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株式会社フルヤ金属

FURUYA METAL CO.,LTD.

証券コード 7826EDINETコード E02485その他製品上場日本基準決算 6月30日資本金 54億円法人番号 8013301010956
574億円売上高(FY2025
10.4%ROE
52.0%自己資本比率
78財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は574億円(前年比+20.7%)。営業利益は95億円(営業利益率16.6%)、当期純利益は65億円。総資産1,239億円に対し自己資本比率は52.0%、ROEは10.4%。その他製品の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは9億円の創出、現金及び現金同等物は130億円。従業員数は418人。直近のFY2026中間期は売上高439億円(前年同期比+63.7%)、純利益50億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)10,4302026-09-04
PER39.6倍
PBR3.98倍
配当利回り0.92%
時価総額(概算)2,561億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高574億円+20.7%
営業利益95億円-2.8%
当期純利益65億円-12.7%
総資産1,239億円
純資産646億円
営業利益率16.6%
ROE10.4%
自己資本比率52.0%
EPS263.3円
BPS2,622.1円
1株配当96円
配当性向36.5%
従業員数418人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

その他製品の分析 →
ROE10.4%中央値 6.6%
営業利益率16.6%中央値 4.7%
自己資本比率52.0%中央値 59.3%
健全性スコア78.0点中央値 59.0

帯はその他製品44社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

8期分
売上高と営業利益率
600億450億300億150億0億2018: 212億20182019: 215億20192020: 228億20202021: 338億20212022: 453億20222023: 481億20232024: 475億20242025: 574億20252021: 31%2022: 29%2023: 24%2024: 21%2025: 17%35%0%
営業利益と当期純利益
150億113億75億38億0億2018: —20182019: —20192020: —20202021: 105億20212022: 131億20222023: 115億20232024: 98億20242025: 95億20252018: 24億2019: 27億2020: 25億2021: 69億2022: 91億2023: 94億2024: 74億2025: 65億95億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
80%60%40%20%0%2018 ROE: 14%2019 ROE: 19%2020 ROE: 18%2021 ROE: 32%2022 ROE: 28%2023 ROE: 23%2024 ROE: 14%2025 ROE: 10%2021 営業利益率: 31%2022 営業利益率: 29%2023 営業利益率: 24%2024 営業利益率: 21%2025 営業利益率: 17%2018 自己資本比率: 77%2019 自己資本比率: 47%2020 自己資本比率: 45%2021 自己資本比率: 51%2022 自己資本比率: 50%2023 自己資本比率: 50%2024 自己資本比率: 54%2025 自己資本比率: 52%20182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
35億18億0億-17億-35億2018: 31億20182019: -25億20192020: 7億20202021: -34億20212022: -12億20222023: -5億20232024: 32億20242025: 9億2025
1株当たり指標EPS1株配当
1500円1125円750円375円0円2018 EPS: 331円2019 EPS: 403円2020 EPS: 435円2021 EPS: 1027円2022 EPS: 1311円2023 EPS: 449円2024 EPS: 322円2025 EPS: 263円2018 1株配当: 100円2019 1株配当: 70円2020 1株配当: 80円2021 1株配当: 150円2022 1株配当: 255円2023 1株配当: 255円2024 1株配当: 286円2025 1株配当: 96円20182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
1,239億円
負債・純資産
負債 593億円純資産 646億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025574億円95億円94億円65億円1,239億円646億円263.310.4%52.0%
FY2024475億円98億円107億円74億円1,127億円605億円322.514.2%53.5%
FY2023481億円115億円124億円94億円875億円444億円449.223.3%50.4%
FY2022453億円131億円133億円91億円727億円367億円1,310.828.3%50.2%
FY2021338億円105億円106億円69億円557億円285億円1,026.732.4%50.7%
FY2020228億円38億円25億円318億円144億円435.317.7%45.0%
FY2019215億円45億円27億円298億円140億円402.619.4%46.8%
FY2018212億円35億円24億円224億円173億円330.813.8%77.2%
営業CF9億円
投資CF-49億円
財務CF48億円
現金及び現金同等物130億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Fine Chemicals Recycling263億円
Thin Film113億円
Supply Chain Support77億円
Electronics59億円
Thermal49億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities14億円
その他14億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1田中貴金属工業株式会社17.3%
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.5%
3古屋 堯民6.9%
4Sibanye UK Limited(常任代理人 ハーバート・スミス・フリーヒルズ外国法律弁護士事務所)4.9%
5株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.2%
6古屋 圭紀3.1%
7中山 慶一郎2.1%
8㈱三菱UFJ銀行1.7%
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505227(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.4%
10古屋 陸奥子1.3%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-12-31)439億円74億円73億円50億円17.0%55.1%203.9
FY2025中間(〜2024-12-31)268億円59億円56億円39億円21.9%158.6
FY2024中間211億円46億円43億円30億円21.6%139.4

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢35.4歳
平均年間給与748万円
平均勤続年数8.8年
管理職に占める女性比率4.6%
男女の賃金の差異(全労働者)72.5%
男女の賃金の差異(正規雇用)80.5%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,055
3 【事業の内容】当社グループは、株式会社フルヤ金属(当社)、連結子会社3社、非連結子会社1社及びその他の関係会社3社で構成されており、工業用貴金属製品の製造及び販売を主たる業務としております。当社グループ製品のコアとなるプラチナグループメタル(略称=PGM:プラチナ・イリジウム・パラジウム・ロジウム・ルテニウム)を中心とする貴金属は、耐熱性、化学的安定性、良導電性、触媒活性等の優れた特性から、エレクトロニクス・光学ガラス・クリーンエネルギー・環境・医療等各分野の発展を支える極めて重要な素材といえます。当社グループは、貴金属の中でも特に優れた性質を有するプラチナグループメタルに特化し、ルツボ(耐熱性容器)、薄膜素材、熱電対(測温計)等の工業用貴金属製品を製造販売しております。当社グループの製品はその用途ごとに、「電子」「薄膜」「サーマル」「ファインケミカル・リサイクル」「サプライチェーン支援」に大別されます。 (1) 電子携帯電話のSAWフィルター(必要な周波数信号を取り出すデバイス)、光ファイバ増幅器内で使用される光アイソレーター(通信機器内の異常な反射電波を阻止する電子部品)、LED用基板、癌診断に用いられるポジトロン放射断層撮像法装置のシンチレーター等の製造用に使用される酸化物単結晶(一定の光や電波を通し易い等の機能を持った人工宝石)の育成に用いられるルツボやディスプレイ、各種レンズ等の光学ガラス溶解・成形に用いられる工業用貴金属製品等を製造販売しております。 (2) 薄膜HD等磁気記録媒体の薄膜形成や次世代半導体に使用される貴金属スパッタリングターゲット(高純度ないし合金の貴金属板材)等の製造販売を行っております。また、つくば研究開発センターの最新鋭スパッタリング装置を使用し、薄膜製造プロセスの受託を行っております。 (3) サーマルシリコン半導体製造、化合物半導体製造、ファインセラミックス製造等、高温工程における継続的な温度の測定・制御に使用される熱電対や半導体製造装置の熱効率向上・温度管理関連製品を製造販売しております。 (4) ファインケミカル・リサイクル各種触媒向け貴金属化合物や有機EL燐光材向け高純度化合物、触媒・電極向け貴金属化合物の製造販売、工業用貴金属のリサイクル・精製受託を行っております。 (5) サプライチェーン支援当社製品の受注に紐付かない主要な貴金属原材料の販売を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,662
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは「科学技術の発展に寄与し、社会の繁栄に貢献する」という企業理念のもと、次のとおり行動指針並びに基幹方針を定めております。 ① 行動指針・無限の可能性に、先見力と想像力で対応② 基幹方針・「人=社員」がフルヤの最重要経営資源と考え、社員を大切にする経営を目指す・コンプライアンスを重視し、高いモラルとビジョンを持った社員を育成する・PGMに経営資源を集中する・受注から出荷までの工程において高い品質意識をもって取り組み、顧客満足の最大化を図る・顧客、株主に信頼される経営を目指す (2) 中長期的な会社の経営戦略当社は2025年8月に2026年6月期から2030年6月期の事業運営の指針となる中期経営計画「KFKビジョン2030」を策定いたしました。「独自技術で高付加価値を創出」・「不確実な時代を乗り越え未来を切り拓く」ことを基本戦略として「デジタル社会のさらなる進展」と「グリーン社会の実現」に貢献し、持続的な成長を実現するとともに、顧客・株主に信頼を得るために、次の事柄に取り組んでまいります。① 稼ぐ力の強化・不確実な環境でも確実に基礎収益を稼ぎ出す収益力を醸成します・“創って、造って、売る”を高速回転させます ② 新たな柱の創出・5本柱(電子・薄膜・サーマル・ケミカル・回収)を更に強化をします・更なる成長分野の追求と新たな柱を構築します ③ 持続可能な成長基盤づくり・持続可能性の高い適応力を備えた組織づくりを行います・重要課題に取り組んでまいります・コンプライアンスを徹底します 財務指標(2030年6月期) 売上高 1,500億円 経常利益 200億円 ROE(自己資本利益率) 10%以上 ROIC(投下資本利益率) 8%以上詳細は、当社ウェブサイト(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7826/ir_material_for_fiscal_ym5/184528/00.pdf)で公開しております。 (3) 経営環境半導体、電子機器の高機能化及び多機能化などデジタル産業のさらなる進展に向けた新たな貴金属素材及び貴金属製品の需要や、省エネルギー及び再生可能エネルギーなどグリーン社会の実現に向けた貴金属化合物及び触媒、ならびに回収・精製の新たな需要が予想されており、これらの需要を背景に、当社グループが有する加工技術及び回収・精製技術ならびに貴金属調達力へ寄せられる期待が高まっております。また、天災、地政学リスク等を背景に、サプライチェーンの強靭化による安定供給が求められております。 (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当社の継続的課題といたしましては、高付加価値製品の開発並びに原価低減の推進、貴金属の安定確保、環境・安全対策ガバナンス体制の構築等がございます。まず、高付加価値製品の開発並びに原価低減については、需要を的確に捉え、営業・開発・製造の各部門が一体となり他社製品との差別化・高付加価値化を図るとともに、製造工程を標準化し自動化並びに作業の効率化を進め、品質の安定を図ると共に、資産効率を高め原価低減を目指してまいります。 次に、貴金属の安定確保については、貴金属回収技術の向上・新たな技術確立を図り貴金属回収能力増強のための積極的な設備投資を行います。加えて、田中貴金属工業株式会社や鉱山会社との緊密な取引関係の維持・強化を基本方針とし貴金属の安定確保に努めてまいります。また、当社は継続的な成長・発展と企業価値の増大を図るため、環境・安全対策に真摯に取り組むとともに、ガバナンス体制を強化し、コーポレート・ガバナンスの充実及び内部統制システムの円滑な運用を重要な経営課題と認識し鋭意取り組んでまいります。
事業等のリスク6,357
3 【事業等のリスク】以下において、当社グループの事業上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、その発生の予防又は回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載事項を併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は本株式への投資に関するリスクを全て網羅するものではありませんのでご留意下さい。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(1) 業績の変動要因について当社グループの業績は、携帯電話、液晶ディスプレイ、電子部品及び電子デバイス関連等の電子機器メーカーや半導体、光学ガラス及び触媒関連業界における設備投資動向及び生産活動の影響を受ける傾向があります。したがって、今後これらの業界動向が悪化した場合には、当社グループの業績及び財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、米国の関税問題においては当社では大きな影響はございません。 (2) 貴金属の価格について当社グループ製品の原材料は高価な貴金属が大半を占めており、また市場需要に機動的に対応し安定的に供給を果たすために必要な貴金属を保有していることから、種々貴金属価格の変動は当社グループの業績に影響を与えます。特に、プラチナグループメタル(PGM)のうち当社グループで取扱いの多いイリジウム・ルテニウムの取引価格は、主要な貴金属取扱業者の公表する価格を指標として決定されており、これらを主原料とする製品需要動向や投機的要因のほか、供給国及び需要国の政治経済動向、為替相場等、世界のさまざまな要因により、その価格は変動しております。また、プラチナやパラジウム等は国際商品市場で活発に取引されており、同じ要因によりその価格は変動しております。その価格の変動は直接売上高に影響するとともに利益にも少なからず影響を与えます。これらのリスクに対応するため、当社グループは、海外鉱山会社と緊密な関係維持、原材料調達ルートの複線化、リサイクル原料の使用比率の向上に取り組む等、原材料価格の変動による影響の低減に努めておりますが、全量に対する原材料価格変動リスクの回避は困難であるため、製造及び在庫期間における貴金属価格の動向によっては、価格変動が当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 貴金属の調達について当社グループ製品は、産出地や生産量が限定されるイリジウム・ルテニウム等といった稀少な金属を原材料としております。当社グループでは、原材料の調達リスクに備え一定の原材料在庫を保有しております。しかし、これら稀少金属の産出国における政治・経済情勢等の変化・法律の改正又は世界的な需給逼迫等により産出量・流通量が減少した場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を与える可能性があります。 (4) 為替変動の影響について当社グループは、原材料及び製品の一部の輸出入取引を外貨建で行っており、また、海外連結子会社の財務諸表は外貨建で作成されております。従いまして、当社グループは外国為替相場の変動に係るリスクを有しております。外国為替相場の変動は、当社グループの輸出入取引に係る収益費用及び外貨建債権債務の円換算額に影響を与え、海外連結子会社の財務諸表の円貨への換算において当社グループの業績及び財務状態に影響を与えます。当社グループは、外国為替相場の変動による輸出入取引に係る影響を軽減するため、為替予約及び債権流動化を行っておりますが、為替変動の状況によっては、軽減の効果が十分に得られない可能性があります。 (5) 「主要株主」及び「その他の関係会社」の異動等によるリスク田中貴金属工業株式会社は、当社の当事業年度末日現在の総議決権の17.32%を占めており、当社グループの「主要株主」及び「その他の関係会社」であり、同社の親会社である株式会社田中貴金属グループならびに株式会社フィールドインアンドカンパニーも「その他の関係会社」に該当しております。また、「5.重要な契約等 (2) その他経営上の重要な契約」において記載のとおり、田中貴金属工業株式会社と資本業務提携契約を締結しております。主要株主である田中貴金属工業株式会社の当社経営方針への考え方・議決権行使等が当社の事業運営及びコーポレート・ガバナンスに影響を与える可能性があり、同社または株式会社田中貴金属グループならびに株式会社フィールドインアンドカンパニーが、当社の経営方針についての考え方や株式の継続保有方針について変更した場合には、当社の株価や業績及び財務状態、キャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 大株主との関係について田中貴金属工業株式会社との関係について当連結会計年度末日現在、田中貴金属工業株式会社は当社発行済株式総数(自己株式数を除く。)の17.29%を所有する大株主であります。取引関係について当社は、2011年2月7日開催の取締役会におきまして、田中貴金属工業株式会社との間でイリジウム地金の安定供給等を目的として資本業務提携契約を締結いたしましたが、それに基づき、当社の主要原材料であるイリジウム等について、田中貴金属工業株式会社と仕入取引を行っております。同社からの仕入高及び総仕入高に占める比率と期末買掛金残高は次表のとおりであります。 2025年6月期仕入高(百万円)166総仕入高に占める比率(%)0.4期末買掛金残高(百万円)132 また、田中貴金属工業株式会社への売上高及び総売上高に占める比率と期末売掛金残高は、次表のとおりであります。 2025年6月期売上高(百万円)139総売上高に占める比率(%)0.2期末売掛金残高(百万円)23 以上のとおり、原材料の仕入及び製品の販売等において、当社は田中貴金属工業株式会社の持つ安定調達力や多様な販売ルートを活用しております。これは、同社の優れた調達力や販売力を活用することにより、拡大する工業用貴金属製品の需要に応えることができると考えるためであります。当社といたしましては、今後とも同社との良好な関係の維持、取引の継続に努めていく所存ではありますが、同社との関係に変化が生じた場合には、原材料の仕入及び製品の販売量の変化等を通じて当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。人的関係について田中貴金属工業株式会社との資本業務提携契約に基づき、取締役候補として同社の常勤顧問落合一徳氏が推薦され、指名・報酬諮問委員会の答申、取締役会での選任議案承認、株主総会での承認を経て、社外取締役に就任しております。独立性の確保について田中貴金属工業株式会社との資本業務提携契約に基づき、取締役候補として同社の常勤顧問落合一徳氏が推薦され、指名・報酬委員会の答申、取締役会での選任議案承認、株主総会での承認を経て、社外取締役に就任しておりますが、当社の経営上の決定事項について、同社や株式会社田中貴金属グループならびに株式会社フィールドインアンドカンパニーの事前承認事項や事前協議事項はありません。このように、当社は自らの意思決定により独立した事業展開を行っており、同社や株式会社田中貴金属グループならびに株式会社フィールドインアンドカンパニーによって当社における事業活動や経営判断が阻害されるような状況は生じておりません。しかしながら、前述のとおり同社とは重要な取引関係があることから、同社や株式会社田中貴金属グループならびに株式会社フィールドインアンドカンパニーとの関係に変化が生じた場合には、当社の株価や財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 人材の確保及び育成について当社グループが引き続き事業を拡大するにあたっては、貴金属加工にかかわる技術に精通した人材が不可欠であり、このような人材の確保と育成を重要な経営課題として捉えております。当社グループとしては、中途採用や新規採用を通じて、優秀な人材を採用していく方針であります。今後とも採用活動の強化や教育・研修制度の充実に努めていく方針でありますが、当社が必要とする優秀な人材の育成・確保が当社グループの事業展開に対応して進まない場合、あるいは、何らかの理由により人材が大量に社外流出した場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 同業他社との競争の激化による業績への影響当社グループの販売する製品のなかには、ルテニウムターゲット、各種ターゲット、熱電対及び理化学用器具等、競合が激しく、価格競争も厳しい品目がありますが、当社グループは、「競合を制して、極端な価格競争に勝つこと」を目標とはしておらず、顧客ニーズを第一に提案型営業を目指して参りました。今後もこの方針に則り経営諸活動に注力いたしますが、結果として競合や価格競争に晒され、売上及び収益の低下により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 製品の開発等について当社グループは顧客や外部機関等からの情報を分析することにより、製品のライフサイクルや市場動向の変化を見極めると共に、新製品及び新素材の開発、新市場及び新用途の開拓に取り組んでおります。しかしながら、市場動向について、当社グループが予想する以上の変化があった場合、又は当社グループにおいてこれら開発等の活動が見込みどおりに進捗しない場合、当社グループの製品は競争力を喪失し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 製品の品質について当社グループの製品は、顧客より個別製品毎の仕様に基づく厳しい品質が要求されております。当社グループでは、ISO9001に基づく製造プロセス管理及び品質管理システムを導入する等、品質の維持・向上を進めております。しかしながら、当社グループが顧客に納入した製品について、顧客の要求規格及び仕様等を充足しなかった場合又は不適合等が生じた場合には重大な品質クレームを引き起こす可能性があります。その際に、当社グループの製品に何らかの瑕疵が存在した場合には代替品の納入に留まらず、代金弁済や損害賠償、さらには取引(納入)停止等が生ずる可能性があります。これらの事象が生じた場合には、製品納入先との取引が停止するほか、当社グループの製品に対する信頼性が損なわれ、他の製品納入先との取引にも影響を及ぼす可能性があります。このような場合、特にそれが大口の製品納入先である場合には、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 生産拠点の集中について当社グループは、1990年に工場を茨城県下館市(現筑西市)のつくば工場に移転・集約して以来、一貫してこの地で生産活動を行ってまいりましたが、生産拠点の集中が生産活動の効率化に寄与してきたものと考えております。一方では、2007年12月に精製・回収の主力ラインとして土浦工場を、2010年10月に北海道千歳市に石英保護管内製化のための千歳工場を立ち上げたほか、2011年4月には土浦工場(第二期)を立ち上げ、イリジウム製品の回収精製ラインを増設いたしましたが、生産拠点の分散化は一部にとどまっております。今後、自然災害等の外的要因により生産活動の停止が余儀なくされた場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 事故による操業への影響プラズマ熔解炉、高周波溶解炉など主要設備では高温、高圧での操業を行なっており、貴金属の精製設備においては大量の薬品類を使用しております。これらを原因とする事故の防止対策には万全を期しておりますが、万一重大な事故が発生した場合には、当社の生産活動に支障をきたし、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 環境リスクについて当社グループは、環境リスクに対して予防の大切さを認識し、つくば工場及び土浦工場においては、環境マネジメントシステムISO14001の運用を通じて、リスクの低減を図っておりますが、自然災害、工場における設備の劣化、又は原材料、薬品の人的な取扱いのミス等により、薬品の漏洩等、環境へ悪影響を与える事象が発生する危険性があります。この事象が大規模なものとなり新たな費用負担等が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 知的財産に係るリスクについて当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し、自社が保有する技術等については特許権等の取得による保護を図るほか、他社の知的財産権に対する侵害のないよう、研究開発部門を中心に、顧問弁護士や弁理士などの外部専門家の協力を得ながらリスク管理に取り組んでおります。しかしながら、当社グループが現在販売している製品、或いは今後販売する製品が第三者の知的財産権に抵触する可能性を的確・適切に判断できない可能性があり、また、当社グループが認識していない特許権等が成立することにより、当該第三者より損害賠償等の訴えを起こされる可能性があります。そのような場合、当社グループの業績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 借入金依存度について当社グループは、原材料である貴金属の調達、設備投資等に必要とする資金を主として金融機関からの借入により調達し、当連結会計年度末の借入金残高は28,600百万円となりました。なお借入金依存度は23.1%となりました。また、当社グループの売上高に対する支払利息の比率は当連結会計年度において2.2%となっております。今後、営業キャッシュ・フローの拡大から生み出される余剰資金や増資による資金調達により、財務体質の強化に努めて参りますが、原材料である貴金属の仕入増加による借入金増加や、市場金利の上昇等があれば支払金利の負担増が生じ、当社の業績は影響を受ける可能性があります。また、借入金のうちには財務制限条項が付された借入があることから、将来において業績の悪化等により財務制限条項に抵触した場合等も含めて、新たな資金調達に障害が生じれば、事業の展開に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 繰延税金資産に関するリスクについて当社グループは、現行の会計基準に基づき、会社分類の妥当性、将来の課税所得の十分性、将来減算一時差異の将来解消見込年度のスケジューリング等を検討した上で繰延税金資産を計上しております。この中で、特に原材料の精製回収費用に関連する繰延税金資産の計上については、将来の精製回収の実行計画に基づきスケジューリングしておりますが、当該実行計画は将来の製品の受注や原材料である貴金属の国際商品市場価格に影響を受ける可能性があります。また、当社グループの業績や経営環境の著しい変化等により、繰延税金資産の全部または一部に回収可能性がないと判断した場合や税率の変更を含む税制改正、会計基準等の改正等により、当該繰延税金資産は減額され、当社グループの業績及び財務状態に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,266
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 (2) 経営成績当連結会計年度における連結経営成績は以下のとおりであります。 当連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日)における世界経済につきましては、全体として緩やかな回復基調が継続したものの、地域ごとの政策動向や地政学リスクにより、不透明感が強まる局面も見られました。米国では高金利政策の継続下でも個人消費が堅調に推移し、底堅い経済運営が維持されました。欧州ではインフレ長期化と金利高止まりの影響を受け、景気の減速傾向が続いております。中国においては不動産市場の調整や個人消費の停滞が見られる一方、自動車や電子機器を中心とした大手製造業の回復により、景気減速に歯止めの兆しも現れています。日本国内経済につきましては、インバウンド需要や企業の設備投資の持ち直しにより、緩やかな回復傾向を維持しましたが、エネルギー・原材料価格の高止まりや為替変動など、先行き不透明な経営環境が継続しております。なお、2025年4月に米国政府は全世界からの輸入品に対して一律10%の関税を課すとともに、追加的な 「相互関税」導入について各国と協議に入っております。同措置は国際的な供給網ならびに貴金属価格及び為替水準などの市場環境に不確実性をもたらし、当社を含めた企業のサプライチェーン戦略に影響を与える可能性があることから、その動向に引き続き注視しております。 当社グループが関連する情報通信、半導体、エレクトロニクスなどの「デジタル関連市場」については、高度情報化社会への進展を背景に、今後も中長期的に成長することが見込まれております。他方、脱炭素社会の実現をめざす「グリーン関連市場」については、世界的な水素プロジェクトの投資見直しや慎重化の変化を勘案し、技術成熟度や各国の政策動向を見極めながら中長期的に取り組んでおります。なお、当社が取り扱う主要貴金属価格につきましては、依然高い水準にあるものの緩やかに下落が続いており、当連結会計年度における売上、利益に影響しております。このような状況のもと、当連結会計年度において、売上高57,379百万円(前期比20.7%増)、売上総利益14,188百万円(前期比3.3%減)、営業利益9,538百万円(前期比2.8%減)、経常利益9,389百万円(前期比12.2%減)、特別損失に、連結子会社㈱Furuya Eco-Front Technologyにおける固定資産の減損損失58百万円及び同社子会社㈱Furuya Eco-Front Technology 上海における関係会社株式評価損116百万円を計上いたしました。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益6,468百万円(前期比12.7%減)となりました。また、当社単体における当事業年度では、特別損失として㈱Furuya Eco-Front Technologyの関係会社株式評価損300百万円を計上しております。 (売上高)当連結会計年度の売上高は前期比20.7%増の57,379百万円となりました。(売上総利益)当連結会計年度の売上原価は、前期比31.4%増の43,191百万円となり、売上総利益は前期比3.3%減の14,188百万円となりました。また、売上高総利益率は6.1ポイント下落し24.7%となりました。(販売費及び一般管理費)当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前期比4.3%減の4,650百万円となりました。これは主に研究開発費が272百万円減少したことによるものです。 (営業利益)当連結会計年度の営業利益は前期比2.8%減の9,538百万円となり、売上高営業利益率は前期比4.0ポイント下落し16.6%となりました。(営業外収益・費用)当連結会計年度の営業外収益は前期比63.0%増の3,009百万円となりました。これは主に為替差益が2,173百万円増加したことによるものです。また、営業外費用は前期比225.9%増の3,158百万円となりました。これは主にデリバティブ評価損が1,719百万円増加したことによるものです。(経常利益)当連結会計年度の経常利益は前期比12.2%減の9,389百万円となり、売上高経常利益率は前期比6.1ポイント下落し16.4%となりました。(親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度の法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計が2,825百万円となった結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比12.7%減の6,468百万円となり、売上高当期純利益率は前期比4.3ポイント下落し11.3%となりました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。(電子)医療用シンチレーター(放射線にあたると、蛍光を発する物質)の単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が堅調に推移するとともに、データセンター間の光通信用アイソレーター(順方向に進む光のみ透過し、逆方向の光を遮断する部品)の光学結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が好調に推移しましたが、スマートフォン用SAWデバイスのリチウムタンタレート単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注回復の足取りは依然重く、売上高5,904百万円(前期比6.8%減)、売上総利益1,729百万円(前期比25.2%減)となりました。(薄膜)旺盛なデータセンター投資を背景に、記憶媒体として使用されるHD(ハードディスク)向けスパッタリングターゲットの受注は引き続き好調に推移するとともに、次世代通信(BAW)用のターゲット材を新たに販売開始したことにより、売上高11,271百万円(前期比21.2%増)、売上総利益4,305百万円(前期比23.7%増)となりました。(サーマル)半導体製造向けの底堅い交換需要があるものの、半導体製造装置メーカーや海外半導体メーカーの新規投資の抑制や遅れや在庫調整から本格的な受注回復への足取りが重く、売上高4,860百万円(前期比12.1%減)、売上総利益1,548百万円(前期比27.0%減)となりました。(ファインケミカル・リサイクル)顧客の在庫調整を背景に有機EL向け化合物の受注回復の足取りは依然重いものの、化学プラント向け化合物の受注回復や、苛性ソーダ製造等に使用される電極向け貴金属化合物の受注が好調に推移したことにより、売上高26,328百万円(前期比30.1%増)、売上総利益6,458百万円(前期比1.9%増)となりました。(サプライチェーン支援)グローバルなサプライチェーンの不安定さが意識される中、当社製品の受注に関係しない貴金属原材料の需要が高まり、売上高7,653百万円(前期比34.5%増)、売上総利益40百万円(前期比88.5%減)となりました。 海外売上情報は以下のとおりであります。当連結会計年度における海外売上高は35,307百万円(総売上高に占める割合は61.5%)となりました。地域別には、アジア向け輸出売上高14,387百万円(海外売上高に占める割合は40.7%)、北米向け輸出売上高9,078百万円(海外売上高に占める割合は25.7%)、欧州向け輸出売上高11,842百万円(海外売上高に占める割合は33.5%)となりました。 (3) 生産、受注及び販売の実績① 生産実績及び受注実績当社グループの生産・販売品目はリサイクル製品も多く、受注生産実態を正確に把握することが困難なため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 ② 販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)対前期増減率(%)電子(百万円)5,904△6.8薄膜(百万円)11,27121.2サーマル(百万円)4,860△12.1ファインケミカル・リサイクル(百万円)26,32830.1サプライチェーン支援(百万円)7,65334.5その他(百万円)1,361208.8合計(百万円)57,37920.7 (注) 1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先前連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)デノラ・ペルメレック株式会社11,27123.78,78015.3De Nora Deutschland GmbH3,6907.89,15916.0 (4) 財政状態(流動資産)当連結会計年度末における流動資産は99,708百万円となり、前連結会計年度末比8,279百万円増加しました。これは主に、原材料及び貯蔵品11,346百万円が増加したことによるものです。(固定資産)当連結会計年度末における固定資産は24,156百万円となり、前連結会計年度末比2,863百万円増加しました。これは主に、土地が1,049百万円、建設仮勘定が1,381百万円、ソフトウエア仮勘定が995百万円増加したことによるものです。(流動負債)当連結会計年度末における流動負債は46,552百万円となり、前連結会計年度末比1,604百万円増加しました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が1,082百万円増加したことによるものです。(固定負債)当連結会計年度末における固定負債は12,731百万円となり、前連結会計年度末比5,470百万円増加しました。これは主に、長期借入金が5,525百万円増加したことによるものです。(純資産)当連結会計年度末における純資産は64,580百万円となり、前連結会計年度末比4,067百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が4,127百万円増加したことによるものです。 (5) キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は13,044百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により獲得した資金は921百万円となりました。これは主に、棚卸資産の増加が12,179百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が9,214百万円、売上債権の減少が2,655百万円、デリバティブ評価損が1,719百万円あったことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動に使用した資金は4,935百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が3,909百万円、無形固定資産の取得による支出が1,005百万円あったことによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により獲得した資金は4,785百万円となりました。これは主に、配当金の支払額が2,351百万円、長期借入金の返済による支出が4,391百万円ありましたが、長期借入金による収入が11,000百万円あったことによるものです。 (6) 資本の財源及び資金の流動性当社グループの資金需要は、運転資金及び設備投資資金であり、主として営業活動、金融機関からの借入及び資本調達により必要とする資金を調達しております。また当連結会計年度末の現金及び預金は13,047百万円であり、流動比率(流動資産/流動負債)は214.18%となっており、十分な流動性を確保できているものと認識しております。また、中長期的な資金需要に対応するため、300億円の銀行融資枠(コミットメントライン)を有しております。 (7) 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況経営方針・経営戦略、経営上の目標は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりです。当社は「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中長期的な会社の経営戦略」に従い、人材の育成や設備投資を行い、その達成に向け順調に推移していると考えており、引き続き諸施策に取り組んで参ります。
セグメント情報3,017
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、工業用貴金属製品の製造販売を中心に事業展開しております。当社グループは、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「電子」、「薄膜」、「サーマル」、「ファインケミカル・リサイクル」及び「サプライチェーン支援」の五つを報告セグメントとしております。「電子」は電子製品の製造過程に用いられる電子部品の製造販売を、「薄膜」は薄膜形成に使用される貴金属ターゲットの製造販売を、「サーマル」は主に半導体製造装置に用いられる温度センサーの製造販売を、「ファインケミカル・リサイクル」は貴金属化合物の製造販売及び貴金属の回収・精製等を、「サプライチェーン支援」は当社製品の受注に関係しない主要な貴金属原材料の販売をそれぞれ行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。報告セグメントの利益は、売上総利益ベースの数値であります。なお、当社グループは資産情報を業績管理には使用していないため資産を事業セグメントに配分しておりません。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計(注2)電子薄膜サーマルファインケミカル・リサイクルサプライチェーン支援計売上高 日本3,2542,2823,87511,8372,36323,61216023,773アジア(日本以外)654,6951,4541593,3249,6992809,980欧州18421425,167-5,650-5,650北米2,9991,9011553,067-8,124-8,124顧客との契約から生じる収益6,3379,3005,52820,2315,68847,08644047,527外部顧客への売上高6,3379,3005,52820,2315,68847,08644047,527セグメント間の内部売上高又は振替高--------計6,3379,3005,52820,2315,68847,08644047,527セグメント利益2,3123,4802,1216,34135414,6105914,670 (注1) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に仕入製品等の販売であります。(注2) セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の売上総利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計(注2)電子薄膜サーマルファインケミカル・リサイクルサプライチェーン支援計売上高 日本3,2832,6332,75712,23836821,28079122,072アジア(日本以外)355,0421,8875816,29913,84754014,387欧州127733210,08793511,842-11,842北米2,5732,8211843,420499,048309,078顧客との契約から生じる収益5,90411,2714,86026,3287,65356,0181,36157,379外部顧客への売上高5,90411,2714,86026,3287,65356,0181,36157,379セグメント間の内部売上高又は振替高--------計5,90411,2714,86026,3287,65356,0181,36157,379セグメント利益1,7294,3051,5486,4584014,08310514,188 (注1) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に仕入製品等の販売であります。(注2) セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の売上総利益と一致しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報製品セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)地域日本アジア(日本以外)北米欧州合計外部顧客への売上高23,7739,9808,1245,65047,527 (注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。2 北米地域への売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるアメリカの売上高8,117百万円が含まれております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称売上高関連するセグメント名デノラ・ペルメレック株式会社11,271ファインケミカル・リサイクル 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報製品セグメントと同一区分のため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:百万円)地域日本アジア(日本以外)北米欧州合計外部顧客への売上高22,07214,3879,07811,84257,379 (注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。2 アジア(日本以外)への売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める中国の売上高8,235百万円が含まれております。3 北米地域への売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるアメリカの売上高8,920百万円が含まれております。4 欧州地域への売上高には、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるドイツの売上高9,388百万円が含まれております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称売上高関連するセグメント名デノラ・ペルメレック株式会社8,780ファインケミカル・リサイクルDe Nora Deutschland GmbH9,159ファインケミカル・リサイクル 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】重要性が乏しいため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,236
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方や取り組みは、次の通りです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) ガバナンス当社グループは持続可能な環境・社会の実現と当社グループの持続的成長のための環境・社会課題への取り組みについて「サステナビリティ委員会規程」を設け、取締役会の監督の下、審議する体制を整備しております。具体的には当社グループの社長を委員長として取締役、執行役員、部門長、サステナビリティ担当者により構成されるサステナビリティ委員会が部門を横断して活動に取り組んでいます。重要案件については執行側の最高意思決定機関である経営会議で協議を行い、適宜取締役会で報告し、取締役会はそれを監督しております。なお、コーポレート・ガバナンスの体制概要については本報告書の第一部「第4.提出会社の状況 4.コーポレートガバナンスの状況等」に記載しております。 組織体役割責任者取締役会取締役会は重要な業務執行に関する事項について審議、決裁を行う機関であり、当社グループのサステナビリティに関する課題についても適切な対応が行われているか監視・評価を行います。代表取締役社長(議長)サステナビリティ委員会サステナビリティ委員会はサステナビリティ推進に係る方針・戦略・体制に関する事項や、サステナビリティ推進に係る取り組み状況などを調査・審議します。代表取締役社長(委員長)経営会議経営会議は経営及び各業務運営管理に関する重要執行方針について協議します。代表取締役社長が指名した者リスク管理委員会リスク管理委員会はリスクの発生防止と適切な対応により損失を最小限とすることを目的とします。管理本部長 (2) 戦略当社グループは2022年1月に「フルヤ金属CSR憲章」を制定し貴金属製品を通じて「科学技術の発展に寄与し、社会の繁栄に貢献する」ことを企業理念に掲げ、社会・環境問題をはじめとするサステナビリティを巡る課題に取り組んでいます。希少な貴金属のリサイクルや貴金属の使用量を削減する新技術開発をはじめ、環境改善につながる触媒の開発・製造を通じて地球環境の改善に取り組んでおり、グリーン社会への転換に関する新規事業分野の開拓と技術開発を重要課題の一つとしております。原材料調達に関しては「責任ある鉱物調達方針」を定めており、紛争やテロに関わる資金提供、人権損害、マネー・ロンダリング等に関係する原材料を調達しないよう取り組んでおります。詳細はhttps://www.furuyametals.co.jp/sustainability/をご参照ください。 社内外の有識者と継続的な意見交換を実施し、ステークホルダーの皆様との共感・支持が得られる重要課題を特定し、その目標と達成指標を設定しました。 (3) リスク管理当社グループの経営全般に関するリスクについては、取締役管理本部長をリスク管理責任者とし、委員長を務め、フルヤ金属の取締役、部門長などで構成されるリスク管理委員会を設置しモニタリングを行っています。当社グループにおける「業務」「財務」「法令等の遵守」「労務」「災害」「環境」などに関するリスクを物理的、経済的もしくは信用上損失又は不利益を生じさせるリスクと考え、発生度合、影響度に基づき定量化しリスクを抽出し重要リスクへの対応を行っております。今後も実効性の高いリスクマネジメント体制の確立に努めてまいります。 発生度影響度5点短期的(6か月以内)に発生確率が高い全社的に甚大な影響がある3点1年以内の発生確率が高い局所的に大きな影響がある1点発生の可能性がある影響は限定的である0点ほぼ発生しないほぼ影響はない (4) 指標及び目標再生可能エネルギー100%の電力調達を通じて工場におけるCO2排出量のゼロエミッションを維持継続し経済産業省評価制度におけるSクラス認定の持続的獲得を目指します。 (5) 人的資本・戦略当社グループが目指す人財像は「先見力と創造力」に優れ、グローバル課題の発掘・解決に挑み続ける人財の育成を目指し、多様性と機会の均等を基本方針とし、一人一人の個性を生かし互いを尊重しながら成長を目指す環境の醸成に努めます。採用・環境・育成の三位一体の人財基盤づくりを進めてまいります。① 採用・新卒、中途における女性採用の拡大・リファーラル採用の推進② 環境・育児・介護休業の取得推進・社員エンゲージメント調査を毎年実施しています。その結果を可視化することでエンゲージメント向上を目指します・人事データベースに基づくタレントマネジメント推進③ 育成・全社員対象の基盤教育プログラムを設定し実行します重要スキル・資格の特定と習得推進体制を構築します社員の50%が対象のスキル・資格の1つ以上の取得を目指します・公募社員対象の重点教育プログラムを設立し実行します外部派遣や外部研修を含めた研修制度を設立し設立プログラム毎に1名以上の人財派遣を実施します・女性活躍推進(女性管理職の育成と抜擢) ・指標及び目標① 女性管理職比率:2028年6月末までに10%以上を目指します② 女性社員の積極的活用による人材基盤整備:管理職及び管理職候補を2028年6月末までに20%以上を目指します③ 男性社員育児休業取得比率:100%以上取得を目指します
コーポレート・ガバナンスの概要4,369
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社では、基幹方針で「コンプライアンスを重視し、高いモラルとビジョンを持った社員を育成する」・「顧客、株主に信頼される経営を目指す」と定めております。これらを実現するため「株式会社フルヤ金属役職員行動規範」を策定し、経営の透明化・健全性・遵法性の確保を図るためコーポレート・ガバナンス体制の維持・強化に取り組んでおります。 ① 企業統治の体制a.企業統治の体制の概要当社は取締役会の監督機能とコーポレート・ガバナンスの一層の強化のため、2021年9月28日開催の第53期定時株主総会における承認を得て、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行いたしました。監査等委員会を設置することにより、取締役会の監督機能を強化し、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図っております。当社の取締役会は取締役(監査等委員である取締役を除く)6名(うち社外取締役2名)、及び監査等委員である取締役3名(うち社外取締役2名)で構成されており、代表取締役古屋堯民が議長を務めており、社外取締役1名及び監査等委員である社外取締役2名が東京証券取引所の定める独立役員として指定されております。これら独立役員でもある2名の監査等委員である社外取締役は、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社が判断した取締役であり、その他の7名の取締役とともに、取締役会での重要事項の決定に際して適切な判断を行える体制としております。また、当社の監査等委員会は監査等委員である取締役1名と社外取締役2名で構成されており、内部統制システムを活用して組織的な監査・監督を行います。 b.企業統治体制の概要及び当該企業統治体制を採用する理由当社は、下記の体制を採用することにより、業務の適正や経営の透明性が確保されているものと考えております。取締役会における意思決定及び取締役の職務執行の監督機能を強化し、効率的な経営・執行体制の確立を図るため、機関設計としては監査等委員会設置会社が有効であると判断して、採用しております。 c.内部統制システムの整備状況・取締役及び使用人の職務執行が法令・定款に適合することを確保するための体制 定款をはじめとするコンプライアンス体制にかかる規程を役職員が法令・定款及び社会規範を遵守した行動をとるための行動規範とする。また、その徹底を図るため、総務・CSR部においてコンプライアンスの取り組みを横断的に統括することとし、同部を中心に役職員の教育等を行う。内部監査部門は、総務・CSR部及び人事部と連携のうえ、コンプライアンスの状況を監査する。これらの活動は定期的に取締役会及び監査等委員会に報告されるものとする。法令上疑義のある行為等について従業員等が直接情報提供を行う手段としてホットラインを社内窓口に加え外部の第三者機関にも設置・運営しています。・取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 取締役会は、原則月1回、さらに必要に応じて臨時に開催し、当社の経営に関わる重要事項の審議並びに意思決定、会社の事業・経営全般に対する監督を行います。 また、子会社における重要な経営事項について当社の取締役会にて審議し、必要に応じ報告を求めるなどの子会社を監督する体制をとっております。 他方、経営会議を原則月1回開催し、業務執行に係る重要事項を協議して、取締役会の適正かつ迅速な意思決定を図る体制となっております。議 長代表取締役社長古屋 堯民 構成員取 締 役丸子 智弘取 締 役桑原 秀樹取 締 役西村 勉 社外取締役落合 一徳社外取締役若林 秀樹 取 締 役監査等委員島﨑 一夫社外取締役監査等委員松林 恵子社外取締役監査等委員中陳 道夫 d.監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項ならびに当該使用人に対する指示の実効性に関する事項・監査等委員会には、その職務を補助するため、監査等委員会事務局を置いております。・監査等委員会事務局に所属する使用人は、監査等委員会の指示により監査等委員会の職務を補助することとしております。・監査等委員会事務局に所属する使用人は、監査等委員会または監査等委員からの指示内容について守秘義務を負うものとしております。 e.監査等委員会の職務を補助すべき使用人の独立性に関する事項・監査等委員会事務局に所属する使用人の採用、異動、人事考課等の人事事項については、監査等委員会(監査等委員会が特定の監査等委員を指名した場合には、当該監査等委員)と事前協議を行うこととしております。・取締役及び使用人は、監査等委員会事務局に所属する使用人の独立性を阻害することのないよう留意しております。 f.監査等委員会への報告に関する体制・取締役または使用人は、監査等委員に対して、法定の事項に加え、当社に重大な影響を及ぼす事項、内部監査の実施状況、コンプライアンス・ホットラインによる通報状況及びその内容をすみやかに報告する体制を整備する。報告の方法(報告者、報告受領者、報告時期等)については、取締役と監査等委員会との協議により決定しています。・上記の報告をした者に対して、当該報告をしたことを理由としていかなる不利益な取扱いも行わない。 g.提出会社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 当社取締役が法令遵守の体制を構築するとともに、定期的な業務執行状況・財務状況の報告を徴収しております。また、内部監査室は子会社に対して監査を行い、その結果は代表取締役、及び所管業務関連部署長へ報告することにより、子会社の業務の適正を確保しております。 h.リスク管理体制の整備状況サステナブルな成長を続けるために必要な『健全で揺るぎない企業統治システム』『リスクマネジメント』『コンプライアンス』『人材基盤』『ガバナンス体制』の推進のため、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置しております。サステナビリティ委員会における審議事項・活動報告は定期的に経営会議および取締役会に付議・報告するものとしております。また、当社及び当社子会社の事業推進に伴う危機管理に関しては、『業務』『財務』『法令等の遵守』『労務』『災害』『環境』に関するリスクを物理的、経済的もしくは信用上損失又は不利益を生じさせるリスクと考え、このリスク及び機会を識別し、管理するために取締役会メンバーを中心としたリスク管理委員会を組成しています。 i.責任限定契約の内容の概要当社は取締役(業務執行取締役等であるものを除く)との間で、会社法第423条第1項の損害賠償責任について法令に定める要件に該当する場合には損害賠償責任を限定する契約を締結しております。但し、当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は金5百万円と法令の定める最低責任限度額とのいずれか高い金額としております。 j.役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の内容の概要は、被保険者がその職務の執行に起因して、被保険者に対して損害賠償請求がなされた場合の損害賠償金・争訟費用等の損害を当該保険契約により補填することとしております。なお、当該保険契約の被保険者の範囲は当社の取締役(監査等委員である取締役を含む)及び執行役員であり、保険料は全額当社が負担しております。 ② 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ③ 取締役の員数当社の取締役(監査等委員であるものを除く)は12名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款にて定めております。 ④ 取締役の選任取締役は、監査等委員とそれ以外の取締役とを区別して株主総会の決議によって選任いたします。取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行います。取締役の選任については、累積投票によらない旨を定款に定めております。 ⑤ 株主総会決議事項を取締役会で決議できることとした、その事項及びその理由当社は、取締役会の決議によって、毎年12月31日または6月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主へ機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。 ⑥ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を16回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりです。役位氏名出席状況代表取締役社長古屋堯民15/16(94%)取締役丸子智弘16/16(100%)取締役桑原秀樹15/16(94%)取締役西村勉13/13(100%)社外取締役阿部照悦16/16(100%)社外取締役廣木重之16/16(100%)取締役常勤監査等委員島﨑一夫16/16(100%)社外取締役監査等委員福嶋弘榮16/16(100%)社外取締役監査等委員松林恵子16/16(100%) (注) 取締役西村勉氏につきましては、2024年9月26日の就任以降に開催された取締役会のみを対象としております。主な審議内容として、当事業年度は中期経営計画「KFKビジョン2030」に関する重点施策の策定状況の確認、年度予算、資金政策、重要人事、四半期決算及び事業戦略投資、サステナビリティ関連の検討事項について審議を行い、決議しました。また審議事項の他に各事業部門からの執行報告も行っております。 ⑦ 指名・報酬諮問委員会の活動状況当事業年度において当社は指名・報酬諮問委員会を2回開催しており、個々の委員の出席状況については次のとおりです。役位氏名出席状況代表取締役社長古屋堯民2/2(100%)社外取締役監査等委員福嶋弘榮2/2(100%)社外取締役監査等委員松林恵子2/2(100%) 当事業年度の主な審議内容につきましては、以下のとおりです。・代表取締役の選定・取締役(監査等委員を除く)の選任・取締役(監査等委員を除く)の個人別の報酬・取締役(監査等委員を除く)の個人別の業績連動報酬
役員の報酬等2,569
(4) 【役員の報酬等】a.提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び総額の対象となる役員の員数 役員区分報酬額の総額(百万円)報酬額の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬譲渡制限付株式報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)44322915360606取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)1515---1社外役員27261--3 注) 取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬60百万円であります。 b.報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等 氏名報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分報酬額の種類別の額(百万円)固定報酬業績連動報酬譲渡制限付株式報酬左記のうち、非金銭報酬等古屋 堯民327取締役提出会社1931003333 注) 古屋堯民に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬33百万円であります。 c.使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの 総額(百万円)対象となる役員の員数(人)内容565使用人としての給与であります。 d.役員の報酬等の額の決定に関する方針 ・役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、当事業年度に係る取締役の報酬額につきましては、2023年9月26日開催の第55期定時株主総会において取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬額を年額6億円以内(うち社外取締役分は年額3千万円以内)と改める決議いただいております。なお決議には取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬等の額には、使用人兼務取締役に対する使用人分給与は含まれません。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く)6名(うち社外取締役2名)です。当事業年度の取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬額は2024年9月26日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く)の個人別の報酬額決定を決議しております。当該取締役の決議に際しては、独立社外取締役が過半をしめる任意の指名・報酬諮問委員会に取締役会から諮問し、その答申を受けております。概要は以下のとおりです。 ・基本方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。以下同じ)の報酬については中期経営計画で掲げるデジタル社会のさらなる進展とグリーン社会のビジョンの実現に向けた企業価値の向上に資する報酬体系とし、任意の委員会である指名・報酬諮問委員会への諮問により、その答申に基づき取締役会で決定しています。具体的には、役職、職責等に応じた「固定報酬」と、企業価値向上のためのインセンティブとして年次業績を勘案した「業績連動報酬」のほか、職務遂行及び業績向上へ意欲を高め企業価値と連動する中長期業績連動報酬(譲渡制限付株式報酬)を支給することで、より中長期的な企業価値向上を意識づける報酬体系としております。算定は、各取締役の実績、役職、職責、成果などを勘案し、社外取締役については、職務内容や経歴なども考慮し検討されております。算定された金額は取締役会から指名・報酬諮問委員会へ諮問され、審議されたのち取締役会が答申を受けて決議をおこなっており取締役会は決定方針に沿うものと判断しております。 ・取締役に対する固定報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針等固定報酬は、取締役会からの諮問に基づき、指名・報酬諮問委員会において報酬水準の設定について審議を行うほか、役職、職責等に応じた当該事業年度における個人別の固定報酬の額等に係る審査、評価を行い、取締役会に対し答申する。取締役会は指名・報酬諮問委員会の答申通りに個人別の固定報酬の額を決定する。なお固定報酬は月例報酬として月毎に支払う。 ・取締役に対する業績連動報酬(金銭報酬)等に係る業績指標の内容及び業績連動報酬等の額又は数の算定方法の決定に関する方針等業績連動報酬に係る指標は、期初予算として定めた連結営業利益、連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期利益としています。職責の大きさ等に応じてあらかじめ定められた基準金額に業績評価係数を乗じて個人別の支給額を決定し、金銭報酬として毎年一定の時期に支給します。当社の事業については、市況の影響をうける場合があるため、同業他社などの業績との比較による評価も行います。業績連動報酬は取締役会からの諮問に基づき、指名・報酬諮問委員会にて、当該事業年度の業績指標の前期との増減比率と達成比率を基礎とし、期首に各取締役が設定した個人別の重点施策の達成状況を考慮し、業績連動報酬の総額と個人別の配分額に係る審査、評価を行い、取締役会に対して答申します。取締役会は、指名・報酬諮問委員会の答申通りに業績連動報酬の総額と個人別の配分額を決定します。なお業績連動報酬は賞与として定時株主総会終結後に支給します。 ・取締役に対する非金銭報酬等の内容及び非金銭報酬等の額若しくは数又はその算定方法の決定に関する方針等非金融報酬等として当社は譲渡制限付株式報酬として当社譲渡制限付株式を交付しています。算定方法は職責の大きさに等に応じて算出した基準額に基づき算定し、取締役会の決議によって個人別の交付額及び交付時期を決定します。 ・取締役の個人別報酬における各種類(業績連動報酬・非金銭報酬、その他)の比率の決定に関する方針取締役の報酬は、固定報酬、業績連動報酬及び株式報酬により構成されています。その支給割合は上記基本方針のとおり、企業価値及び株主価値向上のインセンティブとして有効に機能するよう、指名・報酬諮問委員会にて適切に審議されています。 ・監査等委員である取締役に対する報酬等の額又はその算定方法に係る決定に関する方針監査等委員である取締役の報酬等の額は、2021年9月28日開催の第53期定時株主総会において総額5千万円以内と決議いただいております。監査等委員である取締役の報酬等の額は、監査等委員の協議により決定しております。なお、監査等委員である取締役の報酬につきましては、独立性確保の観点から、固定報酬のみとしております。
従業員の状況1,126
5 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況2025年6月30日現在セグメントの名称従業員数(人)全社418(133)合計418(133) (注) 1.従業員数は就業人員(当社グループから社外への出向者を除き、社外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.セグメント別の従業員の状況につきましては、各セグメントに跨って従事する従業員がいるため、セグメント別による従業員の記載を省略しております。 (2) 提出会社の状況2025年6月30日現在従業員数(人)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)414(133)35.48.87,482,528 (注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員、季節工を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.セグメント別の従業員の状況につきましては、各セグメントに跨って従事する従業員がいるため、セグメント別による従業員の記載を省略しております。 (3) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4) 管理職に占める女性従業員の割合、男性従業員の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の差異① 提出会社 当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者4.690.990.9072.580.548.1 (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ② 連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況862
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱韓国フルヤメタル大韓民国ソウル特別市29当社製品の販売サポート直接100.00製品販売業務等の委託先。役員の兼任あり。(連結子会社) ㈱米国フルヤメタルアメリカ合衆国ニューハンプシャー州マンチェスター59当社製品の販売サポート直接100.00製品販売業務等の委託先。役員の兼任あり。(連結子会社) ㈱Furuya Eco-Front Technology東京都豊島区250貴金属地金の加工及び販売直接60.00貴金属地金の販売先。役員の兼任あり。(非連結子会社) ㈱Furuya Eco-Front Technology 上海中華人民共和国上海市119㈱Furuya Eco-Front Technology 製品の現地販売間接(60.00)製品販売業務等の委託先。役員の兼任あり。(その他の関係会社) 田中貴金属工業㈱東京都中央区500貴金属地金及び各種産業用貴金属製品の製造・販売、輸出入及び貴金属の回収・精製(被所有)直接17.30貴金属地金の仕入先、製品の販売先。役員の兼任なし。(その他の関係会社) ㈱田中貴金属グループ(注)1、2東京都中央区100グループ全体の経営管理(被所有)-(17.30)田中貴金属工業㈱の親会社。役員の兼任なし。(その他の関係会社) ㈱フィールドインアンドカンパニー(注)1、2東京都中央区500持株含む資産管理(被所有)-(17.30)㈱田中貴金属グループの親会社。役員の兼任なし。 (注) 1.田中貴金属工業株式会社は株式会社田中貴金属グループの100%出資子会社であり、株式会社田中貴金属グループは株式会社フィールドインアンドカンパニーの100%出資子会社であることから、当社に対し間接的に影響を及ぼすことができる立場にあるため、「その他の関係会社」に含めて記載しております。2.「議決権の所有割合又は被所有割合」の欄の( )は間接所有の割合であります。
配当政策492
3 【配当政策】当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。配当に関しましては、業績に対応して行うことを基本としておりますが、安定的な配当の維持継続に留意するとともに、企業体質の強化と積極的な事業展開に備えるための内部留保の充実などを勘案して総合的に決定する方針であります。当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としております。なお、当社は取締役会決議により、「毎年12月31日または6月30日の最終の株主名簿に記載または記録された株主または登録株式質権者に対し、金銭による剰余金の配当をすることができる。」旨を定款に定めております。上記方針に基づき、第57期配当につきましては、1株当たり96円の配当を実施することを決定いたしました。なお、当社は、2024年7月1日付で普通株式1株を3株に株式分割しております。株式分割を考慮しない場合の第57期配当は1株当たり288円となります。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年8月7日取締役会決議2,35996
研究開発活動959
6 【研究開発活動】当社グループは、高度情報化社会の発展や省エネ・循環型の社会の確立に不可欠な素材である工業用貴金属の専業メーカーとして、多様化するユーザーのニーズに応えるとともに、社会と環境に貢献する次世代製品の開発に取り組んでおります。なお、研究開発費の金額は当社グループで管理しており、セグメント別に研究開発費の金額を表示することが困難なため、セグメント別の研究開発費の金額については記載を省略しております。当社グループの研究開発活動は、社内外の開発情報を有機的に結合させ、収益に繋がる開発を迅速かつ効果的に進めるため、研究統括部を設置し、基礎研究開発のほか、省エネや環境のための次世代新素材の開発、触媒原料等の開発、新しい用途の開発、及び高品質・高強度の合金の開発、高度な回収精製技術の開発等に注力しており、貴重な素材をより効率的、かつ高品質に回収・再生できるリサイクルプロセスの開発にも力を注いでおります。 当連結会計年度における研究開発費の総額は1,450百万円であり、研究開発の主な内容は以下のとおりであります。(1) 各種高機能合金製品の開発顧客ニーズや新たな用途や機能に適する各種高機能合金製品の開発につとめ、量産化技術の開発も併行して積極的に取り組んで参りました。今後、量産化への展開が期待されます。 (2) 貴金属化合物や触媒の開発への取り組み注目度の高い環境・エネルギー分野において、新たな用途や機能に適する触媒の重要性がさらに高まりつつある中で、有機EL向け材料としての貴金属化合物や、貴金属または貴金属化合物をベースとした環境浄化のための触媒材料ないし触媒の開発に引続き取り組んで参りました。 (3) スクラップからの貴金属回収技術の開発への取り組み廃触媒などのスクラップや使用済電極からのプラチナグループメタル(PGM)回収については、当社グループに蓄積された技術、及び新たに導入した熔解設備を核に、新たな技術開発に取り組んでおります。 (4) 大学・研究機関との共同研究環境やエネルギーに係わる技術開発や研究分野において、大学や研究機関との共同研究に積極的に参画しておりますが、その成果を当社グループの製品に生かすことを通じて次世代の環境やエネルギーへの貢献をすべく取り組んでおります。
主要な設備の状況409
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社当社は国内に3ケ所の工場を運営しております。また、つくば工場内につくば研究開発センターを設けております。主要な設備は、以下のとおりであります。 2025年6月30日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械及び装置土地(面積㎡)リース資産その他合計つくば工場(茨城県筑西市)工業用貴金属製品生産設備1,6637,3911,567(53,238.76)-6110,683171(47)土浦工場(茨城県土浦市)工業用貴金属精製回収設備2,3492,0541,097(44,421.96)496936,091127(9)千歳工場(北海道千歳市)センサー部品生産設備941--310016(3)本社(東京都豊島区)管理販売設備13---203399(15) (2) 国内子会社 主要な設備はありません。 (3) 在外子会社主要な設備はありません。
監査の状況2,876
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況a.監査等委員会監査の組織、人員および手続当社の監査等委員会は社外取締役2名を含む3名で組織されております。監査等委員である取締役は全員取締役会に出席し、また常勤の監査等委員である取締役は経営会議等の重要な会議に出席し、会社の運営および各取締役から業務の執行状況を聞き、必要に応じて意見を述べるなど監視・監督を行い、その内容を社外取締役と情報共有をしております。 b.監査等委員会の活動状況当事業年度において、監査等委員会を15回開催しており、各監査等委員の出席状況については次のとおりです。監査等委員(常勤) 島﨑 一夫 全15回中15回出席 (出席率100%)監査等委員(社外) 福嶋 弘榮 全15回中15回出席 (出席率100%)監査等委員(社外) 松林 恵子 全15回中15回出席 (出席率100%)監査等委員会における具体的な検討事項は、監査の方針および監査実施計画、内部統制システムの整備運用状況、会計監査人の監査の方法および結果の相当性、監査報酬の同意、サステナビリティ関連の検討等であります。また、常勤監査等委員の活動として、取締役等との意思疎通、取締役会その他重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、本社・工場および主要な事業所における業務および財産状況の調査、内部監査部門の報告会への参加、子会社の経営会議への参加、会計監査人からの監査の実施状況・結果の報告の確認を行い、その内容を社外取締役と情報共有をしております。 ② 内部監査の状況a.内部監査の組織、人員および手続当社の内部監査組織は専従スタッフ2名による社長直轄の内部監査室を設置し、内部監査規程に則り毎年度計画的に内部監査を実施しております。 b.内部監査、監査等委員会監査および会計監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係監査等委員会と内部監査室は、各部門の監査に関し、監査計画の検討、監査事項の分担や情報交換を行い、互いに連携して監査の充実と効率化に役立てております。また、内部監査室は内部統制に関する整備、評価および推進を担っており、結果を常勤監査等委員に報告を行い、意見交換を行い、内部統制制度の整備、推進を図っております。また、内部監査室は会計監査人による内部統制監査の状況やリスクの評価に関する意見等について必要に応じて監査等委員会と意見交換を行い、緊密な連携を維持しております。 c.内部監査の実効性を確保するための取組内部監査室は内部監査計画に基づき実施した内部監査の結果を代表取締役社長に毎月報告を行っております。これに加え、経営会議及び取締役会での報告を毎月行っております。また、監査等委員会が四半期毎に会計監査人から監査計画や会計監査・内部統制監査に関する報告、説明を受ける際には内部監査室も出席し、意見交換を行い三者の連携をより実効あるものとし、監査機能の強化に努めております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称太陽有限責任監査法人 b.継続監査期間2000年6月期以降継続して26年間であります。 c.業務を執行した公認会計士篠田 友彦(当事業年度を含む継続監査年数6年)江口 慎太郎(当事業年度を含む継続監査年数1年) d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士4名、その他12名であります。 e.監査法人の選定方針と理由監査等委員会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、会計監査人の品質管理の状況、独立性及び専門性、監査体制が整備されていること、具体的な監査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であることを確認し、監査実績などを踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。会計監査人の職務の執行に支障がある場合のほか、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に議案の内容を決定します。なお、太陽有限責任監査法人は、金融庁から2023年12月26日付で処分を受けており、その概要は以下のとおりです。ⅰ) 処分対象太陽有限責任監査法人ⅱ) 処分内容・契約の新規の締結に関する業務の停止3ヵ月(2024年1月1日から同年3月31日まで。ただし、既に監査契約を締結している被監査会社について、監査契約の期間更新や上場したことに伴う契約の新規の締結を除く。)・業務改善命令(業務管理体制の改善)・処分理由に該当することとなったことに重大な責任を有する社員が監査業務の一部(監査業務に係る審査)に関与することの禁止3ヵ月(2024年1月1日から2024年3月31日まで)ⅲ) 処分理由・他社の訂正報告書等の監査において、同監査法人の社員である2名の公認会計士が、相当の注意を怠り、重大な虚偽のある財務書類を重大な虚偽のないものと証明したため。 監査等委員会は、太陽有限責任監査法人から処分の内容及び業務改善計画の概要についての説明を受けました。その結果、今回の処分は当社の監査に直接に影響を及ぼすものではなく、業務改善計画の進捗も進んでおり、また当社の監査業務は適正に行われていることを確認し、太陽有限責任監査法人を会計監査人として選定いたしました。 f.監査等委員会による会計監査人の評価監査等委員会は、上述の監査法人の選定方針に掲げた基準の適否に加え、会計監査人より職務の執行状況につき報告を受け、経営者・監査役・経理部門・内部監査室等との意思疎通、グループ全体の監査、不正リスクへの対応等が適切に行われているかという観点で評価した結果、太陽有限責任監査法人は会計監査人として適格であると判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬 区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社33131―連結子会社――――計33131― 監査公認会計士に対する非監査業務の内容新株発行に係るコンフォートレター作成業務であります。 b.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 c.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、当社の規模や業務内容、監査日数等を勘案し、監査人と協議の上、監査等委員会の同意を得て決定することとしております。 d.監査等委員会が監査法人の報酬等に同意した理由監査等委員会は、公益社団法人日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、監査法人の監査計画の報告内容、従前の連結会計年度における職務執行状況や報酬見積りの算出根拠等が適切かどうか検討した上、監査法人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況706
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、基準を定めておりませんが、純投資目的で株式を保有することを予定しておりません。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式10非上場株式以外の株式15 b.保有目的が純投資以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的 特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社オハラ5,4005,400当社製品の販売を中心とした取引先であり、営業、技術、研究開発面等での継続的な交流により、相互の事業拡大、発展を図るため保有しております。無57 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式の前事業年度及び当事業年度における貸借対照表計上額の合計額並びに当事業年度における受取配当金、売却損益及び評価損益の合計額該当事項はありません。 ④ 投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外に変更したものの銘柄、株式数、貸借対照表計上額該当事項はありません。 ⑤ 投資株式の保有目的を純投資目的以外から純投資目的に変更したものの銘柄、株式数、貸借対照表計上額該当事項はありません。
沿革2,108
2 【沿革】 年月事項1951年3月東京都三鷹市に古屋商店を創立し、貴金属地金販売及び貴金属装飾品の製作、販売を開始1968年8月資本金5百万円で株式会社を設立、商号を株式会社フルヤ金属に変更1975年4月工業用貴金属の分野に参入1977年3月本社、工場を東京都豊島区高田一丁目31番2号に移転1981年10月イリジウムルツボ国内初の製造に成功1982年4月 デグサ社(独)とイリジウムについて技術・販売提携(1996年2月29日付で契約は解消しております)1982年6月東京都豊島区高田一丁目25番5号に高田工場を新設1983年4月広島市東区に広島営業所を設置1986年4月大阪市淀川区に大阪営業所を設置1986年7月信越化学工業株式会社製PBN(焼成窒化ボロン)ルツボ等の代理販売開始1987年3月大阪営業所に広島営業所を併合1987年10月 デグサ社(独)とFKS(デグサ社開発の強化型白金材料)について技術・販売提携(1996年2月29日付で契約は解消しております)1987年11月本社を東京都豊島区南大塚三丁目に移転1989年7月新日本製鐵株式会社・旭硝子株式会社と共同で溶銑・溶鋼・連続測温用温度計を開発1990年10月茨城県下館市(現 筑西市)につくば工場を設置し、本社工場、高田工場を集約1991年12月 科学技術庁(現文部科学省)航空宇宙技術研究所とIrアロイ(イリジウム合金)素材を使用した高温用温度センサーを共同開発(産学官提携助成事業助成金を受ける)1992年4月ガスタービン燃焼器の測温プローブを開発1993年6月鉱山会社ウエスタンプラチナム社(南アフリカ共和国)製貴金属地金の販売開始1998年4月本社を東京都豊島区南大塚二丁目に移転1998年10月茨城県下館市(現 筑西市)のつくば工場敷地内に、つくば研究開発センターを開設2000年2月つくば工場において国際品質保証規格「ISO9001」の認証を取得2001年4月三菱商事株式会社と共同出資でイプシロン株式会社を設立2001年6月三菱商事株式会社及び英国ロンミン社(Lonmin Plc(現 Sibanye UK Limited))が資本参加2002年7月イプシロン株式会社を吸収合併2002年10月仙台市青葉区に仙台営業所を設置2003年5月茨城県下館市(現筑西市)のつくば工場敷地内に、工場B棟を新設2005年2月茨城県下館市(現筑西市)のつくば工場敷地内に、工場C棟を新設2005年11月ロンドン・プラチナパラジウムマーケット(LPPM)に登録認証2006年1月つくば工場において国際環境規格「ISO14001」の認証を取得2006年9月株式会社ジャスダック証券取引所に上場2007年2月茨城県土浦市に第二工場用地を取得2007年3月名古屋営業所及び九州出張所を開所2007年6月茨城県筑西市(旧下館市)のつくば工場敷地内に、工場D棟を新設2007年12月土浦工場に工場棟を建設し、貴金属回収・精製ラインを増設2009年1月土浦工場において国際環境規格「ISO14001」の承認を取得2009年3月 つくば工場において計量法及び国際規格「ISO17025」の要求に基づき校正事業者「JCSS」として登録、JCSS国際MRA対応認定事業者として認定2010年4月ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場2010年10月北海道千歳市に千歳工場を新設2011年2月田中貴金属工業株式会社と資本業務提携契約を締結2011年4月土浦工場に新棟を増設2011年9月株式会社韓国フルヤメタルを設立 年月事項2013年4月株式会社米国フルヤメタルを設立2013年7月土浦工場に乾式精製装置棟を新設2013年7月東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場2013年12月仙台営業所を廃止2014年3月土浦工場に触媒棟新設2014年3月経済産業省認定グローバルニッチトップ企業100選に選定2014年9月大阪営業所を名古屋営業所に統合、西日本ビジネスユニットに名称変更2017年6月西日本ビジネスユニットを廃止2020年5月株式会社Furuya Eco-Front Technologyを設立2020年6月2020年版経済産業省認定グローバルニッチトップ企業100選に選定2020年7月Anglo Platinum Marketing Limited(現 Valterra Platinum Marketing Limited)と株式会社Furuya Eco-Front Technologyの合弁契約締結2021年5月株式会社Furuya Eco-Front Technology上海を設立2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行2023年12月東京証券取引所スタンダード市場から同取引所プライム市場へ市場区分を変更2024年9月株式会社ナノ・キューブ・ジャパンを吸収合併

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

4
2026年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
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剰余金の配当(増配)に関するお知らせ配当 · 15:30
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中期経営計画の見直しに関するお知らせその他 · 15:30
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投資単位の引下げに関する考え方及び方針等についてその他 · 15:30
PDF

出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
確認書確認書 · S100XKFT
半期報告書-第58期(2025/07/01-2026/06/30)半期報告書 · 2026-06-30期 · S100XKFM
確認書確認書 · S100WUB1
訂正有価証券報告書-第57期(2024/07/01-2025/06/30)有価証券報告書 · S100WUAI
臨時報告書臨時報告書 · S100WRYJ
臨時報告書臨時報告書 · S100WRMZ
内部統制報告書-第57期(2024/07/01-2025/06/30)内部統制報告書 · S100WR2O
確認書確認書 · S100WQXD
有価証券報告書-第57期(2024/07/01-2025/06/30)有価証券報告書 · 2025-06-30期 · S100WR44
確認書確認書 · S100V84N
半期報告書-第57期(2024/07/01-2024/12/31)半期報告書 · 2024-12-31期 · S100V84A
臨時報告書臨時報告書 · S100UGFQ
内部統制報告書-第56期(2023/07/01-2024/06/30)内部統制報告書 · S100UF6H
確認書確認書 · S100UF7S
有価証券報告書-第56期(2023/07/01-2024/06/30)有価証券報告書 · 2024-06-30期 · S100UF6B
確認書確認書 · S100TF9D
四半期報告書-第56期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)四半期報告書 · 2024-03-31期 · S100TF92
確認書確認書 · S100SV6S
四半期報告書-第56期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SV6K
確認書確認書 · S100ST5I
訂正有価証券報告書-第54期(2021/07/01-2022/06/30)有価証券報告書 · S100SS04
確認書確認書 · S100S8YQ
四半期報告書-第56期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S8XU
確認書確認書 · S100SAUO
訂正有価証券報告書-第55期(2022/07/01-2023/06/30)有価証券報告書 · S100S7Z3
確認書確認書 · S100RWLO
内部統制報告書-第55期(2022/07/01-2023/06/30)内部統制報告書 · S100RWLM
有価証券報告書-第55期(2022/07/01-2023/06/30)有価証券報告書 · 2023-06-30期 · S100RWQV
四半期報告書-第55期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)四半期報告書 · 2023-03-31期 · S100QQQ9
四半期報告書-第55期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q7FM
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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