億円2億円31億円10億円70.219.2%30.6%
FY202240億円24百万円11百万円23億円8億円4.81.5%34.0%
FY202128億円-2億円-3億円21億円8億円-537.4-28.3%36.7%
FY202077億円98百万円69百万円25億円10億円143.86.9%41.4%
営業CF3億円
投資CF-2億円
財務CF-30百万円
現金及び現金同等物21億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1庄子 潔41.0%
2合同会社なかなか25.6%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.7%
4KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.5%
5ダイブ従業員持株会2.2%
6BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.1%
7野村信託銀行株式会社(投信口)1.8%
8SBI4&5投資事業有限責任組合1.7%
9株式会社SBI証券1.5%
10片山 晃1.4%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-12-31)77億円6億円6億円4億円7.7%50.5%45.6
FY2025中間(〜2024-12-31)72億円6億円6億円4億円7.7%44.2
FY2024中間62億円5億円5億円3億円7.5%41.5

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢30.7歳
平均年間給与509万円
平均勤続年数3.7年
管理職に占める女性比率14.3%
男女の賃金の差異(全労働者)94.1%
男女の賃金の差異(正規雇用)64.3%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)77百万円419百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容9,087
3 【事業の内容】当社は、報告セグメントを観光HR事業、地方創生事業に区分しております。「観光HR事業」は、リゾートバイト(注1)に特化した人材サービスを提供しており、日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店・テーマパーク・レジャー施設・スキー場等の観光施設(以下、「観光施設等」という。)に対して、人材派遣及び有料職業紹介を行っております。「地方創生事業」は全国8ヶ所(2025年9月現在)でグランピング(注2)施設やホテル施設等の宿泊施設を運営しております。当社は「一生モノの『あの日』を創り出す」というミッションと、「誰もがジブンの人生を愛せる世界へ」というビジョンを掲げており、いずれの事業もミッション及びビジョンに紐づいた事業となっております。主力事業である観光HR事業は、創業当初よりリゾートバイトという手段を通して日本の多くの若者(注3)を全国のリゾート地へ送り出しており、「初めて訪れる土地で、初めて出会う人たちに囲まれ、初めての仕事を体験する」という特異な経験が若者のメンタルをタフに育て、多様な価値観と豊かな人間性を育む瞬間を目の当たりにしてまいりました。また、彼らが未知の体験の中から今まで知り得なかった選択肢と出逢い、それがその後の人生に大きな影響を与える体験となっていることも実感しております。リゾートバイト体験を通して、新しい世界へ飛び込む若者を支援し、自分の人生に誇りを持ち、自分の人生を愛せるきっかけとなる『あの日』を多く創り出しております。さらに、ライフスタイルや価値観が多様化していく中で、働き方も多種多様な形態を選び取ることが可能になった現在、当社での経験が社会に認められ、「履歴書には書かれていないその人の価値」が評価される社会を創りたいと考えております。地方創生事業では、グランピング施設やグランピング施設以外の宿泊施設、飲食店・温浴施設等(以下、「グランピング施設等」という。)の企画開発・経営・運営を行っておりますが、既に観光地化されたリゾート地ではなく、まだ地域の魅力が知られていない非観光地(注4)を中心に出店しております。地元の方々が気付かなかったその地域の魅力を発掘し発信することで多くの人流(宿泊客)を生み出しており、地元の方が地域の活性化を感じる『あの日』を提供しております。また、その地域を訪れる宿泊客にとっては、その地域の魅力に触れる体験を通して、自分や大切な誰かにとってかけがえのない思い出となる『あの日』を提供しております。各事業の内容は次のとおりであります。なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (1) 観光HR事業当社の主力事業である観光HR事業は、リゾートバイトに特化した人材派遣業及び有料職業紹介業を行っており、北は北海道から南は沖縄県まで日本全国の観光施設等に人材を供給しております。当社が主に人材サービスを提供している観光産業は、我が国の力強い経済を取り戻すための重要な成長分野と期待されており、観光立国の実現に向け特に訪日外国人旅行者の誘致を推進する様々な施策や試みが観光庁主導で行われてきました。2020年度に新型コロナウイルス感染症流行による影響で訪日外国人旅行者数が減少しましたが、順調に回復しており、2024年度には新型コロナウイルス感染症流行以前の記録を大幅に更新し、3,600万人(注5)を突破しました。現在においても政府は2030年に6,000万人(注6)の訪日外国人旅行者数目標を継続して掲げております。また、2024年5月に世界経済フォーラム(World Economic Forum)が発表した、「2024年旅行・観光開発指数レポート」において日本は世界三位を獲得しており、次に訪れたい旅行先として日本に対する注目や期待はより一層高まっているものと考えております。 なお、このような訪日外国人旅行者の増加を背景とした宿泊需要の高まりもあり、全国の宿泊施設の平均客室稼働率は、2019年には62.7%(注7)にまで向上しました。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年には34.3%(注8)まで減少しましたが、2025年5月には61.8%(注9)にまで力強く回復いたしました。また、2013年年度末時点で1,562,482室(注10)であった客室数は、2023年年度末時点には1,776,994室(注11)まで増加いたしました。このように宿泊需要が高まる一方で、生産年齢人口の減少や都市部への人口一極集中を背景に、地方圏に位置する観光施設等の人手不足感は加速度的に深刻化しており、2024年9月時点の調査(注12)でも旅館やホテルの人手不足割合は72.7%と高い水準が続いております。当社は、宿泊業や地方圏における人手不足は観光立国を目指す我が国にとって大きな社会課題であると認識しており、この課題解決につなげるべく、リゾートバイトに特化した人材サービスを提供し、主に都市部の若手人材と、地方圏の求人企業である観光施設等との人材マッチングをサポートしております。なお、生産年齢人口の減少や都市部への人口一極集中といった背景は、当社がリゾートバイト希望者である人材を募集するにあたっても大きな課題となりますが、リゾートバイトならではの体験価値を求める層に広く支持され、スタッフ登録者数は増加しております。具体的な事業内容としては、営業担当者が、当社と労働者派遣(紹介)基本契約を締結している観光施設等より求人情報を入手し、当社が運営する「リゾートバイトダイブ」や各種求人媒体に当該求人情報を掲載いたします。 求人情報を閲覧し、リゾートバイトに興味を持った人材は、「リゾートバイトダイブ」や各種求人媒体よりスタッフ登録の手続きを行います。登録に際しては、当社担当者が人材に対して面談を行います。希望のエリアや職種、勤務期間といった定量的な情報と、志望動機や求める体験等といった定性的な情報とを掛け合わせ、最適な勤務先を当社のデータベースより検索します。リゾートバイトは従業員寮で生活しながら勤務するという性質上、仕事と生活が一体となるため、一般的な求人情報だけではなく、従業員寮の間取りや設備といった住環境についても提案を行います。また、勤務地である観光施設等は国立公園や国定公園内に位置することも多く、自然を満喫できる反面、生活環境については都市部と全く異なり、コンビニエンスストアや商店、銀行等の生活インフラが徒歩圏内に整っていない地域や、都市部と比較して交通の便が発達していない地域も多くあります。当社のデータベースには、観光施設等の担当者から提供された基本情報に加えて、当社営業担当者が現地に通うことで収集した情報、過去に勤務実績のある当社スタッフより収集したアンケート及び体験談に基づく実体験ベースの情報等、インターネットでは検索できない数多くの情報が蓄積されております。担当者がこのデータベースを面談に活用することで、人材の顕在ニーズを満たすことは勿論のこと、人材が自身では気付くことが難しい潜在ニーズを引き出す事が可能となり、満足度向上や競争優位性の源泉に繋がっていると考えております。 面談後、勤務先が決定すると、当社と観光施設等との間で労働者派遣(紹介)個別契約を、人材派遣の場合は当社と人材との間で雇用契約を締結し、派遣スタッフ等として就業していただきます。契約勤務期間の期限が近くなると、派遣スタッフ等と観光施設等、当社の3者間で契約期間延長の可否等を協議し決定します。赴任した勤務地に愛着を感じ延長を希望するケースも多くある一方で、より多くの地域に訪れてみたいとの希望から、例えば、夏は沖縄のビーチリゾートで勤務し、秋は紅葉で賑わう栃木県の日光で勤務し、冬のスキーシーズンには北海道のニセコで勤務するというケースもあり、場所に縛られず1年を通して複数の地域で勤務することにより、「初めて訪れる土地で、初めて出会う人たちに囲まれ、初めての仕事を体験する」といったリゾートバイトならではの体験を実現する方も多くおります。また、派遣スタッフ等が複数箇所の勤務地で就業するため、派遣スタッフ等が勤務地に到着するまでの事務作業や複数回にわたる連絡等の高頻度の事務手続きが当社に発生する事となります。その高頻度の事務手続きを基幹システムや公式LINE等を用いてIT化することで業務の効率化を実現しており、高い参入障壁を構築していると考えております。 なお、派遣スタッフ等の就業にあたっては、①自宅から観光施設等への往復交通費を当社及び観光施設等がその一部又は全額を支給、②住居として観光施設等の保有する従業員寮や当社の用意する住まいを観光施設等及び当社が一部又は全額の費用負担をしており、派遣スタッフ等にとっては経済的なメリットも大きいため、これによって生まれた余裕資金が、その地域での観光や体験に充てられることにより地域の経済活性化にも繋がっていると考えております。リゾートバイトの特性からも見て取れますように、当社は都市部の若者を地方圏へ移動させることを得意としており、創業当初より「旅行以上 移住未満」のリゾートバイト期間に、その地域と関わることとなる多くの方々を全国に送り出し、いわゆる関係人口(注13)の創出を行ってまいりました。また、近年では、地方移住及び地方創生に興味があり、より長期的に地方と関わりたいという方々が、リゾートバイトをきっかけに、その地域に移住した事例も生まれており、地域活性化に繋がっていると考えております。当社の派遣スタッフ等の平均年齢は29.6歳(2024年1月1日から2024年12月31日の1年間に採用及び紹介等をした派遣スタッフ等の平均年齢)となっており、デジタルネイティブ(注14)世代と言えますが、関係人口となった当社の派遣スタッフ等のなかには、自身のSNS(注15)等でその地域の魅力を発信するアンバサダー(注16)となり、地元の方々に期待されている方もおります。 リゾートバイトに特化した観光HR事業が地域の観光振興を支援し、また関係人口拡大に繋がることは、地方創生に資すると考えております。このことから、当社が地方創生に貢献できる余地は大きく、引き続き地域の期待に応えられるよう事業に邁進いたします。 本セグメントにおける収益の内容は以下のとおりであります。(人材派遣)人材派遣とは、派遣会社(当社)と雇用契約を締結した社員を、労働者派遣契約を締結した企業(派遣先)に派遣することをいいます。当社は、労働者派遣契約に基づき派遣先から派遣料金を受領することで収益を計上しており、派遣社員に給与の支払いを行った後の差額が当社の利益となります。なお、観光HR事業の売上高のうち、98.0%(2025年6月期の当社実績)が人材派遣業によるものであります。 (有料職業紹介)有料職業紹介とは、企業(求人者)の求人依頼を受け、依頼に基づいた人材(求職者)を企業に紹介することをいいます。当社においては、紹介を受けた企業から受領した紹介手数料が収益となります。 (2) 地方創生事業地方創生事業は、グランピング施設等を北海道芦別市(ザランタン芦別)・栃木県鹿沼市(ザランタン鹿沼)・茨城県常陸大宮市(ザランタンひたち大宮)・岡山県津山市(ザランタンあば村)・佐賀県佐賀市(ザランタン三瀬高原)・香川県東かがわ市(ザランタン東かがわ)の全国6ヶ所(2025年9月現在)で運営しており、グランピング施設のブランド名を「ザランタン」としております。また、新業態である滞在型アウトドアホテル(注17)を2024年3月に香川県東かがわ市(クラフトホテル瀬戸内)、同年4月に岡山県津山市(クラフトホテルあば村)で開業をいたしました。グランピングは、キャンプに出かける際に煩わしく感じることが多いキャンプ道具の持ち運びや、テントの設営・撤収、食事の準備・片付け等の大部分を宿泊施設側で行うことで、手軽に大自然の中での宿泊体験が可能となり、世界規模で注目を集めております。日本においても、キャンプやサウナなどのブームに伴い、アウトドアへの関心は高まっており、手軽にアウトドアを楽しめるグランピングは初心者やファミリー層に加えて、女性グループなどでも人気となっております。しかしながら人気が高まる一方で、1泊3万円/人を超える高価格帯のグランピング施設も多いため、グランピングでの宿泊体験を希望するユーザーの中には、予算が合わず断念する層も多く存在すると認識しております。当社は比較的低い価格帯で楽しめるグランピング施設等を運営することで、カジュアルにグランピングを楽しみたいというニーズを取り込んでおります。また、当社のグランピング施設等は、主に地方公共団体が所有管理する公共施設や、観光地としての開発がまだなされていない非観光地の遊休施設及び遊休地を活用して行っており、その地域に訪れる人を増やし、また雇用を創出することで地域の活性化に貢献しております。事業内容としては、グランピング施設等の企画開発・経営・運営を一気通貫で行っており、具体的には、用地開拓や市場調査、コンセプト策定、施設や設備の企画、販売戦略の立案、施設の運営等となります。特に、観光HR事業と連携したスタッフ採用や人員数の最適化等といった人材活用面と、自社運営メディアを活用した集客面に強みを持っております。その他に、一部のグランピング施設の運営体制について、ザランタン三瀬高原及びザランタンひたち大宮については、当社と協働で施設運営を行うパートナー企業が存在し、当該企業が宿泊者に提供する料理の仕入れや調理を行っております。また、ザランタンあば村については、パートナー企業と共同事業体として指定管理業務を実施しており、当社が宿泊客への食事の調理及び提供を含めたサービスを行い、パートナー企業が宿泊客からの利用料金の徴収を行っております。当社が運営するグランピング施設の宿泊単価は、1泊2食体験付きの宿泊プランの場合でも大人1人当たり1.3万円前後(2025年6月期の当社実績)に設定されており、以下の特徴によりリーズナブルな価格設定を可能としております。 ① 開発コストの優位性用地については、主に地方公共団体が所有管理する公共施設や、観光地としての開発がまだなされていない非観光地の遊休施設及び遊休地を活用しており、安価な賃料や提携料であると考えられること。施設については、既存の施設を利活用するため、新たに入浴設備や上下水道等を整備する必要が無い場合が多く、初期投資の大幅な抑制を可能としていると考えられること。 ② 集客コストの優位性グランピング施設であるザランタンの集客については、当社が運営するグランピング施設等の専門サイト「GLAMPICKS」(注18)を活用して、いわゆるD2C(注19)での集客を行っているため、広告宣伝費率は売上の2.7%(2025年6月期の当社実績)と他社施設と比べて大幅に抑制できること。 ③ 運営コストの優位性グランピング施設等の運営スタッフの採用については、当社の主力サービスである観光HR事業からのスタッフ紹介を活用することにより、通常人材採用時に必要となる人材募集費用を要せず、人員数についても、グランピング施設の繁忙期・閑散期に合わせた、最適な人員数での運営が容易であること。また、経営の合理化を目的として、最閑散期である冬季にグランピング施設等を一時休業させ、その後春季に営業再開を図る場合にも、観光HR事業と連携することで、余剰人員を抱えることなく最適な人員数での運営が容易となり、人件費を最適化できること。 地方創生事業の進出エリアに関する方針は、前述のとおり観光地としての開発がまだなされていない非観光地を主なターゲットとしております。非観光地を既に観光地化されたリゾート地と比較した場合、非観光地は競合となる宿泊施設が多くないことや、土地及び建物等の物件を好条件で獲得できること等、進出の余地は非常に大きいと考えております。その一方で、非観光地は知名度の低さから集客面には課題があり、また人口減少が進む地方圏であることから働き手の確保にも難しさがあります。当社はこれらの課題を、自社運営メディア「GLAMPICKS」の集客力を活用し、また観光HR事業と連携することで人手不足の解消を図り、非観光地でのグランピング施設等の運営を順調に行ってまいりました。このような実績から、地方公共団体等を中心とした地方圏からのお問い合わせも増加しており、観光HR事業同様に当社が地方創生に貢献できる余地は大きいと感じております。引き続き、各地の地方公共団体等や出店地域で生活する皆さま、出店地域で事業パートナーとなり得る事業者様等の期待に応えられるよう事業に邁進いたします。 本セグメントにおける収益の内容は以下のとおりであります。 (パートナー決済の場合) 宿泊施設を管理する企業(パートナー企業)が宿泊客より宿泊料金を受領した後、当社とパートナー企業が締結した契約内容に基づき、当社がパートナー企業に対して業務提携料を請求しております。当該請求及び契約内容に基づき当社の収益を計上しております。 (当社決済の場合) 当社が宿泊客より受領する宿泊料金が収益となります。また、当社と宿泊施設を管理する企業(パートナー企業)が締結した契約内容に基づき、パートナー企業に当社が業務提携料を支払い、宿泊料金との差額が当社の利益となります。 (メディアサービス) 当社が運営するグランピング施設等の専門サイト「GLAMPICKS」に、宿泊施設等を掲載する企業(広告主)より受領した掲載料等が当社の収益となります。 (注) 1.リゾートバイトとは、日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店・テーマパーク・レジャー施設・スキー場等に短期間移住し、従業員寮で生活しながら、勤務する働き方です。労働の対価として収入を得るだけではなく、海外でのワーキングホリデーに近い体験価値を国内でも得られる手段として当社では主に25歳から44歳までの社会人を中心に支持されております。なお、ワーキングホリデーとは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度であります。2.グランピングとは、グラマラス(魅力的な)とキャンピングを組み合わせた造語で、大自然の中で手軽に楽しめるキャンプであります。3.当社では「若者」の定義を、年齢の大小ではなく、好奇心や冒険心が旺盛で積極的に行動する人としております。4.当社では、観光の対象が未開発である、又は存在するものの知られていないがために、観光客が少なく交通機関や宿泊施設等が十分に整備されていない地域のことを「非観光地」と定義しております。5.出典:日本政府観光局(JNTO)「国籍/月別 訪日外客数(2003年〜2025年)」。6.出典:観光庁「観光を取り巻く現状及び課題等について」(令和3年11月)。7.出典:観光庁 宿泊旅行統計調査報告(平成31年1~令和元年12月)。8.出典:観光庁 宿泊旅行統計調査報告(令和2年1〜12月)。9.出典:観光庁 宿泊旅行統計調査報告(令和7年5月分
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等6,177
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針当社は「一生モノの『あの日』を創り出す」というミッションと、「誰もがジブンの人生を愛せる世界へ」というビジョンを掲げており、いずれの事業もミッション及びビジョンに紐づいた事業となっております。創業当初よりリゾートバイトという手段を通して日本の多くの若者を全国のリゾート地へ送り出しており、「初めて訪れる土地で、初めて出会う人たちに囲まれ、初めての仕事を体験する」という特異な経験が若者のメンタルをタフに育て、多様な価値観と豊かな人間性を育む瞬間を目の当たりにしてまいりました。また、彼らが未知の体験の中から今まで知り得なかった選択肢と出逢い、それがその後の人生に大きな影響を与える体験となっていることも実感しております。今後も観光HR事業をさらに拡大させ、リゾートバイト体験を通して、新しい世界へ飛び込む若者を支援し、自分の人生に誇りを持ち、自分の人生を愛せるきっかけとなる『あの日』を多く創り出します。また、当社においても未知の領域に果敢に挑戦(ダイブ)し続けたいという考えを大切にし、2019年には、テント3棟のグランピング施設を香川県東かがわ市に開業いたしました(2024年7月に同市内に移転し新規開業)。現在では、北海道芦別市(ザランタン芦別)・栃木県鹿沼市(ザランタン鹿沼)・茨城県常陸大宮市(ザランタンひたち大宮)・岡山県津山市(ザランタンあば村)・佐賀県佐賀市(ザランタン三瀬高原)・香川県東かがわ市(ザランタン東かがわ)の全国6ヶ所(2025年9月現在)でグランピング施設を運営し、また、香川県東かがわ市、岡山県津山市にてそれぞれホテル業態であるクラフトホテル瀬戸内、クラフトホテルあば村を運営しております。引き続き地方創生事業を拡大させることで、その地域の経済活性化を支援することは勿論のこと、そこで生活をする人々が生まれ育った地域の魅力を今まで以上に誇りに感じられるような地方創生にも貢献したいと考えております。今後についても、当社はチャレンジャーであり続け、ビジョンの実現と社会への貢献を通して、企業価値の最大化を目指してまいります。 (2) 経営戦略等当社の主たる事業領域である国内の観光市場は、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延の影響を受け大きく落ち込みましたが、それでもなお日本政府は2030年における訪日外国人旅行者数6,000万人、旅行消費額37兆円の目標を変更することはなく(出典:観光庁「これまでの議論の経過について」2022年3月)、観光業は日本経済の成長エンジンとして期待されていると考えております。その一方で、宿泊・飲食業は慢性的な人手不足に直面しているほか、労働生産性についても全産業と比較した場合には低水準に留まっており(出典:観光庁「「令和6年度観光の状況 令和7年度観光施策」(観光白書)について」 第Ⅰ部)、観光業の成長を妨げるボトルネックとなりかねないと考えております。こうした環境のもと、主力事業の観光HR事業では旺盛な人材需要を追い風に観光施設等からの求人依頼は増加しております。そのため、顧客の信頼を積み上げ、将来にわたり確実に利益を生み出す事業基盤を強化するため、人材確保の強化をより推進してまいります。また、当社の地方創生事業は非観光地における地域の魅力開発や賑わい創出を得意としており、引き続き地域の魅力を引き出すことで地方創生に貢献するとともに、非観光地の遊休施設を活用するなどして収益性の高い施設の展開を目指します。 ① 若手人材の獲得[観光HR事業]20代30代を対象にした、ノバセル株式会社によるリゾートバイトに関する調査(2023年4月)では、リゾートバイトを「知らない」が51.0%、「名前は聞いたことがあるが、サービスの特徴・詳細は知らない」が34.5%であり、85.5%がリゾートバイトについて知らない、もしくは詳しくは知らないという結果となりました。この結果より、20代30代の市場には開拓の余地が大いにあると判断しており、引き続き、LINE友だち数の競争優位性を堅持し、プロモーション活動を継続することに加えて、SEO施策を強化しブランディングと派遣スタッフのリード獲得を推進してまいります。 ② シニア人材の獲得[観光HR事業]当社の全就業者に占める50歳以上のシニア人材の割合は、2012年の0.78%から2025年には6.7%へと急増しております。今後も自由な働き方を求めるシニア層や、移住を検討しておりその準備や調査としてリゾートバイトを活用したいシニア層への訴求を促進し、シニア人材の獲得強化を図ります。 ③ 外国人人材の獲得[観光HR事業]当社の観光HR事業は、就業先に従業員寮が完備されており、ワーキングホリデー制度や特定技能制度を利用して来日する外国人人材にとっては、来日後の住居探しが不要であることから非常に利便性の高いサービスであると考えております。当社は多国籍の社員からなる外国人採用の専属チームを組成し、継続的に外国人人材の獲得強化を図っており、インドネシア人、韓国人、ネパール人をはじめ、アジア圏の人材を中心とした外国人人材の採用実績があります。なお、特定技能人材については、海外現地での採用強化を目的として、累計10ヶ国35社の送り出し機関との契約を締結しております。今後も、海外現地機関との連携を強化し、外国人人材の獲得強化を図ります。 ④ 非観光地での観光事業開発を促進[地方創生事業]非観光地は、観光地化された地域と比べると遊休施設や遊休地が多く、好条件での物件取得や賃貸契約が見込めると考えております。当社は、これまでのグランピング施設運営で培った施設の運営ノウハウや、観光HR事業との連携による安定した人材供給力、WEBメディア運営で培ったD2Cでの集客ノウハウ等を活かし、経営資源を重点分野に集中させるとともに、季節性の高い収益モデルの平準化を図りながら、継続してグランピング施設の新規開業や既存施設における客室の増室等を進める考えでありますが、グランピング施設に留まらず、非観光地にて収益性の高い観光事業の開発を目指してまいります。 ⑤ 観光HR事業と地方創生事業等の掛け合わせによる新事業開発やクロスセルの促進[全社]地方創生事業が有する企画開発・経営・運営に関するノウハウを活かし、観光業の課題解決となるような新事業や新サービスの開発を強化いたします。開発された新事業や新サービスは、観光HR事業で築き上げた5,900ヶ所以上の取引先である観光施設等に対して販売や導入を進め、一施設当たりの取引額の最大化を目指しております。 ⑥ 観光業界における課題解決の新規事業開発[全社]観光施設の人材募集や就業管理は依然として紙やExcelに依存し、情報分散や管理負担が課題となっております。加えて繁閑差の大きい業界特性から繁忙期に需要が集中し、運用効率が低下する状況が続いております。こうした課題に対応する新規事業として、当社は求人から就業管理までを一元化する観光業界特化型SaaS「ハッサク」(特許出願中)を開発し、業務効率化を推進しております。また、地方における通年雇用の難しさや繁忙期の労働力不足に対しては、“寮”を地域活性の拠点と再定義する新たな取り組みを進めており、魅力ある生活・交流空間の創出を図ってまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社は、事業規模と収益性を測る指標として売上高及び営業利益を重要指標としております。また、当社の主力事業である観光HR事業では、売上拡大に直結する派遣スタッフ等の就業者数の増加及び就業者1人当たりの売上高拡大を重要指標としております。なお、観光HR事業のみならず、地方創生事業をも拡大していくためには、「(4) 経営環境及び対処すべき課題」に記載の課題に対処していくことが必要であると考えておりますが、これらの課題に対応するため、常に事業環境や外部環境に関する情報収集や分析を行い、分析結果に沿った事業計画及び中期経営計画を策定・実行する方針であります。 (4) 経営環境及び対処すべき課題人材業界を取り巻く環境としては、2025年3月時点の有効求人倍率は1.26倍(出典:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分))と求職者よりも求人が多い状況にあり、今後も人手不足の状況が続くと考えております。そのため、女性や高齢者、外国人等の様々な方の就労を可能にすることが求められております。このような状況の中、当社の対処すべき課題として以下の事項があるものと認識しております。 ① 派遣スタッフ等の獲得当社の観光HR事業を拡大させるためには、派遣スタッフ等の継続的な確保が重要であります。取引先の旺盛な人材需要に応えるため、当社は(1)派遣スタッフ等の募集にかかる広告投資の強化、(2)派遣スタッフ等のスムーズな応募導線を確保するため、ホームページ等の継続的な改修、(3)応募の動機付け強化を図るため、ホームページのコンテンツ拡充、(4)魅力ある日本全国の求人の獲得、(5)既に登録済みの派遣スタッフ等から新たな派遣スタッフ等となり得る友人等を紹介してもらうこと、等の活動により新規派遣スタッフ等の確保に取り組んでおります。 ② 派遣スタッフ等の1人当たりの就業期間の長期化(LTMの向上)当社の観光HR事業を拡大させるためには、前述の派遣スタッフ等の獲得に加え、就業期間を長期化させることも重要であります。そのため当社は、取引先が派遣スタッフ等を評価し、派遣スタッフ等が取引先を評価する相互評価システムを導入し、(1)取引先から評価の高い派遣スタッフ等は、他の派遣スタッフ等と比べ高待遇での契約締結を可能とするとともに、(2)派遣スタッフ等から評価の高い取引先に対する派遣等を強化することにより、途中退職率の軽減及び満足度向上を図ります。(1)(2)に取り組むことで、当社のサービスを繰り返し利用し、複数の取引先へ就業するリピーターの獲得を強化し、就業期間の長期化を目指します。 ③ 派遣先(求人)の獲得当社の観光HR事業を拡大させるためには、派遣先の継続的な確保が重要であります。新型コロナウイルス感染症の収束に伴い、日本人旅行者に加え訪日外国人旅行者も増加し、旺盛な人材需要は継続し、派遣先(求人)の獲得は堅調に推移すると予測しておりますが、派遣スタッフ等のニーズにマッチする派遣先(求人)の獲得がより一層重要度を増すと考えております。また、前述の派遣スタッフ等の獲得についても、当社が派遣スタッフ等のニーズにマッチする派遣先(求人)を多く獲得することにより、当社への応募数も増加すると考えております。今後も営業活動を強化し、派遣スタッフ等のニーズにマッチする派遣先(求人)の獲得に努めてまいります。 ④ 宿泊施設の新規開業候補地の選定当社の地方創生事業は、主に地方公共団体が管理所有する遊休地にグランピング施設等の宿泊施設を開業しております。現在も慎重に新規開業地の選定を行っておりますが、成功確率を高めるためには数多くの候補地を獲得し、その中から選定することが重要であると考えております。今後も、地方公共団体に対する営業活動を継続し、候補地の開拓に努めてまいります。 ⑤ 認知度の向上とブランドの確立当社の観光HR事業、地方創生事業は、これまで業界内で競争力を高めてきたものの、より一層の認知度向上とブランドの確立が重要であります。このような状況の中、当社はこれまでSEO施策の強化や提供可能なサービスラインナップの拡充、定期的なホームページのリニューアル等を行うとともに、広告宣伝の強化等に積極的な投資を行い、認知度向上とブランド力の強化を進めてまいりました。広告宣伝手法の進化や多様化が進むなか費用対効果を慎重に判断し、今後もSEO施策の強化や広告宣伝活動を積極的に行うことで、ブランド力や認知度を向上させ、優秀な人材の確保及び集客力の強化に努めてまいります。 ⑥ 収益力の向上観光HR事業については、前述のとおり人手不足に伴い、広告宣伝費等の採用コストの増加が考えられます。また、世界規模の物価上昇に起因した賃上げにより、派遣スタッフ等の獲得競争が激化し、他業種と同様に賃上げを迫られた結果、人件費等が膨らみ、利益が圧迫される可能性があり、その収益性の強化が大きな課題であると考えております。当社は、これまでもIT技術を用いた業務の自動化やスリム化を図るオペレーション変更に加えて、AIの導入による生産性向上を推進してまいりました。引き続き、生産性向上に取り組み、増加が見込まれる人件費や採用コスト等の抑制にも取り組みます。また、柔軟にビジネスモデルの再構築や組織の再編成を行う等、包括的に収益力向上に努めてまいります。 ⑦ M&A等を通じた事業領域の拡大当社は、成長戦略の1つとして、M&Aや資本業務提携等の活用を積極的に行いたいと考えております。当社メンバー間の強固な信頼関係やネットワークを通じて、金融機関等から高品質な事業案件の紹介が継続的に寄せられており、将来的な展開を見据えた協議・検討を進めております。M&A戦略の推進に向けては、社内体制の強化を図るとともに、能動的な案件探索にも注力し、既存事業の周辺領域への事業拡大や、当社とのシナジー効果が期待できる企業とのコラボレーションを実現することで、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。 ⑧ 人材の確保と育成・開発当社は、中期経営計画等に沿い計画的に人材の確保を行ってまいりましたが、人材確保とともに、当社のビジョン・ミッションを理解し、その実現に向け計画を実行していくことができる優秀な人材の育成や、スキル等の開発も重要であると考えております。既存事業における人材の採用・育成に加えて、非連続な成長を実現するため、新規事業の立ち上げやM&A後の統合(PMI)を主導できる高度専門人材の採用・育成を推進してまいります。このため、今後も当社の成長を牽引することが可能な人材の確保と育成、スキル等の開発に取り組んでまいります。 ⑨ 経営体制の更なる強化 当社は、これまで会社の成長ステージに応じた経営体制を構築してまいりました。今後も持続的な成長と企業価値の向上を実現し、あらゆるステークホルダーの期待に応えるため、経営体制の更なる強化
事業等のリスク12,976
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。ただし、これらは当社に関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見し難いリスクも存在します。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 各リスクの発生可能性、影響度については、下表のとおりであります。 分類リスク発生時期発生可能性影響度1.事業環境に関するリスク(1)景気の変動と雇用情勢について特定時期なし低中(2)競合について特定時期なし低中(3)新型コロナウイルス感染症及び新たな感染症について特定時期なし低大(4)法的規制について特定時期なし低大(5)社会保険制度の改定について数年以内低中(6)大規模自然災害、事故等について特定時期なし低中2.事業に関するリスク(1)四半期ごとの業績変動について四半期毎高中(2)派遣スタッフ等の確保について特定時期なし中大(3)新規事業について特定時期なし低小(4)知的財産権侵害等について特定時期なし低小(5)検索エンジンへの対応について特定時期なし低中(6)当社が運営する宿泊施設の契約期間について契約期間毎中中(7)宿泊施設開業計画について特定時期なし低大(8)食品の衛生管理について特定時期なし低中(9)システムトラブルについて特定時期なし低中3.経営・組織に関するリスク(1)内部管理体制の充実及び法令遵守について特定時期なし低中(2)M&Aについて特定時期なし低中(3)特定の人物への依存について特定時期なし低中(4)配当政策について特定時期なし低小(5)固定資産の減損について特定時期なし低中4.その他のリスク(1)ストック・オプション制度による株式価値の希薄化について数年以内中中(2)資金使途について特定時期なし低小(3)当社株式の流動性について特定時期なし低中 1.事業環境に関するリスク(1) 景気の変動と雇用情勢について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中)当社の事業は景気動向や雇用情勢等の影響を受けやすいものでありますが、これらが悪化した場合でも、観光HR事業及び地方創生事業につきましては、観光業として一時的に影響を受けやすいものの、状況が改善されると旅行や観光活動が再び増加する傾向にあります。しかしながら、当社の想定を超えた経済環境の変化があった場合、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、景気動向や雇用情勢について十分に情報の収集を行い、分析した上で事前に対応策を検討してまいります。 (2) 競合について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中)現在、当社が事業を展開している観光HR事業、地方創生事業の分野において、競合企業が複数存在しており、一定の競争環境があるものと認識しております。当社は、主力としている観光HR事業の強化に加え、地方創生事業の新規宿泊施設の開業を進めるとともに、積極的なマーケティング活動やカスタマーサポートの充実、ホームページの利便性向上等に取り組んでおり、各市場において競争優位性を構築し、競争力を向上させてまいりました。今後も顧客ニーズへの対応を図り、サービスの充実に結び付けていく方針ではありますが、これらの取り組みが想定どおりの成果を上げられない場合や、競合他社が当社より低い価格で同水準のサービスを展開した場合、ユーザーを取り込む斬新なサービスを提供した場合は、当社のシェア率が下がり、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、競合他社の動向を注視するとともに、市場の変化に迅速に対応し、当社のサービスが顧客にどのような価値を提供しているのかを再評価いたします。結果として、競合他社と差別化できる要素を明確にすることで実効性の高い対応策を検討してまいります。 (3) 新型コロナウイルス感染症及び新たな感染症について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:大)新型コロナウイルス感染症においては、現時点で5類感染症に位置付けられ、今後、新たに行動制限等が発令されることはないと予測しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症と同様の新たな感染症が発生した場合、緊急事態宣言等の発出に伴う行動自粛要請等により、観光HR事業の取引先である観光施設等に対する制限が長引く場合や、地方創生事業のグランピング施設等が休業する必要がある場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、新たな感染症による影響が長期化した場合は、固定費の削減を図るとともに金融機関への支援を要請し、各方面からの資金調達の準備を進めてまいります。 (4) 法的規制について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:大)従業員による重大な過失、不正、違法行為等が生じ、行政指導・改善命令を受けた場合、又は訴訟や損害賠償等に至った場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社に関連する主要な法的規制である労働者派遣法、職業安定法、労働基準法及び関係法令については、労働市場を取り巻く状況の変化や政策等に応じて改正が適宜行われております。その結果、派遣スタッフの正規雇用への転換の増加及び当社の顧客による派遣契約の縮小や、直接雇用契約への切り替えの増加等が、当社の想定を上回る速度で推移した場合、当社の財政状態や経営成績に影響が及ぶ可能性があります。 (主要な対応策)当社は、企業としての社会的責任を遂行するため、関係法令に則った社内諸規程及び業務マニュアルの整備等の内部管理体制の充実を図り、今後も事業規模の拡大や内外の状況変化に対応して適切な内部統制システムの充実やその運用を推進いたします。また、顧問弁護士や顧問社会保険労務士より、当社に関連する主要な法的規制の改正等の情報提供をいただき、事前に対策を立てるとともに、関係法令に関する周知、教育の実施に努めてまいります。 ① 労働者派遣法について当社は、労働者派遣法に基づき厚生労働大臣の「労働者派遣事業許可(派13-300547)」を受けており、許可の有効期限は2027年12月31日であります。「許可の取消し等」を定めている労働者派遣法第14条において、派遣元事業主(派遣事業を行う者、法人である場合にはその役員を含む。)が同条第1項のいずれかに該当するときは、許可の取消しができる旨を定めております。現時点において、当社が上記の取消し事由に抵触することはありませんが、今後何らかの理由で許可が取り消された場合、当社の事業活動が制限され、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、労働者派遣法及び関係法令については、経済環境・社会環境の変化に応じて改正される可能性が高く、改正内容によっては、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、役職員に対し、労働者派遣法に関する教育の実施や法改正情報の積極的な社内共有を行い、役職員が法律を理解することで違反事項の発生を防止しております。また、法改正等については顧問弁護士及び顧問社会保険労務士より事前に情報提供をいただくこととしており、当社の業績に影響を与えるような法改正が実施される場合には事前に対応策を検討してまいります。 ② 職業安定法について当社は、職業安定法に基づく厚生労働大臣の「有料職業紹介事業許可(13-ユ-302319)」を受けており、許可の有効期限は2030年5月31日であります。「許可の取消し等」を定めている職業安定法第32条の9において、有料職業紹介事業者が同条第1項のいずれかに該当するときは、許可の取消しができる旨を定めております。現時点において、当社が上記の取消し事由に抵触することはありませんが、今後何らかの理由で許可が取り消された場合、当社の事業活動が制限され、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、役職員に対し、職業安定法に関する教育の実施や法改正情報の積極的な社内共有を行い、役職員が法律を理解することで違反事項の発生を防止しております。また、法改正等については顧問弁護士及び顧問社会保険労務士より事前に情報提供をいただくこととしており、当社の業績に影響を与えるような法改正が実施される場合には事前に対応策を検討してまいります。 ③ 労働基準法について当社は、派遣先に対して当社の36協定の範囲を超えた時間外労働を当社の派遣スタッフが行うことがないよう、各派遣スタッフの時間外労働時間に応じ派遣先に対して改善の通知を行う等、適時必要と考える措置を講じるよう努めております。しかしながら、派遣元である当社の労務管理と安全配慮の取り組みが派遣先にて十分に反映されない場合や、今後の規制強化及び労働基準法をはじめとする法適応の動向によっては、契約の解除による売上減少や労働問題の発生、有給休暇取得の義務化等に伴うコストの増加により、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、役職員に対し、労働基準法に関する教育の実施や法改正情報の積極的な社内共有を行い、役職員が法律を理解することで違反事項の発生を防止しております。また、法改正等については顧問弁護士及び顧問社会保険労務士より事前に情報提供をいただくこととしており、当社の業績に影響を与えるような法改正が実施される場合には事前に対応策を検討してまいります。 ④ 個人情報保護法について当社は、個人情報の外部漏洩は勿論、不適切な利用、改ざん等の防止のため、個人情報の管理を事業運営上の最重要事項と捉え、個人情報の保護に関する法律に基づく個人情報保護管理体制の整備を積極的に進めております。しかしながら、個人情報の流出等の重大なトラブルが発生した場合には、契約内容にかかわらず法的責任を課せられる危険性があります。あるいは、法的責任まで問われない場合でもブランドイメージが毀損し、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、プライバシーマークを取得しており、定期的に役職員に対して個人情報の取り扱い等に関する教育を実施し、個人情報に対する意識を向上させております。セキュリティに関しましても、個人情報を取り扱う区域の管理につきましては、社有情報(個人情報を含む)を持つサーバや共有ストレージをサーバラックに収納し施錠管理し、電子媒体等を持ち運ぶ場合の漏えい防止策として、PCにBIOS設定でパスワードをかけた上で、HDDの暗号化やMDM(モバイルデバイス管理)を導入しており、PCや社用携帯を紛失した際には、リモートロック・ワイプ(遠隔データ削除)を可能としております。また、PCの操作ログを取得し、情報漏洩の疑いがないかを定期的にチェックを実施しております。 ⑤ 旅館業法について当社の地方創生事業は、旅館業法の「営業許可(ザランタン芦別:空滝生第296号指令、ザランタンあば村:岡山県指令美作保第134号、ザランタン三瀬高原:佐賀県指令3佐保福第1278号、ザランタン鹿沼:栃木県指令西保第010500038号、ザランタンひたち大宮:ひな保指令第36号、ザランタン東かがわ:東保令第6-7号及び東保令第6-9号、クラフトホテル瀬戸内:東保令第5-25号、クラフトホテルあば村:岡山県指令美作保第7号)」を受けており、これまで法的規制によって事業展開に制約を受けたことはありませんが、今後新たな法的規制等の導入や既存の法的規制の変更等が生じた場合及び重大な法令違反が起こった場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、旅館業法における施設基準(建物の構造、衛生管理、消防設備等)を維持するため、日々施設において衛生管理のチェック等を実施しております。また、内部監査において定期的に施設を巡回することで施設基準の維持管理及びチェック体制等に不備事項等がないかを確認しております。 ⑥ その他法的規制等について当社は事業の遂行において、上記①~⑤の他、不当景品類及び不当表示防止法、求人広告掲載基準、下請代金支払遅延等防止法、最低賃金法、著作権法、健康増進法、公衆浴場法、温泉法、未成年者飲酒禁止法、旅行業法等による法的規制を受けます。当社はこれらの法的規制についても遵守を徹底しておりますが、各種法令の変化に対して当社が適切に対応できなかった場合には、当社の信用の低下により、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、顧問弁護士及び顧問社会保険労務士等へ当社の事業内容や事業環境を積極的に説明しておりますが、当社の事業に影響を与える可能性のある法改正が実施される際には事前に情報を共有いただくこととしており、情報を精査したうえで事前に対応策を検討することとしております。また、新規事業や既存事業において新たな取り組みを実施する場合にも、事前に顧問弁護士及び顧問社会保険労務士等へ相談をすることで違反事項や不備事項等の発生防止に努めております。 (5) 社会保険制度の改定について(発生時期:数年以内 発生可能性:低 影響度:中)当社は、現行の社会保険制度において、従業員は勿論のこと、加入要件を満たす派遣スタッフ全員についても社会保険の加入を徹底しておりますが、今後、社会保険制度の改定が実施され、例えば、加入要件が引き下げられることにより、社会保険料の事業主負担額が増加する場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、社内で社会保険制度に関する情報を定期的に収集しているほか、顧問社会保険労務士より社会保険制度の法改正の情報や料率の変更等の情報を事前に提供いただくこととしており、法改正及び料率の変更等により事業主負担額が増加する場合には、派遣先企業に対して派遣料金の値上げ交渉を実施することで、一定の利益率を維持することとしております。 (6) 大規模自然災害、事故等について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:中)当社の多数の取引先は、日本全国のリゾート地において宿泊業等のリゾート関連ビジネスを営んでおります。そのため、当社が想定する以上の大規模な自然災害や事故等により、宿泊施設等の損壊、交通機関の停止、電力供給の停止、通信障害、観光客の減少等の影響を受け、リゾート関連ビジネスの継続に大きな支障をきたした結果、当社の取引先が人員削減等のコスト削減の一環として派遣スタッフ等の利用を取り止めた場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、地方創生事業の宿泊施設も同様に休業等を余儀なくされた場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社の取引先は北海道から沖縄まで日本全国にわたることから、仮に大規模な自然災害等が発生し、被災地域の宿泊施設等の人材需要が減少した場合においても、他の地域の取引先への人材供給を強化する等して影響を最小限に留めることができるよう、地理的なリスク分散を図っております。また、地方創生事業の宿泊施設を展開する地域において同様の災害等が発生した場合においても、多数の地域に施設を展開していることから、他の地域の施設にて集客強化を行うなどして業績に与える影響を軽減することとしております。 2.事業に関するリスク(1) 四半期ごとの業績変動について(発生時期:四半期毎 発生可能性:高 影響度:中)当社の売上構成比が最も大きい観光HR事業の多数の取引先は、日本全国のリゾート地において宿泊業等のリゾート関連ビジネスを営んでいることから、繁忙期である夏季に当社の派遣スタッフ等の人数が増大する傾向にあります。また、地方創生事業についても同様に夏季が繁忙期であることから、この期間に収益が増加する傾向が強く、当社の売上高の推移は年間を通じて平準化されず四半期決算の業績が著しく変動する可能性があります(コロナ禍以前の2019年3月期年間売上高に占める同年8月度の売上高割合は1割強であります。)。なお、2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により2020年3月期第4四半期から2023年6月期においては通常の四半期ごとの業績変動と異なっておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響が収束した2024年6月期は、夏季に収益が増加する傾向に戻っており、2025年6月期も同様です。 (主要な対応策)当社は、四季を通じて取引可能な取引先や事業ポートフォリオの拡大に取り組み、四半期ごとの業績変動についても縮小できるよう努めてまいります。今後も業績変動の可能性はありますが、適切に開示してまいります。 (2) 派遣スタッフ等の確保について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:中 影響度:大)当社は、事業展開する上で派遣スタッフ等の確保が非常に重要であると認識しており、自社ホームページやインターネット広告等により派遣スタッフ等の募集を常時実施しております。また、定期的なキャンペーンの実施や未就業の派遣スタッフ等に対して本人の希望に沿った就業先情報を定期的に発信する等して応募促進を図っております。しかしながら、雇用情勢や労働需要の変化により、人材の確保が当社の意図したとおりに進まなかった場合や、顧客の要望に対して十分な人材の確保ができなかった場合には、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、安定した人材確保のために継続的な広告宣伝や各種プロモーションの実施を行うとともに、当社のサービスを複数回利用するリピーターの確保に努めてまいります。 (3) 新規事業について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:小)当社は、事業規模の拡大と収益源の多様化を実現するために、新規事業を開発していく方針であります。実施にあたってはリスクを軽減するために必要な情報収集及び検討を行っておりますが、不確定要素が多く存在する可能性があり、新規事業の展開が予想どおりに進まない場合や、新規事業への取り組みに付随したシステム投資・人件費・広告宣伝費等の追加的な費用が発生した場合は、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (主要な対応策)当社は、新規事業の実施を計画する上で事前に十分な市場の調査を行い、市場に適合したサービスを展開することで市場への参入リスクを低減し、不確定要素を軽減させることとしております。また、実施にあたっては、明確で実行可能なビジネスプランを策定し、事業の目標、戦略、予算を十分に検討し設定することとしております。 (4) 知的財産権侵害等について(発生時期:特定時期なし 発生可能性:低 影響度:小)当社は、提供する各サービスの名称等における商標権等、多数の知的財産権を保有しております。知的財産権における権利の保護、維持、取得を適正に行っておりますが、第三者との間で知的財産権に関する訴訟の当事者となる可能性があり、その結果、損害賠償等の費用が発生し、当社の事業遂行及び業績に影響を
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,582
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当事業年度における我が国の経済は、訪日外国人旅行者と旅行消費額の増加や個人消費の拡大等、社会・経済活動の正常化に向け緩やかな回復傾向が続いた一方で、米国におけるトランプ政権の経済政策動向に対する先行きの不確実性や、為替の変動及びエネルギー・原材料価格の高騰に加えて、不安定な世界情勢を背景とした景気後退懸念等、依然として先行き不透明な状況が続いております。観光業界におきましては、観光庁「インバウンド消費動向調査」(2025年4-6月期の調査結果(1次速報))によりますと、訪日外国人旅行消費額は2兆5,250億円(前期比18.0%増)となり、消費内訳の構成比を見ますと、宿泊費が38.5%と最も高くなっております。また、訪日外客数は、6月として過去最高を記録し、過去最速となる6か月で2,000万人を突破しました(出典:JNTO 日本政府観光局「訪日外客数(2025 年6月推計値)」)。このような状況のもと、当社は国内観光業における人材需要の増加に対応するため、継続的な広告宣伝投資を行い、公式LINEの友だち数が18万人(前期比44.7%増)を突破し競争優位性の維持に努めました。また、観光業界特化型SaaSをリリースし、宿泊施設における人材管理の効率化を支援することで顧客とのリレーション強化に取り組みました。以上の結果として、基幹事業である観光HR事業を中心に当社の業績は堅調に推移し、当事業年度における売上高は13,781,848千円(前期比11.5%増)、営業利益は755,966千円(前期比39.4%増)、経常利益は769,087千円(前期比40.7%増)、当期純利益は454,620千円(前期比41.6%増)となりました。 セグメントごとの業績は、以下のとおりであります。 なお、当事業年度より報告セグメントの区分を変更しており、「情報システム事業」については量的な重要性が減少したため、「その他」に含めて記載しております。また、報告セグメントごとの業績をより適切に評価するため、各事業に配分していた費用のうち一部については、全社費用として「調整額」に含めて開示する方法に変更しております。 (観光HR事業)当事業年度においては、引き続き宿泊業等を中心としたインバウンド市場が活況を呈し、当社取引先である宿泊施設等の人材需要が堅調に推移いたしました。当事業年度においては、国内人材に加えてワーキングホリデー外国人人材の確保に向けた広告宣伝投資が奏功し、就業者数は14,555名(前期比24.3%増)と過去最高を更新しました。また、就業期間の延伸やマッチング精度の向上等により就業者1人あたりの売上高が前期比で8.0%上昇し、期末時点の過去最高水準を更新しました。以上の結果として、当セグメントの売上高は12,973,477千円(前期比10.1%増)となり、セグメント利益(営業利益)は1,273,363千円(前期比1.6%増)となりました。 (地方創生事業)当事業年度は、先行投資フェーズから収益化フェーズへの転換期となりました。既存グランピング施設の認知度向上や、オペレーションの最適化といった取り組みを推進した結果、売上高は前期比で61.2%の増加となりました。一方で、当社が保有・運営する「クラフトホテル瀬戸内」に関しては、当初計画から見た実績の進行状況に乖離が生じており、今後の収益性の見通しを慎重に検討した結果、減損の兆候が認められると判断し、減損損失109,871千円を特別損失に計上いたしました。また、将来の使用見込みがなくなった東かがわ市にて使用する固定資産の除却に伴い、固定資産除却損23,841千円を特別損失に計上いたしました。以上の結果として、当セグメントの売上高は792,118千円(前期比61.2%増)となり、セグメント利益(営業利益)は5,772千円(前期は260,980千円の営業損失)となりました。 (その他)当事業年度より報告セグメントの区分を変更している情報システム事業等で構成されるその他の事業においては、売上高は16,252千円(前期比80.6%減)となり、セグメント損失(営業損失)は52,498千円(前期は2,760千円の営業損失)となりました。 ② 当期の財政状態の状況(資産)当事業年度末における流動資産の残高は、前事業年度末に比べ125,468千円増加し、3,371,461千円となりました。これは主に、自己株式の取得にかかる買い付け代金を証券会社に先払いしたことによるものであります。当事業年度末における固定資産の残高は、前事業年度末に比べ1,046千円減少し、1,067,906千円となりました。これは主に、地方創生事業における宿泊施設の新規開業に伴い有形固定資産が75,870千円増加した一方で、クラフトホテル瀬戸内で保有している固定資産に対し減損損失を109,871千円を計上したことによるものであります。この結果、総資産は4,439,368千円となり、前事業年度末に比べ124,422千円増加しました。 (負債)当事業年度末における流動負債の残高は、前事業年度末に比べ278,646千円減少し、1,897,467千円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金の返済が進んだことや、前事業年度末が銀行休業日であった影響で当事業年度の支払額が増加し、未払金や預り金が減少したことによるものです。当事業年度末における固定負債の残高は、前事業年度末に比べ26,761千円増加し、269,603千円となりました。これは主に、長期借入金の返済を進めた一方で、新規の借入を実行したことにより、前事業年度に比べ13,828千円増加しました。また、地方創生事業の新施設の開業や、オフィス移転等に伴い、資産除去債務が前事業年度に比べ12,933千円増加しました。この結果、負債合計は2,167,071千円となり、前事業年度末に比べ251,885千円減少しました。 (純資産)当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末に比べ376,307千円増加し、2,272,297千円となりました。これは、当期純利益の計上により利益剰余金が454,620千円増加した一方で、自己株式の取得により自己株式が100,075千円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、期初に比べ27,498千円増加し、2,065,504千円(前期末2,038,006千円)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は268,439千円となりました。これは主に、増加要因として税引前当期純利益が631,873千円あった一方で、減少要因として法人税等の支払いが290,818千円、前渡金の増加が100,593千円、未払消費税等の減少が111,100千円あったことに加え、前事業年度末が銀行休業日であった影響で当事業年度の支払額が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果支出した資金は210,495千円となりました。これは主に、地方創生事業における宿泊施設の新規開業や増設等に伴い、有形固定資産の取得による支出が89,920千円、システム開発に伴い無形固定資産の取得による支出が92,023千円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果支出した資金は30,446千円となりました。これは主に、増加要因として短期借入による収入が101,668千円、長期借入れによる収入が100,000千円あった一方で、減少要因として長期借入金の返済による支出が153,575千円、自己株式の取得による支出が100,975千円あったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績当事業年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)観光HR事業12,973,47710.1地方創生事業792,11861.2その他16,252△80.6合計13,781,84811.5 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が10%以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。2.従来、報告セグメントとしていた「情報システム事業」については、当事業年度より量的な重要性が減少したため、「その他」に含めて記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社の経営者は、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行い、それらに対して継続して評価を行っております。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、当事業年度において重要なものは「第5 〔経理の状況〕 1 〔財務諸表等〕 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績の分析(売上高)当事業年度における売上高は13,781,848千円(前期比11.5%増)となりました。これは主に観光HR事業において、当社の取引先である観光施設の人材需要が旺盛であり、当社への人材オーダーも増加したことによるものです。 (売上原価、売上総利益)当事業年度における売上原価は、10,314,540千円(前期比9.6%増)となりました。これは主に観光HR事業における派遣スタッフの増加により、派遣人件費が増加したことによるものです。この結果、売上総利益は3,467,307千円(前期比17.4%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当事業年度における販売費及び一般管理費は、2,711,340千円(前期比12.5%増)となりました。これは主に売上規模の拡大に伴い従業員が増加し、給料手当が増加したことや、継続的な広告宣伝投資を行い、広告宣伝費が増加しました。その結果、営業利益は755,966千円(前期比39.4%増)となりました。 (営業外損益、経常利益)当事業年度における営業外収益は派遣スタッフの前払いによる手数料収入等を計上し19,047千円(前期比12.1%減)となり、営業外費用は支払利息及び自己株式取得費用等を計上し5,926千円(前期比65.9%減)となりました。その結果、経常利益は769,087千円(前期比40.7%増)となりました。 (特別損益、当期純利益)当事業年度において、特別利益は助成金収入等の計上により46,908千円となりました。当事業年度における特別損失は固定資産の減損損失による損失を109,871千円、固定資産の除却による損失を30,839千円、固定資産の圧縮記帳による損失を43,411千円計上し、184,122千円(前期比21倍)となりました。また、当事業年度の法人税等調整額を含めた税効果計算後の法人税等合計は、177,253千円(前期比18.4%減)となりました。その結果当期純利益は454,620千円(前期比41.6%増)となりました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報資金の流動性については、経理部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。当社の運転資金需要のうち主なものは、事業規模の拡大による人件費や、観光HR事業における認知度向上・登録者増加に必要な広告宣伝費、地方創生事業における宿泊施設の新規開業費用であります。これらの資金需要につきましては、「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び内部資金にて賄う方針であります。今後は、資金需要の必要性に応じて、外部も含めた資金調達等柔軟に対応する方針であります。なお、突発的な資金需要に対しては、迅速且つ確実に資金を調達できるように当座貸越契約を締結し、流動性リスクに備えております。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2〔事業の状況〕 1 〔経営方針、経営環境及び対処すべき課題等〕(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 〔事業の状況〕 3 〔事業等のリスク〕」に記載のとおりであります。
サステナビリティに関する考え方及び取組4,314
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) サステナビリティ① サステナビリティ基本方針当社は「誰もがジブンの人生を愛せる世界へ」「一生モノの『あの日』を創り出す」というビジョン・ミッションのもと、事業環境の変化にも柔軟に対応し、長期的な成長と社会への貢献を実現していくため、ESGを重視した経営を推進してまいります。“人と地域が好転するターニングポイントを創り出す企業”として、持続可能な社会を実現するためには、社会課題の解決と経済価値の創造の双方の実現が重要であると考えております。ESG経営の推進を通して企業価値を高め、ステークホルダーの皆様の期待に応え成長し続けられる企業となるとともに、社会の持続的な発展にも貢献してまいります。また同時に社内で策定したSDGsの取り組みを推進し、目標達成を目指す中で企業の社会的責任を果たしながら持続可能な社会を実現してまいります。 ② ガバナンス当社ではサステナビリティ推進体制として全社横断的なチームを設置し、営業部門・管理部門と連携しながらサステナビリティに関する取り組み全般について一元的に管理・統制を行っております。また、サステナビリティに関するリスク及び機会への対応方針や実行計画等、当該チームで行われた協議内容及び報告事項については、重要性に応じて経営会議にて協議を行い適宜取締役会へ報告しております。なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制は、「第4 〔提出会社の状況〕 4 〔コーポレート・ガバナンスの状況等〕」に記載のとおりであります。 ③ リスク管理サステナビリティに関するリスク及び機会については、後述の「第2 〔事業の状況〕 3 〔事業等のリスク〕」と関連しております。当社はリスク管理に関する基本的事項を定め、事業を取り巻く様々なリスクに対して的確な管理・実践が可能となるよう、リスク管理についての基本方針及び推進体制の概要を「リスク・コンプライアンス規程」に定めております。リスク管理の所管部署を管理本部とし、管理責任者は管理本部長としております。リスク管理責任者は、サステナビリティに関連する各リスクについても各部門責任者とともにリスクの検証を行い、全社的なリスクマネジメントに関わる課題・対応策を協議するため、原則として四半期に1度リスク・コンプライアンス委員会を開催しております。 ④ 戦略当社において短期、中期及び長期にわたり経営方針や経営戦略等に影響を与える可能性があるサステナビリティ関連のリスク及び機会に対処するための取り組みについては、前述の「① サステナビリティ基本方針」に則してE(環境)S(社会)G(ガバナンス)の観点から評価し、SDGs推進と関連して対処しております。E(環境)については、温暖化・気候変動等に起因する大規模自然災害を事業環境に関するリスクと捉え、「自社運営グランピング施設の脱プラスチック」「就業環境における省エネルギーの推進、温室効果ガスの削減」といった事業活動における環境負荷の低減に向けた取り組みを推進してまいります。S(社会)については、人材不足による派遣スタッフ等の確保難を事業に関するリスクと捉え、労働環境に配慮し「格差のない平等な外国人就労支援」「リゾートバイトにおけるLGBTの方への配慮」等、多様な人材が安心して活躍できる場の創出を推進しております。なお、当社内の人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針については、「(2) 人的資本」にて後述しております。その他、持続可能な地方創生への貢献が当社の発展の機会になることから、「地方の遊休地の利活用」「地方の関係人口の創出・拡大」を推進してまいります。G(ガバナンス)については、法令・コンプライアンス違反を経営・組織に関するリスクと捉え、「コーポレート・ガバナンス体制の整備、強化」「役職員のコンプライアンス推進」等、持続的な成長及び企業価値向上の実現を目指し、経営の透明性と健全性の確保、経営体制の更なる強化、会社の成長ステージに応じたガバナンス体制の構築等を図ってまいります。 E(環境)・自社運営グランピング施設の脱プラスチック推進・就業環境における省エネルギーの推進、温室効果ガスの削減S(社会)・格差のない平等な外国人就労支援・リゾートバイトにおけるLGBTの方への配慮・地方の遊休地の利活用・地方の関係人口創出・拡大・ダイバーシティ&インクルージョンG(ガバナンス)・コーポレート・ガバナンス体制の整備、強化・役職員のコンプライアンス推進・リスクマネジメントの徹底・内部監査によるモニタリングの徹底 (2) 人的資本① 戦略・人材採用方針当社は「誰もがジブンの人生を愛する世界へ」というビジョンのもと、人材と観光を主軸として、常に多くのステークホルダーと関わるビジネスモデルであります。そのため、取引先や派遣スタッフ等の成功を願い寄り添い続ける価値観や多様なニーズに対応できる柔軟な思考、そして成長志向を持ち合わせた人材の確保が重要であると考えております。採用方針としては、採用プロセスの中で特にビジョン・ミッションへの共感と、入社後に進化し続けていく資質を重視しております。具体的には新卒採用において、数千名の応募者の中から内定者を決定いたしますが、当社のサービスが提供している価値と類するような体験を自身も過去に体験し、実体験をもとに当社のビジョン・ミッションに強く共感している方の採用に注力しております。ビジョン・ミッション等に代表される当社の価値観と個人のパーパスが強く結びつくことで長期的なロイヤリティの向上につながると考え、重要な採用方針として取り入れております。 ・人材育成方針人材育成方針について、変化の激しい時代において組織が新たなサービスや企画を開発し、市場での競争力を高めるためには、全従業員が創造力を発揮し、従業員それぞれの能力を最大化させられる成長環境が必要であると考えております。職種に応じたスキルの向上は勿論のこと、AIを活用したイノベーション創出のためのAI人材の育成、事業拡大に応じて新規事業を牽引できる責任者の育成に注力し、次の施策を実行しております。 a.新規事業コンテスト全従業員が参加可能な新規事業コンテスト(New-1グランプリ)を毎年開催しております。若手からのエントリーが多く、全従業員の前でプレゼンテーションを行うことで創造性を育む場としております。 b.マネージャー層及び生成AI活用人材の育成施策マネージャー層のさらなる成長と組織力の強化を目的として、10か月におよぶマネージャー向けのビジネス実践力向上プログラムを実施しております。経営戦略やファイナンス、アカウンティングなどの実務で活用できる知識を養うとともに、クリティカルシンキングや人材マネジメントを体系的に学び、自部門だけでなく会社全体の成長に寄与できるリーダー育成を促進しております。また、生成AI活用の推進を目的として、各部署から代表者1名を選出し、社内横断型の推進チームを組成しております。本チームは、生成AI活用の社内浸透を図るとともに、半年間にわたりワークショップを実施し、実際の業務課題の解決を通じてAI活用スキルを高める活動を行っております。これにより、メンバーは生成AIの特性や活用方法に関する多角的な知識を習得し、各部署におけるAI活用の牽引役として機能することを目指しております。 c.ジョブチェンジ制度従業員が個々の能力を最大限発揮できるよう、部署異動を希望する従業員情報、及びその希望内容を把握する仕組みを設けております。自らのキャリア形成と自主的な能力開発を実現する機会として運用しており、現在までに複数名が希望する部署へ異動をしております。 ・社内環境整備方針持続可能な組織には、優秀な人材がエンゲージメント高く定着し続けることが重要だと考えており、そのためには組織内で従業員が年齢や所属部署、立場に縛られず気兼ねなく提案や発言、発信ができる風土の醸成が必要であると考えております。また、理想の組織へと導ける信念と育成能力をもった責任者の配置や、従業員が人生のライフイベントを大切にしながら活躍できる多様な働き方の構築等が必要であると考えており、以下のような施策に取り組んでおります。 a.信頼関係構築施策従業員同士が互いを深く分かり合う場の1つとして、毎週金曜日にオンラインによる全社朝礼を実施し、個人や各部署がその想いを共有し合う時間を設けております。また、年末には全社共有会を開催しているほか、1年に一度全社員が集う全社総会を開催し、信頼関係構築の場としております。その他に新入社員には先輩社員がメンターとなり入社直後の期間をサポートしておりますが、メンター以外とのコミュニケーションを促進する狙いもあり上長が1on1ミーティングを毎月行っております。また他部署の従業員と交流する機会も積極的に設けており、様々な関係構築施策によりフラットな組織文化を醸成しております。 b.360度人事評価システム当社が顧客に価値を届け続けるために、組織全体で大切にしたい考え方や価値観を人事ポリシーとして設定しており、人事ポリシーに沿った行動についても人事評価の1つとしておりますが、その評価方法として1名の従業員に対して上司だけでなく同僚や部下も評価を行う360度評価を採用しております。具体的には社内外の関係者に対する関係性構築能力や、組織内での行動に対して関わる従業員から匿名で行動特性評価を受けております。また360度評価の結果に応じて抜擢人事も行っております。 c.多様な働き方の構築出産、育児等様々なライフイベントを経験しながら従業員が活躍できる機会を作るため、リモートワークが可能な環境整備や時短勤務制度を導入しております。 ② 指標及び目標当社の人的資本に関する指標及び目標は下記のとおりであります。指標目標実績従業員の男女比率(女性比率)2030年6月期までに50%45.2%(2025年6月期)男性労働者の配偶者出産休暇取得率2025年6月期までに100%100.0%(2025年6月期)管理職に占める女性労働者の割合2027年6月期までに20%14.3%(2025年6月期)
コーポレート・ガバナンスの概要7,088
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は株主をはじめ顧客、従業員ひいては社会全体との共栄及び当社の継続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しております。このためには、コーポレート・ガバナンスの充実・強化が経営上の重要課題であると認識しており、法令及び社内規程等を遵守する企業倫理の確立、経営の健全性・透明性・迅速性を実現する業務執行体制の確立、取締役会を中心とした適正な監督・監視体制の整備等に継続的に取り組み、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。 ② 会社の機関の内容及び内部統制システム整備の状況等ア.当該企業統治の体制を採用する理由当社は、継続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るためには、コーポレート・ガバナンスの強化が重要であると考えており、業務執行に際し、取締役による監督と監査役による適法性監査の二重のチェック機能を持つ監査役会設置会社の体制を選択しております。この結果、当社は、取締役会・監査役会・会計監査人を設置することにより、経営の健全性・透明性・迅速性を実現する業務執行体制の確立及び適正な監督・監視体制の整備等を行い、企業統治の体制強化を図ってまいりました。イ.会社の機関の内容a.取締役会当社における取締役会は、代表取締役社長庄子潔を議長に、取締役6名(うち社外取締役2名)で構成され、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督する権限を有しております。取締役会については、原則として毎月1回の定期開催と、必要に応じて臨時開催を行っております。取締役会では、法令・定款・取締役会規程及び職務権限規程に基づく重要事項についての意思決定を行うほか、取締役から業務執行状況の報告を適時受け、取締役の業務執行を監督しております。また、取締役会には、監査役3名が出席して、重要事項の意思決定プロセスを常時監査できる状況を整備しております。また、当社は執行役員制度を導入し、決定された意思決定に基づいた業務執行の迅速化を図っております。(取締役会の活動状況)個々の役員の出席状況は次のとおりであります。役職名氏名開催回数出席回数代表取締役社長庄 子 潔20回20回取締役山 本 拓 嗣20回20回取締役野 方 慎太郎20回20回取締役山 中 哲 男20回20回社外取締役山 口 豪 志20回20回社外取締役岩 井 裕 之20回20回社外監査役(常勤)稻 川 静20回20回社外監査役吉 野 公 浩20回20回社外監査役小 泉 大 輔20回20回 取締役会における具体的な検討内容としては、取締役会規程に基づく決議事項の他に、主に月次決算、期末決算等の財務関連、重要な契約案件、中期経営計画の策定、投資判断を含む経営戦略、組織・人事関連の事項を決議しております。※当社は、2025年9月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の取締役会は、後記「(2)役員の状況 ①役員一覧 b.」に記載の取締役により構成されることになります。b.監査役及び監査役会当社は監査役会制度を採用しております。監査役会は、常勤監査役稻川静を議長に、常勤監査役1名及び非常勤監査役2名で構成され、ガバナンスの在り方とその運営状況を監視し、取締役の職務の執行を含む日常的活動の監査を行っております。監査役会は、原則として毎月1回定例監査役会のほか、必要に応じて臨時監査役会を開催しております。監査役は、株主総会や取締役会への出席や、取締役・従業員・会計監査人からの報告収受等の法律上の権利行使のほか、常勤監査役は、経営会議等の重要な会議への出席や各オフィスの往査等の実効性のあるモニタリングに取り組んでおります。また、内部監査責任者及び会計監査人と情報交換や意見交換を行う等、連携を密にし、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。c.会計監査人当社は太陽有限責任監査法人と監査契約を締結し、独立した立場から会計監査を受けております。d.内部監査当社の内部監査は、経営企画部の担当者を内部監査責任者兼担当者とし営業本部の内部監査を実施しております。また、営業本部の担当者を内部監査担当者とし管理本部の内部監査を行う体制とし、内部監査規程並びに内部監査計画に従い、被監査部門から独立した立場での内部監査を実施しております。e.経営会議当社では、常勤取締役、常勤監査役その他代表取締役が必要と認めた者が参加する経営会議を設置しております。経営会議は、代表取締役社長庄子潔を議長に、原則として毎週開催され、職務権限表に定める経営会議決議事項の審議・決裁、取締役会付議に関する事項その他必要と認める事項の審議を行い、経営活動の効率化を図っております。f.リスク・コンプライアンス委員会リスク・コンプライアンス委員会は、代表取締役社長庄子潔を委員長とし会議体規程に定められた者により構成され、原則として四半期に1回開催しております。リスク・コンプライアンス規程で定められた運営に従ってリスク管理、コンプライアンスを適切に行うことを目的として協議を行い、協議結果について取締役会に報告しております。g.指名報酬委員会指名報酬委員会は、代表取締役社長庄子潔・社外取締役2名(社外取締役岩井裕之・社外取締役山口豪志)で構成され、委員長を社外取締役岩井裕之に、あらかじめ定めたスケジュールで開催しております。取締役の指名・報酬等に関する手続きの公正性・透明性・客観性を強化することを目的とし、取締役会の諮問機関として設置し、取締役会に対して答申を行っております。(指名報酬委員会の活動状況)個々の役員の出席状況は次のとおりであります。役職名氏名開催回数出席回数代表取締役社長庄 子 潔2回2回社外取締役(委員長)岩 井 裕 之2回2回取締役山 中 哲 男1回1回社外取締役山 口 豪 志1回1回 注1.山中哲男が2024年11月1日付けで社外取締役から社内取締役へ異動となったことに伴い、同日付けで社外取締役である山口豪志が指名報酬委員に選任されております。 指名報酬委員会における具体的な検討内容としては、取締役の選任・解任に関する事項の他、報酬制度に関する審議を行っております。h.内部通報窓口当社では、コンプライアンス体制の充実及び強化の観点から、法令違反その他不正行為の早期発見及び是正を図るための内部通報窓口を設置しております。内部通報窓口は内部通報規程で定められた担当者(総務部長及び社外監査役)を窓口とするほか、弁護士を相談先とする社外窓口から構成されております。また、内部通報窓口が収集した情報は、代表取締役、管理本部長、常勤監査役に対し伝達の後、必要に応じて調査チームを組成し、事実関係の調査並びに是正措置等が実行される体制となっております。i.独立役員当社では、社外取締役2名、社外監査役3名を選任しており、当該5名を独立役員として選任しております。選任に際しては一般株主と利益相反が生じる恐れのないものであるかを判断するとともに、選任後は独立役員が他の役員との連携を密にすることにより、会社情報を共有し、独立役員として期待される役割を果たすための環境を整備する方針であります。 当社のコーポレート・ガバナンス体制を図で示すと以下のとおりであります。上記の図表は、提出日現在の状況を表示しております。当社は、2025年9月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役6名選任の件」を提案しておりますが、当該議案が承認可決された場合も体制に変更はございません。 ウ.内部統制システムの整備の状況当社は会社法第362条第5項の規定に基づき、同条第4項並びに会社法施行規則第100条第1項及び第3項の各号に定める業務の適正を確保するための体制に関する基本方針を決議しており、その概要は以下のとおりであります。a.取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ.コンプライアンスを法令、定款、社内規程及び社会規範等を含めた「企業倫理の遵守」と定義し、取締役及び使用人が日常活動における判断・行動に際し遵守すべき基準として、ダイブ行動指針を制定し、周知・徹底を図る。ⅱ.コンプライアンスを推進する体制としてリスク・コンプライアンス委員会を設置し、審議・活動の内容を定期的に取締役会に報告する。ⅲ.総務部長は、取締役及び従業員の規程及び法令遵守意識の向上とその運用の徹底を図るため、定期的にコンプライアンスに関する研修、テスト等を実施する。ⅳ.取締役会は、取締役会規程、職務権限規程等の職務の執行に関する社内規程を整備し、取締役及び使用人は定められた社内規程に従い業務を執行する。ⅴ.内部監査チームを編成し、各部門の業務執行及びコンプライアンスの状況等について定期的に監査を実施し、その評価を代表取締役及び監査役に報告する。ⅵ.法令違反その他法令疑義のある行為等については、社内報告体制として内部通報制度を整備し、その運用に当たってはリスク・コンプライアンス委員会が適切に対応する。ⅶ.社内規程、業務処理基準を制定、必要に応じ機動的に改定し、業務の標準化、経営秩序の維持を図る。b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制ⅰ.取締役の職務の執行に係る記録文書、稟議書、その他の重要な情報については、文書又は電磁的媒体に記録し、法令及び文書管理規程、稟議規程等に基づき、適切に保存及び管理する。ⅱ.取締役及び監査役は、必要に応じてこれらの文書等を閲覧できるものとする。ⅲ.内部監査チームは、文書保存の管理責任者と連携の上、文書等の保存及び管理状況を監査する。c.損失の危機の管理に関する規程その他の体制ⅰ.リスク管理を体系的に規定するリスク・コンプライアンス規程を定め、リスク管理を推進する体制として代表取締役を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会を設置し、リスク管理体制整備の進捗状況や有効性について検討し、その結果を取締役会に報告する。ⅱ.当社の業務執行に係るリスクに関して、各部門におけるそれぞれ予見されるリスクの分析と識別を行い、リスク管理担当者が全社のリスクを網羅的・総括的に管理する。ⅲ.不測の事態が発生した場合には、代表取締役又はその指名を受けた者の指揮下の対策本部を設置し、必要に応じて顧問弁護士等の外部専門家とともに迅速かつ的確な対応を行い、損害の拡大を防止する体制を整える。ⅳ.内部監査チーム及び各リスクの担当者(担当部署、組織)は、各部門のリスク管理状況を監査し、その結果を代表取締役に報告するものとし、取締役会において定期的にリスク管理体制を見直し、問題点の把握と改善に努める。ⅴ.BCP(事業継続計画)を定め、必要に応じて改定することにより、当社の経営に重大な影響を与える危機が発生した場合には、危機対策本部を速やかに設置し、損失を最小限に抑えるとともに早期の復旧に努める。d.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ.職務執行に関する権限及び責任は、組織規程、職務分掌規程、職務権限規程等において明文化し、適宜適切に見直しを行う。ⅱ.中期経営計画等の全社的な目標を定めることにより、各部門が事業年度ごとに実施すべき具体的な施策を効率的に策定できる体制を構築する。ⅲ.経営の組織的・効率的推進を目的として業務執行に関する権限と責任を明確に定めた職務権限規程に則り、職務の適切かつ効率的な執行を実現するとともに、重要事項については取締役会を経て意思決定を行うことで、職務の適正性を確保する。e.監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制ⅰ.監査役の過半は社外監査役とし、監査役職務の独立性及び透明性を確保する。ⅱ.代表取締役は、監査役との意思疎通を図るために、監査役との定期的な意見交換を行う。ⅲ.会社は、監査役、会計監査人及び内部監査チームが、相互に緊密な連携及び情報交換を円滑に行える環境整備に努める。ⅳ.会社は、監査役監査の実施に当たり監査役が必要と認める時は、監査役の判断で弁護士、公認会計士その他外部アドバイザーを活用できる体制を整え、監査役監査の実効性確保に努める。f.監査役がその職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還等の請求をしたときは、当該費用が当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、会社がこれを負担する。g.財務報告の信頼性を確保するための体制ⅰ.財務報告の信頼性を確保するため、代表取締役指示のもと、金融商品取引法に基づく内部統制を有効に機能させるべく、全社的な統制活動及び各業務プロセスの統制活動を強化し、その運用体制を構築する。h.反社会的勢力の排除に向けた具体的な取組み状況ⅰ.反社会的勢力の排除を実践するため、反社会的勢力排除規程を制定し、その中でいかなる要求に対しても組織として毅然とした態度で対応することを徹底し、反社会的勢力に対し、金銭その他の経済的利益を提供しない。ⅱ.上記の実現に向け、コンプライアンス教育等の機会を設け、定期的にその内容の周知徹底を図る。ⅲ.警察、顧問弁護士及び暴追センター等の外部の専門機関からの情報収集を行い、社内で情報を共有し、さらに、外部調査機関における情報収集により、新規取引先の事前チェックを行うとともに、取引先とは反社会的勢力であることが判明した場合には契約解除する旨の条項を入れた覚書を別途交わす。エ.リスク管理体制の整備の状況当社ではリスク管理に関して「リスク・コンプライアンス規程」を制定し、代表取締役を委員長としたリスク・コンプライアンス委員会を設置し、原則四半期ごとに開催しております。リスク・コンプライアンス委員会では、リスクを最小限に留めることを目的として、事業活動に伴うリスクを洗い出し、必要な予防策を講じることとしております。また、必要に応じて弁護士、公認会計士、社会保険労務士等の外部専門家の助言を受けられる体制を整えております。 ③ 子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況当社は、子会社の業務の適正を確保するため、内部統制システム構築の基本方針及び関係会社管理規程を制定するとともに、統括的に管理を行う取締役を任命し、職務の執行にかかわる重要な事項の報告を義務付ける等、厳正な指導、監督を行っており、また、子会社から毎月の業況を当社取締役会に報告させ、計画の進捗管理を行っております。また、内
役員の報酬等1,898
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針当社は、取締役の報酬等に関する手続きの客観性及び透明性を確保することにより、コーポレート・ガバナンス体制のより一層の充実を図るため、取締役会が任意に設置する委員会として、指名報酬委員会を設置しております。同委員会は、その過半数が社外役員で構成されております。 取締役の報酬限度額は、2023年9月29日開催の定時株主総会にて、年額200百万円と決議いただいております。 また、監査役の報酬等は、報酬限度額を考慮し、監査役会にて協議の上、決定しております。なお、監査役の報酬限度額は、2019年6月28日開催の定時株主総会にて、年額30百万円と決議いただいております。 同委員会において、取締役の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針を以下のとおり定めております。a.基本方針取締役の報酬の決定に当たっては、その透明性及び客観性を確保することを目的として、社外役員を主要な構成員とする指名報酬委員会における公正、透明且つ厳格な答申を経た上で、決定することとする。b.業務執行を担当する取締役の報酬ⅰ.短期及び中長期にわたる企業価値の向上を図るために、業績向上への意欲を高めるものであることⅱ.社内外からの優秀な人材の確保が可能な水準設定であることⅲ.在任期間中に持てる経営能力を最大限発揮しうるよう、期間業績に対応した処遇であることc.業務執行を担当しない取締役の報酬ⅰ.経営一般の監督機能等を適切に発揮できるよう、経営側の意向に左右されない、独立性を担保できる報酬構成であることⅱ.社内外から優秀な人材の確保が可能な水準設定であることd.業績連動報酬当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系としており、固定報酬としての基本報酬、業績連動報酬としての役員賞与により構成しております。業績連動報酬は、当社の事業内容に照らし本業業績を端的に示すという理由から各事業年度の営業利益を指標とし、その目標値に対する達成度合いに応じて支給の可否を検討しております。e.報酬の決定プロセス 当社は取締役の報酬の決定プロセスの透明性・客観性を担保するため、役員報酬に関する取締役会の諮問機関として、指名報酬委員会を設置しております。指名報酬委員会は、社外取締役岩井裕之を委員長とし、代表取締役社長庄子潔、社外取締役山口豪志で構成されております。取締役会は、指名報酬委員会に対し、取締役の報酬等の体系、水準、個人別報酬等の内容、それらの決定方針並びに手続きについて諮問し答申を受け、その結果を踏まえて、取締役会において取締役の報酬を決定しております。取締役各個人に支給する報酬等の額は、指名報酬委員会を構成する各委員の評価を経て、取締役会が決議し決定いたします。f.当事業年度に係る個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断した理由取締役の個人別の報酬については、指名報酬委員会が原案について決定方針及び多角的な検討を行っているため、取締役会もその答申を尊重し決定方針に沿うものであると認識しております。g.取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項取締役の個人別の報酬額の決定については、指名報酬委員会を構成する各委員の評価を経て、取締役会において決議のうえ、代表取締役社長庄子潔に一任しております。なお、その決定にあたっては、委任された権限が適切に行使されるように、指名報酬委員会における審議内容を尊重することとしております。また、委任した理由は、当社の業績を勘案しつつ、各取締役の担当部門について評価を行うには、代表取締役社長が適していると判断したためであります。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数について 役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬退職慰労金取締役(社外取締役を除く。)77,16077,160――4監査役(社外監査役を除く。)―――――社外役員20,70020,700―-6 (注)当事業年度中に社外取締役から取締役に異動した1名については、社外取締役在任期間分は社外役員として、取締役在任期間分は取締役として記載しております。 ③ 役員ごとの報酬等の総額等報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの該当事項はありません。
従業員の状況840
5 【従業員の状況】(1) 提出会社の状況 2025年6月30日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)15930.73.75,089(67) セグメントの名称従業員数(名)観光HR事業99(4)地方創生事業28(56) 報告セグメント計127(60)全社(共通)32(7)合計159(67) (注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。なお、当社雇用の人材派遣社員については従業員数及び臨時雇用者数には含まれておりません。2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員(1日8時間換算)であります。3.臨時従業員には、パートタイマー及び契約社員を含み、派遣社員を除いております。4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。5.全社(共通)は、事業開発グループ、総務部及び経理部等の管理部門の従業員であります。 (2) 労働組合の状況当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。 (3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者14.310094.164.3100.4- (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況83
4 【関係会社の状況】該当事項はありません。なお、2024年7月1日付で、「株式会社宿屋塾」の全株式を取得しましたが、重要性が乏しいため、非連結子会社としております。
配当政策327
3 【配当政策】当社は、現在成長過程にあると認識しており、事業拡大や組織体制の強化への投資のため、内部留保の充実が重要であると考えており、会社設立以来配当を実施しておりませんが、株主への利益還元を重要な課題として認識しております。今後、事業基盤の整備等を進め、株主に対して継続的且つ安定的な配当を行うことを検討していく方針でありますが、現時点において配当の実施時期等については未定であります。なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、期末配当の決定機関は株主総会となっております。また、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当を取締役会の決議によって毎年12月31日を基準日として行うことができる旨を定款に定めております。
研究開発活動799
6 【研究開発活動】当社は、観光業に特化した人材サービスの提供を通じて、業界の人材確保・運用に関する多様な課題の解決に取り組んでまいりました。全国の観光施設におけるスタッフ募集や就業管理は、依然として紙やExcel等による手作業が多く、情報の分散や管理負担の増大が現場の大きな課題となっております。特に繁閑差が大きい観光業では、繁忙期の短期間だけ人材が必要となる業界特有の需要が存在し、複数の人材サービス会社を利用することで情報が分散しやすく、効率的な運用が困難な状況であり、こうした課題を解決するため、当社はこれまでの施設運営ノウハウとIT活用の実績を基に、観光業界特化型SaaS「ハッサク」(特許出願中)を自社開発いたしました。観光業界特化型SaaS「ハッサク」は、求人情報の公開から就業中のスタッフ管理までを一元的に行い、業務効率化と管理負担軽減を実現するクラウドサービスであり、複数の人材サービス会社を利用する場合でも情報の分散を防ぎ、スタッフ受け入れに伴う事務手続きを大幅に削減することが可能であります。主な機能は、①オーダー管理機能:複数の派遣会社への依頼を一括管理、②紹介者管理機能:スタッフ受け入れまでの進捗を一元管理、③スタッフ管理機能:就業延長・終了等の契約管理を統合、④ロール権限管理機能:利用者ごとの権限設定を可能とする等があります。当社は、2002年の創業以来、観光業界の人材課題解決に取り組み、勤務地赴任までの事務作業や連絡業務をIT化して効率化してまりました。「ハッサク」は、そうした知見とノウハウを結集し、観光施設のスタッフ管理を抜本的に効率化することを目的としており、今後は、現場のフィードバックや業界動向を反映した機能改良を継続し、宿泊施設や観光事業者の業務効率向上と生産性改善を支援するとともに、観光業における持続可能な人材活用と価値創出を推進してまいります。
主要な設備の状況970
2 【主要な設備の状況】 2025年6月30日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物運搬具及び工具器具備品土地(面積㎡)ソフトウエアその他合計本社(東京都新宿区)―本社機能30,12225,243 ―96,909 162,322314,59885札幌オフィス(北海道札幌市北区)観光HR事業支店設備 2,963 1,140―――4,1038仙台オフィス(宮城県仙台市青葉区)観光HR事業支店設備―303 ―――303 14大阪オフィス(大阪府大阪市浪速区)観光HR事業支店設備4,102 1,288―――5,39115福岡オフィス(福岡県福岡市博多区)観光HR事業支店設備3,6531,684―――5,3386沖縄オフィス(沖縄県那覇市)観光HR事業支店設備6,1922,823――3,86212,8778ザランタン芦別(北海道芦別市)地方創生事業宿泊設備8,6655,659―――14,3244ザランタン鹿沼(栃木県鹿沼市)地方創生事業宿泊設備57,8637,568 ―――65,4314ザランタンひたち大宮(茨城県常陸大宮市)地方創生事業宿泊設備62,74510,634―――73,3803クラフトホテル瀬戸内(香川県東かがわ市)地方創生事業宿泊設備141,68236,31924,667(11,773)――202,6703ザランタン東かがわ(香川県東かがわ市)地方創生事業宿泊設備68,5519,506787(133)――78,8453ザランタンあば村(岡山県津山市)地方創生事業宿泊設備31,9495,2311,050(530)――38,2314ザランタン三瀬高原(佐賀県佐賀市)地方創生事業宿泊設備17,5952,776―――20,3712 (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。2.従業員数は契約社員及び臨時雇用者(パートタイマー及び派遣社員)を含んでおりません。3.その他の内容は主に建設仮勘定及びソフトウエア仮勘定であります。4.本社機能は一部を賃借しております。年間賃借料は61,193千円であります。5.支店設備は一部を賃借しております。年間賃借料は24,519千円であります。6.宿泊設備は一部を賃借しております。年間賃借料は 9,629千円であります。
監査の状況2,748
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社の監査役監査は、常勤監査役1名を含む監査役3名により構成される監査役会を設置して行われております。常勤監査役の稻川静及び社外監査役の吉野公浩は、弁護士の資格を有し、弁護士としての経験や専門知識を有しており、また、社外監査役の小泉大輔は、公認会計士としての専門的知識を有しており、豊富な経験と専門知識を有しております。監査役監査は、毎期策定される年間の監査役監査計画に則り行われており、具体的には、監査役は、株主総会や取締役会への出席や、取締役・従業員・会計監査人からの報告収受等の法律上の権利行使のほか、常勤監査役は、経営会議等の重要な会議への出席や各オフィスへの往査、書類の閲覧等の監査手続を通じて実効性のあるモニタリングを実施し、原則として月に一度開催される監査役会にて情報共有を行っております。当事業年度は、監査役会を定時と臨時を合わせて14回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりとなっております。氏名開催回数出席回数稻 川 静14回14回吉 野 公 浩14回14回小 泉 大 輔14回14回 ② 内部監査の状況当社は独立した内部監査室は設置しておりませんが、合計4名の内部監査担当者が内部監査を実施しております。具体的には、経営企画部に所属する内部監査責任者兼担当者が営業本部の内部監査を、営業本部に所属する内部監査担当者が管理本部の内部監査を、内部監査規程並びに内部監査計画に従って実施することにより、監査の独立性を確保しております。内部監査責任者は、内部監査計画を策定し代表取締役の承認を得た上で、内部監査責任者及び内部監査担当者が各オフィスに対して内部監査を実施し、代表取締役に対する当該監査結果の報告並びに被監査部門への改善・措置計画等の指示を行っております。内部監査の実効性を確保するための取組として、管理本部及び一部の営業本部の内部監査実施時に監査役が同席するとともに、監査役との連携強化を目的に全ての内部監査結果を定期的に監査役に共有するとともに、内部監査の計画や結果につき、取締役会に対し直接報告を行っております。また、監査役及び内部監査責任者並びに会計監査人との意見交換・情報共有を行う三様監査の場を定期的に設けることで、三者間での連携強化を図り、実効性のある監査を実施しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称太陽有限責任監査法人 b.継続監査期間4年間 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 石川 資樹指定有限責任社員 業務執行社員 櫻井 純一なお、継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士6名、その他の補助者8名なお、太陽有限責任監査法人及び同監査法人の業務執行社員と当社の間には、特別な利害関係はありません。 e.監査法人の選定方針と理由当社は、監査法人を選定する際には、当該法人の実績、監査体制、独立性及び監査報酬等を総合的に勘案した上で選定する方針としております。また、当社が太陽有限責任監査法人を選定した理由としましては、前述の事項を審議した結果、監査法人として独立性及び専門性を有しており、当社の監査品質の確保が可能であると判断したためであります。また、監査役会は、会計監査人の独立性、品質管理体制、監査計画の妥当性、監査の実施状況及び監査結果の相当性を検討した上で、会計監査人を総合的に評価し、選解任や不再任の可否等について判断しております。なお、太陽有限責任監査法人は、金融庁から2023年12月26日付で業務停止処分を受けており、その概要は以下のとおりであります。ⅰ.処分対象 太陽有限責任監査法人ⅱ.処分内容・契約の新規の締結に関する業務の停止3ヶ月(2024年1月1日から同年3月31日まで。ただし、既に監査契約を締結している被監査会社について、監査契約の期間更新や上場したことに伴う契約の新規の締結を除く。)・業務改善命令(業務管理体制の改善)・処分理由に該当することとなったことに重大な責任を有する社員が監査業務の一部(監査業務に係る審査)に関与することの禁止3ヶ月(2024年1月1日から同年3月31日まで)ⅲ.処分理由・他社の訂正報告書等の監査において、同監査法人の社員である2名の公認会計士が、相当の注意を怠り、重大な虚偽のある財務書類を重大な虚偽のないものと証明したため。監査役会は、太陽有限責任監査法人より今回の処分の内容及び業務改善計画の概要について説明を受けた結果、今回の処分は当社の監査に直接に影響を及ぼすものではなく、業務改善計画の進捗も進んでおり、当社の会計監査人としての適格性には影響はないものと判断しております。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、上述会計監査人の選定方針に掲げた基準の適否に加え、日頃の監査活動等を通じ、経営者・監査役・経理部門等とのコミュニケーション、全体の監査、不正リスクへの対応等が適切に行われているかという観点で評価した結果、太陽有限責任監査法人は会計監査人として適格であると判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社18,1651,50018,375― (注)当社における前事業年度の非監査業務の内容は、新規上場に係るコンフォートレター作成業務であります。また、当事業年度の監査報酬には、上記のほか、前事業年度の監査に係る追加の監査報酬が、3,300千円あります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方法は、当社の事業規模及び監査法人から提示を受けた監査計画(監査範囲・所要日数・要員数等)を総合的に勘案し、適正な監査を遂行する上で必要な金額を双方協議の上で決定しております。また、監査報酬の決定にあたりましては、監査役会の同意を得ております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査役会は、監査計画における監査時間及び監査報酬の推移並びに過年度の監査計画と実績の状況を確認し、報酬額の見積もりの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき同意を行っております。
株式の保有状況680
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株価の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的とする投資株式を純投資目的の投資株式とし、その他の投資株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、投資先企業との事業上の関係を総合的に勘案の上、株式を保有することが中長期的な観点より当社の企業価値向上に資すると取締役会が判断した場合に限り、株式を政策保有することとしております。政策保有株式につきましては、必要に応じて継続保有の是非について取締役会に付議し、合理性が認められない場合は縮減を検討することとしております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式321,900非上場株式以外の株式―― (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式121,900経営戦略上の保有非上場株式以外の株式――― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。
沿革1,127
2 【沿革】当社は、日本全国のリゾートホテルや旅館、スキー場等の観光施設向けに人材派遣事業を行うことを目的として、2002年3月に設立いたしました。当社設立以降の経緯は、次のとおりであります。 年月概要2002年3月観光施設向けに人材派遣事業を行う事を目的として、東京都渋谷区に㈲ふらり(現 当社)を設立2003年4月東北地区への事業展開を目的として、仙台オフィスを設立2004年1月㈲アプリに商号変更2004年3月本社を東京都新宿区西新宿一丁目に移転2005年3月関西地区への事業展開を目的として、大阪オフィスを設立2007年3月九州地区への事業展開を目的として、福岡オフィスを設立2007年8月㈱アプリに商号変更2009年3月北海道地区への事業展開を目的として、札幌オフィスを設立2010年4月本社を東京都新宿区新宿三丁目に移転海外からのリゾートバイト希望者を集客するため、ワーキングホリデー人材サービスをスタート2015年6月本社を東京都新宿区西新宿一丁目に移転2016年4月沖縄地区への事業展開を目的として、沖縄オフィスを設立2016年8月本社を東京都新宿区新宿三丁目に移転2017年5月ホテル・旅館業界で働くやりがいを伝えるオウンドメディア「SWITCH BRIGHT」を開設2018年5月本社を東京都新宿区新宿三丁目に移転2019年3月㈱ダイブに商号変更2019年8月グランピング施設等の企画開発・経営・運営を行う「地方創生事業」をスタートグランピング施設等のアウトドアホテルに特化した検索・情報サイト「GLAMPICKS」を開設香川県東かがわ市に「ザランタン東かがわ」を開業2020年7月本社を東京都新宿区新宿二丁目に移転2020年9月情報システム周りのサポート事業「情報システム事業」をスタート2021年4月岡山県津山市に「ザランタンあば村」を開業2021年7月北海道芦別市に「ザランタン芦別」を開業 佐賀県佐賀市に「ザランタン三瀬高原」を開業 2022年7月栃木県鹿沼市に「ザランタン鹿沼」を開業2022年8月宿泊施設向けに外国人有料職業紹介及び採用支援を行う「宿泊業界のための外国人求人ナビ」を開設2023年7月茨城県常陸大宮市に「ザランタンひたち大宮」を開業2024年3月香川県東かがわ市に「クラフトホテル瀬戸内」を開業2024年3月東京証券取引所グロース市場に株式を上場2024年4月インバウンド向け温泉特化型メディア「ONSENISTA」を開設2024年7月株式会社宿屋塾の全株式を取得し子会社化2024年7月香川県東かがわ市に「ザランタン東かがわ」が場所を移転して開業2025年5月観光業界特化型SaaS「ハッサク」を自社開発

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

4
2026年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)決算短信 · 15:30
PDF
2026年6月期 通期決算説明資料(事業計画及び成長可能性に関する事項)決算説明資料 · 15:30
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「2026年6月期 通期決算説明資料」に関する動画書き起こし決算説明資料 · 15:30
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2026年6月期 通期決算において高い関心が予想される事項その他 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

25
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100YPA0
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100YP9V
半期報告書-第26期(2025/07/01-2025/12/31)半期報告書 · 2025-12-31期 · S100XJOC
確認書確認書 · S100XJQU
臨時報告書臨時報告書 · S100WRDC
内部統制報告書-第25期(2024/07/01-2025/06/30)内部統制報告書 · S100WQDJ
有価証券報告書-第25期(2024/07/01-2025/06/30)有価証券報告書 · 2025-06-30期 · S100WQCJ
確認書確認書 · S100WQDD
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WMNW
臨時報告書臨時報告書 · S100WL2N
臨時報告書臨時報告書 · S100WK35
臨時報告書臨時報告書 · S100WHZC
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WG67
臨時報告書臨時報告書 · S100VX6V
確認書確認書 · S100V94D
半期報告書-第25期(2024/07/01-2025/06/30)半期報告書 · 2025-06-30期 · S100V7D2
臨時報告書臨時報告書 · S100UFRM
内部統制報告書-第24期(2023/07/01-2024/06/30)内部統制報告書 · S100UFBD
確認書確認書 · S100UFBB
有価証券報告書-第24期(2023/07/01-2024/06/30)有価証券報告書 · 2024-06-30期 · S100UFJQ
四半期報告書-第24期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TDV5
確認書確認書 · S100TDV6
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100T2O7
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100T0Q9
有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100SXTY
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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