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株式会社アサカ理研

Asaka Riken Co.,Ltd.

証券コード 5724EDINETコード E21649非鉄金属上場日本基準決算 9月30日資本金 5億円法人番号 7380001004435
87億円売上高(FY2025
6.3%ROE
35.4%自己資本比率
47財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は87億円(前年比+9.0%)。営業利益は5億円(営業利益率5.7%)、当期純利益は3億円。総資産138億円に対し自己資本比率は35.4%、ROEは6.3%。非鉄金属の中央値(ROE 13.7%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは4億円の創出、現金及び現金同等物は41億円。従業員数は194人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3,1902026-09-04
PER53.4倍
PBR3.28倍
配当利回り0.38%
時価総額(概算)156億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高87億円+9.0%
営業利益5億円+67.9%
当期純利益3億円-19.2%
総資産138億円
純資産49億円
営業利益率5.7%
ROE6.3%
自己資本比率35.4%
EPS59.8円
BPS972円
1株配当12円
配当性向20.1%
従業員数194人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

非鉄金属の分析 →
ROE6.3%中央値 13.7%
営業利益率5.7%中央値 5.4%
自己資本比率35.4%中央値 52.0%
健全性スコア47.0点中央値 61.0

帯は非鉄金属22社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

10期分
売上高と営業利益率
100億75億50億25億0億2016: 78億20162017: 84億20172018: 88億20182019: 97億20192020: 74億20202021: 81億20212022: 86億20222023: 83億20232024: 80億20242025: 87億20252021: 5%2022: 10%2023: 5%2024: 4%2025: 6%10%0%
営業利益と当期純利益
9億6億4億2億0億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 4億20212022: 8億20222023: 4億20232024: 3億20242025: 5億20252016: 2億2017: 3億2018: 2億2019: 1億2020: 1億2021: 4億2022: 6億2023: 3億2024: 4億2025: 3億7億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
55%41%28%14%0%2016 ROE: 9%2017 ROE: 10%2018 ROE: 8%2019 ROE: 3%2020 ROE: 4%2021 ROE: 11%2022 ROE: 16%2023 ROE: 7%2024 ROE: 8%2025 ROE: 6%2021 営業利益率: 5%2022 営業利益率: 10%2023 営業利益率: 5%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 6%2016 自己資本比率: 44%2017 自己資本比率: 47%2018 自己資本比率: 47%2019 自己資本比率: 48%2020 自己資本比率: 45%2021 自己資本比率: 49%2022 自己資本比率: 52%2023 自己資本比率: 50%2024 自己資本比率: 54%2025 自己資本比率: 35%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
9億6億4億2億0億2016: 2億20162017: 2億20172018: 1億20182019: 4億20192020: 7億20202021: 4億20212022: 8億20222023: 7億20232024: 8億20242025: 4億2025
1株当たり指標EPS1株配当
150円113円75円38円0円2016 EPS: 89円2017 EPS: 54円2018 EPS: 46円2019 EPS: 16円2020 EPS: 24円2021 EPS: 75円2022 EPS: 123円2023 EPS: 61円2024 EPS: 74円2025 EPS: 60円2016 1株配当: 15円2017 1株配当: 15円2018 1株配当: 15円2019 1株配当: 15円2020 1株配当: 15円2021 1株配当: 8円2022 1株配当: 16円2023 1株配当: 8円2024 1株配当: 8円2025 1株配当: 12円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
138億円
負債・純資産
負債 89億円純資産 49億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY202587億円5億円4億円3億円138億円49億円59.86.3%35.4%
FY202480億円3億円3億円4億円85億円46億円74.28.4%54.0%
FY202383億円4億円4億円3億円83億円43億円61.37.4%50.4%
FY202286億円8億円8億円6億円79億円41億円122.716.4%51.7%
FY202181億円4億円4億円4億円71億円35億円74.711.4%49.4%
FY202074億円63百万円1億円69億円31億円23.73.9%45.0%
FY201997億円1億円81百万円63億円30億円15.92.7%48.4%
FY201888億円3億円2億円63億円30億円468.2%47.1%
FY201784億円2億円3億円59億円28億円53.710.3%46.6%
FY201678億円2億円2億円58億円25億円89.59.4%43.9%
営業CF4億円
投資CF-8億円
財務CF36億円
現金及び現金同等物41億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Precious Metal Division73億円
Environment Division12億円
System Division2億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities20百万円
その他20百万円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1有限会社モラル・コーポレーション41.8%
2白岩 政一4.1%
3株式会社常陽銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.6%
4株式会社東邦銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)3.2%
5日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社)2.9%
6東京中小企業投資育成株式会社2.0%
7アサカ理研社員持株会1.2%
8モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.9%
9佐藤 恵美子0.8%
10株式会社SBI証券0.7%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-03-31)44億円2億円2億円1億円5.6%25.9
FY2024中間37億円83百万円62百万円2億円2.3%41.9

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.5歳
平均年間給与561万円
平均勤続年数12年
管理職に占める女性比率8.3%
男女の賃金の差異(全労働者)80.5%
男女の賃金の差異(正規雇用)80.3%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,761
3【事業の内容】当社グループは、株式会社アサカ理研(当社)と連結子会社アサカ弘運株式会社により構成されております。当社グループの主たる事業は、電子部品屑等から貴金属を回収する貴金属事業、エッチング廃液を再生し、銅を回収する環境事業、各種計測データ処理システム等の開発・販売を行っているシステム事業であります。連結子会社のアサカ弘運株式会社は、主に貴金属事業及び環境事業の運搬業務を行っております。 (1)貴金属事業当事業は、プリント基板メーカー、コネクタメーカー等の電子部品メーカーをはじめ、歯科医院及び歯科技工所等有価金属を含有する材料を扱う業者より集荷した基板屑、不良品、廃棄品等いわゆる都市鉱山から金、銀、白金、パラジウム等の貴金属を当社独自の技術にて分離・回収し、返却又は販売する事業であります。回収した貴金属は当社が開発した「ハイエクト装置」による溶媒抽出法により精製し、当社の刻印を打刻し、主に国内の商社に販売するとともに、材料加工したものを電子材料メーカー等に販売しております。また、水晶関連業界で使用されるスパッタリング装置、蒸着装置といった真空成膜用装置の内部部品として使用されるマスク、防着板等の使用済み治具をクリーンルーム内で精密洗浄し、繰り返して使用できるよう機能を再生するとともに、治具に付着している有価金属を回収し、販売又はお客様へ返却しております。さらに、一次電池から回収・精製したリチウムを加工し、炭酸リチウムとして販売しております。 [概要図] (2)環境事業当事業は、プリント配線基板メーカーより使用済み塩化第二鉄廃液を引き取り、新液として再生し、副産物である銅を回収・販売する事業であります。プリント配線基板メーカーでは、銅を溶解し、電気回路を形成するエッチング工程で塩化第二鉄液を使用しますが、エッチング処理を行うことにより塩化第二鉄液の銅濃度が上がり、新液との入れ替えが必要となります。そのとき排出される使用済みの塩化第二鉄廃液を集荷し、これを原料として塩化第二鉄液を再生販売しております。この再生工程において塩化第二鉄液から副産物として回収される銅粉を、銅ペレット等利用しやすい形状に加工して、鉄鋼メーカー等に販売しております。また、プリント配線基板メーカーのエッチング工程において、塩酸を使用してエッチング処理を行う場合があり、使用済み廃液として塩化第二銅廃液が排出されますが、この廃液についても塩化第二鉄液に再生するとともに、銅粉の回収も行っております。塩化第二鉄廃液、塩化第二銅廃液の再生処理工程において、回収され新液として再利用される必要量を超える塩化第二鉄液が再生されます。この上回る量の塩化第二鉄液は、凝集剤として下水道の廃水処理、各種工場廃水、高濁度水、家畜糞尿の処理に凝集沈降剤としても販売し、塩化第二鉄液の再生工程中の副産物としての塩化第一鉄液は、クロムを含む廃水の還元剤として販売しております。 [概要図] (3)システム事業 生産・検査現場と共にシステムを構築してきた豊富な実績を活かし、検査業務の合理化・省力化を実現します。品質管理ソリューションにおきましては検査機器のデータ収集・ネットワーク化及びISO 9001 や IATF 16949 といった国際規格の品質管理体制の構築・運用を支援しております。お客様の品質管理を支援する最適なシステムソリューションを提供します。 (4)その他・運輸事業 連結子会社アサカ弘運株式会社が産業廃棄物収集運搬業の認可を受け、工業用薬品、電子部品屑等の運搬業を行っております。・分析事業 多様な分析装置を用いて、金属成分含有量測定、不純物含有量測定等の分析・評価サービスを提供しております。 [事業系統図]※アサカ弘運株式会社は、当社の連結子会社であります。 セグメント別の主な製品区分主要製品貴金属事業金地金、銀地金、白金地金、パラジウム、炭酸リチウム、蒸着材等の加工用材料貴金属回収精製処理、各種治具の洗浄・再生環境事業塩化第二鉄液、使用済み廃液の回収、水処理剤、銅粉、銅ペレットシステム事業自動計測検査システム、計測ネットワークシステムその他工業薬品の運搬、廃液の収集運搬、金属成分含有量測定、不純物含有量測定
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,286
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、地球資源の有効活用や環境保全に目を向け、それら資源の再生技術を柱としております。環境保全意識の高まりや希少資源の重要性の高まりなど、資源のリサイクルに対する経済的、社会的重要性はますます増していくものと捉えており、当社グループの担うべき役割もさらに重要なものになっていくと考えております。当社グループでは長期ビジョンである「新たな挑戦を通じて資源循環社会の実現に貢献できるNo.1企業になる」を実現するため、既存事業の成長と新規事業の創造に取り組んでおります。「市場創造型企業」として、独自の技術で新たな製品・サービスを開発するとともに、社是である「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」の実現を目指し、企業価値の向上に努めてまいります。 (2) 経営戦略等①事業戦略当社グループは、持続的な成長を果たすべく、最優先で取り組むべき事項を選択し、経営資源を集中させております。既存事業では主要取引先である電子部品・デバイスメーカーとのリレーション強化に努めるとともに、いち早く市場ニーズに応えるべく、技術開発を含めた既存工程の改善に努め、更なる収益力の強化に取り組んでおります。新規事業であるリチウムイオン電池(LiB)再生事業では世界中で需要の高まりが見込まれている車載用リチウムイオン電池のリサイクルを実現すべく、独自技術の開発及び電池メーカーとの提携を実施し、量産工場の稼働開始に向け注力しております。持続的な成長を果たすべく、既存事業での裾野拡大、新規事業であるLiB再生事業の早期収益化に注力し、企業価値向上に努めてまいります。②財務戦略 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、資本の効率的な運用と高い収益性を追求するために、資本コストや株価を意識した経営の実現に取り組んでおります。 当社の株主資本コストは7~8%と試算しており、当社グループは、株主資本コストを上回るROEおよびROICの継続的に達成することを重要な指標としております。2025年9月期は、LiB再生事業の研究開発や事業開始に向けた成長投資により株主資本コストを下回る水準となりましたが、同事業による収益が安定化していくことで、段階的にROEおよびROICは向上し、株主資本コストを継続的に上回ると見込んでおります。 (3) 経営環境当社グループにおきましては、主に都市鉱山として貴金属を多く使用する電子部品やデバイス工業の部品からの貴金属回収を行っていることから、電子部品・デバイス工業の業界における生産動向や貴金属相場の変動による影響を受けます。当社グループの主要取引先である電子部品・デバイスメーカーにおいては、スマートフォンやパソコン向けの生産は低調に推移しております。一方で、自動車関連部品や生成AI関連投資の分野における需要の拡大により生産量の増加が見込まれております。また、スマートフォンをはじめとした移動体通信機器についても今後緩やかに需要が回復し、生産量も徐々に回復していくと見込んでおります。主要製品のうち、金の価格は米国による関税強化への不安感や紛争に伴う安全資産としての需要の高まりにより、ドル建て価格は過去最高値を更新する高い水準で推移し、円建て価格においても引き続き高水準で推移することが見込まれています。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題①事業上の課題当社グループは、持続的な成長に向けた事業構造転換に取り組んでおります。当社グループの主要なお客様は、電子部品・デバイス工業分野に属しており、同分野の生産は、世界経済の変動によって大きくかつ急激に変動する傾向にあります。また、製品では金を中心とした貴金属及び銅の比率が高く、世界各国の財政政策の動向によって、短期間に価格が大きく変動する可能性があります。このように、当社グループの事業は、電子部品・デバイス工業分野の生産と、貴金属及び銅相場の変動の影響を受けやすい状態にあり、持続的かつ安定的な成長を図るためには、これらの影響を受けにくい事業を創出し続けることによって、事業構造の転換を図り、影響度を相対的に引き下げていく必要があります。②財務上の課題当社グループが金融機関と締結しているローン契約には、財務制限条項やその他の誓約事項が規定されている場合があります。当社の経営成績、財政状態が悪化することにより、いずれかの財務制限条項等に抵触した場合には、これらの条項に基づき金融機関から既存借入金の一括返済、金利及び手数料率の引上げ、担保権の設定等を要求される可能性があります。以上のことから、当社グループとして重要課題と捉えているものには、次のものが挙げられます。・研究開発体制の強化新規事業創出のための研究開発に人的リソースを集中し、研究開発力の強化と開発期間の短縮を図る・会社を支える人材の活性化事業環境や社会情勢が大きく変化する中で、イノベーションを牽引する人材の採用・育成・評価・登用に取り組む・新規事業であるLiB再生事業の早期収益化LiB再生事業に対しての調達資金を基に、いわき工場への生産設備の導入を進めることで早期収益化を実現する・既存事業の収益力向上 当社の技術力を活かした独自性のある商品提供による取引市場の拡大、製造工程の効率化によるコスト低減等を通じて収益力の向上を図る
事業等のリスク4,372
3【事業等のリスク】当社グループの事業展開上、様々なリスク要因があります。それら想定されるリスクに対し、事前に軽減する、回避する、ヘッジする等、現実的に可能な範囲での施策を検討実施しておりますが、全てのリスク要因を排除することは不可能であり、想定外の事態、あるいは影響を軽減できない事態が発生した場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、これらリスク要因は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断する主要なものであり、事業等のリスクはこれらに限定されるものではありません。(1) 事業環境の変動当社グループの主たる事業は、電子部品の製造工程から発生する有価金属を回収する貴金属事業と、エッチング廃液を再生し、銅を回収する環境事業の二つですが、それぞれ主要なお客様が属する業界の需給変動幅が大きいため、その動向により、当社グループの業績は大きく影響を受ける可能性があります。貴金属事業においては電子部品・デバイス業界のお客様、環境事業においてはプリント基板業界のお客様が多く、景気変動や各業界の需給状況等、これら業界の動向に影響を与える事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、貴金属事業に係る仕入について、特定の取引先からの仕入の割合が高い状況が続いております。貴金属価格の高騰や、リサイクル需要の高まりなどから、業者間競争が激化するとともに、お客様からのコストダウン要求も厳しくなってきております。競争激化に伴うお客様の他社への乗換え、利益率の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、既存のお客様との取引維持を図るとともに、これまで培ってきた独自の技術力を武器に積極的な営業活動を実施し、新規取引先の獲得に注力することで、主要なお客様に対する依存度を相対的に低減するよう努めております。また、LiB再生事業をはじめとした新規事業の創出により、収益基盤の多角化を図り、特定のお客様に対する依存度を相対的に低減するよう努めております。(2) 金属相場の変動当社グループの主力製品である貴金属及び銅加工品等は、金属が取引される市場の相場の影響を受けており、その価格は、供給国及び需要国の政治経済動向、為替相場等、世界の様々な要因により変動しております。変動要因の内容によっては貴金属及び銅相場が著しく変動することもあり、その場合には当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、貴金属の仕入を行うタイミングと同時に、販売先と販売価格を約定する「先渡取引」を利用しており、仕入から販売までの価格変動リスクの低減を図っております。また、加工賃取引など、金属相場変動の影響を受けない収益源の確保にも努めております。(3) 財務・資金に関するリスク当社グループの2025年9月末日時点の有利子負債(5,621,357千円)の総資産に対する依存度は40.72%と高い状況にあり、現行の金利水準が大幅に変動した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、長期借入金に関しては原則固定金利での借入とし、変動金利の場合も金利スワップ等のヘッジ取引活用等により金利の固定化を行い、金利変動リスクの低減に努めております。なお、2024年12月に契約を締結した金融機関からの60億円の長期借入金についても、金利スワップによる金利の固定化を実施しております。また、当社グループの借入金の一部には財務制限条項が付されており、純資産及び経常利益が一定金額以上であることを求められております。万一、当社の業績が悪化し、当該財務制限条項に抵触した場合には、期限の利益を喪失し、一括返済を求められることとなり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループの財政状態は、財務制限条項に照らして問題のない水準にありますが、随時モニタリングを行い、財務制限条項に抵触する可能性がある場合には、早期に財務状況の改善を図るとともに、当該借入金について金融機関と即座に協議を行うことができるよう、良好な関係を維持しております。 (4) 法令規制等当社事業は化学薬品等を数多く使用するため、化学物質排出把握管理促進法や水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、毒物及び劇物取締法などの法令等を遵守する必要があります。これらの法令基準の強化がなされることで、当社グループの設備投資等の追加的負担が求められる可能性があります。責任ある原料調達に関しては、規制の強化、サプライヤーの対応不備等により、原料の調達ができなくなった場合には、製品販売量が減少する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、役職員への教育及び研修等の機会を必要に応じて設定し、啓発を行うとともに、紛争鉱物等の不使用に対応した認証取得を実施しております。また、担当部署において遵守すべき法令に関する情報をタイムリーに取得し、改正があった際は速やかに関係部署に情報共有を行う体制を整えることで、発生リスクの低減に努めております。 (5) 毒物や劇物の取扱い当社グループは、毒物や劇物を使用しておりますが、酸廃液及びアルカリ廃液を中和するなど、環境に配慮した適切な処理をしております。しかしながら、工場及び運搬車両の事故等により、これらの管理に何らかの問題が生じ、事故が発生した場合には、従業員及び事故現場周辺地域に被害が生じる可能性があるほか、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、設備の定期点検や老朽化した建物等に対する修繕、防災訓練の実施、業務マニュアルの徹底しております。災害を未然に防止するとともに被害を最小限に抑え速やかに事業復旧が行えるよう備えており、事業継続力強化計画認定制度において、経済産業大臣の認定を取得しております。(6) 災害の発生当社グループは、生産拠点が福島県郡山市に集中しているため、地震、台風、洪水などの自然災害や、水素やチタン等の可燃性の元素による爆発や火災など、予期せぬ事故による災害などにより、事業運営を継続することが困難な状況が発生する可能性があります。また、建物等において老朽化が進んでいるものもあるため、特に地震などの自然災害により事業運営に支障をきたす事態が発生する可能性があります。災害による被害を完全に回避することは不可能であり、被害が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、設備の定期点検や老朽化した建物等に対する修繕、防災訓練の実施を通じて、災害防止や被害を最小限に抑える、被災時の速やかな事業復旧が行えるよう備えており、事業継続力強化計画認定制度において、経済産業大臣の認定を取得しております。(7) 新規事業投資当社グループは、中長期的に持続的な成長を果たすため、事業ポートフォリオの再構築に取り組んでおり、新規事業の立ち上げに対して積極的に経営資源を投入しております。新規事業には不確定な要因が多く、研究開発において目標を達成できない場合や、事業計画を予定通り達成できない場合には、先行投資分を回収できず、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、計画構想段階より経営企画部を中心として関連部門間の情報交換を活発に行っており、綿密な戦略策定、効率的なスケジュール管理、専門知識・技術の継続的習得により、成功確率の向上に努めております。(8) システム障害当社グループの業務は、ITシステムに大きく依存しております。何らかの事由によりシステムが利用不可能となった場合には、業務に支障をきたし、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、ファイアウォールの設置、ウイルス対策、予備機器の準備、定期的なデータのバックアップ等の対策を講じ、発生リスクの低減に努めております。(9) 固定資産の評価当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。当該会計基準では、それぞれの固定資産について回収可能額を測定し、回収可能額が帳簿価額を下回る場合、その差額を減損損失として認識することとされており、資産価値が低下した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、経営委員会において、事業毎の収益性を把握し、収益力の維持向上を図るとともに、業績悪化の兆候が見られる場合には、適時適切な対策が打てるような体制を構築しております。(10) 人材の確保労働人口が減少する中で、今後、優秀な人材の確保がより困難になると考えております。雇用環境が急速に変化していく中で、優秀な人材の確保ができない場合には、長期的な視点では当社グループの成長や業績に影響を及ぼす可能性があります。このような状況に対処するため、当社グループでは、新卒者に限らず、経験者の採用を積極的に展開するとともに、教育研修制度の充実や、OJTを通じた経験学習を効果的に循環させる等、人材の育成に注力しております。また、従業員意識調査を定期的に実施し、職場環境の課題抽出及び改善を継続して行っていくことで、離職率の低減を図っております。(11)感染症の拡大による影響当社グループは、新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症が拡大した場合、サプライチェーンの分断や取引先の生産活動の自粛等のマイナス影響を受ける可能性があります。また、当社グループにおける感染者の発生等により、一時的に操業を停止する等、当社グループの経営、財務状況に影響を与える可能性があります。当社グループでは感染予防や感染拡大防止に対して適切な管理体制を構築しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,612
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、各国の通商政策等の影響や物価上昇の影響による消費者マインドの弱さがみられましたが、雇用や所得環境の緩やかな改善に伴う個人消費の増加基調及び企業収益の改善により、緩やかに回復しました。当社グループにおいては、主要製品である貴金属のうち、金はロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の緊張に伴う安全資産としての需要の高まり、米ドルの信認低下による代替資産としての需要の高まりにより、ドル建て価格は過去最高値を更新する高い水準で推移し、円建て価格も前期を上回りました。銅の価格は、生産国からの供給不安等の要因で需要が高まり、ドル建て価格は高い水準で推移し、円建て価格も前期を上回りました。このような事業環境の中、既存事業では、回収した貴金属をお客様のニーズに沿った材料に加工して返却する等、当社の技術力を活かした多様なビジネススキームの提案により、新規顧客の獲得や既存顧客の維持・拡大に努めました。また、製造工程の効率化によるコスト低減を強みとした収益力向上にも注力しました。新規事業では、リチウムイオン電池(以下、LiB:Lithium-ion Battery)再生事業の開始に向け、研究開発及び電池メーカーとの事業スキーム確立に向けた協業に注力しました。CO₂排出量の削減とレアメタルの高回収率を両立するプロセスを構築し、プロセスの安定化及び生産効率の向上を目的とした研究開発を進めるとともに、当社いわき工場への生産設備の導入を並行して進めました。なお、生産効率の大幅な向上及び安定的な生産体制の確立を目的に2025年5月に本事業への設備投資額を25億円増額し、総額95億円とすることを意思決定しております。事業スキームについては、電池メーカーの工場から排出される工程廃材の一部について、当社がリサイクル業務を受託する覚書(MOU)に基づき、ビジネスモデルの確立に向けた対応を継続しました。本事業は2028年4月の当社いわき工場での量産稼働開始に向けて順調に進捗しております。当連結会計年度の連結業績は売上高8,685,989千円(対前期9.0%増)、営業利益492,944千円(同67.9%増)、経常利益428,742千円(同60.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益300,240千円(同19.2%減)でした。電子部品の需要低下に伴う取引先の減産基調が継続するも、金の相場上昇等により前期比較で売上高は増収となり営業利益と経常利益は増益となりました。一方で前期に補助金収入による特別利益の計上があったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となっております。 各セグメントの経営成績は、次のとおりです。なお、売上高については、セグメント間取引の消去前の数値であり、セグメント利益については、セグメント間取引の消去後の数値であります。また、間接部門の経費負担には、LiB再生事業における研究開発費用を含んでおります。 (貴金属事業)主要製品の金の価格が前期を上回ったことで、売上高は7,267,727千円(対前期11.3%増)、セグメント利益は301,947千円(同111.9%増)の増収増益となりました。 (環境事業)主要製品である銅の生産数量が減少したことで、売上高は1,202,378千円(同0.2%減)、セグメント利益は71,052千円(同5.1%減)の減収減益となりました。 (システム事業)主力製品である品質管理システムの販売において前期に大型案件があった反動により、売上高は196,144千円(同9.5%減)、セグメント利益は16,379千円(同4.9%減)の減収減益となりました。 (その他)その他に含まれる運輸事業等は、連結グループ内の取引額の増加により、売上高は347,522千円(同2.3%増)、セグメント利益は39,362千円(同21.6%増)の増収増益となりました。 ②財政状態の状況(資産の部)前連結会計年度末に比べて5,262,673千円増加し、13,806,370千円となりました。主な要因は、現金及び預金が2,632,975千円、受取手形及び売掛金が112,263千円、棚卸資産が1,351,081千円、その他(流動資産)が106,224千円、機械装置及び運搬具(純額)133,225千円、建設仮勘定が991,568千円増加し、その他(投資その他の資産)が144,760千円減少したことです。(負債の部)前連結会計年度末に比べて4,986,616千円増加し、8,880,622千円となりました。主な要因は、借入金が3,697,719千円、借入金地金が1,245,829千円増加したことです。(純資産の部)前連結会計年度末に比べて276,056千円増加し、4,925,747千円となりました。主な要因は、利益剰余金が260,119千円、自己株式処分により自己株式が12,875千円増加したことです。 ③キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ3,160,566千円増加し、4,050,929千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、409,988千円の収入となりました(前期は799,943千円の収入)。この主な内訳は、税金等調整前当期純利益が380,183千円、減価償却費が343,186千円、売上債権の増加額が107,640千円、棚卸資産の増加額が1,351,081千円、借入金地金の増加額が1,245,829千円です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、801,169千円の支出となりました(前期は254,556千円の支出)。この主な内訳は、定期預金の払戻による収入が527,591千円、有形固定資産の取得による支出が1,541,093千円、保険積立金の解約による収入が218,124千円です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、3,551,265千円の収入となりました(前期は785,432千円の支出)。この主な内訳は、長期借入金の返済による支出が202,280千円、長期借入れによる収入が3,900,000千円です。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりです。 2023年9月期2024年9月期2025年9月期自己資本比率(%)50.454.035.4時価ベースの自己資本比率(%)74.753.246.3キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)3.82.413.7インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)45.337.76.8(注) 自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ④生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)前年同期比(%)貴金属事業(千円)7,651,529109.2環境事業(千円)1,079,674100.3システム事業(千円)196,14490.5報告セグメント計(千円)8,927,348107.6その他(千円)20,239123.0合計(千円)8,947,588107.6(注)金額は販売価格により、セグメント間の取引は含んでおりません。 b.受注実績貴金属事業、環境事業ともに回収量に応じて生産しているため該当事項はありません。システム事業においては、受注生産を行っております。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)システム事業233,475133.9109,228162.6(注)セグメント間の取引は含んでおりません。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)前年同期比(%)貴金属事業(千円)7,267,727111.3環境事業(千円)1,201,87699.8システム事業(千円)196,14490.5報告セグメント計(千円)8,665,749109.0その他(千円)20,239123.0合計(千円)8,685,989109.0(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しています。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2023年10月1日至 2024年9月30日)当連結会計年度(自 2024年10月1日至 2025年9月30日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)ローム・アポロ株式会社326,4494.11,873,79921.6JX金属サーキュラーソリューションズ株式会社1,089,65813.71,085,87612.5住商マテリアル株式会社1,492,09218.7949,26910.9三菱商事RtMジャパン株式会社1,309,12616.4731,6298.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当連結会計年度の連結業績は売上高8,685,989千円(対前期9.0%増)、営業利益492,944千円(同67.9%増)、経常利益428,742千円(同60.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益300,240千円(同19.2%減)でした。電子部品の需要低下に伴う取引先の減産基調が継続するも、金の相場上昇等により前期比較で売上高は増収となり営業利益と経常利益は増益となりました。一方で前期に補助金収入による特別利益の計上があったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は減益となっております。また、セグメント別の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。経営成績に重要な影響を与える要因として、当社グループは貴金属、非鉄金属を主な製品として取り扱っているため、金属相場及び為替相場による影響を受ける可能性があります。また、当社の取引先の多くは電子部品・デバイス工業分野に属しており、この分野の景況の変化に伴い、当社の業績も連動する可能性があります。その他、経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、貴金属事業における材料仕入資金並びに製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。投資を目的とした資金需要は、主に研究開発投資及び設備投資によるものです。当社グループの事業運営上で必要な資金の確保は、基本的には営業活動によるキャッシュ・フローを中心としつつ、資金使途を踏まえ、調達する時点で最も効率的かつ安定的と判断される方法により資金調達を行っていく方針です。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。また、この連結財務諸表の作成に当たって、見積りが必要となる事項については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。
セグメント情報2,746
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、製品・サービス別の事業部門を置き、各事業は、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社は、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「貴金属事業」、「環境事業」及び「システム事業」の3つを報告セグメントとしております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) (単位:千円) 報告セグメントその他 (注)合計 貴金属事業環境事業システム事業計売上高 顧客との契約から生じる収益6,530,5451,204,091216,7527,951,38916,4517,967,841外部顧客への売上高6,530,5451,204,091216,7527,951,38916,4517,967,841セグメント間の内部売上高又は振替高-1,020-1,020323,125324,146計6,530,5451,205,112216,7527,952,410339,5778,291,987セグメント利益142,46874,89517,216234,58032,377266,957セグメント資産6,634,5761,185,114452,0338,271,723271,9728,543,696その他の項目 減価償却費186,44370,20412,145268,79235,260304,053受取利息1,6962771502,12542,129支払利息14,8723,8831,17919,936-19,936有形固定資産及び無形固定資産の増加額384,90148,93523,730457,56727,641485,209(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、運輸事業等であります。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) (単位:千円) 報告セグメントその他 (注)合計 貴金属事業環境事業システム事業計売上高 顧客との契約から生じる収益7,267,7271,201,876196,1448,665,74920,2398,685,989外部顧客への売上高7,267,7271,201,876196,1448,665,74920,2398,685,989セグメント間の内部売上高又は振替高-502-502327,282327,784計7,267,7271,202,378196,1448,666,251347,5229,013,773セグメント利益301,94771,05216,379389,37939,362428,742セグメント資産11,686,3861,420,456450,16413,557,008249,36113,806,370その他の項目 減価償却費236,95259,84311,417308,21434,972343,186受取利息15,5812,15699618,7348618,821支払利息57,8118,1643,70269,678-69,678有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,460,70969,73824,2911,554,73963,9171,618,656(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、運輸事業等であります。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名住商マテリアル株式会社1,492,092貴金属事業三菱商事RtMジャパン株式会社1,309,126貴金属事業田中貴金属工業株式会社1,026,605貴金属事業JX金属商事株式会社818,490貴金属事業 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名ローム・アポロ株式会社1,873,799貴金属事業JX金属サーキュラーソリューションズ株式会社1,085,876貴金属事業住商マテリアル株式会社949,269貴金属事業三菱商事RtMジャパン株式会社731,629貴金属事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)「貴金属」セグメントにおいて3,438千円、「その他」の区分において649千円、報告セグメントに帰属しない全社資産において50,556千円の減損損失を計上しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,829
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス 当社グループは、「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」を社是として掲げ、人と地球の健全な未来のために、創業当時より培ってきた再生技術を活かして都市鉱山から貴金属やレアメタルなどの有価金属の回収・資源化を行っております。資源循環モデルの確立に努め、地球環境に配慮した事業活動を通して資源循環型社会の実現に貢献しております。サステナビリティに係る重要事項については、執行役員や各本部長等によって構成される経営委員会で協議し、その後、取締役会において社外取締役や監査等委員の知見を活かし、経営方針に反映させております。また、当社グループが提供するサービス及び製品の品質を保証すると同時に、環境保護活動の一環としてISO9001、ISO14001の認証取得・維持に努めております。当社グループのガバナンス体制につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」も合わせてご参照ください。 (2)戦略①地球環境保全への取組方針当社グループは、再生技術を活かした事業活動を通じて、資源の有効活用と環境負荷の低減を図り、持続可能な資源循環型社会の実現を目指しております。世界的な課題となっている資源の枯渇に真摯に向き合い、限りある資源の再利用を促進してまいります。2019年からは、リチウムイオン電池(LiB)再生事業に参入し、研究開発・事業化を進めております。廃棄されたLiBに含まれるレアメタルを再生し、再び材料として安定的に供給する資源循環モデルを構築することで、レアメタルの鉱山開発、原料の安定調達、廃棄品の処分といったサプライチェーンにおける世界的な課題の解決を目指します。LiBの安定的な生産活動を下支えし、再生可能エネルギーの普及を通じた温室効果ガスの削減に貢献してまいります。 ②人的資本経営への取組方針 当社グループは、中・長期的な発展のためには、人的資本経営に取り組み、社員の能力や働きがいを向上させることが重要であると捉え、すべての社員が働きがいを感じ、健康で安心して活躍できる職場環境・組織風土の実現を目指しております。社員一人ひとりが備える能力、経歴、専門知識・技能などの強みを最大限発揮でき、自身の働きに誇りを持てるよう、新入社員から管理職、役員を対象に様々な研修プログラムを提供しております。事業運営においては、安全衛生を最優先事項として捉えております。事業責任者や管理部門責任者が安全衛生上改善すべき点がないか工場内を巡視し、労働災害の発生を未然に防止するとともに、健康診断や人間ドッグの受診を通じた従業員の健康管理を実施しております。安全衛生への配慮と同時に、ワークライフバランスの充実に向けた取組も継続的に推進しております。有給休暇の計画的な取得の推奨、育児に伴う休暇取得制度の導入など、各従業員の事情に応じた働き方が選択できる環境整備に取り組んでいます。 (3)リスク管理当社グループがリスクとして認識している事項は、「3 事業等のリスク」に記載した通りです。サステナビリティに係るリスクとしては、地震、台風、洪水などの自然災害や予期せぬ事故などによる災害への対策、環境汚染の防止などを重要課題と認識しております。また、自然災害や事故災害、環境汚染に関するリスクについては、危機管理委員会を設置してリスクの分析を行い、想定されるリスクごとに担当部署へ改善指示を出すなどの対応を取り、取締役会に報告しております。その他のリスクについては、執行役員や各本部長によって構成される経営会議でリスクの洗い出しと分析を行い、対策案を取締役会で審議したうえで、事業計画に反映させております。取締役会においては、社外取締役や監査等委員を含む全員による活発な議論を経て、企業戦略やサステナビリティへの取組などの会社の方針を決定し、リスクの低減に努めております。 (4)指標及び目標①気候変動対応当社グループは、気候変動の指標をScope1及びScope2において温室効果ガス排出量を算定し、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて温室効果ガスの削減に取り組んでまいります。当連結会計年度はグリーン電力への移行が進んだこと等の要因で温室効果ガスの排出量が減少しております。今後、いわき工場でLiB再生事業が開始されることで、当社グループ全体での温室効果ガスの排出量は増加する見込みとなっておりますが、今後の動向を踏まえて工場および事業所ごとに削減目標値を設定してまいります。 〇温室効果ガス排出量 2023年9月期 (t-CO₂)2024年9月期 (t-CO₂)2025年9月期 (t-CO₂)Scope1(単体)419(連結)1,005(単体)435(連結)1,093(単体)403(連結)1,040Scope2(単体)1,720(連結)1,986(単体)1,647(連結)1,927(単体)1,488(連結)1,770Scope1+2(単体)2,140(連結)2,991(単体)2,083(連結)3,020(単体)1,891(連結)2,809Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、ガソリン) Scope2:他社から供給された電力の使用に伴う間接排出 ②人的資本経営・多様な働き方の推進人的資本の現状及び人的資本経営への取組については、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」や上記「(2)戦略 ②人的資本経営への取組方針」に記載した通りです。ワークライフバランスの実現により働きやすさを向上させるために、以下の指標について目標を設定しております。 指標目標実績(当事業年度)男性労働者の育児休業等取得率(直近5事業年度平均)50%以上の維持100%(注) 1.「男性労働者の育児休業等取得率」は連結グループにおける記載が困難であるため、当社単体での実績と目標 を記載しております。2.「男性労働者」は役員と人材派遣社員、社外から当社への出向者は除き、正社員、契約社員、嘱託社員を対象 としております。3.育児休業取得率は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年 法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施 行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算定したうえで平均 としております。4.当社においては、該当者がいない事業年度もあることから、取得率は当事業年度を含む直近5年分のデータを 使用しております。
コーポレート・ガバナンスの概要9,675
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社及び当社子会社から成る企業集団(以下、「当社グループ」という。)は、企業経営の基本的使命である株主利益追求のため、「豊かな創造性を発揮し、社会貢献を果たす」を社是に掲げ、法令、企業倫理を遵守し、地球環境問題に真摯に取り組み、それぞれの利害関係者に対し、責任を果たすことを目指しております。そのためにはより牽制の効いた企業統治の確立が不可欠であるとし、当社は以下の事項を実施しております。・ 取締役会への監督機能を有効に働かせるため、過半数の社外取締役を含む監査等委員会を置く(監査等委員会設置会社)。・ 取締役は代表取締役をして、利害関係者へ十分な情報開示と説明責任を果たさせる。・ 執行役員制度を採用し、取締役会は執行役員を任免する。・ 執行役員は規程、取締役会決議に基づき分掌、権限を行使する。・ 取締役会は代表取締役に経営委員会を設置させる。・ 経営委員会は代表取締役社長を議長とした業務執行上の意思決定機関であり、業務執行上の意思決定、部門横断的業務の管理、取締役会への付議または報告事項の決定等を主要な機能とする。 イ 株主の権利・平等性の確保当社は、株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに、その権利を適切に行使できる環境整備を行ってまいります。少数株主の権利の実質的な確保や平等性の実質的な確保にも努めております。外国人株主については、その株式保有比率の動向を踏まえ、資料の英文化等の必要性を検討してまいります。 ロ 株主以外のステークホルダーとの適切な協働当社は、企業理念及び行動準則を実践し、従業員、顧客、取引先、債権者、地域社会をはじめとする様々なステークホルダーとの適切な協働に努めます。当社の取締役会及び経営陣は、これらのステークホルダーの権利・立場や健全な事業活動倫理を尊重する企業文化・風土の醸成を図ります。 ハ 適切な情報開示と透明性の確保当社は、財務情報及び非財務情報についてステークホルダーの信頼と適切な評価を得るべく、適時適切な開示に努めてまいります。また、非財務情報のうち現在開示していない中期経営計画についても、今後、開示に向けた検討を行ってまいります。取締役会は、非財務情報を含む開示情報が、正確で利用者にとって分かりやすく、有用性の高いものとなるよう努めてまいります。 ニ 取締役会等の責務当社の取締役会は、社外取締役を含む全員による活発な議論を経て企業戦略等の会社の方向性を決定し、リスクテイクを支える環境整備に努めております。また、取締役の指名や報酬に関することを審議し取締役会に答申するガバナンス委員会を設け、取締役会を牽制する体制を整備しており、取締役会の客観性、透明性、公正性を担保し、取締役・経営陣に対する実効性のある監督機能を果たしております。 ホ 株主との対話当社は、株主総会以外にも投資家向け説明会や投資家との面談など、様々な機会を通じて株主とのコミュニケーションに努め、当社の経営方針に理解を得ることに注力しております。また、対話を通じて得られた情報を必要に応じ取締役・経営陣に報告・議論し、資本提供者の目線からの経営分析や意見を吸収することに努め、株主の立場への理解を踏まえた適切な対応を行ってまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ 企業統治の概要提出日(2025年12月23日)現在の企業統治の概要は以下のとおりです。当社は、コーポレート・ガバナンス体制の一層の強化を図り、より透明性の高い経営と迅速な意思決定を実現するため、2015年12月18日より、監査等委員会設置会社に移行しております。取締役会については、代表取締役会長 山田慶太が議長を務め、代表取締役社長 山田浩太と取締役 佐久間良一、取締役 佐久間幸雄、取締役(社外取締役) 市川文子の5名と、監査等委員である取締役(社外取締役) 三崎秀央、監査等委員である取締役(社外取締役) 髙野俊哉、監査等委員である取締役(社外取締役) 末代政輔の3名(社外取締役 三崎秀央、髙野俊哉及び末代政輔の3名は独立役員に指定)を含む取締役8名(提出日現在)で構成されております。原則月1回の定例取締役会を開催するほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、経営上の重要事項について意思決定するとともに、各取締役及び各執行役員の業務執行を監督しております。監査等委員会は、監査等委員である取締役(社外取締役) 三崎秀央が委員長を務め、監査等委員である取締役(社外取締役) 髙野俊哉、監査等委員である取締役(社外取締役) 末代政輔の3名で構成され、定期的に定例監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催しております。各監査等委員は、監査等委員会が定めた監査方針、監査計画等に従い、重要な会議への出席、各取締役や内部監査室等からの職務執行状況の聴取、本社及び各事業所への往査、子会社の調査を実施しております。また、会計監査人からの監査報告を受け、計算書類及び事業報告に関して検討を行うほか、代表取締役との意見交換を行っております。経営委員会は、代表取締役社長 山田浩太が議長を務める業務執行上の意思決定機関であり、代表取締役会長 山田慶太、取締役 佐久間良一、取締役 佐久間幸雄の4名及び執行役員を中心に構成され、原則として毎週開催しております。業務執行上の意思決定、部門横断的業務の管理、取締役会への付議または報告事項の決定等が主要な機能です。当社は、2021年10月15日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指名、報酬、独立性基準等を決議するガバナンス委員会の設置を決議しております。ガバナンス委員会は、監査等委員である取締役(社外取締役)三崎秀央が委員長を務め、監査等委員である取締役(社外取締役) 髙野俊哉、監査等委員である取締役(社外取締役) 末代政輔、代表取締役会長 山田慶太、代表取締役社長 山田浩太の5名で、社外取締役を主要な構成員としております。当委員会は、指名委員会及び報酬委員会の2つの機能を持つ任意の諮問機関として設置し、原則として年1回以上開催するものとしております。当社は2025年12月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名選任の件」及び「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案がいずれも承認可決されると、当社の取締役は9名(内、社外取締役は5名)となります。また、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会にて「代表取締役および役付取締役選定の件」及び「業務執行取締役の選定及び担当職務委嘱の件」、「ガバナンス委員会委員および委員長選任の件」が付議される予定です。当該議案がいずれも承認可決された場合の取締役会の構成員については、後記「(2)役員の状況 ① 役員一覧」のとおりでございます。また、上記議案がいずれも承認可決された場合、監査等委員会は、監査等委員である取締役(社外取締役) 三崎秀央が委員長を務め、監査等委員である取締役(社外取締役)末代政輔 、監査等委員である取締役(社外取締役)市川文子 の3名となります。経営委員会は、代表取締役社長 山田浩太が議長を務め代表取締役会長 山田慶太、取締役 佐久間良一、取締役 佐久間幸雄の4名及び執行役員を中心に構成されます。ガバナンス委員会は監査等委員である取締役(社外取締役)三崎秀央が委員長を務め、監査等委員である取締役(社外取締役) 末代政輔、監査等委員である取締役(社外取締役) 市川文子、代表取締役会長 山田慶太、代表取締役社長 山田浩太の5名となります。 また、代表取締役社長直轄の独立組織である内部監査室(1名)を設置し、各部署の業務執行状況について適法性・妥当性・効率性等の観点から、監査を実施しております。監査等委員会、内部監査室、会計監査人は必要に応じて情報や意見の交換を行い、連携を図っております。会社機関、内部統制の関係は以下のとおりであります。 ロ 企業統治の体制を採用する理由当社は提出日(2025年12月23日)現在、社外取締役1名(業務執行取締役でない取締役)及び監査等委員会設置会社として、議決権を有する監査等委員である取締役3名(内社外取締役3名)により、取締役会の監督機能を強化し、より透明性の高い経営と迅速な意思決定の実現を図っております。また、社外取締役4名中、監査等委員である取締役3名を独立役員に指定するなど、取締役の業務執行を監視するガバナンスが十分かつ効率的に機能する体制とするため、現状の体制としております。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ 内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況a. 当社及び当社子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・ 当社グループは企業経営の基本使命を果たし、社是を実現するために「アサカ理研グループ行動憲章」を制定し、企業行動の基準とする。・ 各取締役会は業務執行について決定し、これを監督する。・ 当社取締役会は代表取締役に内部監査室を所管させ、当社グループ内の横断的なコンプライアンス体制の整備及び問題点の把握に努める。・ 当社取締役会は代表取締役を議長とした経営委員会を設置し、当社グループ各社、各部門に対しコンプライアンスの維持向上に必要な措置を講じさせる。・ コンプライアンスが維持されている状態とは、取締役及び使用人の職務の執行が法令等に適合することを確保するため、社是、基本理念、行動指針及び「アサカ理研グループ行動憲章」等が周知徹底され、実務的に運用されている体制をいう。・ 当社の代表取締役及び執行役員は当社グループの使用人に対し、コンプライアンス教育と啓発を行い、代表取締役、執行役員及び当社グループの使用人は、重大な法令違反等を発見した場合には所属会社又は当社に報告をする。内部通報体制を整備かつ運用し、当該通報について、当社監査等委員会への適切な報告体制を確保する。併せて、状況に応じて通報者を秘匿するとともに通報者に対して不利な取扱いがないことを確保する。・ 当社内部監査室は業務の適法性等に関する監査を実施し、当社の代表取締役及び監査等委員会に報告する。・ 当社代表取締役は監査報告のうち重要なものについて適切な対策を決定し、必要に応じて報告内容、対処状況及び結果について、適切に当社グループの役員及び使用人に開示し、周知徹底する。b. 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・ 取締役は以下の文書等を関連規程に基づき適切に記録、保存、管理する。・ 株主総会議事録、取締役会議事録、経営委員会議事録とこれらの関連資料・ 取締役、執行役員が主催するその他の重要な会議の議事の経過の記録又は指示事項と関連資料・ 取締役、執行役員を決定者とする決定書類及び附属書類・ その他取締役、執行役員の職務の執行に関する重要な文書・ 取締役会議長は上記情報の保存及び管理を監督する統制監視責任者となる。・ 総務担当執行役員は統制監視責任者を補佐する。総務部門に上記情報管理担当者を置く。・ 上記文書は10年以上保存する。c. 当社及び当社子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制・ 当社取締役会は、当社グループのあらゆるリスクに対処するため、危機管理規程を設け、代表取締役を委員長とする危機管理委員会を設置する。・ 危機管理委員長は当社グループにおける危機管理基本方針、危機管理年次計画等を取締役会に提案するとともに、各部門別、各子会社別にリスク評価表及び危機管理対応要領を作成させる。これに基づき委員長は毎年当社グループ全体のリスク評価表及び危機管理対応要領を取りまとめ、当社取締役会へ提出、承認を受け、発生した危機に対応する。(想定される危機管理)・ 地震、洪水、事故、火災等・ 不適切な業務執行による生産及び販売活動・ 貴金属相場及び為替相場変動等・ 危機管理委員会は目的別に委員会を設置する。・ 労働委員会・ 環境委員会・ 品質委員会・ 情報委員会・ それぞれの委員会においてリスク評価表及び危機管理対応要領を作成する。・ 危機管理委員会は当社グループにおける危機管理に関する事項について協議検討し、当社取締役会に報告する。・ 当社代表取締役は経営戦略リスクの評価を行い、経営戦略に関わるリスク評価表及び危機管理対応要領を作成し、提出する。 ・ 重要な投資案件に関わるリスク評価表等は各部門が作成し、利益計画担当執行役員がこれを取りまとめ、当社取締役会に提出する。・ 危機管理委員会は総務担当執行役員が進言し、委員長の決定により、危機管理対策本部を設置する。・ 当社内部監査室は危機管理状況について内部監査を実施し危機管理委員長へ報告する。d. 当社及び当社子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・ 当社は取締役会を原則月1回定時に開催する他、適宜臨時に開催するとともに、原則毎週経営委員会を開催し、業務執行における重要事項並びに経営戦略について審議を行い意思決定の迅速化を図る。・ 当社取締役会は、取締役会規則、権限規程等において、取締役会及び取締役の役割、資格、権限等を明確にする。・ 当社取締役会は執行役員規程、経営委員会規程、権限規程等において執行役員の分掌、資格、権限等を明確に定める。・ 当社の代表取締役、業務執行取締役、執行役員は各規程及び取締役会決議に基づき、取締役会が委任した範囲内で権限を行使し、業務に専念する。・ 当社代表取締役は当社グループ全体の組織を構築し、効率的な運営と監視監督体制の整備を行う。・ 当社子会社の取締役会は、各規程及び取締役会決議等に基づき、各取締役の役割、資格、権限等を明確にし、各取締役は取締役会が委任した範囲内で権限を行使し、業務に専念する。e. 当社グループにおける業務の適正を確保するための体制・ 当社子会社の代表取締役及び監査役等は、当社取締役会において執行状況の報告を行う。・ 当社代表取締役は内部監査室に当社グループ各社の内部監査を実施させる。・ 当社の監査等委員会は当社グループ各社の監視、監査を行える体制を構築する。・ 当社グループ全体及び各執行部門の業務執行上の意思決定等を行う機関として、当社は「経営委員会」を設置し、原則毎週開催する。・ 当
役員の報酬等2,841
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、2021年11月19日開催の取締役会において、ガバナンス委員会の設置に伴う取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に関する決定方針の改訂を決議しております。取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等は、2015年12月18日開催の第48期定時株主総会において年額180,000千円以内(うち、社外取締役分20,000千円以内)と決議しております。また、2020年12月18日開催の第53期定時株主総会において、当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に譲渡制限付株式報酬を年額25,000千円以内で支給すること及び、時価型ストックオプションとしての新株予約権を年額50,000千円以内の範囲で割り当てることを決議しております。また、監査等委員である取締役の報酬限度額は、2015年12月18日開催の第48期定時株主総会において年額50,000千円以内と決議しております。 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次の通りです。イ.基本方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、企業価値の持続的な向上を図ることを念頭に置き、個々の取締役の報酬の決定に際しては各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、固定報酬としての「役員報酬基準額」、業績連動報酬等である「業績評価額」及び非金銭報酬等である「株式報酬」により構成する。ロ.役員報酬基準額(固定報酬)の個人別の報酬等の額の決定に関する方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の固定報酬である「役員報酬基準額」は、年額の金銭報酬とし、役位、職責、他社水準、当社の業績を考慮しながら、総合的に勘案して決定するものとする。ハ.業績連動報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針業績連動報酬等である「業績評価額」は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるため業績指標を反映した金銭報酬とし、連結当期純利益、役員報酬比率、担当部門の業績貢献度、貴金属等相場の状況を勘案し、役員報酬基準額に加算・減算するものとする。なお、当事業年度における業績連動報酬等にかかる業績指標の実績値は、連結当期純利益の371,674千円であります。当該指標を採用する理由は、中長期的な業績及び企業価値向上に貢献する意識を高めるためであります。当社の業績連動報酬は、業績指標から配当見込み額を減じた額に対して、役位別の基準比率、担当部門の業績寄与度等を乗じたもので算定されております。ニ.非金銭報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針(報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針を含む)。非金銭報酬等である株式報酬は、譲渡制限付株式報酬及び時価型ストックオプション制度を導入している。新株予約権の割り当てについては、会社業績、役位等に応じて取締役会の決議において決定するものとする。なお、株式報酬のうち、時価型ストックオプションについては、役位、職責の他、個人の業績を加味して個人ごとの割当口数を決定するものであり、業績連動報酬等に位置付けられるものである。なお、現在は譲渡制限付株式報酬のみを実施している。ホ.報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針役員報酬基準額と業績評価額を加えた金銭報酬については、「定期同額給与」とする。株式報酬の支給時期については、取締役会において決定する。ヘ.固定報酬の額、業績連動報酬等の額及び非金銭報酬等の額の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針取締役(監査等委員である取締役を除く。)の種類別の報酬割合については、一律ではなく役位、職責に応じて設定するものとし、株主と経営者の利害を共有し、企業価値の持続的な向上に寄与するため、適切な支給割合とすることを方針とする。当該方針の具体的内容は、監査等委員会において検討を行い、取締役会において決定する。検討に当たっては、役員の業績向上へのコミットメントやインセンティブを高めるため、業績連動型報酬等及び非金銭報酬等を役員報酬として重視していくこととする。ト.取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項管理本部長は取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容の原案をガバナンス委員会に諮問し答申を得るものとする。取締役会は、当該答申を踏まえ取締役の個人別の報酬等の内容について審議し決定する。個人別の報酬額については、取締役会決議に基づき代表取締役がその具体的内容について委任を受けることができるものとし、その権限の内容は、各取締役の役員報酬基準額及び各取締役の担当事業の業績を踏まえた業績評価額の決定とする。代表取締役は、当該ガバナンス委員会の答申及び取締役会における審議内容を踏まえ、受任した権限を行使するものとする。当事業年度の各取締役の基本報酬の額及び各取締役の業績等を踏まえた報酬の決定は、代表取締役会長山田慶太及び代表取締役社長山田浩太に委任しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ各取締役の担当部門について評価を行うには代表取締役が適していると判断したためであります。なお、委任された内容の決定にあたっては、事前にガバナンス委員会がその妥当性等について確認しております。 監査等委員である取締役の報酬額は、役位ごとに定められた基本報酬をもとに、株主総会で決議を受けた金額を上回らないように監査等委員会で決定し、取締役会に報告しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)基本報酬業績連動報酬ストックオプション(注)譲渡制限付株式報酬(注)取締役(監査等委員を除く)(社外取締役を除く)101,78773,20719,158-9,4224取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)------社外役員16,60016,600---4(注)取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対する非金銭報酬等は、ストックオプション及び譲渡制限付株式報酬であります。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等連結報酬等の総額が、1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの該当事項はありません。
従業員の状況1,342
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年9月30日現在セグメントの名称従業員数(人)貴金属事業67(24)環境事業10(4)システム事業4(-)報告セグメント計81(28)その他13(3)全社(共通)100(32)合計194(63)(注)1.従業員数は就業人員(役員、当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない部門に所属しているものであります。3.前連結会計年度末に比べ従業員数が19名増加しております。主な理由は、業容の拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。(2)提出会社の状況 2025年9月30日現在従業員数(人)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)181(60)41.512.05,609,086 セグメントの名称従業員数(人)貴金属事業67(24)環境事業10(4)システム事業4(-)報告セグメント計81(28)全社(共通)100(32)合計181(60)(注)1.従業員数は就業人員(役員、当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない部門に所属しているものであります。4.前事業年度末に比べ従業員数が18名増加しております。主な理由は、業容の拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。(3)労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社当事業年度(注)1.管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)2.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)3.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)2.全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者8.3100.080.580.385.4 (注)1.連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況127
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) アサカ弘運株式会社福島県郡山市10,000千円その他100.0当社の仕入及び販売に係る運搬 (注)主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
配当政策559
3【配当政策】当社は株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つと位置付け、今後は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、企業体質の強化と今後の事業展開等に備えるための内部留保の充実等を勘案しつつ、安定的かつ機動的な配当の継続実施を基本としております。当社は年1回の期末配当により、剰余金の配当を行うことを基本方針としております。なお、2026年9月期より中間配当と期末配当の年2回剰余金の配当を行う方針でございます。これらの剰余金の配当の決定機関は、取締役会であります。当期の配当につきましては、上記方針のもと1株当たり12円の配当を実施することとしました。内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、借入金の圧縮や今まで以上にコスト競争力の強化、顧客のニーズに応える技術の向上、製品開発体制の強化を図るとともに環境投資の強化や業容拡大に繋げるよう有効投資してまいりたいと考えております。なお、当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会決議によって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めております。基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たりの配当額(円)2025年11月14日60,32112取締役会
研究開発活動871
6【研究開発活動】(1)研究開発活動の方針当社グループは、多様化、高度化する顧客ニーズを発掘し、それに応える技術・製品を研究開発し、提供することを基本方針としております。さらに、独自の技術によって、市場そのものを開拓する「市場創造型の開発」に取り組んでおります。この目的達成のため、1.顧客(市場)ニーズに合致した製品の開発2.高品質製品の開発3.高付加価値製品・サービスの開発を主眼としております。(2)研究開発活動の体制当社グループの研究開発活動は、新技術・新製品の開発と既存製品の改良・改善及び応用があります。これらの活動は、開発部が主導しております。また、必要に応じ、組織の有機的活動を強化するため、プロジェクトチームを編成し、開発活動を促進しております。新製品に関しましては、開発した技術を効率良く、確実に量産化するために、製造本部との連携で事業化を図っております。(3)研究開発活動の内容及び研究開発費研究開発活動の内容に関しては、これまで蓄積した当社グループのコア技術である金属・無機薬品のリサイクル技術をさらに進化させる活動や、新たに市場を開拓するために必要な技術の研究開発、新しく事業化した分野のテーマについても推進しております。当社グループが中長期的な視点で重要だと考えている具体的なテーマは次のとおりであります。 ・レアメタルなど希少で価値の高い元素の分離精製技術の研究開発・貴金属・レアメタルの高純度化に関する研究開発・リチウムイオン電池を解体し、レアメタルを回収する方法の研究開発 当連結会計年度において特に重点的に行った研究開発活動は次のとおりであります。 (その他特定の事業に区分できない研究)・レアメタルを含んだ廃棄物からの効率的な分離精製技術に関するもの・レアメタルの加工技術に関するもの・レアメタルの高純度化に関するもの・レアメタルの回収率向上に関するもの なお 、当連結会計年度における研究開発費は、特定の事業に区分できない新規事業の研究に対するものであり、グループ合計では710,340千円であります。
主要な設備の状況739
2【主要な設備の状況】当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。(1)提出会社2025年9月30日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計本社(福島県郡山市)全社、各事業管理部門、営業部門施設502,16376,731391,528(12,100)4,19432,8581,007,47675(8)本社工場(福島県郡山市)貴金属事業 環境事業部品洗浄、金回収・精製施設エッチング液の再生施設235,201264,959529,362(12,268)-7,4781,037,00292(38)富久山工場(福島県郡山市)環境事業エッチング液の再生施設52,06432,55382,222(2,412)-489167,3293(2)いわき工場(福島県いわき市)貴金属事業全社レアメタル回収・精製施設研究開発施設572,07977,860329,507(34,355)3,2803,083985,8108(7) (2)国内子会社2025年9月30日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計アサカ弘運㈱本社営業所(福島県郡山市)その他運搬用車両他0132,338-(-)-75132,41313(3) (注)1.上記の他、国内子会社では主要なリース設備として車両運搬具(年間リース料 313千円)を賃借しております。2.帳簿価額「その他」は、工具、器具及び備品であります。3.従業員数の( )内は、臨時雇用者数を外書きしております。
監査の状況2,424
(3)【監査の状況】① 監査等委員会による監査の状況当社における監査等委員会は、監査等委員である取締役3名(3名が社外取締役)で構成され、定期的に定例監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催しております。三崎秀央氏は、大学教授としての十分な知識と見識を有し、髙野俊哉氏は、金融機関における豊富な実績と経験を有し、末代政輔氏は、電子部品製造装置メーカーにおける豊富な実績と経験を有しており、それぞれ財務及び会計に関する相当の知見を有しております。監査等委員会における具体的な検討事項は、監査の方針・監査実施計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、会計監査人の報酬等の額の同意等です。各監査等委員は、監査等委員会が定めた監査方針、監査計画等に従い、重要な会議への出席、各取締役や内部監査室等からの職務執行状況の聴取、本社及び各事業所への往査、子会社の調査を実施しております。また、会計監査人からの監査報告を受け、計算書類及び事業報告に関して検討を行うほか、代表取締役との意見交換を行っております。監査等委員会設置会社のもと、監査等委員が主体となり内部統制システムを通じた組織的な監査を実施しているため、必ずしも常勤者の選定を必要としないことから、常勤の監査等委員を設置しておりません。なお当社は、2025年12月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の監査等委員会は引き続き3名の監査等委員(3名が社外取締役)で構成されることになります。当事業年度において当社監査等委員会を13回開催しており、個々の監査等委員の出席状況は下記のとおりです。氏 名開催回数出席回数三崎 秀央1313髙野 俊哉(注)1313末代 政輔1313(注)髙野 俊哉氏は、2025年12月24日の株主総会終結の時をもって取締役(監査等委員)を退任予定です。 ② 内部監査の状況代表取締役社長直轄の独立組織である内部監査室(1名)が年間内部監査計画に基づき、各部署の業務執行状況について適法性・妥当性・効率性等の観点から、内部統制にかかる監査、コンプライアンス状況についての監査を実施しております。また、グループ全体で定常的に内部監査を実施することにより業務の適正な運営を図っております。これらの内部監査の結果は、代表取締役社長に直接報告するとともに、取締役会に直接報告する仕組みはありませんが、各担当役員及び監査等委員会に対しても直接報告を行う仕組みを構築しており、各担当役員への周知及び監査等委員会による監査との連携も図っております。また、会計監査人、監査等委員会及び内部監査室による三様監査ミーティングを定期的に年3回程度開催し、情報の共有を行い、監査の実効性及び効率性の向上に努めております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 b.継続監査期間26年間上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員:髙嶋 清彦指定有限責任社員 業務執行社員:鈴木 克子 d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名、その他16名であります。 e.監査法人の選定方針と理由当社は、会計監査人の法人概要、品質管理体制、独立性、監査体制、監査計画、監査チームの編成、監査報酬見積等の要素を個別に吟味したうえで総合的に判断し、会計監査人を選定しております。EY新日本有限責任監査法人はいずれの要件も充たしており、相応しいものと判断しております。当社の監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。 f.監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員会は、会計監査人が独立性及び必要な専門性を有することや監査体制が整備されていること、監査計画が合理的かつ妥当であること等を確認し、これまでの監査実績を踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社30,500-31,500-連結子会社----計30,500-31,500- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は、監査法人から提出された会社法及び金融商品取引法に基づく監査の監査報酬見積書の監査計画、監査内容、監査日数等の妥当性を精査・検討の上、決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査等委員会において、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意を行っております。
株式の保有状況1,350
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動又は株式の配当によって利益を受けることを目的とする株式を純投資目的の投資株式とし、それ以外の目的の株式を純投資目的以外の株式としております。当社は、基本的には保有目的が純投資目的である投資株式を保有いたしません。純投資目的以外の目的である投資株式につきましては、原則として取引関係の維持・強化等、当社グループ戦略上重要な目的を持つ政策保有株式を保有しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容保有する政策保有株式につきましては、個別銘柄毎に取引状況や経済合理性等を勘案し、中長期的な観点から、継続保有の合理性・必要性を毎年定期的に検証し、主管となる管理本部が保有の可否を判断しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式3207,304 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)光洋應用材料科技股份有限公司632,288632,288(保有目的、業務提携等の概要)当社の貴金属事業の取引先として取引関係の維持・強化の目的で保有しております。(注)1無192,624186,337㈱めぶきフィナンシャルグループ14,04014,040(保有目的、業務提携等の概要)取引銀行との取引関係の維持・強化目的で保有しております。(注)1無(注)213,2848,065㈱東邦銀行3,0003,000(保有目的、業務提携等の概要)当社の取引銀行との取引関係の維持・強化目的で保有しております。(注)1有1,395786(注)1.定量的な保有効果につきましては記載が困難であります。保有の合理性は、取得の経緯、取引関係内容、現状及び将来の戦略的保有意義及びリスク等の項目につき検証しております。2.㈱めぶきフィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱常陽銀行は当社株式を保有しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革1,717
2【沿革】年月事項1969年8月福島県郡山市田村町に、塩化第二鉄液製造、プリント基板屑及びエッチング廃液からの銅粉回収を目的としてアサカ理研工業株式会社を設立1971年10月金の回収技術を開発し、プリント基板からの貴金属回収事業を開始1973年4月貴金属メッキ液の製造販売(1981年6月に事業撤退)を目的にアサカ,マテイアリアル,リデュース株式会社を設立1979年8月運輸部門を分離独立し、フクシマ弘運株式会社を設立1981年6月アサカ,マテイアリアル,リデュース株式会社をアサカエムアール株式会社に商号変更1981年8月塩化第二鉄液製造、プリント基板屑及びエッチング廃液からの銅粉回収部門を分離独立し、アサカケミカル株式会社を設立1985年3月分社化していたアサカケミカル株式会社及びアサカエムアール株式会社の事業発展に伴い、合理化のため、アサカ理研工業株式会社へ営業権を譲渡1985年4月フクシマ弘運株式会社をアサカ弘運株式会社に商号変更1985年11月マイクロコンピューターの応用システムの開発及び販売開始(エムアール事業部)1992年3月福島県郡山市富久山町に富久山工場設置1993年4月組織力強化のため、エムアール事業部を分離独立、アサカエムアール株式会社設立1995年10月インターネット・プロバイダ事業開始(2005年3月に事業撤退)1995年11月洗浄(水晶振動子及び防着板・マスクの洗浄事業、精密電子部品洗浄)分野への事業展開開始1999年3月西日本地区への販路拡大のため、大阪営業所(大阪市)を設置2001年7月九州地区への販路拡大のため、九州営業所(北九州市)を設置2003年8月海外への販路拡大のため、台湾高雄市に台湾支店を設置2003年10月グループの効率化を図るため、アサカエムアール株式会社を吸収合併2005年11月経営の効率化、品質及び生産効率向上のため、ISO9001:2000認証取得2007年10月株式会社アサカ理研に商号変更2008年11月ジャスダック証券取引所に株式を上場2010年4月ISO9001:2008の認証範囲をグループ会社のアサカ弘運株式会社へも拡大2010年10月ISO14001:2004をアサカ理研グループで認証取得2012年3月労働安全衛生に関するリスクマネジメントを的確に行うため、OHSAS18001:2007をアサカ理研グループで認証取得(2015年3月認証返上)2012年4月経済産業省特許庁主催の2012年度「知財功労賞」において、特許庁長官表彰(特許活用優良企業)を受賞2013年7月大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場2014年4月東南アジア地域への事業展開のため、マレーシアペナン州に本社を置く、TWINKLE METAL(M) SDN.BHD.(現ASAKARIKEN(M)SDN.BHD.)を子会社化2014年8月レアメタル・レアアースリサイクルに関する研究開発拠点として、福島県いわき市にいわき工場・生産技術開発センターを設置2015年1月非人道的行為を行う武装集団の資金源又は利益供与となる原料調達をしないことを確実に行うため、紛争鉱物を使用しない金製錬所として本社工場がCFS(現:RMAP)認証取得2015年12月監査等委員会設置会社へと移行2016年2月台湾のSOLAR APPLIED MATERIALS TECHNOLOGY CORP.との合弁会社である株式会社ASAKA SOLARを設立2017年4月非人道的行為を行う武装集団の資金源又は利益供与となる原料調達をしないことを確実に行うため、いわき工場がCFS(現:RMAP)認証取得2019年5月リチウムイオンバッテリー(LiB)再生事業に参入2022年4月東京証券取引所の上場区分の変更に伴い、スタンダード市場に上場2022年5月本社事務所(福島県郡山市)と同敷地内に第一本社棟を竣工(本社事務所を第二本社棟へ名称変更)2025年5月リチウムイオンバッテリー(LiB)再生事業を2028年4月に開始することを取締役会にて決議

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2026年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:00
PDF
2026年9月期 第3四半期 決算説明資料決算説明資料 · 15:00
PDF

出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(非鉄金属・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100XD9P
内部統制報告書-第58期(2024/10/01-2025/09/30)内部統制報告書 · S100XCM4
確認書確認書 · S100XCM7
有価証券報告書-第58期(2024/10/01-2025/09/30)有価証券報告書 · 2025-09-30期 · S100XCLW
確認書確認書 · S100VRHQ
半期報告書-第58期(2024/10/01-2025/09/30)半期報告書 · 2025-09-30期 · S100VRHO
臨時報告書臨時報告書 · S100V0RY
確認書確認書 · S100UZOO
内部統制報告書-第57期(2023/10/01-2024/09/30)内部統制報告書 · S100UZON
有価証券報告書-第57期(2023/10/01-2024/09/30)有価証券報告書 · 2024-09-30期 · S100UZOK
確認書確認書 · S100TFCX
四半期報告書-第57期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TFCS
確認書確認書 · S100SV2W
四半期報告書-第57期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SV1X
内部統制報告書-第56期(2022/10/01-2023/09/30)内部統制報告書 · S100SJ2G
確認書確認書 · S100SJ2C
有価証券報告書-第56期(2022/10/01-2023/09/30)有価証券報告書 · 2023-09-30期 · S100SJ1G
確認書確認書 · S100ROFD
四半期報告書-第56期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100ROEP
四半期報告書-第56期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)四半期報告書 · 2023-03-31期 · S100QQUD
四半期報告書-第56期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q8LM
内部統制報告書-第55期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)内部統制報告書 · S100PUL9
確認書確認書 · S100PUL7
有価証券報告書-第55期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)有価証券報告書 · 2022-09-30期 · S100PUJK
確認書確認書 · S100PUJE
訂正有価証券報告書-第54期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)有価証券報告書 · S100PUIM
四半期報告書-第55期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100P0SY
四半期報告書-第55期第2四半期(令和4年1月1日-令和4年3月31日)四半期報告書 · 2022-03-31期 · S100O22S
四半期報告書-第55期第1四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)四半期報告書 · 2021-12-31期 · S100NIEK
確認書確認書 · S100N46M
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