日
日本テクノ・ラボ株式会社
NIPPON TECHNO LAB INC.
9億円売上高(FY2026)
8.2%ROE
80.4%自己資本比率
84財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は9億円(前年比+42.8%)。営業利益は1億円(営業利益率15.5%)、当期純利益は1億円。総資産16億円に対し自己資本比率は80.4%、ROEは8.2%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは46百万円の創出、現金及び現金同等物は5億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。売上高9億円+42.8%
営業利益1億円+4263.9%
当期純利益1億円+1579.9%
総資産16億円
純資産13億円
営業利益率15.5%
ROE8.2%
自己資本比率80.4%
EPS62.4円
BPS787.3円
1株配当10円
配当性向16.0%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE8.2%中央値 12.0%
営業利益率15.5%中央値 8.6%
自己資本比率80.4%中央値 66.6%
健全性スコア84.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 9億円 | 1億円 | 2億円 | 1億円 | 16億円 | 13億円 | 62.4 | 8.2% | 80.4% |
| FY2025 | 6億円 | 3百万円 | 7百万円 | 6百万円 | 13億円 | 12億円 | 3.7 | 0.5% | 87.5% |
| FY2024 | 8億円 | 1億円 | 1億円 | 87百万円 | 14億円 | 12億円 | 53.2 | 7.4% | 83.4% |
| FY2023 | 8億円 | — | 1億円 | 87百万円 | 14億円 | 11億円 | 53.1 | 7.9% | 82.1% |
| FY2022 | 6億円 | 20百万円 | 33百万円 | 22百万円 | 13億円 | 11億円 | 13.5 | 2.1% | 84.1% |
| FY2021 | 5億円 | -78百万円 | -54百万円 | -56百万円 | 12億円 | 11億円 | -34.6 | -5.2% | 85.3% |
| FY2020 | 8億円 | — | 2億円 | 87百万円 | 13億円 | 11億円 | 54.1 | 8.4% | 84.1% |
| FY2019 | 8億円 | — | 54百万円 | 39百万円 | 12億円 | 10億円 | 24.4 | 4.1% | 82.7% |
| FY2018 | 6億円 | — | 10百万円 | 6百万円 | 11億円 | 9億円 | 3.8 | 0.7% | 85.7% |
| FY2017 | 6億円 | — | 39百万円 | 31百万円 | 11億円 | 9億円 | 19.5 | 3.4% | 85.4% |
| FY2016 | 7億円 | — | 40百万円 | 18百万円 | 11億円 | 9億円 | 11.4 | 2.0% | 81.3% |
| FY2015 | 5億円 | — | 25百万円 | 18百万円 | 11億円 | 9億円 | 11.2 | 2.0% | 83.1% |
営業CF46百万円
投資CF-1億円
財務CF-16百万円
現金及び現金同等物5億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Security6億円
Imaging And Printer Controller2億円
Other45百万円
Storage Solution9百万円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 松村 泳成 | 51.1% |
| 2 | 矢崎総業株式会社 | 5.6% |
| 3 | 杉本 貴史 | 5.4% |
| 4 | 辻澤 勝 | 2.9% |
| 5 | マネックス証券株式会社 | 2.3% |
| 6 | 澁川 瞳 | 2.2% |
| 7 | 株式会社シンク・ラボラトリー | 2.2% |
| 8 | 澁川 弥 | 1.9% |
| 9 | 宇田 紀章 | 1.6% |
| 10 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 1.3% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 2億円 | -1億円 | -1億円 | -69百万円 | -60.1% | 85.1% | -42.8 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 3億円 | -37百万円 | -36百万円 | -24百万円 | -12.3% | — | -14.7 |
| FY2024中間 | 3億円 | 14百万円 | 14百万円 | 10百万円 | 4.3% | — | 5.9 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢49.5歳
平均年間給与721万円
平均勤続年数17.2年
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 32百万円 | 5 | 6百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 360,000円 | 1 | 360,000円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容2,757字
3 【事業の内容】当社は、特殊・産業用向けのプリンタ及びプロッタ(以下、2つを併せた概念として「プリンタ」と称する。)のコントローラ及びコントローラ用ソフトウェア(以下、「制御システムソフトウェア」とする。)の開発・販売を行うイメージング&プリンタコントローラ事業と情報漏洩を抑止するソフトウェアやソリューションの提供並びに各メーカー製IP監視カメラ対応の遠隔監視ソフトウェアの開発・販売及びソリューションを提供するセキュリティ事業を主たる事業としております。また、その他にストレージソリューション事業、ビジネスソリューション事業を展開しております。 (1) イメージング&プリンタコントローラ事業について当事業におきましては、特殊・産業用向けのプリンタを供給しているプリンタメーカーに対しまして、同プリンタの制御システムソフトウェア(製品名「Mistral」)の開発・販売並びにMistralを組み込んだプリンタ制御装置(ハードウェア)の販売と上記に付随する保守及びカスタマーサポートを行っております。 当事業の特徴としましては、プリンタ複合機、CAD設計現場や特殊な用途で用いられるような、特殊な業務用及び産業用プリンタの制御システムソフトウェアの開発・販売を行っております。 当社のソフトウェアが対象とするプリンタは、特殊な用途で用いられるものであるため、高精度・高画質が求められております。当社では、顧客の多様かつ高度な要望に沿ったプリンタ出力を実現するために、コンピュータ接続制御装置、イメージ展開ソフトウェア、ネットワーク接続ソフトウェア、画像処理ソフトウェア、カラー合成ソフトウェア、スキャナ入力装置制御ソフトウェア、カラー調整ソフトウェア、データフォーマット自動認識変換ソフトウェア、インクジェット吐出制御ソフトウェア等様々な制御システムソフトウェアにかかる構成要素技術の全てを顧客に提供しております。これらの技術が当社の強みであり、また当事業は継続的かつ安定的なビジネスが見込めるため、当社の中核をなす事業の一つとなっております。 上記に加え、インクジェットヘッドメーカーと業務提携し、高性能インクヘッドアセンブリ、印刷媒体搬送装置を統合制御する新開発のオンデマンド特殊ハードウェアプロセッサを核とした制御装置と高速の印刷データ処理(色の生成、高速RIP処理)装置Mistral MULTI(ソフトウェア)を開発し、塗装工程や印刷工程を要する工場をもつ企業に納入しております。 当システムは紙媒体のみならず、プラスチック、基板、容器、フィルム等が印刷の対象となり、加えて、塗装、マーキングシステムにも用途があり、塗装工程や、印刷工程など従来はスクリーン印刷、シルク印刷などに依存していた工程が当システムにより、ラインの簡素化、合理化、低公害化、適正在庫化、生産情報のオンライン化などと相まって、製品のトラッキングも含めた高性能プリンタ(塗装)ラインの構築が可能となります。 (2) ストレージソリューション事業について当事業におきましては、バリウムフェライト素材により作成された複数巻のLTOテープメディア(1巻18テラバイト)を使用し、データを長期保存することが可能なライブラリシステム(製品名「MnemosNEXT」)の導入に向けた営業活動を行っております。昨今、ペタバイトクラスの大容量ライブラリシステムの引き合いが増加し、データの保管・運用が喫緊の課題である医療現場や医療研究部署に納入され始めており、昨年度は、当社製品FIREDIPPERとの連携による薬剤製造工場内の365日映像の記録システムとして採用されました。当装置は、大容量データを一括管理しなければならない国家プロジェクト、先端研究分野、テレコム産業等におきましても大きな需要があると思われます。引き続き、この様な大型導入に向けて営業活動を継続してまいります。 (3) セキュリティ事業について当事業のセキュリティプリントシステム事業におきましては、インク・トナーを最大90%削減するトナー機能、オフィス内のあらゆるプリンター・複写機の電力消費量を測定収集するCO2オフセットナビゲーター機能、全てのプリンター・複合機に出力されるドキュメントの文章および印刷イメージを収集し、検閲および監査機能を統合したセキュアプリントソリューション(製品名「SPSE」)を提供しております。また、Microsoft Windows Protected Print、Google Chromebook、Apple MacOS・iOSに対応し、さらに全てのクライアントPC上のプリンターを制御できる製品(製品名「TCCM」)の販売を開始しました。両製品共に官公庁、自治体に採用され、引き続き大規模導入に向けて営業活動を継続してまいります。 また、PC端末の利用制限とPC内データを暗号化・複号化する製品(製品名「PC GUARD」)、ソフトウェアの不正使用・不正コピーを防止する製品(製品名「COPY GUARD」)の開発・販売、本製品を用いてWEBサイト利用時に本人認証並びに閲覧制限、印刷制限等を実現するインテグレーション開発を行っております。 当事業の統合監視映像システム事業におきましては、各メーカー製IPカメラ対応ネットワーク遠隔監視ソフトウェア(製品名「FIREDIPPER」)の開発・販売、本システム導入構築のインテグレーション開発を行っております。AI技術を用いた画像解析、モジュール型組込みコンピューター「NVIDIA Jetson」を活用した画像変換サーバーの開発、販売も積極的に行っております。 (4) その他事業について 当事業におきましては、東京大学より、量子計測・放射線計測研究に使用する専用ボードの開発を受託いたしま した。本ボードは、FPGAを搭載し、基板クロックを大幅に上回る50ピコ秒(ps)の時間分解能でパルスを測定でき ることを最大の特長としております。複数のボードを組み合わせることにより、多方向からの同時計測が可能とな り、放射線発生源の位置をこれまでにない精度で特定することができます。本技術は、次世代PET(陽電子放出断層 撮影)装置への応用をはじめ、原子力発電所等における高精度な放射線モニタリングへの活用が期待されており、 医療診断及び安全管理の両分野における技術革新に貢献するものと認識しております。当社は、本開発を通じて得 られた知見と技術力を今後の事業展開に活かし、引き続き科学技術の発展および社会課題の解決に取り組んでまい ります。 [事業系統図]事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等917字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社は、以下の項目を対処すべき課題と位置付け、収益力の向上を図り、企業価値を高めていく所存であります。 (1) 収益構造の安定化当社は、どのような経済局面においても、毎期安定的に収益を確保できる仕組みを作り、収益の最低ラインを確保できるよう努めてまいります。 具体的には、当社の技術力を生かせるニッチな市場において、シェアを獲得し、ユーザー企業に対しサポートを充実させ、保守による収益を拡げるとともに、既存製品の機能向上、拡充並びに新製品の開発による研究開発にも注力し、新規の顧客を獲得してまいります。 (2) 品質管理体制の強化自社製品を広く頒布することにより、ユーザーの使用環境に応じて様々なニーズが発生してまいります。当社は、開発当初から完成・出荷までの一貫した品質管理体制を保持し、徹底した品質管理に努め、顧客満足度を向上させてブランドイメージの向上を図ってまいります。 (3) 新しいビジネスモデルの創出当社はこれまで、Mistral、Mnemos, SPSE、FIREDIPPER、iDupli等の製品を創出して まいりました。当社がさらなる飛躍を遂げるためには、次世代のビジネスモデルの創出が不可欠であると確信しております。世界各国から集まった多様な人材の力を結集し、グローバルな開発力を磨きながら、時代の潮流と市場の変化を鋭敏に捉えた次世代製品の創出に、全力で取り組んでまいります。 (4) 情報セキュリティ管理システムの構築情報漏洩は企業にとって、今や信用失墜につながり、業績に大きな影響を及ぼす事態となります。当社は、情報セキュリティ管理システムを構築し、国際標準規格であるISO27001を取得しております。今後は、運用状況を監察し、必要であれば改善し、内部管理体制の一層の充実を図るとともに、信用力向上により顧客層の拡大を狙います。 (5) ローコストオペレーション昨今の物価上昇や国際情勢の変動は、事業運営にも少なからず影響を与えております。引き続きコスト効率の改善に注力しながらも、必要な投資は適切に行い、中長期的な企業価値の向上に誠実に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,927字
3 【事業等のリスク】以下において、当社の事業展開その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は本株式への投資に関するリスク全てを網羅するものではありませんので、この点にご留意ください。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績の異常な変動について当社は研究開発型企業として、顧客や市場ニーズに対応した競争力のある製品・サービスを提供し、もって中長期にわたる持続的な成長を可能とするために、常に既存製品の機能強化又は新製品・サービスの開発を行う必要があります。市場動向と顧客ニーズを的確に把握した上で、既存製品の機能強化又は新製品・サービスの開発のために、今後においても研究開発を積極的に実施していく方針であります。しかしながら、機能強化又は新製品が市場動向や顧客ニーズに合わず、研究開発投資に見合った成果があげられない場合には、当社の事業及び経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)特有の法的規制について現在、当社の事業を推進する上で、直接的に規制を受ける法的規制は存在しないと認識しております。しかし、今後現行法令の解釈の変更や改正並びに新法令の制定等、当社事業を規制する法令等が新たに制定される可能性があります。そうした場合に、当該規制への対応に際して、サービス内容の変更や新たなコストが発生すること等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)特有の経営方針について① 小規模組織で運営されていることについて当社は、2026年3月31日現在、取締役6名、監査役3名及び従業員30名と小規模組織であり、内部管理体制も当該組織規模に応じた体制となっております。今後も事業拡大に伴い、適切な人員の増強、組織体制の強化に努める予定であります。しかしながら、当社が事業の拡大に対し適切かつ充分な対応ができなかった場合には、今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保や育成について当社は研究開発型企業として、高度な技術開発を行っており、アプリケーション開発に関わるプログラミング知識のみならず、通信技術、ハードウェア開発技術、デバイス技術、ソフトウェア工学等の多岐にわたる専門知識が必要となります。今後の更なる成長のためには、現在当社に在籍している開発技術者を中心とするスタッフと同等かそれ以上のレベルの人材を採用又は育成により確保していく必要があります。しかしながら、当社の求める人材の確保は必ずしも容易ではなく、目標どおり確保できないリスクがあります。当社は、今後とも積極的に人材の確保に努めていく方針でありますが、優秀な人材を十分かつ適時に確保できない場合及び社内の有能な人材が流出してしまった場合には、今後の事業展開に制約を受けることとなり、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権について当社はこれまで、特許権等を含めた知的財産権に関して他社の知的財産権を侵害した事実や損害賠償及び使用差止の請求を受けたことはありません。当社では知的財産権の侵害を行っていないものと認識しておりますが、今後当社の事業分野における第三者の特許権が新たに成立した場合、または競合他社が特許権等を取得した場合は、その内容によっては競争の激化又は当社への損害賠償や使用差止の請求やロイヤリティの支払等が発生し、当社の事業戦略や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他① 品質管理について当社は受託開発、製品開発、製品出荷等において、顧客への納品までの間に社内において徹底した品質管理を行い、現時点まで当社の製品等の不具合による顧客からの訴訟等、経営成績に重大な影響を与える損害賠償を請求されたことはありません。しかしながら、プログラム、その他のソフトウェア、製品等に不良箇所が発生した場合、追加補修作業や販売の中止、損害賠償請求等が生じ、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 情報管理について当社は受託開発や製品開発等を行う際、顧客の機密情報や個人情報を入手しております。当社は当該情報の管理はもちろんのこと、保有している内部情報、機密情報やノウハウの社外流出を防止することを経営の最重要項目のひとつとしております。情報管理については、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格)を取得した上で規程を整備し、システム上のセキュリティ対策を行うとともに、全役職員に対して教育、研修等を行うことにより情報管理意識向上の徹底に努めております。しかしながら予期せぬ事態その他により情報漏洩が発生した場合、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 開発スケジュールの遅延による業績見通しへの影響について当社では、各プロジェクトの進捗管理を週単位で実施しており、問題が生じれば即座に対応できる体制が構築されており、計画通り完成できるよう努めております。しかしながら、開発スケジュールにより、完成が翌事業年度以降に遅延した場合、当社の業績見通しに影響を及ぼす可能性があります。 ④ 繰延税金資産繰延税金資産の回収可能性は、将来減算一時差異に対して、将来の収益力に基づく課税所得の見積りにより判断され、将来の収益力に基づく課税所得の見積りは、将来の事業計画を基礎とし、その計画の仮定は売上高であります。しかしながら、売上高は、見積りの不確実性が高く、売上高が変動することに伴い、課税所得の見積額が大きく変動することにより、繰延税金資産の計上額が変動し、税金費用に影響する可能性があります。 ⑤ 災害等のリスク当社では、地震を含めた防災対策を徹底しており、当社の最重要資産であるソースコード等のデータは、本社から離れた場所にファイルサーバを設置しバックアップをしており、地震により本社が被災した場合でも通常営業できるように備えております。しかし、予想を超える大規模な災害が発生した場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 新株予約権による株式の希薄化について当社では、役員、従業員等を対象として、業績向上に対する意欲・士気向上、及び優秀な人材の確保のため、ストック・オプション制度を採用しております。これらのストック・オプションの行使が行われた場合、発行済株式総数が増加することにより1株当たりの株式価値が希薄化し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,992字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当社は、既存顧客の運用を支援しながら、製品の品質・機能を向上させ、顧客満足度を上げることによりユーザとの信頼関係を築きつつ、競争力のさらなる強化に努め、新規ユーザを獲得すべく営業活動に邁進してまいりました。当事業年度におきましては、イメージング&プリンタコントローラ事業は増収増益となり、ストレージソリューション事業は減収かつ損失増加となりました。セキュリティ事業は、セキュリティプリントシステム部門が増収増益、統合監視映像システム部門が増収かつ利益計上となり、セキュリティ事業全体としては、増収増益となりました。その他事業も増収増益となり、4事業のうち、3事業で増収増益となりました。その結果、当事業年度の業績は、売上高は910,646千円(前年同期比42.8%増)、営業利益は141,477千円(前年同期比4,263.3%増)、経常利益は151,126千円(前年同期比2,059.4%増)、当期純利益は100,594千円(前年同期比1,579.7%増)となりました。 各セグメント別の業績は以下のとおりです。 セグメントの名称売上高セグメント利益又は損失(△) 前年差前期比(%) 前年差前期比(%)イメージング&プリンタコントローラ事業(千円)243,34252,54327.5110,06724,41728.5ストレージソリューション事業(千円)8,698△12,555△59.1△23,108△3,567―セキュリティ事業(千円)613,929188,75744.4186,331124,564201.7その他事業(千円)44,67644,40116,171.91,8471,7722,371.4合計(千円)910,646273,14642.8275,137147,186115.0 (イメージング&プリンタコントローラ事業)当事業における開発製品はMistral(ミストラル)およびPSR(ピーエスアール)であり、当事業においては、主に、産業用インクジェットプリンタ、広巾長尺プロッタ等のコントローラ(制御ソフトウェア)の開発、販売、保守業務を行っております。当事業年度におきましては、売上高は242,342千円(前年同期比27.5%増)、セグメント利益は110,067千円(前年同期比28.5%増)となりました。 (ストレージソリューション事業)当事業における開発製品はMnemos(ネモス)であり、当事業においては、主に、可搬型記憶媒体システムの開発、販売および保守業務を行っております。当事業年度におきましては、売上高は8,698千円(前年同期比59.1%減)、セグメント損失は23,108千円(前年同期セグメント損失は19,541千円)となりました。 (セキュリティ事業)当事業における開発製品は、SPSE(エスピーエスイー)、PC GUARD(ピーシーガード)、COPY GUARD(コピーガード)およびFIREDIPPER(ファイヤーディッパー)であり、主に、セキュリティプリントシステムや統合監視映像システムなどのセキュリティシステムの開発、販売および保守業務を行っております。当事業年度におきましては、売上高は613,929千円(前年同期比44.4%増)、セグメント利益は186,331千円(前年同期比201.7%増)となりました。 (その他事業)その他事業は主に受託開発等であります。当事業年度におきましては、売上高は44,676千円(前年同期比16,171.9%増)、セグメント利益は1,847千円(前年同期比2,371.4%増)となりました。 財政状態につきましては以下のとおりです。当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ232,237千円増加し、1,578,493千円となりました。当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ141,127千円増加し、309,671千円となりました。当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ91,109千円増加し、1,268,822千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当事業年度における現金及び現金同等物の期末残高は80,406千円減少し、522,065千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における営業活動の結果得られた資金は46,393千円となりました。主な要因は、税引前当期純利益151,126千円の計上、減価償却費の計上5,830千円、仕入債務の増加56,397千円、法人税等の還付額20,995千円、売上債権の増加198,009千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における投資活動の結果使用した資金は110,715千円となりました。これは、保険積立金の積立による支出109,434千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当事業年度における財務活動の結果使用した資金は16,093千円となりました。これは、配当金の支払額16,093千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績当社は生産活動を行っておりませんので、記載しておりません。 b.商品仕入実績当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称仕入高(千円)前年同期比(%)イメージング&プリンタコントローラ事業--ストレージソリューション事業2,194100.9セキュリティ事業--その他事業23,058-合計25,2522,211.7 c.受注実績当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)イメージング&プリンタコントローラ事業274,57143.445,532218.3ストレージソリューション事業8,351△61.94,116△7.7セキュリティ事業932,336229.5399,534392.5その他事業44,91016,290.6233-合計1,260,169153.9449,416349.9 (注) 受注残高合計の内、2027年3月期に売上が見込まれる受注残高は352,084千円であります。 d.販売実績当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)商品製品&サービス合計イメージング&プリンタコントローラ事業―243,342243,34227.5ストレージソリューション事業1,7656,9338,698△59.1セキュリティ事業―613,929613,92944.4その他事業24,55020,12644,67616,171.9合計26,315884,331910,64642.8 (注) 最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先前事業年度当事業年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)株式会社小森マシナリー121,54819.1186,40020.5セントラル警備保障株式会社25,4514.0104,50211.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りを必要とします。見積りについては過去の実績や合理的と考えられる要因等に基づいて判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析当事業年度における資産、負債及び純資産の状態は、以下のとおりです。 (流動資産)当事業年度の流動資産合計は1,123,874千円と前事業年度末に比べて114,784千円増加しました。増加した主な要因は、現金及び預金が80,406千円減少しましたが、電子記録債権が24,510千円、売掛金及び契約資産が173,498千円増加したこと等によるものです。 (固定資産)当事業年度の固定資産合計は454,619千円と前事業年度末に比べて117,452千円増加しました。増加した主な要因は、投資有価証券が9,682千円、保険積立金が105,582千円増加したこと等によるものです。 (流動負債)当事業年度の流動負債合計は232,628千円と前事業年度末に比べて135,886千円増加しました。増加した主な要因は、買掛金が56,397千円、未払法人税等が50,080千円、未払消費税等が20,270千円、未払金が16,390千円増加したこと等によるものです。 (固定負債)当事業年度の固定負債合計は77,043千円と前事業年度末に比べて5,241千円増加しました。これは、繰延税金負債が5,056千円増加したこと等によるものです。 (純資産)当事業年度の純資産合計は1,268,822千円と前事業年度末に比べて91,109千円増加しました。増加した主な要因は、当期純利益を100,594千円計上したこと等によるものです。 b.経営成績の分析当事業年度における経営成績は、以下のとおりです。 (売上高)当事業年度における売上高は、前事業年度に比べて273,146千円増加し、910,646千円(前期比42.8%増)となりました。増加した主な要因は、イメージング&プリンタコントローラ事業、セキュリティ事業、その他事業の増収によるものです。 (売上総利益)当事業年度における売上総利益は、前事業年度に比べて138,951千円増加し、484,449千円(前期比40.2%増)となりました。この主な要因は、売上高が273,146千円増加したこと等によるものです。 (営業利益)当事業年度における営業利益は141,477千円(前期比4,263.3%増)となりました。この主な要因は、売上総利益が138,951千円増加したこと等によるものです。 (経常利益)当事業年度における経常利益は151,126千円(前期比2,059.4%増)となりました。この主な要因は、営業利益の大幅な増加によるものです。 (当期純利益)当事業年度における当期純利益は、100,594千円(前期比1,579.7%増)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 d.資本の財源及び資金の流動性当社の運転資金のうち主なものは、仕入、製造費、販売費及び一般管理費に必要な資金であり、投資資金のうち主なものは、設備投資に必要な資金であります。 当社は、これらの資金を自己資金又は銀行借入により調達するものとしており、当事業年度における所要資金は、すべて自己資金により賄っております。 当社は、事業運営上必要な資金の流動性及び資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,330字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 当社は、環境問題を十分に意識することが重要であると認識し、ESG経営の取り組みを行っております。日々の業務におきましても、常に環境に対する問題を考慮する企業を目指してまいります。 (1) ガバナンス 社会環境の変化に伴うサステナビリティに関する取り組みにつきましては、毎週開催される経営会議において、管理部長により、適宜、課題が提示され、課題内容および取り組み指針が各部門長を経由して社内全員に伝達される仕組みとなっております。安定的な成長を実現するためには、これまでにも増して環境への意識を高め、対応しつつ、経営基盤を強化してまいります。当社のコーポレート・ガバナンス体制につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。 (2) 戦略ワークフロー改革を更に進めることにより、環境負荷低減につながる生産性向上を目指します。具体的には、ワークフローシステムを使用することにより、稟議、決済、申請等の電子化が可能となり、申請及び承認のプロセスを複数人が同時に確認することで、業務の効率化及びペーパーレス化を実現し、ESG経営におけるガバナンス問題及び環境効率化に取り組んでおります。また、当社は、従業員の労働に対する平等性、健康状態を正しく認識することがESG経営における社会問題と大いに関係すると考え、従業員が働きやすい仕組みの構築に取り組んでおります。勤務形態として主にフレックスタイム制度を採用し、公私の両立がしやすいよう整備しております。健康面においては、従業員の健康は経営の基盤となることから、法令の健康診断に加えて定期的なMRI検査、脳ドックも全額補助を行い、受診を推進しております。さらに、外国籍従業員の積極的な採用等、多様性確保の取り組みも行っております。人材の育成及び社内環境整備に関する方針として、今後も引き続き、多様性の確保に向けた施策を推進してまいります。 (3) リスク管理当社は、気候変動や多様性におけるリスクや機会について、全社的にリスク管理を行っております。特に環境面については、環境配慮型製品の開発、生産における廃棄物の削減といった対応策を検討・実施し、環境変化に応じて事業計画の見直しを行い継続的に取り組んでまいります。 (4) 指標及び目標当社は、継続的な環境整備を推進する上での具体的な取り組みとして、従業員ひとりひとりの労働環境に着目しポテンシャリティを最大限に引き出すことを可能とする仕組みや管理体制を常に意識することを指標とし、従業員は、最大限に有意義な労働を会社に提供できる小集団の一員となることを目標といたします。なお、当該方針に関する指標、当該指標を用いた目標及び実績について、現時点におきましては記載をしておりませんが、今後、指標に対する具体的な目標を定め、数値化が可能なものに対しては、記録を残すことにより、方針に対する有効性の判定に取り組んでまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要4,091字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、健全な企業体質こそが企業を発展・成長させるという方針のもと、企業価値を継続的に高め、社会的責任を果たしていくためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であると認識しております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.企業統治の体制の概要当社は、監査役制度を採用しており、取締役会と監査役会及び会計監査人により、業務執行の監督及び監視を行っております。当社の取締役会は8名の取締役で構成されており、1名が社外取締役となっております。取締役会は、毎月1回定期的に開催し、必要に応じて随時開催しており、法令、定款及び取締役会規程に定める経営に関する重要事項等について審議・決定しております。監査役会は3名の監査役で構成されており、2名が社外監査役となっております。監査役会は、毎月1回定期的に開催し、必要に応じて随時開催しており、監査方針及び監査計画の決定その他監査に関する重要な事項についての報告、協議又は決定を行っております。監査役は、取締役会に出席し、取締役の職務執行の状況を監査しております。また、毎週1回定期的に経営会議を開催しており、取締役及び各事業部長が出席しており、取締役会において決定された経営方針等に基づき、具体的な業務執行の決定、各業務の進捗状況の確認及び検証等が行われております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は、次のとおりであります。 ロ.企業統治の体制を採用する理由当社は、現在、経営の意思決定機関である取締役会において、一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立性の高い社外取締役1名と社外監査役2名が出席しており、外部からの監視及び監督機能は充足していると考えております。また、監査役は社内においては内部監査人と連携を図り、外部においては会計監査人との連携を図っており、各種法令及び社内規則遵守の準拠性に関する監査は適正に保たれていると考えております。これらのほか、内部監査人は、内部統制システムの整備、運用状況の確認を行っており、不正不備の監査を実施していることから、経営監視体制機能の客観性及び中立性確保の体制は十分であると考えております。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システムの整備の状況当社は、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要な体制(内部統制システム)を整備しております。(内部統制システムの基本方針)a.概要 会社法第362条第4項第6号に基づき、代表取締役により具体的に実行されるべき当社の内部統制システムの構築において、代表取締役が遵守すべき基本方針を明らかにするとともに、会社法施行規則第100条の定める同システムの体制整備に必要とされる各条項に定める担当者の下で、可及的速やかに実行すべきものとし、かつ、内部統制システムについて常に見直しを行うことによりその改善を図り、もって、効率的で適法な企業体制を作ることを目的とする。 b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制・取締役の職務の執行に係る情報・文書(以下、職務執行情報という)の取扱いは、当社文書取扱規程に従って適切に運用し、必要に応じて運用状況の検証、各規程等の見直し等を行う。・職務執行情報はその都度、整理・保存を行い随時検索可能な体制を構築する。・前2項に係る事務は、管理部長が所管し、その状況につき、定期的に取締役会に報告する。 c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制・当社は、内部監査室が内部監査を担当しており、内部監査人がその業務を執り行う。内部監査人が不在の場合は、内部監査人補佐がその業務を代理にて執り行う。・内部監査規程に基づき、内部監査は定期的に監査項目・方法の検証を行い、必要があれば改定する。・内部監査により法令定款違反その他の事由に基づき損失の危険のある業務執行行為が発見された場合には、その内容及びそれがもたらす損失の程度等について直に取締役会及び担当部署に通報される体制を構築する。・内部監査の活動を円滑にするために、諸規程・マニュアル等の整備を各部署に求め、また内部監査の必要性等存在意義を全使用人に周知徹底し、損失の危険を発見した場合には、直ちに内部監査人に報告するよう指導する。 d.取締役の職務執行が効率的に行われることを確保するための体制・経営計画のマネジメントは、経営方針を基に策定される年度計画及び中期利益計画に則り各業務執行ラインが目標達成のために活動することとし、経営目標が当初の予定通りに進捗しているか業績報告を通じ定期的に検査を行う。・業務執行のマネジメントは、取締役会規程に定められている事項については全て取締役会に付議されることを遵守し、その際には適正な経営判断を行うため事前に議題に関する十分な資料が全役員に配布される体制をとるものとする。・日常の職務執行に際しては、職務権限規程・業務分掌規程に基づき権限の委譲が行われ、各責任者が意思決定ルールに則り業務を遂行することとする。 e.取締役・使用人の職務執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制・担当取締役のもと、全ての取締役及び使用人に法令・定款の遵守を徹底し、万一法令・定款に違反する行為を発見した場合の報告方法としての社内体制を構築する。また、法令・定款を逸脱する事態が発生した場合には、その内容・対処案が担当取締役を通じ、トップマネジメント、取締役会に報告される体制を構築する。 f.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びにその使用人の取締役からの独立性に関する事項・監査役は、管理部所属の使用人に監査業務に必要な事項を命令することができるものとし、その命令を受けた使用人は、その命令に関して、取締役の指揮命令は受けないものとする。 g.取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制・取締役及び使用人は、各監査役の要請に応じて必要な報告及び情報提供を行うこととする。・取締役は、当社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、直ちに監査役会に報告する。・監査役に報告した者に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止し、その旨を取締役及び使用人に周知徹底する。 h.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制・当社の監査体制と内部統制システムの体制との調整を図り、監査体制の実効性を高めるため、各取締役、各監査役、内部監査人並びに管理部長による定期的な会合をもち、監査の実効性確保のための協議を行う。・監査役がその職務の執行について当社に対して費用の前払等の請求をしたときは、当社は、当該請求に係る費用又は債務が当該監査役の職務の執行に必要でないと認められる場合を除き、速やかに当該費用又は債務の処理を行う。 ロ.リスク管理体制の整備の状況当社は、リスクの防止及び会社損失の最小化を図るため、「リスク評価規程」を定めております。また、取締役会において経営リスクにつき活発な討議を行うことにより、リスクの早期発見及び未然の防止に努めております。加えて、当社では業務運営上生じる様々な法的判断、コンプライアンス等につきましては、必要に応じて弁護士、弁理士、税理士、社会保険労務士等の社外の専門家からの助言を受ける体制を整えるとともに、内部監査、監査役監査等を通じて、潜在的なリスクの早期発見及び未然の防止によるリスク軽減に努めております。 ハ.取締役の定数当社の取締役は、10名以内とする旨を定款で定めております。 ニ.取締役の選解任の決議要件当社は、取締役は株主総会において選解任する旨を定款で定めております。取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。取締役の解任決議は、議決権を行使することのできる株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。 ホ.株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項a.自己株式の取得当社は、経済情勢の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するために、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。 b.中間配当当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。 ヘ.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ④ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を17回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数松村 泳成17回17回松村 泳勲17回17回鈴木 孝男17回17回永井 雅人17回17回小長谷 岳人17回17回八田 政仁17回17回 取締役会における具体的な検討内容は、代表取締役の選定、取締役報酬額の決定、中期経営計画の策定、計算書類の承認、配当金の支払い、株主総会の招集、月次決算の承認、業務執行状況の報告等であります。
役員の報酬等814字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項取締役の報酬額は、株主総会において決議された取締役の報酬額の範囲内で、会社への貢献度、在籍年数等を総合的に勘案し、取締役会において決定しております。取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。監査役の報酬額は、株主総会において決議された監査役の報酬額の範囲内で、経営に対する独立性、客観性を重視する視点から、監査役の協議により決定しております。当社の役員の報酬等は固定報酬のみとなっており、業績連動報酬及び非金銭報酬は定めておりません。 ② 取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項取締役の金銭総報酬額は、2008年6月24日開催の第20期定時株主総会において、年額120百万円以内と決議されております(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は5名です。監査役の金銭総報酬額は、2008年6月24日開催の第20期定時株主総会において、年額30百万円以内と決議されております。当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は3名です。 ③ 役員の区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く)31,80031,800――5監査役(社外監査役を除く)360360――1社外役員1,3201,320――4合計33,48033,480――10 ④ 役員ごとの報酬等の総額等報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況364字
(2) 【従業員の状況】(1) 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)3049.517.27,212,7975.7 セグメントの名称従業員数(名)イメージング&プリンタコントローラ事業26ストレージソリューション事業セキュリティ事業その他全社4合計30 (注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は10%未満となっているため記載を省略しております。2.当社は、セグメントごとの経営組織体系を有しておらず、同一の従業員が複数の事業に従事しております。3.全社として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 (2) 労働組合の状況労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
関係会社の状況22字
4 【関係会社の状況】該当事項はありません。
配当政策518字
3 【配当政策】当社は研究開発型の企業として、業績に連動した利益配分を基本としながら将来の事業拡大及び企業体質強化を図るための内部留保を確保しつつ、株主に対する利益還元を行っていくことを基本方針としております。また、当社は期末配当を行うことを基本として、株主への利益還元を適切かつ適時に行うため、必要に応じて中間配当を行うこととして、年1回もしくは2回の配当を行うことを基本方針としております。当事業年度におきましては、当期純利益を計上するに至りましたので、株主の皆様への安定的な利益還元を考慮し、当事業年度の剰余金の配当につきましては、1株当たり10円としております。なお、剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。また、当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めております。 (注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年6月25日定時株主総会決議16,11410
研究開発活動594字
6 【研究開発活動】研究開発活動は、開発部を中心に行われており、当事業年度における研究開発費の総額は前事業年度より8,716千円減少し、93,457千円(前期比8.5%減)となりました。 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。 (1) イメージング&プリンタコントローラ事業当事業におきましては、前事業年度に引き続き、インクジェットコントローラの開発及び新型ポストスクリプト・ラスタライザを当社の既存のプリンタ制御ソフトウェアに対応させる開発等を行いました。その結果、当事業にかかる研究開発費は4,708千円(前年同期比12.0%減)となりました。 (2) ストレージソリューション事業当事業におきましては、前事業年度に引き続き、可搬型記憶媒体システムの一部であるデータアーカイバの開発を行いました。その結果、当事業にかかる研究開発費は9,320千円(前年同期比25.2%減)となりました。 (3) セキュリティ事業当事業におきましては、前事業年度に引き続き、SPSEの改良、オプション機能の開発及び統合監視映像システムにAI画像解析などを搭載するための開発を行いました。その結果、当事業にかかる研究開発費は79,427千円(前年同期比5.9%減)となりました。 (4) その他事業当事業におきましては、前事業年度及び当事業年度において研究開発費は発生しておりません。
主要な設備の状況143字
2 【主要な設備の状況】当社における主要な設備は以下のとおりであります。2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物工具、器具及び備品合計本社事務所(東京都千代田区)―統括業務設備、開発機材22,2469,20731,45430
監査の状況1,583字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社は、監査役3名(2名が社外監査役)から構成されており、監査役が取締役会に出席するとともに、重要書類の閲覧、業務及び財産の状況の調査・分析等を年度監査計画に基づき実施し、監査日報を作成しております。また、常勤監査役は、代表取締役その他関係者とも必要に応じて意見交換する機会を設けるとともに、内部監査時及び会計監査人往査時に立ち会い、相互に意見・情報交換を行うことによって、監査の実効性、効率性の向上に努めております。当事業年度において、当社は監査役会を毎月開催し、必要に応じて随時開催しております。個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数中村 三郎17回17回廣瀬 哲4回4回沢田 守17回17回武内 裕司13回13回 監査役会における主な検討事項として、取締役の職務執行の適法性、監査方針及び年間監査計画、会計監査人の監査方法及び結果の相当性等について検討いたしました。また、監査役の活動として、取締役等との意思疎通、取締役会をはじめとした重要な会議への出席、重要な書類等の閲覧、会計監査人からの監査報告の確認等を行いました。 ② 内部監査の状況当社は、代表取締役直轄の機関である内部監査室1名にて、代表取締役の承認を受けた内部監査計画に基づき、業務及び会計監査が行われております。内部監査は各業務の遂行状況に関して、業務分掌、職務権限等の社内諸規程、効率性、法令遵守といった観点から行われており、監査の過程で問題点が発見された場合には、直ちに被監査部門に勧告等を発令し、改善を促しております。また、内部監査人は、監査役及び会計監査人と適時に意見・情報交換を行っており、内部監査の効率的かつ効果的な運用に努めております。なお、取締役会へは代表取締役が、監査役会へは常勤監査役がそれぞれ報告しており、内部監査人が取締役会及び監査役会に対して直接報告は行っておりません。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称みおぎ監査法人 b. 継続監査期間5年間 c.業務を執行した公認会計士中村 謙介高野 将一 d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士5名であり、みおぎ監査法人が策定する監査計画に基づき監査が行われております。 e.監査法人の選定方針と理由 当社の監査役会は、監査法人の独立性及び専門性の有無、監査の品質、監査報酬等を総合的に勘案し、選定しております。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役会は、監査法人の職務遂行状況、監査体制、独立性及び専門性などが適切であるかについて評価を行っております。その結果、現監査法人による監査は適正に行われていると判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)13,500―15,000― b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査役会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、また非監査業務の委託状況及びその報酬の妥当性を確認のうえ、会計監査人の報酬等の額、監査担当者その他監査契約の内容が適切であるかについて検証し、決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが適切であるかについて検証したうえで、同意の判断をいたしました。
株式の保有状況470字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式――――非上場株式以外の株式123,826114,144 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式―――非上場株式以外の株式447―23,565 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更 したもの 該当事項はありません。
沿革780字
2 【沿革】年月事項1989年1月東京都品川区五反田に各種ソフトウェアの開発を目的として、日本テクノ・ラボ株式会社を設立。1989年6月本社を東京都品川区大崎に移転。 科学技術用システムインテグレーション及びコンピュータ周辺機器用制御ソフトウェアの開発事業を開始。1990年7月本社を東京都中央区日本橋人形町に移転。1991年6月プリントサーバ事業(現イメージング&プリンタコントローラ事業)を開始。1991年10月ファイルストレージソリューション事業(現ストレージソリューション事業)を開始。1994年6月本社を東京都中央区日本橋大伝馬町に移転。2002年5月本社を東京都千代田区平河町に移転。2002年12月セキュリティ(情報セキュリティ)事業を開始。2006年7月セキュリティ(映像セキュリティ)事業を開始。2006年9月福岡県福岡市博多区博多駅東に福岡事業所を開設。2007年5月札幌証券取引所アンビシャス市場上場。2008年2月統合監視映像システム「FIREDIPPER」販売開始。2008年9月セキュリティプリントシステム「SPSE」販売開始。2010年9月福岡事業所を閉鎖。2011年3月ナルテック株式会社と資本・業務提携を開始。2012年4月ラインヘッド・インクジェット・プリンタコントローラ出荷開始。2012年12月ISO27001認証取得。2015年10月錠剤プリンタコントローラの開発成功。2016年4月アルミ箔プリンタコントローラの開発成功。2017年3月サイバーセキュリティ事業開始。 ネットワークセキュリティベンダーNSFOCUSジャパン株式会社と業務提携を開始。2019年9月株式会社シンク・ラボラトリーと資本・業務提携を開始。2020年10月本社を神奈川県横浜市西区みなとみらいに移転。2024年5月本社を東京都千代田区に移転。
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2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)決算短信 · 16:00
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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