L
株式会社LOIVE
EDINET CODE E40546
114億円売上高(FY2026)
17.2%ROE
25.6%自己資本比率
54財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は114億円(前年比+34.5%)。営業利益は7億円(営業利益率6.3%)、当期純利益は3億円。総資産92億円に対し自己資本比率は25.6%、ROEは17.2%。サービス業の中央値(ROE 10.9%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは8億円の創出、現金及び現金同等物は12億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)543円2026-09-04
PER20.1倍
PBR2.99倍
配当利回り—
時価総額(概算)70億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高114億円+34.5%
営業利益7億円-28.1%
当期純利益3億円-31.4%
総資産92億円
純資産23億円
営業利益率6.3%
ROE17.2%
自己資本比率25.6%
EPS27円
BPS181.9円
1株配当—
配当性向—
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE17.2%中央値 10.9%
営業利益率6.3%中央値 6.7%
自己資本比率25.6%中央値 51.9%
健全性スコア54.0点中央値 62.0点
帯はサービス業(192社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 114億円 | 7億円 | 6億円 | 3億円 | 92億円 | 23億円 | 27 | 17.2% | 25.6% |
| FY2025 | 85億円 | 10億円 | 9億円 | 5億円 | 79億円 | 16億円 | 40.6 | 36.1% | 20.7% |
| FY2024 | 62億円 | 7億円 | 7億円 | 4億円 | 53億円 | 11億円 | 30 | 43.8% | 21.5% |
| FY2023 | 48億円 | — | 4億円 | 93百万円 | 41億円 | 5億円 | 8.4 | 26.8% | 12.8% |
| FY2022 | 42億円 | — | -1億円 | -2億円 | 38億円 | 2億円 | -51.3 | -102.1% | 4.5% |
| FY2021 | 33億円 | — | -2億円 | -3億円 | 44億円 | 2億円 | -86.4 | -128.6% | 5.3% |
営業CF8億円
投資CF-18億円
財務CF5億円
現金及び現金同等物12億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 前川 彩香 | 34.7% |
| 2 | 株式会社Ayaka | 24.9% |
| 3 | 株式会社アカツキ | 6.8% |
| 4 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.2% |
| 5 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 4.8% |
| 6 | 株式会社LAVA International | 3.3% |
| 7 | XTech2号投資事業有限責任組合 | 3.1% |
| 8 | 佐藤 俊介 | 1.6% |
| 9 | ロッテベンチャーズ・ジャパン投資事業有限責任組合 | 1.5% |
| 10 | 鷲見 貴彦 | 1.0% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 53億円 | 45百万円 | -13百万円 | -17百万円 | 0.9% | 22.9% | -1.4 |
| FY2025中間 | 40億円 | 5億円 | 5億円 | 4億円 | 13.4% | 24.3% | 29.5 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢27.2歳
平均年間給与378万円
平均勤続年数2.4年
管理職に占める女性比率98.3%
男女の賃金の差異(全労働者)52%
男女の賃金の差異(正規雇用)63.6%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 41百万円 | 4 | 10百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容4,986字
3 【事業の内容】当社は心と身体の健康を豊かにする、ウェルネス産業において事業を展開しております。ウェルネス産業の一領域であるフィットネス市場において「人生を、愛そう。」を合言葉に、女性向けのブティックスタジオ(特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態)の運営を主たる事業としております。女性たちがもっと自分を好きになり、自分らしく生きられる場を提供したいという思いから、社員の女性割合は99%、さらにインストラクターを主に正社員で雇用しています。スタジオでは、当社のパーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感したエンゲージメントの高いインストラクターが、約8.3万人(2026年3月時点)の月額契約会員に対してココロが動くエクササイズを通して、女性たちの人生に寄り添う体験価値と、女性の美と健康をサポートする機能価値を提供しております。なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであることから、セグメント情報は記載していないため、ブランド別に記載しております。 (1) ブティックスタジオ事業の概要 ① ブティックスタジオ事業の内容ブティックスタジオとは、特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態を指します。日本のフィットネス市場は、1960年代にスイミングや体操のスクールがスタートしたことを皮切りに、1980年代に「総合型スポーツクラブ型」が展開されました。月額会費を払うことでジムやプール等の設備を自由に使うことができる、というのが特徴です。その後、2000年代にインターネットの普及やフィットネスに対する嗜好性やニーズが多様化するにつれてフィットネス市場も多角化が進み、新たに「ブティックスタジオ型」が生まれました。それ以降、ブティックスタジオ型を中心に新規参入が活性化し、フィットネス人口は拡大基調にあります。当社はブティックスタジオ型の中でも「グループレッスン形式」の店舗を展開しております。グループレッスン形式においては、会員に月に一定回数のレッスンを受講できる月額会費制のプランを提供しております。レッスンは1コマ45分から60分で設定されており、内容は強度やコンテンツの異なる多様なレッスンで構成され、会員は自身で希望する時間・レッスンを選択し、受講できます。 ② ブティックスタジオ事業の特徴当社は「小規模×グループレッスン形式」の店舗を展開しておりますが、そのビジネスモデルは以下の特徴を有しており、高収益を実現しております。 ・小規模投資で早期回収 ブティックスタジオ型は、総合スポーツクラブ型に比べて、少額の初期投資で高い投資効率を実現し、小規模故に固定費(人件費・賃借料・水道光熱費等)が低いことで損益分岐点は低く、効率的な運営を実現しております。また、他ブランドへのリニューアルが容易で撤退コストが低い故に出店ハードルが低いこと、小商圏での出店も対応でき、スピーディに出店を実現しております。 ・グループレッスンの効率的な運営 グループレッスンは、1つのスタジオにおいて1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時提供する形態をとっております。そのため1人のインストラクターが1人の会員に提供するパーソナルサービスと比べて、売上高に対する人件費率を抑えられる特徴があります。また、当社の店舗は、1店舗あたり65~80坪程度と比較的小規模となっております。メインとなるレッスンスタジオに更衣室・パウダールームを併設し、必要最小限にスペースを活用することで店舗運営の効率性を向上しております。 当社は、このようなビジネスモデルを直営形態で展開しております。ブティックスタジオ事業は、月額会費制によるサブスクリプション型の収益構造を有しており、売上高は1店舗あたり会員数×会員単価×店舗数により算出され、コストは主に店舗の賃借料とインストラクターの人件費等で、主に固定費で構成されます。それ故、開店から軌道に乗り会員数が増加するにつれて、高い収益性を実現できます。 (2) ブランド展開当社のブティックスタジオ事業においては、お客さま一人ひとりが自身の嗜好に合ったスタジオやレッスンを選ぶことができるように、複数のブランドを展開し、以下の特徴を有しております。 ① 顧客層・ニーズ・トレンドへの多面的な対応当社の事業は、F1層・F2層・F3層(※)の女性向けに特化したサービスを提供しております。女性のフィットネスに対するニーズや嗜好は、仕事とプライベートの充実のため比較的アクティブなフィットネスを求めるレイヤーから、子育てとの両立、介護との両立、年齢を重ねてシニアになるまで、ライフタイムにより変化が生じます。このようなライフタイムによる変化に加えて、女性の嗜好も多様化しているため、女性目線できめ細かく対応すべく多彩なブランドを展開することで、幅広い女性のニーズに応えることができます。 <用語解説>※ F1層・F2層・F3層とは、マーケティングにおけるターゲット区分の略語であります。一般的には F1層は20~34歳の女性、F2層は35~49歳の女性、F3層は50歳以上の女性を指します。 ② 複数ブランドを創出・再現する仕組み複数ブランドを展開するにあたり、創業以来社内で培ってきたユーザー視点でのブランド開発・育成・事業化の体系化と、それを自社で内製化し運用する組織・機能を強化していくことが、ブランド創出精度の向上を可能にしております。海外トレンドをいち早くキャッチし、国内のニーズに合わせカスタマイズをして導入する等、機動的なブランド展開を行っております。ブランド展開に際しては、トレンドに合わせて店舗改装する柔軟性や、あるブランドのインストラクターを他ブランドへの転換を可能とするインストラクターのマルチ化と採用の一元化、また、全店舗で商品を販売することで調達コストの最適化及び効率的な販売体制を整備、店舗オペレーションの標準化、マーケティング投資の費用対効果の向上等によりコストの軽減を可能にしております。 ③ 独自の体験価値提供当社では、複数ブランドを展開しておりますが、全ブランド共通の体験価値を店舗に通う会員に提供しております。体験価値は以下のコンテンツで構成されますが、それぞれに磨きをかけて会員とのエンゲージメントを向上してまいります。 ・場所づくり 女性のライフタイムに合わせたブランドごとのファッショナブルなスタジオを提供しています。属性に合わせたブランド空間、プログラムに合わせた大音量の音楽や照明などにより、日常生活の中では体験できない没入感を生み出す空間を提供します。 ・コミュニティ スタジオに通う会員とインストラクターのコミュニティ形成に力を入れています。同じ目的を共有するスタジオでは、伴走するインストラクターがグループでの一体感醸成を牽引しているほか、各種イベント企画を積極的に行うことでコミュニティを熟成させております。 ・ココロが動くレッスンプログラム 当社のレッスンは、会員に飽きさせないように目的に合わせたバラエティ豊かなプログラムで構成されております。季節ごとに変化する女性の身体に合わせて、クオリティの高いレッスンプログラムをカスタマイズしているほか、最新のトレンドを取り入れた多様なレッスンを継続的に企画・提供しております。 (3) ブランドの概要当社は、「ロイブ(loIve)」及び「ピラティスK(pilates K)」を軸に、2026年3月末時点で5ブランド・200店舗を展開しております。各ブランドの概要は以下のとおりであります。 ① ホットヨガスタジオ「ロイブ(loIve)」LOVE「愛」の中に、I「私」がいる。「もっとわたしを好きになる」をテーマにした女性専用ホットヨガスタジオです。温度38度・湿度65%の環境でホットヨガを通じて、自分自身のココロとカラダにゆっくりと向き合える時間を提供しております。定番のヨガはもちろん、暗闇エクササイズ「Beat Drum Diet」や相撲の動きを取り入れた「SUMO YOGA」など、楽しくカラダを動かせるプログラムが充実しております。 ② マシンピラティススタジオ「ピラティスK(pilates K)」身体をリフォームするという意味をもつピラティス専用マシン「リフォーマー」を使用し、習慣化している身体の使い方を修正し、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることで年齢を重ねても美しく在りたい女性の生き方を叶えるスタジオです。ピラティス=「地味・きつい」のイメージを完全に払拭するカジュアルかつお洒落なスタジオで、グレーを基調とした大人の女性に向けたシンプルな内装、音楽に合わせて無理なくボディメイクを楽しむ空間です。プライベートレッスン等、高価格で敷居が高いマシンピラティスを手軽に楽しむことができます。 ③ サーフエクササイズスタジオ「サーフフィット(Surf Fit)」米国西海岸をイメージさせる店内と、夏のビーチの気温に合わせたスタジオでは、海に行けない多忙な女性が都会の真ん中でサーフトリップを楽しむことができます。不安定なバランスボードの上で、アップチューンの音楽にあわせて体幹を鍛えるサーフエクササイズで、楽しくシェイプアップすることができます。 ④ グループマシン筋トレスタジオ「レディーズジム(REDY’S GYM)」ファンクショナルマシン(身体の機能向上を目的としたトレーニング器具)を使ったグループ筋トレスタジオです。NYテイストの暗闇スタジオに、真っ赤なライトと爆音サウンドで没入感を演出しております。通常高価格のパーソナルで行うトレーニングを、グループで行うことで安価な価格を実現し、インストラクターの細かな指導により、より効果的に理想のボディメイクを目指すことができます。 ⑤ ストレッチサーキットスタジオ「ノビーストレッチ」アクティブシニアを対象にしたサーキットタイプ(数種類のトレーニングを交互に繰り返し行う形式)のストレッチ運動スタジオです。気軽に簡単に短時間で効果を実感できるプログラムを提供しております。マシンを使用したストレッチと体幹運動を組み合わせて筋肉・関節を伸ばし、柔軟性向上や姿勢改善、筋力向上を実感いただくことができます。 (4) 他サービスの概要当社は、スタジオの会員に対し、レッスンと組み合わせて効果が得られるような商品を販売しております。他社から仕入れる商品に加えて、女性の美と健康、そしてボディメイクに向き合い続けた当社のオリジナルブランド「アンドフィット(&fit)」として商品を企画・販売し、拡充しております。現在、&fitシリーズとして、燃焼系ドリンク「Burn&fit」や腸内環境を整えるタブレット「Bio&fit」、大人女性のためのソイプロテイン「&fit PROTEIN」を展開しております。 (5) 出店の概要当社の店舗展開は、ブランドの成長フェーズに基づいて決めております。ロイブは、既に一定数の店舗が出店しており、全国型ブランドとして展開しております。ピラティスKは、マシンピラティスの市場が成長フェーズの只中にあり、首都圏・近畿圏・政令指定都市から地方都市まで対象を広げ、出店を加速し、事業を拡大する方針です。その他ブランドについては、事業の状況を見ながら出店について検討する方針であります。各ブランドの店舗数の推移は、以下のとおりであります。ブランド2023年3月末2024年3月末2025年3月末2026年3月末ロイブ62636468ピラティスK133580125その他756 7合計82103150200 当社の店舗展開は、各ブランドの特性に合わせて商圏の特徴を分析し、その地域にあったブランドによる出店を行っております。また、大都市圏であれば駅前の繁華街に出店、地方都市圏であれば商業施設などの生活商圏に出店するなど、地域特性に合わせた出店場所を検討し、地域に住む女性が日常生活の習慣として店舗を利用することを可能にしています。 (事業系統図) 当社の主要な事業系統図は以下のとおりです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,336字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は本書提出日現在において、当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針当社のパーパスは、私たち自身が「自分を愛し、輝く女性」を体現すること。そして、私たちが提供する事業を通じて、「自分を愛し、輝く女性を創る。」を実現することとしております。当社のパーパスに共感した社員が創る店舗という場所で、ブティックスタジオという事業を通して、自分を感じる時間、自分に自信をつける時間、前向きになる時間を提供しています。そして、その体験価値に、女性の悩みに寄り添った機能的価値を組み合わせ、スタジオにいらっしゃるお客様が心も身体も、もっと自分を愛するコミュニティ「Wellness place(ウェルネス・プレイス)」として、人々(女性たち)がウェルビーイング(※)に生きる社会の実現に向けて貢献してまいります。このパーパスにたどり着いたのは、お客様から頂いた「LIFE CREATE(旧社名)で働く女性は、皆いきいきと笑顔で輝いている」といった言葉がきっかけです。当社ではパーパスの実現に向けて、独自の人材採用・育成を強化しています。事業運営を担う社員に対してパーパスを浸透させるだけでなく、会社と社員個人のパーパスの重なりを大きくすることで、エンゲージメントの高い組織の構築を目指しています。 <用語解説>※ ウェルビーイング(Well-being)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、 「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念を指します。 (2) 経営環境当社は心と身体の健康を豊かにする、ウェルネス産業において事業を展開しております。世界のウェルネス産業の市場規模は、2022年時点で5.6兆米ドルとなり、2027年までに8.5兆米ドルに達すると予測されております(出所:Global Wellness Institute「2023 Global Wellness Economy Monitor」)。日本においても、ウェルネスという枠組みでは算出されておりませんが、ヘルスケア産業(健康保持・増進に働きかけるもの)の市場規模は、2020年時点で10.3兆円となり、2025年に12.5兆円になると推計され(出所:経済産業省「令和3年第1回新事業創出WG事務局説明資料(今後の政策の方向性について)」)、今後も拡大することが見込まれています。当社が運営するブティックスタジオ事業は、ウェルネス産業の一分野であるフィットネス市場に属しております。国内におけるフィットネス市場は、コロナ禍まで継続して成長し2019年時点で4,939億円に達しました(出所:株式会社クラブビジネスジャパン「日本のフィットネスクラブ業界のトレンド2023年度版」)。コロナ禍で一時的に落ち込みましたが、2025年には5,389億円まで回復(出所:同「日本のフィットネスクラブ業界のトレンド2025年度版」)しております。 (3) 経営戦略当社はこのような経営環境の下で、収益性の高いグループレッスン型のビジネスモデルとマルチブランド戦略での成長性をもって事業を展開し、他社との競争優位性を確保できるよう努めております。 ① ピラティスKの出店による事業拡大当社が展開する「ピラティスK」が属するマシンピラティス市場は、日本において店舗数が拡大基調にあります。当社では、首都圏/近畿圏/政令指定都市を軸にピラティスKの出店を加速し、事業を拡大する方針です。インストラクターの育成やブランディングを強化し、会員から支持をいただくブランドとして育成する方針であります。 ② ロイブの安定した事業成長 当社が展開する「ロイブ」が属するホットヨガ市場は既に広く女性に認知され、全国に店舗が展開されている確立期にあります。当社では、生活商圏に適した出店を進め、事業を着実に拡大する方針です。当社の強みである独自のコンテンツを開発し会員とのエンゲージメントを強化するとともに、エリアでの認知を拡大しコミュニティを形成、地域に根付いたブランドとして育成する方針であります。 ③ 物販拡充での会員単価向上 当社は、店舗での会員とのエンゲージメントを基盤に、女性が共感する商材の販売を展開しております。レッスンの提供を通じて女性の体と運動の関係を熟知した全国のインストラクターが、スタジオを販売拠点として活用し、物販を拡充することによって会員単価を向上していく方針であります。 ④ HR事業の事業化ブティックスタジオ事業で培った人財育成プログラムを、当事業年度より「ミッションズ(Mission’S)」としてサービス提供を開始しました。収益源の多様化を図るとともに、ノウハウをサービスとして社会に還元することで、女性たちのエンパワーメントを高め、パーパス実現のさらなる加速と、すべての女性が自分らしく活躍する真の女性活躍社会へ挑戦する方針であります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社は、事業規模を拡大しつつ、収益性と成長性を向上していくことが企業価値の拡大に寄与すると考えております。事業拡大については、店舗数及び会員数を経営上の重要な指標としております。収益性については、経営が効率的に行われているかどうかを判断するための有効な指標として、売上高営業利益率を経営上の重要な指標としております。成長性については、顧客を獲得しているかどうかを判断するための有効な指標として、売上高成長率及び営業利益成長率を経営上の重要な指標としております。なお、当社が重視している指標の状況は以下のとおりであります。 2024年3月末時点2025年3月末時点2026年3月末時点店舗数103150200会員数5.1万人6.2万人8.3万人売上高営業利益率11.7%11.8%6.3%売上高成長率28.5%36.6%34.5%営業利益成長率78.5%38.1%△28.1% (5) 優先的に対応すべき事業上及び財務上の課題当社では持続的な成長を実現するために優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題を以下のように認識し、経営に取り組んでまいります。 ① ピラティス市場での事業拡大当社が成長事業として注力しているマシンピラティス専門スタジオ「ピラティスK」に ついて、市場が急拡大したことに伴い、当事業年度において競合他社の出店加速や広告強化、新規参入事業者の増加などで、競争が激化しています。当社では引き続き、積極的にシェア拡大に注力し、将来的に大手による寡占市場に移行する際に確固たる地位を確保することで、中長期で売上や利益そして企業価値の最大化を図ってまいります。 ② HR事業の拡大ブティックスタジオ事業で培った人財育成プログラムを、当事業年度より「Mission’S(ミッションズ)」としてサービス提供を開始しました。本プログラムは、女性が自分を好きになり、自立したキャリアと人生を描けるように設計されており、女性たちが「自分らしい人生」をデザインし、次世代の女性活躍社会実現を目指す研修プログラムであります。今後女性活躍のプラットフォーム化を視野に入れて拡大してまいります。 ③ 人財採用・育成の強化当社のビジョンを実現していくためには、持続的な事業成長とカルチャー浸透を両立することが重要であり、それを担っていく人材の採用と育成に注力してまいります。店舗数拡大のスピードを維持しながら、離職率の低減を実現するために、パーパスを体現できる店長・リーダーの育成、そして本社リーダー層にも注力し、カルチャーが連鎖する組織を拡張してまいります。 ④ 社内管理体制の強化当社は成長段階にあり、持続的に成長していくために、組織的な管理体制を整備・運用することが重要であると認識し、経営の公正性や透明性を確保するために、内部管理体制強化に取り組んでおります。当社では、AIを積極的に活用しながら、組織規模の拡大に対応した社内管理体制の充実が必要不可欠であると考えております。
事業等のリスク6,132字
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 事業に関するリスクについて① 市場環境及び競合について(顕在可能性:中、影響度:大、発生時期:長期)フィットネス市場では、コロナ禍を経て個人の健康や運動への意識の強まりや、顧客ニーズの多様化、海外トレンドの流入等により、フィットネスの施設数が増加しております。このような事業環境のもと、当社では女性のライフタイムをカバーするブランド展開や、200店舗(2026年3月末時点)の出店を通して培ってきたスタジオの店舗運営、インストラクターを正社員として採用することでクオリティの高いレッスンそして独自の体験価値の提供などにより、他社との差別化を図っております。しかしながら、今後競合状態がさらに激化した場合、当社のサービスが競争力を失った場合等には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 店舗出店について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)当社は、予め一定以上の集客を見込める商業施設や駅前の繁華街等に出店しており、立地条件、賃貸条件、店舗の採算性等の観点から、出店候補地を選別した上で、決定しております。しかしながら、出店候補地の探索に想定外の時間を要するような場合、出店希望物件の賃貸借契約条件が計画と異なった場合、出店後集客が計画どおりに進まなかった場合、会員からの会費未納が増加した場合等により収益が確保できない状況が生じた場合等には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、当社は賃貸形態による出店を基本としており、賃貸借契約のうち、特に、定期建物賃貸借契約は、契約終了後再契約されない可能性があります。このような場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 情報セキュリティについて(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)当社は、顧客管理業務、勤怠管理業務、経理業務等で情報システムを活用しております。また、専門部署を配置して信頼のおける外部委託会社と連携しながら、保守管理を行っております。しかしながら、ネットワーク障害、コンピュータウイルス、自然災害、人為的ミス等によるシステム障害が発生した場合には、様々な業務に支障をきたすことになり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)当社の事業は、日本全国に店舗を展開しており、取引先も全国に点在しております。大地震や集中豪雨等の自然災害により、当社が運営する店舗の休業や通信網の遮断、公共交通機関の休止等が発生した場合は、当社の事業運営に支障をきたし、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について予測することは困難ですが、緊急時の被災状況等の情報収集体制を確立し、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築に努めております。また、避難・防災についての教育訓練を定期的に実施するとともに、万一当該リスクが顕在化した場合であっても影響の少ない店舗において事業活動を継続する等リスク低減に努めております。 ⑤ 感染症について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)感染症の拡大または予防のための外出自粛、店舗の休業、営業時間の短縮、感染症の発生に起因したレッスンの中止等により深刻な経済的影響が生じ、市場の縮小や個人消費の冷え込み等が起きた場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。感染症の発生及び感染拡大が生じた場合には、当社は従業員の安全を確保するとともに、当社の事業に対する影響の把握及び事業継続のために必要な対処の検討・実施をいたします。 ⑥ 風評について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社に対して事実と異なる理解・認識をされる可能性がある風説・風評が、口コミ・インターネット上の掲示板・SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)への書き込み等により発生・拡散した場合、当社への信頼が損なわれる可能性があります。当社では、定期的にモニタリングを実施し、こうした風説・風評の早期発見に努めるとともに、その影響度・拡散度等の観点から適時かつ適切に対応等をリスクマネジメント規定に則り実施し、影響の極小化に努めています。しかしながら、即座に拡散されブランドやサービス等の否定的な風評が流布した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 財務に関するリスクについて① 有利子負債について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)当社では、新規出店にかかる施設入居のための保証金、店舗内設備工事及び器具備品等の資金について、資本コストを勘案して主に金融機関からの借入で調達しており、当事業年度末の有利子負債残高は3,569百万円、自己資本比率は25.6%であります。今後、新規出店に伴い有利子負債依存度が相対的に高い水準で推移していくことが予想されますが、収益性の向上を図ることによって蓄積する内部留保資金を設備投資に充当しながら、有利子負債の金額を適切な水準に保つ方針であります。しかしながら、現行の金利水準が変動した場合や計画どおりの資金調達ができなかった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 減損・評価減等について(顕在可能性:大、影響度:中、発生時期:短期)当社は店舗に係る固定資産を保有しております。出店においては、投資回収計画を検証し、出店の判断を行っております。また、出店後も継続的にモニタリングを行い、外部環境の変化に対して競合他社との差別化やマーケティングの強化及び業務効率化など適切に対応し、収益性の向上と経費の抑制に努めております。しかしながら、店舗の収益性低下や、保有資産の市場価格の著しい下落等により、減損処理が必要となった場合は減損損失が計上され、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 保証金について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社は店舗等の賃貸借契約の締結に際して賃貸人に保証金を差入れております。差入れに際しては、賃貸人の信用状況を確認する等、回収可能性について十分に検討を行い決定しております。しかしながら、賃貸人の財政状況が悪化した場合には、保証金の一部又は全部が回収不能となり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法務に関するリスクについて① 個人情報について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)当社のブティックスタジオ事業は会員制を採用しているため、会員の氏名、住所等の個人情報をお預かりしております。個人情報の取り扱いについては、「個人情報の保護に関する法律」に則るほか、社内規程に基づき管理体制を強化しております。しかしながら、予期せぬ事態により漏洩等の事故が発生した場合、当社の社会的信用の低下や損害賠償請求の発生等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 消防法について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社が運営する店舗は「消防法」による規制を受けており、不慮の火災等により会員の方々に被害が及ばないように、防火対策についてはマニュアルを整備するとともに定期的に消防訓練を行い、法令遵守に努めております。法改正への対応及び行政上の指導について必要な改善及び届出をしており、その後も継続的に運用しております。しかしながら、不測の事態によって、当社店舗において火災による死傷事故等が発生した場合には、当社の信用低下や損害賠償請求等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ サービスの安全性について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:短期)当社が運営する店舗では、安全衛生方針に従って安全衛生管理の研修を受けたインストラクターがレッスンを運営しており会員が安心して受講できるように十分配慮しております。しかしながら、当社が運営する店舗内で事故が発生した場合、損害賠償請求を受ける可能性があります。また、このような事故、訴訟により当社のブランドイメージ及び社会的信用の低下により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 商標について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社は展開するブランドの収益性、リスク、コスト等を総合勘案し、商標登録の効果測定を適宜実施した上で 必要に応じて商標の登録及び維持管理することで、当社のブランド価値を担保しております。弁護士などの専門家の意見を十分に聞きながら検討しております。しかしながら、第三者が類似した商標を使用する等、当社のブランド価値が毀損される事態に至った場合、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤ 訴訟等について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社は、事業活動の遂行過程において、当社の役職員や取引先、会員との予期せぬトラブル、訴訟等が発生し、これらに起因した損害賠償の請求、訴訟を提起される可能性があります。本書提出日現在において、係争中の案件はありません。当社では社長室が中心となりクレーム事項等への組織的な対応やコンプライアンス研修の推進等、訴訟等の発生リスク低減に努めております。しかしながら、これらの訴訟等は予測が困難であり提起された場合、損害賠償の金額、訴訟内容及び結果によっては、当社の経営成績及び財政状態、並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ その他法的規制について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社の商品・サービスの広告や表示においては、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「著作権法」、「食品表示法」、「健康増進法」、「薬機法」及び「食品衛生法」等の規制を受けており、虚偽または誇大な表示・広告の禁止等、適正な広告・表示が求められております。当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について現時点では認識しておりませんが、当社では社長室が主導となり、関係諸法令のチェック体制およびコンプライアンス体制の整備、社員教育の実施および社内管理体制の強化を推進し、必要に応じて外部の専門機関を活用するなど、法令を遵守し業務を遂行するよう努めております。このような各関係法令において、予期せぬ法規制強化があった場合や何らかの法規制に抵触する行為を行った場合等においては、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) その他のリスクについて① 人材の確保、育成について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:長期)当社の事業を展開していくためには、パーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感する人材の確保と育成が重要課題であると認識しております。そのため、当社はパーパスに共感した人材採用の強化、人材を育成するための研修制度の整備、従業員のやりがいを可視化する人事制度の構築等に注力しております。しかしながら、今後の国内景気の動向や少子高齢化の進行に伴う国内人口の変化などにより、当社が求める基準を満たす優秀な人材の採用及び育成が計画どおりに進まなかった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定の人物への依存について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:長期)当社の代表取締役社長である前川彩香は、当社の創業者であり、2008年の創業以来、最高経営責任者として、経営方針や事業戦略の立案・決定及びその遂行において重要な役割を果たしております。また、当社は一部の店舗の賃貸借契約について、現在前川彩香の債務保証を受けております。債務保証に伴う保証料の支払いはありません。当社は事業運営を行ううえで、取締役会及び経営会議等における役員及び幹部社員への情報共有を行い、経営管理体制の強化、経営幹部の育成等を図ることにより、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。しかしながら、何かしらの理由により、同氏が当社の業務を継続することが困難となった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。債務保証については、相手先との交渉により解消できるように取り組んでまいります。 ③ 大株主について(顕在化の可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)当社の代表取締役社長である前川彩香及び同氏の資産管理会社である株式会社Ayakaが、本書提出日現在において当社発行済株式総数の59.6%の株式を所有しております。同氏及び同社は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針であります。同氏は当社の代表取締役社長であることから、当社としても安定株主であると認識している一方、将来的に何らかの事情により同氏により当社株式が売却された場合には、当社株式の価格形成等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 新株予約権行使による株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:長期)当社は、取締役及び従業員に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストック・オプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストック・オプションを発行する可能性があります。これらの新株予約権が権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。本書提出日現在でこれらの新株予約権による潜在株式数は1,014,900株であり、発行済株式総数の7.9%に相当しております。 ⑤ 配当政策について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:未定)当社は、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。内部留保を充実しつつ、持続的に成長することで企業価値を高めていくことが株主への還元に資することと考えております。利益配分については、財務基盤と将来投資のための財源を勘案しつつ、配当や株式分割等の方法により株主に対し利益還元を行うことを方針としておりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等は未定であります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析3,376字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態の状況資産合計は、新規出店を増加したこと等により前事業年度末に比べて1,272百万円増加し、9,164百万円となりました。流動資産は、売掛金が増加したこと等により前事業年度末に比べて15百万円増加し、2,934百万円となりました。固定資産は、有形固定資産が969百万円増加したこと等により前事業年度末に比べて1,257百万円増加し、6,230百万円となりました。負債合計は、借入金が185百万円増加したこと等により前事業年度末に比べて564百万円増加し、6,819百万円となりました。純資産合計は、利益剰余金が343百万円増加したことにより前事業年度末に比べて708百万円増加し、2,345百万円となりました。 ② 経営成績の状況2026年3月期(以下、「当事業年度」)における我が国の経済は、深刻化する人手不足を背景に、賃金の伸びが拡大するなど雇用・所得環境が改善し、個人消費が持ち直したことを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、為替相場の変動や原材料・エネルギー価格の高騰など依然として先行きが不透明な状況が続いております。当社が属するフィットネス業界は、総合型(プール、ジム、スタジオを兼ね備えたフィットネススタジオ業態)とブティック型で構成されます。過去20年にわたり、ブティック型を中心に新規参入が活発化し、市場規模は拡大傾向にあります。顧客ニーズの変化や嗜好の多様化に応じて、総合型からブティック型にトレンドがシフトし、新業態やブランドの参入を契機にフィットネス人口が広がり、市場は拡大基調にあります。コロナ禍で一時停滞したものの、人々の健康志向の高まりや高齢化により、海外市場との比較も踏まえると、市場拡大のトレンドは継続すると見込んでおります。 このような状況において、当社は「自分を愛し、輝く女性を創る。」をミッションとし、女性向けのブティック型フィットネススタジオを運営しており、2026年3月末現在で日本全国に200店舗を事業展開しております。当社は「グループレッスン形式」のブティック型スタジオを運営しております。グループレッスン形式の店舗は1店舗あたり65~80坪程度と小規模であることから初期投資を抑制することができ、小規模故に出店物件は豊富に存在することから、多店舗展開を進めやすい点が特徴です。また、1つのスタジオにおいて1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時にレッスンを提供することで、ローコストオペレーションを実現できる点が特徴です。このような特徴を有するグループレッスン形式の店舗を全店直営形態で展開することで、高い収益性が実現できるビジネスモデルとなっております。当事業年度は、拡大するピラティス市場でのシェアを最大化するために、ピラティスKを45店舗出店しました。また、当社のオリジナルブランドである「アンドフィット(&Fit)」シリーズのプロテイン(マンゴーヨーグルト味)等の新商品を投入し、スタジオ運営に加えて、お客様がレッスンと組み合わせて効果が得られるような商品販売の拡大に取り組みました。以上の結果より、当事業年度における売上高は11,421百万円(前年同期比34.5%増)、売上総利益は4,095百万円(前年同期比24.0%増)、営業利益は722百万円(前年同期比28.1%減)、経常利益は642百万円(前年同期比31.0%減)、当期純利益は343百万円(前年同期31.4%減)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より362百万円減少し1,158百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増加要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の増加は、848百万円となりました。これは主に税引前当期純利益555百万円に、減価償却費等の非資金項目、売上高の伸長に伴う売上債権の増加額284百万円及び契約負債の増加額281百万円等の営業活動に係る債権・債務の加減算を行ったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の減少は、1,753百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,498百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の増加は、543百万円となりました。これは主に新規出店費用の調達等に係る借入れによる収入950百万円、長期借入金の返済による支出764百万円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況a 生産実績及び受注実績該当事項はありません。 b 仕入実績当事業年度の仕入実績は、次のとおりであります。なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 セグメントの名称仕入高(千円)前期比(%)ブティックスタジオ事業426,548104.1合計426,548104.1 c 販売実績当事業年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 セグメントの名称販売高(千円)前期比(%)ブティックスタジオ事業11,421,005134.5合計11,421,005134.5 (注)主な相手先別の記載については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況 ②経営成績の状況」に記載のとおりです。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フローの状況の分析「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。b.資本の財源及び資金の流動性に係る分析当社の資金需要のうち、投資を目的とした資金需要は店舗の設備投資等によるものであり、運転資金需要は、店舗スタッフの人件費や店舗賃料等の店舗運営費のほか、販売費及び一般管理費等であります。設備投資資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの借入によって行っており、運転資金は営業活動によって得られた自己資金を充当しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社の財務諸表の作成にあたっては、当事業年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社の経営陣は、財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的に判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。財務諸表の作成に際し用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。また、当該見積り及び当該仮定の不確実性の内容やその変動により経営成績に生じる影響など、その記載内容を補足する情報は、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,053字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社のサステナビリティに関する考え方、取組みは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) ガバナンス当社は、サステナビリティ関連のリスク及び機会を、経営上のリスク及び機会として一体的に監視及び管理しております。サステナビリティのうち、人的資本に関する事項を中心に、経営会議及び取締役会で協議しております。詳細は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。 (2) 戦略当社は、人材投資が持続的な価値創造の基礎となること、また当社の事業はインストラクターが提供するレッスンに対して対価をいただく特性であることから、「人材」を競争優位性の源泉として位置づけております。そして、主に女性向けのサービスであることから、女性社員の構成が高い点が特徴です。さまざまな生き方をしている女性社員が、仕事においてポテンシャルを発揮し安心して働けるように、職場環境や教育制度を整備するとともに、将来を担う人材育成を経営戦略上の重要課題としております。人材の活躍が企業の成長につながるためには、全社員に対し継続的に、当社のパーパスを理解・浸透を深めることが大事であり、人材育成の最重要項目として実践しています。 (3) リスク管理当社は、サステナビリティ関連のリスク及び機会を、経営上のリスク及び機会として一体的に監視及び管理しております。また、サステナビリティに関する課題を含む全社的なリスクにつきましては、「リスクマネジメント規程」及び「コンプライアンス規程」に基づき、リスク・コンプライアンス委員会が管理し、その状況について取締役会に定期的に報告しております。具体的なリスクの内容は「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (4) 指標及び目標当社のパーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」を実現するためには、それを組織として体現すべく当社の女性管理職比率を向上することが必要であると考えておりますが、その水準は90%に達している状況です。女性活躍推進に関する他の指標について、具体的な取り組みを行っており、計測できる指標はあるものの、本書提出日現在において戦略を着実に実行するための指標や目標については検討している状況です。今後、当社の事業特性に見合った関連指標のデータ収集と分析を進め、その進捗に合わせた内容を開示してまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要5,355字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するために、コーポレート・ガバナンスを重要な経営課題と位置づけ、その強化に努めております。経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高めるために、コーポレート・ガバナンスの充実を図りながら、当社を取り巻く経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる業務執行体制を構築しております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由a.企業統治の体制の概要当社のコーポレート・ガバナンスの体制は次図のとおりです。 当社のコーポレート・ガバナンスの体制は次の機関から構成されます。イ 取締役会取締役会は、前川彩香(議長・代表取締役社長)、清水敬太(取締役副社長CFO)、茂木裕絵(取締役)、代田将己(取締役)、石倉壱彦(社外取締役)、金井統(社外取締役)の計6名で構成されております(業務執行取締役4名・社外取締役2名)。取締役会では中期経営方針や戦略、法令で定められた事項や経営に関する重要事項を決定いたします。代表取締役社長及び業務執行取締役の監督をする機関として、月1回の定例取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。 ロ 監査役会監査役会は、柴野忠道(常勤監査役)、山本雅子(議長・常勤監査役)、藤井麻莉(非常勤監査役)の計3名で構成され、全員が社外監査役であります。監査役は取締役会並びに取締役の意思決定、業務執行に関する充分な監視機能を果たします。定期的に監査役会を開催し、取締役会の職務執行状況及び各取締役の業務執行について協議を行い、内部監査室長及び会計監査人と必要に応じて相互の情報交換、意見交換を行うなどの連携により監査の実効性と効率性が確保されるよう努めております。 ハ 経営会議経営会議は、業務執行取締役、常勤監査役、事業責任者・部門責任者(GM)、シニアマネージャー及び内部監査室長で構成されております。原則として毎週1回定期的に開催しておりますが、迅速かつ的確な意思決定を確保するため必要がある場合には随時開催しております。経営会議では取締役会への付議事項、業務執行状況及び事業実績の報告など業務執行上の重要事項について審議・協議しております。 ニ 内部監査代表取締役直轄の組織として、他の機関から独立した内部監査室が内部監査を実施しております。監査計画に基づき監査を実施し、監査の結果については、代表取締役社長に直接報告され、後日、改善状況の確認を行っております。内部監査室及び監査役は定期的に内部監査の実施状況等について情報交換を行っております。また、監査役及び会計監査人と定期的に意見交換を行い、監査上の問題点の有無や課題等について三者間で情報共有することで連携を図っております。 ホ リスク・コンプライアンス委員会リスク・コンプライアンス委員会は、業務執行取締役、常勤監査役、事業責任者、部門責任者及び内部監査室長で構成されております。四半期に1回定例委員会が開催され、必要に応じて臨時委員会を開催します。リスク・コンプライアンス委員会は、様々なリスクに対する対応策等の協議、リスクマネジメントの推進、コンプライアンス体制の整備、維持、向上を図っております。 ヘ 会計監査人当社は、太陽有限責任監査法人を会計監査人として選任し、法定監査を受けております。なお、会計監査人、監査役と内部監査室長は、定期的な会合をもち、相互の監査計画の交換及び監査結果などについて説明と報告を行い、監査品質の向上を図っております。 b.当該企業統治の体制を採用する理由当社は、監査役会設置会社を採用しております。社外監査役3名を選任し、客観的かつ中立的な立場からの経営の監査機能を確保しております。また、社外取締役2名を選任することにより、取締役会等において独立した立場から積極的な発言をいただき、業務執行を監督する取締役会の機能を強化しております。このように、経営からの独立性の高い監査・監督機能の充実を図ることが合理的であると判断し、現在の企業統治の体制を採用しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項a.内部統制システムの整備状況当社は業務の適正性を確保するための体制として、2023年9月22日開催の取締役会において「内部統制システムの整備に関する基本方針」を定めることを決議しております。当社では、この基本方針に基づき内部統制システムを運用しております。その概要は以下のとおりであります。 イ.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・当社の取締役及び使用人が法令及び定款を遵守し、高い倫理性に基づき職務を執行するための諸規程を制定して、その周知徹底を図る。・リスク・コンプライアンス委員会を設置し、当社における法令違反または規程違反、またはそのおそれのある事実の早期発見に努めるとともに、日常的な啓蒙活動等を通じ、全社的なコンプライアンス活動を推進する。・取締役は、重大な法令違反その他法令及び社内規程の違反に関する重要な事実を発見した場合には、直ちに監査役に報告するとともに、遅滞なく取締役会において報告する。・監査役は、「監査役監査基準」に従い経営から独立した立場から、内部統制システムの整備・運用状況及び取締役の職務執行を監査する。・当社は、「コンプライアンス規程」に基づき内部通報制度を整備し、法令違反等の早期発見、未然防止に努めるとともに、是正、改善が必要な場合は速やかな措置をとる。・内部監査室は、「内部監査規程」に従って内部統制システムの整備・運用状況の監査を行い、その結果は適宜取締役会及び監査役に報告する。 ロ.取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・取締役会議事録、その他取締役の職務の執行に係る情報については、「文書管理規程」に従い、文書又は電磁的記録の方法により適切に保存、管理する。 ハ.損失の危機の管理に関する規程その他の体制・当社の経営に対するあらゆる損失の危険に対処するため「リスクマネジメント規程」を制定し、予想されるリスクの把握とともに予防的措置をとり、さらにリスクが発生した場合の被害を最小限にとどめるための体制を整備する。・当社の事業に関する重大なリスクを認識したときまたは重大なリスクの顕在化の兆しを認知した時は、速やかに部門責任者、内部監査室にその状況を報告するとともに、特に重要な事項は、取締役会及び監査役に報告する。 ニ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・取締役の職務の執行を迅速かつ効率的にするため、「職務権限規程」「稟議規程」に基づき、各取締役、従業員の職務権限を定め、さらに必要に応じ職務権限を移譲する。・重要な業務執行に関する事項について取締役間及び経営会議で協議し、取締役会の審議の効率化及び実効性の向上を図る。 ホ.監査役の職務を補助すべき従業員に関する事項・監査役がその職務を補助すべき従業員を置くことを求めた場合、会社は、監査役の職務を補助するため、適切な人材を配置しなければならない。・前号の監査役の職務を補助する従業員に係る人事異動、人事考課、処罰等の決定については、監査役会の同意を得る。 ヘ.取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制・取締役は、監査役が同席する取締役会及びその他重要会議にて、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事項、重大な法令・定款違反等、コンプライアンス上重要な事項を報告する。・使用人は前項に関する重大な事実を発見した場合は、監査役に直接報告することができる。・監査役は、いつでも必要に応じて、取締役及び使用人に対して報告を求めることができる。・当社は監査役に報告した取締役及び使用人に対して、通報または報告したことを理由に不利益な取り扱いをすることを禁じて、当該報告者を保護する。 ト.その他の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制・監査役が職務執行上の費用の前払等の請求を当社に対して行った場合はその請求が職務執行上必要でないと明らかに認められた場合を除き、速やかに当該費用の精算を行う。・監査役は、代表取締役と定期的に意見交換を行い、意思疎通を図る。・監査役は、重要課題等について代表取締役、会計監査人、内部監査室、リスク・コンプライアンス委員会等との情報交換により連携を図る。・監査役は、職務執行に必要があると判断した場合、弁護士、公認会計士等の専門家に意見やアドバイスを依頼することができる。・監査役は取締役会のほか必要に応じて各種会議、打合せ等に出席することができる。 チ.反社会的勢力との関係断絶に向けた基本的な考え方及びその整備状況・反社会的勢力との関係を一切持たないこと、不当要求については拒絶することを基本方針とし、取引先がこれに関わる個人、企業または団体等であると判明した場合は当該取引先との取引を解消する。・反社会的勢力による不当要求に備えて、警察、弁護士等の外部専門機関と連携し協力体制を構築する。 b.取締役及び監査役の定数当社の取締役は3名以上、監査役は3名以上とする旨を定款に定めております。 c.取締役の選任の決議要件当社の取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及びその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。 d.株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項・自己株式の取得当社は、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって同条第1項に定める市場取引等により自己株式の取得ができる旨を定款に定めております。これは、企業環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的とするものであります。 ・中間配当当社は、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨、定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。 ・取締役及び監査役の責任免除当社は、取締役及び監査役が職務を遂行するに当たり、期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的として、会社法第426条第1項の規定により、同法第423条第1項に規定する取締役(取締役であった者を含む)及び監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を、取締役会の決議をもって、法令の限度において免除することができる旨を定款に定めております。 e.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議について、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 f.責任限定契約当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等を除く)及び監査役との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任を法令が規定する額に限定する契約を締結しております。なお、責任限定契約の適用は取締役(業務執行取締役等を除く)及び監査役が責任の原因となった職務について、善意かつ重大な過失のないときに限られます。 g.役員等賠償責任保険契約の概要当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間でしております。当該保険契約の被保険者の範囲は、取締役及び監査役であり、保険料を全額当社が負担しております。当該保険契約により、被保険者がその地位に基づいて行った行為(不作為を含みます。)に起因して、損害賠償請求がされた場合の、法律上の損害賠償金及び争訟費用が填補されることになります。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、被保険者が違法に利益または便宜を得た場合、若しくは法令または規則に違反することを認識しながら意図的に違法行為を行った場合には、填補の対象としないこととしております。 ④ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を16回開催しており、個々の取締役の出席状況は次のとおりであります。役職名氏名開催回数出席回数代表取締役社長前川 彩香16回16回取締役副社長CFO清水 敬太16回13回取締役茂木 裕絵16回16回取締役代田 将己16回16回社外取締役石倉 壱彦16回15回社外取締役金井 統16回16回 取締役会における具体的な検討内容としては、中期経営戦略の検討、取締役報酬額の決定、計算書類の承認、業務執行の状況の報告、コンプライアンス施策、内部統制システムの整備と運用状況の確認等について、議論、審議の上、決議しております。
役員の報酬等911字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項a.役員の報酬の額またはその算定方法の決定に関する方針及び決定方法取締役の報酬額(使用人兼務取締役の使用人としての給与を除く)については、2025年6月26日開催の第17期定時株主総会において、年額1億2,000万円以内(うち社外取締役分は1,500万円以内)と決議しており、当該株主総会決議に係る取締役の員数は6名(うち社外取締役は2名)であります。監査役の報酬等の額については、2025年6月26日開催の第17期定時株主総会において、年額1,860万円以内と決議しており、当該株主総会決議に係る監査役の員数は3名(うち社外監査役は3名)であります。 b.決定方針の内容の概要取締役の報酬額は、株主総会で決議された総額の金額内において、代表取締役が各取締役の役位、職責に応じた他社水準及び事業年度ごとの業績水準を考慮し、報酬案を作成いたします。代表取締役が作成した報酬案について社外取締役から意見を聴いたうえで、取締役会の決議により決定しております。監査役の報酬額は、株主総会で決議された総額の金額内において、監査役の協議により決定しております。 c.当該事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断した理由取締役会は、当該事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることを確認しており当該決定方針に沿うものであると判断しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数 役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬退職慰労金取締役(社外取締役を除く。)41,33341,333--4監査役(社外監査役を除く。)----0社外役員26,40026,400--5 ③ 役員ごとの報酬等の総額等報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与該当事項はありません。
従業員の状況994字
(2) 【従業員の状況】(1)提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,013(113)27.22.43,775+9.8 (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(アルバイト)は、年間の平均人員を〔 〕外数で記載しております。2.前事業年度末に比べ従業員が255名増加しております。主な理由は出店拡大に伴いインストラクターを増加したことによるものです。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4.当社の報告セグメントはブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の従業員数は、記載を省略しております。 (2)労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女賃金の差異当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(注1)男性労働者の育児休業の取得率(注2、3)労働者の男女賃金の差異(注1)全労働者(注4)うち正規雇用労働者(注4)うち有期社員及び臨時雇用者(注5)98.3%-%52.0%63.6%-% (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出しております。3.男性労働者の育児休業の取得率については、育児休業を取得する要件を充足する男性労働者がいないため、計算しておりません。4.全労働者及び正規雇用労働者の男女賃金差異につきましては、労働者の構成割合が男性1%:女性99%であること、労働者の多くを占めるインストラクターは若年層の女性労働者で構成されていること、男性労働者は主に管理職で構成されていることの要因により差異が発生しております。5.有期社員及び臨時雇用者の男女賃金差異については、集計対象となる男性の有期社員及び臨時雇用者がいないため、計算しておりません。
関係会社の状況23字
4 【関係会社の状況】 該当事項はありません。
配当政策369字
3 【配当政策】当社は株主への利益還元を経営の重要課題と認識しており、内部留保を充実しつつ、出店を軸とする成長投資を拡大し、持続的に成長することで企業価値を高めていくことが株主のみなさまへの還元に資することと認識しております。利益配分については、財務基盤と将来投資のための財源を勘案しつつ、配当や株式分割等の方法により株主に対し利益還元を行うことを方針と考えております。今後、株主に対して安定的かつ継続的な利益還元を実施する方針ですが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等は未定です。なお、剰余金の配当を行う場合、基準日を3月31日としておりますが、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。剰余金の配当に関する決定機関を、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会として定めております。
研究開発活動22字
6 【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況878字
2 【主要な設備の状況】 2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)〔外、平均臨時雇用者数〕建物附属設備工具、器具及び備品リース資産ソフトウエアその他合計本社/東京支社(北海道札幌市/東京都目黒区)事務所71,5759,4985,47612,5051,825100,881119〔21〕北海道地域札幌駅前店(北海道札幌市) 他10店舗店舗設備209,06118,829-983776229,65047〔1〕東北地域八戸店 (青森県八戸市) 他9店舗店舗設備192,46017,816-861907212,04644〔2〕関東地域銀座店(東京都中央区) 他63店舗店舗設備1,357,28094,235-8,2206,9161,466,652294〔22〕中部地域各務原店(岐阜県各務原市) 他33店舗店舗設備718,85963,956-3,2893,919790,024137〔22〕北陸地域金沢店(石川県金沢市) 他6店舗店舗設備121,6116,899-327497129,33632〔1〕近畿地域神戸三宮店(兵庫県神戸市) 他40店舗店舗設備863,58861,667-3,9293,272932,457191〔13〕中国地域水島店(岡山県倉敷市) 他8店舗店舗設備203,00911,307-673461215,45244〔2〕四国地域高松店(香川県高松市) 他5店舗店舗設備135,8685,814-335471142,49028〔1〕九州地域福岡店(福岡県福岡市) 他17店舗店舗設備470,88533,206-1,6411,831507,56485〔3〕 (注) 1.帳簿価額は減損損失控除後の金額を記載しております。2.当社はブティックスタジオ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。3.上記は全て賃借物件であり、賃借物件の年間の賃借料は2,085,231千円です。4.従業員数は就業人員であり、臨時従業員数(アルバイト)は、年間の平均人員を〔〕外数で記載しております。
監査の状況2,427字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社の監査役3名は「監査役会規程」及び「監査役監査基準」に準拠して監査を行い、原則として月1回開催されている監査役会において情報共有を図っております。監査役監査では、年間の監査計画に基づき、常勤監査役が中心となり、取締役会を含む重要な会議への出席・意見陳述、代表取締役等との意見交換、重要書類の閲覧並びに各種規程等の整備状況の確認、三様監査会合への出席を通じた会計監査人及び内部監査室との連携、実地調査などを行っております。その内容について監査役会に反映させ、取締役の職務執行を監視できる体制としております。また、監査の過程において改善が必要と思われる事実が発見された場合は、取締役会及び各事業部等の役職員との間で遅滞なく協議をし、改善を求めております。なお、常勤監査役の山本雅子は、公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関しての豊富な専門的見識を有しているため、当該財務及び会計に関する知識を活用し、監査役相互の連携を図ることで一層効果的な監査を実施しております。当事業年度において当社は監査役会を20回開催しており、個々の監査役の出席状況は次のとおりであります。氏名開催回数出席回数柴野 忠道20回20回山本 雅子20回20回藤井 麻莉20回20回 当事業年度における監査役会における主な検討事項としては、監査の方針や監査計画の策定、会計監査人の評価、会計監査人の報酬、内部統制システムの整備・運用状況の監査、事業報告・計算書類等の監査、監査報告書の作成等について、審議・検討いたしました。また、常勤監査役の活動状況としては、監査役会の議長を務め議事録作成等の事務を執り行う他、重要会議への出席、内部監査室との連携、稟議書等の重要書類の閲覧、交際費等の経費の使用状況の確認等を行い、必要に応じて業務執行取締役や部門責任者等より報告を受け情報の収集を行っております。常勤監査役の活動内容は監査調書としてとりまとめ監査役会で報告し、議論を行っております。 ② 内部監査の状況当社は代表取締役直轄の組織として他の組織から独立した内部監査室(2名)を設置し、内部監査(自己監査を避けるためのクロス監査)を実施しております。当社の業務及び制度に精通した取締役を内部監査室長に配置し、内部監査に関する基本事項を内部監査規程に定め、監査役会及び会計監査人と連携し、内部統制の状況等について意見交換を行いながら内部監査を実施しております。内部監査は、年間の内部監査基本計画及び当該基本計画を踏まえ、リスク分析を行い、具体的な部門ごとの監査項目を設定した内部監査実施計画書に則り監査を行い、監査結果については代表取締役に都度報告、重要事項や緊急性の高い事項が確認された場合には取締役会に報告する体制としております。また、監査役会、会計監査人と監査計画や監査実施結果を共有するほか、適宜意見交換を行い、相互連携を図っております。 ③ 会計監査の状況a 監査法人の名称太陽有限責任監査法人 b 継続監査期間4年間 c 業務を執行した公認会計士田村 知弘中瀬 朋子 d 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名及びその他7名であります。 e 監査法人の選定方針と理由当社の監査役会は、監査法人の選定に当たり、日本監査役協会が発行する「監査役監査基準」を踏まえた会計監査人の選定基準に基づき、会計監査における独立性、当社の事業内容・リスクを勘案した監査実施体制、日本公認会計士協会による品質レビュー結果及び公認会計士・監査審査会による検査結果を踏まえた品質管理体制等を総合的に勘案して決定することとしております。太陽有限責任監査法人はそれらの要件を充たしていると考えており、当社の監査法人として選定しております。会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。 f 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。当社の監査役及び監査役会は、日本監査役協会が発行する「監査役監査基準」を踏まえた会計監査人の評価基準に基づき評価を行っております。その結果、当監査法人による監査が適切に行われていることを確認しております。 ④ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)21,0601,45019,500- (注)前事業年度の非監査業務の内容は、「監査人から引受事務幹事会社への書簡」作成業務であります。 b 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(aを除く)該当事項はありません。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針当社は監査報酬の決定方針を定めておりませんが、監査の体制、概要、計画等を総合的に勘案した上で、監査役会の同意を得て取締役会で決議しております。 e 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかについて必要な検証を行い、審議した結果、これらについて妥当であると判断したため、会計監査人の報酬等の額について、同意しております。
株式の保有状況160字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方財務諸表等規則第32条第1項第1号に掲げる有価証券及びこれに準ずる投資有価証券を保有していないため、記載を省略いたします。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革668字
2 【沿革】当社設立以後の当社に係る経緯は、次のとおりであります。年月概要2008年4月株式会社LIFE CREATEを北海道札幌市に設立2008年12月ホットヨガスタジオ「ベルベ(BELBE)」を当社が運営する店舗として初出店、北海道旭川市に旭川店をオープン2014年4月当社が運営する「ベルベ(BELBE)」を「ロイブ(loIve)」に改称2016年8月サーフエクササイズ専門スタジオ「サーフフィット(Surf Fit)」1号店として東京都中央区に銀座店をオープン2018年9月マシン専門ピラティススタジオ「ピラティスK(pilates K)」1号店として東京都中央区に銀座店をオープン2019年9月東京支社を東京都港区に設置2021年7月当社オリジナルブランド「アンドフィット(&fit)」をローンチ、シリーズ商品として第一弾の燃焼系ドリンク「Burn&fit(バーンアンドフィット)」を発売2022年10月グループマシン筋トレ専門スタジオ「レディーズジム(REDY’S GYM)」1号店として兵庫県神戸市に神戸三宮店をオープン2023年1月ストレッチ専門サーキットスタジオ「ノビーストレッチ」1号店として北海道札幌市に西友厚別店(現 イオン札幌厚別店)をオープン2023年9月東京支社を東京都渋谷区に移転2024年12月本社を北海道札幌市北区に移転2025年4月東京支社を東京都目黒区に移転2025年4月東京証券取引所グロース市場に株式を上場2025年10月女性人財育成プログラム「ミッションズ(Mission’S)」をスタート
EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。
TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
2027年3月期 8月度店舗数についてのお知らせその他 · 15:31
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)決算短信 · 15:31
PDF2027年3月期第1四半期決算説明会資料決算説明資料 · 15:31
PDF2027年3月期 7月度店舗数についてのお知らせその他 · 16:46
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(サービス業・売上高順)
EDINET DOCUMENTS
提出書類
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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