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株式会社JMDC

EDINET CODE E35308

証券コード 4483EDINETコード E35308情報・通信業上場IFRS決算 3月31日資本金 252億円法人番号 6010403010531
505億円売上高(FY2026
8.4%ROE
52.8%自己資本比率
81財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結IFRS

FY2026の売上高は505億円(前年比+20.9%)。営業利益は105億円(営業利益率20.8%)、当期純利益は68億円。総資産1,585億円に対し自己資本比率は52.8%、ROEは8.4%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは86億円の創出、現金及び現金同等物は290億円。従業員数は2,444人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3,5752026-09-04
PER34.6倍
PBR2.80倍
配当利回り0.50%
時価総額(概算)2,341億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高505億円+20.9%
営業利益105億円+20.7%
当期純利益68億円-7.0%
総資産1,585億円
純資産842億円
営業利益率20.8%
ROE8.4%
自己資本比率52.8%
EPS103.4円
BPS1,278.1円
1株配当18円
配当性向17.4%
従業員数2,444人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

情報・通信業の分析 →
ROE8.4%中央値 12.0%
営業利益率20.8%中央値 8.6%
自己資本比率52.8%中央値 66.6%
健全性スコア81.0点中央値 71.0

帯は情報・通信業200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

9期分
売上高と営業利益率
550億413億275億138億0億2018: 30億20182019: 101億20192020: 122億20202021: 168億20212022: 218億20222023: 278億20232024: 306億20242025: 417億20252026: 505億20262021: 22%2022: 22%2025: 21%2026: 21%25%0%
営業利益と当期純利益
150億113億75億38億0億2018: —20182019: —20192020: —20202021: 37億20212022: 48億20222023: —20232024: —20242025: 87億20252026: 105億20262018: 4億2019: 10億2020: 15億2021: 25億2022: 33億2023: 43億2024: 46億2025: 73億2026: 68億75億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
70%53%35%18%0%2018 ROE: 25%2019 ROE: 26%2020 ROE: 16%2021 ROE: 12%2022 ROE: 11%2023 ROE: 9%2024 ROE: 7%2025 ROE: 10%2026 ROE: 8%2021 営業利益率: 22%2022 営業利益率: 22%2025 営業利益率: 21%2026 営業利益率: 21%2018 自己資本比率: 33%2019 自己資本比率: 32%2020 自己資本比率: 49%2021 自己資本比率: 49%2022 自己資本比率: 50%2023 自己資本比率: 66%2024 自己資本比率: 58%2025 自己資本比率: 55%2026 自己資本比率: 53%201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
150億112億75億37億-0億2018: 10億20182019: 18億20192020: 31億20202021: 32億20212022: 38億20222023: 41億20232024: -0億20242025: 147億20252026: 86億2026
1株当たり指標EPS1株配当
150円113円75円38円0円2018 EPS: 22円2019 EPS: 24円2020 EPS: 31円2021 EPS: 47円2022 EPS: 58円2023 EPS: 71円2024 EPS: 72円2025 EPS: 111円2026 EPS: 103円2022 1株配当: 10円2023 1株配当: 12円2024 1株配当: 14円2025 1株配当: 16円2026 1株配当: 18円201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
1,585億円
負債・純資産
負債 744億円純資産 842億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026505億円105億円100億円68億円1,585億円842億円103.48.4%52.8%
FY2025417億円87億円85億円73億円1,430億円785億円111.39.8%54.6%
FY2024306億円54億円46億円1,225億円707億円71.86.8%57.6%
FY2023278億円59億円43億円986億円71.28.9%65.5%
FY2022218億円48億円48億円33億円621億円312億円57.911.0%50.2%
FY2021168億円37億円36億円25億円583億円283億円46.512.0%48.8%
FY2020122億円22億円15億円269億円131億円31.515.9%48.7%
FY2019101億円14億円10億円190億円23.925.7%32.3%
FY201830億円6億円4億円53億円22.425.1%33.3%
営業CF86億円
投資CF-106億円
財務CF-13億円
現金及び現金同等物290億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1オムロン株式会社54.2%
2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.3%
3株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.5%
4ノーリツ鋼機株式会社4.6%
5INDUS SELECT MASTER FUND, LTD.(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)3.4%
6BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC SECURITIES/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.1%
7NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)0.9%
8松島 陽介0.9%
9山元 雄太0.8%
10モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.8%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)231億円40億円37億円24億円17.4%52.1%36.4
FY2025中間(〜2024-09-30)192億円33億円32億円22億円16.9%33.5
FY2024中間137億円36億円36億円27億円26.2%42.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢39.4歳
平均年間給与823万円
平均勤続年数4.5年
管理職に占める女性比率15.6%
男女の賃金の差異(全労働者)68.3%
男女の賃金の差異(正規雇用)70.9%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容2,488
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、オムロン株式会社を親会社とする企業集団に属し、当社及び子会社47社により構成されております。 当社グループは、「ヘルスビッグデータ」、「遠隔医療」の2つを報告セグメントとしています。各報告セグメントを構成する主な事業及び主な会社は、以下のとおりであります。 (1)ヘルスビッグデータ主な事業主な会社インダストリー向け事業当社、メディカルデータベース株式会社、データインデックス株式会社、エヌエスパートナーズ株式会社、株式会社キャンサースキャン保険者(※1)・生活者向け事業医療提供者向け事業 (2)遠隔医療主な事業主な会社遠隔医療事業株式会社ドクターネット 各報告セグメントに含まれる主な事業の内容は、以下のとおりであります。〈ヘルスビッグデータ〉① インダストリー向け事業 当事業は、主に製薬企業や保険会社に対し、当社グループが保有する健康保険組合や医療機関などに由来する匿名加工化された疫学データを提供しております。当社グループが保有するヘルスケアデータは疾病ごとの有病率や罹患率の計算や、治療行為の時系列での追跡等に強みを有しております。そのため、製薬企業においては創薬から市販後調査まで幅広く活用可能であり、保険会社においては新商品開発や支払査定業務の効率化などに活用されております。 個別の要望事項に対して当該データベースから必要なデータを抽出・分析するサービス「アドホック販売」や、当社のデータベース自体の一部又は全部へのアクセス権を付与する「データベース販売」を主たるサービスとして提供するほか、データベースを用いたコンサルティングやアプリケーション開発を提供することで、サービスの付加価値を向上させております。 ② 保険者・生活者向け事業 当事業は、健康保険組合等に対する保健事業の支援と、その加入者(組合員)に対するPHR(※2)サービスの提供、及び自治体に向けた各種サービスを提供しております。 保健事業の支援では、保険者に対して、紙・画像レセプトを含めたレセプト(※3)データ、健診データ、台帳(※4)データ等をデータベース化すること、及び、そのデータを起点にした保健事業におけるPDCAのための様々な支援サービスを提供しております。これらのサービスにおいて、組合員の個人情報を扱う部門は、当社の中でも物理的・技術的に厳格に隔離され、また、管理された環境で活動を実施しております。 PHRサービスでは、当社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」(ペップアップ)を提供しております。「Pep Up」では、保険者データから連携された健診結果、医療費通知、調剤履歴を表示する他、当社開発の健康年齢(※5)算出サービス、独自のポイントプログラム、健康に関するコンテンツ等を提供しております。また、ウェアラブル端末と組み合わせて活用することにより利用者の日々の生活習慣の記録と健康管理を行うことが可能となっております。 自治体には、当社が健康保険組合等との取引にて培った知見を活かしたサービスを提供するほか、子会社である株式会社キャンサースキャンを通じ、特定健診受診率向上事業等の予防医療・保健事業分野における様々なサービスを提供しております。 ③ 医療提供者向け事業 当事業は、薬剤DB事業及びその他の医療提供者向け事業に分解されます。薬剤DB事業では、医薬品添付文書をはじめとした医薬品の情報をもとに、当社グループの薬剤師の薬学的見解を加味したデータベースを開発し、医療系システム会社へのデータベースの提供を行うとともに、当該データベースを用いた大規模病院向け部門システムの開発・販売・保守を行っております。その他の医療提供者向け事業では、データを用いた医療機関の経営やオペレーションの改善のためのコンサルティングや診療報酬債権のファクタリングなどを行っております。 〈遠隔医療〉 遠隔医療事業は、CT/MRIなど医用画像の診断依頼を医療機関から遠隔で受け付け、契約読影医による診断レポートを提供する遠隔読影(※6)マッチングサービスを提供しております。日本の病院及び一般診療所は約11万施設(出所:厚生労働省「医療施設動態調査」2024年10月1日現在)存在するのに比して、放射線診断専門医は約6,000名(出所:公益社団法人日本医学放射線学会ホームページの専門医一覧、2020年12月時点)となっており、放射線診断専門医の過重労働や専門医の診断がつかず誤診につながる症例が問題となっております。そのような中、当社グループは遠隔読影のリーディングカンパニーとして国内最大規模の放射線診断専門医プラットフォームを形成しており、サブスペシャリティごとに最適なマッチングを行うことで、高品質な読影レポートをスピーディに提供しております。 その他に、医療機関と放射線診断専門医をクラウドでつなぎ、遠隔での画像診断を可能とするASPサービスも提供しております。 《用語説明》※1 保険者公的医療保険制度の運営主体のことをいう。健康保険の保険者には、健康保険組合のほかに、全国健康保険協会(協会けんぽ)、市町村や都道府県が運営する国民健康保険及び後期高齢者医療制度などが存在する。※2 PHRPersonal Health Recordの略。生涯型電子カルテとも言われ、複数の医療機関や薬局などに散らばる健康関連の情報を一元的に集約・管理する仕組みをいう。※3 レセプト患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者に請求する医療報酬の明細書をいう。※4 台帳健康保険組合において組合加入者の情報を登録したものをいい、加入者台帳ともいわれる。※5 健康年齢健診結果をもとに算出された医療費予測からみた健康状態を年齢に置き換えて示す指標。※6 遠隔読影医用画像について、ICTを活用することで検査が行われた施設とは異なる場所から実施する診断をいう。 以上を事業系統図によって示すと以下のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,240
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、企業理念として、「健康で豊かな人生をすべての人に」を掲げております。医療分野において社会課題として取りざたされている「医療費の増大」「医療の地域格差」「生活習慣病の増大」「労働力不足」といった問題にデータとICT(※)の力で解決に取り組むことで、持続可能なヘルスケアシステムの実現を目指してまいります。こういった社会課題は、超高齢化が早く進む日本が課題先進国として直面している問題であり、その中で培った解決ノウハウを用いて、将来同じ課題を抱えるであろうアジア諸国などにおいて国境を超えた解決に取り組んでいくことを目指しております。具体的には、医師や患者を中心に、医療機関、保険者、製薬会社、生損保会社などのヘルスケア関連事業者に対して、データとICTを活用して健康増進や医療の効率化を目的にしたサービスを提供し、そのサービスを通して集積したデータを用いて、さらにサービスを改善していくというエコシステムで事業を拡大していきます。 《用語説明》※ ICTInformation and Communication Technologyの略であり、情報・通信に関する技術の総称をいう。 (2)経営環境 上記のような社会問題がクローズアップされる中で、政府は、当社のサービス提供先である健康保険組合を中心とした保険者に対して国家的課題である医療費の適正化に向けて大きな役割を期待するとともに、予防を含めた医療全体に対してデータを活用したエビデンスに基づく活動を後押ししてきました。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大を契機として、各領域でのデジタル活用が急速に進んでおり、ヘルスケア領域においても、規制緩和等を通してデジタル技術を活用していく機運が高まっております。 法制度の面では、医療費の適正化に向けて医療ビッグデータの利活用をより促進させる観点から、「個人情報保護法」の改正や「次世代医療基盤法」の施行等の動きが進んでおります。また、マイナンバーカードの健康保険証利用も開始し、マイナポータルを活用した特定健診情報や薬剤情報・医療費の閲覧が可能になる等、ヘルスケアデータの活用の機運はいっそう高まっていくものと考えております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 上記の経営の基本方針及び経営環境を踏まえた中長期的な経営戦略は以下のとおりであります。 ① 「高付加価値化(アップセル)」と「データ種類の拡充(クロスセル)」を通じたデータ利活用サービスの取引額の最大化 製薬企業、生損保企業及びアカデミアを中心にヘルスケアの様々な領域のプレイヤーに対して、データ利活用サービスの幅を拡げ、提供できる付加価値を上げていくことを目指しております。従来は、個別の要望事項に対して当該データベースから必要なデータを抽出・分析するサービス「アドホック販売」、及び当社のデータベース自体の一部又は全部へのアクセス権の付与「データベース販売」がサービスの中心となっておりましたが、現在は、医療ビッグデータを顧客が効率的かつ情報管理しやすい形で活用しうる分析環境の提供やデータベースを前提としたコンサルティングやアプリケーション開発をより強化しており、サービスの付加価値を増やし、顧客あたりの取引額を高めていく方針であります。 また、今後さらにデータの量及び種類を拡大していくことも目指しております。例えば、当社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」の中で、すでに保有しているレセプトデータや健診データに加えて、活動量やゲノム(遺伝情報)等の情報を管理することにより、これらのインプットが健診データやレセプトデータが示すアウトカムにどのように影響するのかといった因果関係の解析が可能となります。このようにデータは1つ1つ単体で存在するのに比べて、組み合わされることで相乗的な価値を出しうる特性を有しており、その特性を活用することで健康・医療に関する様々な因果をデータで解析し、学術、事業での更なる利活用の機会につなげていく方針であります。 ② データ利活用による医療における価値創出 当社グループは、グループとして有するデータ、ICT及び医療現場でのサービス提供の力を医療の高度化及び効率化のために積極的に発揮し、医療費抑制に貢献してまいりたいと考えております。例えば、遠隔医療セグメントにおいては、2021年12月に日本で初めて薬事承認を取得した、胸部X線肺炎検出AIエンジン(COVID-19)の提供を開始するなど、人工知能エンジンプラットフォーム「AI―RAD」の開発に取り組んでおります。また、親会社であるオムロン株式会社との資本業務提携契約により、共同での予防ソリューションの開発や海外事業展開にも取り組んでおります。 ③ 社会生活者に対する医療費の健全化につながるソリューションを提供 当社が保険者支援サービスを提供する取引先の健康保険組合等の加入者数は2,000万人を超え、PHRサービスの1つである「Pep Up」のユーザーID数も800万人を超えております。今後は、当社グループのPHRサービスを国民的なものへと普及させていくことで、医療の個別化やアウトカムベースでの医療を実現し医療業界全体の効率化を図り、医療費抑制に貢献することを目指します。具体的には、健康保険組合や企業と協力し、従業員個々人の健康状態に応じて高いリスクを持つ対象者を抽出し、その対象者に対してデータを用いた積極的な介入策を立案し、介入後のデータによる効果測定を行うことで、重症化予防活動において投資対効果という考え方を導入してまいります。また介入方法としては、重症化予防・保健指導・受診勧奨等の医療的介入から、生活習慣病の予防のための健康コンテンツの提供・行動変容を促すポイントプログラムによるインセンティブ付けのような予防的介入まで様々なアプローチを当社グループ外部の事業者とも連携しながら提供していく方針であります。この事業においては、各介入方法の投資対効果を明確化し、向上させ、国家、保険者、企業からの適切な投資を促す中で、現在48兆円(出所:厚生労働省ホームページ、2023年度)の国民医療費の抑制に貢献することによる収益化を目指してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社では、経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDAによる評価を行っております。EBITDAは営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用で算出しております。EBITDAは当社グループ全体の評価の他、各報告セグメント利益に分解しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中長期的な経営戦略の実現に向け、日本のヘルスケアの全ての領域におけるデータを結集し、それらを還元していくため、以下の課題を優先的に解決してまいります。 ① データベースを量・質ともに拡大データベースの量だけでなく種類を拡大することにより、日本で民間利用可能な最大かつ最良のヘルスケアデータベースとしての圧倒的な地位を堅持する。② データの利活用のさらなる促進従来の「アドホック販売」及び「データベース販売」に加え、データを活用した解析、コンサルティングサービス、ソリューション開発を含めたデータ利活用を提案するなど、付加価値の高いサービス提供を促進することで顧客の満足度を高める。③ PHRサービスの拡充当社の有するデータ解析技術と「Pep Up」を活用し、的確なターゲティングと効果予測に基づく個人アプローチを展開することで、国民医療費の抑制に貢献する。
事業等のリスク4,873
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境について① 当社グループの事業について 当社グループは、ヘルスビッグデータ、遠隔医療の各セグメントを新たな成長領域ととらえ、事業機会の捕捉・拡大及び収益力の強化に取り組んでおります。事業計画策定及び投資にあたっては慎重かつ精緻に調査を行っておりますが、予期せぬ事態により計画どおり進捗しなかった場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは上記「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の記載のとおり、中長期的な経営戦略を掲げております。しかしながら、当社グループがかかる目標を達成することができるか否かは、本「3 事業等のリスク」に記載された事項を含む多くのリスクや課題の影響を受けます。 中長期的な経営戦略を策定する中で、当社グループは、産業動向、新規取引先数、取引額、コスト変動等の様々な前提を置いております。このような前提は必ずしも正しいという保証はなく、当社グループは前提が誤っていたことによる影響に対応して経営戦略又は事業運営を適時に変更することができない可能性があります。 ② 他社との競合について 当社グループの競合他社は、その資本力、サービス・商品、技術開発力、価格競争力、顧客基盤、営業力、知名度などにおいて、当社グループより優れている場合があります。競合他社がその優位性を現状以上に活用してサービスや商品の販売に取り組んだ場合、当社グループが販売競争で劣勢に立たされ、当社グループの期待通りにサービス・商品を提供できない、又は顧客を維持・獲得できないことも考えられ、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが競合他社より先駆けて導入した、又は高い優位性を有するサービス、商品又は販売手法に関して、競合他社がこれらと同等又はより優れたものを導入した場合や、競合他社が当社グループよりも低い価格でこれらを提供した場合、当社グループの施策が期待した効果を上げることができない場合、当社グループの優位性が低下し、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 取引先の与信リスクについて 当社グループは、新たな成長分野における事業機会を模索する中、各事業領域における新たな取引先の開拓を積極的に行っております。取引先の個別与信の判断及び各事業領域の取引慣行等の事業ノウハウを習得しておりますが、景気後退等による不測の取引先の倒産等が発生することで、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報システムへの依存について 当社はレセプトデータの分析をシステムに依存しております。また、当社の連結子会社である株式会社ドクターネットが提供しております遠隔読影マッチングサービスは、コンピュータシステム及びそのネットワークに多くを依存しております。そのため、当社グループとしてセキュリティの強化をはじめ、データのバックアップ体制の強化、データ量やアクセス数増加に応じたハードウェアの増強等、システムトラブル対策を講じております。しかしながら、これらの対策にも関わらず、人為的過誤、自然災害、第三者によるセキュリティ侵害や不正アクセス等によりシステムトラブルが発生した場合には、当社グループに直接損害が生じ、提供するサービスの低下を招く等の影響を及ぼす他、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 当社グループが提供するサービス及び製品に関するクレームについて 当社グループが開発・販売を行うデータ情報、遠隔読影マッチングサービス、システム製品については、欠陥等の不具合を事前に回避するための十分な管理体制を確保しております。しかしながら、万が一不具合などの問題を回避できずユーザー等に損害を与えた場合は、損害賠償請求等が発生する可能性があり、当社グループの信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 遠隔画像診断サービスにおける誤診リスクについて 当社の連結子会社である株式会社ドクターネットでは、医療機関と放射線診断専門医(契約読影医)をデジタル環境でつなぎ、医療機関に対して遠隔画像診断サービスを提供しており、サービスの提供を契約読影医に依存しております。契約読影医は当社グループの独自の基準に従い、それぞれの得意分野、専門分野ごとにカテゴライズされ、依頼に応じた最適なマッチングを行う他、当社グループによる独自の品質管理も実施しております。しかしながら、契約読影医による予期せぬ不法行為の発生やトラブルなどが生じ、それに当社グループに重大な過失が認められた場合には、損失補償および対外的な評価の悪化を通じて、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 売上収益の季節的変動の影響について 当社が製薬企業、研究機関及び生損保企業に対し、個別の要望事項に対してデータベースから必要なデータを抽出・分析するサービス「アドホック販売」は下期にかけて需要が高まる傾向にあります。一方、当社が行っているデータビジネスのコスト構造は固定費中心であるため、結果として下期に利益が偏重する季節的変動があります。ヘルスビッグデータセグメントの業績変動の状況は以下のとおりであります。 2025年3月期2026年3月期上期下期通期上期下期通期売上収益 (百万円)15,51120,13535,64619,89324,17644,070構成比 (%)43.556.5100.045.154.9100.0セグメント利益(百万円)3,7515,8059,5574,8006,92211,722構成比 (%)39.360.7100.041.059.0100.0 (2)法的規制について⑧ 個人情報等の漏洩リスクについて 当社グループは、個人情報取扱事業者として個人情報にかかる義務等の遵守を法令上求められております。 当社グループは、情報セキュリティポリシーを制定し、安全性及び信頼性に万全の対策を講じるとともに、特に関連性の高い傘下のグループ会社では「プライバシーマーク」を取得する等個人情報保護に努めておりますが、人為的過誤、自然災害、第三者によるセキュリティ侵害や予測しない不正アクセス等により、個人情報その他の顧客情報や当社グループの機密情報が漏洩し、また、その漏洩した情報が悪用された場合、顧客の経済的・精神的損害に対する損害賠償等が発生する可能性があります。さらに顧客情報の漏洩等が当社グループの信用低下や企業イメージの悪化につながることで、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 特許及びその他の知的財産権について 当社グループが研究開発及び生産活動を行う中で様々な知的財産権にかかわる技術を使用しており、それらの知的財産権は当社グループが所有しているもの、あるいは適法に使用許諾を受けたもの等であると認識しておりますが、当社グループの認識の範囲外で第三者から知的財産権を侵害したと主張され、係争等が発生した場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが所有する知的財産権に関して第三者から侵害される可能性もあり、その場合においても当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 許認可等に関するリスクについて 当社グループは、医薬品の販売を営む子会社及び医療機器の販売を営む子会社を有しております。これらの子会社には、監督官庁の許認可等を受けて営業が可能となる事業が含まれているため、行政指導や許認可の取消し等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び事業計画に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 個人情報保護規制等の変化によるリスクについて 個人情報保護法の改訂により、匿名加工情報の利活用手続きが厳格化した場合に、当社が匿名加工されたレセプトデータや健診データを取得するためのコストが上昇するリスクがあります。レセプトの仕様変更があった場合には、レセプトの取込システムや分析システムの改修が必要となります。提供しているソフトウエアを改修しなければならない場合、ソフトウエアの変更作業に伴う業務量の増大が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ その他の法的規制の変更に関するリスクについて 当社グループは医療保険制度、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)による法規制を受けております。上記の法令について大幅な制度変更が実施され、提供しているソフトウエアを改修しなければならない場合、ソフトウエアの変更作業に伴う業務量の増大が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは海外での事業活動を行っておりますが、予期しえない法規制・許認可制度の変更の発生等が、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)事業体制に関するリスク⑬ 人材の確保・育成について 当社グループは、今後の事業拡大を進めていくにあたり、優秀な人材を確保するとともに人材育成が重要な課題であると認識しております。このため、採用活動の充実、人材流出の防止に努めておりますが、必要とする人材の確保ができなかった場合や中核となる優秀な人材の流出等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他、経営成績に影響を及ぼす可能性のある事項について⑭ 企業買収にかかるリスクについて 当社グループは、成長戦略実現のため、積極的に企業買収を実施する予定であります。企業買収にあたり、対象となる企業の資産内容や事業状況についてデューディリジェンス(適正価値精査)を実施し、事前にリスクを把握しております。しかしながら、事業環境や競合状況の変化等に伴って当社グループが期待する利益成長やシナジー効果が目論見どおりに実現できない可能性があり、また今後予期しない債務又は追加投入資金等が発生する可能性があり、これらが顕在化した場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 投資に伴う減損リスクについて 当社グループの所有する固定資産は将来の収益を生み出すことを前提に資産として計上しております。しかしながら、事業環境や競争状況の変化等により期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれんを計上しております。当社グループは、当該のれんにつきまして、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯ 新株予約権による株式の希薄化について 当社グループは、役員、従業員等を対象として、業績向上に対する意欲・士気向上、及び優秀な人材の確保のため、ストック・オプション制度を採用しております。 これらのストック・オプションの行使が行われた場合、発行済株式総数が増加することにより1株当たりの株式価値が希薄化し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析8,164
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当社は、「データとICTの力で、持続可能なヘルスケアシステムを実現する」ことを目指して、日本のヘルスケア業界の多様なデータを結集し、社会に還元することを通じて、生活者の健康増進や医療プロバイダーの価値向上・業務最適化を支援しております。 ヘルスビッグデータセグメントは、健康保険組合を中心とした保険者の保健事業を推進するため、保険者が保有するデータの分析サービスの他、当社開発のPHRサービスを提供しております。また、医療機関に対しても医療データ分析サービス、診療報酬ファクタリングサービスの他、薬剤DBの提供等を行っております。さらに、こうした業務の付帯として受領した匿名加工情報をデータベース化し、学術・産業利用を進めております。 遠隔医療セグメントは、放射線診断専門医が不足している医療機関と契約読影医を遠隔読影システムでつなぐマッチングサービスの他、医療機関と放射線診断専門医をクラウドでつなぎ、遠隔での画像診断を可能としたASPサービスを提供しております。 当社は2025年2月20日に公開いたしました「子会社等の異動(株式譲渡)及び報告セグメントの変更に関するお知らせ」にありますとおり、当社の連結子会社であったノアメディカルシステム株式会社(以下「ノアメディカル」)の全株式を株式会社カケハシに譲渡いたしました。これに伴い、前連結会計年度において、ノアメディカルの営む調剤薬局支援に関する事業を非継続事業に分類し、当該事業に関わる売上収益、営業利益、EBITDAを非継続事業に区分して表示しております。 当連結会計年度の業績は、以下のとおりであります。 (当期の業績) (単位:百万円)区 分第12期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第13期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)比較増減売上収益41,722 50,462 +8,739+20.9%営業利益8,717 10,521 +1,803+20.7%EBITDA(マージン)10,932(26.2%)13,178(26.1%)+2,246+20.5% (セグメントの業績) (単位:百万円)区 分第12期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第13期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)比較増減ヘルスビッグデータセグメント売上収益35,646 44,070 +8,423+23.6%セグメント利益(率)9,557(26.8%)11,722(26.6%)+2,165+22.7%遠隔医療セグメント売上収益6,117 6,392 +274+4.5%セグメント利益(率)2,236(36.6%)2,407(37.7%)+171+7.7%調整額セグメント売上収益△41 - +41-セグメント利益△861 △952 △91-合計売上収益41,722 50,462 +8,739+20.9%EBITDA(マージン)10,932(26.2%)13,178(26.1%)+2,246+20.5%(注)当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDAがあります。当社グループは、EBITDAを用いて各セグメントの業績を測定しており、当社グループの業績評価をより効果的に行うために有用かつ必要な指標であると考えております。EBITDA及びEBITDAマージンの計算式は以下のとおりです。・EBITDA :営業利益+減価償却費及び償却費±その他の収益・費用・EBITDAマージン:EBITDA/売上収益×100 [ヘルスビッグデータ]当社グループは健康保険組合等より寄せられたレセプト(入院、外来、調剤)、健診データ及び加入者台帳を匿名加工することで、民間利用可能な国内最大規模のヘルスビッグデータを有しております。当連結会計年度においても取引先健康保険組合等は前年同期比で増加、利活用先である製薬企業及び保険会社等の年間取引額も堅調に推移しており、事業は拡大を続けております。また、当社開発の健康情報プラットフォーム「Pep Up」(ペップアップ)により、上記のヘルスビッグデータに基づいて、一人ひとりのユーザーに合わせた個別アドバイスや疾病リスク表示を行っております。Pep Upの発行ID数は当連結会計年度においても拡大を続けております。上記の事業拡大に加え、2023年6月には、業界団体を超えた健康経営の実践に取り組む企業・団体が集結し、「健康経営アライアンス」が本格始動し、2026年3月末日時点で525社・団体に拡大しております。同アライアンスは、社員の健康をつうじた日本企業の活性化と健保の持続可能性の実現をミッションに活動しており、現在、勉強会・セミナー、アンケート・データ分析に基づく健康経営アセスメント、健康経営ソリューションの情報プラットフォーム構築の3つの取り組みを進めております。今後、活動の更なる拡大と健康経営の実践を通じた成果及び事業の創出を加速してまいります。この結果、当連結会計年度のセグメント売上収益は、44,070百万円となり、セグメント利益(セグメントEBITDA)は11,722百万円となりました。 [遠隔医療]当社グループは国内最大の放射線診断専門医プラットフォームを有しております。当連結会計年度においては、遠隔読影サービスを利用する医療機関数が拡大した結果、売上収益は前年同期比ベースで増収となりました。なお、画像診断をアシストする人工知能エンジンプラットフォーム「AI―RAD」の機能追加やアジアでの事業展開を本格化するための準備等、事業拡大のための施策は引き続き進めております。この結果、当連結会計年度のセグメント売上収益は、6,392百万円となり、セグメント利益(セグメントEBITDA)は2,407百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上収益は50,462百万円、営業利益は10,521百万円、EBITDAは13,178百万円の増収増益となりました。なお、EBITDAから営業利益への調整は以下のとおりであります。 (EBITDAから営業利益への調整表) (単位:百万円) 第12期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第13期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)EBITDA10,93213,178減価償却費及び償却費△2,711△3,200その他の収益607715その他の費用△110△171営業利益8,71710,521 ② 財産状態の状況(資産) 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ15,517百万円増加し158,538百万円となりました。これは主に、有形固定資産が7,005百万円、のれんが4,155百万円、営業債権及びその他の債権が3,949百万円それぞれ増加したことによります。現金及び現金同等物の増減については、「③ キャッシュ・フローの状況」を参照ください。(負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べ9,810百万円増加し74,355百万円となりました。これは主に、営業債務及びその他の債務が3,798百万円、非流動負債の借入金が2,057百万円、非流動負債のリース負債が1,606百万円、流動負債の借入金が1,161百万円それぞれ増加したことによります。(資本) 当連結会計年度末における資本は、前連結会計年度末と比べ5,707百万円増加し84,183百万円となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する当期利益6,765百万円の計上と、配当金の支払1,045百万円を計上したこと等により利益剰余金が5,672百万円増加したことによります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,225百万円減少し、28,950百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、8,594百万円(前連結会計年度は14,685百万円の収入)となりました。これは主に、法人所得税の支払額4,177百万円、営業債権及びその他の債権の増加額3,064百万円をそれぞれ計上した一方で、税引前利益9,964百万円、営業債務及びその他の債務の増加額3,238百万円、減価償却費及び償却費3,200百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、10,556百万円(前連結会計年度は3,467百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出8,883百万円、無形資産の取得による支出1,467百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、1,265百万円(前連結会計年度は6,484百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入5,744百万円を計上した一方で、長期借入金の返済による支出4,772百万円、リース負債の返済による支出1,253百万円、配当金の支払額1,045百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、ヘルスビッグデータ、遠隔医療の2つのセグメントから構成されております。いずれも、受注生産形態をとらない事業であるため、セグメントごとに生産の規模及び受注の規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 当連結会計年度の販売の状況については下記のとおりであります。セグメントの名称第13期(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)前年同期比ヘルスビッグデータ44,070+23.8%遠隔医療6,392+4.5%合計50,462+20.9%(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。2.総販売実績に対する割合が10%を超える相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような会計上の見積り及び判断を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、会計上の見積りを行っておりますが、見積りの不確実性により実際の結果がこれら見積りと異なる可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要性がある会計方針、及び重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」の「3.重要性がある会計方針」、「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容(a) 経営成績の状況 当連結会計年度のセグメントごとの状況は以下となります。なお、各報告セグメントを構成する主な事業及び主な会社については「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載しております。 [ヘルスビッグデータ] 当セグメントは、a. インダストリー向け事業、b. 保険者・生活者向け事業、c. 医療提供者向け事業の3つの事業から構成されます。当セグメントの事業別売上(管理会計ベース)は以下となります。(単位:百万円)事業第12期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第13期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)比較増減インダストリー向け事業13,29016,355+3,065+23.1%保険者・生活者向け事業9,38810,889+1,501+16.0%医療提供者向け事業13,28417,203+3,919+29.5%上記の合計35,96344,449+8,486+23.6%報告セグメントへの調整額△316△379△62-報告セグメントの売上収益35,64644,070+8,423+23.6% a. インダストリー向け事業 当事業では、製薬企業及び保険会社に対し、付加価値向上(アップセル)とデータ種類の拡充(クロスセル)による施策を講じることを通じて、取引先1企業あたりの取引額の増加に注力しております。当連結会計年度においては主要取引先である製薬企業との関係では、既存顧客との1社あたり取引額及び顧客数はそれぞれ堅調に推移しており、事業は拡大を続けております。以上の結果、当連結会計年度の事業売上は、前連結会計年度13,290百万円から23.1%増の16,355百万円となりました。 b. 保険者・生活者向け事業 当事業では、取引先健康保険組合等の拡大及び「Pep Up」IDの発行数の増加に注力しております。 2025年4月1日時点で全国の健康保険組合は1,372組合、加入者数が約2,807万人(出所:健康保険組合連合会ホームページ)、2023年3月31日時点で全国の共済組合は85組合、加入者数が約979万人(出所:厚生労働省『医療保険に関する基礎資料~令和5年度の医療費等の状況~』)とされている中、当連結会計年度においては、継続契約している取引先健康保険組合等の数が416組合から442組合へと増加し、その加入者数は1,996万人から2,076万人へと増加いたしました。 また、上記の取引先健康保険組合等の組合員に対して「Pep Up」及びウェアラブル端末の導入を進めております。2026年3月末時点において取引先健康保険組合等の加入者等の803万人に対してIDを付与しており、急速にユーザー数が拡大しております。加えて、当連結会計年度においてはウェアラブル端末の販売が前連結会計年度よりも増加しました。以上の結果、当連結会計年度の事業売上は、前連結会計年度9,388百万円から16.0%増の10,889百万円となりました。 (取引先健康保険組合等の数と加入者数の推移) 2022年4月末2023年4月末2024年4月末2025年4月末2026年4月末取引先健康保険組合等の数(組合)299326395416442取引先健康保険組合等の加入者数(万人)1,0441,2571,8931,9962,076(注)前事業年度の営業活動の結果として4月1日に開始する契約が多数存在すること、及び、当社として加入者数を集計できるのが月末であることから、4月末を集計基準月としております。取引先健康保険組合等の加入者数は、各基準月において当社と継続契約を締結している(単発取引を除く)取引先健康保険組合等の組合員数を推計して算出しております。 (「Pep Up」ID発行数の推移) (単位:万人) 2022年3月末2023年3月末2024年3月末2025年3月末2026年3月末ID発行数実績343541607739803 c. 医療提供者向け事業 当事業では、医療機関向けサービスの拡大・強化に注力しております。薬剤DB事業に加えデータを用いた医療機関の経営やオペレーションの改善のためのコンサルティング、診療報酬債権のファクタリングなど事業拡大を続けており、当連結会計年度における事業売上は前連結会計年度13,284百万円から29.5%増の17,203百万円となりました。 上記の結果、当連結会計年度におけるヘルスビッグデータセグメントのセグメント売上収益は、前連結会計年度の35,646百万円から23.6%増の44,070百万円となりました。 [遠隔医療] 当セグメントは、遠隔医療事業から構成されます。当セグメントの事業別売上は以下となります。(単位:百万円)事業第12期(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第13期(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)比較増減遠隔医療事業6,1176,392+274+4.5%報告セグメントの売上収益6,1176,392+274+4.5% a. 遠隔医療事業 当事業では、遠隔画像診断の提供先となる医療機関数と遠隔画像診断を委託する契約読影医数の双方を伸ばすことでシェアを拡大することに注力しております。当連結会計年度においては、契約読影医数及び契約医療機関数が順調に増加した結果、2026年3月末時点で、契約読影医が1,255名、契約医療機関が1,665施設の規模にまで成長しております。 今後も、遠隔読影のリーディングカンパニーとして、オペレーション改善によるコスト競争力強化、24時間365日対応、専門性の高い読影医のマッチング等のサービス品質向上といった規模を活かした差別化要因を強化してまいります。 上記の結果、当連結会計年度における遠隔医療事業売上及び報告セグメントのセグメント売上収益は、前連結会計年度の6,117百万円から4.5%増の6,392百万円となりました。 その他の経営成績の状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 (b) 財政状態の状況 財政状態の状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載したとおりであります。 (c) 資本の財源及び資金の流動性についての分析a. キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況につきましては、「4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。b. 財務政策 当社グループは、運転資金及び設備資金については、内部留保により調達することを基本としております。しかしながら、企業買収を目的とした投資有価証券の取得による資金需要が発生した場合には、必要に応じて外部からの資金調達を行うことがあります。当連結会計年度末において、流動負債の借入金は5,557百万円、非流動負債の借入金は35,941百万円であります。 なお、子会社につきましては、当社を通じての資金調達を原則としております。 (d) 経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について 当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDAがあります。達成・進捗状況については、「(1)経
サステナビリティに関する考え方及び取組1,940
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、医療データベース・情報分析・情報提供サービス事業を行う企業として、個人情報保護に対する安全管理は当社の重要な責務として考えており、取引先様及び当社従業員からお預かりしました個人情報の取扱いについては、明確な体制、規則を持って管理することは社会的使命であることを認識しており、情報セキュリティについて、重要なサステナビリティ項目と認識しております。情報セキュリティに係るサステナビリティに関する考え方や取組は次のとおりであります。 (1)ガバナンス 当社グループは、CISO(Chief Information Security Officer)を最高責任者とする情報セキュリティマネジメント体制を整備し、情報セキュリティの管理を徹底しています。また、「情報セキュリティ委員会」を設置し、中期セキュリティ強化ロードマップの審議、インシデント対応体制の整備、脆弱性への対応方針の整備等に取り組んでいます。 詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」を参照ください。 (2)戦略 当社グループは経営方針の達成と情報セキュリティリスクの低減のため、情報セキュリティ戦略を定めています。この情報セキュリティ戦略をもとに、具体的な情報セキュリティ施策(アクションプラン)を立案し、実行します。情報セキュリティ戦略として定められているものは次のとおりであります。 ① 特定・防御・検知・対応・復旧それぞれのセキュリティ機能の強化② 全ての社員等に対して情報セキュリティの教育・訓練を実施③ 委託先等のサプライヤーに対して、適切な情報セキュリティの確保を求め、サプライチェーン全体を通した情報の保護 上記の戦略の達成に向け、多様な人材の採用、起用を積極的かつ継続的に行いつつ、それぞれの特性や能力を最大限活かせる社内環境の整備や管理職層の教育などの取り組みを進めており、また、従業員の心身の健康維持のため、長時間労働の抑制や有給休暇取得の促進、健康セミナー開催等の取り組みを行っております。 (3)リスク管理 当社グループは、全ての情報資産に対して、サイバー攻撃も考慮した不正アクセス、情報の紛失・改ざん・漏洩の防止等と被害最小化に向け、情報セキュリティマネジメントシステムを確立の上、セキュリティ対策の導入、運用、監視、見直し、維持及び改善を図っております。 (4)指標及び目標 当社グループは、以下の情報セキュリティ目標を設定しております。①情報資産の機密性を確保し、情報が漏洩されないようにする②情報資産の完全性を確保し、情報が改ざんされないようにする③情報資産の可用性を確保し、必要な情報が必要なときに利用できるようにする④万が一情報セキュリティ事故が発生した場合も、速やかに検知・対応を行い、その被害を最小限にとどめ、迅速な復旧を行い、再発を防止する また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。指標目標実績(当連結会計年度)管理職に占める女性労働者の割合2028年3月期までに30%21%(男性307名、女性81名) (参考)JMDCの健康経営 当社は、健康社会の実現を目指す企業として、従業員やその家族のさらなる健康維持・増進を図り、よりよい職場環境の創出が企業力を高める重要な要素であることを認識し、以下の活動指針に沿って健康経営を推進してきました。「健康で豊かな人生をすべての人に」というビジョンの実現に向け、社員一人ひとりが健康で豊かな生活を送ることと、それぞれのポテンシャルや専門性の発揮を両立させることで、私たちが描く未来の社会、個人と企業の持続的成長につなげていきます。なお、このような取り組みの結果、経済産業省および日本健康会議が実施する「健康経営優良法人2026」において、大規模法人部門の「健康経営優良法人2026(ホワイト500)」に認定されました。 《活動指針》・社長自ら健康経営を牽引し、会社をあげて健康になることをコミットする。・社員の健康に資する活動を計画し、経営会議にて進捗確認や見直しを行う。・健康経営活動については、従業員と共有し、健康への取組改善へと繋げていく。
コーポレート・ガバナンスの概要6,921
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、すべてのステークホルダーを尊重し、企業の健全性、透明性を高めるとともに、長期的かつ安定的な株主価値の向上に努めるため、迅速で合理的な意思決定体制及び業務執行の効率化を可能とする社内体制を構築し、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は、監査等委員会制度を採用しており、企業統治体制の主たる機関として取締役会、監査等委員会及び会計監査人を設置しております。また、任意の機関として指名報酬委員会、リスクマネジメント委員会、情報セキュリティ委員会を設置するとともに、執行役員制度を採用しております。 当該体制は、経営活動の効率化を図りつつ、経営の意思決定とリスク管理・業務執行の監督機能を十分に果たすことが可能であると判断できるため、採用しております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制に係る各機関、組織は以下のとおりであります。 (取締役会) 取締役会は、取締役9名(うち社外取締役5名)で構成されております。取締役会は、原則月1回の定時取締役会を開催するほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定を行える体制とするとともに取締役会規程に基づき重要事項を決議し、取締役の業務執行状況を監督しております。取締役会における具体的な検討内容は、法令・定款に定められた事項のほか、グループ事業計画、資金調達、M&A、関連当事者取引に関する事項等の重要事項となります。 当事業年度において当社は取締役会を17回開催しており、個々の取締役の出席状況は次のとおりです。氏名開催回数出席回数松島 陽介17回17回野口 亮17回17回山元 雄太17回17回竹田 誠治17回17回李 智賢17回17回霜田 恒夫17回17回林 南平17回17回藤岡 大祐17回17回渡邊多永子17回17回 (監査等委員会) 当社は監査等委員会制度を採用しております。監査等委員会は、社外取締役4名で構成しており、原則月1回の定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催しております。監査等委員会は、代表取締役及び業務執行取締役の法令・定款遵守状況及び職務執行の状況を監査し、業務監査及び会計監査が有効に実施されるように努めております。 また、監査等委員会は会計監査人及び内部監査責任者と緊密に連携するとともに、定期的な情報交換を行い、相互の連携を深め、監査の実効性と効率性の向上に努めております。 (執行役員会議) 執行役員会議は、執行役員12名(うち取締役1名)で構成され、常勤の監査等委員である取締役1名がオブザーバーとして出席し、原則月1回の定時執行役員会議を開催するほか、必要に応じて臨時執行役員会議を開催しております。執行役員会議は、業務執行に関する事項について意思決定の権限を有しており、経営上の重要事項等を執行役員会議規程において付議事項として定め、審議を行い、経営活動の効率化を図っております。 (指名報酬委員会) 当社は取締役会の任意の諮問機関として指名報酬委員会を設置しております。指名報酬委員会は、構成員の過半数を監査等委員または独立社外取締役とすることを定めており、議長は独立社外取締役が務めております。指名報酬委員会における具体的な検討内容は、取締役(監査等委員である取締役を含む。)及び執行役員の選任・解任議案の検討及び報酬基準等の決定を行い、取締役会に意見として提案を行う仕組みを担うほか、取締役会の委任に基づき取締役の個人別の報酬等の決定を行っております。 当事業年度において当社は指名報酬委員会を2回開催しており、個々の指名報酬委員の出席状況は次のとおりです。氏名開催回数出席回数霜田 恒夫2回2回林 南平2回2回藤岡 大祐2回2回松島 陽介2回2回山元 雄太2回2回 (リスクマネジメント委員会) 当社グループにおけるリスクマネジメントを実施するための任意の機関としてリスクマネジメント委員会を設置しております。リスクマネジメント委員会は、代表取締役を委員長とし、委員長が指名した者で構成され、常勤の監査等委員である取締役1名がオブザーバーとして出席しております。リスクマネジメント委員会は、原則年1回の定例委員会を開催するほか、必要に応じて臨時委員会を開催しております。 (情報セキュリティ委員会) 当社グループにおける情報セキュリティマネジメントを実施するための任意の機関として情報セキュリティ委員会を設置しております。情報セキュリティ委員会は、CISO(Chief Information Security Officer)を委員長とし、執行役員及び管理部門の各部長・室長で構成され、常勤の監査等委員である取締役1名がオブザーバーとして出席しております。情報セキュリティ委員会は、原則半年に1回の定例委員会を開催するほか、必要に応じて臨時委員会を開催しております。 有価証券報告書提出日現在の各機関の構成員は次のとおりです。(◎は議長もしくは委員長、〇は構成員、△はオブザーバー)役職名氏名取締役会監査等委員会執行役員会議指名報酬委員会リスクマネジメント委員会情報セキュリティ委員会取締役会長松島 陽介◎ ○ 代表取締役社長 兼 CEO野口 亮○ ◎ ◎○取締役山元 雄太○ ○ 取締役竹田 誠治○ 取締役(社外)李 智賢○ 監査等委員である取締役(社外)霜田 恒夫○◎△◎△△監査等委員である取締役(社外)林 南平○○ ○ 監査等委員である取締役(社外)藤岡 大祐○○ ○ 監査等委員である取締役(社外)渡邊 多永子○○ 執行役員 兼 CFO久保田 弦 ○ ○○執行役員 兼 CDPO足立 昌聰 ○ ○○執行役員坂井 康展 ○ ○○執行役員浜田 貴之 ○ ○○執行役員加納 真 ○ ○○執行役員泉屋 一行 ○ ○○執行役員三原 洋一 ○ ○○執行役員 兼 CPO倉岡 寛 ○ ○○執行役員米倉 章夫 ○ ○○執行役員小迫 明弘 ○ ○○執行役員岩井 浩一 ○ ○○CISO黒神 宗三 ○◎その他部室長 ○○(注)CEO:Chief Executive Officer、CFO:Chief Financial Officer、CDPO:Chief Data Protection Officer、CPO:Chief Product Officer、CISO:Chief Information Security Officer ③ 企業統治に関するその他の事項・内部統制システムの整備の状況 当社は業務の適正性を確保するための体制として、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を定め、現在その基本方針に基づき内部統制システムの運用を行っております。その概要は以下のとおりであります。 a.当社グループの取締役及び使用人の職務執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(a)当社グループを対象範囲としたコンプライアンス基本方針・行動規範他、取締役会規程をはじめ社内規程に基づき、法令・定款違反行為を抑止する。取締役が他の取締役の法令・定款違反を発見した場合は、直ちに監査等委員会及び取締役会に報告するなどガバナンス体制を強化する。(b)法令違反やコンプライアンスなどに関する事実についての社内報告体制として、内部通報制度を設け、運用規程に基づき運用を行う。(c)社長直轄の内部監査室による内部監査を実施し、内部統制の有効性を確保する。(d)コンプライアンスに関する研修体制を整備する。(e)監査等委員会は、当社の法令遵守体制及び内部通報制度の運用に問題があると認めるときは、意見を述べるとともに、改善策を求めることができる。 b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 当社取締役の職務執行に係る情報については、社内規則に基づき保存・管理を行う。 c.当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制(a)当社は、当社グループを対象範囲としたリスクマネジメント規程を制定し、リスク管理体制の基本事項を定める。また当社は社長を委員長とする「リスクマネジメント委員会」を設置し、同様に子会社にも「リスクマネジメント委員会」等を設置しリスクに関する事項を審議する。(b)重要リスクが顕在化した場合、速やかな初動対応をとるために事業継続計画書(BCP)及び各種マニュアルの整備を進める。d.当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(a)当社は、取締役会を月1回開催するほか、必要に応じ適宜臨時取締役会を開催し、取締役会規程に定める付議事項について決議する。(b)当社子会社は、1ヶ月に1回以上の割合で適宜取締役会を開催し、取締役会規程に定める付議事項について決議する。e.当社グループ及び親会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制(a)子会社を主管する部署を設置し、子会社の自主性を尊重しつつ、事業の状況に関する定期的な報告を受けるとともに、経営上の重要事項については事前協議を行うなど、必要に応じて主管部署から指導、助言を行う。(b)子会社管理規程及びその他のルールを定め、子会社は、各々の重要規程を定める。(c) 当社は、親会社であるオムロン株式会社との資本業務提携契約において、当社の企業文化及び経営の独立性を最大限尊重することに合意しているため、親会社から独立した自立的な内部統制システムを整備する。(d) 親会社との取引については、取引の適正性と独立性を確保する。 f.監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項 当社は、監査等委員会の意見を尊重して、当該使用人を選任し補助させる。補助使用人は、専任又は兼職とし、監査等委員会の意見を尊重し決定する。 g.監査等委員会の職務を補助すべき使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項及び監査等委員会の当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項(a)監査等委員会の職務を補助する使用人の独立性を確保するために、人事関連事項(異動、評価等)については、監査等委員会の意見を徴しこれを尊重する。(b)当該使用人は、監査等委員会の指揮命令に従うものとする。また、当該使用人が兼務の場合は、監査等委員会の指揮命令に優先的に従うものとし、会社は業務負担について配慮する。 h.当社グループの取締役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が監査等委員会に報告をするための体制、その他の監査等委員会への報告に関する体制(a)当社グループの取締役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者は、会社に著しい損害及び不利益を及ぼすおそれがある事実が発生した場合は、当社監査等委員会に速やかに報告する。(b)当社グループの取締役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者は、取締役の職務の執行に関して不正行為、法令・定款に違反する重大な事実が発生する可能性若しくは発生した場合は、その可能性及び事実を当社監査等委員会に速やかに報告する。 (c)当社監査等委員会は、必要に応じて当社グループの取締役及び使用人に対して報告を求めることができる。(d)法令違反やコンプライアンスなどに関する事実についての社内報告体制として内部通報制度運用規程並びにコンプライアンス規程に基づき、監査等委員会への適切な報告体制を確保する。(e)前(a)号及び(b)号の報告をした者は、当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを受けないことをルール化し、適切に運用する。 i.監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 当社は、当社の監査等委員の職務執行について生ずる費用の前払い又は償還の手続き等について、速やかに当該費用又は債務を処理する。 j.その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制(a)代表取締役と監査等委員会の定期的な会合(年4回程度)を継続し行う。(b)監査対象・責任の明確化、監査スタッフの増強など監査機能の充実を図る。(c)監査等委員会の要請に基づき、監査等委員が当社グループ各社の会議に出席する機会を確保する等、当社の監査等委員会の監査が実効的に行われるための体制を整備する。 ・リスク管理体制の整備の状況 当社は、継続企業の前提として、経営の安定性、健全性の維持が非常に重要な課題であると認識しております。リスクの防止及び万一リスクが発生した場合に当社が被る損害を最小限にとどめることを目的に、リスクマネジメント規程を定めております。当規程について、社内に周知徹底を図るとともに、各部門との情報交換及び情報共有を行うことで、リスクの早期発見と未然防止に努めております。また、必要に応じて弁護士、公認会計士、税理士等の外部専門家の助言を受けられる体制を整えており、リスクの未然防止と早期発見に努めております。また、当社の内部監査室が、リスク管理体制全般の適切性、有効性を検証しております。 ・提出会社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 「子会社管理規程」に基づき各子会社の経営状況の定期的な報告や重要案件について事前協議を行うなど、企業集団としてのグループ連携による事業最適化と業務の適正化に努めております。 また、子会社と適時にグループ会議を開催しリスク管理やコンプライアンスの徹底などについて情報を共有しております。 ・責任限定契約の内容の概要 当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)は、会社法第427条第1項及び当社定款の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する責任限定契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は法令が規定する額としております。当該責任限定が認められるのは、当該取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)がその責任の原因となった職務の遂行について善意でかつ重大な過失がないときに限られます。 ・役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社及び当社の子会社は、親会社であるオムロン株式会社が保険会社と締結している役員等賠償責任保険契約の記名子会社となっております。当該保険契約の被保険者には、当社及び当社の子会社の取締役(監査等委員である取締役を含む。)及び監査役、執行役
役員の報酬等1,494
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社は、取締役会の任意の諮問機関として、構成員の過半数を監査等委員または独立社外取締役とする指名報酬委員会を設置しております。 当社は、2022年6月13日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、「取締役」という。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しており、その概要は次のとおりです。 ・当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能する報酬体系とし、月例の固定報酬である基本報酬のみとし、報酬とは別に有償新株予約権を付与します。 ・個々の取締役の基本報酬は、取締役それぞれに求められる役割及び責任に応じ、また、経済環境や市場動向、他社の支給水準等を考慮の上、総合的に勘案して決定するものとします。 ・当社の取締役の個人別の報酬は、上記の方針に基づき、指名報酬委員会の一任にて決定します。 当該決定方針の決議に際し、あらかじめ決議する内容について指名報酬委員会へ諮問し、答申を受けております。取締役の個人別の報酬の決定を指名報酬委員会に委任する理由は、報酬等の決定に関する手続きの公正性・透明性・客観性を確保するためであります。 当社の役員の報酬等に関する株主総会の決議年月日は2019年4月1日であり、決議の内容は以下のとおりであります。 ・取締役については年額200百万円以内(使用人分給与は含まない)と決議されております。なお、員数は5名以内とする旨、定款で定めております。 ・監査等委員である取締役については年額50百万円以内と決議されております。なお、員数は5名以内とする旨、定款で定めております。 当事業年度の取締役の基本報酬については、上述の取締役会において決議した取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に従い、2025年6月25日開催の取締役会の委任決議に基づき、指名報酬委員会を構成する社外取締役(監査等委員)霜田恒夫氏、林南平氏及び藤岡大祐氏、取締役会長松島陽介氏、取締役山元雄太氏が役員報酬の具体的な決定をしております。指名報酬委員会において、当社グループの業績等を勘案しつつ各取締役の担うべき職務内容や責任、会社に提供される成果期待を考慮して報酬額を決定しており、報酬決定プロセスの公正性、透明性を確保しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)基本報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)9494-3監査等委員(社外取締役を除く)----社外役員3232-5(注)1.上表の取締役の員数が当事業年度末日の取締役の員数と相違しておりますのは、無報酬の取締役(非業務執行取締役1名)を除いているためであります。2.有償新株予約権は新株予約権を引き受ける者に対して公正価格にて有償で発行するものであるため、上記の報酬等の総額、報酬等の種類別の総額には含めておりません。有償新株予約権については、「第4 提出会社の状況 1株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載のとおりであります。 ③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等 連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの 使用人兼務役員が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況1,743
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)ヘルスビッグデータ2,303(362)遠隔医療138( 13)全社(共通)3(-)合計2,444(375)(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を ( )外数で記載しております。2.全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない従業員数であります。3.従業員数は、前連結会計年度末に比べて257名増加しております。このうち、ヘルスビッグデータセグメントの従業員数が前連結会計年度末に比べて254名増加しておりますが、その主な理由は業容拡大に伴う採用及び連結子会社の増加によるものであります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)499(43)39.44.58,227,7571.9 セグメントの名称従業員数(人)ヘルスビッグデータ499(43)合計499(43)(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況 当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ④ 使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容 当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。当該新株予約権の内容については、「1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載しております。 ⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異a.提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者15.678.668.370.9227.4- b.連結子会社当事業年度補足説明名 称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2、3労働者の男女の賃金の額の差異(%) (注)1、4全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱ドクターネット16.780.065.673.0--㈱HERO innovation0.0100.065.172.093.9-㈱キャンサースキャン11.883.368.871.269.0-NSリヤンド㈱39.10.095.897.1150.5-NSイノベーションズ㈱22.2-55.067.932.0-㈱ドリームキャッチャー20.00.087.888.499.6-(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。連結子会社におきましては、常時雇用する労働者が101人以上の連結子会社を記載しております。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)「第71条の6第1号」における育児休業等の取得割合を算出したものであります。連結子会社におきましては、常時雇用する労働者が101人以上の連結子会社を記載しております。3.「-」は男性労働者の育児休業取得率を算出する際、配偶者が出産した男性労働者が該当年度でいない場合を示しております。4.「-」は労働者の男女の賃金の額の差異を算出する際、該当する従業員区分の労働者が在籍していないか、該当する男性又は女性労働者が在籍していない場合を示しております。
関係会社の状況1,484
4【関係会社の状況】2026年3月31日現在名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(親会社) 被所有 オムロン㈱(注)2京都市下京区64,100電気機械器具の製造及び販売54.2役員の受入れ1名取引関係あり(連結子会社) 所有取引関係ありメディカルデータベース㈱東京都港区40ヘルスビッグデータ100.0データインデックス㈱東京都港区50ヘルスビッグデータ100.0取引関係ありエヌエスパートナーズ㈱東京都港区10ヘルスビッグデータ100.0役員の兼任あり取引関係ありミーカンパニー㈱東京都港区10ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱医薬情報ネット東京都港区10ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱SEEDSUPPLY神奈川県藤沢市80ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱アイシーエム東京都港区100ヘルスビッグデータ100.0取引関係ありアンター㈱東京都港区90ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱アイメプロ東京都中央区12ヘルスビッグデータ100.0役員の兼任あり取引関係あり㈱キャンサースキャン東京都品川区10ヘルスビッグデータ100.0役員の兼任あり取引関係ありリアルワールドデータ㈱東京都中央区90ヘルスビッグデータ100.0役員の兼任あり取引関係あり㈱HERO innovation福岡市中央区10ヘルスビッグデータ100.0取引関係ありジーワン㈱東京都港区5ヘルスビッグデータ100.0(100.0)取引関係あり㈱CTD東京都中央区8ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱ファルマ東京都世田谷区110ヘルスビッグデータ100.0役員の兼任あり取引関係あり日本CHRコンサルティング㈱東京都港区20ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱ダイナミクス東京都中央区10ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱ライブワークス福岡市博多区21ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱メディクト東京都渋谷区10ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱東京アドメディカ東京都渋谷区10ヘルスビッグデータ79.5取引関係あり㈱テクノラボ東京都杉並区50ヘルスビッグデータ80.0取引関係あり㈱ハート・オーガナイゼーション大阪市淀川区99ヘルスビッグデータ100.0取引関係ありパースペクティブ㈱東京都千代田区30ヘルスビッグデータ100.0取引関係ありiRIS㈱東京都港区9ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱ドリームキャッチャー大阪市中央区96ヘルスビッグデータ100.0取引関係あり㈱真和東京都千代田区20ヘルスビッグデータ100.0(100.0)取引関係あり㈱ドクターネット(注)3東京都港区100遠隔医療100.0役員の兼任あり取引関係あり㈱JMDCキャピタル東京都港区5全社100.0役員の兼任あり取引関係ありその他19社 (持分法適用会社) 所有-㈱Resilience at Work東京都品川区2ヘルスビッグデータ24.6(24.6)(注)1.議決権の所有割合又は被所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。2.有価証券報告書の提出会社であります。3.㈱ドクターネットは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等(日本基準)(1)売上高6,392百万円 (2)経常利益1,766百万円 (3)当期純利益1,134百万円 (4)純資産額5,786百万円 (5)総資産額6,856百万円
配当政策555
3【配当政策】 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつとして位置付けたうえで、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、安定した配当政策を実施することを基本方針としております。今後も、中長期的な視点にたって、成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入することにより持続的な成長と企業価値の向上並びに株主価値の増大に努めてまいります。 当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき当期は1株当たり18円の期末配当を実施することを決定しました。 内部留保資金につきましては、事業拡大を目的とした事業原資として利用していく予定であります。 当社は、中間配当(基準日は毎年9月30日)及び期末配当(基準日は毎年3月31日)の年2回を基本的な方針としておりますが、そのほか基準日を定めて剰余金の配当をすることができる旨を定款で定めております。また、当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議によって定めることができる旨を定款に定めております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年5月8日1,17718.00取締役会決議
研究開発活動410
6【研究開発活動】 当社グループは人材やテクノロジーに積極的に投資し、医療ビッグデータを活用した新しい取組みやサービス開発にチャレンジし続けます。 当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発活動の金額は126百万円であります。セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。 (1)ヘルスビッグデータ 当セグメントでは、ヘルスケアデータの収集のためのサービス開発とヘルスケアデータの利活用方法の開発を目的にアカデミアとの連携を含めた研究開発活動を実施しました。当連結会計年度における研究開発費の金額は76百万円であります。 (2)遠隔医療 当セグメントでは、ディープラーニングを中心とするAIテクノロジーを用いた診断アシストエンジンを日々の読影の中で活用できるようにする診断アシストプラットフォーム「AI-RAD」の開発に取り組んでおります。当連結会計年度における研究開発費の金額は49百万円であります。
主要な設備の状況395
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)工具、器具及び備品(百万円)ソフトウェア(百万円)合計(百万円)本社(東京都港区)ヘルスビッグデータ本社設備及びソフトウェア4,1901321,2215,545485(42)(注)1.IFRSに基づく金額を記載しております。また、上記の金額には消費税等は含まれておりません。2.本社は賃借物件であり、帳簿価額には使用権資産が含まれております。3.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。 (2)国内子会社該当事項はありません。
監査の状況2,731
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況 当社における監査等委員会監査は、監査等委員である取締役4名から構成され、4名全員が独立性を確保した社外取締役とすることで、公正中立性と透明性を確保し、監査等委員でない取締役の職務の執行について監督を行っております。監査等委員である取締役は、社内の重要な会議に出席し、適宜意見を述べるほか、重要な稟議書類等を閲覧する等の監査手続を実施しております。また、財務報告に係る内部統制監査を担当部門と協議、連携の上実施するほか、監査等委員である取締役及び会計監査人とは、必要に応じて意見交換や情報交換を行うなどの連携をとり、監査の有効性や効率性の向上に努めております。そのため、企業を取り巻く危険やリスクに適切に対応するため、情報が迅速かつ的確に伝わる仕組みを構築しております。 監査等委員である社外取締役の霜田恒夫氏は、長年にわたり経理部門で経理業務の経験を重ねてきており、財務及び会計、企業経営に関する相当程度の知見を有しております。 監査等委員である社外取締役の林南平氏は、他社において代表取締役として会社経営の実績があり、企業経営、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 監査等委員である社外取締役の藤岡大祐氏は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する高度な専門知識及び幅広い見解を有しております。 監査等委員である社外取締役の渡邊多永子氏は、医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野におけるアカデミックな知見を有しております。 当事業年度において当社は監査等委員会を13回開催しており、個々の監査等委員の出席状況は次のとおりです。氏 名開催回数出席回数霜田 恒夫13回13回林 南平13回13回藤岡 大祐13回13回渡邊 多永子13回13回 監査等委員会における具体的な検討内容として、監査計画策定、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、会計監査人の報酬等に関する同意等があります。 常勤監査等委員の活動として、重要な会議に出席するとともに、必要に応じて各部門から報告を求め、当社の業務執行状況に関する情報を収集しております。また、内部監査室長から監査計画や監査結果について定期的に報告を受け、その適切性を確認の上、監査等委員会へ報告しております。 ② 内部監査の状況 内部監査室は、内部監査室長1名で構成されており、内部監査規程に基づき、各部門・グループ会社の業務活動に関して、運営状況、業務実施の有効性及び正確性等を年間計画に沿って監査を行っております。また、財務報告に係る内部統制の評価を実施しております。監査結果及び是正状況は代表取締役社長及び取締役会に随時報告しております。 ・監査等委員会と会計監査人の連携状況 定期的な会合をもち、相互の監査計画の交換及び監査結果等について説明、報告を行い、監査の品質向上を図っております。・監査等委員会と内部監査室の連携状況 内部監査室は監査等委員会に対して監査計画や監査結果の報告を行うとともに、必要に応じて共同で往査を実施するなど、常に連携を図っております。・内部監査室と会計監査人の連携状況 内部監査室と会計監査人は、会計監査結果や内部監査結果について、適宜情報共有する等連携を深めております。・内部監査、監査等委員会監査及び会計監査と内部統制部門との関係 内部監査室、監査等委員会、会計監査人はそれぞれ独立した立場で内部統制部門であるコーポレート部門(財務企画部、経営管理部)に対して監査を行い、内部統制部門はそれらの監査が適切かつ効率的に実施されるように協力する関係にあります。 ③ 会計監査の状況 当社は、PwC Japan有限責任監査法人と監査契約を締結し、会計監査を受けておりますが、同監査法人及び同監査に従事する同監査法人の業務執行社員との間には、特別の利害関係はありません。業務を執行した公認会計士の氏名及び会計監査業務にかかる補助者の構成は下記のとおりであります。 a.監査法人の名称PwC Japan有限責任監査法人 b.継続監査期間9年間 c.業務を執行した公認会計士善塲 秀明木村 圭佑 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士10名、その他13名であります。 e.監査法人の選定方針と理由 監査法人の選定方針は特に定めておりませんが、PwC Japan有限責任監査法人を選定する理由は、会計監査人としての品質管理体制、独立性、国際会計基準に対する専門性、及び事業分野への理解度等を総合的に勘案し、検討した結果、適任と判断したためであります。 当社は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の合意に基づき監査等委員会が、会計監査人を解任いたします。 また、上記の場合のほか、会計監査人の適格性及び独立性を害する事由等の発生により、適正な監査の遂行が困難であると認められた場合、監査等委員会は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。 f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価 当社の監査等委員会は、監査法人に対して毎期評価を行っております。監査等委員会は、PwC Japan有限責任監査法人と緊密なコミュニケーションをとっており、適時かつ適切に意見交換や監査状況を把握しております。その結果、監査法人が有効に機能し、監査品質に相対的優位性があるものと判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社65-68-連結子会社----計65-68- b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に対する報酬(a.を除く) 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定につきましては、監査日数、当社の規模・業務の特性等の要素を勘定し、双方協議の上、監査等委員会の同意を得て決定いたします。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 当社監査等委員会は、会計監査人の監査計画を確認のうえ、監査方法及び監査内容などを確認し、検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項及び第3項の同意を行っております。
株式の保有状況826
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、投資株式について、もっぱら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、当社事業の発展に資することを目的として株式を保有しております。保有する株式については、個別銘柄毎に保有目的、含み損益や経済合理性等を検証し、保有継続の合理性及び株式数の見直しを行っております。 b. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式365非上場株式以外の株式1798 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式11株式取得による増加非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 c. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)Heartseed㈱461,600461,600リレーションを通じたデータ収集及び活用機会の探索を目的とし、保有しております。無7981,010(注)定量的な保有効果については事業上の理由から記載していませんが、保有合理性は上記a.の方法に基づき 検証を行っており、十分な保有合理性があると判断しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革1,641
2【沿革】 「第一部 企業情報 第1 企業の概況 (はじめに)」に記載したとおり、当社は2013年5月に設立され、その後、2013年9月に旧日本医療データセンターを吸収合併し、同社の事業を承継しております。そこで以下では、旧日本医療データセンターと当社の沿革を記載しております。 <旧日本医療データセンター(実質上の存続会社)の沿革>年月事項2002年1月株式会社日本医療データセンターを東京都中野区に設立2002年4月東京都千代田区に本社事業所を移転2006年4月製薬会社向けインターネットアンケート調査事業を、株式会社インテージ(現 株式会社インテージホールディングス)に営業譲渡2008年2月オリンパス株式会社が、旧日本医療データセンターの発行済株式の71.8%を取得し、同社の親会社となる2010年6月オリンパス株式会社が、旧日本医療データセンターの発行済株式の全株式を取得2010年7月オリンパスビジネスクリエイツ株式会社が、旧日本医療データセンターの全株式を取得し、同社の親会社となる2013年5月ノーリツ鋼機株式会社の子会社である株式会社ビジネスマネジメントが、旧日本医療データセンターの株式を取得し、同社の親会社となる2013年5月東京都港区に本社事業所を移転 <当社の沿革>年月事項2013年5月ノーリツ鋼機株式会社の子会社である株式会社ビジネスマネジメントが東京都港区に合同会社Launchpad sixを設立2013年6月株式会社Launchpad sixに組織変更2013年6月株式会社ビジネスマネジメントから旧日本医療データセンターの株式を取得2013年9月旧日本医療データセンターを吸収合併し、商号を株式会社日本医療データセンターに変更2015年6月ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社の全株式を取得し、子会社化2018年4月株式交換により株式会社ドクターネットを子会社化2018年4月ノーリツ鋼機の子会社であるNKリレーションズ合同会社が、当社の親会社である株式会社ビジネスマネジメントを吸収合併し、当社の直接の親会社はNKリレーションズ合同会社となる2018年5月株式会社ユニケソフトウェアリサーチの全株式を取得し、子会社化2018年7月商号を株式会社日本医療データセンターから株式会社JMDCに変更2018年9月ノーリツ鋼機株式会社が、NKリレーションズ合同会社を吸収合併し、当社の親会社はノーリツ鋼機株式会社となる2018年11月ヘルスデータ・プラットフォーム株式会社を吸収合併2018年12月株式会社クリンタルの全株式を取得し、子会社化2019年4月株式会社クリンタルを吸収合併2019年12月東京証券取引所マザーズ市場に上場2020年2月ミーカンパニー株式会社の全株式を取得し、子会社化2020年4月エヌエスパートナーズ株式会社の全株式を取得し、子会社化2020年11月株式交換によりデータインデックス株式会社を子会社化2021年11月東京証券取引所市場第一部に市場変更2022年2月オムロン株式会社がノーリツ鋼機株式会社より当社の発行済株式の33.0%を取得したことにより、ノーリツ鋼機株式会社は当社の親会社に該当しなくなり、オムロン株式会社は当社のその他の関係会社となる。また、同日付で当社とオムロン株式会社は資本業務提携を実施2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2022年7月リアルワールドデータ株式会社の全株式を取得し、子会社化2023年6月株式会社ユニケソフトウェアリサーチの全株式を譲渡2023年10月オムロン株式会社が当社株式に対する公開買付けを実施し、当社に対する議決権の割合が50%を超えたため、オムロン株式会社が当社の親会社となる2024年1月株式会社キャンサースキャンの全株式を取得し、子会社化2025年2月ノアメディカルシステム株式会社の全株式を譲渡

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2027年3月期 第1四半期決算説明資料決算説明資料 · 15:30
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2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100YR2H
臨時報告書臨時報告書 · S100YM9S
臨時報告書臨時報告書 · S100YL6W
確認書確認書 · S100YJCM
内部統制報告書-第13期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YJCT
有価証券報告書-第13期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YJCA
半期報告書-第13期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X27L
確認書確認書 · S100X27J
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100WDKM
臨時報告書臨時報告書 · S100W8H2
確認書確認書 · S100W76O
有価証券報告書-第12期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W76C
内部統制報告書-第12期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W76S
臨時報告書臨時報告書 · S100W64K
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100VPL9
臨時報告書臨時報告書 · S100VA7O
確認書確認書 · S100UQ58
半期報告書-第12期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UQ55
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100UDE3
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100UD86
臨時報告書臨時報告書 · S100U9PS
臨時報告書臨時報告書 · S100TWK8
内部統制報告書-第11期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TU59
確認書確認書 · S100TU5I
有価証券報告書-第11期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TU4O
確認書確認書 · S100SUYJ
四半期報告書-第11期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SUYD
確認書確認書 · S100S9E8
四半期報告書-第11期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S9E5
意見表明報告書意見表明報告書 · S100RU1Q
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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