セ
株式会社セレス
CERES INC.
297億円売上高(FY2025)
20.4%ROE
35.5%自己資本比率
62財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2025の売上高は297億円(前年比+7.1%)。営業利益は23億円(営業利益率7.9%)、当期純利益は25億円。総資産375億円に対し自己資本比率は35.5%、ROEは20.4%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは17億円の創出、現金及び現金同等物は131億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)2,213円2026-09-04
PER10.2倍
PBR1.92倍
配当利回り3.62%
時価総額(概算)251億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高297億円+7.1%
営業利益23億円+4.8%
当期純利益25億円+68.6%
総資産375億円
純資産140億円
営業利益率7.9%
ROE20.4%
自己資本比率35.5%
EPS216.6円
BPS1,152.6円
1株配当80円
配当性向36.9%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE20.4%中央値 12.0%
営業利益率7.9%中央値 8.6%
自己資本比率35.5%中央値 66.6%
健全性スコア62.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 297億円 | 23億円 | 21億円 | 25億円 | 375億円 | 140億円 | 216.6 | 20.4% | 35.5% |
| FY2024 | 277億円 | 22億円 | 27億円 | 15億円 | 330億円 | 127億円 | 129 | 14.6% | 33.8% |
| FY2023 | 241億円 | 11億円 | 12億円 | 5億円 | 259億円 | 100億円 | 39.6 | 5.0% | 35.4% |
| FY2022 | 205億円 | — | 7億円 | 47百万円 | 226億円 | 97億円 | 4.1 | 0.5% | 39.3% |
| FY2021 | 234億円 | 23億円 | 35億円 | 28億円 | 202億円 | 98億円 | 251.8 | 35.6% | 44.8% |
| FY2020 | 202億円 | 15億円 | 18億円 | 7億円 | 162億円 | 71億円 | 67.3 | 11.8% | 40.1% |
| FY2019 | 165億円 | — | 8億円 | 75百万円 | 129億円 | 66億円 | 6.8 | 1.2% | 47.3% |
| FY2018 | 107億円 | — | -3百万円 | -3億円 | 119億円 | 64億円 | -28.7 | -5.2% | 50.4% |
営業CF17億円
投資CF7億円
財務CF-8億円
現金及び現金同等物131億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Mobile Service Business280億円
Financial Service Business17億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 10.5% |
| 2 | 有限会社ジュノー・アンド・カンパニー | 10.2% |
| 3 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.1% |
| 4 | 都木 聡 | 6.5% |
| 5 | 株式会社サイバーエージェント | 4.3% |
| 6 | 赤浦 徹 | 2.4% |
| 7 | 野﨑 哲也 | 1.9% |
| 8 | 小林 保裕 | 1.8% |
| 9 | 大田 宜明 | 1.5% |
| 10 | 谷地舘 望 | 1.3% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025中間(〜2025-06-30) | 159億円 | 15億円 | 11億円 | 16億円 | 9.2% | — | 134.8 |
| FY2024中間(〜2024-06-30) | 132億円 | 8億円 | 11億円 | 7億円 | 6.2% | — | 58.8 |
| FY2023中間 | 112億円 | 5億円 | 5億円 | 4億円 | 4.2% | — | 31.1 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢32.4歳
平均年間給与596万円
平均勤続年数2.8年
管理職に占める女性比率19%
男女の賃金の差異(全労働者)66.6%
男女の賃金の差異(正規雇用)72.4%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 18百万円 | 4 | 5百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容4,035字
3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社セレス)、連結子会社11社(株式会社マーキュリー、株式会社バッカス、株式会社ディアナ、studio15株式会社、株式会社ラボル、株式会社サルース、株式会社アポロ・キャピタル、Apollo Capital1号投資事業有限責任組合、Apollo Capital2号投資事業有限責任組合、DINETTE株式会社、株式会社イシス)及び持分法適用関連会社2社(ビットバンク株式会社、株式会社サイバー・バズ)によって構成されております。 当社グループの報告セグメントにつきましては、日本最大級のポイントサイトであるモッピーや自社アフィリエイトプログラムAD.TRACK等からなる「ポイント」、化粧品・健康食品等の企画・製造・販売を行う「D2C」、及び連結子会社ゆめみが手掛ける企業のDX化支援サービス「DX」から成る「モバイルサービス事業」並びにブロックチェーン関連、オンラインファクタリングサービス、投資リターンを得ることを目的とした投資育成事業から成る「フィナンシャルサービス事業」の2事業に区分しております。 当社の事業における位置付け及びセグメントの関係は次のとおりであります。 (1)モバイルサービス事業 当社グループは、当事業の運営に当たり、広告主や利用者にとって利用価値の高いメディアやサービスを提供するため、メディアの企画、システム開発、webデザイン、マーケティング、運営までを一貫して社内で手掛ける体制を構築しております。また、当該体制を維持・拡大するために、技術者を中心とした優秀な人材を採用・育成し、メディアやサービスの日々の運営業務に継続的な改良を加えております。 ① ポイント ポイントは、スマートフォン端末をメインデバイスとして、日本最大級のポイントサイトであるモッピーを中心に各種メディアを運営しており、こうしたメディアの媒体力を活かし、自社アフィリエイトプログラムAD.TRACKも運営しております。さらに、2025年9月1日付でポイントサイト「Point Income」を事業譲受したことにより、国内ポイントメディア市場におけるシェアの更なる拡大を図っております。ポイントサイトは、掲載されている広告に定められた条件を満たした登録会員のアクションに対してポイントが付与され、そのポイントを現金や電子マネー等に交換できるというサービスを提供するサイトであります。広告主から受け取る広告料の一部を原資にポイントを付与しており、登録会員はポイントサイトに会員登録料などを支払うことなく利用することができます。AD.TRACKは、広告主と直接取引を行うことでの自社メディアの競争力強化及び他社メディアへの広告配信による代理店収入獲得を目的としております。クライアントの新規開拓等に加えて、インフルエンサーマーケティングへの取り組みなどの施策を行っております。 ポイントの主な収益源はアフィリエイト広告売上であり、登録会員の訪問頻度向上や広告への接触頻度向上を目的とした各種施策を継続的に実施することにより登録会員のアクティブ化を図る一方、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)との関係を構築・強化することにより取引条件の改善に取り組むこと等で売上規模の拡大を図っております。また、広告の掲載順位やサイト内での表示位置、インセンティブとして付与するポイントの売上に対する付与率等をどのようにコントロールするかといったメディア運営に関するノウハウが当事業の収益性を大きく左右する要因であり、当該運営能力が当事業における強みとなっております。 更なる事業拡大のためには、スマートフォン広告市場の拡大、キャッシュレス及びポイント活動の普及を追い風にするだけでなく、「ポイントが貯まって使える」というポイントサイトの基本機能を向上させる等の改良を通じて登録会員の満足度を高め長くご利用いただく一方、費用対効果の高い会員獲得プロモーションの実施や既存会員による口コミの誘発等により新規登録会員を獲得し、継続的にメディア力を強化する必要があります。このような環境のもと、当社では2020年7月に新たにモッピーのスマートフォン版アプリをリリースし多様な集客方法による会員数の増加を図るとともに、会員ニーズに応じたポイント交換先の追加、会員ランク制度や決済サービス「モッピー Pay」の導入等の施策を実施しております。その結果、モッピーのアクティブ会員数は2025年12月末時点で648万人(前年同期比13.4%増)、アプリの累計ダウンロード数も679万件(同20.9%増)に達しており、その推移は次のとおりであります。 年月アクティブ会員数(万人)アプリダウンロード数(万件)2024年9月末5565302024年12月末5725622025年3月末5895912025年6月末6046172025年9月末6266472025年12月末648679(注)アクティブ会員数の定義は、集計時において登録メールアドレスにメールの届く会員の数であります。 ② D2C D2Cは、当社グループが有する広告運用ノウハウを活用した化粧品・健康食品等の企画・製造・販売を行っております。継続的な新商品投入によるアップセル・クロスセルの促進に加えて、自社サイトだけでなくECモールや小売店舗での販売も実施するなど、販売チャネルの拡大にも継続して取り組んでおります。 また、連結子会社である株式会社サルースは、ピルのオンライン診療サイト「エニピル」を運営しております。「エニピル」は、医師からの診察、処方、薬の受け取りまでを全てオンラインで完結させることができるピルのオンライン診療サービスを外部の医療機関との連携で実現するものであり、同社は医療機関に対しユーザーの送客及び収納代行サービスを提供しております。積極的な広告投資による個人ユーザーの新規獲得に加えて、同社が運営する法人向け福利厚生サービス「エニピル for キャリア」の導入企業獲得に注力するなど、新規会員獲得に継続的に取り組んでおります。 ③ DX 連結子会社である株式会社ゆめみは、法人向けのデジタルメディア・Webサービス・公式アプリの立ち上げと成長に関連した支援事業を行なっております。引き続き旺盛な業務変革や顧客接点改革などの企業のDX化ニーズを好機として、積極的な人材投資を継続しながら成長を続けております。 株式会社ゆめみは大手飲食店チェーンや大手小売店向けの開発においては国内屈指の実績を有しており、案件の保守・運用や追加開発等による継続的関与率の高さが同社の特徴となっております。 なお、DX事業については、2025年5月30日連結子会社であった株式会社ゆめみの全株式を売却したことに伴い事業撤退いたしました。 以上述べたモバイルサービス事業の内容を事業系統図によって示すと、次のとおりとなります。 (2)フィナンシャルサービス事業① ブロックチェーン関連 当社グループでは、100%子会社である株式会社マーキュリーにおいて、2021年2月17日付で資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録が完了し、2021年3月15日付で暗号資産販売所「CoinTrade(コイントレード)」を開業しております。また、2022年7月28日付で新たにステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」を開始しており、「CoinTrade(コイントレード)」及び「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」における取扱銘柄を追加することで、新規会員獲得と顧客預り資産の増加を目指しております。他にも、2024年7月3日付で新たに暗号資産レンディングサービスである「CoinTrade Lending (コイントレードレンディング)」を開始するなど運用サービスの多様化を進め、暗号資産等の運用プラットフォームの地位の確立を目指しております。 また、持分法適用関連会社であるビットバンク株式会社も暗号資産交換業者として登録を受けており、同法及び関係法令による各種規制の下で暗号資産交換業を営んでおります。なお、同社は2025年12月末時点で合計44銘柄の売買が可能な国内最大級の暗号資産取引所となっております。 ② オンラインファクタリングサービス オンラインファクタリングサービスは、フリーランス向けAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」、カード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」及び事業者向けの資金調達情報サイト「資金調達プロ」を運営しております。「labol(ラボル)」はフリーランスとして働く方への資金調達手段として、請求書の買い取りサービスを提供するものであります。資金調達を必要とするフリーランスの方が、取引関連の各種情報とともに請求書とそのエビデンスをオンラインでアップロードするだけで、独自アルゴリズムにより請求書の買い取り可否をオンライン上で判定し、本サービスを運営する当社が請求書(売掛債権)を買い取ることにより、最短60分で資金調達が可能となっております。 また、「labol(ラボル)カード払い」は、大手金融事業者との事業提携により、カード決済を行いたい事業者と、カード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスであり、「labol(ラボル)」同様に主としてフリーランス向けに事業展開しております。 ③ 投資育成事業 当事業は、当社事業戦略に沿った成長分野に関連するベンチャー企業に投資を行い、投資先企業の企業価値向上による投資リターンを得ることを目指しております。なお、株式等の売却にあたっては市場動向を踏まえた上で判断しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,715字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。(1)中長期的な経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題①中期経営計画2030(5ヵ年計画)について 当社グループは、2026年2月に策定した「中期経営計画2030(5ヵ年計画)」の達成に向けて、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」という経営理念のもと、ポイント経済圏とブロックチェーンからなる「トークンエコノミー(代用通貨経済圏)」を創造し、社会経済活動の活性化をはかるプラットフォームとなることを中長期的な経営方針としております。具体的にはモッピーのメディア力を活かし、D2Cまでの一気通貫のビジネスモデルを形成、連携した各事業への成長投資を通じて、垂直統合型モデルの価値拡大を図ること、登録済暗号資産交換業者であるマーキュリー及びビットバンクを中核としてブロックチェーン領域でのポジションを確立すること、新規事業・M&Aに積極的に取組み非連続な成長を実現することを重点戦略として位置付けております。 これらの中長期的な目標実現に向けて、モバイルサービス事業では、モッピーにおいて認知施策の強化によりアクティブ会員数の増加と利用率の向上に取り組むとともに、自社アフィリエイトプログラム「AD.TRACK」との連携を一層強化し、利益率の向上を図ってまいります。あわせて、事業譲受した「Point Income」のPMI推進及び両ポイントサイトの送客力を活かした新サービスの展開を行い、既存事業と新規事業での成長を両立してまいります。D2Cでは、商品開発とブランド展開の強化に加え、アフィリエイト広告を中心に潜在顧客層に訴求を進め、収益拡大を目指してまいります。 フィナンシャルサービス事業では、マーキュリーにおいて「電子決済手段等取扱業者」登録を目指すとともに運用サービスを多様化し、暗号資産のトータル運用プラットフォームを目指してまいります。また、ビットバンクにおいては国内最大規模の取引所の地位を盤石なものとするための各種施策に加えて、包括的なサービス展開に向け、大手金融機関と連携してデジタル資産の「管理型信託業」への参入を目指してまいります。 当社の得意分野を強化するとともに、新分野・新領域で新たなビジネスを創出し変革を起こすことで、社会的、経済的な価値を生み出し、企業価値の向上と持続的な成長に取り組んでまいります。 ②ESG、SDGsへの取り組み 当社は、創業以来「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」を経営理念に掲げ、国内最大級のポイントサイト「モッピー」を中心に、ブロックチェーン事業やD2C事業など、多角的な事業展開を行っております。 当社がこれらの事業を長期的に成長させていくためには、株主・投資家、取引先、従業員、そしてサービスをご利用いただくユーザーといった、全てのステークホルダーの期待に応え、環境や社会にとって、「大切な存在」であり続けることが不可欠であると考えております。事業成長と、社会課題解決を両立させる「サステナブルインターネット企業」として、ESG・SDGs達成に向けての貢献を加速させ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。 環境面においては、2021年より「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」及び「再エネ100宣言 RE Action」へ参画し、事業活動に伴う消費電力の再生可能エネルギー100%転換を継続しております。2025年度には、気候変動イニシアティブ(JCI)加盟や自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム参画を通じ、脱炭素のみならず自然資本保護への取組を強化いたしました。あわせて「セレス環境方針・環境目標」を策定し、2050年までのバリューチェーン全体での温室効果ガス排出量実質ゼロ(Net-Zero 2050)を宣言し、2027年7月までのSBT認定取得を目指しております。また、情報の透明性と実効性を担保するため、2024年度実績より温室効果ガス排出量Scope 1・2・3の全範囲において、独立した第三者検証の取得を開始いたしました。 社会面においては、ポイントサイト「モッピー」を通じた参加型社会貢献を推進しております。寄付専用プラットフォーム「モッピーSDGs」では、累計1,300万人の会員と共に脱炭素や人道支援等への支援を継続し、2025年8月には「防災の日」に合わせた大規模イベントを実施いたしました。また、女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」において最高位の3つ星を獲得いたしました。今後は、更なるウェルビーイング向上を目指し、多様な人材の活躍を通じて、変化に強く競争力の高い組織構築を推進してまいります。 ガバナンス面においては、2021年3月に監査等委員会設置会社へ移行し、監督機能の充実を図ってまいりました。2026年3月30日開催予定の定時株主総会における第2号議案及び3号議案が承認された場合には、取締役会は10名で構成され、そのうち独立社外取締役が5名(構成比率50%)、女性取締役が3名(構成比率30%)となります。今後も経営の独立性と多様性を高度に両立させ、実効性の高いガバナンス機能を有する経営体制の構築を目指してまいります。 資金調達面では、2024年7月に実施したサステナビリティ・リンク・ローンにおいて、CDP気候変動スコアでの「リーダーシップレベル(A、A-)」選定を「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)」として設定いたしました。2025年度CDP評価においては、マネジメントレベルである「Bスコア」を獲得したことを踏まえ、2026年度はCDP気候変動スコアでの「リーダーシップレベル(A、A-)」選定を目指し、引き続きサステナビリティ開示基準等を見据えた高度な情報開示と、実効性のあるESG戦略を推進することで、社会からの信頼獲得と中長期的な企業価値の最大化に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 「中期経営計画2030(5ヵ年計画)」では、計画最終年度である2030年度の数値目標を以下の通り設定しております。 連結経営目標2025年度(2025年12月期)実績2030年度(2030年12月期)目標売上高29,660百万円60,000百万円EBITDA5,392百万円12,000百万円
事業等のリスク7,108字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)インターネット広告市場について2025年の国内インターネット広告市場は、進展する社会のデジタル化を背景として引き続き伸長した結果、4兆459億円(前年比110.8%)と過去最高を更新し、2021年に初めて上回ったマスコミ4媒体広告費との差も1兆7,479億円へと大きく広がっております。(株式会社電通「2025年の日本の広告費」より)。しかしながら、インターネット広告市場は変化のスピードが早く、景気動向や広告主の広告出稿戦略にも大きな影響を受ける構造となっております。また、各種法規制や広告主の費用対効果に対する要求も厳しくなってきております。当社グループがそのような事業環境の変化に適切に対応できなかった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)技術革新等について当社グループが事業展開しているインターネット関連市場では、技術革新や顧客ニーズの変化のスピードが非常に早く、インターネット関連事業の運営者はその変化に柔軟に対応する必要があります。当社グループにおいても、最新の技術動向や環境変化を常に把握できる体制を構築するだけではなく、優秀な人材の確保及び教育等により技術革新や顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう努めております。しかしながら、当社グループが技術革新や顧客ニーズの変化に適時に対応できない場合、また、変化への対応のためにシステム投資や人件費等多くの費用を要する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)メディア運営ノウハウの流出について当社グループはインターネット広告市場を主たる事業領域としておりますが、当該分野においては多くの企業が事業展開をしております。中でもポイントサイトは参入障壁が低く、競合が激しい状況にあります。そのような環境下で、「モッピー」及び「Point Income」に蓄積されている広告の掲載順位やメディア内での表示位置、インセンティブとして付与するポイントの売上に対する付与率等をどのようにコントロールするかといったメディア運営に関するノウハウが競合他社との差別化要因となっております。また、当社グループの事業の成否は、メディア運営、システム開発、webデザイン、管理等の各分野に精通した人材とインターネットビジネスに最適化された組織体制に大きく依存しております。しかしながら、人材需要が急増するインターネット関連分野において人材獲得競争が激化し、在職している従業員が流出した場合には、メディア運営ノウハウの流出や組織体制のバランスが崩れ効率的な運営ができないこと等が想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)外部委託業者の活用についてモバイルサービス事業のD2Cにおける製商品の製造、物流及びコールセンター業務については、それぞれ外部業者へ委託しております。当社グループは各委託先と良好な関係を維持しており、安定的な製商品及びサービスの供給を受けておりますが、今後委託先の経営状況の変化や財政状態の悪化、契約内容の変更、自然災害等不測の事態が生じた場合には、委託先から安定的な製商品及びサービスの供給が受けられなくなる可能性があります。当社グループはこのようなリスクを踏まえ、複数の委託先への分散や一部業務の内製化など、特定の外部委託業者への依存度を下げる施策を検討してまいりますが、委託先から安定的な製商品及びサービスの供給が滞った場合には当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5)投資育成事業について当社グループが出資対象とするベンチャー企業等は、市場環境変化への対応力並びに開発能力及び経営管理能力の不足等、その将来性において不確定要素を多数抱えております。当該投資を行う際には、専門知識を有するメンバーで構成する会議体にて慎重に検討し、極力リスクを回避するよう努めておりますが、投資先が期待した成果を上げることができず業績が悪化した場合には、営業投資有価証券の減損処理等により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループでは、投資事業組合等(ファンド)への出資も実施しておりますが、ファンドが出資する未公開企業についても同様の不確定要素を抱えていることから、出資先の業績が悪化した場合には、これらの投資が回収できず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、有価証券の評価については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)(1)営業投資有価証券の評価」をご参照ください。 (6)ブロックチェーン関連について当社グループは、フィナンシャルサービス事業のブロックチェーン関連として100%子会社である株式会社マーキュリーにおいて暗号資産交換業を営んでおり、また国内最大規模の暗号資産取引所を営むビットバンク株式会社を重要な関連会社としております。これらの会社は中長期的には安定的に当社グループの業績に寄与するものと考えておりますが、短期的には経済環境や暗号資産の相場環境等の影響により、業績が大きく変動する可能性があります。特に国内最大規模の暗号資産取引所を営むビットバンク株式会社の業績は、持分法による投資損益を通じて当社グループの業績に大きな影響を与えることから、当該外部要因等により同社の当期純損益が大きく変動した場合には、当社グループの営業外損益も大きく変動することとなります。なお、ビットバンク株式会社の業績については、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (関連当事者情報)2.親会社又は重要な関連会社に関する注記 (2)重要な関連会社の要約財務情報」をご参照ください。 (7)システムの安定性について当社グループの運営する各種メディアや暗号資産販売所及び暗号資産取引所は、システム負荷の高いサービスとなっていることから、システムの安定的な稼動が当社グループの業務遂行上必要不可欠な事項となっております。そのため、当社グループでは継続的な設備投資を実施するだけではなく、サービスで使用するサーバー設備やネットワークを常時監視し、障害の兆候が見られた場合には担当の役職員に対し自動でメールが送信される等、システム障害の発生を未然に防ぐことに努めております。しかしながら、アクセスの急増、ソフトウエアの不備、コンピューターウィルスや人的な破壊行為、役職員の過誤、自然災害等、想定していない事象の発生によるサービスの停止により収益機会の喪失を招く恐れがあります。このような事態が発生した場合には、当社グループが社会的信用を失うこと等が想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)不正アクセスについて当社グループの主力事業であるポイントサイト「モッピー」及び「Point Income」において現金や電子マネーに交換可能なポイントを発行していることから、当該ポイントを不正に取得することを目的とした悪意の第三者によるシステムへの不正アクセス等を受ける可能性があります。また、ブロックチェーン関連においても保有する暗号資産(顧客からの預り資産を含む)を対象とする同様のリスクを認識しております。当社グループでは、サービスを提供するシステムや社内情報システム等に対して適切なセキュリティ対策を実施したうえで監視体制を強化しております。また、適宜、外部のシステム評価会社を活用し、システムの安全性を確認しております。しかしながら、不正アクセスによるシステムへの侵入が発生し、サービス利用者の個人情報、ポイントや保有する暗号資産に関する重要なデータが消去または不正に入手される可能性は否定できません。このような事態が発生した場合には損害賠償請求を受ける可能性や社会的信用を失うこと等が想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)法的規制について①モバイルサービス事業当社グループが運営しているモバイルサービス事業は「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「消費者契約法」、「特定商取引に関する法律」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等の法規制を受けております。当社グループは、事業運営にあたってはこれら法令に抵触することが無いよう、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会の定める広告ガイドライン等に準拠した広告掲載基準を設け、それに従った審査を実施するだけではなく、従業員教育等を徹底するとともに法令遵守体制の構築と強化を図っております。しかしながら、これら法令の改正や新たな法令の制定、想定外の事態の発生等により当社グループの展開する事業が法令に抵触した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②フィナンシャルサービス事業フィナンシャルサービス事業では100%子会社である株式会社マーキュリー及び持分法適用関連会社であるビットバンク株式会社において、関東財務局より「資金決済に関する法律」第63条の2に基づく暗号資産交換業者として登録を受け、同法及び関係法令等による各種規制の下で暗号資産交換業を営んでおります。また、両社は自主規制機関である一般社団法人暗号資産等取引業協会に加入しており、当該団体の諸規則にも服しております。当社グループは関連法令や諸規則等を遵守し、利用者保護に努めてまいる所存ですが、万が一、両社がこれらの法令や諸規則等に違反し、登録の取消し等の行政処分を受けた場合には当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、両社は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に定める特定事業者として、テロ資金や犯罪収益の追跡のための情報確保とテロ資金供与及びマネー・ロンダリング等の利用防止を目的とした顧客の取引時確認及び確認記録の保存等を義務付けられております。当社グループは同法の定めに基づき取引時確認を実施するとともに、確認記録及び取引記録を保存しておりますが、何らかの事由により同法に適合しない事態が発生した場合には、監督官庁による行政処分や刑事罰等を受けることがあり、その場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)知的財産権について当社グループは複数の事業において商標権等の知的財産権を所有しており、法令の定めに則って権利の保全に努めていますが、第三者からの権利侵害を把握しきれない、もしくは適切な対応ができない場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループによる第三者の知的財産権侵害の可能性については、専門家と連携を取り調査可能な範囲で対応を行っておりますが、当社の事業領域に関する第三者の知的財産権の完全な把握は困難であり、当社グループが認識せずに他社の知的財産権を侵害してしまう可能性は否定できません。この場合、損害賠償請求や使用差止請求等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)個人情報保護について当社グループでは、「モッピー」及び「Point Income」において会員に付与したポイントを現金と交換する際に預金口座情報等の個人情報を取得しております。また、ブロックチェーン関連、オンラインファクタリングサービス及びD2Cにおいても利用者及び購入者の住所、氏名等の個人情報を取得しております。そのため、個人情報の保護に関する法律が定める個人情報取扱事業者としての義務を課せられております。個人情報の取得の際には利用目的を明示し、その範囲内でのみ利用するとともに、個人情報の管理につきましても、社内でのアクセス権限の設定、アクセスログの保存、外部データセンターでの情報管理、個人情報管理に関する規程の整備を行っております。さらに、役員及び従業員を対象とした社内研修等を通じて関連ルールの存在を周知徹底し、意識の向上を図ることで関連ルールの順守に努めております。なお、体制構築の一環として2009年3月に一般財団法人日本情報経済社会推進協会よりプライバシーマークの付与認定を受けており、現在まで継続して更新しております。しかしながら、外部からの不正アクセス、社内管理体制の瑕疵、その他想定外の事態の発生により個人情報が社外に流出した場合、損害賠償請求を受ける可能性や当社グループの社会的信用を失うこと等が想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)内部管理体制について当社グループは、当社(株式会社セレス)、連結子会社11社(株式会社マーキュリー、株式会社バッカス、株式会社ディアナ、studio15株式会社、株式会社ラボル、株式会社サルース、株式会社アポロ・キャピタル、Apollo Capital1号投資事業有限責任組合、Apollo Capital2号投資事業有限責任組合、DINETTE株式会社、株式会社イシス)及び持分法適用関連会社2社(ビットバンク株式会社、株式会社サイバー・バズ)によって構成されております。当社グループの持続的な成長のためには、当社の内部管理体制をより一層強化することはもちろん、関係会社を含めたグループガバナンス体制の強化が必要であると認識しております。今後、事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制も充実・強化させていく方針でありますが、事業規模に適した内部管理体制の構築に遅れが生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)新規事業立ち上げに伴うリスクについて当社グループは事業規模の拡大と収益源の多様化を図るため、積極的に新規事業の立ち上げに取り組んでいく方針であります。しかしながら、新規事業においては、採算性に不透明な点が多く結果的に当初予想した収益が得られず、初期コストが回収できない可能性があること、安定した収益を生み出すまでにある程度の時間を要する可能性があること等が予想され、新規事業に取り組んだ結果、利益率の低下等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)固定資産の減損について当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。割引前将来キャッシュ・フローは事業計画を基礎とし、将来の不確実性を考慮して見積っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの見直しが必要となった場合、減損損失が発生する可能性があります。 なお、当連結会計年度においては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係) ※4 減損損失」に記載のとおり、減損損失(158百万円)を計上しております。 また、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) (2) のれんの評価及び(3)事業譲受により計上されたマーケティング関連資産の時価の算定」に記載のとおり、当社グループは当連結会計年度末現在においてのれん2,198百万円、マーケティング関連資産625百万円を計上しております。 (15)棚卸資産の評価損について 当社グループでは、販売目的の棚卸資産の収益性を期末において評価し、収益性が低下していると判断される場合には評価損として計上しております。 モバイルサービス事業「D2C」では、化粧品・健康食品等の企画・製造・販売を行っており、一定の在庫を保有しております。「D2C」では、在庫水準を適正に保つため、販売予測に基づき仕入先への発注を調整するなどして棚卸資産を管理しております。しかしながら、これらの施策にもかかわらず、棚卸資産について、市場環境の急激な変化や消費者ニーズの変化により収益性が低下していると判断し評価損を計上する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なお、当連結会計年度においては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結損益計算書関係)」に記載のとおり、棚卸資産評価損(119百万円)が売上原価に含まれております。 また、当連結会計年度末現在において商品及び製品1,627百万円、原材料及び貯蔵品59百万円を計上しております。 なお、上記以外にも様々なリスクがあり、ここに記載されたものが当社グループのすべてのリスクではありません。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,272字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要① 財政状態及び経営成績の状況a.経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善や設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調が続いております。一方で、地政学的リスクの長期化や資源・エネルギー価格の変動に加え、米国の政策動向が世界経済に及ぼす影響等により依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当連結会計年度においては、売上面ではモバイルサービス事業において、当社グループが運営するポイントサイトであるモッピーが会員数の増加等により引き続き好調に推移いたしましたが、化粧品・ヘルスケア商品等を取り扱っているD2Cは主力商品の苦戦により減収となりました。また、フィナンシャルサービス事業においては、オンラインファクタリングサービスを提供している連結子会社ラボルの順調な成長があった一方、ブロックチェーン関連事業を行う連結子会社マーキュリーで暗号資産価格の下落により自己保有暗号資産にかかる評価損を計上したことにより減収となりました。 利益面では、D2Cでの減益があったものの、モッピーにおける粗利拡大やDXでの稼働率上昇により、モバイルサービス事業において大幅増益となりました。また、フィナンシャルサービス事業においては、連結子会社マーキュリーの暗号資産評価損計上に伴い、損失幅が拡大しております。持分法適用関連会社であるビットバンクは暗号資産市場の低迷により、前期の持分法による投資利益に対して、当期は持分法による投資損失となっております。なお、当連結会計年度において、当社が保有する連結子会社ゆめみの全株式を譲渡したため、同社を連結の範囲から除外し、これに伴う関係会社株式売却益を特別利益に計上しております。 この結果、当連結会計年度における売上高は29,660百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は2,334百万円(同4.8%増)、経常利益は2,105百万円(同21.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,497百万円(同68.6%増)となりました。 また、当社グループの経営指標として重視しているEBITDAは5,392百万円(前年同期比71.4%増)となりました。なお、当社グループのEBITDAは税金等調整前当期純利益+支払利息+減価償却費+のれん償却費(持分法による投資損益に含まれるのれん償却に相当する額も加算)+減損損失で算出しております。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (モバイルサービス事業) モバイルサービス事業は、日本最大級のポイントサイトであるモッピーや自社アフィリエイトプログラムAD.TRACK等から構成される「ポイント」、化粧品・健康食品等の企画・製造・販売を行う「D2C」、及び連結子会社ゆめみが手掛ける企業のDX化支援サービス「DX」で構成されております。 「ポイント」においては、引き続きサイトやアプリの継続的な改良等を行うとともに、各種キャンペーン等の施策を実施してまいりました。また、AD.TRACKとの連携を進めたことにより利益率も改善しており、増収増益となりました。なお、モッピーにおいて初となる大規模認知施策を実施し会員数増加ペースが加速しており、当連結会計年度末の会員数は648万人(前年同期比13.4%増)となり、アプリの累計ダウンロード数も679万件(同20.9%増)に達しております。さらに、当連結会計年度にポイントサイト「Point Income」を事業譲受したことにより、国内ポイントメディア市場におけるシェアの更なる拡大を図っております。 「D2C」においては、主力商品である機能性インソール「Pitsole(ピットソール)」の販売が苦戦したことに加えて、「Pitsole(ピットソール)」以外の商品にかかる評価損を計上したことにより減収減益となりました。 「DX」においては、連結除外の影響があった一方、受注状況の改善による稼働率上昇により、減収増益となりました。 この結果、当連結会計年度におけるモバイルサービス事業の売上高は27,990百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は4,895百万円(同11.4%増)となりました。 (フィナンシャルサービス事業) フィナンシャルサービス事業は、ブロックチェーン関連、オンラインファクタリングサービス、投資リターンを得ることを目的とした投資育成事業を行っております。 ブロックチェーン関連事業においては、暗号資産価格の下落により、自己保有暗号資産にかかる評価損の計上に加えてマーキュリーが運営するステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」も減収となり、損失幅が拡大いたしました。また、オンラインファクタリングサービスにおいては、旺盛なフリーランス向けの資金需要を背景にフリーランス向けAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」や、カード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」が新規ユーザーを拡大したことにより大幅な増収となりました。 この結果、当連結会計年度におけるフィナンシャルサービス事業の売上高は1,690百万円(前年同期比10.3%増)、セグメント損失は1,079百万円(前年同期は991百万円のセグメント損失)となりました。 b.財政状態の状況(資産) 当連結会計年度末における総資産の額は、前連結会計年度末に比べ4,528百万円増加し、37,504百万円となりました。これは主に現金及び預金が1,503百万円増加したこと、のれんが866百万円増加したこと、繰延税金資産が650百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における総負債の額は、前連結会計年度末に比べ3,285百万円増加し、23,540百万円となりました。これは主にポイント引当金が2,657百万円増加したこと、未払法人税等が1,194百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,242百万円増加し、13,964百万円となりました。これは主に利益剰余金が1,806百万円増加したこと、ゆめみの連結除外等により非支配株主持分が908百万円減少したこと等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末より1,593百万円増加し、13,114百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれぞれの主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は、1,670百万円(前年同期比131.3%増)となりました。主な要因は、ポイント引当金の増加1,058百万円があったこと、商品及び製品の減少355百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により獲得した資金は、743百万円(前年同期は518百万円の使用)となりました。主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入2,158百万円があったこと、関係会社株式の取得による支出586百万円があったこと及び無形固定資産の取得による支出が269百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、820百万円(前年同期は3,266百万円の獲得)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出2,176百万円があったこと、長期借入れによる収入1,600百万円があったこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社グループの生産実績は、金額的重要性が乏しいため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)モバイルサービス事業27,9906.9フィナンシャルサービス事業1,69010.3セグメント間取引△20―合計29,6607.1(注)販売先の販売割合が総販売実績額の10%以上を占める販売先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、資産及び負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき、合理的に判断して行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 また、この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の分析(売上高) 当連結会計年度は、売上高29,660百万円(前年同期比7.1%増)となりました。報告セグメントごとの売上高については、モバイルサービス事業は1,805百万円(同6.9%増)増加し27,990百万円、フィナンシャルサービス事業は157百万円(同10.3%増)増加し1,690百万円となりました。 (売上原価・売上総利益) 売上原価は、16,643百万円となりました。 売上総利益は、前連結会計年度に比べ318百万円(前年同期比2.4%減)減少し13,017百万円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ424百万円(前年同期比3.8%減)減少し10,682百万円となりました。これは主に、広告宣伝費の減少等によるものであります。 この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ105百万円(同4.8%増)増加し2,334百万円となりました。 (営業外収益及び営業外費用、経常利益) 営業外収益は、前連結会計年度に比べ453百万円(前年同期比89.2%減)減少し54百万円となりました。これは主に、前連結会計年度に持分法による投資利益を計上したことによるものであります。 営業外費用は、前連結会計年度に比べ225百万円(同384.8%増)増加し283百万円となりました。これは主に、持分法による投資損失を計上したことによるものであります。 この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ572百万円(同21.4%減)減少し2,105百万円となりました。 (特別利益及び特別損失、税金等調整前当期純利益) 特別利益は、前連結会計年度に比べ2,743百万円増加し2,760百万円となりました。これは主に、連結子会社ゆめみの全株式を譲渡したことに伴う関係会社株式売却益を計上したことによるものであります。 特別損失は、前連結会計年度に比べ64百万円減少し245百万円となりました。これは主に、連結子会社であるマーキュリーにかかる固定資産の減損損失が前連結会計年度に比べ減少したことによるものであります。 この結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比べ2,235百万円(同93.8%増)増加し4,620百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 税効果会計適用後の法人税等負担額は、前連結会計年度に比べ1,138百万円(前年同期比133.2%増)増加し1,993百万円となりました。 非支配株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ80百万円(同165.3%増)増加し129百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ1,016百万円(同68.6%増)増加し2,497百万円となりました。 (EBITDA) EBITDAは、前連結会計年度に比べ2,246百万円(前年同期比71.4%増)増加し5,392百万円となりました。これは主に、上記税金等調整前当期純利益の増加によるものであります。なお、当社グループのEBITDAは税金等調整前当期純利益+支払利息+減価償却費+のれん償却費(持分法による投資損益に含まれるのれん償却に相当する額も加算)+減損損失で算出しております。 b.財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、モバイルサービス事業の売上原価、事業の維持拡大のために必要な人件費や広告宣伝費等の販売費及び一般管理費の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、設備投資やフィナンシャルサービス事業における投資等であります。 さらに、当社グループは、企業価値を継続的に拡大し、株主に対する利益還元を行うことを重要な経営課題として認識しております。当社グループの配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、これらの資金需要につきましては、自己資金及び金融機関からの借入や社債の発行で資金調達しております。また、エクイティファイナンスについては、市場の状況等を勘案しながら必要に応じて実施を検討していく方針であります。 なお、当社グループは運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行11行と総額9,450百万円の当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。当連結会計年度末における当該契約に基づく借入実行残高は4,738百万円であります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)①中期経営計画2030(5ヵ年計画)について」をご参照ください。当社グループでは、「中期経営計画2030(5ヵ年計画)」において、連結売上高、EBITDAを経営上の重要な指標として位置付けております。
セグメント情報3,683字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、市場の類似性を考慮して事業セグメントを識別しており、「モバイルサービス事業」及び「フィナンシャルサービス事業」の2つを報告セグメントとしております。 各報告セグメントの事業内容は次のとおりであります。報告セグメント事業内容モバイルサービス事業ポイント(モッピー、AD.TRACK等)D2C(化粧品・健康食品等の企画・製造・販売)DX(ゆめみにおけるDX化支援等)フィナンシャルサービス事業ブロックチェーンオンラインファクタリング投資育成事業 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 モバイルサービス事業フィナンシャルサービス事業計売上高 外部顧客への売上高26,173,6641,532,86727,706,531-27,706,531セグメント間の内部売上高又は振替高11,457-11,457△11,457-計26,185,1211,532,86727,717,989△11,45727,706,531セグメント利益又は損失(△)4,395,708△991,2293,404,479△1,176,3962,228,082セグメント資産11,289,70012,236,98823,526,6889,449,32132,976,010その他の項目 減価償却費106,56146,633153,19596,865250,060のれんの償却額162,56443,060205,624-205,624持分法投資利益-472,443472,443-472,443持分変動損失-72,24872,248-72,248減損損失-223,628223,628-223,628持分法適用会社への投資額-3,530,7053,530,705-3,530,705有形固定資産及び無形固定資産の増加額114,232216,388330,620253,421584,041(注)1.調整額は次のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,176,396千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。(2)セグメント資産の調整額9,449,321千円は、主にセグメント間取引消去及び全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等の資産であります。(3)減価償却費の調整額96,865千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費であります。(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額253,421千円は、各報告セグメントに配分していない本社等の設備投資額等であります。2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 モバイルサービス事業フィナンシャルサービス事業計売上高 外部顧客への売上高27,971,6051,688,77629,660,382-29,660,382セグメント間の内部売上高又は振替高18,6821,42120,104△20,104-計27,990,2881,690,19829,680,486△20,10429,660,382セグメント利益又は損失(△)4,895,012△1,079,9283,815,084△1,481,0582,334,025セグメント資産11,419,15913,246,68124,665,84112,838,27337,504,114その他の項目 減価償却費125,21932,519157,73897,338255,077のれんの償却額195,08443,060238,144-238,144持分法投資損失-198,326198,326-198,326持分変動損失-68,19768,197-68,197減損損失-158,104158,104-158,104持分法適用会社への投資額586,7403,262,7383,849,478-3,849,478有形固定資産及び無形固定資産の増加額775,800253,6961,029,49772,0671,101,564(注)1.調整額は次のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,481,058千円は、セグメント間取引消去41千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,481,099千円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。(2)セグメント資産の調整額12,838,273千円は、主にセグメント間取引消去及び全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等の資産であります。(3)減価償却費の調整額97,338千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産に係る減価償却費であります。(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額72,067千円は、各報告セグメントに配分していない本社等の設備投資額等であります。2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント合計 モバイルサービス事業フィナンシャルサービス事業計当期末残高1,195,634136,3571,331,9911,331,991(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円) 報告セグメント合計 モバイルサービス事業フィナンシャルサービス事業計当期末残高2,104,94293,2962,198,2392,198,239(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組17,382字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティに関する考え方①経営理念とビジョン 当社グループは、「価値の開花、未来豊穣」をミッションとして掲げ、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」というビジョンのもと、事業基盤の強化と成長領域への投資を通じて、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでおります。当社は、国内最大規模のポイントメディア「モッピー」を安定成長の基盤とし、その高いメディア力を活かした「垂直統合型モデル」を構築することで、利益率改善と収益拡大を追求しております。同時に、ブロックチェーン領域を重点投資領域と位置づけ、暗号資産交換業における競争優位性の確保等を通じて、デジタル経済の活性化を牽引するプラットフォーム構築を推進しております。さらに、これら既存事業とのシナジーを前提とした新規事業開発や「戦略的なM&A」を積極的に実行することで、非連続な成長を実現し、中長期的な企業価値の最大化に取り組んでおります。 これらビジョンの中長期的な実現には、地球環境問題への対応や、様々な社会課題への貢献が持続可能な社会の実現に向けて重要であると考えております。そこで当社グループは、多様なバックグラウンドを持つ従業員のパフォーマンスを最大化する職場環境の整備など、各ステークホルダーと連携し、事業戦略とESG戦略を高度に融合させることで、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」というビジョンの達成に貢献してまいります。 ②サステナビリティ方針 持続可能な社会の実現を経営の重要課題と認識し、2025年度に包括的な「環境方針・環境目標」を策定いたしました。気候変動:Scope1、2、3 排出量実質ゼロを目指す「Net-Zero 2050」にコミットしSBT認定取得を開始します。生物多様性:自然資本への依存と影響を評価し、「ネイチャーポジティブ」への貢献を推進します。人的資本:多様なバックグラウンドを持つ従業員のパフォーマンスを最大化し、心身の健康と成長を支援します。 ③ステークホルダー・エンゲージメントとSDGs当社グループでは、社会の公器として多様なステークホルダーとの対話を通じ、SDGs達成に貢献します。ステークホルダーエンゲージメントの主な内容・姿勢ユーザー・顧客「モッピー」を通じたエシカル消費の啓発やモッピーSDGs寄付プラットフォームの提供投資家・株主決算説明や個別面談に加え、TCFD/TNFDに基づく透明性高い情報開示や格付評価の向上サプライヤーCDPサプライチェーンプログラムを通じた排出量一次データの収集と脱炭素化の協働従業員サステナビリティ教育、ダイバーシティ推進、人的資本経営によるエンゲージメント向上国家・地域住民法令遵守、JCI(気候変動イニシアティブ)等を通じた政策提言NGO・NPO「防災の日」イベントや「モッピーSDGs」を通じた脱炭素・人権保護団体等への寄付支援 ④7つのマテリアリティ(重要課題)当社グループは、サステナビリティを巡る課題解決について、特に注力して取り組むテーマとして「7つのマテリアリティ」を設定し、効果的に経営資源を重点配分しております。 セレス7つのマテリアリティ設定の背景1自社サービスを通じた豊かな社会の実現への貢献・インターネット上から無料で利用できるポイントサイトメディア「モッピー」を通して、人々の豊かな生活の実現に貢献・寄付専用プラットフォーム「モッピーSDGs」により、災害支援や社会課題の解決に貢献2オープンイノベーションによる社会課題解決・経済発展への貢献・積極的な事業成長投資に加え、投資育成事業(CVC)によるベンチャー企業への投資や、子会社ラボルのフリーランス向け資金繰り支援サービス事業等を通じたオープンイノベーションによる社会課題解決・経済発展へ貢献3デジタル広告の公正な運用と業界の健全な発展への貢献・インターネットマーケティングに携わる企業として、コンプライアンス遵守と広告業界の発展に向けた取組を推進4環境に配慮した製品・サービスの提供・提供するすべての製品・サービスについて、地球環境に配慮した取組を推進5多様な人材の活躍・変化に強く競争力の高い組織構築のために、従業員の多様性を包括しうる環境整備への取組を推進6情報セキュリティとプライバシー・648万人超のアクティブユーザーを抱えるメディア「モッピー」や高度なセキュリティ技術が求められる暗号資産販売所「コイントレード」をはじめとする、多くのユーザー様の大切な情報資産をお預かりする企業として、高度な技術を有する人材確保と人材育成の取組や高度なセキュリティを担保する技術の導入を推進7コーポレート・ガバナンスの強化・上場企業として持続可能な成長と長期的視野に立った企業価値の最大化の実現に向けた取組を推進 ⑤外部イニシアティブへの賛同・加盟2025年度において、以下の国際的な枠組みへの参画に取組みました。・2025年5月:TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラム参画・2025年6月:JCI(気候変動イニシアティブ)参加・2025年7月:UNGC(国連グローバル・コンパクト)署名・賛同 ・2025年7月:科学的根拠に基づく排出削減目標(SBT)認定取得に向けたコミットメントを表明 ・2025年8月:女性のエンパワーメント原則(WEPs)署名・賛同 (2)気候変動に関する取組(TCFD/SBT/CDP対応)①ガバナンスa.取締役会による監督当社グループは、気候変動および自然資本に関わる課題を経営上の重要事項と認識し、取締役会を最上位とする監督・執行体制を確立しております。取締役会は、気候変動リスクおよび機会に関する専門的知見(役員レベルおよび管理職レベルでの環境課題実務経験)を有するメンバーを含め、多様な視点から議論を深めています。原則として年1回以上、必要に応じて毎月の取締役会において、気候関連の依存・インパクト・リスク・機会の評価、および「気候移行計画」の進捗を審議・監督し、経営の健全性を担保しております。 b.サステナビリティ推進委員会および推進体制 当社グループでは、気候変動を含むサステナビリティ全般におけるリスク対応を重要課題と捉え、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ推進委員会を設置し、リスク管理委員会と連携をとりながら重要事項等の機会の識別・評価・管理及びマテリアリティについて検討・審議を行い、取締役会にて監視・監督・議決を行うガバナンス体制を構築しております。また、サステナビリティ推進委員会では同委員長の判断により、社外取締役、監査等委員である取締役、子会社の取締役及び監査役、その他サステナビリティ推進委員会が必要と認める者をオブザーバーとして招集したうえで、意見を聴取することができます。本委員会は年1回の開催を原則としておりますが、必要に応じて適宜開催するものとしております。当社グループの中長期的な企業価値向上を実現するためにはサステナビリティを巡る課題への対応が必要不可欠と考えており、サステナビリティに関する取組の進捗状況や成果を定期的に評価し、必要に応じて方針や戦略の見直しを行っております。これにより、社内外の情報を収集のうえ当社グループの課題を具現化し、部門ごとに活動の活性化を図ってまいります。なお、当社グループのサステナビリティ推進体制の概要を含むコーポレート・ガバナンス体制の詳細は、「第4提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。 c.ESG役員インセンティブ制度の導入サステナビリティ経営を実効的なものとするため、2025年度より取締役レベルの報酬体系にESG役員インセンティブ制度の導入を取締役会にて決議いたしました。報酬への連動は、取締役(監査等委員および社外取締役を除く)の賞与および中長期インセンティブ(譲渡制限付株式報酬)をESG指標に連動させております。 ②戦略a.デジタルプラットフォームを通じた環境負荷管理と透明性の追求当社グループの温室効果ガス(GHG)排出構造において、自社拠点等の直接的排出(Scope 1・2)が占める割合は全体のわずか0.2%に留まり、残存する99.8%がバリューチェーン全体(Scope 3)に起因しているという事実を、極めて重要な経営課題として認識しております。特に、排出量の85.1%を占めるD2C事業の原材料調達および製造プロセス(カテゴリー1)の可視化は、単なるリスク管理に留まらず、将来的なカーボンプライシング導入に伴う財務リスクをコントロールし、持続可能なサプライチェーンを構築するための戦略的布石となります。また、自社のGHG排出データにおいて、Scope 3の全15カテゴリーを網羅的に算定し、独立した第三者検証による限定的保証を受領したことは、ステークホルダーに対する誠実なアカウンタビリティ(説明責任)を果たすのみならず、当社が提供するデジタルプラットフォームそのものの信頼基盤を証明する取組でもあります。 b.ブロックチェーン技術を活用した社会貢献当社の強みであるブロックチェーン技術は、サステナビリティ推進において革新的な役割を担います。・金融包摂(SDGs 目標1,8):ポイントサイト「モッピー」を暗号資産や電子マネーのハブとし、誰もがデジタル金融へアクセスできる環境を構築しております。また、グループ会社ラボルを通じて、フリーランスや小規模事業者の資金繰りを支援しております。・デジタル環境価値資産:ブロックチェーンによる透明性とトレーサビリティを活かし、カーボンクレジットの二重カウントリスクを排除した取引市場への支援や、資金の流れを環境に優しい方向へ転換させ、カーボンニュートラル実現に貢献します。 c.時間軸の定義と財務計画との関連付け 当社は、気候関連課題を以下の時間軸で管理し、財務計画と紐づけております。・短期(0-1年):単年度目標と実績の乖離を判断し、機動的に施策を修正・中期(2-5年):中期経営計画周期に合わせ、再エネ転換等の構造的投資を実行・長期(6年-) :2050年ネットゼロを通過点とし、超長期的な社会のレジリエンスに貢献 d.シナリオ分析に基づくリスク・機会と財務影響当社は、IEA(国際エネルギー機関)の「NZE 2050」およびIPCCの「SSP1-2.6(1.5℃相当)」,「SSP5-8.5(4℃相当)」シナリオを用い、事業への影響を定量的に試算しております。分類リスク・機会項目論理的背景とパラメータ時間軸1.5℃影響4℃影響主な対応策移行炭素税1.5℃:2050年 250ドル/CO2tの炭素価格を予測、強固な炭素税導入、Scope 3(85.1%)への影響が最大中期 〜長期[高]最大約8.3億コスト増 (2050年時点)[低]影響は軽微内部炭素価格(ICP)の導入、サプライヤーのSBT認定支援移行顧客行動変化1.5℃:エシカル消費が主流化し、環境意識の低い企業は市場から淘汰される中期 〜長期[中]D2C売上 30〜50%減少 (最大約35億円)[低]市場変化は緩やかバイオマス/生分解性素材への転換/リサイクル適正向上/LCAを通じた透明性向上移行評判リスク1.5℃:ESG投資の対象除外や優秀な人材の流出リスク短期 〜長期[高]約32.8億円の株主価値毀損リスク[低]企業の環境姿勢への注目度が低いTCFD/TNFDに基づく詳細な情報開示、UNGC等の国際枠組みへの参画物理激甚災害4℃:台風・洪水による拠点浸水・事業停止、 激甚災害の頻発による電力遮断・拠点浸水・サプライチェーンの寸断短期 〜長期[低]災害頻度は現状維持に留まる[高]最大約14.8億円の損失(在庫毀損・事業停止)サーバー・物流拠点の地理的分散、BCP策定、損害保険の活用物理気温変動4℃:高温化によるD2C資材(プラスチック)の変形・品質劣化・返品増長期[低]物理的損害は限定的[中]約1.2億円の返品・廃棄コスト増輸送工程の温度管理徹底、耐熱性の高い代替資材への移行機会ESG評価向上1.5℃:積極開示によりESGファンドからの資金流入、調達コスト低減短期 〜長期[高]約214.2億円の株主価値向上の機会[低]資本市場の評価軸が環境以外にシフトサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の活用、CDP「A」獲得機会新市場創出1.5℃:ブロックチェーンによる「デジタル環境価値資産」の構築や環境価値取引中期 〜長期[高]長期で数十億円規模の新規売上創出[中]災害適応型サービスの需要増トークン化したカーボンクレジット取引市場の活性化等、デジタル環境価値資産の構築※1.5℃シナリオ: 脱炭素社会への移行が進むため、政策・市場のリスクが高まる一方、物理的被害は抑制される。IEA NZE 2050、IPCC SSP1-2.6、2030年に130ドル/CO2t、2050年に250ドル/CO2tの炭素価格を想定。※4℃シナリオ: 移行対策が進まず、異常気象による建物や在庫への直接的な物理的ダメージが極めて深刻化する。炭素税等の政策コストは限定的と想定。※事業および財務に及ぼす影響度[高][中][低]について[高]:事業および財務への影響が大きくなることが想定される事案。定量的には、金融商品取引所における適時開示制度の要件である「売上高の10%」または「純利益の30%」以上の増減影響を与える可能性があるもの、あるいは取締役会により戦略上重大な影響があると判断されるもの。[中]:事業および財務への影響がやや大きくなることが想定される事案。中期経営計画の達成や特定の事業セグメントの収益性に無視できない影響を及ぼす可能性があるもの。[低]:事業および財務への影響が軽微であることが想定される事案。既存の管理体制やBCP(事業継続計画)の範囲内で十分に対応が可能なもの。※財務的影響試算に関する不確実性について本報告書に記載している財務的影響額(カーボンプライシングに伴うコスト増や物理的損害額等)は、IEA(国際エネルギー機関)やIPCC(気候変動に関する政府間パネル)等の外部機関が公表しているシナリオ、および現時点での当社グループの事業構造に基づいた合理的な推計値で
コーポレート・ガバナンスの概要8,564字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、上場企業として長期的な視野に立った企業価値の最大化を図るための体制構築をコーポレート・ガバナンスの基本目標とし、「経営の効率化」の推進と「コンプライアンスの強化」を図るべく経営管理組織の充実を図っております。 当社は、事業をとりまく状況変化のスピードが早いインターネット関連業界に属しており、経営の機動性を確保すると同時に透明性及び健全性を高め、株主、顧客、ユーザー、及び従業員等のステークホルダーからの信頼性を確保することが経営の最重要課題の一つであると認識しております。情報管理を徹底するとともに、必要な情報開示を遅滞なく適切に行い、ステークホルダーに対する説明責任を果たしてまいります。また、コンプライアンスの強化を図るため、内部監査制度の強化、プライバシーマークでのルール厳守等を梃子にしたサービス品質の向上等、積極的に対処しており、今後とも社内体制の充実に真摯な姿勢で臨んでいく所存であります。 ② 企業統治の体制a.企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は、取締役会の監査・監督機能を強化し、当社グループの持続的な企業価値向上に向けてコーポレート・ガバナンス体制をより一層充実させることを目的として、2021年3月24日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へと移行しております。 (a)取締役会 当社の取締役会は、本報告書提出日現在において監査等委員である取締役3名を含む取締役9名(うち社外取締役4名)で構成され、毎月開催される定時取締役会に加え、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。取締役会では、経営会議での議論も踏まえて経営上の重要な意思決定を行うとともに、各取締役の業務執行の監督を行っております。 なお、当社の取締役会の構成員は次のとおりであります。議長 :代表取締役社長 都木聡構成員:取締役副社長 野﨑哲也、常務取締役 小林保裕、取締役 志賀勇佑、社外取締役 多田斎、社外取締役 佐藤祥子、取締役(常勤監査等委員)千歳香奈、社外取締役(監査等委員)髙橋由人、上杉昌隆 当事業年度において当社は取締役会を14回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏 名開催回数出席回数都木 聡14回14回野﨑 哲也14回14回小林 保裕14回14回志賀 勇佑14回14回多田 斎14回14回佐藤 祥子11回11回千歳 香奈14回14回髙橋 由人14回14回上杉 昌隆14回14回 取締役佐藤祥子氏は、2025年3月の取締役就任後に開催された取締役会11回全てに出席しました。 取締役会における具体的な検討内容として、年度予算の策定、子会社の設立、重要な契約の締結、重要な社内規程の改廃、取締役会の実効性評価、重要な経営方針及び重要な業務執行に関する事項等について決議いたしました。また、月次業績及び各事業の進捗状況、内部統制システムの整備運用状況、リスク管理委員会及びサステナビリティ推進委員会の活動状況、内部監査の状況等について適切に報告を受けております。 (b)監査等委員会 監査等委員会は、本報告書提出日現在において取締役3名(うち社外取締役2名)で構成されており、毎月開催される定時監査等委員会に加え、必要に応じて臨時監査等委員会を開催しております。監査等委員である取締役は内部監査グループ及び会計監査人とも意見調整を行いながら、効率的かつ合理的な監督を実施しております。 なお、当社の監査等委員会の構成員は次のとおりであります。委員長:取締役(常勤監査等委員)千歳香奈構成員:社外取締役(監査等委員)髙橋由人、上杉昌隆 (c)指名・報酬諮問委員会 当社は、取締役会の任意の諮問機関として、委員の過半数を独立社外取締役とする指名・報酬諮問委員会を設置しております。指名・報酬諮問委員会は、取締役の指名、報酬等に関する取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化し、コーポレート・ガバナンス体制の充実を図ることを目的としており、取締役会の諮問に基づき以下の各項目を審議し、その内容を取締役会へ答申します。(1)取締役の選任及び解任に関する株主総会議案の原案(2)代表取締役及び役付取締役の選定及び解職の原案(3)その他、取締役の選任及び解任、代表取締役及び役付取締役の選定及び解職等に関して取締役会が必要と認めた事項(4)取締役の報酬等に関する株主総会議案の原案(5)取締役(監査等委員である取締役を除く)の個人別の現金報酬の内容及び現金報酬以外の報酬の内容に係る決定に関する方針の原案(6)その他、取締役の報酬等に関して取締役会が必要と認めた事項 なお、当社の指名・報酬諮問委員会の構成員は次のとおりであります。委員長:代表取締役社長 都木聡委員 :社外取締役 多田斎、社外取締役(監査等委員)髙橋由人 当事業年度において当社は指名・報酬諮問委員会を5回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏 名開催回数出席回数都木 聡5回5回多田 斎5回5回髙橋 由人5回5回 指名・報酬諮問委員会における具体的な検討内容としては、取締役の選任及び取締役の報酬等に関する議案についての審議等を実施いたしました。 (d)経営会議 当社では週1回、代表取締役社長都木聡が議長を務める経営会議を開催しており、原則として常勤取締役及び各部署の責任者が出席しております。経営会議は、職務権限規程及び経営会議規程に基づき、事業計画及び業績についての検討及び重要な業務に関する意思決定を行っております。各部門の業務の執行状況が報告され、情報を共有しつつ、十分な議論を行っております。 (e)リスク管理委員会 当社ではリスク管理規程に基づき、管理本部担当取締役を委員長とするリスク管理委員会がリスク管理を統括しております。リスク管理委員会は、当社グループにおけるリスクの分析及び評価を行うとともに、認識したリスクに対する監視を継続し、活動の状況について定期的に取締役会に報告を行っております。経営に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクが発生した場合には、リスク管理委員会にて対応策を検討し、取締役会に提言を行うこととしており、緊急時には、リスク管理委員会にて、速やかな情報伝達と指揮命令を行う体制を整備しております。 また、リスク管理委員会はコンプライアンス規程で定めるコンプライアンスを統括する機関としての役割も担っており、万一リスクが発生した場合に、当社が被る損害を最小限にとどめることを目的とし、コンプライアンス遵守に関する方針・施策の策定、展開及び管理状況の確認等を行っております。 なお、当社のリスク管理委員会の構成員は以下の通りであります。 委員長:常務取締役 小林保裕 委員 :取締役(常勤監査等委員)千歳香奈、経営企画室長 (f)サステナビリティ推進委員会 当社グループは、気候変動などの地球環境問題への対応、従業員の健康・労働環境への配慮など、サステナビリティを巡る課題への対応は、リスクの減少のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識しております。当社ではこれらの課題に対して、より横断的かつ機動的な対応を図ることを目的として、代表取締役社長都木聡を委員長とするサステナビリティ推進委員会を設置しております。 サステナビリティ推進委員会は、当社グループのサステナビリティ経営に関する戦略の推進および方針・施策の決定や、各重要課題(マテリアリティ)に関する事項を検討し、進捗状況のレビュー、改善計画の審議などを行い、取締役会へ報告・提言しております。 なお、当社のサステナビリティ推進委員会の構成員は以下の通りであります。 委員長:代表取締役社長 都木聡 委員 :取締役副社長 野﨑哲也、常務取締役 小林保裕、取締役 志賀勇佑、取締役(常勤監査等委員) 千歳香奈、執行役員5名 b.当社のコーポレート・ガバナンス体制の状況 当社のコーポレート・ガバナンスの状況を図示すると次のとおりとなります。 ③ 企業統治に関するその他の事項a.内部統制システムの整備の状況 当社は、取締役会において「内部統制システムの構築の基本方針」を定め、これに基づいて内部統制システムが有効に機能する体制を構築しております。その概要は次のとおりであります。 (a)取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 当社は、経営理念、リスク管理規程、コンプライアンス規程等、コンプライアンス体制に関する規程を当社の取締役・使用人が法令及び社会規範を遵守した行動をとるための規範とする。また、取締役会は、当社及び子会社の業務執行が適正に行われるようにするため、内部統制システムの構築と当社及び子会社による法令等遵守の体制確立に努める。 (b)取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理については、「文書管理規程」に基づき適切な方法・期間で保管し、取締役が閲覧可能な状態を維持する。 (c)損失の危険の管理に関する規程その他の体制 当社及び子会社におけるリスク管理については「リスク管理規程」に基づき、管理本部担当取締役を委員長とするリスク管理委員会が統括する。リスク管理委員会は、当社及び子会社におけるリスクの分析及び評価を行うとともに、認識したリスクに対する監視を継続し、活動の状況について定期的に取締役会に報告を行う。また、経営に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクが発生した場合には、リスク管理委員会にて対応策を検討し、取締役会に提言を行う。緊急時には、リスク管理委員会にて、速やかな情報伝達と指揮命令を行う体制を整備する。 (d)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 定時取締役会を毎月開催するとともに必要に応じて臨時取締役会を開催し、経営上の重要な意思決定及び取締役の業務執行状況の監督等を行う。また、業務執行取締役及び事業部長で構成される経営会議を毎週開催し、取締役会付議案件の事前検討を行うほか、取締役会決定事項を各事業部に伝達するとともに、各業務執行取締役及び事業部長の業務執行状況をモニタリングする。 (e)当社及び子会社からなる企業集団における業務の適正を確保するための体制 代表取締役社長直属の内部監査グループが、「内部監査規程」に基づき、当社及び子会社の使用人の業務執行状況の監査を行い業務の適正を確保する。 取締役会は、当社の役職員を子会社の取締役として派遣し、グループガバナンス体制を整備する。また、「関係会社管理規程」に基づき、子会社の主管部門である経営企画室が、子会社から経営上の重要事項について報告を受ける体制を整備する。 (f)監査等委員会がその職務を補助すべきである使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項 監査等委員会は、内部監査グループ及び管理本部の使用人に、監査業務に必要な補助を依頼することができる。当該使用人は、監査等委員会の職務を補助する際には、監査等委員会の指揮命令に従うものとし、取締役等の指揮命令を受けないものとする。また、当該使用人の人事評価(監査補助業務に関するものに限る)は監査等委員会が行い、人事異動に関しては監査等委員会の同意を必要とする。 (g)当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)及び使用人並びに子会社の取締役、監査役及び使用人が監査等委員会に報告するための体制 当社及び子会社の取締役(監査等委員である取締役を除く)、監査役及び使用人は、監査等委員会または監査等委員である取締役に対して、法定の事項に加え、当社グループに重大な影響を及ぼすおそれのある事項、内部監査の実施状況等を迅速かつ適切に報告する。 また、監査等委員会が必要と判断したときは、いつでも当社及び子会社の取締役(監査等委員である取締役を除く)、監査役及び使用人に対して、報告を求めることができる。 (h)前号の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 当社は、「内部通報規程」において通報者の保護を明記し、当社及び子会社の取締役、監査役及び使用人に対して、前項の報告をしたことを理由として不利な取り扱いをすることを禁止する。 (i)監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 監査等委員である取締役は、当社の重要な意思決定の過程及び業務執行状況を把握するため、取締役会のほか必要に応じて重要な会議に出席するとともに、業務執行に関する文書を閲覧し、業務執行取締役及び重要な使用人に説明を求めることができる。また、監査等委員会は、監査を行う上で必要な場合、弁護士、税理士等の専門家を活用することができ、その費用は会社が負担する。監査等委員である取締役がその職務の執行について、当社に対して費用の前払い等の請求をしたときは、当該請求に係る費用等が当該監査等委員である取締役の職務の執行に必要でないことを証明できる場合を除き、速やかにこれに応じる。 (j)当社及び子会社からなる企業集団における財務報告の適正性と信頼性を確保するための体制 財務報告の適正性と信頼性を確保するため、必要な体制を管理本部に設置し、財務報告に係る業務プロセスの統制が有効に機能しているかを定期的に評価し、不備があれば必要な是正を行う。評価のプロセス及び結果並びに改善状況は、取締役会が監督する。 (k)反社会的勢力の排除に向けた基本的な考え方及びその体制 当社及び子会社は、社会的秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、常に危機管理意識を持ち、組織として毅然とした態度で対応することを徹底する。反社会的勢力への対応については、警察関連組織や弁護士等の外部専門機関と連携し情報収集に努め、組織全体で対応し従業員の安全を確保する。 b.内部統制システムの運用状況 当事業年度における内部統制システムの運用状況の概要は、次のとおりであります。 (a)コンプライアンス及び損失の危険の管理に関する取組みの状況 「リスク管理規程」に基づき、管理本部担当取締役を委員長とするリスク管理委員会がコンプライアンス及びリスク管理を統括しております。当事業年度においてリスク管理委員会は12回開催され、当社グループにおけるリスクの分析及び評価を行うとともに、認識したリスクに対する監視を継続しております。また、リスク管
役員の報酬等7,000字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社の役員報酬は、固定報酬である基本報酬、当社の企業価値の持続的な向上及び株主価値の共有を目的とした中長期インセンティブである譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬)、及び短期インセンティブである賞与で構成しております。なお、社外役員については、その役割と独立性の観点から固定報酬である基本報酬のみとしております。 当事業年度における各取締役の報酬等については、基本報酬及び賞与は、個々の取締役の相互評価、委員の過半数を独立取締役とする指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定、取締役会における各報酬の総額の決定等を経て、取締役会から委任を受けた代表取締役社長において、個人別の額を決定しております。また、譲渡制限付株式報酬については、指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定を経て、取締役会において、個人別の額及び付与数を決定しております。 なお、当社は2021年2月19日開催の取締役会において、監査等委員会設置会社への移行を前提とした、取締役(監査等委員である取締役を除く)の個人別の報酬等の内容についての決定に関する方針を含む「取締役報酬ポリシー」を定めており、その概要は次のとおりです。また、社外役員については、引き続きその役割と独立性の観点から固定報酬である基本報酬のみとしております。<取締役報酬ポリシー>1.取締役報酬の基本方針・取締役各人の経歴・職歴・職務・職責等に応じ、当社の業績・経営環境等を考慮の上、決定する。・株主の皆さまの期待に応えるよう取締役が継続的かつ中長期的な業績向上へのモチベーションを高め、当社グループ全体の価値の向上に資するものとする。・当社の企業理念を実践できる多様で優秀な人材を確保するために、競争力のある報酬水準を目指す。・取締役の報酬体系のみならず、各取締役の個人別の報酬に関しても、社外取締役が過半数を占める任意の諮問機関である指名・報酬諮問委員会の審議及び監督を経ることで、客観性及び透明性を確保する。2.取締役報酬の基本構成コーポレートガバナンスの維持・向上の観点及び基本方針の実践の観点から、当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)の報酬は、(1)固定報酬である基本報酬、(2)短期インセンティブ報酬としての賞与、(3)中長期インセンティブ報酬としての株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式)の3類型により構成し、その割合等は、取締役の役位に応じるものとする。社外取締役の報酬は、期待されるその役割に鑑み、固定報酬である基本報酬のみとする。3.各報酬類型の額の決定方針等(1)基本報酬(固定報酬)役位、常勤・非常勤の別、経歴、過去の給与・報酬水準、担当分野・職務の内容、同業界の報酬水準等を総合的に考慮して、決定することとする。(2)賞与短期インセンティブ報酬としての性質及び株主の利益との共通化という観点から、取締役会で決議し業績予想として毎年2月頃に公表する連結当期純利益(連結損益計算書上の親会社株主に帰属する当期純利益を意味し、以下「連結当期純利益」という。)の額の達成状況に応じて、各取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)の職位、対象となる事業年度に係る当該取締役の基本報酬額、当該事業年度における貢献度、担当事業部門の業績・成長率等を考慮して決定する。(3)株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式)当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆さまとの一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式の付与のために金銭債権を報酬として支給する。その株式報酬の合計は、年20,000株以内及び年額200,000千円以内に収まることを前提として、対象となる事業年度に係る当社グループにおける連結当期純利益の額を考慮して決定するものとし、また、個人別の株式報酬の付与数及びその付与のために支給する金銭債権の額は、対象となる事業年度に係る対象となる取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。以下「対象取締役」という。)の基本報酬額のほか、各対象取締役の当該事業年度における貢献度、担当事業部門の業績・成長率、当社普通株式の株価の動向等を考慮して決定する。4.取締役報酬の決定プロセス等当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬のうち、基本報酬及び賞与については、個々の取締役の相互評価、指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定、取締役会における各報酬の総額の決定等を経て、取締役会から委任を受けた代表取締役社長において、個人別の額を決定する。また、株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式)については、指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定を経て、取締役会において、個人別の額及び付与数を決定する。当社は2025年12月22日開催の取締役会において、取締役(監査等委員及びである取締役を除く)の個人別の報酬等の内容についての決定に関与する方針を含む「取締役報酬ポリシー」を改定する決議をしており、2026年3月30日開催予定の第21期定時株主総会第4号議案の決議をもって効力を発生するものとしております。その概要は次のとおりであり、中期経営計画の達成及び持続的な企業価値向上の実現に向け、経営の重要課題として位置付けているサステナビリティに関する国際的な評価指標を役員報酬の評価指標として導入し、ESGへの取組みと役員報酬を連動させることで、サステナビリティ経営の実効性を一層高めるとともに、取締役の株主価値向上へのコミットメントを一層明確化し、持続的な成長および企業価値向上を促進することを目的としております。なお、社外役員については引き続きその役割と独立性の観点から固定報酬である基本報酬のみとしております。<改定後取締役報酬ポリシー>1.取締役報酬の基本方針・取締役各人の経歴・職歴・職務・職責等に応じ、当社の業績・経営環境等を考慮の上、決定する。・株主の皆様の期待に応えるよう取締役が継続的かつ中長期的な業績向上へのモチベーションを高め、当社グループ全体の価値の向上に資するものとする。・気候変動とサプライチェーンの持続可能性を経営の重要課題と位置づけ、その達成度を評価するサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)を報酬設計に組込み、ESGへの取組み強化・サステナビリティ経営の実効性を担保する。・当社の企業理念を実践できる多様で優秀な人材を確保するために、競争力のある報酬水準を目指す。・取締役の報酬体系のみならず、各取締役の個人別の報酬に関しても、社外取締役が過半数を占める任意の諮問機関である指名・報酬諮問委員会の審議及び監督を経ることで、客観性及び透明性を確保する。 2.取締役報酬の基本構成 コーポレート・ガバナンスの維持・向上の観点及び基本方針の実践の観点から、当社の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)の報酬は、①固定報酬である基本報酬、②短期インセンティブ報酬としての賞与、③中長期インセンティブ報酬としての株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式)の3類型により構成する。社外取締役の報酬は、期待されるその役割に鑑み、固定報酬である基本報酬のみとする。 3.各報酬類型の額の決定方針等(1)基本報酬(固定報酬) 役位、常勤・非常勤の別、経歴、過去の給与・報酬水準、担当分野・職務の内容、同業界の報酬水準等を総合的に考慮して、決定することとする。(2)賞与 短期インセンティブ報酬としての性質及び株主の利益との共通化という観点から、取締役会で決議し業績予想として毎年2月頃に公表する連結当期純利益(連結損益計算書上の親会社株主に帰属する当期純利益を意味し、以下「連結当期純利益」という。)の額の達成状況に応じて、各取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の職位、対象となる事業年度に係る当該取締役の基本報酬額、当該事業年度における貢献度、担当事業部門の業績・成長率等を考慮して基準額を算出する。算出された基準額に非財務指標であるSPTの達成度に応じた一定の係数を乗じたものを各取締役の賞与として決定する。 賞与決定に用いるSPTは、気候変動対策における国際的評価指標である(CDP※1気候変動スコア)とする。(3)株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式) 当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式の付与のために金銭債権を報酬として支給する。 その株式報酬の合計は、年50,000株以内及び年額300,000千円以内に収まることを前提として、対象となる事業年度に係る当社グループにおける連結当期純利益の額を考慮して決定するものとし、また、個人別の株式報酬の付与数及びその付与のために支給する金銭債権の額は、対象となる事業年度に係る対象となる取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。以下「対象取締役」という。)の基本報酬額のほか、各対象取締役の当該事業年度における貢献度、担当事業部門の業績・成長率、当社普通株式の株価の動向などを考慮して基準額を算出する。算出された基準額に非財務指標であるSPTの達成度に応じた一定の係数を乗じたものを各取締役の株式報酬として決定する。 株式報酬の決定に用いるSPTは、サプライチェーンの持続可能性における国際的な評価指標である、(EcoVadis※2メダルスコア)とする。 4.取締役報酬の決定プロセス等 当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬のうち、基本報酬及び賞与については、個々の取締役の相互評価、指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定、取締役会における各報酬の総額の決定などを経て、取締役会から委任を受けた代表取締役社長において、個人別の額を決定する。また、株式報酬(事前交付型譲渡制限付株式)については、指名・報酬諮問委員会における原案の審議・策定を経て、取締役会において、個人別の額及び付与数を決定する。 SPT評価は、毎年事業年度末を目途に評価結果を取得し、サステナビリティ委員会からの報告に基づいて、指名・報酬諮問委員会にて客観的に審議・検証された後、報酬の最終決定プロセスに組み入れ決定する。 5.附則 このポリシーの変更は、2026年3月30日開催の第21期定時株主総会の株主総会決議をもって、2026年3月31日より効力を生じるものとする。(※1)CDP:カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト1.説明 企業や自治体の環境情報の開示を促進する国際的な非営利団体であり、気候変動・水・森林・生物多様性・プラスチックなどの課題に関する詳細な質問票への回答を要請し、その質に応じてスコアリングを行う。2.評価軸 「ガバナンス」「戦略」「リスクと機会」「指標と目標」4つの観点から、企業が気候変動リスクを経営に統合しているかを評価します。スコアはA・A-のリーダーシップスコアから、D-までの8段階で評価される。3.当社にとっての意義 CDPスコアを報酬連動させることで、2050年ネットゼロ目標に向けた経営層のコミットメントを国際的に示し、リーダーシップを発揮します。(※2)Eco Vadis:エコバディス1.説明 「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な調達」4分野で、サプライチェーン全体のリスクとパフォーマンスを評価する国際的格付機関。(2025年4月現在で、世界185ヶ国、15万社以上、250以上の業種を評価)2.評価軸 「環境、労働と人権、倫理、調達」分野における企業の方針・認証・仕組・実践・および結果に対するエビデンスを基に評価を行い、評価結果をメダル(プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ)として付与。3.当社にとっての意義 Scope3への依存度が高い当社において、サプライチェーンリスクを回避し、サプライチェーン全体の持続可能性とレジリエンスの強化を客観的に証明します。 (当事業年度における指名・報酬諮問委員会の活動状況) 当事業年度において、指名・報酬諮問委員会は5回開催され、取締役候補者の選定、取締役の報酬等に関する原案について審議いたしました。 (当事業年度における非金銭報酬の内容) 当社は、2019年3月28日開催の第14期定時株主総会決議に基づき、当社の企業価値の持続的な向上及び株主価値の共有を目的として、取締役(社外取締役及び監査等委員を除く)に対し譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。 これを受け、2025年4月18日開催の取締役会において、譲渡制限付株式報酬として新株の発行を行うことを決議し、2025年5月16日付で31,900株を発行しております。なお、このうち当社の取締役に割り当てた譲渡制限付株式の数は、取締役4名(監査等委員及び社外取締役を除く)に対して9,200株となっております。 ② 取締役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項 取締役(監査等委員を除く)の報酬限度額は、2021年3月24日開催の第16期定時株主総会において年額500,000千円(うち社外取締役分30,000千円)以内と決議されております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員を除く)の員数は6名(うち社外取締役1名)です。また、同株主総会において別枠として、取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式の付与のための報酬額として、年額200,000千円以内と決議されております。当該株主総会終結時点の取締役(社外取締役を除く)の員数は5名です。なお、2026年3月30日開催予定の第21期定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式の付与のための報酬改定の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式の付与のための報酬限度額は年額300,000千円以内となる予定であります。 取締役(監査等委員)の報酬限度額は、2021年3月24日開催の第16期定時株主総会において年額50,000千円以内と決議されております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員)の員数は3名です。 ③ 取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項 取締役会は、各取締役の報酬のうち、基本報酬及び賞与についての決定を代表取締役社長都木聡に委任しております。これらの権限を委任し
従業員の状況1,492字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況2025年12月31日現在 セグメントの名称従業員数(名)モバイルサービス事業308(68)フィナンシャルサービス事業全社(共通)43(8)合計351(76)(注)1.従業員数は就業人員であります。2.臨時雇用者数(契約社員、パートタイマー、人材派遣会社からの派遣社員を含む。)は最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。3.当社グループは、セグメント別の独立した経営組織体系を有しておらず、同一の従業員が複数の事業に従事しております。4.全社(共通)は、管理部門に所属している従業員であります。5.従業員数が前連結会計年度末に比べて318名減少したのは、主として当社連結子会社であった株式会社ゆめみの全株式を譲渡したことに伴い、連結の範囲から除外したことによるものであります。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)291(42)32.42.85,962 セグメントの名称従業員数(名)モバイルサービス事業248(34)フィナンシャルサービス事業全社(共通)43(8)合計291(42)(注)1.従業員数は就業人員であります。2.臨時雇用者数(契約社員、パートタイマー、人材派遣会社からの派遣社員を含む。)は最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金及び持株会奨励金を含んでおります。4.当社は、セグメント別の独立した経営組織体系を有しておらず、同一の従業員が複数の事業に従事しております。5.全社(共通)は、管理本部に所属している従業員であります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)提出会社の管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育休取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者(注)3.正規雇用労働者パート・有期労働者19.0100.066.672.475.6(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.前事業年度(74.7%)からの低下要因は、新卒及び若手ポテンシャル層の女性採用を優先的に進めたことによる人員構成の変化です。当事業年度は、将来を支える組織基盤強化のため、女性採用を大幅に拡大いたしました(女性正規雇用労働者:前年比1.6倍、パート・有期労働者:前年比約3倍)。 多くの若手・ポテンシャル層および多様な働き方を希望する女性層を新たに迎えたことで、社内の女性比率は飛躍的に向上しましたが、勤続年数の短い層が厚くなったことにより、一時的に男女間の平均賃金に乖離が生じております。現在、女性管理職比率の向上(目標23%)を掲げた行動計画を推進しており、中長期的なキャリア形成支援を通じて、役職構成の差異に起因する賃金格差の解消に継続的に取り組み、男女間賃金格差の是正を目標として掲げ、情報開示を進めてまいります。
関係会社の状況1,487字
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金(千円)主要な事業の内容(注)1議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社バッカス(注)10東京都渋谷区50,000モバイルサービス事業100.0役員の兼任サービスの提供業務の受託資金の貸付株式会社ディアナ(注)9東京都渋谷区50,000モバイルサービス事業100.0役員の兼任サービスの提供業務の受託資金の貸付studio15株式会社(注)8、9東京都世田谷区21,000モバイルサービス事業100.0役員の兼任サービスの提供業務の受託資金の貸付株式会社サルース(注)9東京都渋谷区21,308モバイルサービス事業100.0サービスの提供業務の受託資金の貸付株式会社マーキュリー東京都渋谷区30,000フィナンシャルサービス事業100.0役員の兼任サービスの提供業務の受託株式会社ラボル東京都渋谷区100,000フィナンシャルサービス事業75.0債務の保証株式会社アポロ・キャピタル東京都渋谷区30,000フィナンシャルサービス事業100.0役員の兼任業務の受託Apollo Capital1号投資事業有限責任組合(注)2、3東京都渋谷区1,106,089フィナンシャルサービス事業44.9(1.0)-Apollo Capital2号投資事業有限責任組合(注)2、3東京都渋谷区300,000フィナンシャルサービス事業100.0(1.0)-DINETTE株式会社(注)4東京都渋谷区10,000モバイルサービス事業40.7役員の兼任サービスの提供業務の受託株式会社イシス東京都渋谷区2,000モバイルサービス事業100.0役員の兼任サービスの提供業務の受託資金の貸付(持分法適用関連会社) ビットバンク株式会社東京都品川区76,251フィナンシャルサービス事業22.5役員の兼任株式会社サイバー・バズ(注)5、6東京都渋谷区484,621モバイルサービス事業19.1役員の兼任(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。3.Apollo Capital1号投資事業有限責任組合及びApollo Capital2号投資事業有限責任組合の「議決権の所有(又は被所有)割合」欄は出資割合であります。4.議決権の所有割合は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としております。5.議決権の所有割合は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため持分法適用関連会社としております。6.株式会社サイバー・バズは、有価証券報告書を提出しております。7.連結子会社であった株式会社ゆめみは、2025年5月30日付で全株式を売却したことにより連結の範囲から除外しております。8.2025年11月19日付で東京都世田谷区に移転しております。9.債務超過会社であり、債務超過の額は、2025年12月末時点で以下の通りとなっております。株式会社ディアナ 90,166千円studio15株式会社 84,981千円株式会社サルース 233,207千円 10.株式会社バッカスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等① 売上高3,502,546千円 ② 経常利益286,524〃 ③ 当期純利益187,509〃 ④ 純資産額1,349,034〃 ⑤ 総資産額2,647,540〃
配当政策669字
3【配当政策】 当社は、企業価値を継続的に拡大し、株主に対する利益還元を行うことを重要な経営課題として認識しております。健全な財務体質の維持及び将来の事業拡大に備えるための内部留保とのバランスを図りながら、各期の経営成績及び財政状態を勘案して、利益配当による株主に対する利益還元を検討していく方針であります。内部留保資金につきましては、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を実現させるための資金として、有効に活用していく所存であります。期末配当の年1回を基本的な方針としておりますが、そのほか取締役会での決議により中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。なお、期末配当の決定機関については株主総会としております。 当事業年度につきましては、2025年5月に連結子会社株式会社ゆめみの全株式譲渡を実施し、そこで得た資金を経営資源の再配分および株主還元の強化に充てる方針を公表しております。D2C領域2社をグループ化し、Point Incomの事業譲受を実施するとともに、インフルエンサーマーケティング強化のための株式会社サイバー・バズとの資本業務提携を行いました。これらの経営資源の再配分および株主還元の強化を目的として、当期の業績を勘案の上、普通配当60円に特別配当20円を加えて1株当たり80円の配当を予定しております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は次のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年3月30日923,11980定時株主総会決議(予定)
研究開発活動21字
6【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況391字
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1)提出会社2025年12月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物附属設備工具、器具及び備品ソフトウエア合計本社(東京都渋谷区)全セグメント本社機能、情報関連機器等532,782102,862154,984790,628291(42)サテライトオフィス(東京都渋谷区)全セグメント支社機能、情報関連機器等84,57310,389-94,963-(注)1.現在休止中の主要な設備はありません。2.本社及びサテライトオフィスの建物を賃借しております。年間賃借料は本社が352,163千円、サテライトオフィスが24,392千円であります。3.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。 (2)国内子会社重要性が乏しいため、記載を省略しております。
監査の状況2,875字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会の監査の状況 本報告書提出日現在、監査等委員会は、監査等委員である取締役3名(うち社外取締役2名)により構成されております。監査等委員会は、原則として月次で開催し、必要に応じて随時開催しております。監査等委員会における具体的な検討事項として、内部統制システムの整備・運用状況、経営上のリスクマネジメントの状況等について検討を実施しております。 なお、監査等委員会の職務を補助するため「監査等委員会規程」に基づき監査等委員会事務局を設置し、内部統制業務等に従事している従業員を補助使用人として選任しております。また、当該補助使用人の業務執行取締役等からの独立性を確保するため、「監査等委員会監査基準」において、以下を明記しております。・監査等委員会は補助使用人の業務執行者からの独立性の確保に努める・監査等委員会の補助使用人に対する指揮命令権・補助使用人の人事異動、人事評価、懲戒処分等に対する監査等委員会の同意権 なお、2026年3月30日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役1名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)により構成されることになります。 (当事業年度の状況) 当事業年度において当社は監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。氏 名開催回数出席回数千歳 香奈14回14回髙橋 由人14回14回上杉 昌隆14回14回 監査等委員会における具体的な検討内容として、監査計画策定、内部統制システムの整備・運用状況の妥当性、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、会計監査人の報酬等に関する同意、サステナビリティの取り組みに関する情報共有・意見交換等を行いました。 常勤監査等委員の活動として、重要な会議に出席するとともに、必要に応じて各部門から報告を求め、当社の業務執行状況に関する情報を収集しております。また、内部監査グループから監査計画や監査結果について定期的に報告を受け、その適切性を確認の上、監査等委員会へ報告しております。さらに、会計監査人と定期的に会合をもち、監査計画、監査実施状況等について報告及び説明を受け、必要に応じて適宜情報交換を行うこと等により相互に連携して監査を実施し、監査の品質向上・効率化に努めております。 ② 内部監査の状況 当社における内部監査は、内部監査グループが「内部監査規程」及び監査計画に従い計画的な監査を実施し、内部監査の実施状況及び結果を「内部監査規程」に基づき取締役会及び監査等委員会に報告しております。 内部監査グループの実施体制としては、代表取締役社長直轄の独立した内部監査組織として内部監査グループを設置し、「内部監査規程」及び代表取締役社長が承認した監査計画に従い、各事業部の業務フローが社内規定及び業務マニュアルに準拠しているか、各事業部及び管理部門における牽制が適切に機能しているか等の観点から内部監査を実施しております。 また、内部監査の実施結果については、代表取締役社長に報告するとともに、必要に応じて被監査部門に対して再発防止策や抜本的な改善策の策定とそれらの実行を要請する等、適宜モニタリングを行いながら、業務の適正化に向けた実効性ある内部監査活動の推進に取り組んでおります。 監査等委員会、内部監査グループ及び会計監査人は、三様監査の連携を強め、互いの監査によって得られた情報を共有し、組織的な監査業務を行えるよう、相互連携による実効性の向上及び監査環境の整備に努めております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任監査法人トーマツ b.継続監査期間20年 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 勝島 康博指定有限責任社員 業務執行社員 髙山 朋也(注)継続監査年数が7年以内のため、年数の記載を省略しております。 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 13名、その他 13名 e.会計監査人の選定方針と理由 監査等委員会は、公益社団法人日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準に関する監査役等の実務指針」等を参考に、会計監査人の品質管理の状況、監査チームの独立性及び専門性、監査計画並びに監査報酬が合理的かつ妥当であること等を確認し、会計監査人を総合的に評価し、選定について判断しております。 監査等委員会は、会計監査人の職務執行その他の状況等を考慮し、会計監査人の変更が必要と判断される場合には、会計監査人の解任または不再任を株主総会に提案することを審議いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合、監査等委員会は、監査等委員全員の同意により会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。 f.監査等委員会による会計監査人の評価 監査等委員会は、上述の会計監査人の選定方針に示した項目に加えて、当事業年度における監査実施状況及び監査結果の相当性等を検討の上、会計監査人を評価し、再任の当否を判断しております。これにより、2025年度の会計監査人については、引き続き適正な監査を期待できると評価し、有限責任監査法人トーマツの再任を決議しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社51,600-65,400-連結子会社64,4005,00071,6005,000計116,0005,000137,0005,000(前連結会計年度) 当社の連結子会社における非監査業務の内容は、顧客資産の分別管理の法令厳守に関する保証業務であります。 (当連結会計年度) 当社の連結子会社における非監査業務の内容は、顧客資産の分別管理の法令厳守に関する保証業務であります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く) 該当事項はありません。 c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査日数・内容等を勘案し、監査等委員会の同意のもと、適切に決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査等委員会は、取締役及び会計監査人からの説明及び資料に基づき、会計監査人の監査結果の内容及び職務執行状況、監査報酬の内容などを検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意をしております。
株式の保有状況1,654字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 なお、当社は投資育成事業を営んでいることから、連結貸借対照表及び貸借対照表において、純投資目的である投資株式を「営業投資有価証券」、純投資目的以外の目的である投資株式を「投資有価証券」として表示しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 純投資目的以外の目的である投資株式は、業務提携および取引の維持・強化等を目的とするものであり、これらの政策保有株式については、対象企業との業務連携及び情報共有等から得られるシナジー効果を慎重に検討したうえで限定的に保有することを基本方針としております。また、継続保有の判断については適宜見直しを行い、保有意義が不十分な銘柄については縮減を進めてまいります。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式10非上場株式以外の株式175,650 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱デジタルプラス54,70054,700モバイルサービス事業における業務上の提携を目的とする保有であります。なお、当社は、同社との間で資本業務提携に関する契約を締結しております。無75,65041,353(注)特定投資株式における定量的な保有効果の記載は困難なため省略しております。保有の合理性の検証方法は、上記 a.「保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の 内容」をご参照下さい。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式171,135,124181,378,355非上場株式以外の株式3478,1764360,847 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)含み損益減損処理額非上場株式---△49,949非上場株式以外の株式-55,700195,533-(注)非上場株式については、市場価格がないことから、「含み損益」は記載しておりません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(千円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針㈱ユニメディア10037,0002023年12月期業務提携関係の強化のため保有しておりましたが、政策保有株式としての保有意義が薄れたことから、保有目的を純投資目的に変更いたしました。株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を得ることを目的として、継続保有又は売却を適宜判断してまいります。(注)前事業年度中に全株式を連結子会社であるApollo Capital1号投資事業有限責任組合へ譲渡しております。
沿革1,562字
2【沿革】 会社設立後の沿革は次のとおりであります。年月事項2005年1月株式会社セレス(資本金1,000万円)を東京都渋谷区神宮前に設立2005年5月「モッピー」サービス開始2005年11月本社を東京都渋谷区渋谷に移転2007年12月本社を東京都港区北青山に移転2009年3月プライバシーマーク取得2013年12月ファイブゲート株式会社より「モバトク」事業を譲受け2014年10月東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場2015年3月本社を東京都港区南青山に移転2015年4月株式会社オープンキューブより「お財布.com」事業を譲受け2016年6月株式会社ゆめみと資本業務提携(持分法適用関連会社化)2016年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更2017年7月ビットバンク株式会社と資本業務提携(現:持分法適用関連会社)2017年9月暗号資産関連事業を行う子会社、株式会社マーキュリーを設立2017年12月本社を東京都世田谷区用賀に移転2018年3月株式会社イッカツより不動産情報サイト「Oh!Ya」、「持ち家計画」事業を譲受け2018年3月株式会社ユービジョンより金融情報サイト「資金調達プロ」事業を譲受け2018年7月株式会社ゆめみを子会社化2018年8月化粧品の企画・製造・販売を行う子会社、株式会社ディアナを設立2018年10月健康食品等の企画・製造・販売事業を行う子会社、株式会社バッカスを設立2018年12月「モバトク」サービス終了2020年1月「お財布.com」サービス終了2020年7月フリーランス向け資金調達支援サービス「nugget(ナゲット)」(現:「labol(ラボル)」)サービス開始2020年7月「モッピー」スマートフォン版アプリを配信開始2021年2月子会社の株式会社マーキュリーが暗号資産交換業者登録2021年3月子会社の株式会社マーキュリーが暗号資産販売所「CoinTrade」を開業2021年10月studio15株式会社を子会社化2021年12月 「資金調達プロ」と「nugget(ナゲット)」(現:「labol(ラボル)」)を会社分割(新設分割)し、株式会社ラボルを新設2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行2022年5月株式会社Next Paradigm(現:株式会社サルース)を子会社化2022年7月 子会社の株式会社マーキュリーがステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」を開始2022年12月 子会社の株式会社ラボルがフリーランス向けカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」を開始2023年12月ファンドの運営管理を行う子会社、株式会社アポロ・キャピタルを設立2024年1月株式会社アポロ・キャピタルを単独の無限責任組合員とする子会社Apollo Capital1号投資事業有限責任組合を設立2024年3月本社を東京都渋谷区桜丘町に移転2024年7月 子会社の株式会社マーキュリーがレンディングサービス「CoinTrade Lending(コイントレードレンディング)」を開始2025年2月 株式会社アポロ・キャピタルを単独の無限責任組合員とする子会社Apollo Capital2号投資事業有限責任組合を設立2025年5月株式会社ゆめみの全株式を譲渡し、DX事業から撤退2025年6月コスメD2C事業を展開するDINETTE株式会社を子会社化2025年6月スキンケアブランドを展開する株式会社エムコーポレーション(現:株式会社イシス)を子会社化2025年6月株式会社サイバー・バズと資本業務提携(現:持分法適用関連会社)2025年9月ファイブゲート株式会社からポイントサイト「Point Income」事業を譲受け
EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。
TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
今期(2026年12月期)の株主優待の実施に関するお知らせその他 · 12:00
PDF2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 12:00
PDF2026年12月期 第2四半期決算説明資料決算説明資料 · 12:00
PDF通期連結業績予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 12:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(情報・通信業・売上高順)
EDINET DOCUMENTS
提出書類
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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