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株式会社アンドエスティHD

and ST HD Co., Ltd.

証券コード 2685EDINETコード E03368小売業上場日本基準決算 2月末日資本金 27億円法人番号 1050001002254
2,931億円売上高(FY2025
13.1%ROE
57.9%自己資本比率
69財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は2,931億円(前年比+6.4%)。営業利益は155億円(営業利益率5.3%)、当期純利益は96億円。総資産1,331億円に対し自己資本比率は57.9%、ROEは13.1%。小売業の中央値(ROE 7.5%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは214億円の創出、現金及び現金同等物は211億円。従業員数は6,944人。直近のFY2026中間期は売上高1,493億円(前年同期比+3.6%)、純利益60億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3,2852026-09-04
PER15.7倍
PBR1.97倍
配当利回り2.74%
時価総額(概算)1,485億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高2,931億円+6.4%
営業利益155億円-13.9%
当期純利益96億円-28.9%
総資産1,331億円
純資産772億円
営業利益率5.3%
ROE13.1%
自己資本比率57.9%
EPS208.9円
BPS1,665.5円
1株配当90円
配当性向43.1%
従業員数6,944人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

小売業の分析 →
ROE13.1%中央値 7.5%
営業利益率5.3%中央値 3.6%
自己資本比率57.9%中央値 44.3%
健全性スコア69.0点中央値 52.0

帯は小売業119社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

10期分
売上高と営業利益率
3,000億2,250億1,500億750億0億2016: 2,000億20162017: 2,037億20172018: 2,228億20182019: 2,227億20192020: 2,224億20202021: 1,839億20212022: 2,016億20222023: 2,426億20232024: 2,756億20242025: 2,931億20252021: 0%2022: 3%2024: 7%2025: 5%7%0%
営業利益と当期純利益
200億150億100億50億0億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 8億20212022: 66億20222023: —20232024: 180億20242025: 155億20252016: 91億2017: 116億2018: 9億2019: 39億2020: 64億2021: -7億2022: 49億2023: 75億2024: 135億2025: 96億150億-7億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
65%48%32%15%-2%2016 ROE: 18%2017 ROE: 21%2018 ROE: 2%2019 ROE: 8%2020 ROE: 12%2021 ROE: -1%2022 ROE: 9%2023 ROE: 13%2024 ROE: 21%2025 ROE: 13%2021 営業利益率: 0%2022 営業利益率: 3%2024 営業利益率: 7%2025 営業利益率: 5%2016 自己資本比率: 59%2017 自己資本比率: 62%2018 自己資本比率: 56%2019 自己資本比率: 58%2020 自己資本比率: 58%2021 自己資本比率: 53%2022 自己資本比率: 55%2023 自己資本比率: 53%2024 自己資本比率: 55%2025 自己資本比率: 58%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
250億188億125億63億0億2016: 221億20162017: 119億20172018: 107億20182019: 99億20192020: 209億20202021: 119億20212022: 35億20222023: 135億20232024: 222億20242025: 214億2025
1株当たり指標EPS1株配当
300円221円143円64円-15円2016 EPS: 188円2017 EPS: 242円2018 EPS: 18円2019 EPS: 83円2020 EPS: 135円2021 EPS: -15円2022 EPS: 109円2023 EPS: 166円2024 EPS: 298円2025 EPS: 209円2016 1株配当: 130円2017 1株配当: 75円2018 1株配当: 50円2019 1株配当: 50円2020 1株配当: 50円2021 1株配当: 40円2022 1株配当: 55円2023 1株配当: 60円2024 1株配当: 85円2025 1株配当: 90円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
1,331億円
負債・純資産
負債 559億円純資産 772億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20252,931億円155億円160億円96億円1,331億円772億円208.913.1%57.9%
FY20242,756億円180億円184億円135億円1,279億円716億円297.820.9%54.8%
FY20232,426億円120億円75億円1,114億円608億円166.413.3%53.3%
FY20222,016億円66億円82億円49億円980億円550億円108.79.4%55.1%
FY20211,839億円8億円30億円-7億円954億円507億円-14.9-1.3%53.1%
FY20202,224億円128億円64億円979億円570億円135.111.6%58.3%
FY20192,227億円73億円39億円913億円530億円82.77.5%58.0%
FY20182,228億円54億円9億円911億円510億円18.41.6%56.0%
FY20172,037億円151億円116億円904億円560億円242.521.2%62.0%
FY20162,000億円162億円91億円905億円533億円188.318.3%58.9%
営業CF214億円
投資CF-170億円
財務CF-71億円
現金及び現金同等物211億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Apparel And Miscellaneous Goods Related2,786億円
その他145億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities128億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1株式会社フクゾウ36.6%
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.2%
3豊島株式会社4.3%
4株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.6%
5福田 三千男2.0%
6アダストリア従業員持株会1.4%
7JPモルガン証券株式会社1.3%
8日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・75954口)1.0%
9福田 仁美0.9%
10三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社0.8%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-08-31)1,493億円80億円78億円60億円5.3%129.7
FY2025中間(〜2024-08-31)1,442億円99億円103億円69億円6.9%151.9
FY2024中間1,329億円103億円106億円71億円7.8%156.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢33.3歳
平均年間給与453万円
平均勤続年数9.1年
管理職に占める女性比率34.9%
男女の賃金の差異(全労働者)61.2%
男女の賃金の差異(正規雇用)66%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
監査役(社外監査役を除く)5百万円15百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,517
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社20社(株式会社BUZZWIT、株式会社エレメントルール、株式会社アンドエスティ、株式会社ゼットン、株式会社アダストリア・ロジスティクス、愛徳利亜(上海)商貿有限公司(中国)、你可安(上海)商貿有限公司(中国)、Adastria Asia Co.,Ltd.(香港)、愛德利亞台灣股份有限公司(台湾)、Adastria (Thailand) Co., Ltd.(タイ)、ADASTRIA PHILIPPINES INC.(フィリピン)、Adastria USA,Inc.(米国)、Velvet,LLC(米国)ほか7社)で構成され、主にアパレル・雑貨関連事業及びその他(飲食事業)を行っております。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1) アパレル・雑貨関連事業国内における商品販売は、主に当社、株式会社BUZZWIT、株式会社エレメントルール、株式会社トゥデイズスペシャル(現 当社)及び株式会社アンドエスティが行っております。当社は、「グローバルワーク」、「ローリーズファーム」、「レプシィム」、「ジーナシス」、「レイジブルー」などのカジュアルファッションブランドと、「ニコアンド」、「スタディオクリップ」、「ベイフロー」、「ラコレ」などのライフスタイル提案型ブランドを中心に全国に展開しております。株式会社BUZZWITは、「アプレジュール」などのEC専業ブランドを展開しております。株式会社エレメントルールは、「バビロン」及び「バンヤードストーム」などの洗練された大人に向けたファッションを展開しております。株式会社トゥデイズスペシャル(現 当社)は、雑貨を中心としたライフスタイルブランド「トゥディズスペシャル」「ジョージズ」を展開しております。株式会社アンドエスティは、ECサイト「and ST」の運営を行っております。アジアにおける商品販売は、愛徳利亜(上海)商貿有限公司、你可安(上海)商貿有限公司、Adastria Asia Co.,Ltd.、愛德利亞台灣股份有限公司、Adastria (Thailand) Co., Ltd.及びADASTRIA PHILIPPINES INC.が行っております。ブランドとしましては、「ニコアンド」、「グローバルワーク」、「ローリーズファーム」などのブランドを展開しております。米国における商品販売は、Velvet,LLCが行っております。ブランドとしましては、「Velvet by Graham and Spencer」などを展開しております。なお、Adastria USA,Inc.は米国現地法人統括会社であります。当連結会計年度末時点での当社グループにおける当該事業の店舗数は、国内が1,415店舗、海外が139店舗、合計1,554店舗となっております(WEBストア141店舗を含みます)。また、当社は、アジア各地の生産工場との間に築いた良好なパートナーシップを基に、オリジナルの素材開発から、商品企画やパターン制作、生産・物流管理までを行っております。 (2) その他(飲食事業)主に株式会社ゼットンが、飲食事業を行っております。「アロハテーブル」などのブランドを擁し、魅力あるコンテンツで街を活性化させるという思想で店づくりを通して様々な街づくりを進めております。当連結会計年度末時点での当社グループにおけるその他事業の店舗数は、国内外合わせて76店舗となっております。 主なブランドは以下のとおりであります。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,916
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「なくてはならぬ人となれ なくてはならぬ企業であれ」を企業理念に掲げ、「Play fashion!」のミッションの下、私たちが提案するファッションを通じて、人々の心を豊かに、幸せにすることを使命としています。いつの時代も変わらぬこのミッションの下で、持続可能な成長を目指し、お客様一人ひとりの毎日を今よりもっと楽しくする選択肢をご提供することで、事業を通じた社会・業界の課題解決への貢献を果たしてまいります。 (2) 中期的な会社の経営戦略(経営環境、対処すべき課題と経営戦略)日本経済は、賃金上昇による個人消費の緩やかな改善傾向やインバウンド需要の増加、企業収益の改善を背景に堅調に推移をしています。一方で、原材料及びエネルギー価格などの物価や金利の上昇、人件費の上昇や労働力不足、為替の変動、地政学リスクの増大など事業環境への懸念は続いています。国内アパレル事業における市場環境として、総務省統計局の実施している家計調査によれば、2024年1月から12月における家計の被服費支出は未だパンデミック以前の9割未満に留まっており、一定の回復余地があるものと期待されます。また、タイトな労働需給を背景として名目賃金の増加が続いており、当社の主力顧客である若年層の個人消費の追い風も見込まれます。一方で、ライフスタイルや顧客の嗜好の変化は不可逆的であり、従前と同様の消費行動は戻らないとの前提に立つ必要があり、生活雑貨類の需要増加、ビジネスシーンにおける服装のカジュアル化、エコノミー市場とEC市場の拡大など、変化に柔軟に対応し、新たに生まれた需要を確実に取り込むための対応を進めています。また中長期的には、国内アパレル市場は少子高齢化により緩やかな縮小が構造的に続く一方、海外アパレル市場は人口の増加や新興国の所得水準向上を背景に、拡大を続ける見通しです。このような経営環境の下、当社は2022年4月に策定した2026年2月期を最終年度とする中期経営計画に基づき、成長と収益性向上の実現を目指してきました。しかし、円安の進行、人件費の上昇、国内外の物価や資源・エネルギー価格の高騰といった経営環境の大きな変化により、2026年2月期における利益目標の達成が困難な見通しとなりました。この変化する環境へ迅速に対応し、事業構造を変革するため、当社は2030年2月期を最終年度とする「中期経営計画2030」を策定し、2025年4月に発表しました。「中期経営計画2030」では、当社の強みであるマルチブランドで培ったリアル店舗とスタッフが築くお客様との濃いつながりを活用し、プラットフォーム事業、グローバル事業、ブランドリテール事業の3つの事業が互いにシナジーを創出しながら、自社ECである「and ST」を「Play fashion!プラットフォーマー」へと進化させることを目指しています。また、これに合わせて2025年9月1日より、アンドエスティホールディングス株式会社へと改称し、ホールディングス体制に移行することを予定しています。 中期経営計画の概要は下の図の通りです。 対処すべき課題、具体的な成長戦略の内容は以下の通りです。① プラットフォーム事業(グループ価値革新のエンジン)ファッションの重要性は、近年アパレルだけでなく住まいや食、旅やスポーツなど、生活の様々な場面に広がり、ライフスタイルという一つの大きな市場になりつつあります。当社では既存の業界や業態の壁を越えた新たな成長領域の育成を進めています。また、デジタル技術が生活に浸透したことにより、EC市場が大きく伸長しただけでなく、新たな顧客体験やサービスの機会が生まれています。リアル店舗とWEB双方でシームレスなサービス・体験を提供するとともに、店舗運営や商品企画、PR、物流など、あらゆる面で価値創造を進めていくことが必要です。当社は1,900万人以上の「and ST」顧客会員を有しており、この会員基盤のつながりを最大限に生かし、自社EC「and ST」をモール&メディアに育てます。そして、外部企業による出店を加速し、取扱いカテゴリーの拡充や、スタッフとお客様の関係性強化などプラットフォーマーとしての成長戦略を推進し、ID(顧客基盤)とLTV(顧客生涯価値)の双方を拡大することで、流通総額1,000億円をめざします。同時に、外部企業へのブランド提供などBtoB向けプロデュース事業や、ECサイト上でお客様にスタイリングを提案するSTAFF BOARDの外販によるソリューション事業、外部とのポイント連携によるユーザーサービスの拡充などにより、ファッションの可能性を広げながら、収益率の向上を目指します。 ② グローバル事業(グループ価値拡大のアクセル)将来の国内アパレル市場は少子高齢化により構造的な縮小が進むことを前提とすると、長期に渡る成長の継続のため、市場が拡大するアジアへの展開が不可欠であると考えられます。当社では、2019年12月にオープンしたニコアンド上海旗艦店を皮切りに、地域ごとに異なる嗜好や生活文化を持つお客様を理解し、商品開発、MD構成、店頭表現などあらゆる面で現地のお客様のより豊かで楽しい生活に貢献する戦略を展開しております。2024年は、中国大陸でのEC拡大や、台湾や香港でのマルチブランド出店、東南アジア市場の開拓としてタイ・フィリピンへの出店を進めてきました。米国事業は消費の低迷で厳しい状況が続くなか、小売事業への切り替えやコスト削減施策を講じてきましたが、大幅な減益となりました。米国事業の早期の業績回復は困難と考え、グローバル事業のリソースを人口と経済の高成長が見込まれる東南アジアに集中するため、米国事業からの戦略撤退を決定しました。今後は東南アジアを次の柱として投資を加速させ、リアル店舗の出店と並行して日本で培ったECプラットフォームによるOMO戦略を展開し、将来的に東南アジア地域の高い経済成長を取り込める体制を整えます。グレーターチャイナ(中国大陸・香港・台湾)では、マルチブランド戦略を強化し安定成長を図ります。 ③ ブランドリテール事業(グループ価値創造の基盤)長期的には、国内では少子高齢化や可処分所得の減少により、アパレル市場の緩やかな縮小が構造的に続くと予想されております。一方で、アクティブシニア、ウェルネス志向、生活雑貨のニーズ拡大など、ライフスタイルの多様化がもたらす新たな需要もあり、これらを素早く確実にとらえることが求められます。このような市場の変化に対応するため、当社は多数の独自ブランドを擁し、マルチブランドポートフォリオ経営を進めてきました。今後はグループ各社がそれぞれのミッションに応じた戦略策定・事業運営を行うマルチカンパニー体制へ移行し、ポートフォリオ経営を強化します。グループの中核である株式会社アダストリアでは、グローバルワーク、ラコレ、ジョージズといった注力ブランドへの集中投資、都市部への出店強化や店舗の大型化など出店戦略のアップデートにより、持続的な成長と収益向上の両立を図ります。その他の主要なグループ会社では、株式会社エレメントルールは高価格帯セレクトマーケットにおけるハイエンド顧客層の獲得、株式会社バズウィットはZ世代を中心に細分化するニーズを捉えた迅速な新ブランドの創出、株式会社ゼットンは人が集う場づくりとしての飲食事業をそれぞれ役割とし、グループシナジーを活用した成長を目指します。また、これらの戦略を支えるデジタル、ロジスティクス、生産機能についてはバリューチェーンの共通化などで高度化や効率化を進め、お客様に豊かな選択肢を提供します。 ④ サステナブル経営の推進アパレル産業では、商品の大量生産・廃棄や、原料栽培や生産過程での土壌・水質汚染、生産地域における労働者の人権尊重や従業員の働き方など産業全体で対応すべき課題を有しています。当社では、「ファッションのワクワクを、未来まで。」をサステナビリティポリシーに掲げ、「環境を守る」「人を輝かせる」「地域と成長する」の3つの重点テーマを定めています。環境負荷低減に向けては、衣料品在庫の焼却処分ゼロを継続、生産過程での環境負荷低減、サステナブルな原料・加工への切り替えの他、ショッピングバッグの使用量削減や衣料品回収プロジェクトの拡大などに取り組んでいます。環境負荷の可視化も進め、当社グループのCO2排出量を把握するとともに、TCFD提言に沿った情報開示を行いました。また、人権尊重や労働環境の整備、環境配慮などを明記した調達方針と調達ガイドラインを定め、取引先工場へ遵守を求めています。従業員が生き生きと長く働き続けることができる職場環境づくりのために、女性活躍をはじめとするダイバーシティの推進や、働き方の変革にも取り組んでいます。地域社会との共生においては、生産地域の持続的な発展に向けて、工場モニタリングの実施や、ビジネス全体の透明性向上を目的とした特定サプライヤーリストの公開を行い、共に成長しあえる関係を構築しています。当社はこれらの取り組みを促進することにより、ステークホルダーの皆様との関係を良好な状態で維持し、当社のミッションである「Play fashion!」と継続的な価値の創出を実現します。
事業等のリスク7,708
3 【事業等のリスク】当社グループの事業に関連するリスク要因で、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主なリスクには次のようなものが考えられます。以下は、すべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見出来ない又は重要と見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。当社グループではこのような経営及び事業リスクの発生可能性を認識した上で、これを最小化するとともに、これらを機会として活かすための様々な対応及び仕組み作りを行っております。なお、記載事項のうち、将来に関するものは、本有価証券報告書提出日現在(2025年5月30日)、入手可能な情報に基づき当社が判断したものです。 1. 事業環境に関するリスク① 国内市場の縮小現在、当社グループは事業の約9割を国内で展開しており、少子高齢化と将来の人口減少により国内アパレル市場が縮小すると、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、海外展開により東アジア、東南アジア市場を開拓するとともに、国内ではマスブランドの育成やライフスタイルブランドの開発、自社ECサイト「and ST」への外部企業の出店を始めとするBtoB事業などに取り組み、事業及び展開国の多様化と顧客の基盤の拡大、顧客のライフタイムバリューの向上を進め、成長の継続を図ってまいります。 ② 展開国の地理的・政治的リスク事業展開国において、予期しない法規制の変更や政治的又は経済的要因の混乱、テロ・紛争・自然災害等による社会的混乱が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループ取扱商品の大半は、中国等のアジア各国で生産されたものであり、生産国の政治情勢・経済環境・自然災害等により、商品仕入、販売に支障が出る可能性があります。当社グループでは、生産地の分散化を進めるとともに、新たに東南アジア地域の市場開拓を進め事業展開地域を広げることで、リスクを低減しながら、東南アジアのファッション市場の高い成長力を取り込んでまいります。 ③ 為替変動・原価高騰当社グループ取扱商品の大半は、中国等のアジア各国で生産されたものであり、為替相場の変動(主に円安)により、商品原価が上昇する可能性があります。また、世界的なエネルギー価格上昇に伴う商品輸入の際の輸送コストの高騰、生産国における人件費の上昇によっても商品原価が増加し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、為替予約を適切に活用するとともに、ASEAN諸国への生産の分散化、複数ブランドの素材共通化や一括発注によるボリュームディスカウント、工場との直接取引による仲介業者のマージン削減などの取り組みにより、商品の品質を維持しながら原価の低減に努めてまいります。 ④ 環境問題当社グループの主力事業であるアパレル産業は、過剰生産や環境汚染などの環境負荷が世界的に問題とされています。気候変動や自然資本等に関する規制強化や、それらの影響による消費者の行動変容が生じることで十分な対応をすることができない場合、中長期的には気候変動による原材料価格の高騰、化石燃料調達に対して炭素税が施行された場合の経費増加など、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。また、生物多様性・自然資本への配慮が十分でない場合、当社グループのレピュテーションが毀損し、事業の持続可能性に影響を及ぼす可能性があります。当社グループではTCFDガイドラインに則り、温暖化による購買動機の変化や、現在の事業に関わる温室効果ガス排出量への炭素税課税などの財務影響を分析し、一部の開示を行っています。また当分析を受けて、再生可能エネルギー由来電源の調達などを検討し、リスク軽減に向けた準備を進めています。一方で、消費者の意識が変容し、商品・サービスの選択の際に環境や社会に配慮した商品がより選好されるエシカル消費が広がりつつあります。中長期的にお客様のニーズをとらえ、新たな付加価値のある商品を提供することができれば、当社グループの業績拡大の機会となる可能性があります。 当社グループでは環境関連の指標を含むサステナビリティ目標を策定しており、環境に配慮した原材料の調達や加工への切り替えといった生産工程での環境負荷低減、在庫適正化によるファッションロスの削減などバリューチェーン全体のサステナビリティ向上に取り組んでいます。また、他社との連携、各ブランドにおけるサステナブル素材の採用拡大や独自素材の開発等を通じて、市場全体の行動変容や環境意識向上に努めてまいります。 ⑤ 自然災害や事故当社グループは、国内全域に店舗を展開しており、大規模な地震や津波、台風、火山の噴火等の自然災害や、それに起因する大規模停電及び電力不足や浸水、感染症によるパンデミックの発生などによって大きな被害を受ける可能性があります。当社ブランドの出店する商業施設の休業及び客数の減少や、顧客のライフスタイルや志向が大きく変化し、当社グループの提供する商品やサービスが顧客の需要を捉えられなくなるリスクがあります。また、これらの影響により、生産や物流、店舗やECでの営業活動が長期間にわたって滞り、当社グループの財政状態、経営成績、物的及び人的資本に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、首都圏直下型地震などの大規模な地震をはじめとする災害や感染症発生等を想定し、事業継続及び早期復旧のためのBCP(事業継続計画)を策定し、リスクの低減に努めております。BCPは、富士山噴火やパンデミックなどの個別リスクに対しても策定し、定期的な訓練も実施しています。また、IT-BCPについては、日本で発動できないケースに備え、海外のDXメンバーがIT-BCPを発動できる体制を整備しています。 2. 事業運営に関するリスク① 店舗運営に関するリスク当社グループの店舗は、全国主要都市のファッションビル及びショッピングセンター内へのインショップ出店を中心に展開しております。この運営にあたり、以下のようなリスクがあります。ⅰ. 当社グループの店舗の大半は賃借物件であり、出店に際して敷金及び保証金の差入を行っております。当連結会計年度末における敷金及び保証金は、143億30百万円であり、総資産の約1割を占めております。デベロッパー等の倒産その他の事由が発生した場合、敷金及び保証金の全部又は一部が回収できなくなる可能性があります。ⅱ. 当社グループは、店舗を中心に多額の固定資産を保有し、これらについて減損会計を適用しております。店舗等の収益性の悪化や、保有資産の市場価格が著しく下落し、減損処理がさらに必要になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。ⅲ. その他、出店先ファッションビル等を取り巻く商業環境の変化等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、敷金及び保証金の適正性を精査しながら、各地域に密着した支店制度により地域ごとの状況を慎重に調査し、継続的な出退店を通じて常に最適な店舗網の維持に努めております。また当社グループのスケールメリットやブランド力を活かしてより有利な立地構成を実現し、これらのリスクの低減に努めてまいります。 ② アパレルビジネスに関するリスク当社グループの主要ブランドが属するカジュアル衣料小売市場は、流行・嗜好が短期的に大きく変化する傾向が強く、また国内外の競合企業との厳しい競争状態にあり、商品企画等の失敗により顧客の選好にマッチした商品開発ができなかった場合、或いはブランド価値が陳腐化した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、温暖化や異常気象が消費者の購買行動を変化させ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、店舗や自社ECサイト、SNSを通じて顧客の選好に関する情報を収集して、素早く商品展開に反映させることで、顧客のニーズに合った商品の提供に努めております。また、ECサイトでの予約販売推進により、需要予測の精度向上にも取り組んでおります。常に顧客にとって新鮮味のあるブランドや商品を提供するため自社ECサイトへ他社の出店を促進することで、商品カテゴリーの拡大も進めています。また、IPコラボレーション商品や非アパレル商品カテゴリー拡大などによる天候変化に左右されない商品の強化、シーズン別在庫と発注精度の向上を進めています。 ③ サプライチェーンに関するリスク当社グループは商品の原材料を外部から調達し、自社で企画・監督しながら外部委託にて生産を行っております。生産遅延、調達先の倒産、又は商品を輸送する経路の寸断等により商品供給が滞った場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの委託先企業において、従業員の人権侵害や環境汚染などの問題が発生した場合、委託元企業として当社グループのレピュテーションが棄損され、ブランドや業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、当社グループは海外で生産した商品の輸入、店舗やお客様への配送を外部企業に委託しており、エネルギー価格の変動や労働力不足などを背景に物流コストが上昇した場合、また十分な物流キャパシティを確保できなくなった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、生産地をメインの中国大陸に加えASEAN諸国へ分散させ、生産地の集中化におけるリスクの軽減を図っております。また、商品供給経路寸断に備え、適切な付保と共に、輸送工程における情報管理、複数の輸送手段の確保や代替ルートの選定、物流拠点の複数地域への分散などの対策を実施しております。加えて、グループ調達方針を定め、社会や環境に配慮した責任ある調達活動を推進しており、すべての取引先にグループ調達ガイドラインの遵守を要請している他、主要な取引先については取引先の協力を得ながら定期的なモニタリングを実施し、加えて、当社グループが目指すべきCSRの基準に賛同し協業いただけるお取引先様を特定パートナー企業として選定・公表し、リスクの低減を図っております。物流コストの上昇については、EC販売における店舗受取の活用や配送ルートの効率化や、自社物流施設の機械化投資により、コスト上昇リスクの低減に取り組んでおります。また外部配送企業との提携や、輸送生産性の向上・物流効率化を目指す「ホワイト物流」推進運動に準拠した取り組みなどにより、必要な物流キャパシティの確保に努めております。 ④ 海外事業に関するリスク当社グループでは、海外での事業展開を重要な成長戦略の一つと位置付けておりますが、海外事業において現地の顧客ニーズに即した商品提案ができない、事業運営に長けた人材が獲得できない等の理由で、当初見込んだとおりの事業展開、事業収益が得られない可能性があります。また、様々な現地企業と取引を進めていくなか、商習慣の違いなどにより意図せず汚職や贈収賄が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、現地法人の機能を強化し人材の現地化を進めるなど、事業運営のノウハウ蓄積と人材獲得に努めてまいります。また、生産関連の海外取引先に対しては年次での取引先アンケートで汚職や贈収賄に関する該当事項の有無確認、グループ全社に会食報告書及び贈答報告書の提出義務付け、海外現地法人における内部通報制度の整備をおこない、リスクの低減に努めております。 ⑤ 情報システムや個人情報に関するリスク当社グループでは、デジタル時代に対応したビジネス構造への進化を成長戦略の一つとし、情報システムの活用を推進しております。また当社グループの自社ECサイト「and ST」は1,900万人を超える会員を有しており、当社グループは多くの顧客情報を保有しております。デジタルを活用した事業の比率が高まる中、情報システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生し当社グループのシステムが正常に利用できない場合、あるいは不正アクセス等により個人情報が外部へ流出した場合、システムの停止に伴う売上損失や顧客からの信用の失墜などにより、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、第三者機関によるセキュリティリスク診断を実施の上、それを踏まえて最新のセキュリティ対策ソフトの導入や情報管理規程の整備、従業員へのセキュリティ教育の強化、海外を含む全ての自社ECサイトのセキュリティチェックと怪しい通信の遮断、セキュリティ専門人材の採用とセキュリティ委員会の下で動く専門組織を組成し、リスクの低減に努めております。 ⑥ 人材に関するリスク創業家出身で長年に渡り経営を率いてきた代表取締役会長の福田三千男氏をはじめ、当社グループの事業運営及び取引関係の構築に貢献してきた経営陣は当社事業において重要な役割を果たしており、当該経営陣の突然の離脱があった場合、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また当社グループは国内外で1,600を超える店舗を運営しており、店舗運営や商品開発において多くの人材が必要です。近年の国内における労働人口の減少や世界的な賃金上昇などに対応できず、質・量の両面において十分な人材を確保できない場合、店舗運営の制限や労務関連コストの上昇や、従業員のパフォーマンス低下、休職や離職の増加により、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。当社では、取締役会全体として適切なバランスが確保されるよう、専門知識や経験等のバックグラウンドが異なる多様な取締役で取締役会を構成するとともに、執行役員制を導入し経営と執行の分離を図っております。加えて、取締役には業績連動型株式報酬、執行役員等には株式交付型インセンティブプランを導入し、有能な経営人材の確保に努めるとともに、経営幹部向けの研修を実施する等、後継人材の育成を図っております。事業運営人材の確保にあたっては、初任給の引き上げや従業員の賃金改善、社員紹介制度・他店舗紹介制度の導入による採用促進などを実施しています。また、サステナビリティの重要テーマの一つとして「人を輝かせる」を掲げ、従業員がライフスタイルに合わせた多様なキャリアや働き方を選択できるよう、人事制度を整備しております。2021年からは自社健康保険組合を運営し、一人ひとりに合わせた保険事業・福利厚生サービスを行うとともに、従業員を中心に構成された健康推進委員会「Adastria Wellness Committee(アダストリア・ウェルネス・コミッティ)」を通じて、従業員のウェルビーイング実現に向けた取り組みを促進しております。 3. 経営戦略に関するリスク① 大型投資や企業買収の成否当社グループでは、長期的成長の実現に向け、海外での事業展開、新規ブランド・顧客の獲得、関連技術の獲得等を目的として、外部企業への出資や企業買収を行っております。また、デジタル化や物流機能強化など、事業の成長に必要な設備投資・システム投資を実施しております。これらの投資において、出資・買収した企業が期待された収益やシナジーを生み出せない場合、また設備やシステムが想定した機能を果たさない場合、投資の回収に想定以上の期間を要する可能性や、投資の回収を図れない可能性があります。当社グループでは、財務の健全性が維持される範囲での投資を原則とするとともに、経営統合プロセスのノウハウを蓄積し、投資判断における検討プロセスを定めて取締役会で社外取締役を含めた討議を行い、また大型のシステム投資に当たっては第三者PMOの設置をルール化し、リスクの低減に努めております。 ② 新規事業の不確実性当社グループでは、成長戦略の一つとして既存の事業領域にとどまらない新規事業の開発に取り組んでおります。当社グループが新規に開始した事業に対する顧客のニーズが想定を下回った場合、新たな事業への参入や運営に要する費用が想定よりも増加する場合、当該事業における競争が激化した場合等に、当初見込んだとおりの事業展開、事業収益が得られない可能性があります。また、これらの事業について撤退や事業の縮小を行うことにより、費用又は損失が発生する可能性があります。他にも、成長戦略の重点領域であるデジタルの顧客接点の拡大にあたっては、デジタル分野に精通したIT人材の確保が必要ですが、近年IT人材は業界を超えた採用競争が激しく、十分な人材を確保できない場合には当社グループの成長戦略遂行に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、M&Aやライセンスの活用など、他社との協業により段階的に新領域におけるノウハウを蓄積するとともに、新規事業においてもアパレル領域で培ったライフスタイル提案力を活用することで、相乗効果の創出に努めてまいります。IT人材の確保においては、デジタル戦略を統括するDX本部を取締役直下に設置し、社外の専門人材の獲得と定着を図るとともに、国内及び海外のビジネスパートナーとの提携強化により、十分な人材の確保を図っております。 ③ ESGリスクマネジメント当社グループは、事業を通じて環境や社会にポジティブな取り組みを行うサステナブル経営を推進しております。環境・社会・ガバナンスに関する規制や市場の期待に適切に対応できない場合、資本市場における企業価値を毀損し事業の持続可能性に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、非財務領域での戦略推進をより一層強化することを目的に、サステナビリティ委員会を設置しサステナビリティ方針や中長期の目標策定、社会と事業にとっての重要度(マテリアリティ)とリスク/機会を明確にするとともに、それらの進捗管理を行っており、取締役会又は執行会議へ定期的に報告・提言を行うことで、グループにおけるESG戦略と施策の推進を担保しております。 ④ グループ経営管理の成否当社グループでは、グループ会社がそれぞれのミッションに応じた戦略策定・事業運営を行うマルチカンパニー経営を掲げています。グループ会社に対するガバナンスが機能していない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、当社取締役がグループ会社取締役を兼任することによるモニタリング、四半期に一度グループ企業から当社へ戦略の進捗を報告するグループ会社報告会、グループ全体の中期経営計画の議論や進捗確認をグループ各社の責任者を含めて実施することなどによって、グループ各社のガバナンス向上に努めています。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析9,659
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績 連結業績 2024年2月期連結会計年度2025年2月期連結会計年度増減増減率(2023年3月1日から(2024年3月1日から 2024年2月29日まで) 2025年2月28日まで)売上高(百万円)275,596293,11017,5146.4%営業利益(百万円)18,01515,510△2,504△13.9%経常利益(百万円)18,38915,964△2,424△13.2%親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)13,5139,614△3,898△28.9% 当連結会計年度においては、企業収益や雇用・所得環境が改善する中で、国内景気の緩やかな回復が見られました。また、昨年から続くインバウンド需要や賃上げが国内需要の支えとなり、消費意欲は底堅く推移しました。一方、円安の恒常化、少子高齢化と労働力不足、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢の長期化など経済の先行きは不透明な状況が続き、猛暑や大雨、大雪などの異常気象も見られました。 このような情勢の中、当社グループは中期経営計画において以下の成長戦略を策定し、着実に推進してきました。成長戦略Ⅰ マルチブランド、カテゴリーブランドの役割に応じたグルーピングによる収益改善と成長の両立成長戦略Ⅱ デジタルの顧客接点、サービス自社ECの成長加速と楽しいコミュニティ化成長戦略Ⅲ グローカル中国大陸でのモデル展開と東南アジア開拓成長戦略Ⅳ 新規事業飲食事業確立と新たな魅力の獲得 当連結会計年度の連結業績は、売上高が2,931億10百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益が155億10百万円(前年同期比13.9%減)、経常利益が159億64百万円(前年同期比13.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が96億14百万円(前年同期比28.9%減)となりました。成長戦略に基づき、M&Aによるブランドやカテゴリーの拡大、自社ECで他社商材を取扱うオープン化及び東南アジアの出店などを進めましたが、国内外の気候変化への対応や一部子会社の業績に課題があり、増収減益となりました。 アパレル・雑貨関連事業の国内売上高につきましては、春先の低気温や夏場の猛暑、秋冬には残暑や大雪など、年間を通して天候要因の影響がありました。一方、外出需要やカジュアルファッション消費は底堅く推移しており、トレンドを捉えた商品展開やヒット商品の育成、TVCMやポイント還元などのプロモーションを行い、前年同期比6.1%の増収となりました。7月から連結開始した株式会社トゥデイズスペシャル(現在は当社に統合)も増収に寄与しています。デジタル戦略として、自社ECとリアル店舗を連動させたプロモーション、企業や人気キャラクターとのコラボ商品の取扱い、自社ECのオープン化拡大などの集客施策を継続的に行ったことで、自社EC/ポイント制度の会員数は前期末比220万人増の1,970万人に伸長し、EC売上高は前年同期比5.7%増となりました。なお、10月に自社ECの名称を「ドットエスティ」から「and ST」に変更しております。海外売上高(円換算)につきましては、中国大陸では旗艦店のリニューアルやECの好調などがあったものの、不動産不況や消費低迷などの影響により、前年同期比1.9%の減収となりました。香港と台湾ではマルチブランド戦略の進展や新規出店により、それぞれ12.0%、15.8%の増収となりました。米国では市況全体の冷え込みによる卸売事業の不振が続き、6.4%の減収となりました。また、前第2四半期から事業を開始したタイは第3四半期に2号店を開店するなど63.9%の増収、フィリピンでは12月に1号店を出店しました。この結果、海外事業全体では5.0%の増収となりました。その他(飲食事業)の売上高につきましては、当連結会計年度において飲食事業を行う株式会社ゼットンが決算日を変更したため13ヶ月決算となっており、14.0%の増収となりました。外食産業における原材料価格や光熱費の上昇、人手不足など厳しい経営環境が続きましたが、外食需要の増加や新規出店、海外事業の好調などが売上に寄与しました。収益面につきましては、「適時・適価・適量」の商品提供による在庫コントロールと値引き販売の抑制、商品の高付加価値化、商品の価格見直しを継続し、売上総利益率の改善を図りました。しかし、円安による原価上昇や秋物商戦の不調による在庫の評価減、卸売事業を含むBtoB事業の構成比が上がったことによる押し下げなどにより、アパレル・雑貨関連事業の売上総利益率は前年同期から低下しました。その他(飲食事業)においても商品価格の見直しや原価低減などに取り組んだものの、売上総利益率が減少し、連結での売上総利益率は54.7%となり、前年同期比0.6ポイント悪化しました。販売費及び一般管理費につきましては、従業員の処遇改善や飲食事業による人件費の増加、新店出店やM&Aによる減価償却費の増加などにより、販管費率は49.4%と前年同期比0.7ポイント上昇しました。以上の結果、営業利益率は前年同期比1.2ポイント減の5.3%となり、営業利益は前年同期比13.9%の減益となりました。また、為替差益266百万円を営業外収益に、店舗、のれん及びその他の減損損失12億49百万円を特別損失に計上しました。 セグメントごとの経営成績は次の通りです。 ①アパレル・雑貨関連事業上記の状況の結果、売上高は2,785億75百万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益は166億82百万円(前年同期比10.1%減)となりました。店舗展開につきましては、株式会社トゥデイズスペシャル(現 当社)の連結子会社化により、国内において30店舗増加したほか、98店舗の出店(内、海外25店舗)、66店舗の退店(内、海外8店舗)の結果、当連結会計年度末における店舗数は、1,554店舗(内、海外139店舗)となりました。 ②その他(飲食事業)その他(飲食事業)につきましては、売上高は146億6百万円(前年同期比14.1%増)、セグメント損失は7億17百万円(前年同期はセグメント損失1億39百万円)となりました。店舗展開につきましては、9店舗の出店、4店舗の退店の結果、当連結会計年度末における店舗数は、76店舗となりました。 (3) 仕入及び販売の状況当社グループは、アパレル・雑貨関連事業を報告セグメントとしているため、仕入実績につきましては、商品部門別に区分して記載しており、セグメント情報ごとに記載しておりません。なお、販売実績につきましては、商品部門別、ブランド別、地域別及び単位当たりに区分して記載しております。 ① 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績は、次のとおりであります。(単位:百万円)商品部門当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)前連結会計年度比(%)メンズボトムス5,60716.8メンズトップス15,7133.2レディースボトムス20,0107.9レディーストップス54,2513.0雑貨・その他37,82312.8合計133,4066.9 (注) 1.金額は仕入価格によっております。2.上記の金額は外部仕入先からによるもので、連結会社相互間の内部仕入高は含まれておりません。 ② 販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 a. 商品部門別販売実績(単位:百万円)商品部門当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)前連結会計年度比(%)メンズボトムス12,87312.2メンズトップス35,1884.1レディースボトムス46,1146.7レディーストップス126,7213.9雑貨・その他 72,21210.9合計293,1106.4 (注) 1.雑貨・その他は、契約負債の計上額やポイント引当金繰入額等が含まれております。2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。 b. ブランド別販売実績 ブランド・地域当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)前連結会計年度比増減率(%)売上高(百万円)構成比(%) グローバルワーク52,66018.01.9 ニコアンド35,90212.27.0 スタディオクリップ22,8837.83.9 ローリーズファーム22,7387.81.5 レプシィム14,8885.112.5 ラコレ12,6734.317.3 ジーナシス11,6954.0△4.9 ベイフロー11,2883.94.7 その他42,02314.36.5 当社 計226,75477.44.9 株式会社BUZZWIT12,2774.25.6 株式会社エレメントルール12,6414.312.8 その他連結子会社2,9810.9212.1 国内合計254,65486.86.1 中国大陸4,2681.5△1.9 香港4,7561.612.0 台湾7,5182.615.8 タイ3550.163.9 フィリピン250.0 ― 米国6,9952.4△6.4 海外合計23,9208.25.0アパレル・雑貨関連事業合計278,57495.06.0 株式会社ゼットン(注)314,5355.016.0その他(飲食事業)合計(注)414,5355.014.0グループ合計293,110100.06.4 (注)1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。3.株式会社ゼットンの売上高は、同社の連結子会社であるZETTON,INC.を含めて集計しております。4.その他(飲食事業)合計の前連結会計年度比増減率は、2024年2月2日付で清算結了しております株式会社ADASTRIA eat Creationsの前年同期の売上高を含めて集計しております。 なお、店舗出退店等の状況は、次のとおりであります。ブランド・地域店 舗 数前連結会計年度末当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)当連結会計年度末合併等(注)3出 店変 更退 店増 減 グローバルワーク214 ―5 ―△32216 ニコアンド141 ―6 ―△24145 スタディオクリップ179 ―10 ―△28187 ローリーズファーム126 ―1 ―△2△1125 レプシィム115 ―1 ―△1 ―115 ラコレ78 ―14 ―△11391 ジーナシス68 ―1 ― ―169 ベイフロー62 ―2 ―△2 ―62 その他259625 ―△2011270 当社 計1,242665 ―△33381,280 株式会社BUZZWIT31 ―1 ―△4△328 株式会社エレメントルール83 ―6 ―△11△578 その他連結子会社14241 ―△101529 国内合計1,3703073 ―△58451,415 中国大陸15 ―3 ―△4△114 香港23 ―7 ―△1629 台湾72 ―11 ―△2981 タイ2 ―1――13 フィリピン ― ―1 ― ―11 米国10 ―2 ―△1111 海外合計122 ―25 ―△817139 アパレル・雑貨関連事業合計1,4923098 ―△66621,554 株式会社ゼットン(注)471 ―9 ―△4576 その他(飲食事業)合計71 ―9 ―△4576 グループ合計1,56330107 ―△70671,630 (注) 1.店舗を運営管理しているブランド営業部・地域別に集計しております。2.店舗数は、他社WEBストア、自社WEBストアを含めて集計しております。3.2024年3月1日付で、当社を存続会社、株式会社Gate Winを消滅会社とする吸収合併を実施し、それに伴う変更を記載しております。また、株式会社トゥデイズスペシャル(現 当社)の連結子会社化に伴う増加店舗数を記載しております。4.株式会社ゼットンの店舗数は、同社の連結子会社であるZETTON,INC.を含めて集計しております。 c. 地域別販売実績 地域別前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)売上高(百万円)期末店舗数(店)売上高(百万円)店舗異動状況期末店舗数(店)出店(店)閉鎖・変更等(店)(注)2 北海道5,791375,9051―38 青森県98471,0854―11 岩手県8287797――7 秋田県8757885――7 宮城県2,973233,089――23 山形県4043424――3 福島県85078861―8 北海道・東北地区計12,7079113,0726―97 栃木県2,022151,970―△114 茨城県2,880222,9842△222 群馬県1,962172,0411△216 千葉県10,3835513,0052―57 山梨県1,00681,061――8 埼玉県10,1227310,7837△377 東京都17,36813518,4343△3135 神奈川県12,9979213,8219△1100 関東地区計58,74341764,10224△12429 静岡県4,684334,7971△133 新潟県1,949171,935―△116 長野県2,083132,155――13 富山県1,365121,4202△113 石川県2,384222,3981―23 愛知県10,9066911,1984△370 岐阜県2,278162,6074△119 福井県56946801―5 中部地区計26,22218627,19213△7192 三重県2,592202,593――20 京都府3,481283,8582―30 大阪府15,74310916,1544△2111 兵庫県6,945486,7413―51 奈良県1,742131,672――13 和歌山県8538831―△17 滋賀県1,668141,656――14 近畿地区計33,02824033,5079△3246 岡山県2,383182,321――18 広島県4,322384,4821△138 鳥取県25722281―3 島根県72076811―8 山口県37647294―8 愛媛県1,480111,481――11 香川県1,372121,367――12 高知県6035555―△14 徳島県9156878――6 中国・四国地区計12,43210312,7257△2108 地域別前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)売上高(百万円)期末店舗数(店)売上高(百万円)店舗異動状況期末店舗数(店)出店(店)閉鎖・変更等(店)(注)2 福岡県7,973647,9941△362 長崎県7597896―18 佐賀県1,41381,389―△17 熊本県2,662192,677――19 大分県1,820131,745――13 宮崎県95361,1472―8 鹿児島県1,739121,687――12 沖縄県2,210162,420――16 九州・沖縄地区計19,53214519,9573△3145 WEBサイト53,5946056,1943―63 当社 計216,2601,242226,75465△271,280 株式会社BUZZWIT11,6303112,2771△428 株式会社エレメントルール11,2108312,6416△1178 その他連結子会社955142,98111429 国内合計240,0571,370254,65473△281,415 中国大陸4,351154,2683△414 香港4,248234,7567△129 台湾6,493727,51811△281 タイ21623551―3 フィリピン――251―1 米国7,477106,9952△111 海外合計22,78712223,92025△8139 アパレル・雑貨関連事業合計262,8441,492278,57498△361,554 株式会社ゼットン(注)312,5367114,5359△476 その他(飲食事業)合計(注)412,7517114,5359△476 グループ合計275,5961,563293,110107△401,630 (注) 1.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。2.2024年3月1日付で、当社を存続会社、株式会社Gate Winを消滅会社とする吸収合併を実施し、それに伴う変更を記載しております。また、株式会社トゥデイズスペシャル(現 当社)の連結子会社化に伴う増加店舗数を含めております。3.株式会社ゼットンの店舗数は、同社の連結子会社であるZETTON,INC.を含めて集計しております。4.その他(飲食事業)合計の前連結会計年度の売上高は、2024年2月2日付で清算結了しております株式会社ADASTRIA eat Creationsの売上高を含めて集計しております。 d. 単位当たり販売実績 区分前連結会計年度(自 2023年3月1日至 2024年2月29日)当連結会計年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)売上高(百万円)275,596293,1101㎡当たり売上高売場面積(月平均)(㎡)1㎡当たり期間売上高(千円)347,361793369,8487921人当たり売上高従業員数(月平均)(人)(注)11人当たり期間売上高(千円)12,15322,67412,79822,899 (注) 1.従業員数は臨時雇用者(年間平均人員:1日8時間換算)を含めております。2.上記の金額は外部顧客に対するもので、連結会社相互間の内部売上高は含まれておりません。 (4) 財政状態 ① 資産流動資産は、前連結会計年度末に比べて、15億58百万円減少して671億73百万円となりました。これは主に、棚卸資産が22億43百万円増加した一方で、現金及び預金が22億28百万円、受取手形及び売掛金が12億88百万円それぞれ
セグメント情報3,049
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは衣料品並びに関連商品の企画・販売を主たる事業として展開しており、「アパレル・雑貨関連事業」を報告セグメントとしております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用している会計処理の方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日) (単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計調整額 (注)2連結財務諸表計上額 (注)3アパレル・雑貨 関連事業売上高 外部顧客への売上高262,84412,751275,596-275,596セグメント間の内部 売上高又は振替高14850△50-計262,84612,800275,646△50275,596セグメント利益又は損失(△)18,558△13918,418△2918,389セグメント資産120,5598,969129,528△1,612127,915その他の項目 減価償却費9,35871410,073-10,073のれん償却額74148223-223減損損失968611,029-1,029有形固定資産及び無形固定資産の増加額11,1341,54212,676-12,676 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引に係る未実現利益の調整等であります。(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去であります。3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。4.セグメント利益又は損失には、各報告セグメントに配分された全社費用を含んでおります。5.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計調整額 (注)2連結財務諸表計上額 (注)3アパレル・雑貨 関連事業売上高 外部顧客への売上高278,57414,535293,110-293,110セグメント間の内部 売上高又は振替高07071△71-計278,57514,606293,181△71293,110セグメント利益又は損失(△)16,682△71715,964-15,964セグメント資産129,4779,521138,998△5,890133,108その他の項目 減価償却費10,18490811,093-11,093のれん償却額250144395-395減損損失1,24451,249-1,249有形固定資産及び無形固定資産の増加額15,0581,77016,828-16,828 (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引に係る未実現利益の調整等であります。(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去であります。3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。4.セグメント利益又は損失には、各報告セグメントに配分された全社費用を含んでおります。5.減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用とその償却額が含まれております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本中国香港台湾タイ米国合計14,2522,7501,4721,0273554,04323,901 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産(単位:百万円)日本中国香港台湾タイフィリピン米国合計16,0422,5741,8328164532194,92426,864 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)(単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計アパレル・雑貨 関連事業当期末残高5345751,109 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。2.のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)(単位:百万円) 報告セグメントその他 (注)1合計アパレル・雑貨 関連事業当期末残高2,2434302,673 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。2.のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組18,588
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) サステナビリティへの考え方及び取組<当社のサステナブル経営推進にむけて>当社グループでは、サステナビリティポリシーに「ファッションのワクワクを、未来まで。」を掲げています。このポリシーのもと、サステナビリティへの取り組みを重要な経営課題と位置付け、サステナビリティを重視した経営を行います。私たちは事業活動を通じ、地球規模の課題解決に挑み、持続可能な社会と経済成長の実現に寄与していきます。 ① サステナブル経営に関するガバナンスの強化 ― サステナビリティ委員会の設置 ―当社グループでは2023年3月1日付で取締役会での非財務領域での戦略推進をより一層強化することを目的に、サステナビリティ委員会を新たに設置しました。当委員会では中期経営計画及び事業方針の基軸に関するマテリアリティの特定、適切な情報開示を中心に進めることで、ステークホルダーからの信頼と期待に誠実に対応していきます。また、当委員会では、気候変動をはじめとする当社グループのサステナビリティ方針や中長期の目標策定、特定したマテリアリティに対する進捗管理を行っており、取締役会又は執行会議へ報告・提言を行うことで、グループにおける推進体制をさらに強化し、持続的に企業価値を高めていきます。 サステナビリティ委員会には、サステナビリティ担当の専務取締役を委員長とし、以下の委員が常任構成員として出席します。なお、議題に応じて関係部門の責任者等を適宜招集します。 委員会名サステナビリティ委員会関連規定「サステナビリティ委員会規程」第4条(構成)委員長専務取締役委員コーポレート本部長 兼 管理本部長経営企画室長R&D本部長生産本部長ロジスティクス本部長営業第2本部長株式会社WeOur 代表取締役社長委員長指名委員長が議案ごとに決定する事務局サステナビリティ推進室長 第75期サステナビリティ委員会では、以下のような議題を中心に協議し、経営層に報告しています。サステナビリティ委員会では、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関わる経営の基本方針・戦略、事業活動と連動した計画立案や提言を行います。なお、当委員会の委員長を務める専務取締役が年4回、サステナビリティ委員会で議論した内容を取締役会に報告します。 開催月開催回数議題3月第1回報告事項:前期振り返りと当期活動方針第2回協議事項:サステナビリティ重点課題(テーマ:ダイバーシティ全社アンケート&女性管理職比率向上施策)4月第3回報告事項:有価証券報告書でのサステナビリティ開示内容報告事項:人権方針開示について報告事項:ダイバーシティ全社アンケート結果第4回協議事項:サステナビリティ重点課題(テーマ:サステナブル素材&サプライヤーリスト公開)報告事項:環境データ集計システムの導入の進捗報告第5回協議事項:CSR調達に関する目標更新に向けた協議協議事項:特定サプライヤーリストの開示概要5月第6回報告事項:環境データ集計システムの運用開始の報告報告事項:ダイバーシティ関連施策の詳細報告事項:プライドマンスの実施案内第7回協議事項:サステナビリティ重点課題(テーマ:温室効果ガスの削減施策など)第8回報告事項:CSR調達に関する目標報告事項:MSCIの評価結果6月第9回報告事項:重点課題第1Q振り返り協議事項:CSR調達に関する目標更新について第10回協議事項:CO2削減施策の概要7月第11回協議事項:CO2削減施策の検討第12回報告事項:CO2削減施策の進捗報告報告事項:特定サプライヤーリストの開示方針8月第13回協議事項:CO2削減目標の協議報告事項:特定サプライヤーリストの開示の進捗報告報告事項:プライドマンスアンケート結果について第14回協議事項:事業活動を通じた資源循環更新の検討協議事項:ダイバーシティ関連プログラムの開催方針9月第15回報告事項:重点課題第2Q(上期)振り返り第16回報告事項:健康経営ウェブサイトの更改報告事項:ダイバーシティ関連プログラムの企画概要10月第17回報告事項:ダイバーシティ関連プログラムの詳細協議事項:事業活動を通じた資源循環更新の概要第18回協議事項:事業活動を通じた資源循環更新の進捗第19回協議事項:CO2削減施策の方針11月第20回協議事項:事業活動を通じた資源循環の最終審議協議事項:生物多様性に関する開示概要第21回協議事項:人権方針に関する開示方針 開催月開催回数議題12月第22回報告事項:重点課題第3Q振り返り協議事項:人権方針に関する開示概要第23回協議事項:生産委託先でのコンプライアンス強化報告事項:商品・ブランドでのCO2排出傾向報告事項:環境データに関する外部保証1月第24回協議事項:ダイバーシティに関する全社アンケートの実施報告事項:事業活動を通じた資源循環の変更点報告事項:来期の委員会運営関連事項第25回協議事項:サステナビリティ関連の開示方針検討2月第26回協議事項:サステナビリティ関連の開示概要報告事項:今期の成果振り返り第27回報告事項:CDP2024スコア結果 ② 戦略1) 中長期経営計画とサステナブル経営中期経営計画を策定するにあたり、昨今の社会情勢及び当社のビジネス領域において、サステナビリティの重要性は非常に高まっています。私たちはビジネスの現状と中長期的なサステナビリティ戦略に関する方向性を再認識し、ESGに関する目標をより明確にしました。当社が掲げるサステナビリティの各重点テーマでは、より高い目標を設定しながらも、アダストリアらしいアプローチで事業の成長とサステナブル経営を融合させていくことが、中期経営計画における我々の挑戦と考えています。 2) 中期経営計画と連動したマテリアリティの特定ファッション業界は従来からの大量生産や在庫廃棄、生産過程での環境負荷、人権問題など様々な社会課題を抱えています。多くのステークホルダーは、経済・産業構造の様々な要因によって発生する多様な問題の解決に取り組むことは企業の責務であると捉え、ファッション業界を含む経済全体にサステナビリティと経営との両立を求める傾向にあります。当社は、地域社会やお客様・お取引先様等と直接的に接する機会が多い事業特性を有するため、これらの課題に真摯に取り組むことはもちろん、積極的な情報開示に努める必要があります。また、先に挙げた社会課題は個社単独で解決できるものではなく、他社との協業やコミュニティとの連携構築などを通じて解決に向けた取り組みを継続的に促進していくことが重要と考えています。当社グループでは、私たちのビジネスを通じたサステナビリティへの貢献と相関性をステークホルダーの皆様により理解していただくことを目的に、マテリアリティマッピングである「グッドコミュニティ共創マッピング」を開示しています。以下の図はステークホルダーにとっての関心・重要度を縦軸に、アダストリアグループにとっての影響度を横軸としてマテリアリティをマッピングしています。また、マテリアリティ優先度の見直しや、マテリアリティごとにリスク及び機会の分析・評価することを定期的に行っています。さらに、中期経営計画にて掲げる将来のビジネスポートフォリオ拡大・成長を見据えたプラットフォームの確立に向け、サステナビリティが成長シナジーを加速するための重要な源泉の一つに位置付けることで、優先順位や網羅性を有したマテリアリティへの対応を行いながら、社会課題の解決と事業成長を両立していきます。 ③ 指標及び目標1) サステナビリティの重点テーマと取り組みについて近年、地球温暖化や種の絶滅をはじめとする環境危機、基本的な人権への侵害や不当な差別などの社会問題に対して、企業として取り組む責任と重要性が高まっています。当社は自然資本や人的資本、社会資本に多くを依拠するビジネスを行っていることから、事業全体で環境・社会課題に真摯に向き合うための指標・目標を定めています。これらの課題と事業との関連性を考慮し、取り組むべき3つの重点テーマを以下のとおり定めています。 重点テーマである「環境を守る、人を輝かせる、地域と共に成長する」の3つのテーマにおける取り組みについては当社統合報告書2024https://www.adastria.co.jp/archives/001/202410/4ca11afba9557e33d0da1c853ed50322c38754139f63dedfd936d32b32b7764e.pdf にて詳細を開示しています。 2) 重点テーマの取り組み概要「環境を守る」に関する取り組み「事業による環境負荷を低減させ、ファッションの世界をサステナブルにします。」を掲げ、活動ビジョンとして、未来につながるものづくり、環境への配慮と営業活動の両立、ファッションロスのない世界の3つを定めています。未来につながるものづくりでは、2030年までに全商品のうち半分以上をサステナブルな原料・加工へと切り替えることを目標としています。2025年2月期時点で、商品への独自のサステナブルマークの付与率は17.9%、付与数は前期比109.7%となりました。引き続き、当社生産部で独自のサステナブル素材開発(2025年2月時点で7種類)を促進し、目標の達成を進めます。環境への配慮と営業活動の両立では、2050年カーボンニュートラルの実現を目標とし、当社及び連結子会社でのCO2排出量(国内・海外におけるScope1-3)の把握を完了しました。新たに脱炭素社会への移行に基づく温室効果ガス削減シミュレーションを策定・開示したほか、TCFDフレームワークに準拠した要求事項、並びに財務インパクト評価の開示を実施しました。ファッションロスのない世界では、衣料品在庫の焼却処分ゼロを目標に掲げ、2020年2月期より継続して達成しています。また、2016年からスタートした衣料品回収活動「Play Cycle!」では、全国約190店舗でお客様の不要になった衣料品の回収を実施しています。9年間の累計で約54万枚、重量にして169tを回収し、協業先と連携しリユースのほか衣料品の原料や自動車内装材などに適切にリサイクルしています。当社の衣料品回収活動は、「Play Cycle!」特設サイト https://www.adastria.co.jp/playcycle/ に詳細を掲載しています。 「人を輝かせる」に関する取り組み「お客様も、従業員も、関わる誰もが毎日ワクワクできる環境をつくります。」を掲げ、活動ビジョンとして、自分らしくファッションを楽しめる社会、心身ともに健康で個性や能力を発揮できる組織の2つを定めています。自分らしくファッションを楽しめる社会では、LGBTQ+フレンドリー企業としての社内プログラム推進、インクルーシブファッションの展開や社会への啓もう、性別を意識しないデザインと着用バランスを基にした独自サイズを展開するブランド「Anui(アニュイ)」など、事業を通じてあらゆるお客様のライフスタイルに寄り添い、ファッションの楽しみ方の選択肢を拡げています。心身ともに健康で個性や能力を発揮できる組織では、重要な経営戦略としてダイバーシティ経営を推進しています。正社員の7割以上を占める女性の活躍支援を通じた組織の多様化、共働き・共育てを可能にする両立支援やキャリア形成支援など、人事戦略と連動した施策や職場環境づくりと健康経営の推進を通じて働きがいを高め、誰もが個性や能力を最大限に発揮できるよう取り組んでいます。2024年12月には、難聴のスタッフが活躍するインクルーシブな店舗「OFF STOREエスパル山形店」をオープンさせるなど、個性豊かで多様な組織・人材を成長の原動力と位置づけ、あらゆる従業員の成長を後押しする制度や環境づくりを推進しています。なお、人的資本に係る取り組みは、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (3) 人的資本に関する取組」をご参照下さい。 「地域と成長する」に関する取り組み「地域社会と共生し、ともに新しい価値を創ります。」を掲げ、活動ビジョンとして、出店地域の活性化、生産地域の持続可能な発展の2つを定めています。出店地域の活性化では、国内外の様々な地域への拡大に伴い、法令を遵守することはもちろん、文化や風習を尊重しながら地域の人々とファッションを通じてエンゲージメントを強化しています。出店地域のお客様や地元企業とのつながりを深めるイベントの開催、創業地である水戸でのスポーツ・文化活動の後援、地元密着型企業からのニーズに応じた制服プロデュースなど、地域に還元できるビジネスを展開しています。生産地域の持続可能な発展では、当社バリューチェーンの発展に協力いただいているサプライヤーのご理解のもと、ビジネス全体の透明性向上を目的に、サプライヤーリストを初めて公開しました。当社のリスト公開に賛同いただいたサプライヤー47社は、私たちの特定パートナー取引先として認定しており、社名・所在地・生産種別を当社コーポレートサイトで開示しています。今後は、リスト公開企業の増加や開示情報の拡充を図り、環境・人・地域にポジティブなサプライチェーンの構築と責任ある生産方法を確立することで、ステークホルダーからの信頼に応えていきます。サプライヤーリストは、当社コーポレートサイトhttps://www.adastria.co.jp/sustainability/theme/community/supply-chain/ にて詳細を開示しています。 ④ リスク管理当社グループでは、サステナブル経営における重要な環境課題やリスクについては、取締役会、執行会議及びサステナビリティ委員会にて重点課題として議論しています。統合的なリスク管理体制のもと、推進部門であるサステナビリティ推進室が定期的な見直しと協議を行っています。なお、サステナビリティに関するリスクの内容については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。 (2) 気候変動への対応当社は気候変動への対応をサステナビリティにおける重要課題の一つとして位置づけ、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しています。ま
コーポレート・ガバナンスの概要10,144
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、「なくてはならぬ人となれ なくてはならぬ企業であれ」を企業理念に掲げ、「Play fashion!」のミッションの下、ファッションによって、人々の心を豊かにし、幸せにするという使命を果たしてまいります。お客様のニーズや環境の変化に柔軟に対応し、多様な価値観を持つ世界中の人々の豊かな生き方に貢献するために、意思決定を迅速にできる優れたコーポレートガバナンスの実現を目指します。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由[会社の機関の内容]当社は、重要な業務執行の決定権限の一部を取締役会から取締役に委任し、意思決定の迅速化を実現するとともに、取締役会の監督機能の強化等により、コーポレートガバナンスのさらなる向上を図ることを目的とし、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会における承認を得て、監査等委員会設置会社に移行しました。取締役会は、代表取締役社長を議長とし、監査等委員でない取締役8名(うち、社外取締役4名)、監査等委員である取締役3名(うち、社外取締役2名)で構成されております。取締役会は、当社グループ全体の経営意思決定の最高機関として重要事項を審議・決議するとともに、業務執行状況の監視・監督を行っており、毎月1回の定時取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。監査等委員会は、常勤の監査等委員である取締役1名及び監査等委員である社外取締役2名の計3名で構成されております。監査等委員である取締役は、取締役会や指名・報酬諮問委員会、コーポレートガバナンス委員会、執行会議等の重要な会議への出席や、重要な決裁書類等の閲覧により、経営の実態を適時把握し、主に監査等委員でない取締役の職務の執行について監査を行います。また、取締役会の諮問機関である任意の委員会として、コーポレートガバナンス委員会、指名・報酬諮問委員会及びコンプライアンス委員会を設置しております。さらに、社内取締役、監査等委員である取締役、執行役員他が参加する執行会議を設置し、取締役会決議事項以外の重要事項等に関する意思決定、定款に基づき取締役会が代表取締役に決定を委任した事項についての事前審議及び業務執行に係る迅速な情報共有を行っております。当社では、経営の監督と業務執行の分離を目的として、執行役員制度を導入しております。執行役員は取締役会決議により選任され、任期は1年となっております。本報告書提出日現在、執行役員は11名選任されております。これらの取組みにより、株主その他のステークホルダーに対し、経営における透明性、健全性及び効率性を約束するコーポレートガバナンス体制を構築しております。各種委員会及び執行会議の概要は下表のとおりです。 コーポレートガバナンス委員会の概要目的及び権限取締役会の諮問機関として、適正かつ透明な企業統治を実現させることを目的とし、当社グループの企業統治及び内部統制システムの構築に関する各種事項について討議し、その結果を取締役会に付議又は報告する。人数11名(うち、社外取締役6名)メンバー代表取締役 福田 三千男代表取締役 木村 治取締役 北村 嘉輝取締役 福田 泰生社外取締役 水留 浩一社外取締役 松岡 竜大社外取締役 シェイクスピア 悦子社外取締役 リュウ シーチャウ取締役(常勤監査等委員) 遠藤 洋一社外取締役(監査等委員) 海老原 和彦社外取締役(監査等委員) 茂木 香子 (注) 委員長は本報告書提出日以降に開催されるコーポレートガバナンス委員会において、委員の互選により選任致します。なお、2024年6月から2025年5月までの期間は取締役福田泰生氏が委員長を務めておりました。 指名・報酬諮問委員会の概要目的及び権限取締役会の諮問機関として、当社の取締役の選解任、代表取締役及び役付取締役の選定・解職、代表取締役の後継者育成の方針・手続並びに取締役の報酬の公正性、妥当性、透明性を向上させることを目的とし、これらの事項について審議を行い、その結果を取締役会に答申する。人数6名(うち、社外取締役4名)メンバー代表取締役 木村 治社外取締役 水留 浩一社外取締役 松岡 竜大社外取締役 シェイクスピア 悦子社外取締役 リュウ シーチャウ取締役(常勤監査等委員) 遠藤 洋一(オブザーバー) (注) 委員長は本報告書提出日以降に開催される指名・報酬諮問委員会において、社外取締役の中から委員の互選により選任致します。なお、2024年6月から2025年5月までの期間は社外取締役松岡竜大氏が委員長を務めておりました。 コンプライアンス委員会の概要目的及び権限取締役会の諮問機関として、当社グループの基本方針であるコンプライアンスの徹底を図るための重要方針の立案及び推進を目的とし、コンプライアンスに関する各種テーマについて審議し、その結果を取締役会に付議又は報告する。人数8名(うち、社外取締役2名)メンバー取締役 福田 泰生(委員長)取締役(常勤監査等委員) 遠藤 洋一(オブザーバー)社外取締役(監査等委員) 海老原 和彦(オブザーバー)社外取締役(監査等委員) 茂木 香子(オブザーバー)他、執行役員1名、本部長・副本部長1名、部長2名 執行会議の概要目的及び権限取締役会決議事項以外の重要事項等に関する意思決定及び業務執行にかかる迅速な情報共有を目的とし、取締役会の委譲を受けた事項、経営に関する重要な事項及び重要な業務執行に関する事項について審議し決定する。また、定款に基づき取締役会が代表取締役に決定を委任した事項については、事前審議を行う。人数40名(うち、社外取締役1名)メンバー取締役 福田 泰生(議長)代表取締役 福田 三千男代表取締役 木村 治取締役 北村 嘉輝取締役(常勤監査等委員) 遠藤 洋一社外取締役(監査等委員) 海老原 和彦他、執行役員11名、本部長・副本部長10名、部長その他13名 内部監査部は、監査方針、監査計画及び監査等委員会からの指示に基づき、当社及び連結子会社における不適正な業務執行の予防、早期発見及び再発防止に向けた社内監査を実施しております。業務執行状況の監査及び内部統制システムの有効性評価の結果については、代表取締役及び監査等委員会に報告するとともに、必要に応じて、取締役会、コーポレートガバナンス委員会、コンプライアンス委員会や執行会議において報告を行っております。なお、連結子会社についても、往査及び各種資料の閲覧を行い、監査を実施しております。 当社のコーポレートガバナンス体制を図で示すと以下のようになります。 [当該企業統治の体制を選択している理由]当社は、企業体質の強化・経営体制の確立に向けて、組織・制度・決議機関等を整備し、コーポレートガバナンスの充実を図ることが経営上の重要課題と考えております。当社は、重要な業務執行の決定権限の一部を取締役会から取締役に委任し、意思決定の迅速化を実現するとともに、取締役会の監督機能の強化等により、コーポレートガバナンスのさらなる向上を図ることを目的とし、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会における承認を得て、監査等委員会設置会社に移行しました。これにより、株主その他のステークホルダーに対し、経営における透明性、健全性及び効率性を約束できると考えております。 ③ 企業統治に関するその他の事項[内部統制システムの整備の状況及びリスク管理体制の整備の状況]a. 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制当社及び当社の子会社からなる企業集団(以下「当社グループ」という。)の取締役及び使用人が、その職務の執行が法令及び定款に適合し、かつ企業倫理を遵守し社会的責任を果たすよう、グループ倫理規準を定め、その周知徹底を図っております。また、コンプライアンス委員会を設置し、法令、定款、各種社内ルール及び当社グループの企業倫理の遵守に関する重要方針を審議、立案及び推進しております。当社グループ各社における法令・ルール違反や不正行為が発生し、又は発生する恐れがあることを知った場合、取締役及び使用人は、担当責任者へ報告することとしております。当社グループ各社の取締役は、毎事業年度の終了後、その職務の執行が法令に違反していない旨、並びに善管注意義務及び忠実義務を果たした旨の取締役業務執行確認書に署名捺印のうえ、監査等委員会又は監査役に提出するとともに、次事業年度の職務執行の指針としております。 b. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制取締役会における決議事項及び報告事項に関する情報については、法令に従い取締役会議事録を作成し、適切に保存、管理しております。また、職務執行に係る重要な情報については、文書管理規程を定め、これに従い適切に保存、管理しております。 c. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制危機管理規程を定め、当社グループ各社に損失の危険が発生し、又は発生する恐れがある場合はそれに従い速やかに対処するとともに、災害やシステム障害等の緊急事態が発生した場合にも、組織横断的かつ適切に対処致します。 d. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制当社グループ各社の経営計画及び予算を定め、当社グループとして達成すべき目標を明確化し、当社グループの業務が効率的に遂行されるよう推進、管理しております。また、当社グループ各社は、重要な事項について、各社の取締役会等を通じて随時決定しております。又、必要に応じ各種規程及びマニュアルを整備し、迅速かつ適切な意思決定を行っております。 e. 財務報告の適正性を確保するための体制当社グループ各社の財務報告が、法令等に従って適正に行われるための体制(財務報告に係る内部統制)を構築し、運用しております。 f. 当社グループにおける業務の適正を確保するための体制当社グループの企業価値の最大化のため、当社グループ全体の視点から業務の適正を確保するための体制を整備しております。また、当社グループの業務の適正を確保するため、関係会社管理規程を定め、グループ内の子会社の指導、育成、管理を行っております。グループ内の子会社の経営内容を的確に把握するため、各子会社の取締役から営業成績、財務状況その他重要な情報について報告を求めております。また、当社グループのリスクを網羅的・統括的に管理するための体制を整備しております。当社グループ各社は、会社の規模、事業の性質、機関の設計、その他会社の特質を踏まえて、取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制を整備しております。また、当社グループのコンプライアンス体制を評価、確保するため、内部監査部門が、当社グループ各社の状況について適宜確認し、各社の取締役会又は取締役及び監査等委員会又は監査役に報告しております。法令違反その他コンプライアンスに関する問題の早期発見、是正を図るため、当社グループ内部通報制度を設け、社内窓口の他、弁護士に委託する社外窓口を設置しております。 g. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項監査等委員会が、その職務を補助すべき組織又は使用人を置くことを求めた場合には直ちに応じることとします。 h. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人の監査等委員でない取締役からの独立性に関する事項監査等委員会の職務を補助すべき使用人についての任命、異動及び評価等を行う場合は、予め監査等委員会の承認を得ることとします。 i. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項監査等委員会の職務を補助すべき使用人は、その業務を遂行するにあたって、監査等委員会の指揮命令にのみ従うものとします。 j. 監査等委員会への報告に関する体制当社グループ各社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)、使用人及び当社の子会社の監査役は、必要に応じ、又は監査等委員会の要請に応じ、監査等委員会に対して職務の執行状況を報告することとします。また、当社グループにおいて次のような事象が発生した場合には、当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、使用人及び当社の子会社の監査役は、可及的速やかに監査等委員会に報告することとします。・当社グループに著しい損害を及ぼす恐れのある事実があることを発見したとき。・当社グループの従業員から、内部通報システムにより、当社グループの存続に影響を与えるような事実、又は法律及び社内規範に対する重大な違反行為が存在することを通報されたとき。・当社グループ各社の対外、対内の折衝において、訴訟事項に発展することが予想されるような事態が生じたとき。 k. 監査等委員会に報告した者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制監査等委員会へ報告を行った当社グループの取締役(監査等委員である取締役を除く。)、使用人及び当社の子会社の監査役が、当該報告をしたことを理由として不利益な処遇や取扱いを受けることのないよう体制を整備します。 l. 監査等委員である取締役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査等委員である取締役の職務の執行について生ずる費用又は債務は、監査等委員である取締役の職務に必要でないと認められる場合を除き、当社がこれを負担します。 m. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査等委員会が監査を補助する弁護士、公認会計士、コンサルタントその他の外部アドバイザーを必要とする場合、これを任用することを推進します。また、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人の監査等委員会監査に対する理解を深め、監査等委員会監査の環境を整備するよう努めます。 n. 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況当社グループ各社は、市民生活の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力との関係を一切遮断します。これらの勢力、団体との取引関係を持たないことはもちろんのこと、不当な要求に対しても毅然とした態度で臨みこれを拒絶します。また、反社会的勢力による不当要求事案等の発生時は、総務部門を対応統括部署として、警察、暴力追放運動推進センター及び顧問弁護士等の外部専門機関と連携し
役員の報酬等4,012
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項a. 役員報酬等の額の決定に関する方針の内容及び決定方法当社は、2024年4月17日、2024年5月23日及び2025年4月16日開催の取締役会において、監査等委員でない取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しております。当該取締役会の決議に際しては、あらかじめ決議する内容について指名・報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等として決定された内容が、報酬等の内容の決定方針(報酬等の種類毎の方針を含む。)と整合していることや、指名・報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。監査等委員でない取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は以下のとおりです。 ⅰ.基本方針・短期及び中長期の業績との連動並びに企業価値創造の対価としての報酬体系とする。・優秀な経営人材を確保し、持続的な発展に資する報酬内容とする。・報酬水準は同業他社、他業種同規模他社や経済・社会情勢を踏まえた上での適正性を重視した報酬内容とする。 ⅱ. 報酬構成並びに監査等委員でない取締役の報酬等の内容及び個人別の報酬等の決定に関する事項監査等委員でない取締役(以下「取締役」という。)の報酬は、基本的枠組みとして基本報酬、業績連動報酬、業績連動型株式報酬により構成する。なお、社外取締役の報酬については、その役割及び独立性の観点から、固定報酬である基本報酬のみとする。取締役の報酬は、当社を取り巻く経営環境を踏まえながら、企業価値の向上に向けたインセンティブとなるよう、同業他社や同規模企業の報酬水準をベンチマークとして調査分析を定期的に行い、役員報酬に関する基本方針に基づき報酬水準並びに社外取締役を除く取締役の報酬構成割合を決定する。なお、固定報酬(基本報酬)と業績連動型報酬(業績連動報酬及び業績連動型株式報酬)の割合は役位ごとに設定し、原則として、役位が高くなるほど業績連動型報酬の割合が高くなる設定とする。取締役の報酬等の内容及び個人別の額等の決定については、株主総会において決議された金額の範囲内で、任意の委員会である指名・報酬諮問委員会において審議のうえ、取締役会において決定する。 ⅲ. 基本報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針を含む。)基本報酬は役責に応じて支給額を決定し、毎月一定額を支給する。 ⅳ.業績連動報酬等並びに非金銭報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針(報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針を含む。)(1) 業績連動報酬取締役(社外取締役を除く。)に対し、役位及び業績達成度に応じて、基準額の0%~200%の範囲で支給額を決定する。業績評価の指標は、主に短期の業績との連動及び企業価値創造を目指す基本方針に基づき、評価対象事業年度の連結売上高及び連結のれん償却前営業利益の目標値に対する達成度並びに連結売上高の昨対比を採用し、同年の一定の月に一括支給する。(2) 業績連動型株式報酬(非金銭報酬等)取締役(社外取締役を除く。)に対し、役位及び業績達成度に応じて、基準交付株式数の0%~200%の範囲で交付予定株式のポイント数を決定する。業績評価の指標は、短期及び中長期の業績との連動並びに企業価値創造を目指す基本方針に基づき、評価対象事業年度における当社株主総利回り(Total Shareholder Return)とベンチマークである東証株価指数(TOPIX)成長率との比較結果、連結ROEの目標値に対する達成度、従業員満足度スコアの達成度及び自社ECの流通総額の昨対比を採用する。評価対象事業年度の2月末日時点におけるポイントを計算し、同年の一定の時期に付与する。取締役の退任時に、所定の受益者要件を満たす取締役に対して、ポイント数の一定割合に相当する株式の交付を行い、残りのポイントに相当する株式については、信託契約の定めに従い、信託内で換価した上で換価処分金相当額の金銭を給付する。 ⅴ. 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する重要な事項業績連動型株式報酬に関しては、対象取締役に法令及び役員規程に定める遵守事項及び義務に違反する行為等が発生した場合、当該取締役に対し、交付した株式等相当の金銭の返還請求並びに業績連動型株式報酬制度における交付予定株式の受益権の没収ができるものとする。 b. 業績連動報酬及び業績連動型株式報酬の目標及び実績2025年2月期の業績指標の目標及び実績は以下の通りです。 業績評価指標2024年2月期実績(百万円)2025年2月期実績(百万円)連結売上高昨対比275,596292,527 業績評価指標支給係数100%のための目標(百万円)2025年2月期実績(百万円)連結売上高296,000292,527連結営業利益19,00015,624連結営業利益率6.4%5.3% 業績評価指標2025年2月期実績株主総利回り(TSR)86.9% (注)1.当連結会計年度において、国内連結子会社1社の決算日を1月31日から2月末日に変更したため、当該子会社の当連結会計年度における会計期間は13ヶ月となっておりますが、上表の2025年2月期実績においては、当該子会社の2024年2月から2025年1月までの12ヶ月分の業績を反映しております。2.株主総利回り(TSR)の欄には、規定の計算式に基づく当社TSRとTOPIX成長率との比較結果を記載しております。 c. 監査等委員である取締役の報酬コーポレートガバナンス全般の監査・監督を行う独立した客観的な立場である役割に鑑み、基本報酬のみにより構成しております。なお、個人別の報酬については、株主総会において決議された金額の範囲内で、指名・報酬諮問委員会の審議内容を踏まえ、職務の分担等に応じて監査等委員会での協議により決定しております。 d. 役員報酬に関する株主総会決議●監査等委員でない取締役 ≪金銭報酬≫2024年5月23日開催の第74回定時株主総会において、年額800百万円以内(うち、社外取締役分は年額120百万円以内)と決議されております。第75回定時株主総会が終了した時点における取締役の員数は8名(うち、社外取締役4名)です。 ≪業績連動型株式報酬(非金銭報酬等)≫2016年5月26日開催の第66回定時株主総会において導入が決議され、2020年5月28日開催の第70回定時株主総会、2022年5月26日開催の第72回定時株主総会、2023年5月25日開催の第73回定時株主総会、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会及び2025年5月29日開催の第75回定時株主総会において、制度内容を一部改定し、以下のとおり決議されております。なお、本制度は社外取締役及び国内非居住者を対象から除いております。第75回定時株主総会が終了した時点における本制度の対象となる取締役の員数は4名です。<対象期間(3事業年度)>当社が拠出する金員の上限 2,250百万円交付する当社株式数の上限 624,000株(1事業年度当たり208,000株) ●監査等委員である取締役 ≪金銭報酬≫2024年5月23日開催の第74回定時株主総会において、年額100百万円以内と決議されております。第75回定時株主総会が終了した時点における監査等委員である取締役の員数は3名(うち、社外取締役2名)です。 e. 役員報酬における決定に関与する委員会及び取締役会の活動内容社外取締役を委員長とし、社外取締役を主な構成員とする任意の委員会である指名・報酬諮問委員会を設置し、取締役の報酬決定の公平性、妥当性、透明性を確保しております。また、常勤の監査等委員である取締役1名がオブザーバーとして参加しております。指名・報酬諮問委員会は、取締役会の諮問機関として、取締役の報酬に関する制度設計や報酬額等について審議し、審議の内容及び結果を取締役会に答申しております。当事業年度は12回開催致しました。取締役会は、2024年5月23日及び2025年3月19日開催の取締役会において、指名・報酬諮問委員会からの答申を踏まえ、取締役の報酬額を決定しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬金銭報酬非金銭報酬基本報酬賞与株式報酬取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)504228602155監査等委員(社外取締役を除く)1616――1監査役(社外監査役を除く)55――1社外役員7979――8 (注) 1.当社は、2024年5月23日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行しております。2.賞与は、当事業年度に計上した役員賞与引当金繰入額及び役員賞与引当金戻入額を含んでおります。3.株式報酬は、業績連動型株式報酬制度「役員報酬BIP信託」の、当事業年度に計上した役員株式給付引当金繰入額及び役員株式給付引当金戻入額を含んでおります。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等氏名連結報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分報酬等の種類別の総額(百万円)固定報酬業績連動報酬金銭報酬非金銭報酬基本報酬賞与株式報酬福田 三千男142取締役提出会社651759木村 治 159取締役提出会社661874 (注)連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
従業員の状況1,587
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年2月28日現在セグメントの名称従業員数(名)アパレル・雑貨関連事業6,452(6,209)その他(飲食事業)492(509)合計6,944(6,718) (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員(1日8時間換算)を外数で記載しております。2.その他(飲食事業)として記載している従業員は、飲食事業を展開している株式会社ゼットン等の従業員であります。 (2) 提出会社の状況 2025年2月28日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)4,919(5,210)33.39.14,534,168 (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員(1日8時間換算)を外数で記載しております。2.平均年間給与には、給与及び賞与のほか、福利厚生費の一部(住宅手当、帰省手当、配転手当)を含めております。3.当社は、アパレル・雑貨関連事業を単一の報告セグメントとしているため、セグメント情報ごとに記載しておりません。 (3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注) 1男性労働者の育児休業取得率(%)(注) 2労働者の男女の賃金の差異(%)(注) 3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者提出会社株式会社アダストリア34.976.561.266.0106.4主な連結子会社株式会社BUZZWIT55.6―75.274.5111.7株式会社エレメントルール57.1―65.561.8114.3株式会社ゼットン14.858.354.176.995.8株式会社アダストリア・ロジスティクス10.0―56.980.669.4 (注) 1.管理職に占める女性労働者の割合は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。提出会社及び常時雇用する労働者が101名以上の主な国内子会社を対象に、2025年2月28日を基準に集計した数値を記載しています。2.男性労働者の育児休業取得率は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業の取得割合を算出したものです。提出会社及び常時雇用する労働者が101名以上の主な国内子会社を対象に、2024年3月1日から2025年2月28日の期間で集計した数値を記載しています。なお、「―」は取得対象者が無いことを示しています。3.労働者の男女の賃金の差異は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき情報公表の求めのある常時雇用する労働者が301人以上の提出会社及び主な国内子会社を対象に、2024年3月1日から2025年2月28日の期間で集計した数値を記載しています。※男女の賃金の差異について、当社グループでは、男女で同一の等級及び同一賃金の公正な賃金体系を適用しており性別による賃金差異はありませんが、積極的に女性新卒の採用を実施していること、管理監督者の中でもより高い等級において女性の割合が少ないことから、賃金における男女差が発生しています。​今後、昇格者や等級毎の男女の割合を定期的にモニタリングし、また、各種取り組みを進めることで、女性管理職比率の向上並びに男女賃金差異の解消を目指していきます。
関係会社の状況952
4 【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社BUZZWIT茨城県水戸市10百万円アパレル・雑貨関連100.00―株式会社エレメントルール東京都港区10百万円アパレル・雑貨関連100.00資金の貸付役員の兼任あり。(1名)株式会社アンドエスティ東京都渋谷区10百万円アパレル・雑貨関連100.00役員の兼任あり。(1名)株式会社ゼットン愛知県名古屋市90百万円その他(飲食事業)100.00資金の貸付役員の兼任あり。(1名)株式会社アダストリア・ロジスティクス茨城県水戸市10百万円アパレル・雑貨関連100.00資金の貸付愛徳利亜(上海)商貿有限公司(注)3中国上海市1,800百万円アパレル・雑貨関連100.00資金の貸付役員の兼任あり。(1名)你可安(上海)商貿有限公司(注)3中国上海市208百万香港ドルアパレル・雑貨関連100.00資金の貸付役員の兼任あり。(1名)Adastria Asia Co.,Ltd.(注)3KOWLOON,HONG KONG290百万香港ドルアパレル・雑貨関連100.00役員の兼任あり。(1名)愛德利亞台灣股份有限公司台湾台北市10百万台湾ドルアパレル・雑貨関連100.00役員の兼任あり。(1名)Adastria (Thailand) Co., Ltd. (注)3タイバンコク100百万バーツアパレル・雑貨関連100.00(0.00)資金の貸付役員の兼任あり。(1名)ADASTRIA PHILIPPINES INC.(注)3フィリピンマニラ160百万フィリピンペソアパレル・雑貨関連75.00(0.00)役員の兼任あり。(1名)Adastria USA,Inc.(注)3米国デラウェア州43百万米ドルアパレル・雑貨関連100.00資金の貸付Velvet,LLC(注)3米国カリフォルニア州17百万米ドルアパレル・雑貨関連100.00(100.00)役員の兼任あり。(2名)その他連結子会社7社――――― (注)1.「主要な事業内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合を内数で示しているものであります。3.特定子会社に該当しております。
配当政策720
3 【配当政策】当社は株主の皆様への還元につきまして、配当は連結配当性向30%を基準に実施することを基本方針とし、1株当たり配当金額の安定性にも配慮しつつ、都度決定することとしております。また、2026年2月期より新たにDOE4.5%を下限として基本方針に追加いたしました。剰余金の配当につきましては、中間配当及び期末配当の年2回行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は取締役会です。当事業年度の期末配当金につきましては、1株当たり55円といたしました。この結果、中間配当金の1株当たり35円と合わせ、年間配当は前年実績を5円上回る1株当たり90円となります。なお、2026年2月期の年間配当金額は1株あたり90円を予定しています。内部留保資金につきましては、お客様、株主の皆様、お取引先や従業員の満足の総合的な最大化を目指し、成長戦略の実現に必要な投資を行い、長期的な企業価値(株主価値)の向上並びに経営基盤の強化を図ります。投資と利益配分を実施した上で、さらに長期にわたり留保された余剰資金については、機動的に株主の皆様に還元してまいります。また、自己株式の取得につきましては、株価の動向や財務状況等を考慮しながら適切且つ機動的に対応していく方針です。当社は、「会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金等の配当を行うことが出来る。」旨を定款に定めております。 当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づいて以下のとおりとなっております。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年9月30日取締役会決議1,637352025年4月4日取締役会決議2,57355
研究開発活動24
6 【研究開発活動】特記すべき事項はありません。
主要な設備の状況4,234
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。(1) 提出会社 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産[その他]投下資本合計従業員数(名)事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円) 北海道アパレル・雑貨関連18130――0149115 青森県アパレル・雑貨関連6182――018924 岩手県アパレル・雑貨関連024――02417 秋田県アパレル・雑貨関連122―――2414 宮城県アパレル・雑貨関連341――04463 山形県アパレル・雑貨関連031―――3110 福島県アパレル・雑貨関連355―――5820北海道・東北地区計 33487――0522263 栃木県アパレル・雑貨関連227――03040 茨城県アパレル・雑貨関連869――07758 群馬県アパレル・雑貨関連112――01444 千葉県アパレル・雑貨関連24195――0219173 山梨県アパレル・雑貨関連04――0421 埼玉県アパレル・雑貨関連33554――0589238 東京都アパレル・雑貨関連64464――0528500 神奈川県アパレル・雑貨関連66574――0641283関東地区計 2011,903――12,1061,357 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産[その他]投下資本合計従業員数(名)事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円) 静岡県アパレル・雑貨関連686――09396 新潟県アパレル・雑貨関連013―――1442 長野県アパレル・雑貨関連636―――4341 富山県アパレル・雑貨関連2132――013434 石川県アパレル・雑貨関連457―――6161 愛知県アパレル・雑貨関連40413――0453241 岐阜県アパレル・雑貨関連4200――020458 福井県アパレル・雑貨関連033―――3412中部地区計 66973――01,039585 三重県アパレル・雑貨関連251――05358 京都府アパレル・雑貨関連15109―――12481 大阪府アパレル・雑貨関連45491――0537332 兵庫県アパレル・雑貨関連24202――0226158 奈良県アパレル・雑貨関連137――03939 和歌山県アパレル・雑貨関連03―――317 滋賀県アパレル・雑貨関連011――01237近畿地区計 90906――0996722 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産[その他]投下資本合計従業員数(名)事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円) 岡山県アパレル・雑貨関連422―――2649 広島県アパレル・雑貨関連33147――0182100 鳥取県アパレル・雑貨関連045―――456 島根県アパレル・雑貨関連150――05219 山口県アパレル・雑貨関連5134―――13918 愛媛県アパレル・雑貨関連126―――2724 香川県アパレル・雑貨関連148――04933 高知県アパレル・雑貨関連―5―――59 徳島県アパレル・雑貨関連013――01418中国・四国地区計 48494――0543276 福岡県アパレル・雑貨関連14246――0261166 長崎県アパレル・雑貨関連580――08520 佐賀県アパレル・雑貨関連07―――718 熊本県アパレル・雑貨関連369――07350 大分県アパレル・雑貨関連138―――3937 宮崎県アパレル・雑貨関連357――06122 鹿児島県アパレル・雑貨関連631――03835 沖縄県アパレル・雑貨関連08――0839九州・沖縄地区計 35540――0576387WEBサイトアパレル・雑貨関連0―――101028店舗計 4765,305――135,7963,618東京本部等(東京都渋谷区)アパレル・雑貨関連1097――1923091,301本店(茨城県水戸市)アパレル・雑貨関連159―300.70231184―合計 7465,312300.70232076,2904,919 (2) 国内子会社 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産「その他」投下資本合計従業員数(名)会社名事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)株式会社BUZZWIT東京本部(東京都港区)アパレル・雑貨関連63―――107499合計 63―――107499 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産「その他」投下資本合計従業員数(名)会社名事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)株式会社エレメントルール東京本部(東京都港区)アパレル・雑貨関連51―――1567111店舗(国内)29175―――204276合計 81175――15271387 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産「その他」投下資本合計従業員数(名)会社名事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)株式会社ゼットン東京本社(東京都渋谷区)その他(飲食事業)38―――175551店舗(国内)1,342330――3392,012406合計 1,381330――3562,067457 2025年2月28日現在区分セグメントの名称建物及び構築物土地有形固定資産「その他」投下資本合計従業員数(名)会社名事業所名(所在地)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)株式会社アダストリア・ロジスティクス事務所(東京都渋谷区)アパレル・雑貨関連―――――6福岡物流センター(福岡県福岡市東区)アパレル・雑貨関連16612,0001,04491,2193 茨城西物流センター(茨城県東茨城郡茨城町)アパレル・雑貨関連2,07961,7801,2981593,5377 神戸物流センター(兵庫県神戸市灘区)アパレル・雑貨関連10――12225 藤岡物流センター(群馬県藤岡市篠塚)アパレル・雑貨関連76――921684 EC物流センター(茨城県東茨城郡茨城町)アパレル・雑貨関連37――83687410 藤岡第二物流センター(群馬県藤岡市篠塚)アパレル・雑貨関連223――1093325 常総物流センター(茨城県常総市むすびまち)アパレル・雑貨関連11――42545合計 2,60473,7802,3421,2626,20945 (3) 在外子会社 2024年12月31日現在区分セグメントの名称建物及び構築物店舗内装設備土地有形固定資産「その他」投下資本合計従業員数(名)会社名事業所名(所在地)金額(百万円)金額(百万円)面積(㎡)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)愛徳利亜(上海)商貿有限公司本社(中国上海市)アパレル・雑貨関連9―――122234店舗(中国)―376――1,3831,75995合計 9376――1,3951,782129你可安(上海)商貿有限公司本社(中国上海市)アパレル・雑貨関連―――――――店舗(中国)―42――72076321合計 ―42――72076321Adastria Asia Co.,Ltd.本社(Kowloon,Hong Kong)アパレル・雑貨関連――――636324店舗(Hong Kong)―195――1,5731,76965合計 ―195――1,6361,83289愛德利亞台灣股份有限公司本社(台湾台北市)アパレル・雑貨関連――――10310349店舗(台湾)―605――107713190合計 ―605――211816239Adastria (Thailand) Co., Ltd.本社(タイバンコク)アパレル・雑貨関連――――669店舗(タイ)―145――30144732合計 ―145――30845341ADASTRIA PHILIPPINES INC.本社(フィリピンマニラ市)アパレル・雑貨関連――――112店舗(フィリピン)―132――8521821合計 ―132――8721923Velvet,LLC本社(米国カリフォルニア州)アパレル・雑貨関連16―――3855112店舗(米国)―183――1,0901,27422合計 16183――1,1291,329134合計 261,682――5,4897,198676 (注) 1.金額は帳簿価額であり、建設仮勘定は含まれておりません。2.上記の他、保証金敷金が14,330百万円、長期前払費用が336百万円あります。3.従業員数には臨時従業員は含まれておりません。4.上記の他、2025年2月28日現在における主な賃借設備として以下のものがあります。 (1) 提出会社事業所名セグメントの名称設備の内容契約種類年間賃借料又は年間リース料(百万円)店舗アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約30,833アパレル・雑貨関連店舗什器リース契約523本店及び東京本部アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約1,265アパレル・雑貨関連事務機器リース契約171 (2) 国内子会社会社名事業所名セグメントの名称設備の内容契約種類年間賃借料又は年間リース料(百万円)株式会社BUZZWIT本部アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約128株式会社エレメントルール店舗アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約2,687株式会社エレメントルール本部アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約155株式会社トゥデイズスペシャル店舗アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約263株式会社ゼットン店舗その他(飲食事業)建物賃借賃借契約1,215 (3) 在外子会社会社名事業所名セグメントの名称設備の内容契約種類年間賃借料(百万円)愛徳利亜(上海)商貿有限公司店舗アパレル・雑貨関連建物賃借賃借契約260
監査の状況3,938
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況a. 監査等委員会監査の組織、人員及び手続当社の監査等委員会は常勤1名、非常勤2名の計3名(うち2名は社外取締役)の監査等委員である取締役で構成されております。海老原和彦氏は金融機関出身者であり、財務・会計に関する十分な知識を有しております。また、茂木香子氏は弁護士であり、法務に関する十分な知識を有しております。なお、当社は、必要な調査・情報収集等を行って監査等委員会を補助する監査等委員会スタッフを配置しております。各監査等委員である取締役は監査等委員会で定めた監査方針、監査計画、職務の分担等に従い、取締役会や執行会議等への出席や重要書類の閲覧等を通じ、取締役の職務執行の監査を行っております。監査等委員会と会計監査人とは、定期的に会合を行っております。期初には当期会計監査計画の協議と会計監査計画書による確認を行うとともに、四半期末並びに期末に監査又はレビュー結果の報告を受けております。期末には期末決算に係る会計監査人からの監査報告書の受領と質疑応答、及び監査等委員会の監査報告書の呈示を行っております。このほか、必要に応じて、随時意見交換を行っております。 b. 監査役及び監査役会並びに監査等委員及び監査等委員会の活動状況当社は、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会における承認を得て、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行しております。当事業年度において当社は監査役会を5回、監査等委員会を11回開催しており、個々の監査役及び監査等委員の出席状況については次のとおりであります。役職氏名監査役会出席状況監査等委員会出席状況常勤監査等委員遠藤 洋一-11回/11回(100%)監査等委員(社外取締役)海老原和彦5回/5回(100%)11回/11回(100%)監査等委員(社外取締役)茂木 香子5回/5回(100%)11回/11回(100%)常勤監査役松田 毅5回/5回(100%)―社外監査役葉山 良子5回/5回(100%)― (注)1.遠藤洋一氏は、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会において新任の監査等委員である取締役として就任しておりますので、就任後に開催された監査等委員会の出席状況を記載しております。2.松田毅氏及び葉山良子氏は、2024年5月23日開催の第74回定時株主総会終結の時をもって退任しておりますので、退任前に開催された監査役会の出席状況を記載しております。 監査等委員会における具体的な検討内容については、監査の方針・計画、会計監査人の報酬・選任に関する同意等、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、法令及び定款、監査等委員会規則で定められた決議案件、取締役会に上程される重要な議案の事前協議、事業報告及び附属明細書の適法性、取締役の職務の執行状況、内部統制システムの整備・運用状況等です。監査等委員は、当社の監査等委員でない取締役及び執行役員等との意見交換、当社取締役会及び執行会議その他の重要な会議への出席、重要な決議書類等の閲覧、当社及び子会社における業務並びに財産状況の調査、子会社取締役及び監査役等との意見交換、会計監査人からの監査の実施状況・結果報告の確認、内部監査部門の監査状況の確認等を行っております。常勤監査等委員は、上述の活動に加え、内部監査部による各部署へのリスクヒアリングの同席や店舗の往査等を通じて積極的に社内の情報収集を行う他、指名・報酬諮問委員会、コーポレートガバナンス委員会及びコンプライアンス委員会等の各種委員会等に参加し、監査等委員の立場から意見を述べております。また、内部監査部及び会計監査人と適宜連携し、三様監査の実効性の確保に努めるとともに、グループ会社監査役連絡会を主催し、グループ会社の監査役等との連携を密にし、グループ全体の監査の状況の把握に努めております。 ② 内部監査の状況当社の内部監査については、7名の専任者によって構成されている内部監査部が、代表取締役直轄の組織として、期初に定めた監査方針及び監査計画に基づき、当社及び連結子会社の監査を実施しております。また、代表取締役は、必要に応じて、内部監査に関する職務の補佐を担当する取締役を指名しております。期初に監査方針及び監査計画について監査等委員会と協議すると共に、内部監査部が実施する社内監査の際には、必要に応じて監査等委員である取締役も同席し、監査資料の閲覧や質疑応答を行っております。また、店舗等の往査に際しては、適宜監査等委員である取締役が同行し、その監査調査書を閲覧し、必要に応じて意見を述べております。監査等委員会は、内部監査部による業務執行の適正性の監査結果や内部統制システムの有効性の評価結果について適宜報告を受け、必要に応じて改善策の提言を行っております。監査等委員会と内部監査部は、お互いの活動状況の把握や情報・意見の交換が容易に行える環境にあります。内部監査部は、社内取締役、執行役員、本部長や監査等委員である取締役が出席する内部監査部報告会を四半期に一度開催し、活動内容や監査結果を報告すると共に、改善策等について協議を行っております。また、業務執行状況の監査及び当社グループの内部統制計画及び内部統制システムの有効性評価の結果等については、代表取締役及び監査等委員会に報告するとともに、必要に応じて、取締役会や全取締役が参加するコーポレートガバナンス委員会、コンプライアンス委員会や執行会議において報告・審議を行っております。内部監査部と会計監査人とは、定期的に情報を共有するなどの連携を図っております。期初に内部統制システムの監査計画の確認を行ったうえで、適宜、その評価状況及び評価結果の共有を行っております。また、期末には会計監査人からの監査報告書の受領と質疑応答を行っております。このほか、必要に応じて、随時意見交換を行っております。 ③ 会計監査の状況a. 監査法人の名称有限責任監査法人トーマツ b. 継続監査期間28年間 c. 業務を執行した公認会計士の氏名指定有限責任社員 業務執行社員 : 鈴木登樹男、菊池寛康 d. 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士11名、その他30名です。 e. 監査法人の選定方針と理由当社監査等委員会は、監査等委員会で定めた会計監査人の選定及び評価基準に沿って、監査法人の概要、品質管理体制、監査の実施体制、監査報酬見積額の適切性等を勘案し、会計監査人に求められる独立性と専門性を有しているか否かについて確認を行い、会計監査人を選定しております。監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定し、取締役会はこれを株主総会に提出します。また、監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員である取締役全員の同意に基づき会計監査人を解任します。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員である取締役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告します。 f. 監査等委員会による監査法人の評価当社監査等委員会は、会計監査人が、監査等委員会で定めた解任又は不再任の決定の方針に定める項目に該当していないことを確認し、また、監査等委員会で定めた評価基準に従い、監査法人の独立性、品質管理の状況、監査の実施状況及び監査報酬の適切性等について確認を行いました。この結果、有限責任監査法人トーマツを会計監査人として再任することに関し、監査等委員会として異議がないことを決議しております。 ④ 監査報酬の内容等a. 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社77―777連結子会社――――計77―777 当社及び連結子会社における非監査業務は、会計に関する調査業務等であります。 b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイト・トウシュ・トーマツグループ)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社3911423連結子会社3794210計77208514 当社における非監査業務は、税務に関するアドバイザリー業務等であります。また、連結子会社における非監査業務は、税務事項に関する助言・指導等であります。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d. 監査報酬の決定方針会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況(従前の事業年度における職務遂行状況を含む。)及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかについて確認し、監査等委員会の同意のもと、代表取締役の決裁において監査報酬の額を決定しております。 e. 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況(従前の事業年度における職務遂行状況を含む。)及び報酬見積りの算出根拠等について検討した結果、会計監査人の報酬等の額は適切であるとの判断をし、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況1,451
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を純投資目的の投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、事業上の長期的な関係の維持・強化に繋がり、当社の企業価値の向上に資すると判断する場合には、上場株式を保有致します。株式の保有にあたっては、毎年、取締役会において、当該政策保有に関する方針に基づき、保有株式についてリターンとリスクなどを踏まえた中長期的な経済合理性や将来の見通しを検証し、保有要否の確認を行います。保有要否の検証においては、個別の銘柄について、投資先企業との取引の状況、事業への影響、保有に伴う便益やリスク等を考慮しております。なお、検証の結果、保有の合理性が認められなくなったと判断される銘柄については売却を行い、縮減を図っております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式8661非上場株式以外の株式130 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式―――非上場株式以外の株式11同社の取引先持株会に加入していることから、保有株式数が増加しております。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式――非上場株式以外の株式―― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)イオンモール株式会社15,01514,083「イオンモール」等へのテナント出店等を行っており、安定的な営業関係取引の維持・強化を目的として保有しております。また、同社の取引先持株会に加入していることから、保有株式数が増加しております。無3024 (注) 1.イオンモール株式会社は、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下でありますが、上位60銘柄について記載しております。2.保有目的及び当社の株式の保有の有無については、当事業年度末時点のものを記載しております。3.定量的な保有効果については、記載が困難であります。保有の合理性の検証方法については、「② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載のとおり、毎年、取締役会において、個別の銘柄ごとに保有効果を検証しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
沿革2,491
2 【沿革】年月沿革1953年10月紳士服小売業を目的として、茨城県水戸市に株式会社福田屋洋服店(資本金1,000千円)を設立。1973年3月メンズカジュアルウェア小売業に進出。1979年8月茨城県水戸市泉町に本部を設置。1988年6月商品企画、海外調達の強化を目的として、有限会社ベアーズファクトリー(1991年4月 株式会社ベアーズファクトリーに組織変更、1998年2月 株式会社ポジックに商号変更)を設立。1990年1月東京都台東区に東京営業所を設置。1990年11月茨城県水戸市西原に本部を移転。1993年3月商号を株式会社ポイントに変更。1993年7月東京都墨田区に東京営業所を移転。1995年5月本部を東京都墨田区に移転し、東京営業所と統合。営業と管理の集約により業務を効率化。2000年12月日本証券業協会に株式を店頭上場。2002年12月波茵特股份有限公司(2020年3月 愛德利亞台灣股份有限公司に商号変更)を台湾台北市に設立。2002年12月東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2004年2月東京証券取引所市場第一部に株式を上場。2004年11月東京本部を東京都中央区に移転。2007年10月自社サイトでのEコマース事業を開始。2008年1月POINT HOLDING CO.,LTD(2013年9月 Adastria Asia Co.,LTD.に商号変更)に出資し子会社化。2009年7月POINT HOLDING CO.,LTDの100%出資により、方針(上海)商貿有限公司(2020年11月 你可安(上海)商貿有限公司に商号変更)を中国上海市に設立。2012年11月「バビロン」などのショップを展開する株式会社トリニティー(2013年4月 株式会社バビロンに商号変更)を子会社化。2012年11月東京本部を東京都千代田区に移転。2013年4月会社分割(吸収分割)を行うための準備会社として株式会社ポイント(新ポイント社)設立。2013年6月株式会社NATURAL NINE HOLDINGS及びその子会社である株式会社NATURAL NINEを子会社化。2013年8月株式会社NATURAL NINEを存続会社、株式会社NATURAL NINE HOLDINGSを消滅会社とする吸収合併を実施。2013年9月株式会社トリニティアーツを株式交換により子会社化。2013年9月当社を分割会社、株式会社ポイント(新ポイント社)を承継会社とする会社分割(吸収分割)により、当社は持株会社へ移行し、株式会社アダストリアホールディングスに商号変更。2013年12月株式会社アダストリア・ゼネラルサポート(現 株式会社WeOur)を設立。2014年2月株式会社ポジックを存続会社、株式会社NATURAL NINEを消滅会社とする吸収合併を実施し、株式会社N9&PGに商号変更。2014年4月株式会社トリニティアーツを存続会社、株式会社バビロンを消滅会社とする吸収合併を実施。2015年3月当社を存続会社、株式会社ポイント(新ポイント社)及び株式会社トリニティアーツを消滅会社とする吸収合併を実施。2015年6月商号を株式会社アダストリアに変更。2015年9月株式会社N9&PGが営む衣料品等企画製造に関する一切の事業を、当社へ承継させる吸収分割を実施し、株式会社N9&PGを株式会社アダストリア・ロジスティクスに商号変更。2016年11月「ページボーイ」などのショップを展開する株式会社アリシアの事業承継を行うための準備会社として、株式会社アリシア(子会社)を設立。2017年2月米国における事業基盤として、Adastria USA,Inc.を設立。2017年2月株式会社アリシアを分割会社、株式会社アリシア(子会社)を承継会社とする吸収分割を実施。2017年3月株式会社エレメントルールを設立。2017年4月米国アパレル企業であるVelvet,LLCの持分の全部をAdastria USA,Inc.を通じて取得し子会社化。2017年7月東京本部を東京都渋谷区に移転。2018年8月株式会社アリシアを株式会社BUZZWITに商号変更。2019年8月愛徳利亜(上海)商貿有限公司を設立。2020年11月株式会社ADOORLINKを設立。2022年2月株式会社ゼットンの株式を第三者割当増資の引受け及び株式公開買付けにより取得し、同社及び同社の子会社であるZETTON,INC.を子会社化。2022年2月賽愛思国際物流(上海)有限公司を設立。2022年3月株式会社オープンアンドナチュラルの株式の全部を株式会社BUZZWITを通じて取得し子会社化。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。2022年5月株式会社Gate Winを設立。2023年1月Adastria (Thailand) Co., Ltd.を設立。2023年7月株式会社BUZZWITを存続会社、株式会社オープンアンドナチュラルを消滅会社とする吸収合併を実施。2024年3月当社を存続会社、株式会社Gate Winを消滅会社とする吸収合併を実施。 年月沿革2024年4月ADASTRIA PHILIPPINES INC.を設立。2024年6月株式会社ゼットンを株式交換により完全子会社化。2024年7月株式会社トゥデイズスペシャルの株式を取得し子会社化。2024年9月株式会社アンドエスティを設立。2024年12月当社が営むECモール運営事業を、株式会社アンドエスティへ承継させる吸収分割を実施。 (注)1.2025年3月に当社を存続会社、株式会社ADOORLINKを消滅会社とする吸収合併を実施しております。2.2025年3月に当社を存続会社、株式会社トゥデイズスペシャルを消滅会社とする吸収合併を実施しております。3.2025年3月に当社が営むプロデュース事業及びシステムソリューション事業を、株式会社アンドエスティへ承継させる吸収分割を実施しております。

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四半期報告書-第74期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)四半期報告書 · 2023-05-31期 · S100RE4X
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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