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AI inside株式会社

AI inside Inc.

証券コード 4488EDINETコード E35345情報・通信業上場日本基準決算 3月31日資本金 12億円法人番号 6011001106762
47億円売上高(FY2026
7.4%ROE
72.6%自己資本比率
70財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026単体日本基準

FY2026の売上高は47億円(前年比+7.9%)。営業利益は3億円(営業利益率6.5%)、当期純利益は4億円。総資産68億円に対し自己資本比率は72.6%、ROEは7.4%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは8億円の創出、現金及び現金同等物は36億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)2,2582026-09-04
PER25.4倍
PBR1.81倍
配当利回り
時価総額(概算)89億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高47億円+7.9%
営業利益3億円-19.2%
当期純利益4億円+170.7%
総資産68億円
純資産49億円
営業利益率6.5%
ROE7.4%
自己資本比率72.6%
EPS88.9円
BPS1,250.2円
1株配当
配当性向
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

情報・通信業の分析 →
ROE7.4%中央値 12.0%
営業利益率6.5%中央値 8.6%
自己資本比率72.6%中央値 66.6%
健全性スコア70.0点中央値 71.0

帯は情報・通信業200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
50億38億25億13億0億2017: 0億20172018: 3億20182019: 4億20192020: 16億20202021: 46億20212022: 33億20222023: 38億20232024: 42億20242025: 44億20252026: 47億20262021: 51%2022: 17%2024: 11%2025: 9%2026: 7%55%0%
営業利益と当期純利益
25億19億13億6億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 24億20212022: 6億20222023: —20232024: 4億20242025: 4億20252026: 3億20262017: -1億2018: -3億2019: -2億2020: 4億2021: 17億2022: 4億2023: -5億2024: 5億2025: -5億2026: 4億20億-5億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
80%23%-35%-93%-150%2017 ROE: -135%2018 ROE: -109%2019 ROE: -30%2020 ROE: 29%2021 ROE: 51%2022 ROE: 9%2023 ROE: -12%2024 ROE: 12%2025 ROE: -11%2026 ROE: 7%2021 営業利益率: 51%2022 営業利益率: 17%2024 営業利益率: 11%2025 営業利益率: 9%2026 営業利益率: 7%2017 自己資本比率: 80%2018 自己資本比率: 80%2019 自己資本比率: 63%2020 自己資本比率: 77%2021 自己資本比率: 56%2022 自己資本比率: 69%2023 自己資本比率: 65%2024 自己資本比率: 69%2025 自己資本比率: 65%2026 自己資本比率: 73%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
25億18億11億4億-3億2017: —20172018: -3億20182019: 0億20192020: 6億20202021: 21億20212022: -2億20222023: 8億20232024: 7億20242025: 8億20252026: 8億2026
1株当たり指標EPS1株配当
500円-15875円-32250円-48625円-65000円2017 EPS: -62294円2018 EPS: -126円2019 EPS: -61円2020 EPS: 130円2021 EPS: 451円2022 EPS: 108円2023 EPS: -132円2024 EPS: 136円2025 EPS: -126円2026 EPS: 89円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
68億円
負債・純資産
負債 19億円純資産 49億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY202647億円3億円5億円4億円68億円49億円88.97.4%72.6%
FY202544億円4億円4億円-5億円69億円45億円-125.8-11.0%65.2%
FY202442億円4億円4億円5億円72億円50億円136.111.5%68.8%
FY202338億円3億円-5億円67億円44億円-132.5-11.9%65.2%
FY202233億円6億円6億円4億円68億円47億円107.79.2%69.1%
FY202146億円24億円23億円17億円75億円42億円450.951.0%56.3%
FY202016億円4億円4億円30億円23億円129.728.9%76.7%
FY20194億円-2億円-2億円10億円6億円-60.6-30.4%62.6%
FY20183億円-3億円-3億円4億円3億円-126.2-108.5%80.0%
FY201742百万円-1億円-1億円1億円1億円-62,294.2-135.2%79.9%
FY20169百万円-52百万円-52百万円27百万円21百万円-24,916.4-251.4%75.9%
営業CF8億円
投資CF-17億円
財務CF-6億円
現金及び現金同等物36億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1渡久地 択47.3%
2上田八木短資株式会社4.5%
3中沖 勝明2.8%
4大日本印刷株式会社2.5%
5楽天証券株式会社1.8%
6松井証券株式会社1.4%
7福田 久也1.3%
8株式会社SBI証券1.0%
9倉員 伸夫0.9%
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.8%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)23億円2億円2億円2億円9.7%64.7%40.9
FY2025中間(〜2024-09-30)21億円2億円1億円59百万円7.6%15
FY2024中間20億円2億円2億円3億円9.5%81.9

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢39.4歳
平均年間給与932万円
平均勤続年数3.04年
管理職に占める女性比率29.7%
男女の賃金の差異(正規雇用)75%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容4,917
3 【事業の内容】当社は、「AIで、人類の進化と人々の幸福に貢献する」というパーパスのもと、「AI inside X」というビジョンで、「X=様々な環境」に溶け込むAIが実装され、誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる豊かな社会を、私たちは目指しています。そのために、AIテクノロジーの妥協なき追求により非常識を常識に変え続けていくよう事業に取り組んでいきます。 <外部環境について>現在、国内において生産年齢人口は1995年をピークに減少傾向にあり、2020年に7,509 万人程となりました。また、2032年、2043年、2062年にはそれぞれ7,000 万人、6,000 万人、5,000万人を割り、2070年には4,535万人まで減少することが予想されております(注1)。そのような背景の中、これまで人が行ってきた業務を機械化し、生産性を維持・向上させること、また、業務を高付加価値なものにすることがこれまで以上に強く求められております。しかしながら、これまで人が行ってきた業務は、機械やソフトウェアで代替することが困難な業務が多い故に、人が行ってきておりました。昨今は、そういった複雑な業務を人のようにこなせる「AI」が注目されており、実証実験や一部の社会実装が始まっているという情勢であります。当社は、AIは今後より急速に社会に普及していくと考えております。また、その急速な普及のため、政府においてはデータサイエンス・AIを理解し、各専門分野で応用できる人材を年間25万人育成する目標も公表されており(注2)、社会普及の実現には、AI開発と運用をよりスムーズに行えるようインフラも整える必要があると考えております。 (注1) 出所2020年までは総務省「国勢調査」(年齢不詳人口を除く)、2032年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」(15~64歳人口および構成比の推移)(注2) 出所内閣府AI戦略2022 令和4年4月22日「統合イノベーション戦略推進会議決定」 <AI inside のストーリー> 当社はその創業にあたり、「企業の業務プロセスの内、人の手で行われているものを、AIでサポートすること」を目指しました。そこで「企業が既に外部委託している業務プロセス」を調査し、まず初めに、データ入力業務をAIでサポートすることを目的に、研究開発を始めました。人によるデータ入力に関する外部委託市場は今後も大きく成長していくことが予想されております。その結果、当社は人がルールを設計し、そのルールをプログラミングすることで開発する文字認識技術を一切排除し、コンピュータが自動的に文字画像データを学習しルールを設計する、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを開発しました。このAIを、日々の業務で誰もが使えるようにするため、AI-OCRサービス「DX Suite」として企業へ提供しております。これまで98億回を超える読取りを行い、企業の生産性向上に貢献してきました。製品の提供方式として、現在主力製品となっているクラウドコンピューティング(AI inside Cloud)だけではなく、クラウドにアクセスすることなくユーザの元でAI処理を行う、エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube」を自社で開発製造しました。これにより、地方公共団体などプライバシー保護がより一層重要視される業界への導入拡大も実現しています。同時に、大規模化による低コスト構造の実現と、AIを動作させるためのハードウェアを自社開発・自社利用することにより、ユーザへより低価格での提供が可能な構造となっております。当社は、この好循環サイクル(注3)により契約数の拡大とユーザの継続利用、ビジネスの継続的強化を実現しています。当社は、従来からの強みである画像・物体等の認識AIおよび予測AI技術に加え、これらの技術やサービスを統合し、企業内外の多様なデータおよび業務プロセスを横断的に活用するための基盤として「Leapnet」を開発・提供しております。「Leapnet」は、当社が提供してきた「AnyData」や「Heylix」等の技術・サービスを統合したLLMネイティブなAIプラットフォームであり、企業が抱える業務知見やデータを活用し、AIエージェントを構築・運用することを可能にします。これにより、企業活動における業務効率化を支援するとともに、自社の知見を活かした新たなサービス提供等を通じて、付加価値の創出にも寄与するものと考えております。これにより、企業活動全体の効率化を担う付加価値の高い複合AIソリューションをパートナーとともに提供することで、AIソリューションの利用拡大、より効率的な事業のスケールに取り組み、「誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる世界」を目指します。 なお、当社は人工知能事業の単一セグメントであるため、以下ではサービス別の事業内容を記載しております。また、当社が展開するサービスは、継続的に収益が計上されるリカーリング型モデルと取引毎に収益が発生するセリング型モデルにより構成されております。 (注3) ビジネスの根幹となる好循環サイクル (1) 「DX Suite」当社は、人がルールを設計し、そのルールをプログラミングすることで開発する文字認識技術を一切排除し、文字画像データを学習し、コンピュータが自動的にルールを設計する、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを開発しました。このAIを、日々の業務で誰もが使えるようにするため、ユーザインターフェースを備えたAI-OCRサービス「DX Suite」として開発し、ユーザへ提供しております。 「DX Suite」は、その内部に「Intelligent OCR」「Elastic Sorter」というアプリケーションを有しており、組み合わせて契約、利用することができます。これらサービスは、システム開発、銀行、証券、保険、小売、エネルギー、物流、製薬、不動産、製造、印刷等、業態を問わず導入されており、ユーザ企業にて帳票をデータ化するリクエスト数(読取り回数)を基に算出される月額従量費用や、オプション機能の月額固定費用といったリカーリング型モデルの収益と、初期費用等のセリング型モデルの収益で売上を構成しております。なお、「DX Suite」の初期費用についてはサービスの提供期間にわたり売上高を按分計上しております。 「Intelligent OCR」:手書き文字認識技術をベースとする「定型帳票」及び「非定型帳票」を読取り、デジタルデータ化するサービスです。「定型帳票」とは、帳票レイアウトが統一されており、事前に読取り箇所を指定することができる帳票を指します。具体的には、各種申込書や受発注帳票、アンケートなどの帳票をデータ化できます。「非定型帳票」とは、記載される項目は同じでも、記載される場所、レイアウトが無数にあり、書類の種類数が限定的で無いため、「Elastic Sorter」では仕分けることのできない帳票を指します。具体的には請求書や領収書、住民票やレシートなどといった帳票を事前の準備・設定不要で、データの構造化含め、デジタルデータ化できます。 料金体系としまして、リカーリング型モデルの月額固定費用、読取りごとに発生する月額従量費用と、セリング型モデルの初期費用により構成されております。 「Elastic Sorter」:「Intelligent OCR」のオプションとして、複数種類の帳票を順不同にまとめてスキャンしてある場合に、同種類の帳票をAIが選び取り、仕分けるサービスです。具体的には、免許証や保険証、住民票など複数種類ある本人確認書類や各種申込書類を種類ごとに仕分け、仕分け後に「Intelligent OCR」で読取りを行うなどの業務に利用できます。料金体系としまして、セリング型モデルの初期費用は無く、リカーリング型モデルの月額固定費用、読取りごとに発生する月額従量費用により構成されております。 (1-1)「AI inside Cube」当社の主力製品は「DX Suite」クラウド版ですが、官公庁・地方公共団体などではオンプレミス(注4)環境での利用ニーズがあります。しかしながらオンプレミス環境の構築は、機器選定、購入、システムインテグレーションなど様々な工程に時間と人的リソースを必要とするため、ユーザ企業、当社双方にスケールしにくい分野です。そこで当社は、クラウドにアクセスすることなくユーザの元でAI処理を行う、エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube」を自社開発しました。ユーザは、「AI inside Cube」に「DX Suite」をインストールし、利用できます。特別なインテグレーションは必要なく、誰でも使えるよう、電源とデータ送信用のLANケーブルを差し込むだけで使える仕組みです。「AI inside Cube」は、月額定額のリカーリング型モデルで提供をしています。 (1-2)「AI inside Computing Engine」当社のAIは、クラウド環境、オンプレミス(注4)環境共にソフトウェアインフラ基盤「AI inside Computing Engine」の上で稼働しております。「AI inside Computing Engine」を使わない従来方式では、ソフトウェアやAIを動作させるためのサーバの構築は、各種設定を時間をかけて人が行う必要があります。そうして作り上げた環境を、別のサーバにも適用させる場合、同じように人が行う必要があり、コストと時間がかかります。「AI inside Computing Engine」を使うと、一度作り上げたサーバ環境をコンテナとしてコピーして立ち上げることができます。従来、人が行っていた作業を数十秒で自動実行できるため、コストと時間がほとんどかからず、例えば、大量のリクエストに対しても、自動でサーバを増減させることが可能になります。 コンテナの中に入れるソフトウェアやAIは、コンテナと依存関係に無く入れ替えることもできるので、一度作ったコンテナで多種類のソフトウェアやAIを最適に自動運用することができます。 (注4) オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなどの情報システムを企業などの使用者が管理する設備内に設置することにより、自社運用をすることを指します。 (2) 「Leapnet」「Leanpet」は、当社がこれまで提供してきた「AnyData」や「Heylix」等の技術・サービスを統合したLLMネイティブなAIプラットフォームです。企業が保有する業務知見や各種データを活用し、AIエージェントの構築および運用を行うことが可能となる仕組みを提供しています。本プラットフォームでは、PDFや画像等の多様な形式のデータを取り込み、検索や生成処理を行うことができます。また、自然言語による指示を用いてAIエージェントを構築できるほか、API連携を通じて既存システムへの組み込みにも対応しています。これらの機能により、構築したAIを外部に提供することを通じて、新たな収益機会の創出に寄与することが可能となっております。 [事業系統図] 用語解説「事業の内容」における用語の定義を以下に記します。 用語用語の定義AIコンピュータを用いて「認識、言語の理解、課題解決」などの知能行動を実行する技術。クラウドコンピューティングオンプレミスに対して、クラウドコンピューティングではユーザがインターネットなどのネットワークを経由して、各種のコンピューティングリソースを利用する形態。パートナー当社の製品・サービスをユーザ企業に販売する代理店。サーバ事業者当社が契約するクラウドコンピューティングサービスを提供する事業者。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,769
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社は、「AIで、人類の進化と人々の幸福に貢献する」というパーパスのもと、「AI inside X」というビジョンで、「X=様々な環境」に溶け込むAIが実装され、誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる豊かな社会を、私たちは目指しています。そのために、AIテクノロジーの妥協なき追求により非常識を常識に変え続けていくよう事業に取り組んでいきます。 (2) 目標とする経営指標 リカーリング型売上の成長を最重要指標と定めており、その要因として契約件数や契約の解約率(注1)、AIファンクションのリクエスト数を指標としております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 当社が事業を展開するAI市場は、業務効率化を目指す事業者を中心に導入が進み、今後も市場の成長は持続するものと予測しております。当社の対処すべき課題としては下記を認識しております。 ① 研究開発の強化 短期的な技術開発の場では、失敗の許されない状況における開発が主となることが多いため、既存技術のブラッシュアップにしか手を出すことができず、抜本的な技術開発には着手しにくくなります。本質的な次世代技術を開発するためには、その基盤を固める知識・経験が必須であり、将来的に確実に必要となる長期的課題にも積極的に取り組んでいかなければ、世界のAIを牽引するような企業に発展することは望めません。そのため、当社は応用研究だけではなく、基礎研究も行い続けます。 ② 製品開発の強化 当社で提供しているAIは、ユーザが日々の業務で使うほど、更なる追加学習のためにフィードバックがなされ、精度が向上するという特徴を備えております。 当社の好循環サイクルにおいて、より高精度、高価値なAIを提供し続けることが可能であります。 ③ 顧客基盤の強化 1)パートナー連携推進によるリカーリング型売上の強化 当社製品については、ユーザへの直接販売、パートナーを通じた販売を行い、既にパートナー販売における契約数の割合が直接販売よりも高くなっておりますが、パートナーとより強固な関係を築くことで今後さらにその比率を上げていく方針です。また、当社が持つ既存製品・サービスに加え、それらを組み合わせた複合AIソリューションの提供により、事業規模・業種を問わない幅広い顧客基盤を構築してまいります。 加えて、セリング型の売上に含まれる初期費用などを低価格化し、導入拡大を図ることで、リカーリング型の売上を拡大させていく方針です。 2)付加価値の高いAIソリューションによる顧客・社会課題の解決 当社は、従来からの強みである画像・物体等の認識AIに加え、予測AI技術を提供してまいりました。当社が持つこれらの技術を組み合わせることにより、顧客や社会が持つ潜在課題を解決し、企業活動全体の効率化を担う付加価値の高い複合AIソリューションをパートナーとともに提供してまいります。これにより、AIソリューションの利用拡大及びより効率的な事業拡大を実現し、「誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる世界」を目指します。 ④ 情報管理体制の強化当社は、顧客企業の業務データや公開前の製品企画情報など多くの機密情報や個人情報等を保有しており、その重要性については十分に認識しております。その保護体制構築に向けて、社内規程の厳格な運用、定期的な社内教育の実施、情報セキュリティマネジメントシステムの構築・維持向上に努めることで、今後も引き続き、情報管理体制の強化を図ってまいります。⑤ 優秀な人材の確保当社は、今後の事業拡大に伴い、当社の企業理念に共感し高い意欲を持った優秀な人材を継続的に採用していく必要があると考えております。労働市場における知名度の向上を図り採用力の向上に努めるとともに、業務環境や福利厚生の改善により採用した人材の離職率の低減も図ってまいります。 (注1) 解約率:解約案件にかかる月次のリカーリング型収益を、月次のリカーリング型収益総額で除することによって月次の売上解約率を算出し、その12カ月平均のチャーンレートを算出したものであります。
事業等のリスク6,533
3 【事業等のリスク】当社は、事業展開上のリスクになる可能性があると考えられる主な要因として、以下の記載事項を認識しております。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性のあるすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1) 景気動向及び業界動向の変化について企業を取り巻く環境や労働人口減少に伴う企業経営の効率化などの動きにより当社が事業を展開する市場は今後も拡大すると予想されるものの、企業の景気による影響や各種新技術の発展による影響を受ける可能性があります。当社においては当社が事業を展開する市場が経済情勢や技術革新などにより事業環境が変化した場合には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合について当社の事業は、同様のビジネスモデルを有している企業は数社あるものの、製品の特性、その導入実績、保有特許、ノウハウによる技術等、様々な点から他社と比較して優位性を確保できていると認識しておりますが、将来の成長が期待される市場であり、国内外の事業者がこの分野に参入してくる可能性があります。このため先行して事業を推進していくことで、さらに実績を積み上げて市場内での地位を早期に確立してまいります。しかしながら、今後において十分な差別化等が図られなかった場合や、新規参入により競争が激化した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 技術革新について当社の事業に関連するAI技術は、世界的に研究開発が進んでおり、技術革新のスピードが極めて速い分野であります。当社はこうした技術革新に対応できる研究開発活動を推進することで、AIを活用した事業により事業基盤の拡大を図ってまいります。しかしながら、技術革新への対応が遅れる可能性もあり、その場合には当社の競争力が低下することで、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) システムトラブルについて当社の事業は、PCやコンピュータシステム並びにこれらを結ぶ通信ネットワークに依存しており、これらにトラブルが発生した場合には、業務遂行に障害が生じます。このため当社では、システムトラブルを回避するために、サーバー負荷の分散、サーバーリソース監視、定期バックアップの実施等の手段を講じることでトラブルの防止及び回避に努めております。また、万一の場合に備え、サイバー保険を付保しております。しかしながら、アクセスの急激な増加等による負荷の拡大や自然災害や事故などにより予期せぬトラブルが発生し、システムトラブルが発生した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社が利用しているクラウドサーバーの稼働にトラブルが生じた場合、当社が提供するサービスの安定稼働に支障が生じ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 情報セキュリティ及び個人情報等の漏えいについて当社では、業務上、個人情報その他機密情報を顧客より受領する場合があります。当社におきましては、2016年3月に情報セキュリティマネジメントシステム(JIS Q 27001:2014、ISO/IEC27001:2013)の規格に適合する証明を、また2018年7月にプライバシーマークを取得しており、情報管理の重要性を周知徹底するべく役職員に対し研修等を行い、情報管理の強化を図っております。また、情報セキュリティについては外部からの不正アクセス、コンピュータウィルスの侵入防止について、社内のITグループを中心にシステム的な対策を講じております。なお、万一の場合に備え、サイバー保険を付保しております。しかしながら、当社が取り扱う機密情報及び個人情報について、漏えい、改ざんまたは、不正使用等が生じる可能性が完全に排除されているとはいえず、何らかの要因からこれらの問題が発生した場合には、顧客からの損害賠償請求等によりサイバー保険で填補できない損害が生じ、または、信用が失墜する等により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 知的財産権について当社は、事業運営の際に第三者の知的財産権侵害などが起こらないような管理体制を構築しておりますが、第三者の知的財産権に抵触しているか否かを完全に調査することは極めて困難であります。このため、知的財産権侵害とされた場合には、損害賠償または当該知的財産権の使用に対する対価の支払い等が発生する可能性があり、その際には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 個人情報を含むデータを学習に用いるリスクについて当社は、製品及びその他のサービスを提供するにあたり、顧客から取得した個人情報を含むデータを用いて、人工知能の学習を行うことがあります。当社は、個人情報保護法を含む法令を遵守し、また、当該学習に用いることにつき顧客の承諾を取得しておりますが、個人情報の本人など消費者から理解が得られず、当社又は顧客が批判にさらされる可能性があり、そのような場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 法的規制等について当社は、当社の事業を制限する直接的かつ特有の法的規制は本書提出日時点において存在しないと考えております。しかしながら、今後、当社の事業を直接的に制限する法的規制がなされた場合、また、従来の法的規制の運用に変更がなされた場合には、当社の事業展開は制約を受ける可能性があります。当社としては引き続き法令を遵守した事業運営を行っていくべく、今後も法令遵守体制の強化や社内教育などを行っていく方針ですが、今後当社の事業が新たな法的規制の対象となった場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 訴訟、係争について当社では、本書提出日現在において業績に影響を及ぼす訴訟や紛争は生じておりません。しかしながら、今後何らかの事情によって当社に関連する訴訟、紛争が行われる可能性は否定できず、かかる事態となった場合、その経過または結果によっては、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 当社設立からの経過年数について当社は2015年8月に設立され、本書提出日時点では12期目となります。優秀な人材を積極的に採用し、社内管理体制の構築、製品・サービスの開発、販売の強化を行ってきました。今後も事業拡大に向けた社内体制の強化、新規サービスの研究及び製品・サービスの拡販に向けた取り組みを強化してまいりますが、何らかの理由によりこれらの取り組みが想定通りに実施されなかった場合には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 小規模組織であることについて当社は2026年3月31日現在、従業員130名と小規模な組織であり、業務執行体制もこれに応じたものとなっております。当社は今後の事業拡大に応じて従業員の育成、人員の採用を行うとともに業務執行体制の充実を図っていく方針でありますが、これらの施策が適時適切に進行しなかった場合には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 人材の確保と育成について当社が今後更なる成長を成し遂げていくためには、優秀な人材の確保と育成を重要課題の一つであると位置づけております。当社は現在も優秀な人材の採用を進めておりますが、これらの要員を十分に採用できない場合や、採用後の育成が十分に進まなかった場合、あるいは在職中の従業員が退職するなどした場合には、当社の事業拡大の制約となり、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 内部管理体制について当社は、今後の事業運営及び業容拡大に対応するため、内部管理体制について一層の充実を図る必要があると認識しており、今後、事業規模の拡大に合わせて内部管理体制も充実・強化させていく方針であります。しかしながら、事業規模に応じた内部管理体制の整備に遅れが生じた場合は、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 特定人物への依存について当社の代表取締役社長CEOである渡久地択は、当社の創業者であり、設立以来当社の経営方針や事業戦略の立案やその遂行において重要な役割を担っております。当社は特定の人物に依存しない体制を構築するべく、幹部社員への情報共有や権限の委譲によって同氏に過度に依存しない組織体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏の当社における業務遂行が困難になった場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 特定の当社サービスへの依存について当社は「AIテクノロジーの妥協なき追求により非常識を常識に変え続けること」をミッションに掲げ、当社の製品及びサービスを展開しておりますが、主力サービスである「DX Suite」に関する売上高が大半を占めております。そのため、市場環境等の変化により「DX Suite」に関連する売上高が著しく減少した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 販売代理店への依存リスクについて 当社は顧客基盤を拡大するために代理店を通じた販売を重視しており、代理店販売における契約数の割合を高めていくべく、協業体制を引き続き推進していく方針です。そのため今後は当社の売上高に占める代理店販売の比率は高まることが想定されます。当社は次年度以降も代理店販売契約の継続を見込んでおりますが、今後何らかの理由により契約の更新がなされない場合や、取引条件の変更、もしくは代理店経由の販売が落ち込んだ場合等には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また販売代理店の一形態であるOEM販売については、営業活動及び顧客サポートの実施はOEM先により実施されます。当社が有する販売及び顧客サポートのノウハウは適宜OEM先と共有することで、顧客獲得とその維持につながるように努めてまいりますが、OEM先の販売施策により顧客獲得の急激な増減が生じ、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 当社の経営指標について当社は重要経営指標として、リカーリング型売上を掲げております。リカーリング型売上は継続的に計上されることが期待される収益であり、当社が独自にその定義を設定し、算出した数値を開示しております。当社は引き続きリカーリング型売上を重要指標として開示していく方針ですが、リカーリング型売上は当社と顧客間の契約件数、解約率等の関連指標の推移により影響を受けます。これらの関連指標も当社が独自に定義・算定しており、事業環境の変化による販売戦略の変更、販売代理店固有の販売施策等により影響されるものであり、結果として当社が開示するリカーリング型売上に影響を及ぼす可能性があります。 (18) ソフトウェアの開発について当社ではサービス提供に使用する自社利用のソフトウェア開発に関し、ソフトウェア開発プロジェクトに関する期間や費用の見積り及び将来収益計画について妥当性の確認を行っております。しかしながら、顧客のニーズによる開発途中の要件変更や品質改善要求、開発遅延等により当初計画どおりの開発及びサービス提供がなされなかった場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 配当政策について当社は、株主に対する利益還元を経営課題と認識しており、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案し、利益還元政策を決定していく所存であります。今後の配当政策は、収益力の強化や事業基盤の整備を実施しつつ、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案したうえで、株主に対して安定的かつ継続的な利益還元を実施することを基本方針としております。また、内部留保資金につきましては、事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、事業基盤の確立・強化を図っていく予定であります。将来的には、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案し、利益還元を行うことを検討してまいりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 (20) М&Aによる影響について当社は、事業拡大を加速する有効な手段のひとつとして、当社に関連する事業のМ&A戦略を検討していく方針です。М&A実施に関しては、対象企業の財務・法務・事業等について事前にデューデリジェンスを行い、十分にリスクを吟味した上で決定いたしますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、また事業の展開等が計画通りに進まない場合、当社の経営成績及び財政に影響を与える可能性があります。さらに、М&A取引の結果として、無形固定資産ののれんを計上する可能性があります。事業環境の変化等の事由によりのれんの経済価値が低下し、減損処理に至った場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (21) 当社の経営成績について当社では創業以来、販売活動に先んじて新製品の開発に投資を継続してきました。今後も顧客の業務効率化を実現するサービスの開発を続けてまいりますが、当社が展開する事業領域は持続的に成長しており、売上高の増加に伴い損益も改善しております。しかしながら、更なる開発を要するような状況の変化、売上拡大のための先行投資や、当社が期待するほどの売上成長とならない場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (22) ソフトウェアの資産計上に伴う費用化による影響について当社では、ソフトウェアの開発に係る費用を「研究開発費等に係る会計基準」に従って研究開発費の一部について、適切に資産計上及び減価償却を行っており、ソフトウェアの合計は、2026年3月末時点で103,940千円となっております。今後、研究開発の結果として資産計上されるソフトウェアが増加した場合には、それに伴う減価償却費も増加することとなり、当社の将来の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (23) 減損の可能性について当社は事業用の設備やレンタル資産等を固定資産として計上しておりますが、これら資産が期待どおりのキャッシュ・フローを生み出さない状況になる等、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (24) 自然災害に関するリスクについて大規模な地震等の自然災害や事故など、当社による予測が不可能かつ突発的な事由によって、事業所等が壊滅的な損害を被る可能性があります。このような自然災害に備え、安全性の高い高機能なビルへのオフィス入居、従業員安否確認手段の整備、オフィスでの備蓄食料・生活物資の確保、無停電電源装置の確保等に努めておりますが、想定を超える自然災害が発生する場合は、当社の事業活動が制限され、業績に影響を及ぼす可能性があります。当社が直接被災しない場合であっても、外部パートナー等の被災により、間接的に損害を被る場合もあります。また、災害等の発生によって、電力等の使用制限による社会インフラ能力の低下、個人消費意欲の低下といった副次的な影響により、顧客企業の事業活動の抑制につながる可能性があり、そのような場合は、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,503
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要① 財政状態の状況(資産)当事業年度末における流動資産は、前事業年度末に比べて310,709千円減少し、5,667,915千円となりました。この主な要因は、現金及び預金が327,622千円減少したこと等によるものです。また、固定資産は、前事業年度末に比べて175,893千円増加し、1,140,356千円となりました。この主な要因は、本社移転及び自社利用サーバーの取得等により有形固定資産が増加した一方で、長期前払費用が109,494千円、差入保証金が43,906千円減少したこと等によるものです。この結果、総資産は、前事業年度末に比べ134,816千円減少し、6,808,272千円となりました。 (負債)当事業年度末における流動負債は、前事業年度末に比べて492,044千円減少し、1,864,861千円となりました。この主な要因は、短期借入金が600,000千円、未払法人税等が138,574千円減少した一方で、未払金が91,554千円、株式給付引当金が77,578千円、未払費用が67,741千円増加したこと等によるものであります。固定負債は、株式給付引当金が43,577千円減少したこと等により前事業年度末に比べ62,719千円減少し、残高はありません。この結果、総負債は、前事業年度末に比べて554,764千円減少し、1,864,861千円となりました。 (純資産)当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べて419,947千円増加し、4,943,410千円となりました。これは、主に自己株式の処分差額から生じた資本剰余金が43,524千円、当期純利益351,417千円を計上したこと等によるものです。なお、当事業年度末における自己資本比率は72.6%となり、前事業年度末に比べ、7.4ポイント増加しております。 ② 経営成績の状況近年我が国において、少子高齢化や人口減により生産年齢人口が減少する一方、人によるデータ入力に関する外部委託市場は今後も大きく成長していくことが予想されております。企業は、労働者の在宅ワーク導入などの働き方改革をこれまで以上に意識した事業運営が求められていることから、社会的なデジタルトランスフォーメーション(DX)推進は加速していくものとみられます。このような市場環境において、当社は、AIエージェントを実装し更なるアップデートを続けているAI-OCRソリューション「DX Suite」、及び企業のデータ活用を支えるマルチモーダルAI統合基盤「AnyData」を、主力製品/サービスとして展開しております。その結果、売上高及び各段階利益については以下の実績となりました。 (売上高)当事業年度の売上高は4,747,946千円(前年同期比107.9%)となりました。当事業年度における当社及び販売パートナーがそれぞれの顧客へ提供している「DX Suite」利用ライセンスは、3,203件(前年同期:3,057件)と増加しており、営業活動による新規契約の獲得により売上高の積上げを進めてまいりました。また、チャーンレート(解約率)も引き続き低水準で推移しております。加えて、マルチモーダルAI統合基盤「AnyData」、教育プログラム「AI Growth Program」の収益が計上されております。売上高のうち、リカーリング型モデル(注1)及びセリング型モデル(注2)の内訳は以下のとおりとなりました。 収益モデル第10期事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)第11期事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)売上高(千円)前年同期比(%)売上高(千円)前年同期比(%)リカーリング型モデル4,188,788108.94,487,817107.1セリング型モデル210,76361.0260,129123.4合計4,399,551105.04,747,946107.9 (注)1. リカーリング型:顧客が当社のサービスを利用する限り継続的に計上される収益形態を表します。 2. セリング型:特定の取引毎に計上される収益形態を表します。 (売上原価、売上総利益)当事業年度の売上原価は、849,517千円(前年同期比103.3%)となりました。これは、主にサービス提供に関わるサーバー代が増加した一方で、労務費が減少したことによるものです。この結果、売上総利益は3,898,428千円(前年同期比109.0%)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当事業年度の販売費及び一般管理費は、3,587,452千円(前年同期比112.4%)となりました。これは、主にのれんの償却額が328,953千円減少した一方で、人件費、研究開発費、新オフィスの賃借料、広告宣伝費、業務に利用するWEBサービスの利用料等が増加したことによるものです。この結果、営業利益は310,976千円(前年同期比80.8%)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益)当事業年度において、営業外収益が194,303千円発生しました。これは、主に補助金収入185,418千円、受取利息7,812千円が発生したこと等によるものです。また、営業外費用は18,270千円発生しました。これは、主に短期借入金に係る支払利息17,072千円が発生したこと等によるものです。この結果、経常利益は487,008千円(前年同期比120.1%)となりました。 (特別損益、当期純利益)当事業年度において、特別損失が11,879千円発生しました。これは、本社移転に伴う一時的な費用を計上したことによるものです。また、法人税、住民税及び事業税を139,553千円、法人税等調整額△15,841千円を計上した結果、当期純利益は351,417千円となりました。 なお、セグメントについては、当社は人工知能事業の単一セグメントであるため、記載しておりません。 ③ キャッシュ・フローの状況当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1,527,622千円減少し、3,566,006千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の増加は、818,133千円(前事業年度は778,477千円の資金増)となりました。主な内訳は、税引前当期純利益475,129千円、非資金項目である減価償却費218,927千円の影響等により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の減少は、1,746,502千円(前事業年度は200,963千円の資金減)となりました。主な内訳は、定期預金の預入による支出2,100,000千円、本社移転に伴う内装設備工事及び自社利用サーバー購入等に係る有形固定資産の取得による支出413,196千円、無形固定資産の取得による支出163,414千円等であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の減少は、599,253千円(前事業年度は53,935千円の資金減)となりました。主な内訳は、短期借入金の返済による支出600,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載を省略しております。 b.受注実績当社で行う事業は、受注から役務提供の開始までの期間が短く、受注状況には重要性がないため記載を省略しております。 c.販売実績当事業年度における販売実績は次のとおりであります。なお、当社は人工知能事業の単一セグメントであるため、収益計上のモデル別に記載しております。 収益モデル売上高(千円)前年同期比(%)リカーリング型モデル4,487,817107.1セリング型モデル260,129123.4合計4,747,946107.9 (注) 1.当事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先第10期事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)第11期事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)株式会社NTTデータ489,11611.1564,60311.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りを行うにあたり、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる結果をもたらす場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 ② 財政状態の分析財政状態に関する分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態の状況」に記載のとおりです。 ③ 経営成績の分析経営成績に関する分析は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 経営成績の状況」に記載のとおりです。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析キャッシュ・フローの状況の分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照下さい。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性について当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金需要のうち主なものは、当社サービスを拡大していくための開発人員及び営業人員の人件費、また研究開発に係る費用であります。これらの資金については自己資金にて充当する方針です。 ⑦ 経営者の問題意識と今後の方針について経営者の問題意識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照下さい。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,702
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。 ガバナンス当社のサステナビリティに関する対応方針や取組については、当社が特定した重要課題(5つのマテリアリティ)に基づいて、当社重要会議体である経営会議またはリスク・コンプライアンス委員会で定期的に審議・報告しております。経営会議及びリスク・コンプライアンス委員会で審議・決定された事項及び進捗状況については定期的に取締役会に報告され、企業経営等の知見・経験が豊かな社外取締役を含めた構成で監督しており、重要事項については、取締役会で審議し、決定しています。 なお、経営会議及びリスク・コンプライアンス委員会において決定した対応方針・施策等は、経営会議及びリスク・コンプライアンス委員会の議長である代表取締役社長CEOを中心として、社内の各部門が主体となって推進しております。 戦略当社は、AIテクノロジーの社会実装をリードする企業として、当社の事業活動そのもの(ビジョン:“AI”inside“X” - “X”=「様々な環境」に、“AI”が溶け込むように実装され、誰もが意識することなくAIの恩恵を受けられる豊かな社会)を通じて社会課題の解決に貢献することが持続可能な社会の構築に寄与し、ひいては当社の持続的な成長や企業価値の向上につながるものと考えており、AIエージェントの進化によるSaaS企業のビジネスモデルが転換点を迎えていると言える事業環境や当社の経営状況、事業ステージといったさまざまな要素を考慮した上で、全てのステークホルダーとの協働や連携を通じてサステナブルな社会の実現に向けた活動を推進することとしています。 このような考えの下、当社のサステナビリティ経営を加速させていくため、当社事業と親和性の高い重要課題(5つのマテリアリティ)を特定しており、今後は以下マテリアリティを中心とした経営戦略及び取組施策を推進してまいります。 〈5つのマテリアリティ〉 ・デジタルトランスフォーメーションを支援する ・パートナーシップで目標を達成する ・働く環境のダイバーシティ(多様性)を推進する ・環境配慮 ・利益を社会に還元する (人的資本に関する戦略) 詳細は「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等」に記載しております。 リスク管理当社のサステナビリティ対応におけるリスクについては、経営や事業に重大な影響を及ぼす可能性があるリスクと同義、かつ、密接な関係にあると捉えております。 そのため、当社におけるリスク管理は、全社的リスクマネジメント(EnterpriseRiskManagement)を導入し、リスク・コンプライアンス委員会を中心として全社リスクに対して網羅的にPDCAサイクルを推進する態勢を構築しています。 リスク・コンプライアンス委員会は、代表取締役社長CEOを委員長として、委員に業務執行取締役、監査等委員、執行役員、内部監査部門の責任者及び事務局で構成されています。リスクマネジメントの工程及び体制図は以下の通りです。 -工程--体制図- 指標及び目標当社のサステナビリティ上の重要課題である人的資本に関する取組において、以下の指標を重要指標としています。それぞれの評価指標および目標を下記の通り定め、適宜、進捗をモニタリングしています。2026年3月31日時点分類指標実績目標多様性女性管理職比率29.7%30.0%以上多様性男性育児休業取得率83.3%100%多様性男女間賃金差異75.0%75.0%以上を維持多様性年齢構成比率20代: 8.5%30代: 46.9%40代: 27.7%50代: 16.9%60代: 0%適正なバランスの年齢構成とする継続性離職率16.67%15.0%未満継続性エンゲージメント6.92点/10点(簡易調査による)7.5点/10点継続性年次有給休暇取得率79.4%85.0%以上継続性全社平均残業時間18.0時間/月15.0時間/月未満
コーポレート・ガバナンスの概要6,641
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、「AIテクノロジーの妥協なき追求により非常識を常識に変え続ける」をミッションに掲げ、高度なAI技術やインフラ技術、ソフトウェアの研究開発に取り組むことで社会問題の解決に貢献し、新たな技術の開発やサービスの拡大を推進するため、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するとともに、コーポレート・ガバナンスの強化による経営の健全性と透明性を確保し、コンプライアンスを重視した経営に努めております。 ② 企業統治の体制a.企業統治の体制の概要当社は、機関設計として監査等委員会設置会社を採用しており、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員である取締役(その全員が社外取締役)が取締役会の議決権を有することにより取締役会の監督機能を強化しております。当社のコーポレート・ガバナンスに係る主要な機関・機能は次のとおりであります。(a) 取締役会当社の取締役会は、提出日(2026年6月25日)現在、代表取締役社長CEO渡久地択を議長とし、岩松秀樹、烏野裕明、佐藤孝幸、加川亘、蔵元左近の6名で構成され、うち、佐藤孝幸、加川亘、蔵元左近の3名は社外取締役であります。取締役会は、法令・定款に定められた事項のほか、経営上の重要な事項に関する意思決定機関及び取締役の職務執行の監督機関として機能しております。取締役会は、原則として月1回の定時取締役会や四半期に1回の決算承認を主目的とする取締役会のほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速な経営上の意思決定を行える体制としております。(開催状況及び出席状況) 取締役会の開催状況及び出席状況は以下のとおりです。氏名区分開催状況及び出席状況渡久地 択社内100.0%(17/17回)岩松 秀樹社内100.0%(17/17回)烏野 裕明社内100.0%(17/17回)佐藤 孝幸社外100.0%(17/17回)加川 亘社外100.0%(17/17回)蔵元 左近社外94.1%(16/17回) (具体的な議論内容) 当事業年度の取締役会で議論した主なテーマは以下のとおりです。 経営戦略・成長戦略に関する事項 財務・決算に関する事項 コーポレート・ガバナンス及びリスク管理に関する事項 ※当社は、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役は6名(うち、社外取締役3名)となります。これらが承認可決された場合の取締役会の構成員及び執行役員については、後記「(2)役員の状況①b.」のとおりです。 (b) 監査等委員会当社の監査等委員会は、佐藤孝幸、加川亘、蔵元左近の3名で構成されており、うち、全員が社外取締役であります。佐藤孝幸を議長とし、原則毎月1回定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催いたします。各監査等委員は、それぞれの専門的な立場において豊富な経験と高い見識を有しており、内部統制システムを活用した監査・監督を実施し、重要な社内会議に出席し、取締役の職務執行について適宜意見を述べます。また、各監査等委員は、必要な情報の取集や調査を内部監査室に指示し、内部監査室が取集した情報や調査の結果を監査等委員会に提示することにより、監査の実効性を確保しております。(c) 会計監査人当社は、有限責任監査法人トーマツと監査契約を締結し、適時適切な監査が実施されております。(d) リスク・コンプライアンス委員会当社は健全な企業活動を行うにあたり、コンプライアンス、セキュリティ及びシステムトラブル等の様々なリスクに対処し、適正な業務遂行を図ることを目的としてリスク・コンプライアンス委員会を設置しております。リスク・コンプライアンス委員会は、代表取締役社長CEO渡久地択を委員長とし、 業務執行取締役、執行役員、監査等委員のうち監査等委員会が指定した者、内部監査室の責任者及び事務局により構成されており、必要に応じて、社外取締役や所定の部門長等が参加しております。なお、定例のリスク・コンプライアンス委員会は3か月に1回程度を目安として開催しております。(e) 経営会議当社は、取締役会で決定した経営方針に基づき、業務執行を行うにあたり、会社経営にかかわる重要事項について、審議及び承認等を行うことを目的として、経営会議を設置し、運用しております。月に1~2回程度開催し、代表取締役社長CEO渡久地択を議長とし、業務執行取締役及び社長の指定する管理職従業員等が参加しております。 b.当該体制を採用する理由当社においては、当社事業に精通した取締役を中心とする取締役会が経営の基本方針や重要な業務の執行を自ら決定すること、また、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員である取締役(その全員が社外取締役)が取締役会の議決権を有することにより取締役会の監督機能を強化し、更なる監視体制の強化を通じてより一層のコーポレート・ガバナンスの充実を図ることが、経営の効率性と健全性を確保するのに有効であると判断し、監査等委員会設置会社を採用しております。 c.当社のコーポレート・ガバナンス体制の状況 ③ 企業統治に関するその他の事項a.内部統制システムの整備状況当社は業務の適正性を確保するための体制を構築するため、以下の「内部統制システムに関する基本方針」を制定し、当該基本方針に基づいた運営を行っております。「内部統制システムに関する基本方針」の概要は以下のとおりです。1.取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(a) 取締役及び使用人は、社会倫理、法令、定款及び各種社内規程等に則った職務執行を行う。(b) 取締役会は、「取締役会規程」「職務権限規程」等の職務の執行に関する社内規程を整備し、使用人は定められた社内規程に従い業務を執行する。(c) コンプライアンスの状況は、各部門責任者が参加する経営会議やリスク・コンプライアンス委員会を通じて適宜議論を行う。各部門責任者は、部門固有のコンプライアンス上の課題を認識、法令順守体制の推進に努める。(d) 代表取締役直轄の内部監査室を設置し、各部門の業務執行状況等について定期的に監査を実施し、その評価を代表取締役及び監査等委員会に報告する。また、法令違反その他法令上疑義のある行為等については、内部通報制度を構築し、窓口を定め、適切に運用・対応する。 2.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制(a) 取締役の職務の執行に係る情報を含む重要文書、重要な会議体の議事録や稟議書等については、文書又は電磁的媒体に記録し、法令及び「文書管理規程」、「稟議規程」等に基づき、適切に保存及び管理する。(b) 取締役は、必要に応じてこれらの文書等を閲覧できるものとする。3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制(a) 健全な企業活動を行うにあたりコンプライアンス、セキュリティ及びシステムトラブル等の様々なリスクに対処するため、「コンプライアンス規程」「リスク管理規程」を整備し、運用するものとする。(b) リスク情報等については会議体等を通じて各部門責任者より取締役に対し報告を行う。個別のリスクに対しては、それぞれの担当部署にて、研修の実施、マニュアルの作成・配布等を行うものとする。(c) 不測の事態が発生した場合には、代表取締役指揮下の対策本部を設置し、必要に応じて法律事務所等の外部専門機関とともに迅速かつ的確な対応を行い、損害の拡大を防止する体制を整える。4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(a) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため、取締役会の運営に関する規程を定めるとともに、取締役会を原則として月1回開催するほか、必要に応じて適宜臨時に開催する。(b) 迅速で効率性の高い企業経営を実現するために、執行役員制度を導入する。(c) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するために、組織規程、職務権限規程、職務権限表を制定する。5.監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、その取締役及び使用人の取締役(当該取締役及び監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項並びに監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に対する監査等委員会の指示の実効性の確保に関する事項(a) 監査等委員会は、内部監査室に所属する使用人に監査業務に必要な事項を指示することができる。指示を受けた使用人はその指示に関して、取締役(監査等委員である取締役を除く。)や他の使用人の指揮命令を受けないものとする。内部監査室に所属する主要な使用人の人事異動、人事評価及び懲戒に関する事項の決定については、監査等委員会と事前協議のうえ、実施する。(b) 取締役及び使用人は、監査等委員会より監査業務に必要な指示を受けた内部監査室に所属する使用人に対し、監査等委員会からの指示の実効性が確保されるように適切に対応するものとする。6.取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が監査等委員会に報告をするための体制その他の監査等委員会への報告に関する体制並びに監査等委員会への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制(a) 監査等委員は、重要な意思決定のプロセスや業務の執行状況を把握するため、重要な会議に出席し、必要に応じ稟議書等の重要な文書を閲覧し、取締役及び使用人に説明を求めることができるものとする。(b) 取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人は、監査等委員会に対して、法定の事項に加え、業務又は業績に重大な影響を与える事項、内部監査の実施状況、内部通報制度による通報状況及びその内容を報告する体制を整備し、監査等委員会の情報収集・交換が適切に行えるよう協力する。(c) 取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が監査等委員会に報告を行った場合には、当該報告を行ったことを理由として不利益な取り扱いを行わない。7.監査等委員の職務の執行(監査等委員会の職務の執行に関するものに限る。)について生ずる費用の前払または償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制(a) 監査等委員から会社法第399条の2第4項に基づく請求があったときは、当該請求にかかる費用または債務が当該監査等委員の職務に必要でないと認められた場合を除き、速やかにこれを支払う。(b) 監査等委員会は、内部監査室と連携を図り情報交換を行い、必要に応じて内部監査に立ち会うことができる。(c) 監査等委員会は定期的に会計監査人と意見交換を行う。(d) 監査等委員会は、必要に応じて弁護士及び公認会計士その他の専門家の助言を受け、必要な連携を図ることとする。8.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況(a) 反社会的勢力とは一切の関係を持たないこと、不当要求については拒絶することを基本方針とし、これを各種社内規程等に明文化する。(b) 役員及び使用人が基本方針を遵守するよう教育体制を構築するとともに、反社会的勢力による被害を防止するための対応方法等を周知する。(c) 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、弁護士や警察等とも連携して、毅然とした姿勢で組織的に対応する。(d) 取引先との契約書に反社会的勢力排除条項を盛り込み、取引先がこれらと関わる個人、企業、団体等であることが判明した場合には取引を解消する。 b.リスク管理体制の整備状況当社では、リスクマネジメント基本方針を定めて、以下の組織体制により、当社において想定されるリスクに的確に対応できるよう努めております。(a) リスク・コンプライアンス委員会リスク管理に関する重要事項については、リスク・コンプライアンス委員会において審議決定を行っております。なお、リスク・コンプライアンス委員会は、代表取締役社長CEOを委員長とし、業務執行取締役、監査等委員のうち監査等委員会が指定した者、執行役員、内部監査室の責任者及び事務局により構成されており、必要に応じて、社外取締役や所定の部門長等が参加しております。なお、定例のリスク・コンプライアンス委員会は3か月に1回程度を目安として開催しております。(b) リスク管理最高責任者代表取締役社長CEOをリスク管理最高責任者として、リスク管理全般を推進・統括するとともに全部門に対してリスク管理の強化、推進に必要な改善を指示しております。 c.取締役の責任免除当社は、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分発揮して、期待される役割を果たし得る環境を整備することを目的として、会社法第426条第1項に基づき、取締役会の決議をもって、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)及び第6期定時株主総会終結前の行為に関する会社法第423条第1項所定の監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の定める限度において、免除することができる旨を定款に定めております。 d.責任限定契約の内容の概要当社は、会社法第427条第1項の規定に基づき、社外取締役との間において、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任限度額は、法令が規定する額としております。 e.取締役の定数当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は10名以内とし、監査等委員である取締役の員数は5名以内とする旨を定款で定めております。 f.取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び選任決議は累積投票によらない旨を定款に定めております。 g.株主総会の特別決議の要件株主総会の円滑な運営を行うことを目的として、会社法第309条第2項に定める特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う旨を定款に定めております。 h.支配株主との取引を行う際における少数株主保護についての
役員の報酬等2,609
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項a.取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別報酬等の内容に係る決定方針の決定方法当該決定方針は、取締役会にて決定しております。当事業年度における取締役の個人別の報酬等の内容は、各取締役が原案について当該決定方針との整合性を含めた多角的な検討を行い、取締役会が当該決定方針に沿うものであると判断しております。 b.報酬方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、以下の考えに基づき決定します。ⅰ 優秀な人材の確保・維持できる報酬水準であることⅱ 企業価値向上に向けた取り組みを促すものであることⅲ グローバル企業になるための視座をもって当社ビジョンの実現を推進することを動機づけるものであること c.報酬体系当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬体系は「金銭報酬」と「株式報酬」で構成します。 d.報酬水準AI分野における人材の競合企業群に対して遜色のない水準を目標にします。また、従業員賃金水準、世間水準との乖離にも留意し、調整・決定します。 e.報酬の構成割合当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬について、金銭報酬と株式報酬の構成割合は、株式報酬の割合が原則50%以上となるよう努めます。 f.株式報酬当社の株式報酬は譲渡制限付株式報酬(RS)を採用しており、2023年6月23日開催の第8期定時株主総会で定められた報酬枠(年額100百万円以内)を用いて、取締役会で決定します。主な内容は以下のとおりです。対象者当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)譲渡制限付株式の付与のために支給する金銭報酬の総額年額100百万円以内(うち社外取締役分年額30百万円以内)各取締役に対する株式報酬額会社業績や職責、成果等を踏まえて毎年設定割り当てる株式の種類及び割り当ての方法普通株式(割当契約において譲渡制限を付したもの)を発行又は処分割り当てる株式の総数対象取締役に対して合計で年20,000株以内(うち社外取締役分年3,000株以内)譲渡制限期間割当日より5年以内で当社の取締役会が定める期間譲渡制限の解除条件譲渡制限期間の満了をもって制限を解除ただし、当社の取締役会が正当と認める理由がある場合は譲渡制限を解除当社による無償取得譲渡制限期間中に、法令違反その他当社取締役会が定める事由に該当する場合、割当株式をすべて当社が無償取得することができる g.報酬等を与える時期「金銭報酬」:当該報酬方針を基に、役員としての責務等を総合的に勘案して決定され毎月支給されます。「株式報酬」:当該報酬方針を基に、会社業績や職責、成果等を踏まえて毎年設定します。 ② 監査等委員である取締役の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項監査等委員である取締役の報酬は、経営に対する独立性、客観性を重視する視点から金銭報酬のみで構成され、その報酬額は、監査等委員である取締役の協議によって決定しております。 ③ 取締役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項取締役(監査等委員である取締役を除く。)の金銭報酬の額は、2021年6月25日開催の第6期定時株主総会において年額300百万円以内(うち社外取締役分100百万円以内)と決議されております(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)。当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は5名(うち社外取締役は2名)です。また、当該金銭報酬とは別枠で、2023年6月23日開催の第8期定時株主総会において、監査等委員である取締役を除き、譲渡制限付株式の割当てのための報酬枠として年額100百万円以内(うち社外取締役は年額30百万円以内)、株式数の総数年20,000株以内(うち社外取締役については年3,000株以内)と決議しております。当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は5名(うち社外取締役は1名)です。監査等委員である取締役の金銭報酬の額は、2021年6月25日開催の第6期定時株主総会において年額100百万円以内と決議しております。当該定時株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は3名です。 ④ 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容の決定に係る委任に関する事項当社においては、2025年6月27日開催の取締役会において代表取締役社長CEO渡久地択に個人別の報酬等の具体的な内容の決定を委任する旨の決議を行い、代表取締役社長CEO渡久地択において決定を行っております。代表取締役社長CEOに委任した理由は、各取締役(監査等委員である取締役を除く。)の担当領域の設定及びその成果の評価を実施するのは、経営方針を決定する代表取締役社長CEOが最も適しているからでありますが、取締役会から委任を受けた代表取締役社長CEOが個人別の報酬等の額を決定するに際しては、株主総会決議に従うことを前提に、報酬水準の妥当性及び業績評価の透明性を確保する観点から、各取締役から答申を得ており、代表取締役社長CEOは、その答申内容を考慮し決定しております。 ⑤ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数a. 役員報酬の内容役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)金銭報酬株式報酬取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)124,86268,85056,0126取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)----社外役員27,95122,1705,7814合計152,81491,02061,79410 (注) 1.上記の記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。2.株式報酬については、2021年6月25日開催の第6期定時株主総会の決議において導入した譲渡制限付株式報酬制度に基づき、当事業年度中に費用計上した額を記載しております。3. 取締役の報酬等には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。 ⑥ 役員ごとの報酬等の総額等報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ⑦ 使用人兼務役員の使用人給与のうち、重要なもの該当事項はありません。
従業員の状況996
(2) 【従業員の状況】① 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)130(25)39.43.049,321△5.6 (注) 1.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含む。)は、( )外数で記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.当社は、人工知能事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 4.当事業年度における提出会社の従業員の平均年間給与は、前事業年度比で△5.6%(5.6%の減少)となりました。当該減少は、主として前事業年度において株式報酬等による一時的な要因があったことに起因するものであり、当事業年度において同様の一時的要因が発生していないことによる影響であります。一方で、当事業年度においては、事業効率化や収益構造の改善により創出した原資を活用し、従業員への特別賞与の支給やベースアップを実施するなど、人的資本への積極的な投資を継続しております。当社は引き続き、従業員の処遇改善および競争力のある報酬水準の維持・向上に取り組んでまいります。 ② 労働組合の状況当社の労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ③ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異当事業年度における主な指標の状況は以下のとおりであります。当社は、人的資本に関する重要施策として、多様な人材が活躍できる環境整備を推進しております。当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)男性労働者の育児休業取得率(%)(注)労働者の男女の賃金の差異(%)(注)正規雇用労働者正規雇用労働者29.783.375.0 (注) 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。 ④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。当該役員・従業員株式所有制度の内容について「1 株式等の状況 (8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。
関係会社の状況22
4 【関係会社の状況】該当事項はありません。
配当政策560
3 【配当政策】当社は、財務体質の強化と事業拡大のための内部留保の充実等を図ることが重要であると考えており、設立以来配当を実施しておりませんが、株主に対する利益還元も経営の重要課題であると認識しております。今後の配当政策の基本方針としましては、収益力の強化や事業基盤の整備を実施しつつ、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案したうえで、株主に対して安定的かつ継続的な利益還元を実施する方針であります。また、内部留保資金につきましては、事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、事業基盤の確立・強化を図っていく予定であります。将来的には、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案し、利益還元を行うことを検討してまいりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。当事業年度の配当につきましては、財務体質の強化と事業拡大のための内部留保の充実等を図るため、配当を実施しておりません。なお、剰余金の配当を行う場合、年1回の期末配当を基本方針としており、配当の決定機関については株主総会となっております。また、当社は会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令による別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。
研究開発活動400
6 【研究開発活動】当社は、生成AI・予測AI・画像認識AIなどの技術を応用したAIエージェント、エッジAIハードウェア及びマルチモーダルAI基盤の研究開発に取り組み、当事業年度の研究開発費は444,242千円となりました。加えて、経済産業省が推進する生成AI開発支援プログラム「GENIAC」の支援を受け、生成AIの社会実装に向けた研究開発に取り組みました。当事業年度においては、会話を通じて業務を支援・実行するAIの実現を目指し、画像理解、音声対話、自然な対話応答及び業務実行を組み合わせた小型マルチモーダルAIの技術検証を進めました。これらの研究開発により、AIが単なる情報処理ツールにとどまらず、人と協働しながら業務プロセス全体を支援するための技術基盤の構築を図ると共に、当社のAIエージェント基盤や各種サービスへの展開を見据え、実運用環境に適応可能なAI基盤の研究開発を進めてまいりました。
主要な設備の状況386
2 【主要な設備の状況】当社における主要な設備は、次のとおりであります。2026年3月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(千円)工具、器具及び備品(千円)レンタル資産(千円)ソフトウェア(千円)合計(千円)本社(東京都港区)本社事務所236,519128,83197,909103,940567,199130(25) (注) 1.上記帳簿価額には、建設仮勘定41,496千円及びソフトウェア仮勘定150,336千円は含んでおりません。2.本社の建物は賃借物件であり、年間賃借料は95,720千円であります。3.従業員数は就業人員(社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含む。)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。4.当社は人工知能事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
監査の状況3,240
(3) 【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況a.監査等委員会の構成当社は、2021年6月25日開催の第6期定時株主総会において定款の変更が決議されたことにより、同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しています。監査等委員会は、佐藤孝幸、加川亘、蔵元左近の3名で構成されており、うち、全員が社外取締役であります。佐藤孝幸を議長とし、原則毎月1回定時監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時監査等委員会を開催いたします。各監査等委員は、それぞれの専門的な立場において豊富な経験と高い見識を有しており、内部統制システムを活用した監査・監督を実施し、重要な社内会議に出席し、取締役の職務執行について適宜意見を述べます。また、各監査等委員は、必要な情報の取集や調査を内部監査室に指示し、内部監査室が取集した情報や調査の結果を監査等委員会に提示することにより、監査の実効性を確保しております。 b.監査等委員会監査の状況当社における監査等委員会は、監査等委員3名にて実施しており、定期的に代表取締役社長CEOとの意見交換及び内部監査責任者との情報交換を実施するとともに、原則として月1回開催される監査等委員会において情報共有を図っております。また、必要に応じて業務執行取締役から報告を受け、業務執行取締役の職務執行を不足なく監視できる体制を確保しております。監査等委員の佐藤孝幸氏は弁護士、米国公認会計士としての経験、知識を有しており、それらを当社の監査等委員会監査に活かしていただいております。監査等委員の加川亘氏は、通信業界等における豊富な業務経験を通じて培われた企業経営等に関する高い知見を有しており、それらを当社の監査等委員会監査に活かしていただいております。監査等委員の蔵元左近氏は弁護士として、企業法務の戦略構築やコンプライアンス対応に豊富な経験を有しており、それらを当社の監査等委員会監査に活かしていただいております。 当事業年度において、当社は監査等委員会を13回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次の通りであります。氏 名開催回数出席回数佐藤 孝幸13回13回加川 亘13回13回蔵元 左近13回13回 監査等委員会においては、監査報告の作成、監査等委員の選定及び解職、監査の方針・業務及び財産の状況の調査の方法等を主な検討事項としています。また、会計監査人の選解任又は不再任に関する事項や、会計監査人の報酬等に対する同意等、監査等委員会の決議による事項について検討を行っております。当社は、常勤監査等委員を置いていないため、監査等委員会による監査活動および選定監査等委員による監査活動の監査等委員会における共有並びに内部監査室の監査等委員会における監査報告などの方法により、監査等委員会による監査の実効性を図っております。当事業年度における監査等委員会における具体的な検討事項は、監査の方針及び監査実施計画、取締役等の職務執行の状況(経営トップのコーポレート・ガバナンス(業務執行取締役の指名・報酬を含む)に対する考え方及び経営戦略、投資家との対話及び企業のイノベーションに関連する財務・非財務の開示に用いる継続的指標・KPI、投資戦略・投資方針、並びに事業ポートフォリオの再編・強化にかかる方針・内容・リスク分析・リスク評価、組織及び会議体のあり方、人材戦略・方針(採用、教育・研修の方針、内容)、新規サービスの営業戦略・技術開発部門との連携、研究開発に係る方針)、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性等(監査上の主要な検討事項(KAM)、会計監査人の報酬等(非監査業務にかかる報酬を含む))であり、具体的な監査活動は以下のとおりです。 (1)取締役等の職務執行・取締役会への出席・代表取締役その他の業務執行取締役、社外取締役との意見交換・リスク・コンプライアンス委員会などの重要会議への出席 (2)内部統制システム・内部監査室の監査活動の共有・取締役等からの内部統制システムの構築及び運用の状況についての報告および意見交換、並びに意見表明 (3)会計監査人・会計監査人からの監査計画説明、期中レビュー報告、監査結果報告の受領および意見交換・監査上の主要な検討事項(KAM)の協議・会計監査人評価の実施 ② 内部監査の状況当社における内部監査は、代表取締役社長CEOによる直接の指示のもと内部監査室(2名)がその任に当たり、内部監査を実施しております。内部監査室は、組織、制度及び業務の運営が諸法規、会社の経営方針、諸規程等に準拠し、適正かつ効率的に実施されているか否かを検証、評価することにより、経営管理の諸情報の正確性を確保し、業務活動の正常な運営と改善向上を図ることを目的として内部監査を実施しております。内部監査室は、月次で監査結果を代表取締役社長CEOおよび監査等委員会に報告し、改善提案を行うとともに、その後の改善状況についてフォローアップ監査を実施することにより、内部監査の実効性を確保しております。加えて、内部監査室、監査等委員会及び会計監査人は、半期に一度、相互に連携して、三者間で定期的に会合を開催し、課題・改善事項等の情報共有を図っており、効率的かつ効果的な監査を実施するように努めております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任監査法人トーマツ b. 継続監査期間9年間 c.業務を執行した公認会計士池田 徹、中川 満美 d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他10名であります。 e.監査法人の選定方針と理由当社は、会計監査人の選定及び評価に際しては、監査等委員会が定めた選定・評価基準に照らし、グローバルでの監査体制、専門性、効率性等を総合的に勘案し、高品質かつ適正な監査が行われる体制を有している監査法人を選定する方針としております。また日本公認会計士協会の定める「独立性に関する指針」に基づき独立性を有することについて検証し、確認いたします。監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定し、取締役会は当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出します。 f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価監査等委員会は、2019年8月30日開催の監査役会にて決議した「会計監査人選定・評価基準」に基づいて監査法人に対して評価を行っております。なお、当社の会計監査人である有限責任監査法人トーマツにつきましては、独立性・専門性ともに問題はなく、当社の会計監査人として適切であると評価しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)38,570―34,700― b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)―――― c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前事業年度)該当事項はありません。 (当事業年度)該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の事業の規模や業務の特性等を勘案して監査日数等を検討し、監査報酬を決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由会計監査人の監査計画及び報酬見積もりの算出根拠等について検討した結果、会計監査人の報酬等の額について妥当と判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況609
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、株価の変動や株式に係る配当によって利益を得ることを目的として保有する株式を「純投資目的である投資株式」とし、取引先との協力関係・提携関係等の維持・強化や事業開発を目的として保有する株式を「純投資目的以外の目的である投資株式」として区分しております。当社は、純投資目的である投資株式は原則として保有しません。当社の事業戦略、発行会社等との関係などを総合的に勘案し、取引先との協力関係・提携関係等の維持・強化を通じて当社の企業価値向上に資すると判断した場合や事業開発を目的に、純投資目的以外の目的である投資株式を限定的に保有することがあります。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容上場株式を保有していないため、記載を省略いたします。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式11,192 (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
沿革1,790
2 【沿革】年月概要2015年8月東京都渋谷区にAI inside 株式会社設立、AI手書き文字認識サービスを提供開始2016年12月NVIDIA Inception Program(注1)のパートナー企業として認定2017年10月業務拡張のため、本社を東京都渋谷区渋谷三丁目の渋谷第一生命ビルディングに移転2017年11月「DX Suite」、AI-OCR(注2)サービス「Intelligent OCR」を提供開始2018年9月帳票の仕分けAIサービス「Elastic Sorter」を提供開始2019年1月東日本電信電話株式会社と「DX Suite」OEM製品「AIよみと~る」を共同発表、提供開始2019年3月株式会社エヌ・ティ・ティ・データと、行政専用の閉域ネットワークであるLGWANを活用した「DX Suite」を、地方公共団体向けに提供開始2019年6月非定型帳票AI-OCRサービス「Multi Form」を提供開始エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube」を提供開始2019年12月西日本電信電話株式会社と「DX Suite」OEM製品「おまかせAI OCR」を共同発表、提供開始東京証券取引所マザーズ(現東証グロース)に株式を上場2020年11月エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube mini」を提供開始2020年12月株式会社ショーケースを関係会社とする資本業務提携を実施2021年4月ノーコードAI開発ツール「Learning Center」を提供開始「DX Suite」やAIアプリが使える「Workflows」を発表、α版の提供開始2021年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行2021年9月高性能エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube Pro」を提供開始2022年5月株式会社aiforce solutionsの全株式を取得し子会社化、及び吸収合併2023年6月生成AI・LLMの研究開発と社会実装を行う「XResearch」を創設2023年6月「Learning Center」を統合したマルチモーダルなAI統合基盤「AnyData」を提供開始2023年7月日本語LLMサービス「PolySphere-1」の運用をAI統合基盤「AnyData」で実現2023年9月株式会社ショーケースとの資本業務提携を解消2023年10月AIエージェント「Heylix」を正式版として提供開始2024年1月「DX Suite」に生成AIを活用した「Extensions」機能を追加し大型アップデート2024年8月日本語のドキュメント処理に特化した大規模言語モデル「PolySphere-2」開発を提供開始2024年10月NEDOが公募した「ポスト 5G 情報通信システムの開発(GENIAC)」に採択(第二期)2025年4月エッジコンピューティング用ハードウェア「AI inside Cube」の製品ラインナップを5製品に刷新し提供開始2025年5月「DX Suite」にAIエージェントを標準搭載し全ユーザへ提供開始2025年6月独自開発の大規模言語モデル(LLM)「PolySphere-2」を「PolySphere-3」へアップデート2025年7月NEDO が公募した「競争力ある生成AI基盤モデルの開発(GENIAC)」に採択(第三期)2025年7月AIで新たな収益源を生み出すプラットフォーム「Leapnet」のEA版を提供開始2025年10月独自開発の大規模言語モデル(LLM)「PolySphere-3」を「PolySphere-4」へアップデート2026年5月AI統合基盤「Leapnet」の正式提供を開始 (注)1.NVIDIA Inception Programは、AIとデータサイエンスで産業に革命を起こすスタートアップ企業の成長をNVIDIA Corporationが様々な特典で支援する仮想インキュベータープログラムです。2.OCR(Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識)とは、印刷された文字や手書き文字に光を当てて読み取り、デジタルの文字コードに変換する技術やソフトウェアです。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

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譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了及び一部失権に関するお知らせ自己株式 · 15:35
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2027年3月期 第1四半期決算説明資料決算説明資料 · 15:35
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2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)決算短信 · 15:35
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譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ自己株式 · 15:35
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100YN16
内部統制報告書-第11期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YKA6
確認書確認書 · S100YKA5
有価証券報告書-第11期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YJYU
確認書確認書 · S100X2OD
半期報告書-第11期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X2K1
臨時報告書臨時報告書 · S100W9OK
確認書確認書 · S100W5FD
内部統制報告書-第10期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W5FG
有価証券報告書-第10期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W5FA
臨時報告書臨時報告書 · S100VQLJ
確認書確認書 · S100UPI4
半期報告書-第10期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UPH8
臨時報告書臨時報告書 · S100TYO4
内部統制報告書-第9期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TXBM
確認書確認書 · S100TXBL
有価証券報告書-第9期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TVTW
確認書確認書 · S100SU1U
四半期報告書-第9期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100STZR
確認書確認書 · S100S8I5
四半期報告書-第9期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S8FR
変更報告書(短期大量譲渡)大量保有報告書 · S100RVI3
確認書確認書 · S100RPLS
四半期報告書-第9期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100ROSU
確認書確認書 · S100R29M
内部統制報告書-第8期(2022/04/01-2023/03/31)内部統制報告書 · S100R29H
有価証券報告書-第8期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100QR9F
四半期報告書-第8期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q58J
四半期報告書-第8期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PHQE
四半期報告書-第8期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100P0VO
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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