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株式会社ナレルグループ

EDINET CODE E38728

証券コード 9163EDINETコード E38728サービス業上場IFRS決算 10月31日資本金 4億円法人番号 1010401145895
242億円売上高(FY2025
14.9%ROE
58.9%自己資本比率
81財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結IFRS

FY2025の売上高は242億円(前年比+11.8%)。営業利益は28億円(営業利益率11.7%)、当期純利益は21億円。総資産246億円に対し自己資本比率は58.9%、ROEは14.9%。サービス業の中央値(ROE 10.9%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは23億円の創出、現金及び現金同等物は48億円。従業員数は4,283人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)2,3522026-09-04
PER9.9倍
PBR1.42倍
配当利回り4.89%
時価総額(概算)206億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高242億円+11.8%
営業利益28億円-9.1%
当期純利益21億円-4.6%
総資産246億円
純資産145億円
営業利益率11.7%
ROE14.9%
自己資本比率58.9%
EPS238.7円
BPS1,654.9円
1株配当115円
配当性向48.2%
従業員数4,283人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

サービス業の分析 →
ROE14.9%中央値 10.9%
営業利益率11.7%中央値 6.7%
自己資本比率58.9%中央値 51.9%
健全性スコア81.0点中央値 62.0

帯はサービス業192社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

5期分
売上高と営業利益率
250億188億125億63億0億2021: 121億20212022: 145億20222023: 180億20232024: 216億20242025: 242億20252024: 14%2025: 12%15%0%
営業利益と当期純利益
35億26億18億9億0億2021: —20212022: —20222023: —20232024: 31億20242025: 28億20252021: 10億2022: 12億2023: 17億2024: 22億2025: 21億25億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
60%45%30%15%0%2021 ROE: 13%2022 ROE: 13%2023 ROE: 16%2024 ROE: 17%2025 ROE: 15%2024 営業利益率: 14%2025 営業利益率: 12%2021 自己資本比率: 45%2022 自己資本比率: 49%2023 自己資本比率: 54%2024 自己資本比率: 57%2025 自己資本比率: 59%20212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
25億19億13億6億0億2021: 11億20212022: 16億20222023: 23億20232024: 23億20242025: 23億2025
1株当たり指標EPS1株配当
300円225円150円75円0円2021 EPS: 127円2022 EPS: 151円2023 EPS: 210円2024 EPS: 255円2025 EPS: 239円2023 1株配当: 95円2024 1株配当: 110円2025 1株配当: 115円20212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
246億円
負債・純資産
負債 101億円純資産 145億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025242億円28億円28億円21億円246億円145億円238.714.9%58.9%
FY2024216億円31億円31億円22億円236億円134億円255.217.1%56.9%
FY2023180億円25億円17億円225億円122億円209.915.8%54.1%
FY2022145億円19億円12億円202億円150.613.4%49.3%
FY2021121億円16億円10億円192億円127.113.1%44.9%
営業CF23億円
投資CF-2億円
財務CF-19億円
現金及び現金同等物48億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1株式会社村松屋商店33.8%
2投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズV号12.0%
3AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ,L.P.(常任代理人 大和証券株式会社)4.1%
4INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.8%
5JPモルガン証券株式会社1.7%
6柴田 直樹1.4%
7JAPAN FUND V,L.P(常任代理人 大和証券株式会社)1.1%
8BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.0%
9岩崎 泰次0.9%
10田中 幸夫0.9%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-04-30)118億円15億円15億円11億円13.0%124.5
FY2024中間102億円13億円13億円9億円13.1%108.7

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢39.3歳
平均年間給与840万円
平均勤続年数3.1年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容3,005
3 【事業の内容】当社グループは、持株会社である当社及び連結子会社4社(株式会社ワールドコーポレーション、株式会社ATJC、株式会社コントラフト、一般社団法人全国建設人材協会)により構成されております。当社は純粋持株会社として当社グループの経営管理、経営指導等を行っております。当社グループの事業会社は、建設業向けの技術者派遣、IT業界向けの技術者派遣・システムエンジニアリングサービスの提供を主な事業として取り組んでおります。 当社グループは、『深刻化するプロ人材(注)の枯渇を解決し、日本を「課題解決先進国」にする。』をミッション(存在意義)として掲げております。日本に限らず、先進国の多くは枯渇とも言えるレベルで「プロ人材の不足」に悩まされており、国・産業・企業の隆盛に影響を与える大きな課題と考えております。今日の日本では、少子化に伴う新規就業者数の減少等によってプロ人材は慢性的に不足しており、既存のプロ人材も高齢化が進んでいるため技術の継承も課題となっております。また、かかるプロ人材の不足を補うことが期待されるIT化・デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化についても、建設業をはじめとする多くの産業分野において遅れているのが現状です。当社グループは、このような「プロ人材不足による問題」を解決し、日本を「課題解決の先進国」に押し上げるという強い意志をミッションに込めております。 (注) 当社では、プロ人材を「特定の産業分野で技術をもち、専門業務に従事する人材」と定義しております。 当社グループの事業における当社及び関係会社の位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記5.事業セグメント」に掲げるセグメントの区分と同一であります。2025年10月期におけるセグメント別売上収益及び構成比は、建設ソリューション事業は21,642百万円(89.5%)、ITソリューション事業は2,515百万円(10.5%)であります。 (1)建設ソリューション事業株式会社ワールドコーポレーション、株式会社コントラフト、一般社団法人全国建設人材協会にて、建設ソリューション事業を展開しております。2025年10月期における建設ソリューション事業の売上収益及び構成比は、株式会社ワールドコーポレーションが21,283百万円(98.3%)となります。株式会社ワールドコーポレーションは、建設・プラント業界向けに、施工管理技術者(注1)やCADオペレーター(注2)等の技術者派遣を行うとともに、施工図作成の請負業務も行っております。主に、建築(オフィスビル、高層マンション、商業施設、ショッピングセンター、工場、医療福祉施設、耐震工事等)、土木(道路、河川、下水道、橋、ダム、トンネル、鉄道等)、空調衛生(高層ビル、マンション、工場等)、電気設備(高層マンション、商業施設、ショッピングセンター、工場、医療福祉施設等)を受注領域としております。東京のほか、北海道、東北、中部、関西、九州に事業拠点を有しており、全国的にサービス提供を行っています。営業活動においては、現場への直接営業に注力しており、決定権の大きい現場所長に対して直接受注・価格交渉を行っております。さらに、施工計画時から竣工時まで、現場ニーズに合った提案を各タイミングで行うことも可能となっております。また、採用においては、大手求人メディア及び人材紹介事業者を活用した未経験者採用を中心としつつ、自社採用メディア(施工管理に特化した転職・求人情報サイト「セコカンNEXT」)等による経験者採用も行っております。人材育成においては、当社グループが確立した若手人材の育成メソッドを活用して、未経験者には建設業界の基礎知識や専門用語の研修を行うほか、4年から6年程度の実務を経験した技術者には一級建築士や施工管理技士等の資格取得を視野に入れた研修を行うなど、経験年次に応じた育成体制を構築しております。 株式会社コントラフトは、職人(技能労働者)の転職求人情報サイト「ジョブケンワーク」を運営し、建設業務有料職業紹介事業許可を有する一般社団法人全国建設人材協会に求職者情報の提供を行っております。一般社団法人全国建設人材協会では職業紹介を行っております。建設業就業者は、①ゼネコンや技術者派遣会社に雇用される施工管理技術者等の技術者、②専門工事会社等に雇用され、建設工事の直接的な作業を行う、技能を有する職人(技能労働者)、③個人事業主として建設業に従事する一人親方に大別されますが、株式会社コントラフト及び一般社団法人全国建設人材協会は、主に②の建設工事の直接的な作業を行う、技能を有する職人(技能労働者)を対象として事業を展開しております。職人(技能労働者)の有料職業紹介を行うことができる認定団体は全国に3団体のみであります。このため、職人(技能労働者)の有料職業紹介は成長可能性を秘めていると認識しており、今後は求職者・求人企業の獲得による事業基盤構築を進め、先行者としての優位なポジションの確立を目指してまいります。一方で、新市場での事業展開であるため、職人(技能労働者)の有料職業紹介事業が想定どおりに拡大しない可能性もあります。(注) 1.建設現場の工程管理、安全管理、品質管理、原価管理業務を行う。2.CAD(Computer Aided Design)を用いて設計士や作図者の指示に従い図面の作成・修正・調整業務を行う。 (*1) 建設業務有料職業紹介事業とは、「事業主団体が、その構成員を求人者とし、又はその構成員若しくは構成員に常時雇用されている者を求職者とし、求人及び求職の申込みを受け、求人者と求職者との間における建設業務に就く職業に係る雇用関係の成立をあっせんすることを有料で業として行うこと」と定義しております。厚生労働大臣の認可を受けた認定団体のみ建設業務有料職業紹介事業を行うことが可能であります。(*2) 2025年4月時点、厚生労働省「建設業務有料職業紹介事業の許可を得た団体」(一般財団法人みやぎ建設総合センター、一般社団法人沖縄県建設業協会、一般社団法人全国建設人材協会の3団体) (2)ITソリューション株式会社ATJCにて、ITソリューション事業を展開しております。2025年10月期における株式会社ATJCの売上収益は2,515百万円となります。株式会社ATJCは、SIer等の開発案件・インフラ管理業務に対して、IT技術者等の人材派遣やSES(システムエンジニアリングサービス)契約による受託を行っております。主なエンドユーザーとしては、情報通信事業者や金融機関などが挙げられます。また、採用においては、未経験者採用を中心としております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (*1) 売上収益は2025年10月期の数値であります。(*2) 各事業の売上収益は内部取引消去後の外部売上です。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等9,122
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ミッション / ビジョンミッション(私たちの存在意義):深刻化するプロ人材の枯渇を解決し、日本を「課題解決先進国」にする。 当社グループは、建設・IT領域を中心に技術者の派遣事業を展開しております。日本に限らず、先進国の多くは枯渇とも言えるレベルで「プロ人材の不足」に悩まされており、国・産業・企業の隆盛に影響を与える大きな課題と考えております。今日の日本では、少子化に伴う新規就業者数の減少等によってプロ人材は慢性的に不足しており、既存のプロ人材も高齢化が進んでいるため技術の継承も課題となっております。また、かかるプロ人材の不足を補うことが期待されるIT化・デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化についても、建設業をはじめとする多くの産業分野において遅れているのが現状です。当社グループは、このような「プロ人材不足による問題」を解決し、日本を「課題解決の先進国」に押し上げるという強い意志をミッションに込めております。また、「プロ人材」という表現は、専門技術を持つ人材不足の問題解決に事業領域を絞る意図をもっており、この「プロ人材」に焦点を絞っていることが他の人材会社との違いと考えております。 ビジョン(私たちの目指す姿)ITと人材育成の2つの技術をかけ合わせ、プロ人材の減少を補う「生産性を高める業務変革」と「プロ人材の育成と安定供給」を提供・実現する。 「人材育成」の技術は、体系的な専門技術のインプットも大切ですが、それぞれの人の成長段階やタイミングに合わせた感情的なフォローも重要になります。当社グループは、血の通った「人材育成」の組織文化と育成技術を基盤に、各業界で求められる専門知識とビジネススタンスを備えた人材を数多く安定供給していく体制を構築しております。また、当社グループは、顧客企業に対し、「プロ人材が減った少人数体制でも、生産性が高まるような業務変革の支援」もITを用いて提供してまいります。このような業務効率化支援と、プロ人材の安定供給という2つのサービスの掛け算によって、「プロ人材不足による問題」を解決し、各業界や社会の未来に貢献してまいります。 (2)経営環境建設業界においては、公共土木施設・民間建築の老朽化に伴う維持・修繕工事の増加に加え、民間設備投資の持ち直しが進んでいることなどから、今後も底堅い需要が見込まれております。他方、2025年10月現在の建設従事者(採掘含む)の有効求人倍率は5.18倍(注1)と採用環境の厳しさは増しており、加えて建設業界への時間外労働の上限規制が2024年4月に適用されたことから、建設業界における人手不足の問題はより深刻化しています。このような環境下において、技術者派遣に対するニーズは更に高まっていくことが想定されます。また、就業人口不足を補うために、建設現場の生産性向上を目的としたDX導入支援のニーズも高まっております。また、中期的には、建設業界を中心とする顧客環境の変化、規制・政策の影響、労働市場としての人材環境の変化、技術革新の進展を踏まえ、当社グループとして今後の事業機会として、人材不足解消ニーズの拡大、DX・生産性向上支援の需要増加、規制緩和による新市場の可能性、多様な働き方・柔軟な就業ニーズの顕在化があると認識しております。同様に中期的には、採用難・定着率低下、採用費等の原価上昇による収益圧迫、働き方改革・残業規制による制約、DX対応遅れによる競争優位性喪失の虞についても認識しております。(注) 1. 厚生労働省発表「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(パート含む)(2025年11月28日発表) (3)経営戦略①当社グループの強み「採用力の優位性」他業種を含めた幅広い求職者層を母集団として採用活動を行うことができるため、当社グループは未経験者を中心とする採用戦略を推進しています。未経験者採用は応募から入社までのハードルが高いという課題はありますが、大手求人メディア及び人材紹介事業者の活用により大量採用が可能なうえ、経験者採用と比べ採用単価を低く抑えることができるというメリットがあります。採用プロセスでは、応募から書類選考、面談設定まで24時間対応可能な採用自動化ツールを導入して採用の効率化を図る一方で、面接への移行率向上を目的に応募者へのアプローチを見直すなど、採用プロセスの継続的な改善にも取り組んでおります。また、採用チャネルについても、従来からの求人媒体の活用に加えて、自社採用メディア(セコカンNEXT)、人材紹介事業者の活用や知人紹介等へ多角化することで、技術者人材の確保に努めております。以上のように、当社グループでは未経験者に特化して採用活動を行っていることから、経験者のみを対象とする場合と比較して高い人材供給力を発揮できるため、顧客企業からの強い需要に応えることが可能になっています。他方、一定の退職者が生じるため、退職率の低減は当社グループの重要な経営課題と認識しております。 在籍人数(人) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(正社員)(注)21,847(1,604)2,240(1,961)2,696(2,320)3,239(2,875)3,687(3,321)㈱ATJC(注)3195282364404430 (注) 2. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。当月1日から月末までに1日以上在籍していた技術者数であります。括弧内は正社員の技術者数であります。3. ㈱ATJC単体の数値であります。当月1日から月末期間中に1日以上在籍していた技術者数であります。 採用者数(人) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(注)49181,2621,5591,8051,985㈱ATJC(注)563169186151161 退職者数(人) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(注)47328851,1251,2841,589㈱ATJC(注)54585111112130 退職率(%) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(注)427.929.130.229.131.1㈱ATJC(注)518.823.523.922.323.6 (注) 4. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。5. ㈱ATJC単体の数値であります。 「人材育成力による単価向上余地」当社グループは、未経験者を中心に採用を進めていることから、2025年10月末時点の技術者の年齢構成は、29歳以下約66%、30歳~39歳以下約25%、40歳以上約9%と、39歳以下が全体の約91%(注6)となっており、高齢化が進む建設業界に対して若年層の派遣が可能となっております。また当社グループでは、若手人材の育成メソッドを確立し、技術者の経験年次に応じた研修を実施しております。具体的には、未経験者である1年目は基礎技術研修(建設業界の基礎知識や専門用語、社会人スキルの基礎などの研修)、2~3年目には専門技術基本研修(最初のプロジェクト配属で得た経験をベースに、次のプロジェクトに備えた基本技術などの研修)、4~6年目には専門技術実践研修(より専門性の高いプロジェクトを担当しながら一級建築士や施工管理技士等の資格取得を視野に入れた研修)、7年目以降は専門技術研修(建設現場に欠かせない存在としてプロジェクトをけん引するための研修)を行っております。これらにより、技術者はよりレベルの高いプロジェクトにチャレンジすることが可能となり、そこで得られたスキルによって、さらなる成長を実現することができます。以上のように、当社グループのビジネスモデルは若年層中心の技術者派遣と若手人材の育成メソッドをベースに構築されていることから、契約単価を引き上げやすい構造となっております。なお、一人あたりの契約単価、稼働人数、稼働率は以下のとおり推移しております。(注) 6. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。派遣契約中の従業員を対象としております。 一人あたり契約単価(千円/月) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(1年目平均)(注)7468(404)471(414)487(441)510(462)519(467)㈱ATJC(注)8、9537524499514524 (注) 7. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。経験者・未経験者を含む全派遣従業員の各契約単価(残業代は除く)の平均値であります。括弧内は1年目の平均値であります。8. ㈱ATJC単体の数値であります。経験者・未経験者を含む派遣又は準委託契約中の従業員の各契約単価(残業代は除く)の平均値であります。9. 未経験者採用人数の増加により、契約単価の低い未経験者の割合が増加したことで、一人あたり契約単価が低下しております。 稼働人数(人) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション(注)101,5941,9222,3512,8173,136㈱ATJC(注)11155214299342362 (注) 10. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。派遣契約中の従業員を対象とし、期中平均にて算出しております。11. ㈱ATJC単体の数値であります。派遣又は準委任契約中の従業員数を対象とし、期中平均にて算出しております。 稼働率(%) 2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期㈱ワールドコーポレーション研修中含(注)1289.493.193.892.490.8研修中除(注)1390.895.396.294.292.6㈱ATJC研修中含(注)1487.186.585.687.886.6研修中除(注)1590.894.392.993.992.2 (注) 12. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。在籍人数に対する技術者数(研修中の従業員を含む)の割合を、期中平均にて算出しております。 13. ㈱ワールドコーポレーション単体の数値であります。在籍人数に対する技術者数(研修中の従業員を除く)の割合を、期中平均にて算出しております。14. ㈱ATJC単体の数値であります。在籍人数に対する稼働人数(研修中の従業員を含む)の割合を、期中平均にて算出しております。15. ㈱ATJC単体の数値であります。在籍人数に対する稼働人数(研修中の従業員を除く)の割合を、期中平均にて算出しております。 「建設DX支援基盤」当社グループは、建設テック市場の拡大が期待される中で、建設DX支援を提供する新規人材サービスを確立し、建設業界のDX化をサポートしております。建設業界においては、人手不足や時間外労働削減を背景とした省人化・生産性向上を目的として、ICT技術(例:ドローンによる測量、3次元レーザースキャナによる点群計測、図面管理・情報共有ツールの活用、等)のニーズが高まっております。一方で、建設業界に建設ICT技術に精通した人材はまだ十分ではなく、建設DX推進支援に対する需要は今後高まっていくものと想定しております。当社グループは、建設ICT導入のコンサルティングを実施するコンサルタントや支援員を養成し、複数名により編成したチームより建設DX支援サービスを提供しております。以上のように、当社グループでは顧客の様々なDXニーズに応えるため建設DX支援基盤が整備されており、建設業界の省人化と生産性向上に寄与することが可能になっています。 「職人紹介の優位性」当社グループの中核事業領域である技術者(施工管理等)の派遣に加えて、建設技術職39万人(注16)よりも多くの就業者が存在する職人(建設技能職)303万人(注16)の人材紹介ビジネスを展開しております。なお、労働者派遣法により、土木、建設の現場で行われる作業に直接従事する業務に労働者派遣を行うこと及び受け入れることは禁止されております。また、有料職業紹介事業においても、職業安定法で建設業務に就く職業の求職者を紹介することは禁止されておりますが、当社グループでは建設業務有料職業紹介事業許可(「建設労働者の雇用の改善等に関する法律第18条」)を有する一般社団法人全国建設人材協会を通じて職人(建設技能職)の職業紹介を行っております。建設業務の有料職業紹介事業は認定団体のみ職人の職業紹介が可能であり、一般社団法人全国建設人材協会を含む全国で3団体のみが認定を受けております(注17)。なお、当社グループの株式会社コントラフトは職人(建設技能職)の転職求人情報サイト「ジョブケンワーク」を運営し、一般社団法人全国建設人材協会に求職者情報の提供を行っております。株式会社コントラフト設立以降、プラットフォームの求職者数、求人情報を掲載する企業の登録会員数は順調に増加しております。以上のように、当社グループでは派遣事業で蓄積した求職者の集客ノウハウを活用し、国内で3団体のみが認定されている団体のもとで職人紹介事業を展開することが可能なため、職人不足という課題に対して対応することが可能になっています。(注) 16. 建設技術職・建設技能職:総務省「労働力調査」を基に一般社団法人日本建設業連合会にて算出(2025年5月)17. 2025年4月時点、厚生労働省「建設業務有料職業紹介事業の許可を得た団体」(一般財団法人みやぎ建設総合センター、一般社団法人沖縄県建設業協会、一般社団法人全国建設人材協会の3団体) ②当社グループの中期的な成長戦略「中期経営計画“Change&Growth2030”」当社グループは、2026年10月期を初年度とする5カ年の中期経営計画を策定し2025年12月に公表しております。中期経営計画では「人材とテクノロジーの両輪で建設業界の未来を支える」という基本方針を定め、「建設業界の二大課題である「人
事業等のリスク5,856
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のある全てのリスクを網羅するものではありません。また、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由」に記載のとおり、当社は、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置し、当社のリスク管理に関する課題の調査・対応の審議等を行っております。 (1)建設業界の景気動向(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)当社グループは、建設業界向けを中心とした人材派遣事業を行っており、建設業界における派遣人材の需要は人材不足等を背景に今後も拡大基調であると考えておりますが、当社グループの業績は国内の建設投資動向に一定程度の影響を受けます。経済情勢の悪化に伴う公共工事や民間工事の落ち込み等により、建設投資動向が著しく変動した場合、就業時間の短縮化、契約条件の悪化、派遣契約期間中の中途解約等が生じる可能性があります。当社グループは多くの正社員を派遣しているため、景気後退局面では無期雇用の待機技術者の人件費負担が重くなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、建設業界向けの人材派遣を中心とした事業展開を行いつつ、プラント領域、BIM領域、IT領域等への人材派遣など、建設業界において蓄積されたノウハウ・経験を活用し、特定の業界や顧客の業況に大きく影響を受けないようにリスクを分散した事業運営を行っております。 (2)技術者人材の確保(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中長期)技術者人材の確保は当社グループの成長における重要な経営課題であり、「採用者数の拡大」「退職率の低減」「技術者のスキルアップ」の取り組みを通じて、派遣する技術者の規模拡大を図ります。採用力は当社グループの強みであり、技術者の採用人数、在籍技術者数は順調に増加しております。また、採用チャネルについても、従来からの求人媒体の活用に加えて、自社採用メディア(セコカンNEXT)、人材紹介事業者の活用や知人紹介等へ多角化することで、技術者人材の確保に努めております。退職率の低減施策としては、研修中及び配属後のフォロー強化、派遣領域の拡大による技術者の成長機会創出、顧客と技術者の関係性構築支援、退職懸念の早期発見と早期解決体制強化等を推進してまいります。人材育成施策としては、技術者数の増加や派遣領域の拡大に対応するため、各種研修プログラムや資格取得支援制度の拡充等により、広範囲、高品質、高効率な人材育成の仕組みを構築してまいります。一方で、国内の総人口は継続的に減少することが見込まれています。国内における技術者の需給は逼迫しており、今後の技術者採用市場の動向によっては、需要に見合う供給を十分に確保できないおそれや採用コストが増加する可能性もあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)労務管理(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)当社グループでは、約4,000人の派遣技術社員が在籍しており、現在も継続的に派遣技術社員の採用を進めております。時間外労働時間の上限規制が建設業においても2024年4月より適用されるなど、労務管理に関する規制が強化される中、当社グループでは、採用時における人材品質の確保、教育研修体制の強化、コンプライアンスを重視した労務管理を含む派遣技術社員の管理の充実等の取り組みを実践しております。しかしながら、万一、不適切な労務管理による法令違反が発生した場合や、労働安全衛生や雇用関係等に関して派遣技術社員との間で紛争が発生した場合等、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが派遣する技術社員は顧客企業の様々な現場で就業を行っております。当社グループは、派遣先の就業環境における労災事故のリスク把握に努めておりますが、当社グループの従業員が不測の事態に遭遇した場合、損害賠償金の負担や社会的信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)許認可及び法規制(発生可能性:小、影響度:中、発生時期:中長期)当社グループは、労働者派遣事業者及び有料職業紹介事業者として、厚生労働大臣の許可等を受け事業を行っております。本書提出日現在における当社グループの主要な事業活動の前提となる許可・届出状況については以下のとおりであります。(株式会社ワールドコーポレーション)許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容有効期間取消事由労働者派遣事業許可厚生労働省厚生労働大臣許可派13-3052862021年4月1日~2026年3月31日労働者派遣法第14条 (一般社団法人全国建設人材協会)許認可等の名称所管官庁等許認可等の内容有効期間取消事由建設業務有料職業紹介事業許可厚生労働省厚生労働大臣許可13-ケ-3000012023年12月21日~2026年10月31日建設労働者の雇用の改善等に関する法律第40条 当社グループは、法令違反等の未然防止に取り組んでおり、本書提出日現在、当該許可等の取消又は事業の停止等となる事由は発生しておりません。しかしながら、派遣先の指示により労働者派遣法で禁止されている建設業務(なお、当社グループの派遣技術社員が実施している施工管理、CAD作図、施工図作図等はかかる業務に該当しません。)を行う等、何らかの要因で当該事業許可等の取消又は事業の停止等を命じられた場合、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。有料職業紹介事業においても、職業安定法で建設業務に就く職業の求職者を紹介することは禁止されておりますが、当社グループでは建設業務有料職業紹介事業許可(「建設労働者の雇用の改善等に関する法律第18条」)を有する一般社団法人全国建設人材協会を通じて職人(技能労働者)の職業紹介を行っております。なお、建設業務の有料職業紹介事業は認定団体のみ職人の職業紹介が可能であり、一般社団法人全国建設人材協会を含む全国で3団体のみが認定を受けております。また、当社グループは、準委任契約に基づきSES(システムエンジニアリングサービス)業務などを受託する場合、「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準(労働省告示第37号)」等の関係法令に従っておりますが、偽装請負問題等が発生した場合には、社会的信用失墜等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)借入金(発生可能性:中、影響度:小、発生時期:中長期)当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し借入を行っており、2025年10月期末における総資産に占める借入金残高は19.8%となっております。今後は借入金を減少させるべく取り組んでまいりますが、借入金にかかる金利のうち、変動金利部分については、金利が上昇した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが締結している借入契約には、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 16.借入金及び担保に供している資産等」に記載のとおり、財務制限条項が付されております。当社グループは、財務制限条項への抵触リスクに対応するため、財務コベナンツに係る各種数値の定期的なチェック等を行うとともに、安定的な利益及び資金の確保に努めておりますが、当該財務制限条項に抵触した場合には、借入金を一括返済する可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)のれんの減損(発生可能性:中、影響度:大、発生時期:中長期)当社グループは、多額ののれん(2025年10月期末における総資産に対するのれん比率57.3%)を計上しております。当該のれんは、主に2019年11月に株式会社ワールドコーポレーションの株式を取得したことにより生じたものであります。当社グループはIFRSを採用しているため毎期ののれんの償却負担は発生しませんが、のれんの対象となる事業の収益力が低下した場合には、減損損失を計上する可能性があります。事業の収益力の向上に努めておりますが、減損損失を計上するに至った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)代表者への依存(発生可能性:低、影響度:中、発生時期:中期)当社グループの創業者であり代表取締役である小林良は、当社の株式を直接的又は間接的に所有しております。同氏は、建設業界向け人材派遣に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、遂行において重要な役割を果たしております。当社グループでは、取締役会等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、2026年1月29日開催予定の定時株主総会の議案として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名選任の件」を上程しており、また当該株主総会後に開催が予定されている取締役会において代表取締役の異動を正式決定する予定であり、それぞれ承認可決すると、創業者へ依存しない体制の構築が進んでいくものと考えております。 (8)情報セキュリティ・個人情報の管理(発生可能性:中、影響度:小、発生時期:特定時期なし)当社グループは、技術者を含む従業員や採用応募者等、多くの個人情報を保有しております。当社グループでは、個人情報の適正な管理は極めて重要であると認識しており、役職員への継続的な教育研修等を通じて、個人情報の適正な取扱いを浸透させております。また、個人情報保護規程の整備・運用及び情報システムにおける個人情報に関するセキュリティ対策を講じております。個人情報の外部流出が発生した場合には、損害賠償金の負担や社会的信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)世界的な感染症の蔓延拡大(発生可能性:中、影響度:中、発生時期:特定時期なし) 2020年から世界規模で感染が拡大した新型コロナウイルス感染症のように、世界的な感染症の拡大が発生した場合には、対面での営業活動や採用活動に制約を受ける可能性があります。また、人材派遣先である建設業界等顧客企業において、工事の稼働を中断した場合や工事案件が減少した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)システム障害(発生可能性:中、影響度:小、発生時期:特定時期なし)当社グループでは、情報システムの安定的な運用に努めておりますが、自然災害、事故、コンピューターウイルスや不正アクセス等のサイバー攻撃等により、情報システムに重大な障害が発生した場合、当社グループのび経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)買収・合併、業務提携、新規事業等(発生可能性:中、影響度:小、発生時期:中期)当社グループは、成長戦略の一環として、買収・合併、業務提携、新会社設立等を推進する可能性があります。これらの実施にあたっては、十分な事前調査及び検討を行ってまいりますが、当該事業が当初想定した計画と大きく乖離した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)自然災害(発生可能性:低、影響度:小、発生時期:特定時期なし)当社グループは全国に営業拠点を有しており、当社グループの技術者は全国の顧客先にて勤務しております。地震、津波、台風等の自然災害が発生した場合には迅速かつ的確な対応を行ってまいりますが、想定外の大規模災害の発生により、営業拠点の事業運営が困難になった場合や、顧客先の工事の稼働が中断した場合など、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)大株主の状況(発生可能性:中、影響度:小、発生時期:短期)当社グループは、株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、「APファンド」という。)から、純投資を目的とした出資を受けており、本書提出日現在、投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズⅤ号、AP CAYMAN PARTNERS Ⅲ,L.P.、JAPAN FUND Ⅴ, L.P.、アドバンテッジパートナーズ投資組合80号が合計で当社株式1,560,600株(発行済株式総数対比17.8%)を保有しています。また、当社社外取締役かつ監査等委員である西村隆志は、株式会社アドバンテッジパートナーズより派遣されています。APファンドは当社株式の上場時において、所有する当社株式の大半を売却しましたが、上場後においても一定の当社株式を保有しています。なお、株式会社アドバンテッジパートナーズより派遣されている取締役につきましては、今後のAPファンドの当社株式の持分等を勘案しながら、将来的には退任を想定しております。当社グループは、株式会社アドバンテッジパートナーズより、当該株式の将来的な処分時期や方法については未定であるものの、市場価格への影響を極力抑えた形で対応する旨聴取しておりますが、今後の保有・処分方針によっては、当社株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの経営その他の事項に関する株式会社アドバンテッジパートナーズの利益は、他の株主の利益とは異なる可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,529
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況当連結会計年度(2024年11月1日~2025年10月31日)における日本経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、緩やかに回復しております。先行きにつきましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待される一方で、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要です。加えて、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響なども、国内景気を抑制するリスクとなっています。また、金融資本市場の変動等の影響についても引き続き注意する必要があります。当社グループが主に技術者を派遣する建設業界については、公共投資の底堅い推移と民間設備投資の持ち直しの動きがみられたことから、需要は堅調に推移しました。一方で、建設業界は技術者の高齢化と若手人材の不足といった構造的課題を抱えており、人手不足は依然として深刻です。このような背景から、技術者派遣に対するニーズは更に高まっていくことが想定されます。このような環境の下、当社グループの主要事業である建設ソリューション事業では、顧客企業からの強い需要に応えるため、「営業・採用・キャリアデザインの各プロセスの機能強化」、「自社採用メディアの育成強化」、「建設DX支援など新規サービスの展開を加速」を推進しました。これらの取り組みに加えて、ITソリューション事業では、営業力とエンジニアの技術力の双方を高めることで、システム開発における上流工程案件の獲得に向けた営業活動を強化しました。以上の結果、建設ソリューション事業・ITソリューション事業ともに技術者の在籍人数と稼働人数が伸長したことに加え、技術者の契約単価も上昇したことから、当期の連結売上収益は24,158,934千円(前連結会計年度比11.8%増)となりました。営業利益は、成長投資として技術者の採用を積極的に推進したことによる採用費増加、営業・採用部門の人員増加に努めたことなどから、原価ならびに販売費及び一般管理費が増加した結果、2,827,490千円(同9.1%減)となりました。税引前当期利益は2,758,817千円(同9.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,086,906千円(同4.6%減)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。(建設ソリューション事業)建設技術者派遣を展開する株式会社ワールドコーポレーションの当連結会計年度末における技術者の在籍人数は3,687人(前連結会計年度末比448人増加)、となりました。また、当連結会計年度の平均稼働率(研修生除く。)は92.6%(前連結会計年度比1.6%減)と低下しました。また、当連結会計年度の月次平均契約単価については519千円(同9千円増加)となりました。建設ソリューション事業では、営業・採用の機能強化に継続的に取り組みつつ、顧客企業の需要に応えるために技術者の育成に注力しました。営業面では、大型再開発プロジェクト等により人材ニーズが高まる都市部を中心に活動を強化し、既存顧客との関係深化及び新規顧客の開拓を通じて、新規案件の獲得に努めました。その結果、稼働率は想定を下回ったものの、技術者の稼働人数は順調に増加し、増収に寄与しました。採用面では、採用プロセスの見直しと積極的な採用投資が奏功し、当連結会計年度の採用数は計画を超過しました。以上の結果、同事業の売上収益は21,642,990千円(前連結会計年度比11.9%増)、セグメント利益は2,247,237千円(同13.8%減)となりました。 (ITソリューション事業)ITエンジニアの派遣を展開する株式会社ATJCの当連結会計年度末における技術者の在籍人数は430人(前連結会計年度末比26人増加)となりました。また、当連結会計年度の平均稼働率は92.2%(前連結会計年度比1.7%減)に低下しました。当連結会計年度の月次平均契約単価については、524千円(同9千円増加)となりました。ITソリューション事業では、稼働率は想定を下回ったものの、システム開発における上流工程案件の獲得を背景とした契約単価の上昇に加え、稼働人数の増加が業績の成長に寄与しました。以上の結果、同事業の売上収益は2,515,943千円(前連結会計年度比11.2%増)、セグメント利益は135,500千円(同8.4%減)となりました。 ② 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末の流動資産合計は、8,469,466千円(前連結会計年度末比542,895千円増加)であります。これは主に、営業債権が162,033千円増加、現金及び現金同等物が305,526千円増加したことによるものであります。非流動資産合計は16,092,638千円(同401,736千円増加)であります。これは主に、繰延税金資産が173,431千円増加したことによるものであります。この結果、当連結会計年度末における資産合計は、24,562,104千円(同944,632千円増加)となりました。(負債)当連結会計年度末の流動負債合計は、6,896,983千円(前連結会計年度末比380,041千円増加)であります。これは主に、その他の流動負債が200,607千円増加したことによるものであります。非流動負債合計は、3,186,342千円(同473,537千円減少)であります。これは主に、リース負債が125,000千円増加した一方で、借入金が714,284千円減少したことによるものであります。この結果、当連結会計年度末における負債合計は、10,083,325千円(同93,495千円減少)となりました。(資本)当連結会計年度末の資本合計は、14,478,778千円(前連結会計年度末比1,038,128千円増加)であります。その主な内訳は、剰余金の配当があった一方で親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により、利益剰余金が1,021,611千円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)につきましては、4,822,364千円(前連結会計年度末比305,526千円増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は、2,298,494千円(前連結会計年度は2,310,147千円の収入)となりました。これは主に法人所得税の支払額894,778千円があった一方で、税引前当期利益2,758,817千円が計上されたことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は、197,639千円(前連結会計年度は6,375千円の支出)となりました。これは主に、その他の金融資産の取得による支出102,096千円や有形固定資産の取得による支出57,531千円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、使用した資金は、1,923,208千円(前連結会計年度は1,870,155千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額1,004,077千円や長期借入金の返済による支出714,284千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。b.受注実績当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。c.販売実績当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)建設ソリューション事業21,642,99011.9ITソリューション事業2,515,94311.2合計24,158,93411.8 (注) セグメント間取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積り及び予測を行っておりますが、前提条件やその後の環境等に変化がある場合には、実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計上の見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりであります。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。a. 売上収益売上収益は、24,158,934千円(前連結会計年度比11.8%増)となりました。売上収益の分析・検討内容につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b. 売上原価、売上総利益売上原価は、主に売上規模拡大に伴う派遣技術者の人件費の増加等により17,921,289千円(前連結会計年度比14.4%増)となりました。この結果、当連結会計年度の売上総利益は6,237,644千円(前連結会計年度比5.0%増)となりました。 c.販売費及び一般管理費、営業利益販売費及び一般管理費につきましては、主に、株式報酬費用が減少した一方で、事業拡大に伴う管理部門の人件費の増加により3,369,697千円(前連結会計年度比18.4%増)となりました。この結果、当連結会計年度の営業利益は2,827,490千円(前連結会計年度比9.1%減)となりました。 d. 金融収益・金融費用、税引前利益金融収益につきましては、主に受取利息による収益の計上により6,516千円となりました。金融費用につきましては、主に支払利息の計上により75,189千円となりました。この結果、当連結会計年度の税引前当期利益は2,758,817千円(前連結会計年度比9.8%減)となりました。 e.親会社の所有者に帰属する当期利益法人所得税費用671,911千円を計上した結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は2,086,906千円(前連結会計年度比4.6%減)となりました。 当社グループの財政状態の状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。資金の流動性については、経理財務部が適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。当社グループの主な運転資金需要は、派遣技術者の人件費等であり、設備投資資金としては、営業拠点投資や情報システム投資等であります。これらの資金需要は手元資金で賄うことを基本としております。今後は、借入金の総額を減少させつつも、資金需要の必要性に応じて柔軟に対応し、流動性リスクを適切にコントロールしてまいります。 ④ 経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営戦略」に記載のとおり、当社は売上収益及び営業利益を重視するとともに、売上収益の構成要素である在籍人数、稼働人数、採用者数、退職者数、退職率、稼働率、一人あたり契約単価を主要なKPIとして管理しております。 当連結会計年度においては、売上収益24,158,934千円(前連結会計年度比11.8%増)、営業利益2,827,490千円(同9.1%減)となりました。また、当連結会計年度における株式会社ワールドコーポレーションの主要なKPIは、在籍人数3,687人(同13.8%増)、稼働人数3,136人(同11.3%増)、採用者数1,985人(同10.0%増)、退職者数1,589人(同23.8%増)、退職率31.1%(同2.0%増)、稼働率(研修中の従業員を除く)92.6%(同1.6%減)、一人あたり契約単価519千円(同1.8%増)となりました。 前連結会計年度から引き続き、建設業界は人手不足が継続し、技術者人材を派遣する当社グループの役割は大きく、技術者人材の採用・教育の強化に取り組み、在籍人数、稼働人数は順調に拡大し、各種KPIは堅調に推移しており、当連結会計年度における増収増益に寄与しております。 (参考情報)当社グループは、経営成績の推移を把握するために、以下の算式により算出されたEBITDA、調整後EBITDA、調整後営業利益を重要な経営指標として認識しており、過去3期間の各指標の推移は以下のとおりであります。(単位:千円) 国際会計基準第3期第4期第5期第6期第7期2021年10月期2022年10月期2023年10月期2024年10月期2025年10月期売上収益12,125,35114,540,62817,994,88121,608,64324,158,934営業利益1,758,2712,039,6452,469,1613,110,9682,827,490+ 減価償却費及びその他償却費229,321237,782244,626261,372285,199+ のれん償却費-----EBITDA1,987,5932,277,4282,713,7883,372,3413,112,689(調整額) + 支払報酬料(注)149,328----調整後EBITDA2,036,9212,277,4282,713,7883,372,3413,112,689営業利益1,758,2712,039,6452,469,1613,110,9682,827,490(調整額) + 支払報酬料(注)149,328---- + 無形資産償却費(注)113,000---- + のれん償却費-----調整後営業利益1,820,5992,039,6452,469,1613,110,9682,827,490 (注) 1. 2021年10月期は、当社によるATJC株式取得、職人の職業紹介関連事業譲受、オフィス・アークス株式取得に係るFAフィー、DD費用、リーガルコスト等を、それぞれ一時費用として調整しております。なお、2022年10月期以降、一時費用が不存在のため調整はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,046
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス当社グループでは、サステナビリティに対してコミットメントするため、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会にて検討を行うこととしております。リスクマネジメント・コンプライアンス委員会は、代表取締役が委員長を務め、常勤役員、内部監査室の長、コーポレート本部長で構成されており、四半期に1回、開催しております。また、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会にてサステナビリティ課題に係る重要事項を協議した場合、取締役会に対し、当該事項について報告することとしております。 (2)戦略当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境に関する方針は、以下のとおりであります。 <人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略>当社グループは、人材を「資本」と捉え、その価値を最大限に引き出すことが、中長期的な企業価値向上につながると考えております。そのため、人材の多様性やワークライフバランスの重視、スキルの開発とキャリアパスの構築等を推進しております。 (3)リスク管理当社グループでは、経営に重大な影響を及ぼすリスクを未然に防止し、リスクが発生した場合には、損害・損失を回避・最小化するため、リスクマネジメント・コンプライアンス規程を定め、リスクを統括管理するリスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置しております。また、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会にて重要な事項を協議した場合、取締役会に対し、当該事項について報告することとしております。 (4)指標及び目標当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する実績は、次のとおりであります。 会社名指標目標実績(当連結会計年度)㈱ワールドコーポレーション人事評価における最高評価の男女割合差(注)5%以内△1.5%男女の平均勤続年数の差異6ヶ月以内6ヶ月㈱ATJC採用した従業員に占める女性従業員の割合25%37.6% (注) 男性のうち最高評価を取得した者の割合から女性のうち最高評価を取得した者の割合を控除した数値。
コーポレート・ガバナンスの概要7,930
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社グループは、深刻化するプロ人材不足の解消に貢献するという理念に基づき、事業活動を行っております。この理念の実現のためには、意思決定の迅速化による経営の効率化を促進するとともに、経営の透明性・客観性の確保に努めることにより、継続的に企業価値を高めていくことが重要であると認識しております。当社では、コーポレート・ガバナンスをそのための重要な戦略基盤と位置付け、取締役会、監査等委員会監査を通じた経営リスクに関するモニタリングを行うことでコーポレート・ガバナンス体制の構築・強化に努めております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、取締役会・取締役の監査・監督機能の一層の充実を図るため、2022年8月29日開催の臨時株主総会の承認を経て、監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行いたしました。本書提出日現在における当社の企業統治の体制は、以下のとおりです。 a. 取締役会本書提出日現在、当社の取締役会は、代表取締役である小林良を議長として、取締役7名(うち社外取締役4名、うち監査等委員4名)で構成され、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督する権限を有しております(各取締役の氏名等は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」をご参照ください)。原則として、毎月1回定時取締役会を開催するほか、必要に応じ臨時取締役会を開催しております。当事業年度において当社は取締役会を計14回開催しており、個々の取締役の出席状況は以下のとおりであります。区分氏名取締役会出席状況代表取締役小林 良全14回中14回専務取締役柴田 直樹全14回中14回取締役後藤 洋平 (注)1全10回中10回取締役(監査等委員)羽鳥 良彰全14回中14回取締役(監査等委員)島田 圭子全14回中14回取締役(監査等委員)西村 隆志全14回中14回取締役(監査等委員)爲近 幸恵(注)1全10回中10回 (注) 1. 後藤洋平氏、爲近幸恵氏は、2025年1月30日開催の定時株主総会をもって取締役に選任されておりますので、選任からの期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。 取締役会における具体的な検討内容として、グループの戦略、予算、年次・四半期決算、配当方針、役員・組織人事、役員報酬、業務執行報告等、幅広い事項について議論・検討を行いました。 b. 監査等委員会本書提出日現在、当社は、監査等委員会設置会社であり、監査等委員は社外取締役4名(うち常勤取締役1名)で構成されており、常勤社外取締役羽鳥良彰を議長としております。原則として、毎月1回定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じ臨時監査等委員会を開催しております。また、内部監査室及び会計監査人と連携し、情報収集、監査環境を整備し、監査・監督機能の強化を図っております。 c. 指名・報酬委員会本書提出日現在、当社は、取締役の選解任及び報酬制度において、客観性及び合理性を確保することを目的として、2023年2月13日開催の取締役会において、諮問機関として、任意の指名・報酬委員会を設置しております。指名・報酬委員会は、取締役会の決議により、当社取締役3名以上を選出して構成し、委員の過半数は独立社外取締役とし、委員長は独立社外取締役より選定するものとしております。独立社外取締役島田圭子を委員長として、独立社外取締役羽鳥良彰、社外取締役西村隆志、独立社外取締役爲近幸恵の取締役4名(うち監査等委員4名)で構成されております。当事業年度において当社は指名・報酬委員会を計10回開催しており、個々の取締役の出席状況は以下のとおりであります。区分氏名指名・報酬委員会出席状況委員長 独立社外取締役(監査等委員)島田 圭子全10回中10回独立社外取締役(監査等委員)羽鳥 良彰全10回中10回社外取締役(監査等委員)西村 隆志全10回中10回独立社外取締役(監査等委員)爲近 幸恵全2回中2回 (注) 爲近幸恵氏は、2025年1月30日開催の指名・報酬委員会で選任されておりますので、選任からの期間に開催された指名・報酬委員会の出席状況を記載しております。 指名・報酬委員会における具体的な検討内容として、取締役の報酬体系、取締役の個別報酬、後継者計画等、幅広い事項について議論・検討を行いました。 d. 内部監査室当社は、各部門と独立した代表取締役直轄組織として内部監査室を設置し、2名の人員を配置しております。内部監査室は、内部監査規程に基づき、各部門の業務全般の監査を実施しており、代表取締役に監査結果を報告するとともに、各部門に対して業務改善等のための指摘を行い、改善状況についてフォローアップを実施しております。また、内部監査室は、監査等委員会及び会計監査人との情報共有・意見交換を行うことにより、監査の実効性を高めております。 e. 会計監査人当社は、監査法人A&Aパートナーズと監査契約を締結し、独立の立場から会計監査を受けております。 f. リスクマネジメント・コンプライアンス委員会当社は、当社グループにおける全リスクの統括管理及びコンプライアンスに関する課題の調査・対応の審議等を行うことを目的として、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置しております。リスクマネジメント・コンプライアンス委員会は、代表取締役が委員長を務め、常勤役員、内部監査室の長、コーポレート本部長で構成されており、四半期に1回、開催しております。 ※当社は、2026年1月29日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名選任の件」および「監査等委員である取締役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役は7名(うち社外取締役3名)、当社の監査等委員である取締役は全て社外取締役の3名、指名・報酬委員会の委員は社外取締役の3名となる予定です。また、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項として「代表取締役選定の件」、「役付取締役選定に関する件」が付議される予定です。これらが承認可決された場合の取締役会の構成員については、代表取締役 柴田直樹、取締役会長 小林良、取締役 瀬合康介、取締役 三井規彰、社外取締役及び監査等委員 羽鳥良彰、社外取締役及び監査等委員 西村隆志、社外取締役及び監査等委員 爲近幸恵の7名となる予定です。 ③ 企業統治に関するその他の事項 a. 内部統制システムの整備状況当社グループは、取締役会において、内部統制に関する基本方針について以下のとおり決定しております。1. 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(1) コーポレート・ガバナンス<取締役及び取締役会>・取締役会は、法令・定款等に則り、経営の重要事項を決定し、取締役の業務執行を監督する。・取締役は、取締役会が決定する業務担当に基づき、法令、定款、及び社内規程に則り業務を執行し、3ヶ月に一度以上業務執行状況を取締役会に報告する。・取締役は、重大な法令違反その他法令及び社内規程の違反に関する重要な事実を発見した場合には、直ちに監査等委員会又は監査役に報告するとともに、遅滞なく取締役会において報告する。・コーポレート・ガバナンスの実効性を確保するため、社外取締役を選任する。<監査等委員会又は監査役>・監査等委員会又は監査役は、法令の定める権限を行使するとともに、内部監査室及び会計監査人と連携して、「監査等委員会規程」、「監査等委員会監査等基準」、「監査役協議会規程」、「監査役監査基準」に則り、取締役の職務執行を監査する。(2) コンプライアンス<コンプライアンス体制>・役員及び従業員がコンプライアンスに適った企業活動を実践するため、「グループ・コンプライアンス・マニュアル」その他の行動規範を定める。その目的達成のため、リスクマネジメント・コンプライアンス委員会を設置し、諸施策を協議する。<内部通報制度>・コンプライアンスの相談・報告窓口として、内部通報窓口を設置し、法令違反や会社の行動規範違反又はそのおそれのある事実の早期発見に努める。<反社会的勢力との関係遮断>・市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的な活動や勢力に対しては毅然とした態度で臨み、一切の関係を遮断する。(3) 内部監査・業務執行者の職務執行の妥当性及びコンプライアンスの状況につき調査するため、代表取締役直轄の組織として内部監査室を設置し、内部監査室による内部監査を実施する。内部監査の結果は定期的に取締役会に報告されるものとする。(4) 懲戒処分・役員及び従業員の職務の執行により法令違反等が生じた場合、役員については会社法等に照らし、従業員については「就業規則」などに則り、厳正な処分を行う。2. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・情報セキュリティについては、「グループ情報セキュリティ規程」に基づき、情報セキュリティに関する責任体制を明確化し、情報セキュリティの維持・向上のための施策を継続的に実施し、情報流出防止するための体制を整備する。・各種の文書、帳票類等については、適用ある法令及び「文書管理規程」に基づき適切に作成、保存、管理する。・株主総会議事録、取締役会議事録、事業運営上の重要事項に関する決裁書類など取締役の職務の執行に必要な文書については、取締役及び監査等委員が常時閲覧することができるよう検索可能性の高い方法で保存、管理する。・個人情報については、法令に基づき厳重に管理する。 3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制(1) リスク管理・リスク管理は、「グループ・リスクマネジメント・コンプライアンス規程」に基づき、一貫した方針のもとに、効果的かつ総合的に実施する。・当社代表取締役を委員長とした「リスクマネジメント・コンプライアンス委員会」を設置する。当該委員会にて、会社及びグループのリスクの統括管理及びコンプライアンスに関する個別課題についての協議を行い、取締役会への報告を行う。(2) 危機管理・自然災害など重大事態が発生した場合に備えて「グループ緊急事態対応マニュアル」を策定している。緊急事態が発生した場合又は発生が予想される場合には、場合によっては当社代表取締役を室長とする緊急事態対策室を設置し、損害・損失等を最小限にとどめるための具体策を迅速に決定・実行する。4. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制・取締役会は、原則として月1回定時に開催するほか、必要に応じて臨時に開催し、機動的な意思決定を行う。・取締役会は、中期経営目標並びに年間予算を決定し、その執行状況を監督する。取締役の職務執行状況については、適宜、取締役会に報告する。・取締役会において各役員の担当を決定するとともに、諸規程において各役員・従業員の役割分担、権限、責任及び意思決定のルールを明確に定める。5. 企業集団における業務の適正を確保するための体制・会社は、グループの遵法体制その他その業務の適正を確保するための体制の整備に関する指導及び支援を行う。・会社は、グループの経営の健全性及び効率性の向上を図るため、各子会社について、取締役を必要に応じて派遣するとともに、会社内に主管部門を定めることとし、当該主管部門は、子会社の事業運営に関する重要な事項について子会社から報告を受け、協議を行う。・主管部門は、主管する子会社がその業務の適正又は効率的な遂行を阻害するリスクを洗い出し、適切にリスク管理を行えるよう指導及び支援する。・内部監査室は、グループの業務の適正性について監査を行う。また、内部監査人を有する子会社については、当該内部監査人と連携して行う。・監査等委員会は、往査を含め、子会社の監査を行うとともに、グループにおける業務の適正の確保のため、監査に関して子会社の監査役と意見交換等を行い、連携を図る。・会社の内部通報窓口は、グループの役員・従業員のほか取引先などの社外からの相談も受け付ける。・会社の各部門及び子会社は、自らの業務の遂行にあたり、職務分離による牽制、日常的モニタリング等を実施し、財務報告の適正性の確保に努める。・グループは、連結財務諸表等の財務報告について、信頼性を確保するためのシステム及び継続的にモニタリングするために必要な体制及びグループ各社が有する資産の取得・保管・処分が適正になされるために必要な体制を整備する。また、適時適正な情報開示を行うために必要な体制を整備する。6. 監査等委員会又は監査役の職務を補助すべき使用人、当該使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項・監査等委員会又は監査役の職務遂行を補助するため、必要に応じて監査等委員会又は監査役直轄の専任部署を設置し、専任の人員を配置する。・監査等委員会又は監査役より監査業務の補助の要請を受けた人員は、取締役及び上長の指揮・命令は受けないものとする。・当該人員の人事考課、異動、懲戒等については、監査等委員会又は監査役との協議により定めるものとする。 7. 取締役及び使用人が監査等委員会又は監査役に報告するための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制・監査等委員会又は監査役は、取締役会に出席し、取締役から、業務執行の状況その他重要事項の報告を受けるほか、その他重要な会議に出席する。・取締役及び使用人は、監査等委員会又は監査役の求めに応じて、随時その職務の執行状況その他に関する報告を行う。また、会社は、子会社の取締役、監査役及び使用人が、監査等委員会又は監査役の求めに応じて、随時その職務の執行状況その他に関する報告を行うよう指導する。・各部門長は、その職務の内容に応じ、定期的に監査等委員会又は監査役に対する報告を行う。・監査等委員会又は監査役は、内部通報窓口の利用状況を確認する。・重要な決裁書類は、監査等委員又は監査役の閲覧に供する。8. 監査等委員会又は監査役に報告した者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制・「グループ・リスクマネジメント・コンプライアンス規程」及び「グループ内部通報規程」に基づき、違法行為等に対し通報した者が当該通報を理由として不利益な処分を受けることのないよう適切な措置を講じる。9. 監査等委員会又は監査役の監査が実効的
役員の報酬等3,510
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を定めております。また、取締役会は当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、決定された報酬等の内容が2024年2月14日に開催された取締役会において決定した報酬等の内容の決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおりです。 ・取締役(監査等委員である取締役を除く。以下本項目において、「取締役」という。)の基本報酬は、固定報酬とし、企業業績、関連業界の他社の報酬等といった定量的な要素に加え、各取締役の経営能力、功績、貢献度等の定性的な要素も考慮したうえで決定する。・取締役に対しては、企業価値の持続的な向上に向けたインセンティブ付与を目的として、譲渡制限付株式を付与する。各取締役に付与する譲渡制限付株式の株数は、企業業績、関連業界の他社の報酬等といった定量的な要素に加え、各取締役の経営能力、功績、貢献度等の定性的な要素も考慮したうえで決定する。・各取締役の具体的な基本報酬の額、譲渡制限付株式の株数等は、取締役会が、指名・報酬委員会の答申を踏まえ、決定する。 上記に加え、当社は、2025年12月25日開催の取締役会において、当社の取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を除き、以下「対象取締役」という。)に対して業績連動型株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入することを決議し、関連する議案(以下、「本議案」という。)を2026年1月29日開催予定の第7期定時株主総会(以下、「本株主総会」という。)に付議することといたしました。これにより、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおり改定される予定です。 ・取締役(監査等委員である取締役を除く。以下本項目において、「取締役」という。)の基本報酬は、固定報酬で定期的に支払うものとし、企業業績、関連業界の他社の報酬等といった定量的な要素に加え、各取締役の経営能力、功績、貢献度等の定性的な要素も考慮したうえで決定する。・取締役に対しては、企業価値の持続的な向上に向けたインセンティブ付与を目的として、企業業績、関連業界の他社の報酬等といった定量的な要素に加え、各取締役の経営能力、功績、貢献度等の定性的な要素も考慮したうえで、業績に連動して決定される数の株式を一定の評価期間の経過後に支給する中長期業績連動報酬としての株式報酬を付与する。各取締役に付与する株数は、評価期間における業績目標の達成度等に応じて決定され、業績指標は株価に関する指標その他の当社の経営方針を踏まえた目標を設定する。・中長期業績連動報酬としての株式報酬については、非違行為又は前提となる業績の重大な誤り等報酬の返還を相当とする事由が発生した場合、取締役会の決議により、その返還を請求することができることとする。・各取締役の具体的な基本報酬の額、中長期業績連動報酬としての株式報酬の株数等は、取締役会が、指名・報酬委員会の答申を踏まえ、決定する。・また、各報酬の割合は、企業業績、関連業界の他社の報酬等といった定量的な要素に加え、各取締役の経営能力、功績、貢献度等の定性的な要素も考慮したうえで決定する。 導入の目的及び条件a.導入の目的 本制度は、対象取締役の報酬と会社業績及び株式価値との連動性をより明確化すること、並びに対象取締役に当社の企業価値を持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、対象取締役と株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、導入するものです。 b.導入の条件 本制度は、対象取締役に対し、業績連動型株式報酬を支給するものであるため、本制度の導入は、本株主総会において当該報酬を支給することにつき株主の皆様のご承認を得られることを条件といたします。 当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の額は、2023年1月30日開催の第4期定時株主総会において、年額150,000千円以内とご承認いただいております(なお、本株主総会の第3号議案が原案どおり承認可決されますと、当該報酬等の額は、年額200,000千円以内となります。)。また、2024年1月30日開催の第5期定時株主総会において、当該報酬枠とは別枠で、当社の取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を除く。)に対する報酬等として、支給する金銭報酬の額を年額10,000千円以内、これにより発行又は処分される当社の普通株式の総数を年5,000株以内とすることにつき、ご承認いただいております。 今般、本株主総会において、上記報酬枠とは別枠で、対象取締役に対して、本制度に係る報酬枠を設定することにつき、株主の皆様にご承認をお願いする予定です。なお、本議案につき承認可決された場合は、上記譲渡制限付株式報酬制度及び当該制度に基づく報酬枠を廃止し、以後同報酬に基づく新たな株式の交付は行わないものといたします。 本制度は、対象取締役に対し、当社の取締役会において、基準となる報酬額や株式数、業績評価期間及び業績目標等を定めて、当該業績目標の達成度等に応じて当社の普通株式を付与するパフォーマンス・シェア・ユニットを用いた、業績連動型株式報酬制度です。各事業年度において付与されるパフォーマンス・シェア・ユニットごとに対象取締役に対して発行又は処分される当社の普通株式の総数は45,000株以内、その報酬の総額は、既存の報酬枠とは別枠で、100,000千円以内といたします。 監査等委員である取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおりです。 ・監査等委員である取締役の報酬等の額は、株主総会で定められた報酬総額の限度内において、監査等委員会監査における各委員の貢献度等を勘案して、監査等委員である取締役の協議により決定しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬退職慰労金非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)118,612109,317--9,2953取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。)------社外取締役(監査等委員を除く。)------社外取締役(監査等委員)15,80415,804---3 (注) 1.当事業年度末日時点の取締役(監査等委員を除く。)は3名、取締役(監査等委員)は4名(うち社外取締役は4名)であります。2.上記には、当事業年度中に就任した取締役(監査等委員及び社外取締役を除く。)1名及び社外取締役(監査等委員)1名を含んでおります。3.上記には、無報酬の社外取締役(監査等委員)1名を含んでおりません。 4.当社の取締役の報酬限度額は、2023年1月30日開催の定時株主総会において、年額150,000千円以内と決議されております。当該株主総会決議時点での取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は4名であります。また、非金銭報酬等である株式報酬として、2024年1月30日開催の定時株主総会において、譲渡制限付株式取得の出資財産とするため金銭報酬として、当社の取締役(社外取締役及び監査等委員である取締役を除く。)に対し、上記の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の限度額とは別枠で金銭報酬を支給することについて決議しております。その金銭報酬債権の総額は、年額10,000千円以内、普通株式の総数は5千株以内となっています。当該株主総会決議時点での取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は2名であります。5.監査等委員である取締役の報酬限度額は、2025年1月30日開催の定時株主総会において、年額30,000千円以内と決議されております。当該株主総会決議時点での監査等委員である取締役の員数は4名であります。6.非金銭報酬等は、譲渡制限付株式報酬の当事業年度における報酬額の費用計上額であります。 ③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等該当事項はありません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの該当事項はありません。
従業員の状況1,282
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年10月31日現在セグメントの名称従業員数(名)建設ソリューション事業3,778ITソリューション事業469全社(共通)36合計4,283 (注) 1. 従業員数は、就業人員数であります。2. 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。3. 平均臨時雇用人員は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。4.前連結会計年度末に比べ従業員数が471名増加しております。主な理由は、業容の拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。 (2) 提出会社の状況 2025年10月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)3639.33.18,395 セグメントの名称従業員数(名)全社(共通)36合計36 (注) 1. 従業員数は、就業人員数であります。2. 平均勤続年数は、当社グループ内での勤続年数を通算しております。3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4. 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。5. 平均臨時雇用人員は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。 (3) 労働組合の状況当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1、3男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱ワールドコーポレーション-34.877.780.664.0㈱ATJC-33.386.187.445.6 (注) 1. 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3. 提出会社及び上記以外の連結子会社、また上記連結子会社の一部項目については「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。4. 当社は、男女間で同一の賃金制度を適用しており、同一職種、同一職位内において男女間の格差を設けておりません。現在生じている男女の賃金の差異は、管理職の男性比率が高いこと等の要因によるものです。
関係会社の状況730
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(千円)主要な事業の内容(注)1議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社)㈱ワールドコーポレーション(注)2東京都千代田区10,000建設ソリューション事業100.0役員の兼任4名経営指導当社銀行借入に対する債務保証(連結子会社)㈱ATJC(注)2東京都千代田区48,000ITソリューション事業100.0役員の兼任3名経営指導当社銀行借入に対する債務保証(連結子会社)㈱コントラフト(注)2東京都千代田区50,000建設ソリューション事業100.0(100.0)役員の兼任1名経営指導当社銀行借入に対する債務保証(連結子会社)一般社団法人全国建設人材協会(注)2東京都千代田区90,500建設ソリューション事業100.0(100.0)経営指導 (注) 1.セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.特定子会社であります。3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。4.株式会社ワールドコーポレーションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報のうち、建設ソリューション事業の売上高に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。5.株式会社ATJCについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報のうち、ITソリューション事業の売上高に占める割合が90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。6.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
配当政策420
3 【配当政策】当社は、株主への利益還元を第一として、配当原資確保のための収益力を強化し、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。また、当社は剰余金の配当を取締役会の決議によって定めることができる旨を定款に定めております。当事業年度の剰余金の配当につきましては、継続的な安定配当の基本方針のもと、1株当たり115円(うち中間配当金55円)としております。内部留保資金の使途につきましては、今後の事業展開の備えにすると同時に、M&A等を通じた当社グループの成長と財務体質の改善に投入していくこととしております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年6月13日取締役会481,10255.002025年12月12日取締役会524,95960.00
研究開発活動21
6 【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況712
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりです。(1) 提出会社該当事項はありません。 (2) 国内子会社 2025年10月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物使用権資産工具器具及び備品車両運搬具合計㈱ワールドコーポレーション 本社 (東京都千代田区)建設ソリューション事務所設備78,826531,05314,104-623,985157 麹町オフィス (東京都千代田区)建設ソリューション事務所設備--5,492-5,492- キャリア開発 オフィス (東京都千代田区)建設ソリューション研修設備38,35349,6042,035-89,992- 関西支店 (大阪府大阪市 中央区)建設ソリューション事務所設備13,10469,8821,369084,35526 中部支店 (愛知県名古屋市 中村区)建設ソリューション事務所設備11,65435,917721048,2949 東北支店 (宮城県仙台市 宮城野区)建設ソリューション事務所設備8,8834,61478656814,8526 九州支店 (福岡県福岡市 博多区)建設ソリューション事務所設備10,13023,235237033,6037 北海道支店 (北海道札幌市 北区)建設ソリューション事務所設備5594,50370105,7644㈱ATJC 本社 (東京都千代田区)ITソリューション事務所設備20,67338,5043,375-62,55242 (注) 1. IFRSに基づく帳簿価額を記載しております。2. 上記の従業員数は、派遣従業員を除いております。
監査の状況1,933
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況当社は2022年8月29日開催の臨時株主総会の決議により、監査役設置会社から監査等委員会設置会社に移行いたしました。本書提出日現在、当社の監査等委員会は、常勤監査等委員1名及び非常勤監査等委員3名の計4名により構成されております。監査等委員は、監査等委員会で策定された監査計画に基づき、取締役会への出席、各部門へのヒアリング、重要書類の閲覧等を通じて、取締役の職務執行の適法性及び妥当性を監査しております。また、会計監査人及び内部監査室と十分な連携を図ること等により、監査の実効性を高めております。常勤監査等委員は非常勤監査等委員への情報共有を適宜行い、監査等委員会の監査・監督機能を強化しております。常勤監査等委員羽鳥良彰氏は、公認会計士の資格を有しており、長年にわたり有限責任監査法人トーマツにおいて会計監査を中心に管理業務全般に従事し、財務及び会計に関する相当程度の見識を有しております。当事業年度において当社は監査等委員会を原則として、毎月1回定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じ臨時監査等委員会を開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。監査等委員会においては、主に監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の評価、会計監査人の報酬の同意、内部統制システムの構築・運用状況等について検討を行っております。なお当社は、2026年1月29日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、監査等委員会は3名の監査等委員(うち3名は社外取締役)で構成されることになります。氏名開催回数出席回数羽鳥 良彰1414島田 圭子1414西村 隆志1414爲近 幸恵 (注)1010 (注) 爲近幸恵氏は、2025年1月30日開催の定時株主総会で選任定時株主総会をもって取締役に選任されておりますので、選任からの期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。 ② 内部監査の状況当社における内部監査は、代表取締役直轄の内部監査室を設置し、2名の人員を配置しております。内部監査人が内部管理体制の適切性、有効性の監査を実施しています。監査は代表取締役の承認を得た年間監査計画に基づき実施され、監査結果については代表取締役及び監査等委員その他関係部門に報告が行われています。監査結果を代表取締役及び監査等委員等に報告することで、内部監査の実効性を確保しておりますが、今後は取締役会に対して直接報告を行うデュアルレポーティングラインの整備を進めていく予定であります。 ③ 会計監査の状況a 監査法人の名称監査法人A&Aパートナーズ b 継続監査期間2021年10月期以降5年間 c 業務を執行した公認会計士指定社員 公認会計士 寺田 聡司指定社員 公認会計士 永利 浩史 d 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、その他4名です。 e 監査法人の選定方針と理由監査法人の独立性、専門性及び品質に問題がないこと、監査計画及び監査報酬の妥当性を総合的に勘案し、会計監査人の選任の是非を判断しています。監査法人A&Aパートナーズにおいては、上述の基準に照らし当社の会計監査が適正に行われる体制を整えていると判断いたしました。 f 監査等委員会による監査法人の評価監査等委員会は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において同法人による職務は適正に遂行されていることを確認しております。 ④ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社42,500-42,500-連結子会社----計42,500-42,500- b 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(aを除く)該当事項はありません。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬について、当社の規模や業務特性等を勘案して監査工数を検討したうえで、監査等委員及び監査等委員会の同意のもと決定することとしております。 e 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬の見積りの算出根拠等を確認し検討した結果、会計監査人の報酬等の額につき同意を行っています。
株式の保有状況24
(5) 【株式の保有状況】該当事項はありません。
沿革1,019
2 【沿革】「第1 企業の概況(はじめに)」の記載のとおり、主に建設業向けの技術者派遣事業を目的として、株式会社ワールドコーポレーション(現連結子会社)を2008年11月に設立しました。その後、2019年5月に設立した株式会社AP64(現当社)は、2019年11月に株式会社ワールドコーポレーションの全株式を取得し、完全子会社化することにより、当社を持株会社とする体制に移行いたしました。そこで、以下では株式会社ワールドコーポレーションの設立から、現在に至るまでの当社グループの沿革を記載しております。年月概要2008年11月建設業向け技術者派遣事業を目的として、東京都千代田区に株式会社ワールドコーポレーションを設立2014年11月東北支店開設2016年3月関西支店開設2016年12月中部支店開設2018年11月九州支店開設2019年1月北海道支店開設2019年5月株式会社アドバンテッジパートナーズが、株式会社AP64を設立2019年11月株式会社AP64が、株式会社ワールドコーポレーションを子会社化(現連結子会社)2020年12月株式会社ワールドコーポレーションが、建設業向け技術者派遣におけるCAD (注) 領域、施工図作成請負業務の強化を目的に、有限会社オフィス・アークスを吸収合併2020年12月株式会社AP64が、IT業界への人材派遣進出を目的に、株式会社ATJCを子会社化(現連結子会社)2021年4月株式会社ワールドコーポレーションが、株式会社メディオテックから職人(技能労働者)の職業紹介関連事業を譲受2021年4月職人の職業紹介事業進出を目的に、建設業務有料職業紹介事業許可を有する一般社団法人全国建設請負業協会を子会社化(現連結子会社)2021年5月株式会社AP64が、株式会社ナレルグループに商号変更2021年10月株式会社ワールドコーポレーションの子会社として、職人の人材プラットフォーム運営のため、株式会社コントラフトを設立(現連結子会社)2021年11月株式会社コントラフトが、株式会社ワールドコーポレーションより職人の職業紹介関連事業を譲受2023年7月東京証券取引所グロース市場に株式を上場2024年9月子会社の一般社団法人全国建設請負業協会が、一般社団法人全国建設人材協会に名称変更 (注) Computer Aided Designの略称であり、建設業等における設計・製図で用いるソフトウエア。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

1
2026年7月度 KPIのお知らせその他 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

同業他社(サービス業・売上高順)

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

24
臨時報告書臨時報告書 · S100XHS7
有価証券報告書-第7期(2024/11/01-2025/10/31)有価証券報告書 · 2025-10-31期 · S100XGYG
確認書確認書 · S100XGYK
内部統制報告書-第7期(2024/11/01-2025/10/31)内部統制報告書 · S100XHS6
臨時報告書臨時報告書 · S100WV64
半期報告書-第7期(2024/11/01-2025/10/31)半期報告書 · 2025-10-31期 · S100VXJ2
確認書確認書 · S100VXJ5
臨時報告書臨時報告書 · S100V5SU
内部統制報告書-第6期(2023/11/01-2024/10/31)内部統制報告書 · S100V22Y
有価証券報告書-第6期(2023/11/01-2024/10/31)有価証券報告書 · 2024-10-31期 · S100V4E1
確認書確認書 · S100V22W
臨時報告書臨時報告書 · S100UET0
四半期報告書-第6期第2四半期(2024/02/01-2024/04/30)四半期報告書 · 2024-04-30期 · S100TKEU
確認書確認書 · S100TKEV
四半期報告書-第6期第1四半期(2023/11/01-2024/01/31)四半期報告書 · 2024-01-31期 · S100SYRY
確認書確認書 · S100SYRZ
内部統制報告書-第5期(2022/11/01-2023/10/31)内部統制報告書 · S100SOM5
有価証券報告書-第5期(2022/11/01-2023/10/31)有価証券報告書 · 2023-10-31期 · S100SOLW
確認書確認書 · S100SOM4
四半期報告書-第5期第3四半期(2023/05/01-2023/07/31)四半期報告書 · 2023-07-31期 · S100RPUP
確認書確認書 · S100RTJI
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100RDSF
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100RBT9
有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100QZAG
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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