S
SBIアルヒ株式会社
SBI ARUHI Corporation
251億円売上高(FY2026)
4.3%ROE
18.4%自己資本比率
—財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は251億円(前年比+12.5%)。総資産2,294億円に対し自己資本比率は18.4%、ROEは4.3%。その他金融業の中央値(ROE 9.9%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは-148億円の流出、現金及び現金同等物は239億円。従業員数は522人。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)835円2026-09-04
PER20.6倍
PBR0.88倍
配当利回り4.79%
時価総額(概算)371億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高251億円+12.5%
営業利益—
当期純利益18億円-5.4%
総資産2,294億円
純資産422億円
営業利益率—
ROE4.3%
自己資本比率18.4%
EPS40.6円
BPS947.4円
1株配当40円
配当性向98.5%
従業員数522人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE4.3%中央値 9.9%
営業利益率—中央値 12.3%
自己資本比率18.4%中央値 18.4%
健全性スコア—中央値 57.0点
帯はその他金融業(26社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 251億円 | — | 28億円 | 18億円 | 2,294億円 | 422億円 | 40.6 | 4.3% | 18.4% |
| FY2025 | 223億円 | — | 24億円 | 19億円 | 2,057億円 | 422億円 | 43 | 4.5% | 20.4% |
| FY2024 | 204億円 | — | 23億円 | 15億円 | 1,914億円 | 420億円 | 39.4 | 4.1% | 22.0% |
| FY2023 | 226億円 | — | 41億円 | 28億円 | 1,486億円 | — | 79.6 | 8.7% | 22.0% |
| FY2022 | 252億円 | — | 62億円 | 42億円 | 1,507億円 | 319億円 | 119.8 | 13.7% | 21.2% |
| FY2021 | 268億円 | — | 77億円 | 52億円 | 1,648億円 | 301億円 | 146.6 | 18.3% | 18.3% |
| FY2020 | 262億円 | — | 73億円 | 50億円 | 1,326億円 | 266億円 | 141.5 | 19.7% | 20.1% |
| FY2019 | 238億円 | — | 63億円 | 43億円 | 994億円 | — | 120.6 | 19.1% | 24.0% |
| FY2018 | 204億円 | — | 52億円 | 48億円 | 843億円 | — | 134.2 | 22.7% | 25.3% |
| FY2017 | 215億円 | — | 49億円 | 32億円 | 872億円 | — | 91.9 | 17.0% | 23.7% |
| FY2016 | 169億円 | — | 31億円 | 12億円 | 900億円 | — | 33.7 | 6.9% | 19.4% |
営業CF-148億円
投資CF-13億円
財務CF198億円
現金及び現金同等物239億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | SBIノンバンクホールディングス株式会社 | 62.8% |
| 2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.5% |
| 3 | PERSHING SECURITIES LTD CLIENT SAFE CUSTODY ASSET ACCOUNT | 1.6% |
| 4 | 瀧口 浩平 | 1.1% |
| 5 | INTERACTIVE BROKERS LLC | 0.7% |
| 6 | 早川 直希 | 0.4% |
| 7 | 浜田 宏 | 0.4% |
| 8 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 | 0.4% |
| 9 | MORGAN STANLEY & CO. LLC | 0.4% |
| 10 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM | 0.4% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 118億円 | — | 12億円 | 8億円 | — | 20.5% | 18.8 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 107億円 | — | 13億円 | 9億円 | — | — | 21 |
| FY2024中間 | 89億円 | — | 8億円 | 5億円 | — | — | 15 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢42.9歳
平均年間給与556万円
平均勤続年数6.4年
管理職に占める女性比率30.2%
男女の賃金の差異(全労働者)69.8%
男女の賃金の差異(正規雇用)67.1%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 社外監査役 | 9百万円 | 3 | 3百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容5,083字
3【事業の内容】当社グループは、2026年3月31日現在、当社及び子会社6社で構成され、住宅ローンの貸付を中心とした住宅金融事業を行っています。当社グループにおける会社の名称及び取引関係の概要は、「事業系統図」及び「4関係会社の状況」に記載のとおりであります。 当社の住宅ローンは、主に貸金業法に基づく貸金業者として、証券化を資金調達手段とした住宅ローンのオリジネート(融資実行)とサービシング(回収)を行う、いわゆるモーゲージバンク事業(注1)であります。加えて、銀行法に基づく銀行代理業者として提携金融機関の住宅ローンを代理で販売しております。また、グループ会社のSBIエステートファイナンス株式会社では不動産担保ローン、売却つなぎローン、マイホーム売却サポートローンなどを取り扱っています。当社グループが融資実行した住宅ローンのうち、主力商品である「フラット35」は証券化され、また、代理で販売した住宅ローン商品等は、当社グループのバランスシートに計上されないため、原則として当社グループの住宅ローンビジネスは信用リスク及び金利リスクが最小化されたフィービジネスとしての特徴を有しております。当社グループは年間約20兆円(注2)の住宅ローン市場で、16年連続シェアNo.1(注3)を獲得している「フラット35(及びスーパーフラット)」をはじめ、銀行代理商品、「住宅ローン(SBI信用保証)」といった当社オリジナルの変動金利住宅ローン商品、住宅ローン補完商品「フラットつなぎ」等に加え、各種保険の取扱いを行っています。また、グループ会社で取り扱っている個人のお客さま向けの不動産担保ローン、売却つなぎローン、リースバック、不動産事業者向けの仕入資金ローンなどの多岐にわたる商品ラインアップに加え、全国90の拠点(注4)、非対面チャネルの活用など、お客さまの多様なニーズにきめ細かく対応できる営業体制を整備しております。また、SBIグループとの共同出資により開始した保証事業においては、当社の住宅ローンに加え、SBIグループのリソースを活用した全国の金融機関への住宅ローン保証業務の取り扱いを拡大しております。これにより、従来の市場に左右されやすいフロー収益に偏っていた収益構造からストック収益の割合を拡大させ、多角的な収益構造の基盤の強化に注力しております。(注)1.当社でオリジネートされた住宅ローン債権は、原則として、独立行政法人住宅金融支援機構(以下、「住宅金融支援機構」という。)や信託銀行などの金融機関にそれぞれ債権譲渡されます。その後、当該住宅ローン債権を裏付資産とする住宅ローン担保証券(Residential Mortgage-Backed Securities)又は信託受益権が発行され、投資家へ販売されます。これにより、当社は資金調達リスク、金利変動リスク、信用リスクなど事業運営にかかわる各種リスクの最小化を図っております。また、当社は住宅金融支援機構や信託銀行などの金融機関から委託を受けて、債権譲渡後の住宅ローンに関する債権の管理・回収を行っております。2.出典:住宅金融支援機構(2024年度)3.融資実行件数ベース(当社調べ)4.2026年3月末時点 なお、当社グループは住宅金融事業の単一セグメントであり、区分すべき事業セグメントが存在しないためセグメント別の記載は省略しておりますが、収益区分ごとの内容を以下に記載しております。 ①オリジネーション関連収益 当社は「フラット35」をはじめ、さまざまな住宅ローン商品を、住宅ローンを希望するお客さまに対して提供しております。また、当社が融資実行した住宅ローン債権を対象として、債権流動化・証券化を実施することで資金調達を行っております。融資実行後、債権流動化・証券化を実施するまでの間、当社が住宅ローン債権を保有する場合には、主に銀行借入により資金調達を行っております。これらの業務により発生する収益をオリジネーション関連収益として区分しております。 ②リカーリング収益当社は、主に当社が融資実行した住宅ローン債権について、住宅金融支援機構や信託銀行などの金融機関から委託を受けて、債権譲渡後の住宅ローンに関する債権の管理回収業務を受託しております。また、当社は住宅ローンの販売に際して、住宅金融支援機構や保険会社からの業務委託を受けて、保険の申込受付や販売代理業務等を行っております。住宅ローンに付帯する団体信用生命保険や全疾病保障特約付の保険商品等の取扱いに関する業務を行っております。これらの業務により発生する収益をリカーリング収益として区分しております。 ③アセット・その他収益当社で保有している貸付債権から発生する利息収入、不動産担保ローン等による利息収入、不動産のリースバックによる売上や金融商品の公正価値の変動から生じる利得又は損失など、当社グループのアセットから生じる収益及びその他の収益をアセット・その他収益として区分しております。 (取扱商品)2026年3月末現在、当社グループが取り扱っている主な商品は次のとおりであります。 (当社の主な取扱商品)種別商品名資金使途説明全期間固定金利商品フラット20フラット35 新規借入及び借換住宅建設費(土地取得費を含む。)や住宅購入価格の10割以下までの借入が可能。繰上返済手数料が無料。フラット20は最長20年、フラット35は最長35年の全期間固定金利型のローン。住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)(注1)を活用し、住宅金融支援機構に対し住宅ローン債権を譲渡。フラット50新規借入及び借換住宅建設費(土地取得費を含む。)や住宅購入価格の9割以下までの借入が可能。繰上返済手数料が無料。長期優良住宅、予備認定マンション、管理計画認定マンションのいずれかを取得する場合に利用できる最長50年の全期間固定金利型のローン。住宅金融支援機構の証券化支援事業(買取型)(注1)を活用し、住宅金融支援機構に対し住宅ローン債権を譲渡。スーパーフラット5~スーパーフラット9・スーパーフラット借換(全9商品)新規借入及び借換手持金に応じて、適用金利が段階的に設定される。住宅金融支援機構の証券化支援事業(保証型)(注2)を活用し、当社で住宅ローン債権を証券化。リ・バース60新規借入及び借換満60歳以上の方を対象とした、リバースモーゲージ型住宅ローン。変動金利商品住宅ローン(SBI信用保証)新規借入SBI信用保証株式会社の保証が付く、変動金利・固定金利から金利タイプを選択できる当社オリジナルの住宅ローン。最大2億円まで融資可能で、最長50年の長期借入が可能。住宅ローン(MG保証)新規借入MG保証株式会社の保証が付く、変動金利・固定金利から金利タイプを選択できる当社オリジナルの住宅ローン。最大2億円まで融資可能で、最長50年の長期借入が可能。自己居住用部分だけでなく、事務所・店舗部分も申込み可能な店舗併用コースも用意。銀行代理商品SBI新生銀行の住宅ローン新規借入及び借換当社が株式会社SBI新生銀行の銀行代理業者として販売する住宅ローン。住信SBIネット銀行の住宅ローン新規借入及び借換当社が住信SBIネット銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住宅ローン。ソニー銀行の住宅ローン新規借入及び借換当社がソニー銀行株式会社の銀行代理業者として販売する住宅ローン。 種別商品名資金使途説明変動金利商品(付帯商品)フラットα新規借入及び借換フラット35(融資比率9割以下)と組み合わせることで物件価格の10割まで借入が可能となる変動金利タイプのパッケージローン。フラットつなぎつなぎ融資フラット関連商品において、土地取得資金、着工金等の住宅建築過程で必要な資金及び中古住宅購入後にリフォームをする過程で必要な資金を対象としたローン。変動つなぎつなぎ融資変動金利商品において、土地取得資金、着工金等の住宅建築過程で必要な資金及び中古住宅購入後にリフォームをする過程で必要な資金、諸費用を対象としたローン。住み替え関連商品住み替え実現ローンつなぎ融資現在所有している住宅の買替えに必要な買替え先の居住用住宅購入資金、住宅ローン事前完済資金及びリフォーム資金、諸費用等を対象としたつなぎ融資。 (注)1.住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利の住宅ローン債権を買い取り、証券化を行う制度。2.住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利の住宅ローンについて、住宅ローン利用者が返済不能となった場合に民間金融機関に対し保険金の支払いを行う住宅融資保険(保証型用)を引き受け、当該住宅ローン(その信託の受益権を含む。)を担保として発行された債券等に係る債務の支払いについて、投資家に対し期日どおりの元利払い保証を行う制度。 (グループ会社の主な取扱商品)会社名商品名説明SBIエステートファイナンス住宅ローン購入予定の自宅を担保とした、購入資金に活用できる住宅ローン。独自の審査基準で、外国人や個人事業主等の幅広いお客さまのニーズに対応。不動産担保ローン不動産を担保とした、資金使途自由のフリーローン。生活・教育・納税資金、開業・運転資金、不動産購入資金、リフォーム資金などのニーズに対応。売却つなぎローン売却予定の不動産を担保とした、資金使途自由のフリーローン。担保不動産売却までのつなぎ資金融資。マイホーム売却サポートローン自宅を担保とした、自宅の買替えに伴う様々な資金に活用できるローン商品。住宅ローンの借換え、新居の購入費用、現自宅のリフォーム資金などのニーズに対応。仕入資金ローン購入予定の販売用不動産を担保とした、購入資金や購入時のリフォーム資金に活用できるローン商品。建売事業用地・一棟マンション・一棟ビルの購入資金、競売代金納付資金などのニーズに対応。SBIスマイル長期リースバック「ずっと住まいる」自宅を売却すると同時に、賃貸借契約を締結することで、売却後も同じ家に住み続けることができるサービス。お客さまの状況に応じて長期リースバックと短期リースバックが選択可能。短期リースバック (販売チャネル)当社グループは、リアルチャネルであるFC店舗、直営店舗及び直販拠点(ホールセール営業)に加え、来店不要で手続きが可能な非対面チャネルを展開しております。リアルチャネルは、お客さまの意思決定を左右する不動産事業者へのアプローチに加え、来店されるお客さま及び非対面チャネルにて相談等を行った後に来店を希望されたお客さまに対して、相談受付から融資実行までのサービスを提供しております。非対面チャネルは、来店不要で相談受付から融資実行までの手続きが可能な利便性の高いサービスを提供しており、お客さまが自らの希望に合わせてリアルチャネルと非対面チャネルを自由に行き来できるよう、チャネルの融合を推進しております。店舗・拠点展開は、アプローチ対象である不動産事業者の規模や物件種別、地域の住宅需要等を勘案し、出店計画を立てております。 販売チャネルごとの特徴は次のとおりであります。区分特徴FC店舗フランチャイズ方式を採用して全国に店舗を展開しております。来店されるお客さま及び非対面チャネルにて相談等を行った来店希望のお客さまに対して、相談受付から融資実行までのサービスを提供することに加えて、不動産事業者に向けた営業活動を行っております。直営店舗「フラット35」に加え、銀行代理による変動金利商品の取扱いや地域内の戦略的なセグメントに対する営業などを行っております。直販拠点(ホールセール営業)マンション事業者及びハウスメーカーとの提携等を推進しており、アカウント別の営業を行っております。非対面チャネルWeb申込やビデオチャットなどを活用することにより、来店不要で相談受付から融資実行まで手続きが可能なサービスを展開しております。 2026年3月末現在の地区別拠点数は次のとおりであります。地区FC店舗直営店舗/直販拠点他取扱拠点合計北海道11-2東北41-5関東296136甲信越3--3北陸3--3東海51-6近畿141-15中国・四国82-10九州・沖縄82-10計7514190 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 事業系統図 (2026年3月31日現在)
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,649字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針人生は「ある日」の積み重ねでできています。当社グループは、ライフステージに応じた住まいの実現を金融面からサポートし、お客さまの大切な「ある日」をお手伝いし、笑顔溢れる社会に貢献します。当社グループは、全国の店舗をはじめとする多様なチャネルを通じて、個人のお客さまには、固定金利商品・変動金利商品の双方を揃えた住宅ローンに加え、自宅の買替えに伴う様々な資金ニーズに応えるマイホーム売却サポートローン、自宅売却後も賃借し住み続けることができるリースバックを、住宅ローンの主要パートナーである不動産事業者さまへは仕入資金ローンや仕入物件を、ご提供しています。当社グループは、多様な金融サービス、卓越したオペレーション、パートナーネットワークを通じて、お客さまにとってファーストチョイスとなる住宅金融のリーディングカンパニーを目指します。 (2)中期的な経営戦略今後の住宅市場においては、人口や不動産全体の流通量はやや微減となるものの、社会の多様化によるシングル、シニア、外国籍の方々の増加などを背景に、同顧客層などにおける住宅ニーズが高まると考えております。また、住宅ローン市場においては、住宅市場に連動し、市場全体としては微減傾向となるものの、今後増加が見込まれる顧客層からの借入ニーズの高まりに加え、日本銀行が金融政策の正常化を進める中で、「固定金利」住宅ローンの価値が改めて評価されております。一方で、円安や原油価格の高騰を背景としたインフレの加速が住宅価格や消費動向に及ぼす影響は注視が必要です。当社の足元の課題としては、事業環境の変化に対応するための営業現場、オペレーション及びプロパーローンの強化、外部環境に左右されやすいフロー偏重の収益構造から脱却するためのストック収益の拡大、更なるSBIグループのリソース・機能の活用と考えております。このような事業環境見通し及び足元の課題を踏まえ、当社グループは、お客さまの各ライフステージにおける住宅金融サポート機能の構築を目指し、2025年5月に「中期経営計画2025」を策定しました。 当社は、「中期経営計画2025」において、①「フラット35」シェア圧倒的No.1、②成長領域への投資、③ストック収益50%超、の3つを重点施策として設定しております。具体的には、「フラット35」の年間シェアでの圧倒的No.1に向け、「営業ネットワーク」と「オペレーション」への投資を拡大し、更なるDX化を推し進めることにより、金融環境の変化に伴う金利固定化ニーズを確実に取り込み、事業基盤を強化してまいります。成長領域への投資に関しては、世帯数の増加や流通量の増加が見込まれるシングル、シニア、外国籍の方々といった新たな顧客層(成長領域)に対して、段階的にプロパーローンを中心とした商品開発を強化します。同時に、リスク・リターンのバランスを保ちながらリスクオンを実施するためにリスク管理体制をより一層強化してまいります。ストック収益50%の達成に向けては、SBIEFグループの継続的な成長に加え、SBIグループとの共同出資による保証事業において、当社の住宅ローンに加え、SBIグループのリソースを活用した全国の金融機関への住宅ローン保証業務の取扱いを拡大してまいります。これにより、従来の市場動向に左右されやすいフロー収益に偏っていた収益構造からストック収益の割合を拡大させ、多角的な収益構造の基盤確立を行ってまいります。 (3)目標とする経営指標中期経営計画における財務目標は、以下のとおりであります。指標2026年3月期(実績)2030年3月期(注)営業収益250億円550億円税引前利益27億円100億円ROE4.3%10.0%超 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループは、2025年5月に策定した「中期経営計画2025」の2年目を迎え、足元の市場環境の変化を捉えた成長戦略を加速させております。課題認識と戦略の方向性は以下のとおりです。 ① 営業体制及び販売チャネル当社グループは、フランチャイズ店舗(以下、「FC店舗」)、直営店舗、直販ホールセール営業や、来店不要で手続きが可能な非対面チャネル、SBIEFグループの各店舗やSBIグループの親密地域金融機関との連携など、さまざまな販売チャネルを通じて、より大きな市場に、より効率よくアクセス可能な体制を整備してまいりました。引き続き、当社グループの強みである「営業ネットワーク」への投資を拡大し、FC店舗中心の持続的な店舗展開、Web申込システムの導入による利便性向上、及び営業DXの推進により、全社的な業務スピードと生産性の向上を図ります。FC店舗の出店において、新規FC店舗の人材確保が難しく、出店を見送るケースが複数発生しており、今後はこの課題を克服するための持続可能なモデルの開発を進めてまいります。まず直営店舗の出店を先行させ、営業基盤を確立した後に必要に応じてFC店舗に譲渡するなど環境変化に応じた機動的な店舗配置を行うことで、ビジネス機会の損失を防いでまいります。また、営業体制の強化及び販売チャネルの拡大を進めるうえで、FC店舗を含む人材の安定的な確保、研修などの教育制度による能力向上及びコンプライアンスの推進が課題であると認識しております。2026年4月には更なる販売体制の強化を目的に、教育・研修体制を整備するための専任部署を新設しました。店舗チャネルの戦略的な運営を従来以上に推し進め、販売体制の強化とコンプライアンスの推進に継続的に取り組んでまいります。店舗網全体のオペレーション能力の向上とコンプライアンス遵守を両立させることで、健全かつ持続的な成長を実現してまいります。 ② オペレーション体制当社グループは、住宅ローン業務において、AI、OCR(Optical Character Recognition)、RPA(Robotic Process Automation)等の最先端テクノロジーを活用し、お客さまの利便性と営業及び事務効率の向上に取り組んでまいりました。一方で、多様化する商品・顧客属性への対応による事務工数の増加は依然として重要な課題であり、今後も生産性向上に直結する業務プロセスのデジタル化(DX)へ積極的に投資を行い、お客さま、不動産事業者さま、及び各店舗にとって最適なプロセスを再構築いたします。また、審査プロセスの高度化を通じた住宅ローン不適正利用の予防についても、eKYC等のテクノロジーを駆使して継続的に取り組んでまいります。オペレーション体制の強化において、イノベーション・チャレンジを継続することが当社グループの責務かつ課題であると認識しております。 ③ 競合他社の状況と商品ラインアップ住宅ローン市場においては、銀行等が提供する変動金利商品が全住宅ローンの約90%(注1)の市場を占有し、貸出金利、付帯サービス拡充などの競争が激化しています。一方で、日本銀行が金融政策の正常化を進める中で、「固定金利」住宅ローンの価値が改めて評価されております。この市場環境の変化は、当社の主力商品である「フラット35」にとって追い風となっており、2026年3月期の「フラット35」融資実行件数は、前連結会計年度比でプラスに転じるなど、回復基調を鮮明にしております。当社は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供している全期間固定金利商品である「フラット35」(フラット35買取型)に加え、当社独自の全期間固定金利商品である「スーパーフラット」(フラット35保証型)の拡販、ペアローン及び「フラット50」などを活用し、固定金利市場の拡大を図っています。2026年3月期の「フラット35」融資実行件数(借換を含む)シェアは27.7%となり、16年連続で第1位(注2)となりました。また、当社の課題であったFC店舗領域における変動金利商品として「住宅ローン(SBI信用保証)」のリリースやSBI新生銀行の銀行代理商品を直営店舗で取り扱い開始するなど、顧客ニーズに応じた多様な商品ラインアップを拡充してまいりました。 引き続き、「フラット35」シェア圧倒的No.1に向け、事業基盤を強化してまいります。加えて、既存の取扱商品では、世帯数の増加や流通量の増加が見込まれるシングル、シニア、外国籍の方々といった今後の成長領域において取りこぼしの発生が見込まれることから、プロパーローンの強化を進めてまいります。 (注)1.出典:国土交通省 令和7年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書 固定金利期間選択型を含む。 2.2010年度-2025年度統計、取扱全金融機関のうち借換を含む「フラット35」融資実行件数 (2026年3月末現在、当社調べ) ④ 収益構造当社の収益構造は、市場動向の影響を受けやすい「フラット35」の事務手数料を中心としたオリジネーション関連収益といったフロー収益に偏っていたことから、SBIエステートファイナンスをグループ会社化するなど、ストック収益の割合を拡大させてきました。SBIグループとの共同出資にてSBI信用保証株式会社を設立し、2025年4月より保証事業を開始しました。当社において、同社を保証会社とするプロパーローンを開始したことに加え、SBIグループのリソースを活用することによる全国の金融機関の住宅ローンへの保証業務の拡大を通じて、信用保証残高を積み上げ、ストック収益の拡大を目指してまいります。併せて、SBIエステートファイナンスの不動産事業者さま向けの仕入資金ローン、お客さま向けのマイホーム売却サポートローン等の商品をFC店舗及び直営店舗で取り扱うためのグループ内の連携強化、拡大した営業エリアにおける販売体制の確立など、住宅ローン以外の住宅金融商品の取扱いも強化し、ストック収益の拡大を進めてまいります。 ⑤ リスク管理当社グループは、リスク管理基本方針に基づくERM(Enterprise Risk Management)体制により、グループ全体のリスクを統合的に管理しております。事業領域の拡大や商品拡充に伴う新規リスクや既存リスクの継続的なモニタリングにより、リスクを適切にコントロールしながらビジネスの拡大による企業価値向上に取り組んでまいります。なお、リスク管理の詳細は、「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑥ コンプライアンス当社グループは、当社の「MISSION、VALUE」の企業理念に則り「SBIアルヒ・コンプライアンス行動規範」を定め、FC店舗従業員を含む全役職員に周知しております。この行動規範では、社外のステークホルダー(お客さま・株主・社会全般など)への行動規範と帰属する組織の一員(よりよい企業風土・組織の一員・経営者など)としての行動規範を定めております。なお、コンプライアンス体制の詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③コーポレート・ガバナンスに関するその他の事項 d.コンプライアンス体制の整備状況」をご参照ください。
事業等のリスク14,644字
3【事業等のリスク】本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する記載のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、本項目中の記載内容については、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本書提出日現在において当社グループが判断したものとなります。 1.リスク管理の方針当社グループは、経営の健全性・安全性を確保し、収益力の向上を図るため、事業におけるリスクを適切に管理することが事業遂行における重要な課題の一つであると考え、リスク管理体制の構築・整備に取り組んでおります。また、新商品の開発時等におけるリスク評価及びリリース後の定期的なモニタリングを実施し、リスクに関するPDCAサイクルを機能すべく努めております。当社グループは、リスク管理に関する組織体系や役割の明確化を目的として「リスク管理基本方針」を定め、グループ全体がリスクについて共通認識を持ち、各種リスクの管理に努めております。また、信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナルリスク(事務リスク、システムリスク、人的リスク等)及びその他の管理すべきリスクを「リスク管理規程」に定めるとともに、当該リスクの管理・報告体制を定め、より実効性の高いリスク管理体制の構築に取り組んでおります。 2.リスクの管理体制当社グループは、各種リスクを所管する部門を定め、以下の管理体制のもと、リスクの評価や定期的なモニタリングに加え、当社事業におけるKRI(Key Risk Indicator)のモニタリング結果を、ERM(Enterprise Risk Management 統合型リスク管理)に関する重要事項を審議する諮問機関として設置した「ERM委員会」にて、CEOをはじめとする経営陣に向け定期的に報告を行っております。 3.個別リスク (1)市場環境リスク当社グループの主要な取扱商品である住宅ローンをはじめとした住宅金融商品の需要は、国際情勢、景気動向、消費動向、金利動向等の経済情勢、人口動態、世帯動態等の社会構造、不動産市況、住宅着工戸数の動向、住宅に関連する税制の変更、政府の方針の変化等により影響を受けます。住宅ローンあるいは不動産担保ローン等の新規需要が減少した場合は、オリジネーション関連収益の減少等の当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)競争環境リスク当社グループの主要な取扱商品である住宅ローンを始めとした住宅金融市場は、依然として非常に多くの金融機関が参加し、貸出金利、付帯サービスの拡充などの競争が激化しております。このため、こうした競合他社の状況が当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。我が国の住宅ローン市場は年間約20兆円(注)の巨大な市場であることから、0.1%の市場シェアの変動は、約200億円の融資実行の変動に繋がり、当社の店舗を経由する場合の典型的な取引では約4億円のオリジネーション関連収益の変動等の影響がもたらされます。当社グループは、外部環境の変化に対応するために、住宅ローンにとっての重要パートナーである不動産事業者に対して、SBIエステートファイナンス株式会社(以下、SBIエステートファイナンス)の仕入資金ローンの紹介を行うなど、関係の強化を図っております。また、当社にとっての最重要パートナーであるFC店舗においても、SBI信用保証株式会社(以下、SBI信用保証)の保証付き住宅ローン、SBIエステートファイナンスの商品の取扱いの強化、SBIグループの銀行代理商品の展開検討を進めるなど、当社の強みである店舗ネットワークを活かしながら、取扱商品のラインアップを拡充する取組みを進めております。加えて、SBI信用保証においては、当社の住宅ローンに加え、全国の金融機関、グループ金融機関の住宅ローンの保証業務についても取扱いを開始するなど、収益源の多様化を進めております。(注)出典:住宅金融支援機構(2024年度) (3)単一事業構造に関するリスク当社グループの営業収益の大半は、住宅ローンを中心とした住宅金融商品の実行に伴い発生するフローの収益に関するものであったため住宅ローン市場に影響する環境変化が発生した場合には、他事業によるカバーが困難であり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性がありました。しかしながら、2023年12月に、不動産担保ローン、リースバック、家賃保証業等のストックビジネスを中心とするSBIエステートファイナンスを完全子会社化したことに加え、複数社からのサービシング事業の譲り受け等も行っております。さらに2025年4月より子会社であるSBI信用保証を通じて住宅ローン保証事業に参入し、ストックビジネスを強化することにより業績の安定化を図り、当該リスクの軽減に努めてまいります。子会社の更なる成長を目指すことに加え、当社の親会社であるSBIホールディングス株式会社及び同社のグループ子会社と連携することで、当該リスクの更なる軽減にも努めてまいります。 (4)独立行政法人住宅金融支援機構への依存構造に関するリスク2026年3月期に当社グループが実行した住宅ローンのうち、融資実行後、住宅金融支援機構に譲渡することを前提とする商品である「フラット35」及び住宅金融支援機構による住宅融資保険(保証型用)を前提として融資実行後証券化する「スーパーフラット」の占める割合は約9割であり、当社グループの事業は住宅金融支援機構に大きく依存しております。そのため、住宅金融支援機構との提携関係に何らかの変化が生じた場合、住宅金融支援機構の信用力の低下その他の理由により住宅金融支援機構が発行する貸付債権担保住宅金融支援機構債券の利回りが上昇した場合、政府の住宅金融支援機構に関する方針の変化若しくは住宅金融支援機構が提供するプログラムの変更等が生じた場合、又は商品競争力が低下した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。当社グループは、住宅金融支援機構と良好な関係を維持し、自らも「フラット35」の競争力の維持に努めると同時に、銀行代理商品(変動金利商品・固定金利商品)や、「住宅ローン(SBI信用保証)」等のオリジナル変動金利商品の販売拡大に努めております。また、今後もSBIグループとの共同商品開発・銀行代理商品の取扱いを進めるのに加え、同グループ外の金融機関との連携による商品ラインアップの拡充を続けながら、住宅金融支援機構への依存度の軽減に努めてまいります。 (5)チャネルリスク当社グループは住宅金融事業を行うに当たり、全国に90の拠点を展開しておりますが、このうち75がFC店舗であり、それらの店舗を経由した住宅ローンの実行件数は全体の約7割を占めております。当社ビジネスモデルにおいては、FC運営法人側の諸事情等を理由にFC運営法人との契約が維持できなくなった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し当社グループは、FC運営法人の事業継続及び業績拡大へのサポートとして、研修制度・OJT教育の拡充、店舗運営指導、各種業務サポートツールの構築、分析データの還元、功績に対する表彰制度等により、ビジネスパートナーとしての信頼関係の維持に努めております。また、SBIグループとの共同商品開発によりFC店舗が販売可能な変動金利商品の拡充によりFC運営法人の業績に寄与すべく努めております。 (6)商品・サービスに関するリスク当社グループの主力商品である住宅ローンについては、国内の住宅ローンシェアの約9割を占める変動金利住宅ローンの割合拡大、住宅金融支援機構への依存度の軽減等の観点からも、「フラット35」以外の住宅ローンの実行拡大及びその他サービス展開は当社のリスク軽減のため重要な施策であります。当社グループは、「フラット35」以外の住宅ローンの実行拡大のため、銀行代理業や、SBIグループ各社と連携した新商品開発により、変動金利商品の拡充を進めております。また、リフォーム、諸費用等の資金使途に対応した商品の拡充等を行うことで、幅広い住宅金融需要に応えられるよう商品・サービスを拡大しております。なお、契約を締結している金融機関との協業による事業の拡大が計画どおり進行しない場合や新商品の開発が進まない場合、当社グループの業績、財務状況及び事業のリスク状況に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し当社グループは、SBI信用保証を通じて住宅ローン保証事業に参入し、当社においてもSBI信用保証の保証付き住宅ローンの取扱いを推進する等、FC店舗で販売可能な変動金利商品の増強を進めることで実行件数の積み上げに努めてまいります。さらに、SBIエステートファイナンスが取扱う不動産担保ローンや仕入資金ローン、SBIスマイル株式会社(以下、SBIスマイル)が取扱うリースバックについて、当社店舗からSBIエステートファイナンスやSBIスマイルへ連携(媒介契約による紹介等)する等、グループ企業間連携を通じて更なる成長を目指します。 (7)子会社に関するリスク当社グループは、ライフステージに応じた最適な住まいの実現を金融面からサポートする住宅金融のリーディングカンパニーを目指しております。子会社であるSBIエステートファイナンスやSBIスマイルの商品を当社の店舗チャネルを通じて不動産事業者あるいはお客さまに提供することや、SBI信用保証の保証付き住宅ローンを当社で取扱いを開始する等、各子会社とのシナジーを最大限に活用し、グループ全体の企業価値向上を目指してまいります。しかしながら、子会社の事業展開が計画どおりに進まない場合、経営状況が悪化又は予測不能な事態が発生した場合には当社グループの経営成績及び財務状態に影響を与える可能性があります。また、子会社の事業拡大に当たり、当社グループの収益に占める子会社の割合が増加していくことが想定されるため、子会社の業績及び財務状況の悪化等は、現在想定している影響度より大きなものになる可能性があります。当社は原則、子会社の取締役又は監査役として当社の役職員を派遣し、子会社を適切に管理することでリスクの軽減に努めております。 (8)信用リスク当社グループの住宅金融事業の主力商品である「フラット35」は、融資実行後遅滞なく住宅金融支援機構に債権譲渡するため、当社は原則として信用リスクを負いません。「フラット35」以外の商品についても、住宅金融支援機構の融資保険もしくは民間保証会社の保証の付保を前提とした融資実行、あるいは提携金融機関の住宅ローン商品の販売代理を行っており、極力信用リスクを負わないビジネスモデルとなっております。しかしながら、当社グループでは、今般SBI信用保証を設立し、住宅ローン保証事業を2025年4月より開始したことで、保証債務に対する債務保証損失引当金及び、代位弁済後の求償債権について貸倒引当金を計上することとなり、経済環境の悪化等による代位弁済の増加や、不動産市況の悪化等による担保不動産価格の下落により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、当社子会社の主力商品である不動産担保ローンについても、保証会社事業と同様に不動産市況悪化による担保不動産価格の下落や、融資先の業況悪化等により、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループの住宅ローン保証事業では、AI技術による審査サービスを活用することで、精度の高い審査の実現と適切な与信判断、及び保証実行後の信用リスク量の計測や保証債権の回収状況等のモニタリングを行うなど、金融機関と協調した債権管理業務の実現により信用リスクの軽減に努めてまいります。また、当社グループの不動産担保ローンでは、貸付時に担保不動産の評価を保守的に見積る等、厳格な審査及び途上与信管理に注力し、適切な信用リスク・コントロールの確保等リスクの軽減に努めております。 (9)流動性リスク当社グループでは、銀行等の金融機関からの借入に加え、社債やコマーシャル・ペーパーの発行、住宅ローン債権の証券化及び債権譲渡等により資金調達を行っています。資金調達に際しては、調達先の分散や長期比率を高めること等により、資金繰りの安定化を図っております。しかしながら、金融環境の急激な悪化や当社グループの信用力の低下により、資金調達の安定性が損なわれる可能性があります。そのような事態が生じた際には、調達コストの上昇や必要資金の持続的な確保が困難になるおそれがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、当社グループでは、日々の資金管理を行うとともに、資金ギャップに対する適切な管理体制を構築し、流動性リスクの低減に努めております。 (10)金利変動リスク当社グループの借入金の一部は、変動金利による調達を行っており、変動金利の基準とする市場金利が上下することで、当社グループの借入利息に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが実行する住宅ローンの一部は、証券化及び債権譲渡により資金調達を行っており、当該住宅ローンの実行から証券化まで2ヶ月程度の時間差が発生します。当該期間の市場金利の変動次第では、当該住宅ローンの融資実行時のお客さま向け適用金利と証券化及び債権譲渡の際の投資家向け適用金利の金利差が拡大又は縮小することで、結果として貸付債権流動化関連収益が変動し、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。加えて、当社グループが保有する金融資産については決算期ごとに時価評価を行っており、評価時点の市場金利の変動次第では、割引率が変動することでFVTPLに分類した金融資産の評価額が変動し、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これら金利変動によるリスクを極力排除する方針としており、借入金利の固定化やデリバティブ取引により当該リスクの極小化に努めております。 (11)見積将来キャッシュ・フローの変動及び貸付債権流動化・証券化取引に関するリスク当社グループは、貸付債権や貸付債権を裏付資産とした信託受益権を債権譲渡・売却した結果、当社に残存することとなる回収サービス権又は配当受領権について、当該権利から発生する将来キャッシュ・フローを見積り、当該見積将来キャッシュ・フローの現在価値を、貸付債権流動化関連収益及び資産として認識しており、当該貸付債権流動化関連収益のうち、キャッシュによる回収が行われていない部分については金融資産として計上しております。これらの評価は、繰上償還率(CPR)、デフォルト率(CDR)、割引率等について一定の前提条件を設定して行っておりますが、当該前提条件が市場動向の変化等により修正された場合、当該収益及び資産の評価が変動し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。当社グループは、見積将来キャッシュ・フローの上記計算前提をきめ細かくフォローする体制を整えており、当該見積前提条件を設定するに当たり、外部第三者機関の公表データを反映させ、又はこれに加えて外部第三者機関の公表データに過去実績等を勘案して合理的に見積った調整を反映させ、慎重に設定することにより、将来の金融資産の評価価値の下落リスクを抑えております。 (12)のれん等の減損リスク当社は、旧アルヒ株式会社の株式を公開買付けにより取得しており、本書提出日現在、のれんを24,464百万円(連結総資産の10.7%)計上しております。当社グループはIFRS会計基準に基づき連結財務諸表を作成しているため、当該のれんの償却は行っておらず、また当該のれんについては、のれんの減損判定において、当社は独立した外部の評価機関を利用しておりますが、のれんの対象となる事業の将来の収益性が低下した場合には、当該のれんについて減損損失を計上するため、当社グループの業績及び財務状況に重要な影響を与える可能性があります。 (13)消費税処理に関するリスク当社は、課税売上げに係る消費税額から控除する課税仕入れ等に係る消費税額の算出に当たり、個別対応方式による計算を行っております。また当社は、消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認を受け、従業員割合により、共通対応分の課税売上げに係る消費税額から控除する課税仕入れ等にかかる消費税額(仕入控除税額)を計算しております。しかしながら、課税期間における個々の課税仕入れ等を課税売上対応分、非課税売上対応分及び共通対応分に区分する際の区分方法や、従業員割合の計算等について、税務当局が当社と異なる見解を採用することになった場合には、仕入控除税額が減少する結果、消費税費用が増加し、加算税・延滞税の支払いを命じられる可能性があり、その場合当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (14)事務リスク当社グループは、事務処理を行ううえで、業務の正確性、効率性を高めるためのさまざまな取組みを実施しておりますが、役職員、FC運営法人、外部委託先が正確な事務を怠ることで、不正や事故、事務ミスが発生する可能性があります。こうした事務リスクが発生した場合は、当社グループ及びサービスに対する信頼の低下や損失の発生につながるおそれがあり、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。これらのリスクに対し、社内研修の拡充による業務遂行に必要な知識の共有、社内規範や事務手続きの標準化及び文書化等による業務プロセスの可視化に取り組むと同時に、再鑑体制、また、システム化等IT技術を利用することにより、事務リスクの軽減に努めております。加えて、契約から融資実行までのプロセスと、実行後の管理プロセスにおける各部門の役割・責任を明確化するなど、組織的な管理体制の整備・強化を通じたリスクの低減にも取り組んでおります。 (15)人材リスク当社グループは、今後の更なる業容の拡大及び業務内容の多様化を見据え、優秀な人材の継続的な確保、並びに次世代の中核を担うリーダー層の育成強化を経営上の重要課題の一つとして認識しております。そのため、将来の経営を支えるマネジメント人材の育成が計画通りに進捗しない場合や、専門性の高い人材の社外流出が生じた場合には、当社グループの成長性や業績に影響を及ぼす可能性があります。こうしたリスクを低減するための具体的な取組みとして、採用面においては、専門性の高い即戦力人材の獲得を継続しつつ、組織の活性化と持続的な成長を図るべく、新卒及び第二新卒採用の取組みを一段と強化しております。これにより、多様な知見を持つプロフェッショナル人材と、自社文化を深く理解し長期的に組織を牽引する若手人材が融合する、より強固で安定的な人員構成への転換を推進しております。また、人材の定着及び活躍に向けては、フレックスタイム制やテレワークの活用、有給休暇の取得促進等を通じた働きやすい職場環境の整備を進めるとともに、従業員の貢献や成果に見合う正当な評価・報酬を提供できるよう、人事処遇の継続的な見直しを実
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,019字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度の営業収益は、25,086百万円(前年度比12.5%増)となりました。当社の主力商品である「フラット35」の融資実行件数は、各金融機関の変動金利商品との金利差の縮小や、更なる金利上昇を見据えた固定金利への需要シフト等を背景に、前年度の実績を上回って推移しました。一方で、変動金利商品の融資実行件数が伸び悩んだことや金利上昇に伴う貸付債権流動化関連収益の減少により、オリジネーション関連収益は前年度比1.3%減少しました。リカーリング収益は、前年度に複数社からサービシング事業を譲り受けたことによるサービシング・フィー売上の増加に加え、保険関連及び家賃保証による売上も堅調に推移したことにより、前年度比17.8%増加しました。アセット・その他収益は、グループ会社のSBIエステートファイナンスの不動産担保ローンなどの受取利息の増加及びSBIスマイルの物件売却収益の増加により、前年度比30.7%増加しました。営業費用は、調達金利の上昇などによる金融費用の増加、SBIスマイルの物件売却などの増収に伴う関連費用の増加に加え、優良住宅ローンの完全子会社化、M&A関連費用の計上などにより、22,336百万円(同12.6%増)となりました。その結果、税引前利益については2,779百万円(同14.5%増)となりました。一方で、当期利益については、前年度にグループ再編等に伴う一時的な法人所得税費用の減少があった反動により、1,779百万円(同6.2%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,802百万円(同5.4%減)となりました。なお、当社グループは住宅金融事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は23,912百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,762百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。 営業活動によるキャッシュ・フローは14,777百万円の支出(前連結会計年度は5,366百万円の支出)となりました。これは主に、税引前利益が2,779百万円となり、受益権の減少1,898百万円、預り金の増加1,183百万円及び利息の受取額4,021百万円のキャッシュの増加要因があった一方で、営業貸付金の増加23,532百万円のキャッシュ減少要因があったことによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは1,274百万円の支出(前連結会計年度は5,164百万円の支出)となりました。これは主に、無形資産の取得による支出729百万円及び子会社株式の取得による支出569百万円によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは19,813百万円の収入(前連結会計年度は10,263百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入による収入17,800百万円、短期借入金の増加9,561百万円及び社債発行による収入8,777百万円のキャッシュ増加要因があった一方、長期借入金の返済による支出13,290百万円及び配当金の支払額1,776百万円のキャッシュの減少要因があったことによるものです。 ③販売の実績1)販売実績当連結会計年度における販売実績の内訳は次のとおりであります。なお、当社グループは住宅金融事業の単一セグメントであるため、業務別に記載を行っております。(単位:百万円(前年同期比を除く。))業務当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比オリジネーション関連収益9,49698.7%リカーリング収益8,900117.8%アセット・その他収益6,689130.7%合計25,086112.5%(注)1.販売実績の内訳には、消費税等は含まれておりません。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次の とおりであります。(単位:百万円(割合を除く。))相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)金額割合金額割合住宅金融支援機構4,90022.0%5,26121.0%(注)当社は、主に当社が融資実行した住宅ローン債権について、住宅金融支援機構から住宅ローンに関するサービシング業務等の委託を受けており、この対価としてサービシング・フィーを受領しております。 2)オリジネーション・フィー売上及び件数当連結会計年度におけるオリジネーション関連収益のうち、オリジネーション・フィー売上の内訳は、次のとおりであります。(単位:百万円(前年同期比を除く。))区分当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比新規借入8,148100.5%借換185420.2%合計8,333102.2%(注)オリジネーション・フィー売上の内訳には、消費税等は含まれておりません。 当連結会計年度における当社の融資実行件数は、次のとおりであります。(単位:件(前年同期比を除く。))区分当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比新規借入10,924107.9%借換394317.7%合計11,318110.5% (参考情報)投資情報としての有用性の観点から、参考情報として2022年3月期から2026年3月期に係る四半期ごとの当社の融資実行件数を以下に記載しております。 1)新規借入(単位:件) 第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期合計2022年3月期5,6995,1074,7954,46020,0612023年3月期3,9783,5883,5423,34414,4522024年3月期2,6342,7023,2313,03611,6032025年3月期2,8282,5012,3242,46810,1212026年3月期2,4742,5802,8782,99210,924 2)借換(単位:件) 第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期合計2022年3月期2332112082318832023年3月期1599666633842024年3月期412822251162025年3月期313426331242026年3月期569594149394 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績等1)財政状態当連結会計年度末における資産は229,415百万円となり、前連結会計年度末に比べ23,735百万円増加しました。これは主に営業貸付金が20,510百万円、現金及び現金同等物が3,762百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末における負債は187,177百万円となり、前連結会計年度末に比べ23,649百万円増加しました。これは主に借入債務が14,540百万円、社債が7,877百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末における資本は42,237百万円となり、前連結会計年度末に比べ85百万円増加しました。これは主に当期利益を1,779百万円計上した一方、配当により利益剰余金が1,775百万円減少したことによるものです。 2)経営成績経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容1)経営成績に重要な影響を与える要因についての分析経営成績に重要な影響を与える要因についての分析は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 2)経営者の問題認識と今後の方針について経営者の問題認識と今後の方針については「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指数等経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指数等については「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループは、住宅金融事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a.キャッシュ・フローの状況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性1)資金調達の基本方針当社グループは、円滑な事業活動に必要なレベルの流動性の確保と財務の健全性・安定性維持を資金調達の基本方針としており、主として金銭消費貸借契約やコミットメントライン等による銀行等からの借入、社債やコマーシャル・ペーパーの発行及び住宅ローン債権等の債権譲渡・流動化による資金調達を行っております。 2)資金需要の主な内容当社グループの資金需要は、大きく分けて運転資金需要と貸付資金需要の2つになります。運転資金需要は主に、人件費、販売費及び一般管理費、システム開発、証券化に係る準備金や未収債権などであり、貸付資金需要は、お客さまへの住宅ローンの融資実行や当社子会社が提供する不動産事業者への仕入資金ローン等の融資実行のための資金需要になります。住宅ローンの融資実行は、基本的に貸付債権を融資実行後遅滞なく債権譲渡・流動化を行い資金化するため、融資実行から資金化までの短期間であり、当社子会社が提供する不動産事業者への仕入資金ローン等は、融資実行から返済期日まで一定期間の資金需要になります。 3)資金調達手段当社グループは、円滑な事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用を行うとともに、金融機関からの借入、社債やコマーシャル・ペーパーの発行、貸付債権の譲渡及び貸付債権を裏付資産とする信託受益権の売却などを行っております。このようなオペレーションを行うに当たり、複数の金融機関から金銭消費貸借契約等による長期の借入やコミットメントライン等による十分な借入枠の確保を行うとともに、直接金融市場からの調達手段の確保や安定的に貸付債権の流動化が実施できる環境整備を行うなど、円滑な事業活動に必要な資金調達が可能な状況を常に維持するよう努めております。また、当社グループは、円滑な資金調達を行うため株式会社格付投資情報センター(R&I)、株式会社日本格付研究所(JCR)の2社から格付けを取得しており、2026年3月31日現在の格付けは次のとおりであります。当社グループとしては引き続き健全な財務基盤を維持し、格付けの維持・向上に尽力していく方針であります。 格付機関名長期発行体格付見通しコマーシャル・ペーパー株式会社格付投資情報センター(R&I)A安定的a-1株式会社日本格付研究所(JCR)AポジティブJ-1 ③重要性がある会計方針の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表はIFRS会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」に記載しておりますが、特に以下の将来に関する主要な仮定及び報告期間末における見積りは、当社の連結財務諸表に大きな影響を及ぼします。a.のれんの評価当社グループは、旧アルヒ株式会社の株式を公開買付けした際の買収価額と純資産の公正価値との差額をのれんとして認識しております。のれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、年1回回収可能価額を見積っております。当該回収可能価額の算定においては、見積将来キャッシュ・フローを使用しております。減損判定における資金生成単位の回収可能価額は、見積り・前提を使用するため、見積り・前提は減損が認識されるか否かの判定及び認識される減損金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。のれんの減損判定において、当社は独立した外部の評価機関を利用しております。見積将来キャッシュ・フローは社内で作成した5ヶ年事業計画を使用し、付随する財務資料、内部資料等を加え、一般に入手可能な市場情報も考慮に入れております。割引率に株主資本コストを使用しております。2026年3月31日時点における評価の結果は、住宅金融事業の使用価値が帳簿価額を十分に上回っており、減損損失を認識することはありませんでした。 b.金融商品の公正価値当社グループが保有する金融商品の公正価値の見積りにおいては、市場価値に基づく価額により見積っております。市場価格がない場合には、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、又はその他の適切な評価技法により見積っております。これら金融商品のうち住宅ローン債権の債権譲渡により生じた受益権(配当受領権)は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しており、公正価値の評価においては、繰上償還率(CPR)、デフォルト率(CDR)を将来キャッシュ・フローの見積りにおけるインプットとして使用し、割引率等についても一定の前提条件を設定しております。将来キャッシュ・フローの見積りにおけるインプットとして使用するCPR、CDRについては、外部第三者機関の公表データを参照して見積っております。但し、一部のパッケージローンについては、CPRの見積りにおいて、外部第三者機関の公表データに、過去実績等を勘案して合理的に見積った調整を反映しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組5,013字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、ESG視点の経営優先テーマ「マテリアリティ(重要課題)」を策定し、社会や環境への配慮等の取組みを事業戦略とより一層結びつけた経営に取り組んでおります。具体的には、環境への取組みとして「温室効果ガス排出量の抑制」、社会への取組みとして「少子・高齢化社会への対応」及び「多様な働き方の推進」、ガバナンスへの取組みとして「コンプライアンスの推進」及び「リスクマネジメントの強化」を定め、当社グループで取り組んでいます。詳細については、当社Webサイト(https://www.sbiaruhi-group.jp/sustainability/materiality)をご覧ください。 環境への取組み「温室効果ガス排出量の抑制」では、脱炭素や気候変動を特に重要性の高い課題と認識し、気候変動に関する取組みを推進するとともに、TCFD(注)提言に沿った情報開示の充実を図っています。(https://www.sbiaruhi-group.jp/sustainability/environment/tcfd) (注)気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)を指します。G20の要請を受け、気候関連の情報開示及び気候変動への金融機関の対応を検討するために金融安定理事会(FSB)により設立されたタスクフォースであり、気候変動要因に関する適切な投資判断を促すための一貫性、比較可能性、信頼性、明確性をもつ、効率的な情報開示を促す提言を2017年6月に公表しました。 (1)ガバナンス 当社では、CEOを委員長とし、経営会議と同一のメンバーで構成される「ESG委員会」を設置しています。「ESG委員会」は、原則四半期に1回開催され、中長期的な視点で自社と社会のサステナビリティの動向について協議し、ESGの具体的な取組み・施策等について決定します。また、取締役会に対し、原則半期に1回、進捗状況の報告を行い、マテリアリティ(重要課題)及びその達成に向けた取組みの進捗状況の共有を行っております。さらに、ESG方針、当社が解決すべきマテリアリティ、そして重大な目標値等について事前協議のうえ、取締役会に上程しております。 取締役会は、報告を受けたサステナビリティの取組みに対し企業価値向上の観点から監督を行うとともに、ESG委員会から上程された事項について、決定します。 「ESGタスクフォース」は「ESG委員会」で決定したESGの具体的な取組み・施策等を全社で一丸となって取り組んでいくための推進機能を担っており、各部門による取組みの実行支援等を行います。 (2)戦略a 気候変動への取組み 当社は、環境への取組みにおいて、「良いものを受け継ぎ長く使う、ストック型・循環型社会の形成に貢献する」、「地球環境に配慮した、良質な住宅の普及を促進する」との考え方をベースに企業活動を行っております。上記の考え方に基づき、当社は、気候変動を含む環境課題への対応を重要な経営課題の一つと捉え、特に重要性が高いと評価した気候変動に関連するリスク・機会について、持続可能な発展の下で気温上昇を1.5℃以下に抑えるシナリオ(1.5℃シナリオ IPCC(注)のSSP1-1.9シナリオ等を参照。)と、化石燃料依存型の発展の下で気候政策を導入しない最大排出量シナリオ(4℃シナリオ IPCCのSSP5-8.5シナリオ等を参照。)の2つのシナリオに関し、TCFD提言に沿って2050年の状況を検討しました。 また、短期(5年)、中期(10年)、長期(30年)の時間軸で気候変動に関連するリスク(移行リスク、物理的リスク)及び機会を定性的に分析しました。 (注)国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)を指します。人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された組織です。 シナリオ分析におけるリスクと主な取組み シナリオ分析における機会と主な取組み 詳細については、当社Webサイト(https://www.sbiaruhi-group.jp/sustainability/environment/tcfd)をご覧ください。 これらの気候変動のリスクと機会は、事業活動そのもののリスクや機会であるため、その他のリスクとともに適宜事業計画に組み込んでおります。 b 人的資本、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進に向けた取組み1)人材の多様性の現状 当社グループは、中途採用者比率が89.3%(2026年3月末日時点)に上り、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。また、従業員の年齢層も幅広く、また出産・育児を経験している従業員も多く在籍し活躍しております。当社の社内環境整備方針・人材開発方針は従業員の多様性を活かすことで、従業員の意欲や能力を最大限発揮し組織としての力につなげていくことを念頭に策定しております。 中途採用比率、男女構成比率、育児短時間勤務制度の取得者比率 項目2023年度(実績)2024年度(実績)2025年度(実績)中途採用比率新卒採用:12.8%中途採用:87.2%新卒採用:12.4%中途採用:87.5%新卒採用:10.7%中途採用:89.3%男女構成比率男性 :48.2%女性 :51.8%男性 :51.1%女性 :48.9%男性 :45.5%女性 :54.5%育児短時間勤務制度取得者比率7.3%8.8%8.1% 年齢構成比率 (2026年3月31日現在) 2)社内環境整備方針 当社グループは、従業員一人ひとりのワークスタイル・ライフスタイルを尊重し、その個性や能力が最大限発揮できる職場環境を実現します。 代表的なものとして以下施策を行っております。・コアタイムのないフレックスタイム勤務制度(注1)の導入。・コロナ禍以前よりテレワークの導入(注2)を行い、ニューノーマル時代の新しい働き方を従業員に提案。・人材募集中のポジションに自らの意思でチャレンジできる社内公募制度。・会社へ自分のキャリアプランを伝えることにより部門、会社からのキャリア構築サポートを得やすくする キャリアエントリー制度を導入し主体的なキャリア開発を支援。・自身のスキルアップやモチベーションの向上、キャリア形成促進のための資格取得支援制度。・働きがいや職場への満足度等を定期的に把握するため、月に1回、全社員を対象とした意識調査を開始。・育児短時間勤務制度(小学校6年生まで)や最長3年の育児休業等の充実による育児と仕事の両立支援。(注1)規程に定められた条件を満たす従業員を対象としております。(注2)担当業務によります。 今後はすでに対応しております妊娠・出産・育児以外の、介護・看護等の「労働ブロッカー」対策を行い、当社に就業する優秀な従業員が、性別・年齢・ライフスタイルに関係なく「一人ひとりが働きやすく働きがい」を感じられる施策に取組み、目標としております女性管理職比率33%及び有給休暇取得率80%の達成を目指し、取組みを強化してまいります。 項目2023年度(実績)2024年度(実績)2025年度(実績)2026年度(目標)女性管理職比率27.4%30.4%28.4%33.0%有給休暇取得率78.5%74.1%68.1%80.0% 3)人材開発方針 当社は、中期経営計画2025の重点施策である「フラット35シェア圧倒的No.1」、「成長領域への投資」、「ストック収益50%超」を達成する源泉は、自ら考え行動できる自律型人材であると定義しています。そのため、個と組織の問題解決能力の向上と組織の透明性の維持を掲げ、人的資本への投資を加速させています。 当事業年度の最大の特徴は、組織運営の要である管理職層の進化です。現場の結節点となる管理職全員を対象に、外部知見を活用したコーチング研修を実施しました。これは、多様化する顧客ニーズや事業環境の変化に対し、現場の課題解決力を個のスキルに留めず、チーム全体の組織力へと昇華させるための戦略的投資です。 同時に、中途採用社員の早期戦力化と全従業員のキャリア開発支援を重点課題と捉え、1on1を通じた心理的安全性の確保と、実務に基づいた実践的な学びの仕組みを強化しました。今後は、このマネジメント基盤の上に、多様なライフスタイルに寄り添いながら一人ひとりの主体性を引き出すプログラムを実装し、しなやかで強い組織の構築を通じて企業価値の向上に邁進いたします。 (3)リスク管理a リスク管理概要 当社は、経営の健全性・安全性を確保し、収益力の向上を図るため、事業におけるリスクを適切に管理することが事業遂行における重要な課題の一つであるとして、リスク管理体制の構築・整備に取り組んでおります。また、新商品の開発時等におけるリスク評価及びリリース後の定期的なモニタリングを実施し、リスクに関するPDCAサイクルを機能させるべく努めております。 当社では、リスク管理に関する組織体系や役割の明確化を目的として「リスク管理基本方針」を定め、当社グループ全体がリスクについて共通認識を持ち、各種リスクの管理に努めております。また、戦略リスク、信用リスク、財務リスク、会計・税務リスク及びオペレーショナルリスクを「リスク管理規程」に定めるとともに、当該リスクの管理・報告体制を規定し、より実効性の高いリスク管理体制の構築に取り組んでおります。 b リスク管理体制 当社では、各種リスクを所管する部門を定めており、同部門は、自部門が所管するリスクを把握したうえで、当該リスクに関するモニタリングを実施し、その結果をリスク管理部門へ報告しております。 リスク管理部門は、当該モニタリング結果、リスク管理の状況、及び評価したリスクの状況について、CEOの諮問機関であり、全社的リスク管理に関する重要な事項を審議する「ERM委員会」に報告します。「ERM委員会」はリスク管理の最高責任者であるCEOを始めとし、業務執行取締役、執行役員、リスク管理担当役員等で構成されています。リスク管理担当役員は、リスク管理部門から受けた報告の内容のうち、全社的リスク管理の観点から重要と判断する事項を、CEO又は取締役会に報告をしております。 詳細については、当社Webサイト及び「3.事業等のリスク」をご覧ください。https://www.sbiaruhi-group.jp/sustainability/environment/tcfd (4)指標及び目標 当社の温室効果ガス排出量は、The Greenhouse Gas Protocol(GHG Protocol)の区分に従って算定し、当社のサステナビリティページにて公開しております。https://www.sbiaruhi-group.jp/sustainability/environment 当社は、商品・サービスの生産に伴う温室効果ガスの排出はありませんが、脱炭素社会の実現に向け、本社や営業所での日々の事業活動で使用する電力における再生可能エネルギーの活用や、環境負荷の少ない空調設備を利用した建物の拠点としての利用等、温室効果ガスの排出量削減の取組みを加速させてまいります。 また、シナリオ分析において識別・評価したリスク及び機会への取組みについて、KPIを設定し、モニタリングを実施すべく進めてまいります。 人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績は上記(2)bに記載のとおりです。
コーポレート・ガバナンスの概要13,668字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】以下のコーポレート・ガバナンスの状況につきましては、本書提出日現在の状況を記載しております。 ①基本的な考え方コーポレート・ガバナンスの強化は、当社の目指す姿の実現、企業価値向上への取組みの一環であり、当社グループは、①当社グループの経営課題と外部環境の変化への対応、②健全性や透明性を確保した経営、これらをスピーディーに実践するための意思決定の仕組みの充実に取り組んでおります。当社は、戦略的でスピード感のある意思決定を適切な監督の下で実施するため、以下の基本方針を設定しております。 <コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方>a.株主の権利に配慮し、権利を適切に行使する環境の整備を行っております。また、持続的な成長や企業価値の向上のため、株主総会及びその他の対話の機会を重視し、積極的に対話を行っております。b.取締役会等は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、企業戦略等大きな方向性を示し、適切な執行のリスクテイクを支えるとともに、実効性の高い監督を行っております。c.永続的な企業価値の向上のため、お客さま・従業員・株主・取引先・債権者・地域社会等のさまざまなステークホルダーと協働し、相互の利益や価値を尊重しております。d.会社の経営成績及び財政状態だけでなく、非財務情報としての経営戦略・経営課題、リスクやガバナンスについて積極的に開示し、情報提供の充実による透明な経営を行っております。 ②コーポレート・ガバナンス体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、2025年6月24日開催の第11回定時株主総会における承認をもって、重要な業務執行の決定権限を業務執行取締役へ委任することにより更なる意思決定の迅速化を図るとともに、取締役会においては、経営方針・経営戦略や、グループの重大リスクなどの重要な経営課題を重点的に審議することにより、経営の意思決定のスピードを高めるために、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しました。取締役会の諮問機関として、支配株主又はその子会社との取引における利益相反リスクを審議・検討する特別委員会を設置しております。また、経営効率の向上と業務執行のスピードアップを図るため執行役員制度を導入し、取締役会及び経営会議における意思決定に基づき適切且つ迅速な業務執行を行う体制としております。さらに、内部統制上重要な事項であるコンプライアンスやリスクマネジメントについて委員会組織を設置し、基本方針・行動計画の決定及びモニタリング等を当該委員会で実施しております。 当社のコーポレート・ガバナンス体制は、次のとおりであります。 a.取締役、取締役会・取締役会は、社外取締役3名を含む取締役6名(吉村 猛、伊久間 努、高橋 和彦、馬場 康弘(社外)、柳澤 美佳(社外)、角野 里奈(社外))で構成され、その議長は代表取締役 伊久間 努であります。・取締役会は、基本理念である「MISSION」「VALUE」を踏まえ、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目指しております。・また、取締役会は中期経営計画等の重要な業務執行や法定事項について決定するとともに、取締役の職務の監督、グループ全体の内部統制システムの構築等の責務を担っております。・取締役会での審議の活性化や自由闊達な議論をとおし、戦略的で大局的な意思決定を行うため、少数かつ多様性のある取締役会である一方で、業務執行取締役が過半数を占めることなく、監督機能を十分に発揮できる取締役構成であります。 b.監査等委員会・監査等委員会は、常勤の監査等委員である取締役1名(馬場 康弘)、非常勤の監査等委員である取締役2名(柳澤 美佳、角野 里奈)で構成され、内部統制システムを利用し、取締役の業務執行の適法性、妥当性を監査しております。・常勤の監査等委員である取締役による情報収集や各監査等委員の調査機能を有機的に融合させ、取締役の職務執行の監視等監査機能の強化を図っております。・また、監査等委員会は、取締役会からの諮問に基づき、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び執行役員の人事や報酬に関する事項を審議し、取締役会に答申しております。・グループ各社との意思疎通、会計監査人等との情報交換等を通じ、その役割に応じたガバナンス体制の強化に努めております。 c.経営会議・当社は、2025年6月24日の定時株主総会後の取締役会の決議をもって、経営会議を設置しました。当該機関は取締役会の付議事項及び報告事項を事前に審議する機能に加え、取締役会から業務執行取締役に委譲された事項を合議により決議する機能及び重要なCEO決裁事項を審議する機能を担っております。 d.執行役員・経営効率の向上、業務執行のスピードアップを図るため、執行役員制度を導入しております。取締役会は事業執行分野への経験、実績、専門性等を踏まえ執行役員を選定するとともに委任範囲を定めております。・本書提出日現在の執行役員は、後述の「(2)役員の状況 ①役員一覧(注5)」に記載のとおりであります。 e. 特別委員会 ・取締役会の諮問機関として、当社及び当社子会社と支配株主又はその子会社との間の重要な取引において、少数株主の利益を保護するため、支配株主又はその子会社との利益相反リスクについて適切に審議、検討することにより、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることを目的とする特別委員会を設けております。・同委員会は、独立社外取締役を含む支配株主からの独立性を有する者3名以上にて構成することとしており、監査等委員である社外取締役の 馬場 康弘、柳澤 美佳、及び角野 里奈がその構成員であります。また、議長は、同委員会の開催時に委員会の決議により決定することとしております。 f.各種委員会・コンプライアンス上の課題・問題の把握・改善策の審議・検討及び業務の適正の確保のため、コンプライアンス担当役員を委員長とし、業務執行取締役、内部監査部門長、コンプライアンス部門長、及び委員長が指名する者により構成されるコンプライアンス委員会を設置しております。コンプライアンス委員会は、少なくとも四半期に一度以上開催し、当社グループのコンプライアンス上の課題・問題の改善に向けた審議、検討を行っております。・リスクマネジメントへの対応のため、業務執行取締役、リスク管理担当役員等により構成されるERM委員会を設置しております。ERM委員会では、リスク管理部門の取りまとめるリスクモニタリング結果等の評価を行うとともに、リスク管理上の課題・問題について審議・検討を行っております。・持続的な価値創造に資する環境・社会・コーポレートガバナンス(ESG)に関する取組みを推進するため、CEOを委員長とし、経営会議と同一のメンバーで構成されるESG委員会を設置しております。ESG委員会は、原則四半期に一度開催され、中長期的な視点で自社と社会のサステナビリティの動向について協議し、ESGの具体的な取組み・施策等について決定をする権限を有しております。また、取締役会に対し、原則半期に一度、進捗状況の報告を行い、マテリアリティ(重要課題)及びその達成に向けた取組みの進捗状況の共有を行っております。さらに、ESG方針、当社が解決すべきマテリアリティ、重大な目標値等について事前協議のうえ、取締役会に上程しております。 ③コーポレート・ガバナンスに関するその他の事項a.内部統制システムの整備の状況当社グループの業務の適正を確保するための体制として、取締役会において決議した内容及び当該体制の運用状況の概要は以下のとおりであります。なお、当社は2025年6月24日付けで監査等委員会設置会社へ移行しております。それに伴い、同日付けの取締役会において、「内部統制に関する基本方針」を改定しており、以下の記載については移行後の内容を記載しています。 1)当社グループの取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ)当社は、当社グループとしてコンプライアンスファーストをスローガンに掲げ、法令遵守及び倫理的行動が、ミッションの実現の前提であることを、当社グループの全役職員に周知・徹底する。ⅱ)当社は、コンプライアンス規程を定め、コンプライアンス担当役員を委員長とするコンプライアンス委員会が当社グループのコンプライアンス遵守の実効性の評価や活動計画の決定及び点検を行う。また、コンプライアンス所管部署を定め当社グループのコンプライアンス上の課題・問題の把握に努める。ⅲ)当社は、内部監査基本規程を定め内部監査部を設置し、当社グループのコンプライアンス体制の構築及び実施状況について監査を行う。内部監査部は、内部監査の結果について、監査等委員会の求めに応じて報告するとともに原則として四半期に一度、取締役会に報告するほか、代表取締役とも適宜連携する。ⅳ)当社は、当社グループにおける法令・定款違反行為その他コンプライアンスに関する重要な事実を発見した場合に、報告することを可能とするために、内部通報制度を構築する。2)当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制ⅰ)当社は、文書保存管理規程を定め、取締役の職務の執行に係る情報を、文書又は電磁的記録(以下、「文書等」という。)に記載又は記録して保存し、管理する。ⅱ)文書等は、取締役が常時閲覧できるものとする。3)当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制ⅰ)当社は、当社の業務執行及びミッションの達成を阻害しうるリスクに対して、そのリスクを把握し、適切に評価して管理するため、リスク管理基本方針を定めリスク管理担当役員を委員長とするERM委員会が当社グループのリスク管理体制の実効性の評価や活動計画の決定及び点検を行う。また、リスク管理所管部署を定め個別リスク管理所管部署と連携し対象リスクのモニタリングによりリスクの把握・評価及び必要な対策を行い、当社グループ全体の統合的なリスク管理を行う。ⅱ)当社は、危機リスクが顕在化した場合には、危機管理規程に従い、コーポレート本部長を責任者とする対策本部を設置し、当該リスクに対処する。FC店舗を通じた当社の業務執行に係るリスクについても、日々の適切な店舗指導・管理等を通じて当該リスクを排除又は軽減し、もって経営の安定化に努めるものとする。4)当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ)当社は、取締役会において経営方針・経営戦略やグループの重大リスクなどの重要な経営課題を重点的に審議するために、取締役会で決議すべき重要事項を「取締役会規程」に定めるとともに、業務執行の決定権限を業務執行取締役へ委任し、同内容を経営会議の議題とすることにより、意思決定の迅速化を図るものとする。ⅱ)当社は、取締役会の決議により、業務執行取締役の管掌業務を定め、業務執行取締役間の職務分担を明確にし、責任の所在を明確にするとともに、円滑な業務執行を促進するものとする。ⅲ)当社は、取締役会の適切且つ迅速な意思決定を可能とする情報システムを整備するものとする。ⅳ)当社は、執行役員制度を導入し、取締役会や経営会議等による意思決定に基づく適切且つ迅速な業務執行体制を確保する。5)当社グループ子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ)当社は、関係会社管理規程を定め、グループ子会社に当該規程を遵守させることによって、グループ子会社の業務の適正を確保する。ⅱ)当社は、グループ子会社にグループ子会社を統括するための規程類を遵守させ、グループ子会社に必要な規程類を整備させるとともに、グループ子会社が必要とする内部統制の水準に適合した内部統制の整備と運用が行われるよう努めさせる。ⅲ)当社は、グループ子会社に、原則として、内部監査部門を設置させる。また、当社の内部監査部は、当社のグループ子会社に対する統括業務の妥当性を監査するとともに、グループ子会社の内部監査の実施状況を監督すること及び必要に応じて自らグループ子会社を監督すること等により、当社及びグループ子会社全体の業務の妥当性・適正性について検証する。 ⅳ)当社グループ子会社の取締役等及び使用人がグループ子会社における法令・定款違反行為その他コンプライアンスに関する重要な事実を発見した場合に報告することを可能とするために、外部弁護士に直接通報を行うための体制を整備するものとする。6)当社グループ子会社の取締役等及び使用人の職務執行の報告に関する体制ⅰ)当社は、関係会社管理規程に基づき、グループ子会社管理所管部署を設置し、同部署は、グループ子会社と定期的に業績報告会を開催するとともに、グループ子会社の事業計画推進状況その他経営の重要事項について、報告を受ける。7)当社が支配株主を有する場合における少数株主の利益保護のための体制ⅰ)支配株主又はその子会社との間の重要な取引について、独立社外取締役を含む支配株主からの独立性を有する者3名以上にて構成される特別委員会において、少数株主の利益保護の観点から審議・検討を行い、その結果を取締役会に答申する。ⅱ)取締役会は、前項の答申の内容を踏まえ、利益相反及び取引の公正性に係る審議を行った上で取引の可否を決定する。8)当社の監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、当該使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項ⅰ)当社は監査等委員会の職務を補助するため、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮命令系統から独立した使用人によって構成される監査等委員会事務局を設置する。監査等委員会事務局の構成員は、内部監査部員から監査等委員会が指名するものとし、監査等委員会の職務を補助すべき取締役は置かない。監査等委員会事務局に所属する使用人の人事異動、人事評価等については、監査等委員会との事前協議を要する。ⅱ)当社の監査等委員会より監査業務に必要な命令を受けた前項の使用人は、その職務の遂行に関して取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの指揮命令を受けない。9)当社グループの取締役及び使用人が当社の監査等委員会に報告をするための体制ⅰ)当社グループの取締役及び使用人は、下記に掲げる事項を知ったときは、当社の監査等委員会に適時且つ的確に報告する。
役員の報酬等3,642字
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算出方法の決定に関する方針に係る事項当社における取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額(総額)は年額3億円以内とし、その具体的な金額及び支給時期は、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会により決定することとしております(2025年6月24日定時株主総会決議による。また、定款で定める取締役の員数は10名以内であり、本書提出日現在の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は3名であります。)。また、2025年6月24日定時株主総会において、上記の取締役の報酬枠とは別枠にて、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役は除く。以下①において「対象取締役」という。)に対して、譲渡制限付株式の付与のための報酬を支給することが決議されました。当該決議に基づき、対象取締役に対して譲渡制限付株式の付与のために支給する報酬は金銭債権とし、その総額は年額1億円以内としております(本書提出日現在の対象取締役は3名であります。)。なお、各対象取締役への具体的な支給時期及び配分については、取締役会において決定することとしております。当社は、2025年6月24日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を以下のとおり決議しております。a.報酬(業績連動・非金銭報酬を除く。)等の額又はその算定方法の決定に関する方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬に関する方針及び体系については、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。取締役報酬の水準については、外部サーベイデータ等を参照し、会社業績を反映できる内容になっているかどうか、市場競争力を確保できる内容及び水準になっているか等を勘案し、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の評価及び報酬等の決定方法、個人別の評価及び報酬等については、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。b.業績連動報酬の業績指標の内容・報酬の額又は算定方法の決定に関する方針業績連動報酬は、定量的な業績指標(税引前利益)の達成率に応じて計算される。最終的な業績連動報酬は、各取締役の当期の貢献度を基に代表取締役社長が調整し、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。業績連動報酬は、業績指標達成率に応じて支給するものとし、業績指標達成率100%時に支給率100%となるように設定する。また、業績指標達成率に応じて支給率も同率で上昇するものとする。なお、業績に大きな影響を与える事象が発生した場合には、都度変動報酬の仕組みを再検討することとする。c.非金銭報酬の内容・報酬の額若しくは数又は算定方法の決定に関する方針譲渡制限付株式報酬制度は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主との一層の価値共有を進めることを目的とする。対象取締役は、当社の取締役会が予め定める期間中、継続して、当社の取締役会が予め定める地位にあったことを条件として、当社から支給された金銭債権の全部を現物出資財産として払込み、当社の普通株式の発行又は処分を受けることとする。取締役に対して譲渡制限付株式の付与のために支給する報酬は金銭債権とし、その総額は、年額1億円以内とする。また、各取締役への具体的な配分については、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会において決定することとする。また、譲渡制限付株式報酬として発行又は処分をされる当社の普通株式の総数は年5万株以内(但し、当社の普通株式の株式分割(当社の普通株式の無償割当てを含む。)又は株式併合が行われた場合その他譲渡制限付株式として発行又は処分をされる当社の普通株式の総数の調整が必要な事由が生じた場合には、当該総数を、合理的な範囲で調整する。)とする。譲渡制限付株式報酬制度での当社の普通株式の発行又は処分に当たり、当社と対象取締役との間で、①一定期間、本株式について、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこと、②一定の事由が生じた場合には当社が本株式を無償取得すること、等をその内容に含む契約が締結されることを条件とする。d.報酬・業績連動報酬・非金銭報酬の割合に関する方針固定報酬、業績連動報酬、非金銭報酬の支給割合は、経営環境や他社における報酬水準等を踏まえ、企業価値向上に向けたインセンティブとして機能するよう監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。e.報酬を与える時期又は条件の決定に関する方針固定報酬及び業績連動報酬の決定については、年度業績の確定後、監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、株主総会後に到来する最初の取締役会にて決議することとする。決議された内容に基づき取締役任期の初月に報酬改定が実施され、固定報酬は各月に支払い、また業績連動報酬は報酬の額が確定し次第遅滞なく支払うこととする。譲渡制限付株式報酬の各取締役への具体的な支給時期については、取締役会において決定することとする。f.報酬等の決定の委任に関する事項当社においては、報酬決定を第三者に委任することはない。監査等委員会の討議及び取締役会への答申の上、取締役会にて決定することとする。g.上記のほか取締役の個人別の報酬内容についての決定に関する重要な事項当社の譲渡制限付株式報酬制度では、当社と対象取締役との間で締結される譲渡制限付株式割当契約において、一定の事由が生じた場合には当社が本株式を無償取得すること等を定めている。 社外取締役(監査等委員である取締役を除く。)については、その役割を勘案し業績連動報酬は支給しないものとし、固定報酬額については、取締役の報酬総額の範囲内としております。また、監査等委員である取締役の報酬(総額)は「年額5千万円以内」であります(2025年6月24日定時株主総会決議による。本書提出日現在の監査等委員である取締役は3名であります。)。監査等委員である取締役の報酬についての具体的な金額は、常勤、非常勤の別、業務分担の状況や他社動向等マーケットの水準も考慮し、監査等委員会の協議により決定することとなっております。 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬非金銭報酬等取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く)1347142193社外取締役(監査等委員である取締役を除く)44--2監査等委員である取締役(社外取締役を除く)-----監査等委員である社外取締役2929--3監査役(社外監査役を除く)-----社外監査役99--3 (注)1.当社は、2025年6月24日開催の第11回定時株主総会の決議に基づき、同日付で監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。本表の監査役の支給人数は当該移行前の期間に係るものであり、監査等委員である取締役の支給人数は当該移行後の期間に係るものであります。また、支給人数には、当該移行に伴い取締役及び監査役から取締役(監査等委員)に就任した取締役2名を含めているほか、2025年6月24日開催の第11回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名及び監査役2名も含めています。2.業績連動報酬は、事業規模の拡大と事業の収益率・効率性向上を目的として、税引前利益を指標として選定しております。報酬額については、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項に基づき決定しております。2026年3月期についての業績連動報酬は、2026年6月12日開催の取締役会で40百万円に決定しました。3.上記非金銭報酬の内容は、譲渡制限付株式であり、付与日に決定した会計上の公正価値を基礎とし、権利確定期間にわたって定額法により費用計上しております。 ③報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等該当事項はありません。 ④役員の報酬等の額の決定過程における取締役会の活動内容当社の役員報酬に関する方針及び体系については、監査等委員会が討議し、取締役会へ答申の上、取締役会により決定することとなっております。また、役員報酬の水準については、外部サーベイデータ等を参照し、会社業績を反映できる内容になっているかどうか、市場競争力を確保できる内容及び水準になっているか等を勘案し、監査等委員会が討議し、取締役会へ答申の上、取締役会にて決定することとしております。
従業員の状況2,002字
(2)【従業員の状況】1.連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)住宅金融事業522(98)合計522(98) (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト、嘱託社員、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.従業員の増加は、採用強化及び退職者の減少に加え、株式会社優良住宅ローンの子会社化によるものであります。3.当社グループは住宅金融事業の単一セグメントであります。 2.提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)442(79)42.96.45,559,019△13.2 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト、嘱託社員、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおり、以下の計算式により算出しております。 平均年間給与 = 従業員に対して事業年度中に支払われた給与及び賞与の総額 ÷ 当事業年度末現在の従業員数3.平均年間給与の対前事業年度増減率が減少している主な要因は、下期に子会社化した株式会社優良住宅ローンから転籍を受入れたことにより、期末従業員数が増加し、当該期中転籍者の給与実績が年間換算されない算定上の影響によるものです。なお、当該転籍による従業員数の増加を除外した場合、平均年間給与は6,207,192円(対前事業年度増減率△3.1%)となります。また、平均年齢は42.9歳(前事業年度は41.9歳)、平均勤続年数は7.3年(前事業年度は7.2年)となります。上記の平均年間給与における前事業年度との差異は、当事業年度において若年層及び非管理職層の採用を進めたことによる従業員構成の変化に伴うものであります。 3.労働組合の状況当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 4.管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 ①提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.(注)3.全労働者正規雇用労働者 (注)4.非正規雇用労働者 (注)5.30.2100.069.867.179.8(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.賃金は基本給、各種手当(通勤交通費を除く。)、賞与等であります。男女の賃金の差異は、女性の平均年間賃金÷男性の平均年間賃金×100%として算出しております。また平均年間賃金は、総賃金÷人員数として算出しております。4.期間の定めのない労働契約を締結している労働者であります。出向者については当社からグループ内、社外への出向者を含み、他社からの出向者を除きます。5.当社と期間の定めのある労働契約を締結している労働者(契約社員、アルバイト)であります。6.当社は“役割等級制度”を導入しており、従業員に求める役割の大きさに応じて賃金を決定しております。等級・賃金決定時に社歴・性別・年齢は考慮しておりません。そのため各等級別で、賃金差異を比較すると差異は少なく、平均約90%程度の差異となります。7.対象期間は2025年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)です。 ②連結子会社連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 5.使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容 当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。当該新株予約権の内容については、「第4 提出会社の状況 1株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストック・オプション制度の内容」に記載しております。
関係会社の状況885字
4【関係会社の状況】 (1)親会社2026年3月31日現在名称住所資本金(百万円)主要な事業内容議決権の被所有割合関係内容直接所有(%)間接所有等(%)合計(%)SBIホールディングス株式会社東京都港区238,019株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等-62.9162.91業務提携契約を締結SBIノンバンクホールディングス株式会社東京都港区100ノンバンク事業の統括、管理62.91-62.91- (2)連結子会社2026年3月31日現在名称住所資本金(百万円)主要な事業内容議決権の所有割合関係内容直接所有(%)間接所有等(%)合計(%)SBIエステートファイナンス株式会社東京都新宿区2,405不動産担保金融事業、金融メディア関連事業100.0-100.0役員の兼任ありSBIスマイル株式会社東京都新宿区50不動産仲介業、不動産販売業-100.0100.0役員の兼任ありSBIギャランティ株式会社東京都千代田区100家賃債務保証業-100.0100.0役員の兼任ありSBIノースアセット株式会社北海道札幌市豊平区8不動産賃貸・不動産管理事業-100.0100.0-SBI信用保証株式会社東京都千代田区505信用保証業務、地域金融機関向けのソリューション提供80.00-80.00役員の兼任あり株式会社優良住宅ローン東京都千代田区100住宅ローン等の事務受託業務100.0-100.0役員の兼任あり(注)1.上記関係会社のうち、有価証券報告書を提出している会社は、SBIホールディングス株式会社であります。 2.SBIエステートファイナンス株式会社は特定子会社に該当しております。 3.当社は、2025年10月1日付けで、株式会社優良住宅ローンの全株式を取得し、完全子会社化しました。 4.当社の連結子会社であるSBIスマイル株式会社は2025年12月1日付けで、ノースアセット株式会社の全株式 を取得し、完全子会社化しました。 5.2026年3月2日付けで、当社の連結子会社であるノースアセット株式会社はSBIノースアセット株式会社へ 商号変更しました。
配当政策417字
3【配当政策】当社は、株主の皆さまに対する利益還元と継続的な企業発展の双方を経営の最重要課題と認識しており、期末配当のほか、年1回の中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。これに基づき当社は、ROE水準と財務レバレッジ状況を総合的に勘案し、一定水準の内部留保で更なる企業価値向上のため成長投資に備える一方、余剰資金については継続して安定的に配当することを基本方針としております。具体的には、目標配当性向水準は35~40%、目標株主資本配当率(DOE)は4%程度をそれぞれ最低水準として、安定的に配当を実施してまいります。なお、剰余金の配当の決定機関は、期末配当につきましては株主総会、中間配当につきましては取締役会であります。 当事業年度に係る剰余金の配当は次のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当金2025年11月10日88820円取締役会2026年6月23日88920円定時株主総会(予定)
研究開発活動20字
6【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況625字
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)有形固定資産無形固定資産合計建物附属設備器具備品リース資産ソフトウエア本社(東京都千代田区)本社機能2471441,4291,569285(73)新宿オフィス(東京都新宿区)52--725(-)麴町オフィス(東京都千代田区)42--711(4)東京営業部他支店 11店舗直営拠点等4940--89121(13) (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.従業員数の( )は臨時雇用者数を外書しております。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)有形固定資産無形固定資産合計建物附属設備器具備品ソフトウエア SBIエステートファイナンス株式会社本社(東京都新宿区)本社機能13712343(11)船橋支店他支店等 3店舗直営拠点等63-109(1)SBIスマイル株式会社本社(東京都新宿区)本社機能-08812(1) SBIギャランティ株式会社本社(東京都千代田区)本社機能01424410(8) SBI信用保証株式会社本社(東京都千代田区)本社機能--26266(2) (注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.従業員数の( )は臨時雇用者数を外書しております。
監査の状況4,424字
(3)【監査の状況】①監査等委員会監査の状況a.組織、人員本書提出日(2026年6月19日)現在、当社は、監査等委員会設置会社で、常勤の監査等委員である社外取締役1名と非常勤の社外取締役2名の3名から構成されております。監査等委員の選任に際しては、監査等委員候補者が任期を全うすることが可能か、業務執行者からの独立性が確保できるか、公正不偏の態度を保持できるか等を勘案して、適格性を慎重に検討しております。監査等委員会監査については、年度当初の監査等委員会において決定された監査の方針、業務の分担等に従い監査計画を策定し、監査を実施しております。また、監査等委員のうち、角野 里奈氏は、公認会計士であり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。また、監査等委員の職務を補助する組織として内部監査部に監査等委員会事務局を設置しており、1名(2026年6月19日時点)の兼任スタッフが対応する体制としています。 b.監査等委員会の活動状況当社は、2025年6月24日を以て監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。監査等委員会は定時取締役会開催に先立ち月次に開催される他、必要に応じて随時開催されます。当該事業年度において当社は監査役会設置会社として監査役会を合計4回、監査等委員会設置会社として監査等委員会を合計10回開催し、1回当たりの所要時間は約2時間であります。個々の出席状況は以下のとおりであります。 監査役会役職名氏名当事業年度の監査役会出席率常勤社外監査役(議長)馬場 康弘100% (4/4回)非常勤社外監査役今村 誠100% (4/4回)非常勤社外監査役中野 竹司100% (4/4回) 監査等委員会役職名氏名当事業年度の監査等委員会出席率常勤監査等委員(議長)馬場 康弘100% (10/10回)非常勤監査等委員柳澤 美佳100% (10/10回)非常勤監査等委員角野 里奈100% (10/10回) 監査等委員会での決議事項は25件、審議・協議事項は9件、報告事項は73件でした。なお、2025年度については、監査等委員会設置会社移行前の監査役会設置会社における内容を含みます。その主な内容は以下のとおりであります。決議事項監査報告書、会計監査人再任、監査等委員会監査計画、「監査等委員会規程」・「監査等委員会監査基準」等の制定、会計監査人の報酬等の同意、内部監査計画等審議・協議事項監査等委員報酬、監査等委員会監査計画、会計監査人の評価基準、会計監査人の相当性、監査等委員会の実効性評価等報告事項月次活動状況、信用リスク管理の検討状況、店舗往査結果、内部通報、会計監査人の再任に向けた評価、取締役執行状況確認書、親会社グループ監査役連絡会等また、監査等委員会として四半期ごとに代表取締役社長と意見交換の場を持つほか、内部監査部長からは7回、その他役員・部長からは適宜、監査等委員会にて業務執行状況の報告を受けて意見交換を行っております。 c.監査等委員の活動状況2025年度の活動については、監査等委員会設置会社移行前の監査役会設置会社における内容を含みます。当社の監査等委員会は監査等委員会で策定された監査方針及び監査計画に従い、取締役会、経営会議、各種委員会等の重要会議に出席するほか、定期的に代表取締役や執行役員とそれぞれのテーマに応じた意見交換、議論を行うことで取締役の職務の執行状況を把握するとともに必要に応じ提言を行っております。また、内部監査部及び会計監査人等との連携を密にして、取締役の職務執行を監査しております。常勤監査等委員は、監査計画に従い重要な会議に出席し、また内部監査部門等を活用しつつ、日常的に全般に亘る監査を実施するとともに、情報の収集や監査環境の整備に努め、その結果を監査等委員会に報告し、非常勤監査等委員との情報の共有を図っております。非常勤監査等委員は、常勤監査等委員から日常の監査状況の報告を受けるとともに、取締役会議案の事前の説明を受け、取締役会、監査等委員会に出席し、客観的かつ公正な立場から質問し、また意見を述べております。法務事項については弁護士である柳澤 美佳氏が、会計事項については公認会計士である角野 里奈氏が専門的視点から監視し意見を述べております。 ②内部監査の状況当社は、監査等委員会直属の組織として独立性を確保した内部監査部(2026年3月31日現在 内部監査部長1名、内部監査部員11名)を設置しております。同部門は監査等委員会との直接の指示・報告経路を持ち、監査等委員会の承認を受け取締役会に報告した年度計画に基づき、部署別監査、テーマ別監査等を実施しております。監査の実施に際しては、役職員の他、必要に応じて外部専門家等の助力を得て行い、業務全般の内部管理体制の適切性・有効性を評価するとともに、監査の結果、検出された課題について、改善に向けた提言やフォローアップを実施しております。監査結果については、常勤監査等委員及び監査等委員会並びに取締役会に適宜報告、代表取締役と適宜連携し、連携体制を構築しております。 ③監査等委員会、内部監査部、会計監査人の連携a.監査等委員会と内部監査部との連携状況監査等委員会設置会社への移行に際し、内部監査部は監査等委員会直属の組織となりました。内部監査部は、監査等委員会からの直接の指示・報告経路を持ち、監査等委員会によって承認された内部監査計画に基づき部署別監査、テーマ監査等を実施し、その結果を監査等委員会に報告しております。 b.監査等委員会と会計監査人との連携状況監査等委員会は、会計監査人から監査計画・重点監査項目・四半期ごとの監査状況・監査上の主要な検討事項(KAM : Key Audit Matters)の検討等の報告を受け、情報交換を図るとともに、必要に応じて随時に打合せ、有効かつ効率的な会計監査及び内部統制監査の遂行に向けて意見交換を実施しております。 c.内部監査と会計監査人との連携状況内部監査部は、会計監査人との四半期ごとの定期的な打合せ、意見交換に加え、必要に応じて随時に打合せ、意見交換を実施しております。 d.監査等委員会、内部監査部及び会計監査人の連携(三様監査)会計監査人は四半期ごとに監査等委員会宛に監査状況の報告を行っておりますが、これに内部監査部も参加し、相互に情報共有、意見交換を実施しております。 ④会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任監査法人トーマツなお、当社会計監査人は会社法監査、金融商品取引法監査を実施しております。 b.継続監査期間2015年以降業務執行社員のローテーションに関しては適切に実施されており、連続して7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。 c.業務を執行した公認会計士の氏名酒井 亮馬渕 直樹 d.監査業務に係る監査補助者の構成公認会計士 12名公認会計士試験合格者等 5名その他 23名 e.監査法人の選任方針と理由会計監査人の選任に際しては、日本監査役協会が公表した「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を基に外部会計監査人の評価基準を定め、効率的な監査業務を実施することができる一定の規模を持つこと、審査体制が整備されていること、監査日数、監査期間及び具体的な監査実施要領並びに監査費用が合理的かつ妥当であること、さらに監査実績などにより総合的に判断しております。また、日本公認会計士協会の定める「独立性に関する指針」に基づき独立性を有することを確認するとともに、必要な専門性を有することについて検証し、確認しております。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及びその理由を報告いたします。 f.最近2連結会計年度等において監査公認会計士等の異動があった場合に関する事項監査公認会計士等の異動はなく、該当事項はありません。 g.監査法人の評価監査等委員会は、会計監査人に対して評価を行っております。この評価についても上記日本監査役協会の「実務指針」を基に、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況についての報告、「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。その結果、会計監査人の職務執行に問題はないと評価し、有限責任監査法人トーマツの再任を決議しました。 ⑤監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社742771連結子会社8-14-計822921 監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容(前連結会計年度)当社における非監査業務の内容はコンフォートレター作成等に係る費用であります。 (当連結会計年度)当社における非監査業務の内容はコンフォートレター作成等に係る費用であります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く。)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社----連結子会社----計---- c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、有限責任監査法人トーマツが策定した監査計画、監査内容、監査日数などに基づいて、当社と同監査法人で協議し、同監査法人から提示された監査報酬見積額の妥当性の精査を行い、監査等委員会の同意を得た上で、決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由日本監査役協会が公表した「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人より説明を受けた当事業年度における会計監査計画の監査工数、時間、人員配置及び非監査報酬額などの内容を確認し、前年度における監査実績の検証と評価、会計監査人の監査遂行状況の相当性及び報酬の前提となる見積りの算出根拠等を精査した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況23字
(5)【株式の保有状況】該当事項はありません。
沿革2,265字
2【沿革】当社の前身であるCSMホールディングス株式会社(以下、「CSMホールディングス」という。)は、住宅ローン事業を営むSBIモーゲージ株式会社(以下「SBIモーゲージ」という。)の買収目的会社として設立されました。SBIモーゲージは、2001年5月に日本初のモーゲージバンクとして住宅ローン事業を開始したグッドローン株式会社を前身としています。その後、SBIモーゲージは、CSMホールディングスの完全子会社となり、2015年5月にCSMホールディングスはアルヒグループ株式会社(以下「アルヒグループ」という。)、SBIモーゲージは、アルヒ株式会社(以下「旧アルヒ」という。)に商号変更しました。また、2017年7月1日を効力発生日としてアルヒグループを存続会社(形式上の存続会社)、旧アルヒを消滅会社(実質上の存続会社)とする吸収合併を実施するとともに、同日にアルヒ株式会社へ商号変更しました。2022年11月にSBIホールディングス株式会社による株式公開買付けにより、同社が当社の親会社へ異動し、2023年12月にSBIエステートファイナンス株式会社を完全子会社化するとともに、2024年1月にSBIアルヒ株式会社(以下「当社」又は「SBIアルヒ株式会社」という。)に商号変更し、現在に至ります。 アルヒグループ(形式上の存続会社)の沿革は、次のとおりであります。年月概要2014年5月CSMホールディングス株式会社設立2014年8月SBIモーゲージ株式会社の株式及び韓国預託証券を公開買付けにより取得し筆頭株主となる2015年5月商号をアルヒグループ株式会社へ変更2017年4月アルヒマーケティング株式会社(連結子会社)設立2017年7月 アルヒグループ株式会社を存続会社、アルヒ株式会社(旧アルヒ株式会社)を消滅会社とする吸収合併を実施 商号をアルヒ株式会社へ変更 旧アルヒ(実質上の存続会社)の沿革は、次のとおりであります。年月概要2000年6月ソフトバンク・ファイナンスカード株式会社設立2000年11月商号をグッドローン株式会社へ変更2004年12月住宅金融公庫(現独立行政法人住宅金融支援機構)の証券化支援事業(買取型)(注)に参加 ファイナンス・オール株式会社(現SBIホールディングス株式会社)より、ホームローン・コンサルティング株式会社(SBIモーゲージ株式会社)の全株式を取得し、子会社化2005年1月商号をグッド住宅ローン株式会社へ変更2005年5月商号をSBIモーゲージ株式会社へ変更 ホームローン・コンサルティング株式会社の商号をSBIモーゲージ・コンサルティング株式会社へ変更2006年4月SBIモーゲージ・コンサルティング株式会社と合併2012年4月KOSPIに上場2013年10月株式取得によりSBIリース株式会社を連結子会社化(2015年5月に商号をアルヒリース株式会社に変更。)2014年6月カーライル・グループに属する投資会社のCSMホールディングス株式会社が公開買付けの開始を発表2014年8月CSMホールディングス株式会社が筆頭株主となる2015年1月KOSPIの上場を廃止2015年5月商号をアルヒ株式会社へ変更SBIリース株式会社の商号をアルヒリース株式会社へ変更2015年11月アルヒリース株式会社の全株式を売却2016年10月「ARUHIスーパーフラット」の取扱い開始2017年7月 アルヒグループ株式会社を存続会社、アルヒ株式会社(旧アルヒ株式会社)を消滅会社とする吸収合併を実施 商号をアルヒ株式会社へ変更 (注)独立行政法人住宅金融支援機構が、民間金融機関が融資する長期固定金利住宅ローン債権を買い取り、証券化を行う制度。 合併後の当社の沿革は、次のとおりであります。年月概要2017年7月Webサイト及び当該Webサイト運営事業を、吸収分割によりアルヒマーケティング株式会社へ承継2017年12月東京証券取引所市場第一部に株式を上場2019年3月アルヒRPAソリューションズ株式会社(連結子会社)設立2019年11月アルヒキャリア株式会社(連結子会社)設立 アルヒ不動産テクノロジーズ株式会社(連結子会社)設立2021年4月アルヒマーケティング株式会社(連結子会社)を吸収合併 アルヒ住み替えコンシェルジュ株式会社(連結子会社)設立2021年12月アルヒキャリア株式会社(連結子会社)解散、2022年7月清算結了2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2022年11月SBIホールディングス株式会社による株式公開買付けにより、同社が当社の親会社へ異動2023年12月 株式交換によりSBIエステートファイナンス株式会社、同社の子会社であるSBIスマイル株式会社及びSBIギャランティ株式会社を連結子会社化2024年1月商号をSBIアルヒ株式会社へ変更2024年6月アルヒRPAソリューションズ株式会社(連結子会社)を吸収合併2024年8月本社を東京都千代田区平河町に移転2024年8月アルヒ不動産テクノロジーズ株式会社(連結子会社)解散、2025年2月清算結了2024年11月SBI信用保証株式会社(現連結子会社)を設立2025年4月アルヒ住み替えコンシェルジュ株式会社(連結子会社)を吸収合併2025年10月株式会社優良住宅ローンを連結子会社化2025年12月SBIノースアセット株式会社を連結子会社化
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