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SBIインシュアランスグループ株式会社

SBI Insurance Group Co., Ltd.

証券コード 7326EDINETコード E33840保険業上場日本基準決算 3月31日資本金 84億円法人番号 6010401128870
1,404億円売上高(FY2026
6.4%ROE
20.3%自己資本比率
財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は1,404億円(前年比+18.5%)。総資産2,363億円に対し自己資本比率は20.3%、ROEは6.4%。保険業の中央値(ROE 8.6%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは104億円の創出、現金及び現金同等物は331億円。従業員数は1,030人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)2,1422026-09-04
PER18.5倍
PBR1.11倍
配当利回り2.17%
時価総額(概算)558億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高1,404億円+18.5%
営業利益
当期純利益29億円+44.9%
総資産2,363億円
純資産481億円
営業利益率
ROE6.4%
自己資本比率20.3%
EPS116円
BPS1,931円
1株配当46.5円
配当性向40.1%
従業員数1,030人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

保険業の分析 →
ROE6.4%中央値 8.6%
営業利益率中央値 10.1%
自己資本比率20.3%中央値 20.3%
健全性スコア中央値 74.0

帯は保険業10社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

10期分
売上高と営業利益率
1,500億1,125億750億375億0億2017: 0億20172018: 622億20182019: 664億20192020: 705億20202021: 867億20212022: 884億20222023: 961億20232024: 1,093億20242025: 1,185億20252026: 1,404億20261%0%
営業利益と当期純利益
0億0億0億0億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: —20212022: —20222023: —20232024: —20242025: —20252026: —20262017: -0億2018: 7億2019: 9億2020: 3億2021: 8億2022: 9億2023: 12億2024: 15億2025: 20億2026: 29億30億-0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
25%19%13%6%0%2017 ROE: 0%2018 ROE: 2%2019 ROE: 3%2020 ROE: 1%2021 ROE: 2%2022 ROE: 2%2023 ROE: 3%2024 ROE: 4%2025 ROE: 5%2026 ROE: 6%2017 自己資本比率: 18%2018 自己資本比率: 19%2019 自己資本比率: 22%2020 自己資本比率: 24%2021 自己資本比率: 23%2022 自己資本比率: 22%2023 自己資本比率: 20%2024 自己資本比率: 19%2025 自己資本比率: 20%2026 自己資本比率: 20%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
150億90億30億-30億-90億2017: 0億20172018: -86億20182019: 6億20192020: -36億20202021: 60億20212022: 46億20222023: 49億20232024: 73億20242025: 73億20252026: 104億2026
1株当たり指標EPS1株配当
150円103円55円8円-40円2017 EPS: -36円2018 EPS: 38円2019 EPS: 41円2020 EPS: 14円2021 EPS: 31円2022 EPS: 36円2023 EPS: 50円2024 EPS: 58円2025 EPS: 80円2026 EPS: 116円2023 1株配当: 10円2024 1株配当: 18円2025 1株配当: 23円2026 1株配当: 47円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
2,363億円
負債・純資産
負債 1,882億円純資産 481億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20261,404億円132億円29億円2,363億円481億円1166.4%20.3%
FY20251,185億円95億円20億円2,177億円425億円80.14.8%19.5%
FY20241,093億円82億円15億円2,103億円400億円58.53.7%19.0%
FY2023961億円63億円12億円1,910億円389億円503.0%20.3%
FY2022884億円59億円9億円1,921億円431億円35.92.1%22.4%
FY2021867億円39億円8億円1,944億円438億円30.81.8%22.5%
FY2020705億円24億円3億円1,765億円416億円14.40.8%23.5%
FY2019664億円21億円9億円1,736億円385億円40.82.5%22.1%
FY2018622億円11億円7億円1,675億円310億円38.52.4%18.5%
FY20170円-31百万円-8百万円1,707億円306億円-36.10.0%17.9%
営業CF104億円
投資CF-79億円
財務CF-5億円
現金及び現金同等物331億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Life Insurance577億円
Assurance467億円
Small Amount And Short Term Insurance360億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1SBIホールディングス株式会社59.7%
2株式会社光通信9.5%
3西薗 仁1.7%
4日本証券金融株式会社1.4%
5永井 詳二1.4%
6光通信株式会社1.0%
7CLEARSTREAM BANKING S.A.(常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.0%
8藪 太一0.9%
9株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.8%
10生田 裕0.7%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)692億円73億円23億円20.2%90.8
FY2025中間(〜2024-09-30)574億円49億円16億円19.7%65.5
FY2024中間525億円49億円17億円20.0%67.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢51歳
平均年間給与929万円
平均勤続年数5.2年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)62百万円321百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,273
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び当社の子会社9社により構成されており、損害保険事業、生命保険事業及び少額短期保険事業を営んでおります。当社グループの事業内容及び各子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。また、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1) 損害保険事業SBI損害保険株式会社1社で構成されており、インターネット、代理店などを通じて、低廉な保険料を実現した自動車保険、がん保険、火災保険等を提供する損害保険事業を営んでおります。また、事業法人、地域金融機関とのアライアンス強化にも取り組み、インターネット以外の販路の強化・拡大も推進しております。 (2) 生命保険事業SBI生命保険株式会社1社で構成されており、インターネット、代理店などを通じて、低廉な保険料を実現したネット専用定期保険、就業不能保険、医療保険等を提供する生命保険事業を営んでおります。また、金融機関向けに住宅ローン利用者を被保険者とする団体信用生命保険も提供しております。 (3) 少額短期保険事業SBIいきいき少額短期保険株式会社、SBI日本少額短期保険株式会社、SBIリスタ少額短期保険株式会社、SBIプリズム少額短期保険株式会社、SBI常口セーフティ少額短期保険株式会社、SBIペット少額短期保険株式会社、及びこれら少額短期保険業者6社の持株会社であるSBI少短保険ホールディングス株式会社の7社で構成されており、各社を通じて特色ある商品を提供する少額短期保険事業を営んでおります。SBIいきいき少額短期保険株式会社は、主にインターネットや通信販売を通じて、定期保険、医療保険、介護保険等を提供しております。SBI日本少額短期保険株式会社は、主に代理店を通じて賃貸住宅総合保険や特色あるバイク保険、自転車保険等を提供しております。SBIリスタ少額短期保険株式会社は、地震補償保険や結婚式総合補償保険を提供しております。SBIプリズム少額短期保険株式会社は、主にブリーダー、ペットショップ、犬猫譲渡団体などの代理店を通じて、特色あるペット保険を提供しております。SBI常口セーフティ少額短期保険株式会社は、北海道を拠点に代理店を通じて賃貸住宅総合保険を提供しております。SBIペット少額短期保険株式会社は、主にインターネットを通じてペット保険を提供しております。 当社は、SBIグループの保険事業を統括する企業として2017年3月より営業を開始した中間持株会社で、当連結会計年度末現在、SBIホールディングス株式会社は当社に59.7%出資しております。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,869
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営理念当社グループは、SBIグループの「顧客中心主義」の徹底という基本的な経営観を踏襲し、事業を運営しております。保険分野において様々な付加価値を創造し、顧客基盤の更なる拡大を続けることで、持続的な企業価値の向上を実現したいと考えており、以下の4項目をグループ経営理念として掲げております。1 全てにおいてお客様を中心に考える ~「顧客中心主義」の徹底~・常にお客様の立場に立って、お客様にとって真に必要なものは何かを考え、弛まぬ創意・工夫による顧客満足・利便性の向上、企業努力による顧客還元を追求し続ける。・業務全般において細部に亘りフィデューシャリー・デューティーの原則に則った運営を徹底する。 2 保険業界におけるイノベーターたれ・常に既成概念に囚われないチャレンジ精神をもつ。・Fintech(※1)やBlock Chain(※2)などの技術革新を敏感に捉え、これらを活用したより付加価値の高い商品やサービスの開発を追求し続けるとともに、高齢化やシェアリングエコノミーの進展など人々の生活様式や社会の変化に迅速かつ柔軟に対応する企業文化を持ち続ける。 3 正しい倫理的価値観をもつ・常にお客様の資産を預かる金融機関としての高い倫理的価値観を持ち業務を遂行する。 4 社会的責任を全うする・保険事業者としてまた一企業として、社会の一構成要素であるという社会性を十分認識し、さまざまなステークホルダーの要請に応えつつ、社業を通じ社会の維持・発展に貢献していく。(※1)FinTechとは、FinanceとTechnologyを組み合わせた概念で、金融領域におけるテクノロジーを活用したイノベーションの総称をいいます。(※2)Block Chain(ブロックチェーン)とは、暗号資産の中核技術として発明された、ピア・ツー・ピア方式によるデータ処理の基盤技術のことをいいます。複数のコンピューターが分散合意形成を行い、暗号署名をしながらブロック単位で複数データを処理する点が特徴です。 (2) 当社グループの強み当社グループでは、以下の3項目の強みを軸とした経営戦略によって、単独の保険会社では成し得ない企業成長の実現を目指しております。 (高い価格競争力)インターネット等を駆使した効率的な顧客アプローチやコストの最適化を実施することで、非常に低い事業費率を実現し、圧倒的な価格競争力を獲得しております。また、そのメリットをお客様に還元することで「顧客中心主義」の徹底というSBIグループの基本的な経営観を体現しております。 (SBIグループのシナジーネットワーク)インターネットリテラシーの高い顧客層で構成されているSBIグループの顧客基盤や、全国の地域金融機関とのリレーション、SBIグループの投資先である先進技術を保有するベンチャー企業など、SBIグループが有する事業ネットワークに即時にアクセスできる優位性を活用することで、高い効率性をもって当社グループの顧客基盤を拡充しております。 (最先端テクノロジーの活用)AI・ビッグデータなどの最先端テクノロジーを導入することで、より顧客の利便性に資する商品やサービスの開発を行うと同時に、事業費の削減を加速し更なる保険料の引き下げを実現するなどの取組を行っております。 (3) 中期経営計画当社グループは、不透明な経済情勢下における経営環境の変化や急速な技術革新に適切に対応し、更なる事業の成長を目指すため、2023年5月に中期経営計画(2024年3月期~2028年3月期)を策定いたしました。本中期経営計画は、保険事業におけるイノベーターとして顧客の便益を高める商品・サービスを提供する保険グループを目指し、「シナジー」、「テクノロジー」、「ニッチ」を基本戦略に据えて策定しております。各基本戦略の概要は以下のとおりであります。 シナジー:グループシナジーの深化による効率的な販路の拡充とグループ経営基盤の強化インターネットリテラシーの高いSBIグループの顧客層へのアクセスやグループの事業ネットワークを活用し、効率的な販路の開拓を推進してまいります。また、当社グループ各子会社間においても、相互送客による保険商品のクロスセリングを強化するなど、効率的な保険販売の拡大に取り組んでまいります。加えて、各社の管理部門における重複業務の集約による業務効率化や、コンプライアンスやリスクに関する各子会社の取組や課題を当社グループ内で共有することで、企業価値向上に資するコーポレート・ガバナンスの強化を図ってまいります。その他、SBIグループの重要施策であるオープン・アライアンス戦略や地方創生戦略に基づき、外部企業や地域金融機関との提携を進め新たな顧客接点を構築することで、経営基盤の強化に努めてまいります。 テクノロジー:テクノロジーを駆使した業界内における差別化と顧客利便性の追求インターネットを駆使したローコスト・オペレーションにより実現する価格競争力は、当社グループの競争力の源泉と認識しております。保険引受や支払査定などにおけるAIによる業務効率化や、AIとビッグデータの組み合わせによる顧客の属性・ニーズに沿った効率的なマーケティング施策に取り組むなど、最先端テクノロジーを積極的に活用し、同業他社との差別化を推進してまいります。また、SBIグループが有するテクノロジーに対する知見や投資先であるベンチャー企業などが保有する先進技術を積極的に活用することで、顧客利便性を高めるサービスの提供を追求してまいります。 ニッチ:独自性を発揮したニッチ戦略の実行による市場の開拓と革新的な商品開発SBIグループとしての独自性のある戦略を構築し、潜在的な需要が見込まれる成長市場を探求し、顧客基盤の開拓を推進してまいります。また、既存市場において、同業他社との差別化や成長市場での当社グループの優位性を確立するため、独自性・革新性のある商品・サービスの開発と市場への投入に取り組んでまいります。加えて、非連続的な成長の実現に向け、少額短期保険業者を中心に、既存事業との組み合わせによる新分野の創出や、当社グループ各社とのシナジーを期待できる商品性や販路を有し、当社グループの成長に寄与するM&Aの検討を継続してまいります。 また、本中期経営計画における2028年3月期の数値目標は次のとおりであります。 (参考)2026年3月期 実績2028年3月期連結業績目標経常収益1,403億円1,600億円経常利益131億円170億円親会社株主に帰属する当期純利益28億円40億円当社グループでは、セグメント利益や保有契約件数等のKPI(Key Performance Indicator)にも注視し、前述の基本戦略の確実な遂行により、上記連結業績目標の達成を目指してまいります。 (4) 経営環境及び対処すべき課題今後の経済動向について、海外経済は中東情勢、中国の不動産市況の停滞、米国の通商政策をめぐる動向などにより、先行き不透明な状況が続いています。国内においては、雇用・所得環境の改善や各種政策効果により緩やかな回復が期待されますが、原油価格の高騰や為替変動などを背景とした物価上昇が消費活動に影響を及ぼす可能性があり、動向を注視していく必要があります。こうした状況の中、当社グループにおいては、各セグメントにおける市場環境を踏まえながら、中期経営計画(2024年3月期~2028年3月期)の達成に向けて次の取組を進めてまいります。 (損害保険事業)損害保険市場は、少子高齢化やシェアリングエコノミーの拡大に伴う新車販売台数の伸び悩みなどを背景に、中長期的には自動車保険市場が緩やかに縮小していくものと考えられます。一方、多様化・複雑化する顧客の補償ニーズに対応した新種保険の伸張により、新たな保険市場が創出され、市場全体としては自動車保険中心の市場構成から変化しつつも緩やかな拡大が続くものと見込んでおります。また、損害保険市場における保険料収入の約4割を占める自動車保険分野では、大手3メガ損保が8割超のシェアを占める市場構造となっております。今後、リアルな代理店網を主な販売チャネルとする高コスト構造のビジネスモデルは競争上の足枷となることから、インターネットや先端テクノロジーを活用したローコスト・オペレーションに強みを持つダイレクト型損保にとっては、シェア拡大の商機であると当社では捉えております。こうした市場環境のもと、損害保険事業においては、積極的な事業拡大と構造改革を推進し、ダイレクト型保険市場におけるプレゼンスの向上を目指してまいります。具体的には、法人向けを含む新商品の開発や、既存商品の改定を通じて収益の拡大に取り組むとともに、競争力の源泉でもある価格競争力を追求するため、業務プロセスの自動化などの業務効率化を進め、さらなるローコスト・オペレーションの実現を目指してまいります。 (生命保険事業)生命保険市場は、平均寿命の延伸や生命保険の主な加入層である働き盛り世代(30~40歳代)の人口減少などを受けて、伝統的な死亡保障関連のニーズが緩やかに縮小していくものと考えられます。一方で、健康寿命の延伸や高齢社会への対応に対する関心の高まりなどを受け、医療保険やがん保険、就業不能保険、認知症保険などいわゆる「第三分野」商品市場の拡大や、疾病予防サービスなどの健康寿命延伸に関連する付帯サービス等への需要増加が見込まれることから、個人保険市場全体は今後も一定の規模が維持されるものと考えております。また、住宅ローン市場については、日本銀行による金融政策の見直しが行われたものの、ライフステージに応じた住まいの実現を求める傾向は続いており、中古を含めた住宅需要は底堅く推移すると見込まれるため、団体信用生命保険の需要が大幅に縮小するリスクは低いと考えております。こうした市場環境のもと、生命保険事業においては、効率性の高い増収施策の推進に取り組んでまいります。具体的には、SBIグループ内の金融機関及び地域金融機関での団体信用生命保険の拡販と、主力商品である定期保険、就業不能保険、医療保険の対面・非対面チャネル双方での販売拡大に取り組んでまいります。また、顧客・契約管理におけるAIの利活用や保険金支払業務フローの見直しなどに取り組み、業務効率の向上も図ってまいります。 (少額短期保険事業)少額短期保険市場は、損害保険・生命保険の各市場と比較すると市場規模は相対的に小さいものの、法令上の参入規制が緩やかであるため、異業種や大手保険会社からの参入が多く見受けられ、毎年順調な拡大を続けております。一方で、業界規模の拡大に伴い、少額短期保険業者の経営管理体制の整備とコンプライアンスの徹底によるガバナンスの強化が業界全体の対処すべき課題として顕在化していると捉えております。こうした市場環境のもと、少額短期保険事業においては、少額短期保険業が有している独自性などの価値を改めて認識し、業界を牽引する立場になることを目指して取組を進めてまいります。具体的には、少額短期保険業がもつ商品開発の早さなどの機動性を活かした新商品の開発・投入による新市場開拓や、当社グループの強みでもある最先端テクノロジーを活用した既存商品の改良などに取り組んでまいります。また、当社グループ内各少額短期保険業者の一体的な人材活用に加え、各社におけるコンプライアンスやリスクに関する課題の共有に取り組むなど、コーポレート・ガバナンスの強化を図ってまいります。
事業等のリスク14,738
3【事業等のリスク】当社グループが営む事業におけるリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項は以下のとおりであります。当社グループでは、前述の「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の経営理念や経営戦略等を踏まえつつ、財務の健全性及び業務の適切性を確保し、保険契約上の責務を確実に履行することを目的として、「グループリスク管理基本方針」等を定め、それに則り、グループを取り巻く様々なリスクを総体的に把握し、リスクの特性等に応じた適切な方法で、リスクの発生の回避及び発生した場合の対応に努めております。 当社グループでは、半期ごとにリスクのプロファイルを更新し、現在グループとして抱えているリスクの洗い出しやそれへの対応状況等についての把握を行っております。また、その一環として、これまでとは異なる要因や環境の変化により発生し、企業に重要な影響を及ぼすリスクである「エマージングリスク」についてのプロファイルも実施し、可能である限り網羅的なリスクの特定に努めておりますが、現時点では予見出来ない、あるいは重要とは見なされていないリスクによる影響を、将来的に受ける可能性があります。当社グループがプロファイルしたリスクを項目ごとに分類した一覧は下表のとおりであり、それぞれのリスクの概要や主要な管理方法については、以下(1)から(12)までに記載しております。 大分類小分類(1)保険引受に関するリスク① 損害保険の引受に関するリスク② 生命保険の引受に関するリスク③ 少額短期保険の引受に関するリスク④ 再保険に関するリスク(2)保険業界を取り巻く環境に関するリスク① 我が国の経済動向に起因するリスク② 保険業界における競争激化に起因するリスク③ 保険マーケットの変化に起因するリスク④ 新技術又は技術革新に対応出来ないリスク⑤ 保険業法の規制に関するリスク⑥ 当社グループの事業運営に係る法規制等の改正や新設に関するリスク(3)資産運用に関するリスク① 金利変動に関するリスク② 株価変動に関するリスク③ 為替変動に関するリスク④ 信用リスク(4)流動性リスク① 資金繰りリスク② 市場流動性リスク(5)事業運営に関するリスク① 事務リスク② 従業員、代理店、外部の業務委託先及びお客様等の不正により損失を被るリスク③ 外部の業務委託先に関するリスク④ 人材確保・労務に関するリスク(6)事業中断に関するリスク-(7)情報漏えいに関するリスク-(8)システムリスク-(9)風評リスク-(10)M&Aに関するリスク-(11)リスク管理の有効性に関するリスク-(12)予測が困難な外的要因によるリスク- これらの当社グループを取り巻くリスクが、いつ発現するかを完全に予測することは困難であるため、当社グループでは、常にこのようなリスクに直面あるいは内包しているものとしてリスク管理を行っております。そのため、「(1)保険引受に関するリスク」や「(3)資産運用に関するリスク」のように、定量的に評価可能なリスクについて、いつ発現するかは不明であり、かつ極めて稀な確率でしか発現しないものの、発現した場合には大きな影響を受けるケース(例:200年に一度しか発生しないような大規模な市場変動等)を想定した「予想最大損失額」を一定の条件の下で算出し、保険金の支払余力や財務への影響等を確認・評価しております。このような定量的な評価結果やリスクプロファイルの結果等、更には予見可能性も踏まえて、顕在化した場合に一定の影響を受けるリスクは以下であると認識しております。 顕在化した場合の影響度リスクカテゴリー大(1)保険引受に関するリスク(3)資産運用に関するリスク(5)事業運営に関するリスク(①事務リスク)(6)事業中断に関するリスク中(4)流動性リスク(5)事業運営に関するリスク(④人材確保・労務に関するリスク) これらに加えて、当社グループでは、持続的な企業価値の向上に向け、統合的リスク管理(ERM:Enterprise Risk Management)態勢の整備も進めております。具体的には、以下のような関係となる、収益(リターン)・リスク・資本をバランスよく一体的に管理し、財務の健全性を確保しつつ、収益性や資本効率の向上を図ることとなりますが、当社グループにおいては、その達成に向けた様々な取り組みを実施しております。 なお、文中の将来に関する事項については、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)保険引受に関するリスク① 損害保険の引受に関するリスク 当社グループの損害保険事業においては、自動車運転に関わるリスクや地震・台風等の自然災害に関わるリスク等を引き受けております。保険料設定時に想定している経済情勢や保険事故発生率等が、その想定に反して変動した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性がありますが、とりわけ、地震・噴火・台風・水災・大雪その他の大規模な自然災害が、広範囲あるいは人口密集地において発生した場合には、更にその影響が大きくなる可能性があります。このような場合に備えて、当社グループは保険業法の定めにより異常危険準備金等を積み立てておりますが、この準備金等が実際の保険金支払いに対して十分ではない可能性もあります。このような予測を超える頻度や規模で自然災害が発生した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 本リスクに係る主な管理方法として、定期的な損害率等の主要な指標に関するモニタリングの実施、特定のシナリオに基づくストレステストの実施による影響度の把握とアクションプランの整備及び再保険を活用したリスクの移転等が挙げられます。 ② 生命保険の引受に関するリスク 当社グループの生命保険事業における収益は、保険料率の設定や責任準備金の額を決定するために使用する計算基礎率(予定死亡率・予定利率・予定事業費率)が、どの程度実績値と一致するか等によって大きく左右されます。予定死亡率よりも実際の死亡率が高かった場合、予定利率より実際の資産運用利回りが低かった場合及び予定事業費率よりも実際の事業費率が高かった場合には、想定よりも低い水準での収益しか得られないこととなります。生命保険事業においては、保険期間が長期に亘るという契約の特質上、このような前提としている指標に関する不確実性が内在するため、想定と大きく異なった保険金支払い等の事象が発生した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。また、生命保険事業だけではなく、損害保険事業等においても同様ですが、保険業法及びその施行規則に従い、将来の保険金や給付金の支払いに備えて、「責任準備金」を積み立てる必要があります。これは、保険契約にて保障(補償)される事象の発生する頻度や時期、保険金等の支払額、資産運用額等についての一定の前提を置いた上での見積りとしていますが、このような前提と実際の結果に乖離が生じた場合や、環境の変化等により将来乖離することが想定される場合には、責任準備金の積増しが必要となることがあります。この責任準備金は、当社グループにおける負債の中で最も大きな部分を占めますが、その内訳として生命保険事業に係るものが最大の割合を占めているため、特に生命保険事業において大きな乖離等が生じた場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 本リスクに係る主な管理方法として、定期的な事故発生率等の主要な指標に関するモニタリングの実施、特定のシナリオに基づくストレステストの実施による影響度の把握及び再保険を活用したリスクの移転等が挙げられます。 ③ 少額短期保険の引受に関するリスク 当社グループの少額短期保険事業においては、地震・台風等の自然災害に関わるリスクからペットの診療費に関わるリスクまで、様々なリスクを引き受けております。保険料設定時に想定している経済情勢や保険事故発生率等が、その想定に反して変動した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性がありますが、とりわけ、地震・噴火・台風・水災・大雪その他の大規模な自然災害が、広範囲あるいは人口密集地において発生した場合には、更にその影響が大きくなる可能性があります。このような場合に備えて、当社グループは保険業法の定めにより異常危険準備金等を積み立てておりますが、この準備金等が実際の保険金支払に対して十分ではない可能性もあります。このような予測を超える頻度や規模で自然災害が発生した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。本リスクに係る主な管理方法として、定期的な損害率等の主要な指標に関するモニタリングの実施、特定のシナリオに基づくストレステストの実施による影響度の把握及び再保険を活用したリスクの移転等が挙げられます。 ④ 再保険に関するリスク 当社グループにおいては、引き受けた保険責任を分散し収益を安定させることを目的として再保険を利用しておりますが、再保険市場の環境変化により再保険料が高騰する場合や十分な再保険の手当てが出来ない場合があります。また、再保険会社の破綻等により再保険金が回収不能となる信用リスクも伴うため、これらの事象が発生した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。本リスクに係る主な管理方法として、出再先の再保険会社の財務格付け等に関するモニタリングや出再先の分散等が挙げられます。 (2)保険業界を取り巻く環境に関するリスク① 我が国の経済動向に起因するリスク 当社グループが営む事業においては、その収益の多くが日本国内にて生み出され、かつ個人向け保険商品の販売に起因するものであることから、国内の景気や個人消費の動向等による影響を受けやすいものとなっております。今後個人消費が大きく低迷する経済局面が到来した場合には、当社グループの保険商品への需要の低下や個人保険の解約・失効の増加、資産運用収支の悪化等のおそれがあり、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 ② 保険業界における競争激化に起因するリスク 当社グループは、保険マーケットにおいて、他の損害保険会社や生命保険会社等との激しい競争に直面しております。競合他社の中では、当社グループに比べて、商品内容やラインナップ、保険料水準等において優位性を有している会社があります。また、新規参入や経営統合によるシナジー効果の発揮等により、高い競争力を有した会社が今後新たに出現し、当社グループが、価格面や商品面等でこのような会社に劣後した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 また、SBI損害保険株式会社は、いわゆるダイレクト損保に分類される保険会社でありますが、マーケットにおいて、ダイレクト損保は、それ以外の競合他社に比べて価格優位性はあっても、サービス品質が低いとのイメージが広まった場合、ダイレクト損保のマーケットシェアが拡大せず、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 ③ 保険マーケットの変化に起因するリスク 人口減少や少子高齢化、回復基調ではあっても大きくは回復しない個人消費の動向等を背景として、我が国の生命保険マーケットは、総保有契約高の減少をはじめとする様々な影響を受けております。とりわけ青壮年層の人口減少や保険ニーズの低下は、マーケット規模の縮小を生み、これにより当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 また、当社グループが取り扱う損害保険商品のうち、基幹商品となるのは自動車保険でありますが、自動車保険マーケットは、新車登録台数が微増であること等により、ほぼ横ばいの状態であります。今後マーケット規模が大幅な縮小に転じた場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。本リスクについては、前述の「エマージングリスク」に係る管理を通じて、想定されるリスクの洗い出しや今後の施策の整備等について、継続的に対応してまいります。 ④ 新技術又は技術革新に対応出来ないリスク 自動車における自動運転技術の普及や医療技術の進歩等、近年保険業界を取り巻く技術水準の進化は急速に進んでおります。そして、これら技術革新を金融分野に応用するいわゆるFinTechについても、今後その本格的な推進が想定されます。例えば、自動車の自動運転技術が一般化すれば、自動車事故が減少し保険ニーズが低下することが想定され、これにより自動車保険マーケットは大きく変貌することとなります。また、疾病の発症予測精度の向上や新しい診断・治療技術の開発等により、現行商品の補償(保障)内容や補償(保障)額ではお客様のニーズに応えられなくなり、競争力を失ってしまうリスクがあります。当社グループは、このような技術革新に合わせた商品やサービスを提供しつつ、事業の継続的な拡大を図っていく必要がありますが、これへの対応が出来ない、あるいは不十分である場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。本リスクについても、前述の「エマージングリスク」に係る管理を通じて、想定されるリスクの洗い出しや今後の施策の整備等について、継続的に対応してまいります。 ⑤ 保険業法の規制に関するリスク 当社グループは、保険業法及び関連法令の下、金融庁による包括的な規制等の監督を受けております。例えば、保険業法においては、業務範囲の制限、資産運用における運用範囲の制限、一定の準備金の確保及び最低限のソルベンシー・マージン比率(※)の維持等が定められております。また、同法においては、内閣総理大臣に対し、各種の報告徴求や会計記録等に関する立ち入り検査の実施等、広範な権限を与えております。我が国において、保険持株会社、損害保険会社及び生命保険会社は免許制であり、少額短期保険業者は登録制であります。免許や登録に特段の期限の定めはないものの、これらの会社が、法令や定款に違反した場合、又は公益を害する行為をした場合等には、内閣総理大臣は、業務の全部もしくは一部を停止させる、あるいは免許を取り消すこと等ができる旨も保険業法により定められております。本書提出日現在において、当社グループにおいて上述の事由に該当する事実はありませんが、将来において免許が取り消される等の事態が生じた場合には、その会社は事業の継続が出来なくなり、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。(※)「ソルベンシー・マージン比率」について保険会社は、一定程度の保険金等の支払いの増加や金利の低下による収入減など「通常予測できる範囲のリスク」に対しては、保険金の支払いを予め見込んで「責任準備金」として積み立てています。一方で、大規模な災害による保険金支払いの急激な増加や運用環境の悪化等の「通常の予測を超えたリスク」に対しては、「自己資本」等で対応することになります。つまり、「ソルベンシー・マージン比率」とは、保険会社が、「通常の予測を超えたリスク」に対して、どの程度「自己資本」等の支払余力を有するかを示す財務健全性に関する指標となります。ソルベンシー・マージン比率は、保険会社に対して、早めの経営改善を促すための指標となるものであり、これが定められた水準を下回ると、内閣総理大臣により早期是正措置命令が発動されることになります。なお、このソルベンシー・マージン比率については、生命保険会社、損害保険会社及び保険持株会社等と、少額短期保険業者では、算出方法や早期是正措置命令の発動基準等が大きく異なり、特に前者においては、資産側だけではなく、負債側の大宗を占める「責任準備金」等の「保険負債」についても基準日時点での時価で再評価したものとなり、これを含む一層の精緻化がなされた「経済価値ベースのソルベンシー・マージン比率(ESR : Economic Solvency Ratio)」と呼ばれる指標が採用されています(当社グループにおいては、当社グループ連結、SBI損害保険株式会社単体及びSBI生命保険株式会社単体が対象となります。)。このESRにおける早期是正措置命令発動の前提となる基準は100%である一方で、規制上、少額短期保険業者はESRでの評価の対象とはならないことから、従来どおりのソルベンシー・マージン比率200%がその基準値となります。 ⑥ 当社グループの事業運営に係る法規制等の改正や新設に関するリスク 当社グループの保険事業に係る法規制等の改正や新設があった場合、当社グループの事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。例えば、国際会計基準審議会は、保険負債の現在価値評価を含む、保険契約に係る新しい会計基準を公表しております。この新しい会計基準が導入された場合は、その時々の金利水準等の要素を考慮して責任準備金を計算することとなりますが、想定している以上の責任準備金の積立てが必要となる可能性があります。このように、当社の事業運営に関わる法規制等に改正や新設が生じた場合には、これへの対応に係る追加的なコストの発生等も含めて、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 (3)資産運用に関するリスク① 金利変動に関するリスク 保険契約が長期に亘る生命保険事業を行っているSBI生命保険株式会社においては、保険契約の引受によって生じる負債の特性に合わせて運用資産を適切に管理し、長期的にも資産・負債のバランスを保ちながら、安定的に収益を確保することを目的として、「ALM」(Asset Liability Management:資産・負債の総合的管理)を実施しております。ALMにおいては、保険契約者に対する債務のデュレーション(残存期間)と運用資産のそれをマッチさせることが基本となりますが、これがミスマッチとなった場合には、金利変動リスクが生じる可能性があります。 具体的には、金利の低下局面においては、平均運用利回りが低下する一方で、既に保有している保険契約において設定している予定利率は変わらないため、いわゆる逆ざやが発生することがあり、これにより当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 これとは逆に、金利の上昇局面においては、平均運用利回りも上昇しますが、保有する公社債の価格が下落することにより、評価損や減損が発生することがあります。また、保険契約者がより高利回りとなる他の金融商品を選好することにより、解約率が上昇することがあります。これらにより当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 ② 株価変動に関するリスク 株式市場の下落による、有価証券評価損・売却損の発生又は有価証券含み益・売却益の減少を通じて、当社グループの経営成績や財政状態に影響が生じる可能性があります。また、保有するその他有価証券の評価差額金が減少する場合には、当社グループの純資産の減少及びソルベンシー・マージン比率の低下が生じる可能性があります。本リスクに係る主な管理方法として、株式市場の状況等に関するモニタリングや、保有する株式の価値が、設定した一定の基準に抵触
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析10,752
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、別段の記載がない限り、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、賃上げによる所得環境の改善を背景に個人消費の持ち直しの動きが見られるほか、雇用情勢にも改善の兆しが見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、物価上昇の継続や為替変動等による影響が国内景気の下押しリスクとして懸念される状況となりました。保険業界におきましては、近年、大手保険会社や保険代理店の不祥事案が相次いで顕在化したことを受け、顧客本位の業務運営の徹底や健全な競争環境の実現に向けた制度・監督上の対応が再整備されるなど、保険業界が果たすべき社会的責任を改めて明確化する取り組みが行われました。また、お客様との接点の多様化や利便性の向上、業務の効率化を図るため、AIをはじめとしたデジタル技術を活用するなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する各種取り組みも推進されました。 ① 当社グループの経営成績当連結会計年度における当社グループの経営成績は、次のとおりとなりました。なお、経常収益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも過去最高を更新いたしました。(単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減率(%)経常収益118,463140,36218.5経常利益9,47413,16439.0親会社株主に帰属する当期純利益1,9882,88044.8 経常収益は、すべての事業における保有契約件数の堅調な増加が寄与し、前年度に比べ21,898百万円増加の140,362百万円(前年度比18.5%増加)となりました。この増収に加え、継続的な業務効率化による収益性の向上もあり、経常利益は前年度比3,690百万円増加し、13,164百万円(同39.0%増加)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用の増加があったものの、増収及び効率化効果がその影響を吸収し、前年度比891百万円増加の2,880百万円(同44.8%増加)となりました。 なお、参考情報として、生命保険事業における特別勘定(※)に係る収益を除いた経常収益について、下記に記載しております。<参考情報> (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減率(%)特別勘定に係る収益を除いた経常収益117,241135,60315.7(※)変額保険や変額個人年金保険は運用実績を直接契約者に還元するため、契約者に帰属する特別勘定として資産・負債及び損益を区分経理します。特別勘定に係る収益と費用は、それぞれ同額を計上するため利益に影響を与えないものの、損益計算書の経常収益及び経常費用に含めて表示します。 ② セグメントごとの経営成績当連結会計年度におけるセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。(単位:百万円) 経常収益セグメント利益(親会社株主に帰属する当期純利益) 前連結会計年度当連結会計年度増減率(%)前連結会計年度当連結会計年度増減率(%)損害保険事業40,43646,81915.81,5522,01529.8生命保険事業44,38357,70530.080797520.8少額短期保険事業33,84936,0046.4230656184.3報告セグメント計118,669140,52918.42,5913,64740.8セグメント間消去又は調整△205△166-△602△767-連結損益計算書計上額118,463140,36218.51,9882,88044.8(注)セグメント利益の「セグメント間消去又は調整」は、当社の一般管理費等による損益であります。 (損害保険事業)自動車保険において、新テレビCMの放映に加え、保険比較サイトや顧客満足度ランキング等での高評価実績を活用した販売プロモーションの展開により、インターネットを中心とした非対面チャネルでの申込が拡大しました。あわせて、生成AIや音声認識技術を活用した事故受付・カスタマーサポート体制の高度化、雹災害発生予測モデルを活用した降雹アラート配信など、最新テクノロジーの活用による顧客利便性の向上及び業務効率化に継続的に取り組みました。また、複数の地域金融機関との連携を通じて、がん保険や海外旅行保険の取扱い拡大を進め、更なる販売チャネルの拡充に取り組みました。こうした取り組みの結果、2026年3月末の保有契約件数(団体がん保険の被保険者数を含む)は1,397千件(前年度末比5.5%増加)となりました。経常収益は、保有契約件数の堅調な増加による保険料の増収などにより、前年度比15.8%増加の46,819百万円となりました。セグメント利益は、税金費用が増加(※1)したものの、着実な増収に加え、業務効率化の取り組みが奏功し、前年度比29.8%増加の2,015百万円となりました。(※1)前年度は一時的に繰延税金資産を計上した影響で税金費用が低く抑えられていましたが、当年度はその影響がなくなったため、税金費用が増加しています。 なお、保険料(元受正味保険料)は前年度比11.8%増加の64,556百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減率(%)元受正味保険料(※2)57,73764,55611.8また、正味事業費率の低下により、コンバインド・レシオは前年度比1.5ポイント改善しております。 (単位:%) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度比較増減(ポイント)正味損害率(※3)73.373.30.0正味事業費率(※4)17.916.4△1.5コンバインド・レシオ(※5)91.289.7△1.5(※2)元受正味保険料=元受保険料-(元受解約返戻金+元受その他返戻金)(※3)正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料(※4)正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び一般管理費)÷正味収入保険料(※5)コンバインド・レシオは、正味損害率と正味事業費率を合計した指標で、支払備金や責任準備金の状況は加味されていないものの、損害保険会社の収益性を端的に表す指標です。 (生命保険事業)住宅ローン利用者向けの団体信用生命保険について、株式会社SBI新生銀行をはじめとするSBIグループ各社及び提携金融機関との連携を通じた顧客接点の拡大に取り組みました。また、住宅ローン申込手続きと連動したデジタル手続きの整備や、新たな付帯サービスとして「近隣トラブル解決支援サービス」の提供を開始するなど、加入時の利便性向上と付加価値の高い保障の提供を推進しました。あわせて、個人向けの定期保険、医療保険、就業不能保険についても、「LINE公式アカウント」を活用したデジタルカスタマーサービスの開始等により、非対面チャネルにおける顧客対応の利便性向上及び業務効率化を図りました。こうした取り組みの結果、2026年3月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は725千件(前年度末比15.6%増加)となりました。経常収益は、保有契約件数の順調な増加による保険料の増収などにより、前年度比30.0%増加の57,705百万円となりました。セグメント利益は、前年度のような一過性の増益要因(※1)はないものの、着実な増収と継続的な業務効率化により、前年度比20.8%増加の975百万円となりました。(※1)前年度には非上場株式の売却益等を計上していました。 なお、保険料は前年度比20.0%増加の33,981百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減率(%)保険料28,32833,98120.0また、基礎利益は前年度比34.7%増加の9,537百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減額経常利益 A7,9939,9091,916キャピタル損益 B△363△438△75臨時損益 C1,278810△467基礎利益 A-B-C(※2)7,0789,5372,459(※2)基礎利益は、保険料収入や保険金・事業費支払等の保険関係の収支と利息及び配当金等収入を中心とした運用関係の収支からなる生命保険会社の基礎的な期間損益の状況を表す指標です。 (少額短期保険事業)SBIいきいき少額短期保険株式会社では、50代からの女性向け雑誌「ハルメク」読者と共同開発した「SBIの医療共済」「SBIの生命共済」の販売を開始しました。また、コールセンターにおいて生成AIを活用した対話型AIオペレーターを導入し、お客様に快適さと安心を提供する体験価値の向上に取り組みました。SBI日本少額短期保険株式会社では、e-bike保険について外部企業との提携拡大を進め、新たに国産e-bikeブランド「XENIS」への提供を開始するなど、販売チャネルの拡充を図りました。加えて、保険契約管理システムと家賃債務保証サービスを提供する企業の保証管理システムとの連携先の拡大に継続的に努め、賃貸住宅に入居されるお客様の利便性向上と同社の代理店である不動産管理会社の業務効率化を推進しました。こうした取り組みの結果、2026年3月末の保有契約件数は1,054千件(前年度末比1.3%増加)となりました。経常収益は、保有契約件数の堅調な増加による保険料の増収などにより、前年度比6.4%増加の36,004百万円となりました。セグメント利益は、この増収に加え、業務の効率性向上による費用低減の取り組みが寄与し、前年度比184.3%増加の656百万円となりました。なお、保険料は前年比5.4%増加の23,131百万円となりました。 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度増減率(%)保険料21,95123,1315.4 また、正味損害率及び正味事業費率がともに低下した結果、コンバインド・レシオは前年度比で12.4ポイント改善しております。 (単位:%) 前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)対前年度比較増減(ポイント)正味損害率(※)51.747.1△4.6正味事業費率(※)39.631.8△7.8コンバインド・レシオ(※)91.378.9△12.4(※)損害保険事業に準じて算出しております。 ③ 保有契約件数の推移及び保険引受等の状況前連結会計年度末(2025年3月31日)から当連結会計年度末(2026年3月31日)までの各セグメントの保有契約件数の推移は次のとおりであります。(単位:千件) 前連結会計年度末第1四半期末中間期末第3四半期末当連結会計年度末2025年3月31日2025年6月30日2025年9月30日2025年12月31日2026年3月31日損害保険事業1,3251,3361,3471,3681,397生命保険事業627651674697725少額短期保険事業1,0401,0471,0501,0521,054(注)上表の損害保険事業の保有件数には団体がん保険の被保険者数を含めており、また、生命保険事業の保有件数には団体信用生命保険の被保険者数を含めております。 各事業を構成する各子会社の保険引受等の状況は次のとおりであります。 損害保険事業SBI損害保険株式会社(保険引受の状況)ⅰ 正味収入保険料 (単位:百万円、%) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)金額構成比金額構成比火災2310.61980.4海上----傷害120.0120.0自動車36,37891.941,72091.6自動車損害賠償責任2140.62420.5その他2,7286.93,3777.5(うち費用・利益)(2,428)(6.1)(3,035)(6.7)(うち賠償責任)(64)(0.2)(71)(0.2)(うち動産総合)(235)(0.6)(271)(0.6)合計39,566100.045,551100.0(注)正味収入保険料は、元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の再保険料を控除したものであります。 ⅱ 元受正味保険料 (単位:百万円、%) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)金額構成比金額構成比火災7611.37471.2海上----傷害1770.32520.4自動車53,68093.059,98792.9自動車損害賠償責任----その他3,1175.43,5695.5(うち費用・利益)(2,826)(4.9)(3,239)(5.0)(うち賠償責任)(80)(0.1)(87)(0.1)(うち動産総合)(209)(0.4)(242)(0.4)合計57,737100.064,556100.0(注)元受正味保険料は、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。 ⅲ 正味支払保険金・正味損害率 (単位:百万円、%) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)金額構成比正味損害率金額構成比正味損害率火災2651.1181.82200.8185.4海上------傷害70.061.970.059.7自動車23,82596.476.727,86996.577.1自動車損害賠償責任2901.2135.62871.0118.6その他3371.314.35051.716.6(うち費用・利益)(258)(1.0)(12.8)(355)(1.2)(13.6)(うち賠償責任)(1)(0.0)(2.7)(49)(0.2)(69.2)(うち動産総合)(76)(0.3)(32.7)(100)(0.3)(36.9)合計24,726100.073.328,890100.073.3(注)1.正味支払保険金は、元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものであります。2.正味損害率=(正味支払保険金+損害調査費)÷正味収入保険料×100 (資産運用の状況)ⅰ 資産運用の概況 (単位:百万円、%)区分前事業年度(2025年3月31日)当事業年度(2026年3月31日)金額構成比金額構成比預貯金11,49117.312,24617.0買入金銭債権4990.74990.7金銭の信託4450.62410.3有価証券37,14655.940,57356.2土地・建物2380.42300.3運用資産計49,82174.953,79174.5総資産66,483100.072,156100.0 ⅱ 利息配当収入の額及び運用利回り (単位:百万円、%) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)金額運用利回り金額運用利回り預貯金1040.881240.99買入金銭債権10.5640.57金銭の信託----有価証券4571.195001.23土地・建物----小計5631.106291.16その他----合計563-629- 生命保険事業SBI生命保険株式会社(保険引受の状況)ⅰ 保有契約高及び新契約高a.保有契約高 (単位:千件、百万円)区分前事業年度(2025年3月31日)当事業年度(2026年3月31日)件数金額件数金額個人保険202910,6142231,046,787個人年金保険226,653229,766団体保険-11,119,106-13,347,788団体年金保険----(注)個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約と年金支払開始後契約の責任準備金の合計額であります。 b.新契約高 (単位:千件、百万円) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)件数金額件数金額個人保険32181,29133187,969個人年金保険----団体保険----団体年金保険----(注)団体保険の金額は、新契約として計上された月の単月の新契約高であります。 ⅱ 年換算保険料a.保有契約 (単位:百万円)区分前事業年度(2025年3月31日)当事業年度(2026年3月31日)個人保険8,1528,800個人年金保険917863合計9,0709,664 うち医療保障・生前給付保障等3,9744,322 b.新契約 (単位:百万円) 区分 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)個人保険1,1701,214個人年金保険1922合計1,1891,237 うち医療保障・生前給付保障等580623 (注)1.年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額であります(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。2.「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しております。 (資産運用の状況)ⅰ 資産の構成(一般勘定) (単位:百万円、%)区分前事業年度(2025年3月31日)当事業年度(2026年3月31日)金額構成比金額構成比現預金・コールローン10,8979.87,4516.3買入金銭債権3020.32,0881.8有価証券89,91880.797,25381.6 公社債26,04023.429,90425.1 株式--1170.1 外国証券25,00422.427,10822.8 公社債10,0109.09,4788.0 株式等14,99413.417,62914.8 その他の証券38,87234.940,1233
セグメント情報3,527
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、SBI損害保険株式会社、SBI生命保険株式会社、及び少額短期保険業者6社の持株会社であるSBI少短保険ホールディングス株式会社を直接の子会社とする保険持株会社であり、これらの会社の経営管理等を行っております。傘下の子会社は、保険業法等の業種特有の規制環境の下にあり、各子会社においてそれぞれの経営戦略等を立案し、事業活動を展開しております。 したがって、当社は傘下の子会社を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「損害保険事業」、「生命保険事業」、及び「少額短期保険事業」の3つを報告セグメントとしております。(1)「損害保険事業」は損害保険業を行っており、SBI損害保険株式会社1社で構成されております。(2)「生命保険事業」は生命保険業を行っており、SBI生命保険株式会社1社で構成されております。(3)「少額短期保険事業」は少額短期保険業を行っており、SBI少短保険ホールディングス株式会社、SBIいきいき少額短期保険株式会社、SBI日本少額短期保険株式会社、SBIリスタ少額短期保険株式会社、SBIプリズム少額短期保険株式会社、SBI常口セーフティ少額短期保険株式会社及びSBIペット少額短期保険株式会社の7社で構成されております。 2.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。 セグメント間の内部経常収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの経常収益、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業計経常収益(注)1 外部顧客への経常収益40,30044,36833,795118,463-118,463セグメント間の内部経常収益又は振替高1361554205△205- 計40,43644,38333,849118,669△205118,463セグメント利益(注)31,5528072302,591△6021,988セグメント資産66,483136,39016,686219,561△1,847217,714その他の項目 減価償却費9946271391,761201,781のれん償却額--202202-202利息及び配当金等収入5632,44433,011△922,918支払利息-2392115△9223特別損失689681720173(価格変動準備金繰入 額)(35)(96)(-)(131)(-)(131)契約者配当準備金繰入額-7,235-7,235-7,235税金費用△27412720559665有形固定資産及び無形固定資産の増加額9288121301,87161,878(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額△602百万円は、当社の一般管理費等による損益であります。(2)セグメント資産の調整額△1,847百万円は、セグメント間の債権債務等の消去額△4,211百万円及び当社の現金及び預貯金等の資産2,364百万円であります。(3)その他の項目のうち、「利息及び配当金等収入」及び「支払利息」はセグメント間取引の消去額であり、その他は当社で計上したものであります。3.セグメント利益は、連結損益計算書の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業計経常収益(注)1 外部顧客への経常収益46,69257,69435,975140,362-140,362セグメント間の内部経常収益又は振替高1261128166△166- 計46,81957,70536,004140,529△166140,362セグメント利益(注)32,0159756563,647△7672,880セグメント資産72,156147,35818,545238,061△1,730236,330その他の項目 減価償却費8987231511,773181,792のれん償却額--202202-202利息及び配当金等収入6292,485143,129△983,031支払利息-6098158△9860特別損失400344-44(価格変動準備金繰入 額)(39)(-)(-)(39)(-)(39)契約者配当準備金繰入額-8,811-8,811-8,811税金費用3574715821,41041,415有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,6531,042902,785162,802(注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額△767百万円は、当社の一般管理費等による損益であります。(2)セグメント資産の調整額△1,730百万円は、セグメント間の債権債務等の消去額△4,235百万円及び当社の現金及び預貯金等の資産2,504百万円であります。(3)その他の項目のうち、「利息及び配当金等収入」及び「支払利息」はセグメント間取引の消去額であり、その他は当社で計上したものであります。3.セグメント利益は、連結損益計算書の親会社株主に帰属する当期純利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.サービスごとの情報 (単位:百万円) 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業合計外部顧客への経常収益40,30044,36833,795118,463(注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。 2.地域ごとの情報(1)経常収益本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えているため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.サービスごとの情報 (単位:百万円) 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業合計外部顧客への経常収益46,69257,69435,975140,362(注) 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。 2.地域ごとの情報(1)経常収益本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えているため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業合計当期償却額--202202当期末残高--2,7262,726 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 損害保険事業生命保険事業少額短期保険事業合計当期償却額--202202当期末残高--2,5232,523 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,773
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ガバナンス当社は、取締役会においてサステナビリティに関する施策の立案・実行を行う所管部署を経営企画部と定め、関連部署及び当社グループ各社と適切に連携し、サステナビリティに関する取組を推進しております。また、当社の経営企画部は、サステナビリティに関する施策の検討状況及び実行状況を定期的に取締役会へ報告を行うとともに、取締役会における協議内容を踏まえて適切に対応を進めることとしております。当連結会計年度においては、前連結会計年度に特定したマテリアリティを踏まえ、経営企画部を中心に関連部署と連携し、KPIの設定に向けた検討を進めるとともに、それに基づく施策の可視化及び推進に向けた整理を行いました。なお、当連結会計年度においては、サステナビリティに関する事項について取締役会における個別の付議・決議は行っておりません。 (2) 戦略当社グループは、SBIグループとして創業以来掲げている「企業は社会の一構成要素であり、社会に帰属しているからこそ存続できる」という変わらぬ考えのもと、保険事業を通じて社会の維持・発展に貢献することを目指しております。当社グループは、常に時流を捉え、世のため人のためとなる革新的な保険事業を展開することが、社会的責任の遂行と持続的な成長の要であると考えており、テクノロジーに対する徹底的な信奉と、自己変革の継続により、時代に沿って様々なステークホルダーの要請に対応しております。こうした考え方は、当社グループの経営理念に基づくものであり、常に社会に必要とされる保険グループであり続けるため、役職員が事業活動の推進に反映させております。当社グループは、正しい倫理的価値観を持つとともに、保険業界におけるイノベーターとして、今後も様々な事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現と持続的な企業価値向上の両立を目指してまいります。このような基本方針に基づき、当社はサステナビリティの推進にあたって、以下のマテリアリティを設定しました。これら6つのマテリアリティに基づいて、具体的な取組を推進しています。当社グループのマテリアリティ具体的な取組例世の中のニーズをとらえた保険・サービスで安心を提供する・合理的な保険料で商品を提供・お客様満足度を高める取組や商品の提供・新商品開発ステークホルダーと協働し、社会的責任を全うする・地域金融機関等との協業、地方創生の取組・SBIグループ投資先等との戦略的なタイアップ安全で健康的な社会の実現をサポートする・事故を未然に防ぐ取組、損害拡大の抑止策・お客さまの健康に資する取組豊かな生命・地球環境を未来につなぐ・ESGに関連した投資・動物愛護のための取組多様な人材が活躍できる組織風土を醸成する・人材育成の体制整備・働きやすい職場環境づくり・開かれた雇用機会の提供と多様な人材の活用持続的成長を実現する企業体制を追求する・ガバナンス強化及び高度化の取組 上記のマテリアリティのうち、「多様な人材が活躍できる組織風土を醸成する」に関する具体的な取組の詳細については、次のとおりであります。 人材に関する取組当社グループにおいては、人こそが創造性の源泉であり、競争力の源泉となる差別化をもたらす主因であると考えています。そして、人的資源こそがもっとも価値ある戦略的資源と捉えており、人材価値向上に向けて充実した人材育成の体制整備のほか、働きやすい職場環境づくりや開かれた雇用機会の提供と多様な人材の活用に取り組んでおります。 a.人材育成の体制整備当社グループでは、人材育成の取組として各種専門知識に関するOJTや階層別研修に加え、上級管理職を目指す社員に向けて「SBIグループ上級管理職研修」の修了を昇格要件と定めるほか、より広範にマネジメントを学びたい社員に対しては、SBI大学院大学への企業派遣制度を設けています。その他、従業員の自己啓発の促進のために資格取得支援制度を導入しているほか、サブスクリプション型の動画研修コンテンツの提供などを通じて自己学習の支援を行っております。 b.働きやすい職場環境づくり当社グループは、あらゆる人材が常に最大限のパフォーマンスを発揮することができる働きやすい職場環境を整えるべく、様々な施策を行っております。柔軟な働き方の推進については、時差出勤制度のほか、男女問わず、介護・育児といった特定の理由や期間を限定せずに短時間勤務を選択できる勤務制度を導入しております。また、従業員が健康保持・増進に取り組みやすい環境整備については、産業医による「健康個別相談会」を毎月実施し、希望者に応じて対面及び電話、文書等での面談を実施しています。その他、従業員向けに実施が義務付けられているストレスチェックで収集した定量データを分析し、グループ各社の業務特性や職場環境の把握に努めるとともに、各社の衛生委員会を通じてより従業員の健康維持に効果的な施策を検討しています。なお、長時間労働はメンタルヘルス不調を誘引する可能性があることから、当社グループでは、月平均残業時間を20時間以下に維持することを目標としております。<当社グループにおける残業時間の状況> 2024年3月期2025年3月期2026年3月期月平均残業時間(時間)12.412.112.7 c.開かれた雇用機会の提供と多様な人材の活用当社グループでは、持続的成長を実現しイノベーションを生み出す企業であり続けるには、人種、国籍、性別、性的指向、障がいの有無等にかかわらず、多様な人材が互いの価値観や個性を認め合い、それぞれの能力を最大限に発揮し、共に成長できる環境が必要であると考えております。こうした考え方のもと、人種・国籍・性別や学歴等を問わず、意欲があり様々なキャリアを持つ人材の採用に積極的かつ継続的に取り組んでおります。また、定年後の再雇用の上限年齢も撤廃しており、気力・体力・知力が充実し、本人が希望した場合には年齢にかかわらず雇用を継続しております。なお、当社グループでは、その属性を問わない公正な評価・処遇制度の実現などを通じて、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(女性管理職比率)を20%以上に維持することを目標としてまいりました。その結果、2026年3月末において同割合は20%を達成しております。今後はこの水準を安定的に維持するとともに、さらなる多様性の推進に向け、25%を目指して取り組んでまいります。<当社グループにおける女性管理職の状況> 2024年3月末2025年3月末2026年3月末女性管理職者数(人)595666女性管理職比率(%)20.019.422.8 (3) リスク管理当社グループでは、保険会社の社会的価値とは、社会の様々なリスクを引き受けることにより、個人や企業に安心を提供し、社会の健全な発展に寄与する存在であると認識しております。それを受けて、ステークホルダーや社会からの要請に適切に応えるべく、保険商品を提供して行く必要がある一方で、社会や環境変化に伴い、保険会社運営上直面するリスクのマネジメントに対する重要性が益々高まっていることも認識しております。リスクカテゴリーという観点では、前述のマテリアリティのうち、例えば「世の中のニーズをとらえた保険・サービスで安心を提供する」におけるリスクは「保険引受リスク」、また、「豊かな生命・地球環境を未来につなぐ」のうちの「ESGに関連した投資」であれば「資産運用リスク」、同じく「多様な人材が活躍できる組織風土を醸成する」であれば「人的リスク」(事業運営に関するリスクの一部)の管理領域となりますが、それぞれの項目に記載の具体的な取組が適切に推進されるよう、当社リスク管理部を中心にして、リスク管理の側面からも積極的に関与する態勢としております。また当社グループでは、エマージングリスク(社会や環境の変化等により、新たに出現する、あるいは態様が変化するリスク)の洗い出しを定期的に実施し、必要に応じてグループ各社間で連携し対応を行う態勢を保持しております。当社グループにおいては、統合的リスク管理(ERM:Enterprise Risk Management)態勢を整備したうえで、サステナビリティ施策の適切な推進に関するリスクも含めて各個別リスクの適切な管理及びエマージングリスクの洗い出しを行っております。具体的には、損害率等の主要な指標や与信先に関する定期的なモニタリングの実施、特定のシナリオに基づくストレステストの実施による影響度の把握とアクションプランの整備及び再保険を活用したリスクの移転等によるリスクコントロール等であり、この詳細については、「3 事業等のリスク (1) 保険引受に関するリスク、(2)保険業界を取り巻く環境に関するリスク、(3)資産運用に関するリスク、(5)事業運営に関するリスク」をご参照ください。
コーポレート・ガバナンスの概要6,948
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、保険業における社会的責任と公共的使命を深く認識し、正しい倫理的価値観を持ったうえで、多くのお客様に安心をお届けし、全ての利害関係者から信頼される企業を目指しております。 当社グループは、経営の健全性、透明性、効率性を維持するとともに、当社が、グループの司令塔として、子会社の経営を適切に管理及び監督する機能を確保し、グループ全体の適切かつ有効なコーポレート・ガバナンス体制の構築を目指しております。② 企業統治の体制a.企業統治の体制の概要当社は、監査役会設置会社というガバナンスの枠組みの中で、独立性の高い社外取締役を選任するとともに、監督と執行の分離を進めていく体制として、執行役員制度を導入しております。執行役員は取締役会が定める組織規程等に基づき、各部門の業務を執行しております。取締役会は、業務執行に関する重要事項を決定する機関として機能するとともに、取締役の職務執行に対する監督を行っております。当社の取締役会は、本書提出日現在、次のとおり取締役8名(うち執行役員3名、うち社外取締役2名)で構成されております。また、取締役会の招集権者及び議長は代表取締役 執行役員会長兼社長 乙部辰良であります。役名氏名代表取締役乙部 辰良(執行役員)取締役大和田 徹(執行役員)取締役長澤 信之(執行役員)取締役小野 尚取締役篠原 秀典取締役朝倉 智也社外取締役永末 裕明社外取締役渡邊 啓司 監査役会を構成する各監査役は、独立した機能として、取締役会やその他重要な会議への出席を通じて、取締役の職務執行状況をモニタリングし、取締役及び取締役会に対して、会社の健全な経営に資するための提言、助言、勧告を行っております。また、監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、各監査役及び内部監査部門並びに会計監査人による各種監査を有機的に融合させ、コーポレート・ガバナンスの適正性の確保を図っております。当社の監査役会は、本書提出日現在、次のとおり3名の社外監査役で構成されております。なお、監査役会の招集権者及び議長は常勤社外監査役 神山敏之であります。役名氏名常勤社外監査役神山 敏之社外監査役大鶴 基成社外監査役松尾 清 当社の企業統治の体制図は以下のとおりであります。 b.前項記載の企業統治の体制を採用する理由当社が前項記載の企業統治の体制を採用するのは、保険業法に基づく保険持株会社として、子会社の保険会社等を適切に管理及び監督する機能を確保し、グループ全体の適切かつ有効なコーポレート・ガバナンス体制を確保するためであります。取締役会においては、独立性の高い社外取締役による外部視点を導入し経営監督機能の強化を図るとともに、経営監督機能を担う取締役会から独立した監査役会により、経営監視機能を発揮させる体制とすることにより、企業経営の透明性と健全性を十分に確保できると判断し、現在の体制としております。 ③ 企業統治に関するその他の事項a.内部統制システムの整備の状況当社は、業務の適正を確保するための体制として、内部統制システムに関する基本方針を取締役会で定め、当方針に基づいて内部統制システムを構築し、運用しております。内部統制システムに関する基本方針の内容は次のとおりであります。 a-1 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制1) 取締役会は、当社の業務執行を適正かつ健全に行い、企業統治を一層強化する観点から、法令遵守と実効性ある内部統制システムの構築を経営の最重要課題として位置づけ、その体制確立に努める。2) 監査役会は、監査役会規程を制定するとともに、内部統制システムの有効性を検証し、課題の早期発見と是正に努める。3) 取締役会は、コンプライアンス基本方針、コンプライアンス規程を制定し、役職員は法令・定款及び経営理念を遵守した行動をとらなければならない旨を明記する。また、その徹底を図るため、コンプライアンス統括部署を設置してコンプライアンス責任者を任命し、コンプライアンス責任者は当社のコンプライアンスの取組状況についてモニタリングを実施する。4) 取締役会は、年度ごとに「コンプライアンス・プログラム」を策定し、コンプライアンス責任者は、その進捗状況や達成状況を点検・管理し、定期的に取締役会に報告を行う。5) 取締役会は、内部監査に係る基本方針を定め、効率的かつ実効性のある内部監査体制を整備し、定期的な内部監査の実施により、役職員の職務執行の適法性を確保する。6) 取締役会が制定した内部監査規程に基づき、内部監査人は事業年度ごとに監査計画を策定して内部管理態勢の監査を定期的に行い、取締役会に報告する。7) 取締役会は、内部通報について通報者の保護を図りつつ、透明性を維持した適切な内部通報体制を整備する。 a-2 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 取締役会議事録、稟議決裁書その他取締役の職務執行に係る情報は、取締役会の制定した文書管理規程に基づき適切に保管・管理する。また、各取締役及び各監査役の要請があるときは、これを閲覧に供する体制を確保する。 a-3 損失の危険の管理に関する規程その他の体制1) 取締役会は、リスク管理の基本方針を定め、リスク管理規程等を制定し、業務に関するリスク情報の収集と分析を行って、全体のリスクを総合的に管理するリスク管理体制を構築する。2) 取締役会は、リスク管理責任者・部署を設置し、リスク管理者は、内在する各種リスクの測定・モニタリングを行って取締役会に定期的に報告する。3) 取締役会は、危機事態への対応に関する基本方針を定め、不測の事態に備える体制を構築する。 a-4 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制1) 取締役会は、会社の重要な方針を決定し、また組織の職務分掌を定め、職務の執行を行わせる。2) 職務執行については、組織規程・職務分掌及び決裁権限規程にて職務分掌を明確にする。 a-5 当企業集団並びにその親会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制1) 当社は、法令遵守及び倫理的行動が、当社の所属する親会社の経営理念・ビジョンの実現の前提であることを、代表取締役をして全役員・社員に徹底させるものとする。2) 法令等を遵守し、当社及び子会社の内部統制の実効性を高める施策を実施する。3) 当社グループの重要な方針を制定し、子会社に周知する。4) 親会社のコンプライアンス行動規範に準拠し、業務運営を行う。5) 当社の事業活動又は役員・社員に法令違反の疑義のある行為等を発見した場合の社内及び当社グループ内の通報・相談窓口(ヘルプライン)に関するルールを周知徹底する。6) 取締役会は、子会社と締結した経営管理契約に基づく経営管理を行うことにより子会社の業務の適正を確保する。子会社の状況については、取締役会に報告を行う。 a-6 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制及び当該使用人の取締役からの独立性に関する事項 監査役の職務を補助するため、監査役の求めに応じて、使用人を置く。当該使用人の人事考課、人事異動及び懲戒処分は、監査役の同意を事前に得た上で行う。 a-7 当企業集団の取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監査役への報告に関する体制 取締役及び使用人は、当社グループに関する次の事項を知ったときは、監査役に適時かつ的確に報告するものとする。また、取締役及び使用人は、監査役より当社グループに関する次の事項について説明を求められたときは、速やかに詳細な説明を行うものとし、合理的な理由無く説明を拒んではならないものとする。・会社に著しい損害を及ぼす虞のある事項・経営に関する重要な事項・内部監査に関連する重要な事項・重大な法令・定款違反・その他取締役及び使用人が重要と判断する事項 a-8 その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制1) 当社は、監査役の求めに応じて、取締役及び使用人をして監査役と定期的に会合を持たせ、当社グループの経営上の課題及び問題点の情報共有に努めるほか、監査役と内部監査部門及び会計監査人の情報共有を図るものとする。2) 当社は、監査役が重要な子会社の監査役との定期的な会合を設け、相互に連携して、当社グループの監査の実効性を確保できる体制の整備に努めるものとする。3) 監査役の職務の執行について生ずる通常の費用は、監査役会の監査計画に基づき、予め当社の予算に計上する。また、当社は、緊急又は臨時の監査費用を含め、監査役の職務の執行について生ずる費用については、監査役の請求に基づき、前払又は償還、並びに債務に関する処理を行うものとする。4) 内部通報制度を利用した通報者及び監査役への報告を行った役員・社員は、当該報告を行ったことを理由として、解雇その他いかなる不利益な取扱いも受けないものとする。 a-9 財務報告の信頼性を確保するための体制 当社は、財務報告の信頼性を確保すべく、適用のある関係法令等に基づき、財務報告に係る内部統制報告制度の有効かつ適切な運用体制を構築し、その整備、運用、評価を継続的に行うとともに、改善等が必要となった場合は速やかにその対策を講じるものとする。 a-10 反社会的勢力排除に向けた体制 当社グループは、反社会的勢力に対する基本方針に基づき、反社会的勢力と一切の関係を遮断し、毅然として対応することを宣言するとともに、警察、弁護士等の外部専門機関との連携体制強化を図るなど、反社会的勢力排除に向けた体制の整備を推進するものとする。 b.リスク管理体制の整備の状況当社グループは、財務の健全性及び業務の適切性を確保し、保険契約上の責務を確実に履行することを目的として、グループを取り巻く様々なリスクを総体的に把握し、リスクの特性等に応じた適切な方法で、リスク管理を実施しております。具体的には、当社は、リスク管理に関する基本方針を定め、当社グループの役員及び社員に周知するとともに、リスク管理統括部署(リスク管理部)を設置し、当該部門によるグループ各社のリスク実態や管理状況等に係る定期的なモニタリング及びその結果の担当取締役等へ報告のほか、各社との直接的な連携や適宜開催する各社リスク管理部門との連絡会等を通じて、当社グループの規模、特性及び業務内容等に応じた、適切なリスク管理を推進しております。 c.子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況保険業法に基づく保険持株会社である当社は、グループ経営戦略の決定、経営資源の適正な配分や資本政策の業務を担うため、各種グループ方針等を策定し、連絡会等を通じて社内及び子会社に周知するとともに、各担当部署が中心となって子会社と情報の共有・確認を行い、必要に応じてその内容を取締役会に報告する体制を構築しております。加えて、子会社の重要な意思決定について、当社の事前承認を求めることなどにより、子会社の経営の適切性の確保を図っております。また、当社グループは、グループ内の役職員が利用できる外部通報窓口を含む内部通報制度を整備しております。 d.責任限定契約の内容の概要当社は、会社法第427条第1項の規定により、非業務執行取締役及び監査役との間に、同法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は、金100万円又は法令が規定する額のいずれか高い額としております。 e.役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。本契約においては、被保険者がその地位に基づいて行った行為に起因して、損害賠償請求された場合の法律上の損害賠償金及び争訟費用が補償されます(株主代表訴訟の場合を含む)。ただし、被保険者が違法に利益又は便宜を得た場合や、犯罪行為、不正行為、詐欺行為又は法令、規則若しくは取締法規に違反することを認識しながら行った行為については免責となります。当該役員等賠償責任保険契約の被保険者は、当社及び当社子会社の取締役、監査役、執行役員及び会社法上の重要な使用人であり、すべての被保険者について、その保険料を全額当社が負担しております。 f.取締役の定数取締役は、15名以内とする旨定款に定めております。 g.取締役の選任及び解任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。 h.取締役及び監査役の責任免除当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役及び監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 i.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 j.自己の株式の取得当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって同条第1項に定める市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的とするものであります。 k.中間配当当社は、会社法第454条第5項の規定により、株主への機動的な利益還元を行うことを可能とするため、取締役会の決議によって毎年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主等に対して中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 l.剰余金
役員の報酬等1,515
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、取締役会の決議により、取締役の個人別の報酬等の内容についての決定方針を定めており、その内容は次のとおりであります。なお、具体的な報酬の決定は役員報酬規程によっております。取締役(社外取締役を除く。)の報酬は、固定報酬である基本報酬のほか、会社業績等に基づく賞与で構成されており、株主総会で承認された報酬総額の範囲内において、取締役会が各取締役の職務内容・責任・権限・貢献度等を勘案して支給額を決定いたします。また、社外取締役の報酬は、固定報酬である基本報酬及び賞与で構成されており、同じく株主総会で承認された報酬総額の範囲内において、取締役会が各取締役の支給額を決定いたします。ただし、いずれについても取締役会が代表取締役に決定を一任した場合は、代表取締役がこれを決定いたします。取締役の基本報酬は、月例の金銭報酬とし、従業員給与の最高額、過去の同順位の取締役の支給実績、当社の業績見込み、取締役の報酬の世間相場、当社の業績等への貢献度、就任の事情などの事項を考慮し、支給額を取締役ごとに定めております。取締役の賞与は原則として年1回とし、個々の取締役の職責や職務執行状況等を基礎とし、経営環境等も踏まえ、当該取締役の貢献度を総合的に勘案して支給額を決定いたします。従って、特に定量的な目標設定は行っておりません。また、基本報酬、及び賞与の割合に関しては、経営環境や他社における報酬水準等を踏まえ、企業価値向上に向けたインセンティブとして機能するよう適切に決定いたします。監査役への報酬等については、株主総会で承認された監査役の報酬総額の範囲内において、監査役の協議により各監査役の報酬等が決定されます。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬賞与業績連動報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く。)625011--3監査役(社外監査役を除く。)-----0社外役員3636---5(注)1.当事業年度に在任した取締役8名のうち3名は無報酬であります。2.当社の取締役及び監査役の報酬等に関する株主総会の決議年月日は2018年6月26日であり、取締役の報酬総額は年額2億円を限度とし、各取締役の個別報酬については取締役会に一任すること、また取締役の報酬総額には使用人兼務取締役の使用人としての職務に対する給与は含まれないものとすることを決議しております。また、監査役の報酬総額は年額5千万円を限度とし、各監査役の個別報酬については監査役の協議によるものとすることを決議しております。なお、当該株主総会終結時点の取締役の員数は8名、監査役の員数は3名であります。3.取締役会は、代表取締役執行役員会長兼社長乙部辰良に対し、各取締役の固定報酬である基本報酬の額及び社外取締役を除く各取締役の会社業績等に基づく賞与の評価配分の決定を委任しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ各取締役の評価を行うには代表取締役執行役員会長兼社長である乙部辰良が適していると判断したためであります。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の報酬等の内容の決定が、上記①の決定方針と整合していることを確認しております。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等 連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの 該当事項はありません。
従業員の状況1,447
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)損害保険事業674(320)生命保険事業103(34)少額短期保険事業234(162)報告セグメント計1,011(516)全社(共通)19(1)合計1,030(517)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は期中平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない当社の従業員であります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)19(1)51.05.29,290,474△3.5(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は期中平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.従業員はすべて特定のセグメントに区分できない全社(共通)に属しております。 ③ 最大人員会社の状況当事業年度における従業員が最も多い会社SBI損害保険株式会社 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)674(320)40.55.84,635,0545.2(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は期中平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ④ 労働組合の状況 当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 ⑤ 使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容 当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。当該新株予約権の内容については、「1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況 ① ストックオプション制度の内容」に記載しております。 ⑥ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異a.提出会社「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号。以下「女性活躍推進法」という。)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号。以下「育児・介護休業法」という。)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。 b. 連結子会社女性活躍推進法及び育児・介護休業法の規定による公表を行わない項目又は公表義務の対象ではない連結子会社については、記載を省略しております。当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 (%) (注)1男性労働者の育児休業取得率 (%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者SBI損害保険株式会社20.566.062.858.180.3SBI生命保険株式会社18.8-65.662.570.7SBIいきいき少額短期保険株式会社45.8-57.783.559.8(注)1.女性活躍推進法の規定に基づき算出したものであります。2.育児・介護休業法の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況982
4【関係会社の状況】名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(親会社) SBIホールディングス株式会社 (注)4東京都港区238,019株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等59.7商号・商標使用許諾契約の締結、役員の兼任(連結子会社) SBI損害保険株式会社(注)3、5東京都港区11,000損害保険事業99.2経営管理契約の締結、役員の兼任SBI生命保険株式会社(注)3、6東京都港区15,000生命保険事業100.0経営管理契約の締結、役員の兼任SBI少短保険ホールディングス株式会社 (注)3東京都港区1,911少額短期保険事業100.0経営管理契約の締結、役員の兼任SBIいきいき少額短期保険株式会社東京都港区286少額短期保険事業100.0(100.0)役員の兼任SBI日本少額短期保険株式会社大阪市北区190少額短期保険事業100.0(100.0)役員の兼任SBIリスタ少額短期保険株式会社東京都港区180少額短期保険事業100.0(100.0)-SBIプリズム少額短期保険株式会社仙台市青葉区298少額短期保険事業100.0(100.0)-SBI常口セーフティ少額短期保険株式会社札幌市中央区50少額短期保険事業100.0(100.0)役員の兼任SBIペット少額短期保険株式会社東京都港区299少額短期保険事業100.0(100.0)役員の兼任 (注)1.連結子会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報の名称を記載しております。2.「議決権の所有割合又は被所有割合」欄の( )内は、間接所有割合を内数で記載しております。3.特定子会社に該当しております。4.有価証券報告書を提出しております。5.SBI損害保険株式会社については、経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報における損害保険事業の経常収益の全てを占めているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。6.SBI生命保険株式会社については、経常収益(連結会社相互間の内部経常収益を除く)の連結経常収益に占める割合が10%を超えておりますが、セグメント情報における生命保険事業の経常収益の全てを占めているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。
配当政策554
3【配当政策】当社は、グループ各社の利益成長、今後の経営環境の変化への対応及び財務体質強化のための内部留保との調和を図りつつ、株主に対して安定的な利益配当を継続していくことを基本方針としております。この基本方針のもと、当事業年度(2026年3月期)からは、配当について連結配当性向40%程度を目安として実施することとしております。また、毎事業年度における配当回数についての基本的な方針は、引き続き年1回(通期の連結業績を踏まえて実施する期末配当)としております。これらの方針に基づき、当事業年度については、1株当たり46円50銭(連結配当性向40.1%)の期末配当の実施を決定いたしました。なお、内部留保資金につきましては、グループ各社の利益成長、今後の経営環境の変化への対応及び財務体質強化のために有効活用してまいります。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年5月12日1,15446.50取締役会決議当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行う旨を定款に定めております。また、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。
研究開発活動21
6【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況534
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物その他の有形固定資産合計本社(東京都港区)全社(共通)事務所設備等932111519(1)(注)1.建物は賃借しております。年間の賃借料は55百万円であります。2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。 (2)国内子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)有形固定資産無形固定資産合計建物その他の有形固定資産ソフトウエアSBI損害保険株式会社本社他(東京都港区他)損害保険事業ソフトウエア等2302732,6933,196674(320)SBI生命保険株式会社本社他(東京都港区他)生命保険事業ソフトウエア等361082,2542,399103(34)(注)1.建物は賃借しております。年間の賃借料は、SBI損害保険株式会社397百万円、SBI生命保険株式会社193百万円であります。2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。 (3)在外子会社該当事項はありません。
監査の状況2,745
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況本書提出日現在、当社の監査役会は3名の社外監査役で組織され、株主の負託を受けた独立の機関として取締役の職務の執行を監査することにより、当社及び当社グループの健全で持続的な成長を確保し、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に努めております。監査役会は原則として月1回開催しており、必要に応じて随時開催しております。当事業年度の監査役会は13回開催しており、監査の方針及び監査計画、取締役の職務執行の妥当性、内部統制システムの整備・運用状況、事業報告及び附属明細書の適法性、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、会計監査人の再任の適否などについて検討しております。当事業年度における各監査役の監査役会への出席状況は次のとおりであります。役名氏名開催回数出席回数常勤社外監査役神山 敏之13回13回社外監査役大鶴 基成13回13回社外監査役松尾 清13回13回各監査役は、監査役会が定めた監査の方針及び監査計画などに従い、取締役会に出席するほか、定期的に代表取締役や内部監査部門との意見交換を行うこと等により、取締役の職務の執行を適切に監査しております。また、定例の監査役会において、職務の状況について報告を行うことにより監査業務の認識を共有化しております。なお、社外監査役松尾清氏は、長年にわたる公認会計士及び監査法人代表社員としての経験から、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。常勤監査役は、社内の重要な会議への出席、取締役及び内部監査室を含む各部門長からの報告聴取、定期的な子会社の監査役との情報交換等を通して、子会社を含む社内の情報を収集することに加え、重要書類の閲覧、本社における業務及び財産状況の実地調査、会計監査人からの監査の実施状況及び結果の報告について確認などを行っております。 ② 内部監査の状況内部監査を担当する内部監査室は、内部監査室長以下8名(2026年3月31日現在)で構成されており、取締役会において承認された監査計画に基づいて、リスクベースアプローチの手法により選定された重要なリスクに関する業務運営の適切性、リスク管理態勢の有効性などを検証し、代表取締役及び取締役会に監査結果として直接報告しております。内部監査室は、毎月開催する常勤監査役との連絡会議に加え、日常的に監査役と監査の進捗状況などの監査情報を交換しており、また、会計監査人とも随時に連絡・調整して監査情報に関する意見交換を行うことにより、内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携の強化を図っております。さらに、経営企画部などの内部統制部門からは日常的に会社経営の動向、リスクの評価等に関して聴取しており、内部監査の有効性と効率性を高めております。内部監査の実効性を確保するため、取締役会は、内部監査部門について、被監査部門からの独立性を確保し、牽制機能が働く体制を整備することを内部監査に関する基本方針に定め、他の業務執行部門から独立した内部監査室を設置しております。また、内部監査室員が携わっている業務について監査を実施するときは、当該監査室員を監査担当者に選任しないなど、客観性を保持するための防護措置を講じております。さらに、監査報告は、内部監査室長が代表取締役及び取締役会に対して直接報告すると同時に監査役に対しても情報連携しており、監査の独立性に加えて監査役との連携を確保しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称有限責任監査法人トーマツ b.継続監査期間当社設立(2016年12月)以降 c.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員:白田英生、千葉香菜子 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 12名、会計士試験合格者等 7名、その他 17名 e.監査法人の選定方針と理由当社は監査公認会計士等を選任するに当たって、監査法人等の品質管理体制が適正であること、会社法で定める欠格事由に該当しないこと、独立性に問題がないこと及び適切な監査報酬であることを確認するとともに、監査計画や監査チームの編成といった監査実施体制が、当社グループの規模や事業内容に対応するリスクを勘案した内容であるかを検討することとしております。有限責任監査法人トーマツの監査実施体制は、合理的な内容であり、選定に当たって確認すべき事項に問題がないことから、当社は同法人を選定し監査契約を締結しております。なお、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は監査役全員の同意によって、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。また、上記のほか、会計監査人の独立性及び専門性並びに職務の遂行状況に鑑み、会計監査人が適正に監査を遂行することが困難であると認められる場合、監査役会は、会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることといたします。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価監査役会は、会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の相当性判断を実施しており、同監査法人の「監査の方法」及び「監査の結果」につき特段の問題はないものと判断しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社60-6047連結子会社129-129-計189-18947(注)当連結会計年度の提出会社における非監査業務の内容は次のとおりであります。国際財務報告基準(IFRS)導入に関する助言・指導業務及び経済価値ベースのソルベンシー規制に基づく「経済価値ベースのバランスシート」を対象とする監査受嘱にあたっての課題調査業務 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針監査報酬の決定方針の定めはありませんが、当社の規模及び特性並びに監査日数等を勘案し、監査役会の同意を得て決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等について必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額が適切であると判断し、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況1,386
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、基準を定めておりませんが、純投資目的で株式を保有することを予定しておりません。 ② SBI生命保険株式会社における株式の保有状況a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a-1. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容TOKYO PRO Marketへの上場株式のみを保有しているため、記載を省略しております。なお、当該株式については、金融商品取引法第24条第1項第1号又は第2号に掲げる有価証券に該当する株券及び外国の金融商品取引所に上場されている株券その他これらに準ずる有価証券に係る株式以外の株式に該当するため、下記a-2の非上場株式欄に記載しております。 a-2. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1117非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式1117新規出資のため非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- a-3. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 b. 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 c. 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 d. 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。 ③ 提出会社における株式の保有状況a. 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a-1. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容非上場株式のみ保有しているため、記載を省略しております。 a-2. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式20非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- a-3. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報該当事項はありません。 b. 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 c. 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 d. 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革673
2【沿革】2016年12月SBIホールディングス株式会社がSBIグループの保険事業を統括する保険持株会社の準備会社としてSBI保険持株準備株式会社(当社)を東京都港区に設立2017年3月内閣総理大臣から、保険会社を子会社とする保険持株会社となることの認可を取得 関東財務局長及び近畿財務局長から、少額短期保険業者を子会社とする少額短期保険持株会社となることの承認を取得 SBIホールディングス株式会社から株式の譲渡を受け、SBI損害保険株式会社を子会社化 SBIホールディングス株式会社及びその子会社との株式交換により、SBI生命保険株式会社を完全子会社化 SBIホールディングス株式会社及びその子会社との株式交換により、SBIいきいき少額短期保険株式会社、日本少額短期保険株式会社(現SBI日本少額短期保険株式会社)及びSBIリスタ少額短期保険株式会社を傘下に持つSBI少短保険ホールディングス株式会社を完全子会社化 SBIインシュアランスグループ株式会社に商号変更し、営業開始2018年9月東京証券取引所マザーズに上場2019年6月日本アニマル倶楽部株式会社(現SBIプリズム少額短期保険株式会社)の株式を取得し、子会社化2020年9月常口セーフティ少額短期保険株式会社(現SBI常口セーフティ少額短期保険株式会社)の株式を取得し、子会社化2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行2023年9月住生活少額短期保険株式会社(現SBIペット少額短期保険株式会社)の株式を取得し、子会社化

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 11:30
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2027年3月期第1四半期連結累計期間の決算速報のお知らせその他 · 11:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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提出書類

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臨時報告書臨時報告書 · S100YKKR
内部統制報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YDXH
確認書確認書 · S100YDXE
有価証券報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YDWS
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100XTET
臨時報告書臨時報告書 · S100XNRW
半期報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X5QM
確認書確認書 · S100X5QN
臨時報告書臨時報告書 · S100W76V
内部統制報告書-第9期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100VZ7S
確認書確認書 · S100VZ7O
有価証券報告書-第9期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100VZ79
確認書確認書 · S100UTOF
半期報告書-第9期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UTOD
臨時報告書臨時報告書 · S100TS5S
内部統制報告書-第8期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TP8P
確認書確認書 · S100TP8J
有価証券報告書-第8期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TP8D
四半期報告書-第8期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SSYT
確認書確認書 · S100SSYX
確認書確認書 · S100SC1Z
四半期報告書-第8期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100SC1X
確認書確認書 · S100RM4Z
四半期報告書-第8期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RM4J
内部統制報告書-第7期(2022/04/01-2023/03/31)内部統制報告書 · S100R24S
確認書確認書 · S100R24H
有価証券報告書-第7期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100R23A
四半期報告書-第7期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q6R4
四半期報告書-第7期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PO89
四半期報告書-第7期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100OYT4
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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