マ
マツダ株式会社
Mazda Motor Corporation
4.92兆円売上高(FY2026)
1.9%ROE
42.5%自己資本比率
38財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は4.92兆円(前年比-2.0%)。営業利益は516億円(営業利益率1.0%)、当期純利益は351億円。総資産4.48兆円に対し自己資本比率は42.5%、ROEは1.9%。輸送用機器の中央値(ROE 6.2%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは2億円の創出、現金及び現金同等物は1.29兆円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,175.5円2026-09-04
PER21.1倍
PBR0.39倍
配当利回り4.68%
時価総額(概算)5,828億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高4.92兆円-2.0%
営業利益516億円-72.3%
当期純利益351億円-69.2%
総資産4.48兆円
純資産1.92兆円
営業利益率1.0%
ROE1.9%
自己資本比率42.5%
EPS55.6円
BPS3,021円
1株配当55円
配当性向98.8%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE1.9%中央値 6.2%
営業利益率1.0%中央値 4.5%
自己資本比率42.5%中央値 51.0%
健全性スコア38.0点中央値 57.0点
帯は輸送用機器(62社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 4.92兆円 | 516億円 | 1,318億円 | 351億円 | 4.48兆円 | 1.92兆円 | 55.6 | 1.9% | 42.5% |
| FY2025 | 5.02兆円 | 1,861億円 | 1,890億円 | 1,141億円 | 4.09兆円 | 1.81兆円 | 181 | 6.5% | 43.8% |
| FY2024 | 4.83兆円 | 2,505億円 | 3,201億円 | 2,077億円 | 3.79兆円 | 1.76兆円 | 329.7 | 13.1% | 45.8% |
| FY2023 | 3.83兆円 | — | 1,859億円 | 1,428億円 | 3.26兆円 | 1.46兆円 | 226.7 | 10.4% | 44.2% |
| FY2022 | 3.12兆円 | 1,042億円 | 1,235億円 | 816億円 | 2.97兆円 | 1.32兆円 | 129.5 | 6.6% | 43.8% |
| FY2021 | 2.88兆円 | 88億円 | 283億円 | -317億円 | 2.92兆円 | 1.20兆円 | -50.3 | -2.7% | 40.5% |
| FY2020 | 3.43兆円 | — | 531億円 | 121億円 | 2.79兆円 | 1.21兆円 | 19.3 | 1.0% | 42.1% |
| FY2019 | 3.56兆円 | — | 1,161億円 | 632億円 | 2.88兆円 | 1.23兆円 | 100.3 | 5.3% | 41.8% |
| FY2018 | 3.47兆円 | — | 1,721億円 | 1,121億円 | 2.72兆円 | 1.22兆円 | 182.9 | 10.0% | 43.8% |
| FY2017 | 3.21兆円 | — | 1,395億円 | 938億円 | 2.52兆円 | 1.06兆円 | 156.9 | 9.4% | 41.2% |
| FY2016 | 3.41兆円 | — | 2,236億円 | 1,344億円 | 2.55兆円 | 9,767億円 | 224.9 | 14.7% | 37.4% |
営業CF2億円
投資CF-9億円
財務CF1,050億円
現金及び現金同等物1.29兆円
SEGMENTS
セグメント別売上
North America2.56兆円
Japan9,002億円
Europe8,596億円
Other5,967億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 17.7% |
| 2 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.7% |
| 3 | トヨタ自動車株式会社 | 5.1% |
| 4 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 3.3% |
| 5 | THE BANK OF NEW YORK, TREATYJASDEC ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 2.2% |
| 6 | STATE STREET BANK AND TRUSTCOMPANY 505325(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.7% |
| 7 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.4% |
| 8 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.3% |
| 9 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.2% |
| 10 | MAN INTERNATIONAL ICVC - MAN JAPAN COREALPHA FUND(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.2% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 2.24兆円 | -539億円 | -213億円 | -453億円 | -2.4% | 43.2% | -71.8 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 2.39兆円 | 1,030億円 | 835億円 | 353億円 | 4.3% | — | 56.1 |
| FY2024中間 | 2.32兆円 | 1,296億円 | 1,792億円 | 1,081億円 | 5.6% | — | 171.6 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢42.5歳
平均年間給与711万円
平均勤続年数17.7年
管理職に占める女性比率5.8%
男女の賃金の差異(全労働者)84.1%
男女の賃金の差異(正規雇用)86%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 1億円 | 7 | 15百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容522字
3 【事業の内容】当社グループは、当社、連結子会社71社及び持分法適用会社21社(2026年3月31日現在)で構成され、主として、自動車及び同部品の製造・販売、並びにこれらに関連した事業を行っております。国内では、自動車は当社が製造し、自動車部品は当社及び倉敷化工㈱などが製造しております。海外においては、自動車及び同部品をマツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.、オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.などが製造しております。当社グループにおいて製造された自動車及び同部品は、国内においては、㈱関東マツダ、東海マツダ販売㈱などの販売会社が顧客に販売するとともに、一部の大口顧客に対しては当社が直接販売しております。海外においては、北米はマツダモーターオブアメリカ, Inc.、欧州はマツダモータース(ドイツランド)GmbH、その他の地域はマツダオーストラリアPty.Ltd.などが販売しております。 当社グループの事業における当社及び主要な会社の位置付け及びセグメントとの関係は、概ね以下のとおりであります。なお、以下の「日本」、「北米」、「欧州」、「その他の地域」は、セグメントと同一の区分であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等7,292字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針当社は、企業理念として、『PURPOSE』『PROMISE』『VALUES』を定めております。また、当社は、未来に向かってステークホルダーの皆さまと共に価値創造を進めていくべく、2030年時点の当社のありたい姿を「2030 VISION」として定めております。 企業理念PURPOSE:前向きに今日を生きる人の輪を広げるPROMISE:いきいきとする体験をお届けする人の頭、身体、心を活性化するコミュニティと共にVALUES :ひと中心 / 飽くなき挑戦 / おもてなしの心 2030 VISION「走る歓び」で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる。1. マルチソリューションで温暖化抑制に取り組み、持続可能な地球の未来に貢献する。2. 心と身体を見守る技術で、誰もが安全・安心・自由に移動できる社会に貢献する。3. 日常に動くことへの感動や心のときめきを創造し、一人ひとりの「生きる歓び」に貢献する。 (2) 経営環境及び対処すべき課題① 2030年に向けた経営方針(2030経営方針)各国の環境規制動向、社会インフラ整備をはじめ、電源構成の変化、そして消費者の価値観の多様化など、経営を取り巻く環境の不確実性が高まっていることを受け、2030年までの視点で世界の潮流を想定した経営方針と主要な取り組みを以下のとおり定めております。 経営基本方針1. 地域特性と環境ニーズに適した電動化戦略で、地球温暖化抑制という社会的課題の解決に貢献すること2. 人を深く知り、人とクルマの関係性を解き明かす研究を進め、安全・安心なクルマ社会の実現に貢献すること3. ブランド価値経営を貫き、マツダらしい独自価値をご提供し、お客様に支持され続けること 未来を拓く主な取り組み1. カーボンニュートラルに向けた取り組み当社が目標とする2050年のカーボンニュートラル(*1)(以下、「CN」)実現に向けては、まず自社のCO2排出について、「2035年にグローバル自社工場のCN実現」と中間目標を定め、省エネ、再エネ、CN燃料活用の3本柱で取り組みを進めてまいります。加えて、サプライチェーン(*2)への対応も必要であり、輸送会社様や購買お取引先様と共にCO2排出量を削減する活動を段階的に進めてまいります。国内においては、サプライチェーンの構造改革に取り組むほか、CN燃料の活用拡大を進めてまいります。 2. 各フェーズにおける電動化の取り組み電動化時代への移行期間には、地域の電源事情に応じて、適材適所で内燃機関、電動化技術、代替燃料など様々な組み合わせとソリューションを提供していく「マルチソリューション」のアプローチが有効と考えており、当社は各国の電動化政策や規制強化の動向を踏まえ、パートナー企業と共に段階的に電動化を進めてまいります。 ■ 第1フェーズ(2022–2024年):蓄積した資産を活用したビジネス基盤強化既存の技術資産であるマルチ電動化技術をフル活用して魅力的な商品を投入し、市場の規制に対応してまいります。ラージ商品群を投入し、プラグインハイブリッド車やディーゼルのマイルドハイブリッド車など、環境と走りを両立する商品で収益力を向上させつつ、バッテリーEV専用車の技術開発を本格化させます。 (*1)地球上の炭素(カーボン)の総量に変動をきたさない、二酸化炭素(CO2)の排出と吸収がプラスマイナスゼロになるようなエネルギー利用のあり方やシステム。(*2)商品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れ。 ■ 第2フェーズ(2025–2027年):電動化へのトランジション電動化への移行期間における燃費向上によるCO2削減を目指し、新しいハイブリッドシステムを導入するなど、これまで培ってきたマルチ電動化技術をさらに磨きます。電動化が先行する中国市場においてバッテリーEVを導入するほか、グローバルにバッテリーEVの導入を開始します。また、内燃機関における再生可能燃料の利用可能性を踏まえ、熱効率の更なる改善技術の適用等により、内燃機関の性能についても極限まで進化させてまいります。 ■ 第3フェーズ(2028–2030年):バッテリーEV本格導入バッテリーEV専用車の本格導入を進めるとともに、外部環境の変化や財務基盤強化の進捗を踏まえ、電池生産への投資なども視野に入れた本格的電動化に軸足を移してまいります。 3. 人とITの共創による価値創造への取り組み自動車技術の改良を進め、クルマを取り巻く様々な人々や社会の声に耳を傾けつつ、人の幸せを第一に、事故のない安全・安心な社会づくりに貢献していくことは私たちの重要な責務です。安全技術開発に加え、地域や社会と連携し「死亡事故ゼロ」を目指し取り組んでまいります。安全技術開発については、独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY」のもと、これまで大事にしてきた「ひと」を中心としたものづくりに、デジタル技術を掛け合わせた高度運転支援技術の開発を継続し、運転者も同乗者も周囲の人も安全・安心なクルマづくりを進め、2040年を目途に自動車技術で対策が可能なものについては、自社の新車が原因となる死亡事故ゼロを目指します。 4.原価低減とサプライチェーンの強靭化原価低減は、従来の商品原価や、製造原価だけにとどまらず、その範囲を拡大し、サプライチェーンとバリューチェーン(*3)全体を鳥瞰し、商品ラインアップの見直し等による投資効率・在庫回転率の向上を図るなどムリ・ムラ・ムダを徹底的に取り除く取り組みを通じて原価の作りこみを行うよう変えてまいります。サプライチェーンについては、材料調達からお客様へのデリバリーに至るまでの全ての工程における個々の改善にとどまらず、モノがよどみなく流れ、しかもそのスピードが最大化される「全体最適の工程」を実現するよう取り組みます。また、材料・部品調達の階層を浅くし、種類を産む場所を近場に寄せていくなどの調達構造の変革や、汎用性の高い材料や半導体の活用拡大に取り組み、地政学的リスク、地震といった大規模災害などの外部環境の変化に対する影響も最小限にとどめてまいります。 ② 企業価値向上に向けた「ライトアセット戦略」電動化を取り巻く環境は、インフレによる投資コストの増加や地域毎の電動化進度の違いなど多くの不確実性を抱えています。当社は2030年までを「電動化の黎明期」と捉え、2030経営方針のもと、多様化するお客様ニーズや環境規制に柔軟に対応すべくマルチソリューションで電動化を進めます。その具現化に向け、2025年3月、既存資産の活用度を高めることで、スモールプレーヤーとしての企業価値を向上させる実行戦略として「ライトアセット戦略」(*4)を公表しました。その主な内容は以下のとおりです。■ ものづくり領域では、独自の開発・生産プロセス革新を展開し、開発領域においては、より複雑な開発に対し、既存リソース水準を維持しつつ、生産性を3倍に向上させて対応してまいります。■ バッテリーEVについては、協業・パートナーシップによって、従来と比較し開発にかかる投資と工数を大幅に低減させる見通しです。■ 電池投資については、当初見込みにインフレ影響を加味した投資総額から、協業を活用することにより、半減できる見込みです。■ 生産においては、既存資産を活用してバッテリーEVとエンジン車を混流生産することにより、バッテリーEV専用工場新設と比較し、初期設備投資と量産準備期間を大幅に低減できる見通しです。■ こうしたライトアセット戦略は、従来の自前主義から脱し、協調すべき領域ではパートナーの資産を積極的かつ柔軟に活用して資本効率を高める一方、マツダらしさを発揮すべき領域には自前の技術と経営資源を集中して投下することで、最小の投資で最大のマーケットカバレッジを実現する経営モデルであります。■ 上記の取り組みを通じて、低投資で高い資産効率を確保の上、競争力ある技術・商品を提供し、資本コストを上回るリターンを創出することで、持続的な成長と企業価値向上を実現してまいります(*5)。 (*3)商品の付加価値を創出するための、商品企画、デザイン、開発、生産技術、製造、販売、サービスといった一連の事業活動の流れ。(*4)ライトアセット戦略を説明したマツダ・マルチソリューション説明会2025の様子はこちらをご参照ください。https://www.mazda.com/ja/investors/policy/mid-term/(*5)企業価値向上に向けた取り組みの全体像については、マツダ統合報告書2025「CEOメッセージ」及び「CFOメッセージ」をご参照ください。 https://www.mazda.com/ja/investors/library/integrated-report/ ③ 2030経営方針の進捗当社を取り巻く経営環境は、電動化・ソフトウェア化への移行という大きな産業構造の変化に加え、地政学リスクや経済安全保障といった要因が重層的に作用し、極めて不確実性の高い状況にあります。こうした環境の中、当社はビジネス環境に適応する経営から、外部環境変化に左右されにくい、安定的に利益を生み出せる事業構造への転換を進めております。「マルチソリューション戦略」、「ライトアセット・協業戦略」、「ブランド価値経営」の3つの対応方針のもと、将来の選択肢を持ち続けることを経営の最重要事項と位置づけ、主要な施策を着実に進捗させております。当連結会計年度が初年度となる第2フェーズでは、事業と資源の選択と集中を加速し、ブランド価値の向上を図ってまいりました。 当期の主な進捗■ 期初に想定していた米国関税による2,300億円超の影響は、北米を最重要市場とする当社にとって極めて大きな逆風でありました。当社は、ステークホルダーの皆さまへの影響を最小限に抑え、雇用と事業を守り抜くべく、国内生産台数70万台の維持を掲げ、全社一丸となって構造的原価低減、固定費削減、価格戦略の見直し、市場別販売構成の最適化など、自らコントロールできる領域に重点的に取り組んでまいりました。その結果、短期間で黒字へと転換し、最終的には1,549億円の関税コストを吸収して、通期営業利益516億円を確保いたしました。■ 価値創造と原価低減を両立させる「共創活動」として、新型「CX-5」の開発初期段階から日本製鉄株式会社に参画いただき、設計・生産・調達を含むサプライチェーン・バリューチェーン全体を見直し、最適な車体構造開発を短期間で実現いたしました。これにより、輸送コストやCO2排出量の削減、サプライチェーン上の在庫削減、地政学的リスクの低減、両社の間接的な生産コスト削減に貢献しております。こうした共創活動は、既に当社庫受け額の80%に当たる領域にまで拡大しており、平時からお取引先さまとの連携を深め、サプライチェーンの強靭化・再構築を推進しております。■ 販売面では、北米市場においては、メキシコ工場からの「CX-30」や「MAZDA3」の米国向け輸出を抑制し、アラバマ工場で生産する「CX-50」、収益力の高い日本製の「CX-5」やラージ商品の販売を着実に積み上げるとともに、カナダ・メキシコでは「CX-30」などの増販により、前年並みの水準を達成しました。また、販売網の強化にも継続して取り組んでおり、米国ではこれまでに約550店舗のうち、350店舗以上が新世代店舗へ刷新し、ブランドの世界観を体感いただける環境づくりを進めるとともに、接客トレーニングや販売店との連携強化を図り、ブランドの魅力向上に努めております。■ 日本市場では、2025年6月にビジネス基盤の強化と再成長を図る国内ビジネス構造変革の方針を公表しております。ビジネス構造改革のための3本柱を、「ブランド育成に向けた成長投資」、「優先地域の特定(都市圏戦略)」、「店舗体験の向上に向けた現場支援の徹底」とし、4つの重点施策(*6)を通じて、より多くのお客様に選ばれ続けるブランドとなることで、国内販売20万台を早期に実現できるビジネス基盤の構築を図ります。また、J.D. パワー 2025年日本自動車セールス顧客満足度調査でマスマーケット国産ブランド部門2年連続第1位を獲得しました。■ 成長の土台となる市場戦略として、米国で成果を上げてきたブランド価値経営をアジア地域へ展開し、リテールオペレーションとマーケティングを強化しております。ASEAN、欧州、豪州では、長安汽車との共同開発による電動車を順次投入し、電動化への対応と市場適応を進めてまいります。また、タイで生産予定の次期「CX-3」(小型SUV)を来年市場導入し、ボリュームゾーンの獲得を着実に進めてまいります。 (*6)4つの重点施策の概要については、こちらをご参照ください。 https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2025/202506/250619a.html ■ 技術面では、「マルチソリューション戦略」において、長期的な視点で段階的に電動化技術を積み上げ続けてまいります。130以上の国と地域で事業を展開してきた当社にとって、地域毎の電動化の多様性そのものが重要な経営アセットであり、電動化、ハイブリッド、内燃機関を組み合わせ、お客様に選択肢を提供することが最も合理的かつ実践的な戦略と考えております。バッテリーEVについては、浸透スピードの変化やハイブリッドなど複数の電動化ソリューションへの顧客受容性を踏まえ、「意志あるフォロワー」として、市場の実需を見極めながら投資規模・タイミングを慎重に判断してまいります。モデルベース開発を核に要素技術をビルディングブロックとして積み上げ、柔軟に電動化を実現するとともに、生産面では、変種変量を可能とするフレキシブル生産システムにより、専用ラインへの大規模投資に依存せず電動化に対応してまいります。スモールプレーヤーでありながら大規模投資を前提とせずにマルチソリューションを成立させる点が、当社の競争優位であります。2030年までの電動化投資総額は、2022年公表時には1.5兆円と見込み、一時はインフレの影響で2兆円規模となる可能性も想定されましたが、自社製バッテリーEVプログラムの徹底精査や電池投資を最適化するなど、限られた経営資
事業等のリスク5,931字
3 【事業等のリスク】当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、主として以下のようなものがあります。ただし、以下に記載する事項は、予想される主なリスクを記載したものであり、ここに記載されたものが当社グループのすべてのリスクではありません。なお、文中における将来に関する事項につきましては本報告書提出日時点において当社グループが判断したものであります。 市場及び事業に関するリスク(1) 当社グループの事業を取り巻く経済情勢当社グループは、日本を始め北米、欧州、アジアを含む世界各地域で製品を販売しており、それぞれの市場における景気動向や需要変動に強い影響を受けています。従いまして、当社グループの主要市場において、景気の減速または後退、需要構造の変化、需要減少、価格競争の激化等が進むことにより、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料、部品の調達当社グループは、原材料及び部品の購入を複数のサプライヤーに依存しています。サプライチェーン全体を鳥瞰し、材料調達のスピードの最大化や種類を産む場所の近場化など、ムリ・ムラ・ムダを徹底的に取り除く取り組みを通じて、環境変化に対する耐性の強いサプライチェーンの構築に取り組んでおります。しかしながら、部品供給元企業が災害等により被災した場合や地政学リスクに起因する供給能力の制約、物流機能の低下、需給の逼迫や契約条件の変更または破棄等により、当社グループの生産に必要な量を確保することが困難になり、生産・販売等の事業活動に影響を及ぼす可能性があります。また、調達した原材料や部品の品質が不十分であった場合、及び、電動化の進展により、新たに調達を行う電池などの電動車関連部品・材料についてタイムリーに適量を調達できない場合には、製品の生産状況の悪化を招く可能性があり、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 他社との提携、合弁の成否当社グループは、商品の開発、生産、販売に関し、技術提携や合弁等の形で、他社と共同活動を実施、もしくは検討を行っています。これにより経営資源の最適化、集中化及び相乗効果を期待しています。しかしながら、経営、財務またはその他の理由により当事者間で不一致が生じた場合、あるいは、提携や合弁の変更または解消等により、期待される結果を生まなかった場合には、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、意図しない提携や合弁の変更または解消が、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 市場競争力当社グループが製品を販売している自動車市場は、コネクティビティ技術、自動運転技術やシェアード・サービス、電動化技術に代表される新たな付加価値ビジネスの拡大、それに伴う異業種からの新規参入が相次ぐなど、産業構造が急激に変化しており、競争環境が激化・多様化しています。ブランド価値の維持発展を含む市場での競争力の維持強化は当社グループの成長にとって非常に重要であり、急激な変化に対応すべく製品の企画・開発・製造・販売等すべての領域において競争力の強化に向けた取り組みを進めています。しかしながら、想定を超える範囲とスピードで競合環境が変化した場合、技術力や生産上の問題、電動化を含めた規制対応等により、魅力ある製品を適切な時期に投入することが出来なかった場合、また、急速に多様化が進むお客様の価値観やニーズの変化に対応した流通網、販売手法を効果的に展開できなかった場合、販売シェアの低下や製品価格の低下を含め、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 知的財産権による保護当社グループは、事業の優位性を確保するために他社製品と区別化できる技術とノウハウの蓄積、それらの保護並びに、第三者の知的財産権に対する侵害予防に努めています。それにもかかわらず、認識または見解相違により、第三者からその知的財産権を侵害したとして訴訟を受け、当社グループとして製造販売中止、あるいは損害賠償などが必要となった場合には、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、近年のAI技術の急速な進展により、ビジネスにおけるAI活用が一層拡大しており、これに伴い、AI生成物が第三者の知的財産権を侵害するリスクが高まる可能性があります。第三者が当社グループの知的財産権を無断使用して類似した製品を製造した場合、多額の訴訟費用のみならず製品区別化が図れないことによる販売減少により、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 製品の品質当社グループは、市場の要求に応えるべく品質改善に努める一方で、製品の安全性の確保にも最善の努力を注いでいます。しかしながら、電動化等に伴う新技術、機能向上、システムやソフトウエアの複雑化などに対して、予測できない原因により製品に欠陥が生じ、大規模なリコール等が発生した場合、特にサプライヤーではなく当社グループ責任として対応する場合、多額のコストの発生、ブランドイメージの低下、市場信頼性の失墜などにより、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 情報テクノロジーへの依存及び情報セキュリティ当社グループは、製品の開発、生産、販売など、様々なビジネス活動の遂行において、情報テクノロジーやネットワーク、システムを利用しています。当社製品にも、運転支援システムなど、これら技術を採用した装備が搭載されています。情報テクノロジーやネットワーク、システムには、安全な運用のため対策が施されていますが、インフラ障害、対策を上回るサイバー攻撃、コンピューターウイルスへの感染等によって、各種業務活動の停止、データの喪失、機密情報の漏洩、当社製品の機能低下などが発生する可能性があります。また、ランサムウェア攻撃や標的型攻撃等のサイバー攻撃は高度化・巧妙化してきており、サプライチェーンを通じた当社グループシステム等に対する不正アクセスのリスクも増大しております。さらに、当社グループにおいては、ビジネススピードと生産性を大幅に引き上げるべくAI等の新たな技術の活用を進めていることから、情報漏洩や意図しない情報拡散等のリスクも存在します。これらのリスクが顕在化した場合、対策費用の発生、当社製品の信用の失墜やブランドイメージの毀損などにより、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) コンプライアンス、レピュテーション当社グループは、全てのビジネス領域における法令等の遵守のため、従業員への業務に関連する法令教育や、コンプライアンス意識啓発活動等を通じた、コンプライアンス違反の未然防止対策を講じています。さらに、コンプライアンスに係る案件を察知した場合には速やかに対応する体制も整備しており、当社グループの社会的信用や評判に与える影響を防いでいます。しかしながら、将来にわたって法令違反が発生する可能性は皆無ではなく、法令違反の事実、あるいは対応の内容や迅速性等が不十分な場合には、当社グループの社会的信用や評判に悪影響を及ぼし、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 人権尊重 当社グループは、「人権尊重は全ての企業活動における根幹」と考える人権尊重の基本姿勢と取り組みを内外にコミットする「マツダ人権方針」を2023年8月に策定しました。同方針に基づき、第三者機関のサポートを得ながら、優先人権課題の特定、影響評価、是正・救済措置という人権デュー・ディリジェンス及び苦情処理メカニズムの体制整備、人権教育・啓発活動、並びにサプライチェーンにおける各国法令遵守の取り組みを進めています。しかしながら、グローバルで人権リスクが高まっているなか、法規等への適正かつタイムリーな対応が出来なかった場合には、社会的信用やブランドイメージの低下により、当社グループの事業活動や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (10) 気候変動気候変動が当社グループの事業に及ぼすリスクについては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (4) 気候変動への取組 - TCFD提言 への対応」をご参照ください。 (11) 人材の確保と育成当社グループは「最大の経営資源は人である」と考えており、どこよりも「人」がイキイキしている企業を目指しています。CASEやカーボンニュートラルに代表される時代の要請に応えるため、高度専門的な領域で活躍いただける「人」の確保をより積極的に目指すだけでなく、多様な価値観を持つ従業員が最大活躍できるダイバーシティの理解・浸透、また、働き方の多様化を踏まえた育成強化や自律的に働くことができる制度・環境整備、新たな価値創造に果敢に挑戦できる文化・風土作りを推進していきます。しかしながら、採用競争の激化により計画通りの採用が行えなかった場合や、人材流動性の高まりにより離職率が増加した場合、もしくはダイバーシティの浸透や人材育成、職場風土の改善などが計画通りに進まず、当社グループの「人」が活躍できない場合には、中長期的に当社グループの経営や事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 金融・経済に係るリスク(1) 為替レートの変動当社グループは、日本から世界各地域へ製品を輸出しているほか、海外の工場で製造した製品を世界の他の市場へ輸出するなど、グローバルな事業活動を展開しています。これらの取引は様々な通貨を通じて行われているため、為替レートの変動は当社グループの経営成績と財政状態に影響を与えます。加えて、海外の現地通貨建の資産・負債等を円換算しているため、為替レート変動により、為替換算調整勘定を通じて自己資本に悪影響を及ぼす可能性があります。また、為替レート変動リスクを最小限にするために為替予約を行っていますが、為替レートの変動状況によっては機会損失が発生する可能性があります。 (2) 原材料価格の上昇当社グループは、原材料及び部品の購入を複数のサプライヤーに依存しています。共創活動によるサプライチェーンの強靭化を進めておりますが、中東地域の情勢不安など地政学リスクの高まりや、半導体を含む需給の逼迫及び環境規制などの要因による原材料の価格や物流費、エネルギー価格の高騰や人件費の上昇等により、当社グループ及びサプライヤーのコストが上昇する可能性があります。これに対して、生産性向上などの内部努力による製造コストの低減の他に、調達条件の見直し等によりコスト抑制に努めておりますが、これらの対応のみでは、コスト上昇を十分に吸収出来ない可能性があります。また、市場競争環境や顧客動向によっては、当社グループのみでの製品価格引き上げが困難となる場合があり、上昇コストの十分な製品価格転嫁が実現できない可能性があります。これらの影響が顕在化した場合、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 資金調達環境の変化と金利の変動等当社グループは、銀行からの借入に加え、株式及び社債の発行等により資金調達を行っています。しかしながら、今後、金融市場が混乱した場合、税制改正や政府系金融機関の制度変更等がなされた場合、もしくは当社グループの信用格付けが引き下げられた場合等においては、資金調達コストの増加や必要とする金額の資金調達が困難となること等により、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの有利子負債には金利変動の影響を受けるものが含まれており、金利上昇により金融コストが上昇した場合には、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループの財務内容の悪化が一部借入金等の財務制限条項に抵触し、期限の利益を喪失することとなった場合には、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 政治・規制・法的手続・災害等に関するリスク(1) 環境等に関する法的規制当社グループは、事業展開する各国において、燃費及び排気ガス、車両の安全性、製造工場からの汚染物質排出レベルに関する規制などの環境規制のほか、労働規制など、様々な法的規制を受けています。とくに昨今、カーボンニュートラル化への要求が世界的に急速に高まっています。当社グループとしても、企業としての社会的責任を果たすため、「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」視点に加えて、クルマの製造、物流、廃棄、リサイクルまでカバーするライフサイクルアセスメント(LCA)視点でのCO2削減に向けて、各国の電源事情や使用環境、お客様の多様性やご要望を踏まえた、電動化のマルチソリューションにより課題解決に取り組んでおります。しかしながら、今後、欧米等における更なる政策や法的規制の強化によるコストの増加などにより、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 国際的な事業活動に伴うリスク当社グループは、日本を始め世界各地域で製品を販売しており、米国、欧州及び発展途上市場や新興市場を含む海外市場において事業活動を行っています。これらの海外市場での事業展開には以下のようなリスクが内在しており、当該リスクの顕在化により、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・不利な政治、経済要因・法律または規則の変更による障害・関税などの輸出入規制、不利な税制及びその他の規制・検疫強化や船舶不足等による製品物流の逼迫・人材の採用と確保の難しさ・未整備のインフラ・ストライキ等の労働争議・テロ、戦争あるいは新型コロナウイルス感染症のような疾病その他の要因による社会的混乱や規制 (3) 自然災害や事故に関するリスク当社グループは、製造設備等の主要施設に関して、防火、耐震対策などを実施すると共に、財務リスクを最小化すべく災害保険加入等の対策を行っています。しかしながら、南海トラフ地震などの大規模な地震、台風、豪雨、洪水等の自然災害及び火災等の事故の発生により製品供給に重大な支障を来たした場合、当社グループの経営成績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,559字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度の当社グループを取り巻く事業環境は、米国の関税・通商政策の動向、地政学的リスクの高まり、原材料価格や為替の急変動、さらに電動化進展の時間軸がグローバルで見直されるなど、極めて不確実性の高い状況で推移しました。特に、米国関税政策については、輸出比率が高い当社グループの事業に大きな影響を及ぼし、収益構造の見直しを求められる大変厳しい局面となりました。このような状況の中、当社グループは、ブランド価値経営を軸とした事業運営を継続するとともに、「自らがコントロールできる領域を徹底的に磨き、地域の雇用とサプライチェーンを守り抜く」との方針に基づき、パートナーと連携しながら、全社一丸でやるべきことを一つひとつ積み上げてまいりました。具体的には、一定規模の生産・グローバル販売台数を維持し、原価低減や固定費削減、価格戦略の見直し、市場別販売構成の最適化など、自らコントロール可能な領域に重点的に取り組むことで、外部環境の急激な変化に耐えうる、より強固な経営体質の構築に努めてまいりました。商品面では、2025年7月、約8年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「MAZDA CX-5」を公表し、年度後半より、欧州及び北米での販売を開始いたしました。「CX-5」は、2012年の発売以来、世界累計販売台数500万台を達成し、当社のグローバル販売台数のおよそ4分の1を占める主力モデルです。新型「CX-5」は、進化したデザインに加え、拡大した荷室と居住性、また大型センターディスプレイによる操作性の向上など、商品力の進化について高い評価をいただいております。急速に電動化が進む市場においては、合弁事業のパートナーである重慶長安汽車股份有限公司の協力のもと、当社が出資する現地法人である長安マツダ汽車有限公司が開発・製造を行う新型電動車を順次導入しております。2025年9月には、中国市場において、新型電動車ラインアップの第二弾となるクロスオーバーSUV「MAZDA EZ-60」の販売を開始いたしました。また、欧州市場においては、新型電動車の第一弾である「MAZDA EZ-6」をベースに開発した「MAZDA6e」の本格販売を2025年秋より開始いたしました。なお、「MAZDA EZ-6/MAZDA6e」は、2026年4月にワールド・カー・アワーズが主催する2026年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」において、2026年「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞いたしました。当社は、「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客様の日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指してまいります。 [グローバル販売]当連結会計年度のグローバル販売台数は、米国市場において関税負担が大きいメキシコ製「MAZDA CX-30」の生産を抑制したことによる販売の減少などから、前期比6.1%減の1,223千台となりました。市場別の販売台数は、次のとおりであります。<日本>「CX-5」や「MAZDA CX-60」及び「マツダ ロードスター」の販売が堅調に推移した一方、需要縮小に伴う他社との競合影響等により、前期比5.3%減の144千台となりました。<北米>米国は、「CX-5」及び「MAZDA CX-50」の販売は増加したものの、関税負担の大きいメキシコ製「CX-30」の販売減少等により、前期比9.2%減の395千台となりました。北米全体では、カナダでの「MAZDA3」や「CX-30」及び「CX-5」の販売が増加したことなどから、前期比5.7%減の582千台となりました。<欧州>生産が終了した「MAZDA2」の内燃機関モデルや新型モデルの発売を控えた「CX-5」等の販売が減少したことにより、前期比6.0%減の164千台となりました。足元では、「MAZDA6e」および新型「CX-5」の導入により、販売は回復基調にあります。<中国>新型電動車の「MAZDA EZ-6」及び「MAZDA EZ-60」の販売は堅調に推移したものの、内燃機関車需要の縮小の影響等により、前期比4.0%減の71千台となりました。<その他の市場>主要市場のオーストラリアは、ラージ商品群の販売は増加したものの、競合環境の激化により「MAZDA2」や「CX-3」等の販売が減少したことから、前期比8.9%減の89千台となりました。その他の市場全体では、ベトナムでは過去最高の販売を記録したものの、中東等での販売減少により、前期比8.2%減の262千台となりました。 [財政状態及び経営成績]a. 経営成績当連結会計年度の当社グループの連結業績は、次のとおりです。 (単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前期比 通期通期増減額増減率売上高50,18949,182△1,007△2.0%営業利益1,861516△1,345△72.3%経常利益1,8901,318△572△30.2%親会社株主に帰属する当期純利益1,141351△790△69.2% b. 財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より3,894億円増加し、4兆4,795億円となり、負債合計は、前連結会計年度末より2,745億円増加し、2兆5,545億円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益351億円やその他の包括利益累計額の増加等により、前連結会計年度末より1,149億円増加し、1兆9,250億円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末より1.3ポイント減少し、42.5%(劣後特約付ローンの資本性考慮後43.3%)となりました。 c. セグメントごとの財政状態及び経営成績当連結会計年度のセグメント別の連結業績は、次のとおりです。 (単位:億円) 前連結会計年度当連結会計年度前期比 通期通期増減額増減率売上高日本37,32833,579△3,749△10.0%北米32,93329,534△3,398△10.3%欧州7,6668,889+1,223+16.0%その他の地域6,4766,611+134+2.1%営業利益日本485△1,618△2,103-%北米6701,675+1,006+150.2%欧州192180△11△5.9%その他の地域231327+97+41.9% <日本>売上高は、3兆3,579億円(前期比3,749億円減、10.0%減)、営業損失は1,618億円(前期比2,103億円減、-%)となりました。これは、主に関税影響を受けた米国向けを中心に出荷台数が減少したことに加え、原材料価格の上昇や関税措置の影響等によるものです。セグメント資産は、前期比1,050億円増加の3兆2,105億円となりました。<北米>売上高は2兆9,534億円(前期比3,398億円減、10.3%減)、営業利益は1,675億円(前期比1,006億円増、150.2%増)となりました。主に米国市場でのメキシコ製「CX-30」の販売減少に対し、収益確保に向けて、ラージ商品群の販売強化を図るとともに、市場動向を見ながら競合力のある価格設定を行なったことなどによるものです。セグメント資産は、前期比2,673億円増加の1兆1,418億円となりました。<欧州>売上高は8,889億円(前期比1,223億円増、16.0%増)、営業利益は180億円(前期比11億円減、5.9%減)となりました。これは、出荷台数は堅調に推移したものの、新型モデルの発売を控えた「CX-5」の販売が減少したこと等によるものです。セグメント資産は、前期比795億円増加の4,398億円となりました。<その他の地域>売上高は6,611億円(前期比134億円増、2.1%増)、営業利益は327億円(前期比97億円増、41.9%増)となりました。これは、「CX-5」や「CX-60」の販売台数の増加や為替の円安影響等があったことによるものです。セグメント資産は、前期比647億円増加の4,542億円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末において、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1,876億円増加の1兆2,932億円、有利子負債は、前連結会計年度末より1,449億円増加の8,501億円となりました。この結果、4,430億円のネット・キャッシュ・ポジションとなっております。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益594億円に対し、売上債権の増加や法人税等の支払い等により、2億円の増加(前期は3,056億円の増加)となりました。 投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出や定期預金の純増減等により、9億円の減少(前期は2,000億円の減少)となりました。 以上により、連結フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は、6億円の減少(前期は1,057億円の増加)となりました。 財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金による資金調達に対し、配当金の支払いや長期借入金の返済等により、1,050億円の増加(前期は901億円の増加)となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績a. 生産実績当連結会計年度における車両生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称台数(千台)前期比(%)日本735△1.8北米284△13.4その他の地域14611.5合計1,165△3.5 b. 受注実績当社グループは、主として販売会社の販売実績及び受注状況等を考慮して生産計画を立て、見込生産を行っております。 c. 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)日本900,173△4.0北米2,561,746△7.7欧州859,55717.5その他の地域596,6963.9合計4,918,172△2.0 (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。2.主要な販売先については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文中の将来に関する事項は、本報告書提出日時点において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。なお、当社グループの経営に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク 」に記載しております。 <売上高>当連結会計年度における売上高は、主に米国での出荷台数減少等により、4兆9,182億円(前期比1,007億円減、2.0%減)となりました。仕向地別では、国内は、出荷台数の増加により、6,160億円(前期比375億円増、6.5%増)となり、海外は、主として米国市場向けの出荷台数の減少等により、4兆3,022億円(前期比1,382億円減、3.1%減)となりました。製品別では、車両売上高は、出荷台数の減少により、4兆1,911億円(前期比1,713億円減、3.9%減)となり、海外生産用部品売上高は118億円(前期比31億円減、20.7%減)となりました。そのほか、部品売上高は4,113億円(前期比350億円増、9.3%増)、その他売上高は3,040億円(前期比387億円増、14.6%増)となりました。<営業利益>コスト改善や固定費の効率化が増益要因となった一方で、出荷台数の減少や関税引上げの影響、及び原材料価格の上昇等により、営業利益は516億円(前期比1,345億円減、72.3%減)、連結売上高営業利益率は1.0%(前期比2.7ポイント減)となりました。なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。 (単位:億円) 通期関税影響△1,549台数・構成△318為替+106原材料・物流費等△377コスト改善+369固定費他+424計△1,345 <経常利益>為替差益474億円や受取利息276億円の計上等により、1,318億円(前期比572億円減、30.2%減)となりました。<親会社株主に帰属する当期純利益>クレジット資産評価損334億円を特別損失に計上したことや税金費用234億円等により、351億円(前期比790億円減、69.2%減)となりました。 当連結会計年度の財政状態の分析、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 ② 資本の財源、資金の流動性当社グループは、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、キャッシュ・フローの創出に努めております。また、自動車及び同部品の製造販売事業を行うために必要となる設備投資等に充当することを目的として、銀行借入や社債発行などにより、必要な資金を調達しております。なお、当社は、サステナビリティに関する取り組みを推進するため、資金調達の枠組みとして2024年1月に「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定しました。本フレームワークで調達した資金は、グローバル自社工場のCN、バッテリーEVやプラグインハイブリッド車などの開発・製造、先進安全技術・高度運転支援技術の開発・製造などに活用しております。当社グループの資金の流動性管理にあたっては、資金繰り計画を作成し、適時に更新するなどによりリスク管理を行っているほか、急激な外部環境変化に対応できるよう、一定水準の手元流動性を確保する方針としております。また、当社はグループ全体の資金を一元管理し、グループ内での相互貸借機能を保有することで、流動性リスクに対し機動的に対応できる体制を構築しております。加えて、当社は国内金融機関とのコミットメントライン契約の締結により、十分な流動性を確保する手段を保有しております。当連結会計年度末において、現金及び現金同等物1兆2,932億円に未使用のコミットメントライン2,000億円を加えた流動性は、月商比3.6ヶ月に相当する1兆4,932億円となっております。なお、当社は、国内2社の格付機関から長期発行体格付けを取得しており、当連結会計年度末現在において、日本格付研究所:「A-」、格付投資情報センター:「BBB+」となっております。株主還元につきましては、当期の業績及び経営環境並びに財務状況等を勘案して決定することを方針とし、安定的な配当の実現と着実な向上に努めることとしております。当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす見積り及び仮定を行うことが求められます。当期の連結財務諸表の作成において設定した様々な見積り及び仮定は、当社経営者がその内容について合理的であると判断したものであり、実際の業績は、これらの見積り及び仮定とは異なる場合があります。当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a. 貸倒引当金売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検証し、回収不能見込額を計上しておりますが、将来、取引先等の財務状況が悪化するなど支払能力が低下した場合は、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。b. 生産終了損失引当金特定の製品について、当初の計画から生産終了時期を早期化したことに伴う取引先への補償などに備えるため、当連結会計年度末における発生見込額を計上しておりますが、将来、損失の発生が増加した場合は、引当金の追加計上が発生する可能性があります。c. 環境規制関連引当金環境規制に対応する費用の発生に備えるため、各国の環境規制を検証し、当連結会計年度末における発生見込額を計上しておりますが、将来、各国での環境規制がより強化された場合は、引当金の追加計上が発生する可能性があります。d. 退職給付関係退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出しておりますが、これらの前提条件が変動した場合、あるいは、運用環境の悪化等により年金資産が減少した場合には、将来期間において認識される費用及び債務に影響を与える可能性があります。e. 固定資産の減損当社グループは固定資産の減損会計の適用に際し、原則として事業会社毎を1つの資産グループとし、遊休資産、賃貸用資産及び売却予定資産は、個々の物件ごとに資産グループとして、各グループの単位で将来キャッシュ・フローを見積っておりますが、経営状況の悪化等により帳簿価額を回収できないと判断された場合には、対象資産の帳簿価額に対する減損損失の計上が必要になる可能性があります。f. 繰延税金資産「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り) 1. 繰延税金資産の回収可能性」に記載しております。g. 製品保証引当金「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) 2. 製品保証引当金」に記載しております。
セグメント情報3,268字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1. 報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会において経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、主に自動車関連事業を行っており、その事業展開については、国内においては当社が、北米地域の事業についてはマツダモーターオブアメリカ, Inc.及び当社が管理しており、また、欧州地域の事業についてはマツダモーターヨーロッパGmbH及び当社が管理しております。なお、日本、北米、欧州以外の地域はその他の地域とし、各国の事業展開について当社が一元的に1つのマネジメント単位として管理しております。従って、当社は、生産・販売の管理体制を基礎とした地域別セグメントから構成されており、「日本」、「北米」、「欧州」、「その他の地域」の4つを報告セグメントとしております。 2. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。なお、セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。 3. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2日本北米欧州その他の地域計売上高 外部顧客への売上高937,8862,775,314731,439574,2545,018,893-5,018,893セグメント間の内部売上高又は振替高2,794,889517,94735,14973,3953,421,380△3,421,380-計3,732,7753,293,261766,588647,6498,440,273△3,421,3805,018,893セグメント利益48,45366,95119,16323,055157,62228,503186,125セグメント資産3,105,477874,497360,210389,5084,729,692△639,6114,090,081その他の項目 減価償却費71,49434,2045,8846,041117,623-117,623持分法適用会社への投資額37,73620,413-90,035148,184-148,184有形固定資産及び無形固定資産の増加額101,35943,4851,6571,890148,391-148,391 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権債務消去等であります。2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。また、セグメント資産は、連結貸借対照表の総資産と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2日本北米欧州その他の地域計売上高 外部顧客への売上高900,1732,561,746859,557596,6964,918,172-4,918,172セグメント間の内部売上高又は振替高2,457,705391,70329,36464,3732,943,145△2,943,145-計3,357,8782,953,449888,921661,0697,861,317△2,943,1454,918,172セグメント利益又は損失(△)△161,820167,53618,02632,71256,454△4,87551,579セグメント資産3,210,4941,141,783439,759454,2305,246,266△766,7734,479,493その他の項目 減価償却費74,94832,3427,7056,061121,056-121,056持分法適用会社への投資額37,51135,541-92,962166,014-166,014有形固定資産及び無形固定資産の増加額104,06412,2021,4502,326120,042-120,042 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間の債権債務消去等であります。2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。また、セグメント資産は、連結貸借対照表の総資産と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1. 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分(自動車関連事業)の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2. 地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本米国北米(米国除く)欧州その他の地域合計578,5852,086,162691,045736,575926,5265,018,893 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本北米欧州その他の地域合計961,847186,98729,26744,6691,222,770 3. 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1. 製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分(自動車関連事業)の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2. 地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)日本米国北米(米国除く)欧州その他の地域合計616,0371,904,129661,032865,681871,2934,918,172 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本北米欧州その他の地域合計980,724172,98134,80645,6081,234,119 3. 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計日本北米欧州その他の地域減損損失729540-6051,874クレジット資産評価損----- 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計日本北米欧州その他の地域減損損失2,2111,349--3,560クレジット資産評価損33,424---33,424 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組9,750字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日時点において当社グループが判断したものであります。 (1) サステナビリティ基本方針企業理念に基づき、私たちマツダグループは、すべてのステークホルダーの要望や期待に誠実に応えるよう努力しながら、グローバルな事業活動を通じて企業としての持続的な成長を目指すとともに、自社の強みを生かしてさまざまな社会課題の解決に向け取り組むことにより社会の持続可能な発展に貢献していきます。 (2) ガバナンス当社グループは、社会環境の変化を踏まえ、当社の長期及び短中期の視点から、サステナビリティ取り組みの方向性を討議するため、「サステナビリティ委員会」を設置し、定期的に開催しています。サステナビリティ委員会は、サステナビリティ担当役員を委員長とし、経営会議メンバーで構成されており、重点課題(マテリアリティ)の見直し・特定及び社会からのニーズやトレンド、社外評価分析結果などを討議しています。サステナビリティ委員会で決まった取り組み方針やガイドラインを理解した上で、社内各部門は、業務目標や計画などを策定し、グループ会社と連携を図りながら、業務を行っています。また、取締役会で適時・適切にサステナビリティを巡る課題の報告と討議を行っています。 サステナビリティ推進体制 (3) 戦略及びリスク管理当社グループは、国連が定めるSDGsや、グローバルなESG評価機関の調査項目などを参考としたステークホルダーにおける影響度、2030経営方針の実現に向けた事業取り組みなどの当社グループにとっての影響度(リスクと機会)の2つの視点を考慮し、2022年に重点課題を見直し・特定しました。特定したマテリアリティと取り組み計画をステークホルダーへ開示するとともに、定期的に評価し、見直すことで、計画・実行・評価・改善というPDCAプロセスを構築していきます。 マテリアリティの見直し・特定STEP1 | 社会課題の抽出 ステークホルダー視点からの課題抽出にあたっては、グローバルなESG評価機関の調査項目から投資家の期待や、グローバル社会からの期待を分析し、整理しました。マツダグループにとっての重要性の視点は、2030経営方針や「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」、その他マツダグループ特有の課題を整理し、抽出しました。 STEP2 | 課題の影響度の評価と優先順位づけ STEP1で抽出した課題に対し、ステークホルダーにおける影響度(*1)と、マツダグループにおける影響度(*2) の 2軸で評価し、優先的に取り組むべき項目を特定しました。また、SDGsの169のターゲットと照合することで長期的視点で取り組むべき事項を明確化しました。 (*1)当社グループや自動車業界に求めている項目。(*2)当社グループにおけるリスクと機会。 STEP3 | 妥当性の確認 STEP2で特定した項目の優先度に関し妥当性を確認するため、マネジメントと協議し、合意を得ました。 STEP4 | マテリアリティの開示STEP1~STEP3で特定したマテリアリティの項目に対し、着実な実行とフォローアップを行うための具体的な取り組み計画を策定中です。特定したマテリアリティと今後策定する取り組み計画をステークホルダーへ開示するとともに、定期的に評価し、見直すことで、計画・実行・評価・改善というPDCAプロセスを構築していきます。 [マテリアリティの8つの項目及び関連取り組み]マテリアリティの8つの項目社会課題 取り組み/目標 「地球」2050年カーボンニュートラルへの挑戦気候変動問題(カーボンニュートラル)・Well-to-Wheel、ライフサイクルアセスメント(LCA)視点での、クルマのライフサイクル全体のCO2排出量削減・ビルディングブロック構想による技術資産の積み上げと、それを活用した高効率なものづくり・2035年グローバル自社工場でのカーボンニュートラル(以下、CN)実現に向けて「省エネルギーの取り組み」、「再生可能エネルギーの導入」、「CN燃料の導入等」で取り組みを推進[ 目標 ]・2050年にサプライチェーン全体でのCN実現・2035年グローバル自社工場でのCN実現・2030年度に当社国内自社工場・事業所におけるCO2排出量の削減目標を再評価し2013年度比で日本の目標と同等の46%以上資源循環資源需要、廃棄物量の増加 水資源問題 サーキュラー・エコノミー・新車のリサイクル性の向上・工場での3R(リデュース、リユース、リサイクル)およびグローバルでのゼロエミッションと資源再生化の拡大[ 目標 ]・資源循環(資材):2030年にグローバルで生産・物流工程についてゼロエミッションを達成・資源循環(水):2030年に水資源の再生・循環の取り組みを国内モデルプラント(*3)で実現 「人」心と身体の活性化精神的・社会的な健康への価値観の変化・「ひと中心」の価値観のもと、人々の日常に運転すること、移動することの感動体験を創造・「魂動デザイン」のさらなる深化・「走る歓び」の進化・深化人的資本の強化 労働人口の減少 市場のグローバル化、顧客ニーズの多様化 ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン・お客さま視点で行動できる組織風土の醸成・多様性尊重と多様な人材の活躍推進[ 目標 ]・女性管理職数:2025年度100人、2026年度110人・男性育児休職(産後パパ育休含む)取得率:2025年度70%、2026年度75%「社会」安全・安心なクルマ社会の実現交通死亡事故・独自の安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY」に基づく技術開発の推進[ 目標 ]・2040年を目途に自動車技術で対策が可能なものについては、自社の新車が原因となる死亡事故ゼロを目指す心豊かに生活できる仕組みの創造人口減少、少子高齢化、都市部への人口集中 都市部での渋滞や混雑、地方での交通空白地帯の拡大(MaaS)・安全・安心で自由に移動することが可能な、心豊かな暮らしにつながる社会貢献モデルの構築・モビリティ関連技術を活用した乗り合いサービスの実証実験「地球」「人」「社会」共通品質向上品質問題・企画から製造まで一気通貫した品質のつくり込み・市場問題の早期把握・早期解決・お客さまに寄り添うカスタマーサービスの実現「人と共に創る」仲間づくり100年に一度の大変革期(CASE)・企業間連携:技術力の強化や相互のシナジー効果を発揮できる連携の推進・産学官連携:地域企業・大学・行政との連携を強化し独創的新技術の開発やイノベーションを生み出す人材育成などで地域に貢献 (*3)新しい試みなどを先行して実施する施設。 (4) 気候変動への取組-TCFD提言(*4)への対応当社は2019年5月、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」への賛同を表明し、気候変動への取り組みを強化していく姿勢を示しました。以降、TCFD提言に基づく情報開示を積極的に行っています。 ①ガバナンス<移行リスク>マツダでは、取締役会がカーボンニュートラル(以下CN)戦略を統括・推進する担当役員を決定し、経営戦略本部に設置した部署にてCN戦略の策定や社内部門のリードを担っています。グループ会社およびサプライチェーン全体で環境に配慮した事業活動を効果的に推進するため、ISO14001環境マネジメントシステム(EMS)にCN業務管理を融合しています。社内各部門でCN計画の立案と実行を進めており、年2回開催されるCN全社推進会議において、CN担当役員が出席のもと進捗状況を共有しています。CN戦略や気候変動を含むサステナビリティを巡る課題への対応については、代表取締役社長も出席する経営会議や取締役会で報告・審議(*5)しています。 <取締役会の役割>気候変動関連への対応を含む、経営の基本方針、戦略などの重要な業務執行に関する事項について審議・決定するとともに、個々の取締役の職務執行の監督を行っています。 気候変動に関連する審議(2025年度) ・2035年グローバル自社工場カーボンニュートラルに向けた自社発電所の燃料転換 (2件)・車載用電池調達 ・サステナビリティ情報開示法規・指令への対応 ・自社製ハイブリッドシステムユニットの技術開発 取締役のスキル・マトリックス取締役の選任にあたっては、サステナビリティの推進を適切に監督するために必要な経験・専門性を有する人物を選任するために、スキル・マトリックスの項目の一つに「ESG」を掲げ、気候変動を含むESG課題に対する取り組みの実効性を高めています。 気候変動目標を反映した役員報酬2024年6月より、業績連動型譲渡制限付株式報酬に「温室効果ガス排出量削減」を含めた4つの指標を設け、指標ごとの目標達成の成否に基づいて交付する株式数を決定しています。 (*4)TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures の略。G20 財務大臣及び中央銀行総裁からの要請を受け、金融安定理事会(FSB)が設置した、民間主導の組織。(*5)2025年度は、5回報告・審議。 <物理的リスク>急性の物理的リスクである豪雨災害対応などについては、事業継続計画(BCP)の一環として緊急時のリスクマネジメント体制の中で管理しています。また、慢性の物理的リスクである高潮や水の枯渇への懸念に対しては、護岸インフラの補強や水保全の取り組みを専門部門が進めています。 <移行リスク><物理的リスク>カーボンニュートラル推進のマネジメント体制緊急時のリスクマネジメント体制 ②戦略気候変動に関する政府間パネル(IPCC)や国際エネルギー機関(IEA)のシナリオ、政策や規制動向、業界動向をもとにした検討から、当社独自の前提を置いたシナリオを策定し、この中から主なリスクと機会として以下を認識しました。<主なリスクと機会>移行リスク政策・法規制・燃費や排出ガス規制の強化、炭素税導入などのカーボンプライシングの厳格化技術・電動駆動や電池など、電動化技術開発リソースの拡大市場・電動化や軽量化のための原材料価格の高騰や半導体部品調達の逼迫・政情や市場の影響による化石燃料及び再生可能エネルギーの逼迫によるエネルギー価格の高騰や供給不安定化評判・投資家によるESG投資判断への影響物理的リスク急性・甚大化する豪雨による災害やサプライチェーン寸断に伴う生産停止、熱波による健康被害慢性・自然災害の激甚化や災害の頻発、海面上昇に伴う高潮発生頻度の高まりなどによる生産停止影響の拡大、操業に必要な水の枯渇や水価格の上昇、熱帯性の疫病の蔓延 機会資源の効率性・マテリアルリサイクルの徹底による原材料の効率的活用エネルギー源・地域と連携した電力需給推進によるCN電力の安定受給・再生可能エネルギー源の多様な選択製品/サービス、市場・ビルディングブロック構想(*6)、マルチソリューションによる適材適所の商品展開・自動車用次世代燃料(バイオ燃料、合成燃料などの代替燃料)に適応した商品の多様化・適材適所の商品展開及び商品の多様化による市場機会の拡大 (*6)基盤となる技術群をブロックとして段階的に積み上げることで優れた技術を効率的にお届けする技術開発構想。 <機会獲得とリスク回避または最小化のための取り組み例> 領域取り組み例機会の獲得、移行リスク回避つくる(生産)3つの柱で取り組みを推進(1)省エネルギーの取り組み・低CO₂排出の生産技術の導入や各領域における省エネ活動・熱交換器局所洗浄技術のお取引先さまへの展開・インターナルカーボンプライシングの導入(2)再生可能エネルギーの導入・CN燃料転換を可能とするガスコージェネレーションシステムの導入・LNGなどの低炭素燃料およびCN燃料の調達・太陽光発電の導入拡大・太陽光発電によるオフサイトコーポレートPPA契約締結・中国地域におけるCN電力需給拡大に向けた取り組み・車載用電池を活用したスイープ蓄電システムの実証実験(3)CN燃料の導入等・キュポラ溶解炉における全量バイオマス燃料での実証操業・「次世代グリーンCO₂燃料技術研究組合」への参画・株式会社ユーグレナの新株予約権付社債の引受・微細藻類の研究・中国地域におけるCN燃料需給拡大に向けた取り組み・J-クレジットの活用はこぶ(物流)・Tier1のお取引先さまのScope 1&2およびマツダへの納品時の物流におけるCO₂排出量のデータ収集・お取引先さまの取り組みを表彰する制度・物流の各プロセスを可視化し、「完成車輸送」「補修用部品輸送」「生産調達部品輸送」の領域で環境負荷低減やCO₂排出量削減、輸送効率化によるエネルギー消費の低減つかう(商品)カーボンニュートラル実現に向けた車両開発・モデルベース開発(MBD)・2030年に向けた電動化戦略(3つのフェーズで段階的に電動化を推進)カーボンニュートラル燃料の普及拡大もどす(資源循環)・新車のリサイクル性の向上・バイオマテリアルの採用を拡大・工場での3Rおよびグローバルでのゼロエミッションと資源再生化の拡大・自動車・部品の回収・リサイクル・水資源保全物理的リスクの回避と最小化豪雨災害などへの迅速な対応体制整備・事業継続計画(BCP)の一環として、自然災害を想定してハード・ソフトの両面で、対応改善を継続的に実施(建物・設備・護岸などの補強、安否確認システムの導入、緊急連絡網の整備、防災自衛団組織の構築など)・サプライチェーンリスク管理システム「SCR(Supply Chain Resiliency)Keeper」を導入し、お取引先さまとの連携により、災害発生時の拠点情報を素早く把握し、初動を早期化・輸送会社との緊急連絡体制を構築し、台風・豪雨の影響度をランク付けし、ランクごとに定めた支障回避対応内容に基づき、生産体制と連携しながら操業への影響を最小限に抑える体制を整備将来を見据えた護岸対策・護岸の補強メンテナンスを毎年実施・将来の大潮の満潮位と津波高の最高潮位の前提を、南海トラフ地震発生時の津波浸水被害の県の予測値を基にして設定し、護岸整備を完了水の枯渇を見据えた水資源保全・国内モデルプラントにおいて水資源の再生・循環施策を推進 ③リスク管理<移行リスク>IPCCやIEAのシナリオ
コーポレート・ガバナンスの概要11,333字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① 企業理念/2030 VISION当社は、企業理念として、『PURPOSE』『PROMISE』『VALUES』を定めております。また、当社は、未来に向かってステークホルダーの皆さまと共に価値創造を進めていくべく、2030年時点の当社のありたい姿を「2030 VISION」として定めております。 企業理念PURPOSE:前向きに今日を生きる人の輪を広げるPROMISE:いきいきとする体験をお届けする人の頭、身体、心を活性化するコミュニティと共にVALUES :ひと中心 / 飽くなき挑戦 / おもてなしの心 2030 VISION「走る歓び」で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる。1. マルチソリューションで温暖化抑制に取り組み、持続可能な地球の未来に貢献する。2. 心と身体を見守る技術で、誰もが安全・安心・自由に移動できる社会に貢献する。3. 日常に動くことへの感動や心のときめきを創造し、一人ひとりの「生きる歓び」に貢献する。 ② コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、株主をはじめお客様、お取引先、地域社会、従業員等のステークホルダーと良好な関係を構築しつつ、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うことにより、当社の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上を目指し、以下の基本的な考え方に沿ってコーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組みます。(ア) 当社は、株主の権利が実質的に確保され、適切に行使されるよう環境を整備するとともに、株主の実質的平等性を確保します。(イ) 当社は、ステークホルダーの権利・立場や健全な事業活動倫理を尊重する企業文化・風土を醸成し、ステークホルダーと適切に対話・協働します。(ウ) 当社は、会社の情報について法令に基づき適切に開示するとともに、法令に基づく開示以外の情報提供についても、公平性に配慮し、主体的に取り組みます。(エ) 当社取締役会は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、企業戦略等の大きな方向性を示すとともに、適切なリスクテイクを支える環境整備を行い、独立した客観的な立場から経営陣に対する実効性の高い監督を行います。(オ) 当社は、株主と建設的な対話を行い、株主の関心・懸念に正当な関心をもつとともに、当社の経営方針を分かりやすい形で説明し理解を得るよう努めます。 ③ 企業統治の体制(ア) 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由当社を取り巻く事業環境が急速に変化する中、経営に関する意思決定の更なる迅速化、取締役会における経営戦略等の議論の一層の充実と監督機能の強化を実現するため、監査等委員会設置会社を採用しております。 <取締役会>当社の取締役会は、経営の基本方針、経営戦略等の重要な業務執行を審議・決定し、また個々の取締役の職務の執行の監督を行っております。提出日(2026年6月23日)現在、取締役会は15名で構成され、うち7名は独立性の高い社外取締役であります。取締役会の議長は、代表取締役会長が務めております。 <監査等委員会>当社の監査等委員会は、取締役会における議決権の行使及び株主総会における取締役(監査等委員である取締役を除く。)の人事、報酬に関する意見陳述権の行使等を通じて、取締役会の意思決定過程及び取締役の業務執行状況の監査・監督を行っております。提出日(2026年6月23日)現在、監査等委員会は常勤の社内取締役監査等委員1名及び独立性の高い社外取締役監査等委員4名で構成されており、同委員会の委員長は、社外取締役監査等委員が務めております。 <業務執行・経営会議>業務執行に関しては、監督と執行を分離して迅速・機動的な意思決定を可能とするため、執行役員制度を採用するとともに、取締役会の重要な業務執行の決定権限の相当部分を経営陣に委任しております。当社は、多様性のあるグローバルチーム体制のもと、全社重要方針・施策の審議や経営管理に必要な情報の報告等を行うための「経営会議」を設けております。また、事業環境の急速な変化に対し、迅速かつ柔軟性を持って全社最適な意思決定を可能とするため、「経営役員」(社長を補佐し全社戦略を部門横断で具体化・推進する経営チームのメンバーであり、原則として各領域の最高責任者(CXO)である。)及び「執行役員」(複数の重要事業領域の業務執行を統括する。)の2層構成の執行体制を採っております。 <役員体制・報酬諮問委員会>当社は、取締役会の諮問機関として「役員体制・報酬諮問委員会」を設置し、取締役候補者及び執行役員の指名・選解任、役員構成、候補者の育成等並びに当社の持続的な成長に資する報酬支給の方針及び報酬体系等について審議しており、これらの透明性・公正性・客観性の向上を図っております。提出日(2026年6月23日)現在、役員体制・報酬諮問委員会は代表取締役3名及び独立性の高い社外取締役7名で構成されており、同委員会の委員長は、代表取締役会長が務めております。 提出日(2026年6月23日)現在の機関ごとの構成は次のとおりであります。(◎:議長または委員長)役職名氏名社外取締役会監査等委員会役員体制・報酬諮問委員会代表取締役会長菖蒲田 清孝 ◎ ◎代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)毛籠 勝弘 ○ ○代表取締役副社長兼経営役員CFO(最高財務責任者)ジェフリー・エイチ・ガイトン ○ ○取締役副社長兼経営役員向井 武司 ○ 取締役経営役員CCO(最高コスト責任者)青山 裕大 ○ 取締役経営役員CSO(最高戦略責任者)小島 岳二 ○ 取締役経営役員CTO(最高技術責任者)梅下 隆一 ○ 取締役佐藤 潔○○ ○取締役小川 理子○○ ○取締役及川 美紀○○ ○取締役監査等委員(常勤)田中 浩憲 ○○ 取締役監査等委員北村 明良○○○○取締役監査等委員柴崎 博子○○○○取締役監査等委員杉森 正人○○○○取締役監査等委員井上 宏○○◎○ 提出日(2026年6月23日)現在の当社の業務執行、監視の仕組みの状況は次のとおりであります。 (イ) 取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他企業集団における業務の適正を確保するための体制の整備に関する取締役会決議の概要a.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・株主総会議事録、取締役会議事録その他の取締役の職務の執行に係る情報については、法令、定款及び関連社内規程に従い、適切に保存及び管理を行い、監査等委員会から閲覧要請がある場合はその閲覧に供する。b.損失の危険の管理に関する規程その他の体制・リスクマネジメント基本ポリシー及び関連社内規程に従い、個別のビジネスリスクについては各担当部門が、全社レベルのリスクについては各主管部門が適切に管理を行う。・経営上重大な事態や災害等の緊急事態が発生した場合は、社内規程に従い、必要に応じて緊急対策本部を設置するなど適切な措置を講じる。・全社的なリスクマネジメントの推進を担当する役員と部門を定め、リスク・コンプライアンス委員会における重点課題の設定、各部門におけるリスク管理状況の確認・評価などの活動により、リスクマネジメントの一層の強化充実を図る。・内部監査部門は、内部監査等を通じて、各部門におけるリスク管理状況を確認・評価するとともに、定期的に取締役会及び監査等委員会に報告する。c.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・経営計画のマネジメントについては、中長期の経営計画及び年度毎の事業計画に基づき、各業務執行ラインにおいて目標達成のために活動する。・業務執行のマネジメントについては、取締役会規程に定める付議事項に該当する事項すべてを取締役会に付議する。・日常の職務遂行については、職務権限規程、業務分掌規程及び関連社内規程に基づく執行役員間の役割分担及び執行役員への権限委譲等により効率的に行う。 d.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・取締役会による監督機能の一層の強化及び経営の透明性の更なる向上を図るため、独立した立場の社外取締役を置く。・マツダ企業倫理行動規範の下、コンプライアンスを全社的に総括する役員と部門を置き、各部門長をコンプライアンス推進責任者とするコンプライアンス体制により、取締役その他の役員及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための取り組みを行う。・コンプライアンスの推進業務は、リスク・コンプライアンス委員会で審議する全社推進方針に基づき、コンプライアンスを全社的に総括する部門が主管する。・法令及びマツダ企業倫理行動規範に照らし、不適切な行為等があった場合、又はその疑いがある場合の通報窓口としてマツダ・グローバル・ホットライン(以下「ホットライン」という。)を設ける。ホットラインは、匿名による通報を受け付けるとともに、通報窓口を第三者機関(弁護士)にも設ける。e.当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制・子会社に対して、関連規程に従い、特定の事項、重要な業務上の課題等の解決について、当社への事前の報告又は当社の同意を得ることを求める。・子会社に対して、リスクマネジメント基本ポリシー及び関連社内規程に従い、リスクマネジメントに適切に取り組むように指導・支援を行う。・子会社に対して、当社グループの中長期の経営計画及び年度毎の事業計画、その他当社の政策と方針を展開するとともに、これらに沿った経営が行われるよう、指導・支援を行う。子会社に随時発生する重要な経営上の諸問題を解決するための指導・支援を行う。・子会社に対して、マツダ企業倫理行動規範を展開するとともに、これに沿った経営が行われるよう、指導・支援を行う。監査等委員会及び内部監査部門は、法令・定款の遵守状況やリスク管理状況について適宜、グループ会社監査を行う。f.監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項・監査等委員会の職務を補助する組織を設置し、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮命令に服さない従業員(以下「監査等委員会スタッフ」という。)を置く。g.上記fの取締役及び使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項並びに当該取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項・監査等委員会スタッフの人事異動及び人事評価については、人事部門は監査等委員(常勤)と事前協議を行う。・監査等委員会スタッフは、他部署の使用人を兼務せず、監査等委員会の指揮命令に従わなければならない。 h.当社及び子会社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人等が監査等委員会に報告をするための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制並びに当該報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制・取締役(監査等委員である取締役を除く。以下本項において同じ。)及び執行役員は、会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実を発見したときは直ちに監査等委員会に報告する。・取締役及び執行役員は、重大な訴訟・係争、会計方針の変更、重大な事故、当局から受けた行政処分、その他監査等委員会が取締役及び執行役員と協議して定める事項については、会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実に該当しない場合であっても、監査等委員会に報告する。・取締役及び執行役員は、子会社の取締役、執行役員、監査役及び内部監査に携わる従業員に対して、当社又は子会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実及びその他監査等委員会が取締役及び執行役員と協議して定める事項についての報告を求め、これを監査等委員会に報告する。・内部監査部門は、当社グループにおける内部監査の結果等について定期的に監査等委員会に報告する。・ホットラインにより、当社及び主要な子会社の従業員等からの通報を受け付けるとともに、通報の状況等について定期的に監査等委員会に報告する。・ホットラインへの通報者や調査に協力した者及び前各号により監査等委員会に報告をした者に対する報復や不利益取扱を行わないことを当社グループの役員及び従業員等に周知徹底する。 i.監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項・監査等委員会は、職務の執行上必要と認める費用について、あらかじめ予算を計上する。緊急又は臨時に支出した費用については、事後、会社に償還を請求することができる。j.その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制・監査等委員会はその年間計画に従って取締役(監査等委員である取締役を除く。以下本項において同じ。)の職務執行の監査を行う。・監査等委員(常勤)は、経営会議その他の重要会議に出席する。・監査等委員会は、内部監査部門及び会計監査人の間で、定期的に会合を行うなどの密接な連携をとる。・監査等委員会は、会合、業務執行状況についてのヒアリング等により、取締役、執行役員及び主要部門長との意思疎通を図る。・監査等委員(常勤)及び当社グループの大会社の常勤監査役をメンバーとする会合を定期的に開催し、情報交換を行うなどの連携をとる。k.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方・当社グループは、反社会的勢力及び団体とは一切の関係を遮断するとともに、これらの活動を助長するような行為は一切行わない。また、反社会的勢力及び団体から不当な要求があった場合には、必要に応じて外部機関(警察、弁護士等)と連携して組織的に取り組み、毅然とした対応をとる。 (ウ) 企業統治に関するその他の事項<取締役の責任免除>当社は、職務の遂行にあたり期待される役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨定款に定めております。 <責任限定契約の内容の概要>当社は、すべての社外取締役との間で、会社法第427条第1項及び定款の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任について、同法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度とする旨の責任限定契約を締結しております。 <役員等賠償責任保険契約の内容の概要>当社は、会社法第430条の3第1項に規定す
役員の報酬等5,199字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項a. 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容についての決定方針 当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容についての決定方針(以下「決定方針」という。)を定めており、その内容は以下のとおりです。決定方針は、代表取締役及び社外取締役で構成する役員体制・報酬諮問委員会で原案を審議・確認し、取締役会に答申した後、当該答申に基づき取締役会において決議しております。 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容の決定に当たっては、役員体制・報酬諮問委員会が原案について決定方針との整合性を含めた多角的な検討を行っているため、取締役会も基本的にその答申を尊重し決定方針に沿うものであると判断しております。 なお、当事業年度における報酬等の内容については、役員体制・報酬諮問委員会にて、個人別の報酬等の算定方法及び額が決定方針に沿った妥当なものであることなどを確認し(2025年5月)、取締役会に答申、取締役会は、当該答申及び社長が算出した個人ごとの個人成績給の額(会長・社長を除く。)に基づき、報酬等の額を決定(2025年6月)するとともに、自己株式処分による譲渡制限付株式の交付及び業績連動型譲渡制限付株式報酬に係るユニットの付与を決議いたしました(2025年7月)。 <決定方針>(ア) 取締役の個人別の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針(基本方針) 当社の取締役報酬は、①当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上につながるものであること、②優秀な人材を確保・維持できるものであること、③納得感があり、ステークホルダーにも取締役にもわかりやすく説明できるものであること、④取締役は従業員とともにあることに鑑み、同業他社との比較における報酬水準は、従業員給与のポジションを踏まえて決定されるものであることを基本方針とする。 報酬の決定に当たっては、決定プロセスの透明性、報酬配分や決定方法の公平性・客観性を確保するため、代表取締役及び社外取締役で構成する「役員体制・報酬諮問委員会」を取締役会の諮問機関として設置し、基本方針及び方針に基づく報酬体系、決定プロセス等について審議し、確認を行う。 取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の報酬については、その役位、職責、出身地・居住地等の報酬水準に応じて、固定額としての「基本報酬」、経営計画に基づく目標を期初に設定し、期末にその達成状況で決定する「業績連動金銭報酬」、中長期的な企業価値向上への貢献意欲を高め、株主と価値を共有することを目的とする「譲渡制限付株式報酬」で構成するものとする。 外国籍の取締役については、出身地・居住地等における報酬慣行等を踏まえ、適切な範囲でフリンジ・ベネフィット等を支給する場合がある。 社外取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、業務執行から独立した立場であることを考慮し、固定額の基本報酬のみとする。 (イ) 業績連動報酬等に係る業績指標の内容及び当該業績連動報酬等の額又は数の算定方法の決定に関する方針 業績連動金銭報酬に係る指標は、当社の業績を客観的に確認できる指標とし、親会社株主に帰属する当期純利益(以下、「連結当期純利益」という。)及び連結売上高を主として用いる。これらの目標値は、各事業年度の業績見通しにおいて期初に公表した値とし、その達成度に応じて当該事業年度に係る業績連動金銭報酬の額を設定する。また、業績連動金銭報酬の額は、役位、職責に応じて設定する。 このほか、個人ごとに期初に目標を設定し、期末にその達成状況を評価する「個人成績給」を設定する。 また、非金銭報酬として交付する譲渡制限付株式報酬の一部について、業績指標毎の目標達成の成否に応じて交付する株式数を決定する「業績連動型譲渡制限付株式報酬」(以下、「PSU」という。)とする。PSUの指標は、財務指標として、資本効率性を表わす自己資本利益率(ROE)、非財務指標として、当社の中長期的な経営戦略・経営課題を踏まえて、従業員エンゲージメント、顧客志向及び温室効果ガス排出量削減を用いる。これらの目標値は、中長期的な目標を踏まえて事業年度単位で設定する。 (ウ) 非金銭報酬等の内容及び当該非金銭報酬等の額若しくは数又はその算定方法の決定に関する方針 非金銭報酬として、在任中の譲渡を禁止し、退任時に譲渡制限を解除する譲渡制限付株式報酬を交付するものとし、業績に連動しない譲渡制限付株式報酬(以下、「RS」という。)と業績に連動するPSUを支給する。 RSについては、役位、職責に応じた基準額を設定し、当該基準額に相当する数の株式を交付する。 PSUについては、役位、職責に応じた基準額に相当する数のユニット(1ユニット=1株換算)を付与し、業績評価期間(ユニット付与日の属する1事業年度)後、業績指標毎の目標達成の成否に基づき、ユニット数に応じて算定した数の株式を交付する。 PSUの交付対象者が任期満了により取締役を退任する場合など、譲渡制限付株式を交付することが適当でないときは、株式の交付に代えて金銭で支給する。 (エ) 個人別の報酬等の額に対する基本報酬の額、業績連動報酬等の額及び非金銭報酬等の額の割合の決定に関する方針 取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の種類別の報酬の割合は、中期経営計画を達成し、かつPSUの業績指標をすべて達成した場合に、概ね以下のとおりとなるよう設定する。 <取締役の報酬割合のイメージ> (オ) 取締役に対し報酬等を与える時期又は条件の決定に関する方針 基本報酬及び業績連動金銭報酬は、取締役会で決議された年額を12分割した額を毎月支払うものとし、非金銭報酬である譲渡制限付株式報酬は、定時株主総会後の一定の時期に交付するものとする。 なお、譲渡制限付株式報酬については、重大な不正行為が発生した場合等に当社が交付した株式の全部または一部の無償取得(マルス)を取締役に対し求めることができるようにする。 (カ) 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定方法に関する事項 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額は、役員体制・報酬諮問委員会で、報酬体系(報酬水準、報酬構成比率、業績連動金銭報酬及びPSUに係る指標・目標値等)の妥当性を審議・確認し、代表取締役社長が業績連動金銭報酬のうち個人成績給(会長・社長・社外取締役を除く。)について個人成績給基準額(役位、職責に応じた基本報酬の概ね4%)に1~2.5の係数を乗じた範囲内で具体的な個人ごとの個人成績給の額を算出のうえ、取締役会に上程し、取締役会決議により決定する。 b. 役員の報酬に関する株主総会決議について 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は、2023年6月27日開催の第157回定時株主総会において、年額15億円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。)と決議しており、当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は10名(うち社外取締役2名)です。監査等委員である取締役の報酬限度額は、2019年6月26日開催の第153回の定時株主総会において、年額3億円以内と決議いただいており、当該株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は6名(うち社外取締役4名)です。 2024年6月25日開催の第158回定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)を対象に、上記取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額の範囲内(合計年70万株以内)で、譲渡制限付株式報酬及び業績連動型譲渡制限付株式報酬を割り当てることを決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の員数は7名です。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)金銭報酬譲渡制限付株式報酬その他報酬基本報酬業績連動RSPSU取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を除く。)1,141497288117671718監査等委員である取締役(社外取締役を除く。)3939――――2社外取締役107107――――7 (注)1. 上記には、2025年6月25日開催の第159回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)1名及び監査等委員である取締役1名を含んでおります。上記17名の取締役は、使用人兼務取締役ではなく、取締役の報酬等の総額には使用人分給与は含まれておりません。 2. 業績連動報酬として、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対して、業績連動金銭報酬及びPSUを支給しております。業績連動金銭報酬に係る指標は、連結当期純利益及び連結売上高です。連結当期純利益を選定した理由は、経営として責任を持つのは最終利益であるためです。連結売上高を選定した理由は、販売の質的向上と販売量の増加の両方を確認できる指標であるためです。これらは、いずれも客観的に数値化できるものであって指標としてふさわしいと判断しております。これらの報酬等の額は、期初の業績見通しを目標値とし、達成度に応じて算定しております。目標値及び実績は以下のとおりです。指標目標値実績2024年3月期連結当期純利益1,300億円2,077億円連結売上高4兆5,000億円4兆8,277億円2025年3月期連結当期純利益1,500億円1,141億円連結売上高5兆3,500億円5兆189億円 このほか、個人ごとに期初に目標を設定し、期末にその達成状況を評価する「個人成績給」を設定しております。PSUに係る指標は、ROE、従業員エンゲージメント、顧客志向及び温室効果ガス排出量削減です。ROEを選定した理由は、資本効率性を意識した経営を推進するためです。従業員エンゲージメント、顧客志向及び温室効果ガス排出量削減を選定した理由は、当社の中長期的な経営戦略・経営課題のうち重要な非財務領域の取り組みを推進するためです。これらは、いずれも客観的に数値化できるものであって指標としてふさわしいと判断しております。PSUとして交付する株式数は、以下の業績指標毎の目標達成の成否に基づき決定いたします。指標(2026年3月期)目標値財務指標ROE10%非財務指標従業員エンゲージメント従業員意識調査のうち、従業員エンゲージメントに係る設問の肯定回答率の平均値:対前年3%以上改善顧客志向従業員意識調査のうち、顧客志向に係る設問の肯定回答率の平均値:対前年3%以上改善温室効果ガス排出量削減2030年度の自工会目標2013年度比△38%実現のための年度別目標値 本有価証券報告書提出時点において、これらの指標の実績は確定していないため、上記PSUの額は、これらの目標をすべて達成したものとして算定しております。3. 非金銭報酬等として、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対して譲渡制限付株式報酬(RS及びPSU)を交付しております。取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)への支給額には、当事業年度に費用計上した譲渡制限付株式報酬(RS及びPSU)の額を記載しております。4.その他報酬には、外国籍の取締役1名に対する住宅手当、税金調整額及びその他のフリンジ・ベネフィット相当額を含んでおります。また、過年度に付与したファントムストック(株価連動型金銭報酬)に係る当事業年度末の株価を踏まえた費用計上額と前事業年度末の費用計上額の差額2百万円を含んでおります。5.監査等委員である取締役及び社外取締役の報酬は、業務執行から独立した立場であることを考慮し、固定額の基本報酬のみとしております。なお、監査等委員である取締役の報酬については、監査等委員の協議により決定しております。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等(総額1億円以上である者)氏名役員区分報酬等の総額(百万円)会社区分報酬等の種類別の総額(百万円)金銭報酬譲渡制限付株式報酬その他報酬基本報酬業績連動RSPSU菖蒲田 清孝取締役107提出会社7218116―毛籠 勝弘取締役149提出会社72491810―ジェフリー・エイチ・ガイトン取締役527提出会社1751134425171
従業員の状況2,399字
(2) 【従業員の状況】① 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)日本35,961北米6,976欧州1,405その他の地域2,802合計47,144 (注) 1. 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。2. 臨時従業員数は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)22,85742.517.77,112△0.5 セグメントの名称従業員数(人)日本22,857合計22,857 (注) 1. 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。2. 臨時従業員数は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況当社グループは、その多くが全国マツダ労働組合連合会に加盟するとともに、全日本自動車産業労働組合総連合会に属しております。なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異a. 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全労働者 正規雇用労働者パート・有期労働者5.867.184.186.071.4 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき、2026年3月31日時点の人数により算出し、小数点第2位を四捨五入したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出し、小数点第2位以下を切捨てたものであります。3.労働者の人員数及び賃金につきましては、当社から他社への出向者分を除き、他社から当社への出向者分を含まないもので算出しております。また、当社において、男女間で賃金体系及び制度上の違いはありません。男女間賃金の差は、主に資格・役職等の人員構成により生じています。b. 連結子会社当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全労働者 正規雇用労働者パート・有期労働者マツダ中販㈱0.0100.088.085.393.7注6マツダエース㈱14.061.566.480.349.5-マツダロジスティクス㈱2.448.774.579.075.3-倉敷化工㈱6.079.178.175.969.9注4㈱マツダE&T3.492.380.580.289.8注4・注5マツダパーツ㈱3.766.666.470.675.6注6㈱東北マツダ7.666.685.385.187.0注6㈱福島マツダ4.460.081.880.395.6注6㈱北関東マツダ4.287.578.277.882.8注6㈱甲信マツダ5.860.077.276.788.1注6㈱関東マツダ1.968.474.275.887.9注6静岡マツダ㈱0.085.772.671.291.0注6東海マツダ販売㈱1.050.079.680.981.9注6㈱北陸マツダ3.775.073.875.289.6注6㈱京滋マツダ4.925.082.081.094.7注6㈱関西マツダ4.985.778.379.564.1注6㈱西四国マツダ0.066.678.584.790.5注6㈱九州マツダ0.960.068.174.171.1注6㈱南九州マツダ2.633.381.077.8104.9注6沖縄マツダ販売㈱0.0100.076.777.395.1注6 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき、マツダエース㈱は2026年4月11日時点の、その他の会社は2026年3月31日時点の人員数により算出し、小数点第2位を四捨五入したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、倉敷化工㈱及び㈱マツダE&Tは「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における、その他の会社は同条第1号における、それぞれ育児休業等の取得割合を算出し、小数第2位以下を切捨てたものであります。3.労働者の人員数及び賃金につきましては、自社から他社への出向者分を含み、他社から自社への出向者分を含まないもので算出しております。また、男女間で賃金体系及び制度上の違いはありません。男女間賃金の差は、主に資格・役職等の人員構成により生じています。4.賃金には、「所得税法」(昭和40年法律第33号)第9条第1項第5号に定める通勤費用を含めております。5.労働者の人員数につきましては、毎月の給与締日時点の人員の平均を基に、短日短時間労働者について、所定労働時間による調整をしております。6.パート・有期労働者の人員数につきましては、毎月の給与締日時点の人員の平均を基に、正規雇用労働者の所定労働時間による調整をしております。
関係会社の状況4,187字
4 【関係会社の状況】(1) 連結子会社会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合関係内容所有(%)内間接(%)マツダモーターオブアメリカ,Inc.(注)1,2米国・カリフォルニア州アーバイン市千USD240,000自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が自動車を購入 役員の兼任…有マツダカナダ, Inc.カナダ・オンタリオ州リッチモンドヒル市千CAD111,000自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売役員の兼任…有マツダモトールデメヒコS. de R.L. de C.V. メキシコ・メキシコ市千MXN53,719自動車及び部品販売100.01.0当社製品を販売当社が資金を貸付役員の兼任…有マツダセルヴィシオスデメヒコS. de R.L. de C.V.メキシコ・メキシコ市千MXN32マツダモトールデメヒコへの業務委託サービス100.01.0役員の兼任…有マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.(注)1メキシコ・グアナファト州サラマンカ市千MXN6,555,001自動車製造販売100.00.0当社が自動車部品を販売当社が自動車を購入役員の兼任…有マツダモータース(ドイツランド)GmbHドイツ・ノルトラインウエストファーレン州レバークーゼン市千EUR17,895自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダモーターロジスティクスヨーロッパN.V.(注)1ベルギー・アントワープ州ウィルブローク市千EUR71,950自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が土地を貸与役員の兼任…有マツダモーターヨーロッパGmbHドイツ・ノルトラインウエストファーレン州レバークーゼン市千EUR26欧州市場の事業統括100.0100.0当社がマーケティング業務等を委託当社が土地・建物を貸与役員の兼任…有マツダオトモビルフランスS.A.S.フランス・サンジェルマンアンレイ千EUR305自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダモータースUK Ltd.英国・ケント州ダートフォード市千GBP4,000自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダスイスS.A.スイス・プチランシー市千CHF2,000自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダモトールデポルトガルLda.ポルトガル・リスボン市千EUR1,995自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダモーターイタリア, S.r.l.イタリア・ローマ市千EUR250自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダオートモービルズエスパーニャ, S.A.スペイン・マドリッド市千EUR120自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダオーストリアGmbHオーストリア・クラーゲンフルト市千EUR5,087自動車及び部品販売100.025.0当社製品を販売マツダオーストラリアPty.Ltd.オーストラリア・ビクトリア州モルグレイブ千AUD31,000自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売役員の兼任…有マツダモータースオブニュージーランドLtd.ニュージーランド・オークランド市千NZD14,472自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売マツダセールス(タイランド)Co., Ltd.タイ・バンコク市千THB575,000自動車及び部品販売96.10.0当社製品を販売役員の兼任…有マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.タイ・チョンブリ県千THB8,166,973自動車部品製造販売100.0―当社が自動車部品を販売当社が自動車部品を購入 役員の兼任…有マツダマレーシアSdn.Bhd.マレーシア・スランゴール州千MYR85,000自動車製造(委託生産)・販売70.0―当社が自動車部品を販売当社が自動車を購入役員の兼任…有マツダ(中国)企業管理有限公司中国・上海市千CNY85,410中国市場の事業統括100.0―当社がマーケティング業務等を委託役員の兼任…有 会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合関係内容所有(%)内間接(%)台湾マツダ汽車股份有限公司台湾・台北市千TWD200,000自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売マツダサザンアフリカ(Pty)Ltd南アフリカ共和国・ヨハネスブルグ市千ZAR100,000自動車及び部品販売70.0―当社製品を販売マツダデコロンビアS.A.S.コロンビア・ボゴタ市千COP4,088,000自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売マツダ中販㈱広島県広島市南区百万円1,500中古自動車販売100.0―当社製品を販売当社が土地・建物を貸与 マツダエース㈱広島県安芸郡府中町480警備防災、保険販売及びエンジニアリング事業100.0―当社が警備業務等を委託当社が土地・建物を貸与マツダロジスティクス㈱広島県広島市南区490自動車及び部品運送100.0―当社製品を運送当社が土地・建物を貸与倉敷化工㈱岡山県倉敷市310自動車部品製造販売75.0―当社が自動車部品を購入当社が資金を貸付㈱マツダE&T広島県広島市南区480自動車の開発受託及び特装車の架装・販売100.0―当社が自動車の開発及び特装車の架装を委託当社が土地・建物を貸与マツダパーツ㈱広島県広島市東区1,018自動車部品の販売100.0―当社が自動車部品を販売当社が土地・建物を貸与マツダビジネスパートナー㈱東京都板橋区10販売会社の事務業務等の受託サービス100.0―役員の兼任…有当社が資金を貸付当社が建物を貸与㈱東北マツダ宮城県仙台市宮城野区348自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱福島マツダ福島県郡山市120自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱北関東マツダ茨城県水戸市260自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が土地・建物を貸与㈱甲信マツダ長野県長野市410自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱関東マツダ東京都板橋区3,022自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が資金を貸付静岡マツダ㈱静岡県静岡市駿河区300自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売東海マツダ販売㈱愛知県名古屋市瑞穂区2,110自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱北陸マツダ石川県野々市市330自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱京滋マツダ京都府京都市南区200自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売㈱関西マツダ大阪府大阪市浪速区950自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が資金を貸付㈱西四国マツダ愛媛県松山市217自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が資金を貸付㈱九州マツダ福岡県福岡市博多区826自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売当社が土地・建物を貸与㈱南九州マツダ鹿児島県鹿児島市183自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売沖縄マツダ販売㈱沖縄県浦添市20自動車及び部品販売100.0―当社製品を販売その他 26社────―─ (2) 持分法適用関連会社会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合関係内容所有(%)内間接(%)マツダトヨタマニュファクチャリングUSA, Inc.米国・アラバマ州ハンツビル市USD40自動車製造販売50.0―当社が資金を貸付役員の兼任…有オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.タイ・ラヨーン県千THB8,435,000自動車製造販売50.0―当社が自動車部品を販売当社が自動車を購入役員の兼任…有長安マツダ汽車有限公司中国・南京市千CNY2,735,587自動車製造販売47.51.0当社が自動車部品を販売当社が自動車を購入役員の兼任…有長安マツダエンジン有限公司中国・南京市千CNY1,573,469自動車部品製造販売50.0―当社が自動車部品を販売役員の兼任…有トーヨーエイテック㈱広島県広島市南区百万円3,000工作機械製造販売50.0―当社が製品を購入当社が土地・建物を貸与㈱日本クライメイトシステムズ広島県東広島市3,000自動車部品製造販売33.3―当社が自動車部品を購入ヨシワ工業㈱広島県安芸郡海田町90自動車部品製造販売33.3―当社が自動車部品を購入㈱サンフレッチェ広島(注)3広島県広島市中区2,099プロサッカー球団運営17.30.4役員の兼任…有㈱マツダプロセシング中国広島県広島市安芸区50納車点検・架装29.04.5当社製品を架装当社が土地・建物を貸与マツダクレジット㈱大阪府大阪市北区7,700自動車販売金融事業50.0─当社製品に係わる販売金融MCMエネルギーサービス㈱広島県広島市南区350電力・蒸気供給事業40.0―当社が電気・蒸気を購入当社が土地・建物を貸与マツダ部品広島販売㈱広島県安芸郡坂町90自動車部品販売33.3―当社が自動車部品を販売当社が建物を貸与MCF Electric Drive㈱広島県広島市南区40モーターの先行技術開発50.0―当社が自動車の開発を委託当社が建物を貸与Mazda Imasen Electric Drive㈱広島県東広島市5インバーターの開発、生産技術開発50.0―当社が自動車の開発を委託MHHO Electric Drive㈱(注)4広島県広島市南区10電動駆動ユニットの生産技術開発10.0―当社が建物を貸与その他 6社―――――― (注)1 特定子会社に該当します。2 マツダモーターオブアメリカ, Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等①売上高1,946,008百万円②経常利益57,426百万円③当期純利益41,735百万円④純資産額106,560百万円⑤総資産額616,805百万円 3 持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としております。4 共同支配企業に該当します。5 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
配当政策485字
3 【配当政策】当社は、配当金については、当期の業績及び経営環境並びに財務状況等を勘案して決定することを方針とし、安定的な配当の実現と着実な向上に努めることとしております。当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当につきましては取締役会であります。また、当社は「取締役会の決議により、毎年9月30日現在の株主名簿に記録された株主又は登録株式質権者に対し、中間配当を行うことができる」旨を定款に定めております。上記の方針に基づき、当事業年度におきましては、当期の期末配当金を1株当たり30円の予定としております。これにより、当期の年間配当金は、中間配当金(1株当たり25円)と合わせ、1株当たり55円を予定しております。(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月7日取締役会決議15,77025.002026年6月24日定時株主総会決議(予定)18,92430.00
研究開発活動2,104字
6 【研究開発活動】当社グループは、2030年までを「電動化の黎明期」と捉え、2030経営方針のもと、多様化するお客様ニーズや環境規制に柔軟に対応すべくマルチソリューションで電動化を進めております。2030経営方針の第2フェーズにおいては、スモールプレーヤーとしての企業価値を向上させる実行戦略である「ライトアセット戦略」を前提に、多様な商品・電動化技術をタイムリーに開発・生産し、市場投入してまいります。また、独自の開発・生産プロセス革新である「マツダ ものづくり革新2.0」を展開し、より複雑な開発に対しても既存リソースの水準を維持しつつ、生産性を3倍に向上させてまいります。バッテリーEVについては、協業・パートナーシップにより、従来の開発と比較して、開発に係る投資及び工数の大幅な低減を見込んでおります。自動車業界が100年に一度の変革期を迎える中、当社グループは、持続可能な技術開発と経営の柔軟性を両立させるとともに、「走る歓び」を次世代に適応させながら、進化を続けてまいります。セグメントごとの研究開発体制については、日本では本社R&D部門とマツダR&Dセンター横浜において、新商品の企画・デザイン・設計・実験研究、並びに新技術の先行研究を行っております。また、2025年7月には「マツダR&Dセンター東京」を開設し、知能化に機動的に対応するためのソフトウェア領域の開発機能を強化しております。海外では、北米は米国のマツダモーターオブアメリカ, Inc.、欧州はドイツのマツダモーターヨーロッパGmbH、その他の地域は中国のマツダ(中国)企業管理有限公司の各R&D部門と連携し、それぞれの市場特性に適合した商品の研究開発に取り組んでおります。当連結会計年度においては、2030経営方針の実現に向けて、第21回上海国際モーターショー(*1)において、長安マツダ汽車有限公司が開発・製造を行う電動車ラインアップの第二弾となる新型クロスオーバーSUV「MAZDA EZ-60」を公開し、その後、中国市場における販売を開始しました。「MAZDA EZ-60」は、エレガントかつモダンなスタイリング、毎日の運転が楽しい人馬一体の走行性能、車内外の生活をシームレスにするスマート機能を備えたクロスオーバーSUVであり、電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の2機種を設定することで、中国のお客様のニーズ・嗜好に幅広く対応しております。また、欧州市場においては、新型電動車の第一弾である「MAZDA EZ-6」をベースに開発した「MAZDA6e」の販売を開始しました。また、2025年7月には、新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-5」を欧州で初公開し、同年12月より販売を開始しました。さらに愛される存在となることを目指した3代目新型「CX-5」の開発コンセプトは、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」です。このコンセプトに基づき、魂動デザイン及び人馬一体の走りを継承・深化させ、眺めて触れて乗ることでの歓びと感動を提供しながら、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を向上させることにより、日常の多様なシーンにおける快適な移動をサポートします。さらに、一新したヒューマン・マシン・インターフェイス(*2)、強化・拡充された通信機能やアプリケーション、進化した先進運転支援システム(ADAS)など、これからの時代に適合し、お客様の体験を拡げる利便性を備えることで、すべての乗員が安心・安全・快適にドライブを楽しむことができるクルマを目指しました。このほか、ラージ商品群(*3)については、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」及び「MAZDA CX-80」の商品改良を実施し、機能性、快適性及び安全性の向上を図りました。スポーティな走りを追求した「CX-60」と、上質な移動体験を提供する「CX-80」は、それぞれの個性を活かしながら、ラージ商品群の特長を体現しております。当連結会計年度の研究開発費の総額は1,609億円であり、セグメントごとの研究開発費は、日本は1,542億円、北米は26億円、欧州は33億円、その他の地域は8億円であります。なお、当社のセグメントは、生産・販売の管理体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動の大部分を日本セグメントで行っているため、セグメントごとの研究開発活動の状況につきましては、記載を省略しております。 (*1) 正式名称は、「第21回上海国際モーターショー(Auto Shanghai 2025)」です。(*2) 人間と機械が情報をやり取りする方法や、そのための装置やソフトウェアに対する総称です。(*3) ラージ商品群は、「MAZDA CX-60」(導入市場:日本、欧州、その他の地域)、「MAZDA CX-70」(導入市場:北米、その他の地域)、「MAZDA CX-80」(導入市場:日本、欧州、その他の地域)及び「MAZDA CX-90」(導入市場:北米、その他の地域)の4車種です。
主要な設備の状況2,014字
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地) セグメントの名称設備の内容 土地面積(千㎡)帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地 建物及び構築物機械装置及び運搬具リース資産 工具、器具及び備品合計 本社及び本社工場(広島県安芸郡府中町)(広島県広島市南区)日本自動車・部品の製造設備、研究開発施設、本社業務施設[5]2,174(86) 218,382(9,415) 73,996(620) 188,887(10)3,549 22,974(18) 507,788(10,063)17,349防府工場(山口県防府市)日本自動車・部品の製造設備 1,329(36) 15,596(432) 13,581(124) 74,381(21)250 3,883(0) 107,691(576)4,119三次事業所(広島県三次市)日本部品の製造設備、研究開発施設1,7024,6145,1315,84901,00316,597117マツダR&Dセンター横浜(神奈川県横浜市神奈川区)日本研究開発施設 37 4,5111,418539271986,69375販売会社・流通センター他(大阪府堺市西区他)日本販売流通施設[7]943(89) 40,987(2,685) 11,728(1,152) 719(31)- 146(18) 53,580(3,885)29病院・寮他(広島県安芸郡府中町他)日本福利厚生施設[9]150 11,619 9,888 240 221 891 22,859 547 (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称設備の内容 土地面積(千㎡)帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地 建物及び構築物機械装置及び運搬具リース資産 工具、器具及び備品合計 倉敷化工㈱本社及び本社工場他(岡山県倉敷市他)日本部品の製造設備、本社業務施設[21]80(1) 1,142 1,601 1,419(42) 90 620(11) 4,872(53)859マツダロジスティクス㈱防府物流センター他(山口県防府市他)日本物流施設他 136(7) 2,371(60) 2,705(120)72269245 6,112(180)1,725㈱関東マツダ等自動車販売会社14社本社及び営業所(東京都板橋区他)日本自動車・部品の販売施設及び整備設備[730]870(16) 97,746(1,620) 55,396(349)19,668296 1,101 174,207(1,969)7,707 (3) 在外子会社2026年3月31日現在会社名 事業所名(所在地) セグメントの名称設備の内容 土地面積(千㎡)帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地 建物及び構築物機械装置及び運搬具リース資産 工具、器具及び備品合計 マツダモーターオブアメリカ,Inc.本社(米国・カリフォルニア州アーバイン市)北米自動車・部品の販売管理業務施設他[1,468]44 2,0323,79451,17214,14328,42099,5611,014マツダカナダ, Inc.本社(カナダ・オンタリオ州リッチモンドヒル市)北米自動車・部品の販売管理業務施設[111]- -1,0781544,354595,645177マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.本社及び工場(メキシコ・グアナファト州サラマンカ市)北米自動車・部品の製造設備、本社業務施設2,67710,21319,27926,1661,0445,88162,5834,447マツダモータース(ドイツランド)GmbH本社(ドイツ・ノルトラインウエストファーレン州レバークーゼン市)欧州自動車・部品の販売管理業務施設851,02283412,8226233415,074169マツダモーターロジスティクスヨーロッパN.V.本社(ベルギー・アントワープ州ウィルブローク市)欧州自動車・部品の販売管理業務施設--9043,9384492385,529804マツダオーストラリアPty.Ltd.本社(オーストラリア・ビクトリア州モルグレイブその他の地域自動車・部品の販売管理業務施設--11723,8262594,258319マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.本社及び工場(タイ・チョンブリ県)その他の地域自動車部品の製造設備、本社業務施設9015,8287,00617,728-48831,050632 (注) 1. 帳簿価額には、建設仮勘定及び無形固定資産の金額は含んでおりません。2. 上記中の[外書]は、連結会社以外から賃借している主要な設備であります。3. 上記中の(内書)は、連結会社以外へ賃貸している主要な設備であります。4. 現在休止中の主要な設備はありません。
監査の状況4,791字
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況当社の監査等委員会は、社外取締役である監査等委員4名を含む5名で構成されております。各監査等委員は、それぞれの経験及び知見に基づき、監査等委員会が定める監査方針・監査活動計画の下、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職務執行の監査を行っております。なお、取締役監査等委員 北村明良及び杉森正人の両氏は、以下のとおり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。(1) 取締役監査等委員 北村明良氏は、株式会社三井住友銀行代表取締役兼専務執行役員、株式会社関西アーバン銀行(現 株式会社関西みらい銀行)取締役会長(代表取締役)兼最高経営責任者を歴任しております。(2) 取締役監査等委員 杉森正人氏は、住友商事株式会社専務執行役員コーポレート部門財務・経理・リスクマネジメント担当役員補佐(リスクマネジメント担当)、株式会社ジュピターテレコム(現 JCOM株式会社)取締役副社長執行役員コーポレート部門長を歴任しております。 <監査等委員会の開催頻度・監査等委員の出席状況>当社は、当事業年度において監査等委員会を22回開催しており、個々の監査等委員の出席状況は次のとおりであります。2026年3月31日現在役職名氏名監査等委員会出席状況取締役監査等委員(常勤)田中 浩憲全17回中17回(出席率100%)取締役監査等委員北村 明良全22回中22回(出席率100%)取締役監査等委員柴崎 博子全22回中22回(出席率100%)取締役監査等委員杉森 正人全22回中22回(出席率100%)取締役監査等委員井上 宏全22回中22回(出席率100%) (注)1.監査等委員会の委員長は田中浩憲氏であります。なお、更なる透明性確保に向け2026年4月1日付で社外取締役である井上宏氏が新たに委員長に就任しております。2.取締役監査等委員 北村明良、柴崎博子、杉森正人及び井上宏の各氏は社外取締役であります。3.取締役監査等委員 田中浩憲氏の監査等委員会出席状況は、2025年6月25日開催の株主総会以降の状況になります。4.2025年6月25日付けで取締役監査等委員を退任した渡部宣彦氏の当事業年度における監査等委員会への出席状況は以下のとおりであります。退任時の役職氏名出席状況取締役監査等委員(常勤)渡部 宣彦全5回中5回(出席率100%) <監査等委員会における具体的な検討内容>監査等委員会は、取締役会の意思決定過程、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の業務執行の適法性・妥当性・効率性及び内部統制システムの整備・運用・定着状況を確認するため、監査等委員会監査活動方針と監査活動計画を策定し、監査活動を行っております。当事業年度における監査等委員会での具体的な検討内容のうち、主なものは以下のとおりであります。a.監査方針、重点施策、監査計画、業務分担、監査活動が有効に機能するための監査の方法b.社外取締役への情報提供の機会と内容の充実に努め、多角的、外部視点に基づいた社外取締役の意見を監査へ反映する仕組み・手段の強化c.取締役(監査等委員である取締役を除く。)・執行役員・主要部門長・関係会社経営者等の職務執行状況(経営戦略事項の策定・進捗状況を含む)の確認方法と強化d.組織監査としての内部監査部門・会計監査人との連携の在り方e.会計監査人による四半期レビューや会計監査人報告を踏まえた会計監査人による監査の相当性評価、会計監査人の選解任及び会計監査人の報酬の妥当性評価 当事業年度の監査等委員会の主な活動は以下のとおりであります。a.業務執行取締役との意見交換会、情報共有会議への出席を通じた経営戦略上の重要課題などの意見交換、ヒアリングb.国内外の重要拠点における業務内容及び財産状況の確認、重要書類の閲覧 c.監査計画に基づくグループ会社への往査の実施d.会計監査人・内部統制部門/内部監査部門との連携による「内部統制システムの継続的改善」状況の確認e.会計監査人との「監査上の主要な検討事項(KAM)」についての協議 <常勤の監査等委員の活動状況>監査環境の整備の他、経営会議やリスク・コンプライアンス委員会、品質委員会など重要会議への出席、取締役及び執行役員等との定期的な情報交換、グループの会社の常勤監査役との定期的な情報交換、会計監査人及び内部監査部門等との連携を通じて、当社グループにおける事業リスクやガバナンス・内部統制上の課題を把握し、これらの情報を監査等委員全員で共有することにより、監査等委員会の活動の実効性を高めております。 ② 内部監査の状況内部監査部門としては、グローバル監査部(専任20名)が、経営の健全化・効率化等に寄与することを目的として、経営の目標・方針・計画及び諸法規・諸規程に対する会社及び関係会社の業務活動の適法性及び合理性並びに内部統制の妥当性及び有効性を監査しております。 <内部監査、監査等委員会監査及び会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係性>監査等委員会は会計監査人と定期的な会合をもち、会計監査人の監査計画、監査上の課題、監査結果などを聴取するとともに、監査等委員会からも監査等委員会の監査計画、監査の状況・結果など必要な情報を提供し、双方向での情報交換を行うなど、連携の強化に努めております。また、会計監査人による実地棚卸や現金・有価証券の実査等への立会を実施し、会計監査人の監査の方法の相当性を確認しております。加えて、監査等委員会、会計監査人及び内部監査部門の三者間では定期的に会合を行うなどの連携をとっております。監査等委員会は内部監査部門並びに内部統制及び財務統制推進部門と定期的に会合を行っております。監査等委員会は、内部監査部門から当社及びグループ会社を対象とした内部監査の計画及び結果について、また、内部統制及び財務統制推進部門からも当社及びグループ会社を対象とした内部統制及び財務統制強化のための推進活動に関するそれぞれの計画とその進捗状況について報告を受けております。また、監査等委員会の監査活動の過程で入手した情報の提供、あるいは監査等委員会の視点からの要望を伝えるなど双方向の情報交換を行っております。 <内部監査の実効性を確保するための取り組み>内部監査部門は、事業年度毎に策定する内部監査計画を取締役会及び監査等委員会に報告し、計画に従って当社各部門及びグループ会社における法令及び社内規程の遵守状況や内部統制の妥当性・有効性を確認・評価するとともに、その進捗を毎月常勤の監査等委員に報告し、その結果を半期毎に取締役会及び監査等委員会に報告しております。国内子会社では、当社幹部社員が監査役に就任して監査活動を行うとともに、内部統制委員会等における統制課題の共有、審議など各社が自主的な内部統制の取り組みを進めており、各社の経営状況等と併せて定期的に当社経営陣へ報告しています。海外子会社では、現地の役員、内部監査部門と当社の役員、主管部門及び内部監査部門等が参加する監査委員会を開催して内部統制に関する取り組みの審議や意見交換を行っています。また、子会社における監査体制や内部統制機能の整備を目的とした指導・支援を行うなど、子会社の内部統制及びリスクマネジメント体制の更なる強化に向けた取り組みを実施しています。なお、当社及び子会社においては、チェックリストを用いて内部統制の運用状況についての自己診断を行い、主体的に統制上の不備を把握するとともに是正活動を実施しています。また、内部監査部門が必要な改善を提言するとともに、新たなリスクをチェックリストに適宜、反映しています。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人 b.継続監査期間58年間上記は、有限責任 あずさ監査法人の前身の1つである監査法人石光公認会計士事務所が監査法人組織になって以降の期間について記載したものです。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。 c.業務を執行した公認会計士当社の会計監査業務を執行した公認会計士は吉田幸司、佐藤洋介、金原和美であり、有限責任 あずさ監査法人に所属しております。 d.監査業務に係る補助者の構成会計監査業務に係わった補助者は、公認会計士30名、その他63名(うち公認会計士試験合格者8名を含む)であります。 e.監査法人の選定方針と理由当社は、会計監査人に求められる専門性、独立性、品質管理体制の適切性のほか、当社グループの事業の理解度、グローバルな活動を適切に監査できる体制等、総合的に勘案して、有限責任 あずさ監査法人が当社の会計監査人として適任であると判断し、選定しております。当社監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定められている解任事由に該当する状況にあり、かつ改善の見込みがないと思われる場合、監査等委員全員の同意により解任いたします。また、当社都合の場合のほか、監督官庁から監査業務停止処分を受ける等、当社の監査業務に重大な支障をきたす事態が生じた場合には、その事実に基づき、会計監査人の解任又は不再任の検討を行い、解任又は不再任が妥当と判断した場合は、監査等委員会決議に基づき「会計監査人の解任」又は「会計監査人の不再任」を株主総会の付議議案といたします。 f.監査等委員会による監査法人の評価当社監査等委員会は、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ適正な監査を実施しているかを監視及び検証しております。また、会計監査人に品質管理の状況や職務遂行体制の適切性について必要に応じ説明を求めるなど、期中の監査活動を通じて、会計監査人の職務の遂行が適正に実施されているかを毎期評価しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社232324010連結子会社65-62-計297330210 前連結会計年度の当社における非監査業務の内容は、社債発行に伴うコンフォートレター作成業務等であります。また、当連結会計年度の当社における非監査業務の内容は、サステナビリティ開示基準対応に関する業務支援等であります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG各提携事務所)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-24-9連結子会社746120798107計746144798107 前連結会計年度及び当連結会計年度の当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、税務コンサルティング業務等であります。 c.その他重要な報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬については、次期の監査計画を踏まえた監査時間の見積りをもとに、監査公認会計士等の適切な業務遂行が確保される水準にあるか否かを総合的に勘案し、監査等委員会の同意のもと決定することとしております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査等委員会は、会計監査人の監査計画が、当社グループのリスクを踏まえた効果的かつ効率的な計画であり、会計監査の職務執行状況及び報酬見積りの算定根拠等が適切であると判断し、会計監査人の報酬等の額について同意いたしました。
株式の保有状況1,313字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を純投資とし、純投資目的以外の目的で保有する株式を投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、政策保有については、事業戦略、取引の維持・強化等の事業活動における必要性及び保有に伴う便益やリスクと資本コストの比較などを総合的に勘案して検証し、中長期的な企業価値向上につながると認められる場合に、株式を保有し、保有意義が希薄と判断した株式は、当該企業の状況を勘案した上で売却を進めるなど縮減を図ることとしております。当社は、毎年、取締役会において、主要な政策保有株式について、個別に、上記方針に沿って保有の適否を検証しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式24958非上場株式以外の株式3135,954 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由 非上場株式--―非上場株式以外の株式--― (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式145非上場株式以外の株式2442 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注2)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)トヨタ自動車㈱41,466,50041,466,500自動車関連業務提携の維持強化「第一部 企業情報 第2 事業の状況 5 重要な契約等」をご参照ください有131,117108,476ダイキョーニシカワ㈱2,991,8003,541,800自動車部品取引の関係維持強化有2,4772,118㈱三井住友フィナンシャルグループ471,300471,300金融関連取引の関係円滑化無2,3591,789ダイナミックマッププラットフォーム㈱-10,000自動車関連情報取引の関係維持無-15 (注)1. 特定投資株式のダイキョーニシカワ㈱、㈱三井住友フィナンシャルグループ、ダイナミックマッププラットフォーム㈱は、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下でありますが、特定投資株式のすべての銘柄について記載しております。 2. 定量的な保有効果については記載が困難でありますが、保有の合理性は事業戦略、取引の維持・強化等の事業活動における必要性及び保有に伴う便益やリスクと資本コストの比較などを総合的に勘案し検証しております。3. ㈱三井住友フィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社の子会社である㈱三井住友銀行が当社株式を保有しております。
沿革1,890字
2 【沿革】 年月概要1920年1月東洋コルク工業株式会社として設立1927年9月東洋工業株式会社に社名変更1929年4月工作機械の生産開始1931年10月三輪トラックの生産開始1935年10月さく岩機の生産開始1949年5月東京証券取引所に株式を上場1958年4月小型四輪トラックを発売1960年5月軽乗用車を発売1961年2月ドイツNSU社、バンケル社とロータリーエンジンに関し技術提携1964年4月小型乗用車を発売1965年5月三次自動車試験場完成1966年11月乗用車専門宇品工場完成(本社工場内)1967年4月オーストラリアに子会社マツダモータースPty.Ltd.を設立(現、マツダオーストラリアPty.Ltd.)5月初のロータリーエンジン搭載車コスモスポーツを発売1968年7月カナダに子会社マツダモータースオブカナダLtd.を設立(現、マツダカナダ, Inc.)1971年2月米国に子会社マツダモーターオブアメリカ, Inc.を設立1972年11月ドイツに子会社マツダモータース(ドイツランド)GmbHを設立1974年5月三次ディーゼルエンジン工場完成1979年11月フォードモーターカンパニーと資本提携1981年12月防府中関変速機工場完成1982年9月防府西浦乗用車工場完成1984年5月マツダ株式会社に社名変更1985年1月米国に子会社マツダモーターマニュファクチャリング(USA)コーポレーションを設立1987年6月横浜研究所完成1988年7月米国にマツダリサーチ&ディベロップメントオブノースアメリカ, Inc.を設立(その後、マツダモーターオブアメリカ, Inc.に吸収合併)1990年5月ドイツに欧州R&D事務所を開設(その後、マツダモーターヨーロッパGmbHに統合)6月タイに子会社マツダセールス(タイランド)Co., Ltd.を設立1992年2月防府第二工場完成6月マツダモーターマニュファクチャリング(USA)コーポレーションをフォードモーターカンパニーとの均等出資の会社とし、社名をオートアライアンスインターナショナル, Inc.に変更(その後、当社の全保有株式をフォードモーターカンパニーへ売却)1993年12月フォードモーターカンパニーとの提携関係を強化1995年11月タイにフォードモーターカンパニーとの合弁によりオートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.を設立1996年5月フォードモーターカンパニーが当社株式保有比率を33.4%に引き上げ1998年5月オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.で量産車の生産を開始2005年9月中国にフォードモーターカンパニー及び長安汽車集団との合弁により長安フォードマツダエンジン有限公司を設立(その後、フォードモーターカンパニー保有株式を当社が取得。現、長安マツダエンジン有限公司)2006年3月中国においてフォードモーターカンパニーと長安汽車の合弁会社である長安フォード汽車有限公司へ出資し、社名を長安フォードマツダ汽車有限公司に変更(その後、存続分立。現、長安マツダ汽車有限公司)2007年10月長安フォードマツダ汽車有限公司(南京工場)で量産車の生産を開始2008年11月フォードモーターカンパニーが当社株式保有比率を13.8%に引き下げ(その後、同社は段階的に株式を売却し、2026年3月末時点における同社による当社株式の保有はありません。)2011年9月メキシコに住友商事株式会社との合弁により子会社マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.を設立(その後、住友商事株式会社が保有する全株式を当社が取得)2013年2月タイに子会社マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.を設立2014年1月マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.で量産車の生産を開始2015年1月マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.でトランスミッションの量産を開始2017年8月トヨタ自動車株式会社と業務資本提携に関する合意書を締結2018年3月米国にトヨタ自動車株式会社との合弁によりマツダトヨタマニュファクチャリングUSA, Inc.を設立2022年1月マツダトヨタマニュファクチャリングUSA, Inc.で量産車の生産を開始2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2025年7月「マツダR&Dセンター東京」を開設
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
譲渡制限付株式報酬及び業績連動型譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 15:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 13:30
PDF2027年3月期 第1四半期決算 プレゼンテーション資料その他 · 13:30
PDF譲渡制限付株式報酬及び業績連動型譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ自己株式 · 15:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
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