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SMN株式会社

SMN Corporation

証券コード 6185EDINETコード E31958サービス業上場日本基準決算 3月末日資本金 10億円法人番号 3010701021828
123億円売上高(FY2026
10.4%ROE
67.3%自己資本比率
69財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は123億円(前年比+6.1%)。営業利益は6億円(営業利益率4.5%)、当期純利益は4億円。総資産65億円に対し自己資本比率は67.3%、ROEは10.4%。サービス業の中央値(ROE 10.9%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは12億円の創出、現金及び現金同等物は32億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3682026-09-04
PER12.4倍
PBR1.22倍
配当利回り
時価総額(概算)54億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高123億円+6.1%
営業利益6億円+134.6%
当期純利益4億円+49.1%
総資産65億円
純資産44億円
営業利益率4.5%
ROE10.4%
自己資本比率67.3%
EPS29.8円
BPS301.4円
1株配当
配当性向
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

サービス業の分析 →
ROE10.4%中央値 10.9%
営業利益率4.5%中央値 6.7%
自己資本比率67.3%中央値 51.9%
健全性スコア69.0点中央値 62.0

帯はサービス業192社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

10期分
売上高と営業利益率
150億113億75億38億0億2017: 70億20172018: 90億20182019: 102億20192020: 116億20202021: 121億20212022: 134億20222023: 114億20232024: 93億20242025: 116億20252026: 123億20262021: 3%2022: 1%2024: 1%2025: 2%2026: 5%5%0%
営業利益と当期純利益
6億5億3億2億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 3億20212022: 1億20222023: —20232024: 1億20242025: 2億20252026: 6億20262017: 3億2018: 6億2019: 6億2020: 5億2021: -0億2022: -2億2023: -1億2024: -10億2025: 3億2026: 4億7億-15億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
75%49%23%-4%-30%2017 ROE: 9%2018 ROE: 20%2019 ROE: 15%2020 ROE: 11%2021 ROE: -1%2022 ROE: -5%2023 ROE: -3%2024 ROE: -28%2025 ROE: 8%2026 ROE: 10%2021 営業利益率: 3%2022 営業利益率: 1%2024 営業利益率: 1%2025 営業利益率: 2%2026 営業利益率: 5%2017 自己資本比率: 71%2018 自己資本比率: 71%2019 自己資本比率: 74%2020 自己資本比率: 69%2021 自己資本比率: 55%2022 自己資本比率: 53%2023 自己資本比率: 58%2024 自己資本比率: 55%2025 自己資本比率: 67%2026 自己資本比率: 67%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
15億11億8億4億0億2017: 4億20172018: 7億20182019: 9億20192020: 11億20202021: 6億20212022: 9億20222023: 7億20232024: 5億20242025: 13億20252026: 12億2026
1株当たり指標EPS1株配当
55円23円-10円-42円-75円2017 EPS: 22円2018 EPS: 51円2019 EPS: 45円2020 EPS: 38円2021 EPS: -3円2022 EPS: -17円2023 EPS: -8円2024 EPS: -71円2025 EPS: 20円2026 EPS: 30円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
65億円
負債・純資産
負債 21億円純資産 44億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026123億円6億円5億円4億円65億円44億円29.810.4%67.3%
FY2025116億円2億円2億円3億円60億円40億円207.6%66.7%
FY202493億円1億円96百万円-10億円67億円37億円-70.8-27.9%54.9%
FY2023114億円-14百万円-1億円81億円47億円-8.3-2.5%57.7%
FY2022134億円1億円90百万円-2億円83億円44億円-17.4-5.2%52.6%
FY2021121億円3億円3億円-38百万円84億円46億円-3-0.8%55.3%
FY2020116億円7億円5億円66億円46億円37.711.1%69.1%
FY2019102億円7億円6億円56億円42億円45.215.0%74.3%
FY201890億円5億円6億円49億円35億円51.420.2%70.9%
FY201770億円3億円3億円40億円28億円21.59.4%70.7%
営業CF12億円
投資CF-5億円
財務CF-12百万円
現金及び現金同等物32億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社53.7%
2株式会社読売新聞東京本社5.0%
3吉川直樹3.7%
4宮口文秀3.0%
5吉田悟1.9%
6US BANK NATIONAL ASSOCIATION JP ACCTS NTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.5%
7松本憲事1.5%
8原山直樹0.6%
9BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.6%
10吉川興産株式会社0.5%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)57億円2億円2億円1億円3.2%72.6%8.3
FY2025中間(〜2024-09-30)56億円-1億円-2億円-59百万円-2.3%-4
FY2024中間41億円-4億円-4億円-3億円-9.1%-19.7

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢37歳
平均年間給与652万円
平均勤続年数5.8年
管理職に占める女性比率10.8%
男女の賃金の差異(全労働者)77.8%
男女の賃金の差異(正規雇用)78.3%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容3,508
3【事業の内容】 当社グループは、「情報通信技術の進歩を人に優しいかたちにして、愉快なる未来を創る」というミッションのもと、ビッグデータ(注1)処理、人工知能、金融工学の3つのコアテクノロジーを源泉とした、アドテクノロジーのDSP(注2)「Logicad(ロジカド)」を中心とする「マーケティングテクノロジー事業」の単一セグメントを提供しております。主要なサービスは、1.アドテクノロジー、2.マーケティングソリューション、3.デジタルソリューション、4.その他の4つに大別され、2026年3月31日現在、当社ならびに連結子会社4社で構成されております。 当社グループは、これまで培ってきた大規模データ処理技術、AIを活用した広告配信・ターゲティング技術、独自プラットフォームの開発・運用力、広告運用及びデータ分析に関する知見を組み合わせ、クライアント及び広告代理店のデジタルマーケティング活動を支援しております。また、広告配信領域における提供価値に加え、広告運用の高度化、データ分析、効果測定、マーケティングPDCAの支援等を通じて、クライアントのマーケティング活動全体に対する支援領域を拡大しております。 1.アドテクノロジー DSP「Logicad」を中心とする広告配信サービス及びデジタルハウスエージェンシーを提供しています。 DSPは、Demand Side Platformの略で、RTB(注3)を活用し、クライアントの広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォームです。RTBは、広告枠をリアルタイムに売買する広告配信の入札手法であり、クライアントと媒体社は「インプレッション」(注4)ごとに「オークション形式」で取引を行うことを可能にするものです。クライアントはDSPを通じて「広告を配信するユーザー」、「広告を配信する媒体」、「広告を配信するタイミング」、「広告の配信量」、「広告枠の購入単価」をインプレッション単位で適切にコントロールすることにより、広告枠買付の投資効果を改善するとともに、広告効果に関する仮説検証を短期間に繰り返し行うことが可能となります。 当社が内製開発したDSP「Logicad」は、クライアント及び広告代理店に提供している広告配信プラットフォームです。Logicadの大きな特徴は、自社開発のAIを活用したターゲティング及び入札最適化機能、大規模な広告配信リクエストを高速かつ安定的に処理する基盤、並びに多様な媒体への接続を通じた広範な広告配信面にあります。2026年3月末現在、月間約10,968億件を超える入札リクエストに対して、3,400件を超える広告キャンペーン(注5)を運用していますが、各広告キャンペーンにおいて最適と予測した価格を瞬時に判断して応札しております。秒間最大48万件を超える膨大なオークション情報を平均数ミリセカンド(注6)でリアルタイムに処理するビッグデータ処理技術により、タイムアウト(注7)の発生を抑制し、安定した広告配信を実現しております。 また、当社グループは、テレビ視聴データ、属性・行動データ、購買データ等の多様なデータとの連携を通じて、広告配信ターゲティング及び効果分析の高度化に取り組んでおります。これにより、クライアントは、自社の商品・サービスに関心を持つ可能性の高いユーザーに対し、より適切なタイミングで広告を配信することが可能となります。 デジタルハウスエージェンシーはDSP「Logicad」の開発・運用を通じて培ってきた高度なテクノロジーと専門的な広告運用知見を最大限に活用し、クライアントのデジタルマーケティング活動の内製化及び高度化を支援するサービスです。現在、多くのクライアントが、データのサイロ化、ブラックボックス化、局所最適の限界といったマーケティング上の課題を抱えております。 当社のデジタルハウスエージェンシーは、クライアントの抱える課題を克服するために、自社プロダクトの開発・運用で培った技術力、AI技術、ビッグデータ処理、データ可視化、広告運用及び効果分析に関する知見を活用し、戦略策定支援、広告運用設計、データ分析基盤の構築、効果測定、改善施策の実行支援及びノウハウ移転等を提供しております。これにより、クライアントが自社で有するデータに基づいた効率的かつ透明性の高いデジタルマーケティングの実行を支援し、企業の経営に直結するマーケティング意思決定の高度化を実現し、顧客の持続的な事業成長に貢献しております。 2.マーケティングソリューション 連結子会社のSMT株式会社はクローズド型アフィリエイトサービス「SCAN(スキャン)」を提供しております。アフィリエイトサービスとは、インターネット上で商品やサービスを販売しているクライアントの広告を、WEBサイトやスマートフォンアプリ等の媒体に掲載し、広告掲載の成果(商品購入、会員登録の実績等)に応じて報酬を得るサービスです。 当社のクローズド型アフィリエイトサービス「SCAN」は、当社の独自の審査により厳選した媒体に限定した広告掲載を通じて、広告品質の管理及び成果に応じた効率的な広告出稿を図り、クライアントの投資効果の最大化を支援しております。 3.デジタルソリューション 連結子会社の株式会社ASAはWebサイト、モバイル(Webアプリケーションなど)をはじめとするデジタルコンテンツの制作及び開発を行っております。SMN株式会社では全国各地のテレビCMメタデータの販売などのプロモーション関連領域のサービスを提供しています。 なお、連結子会社であったルビー・グループ株式会社では、ラグジュアリーブランド向けEコマースの構築・運営・コンサルティングを提供しておりましたが、前連結会計年度において株式譲渡を実施し、連結の範囲から除外しております。 4.その他 テレビ番組表ポータル「テレビ王国」の広告枠の企画及び販売事業、キャラクター「PostPet」のライセンス事業、アーティストやキャラクター等、IP(知的財産)の価値を最大化するIPプロデュース事業等を行っています。 5.用語注1.ビッグデータ従来のデータベース管理システムなどでは処理することが困難なほど巨大で複雑なデータ集合の集積物。2.DSP(Demand Side Platform)広告主の広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォーム。媒体側の広告収益の最大化を支援するプラットフォームであるSSP(Supply Side Platform)と対になる仕組みであり、両者はRTB(Real Time Bidding)を通して、広告枠の売買をリアルタイムに行っている。「Logicad(ロジカド)」の場合、2026年3月末現在、複数のSSPと接続しており、月間約10,968億件を超えるリクエストを処理している。3.RTB(Real Time Bidding)媒体を閲覧したユーザーの1インプレッション毎にインターネット広告枠の売買がリアルタイムにオークション形式で行われる仕組み。4.インプレッション媒体に掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の掲載回数のこと。媒体にユーザーが訪れ、広告が1回表示されることを1インプレッションという。5.広告キャンペーン広告主から受託した広告を管理するための単位で、商品やサービス毎に広告キャンペーンを作成しており、広告キャンペーン毎に予算やターゲットユーザー、地域などを設定。「Logicad」の場合、同一商材であっても、PC向けとスマートフォン向けの広告で別の広告キャンペーンとしてカウントしている。6.ミリセカンド時間の単位のひとつで、1,000分の1秒のこと。「Logicad」の場合、2026年3月末現在、秒間最大48万件を超えるオークション情報を平均数ミリセカンドでリアルタイムに処理している。7.タイムアウトSSPが受け付ける各DSPによるオークションの入札期限のこと。「Logicad」の場合、2026年3月末現在、平均数ミリセカンドでの入札を実現することで、タイムアウトによる広告出稿機会のロスを防いでいる。 6.事業系統図以上の内容を事業系統図に示すと、次のとおりであります。 (注)親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社とは、当社グループサービスのアドテクノロジーにおいて取引を行っており、「Logicad」の広告枠の販売、デジタルハウスエージェンシーの提供を行っております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,601
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つのコアテクノロジーを軸に「情報通信技術の進歩を人に優しいかたちにして、愉快なる未来を創る」というミッションのもと、発想力と技術力を磨き、新しい事業を次々生み出すべく、尽力してまいります。 当社グループは、「最先端のデータサイエンスとビッグデータを駆使してクライアントのデジタルマーケティング領域の課題を解決する総合デジタルマーケティングテクノロジー企業」となることを目指す姿として掲げております。 この目指す姿を実現するために、当社グループが長年にわたって培ってきた、AI・データ・プラットフォーム・コンサルティングといったコア・コンピタンスを活用・拡大するとともに、ソニーグループとの連携を更に深化させてまいります。これにより、マーケティング活動の一部分を担う広告配信プラットフォームから、クライアントのマーケティング全体を最適化する事業成長インフラへと提供価値を転換し、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、2026年4月、新たに「2030に向けたビジョンと中期経営計画2026-2028」を策定いたしました。本計画は、2031年3月期における売上高200億円の達成を見据えた最初の3カ年計画であり、最終年度である2029年3月期に売上高160億円、営業利益12億円、ROE15%を達成することを目標としております。 当社グループは、当該目標の達成に向けて、事業戦略と経営基盤戦略の両面から取組みを推進してまいります。事業戦略においては、2027年3月期よりサービス区分を再定義し、「アドプラットフォーム」と「デジタルマーケティング支援」を中心とする事業構造へ整理いたします。アドプラットフォームにおいては、独自データとAIを活用した独立アドプラットフォームとしての競争力を高め、デジタルマーケティング支援においては、広告運用の内製化支援、統合分析、マーケティングPDCAの高度化等を通じて、クライアントの成長に深くコミットする伴走型パートナーへの進化を図ってまいります。 また、当社グループのコア・コンピタンスの拡大とソニーグループとの連携深化を軸として、新規事業創出、M&A並びに業務・資本提携の検討を進め、既存事業の強化に加えて新たな成長領域の創出に取り組んでまいります。経営基盤戦略においては、全社横断でのAI活用による経営効率化、人的資本への投資、実効性のあるコーポレート・ガバナンスの強化、及び資本コストを意識した経営の推進により、中長期的な企業価値の最大化を目指してまいります。 (3) 経営環境 当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場は、引き続き拡大を続けております。「2025年日本の広告費」(株式会社電通調べ)によると、2025年のインターネット広告費は、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTV等の動画広告需要の高まり等が市場全体の拡大に寄与し、前年から10.8%増加して4兆459億円となりました。初の4兆円を超え、日本の総広告費に占める構成比が50.2%と初めて過半数に達しました。 一方で、当社グループを取り巻く事業環境は、生成AIの急速な進展、AIエージェントの広告運用への浸透、プライバシー規制の強化、巨大プラットフォームによる市場寡占、生活者の検索・購買行動の変容、広告チャネル及びメディア接触の分散等により、大きく変化しております。また、クライアントにおいては、広告投資の費用対効果や顧客生涯価値(LTV)の可視化、ポストクッキー環境における自社データの利活用、ブランドセーフティへの対応等に対するニーズが高まっております。 このような環境のもと、当社グループは、技術革新や市場環境の変化に迅速に対応し、AI、データ、独自プラットフォーム及びコンサルティング機能を組み合わせた提供価値の高度化を進めてまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題① 生成AIの台頭やAIエージェントの浸透等、マーケティングテクノロジーにおける技術革新への適応 生成AIの急速な進展及びAIエージェントの普及により、広告配信、クリエイティブ制作、運用、分析、改善提案等の各プロセスにおいて、AIを前提とした競争環境への移行が進んでおります。また、生活者の検索行動や広告接点の変化、広告運用の自動化・高度化により、クライアントのマーケティング課題に対して、従来以上に高度かつ迅速な対応が求められております。 当社グループは、長年培ってきた大規模データ処理技術、広告配信AI技術、リコメンドAI技術及び生成AI活用の知見を融合し、広告配信から分析、運用改善までを一体で支援する機能の高度化を進めてまいります。特に、AIエージェントの活用による運用PDCAの効率化・高品質化、自社開発基盤の継続的な機能強化、独自データとAIを組み合わせたターゲティング精度の向上に取り組み、マーケティングテクノロジー領域における競争力の維持・強化を図ってまいります。 ② プライバシー規制強化への対応とデータ利活用戦略の推進 プライバシー保護に対する社会的要請の高まりや関連法規制の強化により、第三者データやクッキーに依存した従来型のマーケティング手法には制約が生じつつあります。一方で、クライアントにおいては、広告効果の最大化、マーケティング投資の最適化、ポストクッキー環境における自社データ活用へのニーズが高まっており、プライバシーに配慮したデータ利活用基盤の重要性が一層増しております。 当社グループは、法令・規制への対応及びデータガバナンスの強化を徹底した上で、テレビ視聴データ、属性・行動データ、オフライン購買データ等の多様なデータとの連携を推進し、広告配信ターゲティング及び効果分析の精度向上に取り組んでまいります。また、クライアント保有データを含む各種データの統合・分析支援を通じて、クライアントのマーケティングプロセス全体を支えるデータ利活用戦略を推進してまいります。 ③ 広告投資の可視化等、広告主企業のニーズ変化に伴うソリューション進化 デジタル広告市場の拡大と広告チャネルの多様化に伴い、クライアントにおいては、広告投資の費用対効果の可視化、顧客生涯価値を重視した施策評価、ブランドセーフティへの対応、複数媒体を横断した効果分析等へのニーズが高まっております。これに伴い、広告運用の代行に留まらず、マーケティング全体の意思決定を支援する高度なソリューション提供が重要な課題となっております。 当社グループは、広告運用の内製化支援、データ分析・基盤構築、統合PDCAプラットフォームの提供、AIエージェントを活用した分析・提言機能の高度化等を通じて、クライアントの成長に深くコミットする伴走型パートナーへの進化を目指してまいります。これらの取組みにより、提供価値の高度化と高付加価値サービスの拡大を図り、収益基盤の拡充及び収益性の向上につなげてまいります。 ④ 技術進化を牽引する専門人材の育成と組織基盤の強化 マーケティングテクノロジー領域では、AI、データ、プラットフォーム開発、コンサルティング等の専門性が競争力を左右する重要な要素となっております。当社グループが技術革新に対応し、広告配信プラットフォームからクライアントのマーケティング全体を最適化する事業成長インフラへの転換を進めるためには、これらの領域を牽引する専門人材の確保・育成に加え、多様な人材が能力を最大限に発揮できる組織基盤の整備が不可欠であると認識しております。 当社グループは、人的資本への投資を成長投資と位置付け、エンジニア、データサイエンティスト、マーケティングコンサルタント等の専門人材の採用・育成を強化してまいります。あわせて、研修制度やキャリア開発支援の拡充、AI活用による定型業務の削減、ナレッジ共有及び業務プロセスの標準化を進め、創出した人材・時間を高付加価値業務及び成長領域へ再配分することで、一人当たり生産性の向上と持続的な企業価値向上に努めてまいります。 (5) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、継続的な成長及び資本効率の向上を目指しており、売上高、営業利益及びROEを重要な経営指標としております。2026年4月に策定した中期経営計画においては、最終年度である2029年3月期に売上高160億円、営業利益12億円、ROE15%を達成することを目標としております。
事業等のリスク7,917
3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性のある全てのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関するリスクについて① インターネット広告市場について 当社グループのマーケティングテクノロジー事業は、インターネット広告市場を主たる事業対象としておりますが、広告業界においては、景気動向によって広告への支出を増減させる広告主が多いため、景気変動の影響を受けやすい傾向にあります。また、インターネット広告業界においては、技術、顧客ニーズ及び競争が急速に変化することから、頻繁に新しい商品及びサービスの導入、新たな競争相手等が出現しており、当社グループにおいてもこれらの変化等に迅速に対応していく必要があります。 インターネット広告市場は、テレビ広告市場を上回るまでに成長しておりますが、今後これらの状況に変化が生じ、企業がインターネット広告への支出を削減する場合、また当社が急速な環境変化への対応が遅れる場合等には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② プログラマティック広告取引について 当社グループのコアプロダクトであるDSP「Logicad(ロジカド)」は、プログラマティック(RTBによるインターネット)広告取引に特徴があります。プログラマティック広告は、広告の費用対効果を高め、効率的な広告出稿を実現するテクノロジーとして、国内の広告業界でも相応のシェアを占めるにいたりました。しかしながら、一部メディアでは従来の非プログラマティックな広告取引への回帰がみられるなど、その将来性はいまだ不透明な部分があることから、今後においてプログラマティック広告の普及及び利用が想定どおり推移しない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新について 当社グループは、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の専門家を採用し、開発チームとして組織することで、新技術の開発に積極的に取り組んでおります。しかしながら、何らかの理由により、当社グループにおいて急激な環境変化への対応が遅れた場合には、サービスの陳腐化、競争力低下等が生じる可能性があり、また、対応が可能であったとしても、追加の多大な費用や投資の負担が発生する可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競合について 当社グループのマーケティングテクノロジー事業における主な競争相手は、国内外において複数社存在しており、今後も競合他社による新規参入、市場環境の変化等により、競争が激化する可能性があります。また、競合他社の中には、当社グループに比べ強い財務基盤、広い顧客層及び高い知名度などを有している企業、当社グループにはないサービス及び商品を提供する企業があります。当社グループはプロダクトの競争力の源泉であるビッグデータ処理、人工知能、金融工学の3つをコアテクノロジーとして強化していくことで、競合他社と比較して競争力の高いプロダクトを継続して開発していく方針であります。しかしながら、競合先の営業方針、価格設定及び提供するサービス及び商品は、当社グループの属する市場に影響を与える可能性があり、これらの競合先に対し効果的な差異化を図れず、当社グループが想定している事業進展が図れない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 法的規制について インターネット関連分野においては、インターネット上のプライバシー保護の観点からcookie(ウェブサイト閲覧者のコンピューターにインストールされ、ユーザーのウェブ閲覧履歴を監視するテキストファイル)に対する規制など、インターネット利用の普及に伴って法的規制の在り方等については検討が引き続き行われている状況にあります。このため、関係諸法令の改正の動向によっては新たな法令遵守体制の構築が必要とされる可能性があり、今後、当社の事業運営において何らかの法規制に関連する紛争が発生した場合には、その管轄地、準拠法を含め、当該紛争に関する法的判断を的確に予想することができず、当社が法的リスクを負担せざるを得ない状況となる恐れがあります。また、今後のインターネットに対する日本を含む各国の法規制のあり方次第では、当社グループの将来の事業展開が制約を受け、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、知的財産権について、過去もしくは現時点において、当社グループが第三者の知的財産権を侵害したことによる損害賠償等の訴訟が発生している事実はありませんが、今後、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない特許等が成立した場合又は競合他社が特許等を取得した場合、その内容によっては競争の激化又は当社グループへの損害賠償やロイヤルティの支払請求、使用差止請求等が発生し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスクについて① DSPにおける仕入先について 当社グループのコアプロダクトであるDSP「Logicad」は、取引形態の性質上、広告枠を提供するSSP事業者又はアドエクスチェンジ事業者からの広告枠の仕入が必要となります。当社においては、新規仕入先の開拓等の施策により、広告枠の確保に努めております。しかしながら、SSP事業者又はアドエクスチェンジ事業者の方針、事業戦略の転換等によって、取引が継続されず広告枠の仕入ができなくなった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② DSPにおける販売先について 当社グループのコアプロダクトであるDSP「Logicad」の大部分は、広告代理店を経由し広告主へ販売されております。当社グループにおいては、勉強会の開催による当社プロダクトの紹介、新規広告代理店の開拓等の施策により、広告代理店との関係性強化に努めております。しかしながら、主要広告代理店の販売状況や経営環境に変化が生じた場合、もしくは主要広告代理店が他の競合サービスの取り扱いを増やした場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 季節変動について 当社グループのアドテクノロジーの売上は、広告主の広告予算により構成されるため、広告主による月ごとの予算配分に影響を受け、1~3月に集中する傾向にあります。このため、安定的に月次業績が推移する業種に比べ、売上及び利益の変動が起こりやすく、大きく下振れ幅が顕著な場合には当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を与える可能性があります。 ④ 新規サービスについて 当社グループは、アドテクノロジー及びマーケティングソリューション以外の新規サービスへ取り組んでおりますが、これによる人件費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、当初の予測とは異なる状況が発生し、新サービスの展開が計画どおり進まない場合、投資を回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 海外企業との取引及び海外展開について 当社グループでは、DSP「Logicad」において海外の企業と取引を行っております。これらの取引は、国際政治にかかわるリスク、地域特性によるリスクや為替変動によるリスクがあり、こうしたリスクが顕在化した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 海外子会社の財務諸表は原則として現地通貨で作成後、連結財務諸表作成のため円換算されております。したがって、決算時の為替レートにより、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) システム等に関するリスクについて 当社グループのコアプロダクトであるDSP「Logicad」は、利用しているサーバーの全てについて、24時間、365日の管理体制を敷いています。これらサーバーについては、重要性に鑑み、原則として二重化する等の不慮の事故への対策を講じています。しかしながら、不可抗力による緊急事態又は偶発事故の発生、行政もしくは司法当局による規制、地震、火災、洪水その他の自然災害や、十分な電気もしくは他のエネルギーの不足又は取得不能による停電、ソフトウエア又はハードウエアの故障や致命的欠陥、コンピュータウイルスやネットワークへの不正侵入、サービス提供妨害その他の破壊的行為、その他当社に通信回線を提供している電気通信事業者の行為等(以上の事象を含むがこれらに限定されるものではない)により、通信回線が提供されない、通信回線及びサーバーが使用不能となる、復旧まで多大の時間と労力を要する、又は復旧の目処が立たず、サービスの再開が不可能になる等の可能性があり、これらの場合には当社グループの経営、事業の継続性等に重大な影響を及ぼす可能性があります。この場合、当社グループの信用が毀損し、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 事業運営体制に関するリスクについて① 小規模組織について 当社グループは小規模組織であることから、代表取締役を含む役員、幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している役職員が、経営方針や事業戦略の決定、技術的な判断・遂行において重要な役割を果たしております。当社グループでは、取締役会や事業執行会議等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図っており、特定人物に過度に集中しない体制整備を進めておりますが、これらの役職員が何らかの理由により退任、退職し、後任者の採用が困難になった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 人材の確保及び育成について 当社グループの事業展開においては、技術力を持つ人員のみならず、サービスの販売、運用調整を行う人員も重要な役割を果たしています。技術開発人員において創造性、技術力、サービス販売・運用人員において営業力、運用力、実行力、管理部門強化のために管理能力等様々な能力を有する人材を確保する必要がありますが、インターネット関連ビジネスにおいては人材の流動性が高いため、今後必要な人材を十分に確保できない恐れがあります。当社グループは人材の採用、育成に努め、また一部業務の外注化やシステム化等の業務内容の効率化に取り組みますが、必要な人材を十分に採用、育成できなかった場合には、当社グループの将来の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制について 当社グループは、当社グループの企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を図る多様な施策を実施しております。また、業務の適正及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、事業規模に適した内部管理体制の構築に遅れが生じた場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。 (5) その他① 配当政策について 当社グループは、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。現在当社グループは成長過程にあると認識しており、内部留保の充実を図り、収益力強化や事業基盤整備のための投資に充当することにより、なお一層の事業拡大をめざすことが、将来において安定的かつ継続的な利益還元に繋がるものと考えております。将来的には各期の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況を勘案したうえで株主に対して利益還元を実施していく方針ではありますが、現時点において配当実施の可能性及びその時期等については未定であります。 当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営施策の一つと位置付けております。利益配分につきましては、将来の成長を牽引する技術投資及び成長投資を優先しつつ、財務体質の健全性、業績動向、キャッシュ・フローの状況等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な株主還元の実施を目指すことを基本方針としております。 配当につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益5.5億円の達成を配当開始の一つの目安とし、配当性向20~30%程度を目処として、安定性及び継続性を重視した実施を検討してまいります。また、内部留保資金につきましては、AI・データ基盤等の先端技術への投資や新規事業創出に向けた研究開発投資、人的資本投資並びにM&A等の成長投資に充当し、中長期的な収益力の向上及び企業価値の拡大に活用してまいります。 しかしながら、今後の当社グループの業績動向やキャッシュ・フローの状況が計画を下回った場合、あるいは今後の事業展開において大規模な資金需要等が発生した場合等には、当社の想定通りに配当を実施できない可能性があります。 ② M&A及び資本業務提携について 当社グループは、同業他社等に対するM&Aや資本業務提携を実施することにより当社グループの事業を補完・強化することが可能であると考えており、出資及びM&Aを積極的に検討してまいります。その際、対象企業や事業の財務、税務、法務、ビジネス等について詳細なデューデリジェンスを行うなど、意思決定のために必要かつ十分と考えられる情報収集、精査、検討をすることにより、可能な限りリスク回避に努めておりますが、出資及びM&A後において、当社グループが認識していない問題が明らかとなった場合や、市場環境や競合状況の変化及び何らかの事由により事業展開が計画どおりに進まない場合、対象企業の株式価値や譲り受けた事業資産の減損処理を行う必要が生じるなど、当社グループの業績や財務状態に影響を与える可能性があります。 ③ 繰越欠損金について 当社は、税務上の繰越欠損金を有しております。これは法人税負担の軽減効果があり、今後とも当該繰越欠損金の繰越期間の使用制限範囲内においては納税額の減少により、キャッシュ・フロー改善に貢献することとなります。しかしながら、当社の業績が順調に推移することで繰越欠損金の控除限度額を上回る課税所得が発生した場合には、所定の税率にもとづく法人税等の納税負担が発生するため、当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) ソニーグループとの関係について① ソニーグループ内における当社の位置づけについて 当社グループはソニーグループ株式会社を中心とした企業集団に属しております。ソニーグループ株式会社の完全子会社であるソニー株式会社の完全子会社(ソニーグループ株式会社の完全孫会社)として当社株式を直接保有する親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は「エンタテインメント・テクノロジー&サービス」セグメント(提出日現在)に区分され、当社グループはその中においてインターネット関連サービスを展開する企業集団として位置付けられております。 ソニーグループ内においては、インターネット関連サービスを展開する企業は他にも存在しますが、当社グループは主にRTBを活用したDSPを広告主及び広告代理店向けに提供する事業を国内において展開しており、これらの企業との事業及び展開地域における競合は生じておりません。 これらのことから、当社グループ事業に係るソニーグループ内における競合は生じておらず、また現時点では今後発生する予定はないものと認識しておりますが、将来的にソニーグループの経営方針に変更が生じた場合等には、当社グループの業績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② ソニーグループとの取引及び取引条件について ソニーグループ内において、ソニーグループ株式会社の完全孫会社であり当社株式を直接保有する親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社とは、当社グループのアドテクノロジーにおいて通信サービスとの広告宣伝取引を行っております。当該取引にあたっては、当社の利益を害することのないよう、他の広告主と同等の取引条件としております。 ③ ソニーグループとの人的関係について 本書提出日現在、当社取締役6名のうち、当社グループの親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の業務執行者1名を選任しています。兼任している役員は以下のとおりであります。 当社における役職氏名兼務先における主な役職取締役(非常勤)小笠原 康貴ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社執行役員法人サービス事業部長ソニービズネットワークス株式会社取締役 また、当社グループの事業展開においては、創造性、技術力、実行力、管理能力等様々な能力を有する人材を確保する必要があります。しかしながら、インターネット関連ビジネスにおいては人材の流動性が高いため、優秀な人材を適時に採用することは容易ではありません。そのため、当社グループではソニーグループの人的資源を活用し、経営体質の強化と事業の拡大に資するため、これまで出向者を受け入れてきました。なお、現在、当社グループの各部門を統括し、承認権限を持つ者は、原則としてソニーグループ各社から当社に転籍しています。 なお、当社グループに対するソニーグループの出資比率が変更された場合には、これらの人的関係が変動する可能性があります。 ④ ソニーグループとの資本的関係について 当連結会計年度末現在において、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は当社株式7,861,200株(当社議決権比率の53.76%)を保有しており、当社グループはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の子会社となっております。ソニーグループにおいて、その出資比率は、直接保有、間接保有分を含め、当面過半数が維持される見込みです。しかしながら、何らかの理由によりソニーグループの出資比率が過半数を下回った場合、後記「5 重要な契約等」に記載のとおり、特許権においてソニーグループ株式会社の保有する広範な特許資産を利用することができなくなる可能性があり、他社の特許侵害回避や訴訟等への対応で費用が発生し、当社グループの業績や財務状態に影響を与える可能性があります。一方で、ソニーグループの評判が何らかの理由で著しく損なわれた場合、それが当社グループに起因するものでない場合にも、当社グループの業績や財務状態に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,112
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場は、引き続き拡大を続けています。「2025年日本の広告費」(株式会社電通調べ)によると、2025年のインターネット広告費は、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTV等の動画広告需要の高まり等が市場全体の拡大に寄与し、前年から10.8%増加して4兆459億円となりました。初の4兆円を超え、日本の総広告費に占める構成比が50.2%と初めて過半数に達しました。 このような経営環境のもと、当社グループは、「発想力と技術力で社会にダイナミズムをもたらすユニークな事業開発会社になる」という経営理念のもと、2026年3月期は「最先端のデータサイエンスとビッグデータを駆使してクライアントのデジタルマーケティング領域の課題を解決する総合デジタルマーケティングテクノロジー企業」となることを目指す姿として掲げ、目指す姿の実現に向けて3つの取り組みを進めてまいりました。1つ目は事業毎の収益性・成長性の向上×総合シナジーの追求、2つ目はソニーグループ連携の更なる深化と新規事業創造による成長、3つ目は成長を支える強靭な経営基盤の確立です。売上高においては、アドテクノロジーの増収により、当連結会計年度では増収となりました。営業利益、経常利益は、既存事業の業績回復により増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益、経常利益の黒字幅の増加による影響で増益となりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ586,014千円増加し、6,549,053千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ157,538千円増加し、2,140,467千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ428,476千円増加し、4,408,586千円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は12,348,427千円(前期比6.1%増)、営業利益は561,005千円(前期比134.6%増)、経常利益は540,905千円(前期比227.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は434,953千円(前期比49.1%増)となりました。 当社グループはマーケティングテクノロジー事業の単一セグメントでありますが、取扱いサービス別の売上高の概況は次のとおりであります。 1.アドテクノロジー クライアントの広告配信効果を最適化するための広告買付プラットフォームであるDSP「Logicad」の提供を行っております。また、前期よりクライアントのデジタル広告・デジタルマーケティングを総合的に支援するデジタルハウスエージェンシーの提供を開始しています。当連結会計年度は、デジタルハウスエージェンシーの支援拡充等の影響により、アドテクノロジーの売上は前期比13.6%増の11,093,278千円となりました。 2.マーケティングソリューション クライアントと媒体を限定したクローズド型アフィリエイト「SCAN(スキャン)」の提供を行っています。当連結会計年度は、クライアント及び媒体運営業者の開拓に努めましたが、ASP領域の競争環境激化による一部カテゴリでの販売不調の影響等により、マーケティングソリューションの売上は前期比57.1%減の211,692千円となりました。 3.デジタルソリューション 連結子会社の株式会社ASAではWebサイト、モバイル(Webアプリケーションなど)をはじめとするデジタルコンテンツの制作及び開発を行っています。SMN株式会社では全国各地のテレビCMメタデータの販売などのプロモーション関連領域のサービスを提供しています。なお、前連結会計年度においてルビー・グループ株式会社の全株式を譲渡したため、連結の範囲から除外しております。以上の結果、当連結会計年度では、ASAでは増収したものの、ルビー・グループ株式会社の株式譲渡に伴う減収により、デジタルソリューションの売上高は前期比28.0%減の928,571千円となりました。 4.その他 テレビ番組表ポータル「テレビ王国」の広告枠の企画及び販売事業、キャラクター「PostPet」のライセンス事業、アーティストやキャラクター等、IP(知的財産)の価値を最大化するIPプロデュース事業等を行っています。当連結会計年度では、IPプロデュース事業の売上増加等の影響により、その他の売上高は前期比26.2%増の114,885千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動による収入が投資活動及び財務活動による支出を上回ったため、前連結会計年度末に比べ711,863千円増加し3,187,997千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては、税金等調整前当期純利益540,905千円、減価償却費521,479千円を計上し、また、売上債権が92,366千円減少、仕入債務が97,322千円増加、法人税等の支払額37,365千円がありました。その結果、営業活動により得られた資金は1,199,347千円となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては、ソフトウエア等の無形固定資産の取得による支出が415,264千円、造作・サーバー等の有形固定資産の取得による支出が47,041千円となりました。その結果、投資活動により使用した資金は475,115千円となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては、長期借入金の返済による支出が12,420千円となりました。その結果、財務活動により減少した資金は12,483千円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、マーケティングテクノロジー事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。 a.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。サービスの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)販売高(千円)前年同期比(%)アドテクノロジー11,093,278113.6%マーケティングソリューション211,69242.9%デジタルソリューション928,57172.0%その他114,885126.2%合計12,348,427106.1%(注)1.サービス間の取引については相殺消去しております。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社3,307,10728.44,370,21235.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準にもとづき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額ならびに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りによる不確実性があるため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5経理の状況1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えております。(繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1) 財政状態(資産合計) 当連結会計年度末における流動資産は、4,999,758千円となり、前連結会計年度末に比べ621,856千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が711,863千円増加した一方で、売掛金が92,366千円減少したことによるものであります。固定資産は1,549,294千円となり、前連結会計年度末に比べ35,841千円減少いたしました。これは主に、ソフトウエアが60,255千円減少した一方で、敷金が13,189千円増加したことによるものであります。 その結果、総資産は6,549,053千円となり、前連結会計年度末に比べ586,014千円増加いたしました。 (負債合計) 当連結会計年度末における流動負債は2,007,040千円となり、前連結会計年度末に比べ147,031千円増加いたしました。これは主に、買掛金が97,322千円、未払法人税等が93,226千円増加した一方で、未払消費税等が20,023千円減少したことによるものであります。固定負債は133,426千円となり、前連結会計年度末に比べ10,506千円増加いたしました。これは主に、資産除去債務が20,353千円増加したことによるものであります。 その結果、負債合計は2,140,467千円となり、前連結会計年度末に比べ157,538千円増加いたしました。 (純資産合計) 当連結会計年度末における純資産合計は4,408,586千円となり、前連結会計年度末に比べ428,476千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が434,953千円増加したことによるものであります。 その結果、自己資本比率は67.3%(前連結会計年度末は66.7%)となりました。 2) 経営成績(売上高) アドテクノロジーの増収により、当連結会計年度は増収となりました。この結果、売上高は12,348,427千円となりました。 (売上原価、売上総利益)売上原価は9,870,951千円となりました。これは主に売上の増加にともなう仕入費用の増加によるものです。この結果、売上総利益は2,477,476千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益) 販売費及び一般管理費は1,916,471千円となりました。これは主に事業再編の実施にともなう給与等の減少によるものです。この結果、営業利益は561,005千円となりました。営業外収益は9,923千円、営業外費用は30,023千円発生しており、経常利益は540,905千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 営業利益、経常利益の黒字幅の増加による影響で、親会社株主に帰属する当期純利益は434,953千円となりました。 当社グループはマーケティングテクノロジー事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の区分による分析は省略しております。 3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性(資金需要) 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、広告枠の仕入費用、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては、主にソフトウエア開発にかかる無形固定資産投資、サーバー等の有形固定資産の取得によるものであります。(財務政策) 当社グループは、運転資金及び設備資金については主に、内部資金により調達しております。また、金融上のリスクに対応するため主要取引銀行とコミットメントライン契約を締結することで、手許流動性を確保しております。 c.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の進捗状況 当連結会計年度は、売上高はアドテクノロジーの増収により、期初計画を上回って着地いたしました。営業利益は、マーケティングテクノロジー事業の回復により、期初計画を上回って着地いたしました。期初計画に比べ、売上は348百万円(+2.9%)増加し12,348百万円、営業利益は161百万円(+40.2%)増加し561百万円となりました。 指標2026年3月期(実績)2026年3月期(期初計画)2026年3月期(期初計画比)売上高12,348百万円12,000百万円348百万円(102.9%)営業利益561百万円400百万円161百万円(140.2%) (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、システム等、事業運営体制、その他、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社グループは常に市場動向を留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保し、市場のニーズにあったサービスを展開していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。 (4)経営戦略の現状と見通し 当社グループは、「発想力と技術力で社会にダイナミズムをもたらすユニークな事業開発会社になる」という経営理念のもと、更なる企業価値の向上に努めてまいります。 2026年4月、新たに「2030に向けたビジョンと中期経営計画2026-2028」を策定いたしました。2031年3月期の売上高200億円の達成を見据え、2029年3月期に売上高160億円、営業利益12億円、ROE15%を目標としております。当社グループは、AI・データ・プラットフォーム・コンサルティングのコア・コンピタンスの活用・拡大し、ソニーグループ連携をより深化することにより、クライアントのマーケティング活動の一部にとどまる広告配信プラットフォームからクライアントのマーケティング全体を最適化する事業成長インフラへ転換し、非連続的な成長を実現することを目指します。 具体的には、「アドプラットフォーム」と「デジタルマーケティング支援」を軸にサービス区分を再定義し、独自データとAIで差異化された独立アドプラットフォームの提供、AIエージェントによる広告運用PDCAの高度化、クライアントの成長に深くコミットする伴走型支援、新規事業創出並びにM&A及び業務・資本提携の検討を推進してまいります。また、全社横断でのAI活用による経営効率化、人的資本への投資、実効性のあるコーポレート・ガバナンス及び資本コストを意識したキャピタルアロケーションにより、成長を支える経営基盤の強化に取り組んでまいります。 事業環境の見通しにつきましては、生成AIの急速な進展、広告効果に対する説明責任の高まり、生活者の検索・購買行動の変容、プライバシー規制の強化、広告チャネル及びメディア接触の分散等により、クライアントが直面するマーケティング領域の課題は一層複雑化・多様化するものと認識しております。このような環境のもと、当社グループの強みを成長領域へ重点的に投入し、成長性と収益性の向上に努めてまいります。 (5)経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報にもとづき最善の経営方針を立案し、社会貢献を前提として企業価値を最大限に高めるべく努めております。経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。
セグメント情報1,093
(セグメント情報等)【セグメント情報】当社グループは、マーケティングテクノロジー事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社3,307,107マーケティングテクノロジー事業 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社4,370,212マーケティングテクノロジー事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,080
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ■サステナビリティ情報全般に関する開示(1)ガバナンス 当社グループは、サステナビリティ経営を経営上の重要課題と認識し、サステナビリティ委員会を中心とするガバナンス体制を構築するとともに、取締役会による監督を行っております。 ・取締役会の指導・監督の下、サステナビリティ委員会を組織し、コーポレート担当執行役員を委員長としてサステナビリティに関する取組状況や目標の達成状況の報告を受け、モニタリングします。また、取締役会は、新たに設定した対応策や目標を監督します。・当社グループのコーポレート部門は、サステナビリティ委員会の事務局を担当するとともに、サステナビリティ経営に係る企画・立案及び管理を行い、全社的なサステナビリティ経営の推進を担い、サステナビリティ経営上の戦略を検討・立案し、サステナビリティ委員会に提言します。・活動結果はサステナビリティ委員会の審議を経て、原則として年一回取締役会へ報告・付議します。・監査等委員会はサステナビリティ委員会に対し、適宜助言を行います。 なお、一般にサステナビリティに関するものとして認識されるコーポレートガバナンスや腐敗防止、贈収賄防止、人権の尊重などの事項に関して当社グループでは、サステナビリティ委員会と並列する位置づけのコンプライアンス委員会を中心とするガバナンス体制を構築するとともに、改善活動の進捗を含め、取締役会による監督を行っております。 また、コンプライアンス委員会で検討された事項のうちサステナビリティに関する事項は、サステナビリティ委員会に連携がなされます。 (2)戦略①サステナビリティ基本方針の策定とマテリアリティの特定当社グループは、サステナビリティ経営の推進にあたり、サステナビリティ基本方針を策定しております。また、サステナビリティが関連する当社グループの重大なマテリアリティに関して、サステナビリティ委員会による審議のもと以下のとおり設定いたしました。 a.環境(E)環境負荷に配慮した事業活動 b.社会(S)健全なインターネット広告市場の発展技術力を有する人材の獲得/能力開発/キャリア形成支援の強化発想力を有する人材の獲得/能力開発/キャリア形成支援の強化ライフステージに応じた働き方を実現できる環境ダイバーシティの尊重 c.ガバナンス(G)コーポレートガバナンスの強化倫理・コンプライアンスの徹底 ②事業機会の創出と拡大インターネット広告上のプライバシー保護にあたる、「ポスト3rd Party Cookie」への対応領域における広告主・消費者の関心は高く、広告主から、ポストCookie技術を担う施策に取り組むインターネット広告会社への需要はさらに増していく可能性があると考えています。 また、当社グループのコンプライアンス委員会が担当する腐敗防止、贈収賄防止、人権の尊重などの領域に関し、当社グループでは以前より、事業活動におけるコンプライアンス経営を進めていますが、広告主から、コンプライアンス施策に取り組むインターネット広告会社への需要はさらに増していく可能性があると考えています。 ③人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、性別、国籍、新卒・中途など特定の属性に依存せず能力重視での採用活動を行うものであります。当社グループが持続的な企業価値の向上を実現するためには、優秀かつ多様なバックグラウンドを持つ人財の確保と、その能力を最大限に発揮できる環境の整備が不可欠であると認識しております。採用においては、ダイレクトリクルーティングの利用や採用広報の強化を通じて採用チャネルの多様化と獲得能力の強化に取り組んでおります。これまでの取り組みにより、経営幹部層の人財の厚みが増しつつありますが、今後は特に、事業展開に不可欠な専門スキルを有するエンジニア人財や、将来の当社グループを牽引する中堅層の獲得・育成が喫緊の課題であると考えております。このため、引き続き戦略的な採用活動を推進し、当社の成長に必要な専門性や資質を兼ね備えた人財の登用を進めるとともに、研修制度の拡充やキャリア開発支援といった教育体制の整備を一層強化し、人財の定着促進と組織全体の能力向上に取り組んでいく方針であります。多様性の確保に向けた人材育成については、グレード・役割別の研修と職種別の研修を組み合わせることで、その実施を進めております。 (3)リスク管理 当社グループは、定期的に事業活動におけるリスクを検討・評価し、損失のリスク管理のための必要な体制 (リスクの発見・情報伝達・評価・対応の仕組みなど)の整備・運用に取り組んでいます。また、サステナビリティ委員長・コンプライアンス委員長は、自己の担当領域において、当社グループに損失を与えうるリスクを管理するために必要な体制の構築・維持を行う権限と責任を持ち、かかるリスク管理体制の整備・運用を推進しています。さらに、かかる体制及びその運用状況については、定期的に取締役会がサステナビリティ委員会から報告を受け、その妥当性について確認しています。一例として、当社グループは、インターネット広告業界に属することから、経済環境の悪化等による広告主の広告予算減少を重要リスクと認識しています。なお、サステナビリティ経営を構成する気候変動リスクその他のリスク(物理リスク・移行リスク)についても、今後、必要に応じて評価・分析を行っていきます。 (4)指標及び目標 当社では、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。 指標目標実績(当連結会計年度)女性管理職数2025年度末時点に対し、2030年度末に1.5倍4人(※)なお、男性労働者の育児休業取得率、労働者の男女の賃金の額の差異は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、男性労働者の育児休業取得率に関する指標は記載を省略しております。なお、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)を対象期間とする労働者の男女の賃金の額の差異は以下のとおりです。 区分男女の賃金差(%)全労働者77.8%うち正規雇用労働者78.3%うちパート・有期労働者0.0% ■気候変動問題に関する開示 当社グループは、インターネット広告サービスを主たる事業としており、現在において気候変動問題が当社事業に重大な影響を及ぼすことの評価が困難なため、TCFDに基づく定量的な開示等は行っておりません。 なお、環境に関する全般的な取り組みに関しては、当社ウェブサイトに開示しております。 https://www.so-netmedia.jp/ir/businesspolicy/?tabarea=tabArea&tab=2
コーポレート・ガバナンスの概要6,451
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 当社グループは、経営の透明性を高め、効率的な企業運営を行うため下記に記載するコーポレート・ガバナンスの施策を実施しております。 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、経営の効率化を図ると同時に、経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高めていくことが長期的に企業価値を向上させていくと考えており、それによって、株主をはじめとした多くのステークホルダーへの利益還元ができると考えております。経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高めるために、コーポレート・ガバナンスの充実を図りながら、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織体制を構築することが重要な課題であると位置付け、会社の所有者たる株主の視点を踏まえた効率的な経営を行っております。 ② 会社の機関の内容及び内部統制システムの整備の状況等イ.会社の機関の基本説明a.取締役会当社の取締役会は、会社の経営方針、経営戦略、事業計画、重要な財産の取得及び処分、重要な組織及び人事に関する意思決定機関として全取締役6名で構成しており、月1回の定時取締役会の開催に加え、重要案件が生じたときに臨時取締役会を都度開催しております。2026年6月24日現在、議長及び構成員は以下のとおりであります。原山 直樹<議長:代表取締役 執行役員社長>、安田 崇浩、小笠原 康貴、本間 俊之(社外取締役、常勤監査等委員)、吉村 正直(社外取締役、監査等委員)、相内 泰和(社外取締役、監査等委員) ※当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役3名選任の件」および「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該各議案が承認可決されると、議長及び構成員は以下のとおりとなる予定です。なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しています。原山 直樹<議長:代表取締役 執行役員社長>、安田 崇浩、小笠原 康貴、本間 俊之(社外取締役、常勤監査等委員)、相内 泰和(社外取締役、監査等委員)、関根 里佳子(社外取締役、監査等委員) ■取締役会の実効性評価(2026年6月24日現在)〈実効性評価に関する当社の考え方〉 当社は、当社の企業価値向上をめざした経営を推進すべく、継続的に取締役会の機能及び実効性の向上に取り組むことが重要であると考えています。この取り組みの一環として、当社は、原則として年に1回以上、かかる実効性評価を実施します。 〈直近の実効性評価〉 取締役会は、実効性評価を開始するため、主に2025年度の活動を対象とした実効性評価を2026年2月に実施しました。なお、今回の実効性評価は、取締役会事務局及び社外取締役による主導のもと、評価自体の透明性や客観性を確保することと専門的な視点からのアドバイスを得ることを目的として、顧問弁護士による第三者評価も取得したうえで、実施しました。 〈評価結果の概要〉 顧問弁護士による第三者評価の結果として、取締役会は、取締役の自己評価、上場他社との比較等の諸点から、決議機関として問題のない構成及び運営がなされている旨の報告を受けました。取締役会としては、その報告内容を踏まえて実効性確保の状況について分析・審議した結果、2026年3月時点において、取締役会の実効性は十分に確保されていることを改めて確認しました。 なお、当該顧問弁護士からは、取締役会・各委員会の実効性をさらに高めるために検討対象となり得る選択肢として、取締役属性の棚卸、より高次の事業モニタリングへの審議等に関する案が例示されました。 〈評価結果等を踏まえた取り組み〉 当社は、当社の企業価値向上をめざした経営をさらに推進すべく、今回の取締役会の実効性評価の結果、及びかかるプロセスの中で各取締役から提示された多様な意見や顧問弁護士から提示された視点等を踏まえて、継続的に取締役会の機能向上に取り組んでいきます。 なお、今回の実効性評価以降、取締役会の実効性向上につながる取り組みとして主に以下を実施しています。 ・経営戦略及び経営計画との整合性及び議論の充実 ・経営会議(事業執行会議)における審議内容の取締役会への連携 ・取締役構成、取締役報酬体系に関する指名報酬委員会による検討 ・取締役会のさらなる活性化 b.監査等委員会当社の監査等委員会は常勤監査等委員1名及び非常勤監査等委員2名で組成し、毎月1回の監査等委員会の開催に加え、必要に応じて臨時監査等委員会を都度開催しております。同委員会では、取締役の法令・定款遵守状況及び職務執行状況を監査し、業務監査及び会計監査が有効に実施されるよう努めております。監査等委員は取締役会及びその他重要な会議に出席するほか、内部統制システム及び監査計画にもとづき重要書類の閲覧、役職員への質問等の監査手続を通して、経営に対する適正な監視を行っております。また、内部監査室及び会計監査人と連携して適正な監査の実施に努めております。2026年6月24日現在、委員長及び構成員は以下のとおりであります。本間 俊之<委員長:社外取締役、常勤監査等委員>、吉村 正直(社外取締役)、相内 泰和(社外取締役) ※当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の第2号議案(決議事項)として「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、議長及び構成員は以下のとおりとなる予定です。本間 俊之<委員長:社外取締役、常勤監査等委員>、相内 泰和(社外取締役)、関根 里佳子(社外取締役) c.内部監査室当社は、代表取締役社長が直轄する内部監査室を設置し、当該部署で定期的に内部監査を実施するとともに、その結果を代表取締役社長及び監査等委員会に報告しております。代表取締役社長は監査結果を受け、被監査部門に監査結果及び改善事項を通知し、改善状況を提出させることとしております。なお、内部監査室は、内部監査の状況等について、随時、監査等委員会及び会計監査人と連携しております。 d.会計監査人 当社はPwC Japan有限責任監査法人と監査契約を締結し、定期的な監査のほか、会計上の課題・財務報告に関わる内部統制上の課題について、随時協議を行う等、適正な会計処理及びそのための体制構築に努めております。 e.任意の指名報酬委員会 当社は、取締役会直轄の諮問機関として、任意の指名報酬委員会を設置しております。任意の指名報酬委員会は、社外取締役が半数以上を占めるものとしており、取締役の指名及び報酬等に関する基本方針及び決定の手続き等について審議し、取締役会へ答申を行います。 2026年6月24日現在、委員長及び構成員は以下のとおりであります。 相内 泰和<委員長:社外取締役、監査等委員>、原山 直樹(代表取締役 執行役員社長)、小笠原 康貴(取締役)、吉村 正直(社外取締役、監査等委員) ※当社は、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役3名選任の件」および「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しております。また、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(任意の指名報酬委員の選定)が承認可決された場合の委員長及び構成員は以下のとおりであります。 相内 泰和<委員長:社外取締役、監査等委員>、原山 直樹(代表取締役 執行役員社長)、小笠原 康貴(取締役)、本間 俊之(社外取締役、監査等委員) ロ.当社のコーポレート・ガバナンス体制 当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は以下のとおりであります。(本書提出日現在) ※監査等委員は取締役として議決権を持ち、取締役会の構成メンバーとなります。 ※監査等委員会は取締役会・取締役の監査・監督機能を担います。監査等委員会は全員社外取締役が占めます。 ハ.内部統制システム整備の状況 当社は、「内部統制システム構築の基本方針」を定め、取締役会その他重要会議により職務の執行が効率的に行われ、法令及び定款に適合することを確保する体制作りに努めております。その他役職員の職務遂行に対し、監査等委員会及び内部監査室がその業務執行状況を監視し、随時必要な監査手続を実施しております。 ニ.リスク管理体制の整備の状況 当社では、各種事業を推進する際に、取締役会を最高意思決定機関として、事業執行会議等の各種重要会議体において市場環境、競合状況等の事業環境を把握し、商品・サービスの品質や価格等の分析を通じて事業リスク等を勘案した上で適切な経営判断を行うための体制を決裁規程や業務分掌の整備等を通じて構築しています。 事業の推進にあたり、投融資も積極的に活用しているため、事業執行会議、取締役会等において採算性、収益性等から投資リスクを多面的に分析し、十分に審議した上で実行しています。また、実行後に関しては、所管部署においてリスクの内容や影響度について定期的に観察し、報告を行っています。 近年特にその重要度が増しつつある情報漏洩リスクに対しては、個人情報保護管理責任者を定め、個人情報及び情報資産に関する保護、管理についての体制を構築しています。コンプライアンスに関しては、行動規範やマニュアルを制定し、所管部署が役職員を中心に教育・啓蒙活動を定期的に行い、関連法規等の遵守を促す体制を構築しています。 ホ.子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 当社は、当社の子会社の業務の適正を確保するため、グループ行動規範、関係会社管理規程等の諸規程を定め、これに沿って子会社の取締役の職務の執行状況の報告体制、リスク管理体制、法令遵守の確保体制を構築しております。 ③ 取締役の定数 当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の定数は10名以内、監査等委員である取締役の定数は3名以内とする旨定款に定めております。 ④ 取締役の選任及び解任の決議要件 当社は、取締役の選任決議について、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役を区別して、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。 解任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。 また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨を定款で定めております。 ⑤ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項の定めによる決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑥ 責任限定契約 当社は、会社法第427条第1項にもとづき、取締役(業務執行取締役等を除く)との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することが可能であり、このうち、非業務執行取締役と締結しております。当該契約にもとづく損害賠償責任額は、法令が定める額としております。 なお、当該責任限定が認められるのは、当該取締役が責任の原因となった職務遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。 ⑦ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項イ.剰余金の配当等の決定機関 当社は、利益状況に適した配当の水準及び時期ならびに適正な資本政策を機動的に決定するため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議によるものとしております。 ロ.自己の株式の取得 当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって、自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己の株式の取得を目的とするものであります。 ハ.取締役の責任免除 当社では、会社法第426条第1項にもとづき、取締役が期待される役割を十分に発揮できるよう、取締役会の決議をもって、取締役(取締役であった者を含む)の損害賠償責任を法令の限度において、免除することができる旨を定款に定めております。 ⑧ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。 ⑨ 親会社の企業グループにおける当社の位置付け等事業機会・経営資源の配分及び協業事業の取り扱い 当社グループはソニーグループ株式会社を中心とした企業集団に属しております。ソニーグループ株式会社の完全子会社であるソニー株式会社のさらに完全子会社として当社株式を直接保有する親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は「エンタテインメント・テクノロジー&サービス分野」に区分され、当社グループはその中において、インターネット関連サービスを展開する企業として位置付けられております。 ソニーグループ内においては、インターネット関連サービスを展開する企業は他にも存在しますが、当社グループは主にRTBを活用したDSPを広告主及び広告代理店向けに提供する事業を国内において展開しており、これらの企業との事業及び展開地域における競合は生じておりません。 最近事業年度における各機関の活動状況(開催頻度、具体的な検討内容、個々の取締役または委員の出席状況)取締役会の活動状況(記載上の注意(35)で準用する第二号様式記載上の注意(54)i) ○ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を原則として月1回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏 名開催回数出席回数原山 直樹事業年度内全15回全15回(100%)安田 崇浩事業年度内全15回全15回(100%)小笠原 康貴選任後全10回 9回(90%)中川 典宜任期中全5回全5回(100%)本間 俊之事業年度内全15回全15回(100%)吉村 正直事業年度内全15回全15回(100%)相内 泰和事業年度内全15回全15回(100%) 取締役会における具体的な検討内容としては、次のとおりであります。①主要事業であるアドテク事業の増益・事業再編に関する事項②事業ポートフォリオ再編等に関する事
役員の報酬等1,069
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容については、指名報酬委員会における審議を通じて責任、役割、マーケットの規模等を鑑み判断するものとしております。 取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬額は、2025年6月23日開催の定時株主総会において年額200,000千円以内(うち社外取締役分40百万円以内)と定められております。 当社は、各期の業績及び成果を反映するため、取締役(監査等委員である取締役を除く)の業績連動報酬の制度を設けております。業績連動報酬の支給に関する割合及び指標は、指名報酬委員会における審議を通じて責任、役割、マーケットの規模等を鑑み判断しております。 さらに、取締役(監査等委員である取締役及び非業務執行取締役を除く)の株式報酬額は、2025年6月23日開催の定時株主総会において年額50,000千円以内と定められております。 これらの報酬等の額は、役割、会社への貢献度等を勘案し、指名報酬委員会の審議を踏まえ、取締役会での答申を経て、決定しております。また、当事業年度においては、指名報酬委員会にて全9回の審議を実施し、必要に応じ、取締役会へ答申を行うことで、基本報酬、業績連動報酬、株式報酬額からなる具体的な報酬額を決定しております。 また、監査等委員である取締役の報酬額は、2016年6月20日開催の定時株主総会において年額30,000千円以内と定められております。この報酬額は、役割、会社への貢献度等を勘案し、監査等委員の協議のもと決定しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)基本報酬業績連動報酬譲渡制限付株式報酬取締役(監査等委員を除く。)(社外取締役を除く。)67,58332,25022,33412,9992取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。)-----社外役員22,20022,200--3(注)1.取締役の報酬額には、使用人兼務取締役としての給与及び賞与は含まれておりません。2.取締役の報酬等の対象となる員数は、在任している無報酬の取締役1名を除いております イ.提出会社の役員ごとの報酬等の総額等 報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ロ.使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの 該当事項はありません。
従業員の状況820
(2)【従業員の状況】①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)マーケティングテクノロジー240合計240(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。また、臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)15137.05.86,5243.6(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であります。 また、臨時従業員数については、従業員総数の10%未満のため、記載を省略しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.当社はマーケティングテクノロジー事業の単一セグメントのため、セグメント情報との関連については記載しておりません。 ③労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者10.877.878.3- (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.提出会社及び連結子会社における男性労働者の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況931
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(親会社)ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(注)1東京都港区7,969百万円インターネット接続サービス被所有53.76広告枠の販売及び仕入、出向者の受入等(親会社)ソニー株式会社(注)1東京都港区3,000百万円携帯端末及びアクセサリの開発、製造、販売被所有53.76(53.76)出向者の受入等(親会社)ソニーグループ株式会社(注)1、2 東京都港区881,357百万円電気・電子機械器具の製造、販売被所有53.76(53.76)出向者の受入等(連結子会社)SMT株式会社(注)3 東京都品川区30百万円クローズド型アフィリエイト「SCAN」所有100.0役員の兼任、出向者の受入等(連結子会社)SMNベンチャーズ株式会社 東京都品川区35百万円コーポレートベンチャーキャピタル所有100.0役員の兼任、出向者の受入等(連結子会社)株式会社ASA 宮城県仙台市30百万円デジタルコンテンツの制作及び開発所有100.0 役員の兼任、出向者の受入等(連結子会社)ASA America Inc.(注)5米国カリフォルニア州30百万円広告制作及び品質保証サービス所有100.0(100.0)該当事項はありません (注)1.当社の親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、ソニー株式会社の完全子会社であり、また、ソニー株式会社は、ソニーグループ株式会社の完全子会社であり、ソニー株式会社及びソニーグループ株式会社も当社の親会社に該当しております。2.有価証券報告書の提出会社です。3.SMT株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1)売上高 1,415,317千円(2)経常損益 150,519千円(3)当期純損益 113,893千円(4)純資産額 443,529千円(5)総資産額 598,633千円4.議決権の所有割合又は被所有割合の()内は、間接所有割合で内数です。5.ASA America Inc.は、株式会社ASAの子会社であります。
配当政策656
3【配当政策】 当社は、中長期的な企業価値の最大化を経営の重要課題と位置づけており、株主に対する利益還元につきましても、重要な経営施策の一つと位置付けております。 利益配分につきましては、将来の成長を牽引する技術投資及び成長投資を優先しつつ、財務体質の健全性、業績動向、キャッシュ・フローの状況、今後の事業展開及び資本効率等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な株主還元の実施を目指すことを基本方針としております。 配当につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益5.5億円の達成を配当開始の一つの目安とし、配当性向20~30%程度を目処として、安定性及び継続性を重視した実施を検討してまいります。また、株主還元の充実に向けて、株主優待制度の実施に加え、市場動向、財務状況及び資本効率等を踏まえ、自己株式取得についても、機動的に検討してまいります。 内部留保資金につきましては、既存事業の収益性向上に向けた技術投資及び設備投資、AI・データ基盤等の先端技術への投資、新規事業創出に向けた研究開発投資、人的資本投資並びにM&A及び資本業務提携等の成長投資に充当し、中長期的な収益力の向上及び企業価値の拡大に活用してまいります。 なお、当社は、剰余金を配当する場合には、期末配当の年1回を基本方針としておりますが、会社法第459条第1項に基づき、期末配当は3月31日、中間配当は9月30日をそれぞれ基準日として、剰余金の配当等を取締役会の決議により行う旨の定款規定を設けており、配当の決定機関は、取締役会であります。
研究開発活動20
6【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況454
2【主要な設備の状況】(1)提出会社 当社における主要な設備は、以下のとおりであります。2026年3月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物附属設備工具、器具及び備品ソフトウエア合計本社(東京都品川区)本社機能及び基幹システム71,50588,6371,075,1391,235,282151 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。2.本社建物は貸借しております。年間賃借料は113,451千円であります。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物附属設備工具、器具及び備品ソフトウエア商標権合計SMT株式会社本社(東京都 品川区)本社機能及び基幹システム17,7801935,18942323,58614 (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。2.本社建物は貸借しております。年間賃借料は17,869千円であります。 (3)在外子会社金額の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
監査の状況2,411
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況 当社における監査等委員会は、社外取締役である3名の監査等委員から構成され、定期的な監査等委員会の開催のほか、取締役会への出席、その他社内の重要な会議への出席、会社財産の調査及び業務の調査等を通じて取締役の職務の執行を十分に監査できる体制となっており、不正行為又は法令もしくは定款に違反する事実の発生防止にも取り組んでおります。また、原則月に1回、内部監査室と意見及び情報の交換を行っております。さらに監査等委員会は、会計監査人より監査結果報告を聴取し、必要に応じて監査計画、監査実施状況等について会計監査人に報告を求めるなど情報の共有を図り、監査機能の有効性・効率性を高めるための取組みを行っており、会計監査の結果については各監査等委員の間で会計監査人の監査方法が相当であるかの協議をいたしております。当事業年度において毎月1回の監査等委員会の開催に加え、必要に応じて臨時監査等委員会を都度開催しており、個々の監査等委員の出席状況については、次のとおりであります。氏名監査等委員会開催回数出席回数本間 俊之(常勤)14回14回吉村 正直14回14回相内 泰和14回14回監査等委員会では、監査方針・監査計画、会計監査人の報酬の同意及び再任の決定、監査報告書の作成等の決議事項に関する審議を行うとともに、取締役会議案、経営会議等重要会議の議題、往査での発見事項、内部通報の状況等について情報共有と討議を行いました。また、常勤監査等委員の活動として、重要会議への出席、重要書類の閲覧、支社店・子会社往査等を実施し、取締役等の職務執行状況、とりわけ内部統制システムの構築及び運用の状況を日常的に監視し検証しております。 ② 内部監査の状況 当社における内部監査は、代表取締役社長直轄の内部監査室を設置し、内部監査担当2名(提出日現在)が内部監査を実施しております。内部監査は、内部監査計画にもとづき、会社の業務運営が法令ならびに会社の規程類を遵守して適正に行われているかを評価することを目的として実施しております。 内部監査の結果については、監査結果については、デュアル・レポーティングラインを確保して代表取締役社長及び監査等委員会に報告する体制となっております。なお、代表取締役社長、監査等委員会への報告のみならず、当社の取締役会及び事業執行会議、及び当社のグループ内部統制機能を所轄する部署(コーポレート部門。経営管理部門や法務部門等)へ必要に応じ報告するとともに、直接課題提起、改善提案を行うことで内部統制システムの向上に努めております。 また、会計監査人とも定期的に意見交換を行っております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称 PwC Japan有限責任監査法人 b.監査継続期間13年間 c.業務を執行した公認会計士の氏名等 指定有限責任社員 業務執行社員 近藤 仁 指定有限責任社員 業務執行社員 林 健一 d.監査業務に係る補助者の構成 公認会計士3名、公認会計士試験合格者2名、その他8名 e.監査法人の選定方針と理由 PwC Japan有限責任監査法人を会計監査人として選任した理由は、同監査法人の職業的専門家としての専門能力、独立性の保持を含む品質管理とその体制、監査報酬等を総合的に勘案した結果、高品質な監査を維持しつつ効率的な監査業務の運営が期待できることから適任と判断したためです。 また、当社では、法所定の事項に該当すると判断したときは、監査等委員会全員の同意に基づき監査等委員会が会計監査人を解任する方針です。また、上記の他、当社の監査業務に重大な支障をきたす事態が会計監査人に生じたと認められるときは解任に関する議案を、また、会計監査人の独立性・信頼性や職務の執行状況等を勘案してその変更が必要であると認められるときは不再任に関する議案を、それぞれ監査等委員会の決定に基づき、株主総会に提出する方針です。 f.監査等委員会による監査法人の評価 監査等委員会は、会計監査人の独立性、品質管理の状況、職務遂行体制の適切性、当事業年度の会計監査の実施状況等を監視及び検討するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めることにより、評価を行っております。 ④ 監査公認会計士等に対する報酬の内容a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社39,920-31,160-連結子会社----計39,920-31,160-上記以外に当連結会計年度中に前連結会計年度の監査に係る追加報酬として10百万円を支払っております。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(①を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社----連結子会社----計---- c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の事業規模や特性に照らして監査計画、監査内容、監査日数を勘案し、会計監査人との協議の上で監査報酬を決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人の監査計画の内容、監査の実施状況、過年度からの監査報酬の推移等を確認し、当該事業年度の監査時間及び報酬額の見積りの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況1,711
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的とする投資を純投資目的である投資株式とし、それ以外を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 業界動向の情報収集が可能となるものを対象とし株式を保有しております。また、取得又は売却する場合は、個別銘柄毎に当社決裁規程に基づき、取締役会等において保有の妥当性について適否を慎重に検討しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式162,661 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (注)株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等の組織再編成等で株式数が変動した銘柄を含めておりません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式1210 (注)株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等の組織再編成等で株式数が変動した銘柄を含めておりません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱サイバーエージェント800800業界動向の情報収集無1,061903㈱電通グループ100100業界動向の情報収集無269329㈱ディー・エヌ・エー100100業界動向の情報収集無243351㈱セプテーニ・ホールディングス500500業界動向の情報収集無208181㈱フリークアウト・ホールディングス200200業界動向の情報収集無136112㈱ブレインパッド300300業界動向の情報収集無124307㈱イルグルム200200業界動向の情報収集無108113㈱博報堂DYホールディングス100100業界動向の情報収集無102108リンクアンドモチベーション㈱(注)1、2140-業界動向の情報収集(増加理由)Unipos㈱との株式交換に伴い増加無77-㈱デジタルホールディングス100100業界動向の情報収集無71146㈱Gunosy100100業界動向の情報収集無5165ユナイテッド㈱100100業界動向の情報収集無5073㈱アイモバイル100100業界動向の情報収集無4953㈱ファンコミュニケーションズ100100業界動向の情報収集無4440 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)LINEヤフー100100業界動向の情報収集無3850㈱アドウェイズ100100業界動向の情報収集無2627㈱CARTA HOLDINGS(注)3-100-無-148Unipos㈱-400業界動向の情報収集のために保有していたが、リンクアンドモチベーション㈱による完全子会社化に伴う株式交換により減少無-62 (注)1.2025年8月1日付け普通株式1株を0.35㈱とする株式交換を行っております。2.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。3.㈱CARTA HOLDINGSは、2025年12月8日をもって上場廃止となりました。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革3,283
2【沿革】 当社グループの実質上の事業活動は、1998年11月に設立されたバリュークリックジャパン株式会社(事業上の存続会社)によるアドネットワーク事業に始まります。バリュークリックジャパン株式会社は、1999年8月に米ValueClick, Inc.の子会社となり、2000年5月に東京証券取引所マザーズに上場、その後2004年3月に株式会社ライブドアの子会社となり、2005年6月に株式会社ライブドアマーケティングに社名変更致しましたが、ライブドア事件後の2006年9月に株式会社メディアイノベーションに社名を変更し、2008年1月にネットワークメディア事業を会社分割により株式会社メディアイノベーションの完全子会社であった当社(形式上の存続会社)に事業承継しております。 上記の会社分割は、ソネットエンタテインメント株式会社がインターネット広告事業の事業拡大を目的として、当社事業を買収する際に、ライブドア事件に係る訴訟対応会社を分け、ネットワークメディア事業を行う事業会社のみを子会社化するために行ったものです。当社は2008年7月にソネットエンタテインメント株式会社の子会社となり、ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)を中心とした企業グループ(以下「ソニーグループ」という。)の傘下に入っており、ソネットエンタテインメント株式会社による子会社化後、株式会社MIからソネット・メディア・ネットワークス株式会社に社名変更を行い、2012年4月にインターネット広告買付プラットフォームであるDSP「Logicad(ロジカド)」の提供開始を契機として、現在の主力事業であるマーケティングテクノロジー事業に本格的に参入致しました。2019年10月には商号をSMN株式会社へと変更しております。なお、ソネットエンタテインメント株式会社は、2013年7月にソネット株式会社、2016年7月にソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社に社名を変更しております。 当社グループの沿革(形式上の存続会社)年月概要2000年3月株式会社ニッシンの完全子会社として、東京都渋谷区代々木にウェッブキャッシング・ドットコム株式会社を設立2002年11月株式交換により、株式会社アイ・シー・エフの子会社となる2003年1月東京都港区西新橋に本社移転2004年3月東京都港区六本木に本社移転株式交換により、株式会社ライブドアの子会社となる2005年2月株式会社ライブドアフィナンシャルホールディングスの子会社となる2005年6月株式会社ライブドアファイナンスの子会社となる2005年7月東京都港区赤坂に本社移転2005年9月株式会社ライブドアマーケティングの子会社となる2006年6月東京都港区赤坂内にて本社移転2006年9月株式会社メディアイノベーションの完全子会社となる東京都渋谷区渋谷に本社移転2007年1月2008年1月株式会社ライブドアビジネスソリューションズ及び株式会社トラインを吸収合併株式会社メディアイノベーションのネットワークメディア事業を事業承継株式会社MIに商号変更2008年6月株式会社アクイジションを完全子会社化2008年7月ソネットエンタテインメント株式会社が、株式会社メディアイノベーションが保有する当社株式の66.6%を取得したことにより、ソネットエンタテインメント株式会社の子会社となる2008年9月ソネット・メディア・ネットワークス株式会社に社名変更2008年11月ソネットエンタテインメント株式会社が、株式会社メディアイノベーションが保有する当社株式の33.4%を追加取得し、ソネットエンタテインメント株式会社の完全子会社となる2009年2月東京都品川区大崎に本社移転2009年8月クローズド型アフィリエイトサービス「SCAN(スキャン)」をリリース2010年4月当社を存続会社として、完全子会社である株式会社アクイジションを吸収合併2010年7月ソネットエンタテインメント株式会社の広告メディア事業を当社へ機能移管2012年4月自社開発DSP「Logicad(ロジカド)」のリリースと同時にマーケティングテクノロジー事業を本格的に開始2014年4月福岡県福岡市中央区に九州営業所設立2014年5月2015年3月大阪府大阪市北区に関西営業所設立東京都品川区大崎内にて本社移転2015年12月2016年4月 2016年6月2016年9月 2017年9月東京証券取引所マザーズに株式を上場アフィリエイトサービスの新設分割により、完全子会社であるSMT株式会社を設立(連結子会社)監査等委員会設置会社へ移行台湾にSMN Taiwan Corporationを設立(連結子会社)コーポレートベンチャーキャピタルのSMNベンチャーズ株式会社を完全子会社にて設立(連結子会社)2018年8月2019年3月2019年8月2019年10月2020年10月 2021年3月2022年4月2023年9月 2023年10月2024年9月株式会社ゼータ・ブリッジを連結子会社化東京証券取引所市場第一部へ市場変更株式会社ASAを連結子会社化SMN株式会社に商号変更デジタルメディア事業開発事業及びメディア事業の新設分割により、完全子会社であるSMNメディアデザイン株式会社を設立(連結子会社)ルビー・グループ株式会社を連結子会社化東京証券取引所プライム市場へ市場変更ネクスジェンデジタル株式会社、SMNメディアデザイン株式会社及び株式会社ゼータ・ブリッジを吸収合併東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更ルビー・グループ株式会社の全株式を株式会社イルグルムに譲渡 株式会社メディアイノベーションの沿革(事業上の存続会社)年月概要1998年11月米国ValueClick, LLC.とのライセンス契約に基づく、ウェブ上のクリック保証型インターネット広告の販売を目的として、東京都文京区本郷四丁目1番6号にバリュークリックジャパン株式会社を設立1999年8月ValueClick, Inc.の子会社となる2000年5月東京証券取引所マザーズに株式を上場2004年3月TOBにより株式会社ライブドアの子会社となる2004年11月当社が存続会社として株式会社イーエックスマーケティングと合併し、同社の子会社であった株式会社イーエックスコミュニケーションズ及び株式会社トラインを完全子会社化する2005年6月バリュークリックジャパン株式会社から株式会社ライブドアマーケティングへ社名を変更する2005年8月株式会社カスタム・クリックを株式取得により完全子会社化する2005年9月ウェッブキャッシング・ドットコム株式会社を株式取得により子会社化する株式会社ライブドアビジネスソリューションズを株式取得により完全子会社化する2006年4月東京証券取引所マザーズでの上場廃止となる2006年9月株式会社メディアイノベーションに社名変更する ウェッブキャッシング・ドットコム株式会社を完全子会社化する2007年1月子会社であるウェッブキャッシング・ドットコム株式会社が当社の子会社である株式会社トライン、株式会社ライブドアビジネスソリューションズを吸収合併する2007年2月子会社である株式会社アクイジションより、カスタム・クリック事業及びポイント事業に係る権利義務を会社分割により承継する2008年1月ビジネスアーキテクト統括本部、メディア事業統括本部及びセールスチャネル統括本部において行っているネットワークメディア事業を子会社である株式会社MIに会社分割により承継2008年6月株式会社アクイジションの株式を株式会社MIに譲渡2008年7月子会社である株式会社MIの株式のうち66.6%をソネットエンタテインメント株式会社に譲渡2008年11月関係会社であるソネット・メディア・ネットワークス株式会社の株式のうち、残りの33.4%を追加でソネットエンタテインメント株式会社に譲渡

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

3
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
PDF
2027年3月期 第1四半期決算説明資料決算説明資料 · 15:30
PDF
取締役に対する譲渡制限付株式としての自己株式の処分完了に関するお知らせ自己株式 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(サービス業・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100YN4I
内部統制報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YIZD
確認書確認書 · S100YIZB
有価証券報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YIYU
確認書確認書 · S100WYDG
半期報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100WYDF
確認書確認書 · S100W9US
訂正有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · S100W9U9
臨時報告書臨時報告書 · S100W3Q2
内部統制報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W1BV
有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W1F0
確認書確認書 · S100W1BO
臨時報告書臨時報告書 · S100VS7H
臨時報告書臨時報告書 · S100UMGG
確認書確認書 · S100UMG9
半期報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UMG5
臨時報告書臨時報告書 · S100U5RK
臨時報告書臨時報告書 · S100TYD3
内部統制報告書-第27期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TMVT
確認書確認書 · S100TMVU
有価証券報告書-第27期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TMVP
訂正四半期報告書-第27期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · S100TQV9
訂正確認書確認書 · S100TUFF
訂正確認書確認書 · S100TUFD
訂正確認書確認書 · S100TUI2
訂正四半期報告書-第27期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · S100TQV8
訂正内部統制報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)内部統制報告書 · S100TQVA
訂正四半期報告書-第27期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · S100TQV6
訂正確認書確認書 · S100TTL1
訂正有価証券報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · S100TQV2
i

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