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株式会社エフ・コード

EDINET CODE E37176

証券コード 9211EDINETコード E37176サービス業上場IFRS決算 12月末日資本金 13億円法人番号 7011101050802
119億円売上高(FY2025
20.4%ROE
28.5%自己資本比率
75財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結IFRS

FY2025の売上高は119億円(前年比+132.7%)。営業利益は23億円(営業利益率19.3%)、当期純利益は15億円。総資産265億円に対し自己資本比率は28.5%、ROEは20.4%。サービス業の中央値(ROE 10.9%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは12億円の創出、現金及び現金同等物は81億円。従業員数は489人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)1,4362026-09-04
PER12.1倍
PBR2.32倍
配当利回り
時価総額(概算)175億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高119億円+132.7%
営業利益23億円+73.8%
当期純利益15億円+73.1%
総資産265億円
純資産67億円
営業利益率19.3%
ROE20.4%
自己資本比率28.5%
EPS118.5円
BPS617.9円
1株配当
配当性向
従業員数489人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

サービス業の分析 →
ROE20.4%中央値 10.9%
営業利益率19.3%中央値 6.7%
自己資本比率28.5%中央値 51.9%
健全性スコア75.0点中央値 62.0

帯はサービス業192社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

6期分
売上高と営業利益率
150億113億75億38億0億2019: 5億20192021: —20212022: 11億20222023: 25億20232024: 51億20242025: 119億20252024: 26%2025: 19%30%0%
営業利益と当期純利益
25億19億13億6億0億2019: —20192021: —20212022: —20222023: —20232024: 13億20242025: 23億20252019: -0億2022: 1億2023: 5億2024: 8億2025: 15億15億-0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
50%-25%-100%-175%-250%2019 ROE: -236%2022 ROE: 12%2023 ROE: 25%2024 ROE: 17%2025 ROE: 20%2024 営業利益率: 26%2025 営業利益率: 19%2019 自己資本比率: 5%2021 自己資本比率: 48%2022 自己資本比率: 21%2023 自己資本比率: 32%2024 自己資本比率: 31%2025 自己資本比率: 29%201920212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
15億11億7億3億-0億2019: -0億20192021: —20212022: 1億20222023: 8億20232024: 9億20242025: 12億2025
1株当たり指標EPS1株配当
150円106円63円19円-25円2019 EPS: -22円2022 EPS: 8円2023 EPS: 46円2024 EPS: 72円2025 EPS: 118円201920212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
265億円
負債・純資産
負債 197億円純資産 67億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025119億円23億円21億円15億円265億円67億円118.520.4%28.5%
FY202451億円13億円12億円8億円217億円60億円72.117.0%30.7%
FY202325億円4億円5億円110億円31億円46.524.8%31.9%
FY202211億円1億円69百万円32億円8.411.9%21.3%
FY202110億円47.9%
FY20195億円-66百万円-41百万円4億円17百万円-21.9-236.0%4.6%
営業CF12億円
投資CF-35億円
財務CF41億円
現金及び現金同等物81億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1工藤 勉39.3%
2株式会社SBI証券4.3%
3梅澤 康二3.7%
4株式会社マイナビ3.3%
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.2%
6株式会社リヴァンプ3.1%
7BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)2.9%
8荒井 裕希2.5%
9楽天証券株式会社共有口2.2%
10BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND1.8%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-06-30)52億円12億円11億円6億円22.6%52.6
FY2024中間(〜2024-06-30)20億円6億円6億円4億円31.6%33.6
FY2023中間9億円2億円2億円1億円26.0%13.6

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢35.8歳
平均年間給与551万円
平均勤続年数2.6年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)74百万円515百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容6,020
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社の計15社(2025年12月末現在)で構成されております。顧客体験を改善するテクノロジー・SaaS を軸に、顧客のウェブサイト構築から集客、リピート促進に至るまで、デジタルマーケティング及びクリエイティブの領域にもサービスを展開し、一気通貫で顧客のDX支援を行っております。 (1)ミッション当社グループは「マーケティングテクノロジーで世界を豊かに」というミッションを掲げ、未だ無限の可能性を秘めた事業活動のデジタル化の領域において、経験を有するコンサルタントによる直接的なサービスと、その知見を具現化したテクノロジー・SaaSの提供等により、事業者とその先にいる生活者(注1)との豊かな関係をつなぐハブになるべく、デジタルマーケティングナレッジを提供しております。 情報化の進展した現代にあっても、事業者の所在地やデジタル人材の獲得の難しさ、資金力の有無などによって最先端のビジネスに関する人・モノ・情報へのアクセスは、依然として事業者ごとに偏りが見られ、デジタル社会の高度化に伴いその差はむしろ拡大している側面すらあります。進化し続けるデジタルテクノロジーと複雑化が進むマーケティングノウハウを背景として、この状況は今後ますます拡大していくことが想定されますが、その一方で、事業者自身は特定業務のデジタルへの置き換えといった初歩的なことから、さらにはビジネス変革、事業成長へとつなげるデジタル・トランスフォーメーション(以下、DX、注2)への取り組み意識まで、デジタル技術活用の事業戦略上の重要性をよりいっそう大きなものとして認識している現状があります。また、商品・サービスの提供者側のDXが活発化する中、最終的に情報・サービスを受け取る生活者側がDX化のメリットを十分に享受して顧客体験(以下、CX、注3)を充実したものへ高めることが、生活者と事業者の豊かな関係を育むうえで重要ですが、価値観が多様化し、デジタル技術の進展により情報接点の氾濫した環境において、生活者と事業者とのコミュニケーションは複雑さを増しており、かえって望む情報と出会うこと・届けることが難しくなっている側面が出てきております。このように複雑化した生活者と事業者との関係性、及びデジタルを取り巻く状況下では、従来のIT化のような技術的側面からのアプローチではなく、深いインサイトに基づいて情報社会における生活者のかかえる課題を理解する視点に立ったコミュニケーション設計と同時に、そのコミュニケーションを実現するための高度な技術設計の2つの要素が必要不可欠であると当社は考えております。当社グループは、CXにおけるこれらの高度なコミュニケーションの設計及び分析と、DXにおいてそれらを実現及び推進する技術力とを合わせ持つ「マーケティングテクノロジスト」集団として、複雑化した生活者と事業者の関係性を最適化しマーケティング革新に寄与することで、世界中の企業においてDXを推進し、より豊かな情報社会の実現を目指してまいります。 (注1)本文中において、世の中一般の不特定多数の人々を「生活者」、当社がサービスを提供する相手を「事業者」、当社がサービスを提供する相手に限定しない不特定多数のサービス利用者を「顧客」と表記しております。(注2)DXとは、Digital Transformationの略で、新しいデジタル技術を活用し、企業におけるこれまでの組織やシステム、ビジネスモデル等を、より付加価値の高いものへと変貌させ、利益や生産性の向上を図ることをいいます。(注3)CXとは、Customer Experienceの略で、一般的に「顧客体験」と訳されますが、顧客がよいと感じられる体験、つまり「顧客が体験して得られる価値」までも含めて定義しております。 (2)事業の概要 ①当社グループが考えるDX DXの領域においては、例えばCRM(注4)等による顧客管理の自動化やレコメンド等によるデジタル広告の自動・最適化、VOC(注5)データ等の分析による営業活動改善、あるいはRPA(注6)等を活用した日常業務等の自動化など、具体化された課題領域が多種多様にわたっており、また、個々の課題それぞれに対してソリューションを提供するような個別のシステムやサービスが数多く存在しております。DXを進めるにあたっては、市場に存在するこれらの個別のシステムやサービスを課題ごとに取り入れた結果、デジタル施策等はそれらが機能する領域のみにおいて推進され、部分最適に陥り、最終的に情報を受け取る生活者にとっては、むしろ望むタイミングで望む情報と出会うことが難しくなってしまうケースがあると考えられます。当社グループは、このようなケースが散見される中、従来のマーケティングにおける仮説ベースで設計された個々のデジタル施策には生活者の体験に関する観点が限定的であると考え、購買現場、すなわち「生活者の目線」をCXのデータ解析により理解し、CXのデータに基づいた実証ベースによって個々のデジタル施策を設計することが、CXを損なうことなくDX推進を図るうえで重要であると認識しております。当社グループでは、現代における事業者と生活者とのデジタル上における複雑化したコミュニケーションの環境をふまえて、DX領域における多種多様な個別課題の背景に存在している"デジタル上での顧客接点がどうあるべきか"というCXの全体観を整理・設計したうえで、DXによって解決すべき課題とその優先順位を明確化し、個々のデジタル施策等が戦略上一体となって効果を発揮するようなDX推進サービスを展開しております。 (当社グループが考えるDXの本質) ②独自のCXデータ基盤をコアとするDX当社グループでは、かねてよりコンサルタントによる直接的な人的支援によって、事業者がかかえる事業課題と紐づいたデジタルマーケティングの戦略立案・支援サービスを提供してきており、これまでの実績・経験から、事業課題に即したソリューション提供の数々の事例を再現可能な形にするためにノウハウ・知見として蓄積してまいりました。また、これまでのサービス提供の過程において、CXの重要性に着目し、2013年より10年近くにわたりSaaS(注8)型のマーケティングツールとして、エントリーフォーム最適化ツールやブラウザプッシュ通知ツール、Web接客ツールなど、広告配信データやサイト解析データだけではなく、エントリーフォームの入力事項やサイト内のチャット等の反応といったユーザーとの深いコミュニケーション領域におけるデジタルマーケティングサービスを提供してまいりました。このような業歴から、EFO(注9)データやVOCデータ、Web接客データといった「ユーザーの生の声」とも言えるCX領域のデータを長年にわたり蓄えるとともに、業界別・課題別の知見・ノウハウとして参照可能なデータ基盤へと強化してまいりました。 さらに、サービス提供の進捗を通じて事業者の課題ごとに最適化されていく当社グループのソリューションは、新たなフィードバックとしてCXデータ基盤のアップデートへとつながり、これまでに培った知見・ノウハウ及び蓄えられた独自のCXデータは累計にして1,000社、アカウント数は3,000件を超えるユニークなCXデータ基盤として進化を続けており、より質の高いDX推進サービスのために不可欠なものとなっております。当社グループは、この独自のCXデータ基盤を保有することで、業界別・課題別に顧客企業にとってあるべきCX体験を分析、CXの全体観を設計し、そのために必要なDX施策を選択・実行していきます。顧客経営レベルの戦略策定と課題の解決の場面においてデジタル化が浸透していない現状に対し(未だに断片的な市場データ等から人力と経験による仮説を重ねるアプローチが主流である状態)、当社グループはDX推進へ取り組むにあたり、プロジェクト開始時点からこれまでに構築してきたCXデータ基盤等のデータアセットを参照し、顧客企業の属する市場の調査や同業他社の戦略分析から戦略策定まで、顧客経営レベルの課題解決に向けたDX推進サービスの提供を目指しております。 (当社グループが提供するDX推進サービスの流れ) また当社グループは、2023年12月期より、CXデータの質及び量の増強を図ることや、サービスのケイパビリティを拡張させることでサービス間のクロスセル等のシナジーによる収益向上を目的として、複数のM&Aを実行しております。今後も積極的にM&Aを行うことで、クリエイティブ、マーケティング、テクノロジー・SaaS、データマーケティングなどの各DX領域における当社グループのケイパビリティを拡張し、CXデータ及びサービス・人材の充実を図り、より広範に顧客のニーズへ対応してまいります。 (注4)CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、顧客との取引や関係を見直すことで、売上や利益率を向上させる仕組みのことを意味します。(注5)VOCとは、Voice of Customerの略で、顧客からの実際に寄せられる、商品サービスや企業に対するフィードバックをまとめたデータのことを意味します。(注6)RPAとは、Robotic Process Automationの略で、ロボットによる業務自動化の取り組みを指します。(注7)LTVとは、Life Time Valueの略で、顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のことを指し、1人のユーザー獲得にかけることができる費用(マーケティングコスト)を算出するための指標を表します。(注8)SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ソフトウェアを利用者(顧客)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用するものをいいます。(注9)EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、Webサイトの申し込みフォームの入力完了率を高めるために、フォームを改善する施策のことを意味します。 (3)サービスの概要当社グループはDX事業の単一のセグメントにて事業を行っております。CX向上SaaSの提供とともに、CX領域のデータ基盤を軸とするプロフェッショナルによるDX推進の伴走型支援やデジタルマーケティング及びクリエイティブ全般の支援を組み合わせ、企業のDX推進支援をワンストップで提供しております。大別すると、現状、以下の3種のサービスを提供しております。 ① デジタルマーケティング支援事業創業当初より行うデジタルコンサルティング、デジタル広告運用などの実績・経験から得られた知見・ノウハウをSaaS型ソフトウェアとして昇華し、当社グループは顧客企業のWebサイトにおけるCXを向上することによりロイヤルカスタマー化及び継続的な購買活動を促進するSaaSを提供しております。加えて、企業のマーケティング課題に対し、戦略立案から広告運用、Webサイト改善、CRM支援までを包括的に提供しております。広告運用やサイト分析においては、AI技術や自社MarTechツールを活用し、ROI最適化を実現しております。 ② AI・テクノロジー支援事業企業のAI活用、テクノロジー領域の課題に対し、エンジニアリングによる支援をいたします。Webサイト制作やCMS開発・導入からはじまり、厳密なセキュリティ構成が求められる金融機関のアプリケーション開発やインフラ構築など、幅広い業種や規模感の企業様の役立ちをしております。いずれのご支援においても社内エンジニアは生成AIを活用し、高い生産性のもと業務支援しております。 ③ オンラインスクール・人材教育事業DX人材育成、リスキリング、法人研修などの教育サービスを提供しております。AI・データ活用スキルの育成支援により、企業及び個人のデジタル人材不足解消に寄与しております。国内においては、労働人口の減少が続くなかで、DXにより個人と企業が生労働生産性を高めることが求められております。当該オンラインスクールは、今求められているDX領域のテーマにおいて品質の高いコンテンツを開発し、DX領域の未経験人材が短期間のうちに経験者に近い知識・技術を習得いただけるようになっております。 (4)当社グループの事業の強み・特徴当社グループの事業の強みは、創業当初より蓄積されたCX領域のデータとノウハウの特殊性によりもたらされております。1,000社を超える事例は、デジタル顧客獲得支援サービスから吸い上げられるデジタル広告等の関連データや、デジタル顧客育成支援サービスから取得されるUI/UX等に関するデータなど、顧客の業種、事業課題と紐づいた形で整理され、業種や業態だけではなく、顧客のテーマに合わせて分析可能なデータ基盤として完備されており、戦略立案から認知・獲得、獲得したリードの育成まで、一気通貫のノウハウとして当社の競争力の源泉となっております。 ①DX領域を横断的に支援DX領域においては、デジタルマーケティングにおける市場分析・戦略立案、広告展開提案、広告クリエイティブの制作、ウェブサイトの構築、サイト解析、解析結果をうけた課題解決の実行など、それぞれの領域を推進することに特化した企業を中心にサービスが展開されておりますが、現状では各領域を横断的にワンストップで推進・支援するサービス提供者は不足していると考えられます。これに対して当社グループでは、CXデータ解析をコアに横断的にこれらのDXサービスをワンストップで展開しており、今後のDXニーズの拡大に伴い必要とされるサービスを目指しております。 ②DX人材の育成当社グループは、高まるDXニーズに対して、市場において実際に提供されているサービスは個別課題へフォーカスされた施策が中心で、DX領域の多様なテーマを横断的に推進できる担い手が不足しており人材供給が難しい状況であると考えております。当社グループでは、CXデータ基盤をはじめとする、これまでのデジタルコンサルティングの事例におけるベストプラクティスを自社グループのノウハウとして人材育成にも活用しており、市場で不足するDXを推進できる人材の育成ノウハウが強みとなっております。 (市場における課題と当社事業の特徴) (注13)SFAとは、Sales Force Automationの略で、営業支援システムのことを意味します。 [事業系統図]
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,583
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「マーケティングテクノロジーで世界を豊かに」をミッションとして掲げ、未だ無限の可能性を秘めた事業活動のデジタル化の領域において、経験を有するコンサルタントによる直接的なサービスと、その知見を具現化したソフトウェアの提供により、所在地や業種を問わず、多くの企業とその先にいる生活者との豊かな関係をつなぐハブになるべく、最先端のデジタルテクノロジーを駆使してDXの推進を支援し、より豊かな情報社会の実現を目指しております。 (2)経営環境当社グループが事業を展開する国内DX市場においては、2020年は1兆3,821億円の規模と想定されており、2030年には5兆1,957億円の規模にまで成長すると予測されております(出典:富士キメラ総研「2022デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望」)。また、デジタル関連IT&ビジネスコンサルティングの2020年の市場規模は1,337億円であり、2025年には4,986億円に達するものと推定されており、(出典:InternationalDataCorporation(IDC)「国内ビジネスコンサルティング市場予測、2020年~2025年」)引き続き拡大傾向が続くと見込まれております。また、主に当社グループのDX事業において関連するインターネット広告市場の市場規模は、スマートフォンの普及や通信環境の整備等により、引き続き拡大を続けており、2025年には8兆623億円に達しました(株式会社電通グループ「2025年日本の広告費」、2026年3月公表)。このように関連市場それぞれにおいて高い成長が見込まれるDXの領域において、多様な企業規模・業種のクライアントに対してサービスを提供していくことにより、国内におけるDXのニーズを捉え、事業展開を拡大してまいります。 (3)経営戦略等国内DX市場が急成長をとげ、企業におけるDXへの取り組み意識が高まる中、情報化の進展した現代においては、そのニーズは業務のデジタル化といった個別のものからビジネス変革へつながるものまで、多岐にわたっております。一方で、最終的に情報・サービスを受け取る生活者側がDX化のメリットを十分に享受しCXを充実したものへ高めることは企業と生活者との豊かな関係を育むうえで重要ですが、価値観が多様化し、デジタル技術の進展により情報接点の氾濫した情報社会においては、企業と生活者とのコミュニケーションは複雑さを増し、かえって望む情報と出会うこと・届けることが難しくなっている側面が出てきていると考えております。当社グループでは、このような現代における企業と生活者との複雑な関係性をふまえ、DX領域における多種多様な個別課題の背景に存在する“デジタル上での生活者とのコミュニケーションがどうあるべきか”という、購買の現場ともいえる顧客接点の重要性に着目し、CXの全体観を整理したうえで、DXの推進によって解決すべき課題を明確にしていきます。また、当社グループが保有するデジタル黎明期より蓄積してきたCX領域のデータとノウハウを活用し、顧客の業種や業態、課題に即した分析をして、顧客にとって最適なソリューションを提供することでDXを実現します。顧客にとって最適なソリューションを継続的に提供するとともに、DX推進を図りたい企業のニーズに対して幅広く対応するため、当社グループはCX向上SaaSと、CX領域のデータ基盤を軸とするプロフェッショナルによるDX推進の伴走型支援及びデジタルマーケティング全般支援等を組み合あわせ、包括的なDXソリューションを展開しております。また当社グループは、前期より、CXデータの質及び量の増強を図ることや、サービスのケイパビリティを拡張させることでサービス間のクロスセル等のシナジーによる収益向上を目的として、複数のM&Aを実行しております。今後も積極的にM&Aを行うことで、クリエイティブ、マーケティング、テクノロジー・SaaS、データマーケティング等の各DX領域における当社グループのケイパビリティを拡張し、CXデータ及びサービス・人材の充実を図り、より広範に顧客のニーズへ対応してまいります。 (4)中長期的な経営戦略等当社グループは、2025年12月期末において当社及び連結子会社の計15社で構成されており、顧客体験を改善するテクノロジー・SaaS を軸に、顧客のウェブサイト構築から集客、リピート促進に至るまで、デジタルマーケティング及びクリエイティブの領域にもサービスを展開し、一気通貫で顧客のDX支援を行っております。2025年12月期においては6件のM&Aを実行し、当社グループのテクノロジー・SaaSの増強をはじめとして、これまで顧客に提供できていなかったサービスの拡張など、顧客に包括的なDXソリューションを提供していくうえで必要な当社グループのサービスケイパビリティの拡大を積極的に図ってまいりました。当社グループでは、クリエイティブ、マーケティング、テクノロジ・SaaS、データマーケティング等の各DX領域におけるサービスケイパビリティの拡大を図るために、また、CXデータ及び人材の充実を図るためにも、成長戦略の一環として今後もM&Aを推進してまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当社グループは、より高い成長性及び収益性を確保する観点から、客観的な経営指標として売上収益及び営業利益を重視しております。また、CX向上SaaSの提供をはじめとしたマーケティング・UI/UX・営業活動・CRM領域の改善等、課題に即した個別のデジタルマーケティングサービスの提供を通じ、事業全体でDX推進をワンストップで支援しているため、顧客数、顧客単価を重要な経営指標として向上を目指しております。なお、直近の連結会計年度における顧客数の推移については、「第1 企業の概況 3 事業の内容」をご参照ください。 (6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループでは、以下の点を事業上及び財務上の課題として掲げております。 ① 提供するサービスの向上当社グループが将来にわたって成長していくためには、提供するサービスが顧客にとって常に価値あるものであるように、サービスの質・スピードともにさらなる向上が必要であると考えております。これまでに開発、リリースしたサービスは、既に多くの顧客を獲得して市場から一定の評価を得ており、十分な競争力を有するものであると認識しておりますが、めまぐるしく変化する生活者の消費行動と、その変化への対応を経営課題として企業が日々葛藤する中、デジタルマーケティング領域の市場において企業がかかえる課題とそのソリューションの在り方も形を変えていくものと考えられます。それらに対応すべく、当社グループとしても最先端のデジタルメディア情報の収集体制とこれまでの顧客成功事例集約を図り、新たな質の高いサービスへ発展させていくことに注力していきます。 ② 優秀な人材の確保と育成当社グループはこれまでエンタープライズからスモールビジネスまで事業規模を問わず多種多様な要求水準に応える事業活動のデジタル化の領域における支援サービスを、専門知識を有する人材による人的支援を中心として提供してまいりました。当社グループの継続的な事業成長には、この人的領域でのソリューションのノウハウを十分に活用して高い質で再現していくために、引き続き優秀な人材を確保・育成していくことが重要と認識しております。企業におけるDX推進の動きが加速する中、DX市場の拡大に伴って当該領域の人材獲得は他社とも競合し、今後も難しいものとなることが考えられます。当社グループでは、優秀な人材獲得のための採用方法の展開に加えて、当社グループの事業戦略と連携した教育内容による人材育成体制の確立により、継続性と安定性を備えた組織体制の構築を進めてまいります。 ③ 収益の安定化当社グループが事業展開する事業活動のデジタル化の領域においては、国内DX市場にみられるように、その市場規模は今後大きな成長が見込まれておりますが、景況感によって企業のマーケティング活動の需要は変化する場合があり、これに伴い特定時期において売上及び利益の変動が発生する場合があります。当社グループでは、既存顧客への定期的なサービス満足度のヒアリングと解約分析を通じてサービス継続率の向上へ取り組むとともに、M&Aによって既存事業領域を中心にシナジーを期待できる事業・サービスに投資をすることで顧客基盤の拡大させ、よりいっそう収益の安定化に努めてまいります。 ④ 認知度の向上・顧客基盤の拡大これまでのDX市場及びインターネット広告市場の拡大の中において、絶えず変化する企業のデジタルマーケティングへの課題解決のために当社グループはサービスのアップデートを繰り返し、多種多様な企業へサービス提供を行い、継続的な取引による顧客基盤の確立と収益基盤の強化を図ってまいりました。今後も拡大を続ける同市場の中でさらなる事業成長を実現するために、当社グループのサービスの認知度向上のための積極的な広報活動やインターネットを利用したマーケティング活動・大手企業との提携等をより一層推進し、それらを土台として新規顧客獲得に注力してまいります。 ⑤ 技術革新への対応当社グループがサービスを提供している事業活動のデジタル化の領域においては、技術革新のスピードや企業の課題解決に対するニーズの変化が速く、またそれに基づくサービスの導入が相次いでいる非常に変化の激しい業界であり、これらの変化へ対応していく総合的な組織力が重要であると認識しております。当社グループは新たな技術に係る情報の収集、知見の獲得、顧客ニーズに適時に応えることができる情報アセット・技術力を保有するとともに、提供サービスの改良・改善及び新サービス開発に活用してまいります。 ⑥ 内部管理体制の強化当社グループは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的に成長していくためには、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。このため、事業規模の拡大・成長に合わせてバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでまいります。また、財務報告の適正性の確保、情報セキュリティの向上、個人情報の保護、リスク管理等の内部統制及びコンプライアンス体制につきまして、より実効性の高い体制となるよう必要な適材適所の人材配置等を進めて、各機能の充実を図ってまいります。 ⑦ 財務基盤の強化当社グループは、継続的にサービスを提供していくとともに、既存サービスの機能改善や新規サービスの開発に取り組むために、手許資金の流動性の確保が重要であると認識しております。このため、金融機関との良好な取引関係の構築や一定の内部留保の確保を継続的に行い、財務基盤の強化を図ってまいります。
事業等のリスク5,784
3 【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を十分認識した上で発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針です。なお、文中に記載している将来に関する事項は、本書提出日現在において入手可能な情報に基づき当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスク① 市場について当社グループはDX市場及びDXに関連するインターネット広告、ならびにマーケティングテクノロジーの市場を主たる事業領域としており、当社グループ事業の継続的な拡大・発展のためには、更なるインターネットの利用拡大とインターネット広告の需要拡大、マーケティングテクノロジーが企業の業績向上へ寄与するものであることが事業者へさらに浸透していくことが必要であると考えております。 しかしながら、インターネットの利用に関連する規制の導入、技術革新等により、事業者のインターネットサイト運営が困難になった場合や経済状況・景気動向の影響によって消費が後退してインターネット上の購買活動が縮小した場合など、インターネット広告市場の成長が阻害されるような状況や事業主が広告費用を減少させるような状況が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新について当社グループが事業展開しているDX市場及びマーケティングテクノロジー関連市場では、技術革新が行われておりそのスピードが速いことから、技術革新に応じたサービスの拡充、及び事業戦略の修正等も迅速に行う必要があると考えております。そのため、当社グループでは業界の動向を注視しつつ、迅速に既存サービスにて新たな技術を展開できる開発体制を整えております。 しかしながら、予期しない技術革新等があった場合、それに伴いシステム開発費用が発生する可能性があります。また、適時に対応ができない場合、当社グループの技術的優位性やサービス競争力が低下し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競争環境について当社グループの事業が属するマーケティングテクノロジー関連分野においては、市場が急拡大を遂げた背景から歴史が比較的浅く、ニーズが拡大していくに伴って、戦略コンサルティング企業、大手広告代理店、SIベンダー等が同領域に参入するなど、当社グループをとりまく競争環境は激化しております。また、参入企業が増加する一方で技術の進歩が目覚しく技術革新による競争力を有した競合他社の出現によって当社グループの将来の競争力が低下する可能性があります。今後、当社グループのサービスが十分な差別化や機能向上等ができなかった場合や、さらなる新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業体制に関するリスク① 特定人物への事業運営の依存について代表取締役である工藤勉は、2011年3月以降継続して当社代表者を務めており、経営方針の決定から事業運営までにおいて極めて重要な役割を果たしております。何らかの理由により業務遂行が困難になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、適切な権限委譲を図るための組織整備や社内の人材育成等を行うことによって、特定人物へ依存しない経営体制の構築を進めております。 ② 小規模な組織であることについて当社グループは、当連結会計年度末において、従業員500人未満の比較的小規模な組織として効率良く事業運営を行っており、内部管理体制・業務執行体制はともに当該組織規模に応じたものとなっております。したがって、当社グループの役員や重要な業務を担当する従業員が退職等で流出した場合は、当社グループの事業活動に支障を来し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 優秀な人材の獲得・育成について当社グループの主要な事業・サービスの要となっているのは人材であり、各種サービスの品質向上、新たなサービスの企画・開発のためには、優秀な人材の採用・育成と定着が欠かせないものとなっております。しかしながら、人材獲得競争の激化により、優秀な人材の獲得が事業の拡大スピードに追い付かず事業運営が非効率なものとなった場合や在職する人材の離職が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)会社組織に関するリスク① 知的財産権について当社グループは、ソフトウェアやビジネスモデルに関する特許権、実用新案権、またはサービスに係る商標権等の知的財産権の調査等は可能な限り対応しておりますが、第三者が当社グループの知的財産権を侵害したり、あるいは当社グループが意図せずに第三者の知的財産権を侵害したとして提訴されるなどの可能性があります。このような事象等により係争問題が発生した場合には、多額の費用及び経営資源が費やされ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、他社との差別化及び競争上の優位性確保のため、特許等の獲得と保護に努め、また、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分な調査のもとにサービス開発を行ってまいります。 ② 情報管理について当社グループがサービスを提供する事業活動のデジタル化の領域においては、クライアントの機密情報や個人情報を取得することから、秘密保持契約等によって守秘義務を負っております。厳重な情報管理の徹底及び従業員への守秘義務の徹底をしておりますが、何らかの理由によりこれらの機密情報や個人情報が外部に漏洩した場合、当社グループの信用失墜等によって、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制の強化について当社グループは、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス及びリスク管理を経営の重要課題のひとつと位置づけ、内部統制システムの適切な運用に努め、同システムの充実・強化を継続的に図っております。しかし、適切な管理体制のもとで役職員の不正及び不法行為の防止に万全を期しているものの、万が一不正及び不法行為が発生した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他 ① 配当政策について 当社グループは現在成長過程にあり、内部留保の充実が重要であると考え、会社設立以来配当は実施しておりません。当社グループは株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しておりますが、内部留保の充実を図り、収益力強化や事業基盤整備のための投資に充当することにより、なお一層の事業拡大を目指すことが、将来において安定的かつ継続的な利益還元に繋がるものと考えております。内部留保資金につきましては、財務体質の強化を図るとともに、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。将来的には、経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益配分を検討しますが、配当実施の可能性及びその実施時期については現時点において未定であります。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 ② 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について当社グループは、当社グループ取締役及び従業員等に対して、当社の新株予約権を付与しており、さらに将来付与する可能性も含め、新株予約権が行使された場合、保有株式の価値が希薄化する可能性があります。なお、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおり、本書提出日の前月末現在における潜在株式数は、1,351,000株であり、本書提出日の前月末現在における発行済株式総数12,409,400株の10.89%に相当しております。 ③ 調達資金の使途について当社グループは、2023年1月23日付で公募増資、2023年2月16日付でオーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資、2024年5月1日付で公募増資をそれぞれ行っております。これらの公募増資及び第三者割当増資による調達資金の使途については、当社グループ事業のさらなる拡大のため、引き続きM&A等に係る借入金の返済に充当する予定です。しかしながら、当初の計画に沿って資金を使用した場合においても、想定通りの投資効果を得られない可能性があります。また、市場環境の変化が激しく、計画の変更を迫られ調達資金を上記以外の目的で使用する可能性があり、その場合は速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。 ④ システム障害について当社グループのサービスはインターネット上において提供されており、大規模なプログラム不良や不正アクセス、その他何らかの要因によりシステム障害やネットワークの切断等予測不能なトラブルが発生した場合には、事業の継続に支障が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは安定的なサービスの提供を実現するために、サーバー設備の増強、セキュリティの強化、システム管理体制の構築等により、システム障害に対する万全の備えをしております。 ⑤ 自然災害等について当社グループの事業は、インターネットや第三者が提供するクラウドサーバー等に依存しています。そのため、これらに被害をもたらすおそれのある自然災害等が発生した場合には、当社グループは事業を継続することができない等の支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、当該事象が発生した場合には、適切な対応に努めますが、事業への影響を完全に防止または軽減できない可能性があり、結果として、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ M&Aに関するリスク当社グループは、事業の成長による企業価値の向上を目的とし、既存事業とのシナジー効果が期待できる場合や市場における優位性の獲得が見込める場合は、必要に応じてM&Aを実施しております。M&Aの実施においては、市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績、財政状況及びM&Aに伴うリスク分析結果等を考慮し進めるように努めております。しかしながら、事前の調査・検討にもかかわらず、買収後の市場環境や競争環境の著しい変化が生じる、事業上若しくは戦略上の問題又は相手先企業との関係の変化等によりトップラインの成長やサービス間の相互補完、双方の顧客への既存及び獲得サービスの提供等、当初想定していた事業のシナジー効果等が得られない、買収後の事業の維持及び統合につき想定以上のコストが生じる等、買収後に想定外のリスクが顕在化する場合には、期待した投資のリターンが得られない可能性があり、これらに起因して当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 減損会計について当社グループは、多額ののれんを計上しているとともに、事業用のソフトウェア等の無形資産を計上しております。当社グループはIFRSに基づいて連結財務諸表を作成しており、IFRSにおいてのれんは非償却性資産であり毎期の定期的な償却は発生しませんが、毎期減損テストが実施され、のれんが帰属する事業から得られる将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することにより、減損損失の認識の要否を判定する必要があります。事業計画や市場環境の変化等により、減損損失の認識が必要と判定された場合、帳簿価額が回収可能価額まで減額され、当該減少額は減損損失として測定されます。当社グループが運営するサービスの収益性の低下や事業環境の悪化、競合状況の変化等の理由で、これらの固定資産から期待しているキャッシュ・フローを見込めない状況になる等の要因により、減損損失が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは事業譲受け及び株式取得に関連し、2025年12月期末においてのれん12,101百万円及びその他の無形固定資産を203百万円を計上しております。一部のM&A案件に関連するのれん及び無形資産の金額、償却方法及び償却期間については2025年12月期末において暫定的な処理によるものもありますが、M&Aによって生じるのれん及び無形資産の金額等は、M&Aによる期待収益及び将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと想定しております。しかしながら、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合等においては、減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 有利子負債について当社グループは、2025年12月期末現在で13,041百万円の有利子負債残高を有しております。これらの資金を活用し、今後もM&A等への投資を行い、積極的に事業拡大を進める方針でおります。なお、既存の借入については、一部を変動金利による資金調達を行っているため金利リスクに晒されております。また、一部の金融機関からの借入には財務制限条項(財務コベナンツ)が付されており、一定額以上の純資産額や経常利益等をそれぞれ求められております。これらの財務コベナンツに一つでも抵触した場合は、当該借入についての期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性があります。当社グループは、当該リスクに対しては、借入金の固定金利と変動金利の適切なバランスを維持すること等で、将来の金利変動リスクをヘッジする施策を講じ、また、財務コベナンツへの抵触を回避するため、収益性を重視した戦略立案と経営管理を行ってまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,333
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果は次のとおりであります。なお、当社グループの事業はDX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。また、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、物価高により個人消費の一部に鈍化が見られるものの、企業収益や賃金、雇用情勢の改善などによって景気は緩やかな回復に向かっております。一方で、米国の政権交代による政策の変更による影響懸念など、依然として先行きの不透明な状況が継続しております。当社グループが事業を展開するデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)市場およびデジタル関連のIT&ビジネスコンサルティング市場においては、コロナ禍以降、消費活動のオンライン化が急速に進展したことにより、消費者のメディア接点は一層多様化し、それに対応するためのデジタルシフトが多くの企業において活発に進められています。加えて、近年はAI技術の著しい進展により、業務の自動化や意思決定の高度化を通じて企業の生産性を飛躍的に高める可能性が現実のものとなりつつあり、これを取り入れたDXの取り組みは、単なる業務効率化にとどまらず、新たな価値創出や競争優位の確立をもたらす手段として注目を集めています。こうした背景のもと、当該市場は今後も高成長が期待される領域として、引き続き注目を集めております。このような経営環境のもと、当社グループでは、企業のデジタル改革を支援することを目的として、主に二つの領域においてサービスを提供しております。第一に、増加を続けるデジタル接点に対応し、企業のマーケティング成果を最大化するための支援を行うMarketing領域に取り組んでおります。第二に、企業のDX化や高度なデジタル化を推進するため、AIの利活用やシステム開発などを通じて支援を行うAI・Technology領域に注力しております。さらに当社グループでは、サービスのケイパビリティを拡張し、各グループ企業の強みや顧客基盤を活かしたサービス間のクロスセルなどによるシナジー創出を通じて収益の向上を図ることを目的として、M&Aを積極的に推進しております。当連結会計年度においては、2025年1月17日付で株式会社ゼロタスの全株式を取得、2025年2月14日付で株式会社Ciel Zeroの一部の株式を取得、2025年3月10日付で株式会社SmartContactの一部の株式を取得、2025年7月1日付で株式会社デイトラの株式の一部を取得、2025年8月4日付で株式会社Real usの株式の一部を取得、2025年8月19日付で株式会社ブイストの全株式を取得してそれぞれを連結子会社化しており、前連結会計年度末から連結子会社が6社増加しております。この結果、当連結会計年度の経営成績は、テクノロジー・SaaS及び各種プロフェッショナルサービスの受注が順調に推移したことや、前連結会計年度及び当連結会計年度においてM&Aによって連結子会社となったグループ各社の業績貢献により、売上収益は11,937,987千円(前年同期比132.7%増)、営業利益は2,309,488千円(前年同期比73.8%増)、税引前当期利益は2,103,143千円(前年同期比72.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,450,235千円(前年同期比73.1%増)となりました。 ② 財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における資産合計は、26,452,244千円となり、前連結会計年度末に比べ4,770,133千円増加しました。その主な要因は、現金及び現金同等物が1,849,746千円、営業債権及びその他の債権が915,315千円、新たなM&Aの実行及び既存のM&Aにおける補償資産の公正価値変動によって、非流動のその他の金融資産が712,860千円それぞれ増加したこと等によるものであります。 (負債)当連結会計年度末における負債合計は、19,711,559千円となり、前連結会計年度末に比べ4,066,147千円増加しました。その主な要因は、流動負債における社債及び借入金が1,572,002千円、非流動負債における社債及び借入金が3,581,747千円それぞれ増加したこと等によるものであります。 (資本)当連結会計年度末における資本合計は、6,740,685千円となり、前連結会計年度末に比べ703,986千円増加しました。その主な要因は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上により利益剰余金が1,450,235千円増加した一方で、子会社株式の追加取得及び非支配株主に係る売建プット・オプションの行使、並びに当該プット・オプションの新たな認識等に伴い資本剰余金が241,023千円、非支配持分が178,904千円それぞれ減少したことや、自己株式が355,932千円増加したこと等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、8,086,077千円となり、前連結会計年度末に比べ、1,849,746千円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、1,169,284千円となりました(前連結会計年度は916,485千円の収入)。主なキャッシュ・フローの増加要因としては、税引前当期利益2,103,143千円、減損損失2,338,989千円、金融費用248,501千円等によるものであります。また、主なキャッシュ・フローの減少要因としては、その他の収益2,982,509千円、営業債権及びその他の債権の増加額679,912千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における投資活動の結果支出した資金は、3,452,363千円となりました(前連結会計年度は3,088,057千円の支出)。これは主に、子会社の取得による支出3,112,898千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度における財務活動の結果得られた資金は、4,131,775千円となりました(前連結会計年度は4,365,064千円の収入)。これは、社債の発行及び長期借入による収入7,296,567千円、社債の償還及び長期借入金の返済による支出2,078,574千円、非支配持分からの子会社持分取得による支出800,000千円等があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a 生産実績当社グループは、DXの領域における各種サービスを主たる事業としており、生産に該当する事項が無いため、生産実績に関する記載はしておりません。 b 受注実績当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。 c 販売実績当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 販売高(千円)前年同期比(%)DX事業11,937,987232.7合計11,937,987232.7 (注) 当社グループの事業区分は「DX事業」の単一セグメントであります。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、株式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という。)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たり必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析については、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 ③ キャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照下さい。 ⑤ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析・検討内容「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社では、より高い成長性及び収益性を確保する観点から、客観的な経営指標として売上収益及び営業利益を重視しております。当該指標につきましては、第19期事業年度(2024年12月期)は売上収益5,130,876千円、営業利益1,328,867千円、第20期事業年度(2025年12月期)は売上収益11,937,987千円、営業利益2,309,488千円となっております。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性について当社グループの資金需要が生じるものとしては、人件費、広告宣伝費、地代家賃等の運転資金のほか、事業拡大に伴う採用活動のための採用費やプロダクトの開発費、M&A等によるものであります。財政状態等や資金使途を勘案しながら、必要な資金は営業活動により得られたキャッシュ・フローを基本としておりますが、M&A等から生じる資金需要に対する調達につきましては自己資金及び金融機関からの借入、エクイティファイナンス等で資金調達していくことを基本方針としております。 ⑦ 経営者の問題意識と今後の方針について経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。
サステナビリティに関する考え方及び取組908
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス当社グループは、中長期的な企業の価値向上を目指した経営を推進する基盤として、時代の変化や社会からのニーズに対応すべく、サステナビリティに関する課題に経営管理本部を中心として全社で取り組んでまいります。また、グループ規模の拡大に伴い、企業モラルの維持・コンプライアンスや社会的責任への貢献など一層の高度で、かつ、健全で透明性のあるガバナンス体制が必要であると考えており、それらの構築に取り組んでおります。 (2)戦略当社グループは「マーケティングテクノロジーで世界を豊かに」というミッションを掲げ、未だ無限の可能性を秘めた事業活動のデジタル化の領域において、経験を有するコンサルタントによる直接的なサービス及びその知見を具現化したテクノロジー・SaaSの提供等を行っております。サービスの持続的な発展と、それがもたらす企業の中長期的な価値向上においては、人材を最も重要な経営資源と位置付けております。多様性に富んだ優秀な人材を採用し、事業・サービスの前進に取り組める人材の育成及び社内環境整備に努めてまいります。 (3)リスク管理当社グループは、リスク管理を経営上の重要な活動と認識しており、各種のリスクに対応すべく、コンプライアンス規程、リスク管理規程を定めるとともに、その適正な運用に努めております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。 (4)指標及び目標当社グループでは、「(2)戦略」おいて記載した人材の育成及び社内環境整備について、具体的な取り組みを行っているものの、本報告書提出日現在においては、当該取り組みについての指標及び目標を設定しておりません。今後、関連する指標のデータの収集と分析を進め、目標を設定し、その進捗に合わせて開示項目を検討してまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要6,194
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、持続的な成長と社会への貢献を目指していく中で、迅速かつ透明性ある意思決定を行っていくことが重要であると認識しております。その認識のもと、企業規模の拡大に合わせた意思決定体制の構築、経営陣・全社員へのコンプライアンスの徹底を行い、株主、取引先、従業員等のすべてのステークホルダーに対する利益の最大化を図ります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 a.企業統治の体制提出日現在の当社の経営意思決定および監督に係る主な経営管理機関は以下のとおりです。なお、当社は、2024年3月28日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の変更が決議されたことにより、同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。 イ.取締役及び取締役会取締役会は、代表取締役である工藤勉を議長として、取締役8名(うち社外取締役4名、うち監査等委員4名)で構成され、当社の業務執行を決定し、取締役の職務の執行を監督する権限を有しております(各取締役の氏名等は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」をご参照ください)。原則毎月1回、経営に関する重要事項の決定、業務執行の監督及び法定事項の決議等をおこなっております。また、適切かつ迅速な意思決定を行っていくために、経営上の重要事項が発生した場合には、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。 ロ.監査等委員会当社は、監査等委員会設置会社であり、監査等委員は社外取締役4名(うち常勤取締役1名)で構成されており、常勤社外取締役原田充を議長としております。原則として、毎月1回定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じ臨時監査等委員会を開催しております。また、内部監査室及び会計監査人と連携し、情報収集、監査環境を整備し、監査・監督機能の強化を図っております。 ハ.経営会議経営会議は代表取締役、取締役(非常勤社外取締役を除く)、執行役員により構成し、構成員は、議長 工藤勉(代表取締役)、荒井裕希(取締役)、衣笠槙吾(取締役)、山崎晋一(取締役)、原田充(常勤社外取締役)、門脇琢馬(執行役員)の6名となっております。原則毎月1回、重要な経営事項について情報共有や意見交換を行っております。 ニ.会計監査人当社は、会計監査人として、監査法人FRIQと監査契約を締結しており、会計監査を受けております。 ホ.内部監査代表取締役社長の直轄組織として、内部監査室を設置し、業務監査を実施しております。また、内部監査室と監査等委員会、監査法人は適宜情報交換を行っており、効率的な監査に努めております。 ヘ.リスク管理委員会・コンプライアンス委員会当社の経営に悪影響を及ぼすおそれのあるリスクの低減及びコンプライアンス活動に必要な情報の共有を図るため、リスク管理委員会及びコンプライアンス委員会を設置しております。同委員会は、監査等委員でない取締役、監査等委員の取締役から構成されており、それぞれ四半期に1回開催しております。 b.企業統治の体制及び採用理由当社は、2024年3月28日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の変更が決議されたことにより、同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行いたしました。当該移行については、経営の透明性と客観性の向上、監査・監督機能の強化及びコーポレート・ガバナンス体制の一層の強化により、経営の健全性と企業価値の向上を図るためであります。 ③ 企業統治に関するその他の事項 a.内部統制システムの整備状況 当社の内部統制システム構築の基本方針は以下のとおりです。 1.当社及び子会社の取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 1)全ての役職員は職務の執行にあたって関係法令、社会規範及び社内諸規程等を遵守することを徹底する。 2)法令違反行為を早期に発見、是正するため、これらの行為を発見した場合に会社へ情報提供するための内部通報体制を構築する。 3)取締役会は、法令、定款及び社内諸規程に基づき、経営に関する重要事項を決定するとともに、取締役の職務執行を監督する。 4)監査等委員は、法令の定める権限を行使するとともに、取締役の職務執行を監査する。 5)職務執行が法令、定款及び社内諸規程に適合することを確保するため、内部監査担当が当社及び子会社の内部監査を実施する。 2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1)取締役会の議事録、並びに稟議書その他取締役の職務執行に係る重要な書類については、法令及び文書管理規程の定めに基づき適切に管理する。 2)取締役は、いつでも、前項の情報を閲覧することができる。 3.当社及び子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制 1)損失の危険に対処するため、当社及び子会社の社内諸規程を整備し、適宜適切に見直しを行う。 2)取締役会、経営会議等において、業務執行に関わる重要な情報の共有を行い、当社及び子会社のリスクの早期発見と未然防止に努める。 3)不測の事態が発生した場合には、代表取締役社長を責任者として、全社的な対策を検討する。 4.当社及び子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 1)取締役会は原則として毎月1回開催する他、機動的に意思決定を行うため、臨時取締役会を開催するものとし、適切な職務執行が行える体制を確保する。 2)職務執行に関する権限及び責任は、業務分掌規程、組織規程、職務権限規程等において明文化し、適宜適切に見直しを行う。 3)業務管理については、事業計画を定め、会社として達成するべき目標を明確化し、月次決算において達成状況を確認・検証し、その対策を立案・実行する。 5.企業集団における業務の適正性確保のための体制を整備するため、次の措置をとる。 1)当社は、グループ会社全体としてのグループ社員行動憲章を策定し、従業員全員への浸透を図る。グループ会社の各取締役は、全社にこれを認識させるとともに、自ら率先して憲章に従い行動する。 2)グループ会社の取締役、従業員は、グループ各社における重大な法令違反その他リスクに関する重要な事実を発見した場合は、経営管理本部長に報告し、経営管理本部長は代表取締役社長に報告する。経営管理本部長は代表取締役社長の指示のもと、報告された事実についての調査を指揮・監督し、必要と認める場合、適切な対策を決定する。また必要に応じて、代表取締役社長は取締役会に、経営管理本部長は監査等委員会に報告する。 3)経営管理本部長は、グループ会社が適切な内部統制システムの整備を行うよう指導する。 6.子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制その他当社及びその子会社から成る企業集団における業務の適性を確保するための体制 1)当社グループにおけるリスク管理、コンプライアンス管理及び内部監査については互いに緊密な連携をとり進め、業務遂行を行う。 2)当社グループは、業務の有効性と効率性、財務報告の信頼性の確保及び関連法規の遵守のために、内部統制の充実を図るとともに、より有効に機能させるために、評価、維持及び改善等を行う。 3)当社は、子会社の経営に関して、その自主性を尊重しつつ、子会社における重要事項の決定に関して、必要に応じて当社の役員又は使用人を子会社の取締役又は監査役として派遣し、適切な監督、監査を行う。 7.監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項、当該使用人の取締役からの独立性に関する事項及び監査等委員会の当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項 1)取締役会は、監査等委員会の求めにより必要に応じて監査等委員会の業務補助を行う使用人を置くこととし、その人事については、取締役と監査等委員会が協議を行う。 2)監査等委員会から監査業務に必要な指示を受けた使用人は、その指示に関する限りにおいては、取締役の指揮命令を受けないものとする。 3)当該使用人が補助業務対応を行うための十分な時間を確保できるように配慮します。 8.当社の取締役(監査等委員である者を除く)及び使用人並びに当社子会社の取締役、監査役及び使用人が監査等委員会に報告をするための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制、並びに当該報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 1)当社の取締役(監査等委員である者を除く)及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者は、法令に違反する事実、会社に著しい損害を与えるおそれのある事実を発見したときは、監査等委員会に対して当該事実に関する事項を速やかに報告する。 2)当社の取締役(監査等委員である者を除く)及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者は、監査等委員会の要請に応じて、職務執行の状況等について速やかに報告する。 3)当社は、監査等委員会への報告を行った当社及び当社子会社の取締役、監査役及び使用人に対し、当該報告をしたことを理由として不利益な取り扱いを行うことを禁止し、その旨を当社及び当社子会社の取締役、監査役及び使用人に周知徹底する。 4)内部通報制度の窓口を外部に設置する。内部通報制度を利用した者の秘匿性を確保し、内部通報制度を利用したことを理由として不利益な取扱をしない。また、内部通報制度の外部窓口は提供された情報を経営管理本部長又は常勤監査等委員に報告する体制を整備する。 9.監査等委員会の職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 当社は、監査等委員がその職務の執行について生じる費用の前払い又は償還等の請求をしたときは、当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理する。 10.その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 当社及び子会社の取締役(監査等委員であるのものを除く)は、監査等委員会が会計監査人及び内部監査人と面談できる環境、必要に応じて意見交換等を行える環境を整備する。 11.財務報告の信頼性を確保するための体制 財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法に基づく内部統制が有効に行われる体制を構築し、内部統制システムの整備及び運用を行うとともに、その仕組みが適正に機能することを継続的に評価し、必要な是正を行う。 12.反社会的勢力を排除するための体制 反社会的勢力対策規程において基本方針を定め、反社会的勢力との一切の関係を遮断する。また、不当な要求等を受けた場合には、毅然とした姿勢で組織的に対応し、いかなる場合においても、反社会的勢力との取引を行わず、金銭その他の経済的利益を提供しない。 b.取締役の定数当社の取締役は、監査等委員を除く取締役を10名以内、監査等委員を4名以内とする旨を定款に定めております。 c.取締役選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、累積投票によらない旨を定款に定めております。 d.責任限定契約の内容の概要当社と社外取締役とは、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定することができる旨、定款に定めております。これに基づき、以下のとおり責任限定契約を締結しております。 イ.社外取締役当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が規定する責任の限度額としております。 e.役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。被保険者が役員としての業務につき行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や争訟費用等を当該保険契約により填補される内容であり、被保険者は当社の全ての取締役であり、その保険料は全額を当社が負担しております。 f.リスク管理体制の整備状況当社は、企業活動を行うに当たり発生しうるリスクを回避・防止するため、「リスク管理規程」及び「コンプライアンス規程」を定めており、それに基づき全社的なリスク管理体制の強化を図っております。 g.株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとした事項及びその理由1.取締役の責任免除 当社は、会社法第426条第1項に基づき、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であったものを含む。また、監査等委員会設置会社への移行に係る経過措置として、第18回定時株主総会終結前の行為に関して、監査役であったものを含む。)の責任を法令の限度において、免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 2.自己株式の取得 当社は、取締役会決議によって市場取引等により自己株式を取得することができる旨、定款に定めております。これは、企業環境の変化に応じた機動的な経営を可能とすることを目的とするものであります。 3.中間配当 当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年6月30日を基準日として、中間配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。 h.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、出席した当該株主の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ④ 取締役会の活動状況 等 当事業年度における取締役の出席状況は以下のとおりであります。 役職氏名開催回数出席回数代表取締役工藤 勉5353取締役荒井 裕
役員の報酬等968
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項2024年3月28日開催の定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は年額100,000千円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議しております。また、2026年3月27日開催の定時株主総会において、監査等委員である取締役の報酬限度額は、年額30,000千円以内(同株主総会終結時の社外取締役の員数は4名。)と決議しております。各取締役の報酬額は、独立社外取締役が出席する取締役会から授権された代表取締役 工藤勉が、会社の業績及び経済情勢、各人の地位、経歴、実績などを総合的に勘案して決定しております。代表取締役である工藤勉は、当社全体の業績及び各取締役の業務遂行状況を詳細に把握しており、各取締役の担当事業の評価を行い報酬を決定するに相応しいと考えております。取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。当社の役員の報酬等は固定報酬のみとなっており、業績連動報酬及び非金銭報酬は定めておりません。なお、決定にあたっては、代表取締役 工藤勉が策定した報酬案を社外取締役に提示し、社外取締役において会社の業績及び経済情勢等を勘案して妥当性を検証し、同意を得ております。監査等委員である各取締役の報酬額は、株主総会で決議された総報酬額の範囲内において、監査等委員である取締役の協議によって決定しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬退職慰労金取締役(監査等委員を除く。)(社外取締役を除く。)73,60573,605――5取締役(監査等委員)(社外取締役を除く。)―――――社外役員10,20010,200――3 ③ 役員ごとの報酬等の総額等報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち重要なもの 該当事項はありません。
従業員の状況1,037
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)DX事業489(411) (注) 1.従業員数は正社員及び契約社員の数であります。なお、臨時雇用者数は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.当社グループはDX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。3.従業員数増加の主な理由は、2025年2月14日付で株式会社Ciel Zeroを連結子会社化したためであります。 (2) 提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)44(32)35.82.65,508 (注) 1.従業員数は正社員及び契約社員の数であります。なお、臨時雇用者数は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.当社はDX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (3) 労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金差異 ①提出会社提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異の公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 ②連結子会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者非正規雇用労働者33.350.090.492.088.0 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況1,113
4 【関係会社の状況】名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社SAKIYOMI(注)1大阪府大阪市北区10,000DX事業89.5役員の兼任CRAFT株式会社(注)1東京都江東区10,000DX事業100.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託株式会社JITT(注)1東京都千代田区10DX事業100.0役員の兼任管理業務の業務受託株式会社マイクロウェーブクリエイティブ(注)1東京都千代田区10DX事業100.0役員の兼任管理業務の業務受託株式会社BINKS(注)1東京都文京区1,000DX事業85.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託ラグナロク株式会社(注)1東京都渋谷区3,000DX事業100.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託株式会社SpinFlow(注)1東京都千代田区10DX事業50.1役員の兼任管理業務の業務受託株式会社BUZZ(注)1、3東京都新宿区10DX事業89.5役員の兼任債務被保証株式会社ゼロタス(注)1東京都渋谷区1,000DX事業100.0役員の兼任管理業務の業務受託株式会社Ciel Zero(注)1、2、3大阪府大阪市北区60,000DX事業80.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託株式会社SmartContact(注)1東京都新宿区1,000DX事業67.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託株式会社デイトラ(注)1東京都豊島区1,000DX事業80.0役員の兼任債務被保証管理業務の業務受託株式会社Real us(注)1東京都目黒区900DX事業85.0役員の兼任管理業務の業務受託株式会社ブイスト(注)1福岡県福岡市博多区1,000DX事業100.0役員の兼任管理業務の業務受託 (注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。なお、当社グループはDX事業の単一セグメントであります。 2.特定子会社であります。 3.株式会社BUZZ及び株式会社Ciel Zeroについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。2025年12月期の日本基準に基づいて作成された財務諸表における主要な損益情報等は以下のとおりであります。 主要な損益情報等売上高経常利益当期純利益純資産額総資産額(千円)(千円)(千円)(千円)(千円)株式会社BUZZ3,089,962319,164324,228△115,227760,849株式会社Ciel Zero3,191,056288,305159,769636,0221,786,950
配当政策369
3 【配当政策】当社は現在成長過程にあり、内部留保の充実が重要であると考え、会社設立以来配当は実施しておりません。当社は株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しておりますが、内部留保の充実を図り、収益力強化や事業基盤整備のための投資に充当することにより、なお一層の事業拡大を目指すことが、将来において安定的かつ継続的な利益還元に繋がるものと考えております。内部留保資金につきましては、財務体質の強化を図るとともに、今後予想される経営環境の変化に対応すべく、将来の事業展開のための財源として利用していく予定であります。将来的には、経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益配分を検討しますが、配当実施の可能性及びその実施時期については現時点において未定であります。なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
研究開発活動21
6 【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況1,081
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社当社における主要な設備は以下のとおりです。 2025年12月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)ソフトウエア(千円)合計(千円)本社(東京都新宿区)本社機能7,42512,741140,207160,37444(32) (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。 2.本社の建物は賃借しており、その年間賃借料は24,629千円であります。3.従業員数は正社員及び契約社員の数であります。 なお、臨時雇用者数は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。4.当社は、DX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 (2) 国内子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)ソフトウェア(千円)その他(千円)合計株式会社JITT本社(東京都千代田区)本社機能-34566,325-66,6716(-)CRAFT株式会社本社(東京都江東区)本社機能11,768742-1,08113,5924(1)株式会社SAKIYOMI本社(大阪府大阪市)本社機能2,1073,6879,270-15,06518(1)株式会社Ciel Zero本社(大阪府大阪市)本社機能17,1514,246--21,397295(349)株式会社SpinFlow本社(東京都千代田区)本社機能-143--1434(1)株式会社SmartContact本社(東京都新宿区)本社機能-4,634342-4,97630(18)株式会社ゼロタス本社(東京都渋谷区)本社機能-253--2533(1)株式会社デイトラ本社(東京都豊島区)本社機能7,3131,829--9,1427(-)株式会社BUZZ本社(東京都新宿区)本社機能-1056,005-6,1103(4)株式会社BINKS本社(東京都文京区)本社機能-837--83718(-)ラグナロク株式会社本社(東京都港区)本社機能4972,778--3,2761(-)株式会社Real us本社(東京都目黒区)本社機能-2371,879-2,1162(-) (注) 1.現在休止中の主要な設備はありません。2.従業員数は正社員及び契約社員の数であります。 なお、臨時雇用者数は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。3.当社グループは、DX事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
監査の状況2,119
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況当社の監査等委員会は、提出日現在において監査等委員である取締役4名(4名全員が監査等委員である社外取締役)で構成され、監査等委員会相互で連携することで効果的な監査を実施しております。また、取締役会に出席して、意見を述べ、経営の適法性・妥当性について確認する他、年間の監査計画に基づいた監査を実施しております。また、常勤の監査等委員を設置することで、必要な情報の収集力強化を行い、監査体制の充実を図っております。監査等委員の今村元太、加藤扶美子の両氏は、共に公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関しての豊富な専門的見識を有しております。2025年12月期において、監査等委員会を月1回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数今村 元太1616雨宮 玲於奈1616加藤 扶美子1616 監査等委員会における具体的な検討事項として、監査方針および監査実施計画の作成、内部統制システムの整備・運用状況の確認、会計監査人の選任および監査報酬に対する同意ならびに会計監査人の監査方法および結果の相当性評価等を行っております。 ② 内部監査の状況内部監査室を設置し、専任の担当者1名により内部監査を実施しております。年間の監査計画に従い、書類の 閲覧やインタビュー等を通じて法令の遵守状況及び業務活動の効率性等について内部監査を実施しております。 監査結果については代表取締役、監査等委員及び被監査部門に速やかに報告しております。また、内部監査室は監査等委員会に対し直接監査報告を行い、常に監査情報を共有するとともに、監査等委員会は内部監査室に対し特例事項等の調査を依頼できる体制となっております。また、内部監査室及び監査等委員会、並びに会計監査人は、それぞれが独立した立場で監査を実施する一方で、監査を有効かつ効率的に進めるため、定期的に意見交換を行っており、監査の実効性向上に努めております。加えて、内部監査の実効性を確保するための取組みとして、内部監査室は取締役会及び監査等委員会に対し、内部監査計画や内部監査結果を直接報告しております。 ③ 会計監査の状況a 監査法人の名称 監査法人FRIQ 同監査法人又は同監査法人の業務執行社員と当社の間に特別な利害関係はありません。 b 継続監査期間 4年間 c 業務を執行した公認会計士 業務執行社員 三村啓太 業務執行社員 田中康毅 d 監査業務に係る補助者の構成 公認会計士 12名 その他 6名 e 監査法人の選定方針と理由当社は、監査法人の選定及び評価に関して、監査法人の規模や実績、審査体制及び具体的な監査実施要領や費用について、総合的に判断して選定を行っております。監査等委員会は、会計監査人の職務執行に支障がある場合等、その他必要があると判断した場合には、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。 f 監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員及び監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、会計監査人に対して、専門性及び独立性を有していること、監査品質管理が適切であること、当社の業務内容に対して効率的な監査業務を実施できる体制が整備されていること、監査範囲及び監査スケジュール等、具体的な監査計画並びに監査費用が合理的かつ妥当であることを確認し、監査実績等を踏まえた上で、総合的に評価しております。 会計監査人である監査法人FRIQにつきましては、これらの観点で評価し当社の会計監査人として適切であると評価しております。 ④ 監査報酬の内容等a 監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社34,5003,00030,000―連結子会社8,000―――計42,5003,00030,000― (注)前連結会計年度における非監査業務の内容は、コンフォートレター作成業務についての対価であります。 b 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(aを除く)該当事項はありません。 c その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d 監査報酬の決定方針当社の事業規模や特性に照らして、監査計画、監査内容及び監査日数を勘案し、双方協議の上で監査報酬を決定しております。なお、監査報酬額は監査等委員会の同意を得ております。 e 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、過年度の監査計画における監査項目別監査時間の実績及び報酬額の推移並びに会計監査人の職務遂行状況を確認し、当事業年度の監査計画及び報酬額の妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等について会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況588
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、株式の価値の変動または配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式とし、取引先との安定的・長期的な取引関係の維持・継続の観点から、中長期的な企業価値向上に資すると判断し保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式当社は、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式を保有していないため、該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式149,984--非上場株式以外の株式---- 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式--(注)非上場株式以外の株式--- (注)非上場株式については、市場価格がないことから、「評価損益の合計額」は記載しておりません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
沿革1,399
2 【沿革】 年月概要2006年3月東京都目黒区に、WEBコンサルティング事業を提供する会社として創業2008年10月東京都新宿区に本社を移転2012年5月東京都千代田区に本社を移転2013年2月エントリーフォーム最適化ツール「f-traEFO」を提供開始2015年12月タイ政府の投資認可「BOI(Board Of Investment)認可」を取得2016年1月タイ・バンコクに現地法人「f-code (Thailand)Co.,Ltd.」を設立(2021年9月清算結了)2016年5月Web接客ツール「f-traCTA」を提供開始2016年12月ブラウザプッシュ通知ツール「f-traPush」を提供開始2016年12月香港に現地法人「f-code (Hong Kong)Co.,Ltd.」を設立(2019年3月清算結了)2017年7月インドネシア・ジャカルタに現地事務所を開設(2020年6月閉鎖)2018年7月Web接客ツール「CODE Marketing Cloud」を提供開始2018年8月東京都新宿区市谷に本社を移転2021年12月東京証券取引所マザーズに株式を上場2022年2月株式会社コミクスよりSaaS事業「EFO CUBE」を事業譲受2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行2022年7月東京都新宿区神楽坂に本社を移転2022年9月ブルースクレイ・ジャパン株式会社よりSaaS事業「GORILLA EFO」を事業譲受2022年11月メディアリンク株式会社よりSaaS型ウェブチャットシステム「sinclo」に関連する事業等を事業譲受2022年12月hachidori株式会社よりLINE活用型マーケティング・チャットボット「hachidori」及びSaaS型動画メッセージツール「recit」を事業譲受2023年1月株式会社KaiUの全株式を取得し、完全子会社化(2023年3月、当社に吸収合併)2023年8月CRAFT株式会社の株式の一部を取得し、子会社化2023年8月株式会社JITTの全株式を取得し、完全子会社化2023年8月株式会社マイクロウェーブクリエイティブの全株式を取得し、完全子会社化2024年1月株式会社BINKSの株式の一部を取得し、子会社化2024年4月ラグナロク株式会社の全株式を取得し、完全子会社化2024年11月株式会社SpinFlowの株式の一部を取得し、子会社化2024年11月当社連結子会社による株式会社BUZZの株式の一部を取得し、子会社化2025年1月株式会社ゼロタスの全株式を取得し、完全子会社化2025年2月株式会社Ceil Zeroの株式の一部を取得し、子会社化2025年3月株式会社SmartContactの株式の一部を取得し、子会社化 年月概要2025年7月株式会社デイトラの株式の一部を取得し、子会社化2025年8月株式会社Real usの株式の一部を取得し、子会社化2025年8月株式会社ブイストの全株式を取得し、完全子会社化2026年1月当社連結子会社がHIKIYOSE株式会社より営業支援事業等を事業譲受2026年2月当社連結子会社による株式会社En Placeの株式の一部を取得し、子会社化2026年2月株式会社AI ONEの株式の一部を取得し、子会社化

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

5
2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 16:00
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2026年12月期 第2四半期 決算説明資料決算説明資料 · 16:00
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2026年12月期 第2四半期 決算説明資料スマホ向けサマリ版決算説明資料 · 16:00
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その他の収益及びその他の費用(IFRS)の計上に関するお知らせその他 · 16:00
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(訂正・数値データ訂正)「2026年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」 の一部訂正について決算短信 · 16:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

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提出書類

30
確認書確認書 · S100YX3C
半期報告書-第21期(2026/01/01-2026/12/31)半期報告書 · 2026-12-31期 · S100YX39
臨時報告書臨時報告書 · S100XVWH
臨時報告書臨時報告書 · S100XVW5
内部統制報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)内部統制報告書 · S100XVKV
確認書確認書 · S100XVKN
有価証券報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)有価証券報告書 · 2025-12-31期 · S100XVKK
臨時報告書臨時報告書 · S100WNN3
確認書確認書 · S100WJC7
半期報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)半期報告書 · 2025-12-31期 · S100WJC3
臨時報告書臨時報告書 · S100WH9F
臨時報告書臨時報告書 · S100VJLW
内部統制報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)内部統制報告書 · S100VJ63
確認書確認書 · S100VJ5P
有価証券報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)有価証券報告書 · 2024-12-31期 · S100VJ68
臨時報告書臨時報告書 · S100VDOP
臨時報告書臨時報告書 · S100VCJB
臨時報告書臨時報告書 · S100USQQ
臨時報告書臨時報告書 · S100UNR6
確認書確認書 · S100U82P
半期報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)半期報告書 · 2024-12-31期 · S100U82K
確認書確認書 · S100TH2L
訂正有価証券報告書-第18期(2023/01/01-2023/12/31)有価証券報告書 · S100TGPF
確認書確認書 · S100TFU6
四半期報告書-第19期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TFU1
訂正有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100TBEW
訂正有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100TBEX
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100TA6G
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100TA6I
臨時報告書臨時報告書 · S100T77A
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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