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株式会社ケー・エフ・シー

KFC Ltd

証券コード 3420EDINETコード E02876金属製品上場日本基準決算 3月31日資本金 6億円法人番号 3120001063188
255億円売上高(FY2026
4.8%ROE
74.0%自己資本比率
63財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は255億円(前年比-2.0%)。営業利益は11億円(営業利益率4.2%)、当期純利益は10億円。総資産300億円に対し自己資本比率は74.0%、ROEは4.8%。金属製品の中央値(ROE 5.9%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは6億円の創出、現金及び現金同等物は50億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)1,5882026-09-04
PER11.2倍
PBR0.53倍
配当利回り4.09%
時価総額(概算)110億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高255億円-2.0%
営業利益11億円-20.5%
当期純利益10億円+4.7%
総資産300億円
純資産222億円
営業利益率4.2%
ROE4.8%
自己資本比率74.0%
EPS141.9円
BPS3,010.7円
1株配当65円
配当性向45.8%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

金属製品の分析 →
ROE4.8%中央値 5.9%
営業利益率4.2%中央値 4.7%
自己資本比率74.0%中央値 58.7%
健全性スコア63.0点中央値 61.0

帯は金属製品53社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
300億225億150億75億0億2017: 235億20172018: 257億20182019: 247億20192020: 285億20202021: 278億20212022: 260億20222023: 226億20232024: 251億20242025: 261億20252026: 255億20262021: 12%2022: 10%2024: 7%2025: 5%2026: 4%15%0%
営業利益と当期純利益
35億26億18億9億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 33億20212022: 25億20222023: —20232024: 16億20242025: 14億20252026: 11億20262017: 19億2018: 18億2019: 16億2020: 21億2021: 23億2022: 18億2023: 11億2024: 12億2025: 10億2026: 10億25億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
75%56%38%19%0%2017 ROE: 18%2018 ROE: 14%2019 ROE: 11%2020 ROE: 14%2021 ROE: 14%2022 ROE: 10%2023 ROE: 5%2024 ROE: 6%2025 ROE: 5%2026 ROE: 5%2021 営業利益率: 12%2022 営業利益率: 10%2024 営業利益率: 7%2025 営業利益率: 5%2026 営業利益率: 4%2017 自己資本比率: 56%2018 自己資本比率: 56%2019 自己資本比率: 60%2020 自己資本比率: 64%2021 自己資本比率: 68%2022 自己資本比率: 73%2023 自己資本比率: 75%2024 自己資本比率: 70%2025 自己資本比率: 74%2026 自己資本比率: 74%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
45億34億22億11億-1億2017: 34億20172018: -0億20182019: 40億20192020: 10億20202021: 6億20212022: 10億20222023: 38億20232024: 0億20242025: -1億20252026: 6億2026
1株当たり指標EPS1株配当
350円263円175円88円0円2017 EPS: 254円2018 EPS: 239円2019 EPS: 212円2020 EPS: 286円2021 EPS: 313円2022 EPS: 250円2023 EPS: 143円2024 EPS: 160円2025 EPS: 136円2026 EPS: 142円2017 1株配当: 40円2018 1株配当: 50円2019 1株配当: 50円2020 1株配当: 70円2021 1株配当: 80円2022 1株配当: 70円2023 1株配当: 50円2024 1株配当: 60円2025 1株配当: 65円2026 1株配当: 65円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
300億円
負債・純資産
負債 78億円純資産 222億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026255億円11億円12億円10億円300億円222億円141.94.8%74.0%
FY2025261億円14億円15億円10億円288億円212億円135.54.8%73.7%
FY2024251億円16億円17億円12億円296億円206億円159.95.9%69.6%
FY2023226億円14億円11億円262億円196億円1435.4%74.7%
FY2022260億円25億円26億円18億円262億円192億円250.19.9%73.0%
FY2021278億円33億円34億円23億円266億円181億円313.413.6%68.1%
FY2020285億円30億円21億円247億円159億円285.814.0%64.1%
FY2019247億円23億円16億円238億円142億円212.311.4%59.8%
FY2018257億円27億円18億円234億円132億円239.514.2%56.3%
FY2017235億円28億円19億円207億円116億円254.117.5%55.9%
FY2016251億円28億円15億円202億円98億円202.916.3%48.4%
営業CF6億円
投資CF79百万円
財務CF-1億円
現金及び現金同等物50億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Construction Works Division103億円
Construction Material Division81億円
Tunneling Works Division71億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1那須電機鉄工株式会社14.3%
2積水樹脂株式会社10.6%
3ケー・エフ・シー取引先持株会6.6%
4髙田 俊太5.5%
5株式会社三菱UFJ銀行4.2%
6株式会社UH63.9%
7株式会社中外精工2.4%
8エムエスティ保険サービス株式会社2.0%
9上田 薫1.7%
10株式会社村井製作所1.5%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)123億円3億円3億円2億円2.2%74.0%29.3
FY2025中間(〜2024-09-30)117億円75百万円1億円95百万円0.6%12.9
FY2024中間109億円3億円3億円2億円2.6%29.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢42.4歳
平均年間給与640万円
平均勤続年数14年
男女の賃金の差異(全労働者)68.2%
男女の賃金の差異(正規雇用)75.7%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円533百万円
監査役(社外監査役を除く)10百万円25百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容488
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ケー・エフ・シー)及び子会社2社により構成されており、主な事業内容は、建設資材の販売・設計・施工及び遮水シート、防水シートの輸入販売・設計・施工等を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社との当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)ファスナー事業 当社は、主に「あと施工アンカー」に係る建設資材の販売及び耐震関連工事を行っております。 (2)土木資材事業 当社は、主にトンネル掘削資材の販売を行っているほか、唐山日翔建材科技有限公司ではトンネル支保材の製造・販売を行っております。 (3)建設事業 当社及びアールシーアイ株式会社は、主にトンネル内装・リニューアル工事を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。(注)アールシーアイ株式会社は連結子会社であり、唐山日翔建材科技有限公司は非連結子会社で持分法非適用会社であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等5,104
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針①企業理念一.私たちは信用を重んじ、社会の発展と豊かな環境づくりに貢献します。一.私たちは時代のニーズに対応し、常に変貌する企業を目指します。一.私たちは社員相互の信頼のもと、人材を育成し、希望に満ちた企業を創造します。一.私たちは常に学ぶ姿勢を持ち、自己と企業の進歩、改善を目指します。②経営ビジョン(あるべき姿)業界に先駆けて高付加価値の製品・工法を開発し、持続的成長を可能にする企業グループ。高度な社会インフラ整備の実現に向け、常に「オンリーワン」技術にチャレンジし、豊かな社会資本・インフラ整備に貢献する専門家集団としての責務を果たす。将来的な建設DXへの接続とパラダイムシフトに備え、当社が強みとする開発から製造・施工までの長年のナレッジをデータドリブンできる可能性を模索する。③経営基本方針ファスニング分野の新しい価値を創造する専門家集団として、「持続的成長」、「新規事業の創出」、「業務の効率化」、「内部体制の強化」により経営基盤を強化し、リーディングカンパニーとしてのあくなき挑戦を実践する。 当社グループは上記の企業理念、経営ビジョン(あるべき姿)及び経営基本方針のもと、社会インフラの整備・維持を担う企業として“ファスニング分野におけるエンジニアリングの専門家集団”を標榜し、技術力による新しい付加価値を提供することによって、活力ある国土づくりと社会の発展に貢献してまいる所存であります。(2) 経営環境 当社は1965年、日本初の「あと施工アンカー」の専門企業として設立され、建築構造物のファスナーに関する専門業者として、また、トンネルを掘削するためのファスナーいわゆるNATMの先駆者として、常に新技術の導入と普及に努めてまいりました。また、専門性の高い工事においても国内外より高い評価を得ており、企業規模も順調に拡大してまいりました。1997年に大阪証券取引所市場第二部へ上場し、2025年3月には皆様のおかげをもちまして、会社設立60周年を迎えることもできました。 しかしながら、社会全体の景気低迷や建設業界における需要の絶対量不足、受注競争の激化などにより、厳しい経営環境が続いております。建設業界におきましては、各種インフラ整備やリニア新幹線などの大型プロジェクト、インフラ補修等の受注環境は一時的には追い風ではありますが相対的には減少傾向にあり、工事の対象が新設から維持・補修にシフトすることも予想されます。また、原材料価格や労務単価の上昇、少子高齢化に伴う人材不足、若年層労働者の確保や働き方改革による労働環境の多様化など業界全体としては多くの課題を抱えている状況にあります。 このような情勢のもとで当社は、公共事業を中心とした政府建設投資の需要に確実に応えるため、需要先のニーズを的確に捉えた技術提案型営業を推進し、商品の拡販と建設工事の受注に努めております。さらに、収益改善に向け、受注価格の見直しや総コストの低減に努めております。また、固有技術の一層の改良と新技術・新工法の開発を行うとともに、管理面では情報の一元管理と共有化を目的とした社内情報システムの導入やデジタルトランスフォーメーション(DX)など、将来へ向けての取り組みを積極的に行っております。新たな50年、100年を目指して、今一度当社グループの原点である“現場重視”に徹し、ビジネス環境の変化に対応しお客様のニーズや市場動向などの最先端情報をいち早く経営に反映できる体制づくりを行っております。(3) 経営戦略 上記のような経営環境の中で当社は、ファスニング分野のリーディングカンパニーとして、安全・安心を最優先とした社会インフラの新設・維持・補修を通じて社会の発展に貢献する企業を目指し2024年6月3日に「ケー・エフ・シーグループ中期経営計画〈2025年3月期-2027年3月期〉」を策定いたしました。本計画では、時代の要請に応え、起こりうる変化に適応し、持続的に成長可能な企業を目指して、前回までの中期経営計画で築いた土台をより強固にし、次の成長ステージの事業基盤を拡充する期間と位置付け、DX・人的資本経営・成長投資に取り組んでまいります。これらにより、資本効率を向上させ、さらなる組織力の強化と生産性の向上を図りながら、中長期的な企業価値向上に努めてまいります。また、経営課題にしっかりと向き合い安定した経営を目指すことによって、すべてのステークホルダーの皆様から高い信頼と評価を得ることができるよう役職員一同一丸となって本計画の目標達成に向けて取り組んでまいります。 中長期的な経営戦略としましては、低成長が続く時代にあっても、景気動向に左右されない常に安定した収益基盤を確保するために、当社グループが永年培ってまいりました技術力・営業力を結集し、社会のニーズに対応した新商品、新工法の開発に力を入れるとともに、既存事業の活性化や固定費の圧縮に取組んでおります。また、更なる企業競争力、企業体質の強化を目指し、下記の基本戦略について、施策を積極的かつ継続的に推進してまいります。ⅰ 収益力の向上 当社は創業以来、付加価値の高い営業活動を行い今日に至っており、ユーザー・施主のニーズに対応した技術提案型営業を強化して他社との優位性を保ち「オンリーワン」企業を目指すとともに、各現場からの意見を取り入れた新しいコンセプトのあと施工アンカー及び特殊ボルト・ナット類や効率的な工法など、新商品・新工法の普及及び既存商品・工法の更なる改良を行い、「持続的な成長」を目指してまいります。ⅱ 技術・開発力の強化 建設業界においてはDX、技術者の不足、高齢化による技術の承継問題や環境負荷への配慮等の社会課題がある中で技術・開発力の強化に取り組み、当社の既存事業分野のみならず、新規事業分野においても積極的に研究開発を行っていき、社会課題の解決に向けて、技術部及び開発営業部を中心に「新規事業の創出」にチャレンジしてまいります。ⅲ 働き方改革 社内情報システムの導入や就労環境の整備により、職場環境の充実を図ることで、より良い人材の確保や従業員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスの向上を行い、従業員をはじめとしたステークホルダーの満足度を高める働き方改革を行ってまいります。その働き方改革により、従業員の生産性を高め、「業務の効率化」を推進してまいります。ⅳ 経営基盤の再構築 現在の厳しい市場環境やめまぐるしく変化する社会情勢に迅速かつ的確に対応するために、経営の効率化とスリムな経営を行い、環境や社会的責任に配慮した組織力の強化、人材の確保・育成・活用に努め、盤石な組織体制づくりを行うとともに、新たな投資戦略を通じて「内部体制の強化」に取り組んでまいります。(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題①DXの推進 「収益力の向上」、「技術・開発力の強化」、「働き方改革」、「経営基盤の再構築」を目指して、DXの推進に取り組んでまいります。確立したビジネスモデルについて、DXの目線で再検証・スリム化に取り組み、当社の強みである開発から製造・施工までできる体制により、長年蓄積してきた知見やノウハウなどのナレッジを情報化していきます。その情報に基づいて顧客にアプローチすること(データドリブン)ができる可能性を模索してまいります。社内情報システムも同様に再検証・再構築に取り組んでまいります。また、従業員のイノベーションマインドを醸成するために、経営層から若手従業員ごとの各階層別教育を行いながら、次世代に備えた組織力の向上や事業環境の変化に対応した柔軟な人材の育成を行ってまいります。 具体的には、顧客の課題を可視化し、最適解を導き出し、顧客が満足するIT/IoT商品をはじめとした商品の開発に取り組んでまいります。また、社内情報システムの再検証・再構築のため、業務の見直しや新たな情報システムツールの導入により、生産性と業務効率の向上を行ってまいります。さらに、データを活用した人事評価制度の構築やDX人材の育成に努めてまいります。②人材の活躍と成長 「働き方改革」、「経営基盤の再構築」を目指して、人材の活躍と成長を推進してまいります。事業環境の変化に柔軟に対応できる組織風土の醸成と人材の育成を図るとともに、従業員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働き、持てる力を発揮できる職場環境の整備を行ってまいります。 具体的には、中長期的な視点で人材の採用を行い、女性の管理職登用やシニア人材の活躍機会の提供などを行っていき、ダイバーシティを推進してまいります。DXなどの専門人材育成に向けた研修、各階層別教育や協力企業も含めたコンプライアンス教育などにも取り組み、多様な人材の確保と育成を行ってまいります。また、安全衛生や健康経営への取り組みや人事評価制度の見直し、男性の育児休業制度の取得促進などの取り組みを通じて、働きがい及びワーク・ライフ・バランスの向上を行ってまいります。 ③投資戦略 「収益力の向上」、「技術・開発力の強化」、「働き方改革」、「経営基盤の再構築」を目指して、投資戦略を実行してまいります。さらなる成長を目指して、安定した収益基盤の拡大と適切な事業投資による資本効率の向上を図り、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 具体的には、産官学や異業種との共同研究などの連携の強化やSDGsに関連した商品の開発の強化などの研究・技術開発、建設DXや省力化などの今後成長が予想される領域への投資などの成長分野への投資を行ってまいります。また、人的資本経営の強化や働き方改革への取り組みなどの人材投資、物流面での生産性向上や技術研究所の設備、機能増強などの設備投資を行ってまいります。(5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 利益配分の基本方針に従い、安定的な配当を継続するとともに、企業価値の増大による利益還元及び当社グループとして持続的成長の実現を行うため、自己資本を基盤とした財務体質の強化が必要と認識しております。長期的には、2031年3月期に売上高300億円、経常利益21億円を目標としております。この目標を達成するため、中期経営計画〈2025年3月期-2027年3月期〉において、2026年3月期については、売上高265億円、経常利益15億50百万円、配当性向40%、2027年3月期については、売上高270億円、経常利益16億円、配当性向40%を目標とする経営指標としております。毎期上記目標以上を達成できるよう企業努力を行ってまいります。(6) 対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、雇用環境の改善や賃金動向の変化などを背景に、緩やかな回復が続くことが期待されます。一方で、物価上昇の影響や人手不足の深刻化、金利・為替動向や中東情勢などの地政学的リスクも存在しており、企業経営を取り巻く環境には引き続き注意を要する状況が見込まれます。 一方、建設業界においても、建設資材価格やエネルギー価格の高騰、建設技術者・技能労働者の慢性的不足や、建設業におけるデジタルトランスフォーメーションの進展など、まだまだ数多くの課題を抱えており、事業環境をめぐる見通しは今なお不透明な状況が続いております。 このような状況のなか、2027年3月期は、持続的に成長可能な企業を目指して策定した「ケー・エフ・シーグループ中期経営計画〈2025年3月期-2027年3月期〉」の最終年度となります。当社は本中期経営計画の達成に向け、DXの推進、人的資本経営の強化及び成長投資の拡大を通じて資本効率の向上を図るとともに、組織力の強化及び生産性の向上を推進し、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。 また、常にオンリーワン技術にチャレンジする当社の精神を礎とし、豊かな社会資本・インフラ整備に貢献する「業界のリーディングカンパニー」としての企業体制を確立してまいります。 これらの着実な積み重ねにより、いかなる市場環境においてもステークホルダーの皆様のご期待に応えることができる企業力を築いてまいります。
事業等のリスク4,305
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。① 建設市場の動向を中心とした市場環境について 当社グループの事業内容は、「あと施工アンカー」や「ロックボルト」などの建設資材の販売や道路、トンネルなどの設備工事を行っており、当然ながら公共投資の削減などの建設業界の動向や設備投資の動向によっては受注が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、中期経営計画で策定した各種戦略・重点施策を着実に推進し、確固たる収益基盤の柱を複数構築することを含め、事業のポートフォリオの強化を図っております。② 事業内容の見直し 当社グループでは安定した収益を確保するために付加価値の高い商品、工法の開発や市場投入及びコスト削減施策を実行することにより収益力の向上に努めております。「収益力の向上」を目指し、適宜既存事業の見直しも行っており、これにともなう損失が発生する可能性があります。③ 法的規制について 当社グループの事業及び主な取引先は建設業界に属しており、「建設業法」「建築基準法」等により法的規制を受けております。当社グループは販売・施工にあたり、建設業許認可及び登録をしており、これらの許認可等を受けるための諸条件及び関係法令の遵守に努め、現状において当該許認可等が取り消しとなる事由は発生しておりません。しかし、法令違反等によりその許認可等が取り消された場合には、当社グループの運営に支障をきたし、財政状態及び経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、これらの法律の改廃や新たな法的制度、基準が設けられる場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。④ 原材料等の市況変動及び労務費の高騰の影響について 当社グループでは、原材料として主に鉄鋼、石油製品を使用しており、これらの原材料価格の高騰などにより当社グループの仕入調達価格が上昇する場合があります。その際に、状況によっては価格上昇分を販売価格に転嫁できない場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、労務費につきましては着工時には手配をほぼ完了することとしておりますが、受注時から着工時までに時間を要することもあり、また、何らかの要因により工期が延長されることもあります。その間に著しい高騰があった時には、受注時点で予測された利益の確保が困難となる場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、国内外の複数の調達先や協力業者との取引関係を強化することで、常に最適かつ安定的な調達ができる体制を構築しております。⑤ 製品の品質管理について 当社グループでは、製品の品質を重視しており、主力事業所においてISO 9001の認証を取得する等、品質管理体制には万全を期しております。しかしながら、当社の予測を超えた事象により製品に欠陥が生じた場合、点検や回収等に伴う費用が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、独自の品質基準を設け商品の品質向上に取り組むとともに、関連法規の遵守に努めております。また、商品の不良等による万が一の重大なトラブルの発生に備え、賠償責任保険へ加入しリスクの低減を図っております。⑥ 施工物件の瑕疵について 当社グループでは、「あと施工アンカー」類の施工や道路、トンネルなどの設備工事を日本全国で行っており、工事の際には十分な現地調査、基礎設計、施工方法等の事前検討を行っておりますが、工事は予期せぬ障害物が現れることもあり、予見できない瑕疵によって施工品質の悪化や施工期間の延長が生じる可能性があります。瑕疵に伴う損害賠償請求等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。⑦ 労災事故災害について 当社グループでは、全国で年間数百件もの工事を行っており、その作業現場は重機に囲まれた屋外作業が中心となっているため、他の産業に比べ重大な労災事故が発生する危険性が高いものと認識しております。仮に死亡事故等の重大災害が発生した場合は、人的損失はもちろんのこと、それに伴う社会的信用の失墜、補償等を含む災害対策費用、工期の遅れによる収益の悪化等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループとしては、専門部署を設置し、現場の安全教育の徹底や定期的なパトロールの実施等により事故の発生防止に全力を挙げております。また、事故が発生した場合の金銭的な損失に備え、各種損害保険に加入しております。⑧ 売上の季節変動による影響について 当社グループの得意先は建設業界となるため受注形態の特性上季節的な変動があり、とりわけ、公共事業関連の工事については、予算の執行上、年度末に向けて完工物件が多くなる傾向があるため、上期より下期に売上が計上される傾向にあり、場合によっては翌期にずれ込む可能性があるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。⑨ 取引先の信用リスクについて 当社グループの与信管理は販売顧客の業容・財政状態に応じて与信枠の設定を行うとともに、一定期間ごとに継続して信用状態の把握を行い、不良債権の発生を防止しております。当社グループの主たる得意先はゼネコン、サブコン、商社及び代理店等が中心でありますが、景気動向等の要因により顧客の信用リスクが顕在化し倒産する懸念があります。また、建設業においては、工事完了まで長期間を要し、かつ取引先の取引額も大きく、建設等工事目的物引渡し時に多額の工事代金が支払われる条件で契約が締結されます。このため工事終了前に取引先が信用不安に陥った場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、徹底した与信管理を行うために複数の調査会社で調査するとともに、リスクヘッジの目的で、必要に応じ信用保証機関を利用しております。⑩ 価格競争 当社グループが販売及び施工している市場において近年競合他社との価格競争の激化が続き、適正価格の維持が困難になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。⑪ 在庫のリスク 当社グループでは、マーケットの急激な環境変化等により、当社グループの想定を上回る需要の変動があった場合、仕入商品が不稼働在庫となり、当社グループの財政状態や経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、仕入先との連携強化による生産リードタイムの短縮、受注予測システムによる受注精度の向上等の対策を推進しております。⑫ 物流コストの上昇リスク 当社グループでは、配送パートナーの協力のもと最適な配送網を構築しております。しかしながら、原油価格の高騰による物流コストの上昇や配送ドライバーの人手不足問題等により、お客様からのご注文量の増加に対応した配送網の構築が間に合わない場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。⑬ 特許権等について 当社グループでは、多数の特許権等知的財産を有しており権利保護に努めているとともに第三者の知的財産侵害にも細心の注意を払っておりますが、仮に国内外において当社が把握できない範囲での第三者の知的財産を侵害している可能性もあり損害賠償等を請求された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。⑭ 未知の感染症の拡大や大規模な自然災害等の異常事態リスク 当社グループでは、複数の事業拠点、物流施設等を使用し事業運営をしております。未知の感染症によるパンデミックや巨大地震などの大規模な自然災害等の異常事態が当社の想定を超える規模で発生し、事業運営が困難になった場合、当社グループの財政状態や経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、早期に事業復旧を図るため、事業運営機能やオフィスの分散化、物流拠点の多拠点化を実施しております。また、有事の際には拠点別管理方針の発信により、テレワークや時差出勤等勤務体制の変更、従業員の行動基準の策定、異常事態発生時の対応マニュアル発動等、BCPの策定や事業リスクの最小化に向けた施策を推進します。⑮ 減損会計の影響 当社グループが所有する固定資産のうち、来期以降将来キャッシュ・フローが充分に見込めない資産又は資産グループが新たに存在すると判定された場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。⑯ 工事契約の収益認識について 当社グループが行う工事契約については、一定の期間にわたり充足される履行義務と判断し、期間がごく短い工事を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法については、工事期間にわたって投入した外注費の工事原価発生額が履行義務の充足における進捗度に比例していると判断しているため、発生工事原価に基づくインプット法によっております。工事完了までに発生すると見込まれる工事原価の見積り及び代金の追加請求のための追加工事契約が合意に至る可能性の見積りについては、不確実性が高いため、実際の結果が、これらの見積りと異なる場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。 当社グループでは、利益管理プロセスとして工事契約ごとの収支管理や工期管理を行っており、工事原価の見積りにおいても内部統制を整備・運用しております。⑰ 人材の確保におけるリスク 当社グループでは、事業運営上、サービスの品質及び効率の観点から、多くの質の高い人材を長期的に確保していくことが重要であります。少子高齢化による人手不足等によりこれらの必要な人材が確保できない場合には、サービスの品質の低下及び業務効率の悪化により当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、企業戦略を支えるのは人材であると認識しており、新卒採用活動の強化のほか、中途採用やカムバック採用等、採用制度の改定を行っており、安定的な人材確保にグループ全体で努めております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析10,686
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益が総じて堅調に推移する中、雇用・所得環境の改善を背景に 個人消費にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調が継続いたしました。賃金及び物価について は、長期間にわたり低水準で推移してきた状況から転換が進みつつあり、賃金上昇の動きが継続する中、物価も 緩やかな上昇基調で推移しております。 一方で、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、労務費の上昇に伴うコスト負担の増加に加え、海外経済 の減速懸念、地政学的リスクの高まり、為替変動等による影響など、先行きについては依然として不透明な要因 が存在しており、企業活動や個人消費に与える影響について引き続き注視が必要な状況にあります。 当社グループの関連する建設業界においては、公共投資及び民間設備投資が一定水準を維持するものの、建設 資材価格の高止まりや労働力不足の深刻化、働き方改革への対応など構造的な課題が継続しており、事業環境は 引き続き厳しい状況で推移しております。 このような状況のもと当社グループは、当社の有する豊富な製品・工法群をベースとした最適なソリューショ ンを提案し、需要先のニーズに応えることで、公共事業を中心とした政府建設投資を中心に商品の拡販と建設工 事の受注に努めてまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は、255億48百万円(前年同期比2.0%減)で、その内訳は、商品売上高が 99億58百万円(前年同期比7.8%減)、完成工事高は155億89百万円(前年同期比2.1%増)となりました。 セグメント別の売上高は以下のとおりであります。なお、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。〔ファスナー事業〕 ファスナー事業部門においては、当社の主力製品である、あと施工アンカー類の売上高が、鉄道関連耐震材料 の需要が一巡していることもあり、前期と同水準となりました。また、当社独自工法である「せん断補強RMA 工法」及び民間施設の補修・補強工事の受注額は増加しましたが、売上高は81億49百万円(前年同期比0.3%減) となりました。〔土木資材事業〕 土木資材事業部門においては、東日本地区は技術提案によるトンネル補助工法資材が大きく伸長し、特殊ロッ クボルトや防水シートの販売も順調に推移しましたが、西日本地区はトンネル物件数減少や補助工法案件減少などが影響し販売が伸び悩んだことなどにより、売上高は70億76百万円(前年同期比7.5%減)となりました。〔建設事業〕 建設事業部門においては、当社の得意とするコンクリート構造物補修工事で、大型元請物件を3件、環境対策 工事で1件受注したほか、大型元請物件が2件竣工いたしました。また、手持工事物件であるコンクリート構造 物補修・補強工事の進捗が順調に進んだこと、子会社が得意としている一面耐震補強工事の受注が寄与したこと などにより、売上高は113億67百万円(前年同期比0.5%増)となりました。 財政状態につきましては、当連結会計年度末の総資産は299億61百万円と前連結会計年度末に比べ、11億20百万円増加しました。これは主として完成工事未収入金が増加したためであります。負債は78億3百万円と前連結会計年度末に比べ2億12百万円増加しました。これは主として短期借入金の増加によるものであります。なお、純資産は221億57百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.3ポイント増加しております。②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億52百 万円増加し、49億51百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動における資金は、税金等調整前当期純利益15億47百万円(前年同期比4.3%増)を計上し、棚卸資産の減少などにより、5億92百万円の収入(前年同期は85百万円の支出)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動における資金は、投資有価証券の取得による支出があったものの、投資有価証券の売却及び償還による収入があったことなどにより、79百万円の収入(前年同期は4億29百万円の支出)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動における資金は、長期借入れによる収入があったものの、長期借入金の返済による支出及び配当金の 支払などにより、1億20百万円の支出(前年同期は4億46百万円の支出)となりました。 ③受注工事高、完成工事高、繰越工事高、商品仕入及び販売の状況イ.受注工事高、完成工事高及び繰越工事高項目工事別期首繰越工事高(千円)期中受注工事高(千円)計(千円)期中完成工事高(千円)期末繰越工事高手持工事高(千円)前連結会計年度(自2024年4月1日至2025年3月31日)環境工事352,894753,6951,106,590653,751452,838リニューアル工事4,207,0783,715,3877,922,4655,350,9132,571,552トンネル及びその他の設備関連工事1,771,0122,520,5764,291,5882,248,5782,043,009耐震関連工事3,132,9107,307,45910,440,3696,498,5763,941,793その他の工事95,597498,136593,733515,03078,702計9,559,49214,795,25424,354,74715,266,8509,087,897当連結会計年度(自2025年4月1日至2026年3月31日)環境工事452,838521,248974,087833,975140,112リニューアル工事2,571,5525,588,2638,159,8165,144,6143,015,202トンネル及びその他の設備関連工事2,043,0091,492,9743,535,9842,386,5291,149,455耐震関連工事3,941,7935,951,4259,893,2186,625,3233,267,895その他の工事78,702952,3001,031,002598,749432,253計9,087,89714,506,21223,594,11015,589,1928,004,918(注)1.前期以前に受注した工事で、契約の更新により請負金額に変更があるものにつきましては、期中受注工事高にその増減額を含んでおります。従って、期中完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 ロ.受注工事高及び完成工事高について 当社グループは、建設市場の状況を反映して工事の受注工事高及び完成工事高が平均化しておらず、最近3年間についてみても上半期は次のように季節的に変動しております。期別受注工事高完成工事高1年通期(A)(千円)上半期(B)(千円)(B)/(A)(%)1年通期(C)(千円)上半期(D)(千円)(D)/(C)(%)第60期16,327,2367,665,49446.914,617,8595,831,51039.9第61期14,795,2547,871,64453.215,266,8506,116,54240.1第62期14,506,2126,801,70546.915,589,1926,858,92744.0 ハ.完成工事高期別区分官公庁民間合計前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)環境工事(千円)649,7753,976653,751リニューアル工事(千円)5,200,155150,7575,350,913トンネル及びその他の設備関連工事(千円)2,201,52647,0512,248,578耐震関連工事(千円)2,685,4643,813,1126,498,576その他の工事(千円)172,061342,968515,030合計(千円)10,908,9834,357,86615,266,850当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)環境工事(千円)765,23168,744833,975リニューアル工事(千円)4,838,461306,1525,144,614トンネル及びその他の設備関連工事(千円)2,333,11053,4192,386,529耐震関連工事(千円)2,706,0043,919,3186,625,323その他の工事(千円)129,739469,010598,749合計(千円)10,772,5484,816,64315,589,192(注)1.当社グループが総合建設会社等民間企業を通じて受注した官公庁発注工事につきましては、官公庁欄に計上しております。2.完成工事高のうち主なものは、次のとおりであります。前連結会計年度の完成工事のうち請負工事1億円以上の主な工事工事名発注社名R4中国道千代田高速道路事務所管内構造物補修工事西日本高速道路株式会社名古屋第二環状自動車道松河戸高架橋他2橋耐震補強工事中日本高速道路株式会社中量軌道南港ポートタウン線耐震補強工事(その2)(ア)工事大阪市高速電気軌道株式会社中国道山口高速道路事務所管内(西地区)構造物補修工事西日本高速道路株式会社仙台東部道路館腰橋補修工事東日本高速道路株式会社JA福山市本所耐震補強・外壁改修工事全国農業協同組合連合会常磐自動車道R5仙台東管内構造物補修工事東日本高速道路株式会社長野自動車道(特定更新等)岡谷トンネル覆工補強工事中日本高速道路株式会社首都圏中央連絡自動車道幸手西遮音壁工事東日本高速道路株式会社横浜新道京浜管理事務所管内トンネル補修工事東日本高速道路株式会社 当連結会計年度の完成工事のうち請負工事1億円以上の主な工事工事名発注社名長野自動車道(特定更新等)岡谷トンネル覆工補強工事中日本高速道路株式会社中量軌道南港ポートタウン線耐震補強工事(その2)(ア)工事大阪市高速電気軌道株式会社名古屋第二環状自動車道松河戸高架橋他2橋耐震補強工事中日本高速道路株式会社新東名高速道路小山PA~新御殿場IC間遮音壁工事中日本高速道路株式会社宮崎自動車道(特定更新等)天神トンネル(下り線)他1トンネル覆工補強工事西日本高速道路株式会社 令和6年度宮崎自動車道(特定更新等)天神トンネル(上り線)他1トンネル覆工補強工事西日本高速道路株式会社 R4中国道千代田高速道路事務所管内構造物補修工事西日本高速道路株式会社仙台東部道路館腰橋補修工事東日本高速道路株式会社水元給水所耐震補強工事(その2)東京都水道局本牧)第2六層耐震補強工事(5期)日産自動車株式会社 ニ.手持工事高(2026年3月31日現在) 区分官公庁民間合計環境工事(千円)140,112-140,112リニューアル工事(千円)2,908,472106,7303,015,202トンネル及びその他の設備関連工事(千円)1,121,68027,7751,149,455耐震関連工事(千円)2,106,7691,161,1253,267,895その他の工事(千円)12,364419,888432,253合計(千円)6,289,3981,715,5198,004,918(注)1.当社グループが総合建設会社等民間企業を通じて受注した官公庁発注工事につきましては、官公庁欄に計上しております。 2.手持工事のうち主なものは、次のとおりであります。手持工事(2026年3月31日現在)のうち請負金額1億円以上の主な工事工事名発注社名完成予定年月令和7年度阪奈高速道路事務所管内はく落防止対策工事西日本高速道路株式会社2028年12月関越自動車道R7湯沢管内コンクリート構造物補修工事東日本高速道路株式会社2029年1月宮崎自動車道(特定更新等)天神トンネル(下り線)他1トンネル覆工補強工事西日本高速道路株式会社 2027年10月北陸自動車道市振トンネル照明設備更新工事東日本高速道路株式会社2028年3月中津川IC~瑞浪IC間コンクリート構造物補修工事西日本高速道路株式会社2027年10月高島平第三住宅耐震補強(部分補強)工事高島平第三住宅管理組合2026年12月呑川防潮堤耐震補強工事(その207)東京都建設局2027年3月中央新幹線品川駅新設(南工区)工事東海旅客鉄道株式会社2028年10月名古屋第二環状自動車道松河戸高架橋他2橋耐震補強工事中日本高速道路株式会社2027年3月船明ダム耐震裕度向上工事(2期・3期)電源開発株式会社2027年5月 ホ.商品仕入実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)ファスナー(千円)1,619,5651,633,656土木資材(千円)4,503,4313,872,436建設(千円)1,754,3451,753,807合計(千円)7,877,3427,259,900(注) 金額は、仕入価格で表示しております。 ヘ.売上実績セグメントの名称区分前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)比率(%)金額(千円)比率(%)ファスナー商品売上高2,405,793 2,370,854 完成工事高5,766,2618,172,05531.35,769,5198,140,37431.9土木資材商品売上高7,307,326 6,612,656 完成工事高339,6027,646,92929.3463,4767,076,13327.7建設商品売上高1,093,067 975,320 完成工事高9,160,98610,254,05339.49,356,19510,331,51640.4合計商品売上高10,806,187 9,958,832 完成工事高15,266,85026,073,037100.015,589,19225,548,024100.0(注)1.販売数量につきましては、販売品目が多岐にわたり表示が困難なため、記載を省略しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容イ.当連結会計年度の経営成績について① 売上高、受注工事高の状況 当連結会計年度の売上高は、土木資材事業におけるロックボルトの売り上げの減少があったことなどにより、255億48百万円(前年同期比2.0%減)で、その内訳は、商品売上高が99億58百万円(前年同期比7.8%減)、完成工事高は155億89百万円(前年同期比2.1%増)となりました。また、当連結会計年度の受注工事高は145億6百万円(前年同期比2.0%減)となり、当連結会計年度末の手持工事高は80億4百万円(前年同期比11.9%減)となりました。② 営業利益、経常利益の状況 収益面につきましては、ロックボルトの売り上げ減少に伴う運搬発送費の減少や人件費の減少があったものの売上高の減少の影響などにより、営業利益10億80百万円(前年同期比20.5%減)、経常利益11億74百万円(前年同期比19.5%減)となりました。③ 親会社株主に帰属する当期純利益の状況 投資有価証券売却益や受取保険金を計上した結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は10億44百万円(前年同期比4.7%増)となりました。ロ.当連結会計年度の財政状態について 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて11億20百万円増加した結果、299億61百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。① 資産の部 流動資産は、190億69百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億49百万円(前連結会計年度比1.9%増)の増加となりました。これは主に、受取手形及び電子記録債権の減少があったものの、工事の完了後に代金が支払われる元請工事が順調に進捗したことによる完成工事未収入金の増加があったことなどによるものであります。固定資産は、108億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億70百万円(前連結会計年度比7.6%増)の増加となりました。これは主に、投資有価証券の取得による増加や退職給付に係る資産の増加によるものであります。② 負債の部 負債につきましては、前連結会計年度末に比べて2億12百万円増加した結果、78億3百万円(前連結会計年度比2.8%増)となりました。 流動負債は、72億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ99百万円(前連結会計年度比1.4%増)の増加となりました。これは主に、工事代金等の支払いに充てるための短期借入金の増加によるものであります。固定負債は、5億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億12百万円(前連結会計年度比26.2%増)の増加となりました。これは主に、投資有価証券の時価評価に伴う繰延税金負債の増加によるものであります。③ 純資産の部 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ9億7百万円(前連結会計年度比4.3%増)増加し、221億57百万円となりました。これは主に、利益剰余金や投資有価証券の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。ハ.セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。〔ファスナー事業〕 ファスナー事業の売上高は81億49百万円(前年同期比0.3%減)となりました。商品販売につきましては、鋲螺・製作金物類の売上高の増加はあったものの、主力製品である金属拡張アンカーや接着系アンカーの売上高の減少があったことから、商品売上高は23億80百万円(前年同期比1.1%減)となりました。また、工事につきましては、上下水道施設をはじめとした耐震関連工事や民間発注の建物などの耐震関連工事の受注及び進捗が順調に推移し、完成工事高は57億69百万円(前年同期比0.1%増)となりました。利益面につきましては、耐震関連工事等は前連結会計年度と同程度に推移したものの、資材・人件費の上昇による原価の増加があったことなどにより経常利益は5億71百万円(前年同期比18.9%減)となりました。 〔土木資材事業〕 土木資材事業の売上高は、70億76百万円(前年同期比7.5%減)となりま
セグメント情報2,536
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは、日本国内では主要地域に営業拠点を設置し、建設資材の販売・設計・施工及び遮水シート、防水シートの輸入販売・設計・施工等を行っております。 したがって、経済的特徴が類似している事業を集約した「ファスナー事業」、「土木資材事業」、「建設事業」の3区分を報告セグメントとしております。 ファスナー事業:主に「あと施工アンカー」に係る建設資材の販売を行っております。 土木資材事業 :主にトンネル掘削資材の販売を行っております。 建設事業 :主にトンネル内装・リニューアル工事を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額連結財務諸表計上額(注) ファスナー土木資材建設計売上高 外部顧客への売上高8,172,0557,646,92910,254,05326,073,037-26,073,037セグメント間の内部売上高又は振替高1,260481,055,1011,056,410△1,056,410-計8,173,3167,646,97711,309,15527,129,448△1,056,41026,073,037セグメント利益705,131395,608359,0491,459,789-1,459,789その他の項目 減価償却費57,43293,857111,120262,410-262,410受取利息1,1051,0332,6414,780-4,780支払利息4,4814,1926,20014,873-14,873(注)1.セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と一致しております。2.資産についてのセグメント情報は、経営者が経営の意思決定上当該情報を各セグメントに配分していないことから開示しておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額連結財務諸表計上額(注) ファスナー土木資材建設計売上高 外部顧客への売上高8,140,3747,076,13310,331,51625,548,024-25,548,024セグメント間の内部売上高又は振替高9,378101,036,0141,045,403△1,045,403-計8,149,7537,076,14411,367,53026,593,427△1,045,40325,548,024セグメント利益571,836194,440408,4131,174,690-1,174,690その他の項目 減価償却費60,683103,737107,857272,278-272,278受取利息2,9202,53411,16916,624-16,624支払利息5,3784,6697,50117,549-17,549(注)1.セグメント利益は、連結財務諸表の経常利益と一致しております。2.資産についてのセグメント情報は、経営者が経営の意思決定上当該情報を各セグメントに配分していないことから開示しておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 商品売上高 土木資材事業ファスナー事業その他合計外部顧客への売上高7,307,3262,405,7931,093,06710,806,187 (単位:千円) 完成工事高 耐震関連工事リニューアル工事トンネル及びその他の設備関連工事その他合計外部顧客への売上高6,498,5765,350,9132,248,5781,168,78215,266,850 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 商品売上高 土木資材事業ファスナー事業その他合計外部顧客への売上高6,612,6562,370,854975,3209,958,832 (単位:千円) 完成工事高 耐震関連工事リニューアル工事トンネル及びその他の設備関連工事その他合計外部顧客への売上高6,625,3235,144,6142,386,5291,432,72515,589,192 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,715
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、企業理念の一つである「私たちは信用を重んじ、社会の発展と豊かな環境づくりに貢献します。」に基づき、これまで培ってきたファスニング技術と道路やトンネルなどの維持補修技術を活用し、事業を通じて環境・社会・経済の課題の解決を図る取り組みを行い、持続的成長と企業価値の向上を実現するとともに、SDGsへの貢献を目指してまいります。 (1) サステナビリティ① ガバナンス 当社グループでは、年2回開催される社外取締役を含む取締役、執行役員及び各管理部門の部門長が出席する経営会議や、四半期に1度開催される管理管掌取締役を委員長とし、社外取締役、常勤監査役、内部監査室及び各管理部門の部門長が出席するコンプライアンス委員会において、サステナビリティを含む事業運営上のリスク及び機会について、議論を行っております。取締役会は、これらの議論の結果、対処すべきリスク及び機会について、担当取締役より取締役会へ報告を受けることにより、サステナビリティを含む事業運営上のリスク及び機会を監視しております。また、取締役会は、報告を受けた対処すべきリスク及び機会に対する対応方針等の承認を行い、担当取締役に指示するとともに、その実行の結果の報告を受けることにより、管理・監督しております。② リスク管理 当社グループでは、経営会議において、トンネルや道路等のインフラ整備及び二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスの削減など、環境・経済に関する事項、並びに人材の確保や育成など、社会に関する事項について、リスク及び機会を識別しております。また、コンプライアンス委員会において、取引先との不適切な関係や法令をはじめとした社会的ルールの順守など、社会に関する事項について、リスク及び機会を識別しております。取締役会において、識別されたリスク及び機会について、事業運営や社会的な影響度を考慮し、対応の優先度を決定することにより、リスク及び機会の評価を行っております。評価されたリスク及び機会について、対応方針等の承認を行い、担当取締役に指示するとともに、その実行の結果の報告を受けることにより、リスク及び機会の管理を行っております。 (2) 人的資本① 戦略 当社グループでは、事業運営上、サービスの品質及び効率の観点から、多くの質の高い人材を長期的に確保していくことが重要であります。少子高齢化による人手不足等により、これらの必要な人材が確保できない場合には、サービスの品質の低下、業務効率の悪化により当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、企業戦略を支えるのは人材であると認識しており、新卒採用活動の強化のほか、中途採用やカムバック採用等、採用制度の改定を行っており、安定的な人材確保にグループ全体で努めてまいります。また、中長期的な視点で人材を確保するために、ワーク・ライフ・バランス及び人材の多様性の実現を図り、働きやすい職場づくりに努めてまいります。② 指標及び目標 当社グループは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働くことができ、その能力を最大限に発揮できるよう支援することで組織の活性化を図ってまいります。 当社グループでは、上記「(2) 人的資本 ① 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の目標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。指標目標実績(当連結会計年度)新規雇用者の人数毎期5名以上26名有給休暇の消化率(注)2027年3月までに70.0%71.7%女性労働者の割合(注)2027年3月までに20.0%18.9%(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
コーポレート・ガバナンスの概要4,594
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① 当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、上場企業としての社会的な使命と責任を果たし、継続的な成長と発展を目指して、コーポレート・ガバナンスの強化を企業経営の重要課題として位置づけております。そのため、企業の実質的所有者であり統治権限を有する株主によって選ばれる取締役の人数を絞り込み、信任の機会を増やし機動的な経営を確立するために、任期を1年とし、その責任を明確にしております。また、実際の事業の執行においては、執行役員制を採用することで、それぞれの専門分野における権限、責任を委譲しつつ円滑なる運営を図っております。② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由・企業統治の体制の概要 当社は、監査役会設置会社の形態を採用しており、取締役の業務の遂行を監督する取締役会と取締役会決議事項の事前審議及び取締役会からの委任事項の決定を行う常務会、取締役の業務執行を監査する監査役会を基本構成とするガバナンス体制を整備しております。 当社の体制の概要及びその機能等は以下のとおりです。イ.取締役会 取締役会は、有価証券報告書提出日現在、取締役7名(うち社外取締役3名)で構成されており、原則月に1回の定例の取締役会に加え、必要に応じて臨時取締役会を開催し、法令及び定款に定められた事項のほか、当社の経営に関する事項や重要な業務執行に関する事項などを決定しております。また、変化の激しい経営環境に迅速に対応するため取締役の任期を1年としております。 取締役会の構成員は、代表取締役社長 田村知幸を議長とし、取締役副社長 石田裕宗、専務取締役 稲葉朗、取締役 石原淳、社外取締役 佐野裕、同 中桐万里子、同 榎本麗美であります。また、取締役の業務執行に対する監督機能の強化と外部的視点での助言機能の充実を図るため、3名の監査役は取締役会に出席し、必要に応じて取締役または使用人に説明を求め、経営監視機能の充実を図っております。ロ.常務会 常務会は、有価証券報告書提出日現在、役付取締役3名で構成され、原則月1回の開催のほか、必要に応じて随時開催することにより、取締役会決議事項の事前審議や取締役会から委任された事項等について、的確、適正かつ迅速な経営判断を行える体制をとっております。 常務会の構成員は、代表取締役社長 田村知幸を議長とし、取締役副社長 石田裕宗、専務取締役 稲葉朗であります。ハ.コンプライアンス委員会 コンプライアンス委員会は、行動準則の実効性確保のため設置され、関係各部が集まり問題点の洗い出しや検討を適宜行っております。毎月書面による報告を実施するとともに、四半期ごとに委員会を開催し、コンプライアンス状況の把握・評価を行い、その内容は取締役会へも適宜報告されております。また、必要に応じて内部監査室と連携し、役員及び従業員の遵守状況の調査・是正に努めております。 コンプライアンス委員会の構成員は、有価証券報告書提出日現在、専務取締役 稲葉朗を委員長とし、社外取締役 佐野裕、同 中桐万里子、同 榎本麗美、常勤監査役 堀口康郎、執行役員総務部長 菅原崇秀、その他内部監査室長、経理部長、購買部長であります。ニ.監査役会 監査役会は、有価証券報告書提出日現在、監査役3名(うち社外監査役2名)で構成され、各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、業務の分担等に基づき、業務執行の適法性について監査を実施しております。 監査役会の構成員は、常勤監査役 堀口康郎を議長とし、社外監査役 五島洋、同 渡部靖彦であります。ホ.会計監査人 会計監査人は、太陽有限責任監査法人を選任し、監査役及び内部監査室と連携し会計における適正性を確保しております。当社の当事業年度の会計監査業務を執行する公認会計士は大好慧氏、吉永竜也氏であり、両氏とも継続監査年数7年以内であります。また、会計監査業務の補助者は、公認会計士6名、その他10名で構成されています。(2026年6月18日現在) ・当該体制を採用する理由 当社では、意思決定の迅速化、透明性及び公平性の維持を念頭に、社内及び業界分野に精通した取締役を構成員とした取締役会による経営の意思決定機能と他の取締役に対する管理監督機能を十分に発揮できる体制が、企業運営のために重要であると考えております。 現状、社外取締役3名及び社外監査役2名による独立的かつ客観的見地からの的確な提言により、経営の監督機能は有効に働いております。取締役会に対するより一層の監督機能の強化、より効果的なコーポレート・ガバナンスに向けて引き続き取り組んでまいります。③企業統治に関するその他の事項・内部統制システムの整備の状況 当社の内部統制システムにつきましては、コンプライアンス委員会にて、関係各部が集まり問題点の洗い出しや検討を適宜行っております。また、社内的な評価等につきましては主に、内部監査室(専任者5名)が内部監査規程に基づき法規、諸規程、コンプライアンスの公正、適正な運用と管理状況を監査しております。 また、財務報告の信頼性の確保及び正確な情報開示を行う体制を構築するための社内規程の整備を積極的に行っており、適宜、監査役会及び監査法人とも意見交換を行い、内部統制システムの整備・運用状況に関するアドバイスを受けております。・リスク管理体制の整備の状況 リスク管理体制の構築・整備が取締役の善管注意義務であるという認識に基づき、経営方針の徹底、組織構築に取り組んでおります。 リスク管理体制につきましては、一層の充実・強化を図るため、総務部を主管部署として各事業部門と連携をとり、継続的に監視、把握を行い、必要に応じて社内主要会議にて適切な対応を検討するとともに、法律上の判断を必要とする場合には顧問弁護士に適宜アドバイスを受けております。また、別途安全統括部を設置し、施工管理の徹底と事故等のリスク管理を行っております。 内部監査として、内部監査室による定期的な部門別業務監査を実施し、その指摘事項については被監査部門から改善状況の報告を受けることにより進捗の管理を行っております。 また、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」といたしましては、経験豊富な危機管理責任者を任命(専従)し、平素から情報収集に努め外部専門機関との連絡連携を密に行うとともに、反社会的勢力による不当要求が発生した場合の対応方法についても、社内教育を徹底し対応しております。・子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 当社取締役を子会社の取締役または監査役として配置するほか、当社内部監査室による子会社への内部監査を実施し、その結果を代表取締役社長に報告しております。・責任限定契約の内容の概要 当社は、社外取締役及び監査役との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。 当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令で規定する金額であります。なお、当該責任限定が認められるのは当該社外取締役及び監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意かつ重大な過失がないときに限られます。・役員等を被保険者として締結している役員等賠償責任保険の契約の内容の概要 当社は、保険会社との間で、当社及び国内子会社(アールシーアイ株式会社)の取締役及び監査役(当事業年度中に在任していたものを含む)、執行役員及び管理職従業員を被保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しており、保険料は全額当社が負担しております。 当該保険契約の内容の概要は、被保険者である対象役員及び管理職従業員が、その職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により保険会社が填補するものであり、1年毎に契約更新しております。・取締役の定数 当社の取締役は20名以内とする旨を定款に定めております。・取締役の選任及び決議事項 当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらない旨を定款に定めております。・取締役会で決議できる株主総会決議事項 当社は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって同条第1項に定める市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。・株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。・取締役会の活動状況 取締役会は、原則月に1回の定例の取締役会を開催しているほか、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。当事業年度の個々の取締役の出席状況は、次のとおりであります。役職名氏 名開催回数出席回数備考代表取締役会長髙田 俊太14132026年1月10日 退任代表取締役社長田村 知幸1818 専務取締役石田 裕宗1817-専務取締役稲葉 朗1818-取締役石原 淳1818-社外取締役佐野 裕1817-社外取締役中桐万里子1818-社外取締役榎本 麗美13132025年6月20日 就任(注)1.開催回数は、各取締役の在任期間中の取締役会の開催回数を記載しております。2.役職名は、当事業年度末時点または退任時の役職を記載しております。 取締役会においては、取締役会規則及び職務権限規程に基づき、法令及び定款に定められた事項のほか、当社の経営に関する事項や重要な業務執行に関する事項などを決議しております。また、月次決算報告やコンプライアンス委員会からの報告を受け、事業計画の進捗状況やリスク管理の状況について、検討を行っております。・その他の事項イ.取締役及び監査役の責任免除 当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役及び監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。ロ.剰余金の配当等の決定機関 剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としており、その決定機関は、期末配当につきましては株主総会であり、中間配当につきましては取締役会であります。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
役員の報酬等1,680
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項イ.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針 当社は、2021年2月15日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。 取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次の通りであります。1.基本方針 ケー・エフ・シーグループが持続的な成長を図っていくために、業績拡大及び企業価値向上に対する報奨として有効に機能することを目指す。2.基本報酬及び業績連動報酬等に関する方針 固定報酬である「基本報酬」及び業績連動報酬である「賞与」で構成する。(1) 基本報酬 同業他社及び同規模の企業と比較の上、業績に見合った水準とし、責任及び役割に応じて決定し、毎月金銭にて支給する。(2) 賞与 連結営業利益を指標とし、この利益の額に所定の係数を乗じた額を基礎とし、経営の意思決定と管理監督を担う役付取締役及び社外取締役については、ケー・エフ・シーグループの業績等に対する貢献度に基づき各事業年度末に金銭にて支給し、所属セグメントや部門からケー・エフ・シーグループの業績等への貢献を担う取締役(役付取締役及び社外取締役を除く)については、各取締役が所属するセグメントや部門におけるケー・エフ・シーグループの業績等に対する貢献度に基づき、毎年6月と12月に金銭にて支給する。3.報酬等の決定に関する事項 取締役会は、取締役の報酬等について、代表取締役に再一任する。代表取締役は、取締役会から一任された範囲内で基本報酬及び賞与を決定する権限を有する。報酬の決定に際しては、同業他社及び同規模の企業との比較や各取締役のケー・エフ・シーグループの業績等への貢献度の評価を行い、役付取締役と協議の上、決定を行う。なお、取締役の報酬等については、株主総会により決議された範囲内とする。ロ.役員の報酬等に関する株主総会の決議年月日及び内容 取締役の金銭報酬の額は、1996年3月28日開催の第31回定時株主総会において年額4億50百万円以内と決議しております(使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まない)。当該株主総会終結時点の取締役の員数は、18名であります。 監査役の金銭報酬の額は、1996年3月28日開催の第31回定時株主総会において年額45百万円以内と決議しております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は、3名であります。ハ.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定権限 取締役会は、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針に基づき、代表取締役社長 田村知幸に対し各取締役の基本報酬の額及び業績等への貢献度を踏まえた賞与の評価の決定を委任しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ各取締役の業績等への貢献度について評価を行うには代表取締役社長が適任と判断したためであります。なお、委任された内容の決定にあたっては、役付取締役と協議の上、決定しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。ニ.業績連動報酬に関する事項 業績連動報酬にかかる業績指標は連結営業利益であり、その目標は14億50百万円であり、実績は10億80百万円であります。当該指標を選択した理由は、当社グループの業績等に対する貢献度を客観的に示すものであることから、当該指標を選択しております。 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く)164,726138,69626,030-5監査役(社外監査役を除く)9,7507,8001,950-2社外役員19,90018,3001,600-5
従業員の状況1,127
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)ファスナー107土木資材42建設107 報告セグメント計256全社(共通)82合計338(注)1.従業員数は就業人員数を記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数平均年齢平均勤続年数平均年間給与平均年間給与の対前事業年度増減率315人42.4才14年6ヶ月6,403,066円△3.6% セグメントの名称従業員数(人)ファスナー107土木資材42建設84 報告セグメント計233全社(共通)82合計315(注)1.従業員数は就業人員数を記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 ③ 労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異ア 提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)3.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者-90.068.275.751.8労働者の男女の賃金の額の差異がある理由は、正規雇用者については、女性の管理職比率が低いためであり、パート・有期労働者については、給与水準が高い施工管理職の男性が多いためであります。(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。イ 連結子会社 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況385
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容(注)1議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) アールシーアイ株式会社(注)2大阪市北区(千円)74,000建設事業100工事外注、建設工事の設計・施工なお、当社所有の建物を賃貸しており、役員の兼任があります。(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当しております。3.上記子会社は、有価証券届出書又は、有価証券報告書を提出しておりません。4.上記子会社は、連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高 4,062,194千円(2) 経常利益 412,386千円(3) 当期純利益 264,567千円(4) 純資産額 2,098,127千円(5) 総資産額 3,381,761千円
配当政策441
3【配当政策】 当社は、利益配分につきましては経営の最重要課題の一つと考え、安定的な配当を継続することを基本原則とするとともに、経済情勢、業界の動向、当社の業績に対応した配当を行っていく方針であります。 これらの剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としており、その決定機関は、期末配当につきましては株主総会であり、中間配当につきましては取締役会であります。 当期の配当につきましては、1株当たり65円の配当を実施することを予定しております。 なお、内部留保金につきましては、経営体質の一層の充実並びに将来の事業拡大のための設備投資や技術力強化等に有効活用する方針であります。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月19日定時株主総会決議(予定)478,36965
研究開発活動5,683
6【研究開発活動】当社グループの研究開発は技術部を中心に行っておりますが、各事業部門、管理部門、子会社からの情報を基に各部門の担当者も研究開発活動に参加し、協力してスピーディに技術開発・改良を行い、お客様のニーズ並びに社会的ニーズに応えることをモットーとしております。現在の研究開発は、ファスナー事業、土木資材事業、建設事業の3事業分野における新製品開発のみならず、新規分野も含め、材料と施工は常に一体であるとの基本理念の下で、効率的な施工方法の研究、関連する施工機器開発、点検診断機器開発にまで及んでおります。建設投資の軸足が新設からメンテナンスへと移行しつつある現実を踏まえ、当社グループは保有技術をベースにして、将来の核となるべき新技術・新工法の開発や知的財産の有効活用等も視野に入れ、全社を挙げた総合的な取り組みを行っております。特に、技術革新の必要性がより高まっている現状に対しては、従来から推進してまいりましたオープンイノベーションの活用が極めて重要との認識の下、優れた技術を保有する異業種企業、大学、研究機関、発注機関との技術交流・関係強化を図りつつ、製品、施工技術、点検及びモニタリング技術と建設分野のDX推進に役立つデジタル技術を組み合わせた技術開発を推進しております。なお、当連結会計年度末におけるグループ全体の研究開発費は、119,690千円であります。当連結会計年度末における主要な研究開発課題、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。 (1)ファスナー事業あと施工アンカーは、当社の基盤となる重要技術であり、アンカー単体はもとより、付属する部材や関連機材についても保有技術を応用した研究開発を行っております。その中でもコンクリート構造物せん断補強『RMA』に注力し「適用範囲を拡大し、かつ施工性や有効率を高めた」建設技術審査証明の更新取得を目指し、研究開発を継続しております。これまでに積み重ねてきた建設技術審査証明範囲の拡大によって着実に適用市場が広がり、競争力の高さも相まって、引き続き業績に貢献しております。公益社団法人日本水道協会(JWWA)が定めた新規格に適合した上水道施設向けのせん断補強用『RMA-AFカプセル』を幅広く営業展開しております。本カプセルは水質への配慮が必要な上水道施設や水門・堰などの河川構造物、ダム洪水吐部の柱・堰、農水事業関連施設等の耐震化に今後も需要が見込め徐々に採用されております。電気通信設備工事共通仕様書が昨年改訂され、金属拡張アンカーの設計指針も変わりました。新しい設計指針に対応すべく3D金属拡張アンカーを開発・上市に至っており、量産・在庫も進めております。開発商品は、電気通信設備の設置に使用するアンカーとして必要な「スリーブ打込み式」、「3Da」、「二重落下防止対策」の機能を兼ね備えており、拡販が期待できる商品となっております。また、付属のストッパードリルや、専用機械式打込み棒などの周辺資材の開発も進めており、販売・施工の両面からお客様に選ばれる商品化を目指してまいります。道路・鉄道トンネルの維持管理において、市場から求められている各種の安全対策(緩み止め機能、フェイルセーフ機能等)製品の開発・改良及び施工性・確実性・長期耐久性に着目した研究開発とともに、アンカー点検診断機器開発や施工上のミスを未然に防ぐプリベンション機能付き製品の研究開発を継続しております。アンカー点検診断機器開発においては、開発した機器による点検診断業務を鉄道事業者から継続して受注することができました。建設業界以外のお客様からも様々なお問い合わせをいただいており、ご要望にお応えするべく改良改善を進めてまいります。高速道路の照明器具更新工事では、ポール照明など高位置に設置されている照明器具を、低位置・道路側面の高欄上部に移設することが標準になりつつあります。こうした背景から低位置照明器具設置用の金属アンカーの開発を行っております。こちらは2027年3月期中の開発完了・上市を目標としております。コンクリート構造物の小片はく落対策製品『ガイナメッシュ』の固定用アンカーとして『ホーク・ウェッジアンカーZ』を2025年3月期に開発終了し、鉄道高架橋のはく落対策などにご使用頂いております。また、アンカー定着強度の高い『ホーク・ガイナフィックス』の樹脂併用型あと注入タイプも開発・改良中であります。ガイナメッシュは道路、鉄道など様々なコンクリート構造物に使用できるため、定着するアンカーについても様々な基準・規格に合致する製品の開発を進めております。今後もあと施工アンカーに対する市場の声をいち早く製品に反映することに傾注し、順次新製品を上市してまいります。(ファスナー事業研究開発費 32,651千円) (2)土木資材事業山岳トンネル新設工事におけるロックボルト、補助工法、防水シートの改良開発をプロジェクトごとの対応を軸に継続しております。これらは、施工現場のニーズに即応し、売上に直結した研究開発活動となります。ロックボルト、補助工法の施工は、山岳トンネル新設工事において掘削面である切羽に近い場所での作業となり、危険性が高く、作業員の高齢化や人材不足などの理由により、作業の自動化や省力化が求められております。2026年3月期は、『RPE自動化』について大まかな開発を完了させ、現地試験施工を実施し、一部改良が必要なものの良好な評価をいただくに至りました。売上等に直結する開発は少なかったものの、来たる自動化の流れを見据え、各工法の部品・部材の自動化対応への改良や、自動化における施工効率の向上を見据えた工法の簡素化や材料の軽量化・改良などに加え、未開発部分の立案と実証に注力して取り組んでおります。また、自動化の普及にも注力し、特にICT化技術である『モルサポ』・『SMERTチェッカー』などは採用に向けた活動に加え採用現場での指導を行い、お客様に「使い慣れていただく」といった活動を徹底することで、今後のリピート向上など長期的な戦略を持った活動を推進いたしました。また、指導を通して「現場の声」に対応し、頂いたご意見を精査したうえで必要な改良を行い、お客様に選ばれる製品として新たに導入されております。このようなお客様対応を中心とした改良中心の開発を進めたことで、既存製品での売上維持・向上に貢献いたしました。トンネル防水シートでは、2023年3月期に上市しました『インテロック』が2つ目の現場で採用され、施工が開始されたため引き続き売上に貢献しております。また、『インテロック』の技術を応用した新たな製品開発を行い、新しい考え方のトンネル構築に向けた技術に採用して、インフラの安全性向上・長寿命化に寄与する取り組みを進め、2027年3月期には実証実験の実施が決定しております。さらに今後も大型プロジェクトへの採用に向けて検証と改良を進めてまいります。トンネル構築のトータルプランナーとなるべき取り組みとして、これまで取り扱いの無かった分野への参入を視野に、教育研究機関、元請け事業者とともに、トンネル覆工コンクリートの品質向上によるインフラの長寿命化に貢献する新しい技術の開発も進めており、数年以内の商業化を目指して開発に邁進しております。重金属処理に関する分野については、すでに上市しました『パデムシート』は営業活動、スペックイン活動により、3件の現場で採用していただきました。また、新たな取り組みとして火山灰に含まれる有害物質の流出防止について研究機関、自治体と共同で実地試験を開始するなど、適用範囲の拡大に向けた活動を開始しております。『微生物による重金属処理』技術を応用し、廃PV(使用済み太陽光パネル)処理への適用、レアメタルの抽出など適用範囲の拡大に向けた研究を芝浦工業大学と共同で進め、新技術として新聞発表を行いました。引き続き基礎研究を行いながら将来的な商業化を視野に取り組んでまいります。また、斜面の防災・補強をターゲットとした研究開発では、『IBO-Zロックボルト』を使用した自穿孔ボルトによる本設仕様の施工システムで小型の施工機械により狭隘な箇所でも施工できる工法『ホーク・ネイリング』は、2024年12月にNETIS登録が完了し、公的機関や関連する企業への広報活動やコンサルタント等へのスペックイン活動も積極的に進めております。今後も、各種の新設・補修補強プロジェクトにおいて求められる技術開発、既製品の改良に加え、新規事業分野の有望技術の研究開発に取り組んでまいります。(土木資材事業研究開発費 56,069千円) (3)建設事業トンネル内装工、耐火工、背面空洞充填工、コンクリート補修・補強工法等に適用する材料・工法・機器の改良開発、トンネル工事における安全対策製品の開発のほか、点検診断の省力化につながるシステムや、省人化対策として補修・補強工事の機械化・自動化技術の研究開発を継続しております。フレキシブルPV(太陽電池)『Haru-PV』は、接着材及び粘着材で貼付したHaru-PVの動風圧試験を実施し、剥がれが生じないことを確認いたしました。また、台風被害が多い地域である南西諸島・徳之島に接着・粘着タイプを設置し、実際の台風に対する耐久性を検証する暴露試験を実施しております。施工性を向上させた粘着タイプは、大阪市からフィールドの提供を受け、淀川左岸線(2期)大淀入路区間の道路壁面に設置し、道路近傍環境下における粘着力の検証試験を実施いたしました。2026年3月期は材料販売実績が3件となり、スペックイン活動も進展しております。基板の突起部に高性能反射材を貼付した『ガイナ視線誘導ライン反射材』は、基板の耐候性を向上させる改良を行い、長寿命化に成功いたしました。また、実現場における試験施工も実施いたしました。2027年3月期には2現場での採用が決定しております。トンネル壁面の凹凸形状にもフレキシブルに設置でき、はく落防止性能及び漏水防止性能を向上させた『ガイナメッシュD』の開発が完了いたしました。実現場での試験施工を3件実施し、良好な評価を得ております。また、漏水防止性能に特化した「漏水対策シート」を製品化し、はく落防止性能と漏水防止性能を用途に応じて使い分けることで、お客様の要望に寄り添った価値を提供いたします。JR東日本の新幹線大規模改修工事に向けて開発を進めているトンネル覆工コンクリートの目地部におけるはく落対策製品『ガイナメッシュBT』は、JR東日本管内のトンネルでの試験施工を完了し、補修材料として十分な性能が確保されていることを確認いたしました。コンクリート構造物だけでなく鋼構造物にも適用可能な高目付繊維補強工法として上市した『SHシートボード工法』は、漏水が多い場合に従来の繊維補強シートでは施工後に再漏水が発生してシートに浮きが生じるトラブルを回避できる工法として、高速道路トンネルにおいて2区間の試験施工を実施いたしました。また、スペックイン及び材料販売ともに順調に進んでおります。株式会社熊谷組、日進機工株式会社との3社共同で、繊維補強シート工法の機械化に関する開発を進めております。覆工コンクリート表面を削るウォータージェット工の機械化や、ロボットアームによるプライマー塗布工の機械化について、当社模擬トンネルで試験を重ねた後、実現場での試験施工を実施いたしました。試験施工により抽出された課題につきましては、引き続き改善を進めてまいります。今後も省人化対策を推進するとともに、高い施工品質を提供できる技術開発に取り組んでまいります。また、トンネル以外の道路付帯施設、橋梁等の補修補強工事、点検診断維持管理技術、解析技術に総合的に取り組む事業体制をさらに強化するための研究開発のほか、橋梁下部工の補修補強、維持管理技術等の新規分野においても、研究開発・保有技術の応用展開を継続しております。既設構造物の耐震補強や構造物の支持力対策などに適用可能な小口径鋼管杭『STマイクロパイル工法』は、国立研究開発法人土木研究所と当社を含む民間企業との共同研究により開発された工法であります。本工法は、既設構造物の補強を主な対象として開発されたものですが、狭隘地、難掘削地盤、空頭制限など、従来工法では施工が困難となる各種制約条件に対して高い適応性を発揮する工法であります。その特長を活かし、既設構造物の補強のみならず、新設構造物基礎から斜面補強に至るまで適用範囲を拡大しており、累計施工延長は9万mを上回るなど、施工実績も着実に増加しております。また、さらなる普及と信頼性の向上を図るため、最新の技術動向に対応した建設技術審査証明の取得に向けて、載荷試験をはじめとする各種実験を精力的に進めております。あわせて、得られた実験結果を踏まえながら、評価検討を進めております。さらに、工法としての信頼性を一層高める取り組みとして、ICTを活用した『支持層地盤探査システム』の研究開発を進めております。現在、現場での実測データの蓄積を継続するとともに、実施工においてより使いやすいシステムとなるよう、機能面及び運用面での改良を進めております。今後は、これらの成果を踏まえ、建設DXへの展開も視野に入れた取り組みを進めてまいります。新工法開発、工法改良、各種安全対策ソリューション等の成果が、トンネル補修補強工事の元請け受注や他社への技術提供につながることから、今後も施工品質向上と長寿命化をキーワードに研究開発に取り組むとともに、長期的なインフラ維持管理に欠かせないIoT技術とその活用に必要なAIの適用研究にオープンイノベーションを通じて取り組み、建設分野のDX推進に貢献してまいります。(建設事業研究開発費 30,969千円)
主要な設備の状況1,069
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社(2026年3月31日現在) 事業所名(所在地)セグメントの名称(注1)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)リース資産合計営業設備本店(大阪市北区)A・B・C統括業務施設及び営業設備559,026159,17825,4132,887,332(1,356.07)2,8053,633,756109東京本社(東京都港区)A・B・C統括業務施設及び営業設備645108,2643,602--112,51296名古屋ファスナー部(名古屋市東区)A・B・C営業設備1,241-4,125--5,36728その他A・B・C営業設備8,255-5,660-3,04016,95656その他の設備大阪流通センター(大阪府富田林市)A・B・C物流倉庫47,2624,7048,047323,310(4,459.45)1,968385,2927関東流通センター(埼玉県加須市)A・B・C物流倉庫158,4102,628585453,126(11,705.88)5,752620,50310技術研究所(大阪府富田林市)A・B・C技術研究施設4,4640---4,4642技術研究所(埼玉県加須市)A・B・C技術研究施設45,16018,6605,102--68,9227合計--824,464293,43752,5363,663,769(17,521.40)13,5674,847,775315 (2)国内子会社(2026年3月31日現在) 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称(注1)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)リース資産合計アールシーアイ株式会社大阪本店(大阪市北区)C営業設備--886--88613東京本社(東京都港区)C営業設備--1,839--1,83910合計----2,726--2,72623 (注)1.セグメントの名称につきましては、以下の記号により区分しております。A ファスナー事業B 土木資材事業C 建設事業2.提出会社の建物には、貸与中の建物10,637千円を含んでおり一般取引先に貸与されております。3.当社グループでは、建物の一部を賃借しております。賃借料は180,793千円であります。4.帳簿価額は、減損損失計上後の金額を記載しております。5.現在休止中の主要な設備はありません。
監査の状況2,429
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況イ.監査役監査の組織・人員 当社の監査役監査の組織は、常勤監査役1名、社外監査役2名の体制で、社外監査役には有識者を招聘し、コンプライアンスに則した業務監査の強化を図るとともに、各事業所の内部統制システムの整備・運用状況及び法令遵守状況を中心に監視・監督を行い、企業不祥事の未然防止を図ると同時に、会計監査人との連携を密にして、必要に応じ意見交換を行い監査効率の向上に努めております。 なお、社外監査役の渡部靖彦は、公認会計士資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。ロ.監査役会の活動状況 監査役会は、原則月に1回開催される取締役会の開催に先立ち開催され、当事業年度は合計13回開催し、1回当たりの所要時間は約30分であります。各監査役の監査役会への出席状況は、次のとおりであります。役職名氏名開催回数出席回数備考常勤監査役山口 義弘332025年6月20日 退任常勤監査役堀口 康郎10102025年6月20日 就任社外監査役五島 洋1312-社外監査役渡部 靖彦1313-(注)開催回数は、各監査役の在任期間中の監査役会の開催回数を記載しております。 ハ.監査役の主な活動及び検討内容1)業務監査に係る監査活動及び検討内容・取締役会やコンプライアンス委員会・経営会議・予算編成会議等の重要会議に出席し、執行状況について確認し、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。・内部統制システムの整備及び運用状況等について、内部監査部門より定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見を表明いたしました。・代表取締役については年に2回、取締役及び執行役員等には年に1回の面談を通して意思疎通及び情報の交換を図り、監査項目についての情報収集と意見交換を実施いたしました。・重点項目を定めて、監査上の重要な事項等について検討及び審議いたしました。(重点監査6項目)A)取締役会等の意思決定状況B)内部統制システムの構築・運用C)企業情報開示体制D)事業報告等、計算書類並びに連結計算書類等の妥当性E)会計監査人の評価・選定F)会計監査人のKAM(監査上の主要な検討事項)の妥当性・実地棚卸に立ち合い、棚卸立会が適切に実施されていることを確認いたしました。2)会計監査に係る監査活動及び検討内容・会計監査人の年次会計監査計画を事前に確認し、監査報酬等への同意の可否について審議いたしました。・中間期・年度末決算に対する会計監査人の監査意見等を聴取及び検討いたしました。・各四半期決算に対する会計監査人の提言事項等を聴取及び検討いたしました。・会計監査人の評価を実施し必要な改善を要請するとともに、会計監査人の選解任について方針を決議いたしました。② 内部監査の状況 当社の内部監査組織は、社内監査を行う社長直轄の内部監査室に専従者5名を配置し、部門別業務監査を実施し、改善の必要がある部門に対して指導を行っております。部門別業務監査の結果、重要事項が発見された場合には、監査役及び会計監査人と情報の共有を行い、連携し改善を図っております。 内部監査室は、監査役会に出席し、直接監査役に内部監査の状況の報告を行っております。また、コンプライアンス委員会にも出席しており、社外取締役にコンプライアンスの状況の報告及び情報の共有を行っております。 内部監査室が取締役会に直接報告する仕組みはありませんが、コンプライアンス委員会を通じて、取締役会にコンプライアンスの状況の報告及び情報の共有を行っております。 ③ 会計監査の状況イ.監査法人の名称及び業務を執行した公認会計士 会計監査につきましては、太陽有限責任監査法人が実施しており、業務執行社員は、大好慧氏、吉永竜也氏の2名であり、監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士6名、その他10名であります。ロ.継続監査期間 1991年以降、監査を行っております。ハ.監査法人の選定方針と理由 監査法人につきましては、日本監査役協会が公表した「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を基準に選定しております。ニ.監査役及び監査役会による監査法人の評価 監査役による監査法人の評価につきましては、日本監査役協会が公表した「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を基準に評価を行っております。その基準に基づき、監査法人との定期的な意見交換や監査実施状況等を通じて、独立性や専門性の有無について確認を行っており、独立性・専門性共に問題は無いものと評価しております。④ 監査報酬の内容等イ.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社25,000-27,000-連結子会社----計25,000-27,000- ロ.監査公認会計士等と同一のネットワーク(太陽グラントソントン)に属する組織に対する報酬(イ.を除く) 該当事項はありません。ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。ニ.監査報酬の決定方針 当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査日数、業務の特性等を勘案して監査人と協議のうえ決定いたしております。ホ.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、監査項目別監査時間及び監査報酬の推移並びに過年度の監査計画と実績の状況を確認し、当事業年度における監査時間及び報酬額の妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況3,229
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社が純投資目的で保有する株式は、もっぱら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的として保有する株式であります。 当社が純投資目的以外の目的で保有する株式は、株式を保有することで当社の経営戦略(収益力の向上、技術・開発力の強化、働き方改革、経営基盤の再構築)におけるシナジーの創出や中長期的な取引先との関係強化による事業遂行上のメリットなどを総合的に勘案し、株式を保有することにより、当社及び取引先の企業価値の向上に資する株式を保有する方針としております。② 保有区分が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法及び個別銘柄の保有適否に関する取締役会等における検証の内容 純投資目的以外の目的である投資株式の保有の適否については、毎年、取締役会において個別銘柄ごとに保有方針に沿っているかどうか、保有に伴うリターンとリスクが資本コストに見合うかどうかを基準に株式の保有の適否を検証しております。当事業年度末日基準における検証の結果につきましては、「ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報」に記載しております。なお、事業環境の変化に応じ、保有する意義が認められないと判断した場合には保有株式を縮減するなど適宜見直しを図ってまいります。ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式215,156非上場株式以外の株式132,771,079 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式1329,415当社グループにおける、より一層の連携の強化のため株式数が増加しております。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式1401,556 ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)那須電機鉄工株式会社67,70046,700(保有目的)収益力の向上(保有効果)主として、建設事業で継続的な取引があり、収益力の向上に努めております。(注)1(株式数が増加した理由)当社グループにおける、より一層の連携の強化のため株式数が増加しております。有1,221,985622,511 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)象印マホービン株式会社219,000219,000(保有目的)経営基盤の再構築(保有効果)財務戦略上保有し、その保有効果を認めており、地元地域の発展を目指し、対話等を行ってまいります。(注)1有364,854327,624積水樹脂株式会社128,000128,000(保有目的)収益力の向上、技術・開発 力の強化、経営基盤の再構築(業務提携等の概要)製品・工法等の技 術開発や商品の販売や調達面において、 協力を行う(保有効果)当社グループ全般で継続的 な取引があり、資本業務提携による株式 相互持ち合いを行うことで、収益力の向 上や技術・開発力の強化に努めております。(注)1有271,360244,992名工建設株式会社125,500125,500(保有目的)収益力の向上、技術・開発力の強化(保有効果)主として、ファスナー事業で継続的な取引があり、収益力の向上や技術・開発力の強化に努めております。(注)1有217,617162,648株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ66,20066,200(保有目的)働き方改革、経営基盤の再構築(保有効果)主要取引金融機関として、財務基盤の強化に寄与し、定期的な対話を行っております。(注)1有(注)2172,120133,128日本基礎技術株式会社154,000154,000(保有目的)収益力の向上、技術・開発力の強化(保有効果)主として、建設事業で継続的な取引があり、収益力の向上や技術・開発力の強化に努めております。(注)1有104,104101,332SECカーボン株式会社34,50034,500(保有目的)収益力の向上、技術・開発力の強化(保有効果)収益力の向上や技術・開発力の強化に向けた取引関係の維持に一定の効果は認められます。(注)1有90,56271,863 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)株式会社滋賀銀行8,4008,400(保有目的)経営基盤の再構築(保有効果)主要取引金融機関として、財務基盤の強化に寄与し、定期的な対話を行っております。(注)1有78,24644,184日本乾溜工業株式会社76,00076,000(保有目的)収益力の向上(保有効果)主として、土木資材事業及び建設事業で継続的な取引があり、収益力の向上に努めております。(注)1有73,56874,936株式会社ノザワ56,50056,500(保有目的)収益力の向上(保有効果)主として、ファスナー事業で継続的な取引があり、収益力の向上一定の効果は認められます。(注)1有69,38247,742株式会社南都銀行8,9008,900(保有目的)経営基盤の再構築(保有効果)主要取引金融機関として、財務基盤の強化に寄与し、定期的な対話を行っております。(注)1有62,70035,155株式会社池田泉州ホールディングス34,04034,040(保有目的)経営基盤の再構築(保有効果)主要取引金融機関として、財務基盤の強化に寄与し、定期的な対話を行っております。(注)1有(注)229,24014,807株式会社イトーヨーギョー13,00013,000(保有目的)収益力の向上、技術・開発力の強化(保有効果)収益力の向上や技術・開発力の強化に向けた定期的な対話等を行っております。(注)1有15,3408,125デンカ株式会社-133,000前事業年度において引き続き縮減の方針としており、当事業年度において売却いたしました。無-284,287(注)1.定量的な保有効果の記載が困難であり、2026年6月12日開催の取締役会において個別銘柄ごとにリターンとリスク及び保有方針を検証し、当事業年度末日基準において、保有する意義があるものと判断しております。2.保有先企業は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式--160,320 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式1,76250,883- ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
沿革1,453
2【沿革】年月事項1965年3月建設用ファスナー類、建設用鋲打銃及び建設用コンクリートアンカーの販売・施工を目的として東京都江戸川区に株式会社チューガイを設立同時に大阪、東京、横浜、名古屋、北九州営業所を設置1965年7月本社を大阪市北区に移転1965年8月東京営業所を東京支店に昇格1965年10月商号を建設ファスナー株式会社に変更1966年4月静岡県静岡市に静岡営業所を設置1968年5月岡山県岡山市に岡山営業所を設置1968年6月建設業法により建設大臣登録(ワ)第5009号の登録完了1970年3月大阪市北区に本社及び営業社屋を新築移転1970年8月大阪市北区にレジン化学工業株式会社(現アールシーアイ株式会社・連結子会社)を設立1972年1月広島市に広島営業所を設置1974年12月建設業法の改正にともない建設大臣許可(般-49)第5750号を取得(以後3年ごとに許可更新)1975年3月福岡市博多区に福岡営業所を設置1983年10月大阪府豊中市の株式会社ユナイテッド(カーボフォル・ジャパン株式会社・旧連結子会社)の株式取得1986年1月商号を株式会社ケー・エフ・シーに変更1989年5月大阪府富田林市に資材部(現購買部)大阪流通センターを設置1992年3月埼玉県川口市に資材部(現購買部)東京流通センターを設置1993年8月東京都港区に東京本社を設置し、大阪本社を大阪本店に改称1994年1月大阪営業所を大阪支店に昇格1994年6月大阪府富田林市の大阪流通センター内に技術研究所を設置1995年12月建設業法の改正にともない建設大臣許可(般-7)第5750号を取得(以後5年ごとに許可更新)1996年6月東京本社を一級建築士事務所登録1996年7月仙台市青葉区に東北営業所を設置1996年8月建設大臣許可(特-8)第5750号を取得(以後5年ごとに許可更新)1997年12月大阪証券取引所市場第二部に上場大阪市北区に本店社屋を新築1998年3月東京流通センターを関東流通センターに名称変更し、埼玉県加須市へ新築移転、併せて技術研究所を設置2001年5月東京支店においてISO 9001:2015の認証取得2004年12月大阪本店総務部及び購買部においてISO 9001:2015の認証取得2005年9月株式会社アール・シー・アイと積樹道路株式会社が合併し、アールシーアイ・セキジュ株式会社(現アールシーアイ株式会社)発足2007年2月カーボフォル・ジャパン株式会社を吸収合併2010年2月アールシーアイ・セキジュ株式会社(現アールシーアイ株式会社)を100%子会社化2012年9月中国河北省唐山市に当社の50%出資による唐山日翔建材科技有限公司(非連結子会社)を設立2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第二部は、東京証券取引所市場第二部に統合2015年3月設立50周年2019年2月大阪本店を一級建築士事務所登録2020年12月建設事業部において建設業労働災害防止協会の「COHSMS」の認証取得2021年3月唐山日翔建材科技有限公司の22.2%を追加取得2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行2023年12月ファスナー事業部及び土木資材事業部において建設業労働災害防止協会の「COHSMS」の認証取得2025年8月大阪本店及び東京本社においてISO 14001:2015の認証取得

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2027年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)決算短信 · 13:30
PDF
2027年3月期第2四半期(中間期)業績予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 13:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(金属製品・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100YGNK
確認書確認書 · S100YDMF
内部統制報告書-第62期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YDMA
有価証券報告書-第62期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YDJU
訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書)大量保有報告書 · S100XH8W
臨時報告書臨時報告書 · S100XGFK
大量保有報告書大量保有報告書 · S100X9D0
確認書確認書 · S100X2WH
半期報告書-第62期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X2WA
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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