ゼ
株式会社ゼンリン
ZENRIN CO., LTD.
643億円売上高(FY2026)
5.5%ROE
67.9%自己資本比率
64財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は643億円(前年比-0.1%)。営業利益は35億円(営業利益率5.4%)、当期純利益は27億円。総資産720億円に対し自己資本比率は67.9%、ROEは5.5%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは71億円の創出、現金及び現金同等物は115億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)912円2026-09-04
PER17.8倍
PBR1.00倍
配当利回り4.61%
時価総額(概算)441億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高643億円-0.1%
営業利益35億円-10.7%
当期純利益27億円+5.1%
総資産720億円
純資産489億円
営業利益率5.4%
ROE5.5%
自己資本比率67.9%
EPS51.3円
BPS915.9円
1株配当42円
配当性向81.9%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE5.5%中央値 12.0%
営業利益率5.4%中央値 8.6%
自己資本比率67.9%中央値 66.6%
健全性スコア64.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 643億円 | 35億円 | 39億円 | 27億円 | 720億円 | 489億円 | 51.3 | 5.5% | 67.9% |
| FY2025 | 644億円 | 39億円 | 39億円 | 26億円 | 740億円 | 498億円 | 48.8 | 5.3% | 67.4% |
| FY2024 | 613億円 | 20億円 | 21億円 | 21億円 | 754億円 | 493億円 | 38.9 | 4.4% | 65.3% |
| FY2023 | 589億円 | — | 21億円 | 28億円 | 701億円 | 460億円 | 51.4 | 5.9% | 65.4% |
| FY2022 | 591億円 | 27億円 | 30億円 | 37億円 | 792億円 | 487億円 | 66.9 | 8.1% | 61.3% |
| FY2021 | 572億円 | 14億円 | 17億円 | 12億円 | 713億円 | 447億円 | 22.5 | 3.0% | 60.5% |
| FY2020 | 598億円 | — | 37億円 | 26億円 | 696億円 | 415億円 | 50.4 | 6.6% | 57.1% |
| FY2019 | 637億円 | — | 62億円 | 32億円 | 699億円 | 417億円 | 61.2 | 8.1% | 56.7% |
| FY2018 | 613億円 | — | 59億円 | 33億円 | 717億円 | 408億円 | 60.8 | 8.2% | 54.9% |
| FY2017 | 578億円 | — | 45億円 | 25億円 | 652億円 | 435億円 | 44.7 | 6.0% | 64.6% |
| FY2016 | 550億円 | — | 34億円 | 16億円 | 598億円 | 415億円 | 44.2 | 4.0% | 67.1% |
営業CF71億円
投資CF-66億円
財務CF-29億円
現金及び現金同等物115億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 有限会社サンワ | 9.8% |
| 2 | トヨタ自動車株式会社 | 8.0% |
| 3 | NTT株式会社 | 7.8% |
| 4 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.8% |
| 5 | ゼンリン従業員持株会 | 4.9% |
| 6 | 大迫 基弘 | 4.4% |
| 7 | 株式会社西日本シティ銀行 | 4.3% |
| 8 | 大迫ホールディングス株式会社 | 3.5% |
| 9 | 大迫 キミ子 | 2.5% |
| 10 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.4% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 295億円 | 83百万円 | 4億円 | 3億円 | 0.3% | 68.8% | 4.9 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 287億円 | -3億円 | -3億円 | -1億円 | -1.0% | — | -2.2 |
| FY2024中間 | 272億円 | -16億円 | -16億円 | -12億円 | -5.8% | — | -22.9 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢47.11歳
平均年間給与601万円
平均勤続年数18.39年
管理職に占める女性比率9%
男女の賃金の差異(全労働者)77.6%
男女の賃金の差異(正規雇用)79.2%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容1,212字
3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社20社(うち連結子会社20社)および関連会社4社(うち持分法適用関連会社2社)で構成され、位置情報サービスの提供並びにこれらに附帯・関連する事業活動を展開しております。当社グループの事業に係る位置付け等は、次のとおりであります。主要品目等業務内容会社名住宅地図帳応用地図住宅地図データベーススマートフォン向けサービスインターネットサービス向け地図データカーナビゲーション用データ3D地図データその他地図データ製造・販売当社、㈱ジオ技術研究所、ZENRIN EUROPE GmbH、Abalta Technologies, Inc.製版・印刷・製本㈱ゼンリンプリンテックス校正・文字入出力当社、㈱ゼンリンプリンテックス調査・企画・編集当社受託・開発当社、㈱ゼンリンデータコム、㈱ゼンリンマップテック、㈱カーネル、ローカスブルー㈱、㈱アーバンエックステクノロジーズ、㈱コミュニケーション・プロジェクト、Abalta Technologies, Inc.、Abalta Technologies EOOD、㈱Will Smart、㈱トヨタマップマスターデータ作成・入力当社、㈱ジオ技術研究所、㈱ゼンリンインターマップ、㈱カーネルデータ配信当社、㈱ゼンリンデータコムグループ内給与事務・福利厚生の管理・運営㈱ゼンリンウェルサポート一般印刷物製造・販売・校正・文字入出力㈱ゼンリンプリンテックス仕入商品販売当社、㈱ゼンリンデータコムマーケティングソリューション企画・提供当社、㈱ゼンリンマーケティングソリューションズリース専用パッケージシステム開発・販売・保守㈱リースシステム企画不動産業向けサービス開発・販売・保守㈱アクトキューブベンチャーキャピタルファンドの管理・運営㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ投資ファンドZFP第1号投資事業有限責任組合、ZFP第2号投資事業有限責任組合、ZFP企業共創投資事業有限責任組合 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)1 当社は、2025年7月1日に㈱アーバンエックステクノロジーズの株式を取得し、連結子会社といたしました。2 当社と㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ(連結子会社)は、2025年8月1日にZFP企業共創投資事業有限責任組合を設立し、連結子会社といたしました。3 ㈱トヨタマップマスターは、重要性が増したため、当連結会計年度より持分法の適用範囲に含めております。4 ㈱ジオ技術研究所(連結子会社)と当社研究開発部門を統合するグループ内再編を、2026年4月1日付で実施いたしました。当再編に伴い、㈱ジオ技術研究所は㈱ゼンリンジオ技術研究所へ商号変更いたしました。5 当社は、2026年6月1日に持分法適用関連会社であった㈱Will Smartについて、第三者割当増資による新株の発行を引受けたため、連結子会社といたしました。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,585字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経営方針当社は創業以来、地図業界のリーディングカンパニーとして地図関連情報の提供を通じ、社会に貢献し続けることを活動の基本として事業を拡大してまいりました。当社グループは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念として掲げ、「Maps to the Future」のスローガンのもと、「地図で情報を価値化する企業」となることを目指しております。また、株主の皆様にとって魅力ある企業集団であることを目指すとともに、お客様及び従業員を大切にし、社会に貢献し続けていく企業集団でありたいと考えております。(2) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略当社グループが属する地図業界では、詳細で正確な情報に基づいた、わかりやすく使いやすい地図やサービスの提供が求められており、当社グループは、地図に付加価値を加えることで市場のニーズに応え、事業を拡大してまいりました。今後の市場のニーズは、自動運転やMaaSに代表されるように、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが参照するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、技術革新や高度なネットワーク社会の実現により、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していくこと、いわゆるデジタルツイン技術が注目されております。当社グループを取り巻く環境は、テック企業による破壊的イノベーションにより想定以上のスピードで変化しておりますが、先進技術を活用した地理空間情報の利用価値向上やDXによる社会課題解決のニーズが高まるなど、ビジネスチャンスでもあると捉えております。このような環境の変化に対応し、企業・地域との共創活動により社会的価値を創造し、持続的成長を実現するため、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030(以下、ZGP2030)」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートいたしました。ZGP2030では、『共創社会における社会的価値創造』を基本方針に掲げ、①事業ポートフォリオマネジメントによる事業収益最大化、②高度時空間データベースによる提供価値の最大化、③グロースマインドセットによるスキル向上で組織力を最大化すべく取り組んでまいります。(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題2026年3月期から2027年3月期までの1st Stageは「変革実行期」と位置付け、2028年3月期から2030年3月期までの2nd Stageにおける収益拡大に向けた取り組みを着実に進めております。1st Stageの1年目である2026年3月期は、ストック型ビジネスの推進・拡大、セレクション新商材の開発、高度時空間データベース構築に向けた投資継続や経営情報基盤開発など、ZGP2030で掲げた基本方針実現の取り組みを進めました。 一方で、カーナビゲーション用データの販売減など外部環境の変化による収益影響が大きいことや、ソリューションサービスの新規案件獲得に時間を要していることから、ZGP2030の当期目標数値は未達となりました。 企業共創・地域共創の取り組み強化による外部環境変化に強い収益基盤の構築が急務であり、時空間データベースやサービス提供基盤の投資回収に向けた変革の実行が課題であると認識しております。 (目標達成のための取り組み)Ⅰ.事業方針当社グループの価値創造のバリューチェーンである「知のサイクル(企画・収集・管理・編集・提供)」と、企業共創・地域共創活動の高速化により、顧客起点でサービスを最適化し、パッケージ・セレクション・ソリューションの3つのサービス区分で収益を最大化します。 ・パッケージ :位置情報コンテンツと汎用的な業務機能をパッケージにして提供。 業種・業務に合った汎用サービスで自治体・企業・個店のDXを支援。 ・セレクション :個々の顧客課題に合わせ、部品化された汎用機能をセレクトして組み合わせて提供。 企業の個別課題解決を支援。 ・ソリューション:個々の顧客向けにカスタマイズしたサービスの提供。 企業共創により社会課題解決を支援。Ⅱ.技術方針当社グループの知的資本である時空間データベースの位置精度をさらに向上させるとともに、AI技術を活用した空間情報の拡張や生産性の向上などにより、「高度時空間データベース」へと進化させます。また、サービス提供基盤を拡張し、顧客保有データやオープンデータと連携・活用させることにより、高度時空間データベースへのユーザビリティとアクセシビリティを向上させることで、デジタルツインを実現する情報プラットフォームへ進化させます。Ⅲ.組織方針「共創社会における社会的価値創造」を実現するために、多様な人財が能力・資質・経験を組み合わせて成長することで、メンバー間の心理的エネルギーを高める自律型組織へ進化するため、人財開発・組織開発に取り組み、人財輩出と自律型組織を運営する経営情報基盤(DX/仕組み)の構築を進めます。特に人的資本としての人財開発では、人財ポートフォリオを進化させ、「オープンマインドで変化を受け入れながら自ら成長する人財」を輩出します。(業績目標)2027年3月期は、高度時空間データベース構築に向けた成長投資に加えて、ベースアップの継続による人件費など営業費用の増加が想定されるものの、ストック型サービスの更なる拡大やソリューション営業強化、新商材の投入などを通じて、限界利益率の向上及び投資回収に取り組んでまいります。以上の取り組みを踏まえ、ZGP2030の最終年度である当社グループの2030年3月期は、売上高780億円、EBITDA150億円(EBITDAマージン19.2%)、営業利益80億円(営業利益率10.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益60億円、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を目指します。
事業等のリスク8,094字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。当社グループは、これらのリスクの存在を認識した上で、その発生を未然に防ぎ、かつ、万一発生した場合でも適切に対処するよう努める所存であります。なお、これらは当社グループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外の予見しがたいリスクも存在します。いずれのリスク要因によっても、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループでは、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートしました。本計画に沿って、当社グループの持続的利益成長と企業価値の向上に全力で取り組んでまいりますが、当該中長期経営計画は、策定時に当社グループが入手可能な情報や適切と考えられる一定の前提に基づき、将来の事象に関する仮定及び予想に依拠して策定したものであります。従いまして、以下に記載の各リスク等を含む様々な要因により、目標達成又は期待される成果の実現に至らない可能性がありますが、計画達成に向け適切に対処してまいります。(1) 進化する技術への対応について当社グループは、紙媒体が主流の頃より地図制作に携わり、地図に付加価値を加え、わかりやすく使いやすい地図やサービスを提供することで事業を展開してきました。また、いち早く地図情報のデータベース化に取り組み、汎用性に優れた地図データベースの構築に成功したことで、IT技術の進歩により拡大した地図情報の用途への対応を可能にし、カーナビゲーション用データの分野でトップシェアを獲得したほか、PC、スマートフォン等への地図データ配信分野においても高いシェアを獲得し、地図業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立してきました。近年の市場ニーズは、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが参照するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していく、いわゆるデジタルツイン技術が注目されています。当社グループでは、こうした急激な事業環境の変化に対応するため、地図データベースの情報収集から整備、用途に応じた編集、提供までを可能とする情報プラットフォーム「ZENRIN Information Platform(以下、ZIP)」への継続投資により、生産性向上とコスト削減を図りつつ、AI等を活用したデータベース整備の効率化や情報を最適化する編集機能を向上させ、デジタルツインを実現する情報プラットフォームの進化に取り組んでおります。しかしながら、予想を超える急激な技術の進化及び市場ニーズの変化に対応できず、市場ニーズに合致した製品を投入できなかった場合やAI技術の悪用により、地図データベース整備に係る技術等の当社ノウハウが流出し、市場への参入障壁が下がった場合及びAI技術の利活用において適切な統制管理ができず誤った情報を取得し、当社が提供する地図データベースに反映された場合等、現在の当社グループの信頼性・優位性が大幅に低下し、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(2) 位置情報サービス関連事業への依存について当社グループは、地図データベースの一部を利用した製品及びサービス、あるいは地図データベースそのものを販売、提供する位置情報サービス関連事業を展開し、事業を拡大してきました。当社グループの売上の大部分は、当社独自の地図データベースを基に制作される製品群及び地図データベースそのものの販売による売上に依存しております。また、当社グループ製品の優位性確保のためには、地図データベースを最新の地図情報に更新する必要があり、毎期継続して多額の整備コストや設備投資が発生しております。こうしたコストは売上高の増減にかかわらず継続して固定的に発生することから、一定水準の売上を確保できなければ、当該コストを回収しきれず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(3) 他社の参入・競争激化について当社グループは、地図に付加価値を加えることで市場のニーズに応え、事業を拡大してきましたが、昨今の市場のニーズは、自動運転やMaaSに代表されるように、社会や産業の課題解決を目的とし、人だけでなくシステムが判断するために必要となる三次元化を含めた現実世界の再現にシフトしております。また、技術革新や高度なネットワーク社会の実現により、現実世界から様々なデータを収集・解析し、現実世界へフィードバックすることで新たなサービスを創造・展開していくこと、いわゆるデジタルツイン技術が注目されております。このような最新技術の活用とテック企業による破壊的イノベーションにより、当社グループの製品を凌駕する高品質の製品や、用途を限定した低価格製品等が市場に投入され、当業界の競争が激化した場合は、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(4) 特定の取引先への依存について当社グループの売上高は、特定の自動車メーカー関連各社及び通信事業者並びにインターネット事業者に対するものが多くを占めております。これらの取引先とは、製品の仕様検討、技術開発、地図データベースの改良などにおいて相互協力関係にあり、取引先を通じて顧客ニーズを充足する努力を続けることで、引き続き良好な協力関係の維持と発展を目指しております。また、自動車メーカー関連各社や、様々な企業との業務提携によるパートナーシップ強化により、地図データベースの技術開発及び各種コンテンツの充実並びに新たな事業領域への進出を目指しております。しかしながら、これらの取引先の経営方針や生産計画の変更及び業績動向などの影響を受け、当社グループ製品の販売数量の減少、製品価格の引き下げ要請、取引内容変更、契約打ち切り等が生じた場合は、友好的な協力関係がもたらす成果を享受できず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(5) 企業への投資について当社グループは、既存事業とのシナジー強化、新たな事業領域への進出、経営効率向上のため、企業買収、第三者との合弁及び戦略的出資を積極的に実施しております。こうした投資には、多額の買収コスト又は統合費用の発生を伴います。しかしながら、市場環境の変化や競争力の低下などにより、投資先企業が当初想定したとおりの事業展開ができない場合、当該会社の業績・財政状態の悪化、のれんの減損損失を計上する可能性があります。また、これらの投資においては、あらかじめ対象会社の法務・財務リスクなどを調査・評価しておりますが、投資時点では顕在化していない内部統制上の問題や、法令に抵触する可能性もあります。これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(6) コーポレートベンチャーキャピタル事業(CVC事業)について当社グループは、ベンチャー企業への投資を通じた既存事業の成長と新規事業の創出を目的に、CVC事業に取り組んでおります。当事業においては、実質的な投資リターンよりも、当社グループの事業を相乗的に成長、発展させることに重きを置いておりますが、投資活動であるため、投資検討段階では候補先企業の詳細なデューデリジェンスを行い、投資実行後は投資先企業の事業進捗及び財務状況に対する定期的なモニタリングを徹底し、可能な限りリスクを回避するよう努めております。しかしながら、投資先企業の業績、財務状況によっては、投資の回収ができなくなる可能性及び評価損を計上する可能性があります。これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(7) 新規ビジネスへの取り組みについて当社グループは、新たな事業領域における新規ビジネスの開発のほか、スマートシティ、自動運転、MaaS等の次世代の社会インフラ分野に関する取り組みも積極的に行っております。こうした次世代の社会インフラ分野の法令や規制の整備は、現時点では不確定な部分が多く、実行判断においては最新の情報をタイムリーに入手し、慎重に見極めを行っておりますが、今後、法令や規制の整備が進むことで、現在見込んでいるとおりの事業に成長しない可能性があります。また、実用化においては、当社グループ単独での展開だけでなく、各界企業及び自治体・地域企業との共創活動も重要な手段の一つと考えており、当社グループでは、こうした企業及び自治体との提携を推進しております。そのため、当社グループとこれらの提携先の経営方針、事業計画や地域プロジェクト等の停滞、計画変更により、当初計画通りの事業展開ができない可能性があります。これら新規ビジネスへの取り組みにおいて、資金及び人的資源等の経営資源を投入しておりますが、当初計画通りの展開ができない場合、投入した経営資源に見合う成果を得ることができず、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(8) 商品及び製品の欠陥について当社グループの製品は、独自の情報収集及び外部から取得した各種情報、製造ノウハウ等の集大成であり、製品化においては高度な技術と情報処理能力を必要といたします。当社グループでは、それらの製造において細心の注意を払うとともに、仕入商品を含め、欠陥のある商品及び製品を出荷しないように作業工程の各段階で厳重な品質検査を行っておりますが、そのことが、欠陥のある商品及び製品が市場に流通しないことを絶対的に保証するものではありません。万一、当社グループが提供した商品及び製品に欠陥が発生した場合には、当該商品及び製品の回収に係るコストが発生するとともに、購入された顧客への賠償問題の発生、ブランドイメージの毀損など、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(9) 人財の確保と育成について当社グループを取り巻く環境は予想を超える速度で変化しており、共創社会に対応したスキルセットを備えた人財の輩出が、重要な経営課題となっております。多様化する市場ニーズに対応した製品を継続的に市場に投入していくためには、製品企画及び顧客提案スキルを持つ要員や、高い技術スキルを持つシステム開発要員や開発業務管理者が必要であり、また、AI、クラウドサービス等の新しい技術の進化に伴い、地図データベースの整備に関しても、こうした新技術に対応できるDX人財が欠かせない状況となっております。このような状況に対応するため、継続的な基本給のベースアップ及び初任給の引き上げといった待遇面の改定や、様々な働き方に対応した勤務形態の導入、教育・成長支援制度の導入、DX関連のスキル向上、リスキリングを支援する等、人事制度の改定も適宜実施し、能力発揮に重点を置いた人事体系とすることで、人財の確保と育成に取り組んでおりますが、こうした人財を確保又は育成できなかった場合には、当社グループの事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。(10) 個人情報の管理について当社グループは、顧客情報や従業員情報のほか、住宅地図等の製品に掲載・収録される居住者名、住所等の個人情報を収集・管理しており、個人情報保護法やその他類似法令を遵守し、これらの個人情報を適切に管理することは、当社の事業活動の基本であり、社会的責務であると認識しております。当社グループでは、個人情報管理規程を定め、個人情報の取得・利用・保管・廃棄に関する手順等の社内ルールの整備、従業員教育、入退室管理等の物理的対策やアクセス管理等の情報セキュリティ対策を講じております。しかしながら、これらの個人情報が、不正アクセスや業務上の過失等により、当社グループ又は業務委託先から漏洩し賠償問題が発生した場合、また、今後関連する法令の改正等により当社が展開するサービスが規制された場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(11) 知的財産権の侵害について当社グループでは、独自に開発した製造技術や新規開発製品に関するもので知的財産の保護の対象となる可能性のあるものについては、必要に応じて特許権や商標権の出願、登録を行っておりますが、必ずしもこれらの権利を取得できるとは限りません。当社グループの技術、ノウハウ又は製品名等が特許権や商標権として保護されずに他社に先んじられた場合には、当社グループの製品開発あるいは販売に支障が生じる可能性があります。また、当社グループでは、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分な調査を行い、注意を払っておりますが、当社グループの調査範囲が十分でかつ完全であるとは保証できません。さらに、第三者の特許権等の知的財産権が当社グループの事業にどのように適用されるのか全てを正確に想定することは困難であり、万一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求、使用差し止め等の訴えを起こされる可能性、並びに当該知的財産権に関する対価の支払いが発生する可能性があります。これらの問題が発生した場合、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(12) 情報システムへの対応について当社グループの業務遂行にあたっては、情報システムの円滑な運用は今や欠かせない企業基盤となっております。これらの情報システムの安全な運用にあたっては、関連規程を整備の上、各種対策を施し、情報システムの安全及び安定稼働の確保に努めております。また、地震・火災等の罹災及びサイバー攻撃による影響を想定し、情報資産のバックアップ体制の強化やIT-BCPマニュアルの整備等に取り組み、サイバーレジリエンスの向上にも努めております。しかしながら、予期できない水準の情報システム基盤の重大な障害、又は情報システムを支える電力、通信回線等のインフラに大規模な障害が発生する可能性を完全に排除することはできず、このような事態が発生した場合、各種業務活動の停止、重要なデータの喪失、当社サービスの機能低下などが発生する可能性があります。これらの問題が発生した場合、復旧費用の発生、当社製品の信用力やブランドイメージの毀損などにより、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(13) 自然災害等について自然災害、火災、流行病の蔓延等により、当社グループの営業拠点及び生産拠点に被害が発生した場合、事業活動に支障が生じる可能性があります。また、感染症の拡大に代表されるように、流行病の蔓延等が、市況の悪化、取引先の生産計画の変更等を招き、当社グループの取引減少や新規案件開拓の遅延等がリスクとして見込まれます。当社では自然災害等の発生に備え、社員の安否確認システムの導入、自然災害発生に対する防災マニュアルの作成、建物・設備・システム等の耐震対策、必要物資の備蓄等の対策を講じており、緊急事態が発生した場合には、対策本部を設置し、事業継続計画(BCP)や各種マニュアル等に沿って迅速に対応することとしております。しかしながら、これらによっても自然災害等による被害を完全に回避できるわけではなく、被害が発生した場合には、当社グループの経営成績や事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。(14) 環境・気候変動について当社グループは、企業活動と地球環境の調和を目指し、事業活動における温室効果ガスの排出量削減等の環境課題に取り組んでおります。その一環として、社用車のハイブリッド車への切替えや主要事業所における使用電力の再生可能エネルギーへの切替え等の取り組みを推進しております。今後も環境負荷低減に努め、持続可能な社会の実現を目指してまいります。しかしながら、これらの対応が遅れた場合や適切に行われなかった場合、顧客や投資家等、ステークホルダーからの信用低下を招き、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(15) コンプライアンスについて当社グループでは、企業理念の「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」及び行動指針の「私たちは信頼される企業市民として、質の高い情報を企画・収集・管理・編集・提供することで、人びとにとってより適した価値を実現します」をサステナビリティ活動の基本方針とする「サステナビリティ管理規程」を定め、コンプライアンス管理体制を構築し、役員・従業員への教育啓発活動を随時実施し、企業倫理の向上及び法令遵守の強化に努めております。しかしながら、このような施策を講じてもコンプライアンス上のリスクは完全に回避できない可能性があり、関連する法令・規制上の義務を実行できない場合には、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。(16) 会計制度・税制の変更等について当社グループに適用される会計基準や税制が新たに導入・変更された場合、また、税務申告における税務当局との見解の相違により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(17) 固定資産の減損損失について当社グループは、有形固定資産、ソフトウエア、のれん等の固定資産を保有しております。これらの資産について、収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合には、帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(18) 退職給付制度の影響について当社グループは、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。年金制度の変更、年金資産の運用状況及び数理計算で使用される割引率などの前提条件の変更により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(19) 有価証券の時価変動について当社グループでは、CVC事業のほか、経営戦略上重要な業務提携・資金調達・仕入等に必要な企業の有価証券を保有しており、このうち市場価格のない株式等以外のものについては、時価法により評価しております。当該有価証券の保有については、関連する取引や配当金による収益及び保有コスト等を定量的に検証することで、保有先企業の収益性と安定性を精査し、中長期的な経済合理性や将来の見通しの視点より保有の適否を毎年検証しており、検証の結果、保有に適さないと判断した有価証券は売却を行うなど縮減に努めております。しかしながら、当該有価証券の時価の変動により、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。(20) 繰延税金資産の取り崩しについて当社グループでは、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を判断した上
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,089字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調となりました。一方、恒常的な物価上昇に加え、主要国における通商政策の動向や中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりが金融資本市場に影響を与えるなど、先行きは不透明な状況が続いております。このような環境の中、売上高は、公共ソリューション関連で住宅地図データの提供や上期までに発生した受託案件の増加があったものの、モビリティソリューション関連で前年同期に計上した一過性売上の反動減に加えてカーナビゲーション用データの販売等が減少したことにより、前期同水準となりました。一方、営業費用は、人件費や売上構成の変化に伴う売上原価の増加などにより増加いたしました。以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高64,277百万円(前年同期比86百万円減少、0.1%減)、営業利益3,502百万円(前年同期比420百万円減少、10.7%減)、経常利益3,866百万円(前年同期比69百万円減少、1.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,738百万円(前年同期比132百万円増加、5.1%増)となりました。なお、営業利益の前年同期比に比べ、経常利益の前年同期比が改善した理由といたしましては、持分法による投資損益や為替影響などによるものであります。当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。また、財政状態といたしまして、当連結会計年度末の総資産は、時価評価により投資有価証券が減少したことなどから72,014百万円(前連結会計年度末比1,958百万円減少、2.6%減)となりました。負債は、未払法人税等が減少したことなどから23,111百万円(前連結会計年度末比1,014百万円減少、4.2%減)となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したものの、投資有価証券の時価評価によりその他有価証券評価差額金が減少したことなどから48,903百万円(前連結会計年度末比944百万円減少、1.9%減)となりました。② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は11,536百万円(前連結会計年度末比2,369百万円減少、17.0%減)となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が4,081百万円となり、法人税等の支払額1,806百万円、投資有価証券売却損益352百万円、仕入債務の減少299百万円などの減少要因がありましたが、減価償却費5,449百万円などの増加要因により7,112百万円の収入(前年同期比2,528百万円減少)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出5,275百万円、投資有価証券の取得による支出1,305百万円などの減少要因があったことにより6,588百万円の支出(前年同期比1,427百万円増加)となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額2,199百万円、長期借入金の返済による支出506百万円、リース債務の返済による支出195百万円などの減少要因があったことにより2,902百万円の支出(前年同期比937百万円減少)となりました。③ 生産、受注及び販売の実績1)生産実績当社グループは、位置情報及びそれに紐付く様々な情報の提供を主たる事業としており、生産実績を定義することが困難であることから、生産実績につきましては記載を省略しております。2)受注実績当社グループは、主に見込み生産を行っております。地図関連やソフトウエアの受託案件等、一部には受注生産も行っておりますが、その多くが短期間で販売するものであることから、受注状況につきましては記載を省略しております。3)販売実績当社グループは、位置情報サービス関連事業のみの単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前期比(%)位置情報サービス関連事業64,277△0.1(注) 主要な取引先(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありませんので、記載を省略しております。(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。① 財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容当社グループは、企業・地域との共創活動により社会的価値を創造し、持続的成長を実現するため、『共創社会における社会的価値創造』という基本方針のもと、5ヵ年の中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030(以下、ZGP2030)」(2026年3月期~2030年3月期)を2025年4月よりスタートいたしました。ZGP2030の最終年度である当社グループの2030年3月期は、売上高780億円、EBITDA150億円(EBITDAマージン19.2%)、営業利益80億円(営業利益率10.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益60億円、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上を目指します。2026年3月期は、売上高は、公共ソリューション関連で住宅地図データの提供や上期までに発生した受託案件の増加があったものの、モビリティソリューション関連で前年同期に計上した一過性売上の反動減に加えてカーナビゲーション用データの販売等が減少したことにより、前期同水準となりました。一方、営業費用は、人件費や売上構成の変化に伴う売上原価の増加などにより増加いたしました。以上の結果、当連結会計年度の経営成績につきましては、売上高は64,277百万円(前年同期比86百万円減少、0.1%減)、営業利益は3,502百万円(前年同期比420百万円減少、10.7%減)となりました。また、ROEは前連結会計年度に比べ0.2ポイント増加し5.5%となりました。2027年3月期は、高度時空間データベース構築に向けた成長投資に加えて、ベースアップの継続による人件費など営業費用の増加が想定されるものの、ストック型サービスの更なる拡大やソリューション営業強化、新商材の投入などを通じて、限界利益率の向上及び投資回収に取り組んでまいります。また、財政状態といたしまして、当連結会計年度末の総資産は、時価評価により投資有価証券が減少したことなどから72,014百万円(前連結会計年度末比1,958百万円減少、2.6%減)となりました。負債は、未払法人税等が減少したことなどから23,111百万円(前連結会計年度末比1,014百万円減少、4.2%減)となりました。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したものの、投資有価証券の時価評価によりその他有価証券評価差額金が減少したことなどから48,903百万円(前連結会計年度末比944百万円減少、1.9%減)となりました。当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、前述の「第2 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。なお、当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容の記載を省略しております。② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報1)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。2)資本の財源及び資金の流動性(ⅰ) 資金需要当社グループの資金需要は、運転資金としては、各種地図データベースの構築のための調査業務費用などがあり、設備投資資金としては、精度及び鮮度向上を目的とした高度時空間データベースの制作システムやサービス提供基盤ソフトウエアへの開発投資、制作工程の合理化のための施設及び機器の増設に加え、DX推進による社内システム構築などへの投資があります。当連結会計年度につきましては6,219百万円の設備投資を行っております。(ⅱ) 財務政策当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び、効率的な資金の確保を最優先としております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めるとともに、自己資金を効率的に活用しております。資金が不足する場合、短期的な運転資金の調達に関しましては、複数の金融機関より確保している融資枠からの短期借入金を基本とし、設備及びM&Aを中心とした投資資金の調達に関しましては、ファイナンス・リースの活用や金利変動リスクを考慮した固定金利の長期借入金を基本としております。なお、余剰資金が生じた場合は、借入金の返済に充当しております。以上により、当社グループの今後の事業活動において必要な運転資金及び設備投資資金を確保することは可能と考えております。③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 1.(1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
セグメント情報842字
(セグメント情報等)【セグメント情報】当社グループは、「位置情報サービス関連事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報当社グループは、「位置情報サービス関連事業」の単一セグメントであり、販売市場等の類似した単一の製品・サービス区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円)日本海外合計57,6286,73564,363(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。(2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報当社グループは、「位置情報サービス関連事業」の単一セグメントであり、販売市場等の類似した単一の製品・サービス区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。(2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】当社グループは、「位置情報サービス関連事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】当社グループは、「位置情報サービス関連事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組5,270字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループのサステナビリティ経営の基本方針当社グループは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念としています。当社グループの事業はその性質上、社会と密接なつながりを持ち、高い公共性を有していることから、位置情報の活用により社会課題の解決や安全・安心な社会の実現に貢献することが、私たちの社会的責任・公共的使命であると考えています。この企業理念に則り、創業以来、地図業界のリーディングカンパニーとして、情報の提供を通じて社会に新しい価値を提供するとともに、地域社会の発展に寄与し、環境保全活動にも積極的に取り組むなど、その社会的責任を果たすべく努めてまいりました。今後も、当社グループの経営理念体系、企業行動憲章として定めたこれら活動方針は変わることなく、サステナビリティ課題への取り組みと経営の統合をより一層推進することにより、事業活動を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するとともに、経営・事業におけるサステナビリティを強化し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指します。(2) ガバナンス当社グループは、サステナビリティ課題への対応を重要な経営課題の一つとして考え、取締役会による監督の下、取締役の中から選任されたサステナビリティ責任者及び各本部長により構成されたサステナビリティ委員会を中心としたガバナンス体制を構築しております。サステナビリティ委員会では、サステナビリティ活動の基本方針やサステナビリティ課題に関する重要なテーマについて審議するほか、下部組織のリスク管理部会を通じて、各部門及び国内外子会社の気候変動対応を含むサステナビリティ課題に関する活動計画の集約及び実施状況をモニタリングしております。また、サステナビリティ委員会の審議内容のうち重要なものについては、経営会議及び取締役会に報告される仕組みとなっております。当社のサステナビリティ推進体制は下図のとおりであります。 (3) 戦略、指標及び目標当社グループでは、取り巻く外部環境の正確な把握に努め、サステナビリティ委員会において、リスクと機会を分析し、社会とともに継続的に成長していくために、優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を経営会議での審議を経て、取締役会にて協議し特定しております。当社グループは、中長期経営計画において重要課題に対する各種取り組みを実行することで、サステナブルな社会の実現に貢献するとともに、経営・事業におけるサステナビリティを強化し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指します。外部環境認識と分析外部環境認識リスク機会気候変動・自然災害・対応の遅れによる企業価値毀損、事業継続危機・適切な対応により企業価値、信頼性、事業継続性向上・新サービス(付加価値)の創出技術革新・テック企業による破壊的イノベーションによる競争力低下・AI技術の発展、悪用による技術流出、参入障壁の低下による競争激化・DX対応の遅れによる非効率な業務運営・地理空間情報の利用価値向上・DXによる社会課題解決ニーズの拡大、新サービスの創出・DXの推進による業務効率の向上経済・政策の変動・パンデミックによる景気後退・働き方改革、金融・税制改革、個人情報保護法等の影響・ニューノーマルにおける新サービスの創出・規制緩和、法整備等による新事業推進 (自動運転、MaaS等)人口動態(地域格差・少子高齢化)・地方の衰退・市場縮小・人材確保の競争激化、スキルミスマッチ・企業・地域との共創活動により社会課題解決支援、地域課題解決支援サービスの創出・人材、組織改革による生産性向上と企業活性化 取り組むべき重要課題経営の重要課題(マテリアリティ)・時空間情報による地域・社会課題の解決・事業基盤の強化(ZIP※の進化、社内DXの推進)・技術進化への対応・人財基盤の強化※ZIP(ZENRIN Information Platform):当社の事業基盤である情報プラットフォーム。収集した情報をDBとして整備し、各商品・サービスの利用用途に応じて編集、提供する一連の仕組み。① 気候変動1) 気候変動に関する戦略(リスク及び機会に対処するための取組み)気候変動は、当社グループの事業にさまざまな影響を及ぼす可能性がありますが、適切な体制の整備と対応戦略の実践は、グループの競争力を高め、新たなビジネスの創造・拡大の機会につながると考えています。取り組むべき重要課題を推進するにあたり、気候変動がもたらす当社グループへの影響について、TCFD※のフレームワークに基づくシナリオ分析を実施しております。シナリオ分析にあたっては、抜本的な政策転換や技術革新により脱炭素社会へ急速に進む「1.5℃または2℃シナリオ」と、気候変動対策が現状から進展せず、地球温暖化が進む「4℃シナリオ」を中心に分析・検討を行いました。分析・検討の結果、抽出された重要度の高いリスク及び機会については、事業のレジリエンスを確保する戦略を策定・推進しております。いずれのシナリオにおいても、レベルは異なるものの、カーボンプライシング・BCP対策などによる操業コスト増加や市場構造の変化が予想されますが、気候変動対策に貢献する次世代技術の進展と普及への積極的な対応及び防災・減災支援サービスの拡充等に取り組むことで、事業機会を拡大していくことができると考えております。これは当社グループが現在取り組んでいるSDGs等社会課題に対する取り組みとも整合するものです。今後も、継続的に外部環境、市場動向を注視し、戦略のPDCAを繰り返し実践することにより、レジリエンスの強化を図ってまいります。※TCFD:気候関連財務情報開示タスクフォース2) 気候変動に関する指標及び目標気候変動に関する主な指標として「温室効果ガス排出量」を用いており、社用車のハイブリッド車への切替えや事業所等への再生可能エネルギーの導入等により、2050年までにネット・ゼロを目標として掲げています。当該指標に関する実績については、当社ウェブサイトをご参照ください。https://www.zenrin.co.jp/company/sustainable/enviroment/② 人的資本1) 人的資本に関する戦略(リスク及び機会に対処するための取組み、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)当社グループを取り巻く環境は、テック企業による破壊的イノベーションにより想定以上のスピードで変化しておりますが、先進技術を活用した地理空間情報の利用価値向上やDXによる社会課題解決のニーズが高まるなど、ビジネスチャンスでもあると捉えております。このような変化が激しい現代において経営戦略を実現するために、経営基盤のさらなる強化が必要です。人財は当社グループの経営基盤の最も重要な要素であり、外部環境の変化やニーズの多様化に対応できる人財開発と組織開発が急務であると捉えております。当社グループは、多様な人財が成長意欲をもって仕事に取り組み、能力・資質・経験を組み合わせて成長することで、メンバー間の心理的エネルギーを高め、社員ひとりひとりが成長することで、組織としても成長し続けたいと考えております。さらに、企業活性化のための必須条件である、安心して働ける職場環境の創出に取り組んでまいります。2) 人財開発に関する指標及び目標中長期経営計画「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」の基本方針である「共創社会における社会的価値創造」を実現するため、共創社会に対応できるスキルセットを備えた人財がイキイキと活躍し、個人の成長を実感するとともに、企業の成長へとつなげるための人財開発と、「オープンマインドで変化を受け入れながら自ら成長する人財」を継続的に輩出するために、多様な人財の確保と個人の成長を実感できる機会の創出に取り組んでまいります。重点施策、並びに指標及び目標は以下のとおりであります。(ⅰ) 多様な人財の確保・従来の新卒採用・キャリア採用に加え、アルムナイ採用・リファラル採用といった即戦力人財やソリューション人財の積極的な採用(ⅱ) 成長機会の創出・事業活動である企業共創・地域共創を推進するうえで必要となるスキルマップに基づいた育成プログラムの構築・DX教育を含む各種プログラムの拡大・各種研修に加え、選択学習プログラムによる自律的な学習の促進・当社グループ事業の根幹である地理空間情報に係る独自プログラム策定と地図リテラシーの向上指標実績(当事業年度)目標(2030年3月期末)教育研修投資額総費用83百万円100百万円一人当たり33千円40千円教育研修時間一人当たり4.98時間7時間以上DX人財の育成資格保有者(延べ人数)343名750名以上(注)1 教育研修投資額及び教育研修時間は、人事部主催の教育研修を対象に算出したものであります。2 資格保有者は、ITパスポート及び基本情報技術者を対象としたものであります。 3) 組織開発に関する指標及び目標働きがいと組織の成長を両立する強い自律型組織へ進化するため、心理的安全性の向上や健康増進等による職場環境整備、人財ポートフォリオに基づいた適所適材の配置・多様性を重視した登用等によるDE&Iの向上施策に取り組んでまいります。重点施策、並びに指標及び目標は以下のとおりであります。(ⅰ) 働きがいの向上、職場環境の整備・エンゲージメントサーベイ結果による定量的な現状把握、評価、運用改善や新たな取り組みの検討・全従業員を対象としたビジネス応募制度や表彰制度などによる挑戦や称賛の文化の醸成・有給休暇の取得や長時間労働の是正、柔軟な働き方(テレワークやフレックス等)の活用等によるワークライフバランスの向上・ハラスメントや情報セキュリティ、個人情報保護等のコンプライアンス教育の継続実施・従業員の健康課題の適切な把握と健康増進施策の充実指標実績(当事業年度)目標(2030年3月期末)エンゲージメントスコアトータル3.753.7以上有給休暇平均取得日数(取得率)14.0日(70.6%)13日(70%)以上ストレスチェック総合健康リスク8785未満高ストレス者比率8.8%9%未満健康経営優良法人の認定認定継続認定 (ⅱ) 多様な人財の活躍・性別、年齢、経験等に捉われない多様性のある登用の促進・イノベーション創出、並びに個人及び組織の成長に資するDE&I向上施策の実行指標実績(当事業年度)目標(2030年3月期末)管理的地位にある労働者の女性比率9.0%12%以上係長級の女性比率29.0%30%以上管理的地位にある労働者の外国人比率0.8%0.5%以上管理的地位にある労働者の中途採用者比率21.8%22%以上育児休業等取得率女性100%100%男性75%100%障がい者雇用率3.0%法定雇用率以上えるぼしの認定2段階目3段階目 (4) リスク管理当社グループでは、当社取締役の中からサステナビリティ責任者を選任し、その者を委員長とするサステナビリティ委員会を設置することで、当社グループの統合的なサステナビリティ活動を推進しております。リスク管理については、企業活動に関連する内外の様々なリスクを統合的かつ適切に管理するため、リスク管理の方針をリスク管理規程に定めるとともに、サステナビリティ委員会の下部組織としてリスク管理部会を設置し、全社的なリスクの評価、管理を行っております。(体制図については「(2)ガバナンス」参照)各部門及びグループ各社は、毎年1回、各々所管する業務に関連するリスクの抽出及び特定、優先度の設定、並びにその予防・軽減策及び活動計画をリスク管理部会に報告し、その承認を得て活動しております。気候関連リスクに関しても、リスク管理部会において評価、管理を行っています。同部会において、気候関連リスクの集約及び分析を行うことで、当社グループ全体の気候関連リスク状況を網羅的に把握し、対策立案とその実行を推進しております。リスク管理部会の内容は、サステナビリティ委員会においても情報共有され、重要な事案については同委員長であるサステナビリティ責任者より、経営会議及び取締役会に報告がなされることで、全社的なリスク管理の強化を図っております。サステナビリティに関する考え方及び取組の詳細については、当社ウェブサイトをご参照ください。https://www.zenrin.co.jp/company/sustainable/
コーポレート・ガバナンスの概要7,677字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、株主をはじめとするステークホルダーに対して経営の透明性を確保し、合理的・効率的な経営活動を行うことによって、企業価値を継続的に高めることを経営の基本方針としております。これらの実現のためには、コーポレート・ガバナンスを有効に機能させ、さらにこの機能を充実させることが肝要であると考えております。当社の機関・内部統制の仕組みは下図のとおりであります。② 企業統治の体制1) 企業統治の体制の概要当社は、当社事業に精通した取締役に、業務執行に対する一層の監督機能の強化を図ることを目的として社外取締役5名を加えて取締役会を構成しております。さらに、執行役員制度の採用により、経営の意思決定及び業務執行の監督機能と、業務執行機能を分離することで、経営監督機能の充実と業務執行の効率性向上を図っております。また、「(1)② 1)(ⅱ) 監査等委員会」、「(3)監査の状況」に記載のとおり、充実した監査を行うことにより、監査等委員会による経営監視機能の強化を図っております。(ⅰ) 取締役会有価証券報告書提出日現在、当社の取締役会は、社外取締役5名を含む13名の取締役で構成され、代表取締役社長が議長を務めております。原則として月1回、また必要に応じて随時開催し、各部門及び国内外の子会社より付議・報告された経営上の重要な事項の意思決定を行うとともに、業務執行の監督を行っております。これに加えて、迅速かつ効率的な業務運営を行うため、代表取締役社長を議長とし、業務執行取締役で構成する経営会議を月1回開催し、取締役会の付議案件の審議、取締役会の専決事項を除く経営の重要事項を決定しております。また、当社は四半期毎に、業務執行取締役及び執行役員が、各々の業務遂行状況や子会社の状況を取締役会メンバーに報告することにより、業務執行の状況を確認できる体制を整えております。取締役会の構成員につきましては、「(2)① 役員一覧」をご参照ください。 (ⅱ) 監査等委員会監査等委員会は、監査等委員会規則及び監査等委員会監査等の基準を定め、これらに基づき、取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人から報告を受けるとともに、必要に応じて説明を求めることにより、内部統制システムの構築・運用状況に関する監査体制の充実を図っており、有価証券報告書提出日現在、当社の監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)で構成されています。また、監査等委員会は、情報収集の充実と内部監査部門等との連携を通じた監査・監督機能の実効性を強化するため、藤本泰生を常勤の監査等委員に選定しております。業務執行状況や連結子会社の管理状況に関する監査についても、会計監査人及び監査室と適宜連携を図ることで、三様監査(監査等委員会監査、内部監査、会計監査人監査)の実効性確保に努めております。監査等委員会の構成員につきましては、「(2)① 役員一覧」をご参照ください。(ⅲ) 指名・報酬委員会指名・報酬委員会は、取締役の指名・報酬等に関する手続の公正性、決定プロセスの透明性及び客観性を担保することにより、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を図ることを目的として設置しており、有価証券報告書提出日現在、当社の指名・報酬委員会は、代表取締役社長及び独立社外取締役5名の合計6名で構成されております。指名・報酬委員会では、取締役会からの諮問に応じて、取締役会の構成、バランスに関する事項、取締役の選任及び解任に関する事項、取締役の報酬体系、報酬決定の方針及び手続に関する事項、その他取締役会が必要と認めた事項について審議をし、取締役会に対して答申を行います。指名・報酬委員会の構成員につきましては、次のとおりであります。委員長 竹川道郎、委員 龍美樹、委員 岡部麻子、委員 磯田直也、委員 新海一郎、委員 柴田祐二2) 当該体制を採用する理由当社は、監査等委員会設置会社を採用しております。監査等委員が取締役として、経営の重要な事項について取締役会で議決権を行使できることや、業務執行取締役の業務執行状況を監視・監督し、その選解任及び報酬について株主総会で意見を述べることができることなど、監査等委員の法律上の機能を活用することにより、取締役会の経営陣に対する監督機能が一層高まると考えております。3) 内部統制システムの整備の状況当社は、法令違反及びその他事業活動によって生じる様々なリスクを的確に把握するとともに、それらのリスクを適切にコントロールし、業務の適正性を確保する観点から、次のとおり内部統制システムを整備しております。当社は、このような内部統制システムの整備及びその実効性を確保することが、株主、取引先、地域社会その他のステークホルダーの信頼の源泉であり、企業経営の基本であると位置づけております。(ⅰ) コンプライアンス体制の整備の状況当社は、取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため、企業行動憲章・行動基準を定めるとともに、取締役の中からサステナビリティ責任者を選任し、その者を委員長としたサステナビリティ委員会を設置して、各本部・各部門にわたる全社的なコンプライアンス管理体制の整備を図り、その啓発活動等を行っております。なお、コンプライアンス状況のモニタリング、内部通報者の保護を目的として内部通報窓口を社内及び社外に設置しております。内部通報窓口にて受け付けた通報事実は、通報者の地位の保護及びプライバシーに配慮した上で、その真偽を調査するとともに、真実であった場合には是正措置を実施し、必要に応じて情報の適時開示を行うこととしております。また、内部通報者に対し、内部通報をしたことを理由として、解雇その他不利な取り扱いは行ってはならないと定めております。(ⅱ) リスク管理体制の整備の状況当社は、企業活動に関連する内外の様々なリスクを統合的かつ適切に管理するため、リスク管理の方針をリスク管理規程に定めるとともに、サステナビリティ委員会の下部組織としてリスク管理部会を設置し、各本部・各部門にわたる全社的なリスク管理体制を構築しております。このような管理体制のもと、各部門は、毎年1回各々所管する業務に関連するリスクの抽出及び特定、優先度の設定、並びにその予防・軽減策及び活動計画をリスク管理部会に報告し、その承認を得て活動しております。また、リスクが顕在化し緊急事態が発生した場合には、適宜、リスク管理部会を招集の上、対策本部を設置し、事業継続計画(BCP)、危機管理マニュアル、IT-BCPマニュアル等に従って迅速に対応するとともに、必要に応じて情報の適時開示を行うこととしております。なお、その実効性を向上させるため、関係者に対し、危機管理に係るトレーニングを実施しております。(ⅲ) 情報管理体制の整備の状況当社は、取締役及び使用人の職務の執行に係る情報については、適切な取り扱いと漏洩・紛失・改ざん等のリスクに対応するため、情報管理基本規程、その他の規程及びマニュアルを定め、情報セキュリティ管理責任者(サステナビリティ責任者)を選任し情報管理体制を整備するとともに、定期的に様々な情報セキュリティ教育を実施しております。(ⅳ) 財務報告に関する統制当社は、財務報告に係る内部統制の実効性を確保し向上させるため、体制を整備し、運用の定着を継続的に図っており、会計処理に関する諸規程や運用ルールの制定、評価システムの整備及び関連する情報システムの高度化に取り組んでおります。また、当社決算業務に関して会計監査人と協議を行う場として、決算直前に「決算方針検討会」を、決算後には「決算報告会」を開催し、会計監査人との意見交換や対応策の検討及び協議を行っております。(ⅴ) 子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況当社は、子会社に対する管理の適正化を図ること等を目的として関係会社管理規程を定め、必要に応じて当社取締役会に付議・報告しております。また、四半期毎に子会社の業務や事業計画の進行状況を把握するとともに、当社取締役会メンバーに報告しております。監査室は、子会社に対し内部監査を実施し、子会社の業務全般にわたる内部統制の有効性と妥当性を確保しております。監査等委員会は、子会社の管理状況に関する監査について、会計監査人及び監査室と適宜連携を図ることで、実効性の確保に努めております。(ⅵ) 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備の状況(1) 基本的な考え方当社は、企業行動憲章において、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、断固たる態度で臨むことを定めております。このように、反社会的勢力に対して断固たる態度で臨み、関係排除に取り組むことは、企業の社会的責任の観点から必要かつ重要であるとともに、企業防衛の観点からも必要不可欠な要請であり、コンプライアンスそのものであるとの認識のもと、以下のとおり、反社会的勢力による被害を防止するための対策に取り組んでおります。(2) 整備の状況当社は、企業行動憲章において、反社会的勢力に対しては断固たる態度で臨むことを定めるとともに、具体的な行動基準を定め、社内に周知しております。a.対応統括部署及びマニュアル等の整備総務部を対応統括部署として専任スタッフを配置するとともに、適切かつ迅速な対応を図るため、マニュアル等の整備に努めております。b.外部の専門機関との連携及び情報収集・啓発活動暴力追放運動推進センター、企業防衛対策協議会、その他反社会的勢力の排除を目的とする外部の専門機関が行う地域や職域の活動に参加し、専門機関との緊密な連携関係の構築、情報の収集及び適切な対応のための啓発に努めております。4) 責任限定契約の内容の概要当社は、社外取締役及び監査等委員である取締役全員との間で、会社法第427条第1項及び定款の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。5) 役員等賠償責任保険契約の内容の概要等当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社の取締役及び執行役員等であり、保険料は全額当社が負担しております。当該保険契約により被保険者の業務に起因して損害賠償請求された場合の損害賠償金及び争訟費用等を塡補することとしております。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするために、違法に利益若しくは便宜供与を得た場合又は犯罪行為等に起因する場合等は、塡補の対象としないこととしております。6) 会社の支配に関する基本方針(ⅰ) 基本方針の内容当社取締役会は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の企業価値の源泉を理解し、当社が企業価値及び株主共同の利益を継続的かつ持続的に確保、向上していくことを可能とする者である必要があると考えております。また、当社取締役会は、株券等所有割合が3分の1以上となる当社株券等の買付行為(以下、かかる買付行為を「大規模買付行為」といい、大規模買付行為を行う者を「大規模買付者」といいます。)が、当社グループの企業価値に重大な影響を及ぼす場合において、当社グループの企業価値及び株主共同の利益を確保し、又は向上させるため、大規模買付行為に適切な対応を行う必要があると考えております。当社グループは、「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」を企業理念としています。当社グループの事業はその性質上、社会と密接なつながりを持ち高い公共性を有していることから、位置情報の活用により社会課題の解決や安全・安心な社会の実現に貢献することが、私たちの社会的責任・公共的使命であると考えています。当社の経営においては、前述のような事業特性並びに顧客や従業員、取引先等のステークホルダーとの関係に対する理解が必要不可欠であり、また、十分な理解なくしては、当社グループの企業価値を適正に把握することは困難であると考えます。(ⅱ) 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するた めの取り組み当社取締役会は、当社グループの企業価値及び株主共同の利益を毀損する恐れのある大規模買付者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として適切ではないと考えます。このような不適切な大規模買付者に対しては、情報開示を積極的に求め、当社取締役会の判断、意見などとともに公表するなど、株主の皆様が適切な判断を行うための情報と時間の確保に努めるとともに、必要に応じて法令及び定款の許容する範囲内において適切な対応をしてまいります。(ⅲ) 具体的な取り組みに対する当社取締役会の判断及びその理由上記取り組みは、企業価値及び株主共同の利益を確保又は向上させる目的をもってなされるものであり、基本方針に沿うものです。従いまして、これらの取り組みは基本方針に沿い、当社株主共同の利益に合致するものであり、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではありません。 ③ その他、会社の機関設計に関する定款規定等の内容1) 取締役の定数当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数を12名以内、監査等委員である取締役の員数を5名以内とする旨を定款に定めております。 2) 取締役選任の決議要件当社は、会社法第341条に定める取締役選任の株主総会の決議要件について、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を、またその決議については、累積投票によらない旨を定款に定めております。 3) 株主総会決議事項を取締役会で決議することができる事項及びその理由(ⅰ) 取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)の損害賠償責任当社は、「(1)② 4) 責任限定契約」に記載のとおり、取締役が期待される役割を十分に発揮できるようにすることを目的として、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議により免除することができる旨を定款に定めております。なお、2016年6月17日開催の第56回定時株主総会
役員の報酬等3,718字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項1) 決定方針の決定方法当社は、取締役の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針を定めております。その決定方法は、株主総会でその限度額を決議し、取締役の個人別(役位別)の報酬等については、「取締役規程」及び「役員株式給付規程」にて報酬額及び算定方法等を詳細に規定することで、高い客観性と透明性を確保しております。また、当該規程は経営環境等の変化が生じた場合は適時適切に見直しを行っており、規程の策定及び改廃は代表取締役社長が起案し、指名・報酬委員会の諮問を経て、取締役会にて協議、決議しております。2) 決定方針の概要当社の取締役の報酬は、持続的な企業価値向上による社会貢献を実現するため、当社グループのステークホルダーの利益と連動した報酬体系とし、取締役の個人別の報酬等の決定に関しては、当社の経営陣として優秀な人材が確保でき、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針としております。また、各取締役が委託された業務遂行に邁進できる一定水準の生活基盤を保証するとともに、モチベーション向上と、委託したミッションに対する適切なインセンティブとなることを目的とした内容としております。具体的には、固定報酬、業績連動報酬としての賞与(金銭報酬)及び株式報酬(非金銭報酬)の3つから構成されております。業務執行取締役の報酬割合については、固定報酬(使用人兼務取締役の場合は、固定報酬に使用人報酬を加えた額)に対し、業績連動報酬である賞与は0~200%、株式報酬は0~30%の範囲内としております。業務執行取締役を除く取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役については、その報酬の趣旨から、賞与の支給はなく、株式報酬は事業年度ごとに固定の基準ポイント(退任時に株式等に換算)のみを付与することとしております。規程に定める各報酬の算定方法は、以下のとおりであります。(ⅰ) 固定報酬固定報酬は、当社連結上の利益水準や企業規模をベースとして、国内の上場企業の取締役報酬水準と相対的に比較検討し、役位ごとに規定しております。(ⅱ) 業績連動報酬(賞与)賞与は、目標達成度に対する実績還元、事業年度ごとの業績向上に対する一層のモチベーション高揚を目的として、連結営業利益を指標とする業績連動報酬としており、毎年一定時期に支給することとしております。指標として連結営業利益を選択した理由は、中長期経営計画において、利益向上を優先課題とし、連結営業利益を目標のひとつとして設定しているためであります。賞与の算定方法は、使用人兼務取締役以外の取締役は、連結営業利益若しくは親会社株主に帰属する当期純利益のいずれか低い方に、年度当初に公表した連結営業利益の目標達成率(上限値150%、下限値0%)と役位別係数を乗じた額としております。使用人兼務取締役は、連結営業利益若しくは親会社株主に帰属する当期純利益のいずれか低い方に、連結営業利益目標の達成率(上限値150%、下限値0%)を乗じ、さらに役位別係数の1/2と個人の業績評価係数の合計値を乗じた額としております。個人の業績評価は、代表取締役社長により考課査定を行っております。業務執行取締役を除く取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役については、賞与は支給しておりません。当連結会計年度における指標の目標と実績は、連結営業利益目標43億円に対し、実績は35億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益の実績は27億円となり、賞与につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益を算定の基礎としております。(株式報酬)当社は、株式報酬として役員株式給付信託(BBT)を導入しております。株式報酬は、取締役の報酬と当社の中長期業績及び株式価値との連動性をより明確にし、業務執行取締役が中長期的な業績の向上と企業価値の拡大に貢献する意識を高めること、業務執行取締役を除く取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役が、監査又は監督を通じた企業価値の拡大に貢献することを目的とした業績連動報酬であり、中長期経営計画における連結営業利益又は親会社株主に帰属する当期純利益の達成率を指標として選択しております。当株式報酬制度では、役員株式給付規程に基づき、各事業年度の業績に応じて、ポイントを付与し、退任時に当該付与ポイント相当の当社株式等を給付することとしております。ポイントの算定方法は、業務執行取締役は、役位に応じた基準ポイントに、あらかじめ合意した中長期経営計画の各事業年度の連結営業利益又は親会社株主に帰属する当期純利益の目標値に対する達成率のいずれか低い方を基準とした業績連動係数を乗じたポイントを付与することとしております。業務執行取締役を除く取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び監査等委員である取締役は、役位に応じた基準ポイントを付与することとしております。ただし、あらかじめ合意した各事業年度の連結営業利益又は親会社株主に帰属する当期純利益の目標値に対する達成率が50%未満である場合は、ポイントの付与は行わないこととしております。当連結会計年度における指標の実績は、上記(賞与)に記載のとおりであり、株式報酬につきましては、連結営業利益の目標達成率を使用し、ポイントを付与しております。3) 当該事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断した理由当事業年度の取締役の個人別の報酬額の決定におきましても、規程に基づいて算定、支給しております。また、指名・報酬委員会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬の算定の公正性、その水準と取締役の役割・職責とのバランス、当社業績との連動性等について協議を行い、その結果として、監査等委員会より当該報酬は相当であるとする意見が報告されております。よって、本決定方針に沿うものであると判断しております。4) 取締役の報酬等についての株主総会決議に関する事項当社は、2016年6月17日開催の第56回定時株主総会において、当社取締役(監査等委員である取締役を除く。)の金銭報酬の限度額は、年額500百万円(うち、社外取締役30百万円)、監査等委員である取締役の金銭報酬の限度額は、年額200百万円と決議しております。なお、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。第56回定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は7名(うち社外取締役1名)、監査等委員である取締役の員数は3名であります。また、同株主総会において、上記金銭報酬とは別枠で、役員株式給付信託(BBT)の導入を決議しており、2021年6月18日開催の第61回定時株主総会において、取締役に付与される1事業年度当たりのポイント数の合計の上限を42,000ポイント(うち監査等委員である取締役以外の取締役(社外取締役を除く)38,000ポイント、監査等委員である取締役以外の社外取締役2,000ポイント、監査等委員である取締役2,000ポイント)と決議しております。なお、取締役に付与されるポイントは、当社株式等の給付に際し、1ポイント当たり当社普通株式1株に換算されます。第61回定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は9名(うち社外取締役1名)、監査等委員である取締役の員数は3名であります。5) その他当社は、2006年6月23日開催の第46回定時株主総会において、役員退職慰労金制度廃止に伴う取締役及び監査役に対する打ち切り支給を決議しております。なお、支給時期は制度廃止時に在任していたそれぞれの役員の退任時としております。② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)22815770158取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)2019001社外取締役(監査等委員を除く)1211112社外取締役(監査等委員)2220113(注)1 報酬等の総額には、2025年6月20日開催の第65回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名を含んでおります。2 業績連動報酬のうち、賞与は取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)5名に対するものであり、非金銭報酬は取締役(監査等委員及び社外取締役を含む)のうちポイント付与対象者12名に対するものであります。3 非金銭報酬等は業績連動報酬の株式報酬であります。内容は当社の株式等であり、割当ての際の条件等は「①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項」のとおりであります。
従業員の状況1,795字
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)位置情報サービス関連事業3,574(注)従業員数は就業人員(当社グループ(当社及び連結子会社)からグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む)であります。② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,44147.1118.396,013,2427.6 セグメントの名称従業員数(人)位置情報サービス関連事業2,441(注)1 従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む)であります。2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。(参考情報)提出会社の総合職及び専門職の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)1,21142.1916.016,814,822(注)当社は、従業員自身が勤務地等を選択できる働き方や、高齢者の雇用延長など様々な人事制度を導入しており、制度に応じた給与体系が異なることから、当社の従業員の中心である総合職及び専門職の平均年間給与等の状況を記載するものであります。なお、当社において総合職は社内業務を総合的に担う職掌、専門職は高度に専門的な知識・経験・スキルを要する業務を担う職掌であります。③ 労働組合の状況当社グループには労働組合はありません。なお、労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。④ 使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の内容当社は、使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。当該役員・従業員株式所有制度の内容については、「第4 1.(8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。⑤ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異1) 提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者9.07577.679.277.1(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。2) 連結子会社当事業年度名 称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者㈱ゼンリンプリンテックス(注)3、421.4----㈱ゼンリンデータコム12.86776.776.196.0㈱ゼンリンインターマップ(注)3、416.7----(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3 男性労働者の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。4 労働者の男女の賃金の額の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況1,869字
4【関係会社の状況】(連結子会社)名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容㈱ゼンリンプリンテックス ※1北九州市門司区92印刷物の製造・販売100.0住宅地図帳・応用地図の製版・印刷・製本、地図データベース整備の一部を当社より受託役員の兼任 1名㈱ゼンリンデータコム ※1、2東京都港区2,283位置情報サービス、業務ソリューションの提供100.0インターネットサービス向け地図データ配信業務の一部を当社より受託役員の兼任 2名㈱ジオ技術研究所福岡市博多区200ソフトウエアの研究・開発、地図データベース整備100.0地図データ作成におけるAI技術の研究、開発及び3D地図データベース整備業務の一部を当社より受託役員の兼任 1名㈱ゼンリンインターマップ那覇市60地図サービスの提供、地図データベース整備100.0地図データベース整備の一部を当社より受託、沖縄地区における当社製品の販売代理店役員の兼任 1名㈱ゼンリンマーケティングソリューションズ東京都千代田区100マーケティングソリューションの提供100.0マーケティングソリューション業務の一部を当社より受託役員の兼任 1名㈱ゼンリンウェルサポート北九州市小倉北区10グループ内福利厚生業務100.0給与事務、福利厚生業務を当社より受託役員の兼任 2名貸付金 260百万円㈱ゼンリンマップテック北九州市戸畑区19ソフトウエアの開発100.0地図データベース整備システム開発業務の一部を当社より受託役員の兼任 1名㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ東京都千代田区25コーポレートベンチャーキャピタル業務100.0役員の兼任 2名㈱カーネル京都市中京区10地図データベース整備、ソフトウエアの開発100.0地図データベース整備の一部を当社より受託役員の兼任 1名ローカスブルー㈱東京都千代田区10ITソリューションの開発・販売93.2ITソリューションの開発業務を当社より受託役員の兼任 2名㈱アーバンエックステクノロジーズ東京都中央区10ソフトウエアの開発・販売80.0貸付金 132百万円㈱リースシステム企画川口市20パッケージシステムの開発・販売100.0(100.0)――――――㈱アクトキューブ東京都千代田区10Webシステム等の開発・販売100.0(100.0)――――――㈱コミュニケーション・プロジェクト東京都渋谷区10業務ソリューションの提供100.0(100.0)――――――ZFP第1号投資事業有限責任組合 ※1東京都千代田区1,747コーポレートベンチャーキャピタルファンド100.0(0.0)――――――ZFP第2号投資事業有限責任組合 ※1東京都千代田区1,205コーポレートベンチャーキャピタルファンド100.0(0.0)――――――ZFP企業共創投資事業有限責任組合東京都千代田区240コーポレートベンチャーキャピタルファンド100.0(0.0)――――――ZENRIN EUROPE GmbHドイツミュンヘン市150千EURカーナビゲーション用データの販売100.0当社の地図データを販売Abalta Technologies, Inc.アメリカサンディエゴ市3,132千USDソフトウエアの開発・販売100.0当社の地図データを販売役員の兼任 1名貸付金 223百万円Abalta Technologies EOODブルガリアソフィア市100BGNソフトウエアの開発100.0(100.0)―――――― (注)1 ※1 特定子会社であります。2 議決権の所有割合欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。 3 ※2 ㈱ゼンリンデータコムについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高 17,311百万円(2) 経常利益 879百万円(3) 当期純利益 584百万円(4) 純資産額 8,886百万円(5) 総資産額 12,344百万円(持分法適用関連会社)名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容㈱Will Smart東京都江東区635業務ソリューションの提供43.8デジタルサイネージの調達、保守・運用業務を当社より受託㈱トヨタマップマスター名古屋市480ナビゲーションシステムの商品企画、開発20.8ナビゲーション用データの販売(注)㈱Will Smartは、有価証券報告書を提出しております。
配当政策652字
3【配当政策】当社は、中長期経営計画における利益成長に基づき、連結株主資本配当率(DOE)5%以上とする安定的・継続的な配当の実施に加え、機動的な自己株式の取得を通じ、「ZENRIN GROWTH PLAN 2030」期間中5年間累計で総還元性向100%を目指してまいります。この方針に基づき、当事業年度の期末配当金は、前期から1円増配し、1株当たり21円を予定しております。これにより、中間配当金を含めた年間配当金は、前期から7円増配の1株当たり42円となる予定であります。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。また、当社は、「剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定めることができる。」旨を定款に定めておりますが、当事業年度における期末配当につきましては、2026年6月19日開催予定の当社第66回定時株主総会での決議を経て決定する予定であります。当事業年度における剰余金の配当は、次のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月29日1,12721.0取締役会決議2026年6月19日1,12721.0定時株主総会決議(予定)なお、次期の年間配当金につきましては、1株当たり42円とし、中間配当金、期末配当金はともに1株当たり21円とする予定であります。
研究開発活動952字
6【研究開発活動】当社グループは、市場が求める正確で新鮮かつ充実した「知・時空間情報」を継続的に供給するために、事業の根幹である地図データベース制作システムの機能向上に努めております。また、5G、IoT、MaaS、スマートシティ、デジタルツインといった最先端の技術・概念に基づく社会変革の実現に寄与するため、データ収集・配信技術や、高精度・高鮮度地図データベースなどをテーマに研究開発に取り組んでおります。研究開発活動は、当社の研究開発室、㈱ジオ技術研究所(連結子会社)を中心に推進しております。なお、2026年4月1日付で、当社の研究開発室と㈱ジオ技術研究所を統合するグループ内再編を行っており、当再編に伴い、㈱ジオ技術研究所は㈱ゼンリンジオ技術研究所に商号変更しております。当連結会計年度における当社グループの研究開発費合計額は1,298百万円であり、主な研究開発活動は、次のとおりであります。当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。(1) 3D情報調査技術測量用GPS、360度カメラ、高精細カメラ、高精度レーザー計測機器などを搭載した専用車両で収集したデータから、先進運転支援システムや自動運転車で使われる3D時空間情報を、自動車専用道路のみならず、一般道路においても、高精度・高鮮度かつ低コストで作成する技術の研究・開発を行っております。(2) 地図自動生成技術近年、急速な進化を続けているAI技術を活用して、先進運転支援システム用カメラ、通信型ドライブレコーダー等の車載映像や3D点群から、信号機、道路標識、道路標示、建物、商標、文字列など、現実世界に存在するあらゆる地物を自動で認識し、地図上にマッピングすることで、地図データ作成や更新を自動化する技術の研究・開発を行っております。(3) デジタルツイン要素技術デジタルツインの基盤となる3D空間情報の高精度な作成技術や、これを活用した各種シミュレーション技術の研究開発に取り組んでおります。これにより、現実空間をデジタル上に忠実に再現し、多様な都市・交通シミュレーションや将来予測、最適化等への活用を目指し、スマートシティや各種社会課題の解決に貢献する技術基盤の強化を進めております。
主要な設備の状況2,456字
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。なお、当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメント名称の記載を省略しております。(1) 提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容設備の種類別の帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地建物及び構築物機械装置及び運搬具ソフトウエアリース資産その他合計面積(㎡)金額DB戦略本部、サーベイ本部、制作本部、システム開発本部、サービス開発本部他(北九州市戸畑区他)出版・編集設備地図データベース製造・研究開発設備 11,517 902(373)1,440(66)3 7,737 54 174(439)10,312 1,174エリアソリューション本部、プロダクトソリューション事業本部、公共ソリューション事業本部、インフラソリューション事業本部、モビリティソリューション事業本部他(東京都千代田区他)住宅地図帳・地図データベース販売設備 1,115 676(782)348(100)0 341 18 119(883)1,504 1,060コーポレート本部他(北九州市戸畑区他)その他設備 1,237 391(525)[161]1,690(10) 1 438 32 489(535)[161]3,041207合計 13,871 1,969(1,680)[161]3,479(177) 4 8,517 105 782(1,858)[161]14,8592,441 (2) 国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容設備の種類別の帳簿価額(百万円)従業員数(人)土地建物及び構築物機械装置及び運搬具ソフトウエアリース資産その他合計面積(㎡)金額㈱ゼンリンプリンテックス本社(北九州市 門司区)総合印刷・出版設備 28,601 2,482(22)429(9)55 1 689 35(32)3,694197㈱ゼンリンデータコム本社(東京都 港区)位置情報サービス、業務ソリューション提供設備 - -(271)120(10)- 1,964 192 12(281)2,290408㈱ジオ技術研究所本社(福岡市 博多区)地図データベース等製造設備 - -(57)21(2)- 24 0 151(60)19860㈱ゼンリンインターマップ本社(那覇市)地図データベース製造・販売設備 919 85(0)108(0)0 - 29 4(0)228150㈱ゼンリンマーケティングソリューションズ本社他(東京都 千代田区 他)マーケティングソリューション提供設備その他設備 612 657(91)17 - 55 - 28(91)75992㈱ゼンリンウェルサポート本社(北九州市 小倉北区)賃貸用不動産等設備 2,266 93(0)[95]170(0) - 0 1 0(0)[95]26413㈱ゼンリンマップテック本社(北九州市 戸畑区)地図データベース等製造設備 - -(21)0(0)- - - 1(21)148㈱ゼンリンフューチャーパートナーズ本社(東京都 千代田区)その他設備 - -(5)- - - - 0(5)06㈱カーネル本社(京都市 中京区)地図データベース製造設備 - -(36)45 - 0 7 8(36)6141ローカスブルー㈱本社(東京都 千代田区)ITソリューション開発・販売設備 - -(3)- - 7 3 1(3)119㈱アーバンエックステクノロジーズ本社(東京都 中央区)ソフトウエア開発・販売設備 - -(6)0 - 0 - 2(6)413㈱リースシステム企画本社(川口市)リース専用パッケージシステム開発・販売設備 - -(5)1 - 33 2 8(5)4631㈱アクトキューブ本社(東京都 千代田区)Webシステム等開発・販売設備 - -(11)1 0 101 - 1(11)1047㈱コミュニケーション・プロジェクト本社(東京都 渋谷区)業務ソリューション提供設備 - -(4)- - 8 - 0(4)88ZFP第1号投資事業有限責任組合本社(東京都 千代田区)----------ZFP第2号投資事業有限責任組合本社(東京都 千代田区)----------ZFP企業共創投資事業有限責任組合本社(東京都 千代田区)----------合計 32,400 3,318(540)[95]918(23) 55 2,198 926 257(563)[95]7,6731,083 (3) 在外子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)設備の内容設備の種類別の帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具ソフトウエアリース資産その他合計ZENRIN EUROPE GmbH本社(ドイツミュンヘン市)地図データベース販売設備(13)-(3)- 4 - 0(16)43Abalta Technologies, Inc.本社(アメリカサンディエゴ市)地図データベース等製造・販売設備(53)2(2)- 0 - 12(55)1410Abalta Technologies EOOD本社(ブルガリアソフィア市)地図データベース等製造設備(14)0 - - - 2(14)237合計(80)2(5)- 4 - 15(86)2250(注)1 「その他」は工具、器具及び備品・建設仮勘定であります。2 「建物及び構築物」欄の( )書は、賃借中の事務所・倉庫・社宅に係る年間賃借料を表示しております。3 「建物及び構築物」欄の[ ]書は、賃貸中の事務所(ゼンリン金沢ビル等)に係る帳簿価額を外数で記載しております。4 「機械装置及び運搬具」欄の( )書は、リース設備の車両等に係る年間リース料を表示しております。5 従業員数は、就業人員数を記載しております。6 在外子会社の帳簿価額及び従業員数は、各社の決算日(2025年12月31日)の数値を記載しております。
監査の状況3,502字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況有価証券報告書提出日現在、監査等委員会は、監査等委員である取締役4名で構成しており、このうち3名は社外取締役であります。常勤監査等委員である取締役の藤本泰生は、当社において長年にわたり経営管理、経理部門に携わり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。また、監査等委員である取締役の柴田祐二は、公認会計士及び税理士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものであります。監査等委員会の職務を補助するため、「(3)② 内部監査の状況」に記載しています監査室内に使用人を配置しております。当該使用人は、監査等委員会の業務を補助する事項に関しては、監査等委員会の指揮命令により職務を遂行しており、当該使用人の評価や異動の人事処遇については、監査等委員会と事前に協議を行います。また、当該使用人に対する取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び業務執行者からの独立性を確保しております。監査等委員会は、「(1)② 1)(ⅱ) 監査等委員会」に記載のとおり、監査等委員会規則及び監査等委員会監査等の基準に基づき監査を行い、監査において発見した問題点等については、代表取締役社長と適宜協議を行い、是正を図っております。監査等委員会は、原則として毎月開催しており、当事業年度の開催回数と個々の監査等委員の出席状況は、次のとおりであります。氏名開催回数出席回数藤本 泰生14回14回磯田 直也14回14回新海 一郎14回14回柴田 祐二14回14回 監査等委員会における具体的な検討内容として、次のような決議、協議、報告がなされております。付議事項件数検討内容決議事項11件監査の方針・監査計画・監査の方法・監査職務の分担等に関する事項、監査報告の作成、会計監査人を再任することの適否の決定、会計監査人の報酬等に関する同意、取締役の選任および取締役の報酬等についての監査等委員会の意見の決定 など協議事項18件取締役会議案の事前確認、会計監査人の監査方針・計画、監査等委員会の監査報告案、招集通知添付書類に関する交付書面から記載を省略する範囲に関する意見、会社の支配に関する基本方針、監査等委員である取締役の常勤・非常勤の別の報酬 など報告事項71件監査等委員の活動状況、重要な決裁書類等に関する調査、内部統制システムの構築及び運用状況、会計監査人監査の方法及び結果の相当性、事業所往査の状況及び結果、全社戦略会議議案および議事の内容、サステナビリティ委員会及びリスク管理部会の活動状況、内部通報の状況、賞罰委員会の状況、ストレスチェック制度実施結果、監査実績結果 など ② 内部監査の状況当社は、代表取締役社長直轄の組織として監査室(内部監査部門と財務報告に係る内部統制部門の相互連携を図るため、両部門を監査室に所属させております。)を設置しております。監査室は、財務報告に係る内部統制に関わる業務の運用状況の点検・確認のほか、業務全般の品質向上、事故の未然防止を目的に、当社及び連結子会社の内部監査を実施しており、有価証券報告書提出日現在18名が従事しております。内部監査は、年間の監査方針及び基本計画からなる基本計画書、並びに基本計画書に基づいて作成する実施計画書に従い、行っております。監査室が取締役会に直接報告する仕組みはありませんが、監査の結果については、速やかに代表取締役社長へ報告するとともに、監査報告会(四半期毎開催)においても報告しております。また、適宜改善を要請し、改善状況を確認するとともに、必要に応じて別途フォローアップを実施することで、確実に業務が改善できるよう体制を整えております。監査室と監査等委員会は、原則として毎月連絡会を開催し、内部監査の実施状況及び財務報告に係る内部統制に関わる業務の運用状況を、監査室より監査等委員会に報告しております。また、監査室の代表取締役社長に対する監査報告会には監査等委員会も出席し、相互連携を図っております。監査室長は、監査等委員会と会計監査人との四半期毎の定期会合に同席し、会計監査人から報告される会計監査計画とその実施状況、監査上の留意事項について情報共有を受けるとともに、内部監査の実施状況及び財務報告に係る内部統制に関わる業務の運用状況を報告し、相互連携を図っております。③ 会計監査の状況1) 監査法人の名称有限責任監査法人トーマツ2) 継続監査期間35年間3) 業務を執行した公認会計士監査責任者 公認会計士 上田 知範公認会計士 甲斐 貴志4) 監査業務に係る補助者の構成公認会計士14名、公認会計士試験合格者3名及びその他の者9名5) 監査法人の選定方針と理由当社は、以下の選定基準等に基づき検討し、監査等委員会の承認決議により会計監査人になるべき監査法人を選定しております。(ⅰ)選定基準(1) 株主の負託に応え、監査法人としての職務を適切に遂行できること。(2) 当社の事業内容を理解し、中立的・客観的観点から監査を行い、当社の経営の健全性確保に貢献することが期待できること。(3) 監査等委員会監査との連携の重要性を認識し、監査等委員と適切なコミュニケーションがとれること。(4) 日本公認会計士協会が定める上場会社監査事務所登録制度に登録し、企業会計審議会が定める監査に関する品質管理基準を満たす監査法人であること。(5) 次項(ⅱ)に定める欠格事由に該当しないこと。(ⅱ)欠格事由(1) 反社会的勢力との関係が認められる。(2) 会社法第337条第3項に定める欠格事由に該当する。(3) 会計監査人の職務執行に影響を及ぼす特別の利害関係がある。また、当社は、会計監査人の解任又は不再任の決定の方針を定めております。当社の監査等委員会は、監査法人が会社法第340条第1項各号に該当すると認められ、かつ、改善の見込みがないと判断した場合、監査法人の解任を検討します。そのほか監査法人が職務を適切に遂行することが困難であると認められる場合、又は監査の適切性をより高めるために監査法人の変更が妥当であると判断される場合、監査法人の解任又は不再任について検討します。当社は、以上の選定方針を踏まえ、適正な会計監査が期待できると判断し、当事業年度において上記監査法人を会計監査人として選定しております。6) 監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員会は、品質管理体制、監査の方法等、予め定めている評価基準について監査法人の評価を行い、5)に記載した解任又は不再任の検討において考慮しております。 ④ 監査報酬の内容等1) 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社45-454連結子会社16-17-計61-624当連結会計年度の当社における非監査業務の内容は、企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」の適用による会計方針の検討に関するアドバイザリー業務であります。2) 監査公認会計士等と同一のネットワーク(デロイトグループ)に対する報酬( 1)を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-4-5連結子会社-14-12計-19-17前連結会計年度及び当連結会計年度の当社における非監査業務の内容は、海外支店に係る税務アドバイザリー業務等であります。また、前連結会計年度及び当連結会計年度の連結子会社における非監査業務の内容は、海外子会社に係る税務申告補助業務等であります。3) その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。4) 監査報酬の決定方針当社では、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針の定めはございませんが、監査契約の締結につきましては、監査日程や監査計画などを検討し、監査等委員会の同意を得て取締役会で決議しております。5) 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査人の職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠等を確認し、検討した結果によるものであります。
株式の保有状況3,375字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするものを純投資目的である投資株式に区分し、それ以外のものを純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、経営戦略上重要な業務提携・資金調達・仕入等に必要な企業の株式を保有する場合がありますが、同株式の保有については、関連する取引や配当金による収益及び株式保有コスト等を定量的に検証することにより、保有先企業の収益性と安定性を精査し、中長期的な経済合理性や将来の見通しの視点より保有の適否を毎年検証し、取締役会に報告しております。検証の結果、保有に適さないと判断した株式は、売却を行うなど政策保有株式の縮減に努めております。また、議決権行使は発行会社の効率的かつ健全な経営に役立ち、当社の持続的成長と経営戦略実現に資するものであるかを個別に判断し、適切に行使しております。b. 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式29531非上場株式以外の株式175,595 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式120第三者割当増資の引受による株式取得非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式1111非上場株式以外の株式1292 c. 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注1)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)C.E. Info Systems Limited1,500,0001,500,000インド地図データの仕入先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。また、当社は2011年6月にインド市場への進出を企図し、同社との資本業務提携を締結しております。無2,0544,459㈱西日本フィナンシャルホールディングス300,440300,440同社関係会社が当社の大株主であり、主要金融機関であることから、継続的な取引関係維持のために保有しております。無(注2)1,113627㈱九州リースサービス440,000440,000主要金融機関系列のリース会社であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無598444㈱カカクコム154,200154,200当社の取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。また、同社と当社は、新たなサービス開発を推進することを目的として、2015年5月に資本業務提携を締結しております。有319328トヨタ自動車㈱100,000100,000当社の大株主であり、同社関係会社がカーナビゲーション用データの主要な取引先であることから、継続的な取引関係維持のために保有しております。有316261㈱ふくおかフィナンシャルグループ38,08538,085同社関係会社が主要金融機関であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無(注2)224149第一交通産業㈱300,000300,000地域経済の発展における地場企業との協調のために保有しております。有220229㈱安川電機43,00043,000同社関係会社が当社連結子会社の取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無172160㈱長府製作所58,60058,600地域経済の発展における地場企業との協調のために保有しております。有116107ユーソナー㈱60,000-当社の取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。なお、同社は当事業年度に新規上場しております。無105- 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注1)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱山口フィナンシャルグループ34,00034,000同社関係会社が主要金融機関であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無(注2)8159NTT㈱(注3)510,000510,000当社の大株主であり、同社及びその関係会社が取引先であることから、継続的な取引関係維持のために保有しております。また、同社と当社は、両者の強みを融合し、地理空間情報を高度に活用するスマート社会の実現に向けた協業を推進していくことが、それぞれの企業価値の向上に資するものと考え、2020年3月に資本業務提携を締結しております。有8073TOTO㈱12,00012,000当社連結子会社の取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無6146九州旅客鉄道㈱10,00010,000同社及びその関係会社が当社グループの取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。また、同社と当社持分法適用関連会社は、事業の発展に向けた成長戦略を実現するべく、2018年12月に資本業務提携を締結しております。無3736第一生命ホールディングス㈱(注4)22,4005,600同社関係会社が当社グループの取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。無(注2)3125㈱ナフコ15,00015,000当社グループの取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しております。有3126㈱スターフライヤー14,00014,000地域経済の発展における地場企業との協調のために保有しております。無2735ダイナミックマッププラットフォーム㈱-480,000当社の取引先であり、継続的な取引関係維持のために保有しておりました。無-703(注)1 定量的な保有効果の記載が困難であるため、記載しておりません。なお、関連する取引や配当金による収益及び株式保有コスト等を定量的に検証することにより、保有先企業の収益性と安定性を精査し、中長期的な経済合理性や将来の見通しの視点により保有の適否を検証し、2026年5月18日開催の取締役会に報告しております。2 保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、同社関係会社が当社の株式を保有しております。3 NTT㈱は、2025年7月1日付で日本電信電話㈱より商号変更しております。4 第一生命ホールディングス㈱は、2025年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割してお ります。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式----非上場株式以外の株式150411,200 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式2105488 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針C.E. Info Systems Limited368,0615042024年3月期政策保有株式の縮減を図るため、保有目的を純投資目的に変更いたしました。純投資目的保有の株式については、株価動向等を注視した上で順次売却を進める方針であります。
沿革1,861字
2【沿革】年月概要1974年3月住宅地図・各種地図・図書等の企画出版を目的とする株式会社善隣を北九州市小倉区に設立(組織変更、資本金10百万円)1983年7月株式会社善隣を株式会社ゼンリンに商号変更1983年8月株式会社善隣出版社及び日本住宅地図出版株式会社を吸収合併し、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪他全国各地の事業所を引継ぎ地図情報企業として全国展開が可能な体制を確立1984年5月株式会社日立製作所と共同で「住宅地図製作自動化システム」を確立、さらに「住宅地図情報利用システム」を開発1985年11月株式会社日立製作所及び株式会社写研との共同により、文字・図形情報を入力した磁気テープから直接印刷用の刷版を作る「レーザー製版システム」を開発1986年11月地図情報のデータベース「Zmap電子地図」及びソフトウエアプログラム「Zmap-PC」を開発1988年1月東京都23区の「Zmap電子地図」及びソフトウエアプログラム「Zmap-PC」を発売開始(以降、政令指定都市を重点に全国に拡販)1990年3月外注先である株式会社天地堂印刷製本所(現、株式会社ゼンリンプリンテックス(連結子会社))を事業の緊密性を図り、製版・印刷の効率化を高めるため子会社化1991年10月汎用化を狙ったカーナビゲーション用のナビゲーションシステム研究会の統一規格に沿ったソフト「ナビソフト」を開発1992年5月作業の効率化を図るため、生産本部の一部(製版・印刷・製本部門)を株式会社ゼンリンプリンテックス(連結子会社)へ移管1992年6月全国版・関東リゾートガイド等の「ゼンリン・ナビソフト」を新発売1992年12月北九州市戸畑区に「ゼンリンテクノセンター」を竣工、開発本部が当センターに集結1994年9月福岡証券取引所に上場1996年9月東京証券取引所市場第二部に上場2000年4月電子地図の北米海外拠点として、ZENRIN USA, INC.(現、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社))をアメリカに設立電子地図のインターネット配信事業のため、株式会社ゼンリンデータコム(連結子会社)を設立2001年8月電子地図の立体映像技術の研究、開発のため、株式会社ジオ技術研究所(連結子会社)を設立2002年7月CD-ROM版住宅地図「デジタウン」を新発売2005年10月電子地図の欧州海外拠点として、ZENRIN EUROPE GmbH(連結子会社)をドイツに設立2006年3月東京証券取引所市場第一部に上場2013年3月東京都千代田区に東京本社を設置2014年5月本社を北九州市小倉北区から同市戸畑区に移転2016年9月海外事業を中心とした事業強化のため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)及び同社の子会社であるAbalta Technologies EOOD(連結子会社)を子会社化2020年4月マーケティングソリューションビジネスの更なる事業拡大を図るため、株式会社ゼンリンマーケティングソリューションズ(連結子会社)が同社の子会社3社(株式会社ゼンリンビズネクサス、株式会社ゼンリンジオインテリジェンス、大東マーケティングソリューションズ株式会社)を吸収合併 当社グループ全体の福利厚生を取りまとめる(管理・運営)会社として、株式会社タイコー(現、株式会社ゼンリンウェルサポート(連結子会社))を子会社化2021年1月当社グループのシステム開発体制の強化を図るため、株式会社ワイズ・コンピュータ・クリエイツ(現、株式会社ゼンリンマップテック(連結子会社))を子会社化 ベンチャー企業への投資を通じた既存事業の成長と新規事業の創出のため、CVC子会社である株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ(連結子会社)を設立2021年4月GISビジネスの更なる拡充を図るため、株式会社カーネル(連結子会社)を子会社化2022年1月北米事業拡大を図るため、Abalta Technologies, Inc.(連結子会社)がZENRIN USA, INC.を吸収合併2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行2024年4月ITソリューションの開発・販売の強化を図るため、ローカスブルー株式会社(連結子会社)を子会社化2025年7月AIを活用したインフラ管理ソリューションを強化するため、株式会社アーバンエックステクノロジーズ(連結子会社)を子会社化
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2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 16:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
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